(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ポリマーが、修飾ポリカーボネート、超高分子量ポリエチレン、アタクチックポリプロピレン、シリコーンエラストマー、熱可塑性ポリオレフィン、熱可塑性エラストマー、又はそれらの任意の組み合わせを含む請求項1または2に記載のシステム。
前記接着テープを、前記粘着接着剤が裏材の下側と接触し、少なくとも1つの隣接するカーペットタイルと前記設置面とにカーペットタイルを固定するように、裏材の下側と設置面との間に位置することを含む方法に従って使用される、請求項1〜19のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記不利な条件が、
少なくとも5ポンド/24時間/1000平方フィートの水蒸気放出率、
少なくとも90%の原位置相対湿度、及び
少なくとも10の表面水分pH
のうち少なくとも1つを含み、
カーペットタイルが不利な条件下で寸法安定性を維持する、システム。
前記接着剤固定材が、片面接着テープ、両面接着テープ、耐滑り性設置側面を有する片面接着テープ、耐滑り性裏材側面を有する片面接着テープ、または自己担持型接着剤からなる、請求項24に記載のシステム。
前記カーペットタイルが複数のカーペットタイルのうち第1のカーペットタイルであり、該複数のカーペットタイルが設備において隣り合った配置に置かれており、かつ前記接着剤固定材が裏材の下側と設置面との間に位置しており、
該接着剤固定材が複数のカーペットタイルを設備内で隣り合った配置に維持する、請求項24〜28のいずれか一項に記載のシステム。
前記接着剤固定材が、片面接着テープ、両面接着テープ、耐滑り性設置側面を有する片面接着テープ、耐滑り性裏材側面を有する片面接着テープ、または自己担持型接着剤からなる請求項38〜40のいずれか一項に記載のシステム。
前記接着剤固定材が、1mil〜5milの厚さで、20000重量ポンド/平方インチ〜40000重量ポンド/平方インチの引張強度を有する接着テープからなる、請求項38〜41のいずれか一項に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は一般に、不利な設置環境を含めた幅広い種類の設置環境において使用するためのモジュラーカーペット(例えばカーペットタイル)システムを対象とする。本開示のモジュラーカーペットシステムは一般に、不利な設置条件であっても寸法安定性を保つことができる(すなわち、x、y及びz方向の変形並びに平面状態からのずれの両方に耐える)モジュラーカーペット(例えばカーペットタイル)と、不利な設置条件であっても接着性の相当な低下に耐えることができる接着剤とを含む。
【0010】
際だって対照的に、寸法安定性のないカーペットタイルは、曲がり、ゆがみ又はカールし始めることがあり、それにより接着剤及び/又は設置面から離れ、一方、不安定な接着剤は、接着性が低下し始めることがあり、それによりカーペットタイルをその固定された位置から剥離させる。したがって、タイル又は接着剤のいずれかの安定性が不利な条件によって著しく損なわれる場合、タイルはそれらの所望のエッジどうしの(例えば隣り合った)配置から意に反してずれる又は移動することがある。
【0011】
この開示のモジュラーカーペットシステムは、様々な不利な条件に耐える(すなわち安定性を保つ)ことが可能であり得る。例えば、このモジュラーカーペットシステムは一般に、ASTM F1869−04又は任意の他の適切な試験法を用いて測定される、少なくとも約4ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約5ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約6ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約7ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約8ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約9ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約10ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約11ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約12ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約13ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約14ポンド/24時間/1000平方フィート、少なくとも約15ポンド/24時間/1000平方フィート、又は少なくとも約16ポンド/24時間/1000平方フィートの水蒸気放出率(MVER)を有する床上に設置された場合に安定であり得る。
【0012】
別の例として、このモジュラーカーペットシステムは、例えばASTM F2170−02又は任意の他の適切な試験法を用いて測定される、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、又は少なくとも約95%の原位置相対湿度を有する床上に設置された場合に安定であり得る。一つの具体例において、このモジュラーカーペットシステムは、ASTM F2170−02又は任意の他の適切な試験法を用いて測定される100%の原位置相対湿度を有する床上に設置された場合に安定であり得る。
【0013】
さらに別の例として、このモジュラーカーペットシステムは、ASTM F710−05又は任意の他の適切な試験法を用いて測定される、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10、少なくとも約11、少なくとも約12、又は少なくとも約13の表面pH(例えば表面水分pH)を有する床上に設置された場合に安定であり得る。
【0014】
さらに別の例として、このモジュラーカーペットシステムは、上記の特徴の任意の組み合わせを有する床上に設置された場合に安定であり得る。
【0015】
本発明の発明者らは、不利な条件にさらされた場合であっても寸法安定性を保つタイルを、接着性が相当に低下することなく不利な条件に耐えることができる接着剤と組み合わせて使用することは、これまでに既知のタイルシステムによって実現することができなかった大きな有益性をもたらすことを見い出した。具体的には、これらの構成要素を組み合わせて使用することによって、このシステムは、これまでは完全に不適切であると考えられていたであろう多くの環境において設置することができる。したがって、本発明のシステムは市場の大きな隙間を満たす。
【0016】
ここでシステムの個々の構成要素に目を向けると、寸法安定性のあるカーペットタイルは一般に、様々な環境要因に応じて、その長さ、幅若しくは厚さの変化又は平面状態からのずれをほとんど又は全く示さず、したがってタイル全体が設置面と実質的に対面する関係(例えば、対向し接触した対面の関係)を長期にわたって維持することができる。したがってカーペットタイルの寸法安定性は、線形安定性(すなわち長さ又は幅(MD又はCD)の変化、例えば伸び又は収縮)と平面安定性(すなわち平面/平坦/水平/平らからのずれ)の状態(例えばドーム形成又はカール、これは多くの場合z−方向の厚さの変化も示す)の両成分を含む。
【0017】
線形安定性は一般に、不利な条件にさらされた後でISO 2551又は任意の他の適切な試験法を用いて測定して、約0.15%未満、例えば約0.14%未満、約0.13%未満、約0.12%未満、約0.11%未満、約0.10%未満、約0.09%未満、約0.08%未満、約0.07%未満、約0.06%未満、約0.05%未満、約0.04%未満、約0.03%未満、約0.02%未満、又は約0.01%未満のカーペットタイルの長さ又は幅の変化を示すものとして特徴づけることができる。これは、例えばISO 2551又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、18インチ×18インチタイルについては約0.027インチ未満(すなわち+/−0.027インチ以内)、24インチ×24インチタイルについては約0.036インチ未満(すなわち+/−0.036インチ以内)、又は36インチ×36インチタイルについては約0.054インチ未満(すなわち+/−0.054インチ以内)の変化に相当する。
【0018】
平面安定性は一般に、例えばISO 2551又は他の適切な試験法に従って加熱する前及び/又は後に測定して、約0.078インチ未満、約0.075インチ未満、約0.070インチ未満、約0.065インチ未満、約0.060インチ未満、約0.055インチ未満、約0.050インチ未満、約0.045インチ未満、約0.040インチ未満、約0.035インチ未満、約0.030インチ未満、約0.025インチ未満、約0.020インチ未満、約0.015インチ未満、又は約0.010インチ未満の平面性のずれを示すものと特徴づけることができる。
【0019】
本発明の発明者らは、カーペットタイルの裏材(すなわち二次基布)の特性が、不利な条件であっても特定のカーペットタイルが寸法安定性を有するかどうかを実質的に決定し得ることを認識した。より詳細には、本発明の発明者らは、いくらか可撓性のある裏材が設置面上により平坦に置かれる傾向があり、これは不利な条件にさらされた場合の寸法変化に耐えるのを助けることを見い出した。
【0020】
一態様において、裏材は少なくとも約50%のアモルファス含量を有するポリマーを含んでいてもよい。理論によって拘束されることを望まないが、裏材において少なくとも50%のアモルファスポリマー含量を有することは、裏材中のポリマーが「流動」し設置環境の条件により容易に順応することを可能にすると考えられる。様々な例の各々において、裏材のポリマーは、少なくとも約50重量%、少なくとも約55重量t%、少なくとも約60重量%、少なくとも約65重量%、少なくとも約70重量%、少なくとも約75重量%、少なくとも約80重量%、少なくとも約85重量%、少なくとも約90重量%、少なくとも約95重量%のアモルファス含量を有していてもよい。別の例において、裏材のポリマーは100%のアモルファス含量を有していてもよい。
