(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6066243
(24)【登録日】2017年1月6日
(45)【発行日】2017年1月25日
(54)【発明の名称】トイレットペーパーホルダー
(51)【国際特許分類】
A47K 10/36 20060101AFI20170116BHJP
【FI】
A47K10/36 F
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-42786(P2016-42786)
(22)【出願日】2016年2月16日
【審査請求日】2016年2月16日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516068387
【氏名又は名称】石畑 辰夫
(72)【発明者】
【氏名】石畑 辰夫
【審査官】
七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭62−105849(JP,A)
【文献】
実開昭63−128891(JP,U)
【文献】
実開昭49−144540(JP,U)
【文献】
特開2007−089849(JP,A)
【文献】
実開昭56−150499(JP,U)
【文献】
特開2004−136076(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 10/36
A47K 10/38
B65H 16/00−16/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
溝(1A)と溝に接続される切り欠き(1B)を正面方向または背面方向の外周(1Dまたは1C)に設けたフレーム(1)の左右一対と、溝に係止する段差(2B)を有した芯棒(2)と、水平部(3A・4A)と水平部の両端に接続した2つのアングル部(3B・4Bおよび3C・4C)からなる略コの字形状のロールバー(3)及びガイドバー(4)から構成され、左のフレームの溝より上方に設けた同じ支点(1E)にロールバー及びガイドバーの左のアングル部が揺動可能に係止され、同様にロールバー及びガイドバーの右のアングル部も右のフレームの溝より上方の左の支点(1E)と左右対称となる位置に設けた同じ支点に揺動可能に係止され、ガイドバーの水平部の揺動半径(R2)はロールバーの水平部の揺動半径(R1)より大きく、ガイドバーの水平部の揺動軌跡(4E)上に芯棒の中心(2A)があり、芯棒(2)を穴(10A)に通して装着したトイレットペーパー(10)の一番外周の1枚をロールバー(3)の水平部(3A)の上を背面方向から正面方向に通過させ、通過した部分を上からガイドバー(4)の水平部(4A)で押さえて、その当たり面に沿って切り取ることを特徴とするトイレットペーパーホルダー。
【請求項2】
ガイドバーの水平部は揺動方向に略凸形状部(4F)を有することを特徴とする、請求項1記載のトイレットペーパーホルダー。
【請求項3】
ロールバーの水平部は略円柱形状または略三角柱形状であることを特徴とする、請求項1または2に記載のトイレットペーパーホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレットペーパーホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
トイレットペーパーの中には、芯をなくした上に、小さい穴から長く巻くことで、省資源化と流通コスト削減、交換頻度の減少、等々でエコ社会と省エネルギー化に貢献する優れたタイプのものがある。
またトイレットペーパーを切り取るトイレットペーパー用カッターは、トイレットペーパーホルダーに組み込まれていることが多く、トイレットペーパーホルダーにはトイレットペーパーの確実な保持が長期にわたりできるように、保持部の構造に特徴をもたせたものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平7−036892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のエコ社会と省エネルギー化に貢献する優れたタイプのトイレットペーパーは積極的に活用したいが、様々な要因で普及が阻害されている実情がある。その主な阻害要因として以下2点があげられる。
1点目はトイレットペーパーホルダーに関するものであり、特許文献1に示すトイレットペーパーホルダーのように、芯がなく、穴が小さいものは装着できないが、従来型の穴の大きなトイレットペーパーなら着脱が非常に簡単である、といった、それなりに便利な既設のトイレットペーパーホルダーが市場で多く存在し、転居や新築の際に、わざわざ特別なトイレットペーパーホルダーに交換する事まではしないことが多い点が挙げられる。
