【実施例】
【0199】
下記の合成例および生物学的例を、本発明を例示するために提示するが、少しも本発明の範囲を限定するものとは解釈されるべきでない。下記の実施例において、下記の略語は、他に示さない限り下記の意味を有する。下記で定義されていない略語は、これらの一般に認められた意味を有する。
ACN=アセトニトリル
AcOH=酢酸
CDI=1,1’−カルボニルジイミダゾール
DCM=ジクロロメタン
DIPEA=N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMA=N,N−ジメチルアセトアミド
DMF=N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO=ジメチルスルホキシド
EDC=N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩
EtOAc=酢酸エチル
Et
3N=トリエチルアミン
h=時間
HATU=N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HCTU=2−(6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルアミニウムヘキサフルオロホスフェート
HOAt=1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール
IPA=イソプロピルアルコール
MeOH=メタノール
min=分
Pd
2(dba)
3=トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
Pd(dppf)Cl
2=ジクロロ(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジパラジウム(II)
MTBE=メチルtert−ブチルエーテル
RT=室温
TFA=トリフルオロ酢酸
THF=テトラヒドロフラン
ビス(ピナコラト)ジボロン=4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル]。
【0200】
試薬および溶媒は、商業的供給業者(Aldrich、Fluka、Sigmaなど)から購入し、それ以上精製することなく使用した。他に断らない限り、反応を窒素雰囲気下にて行った。反応混合物の進行を、薄層クロマトグラフィー(TLC)、分析的高速液体クロマトグラフィー(分析的HPLC)、および質量分析法によってモニターした。反応混合物を、各反応において具体的に記載する通りに後処理した。一般に、これらは、抽出および他の精製方法、例えば、温度依存性および溶媒依存性結晶化、ならびに沈殿によって精製した。さらに、反応混合物を、典型的にはC18またはBDSカラムパッキングおよび従来の溶離液を使用して、通例通りに分取HPLCによって精製した。典型的な分取HPLC条件を下に記載する。
【0201】
反応生成物の特性決定は、質量分析法および
1H−NMR分光測定によって通例通りに行った。NMR分析については、試料を重水素化溶媒(CD
3OD、CDCl
3、またはd
6−DMSOなど)に溶解させ、
1H−NMRスペクトルを、標準的観察条件下でVarian Gemini2000機器(400MHz)で得た。化合物の質量分析による同定を、Applied Biosystems(Foster City、CA)モデルAPI150EX機器またはAgilent(Palo Alto、CA)モデル1200LC/MSD機器でエレクトロスプレーイオン化法(ESMS)によって行った。
【0202】
一般分取HPLC条件
カラム:C18、5μm、21.2×150mmまたはC18、5μm、21×250またはC14、21×150
カラム温度:室温
流量:20.0mL/分
移動相:A=水+0.05%TFA
B=ACN+0.05%TFA
注入量:(100〜1500μL)
検出器波長:214nm。
【0203】
粗化合物を、約50mg/mLで1:1の水:酢酸に溶解させた。2.1×50mmのC18カラムを使用した4分の分析スケールの試験操作を行い、それに続いて分析スケールの試験操作のB%保持に基づいた勾配を伴う、100μLの注入を使用した15分または20分の分取スケールの操作を行った。正確な勾配は、試料に依存した。僅差の不純物を有する試料を、最良の分離のために21×250mmのC18カラムおよび/または21×150mmのC14カラムでチェックした。所望の生成物を含有する画分を、質量分光測定分析によって同定した。
【0204】
調製1:4−(4−ブロモ−フェニル)−2−(S)−ピロリジン−2−イル−1H−イミダゾール
【0205】
【化22】
【0206】
(a)2−ブロモ−1−(4−ブロモ−フェニル)−エタノン
臭素(80g、500mmol)を、1−(4−ブロモ−フェニル)−エタノン(100g、500mmol)のジクロロメタン(1500mL)溶液に周囲温度にて滴下で添加した。反応混合物を3時間撹拌し、次いで濃縮した。残渣をジクロロメタン(100mL)で洗浄し、粗表題化合物(120g、86%収率)を白色の固体として得た。
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz) δ (ppm): 7.78 (d, J =8.4 Hz, 2H), 7.57 (d, J =8.4 Hz, 2H), 4.32 (s, 2H)。
(b)(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−2−オキソ−エチル]エステル1−tert−ブチルエステル
ジイソプロピルエチルアミン(67g、518mmol)を、前のステップの生成物(120g、432mmol)および(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチルエステル(L−Bocプロリン)(102g、475mmol)のアセトニトリル(2L)溶液に室温にて滴下で添加した。反応混合物を一晩撹拌し、濃縮乾燥させた。残渣を酢酸エチル(2L)に溶解させ、水(2L)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、粗表題化合物(178g、100%収率)を得た。
(c)(S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
前のステップの生成物(178g、432mmol)および酢酸アンモニウム(500g、6.5mol)のトルエン(2L)溶液を、一晩加熱還流させた。溶媒を除去し、残渣を酢酸エチル(2L)に溶解させ、水(2L)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣を1:3の石油エーテル:酢酸エチルでのシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、表題化合物(120g、71%収率)を黄色の固体として得た。
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz) δ(ppm): 7.56 (s, 1H), 7.39 (d, J =8.0 Hz, 2H), 7.24 (m, 1H), 7.14 (s, 1H), 4.88 (m, 1H), 3.33 (m, 2H), 2.94 (s, 1H), 2.07 (m, 2H), 1.88 (m, 1H), 1.42 (s, 9H)。
(d)4−(4−ブロモ−フェニル)−2−(S)−ピロリジン−2−イル−1H−イミダゾール
(S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(3g、7.6mmol)のメタノール(3mL)溶液に、メタノール中の4NのHCl(60mL)を0℃で加えた。反応混合物を2時間撹拌し、次いで濃縮し、表題化合物の粗塩酸塩(2.51g、100%収率)を黄色の固体として得た。
【0207】
調製2:(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸
【0208】
【化23】
【0209】
メチルクロロホルメート(14.5mL、0.188mol)を、水(200mL)中の、(S)−2−アミノ−3−メチル−酪酸(20.0g、0.171mol)、NaOH(6.80g、0.171mol)および炭酸ナトリウム(18.1g、0.171mol)の冷却した(0〜6℃)混合物に、15分に亘り加えた。冷却槽を除去し、混合物を周囲温度で一晩撹拌した。濃HCl水溶液(30mL)を反応混合物に加えて、pHを約1に調節した。固体が形成され、混合物を90分間撹拌した。混合物を濾過し、固体を40℃にて一晩減圧下で乾燥させ、表題中間体(27.8g、93%収率)を得た。
1H NMR (CD
3OD, 400 MHz) δ (ppm) 4.87 (br. s, 2H), 4.05 (d, J = 5.49, 1 H), 3.65 (s, 3 H), 2.25−2.05 (m, 1 H), 0.98 (d, J = 6.87, 3 H), 0.94 (d, J = 6.87, 3 H)。
【0210】
調製3:((S)−1−{(S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0211】
【化24】
【0212】
トリエチルアミン(2.3g、11.4mmol)を、4−(4−ブロモ−フェニル)−2−(S)−ピロリジン−2−イル−1H−イミダゾール塩酸塩(2g、11.4mol)、(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(2.5g、7.6mmol)、およびHATU(4.3g、11.4mmol)のジメチルホルムアミド(50mL)溶液に0℃にて窒素下で加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、酢酸エチル(100mL)および水(1000mL)で処理した。有機層を水(2×100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣を、1:1の石油エーテル:酢酸エチルでのシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、表題化合物(2.5g、74%収率)を黄色の固体として得た。
1H NMR (d
6−DMSO, 400 MHz) δ(ppm) 7.63 (d, J =8.8 Hz, 2H), 7.54 (m, 1H), 7.47 (m, 2H), 7.26 (d, J =8.4 Hz, 1H), 5.03 (m, 1H), 4.02 (t, J =8.4 Hz, 1H), 3.76 (m, 2H), 3.51 (s, 3H), 2.10 (m, 2H), 1.93 (m, 3H), 0.85 (d, J =6.8 Hz, 3H), 0.81 (d, J =6.8 Hz, 3H)。
【0213】
調製4:[(S)−2−メチル−1−((S)−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0214】
【化25】
【0215】
((S)−1−{(S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(50g、0.11mol)、4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](57g、0.22mol)および酢酸カリウム(108g、1.1mol)のジオキサン(1000mL)溶液に、Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(4.5g、5.5mmol)を窒素下で加えた。反応混合物を85℃で一晩撹拌し、次いで酢酸エチル(100mL)および水(1000mL)を加えた。有機層を水(2×1000mL)およびブライン(1000mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1:1の石油エーテル:酢酸エチル)によって精製し、表題化合物(22.5g)を黄色の固体として得た。
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz) δ(ppm)