【0021】
一例において、裏材のポリマーは、ポリビニルブチラール(PVB)を含んでいてもよい。本発明の発明者らは、PVBを含む裏材が、不利な条件であってもモジュラーカーペットシステムにおいて安定性をもたらすための使用に特に適している場合があることを見い出した。理論によって拘束されることを望まないが、PVBの完全にアモルファス(すなわち100%アモルファス)の性質が特有の可撓性を裏材に与えると考えられる。加えて、PVBポリマーの分子量は、水分、可塑剤、及び腐食性環境による攻撃に耐えるのに十分に高いと考えられる。さらに他の可能性が考えられる。少なくとも50%がアモルファスであるポリマーを含む市販の裏材の一例は、Tandus Flooring,Inc.より市販されているETHOS(登録商標)タイル裏材である。PVBを含むEthos(登録商標)カーペットタイルは、下記でさらに論じることになるように、不利な条件において寸法安定性があることが分かった。
【0022】
一例において、裏材のポリマーは、修飾ポリカーボネート、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、アタクチックポリプロピレン(a−PP)、シリコーンエラストマー、熱可塑性ポリオレフィン、熱可塑性エラストマー、ビチューメン、又はそれらの任意の組み合わせを含んでいてもよい。そのようなポリマーはすべて、少なくとも50%がアモルファスであってもよい。
【0023】
必要に応じて、裏材は、裏材の約40〜約75重量%の量でフィラーを含んでいてもよい。理論によって拘束されることを望まないが、フィラーがこの量で存在すると、ある程度の寸法安定性を裏材に与え、これは不利な条件であってもタイルが実質的に平坦のままであることを可能にすると考えられる。さらに、フィラーは、アモルファスポリマーの安定化も助け、これは時として低い低温流動性能(すなわち、周囲温度において連続負荷下で材料に起きるゆがみ、変形又は寸法変化)を示す場合があると考えられる。したがって、裏材は不利な条件であってもその形状及び寸法安定性をより良好に維持することができる。
【0024】
したがって、様々な独立した例の各々において、裏材は、例えば約42〜約65重量%、約44〜約60重量%、約45〜約55重量%、例えば約48%、又は約48.5重量%のフィラーを含んでいてもよく、残りは、上記の少なくとも50%がアモルファスのポリマーなどのポリマー又はポリマー材料を含む。任意のフィラー、例えば、炭酸カルシウム、石炭フライアッシュ、硫酸バリウム、タルク、任意の他の適切な材料、又はそれらの任意の組み合わせを使用してもよい。
【0025】
さらに、必要に応じて、裏材は可塑剤を含んでいてもよい(すなわち、外部可塑化されてもよい)。無数の可塑剤が適している可能性があるが、一例において、可塑剤はC8(8個の炭素)又はそれを超えるアルコールベースのエステル可塑剤を含んでいてもよい。
【0026】
他の例において、裏材は、50%未満がアモルファスであってもよいポリマーを含んでいてもよい。例えば、ポリマーは、40%未満がアモルファス、30%未満がアモルファス、20%未満がアモルファス、又は10%未満がアモルファスであってもよい。言い換えると、ポリマーは、少なくとも約10%がアモルファス、少なくとも約20%がアモルファス、少なくとも約30%がアモルファス、又は少なくとも約40%がアモルファスであってもよい。そのようなポリマーの例としては、限定はされないが、ポリエチレンテレフタラート、熱可塑性ポリウレタン、ポリ(トリメチレンテレフタラート)、ポリ乳酸、ポリ塩化ビニリデン、エチレン酢酸ビニル、熱可塑性ポリオレフィン又は他のポリオレフィン、熱可塑性エラストマー、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン、ナイロン、スチレン−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−ブタジエンゴム、アクリル、ビニルアクリル、スチレンアクリル、酢酸ビニルエチレンコポリマー、コルク、又はゴムを挙げることができる。さらに無数の他の可能性が考えられる。上記のように、フィラーもそのような材料と共に使用してもよい。
【0027】
接着剤が上記のように不利な設置条件にさらされた場合であっても安定である限り、多数の接着剤が同様にモジュラーカーペットシステムと共に使用するのに適し得る。接着剤は外部可塑化された裏材と共に使用するのにも適し得る。
【0028】
一つの例示的な実施形態において、接着剤はシリコーン系であってもよい(例えば、シリコーン系ポリマー、シリコーンエラストマー、修飾シリコーンエラストマー、シリコーン系エラストマーなどを含んでいてもよい)。適切なシリコーン系接着剤のいくつかの例が様々な市販の接着テープと関連して評価されており、限定はされないが、SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(Specialty Tapes Manufacturing,Franksville,WIより市販されている)、シリコーン系接着剤を含むTesa 50600ポリエステルテープ(Tesa SEより市販されている)、シリコーン系接着剤を含むARclad 6370ポリエステルテープ(Adhesives Research、Glen Rock、PAより市販されている)、及びシリコーン系接着剤を含むSC−4075ポリエステルテープ(Custom Adhesive Products、Racine、WIより市販されている)が挙げられ、その各々が下記により詳細に説明されている。無数の他のシリコーン系接着剤も適している場合がある。
【0029】
別の例示的な実施形態において、接着剤はウレタン系であってもよい(例えば、ポリウレタン、ヒマシ油系ウレタン、ウレタンホットメルト、反応性ポリウレタンなどを含んでいてもよい)。モジュラーカーペットシステムと共に使用するのに適している可能性のあるウレタン系接着剤の例は、Hauthane L2183及び Hauthane L3378であり、共にHauthaway Corporation、Lynn、MAより市販されている。しかし、無数の他のものが適している場合がある。
【0030】
さらに他の例示的な実施形態において、接着剤は、アクリル系、修飾アクリル、スチレン系(例えば、スチレン−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−アクリル)、ホットメルト系(例えば、ゴム系ホットメルト、EVA、EVA系ホットメルト、ウレタン系ホットメルト)、ブタジエン系(例えば、スチレン−ブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−ブタジエン−ゴム)、エポキシ系、ゴム系(例えば、天然又は合成ゴム)、修飾ゴム、シアノアクリラート、PVB、バイオポリマー系(例えば、酢酸ビニルエチレンコポリマー又はヒマシ油系ウレタン)であってもよい。さらに、上記の接着剤のうちいずれかの任意の組み合わせ又はコポリマー(シリコーン系及びウレタン接着剤を含める)が適している場合がある。
【0031】
不利な条件(例えば上記に示すような)にさらされる前に、接着剤は一般に、ASTM D2979又は任意の他の適切な試験法を用いて測定して、2.3重量ポンドを超える接着タック、例えば、少なくとも約2.5重量ポンド、例えば、少なくとも約3重量ポンド、少なくとも約3.5重量ポンド、少なくとも約4重量ポンド、少なくとも約4.5重量ポンド、少なくとも約5重量ポンド、少なくとも約5.5、少なくとも約6重量ポンド、少なくとも約6.5重量ポンド、少なくとも約71重量ポンド、少なくとも約7.5重量ポンド、少なくとも約8重量ポンド、少なくとも約8.5重量ポンド、少なくとも約9重量ポンド、少なくとも約9.5重量ポンド、少なくとも約10重量ポンド、又は少なくとも約10.6重量ポンドの接着タックを有していてもよい。(この明細書全体を通して接着タック値を重量ポンド/平方インチに変換するために、値を0.66平方インチのプローブ面積で割ってもよい)。
【0032】
上記のような1つ又は複数の不利な条件に約1日、約7日又は約14日さらした後に、接着タックは一般に、ASTM D2979又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、1.3重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約1.5重量ポンド、少なくとも約2重量ポンド、少なくとも約2.5重量ポンド、少なくとも約3重量ポンド、少なくとも約3.5重量ポンド、少なくとも約4重量ポンド、少なくとも約4.5重量ポンド、少なくとも約5重量ポンド、少なくとも約5.5重量ポンド、少なくとも約6重量ポンド、少なくとも約6.5重量ポンド、少なくとも約7重量ポンド、少なくとも約7.5重量ポンド、少なくとも約8重量ポンド、少なくとも約8.5重量ポンド、少なくとも約9重量ポンド、少なくとも約9.5重量ポンド、又は少なくとも約10重量ポンドであってもよい。しかし、使用される接着剤及び接着剤がさらされる条件に応じて、他の接着タック値及びその範囲が考えられる。
【0033】
例えば、水中に約1日、約7日又は約14日浸した後に、接着タックは、ASTMD 2979又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、1.3重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約1.5重量ポンド、少なくとも約2重量ポンド、少なくとも約2.4重量ポンド、少なくとも約2.5重量ポンド、少なくとも約3重量ポンド、少なくとも約3.5重量ポンド、少なくとも約3.6重量ポンド、少なくとも約4重量ポンド、少なくとも約4.1重量ポンド、少なくとも約4.5重量ポンド、少なくとも約5重量ポンド、少なくとも約5.3重量ポンド、少なくとも約5.5重量ポンド、少なくとも約6重量ポンド、少なくとも約6.5重量ポンド、少なくとも約7重量ポンド、少なくとも約7.5重量ポンド、又は少なくとも約8重量ポンドであってもよい。