2点目はトイレットペーパーに関するものであり、仮に、穴の小さいものを装着できるトイレットペーパーホルダーがあったとしても、トイレットペーパーの外径が小さくなるほど、元々ロール状のトイレットペーパーの宿命とも言える、トイレットペーパー先端がロール本体から剥がし難い欠点が増長されて使い難い点が挙げられる。そのため芯がなく、穴の小さいトイレットペーパーを店頭販売している店は少ない。
そこで、本発明は、芯の有無や穴のサイズに関係なく、どんな種類のトイレットペーパーでも装着できて、その先端を最後まで簡単に取り出せて、きれいに切り取ることができる機能を持ち、尚且つ既設のトイレットペーパーホルダーを外すことなく、それに増設することも可能な構造のトイレットペーパーホルダーを提供することで、芯のない、穴の小さなエコ社会と省エネルギー化に貢献する優れたタイプのトイレットペーパーの普及促進の一助になることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を有する。
【0006】
第1の手段として、溝と溝に接続される切り欠きを正面方向または背面方向の外周に設けたフレームの左右一対と、溝に係止する段差を有した芯棒と、水平部と水平部の両端に接続した2つのアングル部からなる略コの字形状のロールバー及びガイドバーから構成され、左のフレームの溝より上方に設けた同じ支点にロールバー及びガイドバーの左のアングル部が揺動可能に係止され、同様にロールバー及びガイドバーの右のアングル部も右のフレームの溝より上方に設けた同じ支点に揺動可能に係止され、ガイドバーの水平部の揺動半径はロールバーの水平部の揺動半径より大きく、ガイドバーの水平部の揺動軌跡上に芯棒の中心があることを特徴とする。
【0007】
第2の手段として、ガイドバーの水平部は揺動方向に略凸形状部を有することを特徴とする。
【0008】
第3の手段として、ロールバーの水平部は略円柱形状または略三角柱形状であることを特徴とする。
【0009】
どんな種類のトイレットペーパーでも装着できるようにするには、最も穴の小さいトイレットペーパーの穴でも通る細い芯棒を用いて、これを貫通させた様々な種類のトイレットペーパーを、左右一対のフレームの背面方向の外周に設けた切り欠きに接続された溝に引っ掛けて装着する。なお芯棒は、両端の近傍に溝に係止する段差を有する。
【0010】
そして、トイレットペーパーの先端を最後まで簡単に取り出せてきれいに切り取るためには、その先端と先端から背面方向に向かう外周を含んだ先端の周辺部を、水平部と水平部の両端に接続した左右のアングル部からなる略コの字形状で、左右の溝より上方に設けた支点に左右のアングル部が揺動可能に係止されることによって、上からトイレットペーパーの表面に水平に乗るように吊り下げたロールバーの水平部の上を通過させて本体から剥離させることで簡単に取り出せて、さらにロールバーと同様の構造、すなわち水平部と水平部の両端に接続した左右のアングル部からなる略コの字形状で、左右の溝より上方に設けた支点に左右のアングル部が揺動可能に係止されて、トイレットペーパーの表面に水平に乗るように吊り下げられたガイドバーの水平部の当たる箇所に沿ってトイレットペーパーをきれいに切り取ることが可能である。
【0011】
そしてガイドバーの水平部の揺動半径はロールバーの水平部の揺動半径より大きく、ガイドバーの水平部の揺動軌跡上に芯棒の中心があるように設ける。
【0012】
上記の構造とすることで、ロールバーによって本体から剥離したトイレットペーパーの先端の周辺部を、同じく上からトイレットペーパーの表面に乗るように吊り下げたガイドバーの水平部が芯棒の中心(中心線)に向かって揺動軌跡を描いて押さえることが可能となり、トイレットペーパーの外径が小さくなっても、あるいは細い芯棒に大きな穴の一般的なトイレットペーパーを装着した場合でも、先端を最後まで取り出せて、安定してきれいに切り取ることが可能である。
【0013】
ガイドバーの水平部が揺動方向に略凸形状を有することで、ガイドバーが左右のフレームの外側に配置された場合、トイレットペーパーの外径がフレームの幅より小さくなっても、ガイドバーの水平部の揺動方向の先端が確実にトイレットペーパーの外周に当たる(押さえる)ため、さらに最後まできれいに切り取ることが可能である。
【0014】
尚、トイレットペーパーの種類によって太さの異なる芯棒を使い分けることで、より一層トイレットペーパーの滑らかな動作も可能である。
【0015】
ロールバーの水平部を略円柱形状または略三角柱形状にすることで、この水平部に上から巻き付いた形に形状変化している状態のトイレットペーパーの先端の周辺部を、ロールバーの水平部と一緒に摘まみあげる動作をしたときに、ロールバーの水平部は滑って持ち上がらず、結果的にトイレットペーパーのみが二重に折り重なって摘めている状態を作り出すことが可能である。
【0016】