7.71 (m, 3H), 7.32 (m, 1H), 7.19 (m, 1H), 5.56 (m, 1H), 5.18 (m, 1H), 4.23 (m, 1H), 3.73 (m, 1H), 3.61 (s, 3H), 3.55 (m, 1H), 2.95 (m, 1H), 2.38 (s, 1H), 2.13 (m, 1H), 2.02 (m, 1H), 1.89 (m, 2H), 1.22 (s, 12H), 0.79 (d, 6H)。
【0216】
調製5:((S)−1−{(S)−2−[4−(4’−アミノ−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0217】
【化26】
【0218】
トルエン(5.4mL)および水(2.7mL)に溶解させた[(S)−2−メチル−1−((S)−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル(1.80g、3.63mmol)および4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン(1.00g、3.90mmol)の溶液に、炭酸カリウム(2.50g、18.1mmol)を加えた。反応混合物中に窒素を分散させた。テトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)(0.21g、0.18mmol)を加え、反応混合物中に窒素を分散させ(sparged with nitrogen)、封管内で100℃にて一晩加熱し、酢酸エチル(100mL)で希釈し、水、ブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、赤色のペースト(6.5g)を生成し、これをシリカゲルクロマトグラフィー(120gのシリカ、0〜3%のMeOH/DCM)によって精製し、表題中間体(1.05g)および第2の画分を得て、この第2の画分を逆相HPLCによって精製し、表題中間体の二TFA塩を得た(800mg)。(全収率80%)。
【0219】
調製6:シクロプロピル−[4−((S)−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン
【0220】
【化27】
【0221】
メタノール(5mL、120mmol)中の(S)−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(220mg、1.1mmol)および1−(シクロプロピルカルボニル)ピペリジン−4−オン(150mg、0.9mmol)の混合物に、トリフルオロ酢酸(6.9μL、0.09mmol)をゆっくりと加え、続いてシアノ水素化ホウ素ナトリウム(56mg、0.9mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、1NのNaOH(20mL)で洗浄し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。合わせた有機画分をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、白色の固体(320mg)を得た。1,4−ジオキサン中4MのHCl(5mL)中の白色の固体の混合物を室温で30分間撹拌し、濃縮し、表題中間体の二HCl塩(180mg、62%収率)を白色の懸濁液として得た。
【0222】
調製7:(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0223】
【化28】
【0224】
(a)(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−2−オキソ−エチル]エステル1−tert−ブチルエステル
DCM(1.5mL)およびDMA(1.5mL)中の臭化p−ブロモフェナシル(242mg、0.87mmol)の混合物に、窒素下で、(2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチルエステル(200mg、0.87mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(531.8μL、3.05mmol)を加え、このように得られた混合物を35℃にて3時間撹拌し、真空下で濃縮し、DCM(30mL)に溶解させ、水(2×5ml)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、表題中間体を得た。
(b)(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
前のステップの生成物を、トルエン(20.0mL)に溶解させ、酢酸アンモニウム(1.345g、17.45mmol)を加え、このように得られた混合物を95℃にて一晩撹拌し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(24gのシリカ、0〜80%のEtOAc/ヘキサン)によって精製し、表題生成物(265mg)を得た。(m/z):C
19H
24BrN
3O
2の[M+H]
+の計算値406.11、408.11、実測値408.5。
【0225】
調製8:5−(4−ブロモ−フェニル)−2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール
【0226】
【化29】
【0227】
(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(265mg、調製7)および1,4−ジオキサン中4MのHCl(2.0mL)の混合物を、1時間そのまま放置し、次いでロータリーエバポレーションによって濃縮し、表題中間体の二HCl塩(224mg、68%収率)を得た。(m/z):C
14H
16BrN
3の[M+H]
+の計算値306.06、308.06、実測値306.3。
【0228】
調製9:((S)−1−{(2S,4S)−2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0229】
【化30】
【0230】
(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(103mg、0.59mmol、調製2)およびHATU(270mg、0.71mmol)の混合物をDMA(2mL)中で10分間撹拌し、次いで5−(4−ブロモ−フェニル)−2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール2HCl(224mg、0.59mmol、調製8)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.31mL、1.8mmol)を加えた。このように得られた混合物を室温で一晩撹拌し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(2×5mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。所望の生成物を有する画分を合わせ、濃縮し、表題化合物(183mg、66%収率)を得た。(m/z):C
21H
27BrN
4O
3の[M+H]
+の計算値463.13、465.12、実測値465.3。
【0231】
調製10:[(S)−2−メチル−1−((2S,4S)−4−メチル−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0232】
【化31】
【0233】
((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(183mg、0.39mmol;調製9)および4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](120mg、0.47mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液に、酢酸カリウム(56mg、0.59mmol)を加えた。このように得られた混合物中に窒素を分散させ(sparged with nitrogen)、Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(27mg、0.033mmol)を加え、反応混合物をキャップし、100℃にて一晩加熱した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)および水(10mL)に分配した。有機層を水(5mL)、ブライン(2mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、暗褐色の油を得て、これを、シリカゲルクロマトグラフィー(24gのシリカゲル、0〜100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。所望の生成物を有する画分を合わせ、乾燥させて、表題化合物(94mg、47%収率)を白色の泡状物として得た。(m/z):C
27H
39BN
4O
5の[M+H]
+の計算値511.30、実測値511.7。
【0234】
調製11:4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン
【0235】
【化32】
【0236】
ACN(60mL)中の4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン(2.0g、7.8mmol)の混合物に、N−クロロスクシンイミド(1.0g、7.8mmol)のACN(40mL)溶液をゆっくりと加えた。反応混合物を60℃にて一晩加熱し、酢酸エチル(actetate)/水で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(40gのシリカ、100%のヘキサンから10%のEtOAc:ヘキサン)によって精製し、所望の生成物をオレンジ色の油状物(1.4g、64%収率)として得た。
【0237】
調製12:4−ピペラジン−1−イル−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0238】
【化33】
【0239】
(a)4−(1−tert−ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル)−ピペラジン−1−カルボン酸ベンジルエステル
2滴の酢酸を含有するジクロロエタン(150mL)中のピペラジン−1−カルボン酸ベンジルエステル(6.6g、29.96mmol)および4−オキソ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルの混合物を室温で1時間撹拌し、次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(19.05g、89.89mmol)を少しずつ加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、水(150mL)を加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をDCM(4×30mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(20〜30%のEtOAc/石油エーテル)によって精製し、表題中間体(9g、74%収率)を無色の油状物として得た。(m/z):C
22H
33N
3O
4の[M+H]
+の計算値404.25、実測値404.3。
(b)4−ピペラジン−1−イル−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
IPA(150mL)中の、前のステップの生成物(9g、22.30mmol)およびパラジウム担持炭素(1g)を、水素(50psi)下、室温で一晩撹拌し、濾過し、溶媒を真空下で除去し、表題中間体(5.57g、93%収率)を無色の固体として得た。(m/z):C
14H
27N
3O
2の[M+H]
+の計算値270.21、実測値270.2.