【0034】
水中に約1日、約7日又は約14日浸した後に、接着タックの低下は約42.8%未満又は約43%未満、例えば、約40%未満、約35%未満、約30%未満、約28%未満、約27.6%未満、約25%未満、約20%未満、約15%未満、約11%未満、約11.3%未満、約10%未満、約7%未満、約6.6%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、水中に特定の期間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0035】
pH12の溶液中に約1日、約7日又は約14日浸した後に、接着タックは、ASTM D2979又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、1.5重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約1.6重量ポンド、少なくとも約2重量ポンド、少なくとも約2.5重量ポンド、少なくとも約2.7重量ポンド、少なくとも約3重量ポンド、少なくとも約3.2重量ポンド、少なくとも約3.5重量ポンド、少なくとも約3.6重量ポンド、少なくとも約4重量ポンド、少なくとも約4.1重量ポンド、少なくとも約4.5重量ポンド、少なくとも約5重量ポンド、少なくとも約5.5重量ポンド、少なくとも約6重量ポンド、少なくとも約6.5重量ポンド、少なくとも約7重量ポンド、少なくとも約7.5重量ポンド、又は少なくとも約8重量ポンドであってもよい。
【0036】
不利な条件(例えば上記のような)にさらされる前に、接着剤は一般に、様々な表面に接着させASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、約130〜約200重量ポンド、例えば、約140〜約170重量ポンド、例えば,約150重量ポンドのせん断(すなわちラップせん断)強度を有していてもよい。(この明細書全体を通してラップせん断接着値を重量ポンド/平方インチに変換するために、値を6平方インチの接触面積で割ってもよい)。他の実施形態において、接着剤のせん断強度は、ASTMD3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、不利な条件にさらされる前では少なくとも約130重量ポンド、例えば、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約163重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。
【0037】
上記のような1つ又は複数の不利な条件に約1日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、98重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。上記のような1つ又は複数の不利な条件に約7日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、84重量ポンドを超えていてもよく、例えば少なくとも約90重量ポンド、例えば少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、例えば少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、又は少なくとも約180重量ポンドであってもよい。上記のような1つ又は複数の不利な条件に約14日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、106重量ポンドを超えていてもよく、例えば少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、例えば少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、又は少なくとも約180重量ポンドであってもよい。しかし、使用される接着剤及び接着剤がさらされる条件に応じて、他のせん断強度値及びその範囲が考えられる。
【0038】
例えば、水中に約1日浸した後に、せん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、109重量ポンドを超えていてもよく、例えば少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約158重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。水中に約1日浸した後に、せん断強度の低下は27.4%未満、例えば、約27%未満、約25%未満、例えば約20%未満、約15%未満、約10%未満、約6.9%未満、約5.1%未満、約5%未満、又は約4%未満であってもよい。いくつかの例において、水中に約1日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0039】
水中に約7日浸した後に、せん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、84重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約90重量ポンド、少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約122重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約158重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約184重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。水中に約7日浸した後に、せん断強度の低下は43.9%未満、例えば約43%未満、約40%未満、約35%未満、約30%未満、約25%未満、約20%未満、約18.9%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、水中に約7日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0040】
水中に約14日浸した後に、せん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、112重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約143重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約187重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。水中に約14日浸した後に、せん断強度の低下は25.6%未満、例えば、約25%未満、約20%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、水中に約14日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0041】
別の例として、高pH溶液(例えば約12)中に約1日浸した後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、98重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約158重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約177重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。高pH溶液(例えば約12)中に約1日浸した後に、せん断強度の低下は35.1%未満、例えば、約35%未満、約30%未満、約25%未満、約20%未満、約18.9%未満、約15%未満、約10%未満、約8.7%未満、約5.4%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、高pH溶液中に約1日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0042】
高pH溶液(例えば約12)中に約7日浸した後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、89重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約90重量ポンド.少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約124重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、少なくとも約194重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。高pH溶液(例えば約12)中に約7日浸した後に、せん断強度の低下は41.1%未満、例えば、約41%未満、約40%未満、約35%未満、約30%未満、約25%未満、約20%未満、約18.7%未満、約17.8%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、高pH溶液中に約7日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0043】