トイレットペーパーを切り取るときは、片方の手でツマミによりガイドバーを持ち上げて、もう片方の手で上記の方法でトイレットペーパーの先端の周辺部を摘んで引き出し、持ち上げていたガイドバーを降ろして水平部をトイレットペーパー表面に軽く押し付けて、水平部と当たる箇所に沿ってペーパーを切り取る。
【0017】
そして、芯棒、ロールバー及びガイドバーは左右一対の板状のフレームに係止されているため、このフレームを既設のトイレットペーパーホルダーの左右の側面に貼り付けて吊り下げることで、既設のトイレットペーパーホルダーを外すことなく、本発明を上下2段式のトイレットペーパーホルダーの下段部分として増設することが可能である。
【0018】
また、切り欠きを左右一対のフレームの正面方向の外周に設けることで、別の実施形態として上下方向に1段、あるいは複数段で構成される新設用のトイレットペーパーホルダーとすることも可能である。
【発明の効果】
【0019】
[課題を解決するための手段]に記載の構造により、[発明が解決しようとする課題]に対応した以下の効果を有する。
(イ)芯の有無や穴の大きさに関係なく、全てのトイレットペーパーの装着が可能である。
(ロ)トイレットペーパーの外径が小さくなっても、先端を最後まで簡単に取り出せてきれいに切り取る事が可能である。
(ハ)既設のトイレットペーパーホルダーに増設することが可能である。
【0020】
加えて以下の効果を有する。
(ニ)別の実施形態として上下方向に1段、あるいは複数段で構成される新設用とすることも可能である。
(ホ)構造が簡単なため、安価に製作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の構成を表す斜視図であり、既設のトイレットペーパーホルダーに増設した実施形態を表すものである。
【
図2】
図1におけるロールバー及びガイドバーの詳細を表す左側面及び正面の拡大図である。
【
図3】本発明によりトイレットペーパーがカットされた状態を表す斜視図である。
【
図4】本発明の使用方法を表す図であり、トイレットペーパーをカットしている状態を表すものである。
【
図5】本発明の別の実施形態を表す斜視図であり、新設する場合の構成を表すものである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお本記載は特許請求の範囲を示した例であり、特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。
【0023】
本発明において水平方向(左及び右)、奥行き方向(正面及び背面)、鉛直方向(上及び下)及び揺動方向は、
図1及び2に記載したX、Y、Z及び揺動方向で定義される。
【0024】
図1〜4は本発明の実施形態として、既設のトイレットペーパーホルダーに増設する場合の構造及び使用方法を表すものである。これらの図面に基づいて、最初に既設のトイレットペーパーホルダーに増設する場合を説明する。
【0025】
両端の近傍に段差2Bを有した芯棒2を穴10Aに通したトイレットペーパー10を、左右一対のフレーム1のそれぞれの背面方向の外周1Cに設けた切り欠き1Bに接続された溝1Aに、段差2Bを引っ掛けて芯棒2を係止することで装着し、溝1Aの上方位置に設けた支点1Eを同軸として、それぞれ自由に揺動できる略コの字形状のロールバー3と、略コの字形状のガイドバー4をそれぞれトイレットペーパー10の表面に乗るように吊り下げる。
【0026】
ロールバー3は水平部3Aと水平部3Aの両端に接続した左のアングル部3B及び右のアングル部3Cからなる略コの字形状で、ガイドバー4も同様に水平部4Aと水平部4Aの両端に接続した左のアングル部4B及び右のアングル部4Cからなる略コの字形状である。
【0027】
さらに左のフレーム1の同じ支点1Eにロールバー3の左のアングル部3B及びガイドバー4の左のアングル部4Bが揺動可能に係止され、同様に右のフレーム1の同じ支点1Eにロールバー3の右のアングル部3C及びガイドバー4の右のアングル部4Cが揺動可能に係止される。
図1〜4では、ガイドバー4の左のアングル部4Bは左のフレーム1の外側(X方向左)に、ガイドバー4の右のアングル部4Cは右のフレーム1の外側(X方向右)に係止されているが、左のアングル部4Bは左のフレーム1の内側(X方向右)に、右のアングル部4Cは右のフレーム1の内側(X方向左)に係止されてもかまわない。
【0028】
そして、ガイドバー3の水平部3Aの揺動半径R2はロールバー4の水平部4Aの揺動半径R1より大きく、ガイドバー4の水平部4Aの揺動軌跡4E上に芯棒2の中心2Aがあるように設ける。
【0029】
トイレットペーパー10を装着し、その一番外周の1枚をロールバー3の水平部3Aの上を背面方向から正面方向に通過させ、通過した部分を上からガイドバー4の水平部4Aで押さえて、その当たり面に沿って切り取った状態を表したのが
図3である。
【0030】