1H NMR (MeOD, 400 MHz): δ (ppm) 4.11 (d, J = 13.5 Hz, 2H), 2.98−2.64 (m, 11H), 1.85 (d, J = 12.4 Hz, 2H), 1.44 (s, 9H), 1.44−1.34 (m, 2H)。
【0240】
調製13:4−[4−(4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0241】
【化34】
【0242】
4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン(0.55g、1.90mmol)のDCM(4.9mL)溶液に、CDI(0.34g、2.09mmol)を加えた。反応液を室温で一晩撹拌し、次いで4−ピペラジン−1−イル−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.56g、2.09mmol;調製12)を加え、反応混合物を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜5%のMeOH/DCM)によって精製した。純粋な画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体(0.67g、60%収率)を白色の泡状物として得た。(m/z):C
22H
29BrClF
3N
4O
4の[M+H]
+の計算値585.1、実測値584.6。
【0243】
調製14:4−[4−(5−クロロ−4’−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0244】
【化35】
【0245】
1,4−ジオキサン(1.84mL)および水(0.28mL)中の[(S)−2−メチル−1−((2S,4S)−4−メチル−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル(0.12g、0.24mmol)、4−[4−(4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.138g、0.235mmol;調製13)の溶液を、窒素で20分間脱気し、次いでPd
2(dba)
3(32.3mg、0.0353mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(0.112g、0.235mmol)を加え、反応物をさらに15分間窒素で脱気した。このようにして得られた溶液を90℃にて60時間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(3mL)で希釈した。層を分離し、水層をEtOAc(3×3mL)で洗浄した。合わせた有機抽出物を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、逆相HPLCによって精製した。画分を合わせ、一晩凍結乾燥し、表題中間体の二TFA塩(65mg、25%収率)を得た。
【0246】
調製15:((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−クロロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0247】
【化36】
【0248】
アセトニトリル(4mL)中の((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(175mg、0.38mmol)およびN−クロロスクシンイミド(202mg、1.51mmol)の混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をロータリーエバポレーションによって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(24gのシリカ、0〜100%のヘキサン/EtOAc)によって精製し、表題中間体(208mg)を茶色の固体として得た。(m/z):C
21H
26BrClN
4O
3の[M+H]
+の計算値497.09、実測値497.4。
【0249】
調製16:4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0250】
【化37】
【0251】
4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン(500mg、2mmol)のDCM(5mL)溶液に、N,N−カルボニルジイミダゾール(348mg、2.15mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次いで4−ピペラジン−1−イル−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(579mg、2.15mmol、調製12)を加え、反応混合物を室温で15分間撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(80gのシリカ、0〜10%のMeOH/DCM)によって精製して、表題中間体(776mg、70%収率)を黄色の粉末として得た。(m/z):C
22H
30BrF
3N
4O
4の[M+H]
+の計算値551.14、実測値551.3。
【0252】
調製17:4−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−ピペラジン−1−イル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0253】
【化38】
【0254】
4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(200mg、0.4mmol、調製16)および4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](115mg、0.45mmol)、酢酸カリウム(53.4mg、0.54mmol)の溶液に、1,4−ジオキサン(4mL、50mmol)を加えた。このように得られた混合物中に窒素を分散させ(sparged with nitrogen)、Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(88.9mg、0.11mmol)を加え、反応混合物を100℃にて一晩加熱し、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、これをメタノールで洗浄した。溶離液を濃縮し、最小量のDCMで希釈し、シリカゲルクロマトグラフィー(40gのシリカ、0〜100%のEtOAc/ヘキサン、100%のEtOAcでフラッシュ)を介して精製し、表題中間体(70mg、30%収率)を茶色の固体として得た。(m/z):C
28H
42BF
3N
4O
6の[M+H]
+の計算値599.31、実測値599.5。
【0255】
調製18:{(S)−1−[(2S,4S)−2−(5−クロロ−4−{4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
【0256】
【化39】
【0257】
(a)4−[4−(4’−{5−クロロ−2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
1,4−ジオキサン(2mL)および水(0.5mL)中の4−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−ピペラジン−1−イル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(70mg、0.12mmol;調製17)、((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−クロロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(58mg、0.12mmol;調製15)、および炭酸水素ナトリウム(49mg、0.58mmol)の混合物を窒素でパージし、次いで2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(Xphos)(56mg、0.12mmol)およびPd
2(dba)
3(21mg、0.023mmol)を加えた。反応混合物を100℃にて一晩加熱し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、1:1の酢酸:水(4mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、凍結乾燥させて、表題中間体(20mg)のTFA塩を黄色の固体として得た。(m/z):C
43H
56ClF
3N
8O
7の[M+H]
+の計算値889.39、実測値889.4。
(b){(S)−1−[(2S,4S)−2−(5−クロロ−4−{4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
前のステップの生成物を、1,4−ジオキサン中4MのHCl(3mL)で希釈し、室温で撹拌し、濃縮し、表題中間体の三HCl塩(20mg、収率20%)を黄色の固体として得た。(m/z):C
38H
48ClF
3N
8O
5の[M+H]
+の計算値789.34、実測値789.3。
【0258】
調製19:((2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0259】
【化40】
【0260】
(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(500mg、1.23mmol)および1−フルオロ−4−ヒドロキシ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)(436mg、1.36mmol)のDMF(20mL)溶液を室温で1時間撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%のEtOAc/ヘキサンと1%のEt
3N)によって精製した。所望の画分を収集し、濃縮し、表題中間体(180mg、35%収率)を得た。(m/z):C
19H
24BrFN
3O
2の[M+H]
+の計算値424.10、426.09、実測値424.1。
【0261】
調製20:((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0262】
【化41】
【0263】
1,4−ジオキサン中4MのHCl(0.53mL)および1,4−ジオキサン(0.9mL)中の、(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(180mg、0.42mmol;調製19)の溶液を室温で30分間撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮した。
【0264】
粗材料をDMA(5.54g)に溶解させ、次いで(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(89.2mg、0.51mmol;調製2)、HCTU(0.21g、0.51mmol)、およびDIPEA(0.27g、2.12mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。所望の画分を収集し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、表題中間体(200mg、98%収率)を得た。(m/z):C