高pH溶液(例えば約12)中に約14日浸した後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、106重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約117重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約188重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、少なくとも約200重量ポンドであってもよい。高pH溶液(例えば約12)中に約14日浸した後に、せん断強度の低下は29.5%未満、例えば、約29%未満、約25%未満、約22.1%未満、約20%未満、約15.3%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、高pH溶液中に約14日間浸した後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0044】
別の例として、水蒸気(例えば100%相対湿度)に約1日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、155重量ポンドを超えていてもよく、例えば、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約177重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。水蒸気(例えば100%相対湿度)に約7日又は14日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において改変される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、少なくとも約90重量ポンド、例えば、少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約106重量ポンド、少なくとも約111重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、又は少なくとも約150重量ポンドであってもよい。水蒸気(例えば100%相対湿度)に約1日、約7日又は約14日さらした後に、せん断強度の低下は、約35%未満、例えば、約30%未満、約29.8%未満、約25.9%未満、約25%未満、約20%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、水蒸気に特定の期間さらした後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0045】
別の例として、高アルカリ蒸気(例えばpHが12)に約1日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、少なくとも約150重量ポンド、少なくとも154重量ポンド、少なくとも155重量ポンド、少なくとも約160重量ポンド、少なくとも約170重量ポンド、少なくとも約180重量ポンド、少なくとも約190重量ポンド、又は少なくとも約200重量ポンドであってもよい。高アルカリ蒸気(例えばpHが12)に約7日又は約14日さらした後に、接着剤のせん断強度は、ASTM D3654(本明細書において修正される)又は任意の他の適切な試験法を用いて測定する場合、少なくとも約90重量ポンド、例えば、少なくとも約100重量ポンド、少なくとも約110重量ポンド、少なくとも約114重量ポンド、少なくとも約117重量ポンド、少なくとも約120重量ポンド、少なくとも約130重量ポンド、少なくとも約140重量ポンド、又は少なくとも約150重量ポンドであってもよい。高アルカリ蒸気(例えばpHが12)に約1日、約7日又は約14日さらした後に、せん断強度の低下は、約35%未満、例えば、約30%未満、約25%未満、約24.1%未満、約22%未満、約20%未満、約15%未満、約10%未満、又は約5%未満であってもよい。いくつかの例において、水蒸気に特定の期間さらした後に、接着性の低下はないか、又は接着性が向上する場合がある。
【0046】
このシステムの接着成分は、様々な異なる方法で及び/又は様々な担体又はビヒクルを用いて供給されてもよく、そのいくつかは本明細書に記載されている。
【0047】
一実施形態において、接着剤は固定材(例えば接着テープ)の一部を構成していてもよい。固定材(例えばテープ)は一般に、タイルが上記のような不利な設置環境に設置される場合であっても、タイルを接続又は接合された状態に保つのに有効であり得る。
【0048】
テープは一般に、互いに重なり対面する関係にある複数の層を含んでいてもよい。テープは、1つ又は複数のタイルの底面(すなわち下面)と接触するためのテープの第1の面(例えば、おもて面又は表面)と、床に隣接する(例えば、床、又は床上に配置される任意の下張りと接触する)ためのテープの第2の面(例えばおもて面又は表面)とを有していてもよい。
【0049】
例えば、第1の実施形態において、テープは、接着剤(例えば接着材料)が基材の一方の面(例えば、タイルに接触する第1の面)の上に配置又は支持される、片面接着テープを含んでいてもよい。使用の際、テープは、テープの接着側が上向きで、接着剤がタイルの下面(すなわち裏材)と接触しているように位置していてもよい。タイルを下にある表面に接着させずにタイルを互いに接続又は接合させて通常の歩行者の通行に耐えるのに十分な安定性をもたらすために、テープは一般に2枚以上のタイル間の少なくとも1つの継ぎ目に(又は2枚以上のタイル、例えば4枚のタイルの隣接する角に)またがっていてもよい。接合させたタイルは一般に、床の上で「浮いている」単一の織物又は「ラグ」として機能するので、接合させたタイルを床の上で集合的に位置変更できる。さらに、必要に応じて又は好みに応じて、床の表面に損傷を与えることなく1つ又は複数の個々のタイルを位置変更、交換、再構成又は変更することができる。
【0050】
接着剤は、上記のものなどの任意の適切な接着剤を含んでいてもよい。接着性のレベルは半永久的(なんらかの努力により剥離可能)又は非永久的(すなわち、容易に剥離可能)であってもよいので、接着剤は、テープをタイルの裏材に接着させるのに十分強力であるが、テープを破壊又は層間剥離(すなわち、接着剤と基材との間の接着性の低下)させずにテープをタイルから剥がせない及び/又は位置変更できないほど強くはない。他の実施形態において、接着性のレベルは永久的(剥離不可能)であってもよい。
【0051】
接着材料は、実質的に連続的な層であるか、又は不連続な層であってもよい(例えば、ランダム又は非ランダムな接着剤のパターン)。この実施形態及び他の実施形態において、接着剤は例えば約0.25mil〜約5mil、例えば約1mil〜約4mil、例えば約2.5mil〜約3.5milの任意の適切な塗工量又は厚さを有していてもよい。しかし、他の適切な厚さ及びその範囲を使用してもよい。
【0052】
この実施形態及び他の実施形態において、基材は一般に、ポリマーフィルム、紙、フォイル、又は任意の他の適切な材料を含んでいてもよい。1つの例示的な実施形態において、基材は、ポリエステルフィルム(例えばポリエチレンテレフタラート)を含んでいてもよい。他の実施形態において、基材は、熱可塑性ポリウレタン、ポリビニルブチラール、ポリ(トリメチレンテレフタラート)、ポリスチレン、ポリ乳酸、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、熱可塑性ポリオレフィン若しくは他のポリオレフィン、ポリ塩化ビニリデン、及び/又はポリプロピレンを含んでいてもよい。無数の他の可能性が考えられる。さらに、基材は、例えば約0.25mil〜約7mil、例えば約1mil〜約5mil、例えば約3mil〜約4mil、例えば約3.5milの任意の適切な厚さを有していてもよい。しかし、他の適切な厚さ及びその範囲が考えられる。
【0053】
したがって、1つの例示的な実施形態において、テープは、約4milのポリエステルフィルム基材上に配置された約2.5milのシリコーン接着剤を含んでいてもよい。別の例示的な実施形態において、テープは、約4milのポリエステルフィルム基材上に配置された約3.5milのシリコーン接着剤を含んでいてもよい。しかし、多数の変形形態が考えられる。
【0054】
一般に、基材は、典型的な負荷下で伸縮に耐えるのに十分な引張強度を有するべきである。一例において、ASTM D882を用いて測定する場合、基材は、約20〜約40重量ポンド、例えば約25〜約32重量ポンド、例えば約27重量ポンドの力の引張強度を有していてもよい。しかし、他の可能性が考えられる。
【0055】
別の例示的な実施形態において、第1の実施形態のテープは、テープの床に接触する第2の面上に、耐滑り性材料を含んでいてもよい。耐滑り性材料は一般に、テープ(及びテープに接合された任意のカーペットタイル)が設置面上で動くのを防ぐのに有効である場合があり、したがってカーペットタイルは、不利な設置条件であっても永久的な接着剤を必要とせずに実質的に所定の位置にとどまる。カーペットタイル(及びタイル上に置かれた任意の物品)の重量は、接合されたタイルが不必要に動くことに対して十分な抵抗性をもたらすことがあるが、一部の設備においては、さらなる耐滑り性が望ましい場合があることが考えられる。
【0056】
耐滑り性材料は、任意の適切な組成を有していてもよい。適切な耐滑り性材料は一般に、フローリング表面上に置かれたカーペットタイルが歩行者の通行にさらされた場合に横への移動に抵抗するが、フローリング表面に実質的に接着もしないように、十分に高い摩擦係数を有するものとして特徴づけることができる。例えば、適切な耐滑り性材料は、少なくとも約0.5、少なくとも約0.6、少なくとも約0.7、又は少なくとも約0.8の摩擦係数を有していてもよい。耐滑り性材料は一般に、カーペットタイル耐滑り性を妨げることがあるフローリング表面から来る汚れ又は他の物質を捕捉することを阻止すべきでもある。このように、カーペットタイルは、通常の使用中には所定の位置にとどまるが、耐滑り性を大幅に低下させることなくフローリング表面から容易に持ち上げ繰り返し位置変更することができる。さらに、いくつかの実施形態において、最小のごみくず又は微粒子を除去するために、耐滑り性コーティングを拭き取るか又はすすぎ、その後カーペットタイルを乾燥させ、元の場所に戻すことが可能であってもよい。