ガイドバー4のレイアウトは上記のように、水平部4Aの揺動方向の先端(
図1におけるZ方向下を向いている先端)が芯棒2の中心2Aに向かって円弧形状の揺動軌跡4Eを描くように揺動半径R2でフレーム1に設置し、ロールバー3のレイアウトも上記のように、ガイドバー4に当たらないように揺動半径R1でフレーム1に設置し、それぞれが自重で最後までトイレットペーパー10の表面に乗り掛かって、トイレットペーパー10の外径の変化に追従する形態とする。これにより、トイレットペーパー10の先端10Bを最後まで確実に取り出せてきれいに切り取ることが可能である。
【0031】
ガイドバー4の水平部4Aは揺動方向に略凸形状部4Fを有してもよい。この場合は水平部4Aの揺動方向の先端(
図1におけるZ方向下を向いている先端)が凸形状または略凸形状となるようにする。略凸形状部4Fの幅(X方向の長さ)は左右のフレーム1間の幅(X方向の長さ)より小さくする。
これにより、トイレットペーパー10の外径がフレーム1の幅(Y方向の長さ)より小さくなっても、水平部4Aの揺動方向の先端(
図1におけるZ方向下を向いている先端)が確実にトイレットペーパー10の外周に当たる(押さえる)ため、更にトイレットペーパー10の先端10Bを最後まで取り出せてきれいに切り取ることが可能である。
【0032】
ロールバー3の水平部3AのX方向における断面形状を円形状あるいは略円形状、または、三角形状あるいは略三角形状とすることで、トイレットペーパー10の先端10Bの周辺部をこのロールバー3と一緒に摘まむ動作をしてもロールバー3は滑って持ち上げることができず、結果的にトイレットペーパー10のみを摘まむことが可能となる。
【0033】
使用方法は
図3及び4に表すように、ガイドバー4の側面に設けたツマミ4Dを持ってガイドバー4を持ち上げて、現れたロールバー3を巻き込んだ姿のトイレットペーパー10の先端10Bの周辺部を、ロールバーの水平部3Aの上半分と一緒に摘まもうとすると水平部3Aは滑るため、トイレットペーパー10だけが二重に折り重なって摘めている状態になり、そのまま任意の長さまでトイレットペーパーを引き出し、持ち上げていたガイドバー4を降ろしてトイレットペーパー10の本体に軽く押し付けた状態で、水平部4Aの揺動方向(
図1におけるZ方向下をむいている先端)に沿ってトイレットペーパー10を、切り取る。
図4における10Cは新たに切り取った断面である。
【0034】
本発明を構成する芯棒2、ロールバー3及びガイドバー4は、左右一対の板状のフレーム1に係止されているため、既設のトイレットペーパーホルダー20を外すことなく、その側面に貼り付けて増設することが可能である。
【0035】
また、増設ではなく、別の実施形態として新設用とすることも可能である。この場合は[
図5]で表すように、切り欠き1Bを左右一対のフレーム1の正面方向の外周1Dに設ける。
これにより、上下方向に1段、あるいは複数段で構成することも可能で、種類の違うトイレットペーパー10を予備として装着することも可能であるし、また、トイレットペーパー10を正面方向から装着することによって、設置時のトイレットペーパー10の背面とその背後とのスペースが狭くて新しいトイレットペーパー10を背面側から装着し難い欠点を補完することも可能である。
【0036】
本発明はトイレットペーパーに限らず、ロール状にされた紙やアルミ箔を切り取るカッターとして利用することもできる。
【符号の説明】
【0037】
1 フレーム
1A 溝
1B 切り欠き
1C 外周(背面方向)
1D 外周(正面方向)
1E 支点
2 芯棒
2A 中心
2B 段差
3 ロールバー
3A 水平部
3B アングル部(左)
3C アングル部(右)
4 ガイドバー
4A 水平部
4B アングル部(左)
4C アングル部(右)
4D ツマミ
4E 水平部の揺動軌跡
4F 略凸形状部
10 トイレットペーパー
10A 穴
10B 先端
10C 新たに切り取った断面
20 既設のトイレットペーパーホルダー
R1 ロールバー水平部の揺動半径
R2 ガイドバー水平部の揺動半径
【要約】
【課題】どんな種類のトイレットペーパーも装着でき、先端を最後まで簡単に取り出せて、きれいに切り取ることができ、既設のトイレットペーパーホルダーに増設することも可能なトイレットペーパーホルダーの提供。
【解決手段】溝と溝に接続される切り欠きを外周に設けたフレームの左右一対と、溝に係止する段差を有した芯棒と、水平部と水平部の両端に接続した2つのアングル部からなる略コの字形状のロールバー及びガイドバーからなり、左のフレームの溝より上方に設けた同じ支点にロールバー及びガイドバーの左のアングル部が揺動可能に係止し、ロールバー及びガイドバーの右のアングル部も同様に揺動可能に係止し、ガイドバーの水平部の揺動半径はロールバーの水平部の揺動半径より大きく、ガイドバーの水平部の揺動軌跡上に芯棒の中心を設ける。
【選択図】
図1