21H
26BrFN
4O
3の[M+H]
+の計算値481.12、483.12、実測値480.7。
【0265】
調製21:4−[4−(4’−{5−フルオロ−2−[(2S,4S)−1−((S)2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0266】
【化42】
【0267】
1,4−ジオキサン(2.11mL)および水(0.10mL)中の、4−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−ピペラジン−1−イル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(31.1mg、0.05mmol)、((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(25mg、0.05mmol;調製20)および炭酸水素ナトリウム(22.7mg、0.27mmol)の溶液を窒素で15分間脱気し、次いでPd
2(dba)
3(9.51mg、0.01mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(24.8mg、0.05mmol)を加え、この紫色の溶液を窒素でさらに15分間脱気した。溶液をキャップし、90℃にて12時間加熱し、真空下で濃縮し、1:1の酢酸:水(5mL)に溶解させ、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて、表題中間体の二TFA塩(40mg、69%収率)を得た。(m/z):C
43H
56F
4N
8O
7の[M+H]
+の計算値873.42、実測値873.6。
【0268】
調製22:(S)−3−メチル−4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0269】
【化43】
【0270】
(a)(S)−4−(1−ベンジルオキシカルボニル−ピペリジン−4−イル)−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
(S)−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1.0g、5mmol)およびN−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリドン(1.2g、5mmol)のメタノール(8mL)溶液に、酢酸(0.28mL)を加え、溶液を室温で1時間撹拌した。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(310mg、5mmol)を加え、反応混合物を45℃にて一晩撹拌し、次いで1NのNaOH(5mL)を加えた。水相をEtOAc(3×15mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜5%のMeOH/DCM)によって精製した。純粋な画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体(0.71g、30%収率)を透明な油状物として得た。(m/z):C
23H
35N
3O
4の[M+H]
+の計算値418.26、実測値418.1。
(b)(S)−3−メチル−4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
前のステップの生成物および10%Pd/C(湿式50%(0.05:0.45:0.5、パラジウム:カーボンブラック:水))(362mg、0.17mmol)のTHF(7.5mL)溶液を窒素でパージした。バルーンの水素を溶液に通して15分間バブリングし、反応混合物を水素雰囲気下、室温で16時間撹拌し、冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、THFで洗浄した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中10%のMeOH)によって精製した。所望の画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体を得た。
【0271】
調製23:(S)−4−[1−(4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペリジン−4−イル]−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0272】
【化44】
【0273】
4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルアミン(92.5mg、0.32mmol)のDCM(0.82mL)溶液に、CDI(56.8mg、0.35mmol)を加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌し、(S)−3−メチル−4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(99.3mg、0.35mmol;調製22)のDCM(1mL)溶液を加えた。溶液を真空下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜5%のMeOH/DCM)によって精製した。生成画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体(32mg、17%収率)を透明な油状物として得た。(m/z):C
23H
31BrClF
3N
4O
4の[M+H]
+の計算値599.12、601.11、実測値601.4。
【0274】
調製24:(S)−4−[1−(5−クロロ−4’−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペリジン−4−イル]−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0275】
【化45】
【0276】
1,4−ジオキサン(2.2mL)および水(0.1mL)中の、[(S)−2−メチル−1−((2S,4S)−4−メチル−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル(27.8mg、0.05mmol、(S)−4−[1−(4−ブロモ−2−クロロ−5−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペリジン−4−イル]−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(32.7mg、0.05mmol;調製23)および炭酸水素ナトリウム(23.8mg、0.28mmol)の溶液を窒素で20分間脱気し、Pd
2(dba)
3(10.0mg、0.01mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(26.0mg、0.05mmol)を加えた。反応混合物を窒素で15分間パージし、90℃にて60時間加熱し、濃縮し、メタノールで希釈し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。所望の画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて、表題中間体の二TFA塩(13mg、20%収率)を白色粉末として得た。(m/z):C
44H
58ClF
3N
8O
7の[M+H]
+の計算値903.41、実測値903.6。
【0277】
調製25:((S)−1−{(2S,4S)−2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0278】
【化46】
【0279】
(a)(2S,4S)−2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
(2S,4S)−4−メトキシ−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチルエステル(900mg、3.67mmol)、および臭化p−ブロモフェナシル(1.02g、3.67mmol)のDCM(20mL)溶液に、窒素下で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.92mL、11.01mmol)を加えた。このように得られた混合物を35℃にて3時間撹拌し、真空下で濃縮した。粗中間体をトルエン(150mL)に溶解させ、酢酸アンモニウム(5.66g、73.4mmol)を加え、このように得られた混合物を95℃にて一晩撹拌し、室温に冷却し、水(2×10mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(24g、酢酸エチル/ヘキサン0から60%)によって精製し、表題中間体(1.49g、96%収率)を得た。
(b)5−(4−ブロモ−フェニル)−2−((2S,4S)−4−メトキシ−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール
前のステップの生成物を1,4−ジオキサン中4MのHCl(2mL)で1時間処理し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、表題中間体の二HCl塩(1.40g、97%収率)を得た。(m/z):C
14H
16BrN
3Oの[M+H]
+の計算値322.05、324.05、実測値324。
(c)((S)−1−{(2S,4S)−2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
DMA(5mL)中の(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(643mg、3.67mmol)およびHATU(1.67g、4.40mmol)の混合物を10分間撹拌し、次いで前のステップの生成物(1.40g、3.54mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.92mL、11.01mmol)を加え、このように得られた混合物を室温で一晩撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、酢酸エチル(100mL)に溶解させ、水(2×10mL)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン30から80%)によって精製し、表題生成物(1.38g、79%収率)を得た。(m/z):C
21H
27BrN
4O
4の[M+H]
+の計算値479.12、481.12、実測値481。
【0280】
調製26:[(S)−1−((2S,4S)−4−メトキシ−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0281】
【化47】
【0282】
((S)−1−{(2S,4S)−2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(1.05g、2.18mmol;調製25)、4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](0.83g、3.27mmol)、および酢酸カリウム(0.39g、3.93mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液を、窒素で5分間パージし、次いでPd(dppf)Cl