【0057】
適切であり得る材料の例としては、限定はされないが、低タックの非永久的接着剤(上記のようなものなど)、十分に高い摩擦係数を有する天然若しくは合成ポリマー材料(例えばポリオレフィンコーティング、天然ゴムコーティング、アクリルコーティング、任意の他の適切な材料、若しくはそれらの任意の組み合わせなど)、保護材料、発泡体若しくは他の緩衝材、任意の他の適切な材料、又は材料の任意の組み合わせが挙げられる。任意のそのような材料は、理想的にはテープが設置される任意の不利な条件に耐えることも可能であるべきである。
【0058】
耐滑り性材料は、連続又は不連続であってもよく、裏材の全体又は一部に配置されていてもよい。いくつかの実施形態において、下塗り(必要な場合)を耐滑り性材料と裏材の間に配置してもよい。
【0059】
さらに別の例示的な実施形態において、接着剤は、テープの床に接触する第2の面上に配置されていてもよく、耐滑り性材料(例えば、滑り止め材料又は同様の材料)は、テープのタイルに接触する第1の面上に配置されていてもよい。耐滑り性材料は、タイルがテープに対して及びテープが接触している任意の他のタイル(すなわち、任意の接合されたタイル)に対して動くのを制限するのに有効な任意の適切な材料、例えば第2の実施形態に関連して記載されるものなどを含んでいてもよい。任意のそのような材料は、理想的にはテープが設置されている任意の不利な条件に耐えることが可能であるべきである。この例において、テープは、継ぎ目に沿って位置していてもよく、又はタイルの下で継ぎ目から間隔をおいてもよい。
【0060】
さらに別の例示的な実施形態において、テープは、接着剤が基材の第1の面上及び第2の面上の両方に配置されている両面接着テープを含んでいてもよい。特定の用途に必要な場合、各面上の接着剤は同じであっても異なっていてもよい。例えば、タイルに接触している接着剤の剥離強度及び/又はせん断強度は、床に接触している接着剤の剥離強度及び/又はせん断強度を上回っていてもよい。別の例として、タイルに接触している接着剤の剥離強度及び/又はせん断強度は、床に接触している接着剤の剥離強度及び/又はせん断強度を下回っていてもよい。床に接触している接着剤は、永久的、半永久的であってもよく、又は床を損傷することなくタイルを剥がす及び/又は位置変更することができるように非永久的であってもよい。テープは継ぎ目に沿って位置しているか、又はタイルの下で継ぎ目から間隔をおいてもよい。
【0061】
上記の実施形態は単に例示的なものであること、及び本開示が意図する様々な他の実施形態は、特定の用途に必要な場合、より少ない層又はより多い層を有していてもよいことが理解されるであろう。
【0062】
上記の実施形態のいずれかを形成するのに適切であり得るテープの例としては、限定はされないが(記載される特性の値はおおよそのものである):
SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing,Franksville、WIより市販されている)、
シリコーン系接着剤を有するTesa 50600ポリエステルテープ(製造業者により規定される通り、全厚さ3.1mil、対スチール180°ピール36.5オンス/インチ、伸び率110%、引張強度41.1ポンド/インチ)(Tesa SEより市販されている)、
シリコーン系接着剤を有するARclad 6370ポリエステルテープ(3.7〜4milの全厚さにおいて、1milポリエステルフィルム上に2.7〜3milシリコーン系接着剤を有する)(Adhesives Research,Glen Rock、PAより市販されている)、及び
シリコーン系接着剤を有するSC−4075ポリエステルテープ(製造業者により規定される通り、3.5milの全厚さにおいて、2milポリエステルフィルム上に1.5milシリコーン系接着剤を有し、対スチール180°ピールが40オンス/インチ、伸び率が170%、引張強度が55ポンド/インチである)(Custom Adhesive Products,Racine、WIより市販されている)
が挙げられる。
【0063】
必要に応じて、テープは、テープの片面又は両面に剥離ライナーを備えていてもよく、例えばこの場合、層の一方又は両方が接着剤又は粘着性材料を含む。無数の材料がそのようなライナーに使用されてもよいが、1つの例示的な実施形態において、一方又は両方のライナーは塗工紙、例えば、ポリオレフィン又はフルオロポリマー塗工紙を含んでいてもよい。さらに他の例において、剥離ライナーの一方又は両方は、剥離コーティングを有する又は有していないポリマーフィルム、例えばフルオロポリマーをコーティングしたPETフィルムを含んでいてもよい。あるいはさらに、いくつかの実施形態において、剥離ライナーの一方又は両方を省いてもよい。
【0064】
テープは任意の適切な方法又は構成で供給されてもよい。一実施形態において、テープはロール状に巻かれていてもよい。テープは、上記のような1つ又は複数の剥離層を備えているか、又は剥離層を使用しないように自己巻き取り型であってもよい。一例において、テープは、未処理ポリエステルフィルム基材を使用した自己巻き取り型であってもよい。別の例において、テープは、剥離剤処理したポリマーフィルム基材を用いた自己巻き取り型であってもよい。
【0065】
テープは、弱くした領域、例えば、あらかじめ定められた寸法を有するテープ片を切り離すのを容易にするミシン目線又は折り目を備えていてもよい。
【0066】
別の実施形態において、テープはシートの形態で供給されてもよい。シートは上記のような1つ又は複数の剥離層を含んでいてもよい。シートは、テープ及び/又は剥離層(複数可)における弱くした領域、例えば、シートを切り離してあらかじめ定められた寸法を有するテープ片とするのを容易にするミシン目線又は折り目を備えていてもよい。
【0067】
さらに別の実施形態において、テープをあらかじめ切って規定の寸法を有するテープ片としてもよい。そのようなテープ片は、任意の適切な形状、例えば、円形、長方形、正方形、十字形などを有していてもよい。テープ片は、上記のような1つ又は複数の剥離層を備えているか、又は剥離層なしで構成されていてもよい。
【0068】
さらに別の実施形態において、テープは、少なくとも部分的にカーペットタイルにあらかじめ接合されていてもよい。例えば、シート又はディスクであるテープが、圧力、接着剤、超音波溶着、高周波溶着、熱、電子線照射、紫外線照射、レーザー、又はプラズマ処理を用いて、少なくとも部分的に、モジュラーフローリングタイルに貼り付けられてもよい。
【0069】
さらに別の実施形態において、基材は、巻き取り、シート、プレカット、及び/又はあらかじめ貼り付けた形態のいずれで供給されてもよく、接着剤及び/又は耐滑り性材料(複数可)は、カーペットタイルを設置する際に、ブラシ、ローラー、スプレーボトル、絞り出しチューブ、小型混合装置、吹付け器具、又は任意の適切なデバイス若しくは技術を用いて、その場で塗布又は形成されてもよい。
【0070】
別の実施形態において、接着剤は、使用時にポリマーフィルム又は他の基材上に支持される又は載せられる必要がないように、自己支持型又は自己担持型(すなわち支持体なし)であってもよい(接着剤は、使用者に接着剤を供給する手段として、一時的なキャリアシート上で供給されてもよい)。自己担持型接着剤の固定材は一般に、一方の面又は部分がカーペットタイルの下面に接し、一方の面又は部分が設備に接する両面接着剤を含む。上記のものなどの任意の適切な接着剤を使用してもよい。支持体なしの接着固定材の両面は、同じ材料又は異なる材料を含んでいてもよく、及び/又は異なるレベルの粘着性又は接着性を有していてもよい。
【0071】
自己担持型接着剤の固定材は、長方形の形状、円又は「点」の形状、楕円形の形状、ジグザグの形状、又は任意の他の適切な形状若しくは構成を有していてもよい。自己担持型接着剤が、カーペットタイルを設置面に接合させ、場合により(例えば隣接したカーペットタイルの継ぎ目又は角にまたがっていることによって)互いに接合させるのに使用できるように、自己担持型接着剤は、1枚のタイル又は1枚を超えるタイルと共に使用するためのものであってもよい。固定材のサイズ及び形状に応じて、任意の数及び/又は構成のそのような固定材を使用してもよい。一例において、接着剤は、約0.25〜約2インチ、例えば約0.5〜約1インチの直径を有する複数の点を含んでいてもよい。しかし、無数の他の可能性が考えられる。剥離ライナーが、接着剤を保護するために備えられていてもよい。
【0072】
さらに別の実施形態において、接着剤は、タイル裏材の全部又は一部の上にあらかじめ塗布されたコーティングとして供給されてもよい。上記のものなどの任意の適切な接着剤を使用してもよい。無数の可能性が考えられるが、いくつかの実施形態において、乾燥塗工量は、0.25oz/平方ヤード〜5オンス/平方ヤード、例えば約1.5〜2オンス/平方ヤードであってもよい。必要に応じて、接着剤を保護するために剥離ライナーを備えていてもよい。
【0073】
本発明は、決して限定することを意図していない下記の実施例にさらに照らして理解することができる。すべての値は、特に断りのない限りおおよそのものである。試料を試験しなかった場合、データは表中で「NT」によって表される。不具合又はその他によって製品を試験できなかった場合、データは表中でアスタリスク(
*)によって表される。
【実施例1】
【0074】
様々な不利な条件下で、様々なカーペットタイル裏材の寸法安定性を評価した。3種類の裏材を評価した:(1)Ethos(登録商標)PVBカーペットタイル裏材(Tandus Flooring,Inc.)、(2)ER3(登録商標)PVCカーペットタイル裏材(Tandus Flooring,Inc.)、及び(3)改変したER3(登録商標)PVCカーペットタイル裏材(代替の再生カーペット含有物でできている)(Tandus Flooring,Inc.)。