2(95.80mg、0.13mmol)を加え、このように得られた混合物を100℃にて3時間撹拌し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、セライト(登録商標)およびシリカゲルのパッドを通して濾過した。パッドを酢酸エチル(150ml)で洗浄し、濾液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン30から100%)によって精製し、表題中間体(669mg、58%収率)を得た。(m/z):C
27H
39BN
4O
6の[M+H]
+の計算値527.30、実測値527.2。
【0283】
調製27:7−ブロモ−2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール
【0284】
【化48】
【0285】
(a)(2S,4S)−2−(2−アミノ−6−ブロモ−ナフタレン−1−イルカルバモイル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
6−ブロモ−ナフタレン−1,2−ジアミン(2.0g、8.5mmol)のDMF(150mL)溶液に、(2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸1−tert−ブチルエステル(2.14g、10.2mmol)、DIPEA(3.29g、25.5mmol)、およびHATU(4.84g、12.7mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、EtOAc/H
2O(150mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(2:1のEtOAc:石油エーテル)によって精製し、表題中間体(1.6g)を得た。
(b)(2S,4S)−2−(7−ブロモ−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
前のステップの生成物(1.6g、3.57mmol)の酢酸(15mL)溶液を窒素下、60℃に1時間加熱し、1NのNaOHでpHを8〜10に調節し、DCMで抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、表題中間体(1.5g)を得た。(m/z):C
21H
24BrN
3O
2の[M+H]
+の計算値430.11、432.11、実測値432.1。
(c)7−ブロモ−2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール
前のステップの生成物(1.5g、3.5mmol)のDCM(20mL)溶液に、TFA(2mL)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌し、1NのNaOH(5mL)でpHを約10に調節し、DCM(3×200mL)で抽出した。反応混合物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、表題中間体(1.1g)を得た。(m/z):C
16H
16BrN
3の[M+H]
+の計算値330.05、332.05、実測値330.2、332.1。
【0286】
調製28:((S)−2−メチル−1−{(2S,4S)−4−メチル−2−[7−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0287】
【化49】
【0288】
(a){(S)−1−[(2S,4S)−2−(7−ブロモ−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
7−ブロモ−2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール(1.05g、3.2mmol;調製27)のDCM(20mL)溶液に、(S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−酪酸(672mg、3.84mmol)、DIPEA(825mg、6.4mmol)、およびHATU(1.82g、4.8mmol)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、DCM(3×250mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(1:1のEtOAc:石油エーテル)によって精製し、表題中間体(1.2g)を得た(m/z):C
23H
27BrN
4O
3の[M+H]
+の計算値487.13、489.12、実測値489.2。
(b)((S)−2−メチル−1−{(2S,4S)−4−メチル−2−[7−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
前のステップの生成物(1.1g、2.2mmol)のジオキサン(20mL)溶液に、4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](838mg、3.3mmol)、Pd(dppf)Cl
2(161mg、0.22mmol)および酢酸カリウム(646mg、6.6mmol)を窒素下、室温で加えた。反応混合物を90℃にて一晩を撹拌し、EtOAc/H
2O(3×150mL)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(2:1の石油エーテル:EtOAc)によって精製し、表題中間体(450mg)を得た。(m/z):C
29H
39BN
4O
5の[M+H]
+の計算値535.30、実測値535.3。
1H NMR: (DMSO−d
6, 400 MHz) δ (ppm) 0.64〜0.86(m, 6H), 1.09(s, 3H), 1.31(s, 12H), 1.85〜1.90(m, 2H), 2.20〜2.38(m, 1H), 2.51(s, 1H), 3.31〜3.33(m, 1H), 3.51(s, 3H), 4.01〜4.07(m, 1H), 4.11〜4.16(m, 1H), 5.09〜5.10(m, 1H), 7.15(d, J=8.0Hz, 2H), 7.60〜7.79(m, 3H), 8.23〜8.37(m, 2H), 12.5〜13.55(d, 1H)。
【0289】
調製29:4−[4−(4−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−7−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0290】
【化50】
【0291】
1,4−ジオキサン(5.7mL)および水(260μL)中の、((S)−2−メチル−1−{(2S,4S)−4−メチル−2−[7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(72.7mg、0.13mmol;調製28)、4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(75mg、0.14mmol)および炭酸水素ナトリウム(59.4mg、0.71mmol)の溶液を窒素で20分間脱気した。Pd
2(dba)
3(24.91mg、0.027mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(64.8mg、0.14mmol)を加え、反応混合物を窒素で15分間脱気し、90℃にて12時間加熱し、濃縮し、メタノールで希釈し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。次いで溶液を真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて、白色粉末を得て、これを1:1の酢酸:水に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題中間体の二TFA塩(47mg、31%収率)を得た。(m/z):C
45H
54F
3N
8O
7の[M+H]
+の計算値879.43、実測値879.5。
【0292】
調製30:4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
【0293】
【化51】
【0294】
(a)4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
1,4−ジオキサン中4MのHCl(2.8mL)中の、4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(61.8mg、0.11mmol)の溶液を室温で1時間撹拌し、表題中間体を得た。
(b)4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
前のステップの生成物のDMA(5.6mL)溶液に、2,2−ジメチルプロパノイルクロリド(13.8μL、0.11mmol)およびDIPEA(97.6μL、0.56mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、真空下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜5%のMeOH)によって精製した。純粋な画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体(45mg、75%収率)を白色の泡状物として得た。(m/z):C
22H
30BrF
3N
4O
3の[M+H]
+の計算値535.15、537.14、実測値535.5。
【0295】
調製31:4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
【0296】
【化52】
【0297】
(a)4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
1,4−ジオキサン中4MのHCl(2.8mL)中の、4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(61.8mg、0.11mmol)の溶液を室温で1時間撹拌し、表題中間体を得た。
(b)4−[1−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド
2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオン酸(15.9mg、0.13mmol)およびHATU(51.1mg、0.13mmol)のDMA(3mL)溶液を50℃にて15分間撹拌し、次いで前のステップの生成物のDMA(2.63mL)溶液を加え、続いてDIPEA(97.6μL、0.56mmol)を加えた。溶液を50℃にて4時間撹拌し、真空下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜5%のMeOH)によって精製した。純粋な画分を合わせ、真空下で濃縮し、表題中間体(42mg、68%収率)を白色の泡状物として得た。(m/z):C
22H
30BrF
3N
4O
4の[M+H]
+の計算値551.14、553.14、実測値553.4。
【0298】
調製32:(2S,4S)−4−メチル−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0299】
【化53】
【0300】
(2S,4S)−2−[4−(4−ブロモ−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(2.0g、4.9mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.9g、7.4mmol)および酢酸カリウム(0.72g、7.4mmol)の1,4−ジオキサン(16mL)溶液を窒素で20分間脱気し、次いでPd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(160mg、0.20mmol)を加えた。溶液を窒素で20分間脱気し、密封し、100℃にて一晩撹拌し、室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(180mL)で洗浄、濃縮し、黒色の油を得た。粗材料をシリカゲルクロマトグラフィー(20〜100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。所望の画分を合わせ、濃縮し、表題中間体(1.55g、69%収率)を黄色の固体として得た。(m/z):C
25H
36BN
3O
4の[M+H]
+の計算値454.28、実測値454.4。
【0301】
調製33:(2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0302】
【化54】
【0303】
(2S,4S)−4−メチル−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(104mg、0.23mmol;調製32)、4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アミド(122mg、0.23mmol;調製30)および炭酸水素ナトリウム(100mg、1.19mmol)の1,4−ジオキサン(9.6mL)および水(0.44mL)溶液を窒素で20分間脱気し、次いでPd
2(dba)
3(41.8mg、0.046mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(109mg、0.23mmol)を導入し、反応物を窒素で15分間脱気した。反応液を90℃にて60時間加熱し、濃縮し、メタノールで希釈し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。所望の画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて白色粉末を得た。不純な画分を合わせ、真空下で濃縮し、1:1の酢酸:水溶液に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題中間体の二TFA塩(総量14.6mg、6%収率)を得た。(m/z):C
41H
54F
3N
7O
6の[M+H]
+の計算値782.41、実測値782.9。
【0304】
調製34:(S)−メトキシカルボニルアミノ−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−酢酸
【0305】
【化55】
【0306】
すべての固体が溶解するまで、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(12.32mL、125.6mmol)中の(S)−アミノ−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−酢酸(1g、6.28mmol)の溶液を撹拌した。クロロギ酸メチル(0.97mL、12.56mmol)を滴下で添加し、反応混合物を1時間撹拌し、1NのHClを加えて、pHを1に調節した。反応混合物を酢酸エチル(3×15mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、一晩真空下で乾燥させて、表題中間体(1.36g、99%収率)を白色の、粘着性固体として得た。(m/z):C
9H
15NO
5の[M+H]
+の計算値218.10、実測値218.3。
【0307】
(実施例1)
((S)−1−{(S)−2−[4−(4’−{[(S)−4−(1−シクロプロパンカルボニル−ピペリジン−4−イル)−3−メチル−ピペラジン−1−カルボニル]−アミノ}−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0308】
【化56】
【0309】
DMA(5mL)中の((S)−1−{(S)−2−[4−(4’−アミノ−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル(20mg、0.04mmol)およびp−ニトロフェニルクロロホルメート(8.9mg、0.04mmol)の混合物を、室温で30分間撹拌し、次いでシクロプロピル−[4−((S)−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン2HCl(18mg、0.06mmol;調製6)を加え、続いてDIPEA(32μL、0.18mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮し、1:1の酢酸:水(1.5mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題生成物の二TFA塩(6.8mg、20%収率)を得た。(m/z):C
42H
53F
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値823.40、実測値823.6。
【0310】
(実施例2)
[(S)−1−((S)−2−{4−[5’−クロロ−4’−({4−[1−(2,2−ジクロロ−シクロプロパンカルボニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0311】
【化57】
【0312】
1,4−ジオキサン中4MのHCl(0.21mL)中の、4−[4−(5−クロロ−4’−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(12.94mg、0.012mmol;調製14)の溶液を室温で30分間撹拌し、中間体生成物{(S)−1−[(2S,4S)−2−(4−{5’−クロロ−4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステルを得た。
【0313】
DMA中0.5Mの2,2−ジクロロシクロプロパン−1−カルボン酸(27.8μL、0.014mmol)、およびDMA(0.4mL)中のHATU(5.28mg、0.014mmol)の溶液を、50℃にて15分間撹拌し、次いで前のステップの中間体生成物(9.1mg、0.012mmol)のDMA(0.58mL、6.25mmol)溶液を加え、続いてDIPEA(10.1μL、0.058mmol)を加えた。反応液を50℃にて4時間撹拌し、真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。所望の画分を合わせ、凍結乾燥させて、表題化合物の二TFA塩(8.2mg、61%収率)を得た。(m/z):C
42H
50Cl
3F
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値925.29、実測値925.8。
【0314】
(実施例3〜6)
実施例2の手順に従い、DMA(0.58mL、6.25mmol)中の第1ステップの中間体生成物(9.1mg、0.012mmol)を適当な試薬と反応させて、以下の化合物を得た。
【0315】
【化58】
【0316】
【化59】
【0317】
(実施例7)
[(S)−1−((2S,4S)−2−{5−クロロ−4−[4’−({4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0318】
【化60】
【0319】
DMA(1.5mL)中の{(S)−1−[(2S,4S)−2−(5−クロロ−4−{4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステルトリ−HCl(10mg、0.01mmol;調製18)の混合物を室温で溶解するまで撹拌し、次いで2,2−ジメチルプロパノイルクロリド(1.4μL、0.011mmol)を加え、続いてDIPEA(9.7μL、0.056mmol)を加えた。反応混合物を室温で5分間撹拌し、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、1:1の酢酸:水(4mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、凍結乾燥させて、表題中間体のTFA塩(4mg)を黄色の粉末として得た。(m/z):C
43H
56ClF
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値873.40、実測値873.4。
【0320】
(実施例8)
[(S)−1−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0321】
【化61】
【0322】
(a)(S)−1−[(2S,4S)−2−(5−フルオロ−4−{4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
1,4−ジオキサン中4MのHCl(0.26mL)中の、4−[4−(4’−{5−フルオロ−2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(11.5mg、0.01mmol;調製21)の溶液を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮して、クリーム色の固体を得た。
(b)[(S)−1−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−5−フルオロ−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
DMA(0.52mL)中の前のステップの生成物(8.1mg、0.01mmoL)に、2,2−ジメチルプロパノイルクロリド(1.29μL、0.01mmol)およびDIPEA(9.01μL、0.05mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を合わせ、凍結乾燥させて、表題化合物の二TFA塩(4mg、33%収率)を得た。(m/z):C
43H
56F
4N
8O
6の[M+H]
+の計算値857.43、858.43、実測値858.7。
【0323】
(実施例9〜10)
実施例8の手順に従い、DMA(0.52mL)中のステップ(a)の生成物(8.1mg、0.01mmol)を適当な試薬と反応させて以下の化合物を得た。
【0324】
【化62】
【0325】
【化63】
【0326】
(実施例11)
((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(5’−クロロ−4’−{[4−((S)−4−ジメチルシクロプロパン−カルボニル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−カルボニル]−アミノ}−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
【0327】
【化64】
【0328】