【0075】
裏材を切断して約2インチ×2インチの正方形とした。各試料の重さ及び厚さを記録した。実験用試料に以下のように浸水試験(n=5)、水蒸気曝露試験(n=4)、高アルカリ浸漬試験(n=4)、及び高アルカリ蒸気曝露試験(n=4)を行った:
【0076】
高アルカリ浸漬試験/浸水試験:試料を約12.75インチ×11.5インチ×5インチの容器中に置いた。容器を約2インチの(1)pHが約12である溶液(水酸化ナトリウムを水道水に溶解させることによって調製される)(高アルカリ浸漬試験用)、又は(2)水(浸水試験用)のいずれかで満たした。容器は、試料を覆うのに十分な液体で満たされた。約9.75インチ×1.75インチ×0.16インチのアルミニウム片を用いて試料を押し下げた。次いで容器をプラスチックラップでぴったりと覆った。試験の間、容器を周囲温度で維持した。
【0077】
高アルカリ蒸気曝露試験/水蒸気曝露試験:大きなスポンジ(約7.5インチ×5インチ×2インチ)を約12.75インチ×11.5インチ×5インチの容器内に置いた。容器を約2インチの(1)pHが約12である溶液(水酸化ナトリウムを水道水に溶解させることによって調製される)(高アルカリ蒸気曝露試験用)、又は(2)水(水蒸気曝露試験用)のいずれかで満たした。液体と直接接触するのを防ぐために、試料をスポンジの上に置いた。次いで容器をプラスチックラップでぴったりと覆った。試験の間、容器を周囲温度で維持した。覆っているプラスチックフィルム上の多量の凝結から、容器内の相対湿度は100%と考えられる。
【0078】
対照試料(n=2)を周囲条件で維持した。1日、7日、14日の曝露後に各試料の重量を測定し、その後さらなる評価のために、試料をそのそれぞれの試験環境に戻した。結果(平均)を表1〜3に示す。それぞれの不利な条件にさらされた後の様々な裏材の比較用データを表4〜7に示す。一般に、寸法安定性のある材料は、約10%以下の質量の低下、及び約5%以下の質量の増加を示すことがある。しかし、一部の材料は、この範囲から外れ、それでもなお寸法安定性がある場合があると考えられる。
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】
【表4】
【0083】
表4に示すように、PVB裏材は、水中に7日間浸漬した後に質量がいくらかの初期増加を示したが、その後横ばいとなった。際だって対照的に、PVC裏材は、時間と共に質量が増加し続け、これは典型的には、裏材のカールを引き起こし、続いて設置の不具合を引き起こす。
【0084】
【表5】
【0085】
表5に示すように、PVB裏材は、水に14日間浸漬した後に質量のわずかな初期増加しか示さなかった。際だって対照的に、PVC裏材は、7日後に質量の急激な増加を示し、14日で質量が増加し続けた。全体として、PVB試料は、PVC試料よりもpH12溶液の吸収がはるかに少なかった。
【0086】
【表6】
【0087】
表6に示すように、質量の変化率は、3種の試料のそれぞれについて同様であった。比較的試験の期間が短く、試料がさらされる水蒸気の質量が比較的少ないため、これは完全に予想外のことではない。しかし、この比較的少ない質量の増加によってさえ、PVC試料は上方へカールしたが、一方でPVB裏材試料は平坦なままであったことは注目される。
【0088】
【表7】
【0089】
表7に示すように、PVB裏材は、水に14日間浸漬した後に質量のわずかな初期増加しか示さなかった。PVC裏材は、14日後により大きい質量の増加を示した。PVC試料はやはり試験中に上方へカールしたが、一方でPVB裏材試料は平坦なままであった。
【実施例2】
【0090】
国際規格ISO 2551(「機械製繊維床敷物− 様々な水分及び熱条件の効果による寸法変化の測定」)(「アーヘン(Aachen)試験」とも呼ばれる)を用いて様々なカーペットタイルの寸法安定性を評価した。この試験では、試料を140°Fのオーブンで2時間加熱し、水中に2時間沈め、次いで140°Fのオーブンで再度2時間加熱する。ISO 2551に従って試験を行う前と後に、試料は平面安定性についても評価され、これは、タイルが水平面からずれている距離を8点測定し、結果を平均し、以下のスケールに従って結果をランク付けすることを必要とする。
0=平坦
0.001〜0.078=4カール/6ドーム
0.079〜0.156=3カール/7ドーム
0.157〜0.234=2カール/8ドーム
0.235以上=1カール/9ドーム
平面安定性試験の目標は0.078インチ以下である。
【0091】
Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)(n=100)を評価した。表8に示すように結果を平均した。Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイル試料は、不利な条件にさらされた後であっても実質的に平坦なままであった。
【0092】
【表8】
【実施例3】
【0093】
試料の上下両方の相対湿度を制御する制御された湿度チャンバーを用いて、高湿度条件下で様々なカーペットタイル裏材の寸法安定性を評価した。少なくとも6か月間、試料(n=2)を、タイルの下は約90%及び約97%の両方の相対湿度にさらし(異なる試験において)、タイルの上は約50%の相対湿度にさらした。
【0094】
2種類のカーペットタイル:(1)Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)、及び(2)ER3(登録商標)PVC裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)を評価した。Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイルは平面のカールを示さなかったが、一方でER3(登録商標)PVC裏材のカーペットタイルは3〜7日後に平面のカールを示し始めた(例えば、実施例2に示す平面安定性試験による0.078インチを超えるカール)。
【実施例4】
【0095】
金属トレーを水道水で満たし、スポンジを約半分沈むように水浴中に置く模擬的なウェットフロア試験を用いて、様々なカーペットタイル裏材の寸法安定性を評価した。試料は、濡れたスポンジ上に置かれるが水浴とは接触せず、相対湿度が約100%であるようにする。蒸発による損失を解決するために、水位は日々同じレベルまで補充される。試料(n=2)を134日間にわたって観察した。
【0096】
3種類のカーペットタイル:(1)Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)、(2)ER3(登録商標)PVC裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)、及び(3)GlasBac(登録商標)PVC裏材のカーペットタイルを評価した。Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイルは134日後に平面のカールを示さなかった。際だって対照的に、ER3(登録商標)PVC裏材のカーペットタイルは4〜30日以内にカールし始め、GlasBac(登録商標)PVC裏材のカーペットタイルは2日以内に平面のカールを示し始めた。
【実施例5】
【0097】
様々な不利な条件にさらした後、様々な接着テープの接着タックを評価した。2つの接着テープ:(1)SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing、Franksville、WIより市販されている)、及び(2)Tactiles(商標)カーペットタイルテープ片(ポリエステルフィルム上のアクリル接着剤であると考えられる)(Interface,Inc.より市販されている)を評価した。加えて、#15メイヤーロッドを用いて、1.5重量%のXR 5508架橋剤を含むHauthane L2183ウレタン系接着剤(Stahl、Peabody、MAより市販されている)をEthos(登録商標)PVBの裏面上に直接コーティングし、評価した。
【0098】
上記の実施例1に記載されるように、試料に対して、浸水試験(n=3)、水蒸気曝露試験(n=3)、高アルカリ浸漬試験(n=3)、及び高アルカリ蒸気曝露試験(n=3)を行った。対照試料(n=3)を周囲条件で維持した。テープの接着層がいずれの表面にも接触するのを防ぐために、接着層を内側にしてテープを円筒形に曲げ、最も外側の端を舌圧子(約6インチ×0.75インチ)の内側に接着させた。
【0099】
1、7、14日の曝露後、ASTM D2979−01(2009)に従って各試料の接着タックを測定し結果を平均した。テープ試料において、0.001KNの力に達するまで10mm/秒の速度で押しつけるようにInstronプローブをセットした。得られる圧力を1.0秒間一定に保ち、次いでプローブを10.008mm/秒の速度で試料から離れる方向に引き伸ばした。Hauthane L2183において、0.45KNの力に達するまで10mm/秒の速度で押しつけるようにInstronプローブをセットした。得られる圧力を10秒間一定に保ち、次いでプローブを10.008mm/秒の速度で試料から離れる方向に引き伸ばした。結果は重量ポンドで表される。(重量ポンド/平方フィートに変換するには、プローブの面積であった0.66平方インチで割る。)例えば、約1.3重量ポンドの接着タックは約2.0重量ポンド/平方フィートに相当し、約1.5重量ポンドの接着タックは約2.7重量ポンド/平方インチに相当し、約2.3重量ポンドの接着タックは約3.5重量ポンド/平方インチに相当し、約5重量ポンドの接着タックは約7.6重量ポンド/平方インチに相当する。)
【0100】
試料を140°Fのオーブンに1日置くことによって、Hauthane L2183試料について可塑剤の移行の効果も評価した。
【0101】