(a)((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(5’−クロロ−4’−{[4−((S)−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−カルボニル]−アミノ}−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
1,4−ジオキサン中4.0MのHCl(0.1mL)中の、(S)−4−[1−(5−クロロ−4’−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペリジン−4−イル]−3−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(6.35mg、0.006mmol;調製24)の溶液を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、表題中間体を得た。(m/z):C
39H
50ClF
3N
8O
5の[M+H]
+の計算値803.35、実測値803.8。
(b)((S)−1−{(2S,4S)−2−[4−(5’−クロロ−4’−{[4−((S)−4−ジメチルシクロプロパン−カルボニル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピペリジン−1−カルボニル]−アミノ}−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル)−1H−イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸メチルエステル
DMA中0.5Mの(S)−(+)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(13.5μL、0.007mmol)、およびDMA(0.3mL)中のHATU(2.56mg、0.007mmol)の溶液を50℃にて15分間撹拌し、次いでDMA(0.3mL)中の前のステップの生成物(4.5mg、0.006mmol)およびDIPEA(4.9μL、0.028mmol)を加えた。溶液を50℃にて2時間撹拌し、1:1の酢酸:水(1.5mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題生成物の二TFA塩(2mg、40%収率)を得た。(m/z):C
45H
58ClF
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値899.41、実測値901.8。
【0329】
(実施例12)
[(S)−1−((2S,4S)−2−{4−[5’−クロロ−4’−({4−[(S)−4−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−2−メチル−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0330】
【化65】
【0331】
実施例11の手順と同様の手順に従い、DMA(0.3mL)中の実施例11のステップ(a)の生成物(4.5mg、0.006mmol)を2,2−ジメチル−プロパノイルクロリド(0.7μL、0.006mmol)およびDIPEA(4.89μL)と合わせて、表題化合物の二TFA塩(2mg、40%収率)を得た。(m/z):C
44H
58ClF
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値887.41、実測値887.8。
【0332】
(実施例13)
4−[4−(4’−{2−[(2S,4S)−4−メトキシ−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0333】
【化66】
【0334】
1,4−ジオキサン(2.8mL)および水(129μL)中の、[(S)−1−((2S,4S)−4−メトキシ−2−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−1H−イミダゾール−2−イル}−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル(35.5mg、0.067mmol;調製26)、4−[4−(4−ブロモ−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(37.1mg、0.067mmol)および炭酸水素ナトリウム(29.4mg、0.35mmol)の溶液を窒素で20分間脱気した。Pd
2(dba)
3(12.33mg、0.013mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(Xphos)(32.09mg、0.067mmol)を加え、反応物を窒素で15分間脱気した。このようにして得られた溶液を90℃にて60時間加熱し、濃縮し、メタノールで希釈し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて、白色粉末を得た。不純な画分を合わせ、真空下で濃縮し、1:1の酢酸:ACN溶液に溶解させ、表題化合物の二TFA塩(40mg、54%収率)を得た。(m/z):C
43H
57F
3N
8O
8の[M+H]
+の計算値871.43、実測値871.8。
【0335】
(実施例14)
[(S)−1−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−シクロブタンカルボニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0336】
【化67】
【0337】
(a){(S)−1−[(2S,4S)−4−メトキシ−2−(4−{4’−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−1H−イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボニル]−2−メチル−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
1,4−ジオキサン中4.0MのHCl(0.22mL)中の、4−[4−(4’−{2−[(2S,4S)−4−メトキシ−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−ピロリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−4−イル}−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(9.7mg、0.009mmol;実施例13)の溶液を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、表題中間体をクリーム色の粉末として得た。
(b)[(S)−1−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−シクロブタンカルボニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メトキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
2,2−ジメチル−シクロブタンカルボン酸(1.36mg、0.011mmol)およびHATU(4.03mg、0.011mmol)のDMA(0.44mL)溶液を50℃にて15分間撹拌した。前のステップの中間体生成物のDMA(0.2mL)溶液を加え、続いてDIPEA(7.7μL、0.044mmol)を加えた。反応混合物を50℃にて2時間撹拌し、真空下で濃縮し、1:1の酢酸:ACN(1.5mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題化合物の二TFA塩(0.9mg)を得た。(m/z):C
44H
59F
3N
8O
7の[M+H]
+の計算値881.45、実測値881.8。
【0338】
(実施例15)
[(S)−1−((2S,4S)−2−{7−[4−({4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
【0339】
【化68】
【0340】
(a){(S)−2−メチル−1−[(2S,4S)−4−メチル−2−(7−{4−[(4−ピペリジン−4−イル−ピペラジン−1−カルボニル)−アミノ]−2−トリフルオロメトキシ−フェニル}−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル)−ピロリジン−1−カルボニル]−プロピル}−カルバミン酸メチルエステル
1,4−ジオキサン中4.0MのHCl(0.20mL)中の、4−[4−(4−{2−[(2S,4S)−1−((S)−2−メトキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリル)−4−メチル−ピロリジン−2−イル]−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−7−イル}−3−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(8.8mg、0.008mmol;調製29)の溶液を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、表題中間体を白色粉末として得た。(m/z):C
40H
49F
3N
8O
5の[M+H]
+の計算値779.38、実測値779.8。
(b)[(S)−1−((2S,4S)−2−{7−[4−({4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボニル}−アミノ)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル)−2−メチル−プロピル]−カルバミン酸メチルエステル
前のステップの生成物のDMA(0.40mL)溶液に、2,2−ジメチルプロパノイルクロリド(1.0μL、0.008mmol)およびDIPEA(6.9μL、0.04mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、1:1の酢酸:水(1.5mL)に溶解させ、逆相HPLCによって精製し、表題化合物の二TFA塩(5mg、54%収率)を得た。(m/z):C
45H
57F
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値863.44、実測値863.8。
【0341】
(実施例16)
((S)−1−{(2S,4S)−2−[7−(4−{[4−(1−シクロプロパンカルボニル−ピペリジン−4−イル)−ピペラジン−1−カルボニル]−アミノ}−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−ナフト[1,2−d]イミダゾール−2−イル]−4−メチル−ピロリジン−1−カルボニル}−2−メチル−プロピル)−カルバミン酸(carbami acid)メチルエステル
【0342】
【化69】
【0343】
実施例15の手順に従い、2,2−ジメチルプロパノイルクロリド(1.0μL、0.008mmol)の代わりにシクロプロパンカルボニル(cylopropanecarbonyl)クロリド(0.76μL、0.008mmol)を使用して、表題化合物の二TFA塩(5mg、63%収率)を得た。(m/z):C
44H
53F
3N
8O
6の[M+H]
+の計算値847.40、実測値847.8。
【0344】
(実施例17)
[(S)−2−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−イル)−2−オキソ−1−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エチル]−カルバミン酸メチルエステル
【0345】
【化70】
【0346】
(a)4−[1−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペリジン−4−イル]−ピペラジン−1−カルボン酸{4’−[2−((2S,4S)−4−メチル−ピロリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−4−イル]−2−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル}−アミド
1,4−ジオキサン中4MのHCl(0.23mL)中の、(2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2TFA(12.3mg、0.012mmol;調製33)の溶液を室温で30分間撹拌し、真空下で濃縮し、表題中間体をクリーム色の固体として得た。
(b)[(S)−2−((2S,4S)−2−{4−[4’−({4−[4−(2,2−ジメチル−プロピオニル)−ピペラジン−1−イル]−ピペリジン−1−カルボニル}−アミノ)−2’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−4−イル]−1H−イミダゾール−2−イル}−4−メチル−ピロリジン−1−イル)−2−オキソ−1−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エチル]−カルバミン酸メチルエステル
(S)−メトキシカルボニルアミノ−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−酢酸(3.44mg、0.016mmol;調製34)およびHATU(6.02mg、0.016mmol)のDMA(0.3mL)溶液を50℃にて30分間撹拌した。前のステップの生成物のDMA(0.61mL)溶液を加え、続いてDIPEA(10.6μL、0.061mmol)を加えた。溶液を50℃にて1時間撹拌し、真空下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を合わせ、一晩凍結乾燥させて、表題化合物の二TFA塩(2mg、16%収率)を得た。(m/z):C
45H
59F
3N
8O
7の[M+H]
+の計算値881.45、実測値881.7。
【0347】
同様の合成手順を使用して、表1〜9の化合物を調製した(任意の欄における空欄は水素を表す)。
【0348】
【表1-1】
【0349】
【表1-2】
【0350】
【表1-3】
【0351】
(#)全ての化合物について、置換基R
8bが存在する場合には、置換基R
8bを担持するキラル炭素原子の配向は、(R)である。
【0352】
【表2-1】
【0353】
【表2-2】
【0354】
【表3】
【0355】
【表4】
【0356】
【表5】
【0357】
【表6】
【0358】
【表7】
【0359】
【表8】
【0360】
【表9】
【0361】
生物学的アッセイ
C型肝炎ウイルスは、ヌクレオチド配列に基づいて主要な6つの異なる遺伝子型に分類され、遺伝子型内のサブタイプにさらに分割されている。本発明の化合物は、下記のHCVレプリコンアッセイの1つまたは複数において、HCV複製の阻害を示した。
【0362】
アッセイ1:HCV遺伝子型1bレプリコンアッセイ
HCV遺伝子型1bレプリコン細胞系は、Apath LLC(Brooklyn、NY)(APC144;Huh7細胞バックグラウンド)から得た。このサブゲノムレプリコンは、ネオマイシン耐性選択マーカーに融合したHCVコアタンパク質のN末端を含有する。EMCV IRESは下流にあり、非構造タンパク質NS3〜NS5Bに融合したヒト化ウミシイタケルシフェラーゼの発現を促進する。この細胞系を使用して、レプリコンレベルの化合物の阻害の測定としてルシフェラーゼ活性の読み取りを利用して化合物の効力を決定した。
【0363】
5%CO
2加湿インキュベーターにおいて、10%FBS(HyClone)、1×NEAA(Invitrogen)、1×Pen−Strep(Invitrogen)、および500μg/mLのG418(Invitrogen)を有するDMEM(Invitrogen)中で37℃にて細胞を増殖させた。アッセイの1日目に、細胞を、G418を欠いている200μLの培地中で10,000細胞/ウェルでホワイト96ウェル組織培養プレート(Costar)に蒔いた。4時間後、細胞が接着すると、培地を除去し、用量反応の試験化合物を含有する培地(G418を含有せず)と置き換えた。化合物を最初にDMSOで希釈し、次いで培地でさらに200倍に希釈し、最終DMSO濃度を0.5%とした。細胞を、試験化合物と共に48時間インキュベートした。インキュベート期間の終わりに、培地および化合物をプレートから取り出し、Promega Renilla−Glo試薬を使用してルシフェラーゼ活性を決定した。
【0364】
データを分析するために、ルシフェラーゼ活性を化合物濃度に対してプロットし、GraphPad Prismソフトウェアパッケージ(GraphPad Software,Inc.、San Diego、CA)によって4パラメーターのロバストフィットモデルからEC
50値を決定した。結果を、EC
50値の負の10を底とする対数であるpEC
50として表す。
【0365】
このアッセイにおいてより高いpEC
50値を有する試験化合物は、HCV遺伝子型1b複製のより大きな阻害を示す。このアッセイにおいて試験した本発明の化合物は、典型的には約7〜約12のpEC
50値を示した。
【0366】
アッセイ2:HCV遺伝子型1aレプリコンアッセイ
HCV遺伝子型1aレプリコン細胞系は、Apath LLC(APC89;Huh7.5細胞バックグラウンド)から得た。このサブゲノムレプリコンは、ネオマイシン耐性選択マーカーに融合したHCVコアタンパク質のN末端を含有する。EMCV IRESは下流にあり、非構造タンパク質NS3〜NS5Bの発現を促進する。レプリコンレベルの化合物の阻害の測定としてライセート中のNS3特異的プロテアーゼ活性を使用して化合物の効力を決定した。
【0367】
5%CO
2加湿インキュベーターにおいて10%FBS(HyClone)、1×NEAA(Invitrogen)、1×Pen−Strep(Invitrogen)、および850μg/mLのG418(Invitrogen)を有するDMEM(Invitrogen)中で37℃にて細胞を増殖させた。アッセイの1日目に、細胞を、G418を欠いている200μLの培地中で15,000細胞/ウェルでブラック96ウェル組織培養プレート(Costar)に蒔いた。4時間後、細胞が接着すると、培地を除去し、用量反応の試験化合物を含有する培地(G418を含有せず)と置き換えた。化合物を最初にDMSOで希釈し、次いで培地でさらに200倍に希釈し、最終DMSO濃度を0.5%とした。細胞を、試験化合物と共に48時間または72時間インキュベートした。インキュベート期間の終わりに、培地および化合物をプレートから取り出した。
【0368】
ライセート中でNS3特異的プロテアーゼ活性を決定するために、細胞を、50μL/ウェルの50mMのHEPES(pH7.5)、150mMのNaCl、15%グリセロール、0.15%Triton X−100、10mMのDTT中で室温にて振盪しながら20分間溶解させた。次いで、50μLのNS3/4aプロテアーゼ特異的FRET基質(Anaspec RET S1、カタログ番号22991)を、15μMの最終濃度でウェルに加えた。プレートを37℃で20分間インキュベートしたが、これはプロテアーゼ活性がまだ線形相にある時点に対応する。プロテアーゼ活性を、蛍光(励起:340nm;発光:509nm)を測定することによって決定した。
【0369】
データを分析するために、蛍光を化合物濃度に対してプロットし、GraphPad Prismソフトウェアを使用した4パラメーターのロバストフィットモデルからEC50値を決定した。このアッセイにおいて試験した本発明の化合物は、典型的には約6〜約11.5のpEC
50値を示した。
【0370】
アッセイ3:耐性変異体に対するレプリコンアッセイ
対象とする耐性変異を有するレプリコン細胞を生じさせるために、部位特異的突然変異誘発によって、変異を親プラスミドに最初に導入した。遺伝子型1bにおける変異は、L31V、Y93H、およびL31V/Y93H二重変異体を含んだ。遺伝子型1aにおける変異は、Q30RおよびL31Vを含んだ。次いで、レプリコンプラスミドを直線化し、インビトロでRNAに転写した。RNAを使用して、Huh7細胞を電気穿孔によって安定的にトランスフェクトし、新規細胞系を、500μg/mLのG418で選択した。これらの変異細胞系に対する試験化合物の効力を、HCV遺伝子型1bおよび1aレプリコンアッセイについて上で記載したように決定した。
【0371】
対象とするさらなる変異に対する試験化合物の効力を、一過性トランスフェクションアッセイを使用して決定した。これらの変異体は、遺伝子型1a Y93C、Y93H、M28T、Q30E、Q30Kを含んだ。部位特異的突然変異誘発によって変異を親プラスミドに最初に導入した。次いで、レプリコンプラスミドを直線化し、インビトロでRNAに転写した。RNAを使用して、Huh−LUNET細胞(ReBLikon GmbH、Schriesheim、Germanyから得た)を電気穿孔によって一過性にトランスフェクトし、変異体に対する試験化合物の効力を上に記載したように決定した。
【0372】
アッセイ4:追加的レプリコンアッセイ
遺伝子型間(intergenotypic)キメラを生じさせることによって、他の遺伝子型のNS5A配列に対する試験化合物の効力を決定した。遺伝子型2〜6からの、またはNS5Aのアミノ酸11〜118をコード化しているヌクレオチド配列の全部のNS5A遺伝子を遺伝子型1bレプリコンへとサブクローニングした。次いで、これらのキメラのレプリコンプラスミドを線形化し、RNAへインビトロで転写した。RNAを使用して、エレクトロポレーションによりHuh−LUNET細胞を一時的または安定的にトランスフェクトし、キメラに対する試験化合物の効力を、上述した通りに決定した。
【0373】
アッセイ結果
実施例1〜17および表1〜9の化合物の全てを、上記アッセイの1つまたは複数において試験した。例えば、下記の結果を、HCV遺伝子型1aおよび1bレプリコンアッセイにおいて得た。ここで、Aは、6〜8のpEC
50値(1μM〜10nMのEC
50)を表し、Bは、8〜9のpEC
50(1〜10nMのEC
50)を表し、Cは、9〜約10のpEC
50、(1nM〜0.1nMのEC
50)を表し、Dは、pEC
50>10(EC
50<0.1nM)を表す。
【0374】
【表10-1】
【0375】
【表10-2】
【0376】
本発明をその特定の実施形態に関して記載してきた一方で、様々な変更をしてもよく、本発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく等価物が代わりに用いられ得ることを当業者は理解すべきである。さらに、多くの改変を行って、特定の状況、材料、組成物、プロセス、プロセスステップ)を、本発明の目的、趣旨および範囲に適合させてもよい。全てのこのような改変は、本明細書に添付の特許請求の範囲内であることが意図される。さらに、本明細書(ここより上)において引用した全ての公開資料、特許、および特許文献は、個々に参考として援用されているかのように、本明細書において全体が参考として援用される。