結果を表9〜11に示す。エッジクロール(edge crawl)(すなわち、接着テープの外側の端から内側に向かって徐々に接着剤が弱くなること及び/弱くなった領域からにじみ出ること)に関する何らかの観察にも注意した。
【0102】
【表9】
【0103】
【表10】
【0104】
【表11】
【0105】
SR336Rテープ試験のいずれにおいても、エッジクロールは観察されなかった。したがって、SR336Rテープは、不利な条件に長期間耐えるであろうことが予想される。しかし、Tactiles(商標)テープ試料は、相当なエッジクロールを示し、1日後に浸水試験又はpH12浸漬試験を用いた試験を行うことができなかったが、これは接着剤が裏材から層間剥離したためである。
【実施例6】
【0106】
様々な不利な条件にさらした後に、様々なモジュラーカーペット(すなわちカーペットタイル)システムのラップせん断強度を評価した。2つのシステムを評価した:(1)Ethos(登録商標)PVB裏材のカーペットタイル(Tandus Flooring,Inc.)に接合されたSR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing、Franksville、WIより市販されている)、及び(2)PVC裏材(Tandus Asiaより市販されている)に接合されたTactiles(商標)カーペットタイルテープ片(ポリエステルフィルム上のアクリル接着剤であると考えられる)(Interface,Inc.より市販されている)。(この例ではPVC裏材を使用したが、これはTactiles(商標)テープ片がPVC裏材のタイルと関連して販売さているためである。)SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ及びTactiles(商標)カーペットタイルテープ片は、スチール板上でも評価された。
【0107】
テープ−スチール試料を準備するために、スチール板(3.5インチ×6インチ)をイソプロピルアルコールで洗浄した。次いで、テープの約2インチがスチールと接触し、テープの残りがいずれの表面にも接触しないように、約3インチ×4インチテープ試料をスチール上に置いた。テープが基材に接触している領域に圧力(約1.75ポンド)をかけた。約3インチ×4インチのカーペット片をスチール板の代わりに使用したことを除き、同じ方法でテープ−カーペット試料を準備した。テープをカーペットの裏材に接着させた。
【0108】
上記の実施例1に記載されるように、試料に対して、浸水試験(n=3)、水蒸気曝露試験(n=3)、高アルカリ浸漬試験(n=3)、及び高アルカリ蒸気曝露試験(n=3)を行った。対照試料(n=3)を周囲条件で維持した。1、7、14日の曝露後、ASTM D3654/D3654M−06(2011)に従って各試料のラップせん断強度を測定し、ただし、不具合が生じるまでの時間の代わりに不具合が生じるまでの力(重量ポンド)を記録した。結果を平均し、表12及び13に示す。結果は重量ポンドで表される。(重量ポンド/平方インチに変換するには、重量ポンドを平方インチ(試料との接触面積で割る)。例えば、約130重量ポンドのラップせん断値は約21.7重量ポンド7平方インチに相当し、約150重量ポンドのラップせん断値は約25重量ポンド/平方インチに相当し、約163重量ポンドのラップせん断値は約27.2重量ポンド/平方インチに相当し、約200重量ポンドのラップせん断値は約33.3重量ポンド/平方インチに相当する。)エッジクロールに関する何らかの観察にも注意した。
【0109】
【表12】
【0110】
表12から明らかとなるように、SR336R/Ethos(登録商標)裏材システムは、水中に14日間浸漬された後に、実質的にラップせん断強度の低下を示さなかった。
【0111】
残りの試験ではラップせん断強度がいくらか低下したが、これらの試験の特質が典型的な不利な設置条件よりもはるかに極端であることが理解される。(しかし、これらの極端な条件においてさえもエッジクロールが観察されなかったことは注目される。)さらに、これらの試験は、ある環境下で高い変動性を示すことがある。最終的に、これらの極端な試験において接着性の低下がある場合であっても、そのような接着性の低下は、テープ又はシステムを使用に適さないものにする接着剤の不具合とは考えられない場合があることも注目される。したがって、データの絶対値は実際の性能を直接示すものではない場合があるが、このデータは他のシステムの性能(表13〜17を参照)と比較するのに非常に有用であり得る。
【0112】
【表13】
【0113】
Tactiles(商標)テープ試料は、1日後に相当なエッジクロールを示した。したがって、試験試料が層間剥離すると考えられたので、試験を中止した(表13)。
【0114】
【表14】
【0115】
表14から明らかとなるように、Tactiles(商標)/PVC裏材システムは、SR336R/Ethos(登録商標)裏材システムよりもはるかに大きいラップせん断強度の低下を示した。
【0116】
スチール板試験に関して、上記に示すラップせん断強度値は、接着剤の不具合が生じた時よりもむしろテープのフィルム基材が破壊した時に記録された。両方のテープの初期の接着性は、それらのそれぞれ評価されたカーペット裏材と比較してはるかに強かったので、接着剤の不具合をもたらすのに14日よりもはるかに長い期間がかかったであろうと考えられる。SR336Rテープは裏材の厚さが3milであり、Tactiles(商標)テープは裏材が4milであったので、Tactiles(商標)/スチールシステムがSR336R/スチールシステムよりも性能が優れているように見えたことは予想外ではない。しかし、Tactiles(商標)テープが示したエッジクロールのレベルにより(SR336Rテープに関しては何も観察されなかったのと比較して)、Tactiles(商標)テープは最終的に不具合を示したであろうが、一方でSR336Rテープは不具合を示さなかったであろうと考えられる。
【0117】
下記の表15に示すように、pH12浸漬試験に関して同様の観察を行うことができる。
【0118】
【表15】
【0119】
下記の表16及び17に示すように、SR336R Ethos(登録商標)裏材システムは、エッジクロールを示し、14日後でさえも試験することができなかった。
【0120】
【表16】
【0121】
【表17】
【実施例7】
【0122】
様々なモジュラーカーペット(すなわちカーペットタイル)システムの可塑剤の耐移行性を評価した。以下のテープを評価した:(1)SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing、Franksville、WIより市販されている)、(2)1.5重量%のX5800架橋剤を加えたHauthane L2183ウレタン系接着剤(Stahl、Peabody、MAより市販されている)(Ethos(登録商標)PVBタイルの裏面に直接コーティングされている)、(3)Tactiles(商標)カーペットタイルテープ片(ポリエステルフィルム上のアクリル接着剤であると考えられる)(Interface,Inc.より市販されている)、(4)Ecosticker (Carpet Tiles 1、オーストラリアより市販されている)、(5)China White(アクリル接着剤ベースのテープ、Shanghai ZhengHuan Adhesive Products Co.,Ltd.、Shanghai、中国より市販されている)、及び(6)China Yellow(アクリル接着剤ベースのテープ、Shanghai ZhengHuan Adhesive Products Co.,Ltd.、Shanghai、中国より市販されている)。各テープを、2種の裏材:1)Ethos(登録商標)PVBカーペットタイル裏材(Tandus Flooring,Inc.)、及び(2)PVCカーペットタイル裏材(Tandus Asia)に関連付けて評価した。
【0123】
各テープの試料を各裏材の上に置いた。対照試料を室温に置き、一方、実験用試料を180°Fのオーブン中に置いた。2時間後、実験用試料をオーブンから取り出し、室温まで冷却させた。次いでテープを手で裏材から引き離した。以下のスケールを用いて接着剤及びテープの組成を評価した(ここで「脚」とは糸状の接着剤を指す):
0−変化なし
1−接着剤は軟化しておらず脚は目立たない、わずかな変化
2−脚が形成し始める、目立った変化
3−脚が存在し、一部の接着剤はフィルムからカーペットへ移っている
4−フィルムからの接着剤の移動及び層間剥離、接着剤は軟化している
5−重度な損傷、接着剤の完全な層間剥離、長い脚、非常に軟らかい接着剤
Ethos(登録商標)PVBの裏面上に#15 Meyer rodを用いて直接コーティングされたHauthane L2183試料について、試料の上を指でなぞることによって試料を評価した。結果を表18に示す。
【0124】
【表18】
【0125】
特に、Tactiles(商標)、Ecosticker、及びChina Whiteテープはすべて、PVCとPVBの裏材のカーペットの両方に貼り付けられた場合に、接着剤のかなり早急な可塑化を示した。SR336Rテープは、オーブンでの1か月のエージング後であっても実質的に可塑化を示さなかった。
【実施例8】
【0126】
様々なモジュラーカーペット(すなわちカーペットタイル)システムの可塑剤の耐移行性を評価した。以下のシステムを評価した:(1)Ethos(登録商標)PVBカーペットタイル裏材に接合されたSR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing,Franksville、WIより市販されている)、及び(2)PVCカーペットタイル裏材(Tandus Asiaより市販されている)に接合されたTactiles(商標)カーペットタイルテープ片(ポリエステルフィルム上のアクリル接着剤であると考えられる)(Interface,Inc.より市販されている)。
【0127】
各テープの試料を各裏材上に置いた。対照試料を室温に置き、一方、実験用試料を140°Fのオーブン中に置いた。不具合が生じるまで、すなわち接着剤が軟化しテープが容易に裏材から剥がれるまで2〜3日ごとに試料を観察した。PVC裏材上のTactiles(商標)テープは約5日後に不具合を生じた。際だって対照的に、PVB上のSR336Rテープは45日間安定しており、その後試験を中止した。
【実施例9】
【0128】
様々な裏材と関連して使用される様々なテープの接着タックを、高pH及び水分に曝露した後に評価した。
【0129】
以下のテープを評価した:(1)SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing,Franksville、WIより市販されている)、(2)Tactiles(商標)カーペットタイルテープ片(ポリエステルフィルム上のアクリル接着剤であると考えられる)(Interface,Inc.より市販されている)、(3)Ecosticker(Carpet Tiles 1、オーストラリアより市販されている)、(4)China White(アクリル接着剤ベースのテープ、Shanghai ZhengHuan Adhesive Products Co.,Ltd.、Shanghai、中国より市販されている)、及び(6)China Yellow(アクリル接着剤ベースのテープ、Shanghai ZhengHuan Adhesive Products Co.,Ltd.、Shanghai、中国より市販されている)。各テープを2種類の裏材:1)Ethos(登録商標)PVBカーペットタイル裏材(Tandus Flooring,Inc.)、及び(2)PVCカーペットタイル裏材(Tandus Asia)と関連させて評価した。
【0130】
テープの約半分だけがタイルの上にあるようにテープ片を4インチ×4インチの正方形のタイル片の上に置いた(他方の半分は何にも接触していなかった)。次いで試料をpH11.5の溶液中に4日間浸した。対照試料を周囲条件で維持した。次いで各試料の接着タックをASTM D2979−01(2009)に従って測定し、結果を平均した。結果を表19に示す。エッジクロールに関する何らかの観察にも注意した。
【0131】
【表19】
【0132】
SR336Rテープ試料は実質的にエッジクロールを示さなかったが、一方でTactiles(商標)テープ試料は重度(PVC)又はわずかな(Ethos(登録商標)PVB)エッジクロールを示し、Tactiles(商標)テープは時間が経つと不具合を生じやすくなることを示している。同様に、Ecosticker、China White、及びChina Yellowテープはすべて、若干のエッジクロールを示した。したがって、そのようなテープも時間が経つと不具合を生じやすくなる。
【実施例10】
【0133】
最大荷重を運ぶフォークリフト及び歩行者の激しい通行にさらされる環境において、様々なテープを使用して、不利な設置条件下の(MVER約2.2ポンド/24時間/1000平方フィート、pH約11〜11.5、及び約65.5%RH)コンクリートの床に、Tandus Flooring,Inc.のEthos(登録商標)PVB裏材のタイルを固定した。設置前に、床をTandus Flooring,Inc.より入手可能なC56下塗り剤で下塗りした。タイルを互いに接合するためにSpecialty Tapes Manufacturing社の以下のテープを使用した(接着剤を上に向けて):
片面に約2.5milシリコーン接着剤を有する約4milポリエステル(PET)フィルム;
片面に約3.5milシリコーン接着剤を有する約4milポリエステル(PET)フィルム;
片面に約3.5milシリコーン接着剤を有する約3milポリエステル(PET)フィルム;及び
約1.5milシリコーン接着剤を有する約2milポリエステル(PET)フィルム。
【0134】
すべてのテープはタイルを良好に設置するように使用された。テープの性能を約1年間モニタリングしたところ、タイルの目に見える移動又はテープの接着性の低下はなかった。
【実施例11】
【0135】
テープを使用して、Tandus Flooring,Inc.のEthos(登録商標)PVB裏材のタイルを、不利な設置条件下の(MVER約2.4ポンド/24時間/1000平方フィート、pH約9.5〜10、及び約86.5%RH)コンクリートの床に固定した。設置前に、床をTandus Flooring,Inc.より入手可能なC56下塗り剤で下塗りした。
【0136】
テープ(Specialty Tape Manufacturersより入手した)は、約3.5milシリコーン接着剤を約4milポリエステル(PET)フィルムの片面に含んでいた。テープは、約3.875インチごとにミシン目を有する3インチ幅のロールとして供給された。接着剤を上向きにして、テープ片を隣接したタイルの角に貼った。24インチ×24インチの正方形タイルを使用した。
【0137】
設置の完了後に標準的な足の圧力でタイルをキックして、移動するかを見た。設備全体にわたってほとんど又は全く移動が見られなかった。設備を約1年観察したところ、タイルの目に見える移動又はテープの接着性の低下はなかった。
【実施例12】
【0138】
テープを使用して、Tandus Flooring,Inc.のEthos(登録商標)PVB裏材のタイルを、住居用のコンクリートの床に不利な設置条件下(MVER約5.1ホンド/24時間/1000平方フィート、及びpH約10.5)で固定した。
【0139】
テープは、Specialty Tape Manufacturersより入手し、約3.5milシリコーン接着剤を約4milPETフィルムの片面に含んでいた。テープは、約3.875インチごとにミシン目を有する3インチ幅のロールとして供給された。接着剤を上向きにして、テープ片を隣接したタイルの角に貼った。24インチ×24インチの正方形タイルを使用した。設備を約3か月間観察したところ、タイルの目に見える移動又はテープの接着性の低下はなかった。
【実施例13】
【0140】
テープを使用して、Tandus Flooring,Inc.のEthos(登録商標)PVB裏材のタイルを、コンクリートの床に、変動する予測不能な不利な条件下(MVER約2.3ポンド/24時間/1000平方フィート、pH約8.5〜9、及び約79.3%RH)で固定した。テープは、SR336R剥離コートポリエステルシリコーンテープ(3mil剥離コートポリエステルフィルム上に2.5milシリコーン系接着剤を有する)(Specialty Tapes Manufacturing、Franksville、WIより市販されている)であった。テープは、約3.875インチごとにミシン目を有する3インチ幅のロールとして供給された。接着剤を上向きにして、テープ片を隣接したタイルの角に貼った。24インチ×24インチの正方形タイルを使用した。設備を約3か月間観察したところ、タイルの目に見える移動又はテープの接着性の低下はなかった。設置領域は、米国ジョージア州ダルトンの気候に特有である雨及び湿度の劇的な変化にさらされる半屋外の露出した領域にあった。
【実施例14】
【0141】
テープを使用して、Tandus Flooring,Inc.のEthos(登録商標)PVB裏材のタイルを、コンクリートの床に、変動する予測不能な不利な条件下(MVER約2.4ポンド/24時間/1000平方フィート、pH約9.5〜10、及び約86.5%RH)で固定した。テープは、50600 Tesa剥離コートポリエステルシリコーンテープ(Tesa SE Tapeより市販されている)であった。テープは、2インチ幅のロールとして供給された。4インチごとに帯状片をカットし、接着剤を上向きにして、テープ片を隣接したタイルの角に貼った。36インチ×36インチの正方形のタイルを使用した。設備を約11か月間観察したところ、タイルの目に見える移動又はテープの接着性の低下はなかった。設置領域は、評価期間中に歩行者の激しい通行にさらされた。
【0142】
本発明は幅広い利用及び応用が可能であることを、当業者は容易に理解するであろう。様々な実施形態に関して論じられる様々な要素が、本発明の範囲内に入る完全に新しい実施形態を作り出すために置き換えられてもよいこともまた、当業者は認識するであろう。本発明は特定の態様及び実施形態と関連して本明細書に詳細に記載されているが、この詳細な説明は、単に本発明を説明するもの及び例示するものであり、単に十分なものを提供し発明の開示を可能にする目的のため、及び本発明が行われた時点で発明者らが知る本発明を実施する最良の方法を示すためになされることを理解するべきである。本明細書において記載される詳細な説明は単に例示的なものであり、本発明を限定すること、又は本発明のいかなるそのような他の実施形態、改造形態、変形形態、修正形態、及び均等な改変形態をも排除することを意図せず、またそのように解釈されるべきではない。あらゆる方向についての指示内容(例えば、上側、下側、上方、下方、左、右、左方向、右方向、上部、下部、上、下、垂直、水平、時計回り、及び反時計回り)は、読者が本発明の様々な実施形態を理解するのを助ける識別の目的のみのために使用され、特許請求の範囲に具体的に示されない限り、特に、位置、配向又は本発明の使用に関して、限定をするものではない。結合に関する指示内容(例えば、接合された、貼り付けられた、連結された、接続された、など)は、広義に解釈されるべきであり、接続された要素間の中間部材及び要素間の相対的な移動を含んでいてもよい。このように、結合に関する指示内容は、2つの要素が直接かつ互いに固定された関係で接続されていることを必ずしも意味しない。さらに、様々な実施形態に関して論じられる様々な要素は、本発明の範囲内に入る完全に新しい実施形態を作り出すために置き換えられてもよい。本明細書に記載されるもの以外の本発明の多くの改造物並びに多くの変形物、修正物及び均等な改変物は、本発明の本質又は範囲から逸脱せずに本発明及び上記の詳細な説明によって明らかとなる又は合理的に示唆されることになる。したがって、本明細書に記載の詳細な説明は、本発明を限定すること、あるいは本発明のいかなるそのような他の実施形態、改造形態、変形形態、修正形態及び均等な改変形態をも排除することを意図せず、またそのように解釈されるべきではない。