特許第6069648号(P6069648)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6069648
(24)【登録日】2017年1月13日
(45)【発行日】2017年2月1日
(54)【発明の名称】配電盤用シールド板の支持金具
(51)【国際特許分類】
   H02B 1/38 20060101AFI20170123BHJP
   H02B 1/30 20060101ALI20170123BHJP
   H02B 1/40 20060101ALI20170123BHJP
【FI】
   H02B1/38 B
   H02B1/30 E
   H02B1/30 C
   H02B1/40 B
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-19661(P2013-19661)
(22)【出願日】2013年2月4日
(65)【公開番号】特開2014-150699(P2014-150699A)
(43)【公開日】2014年8月21日
【審査請求日】2015年12月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227401
【氏名又は名称】日東工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085523
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 文夫
(74)【代理人】
【識別番号】100078101
【弁理士】
【氏名又は名称】綿貫 達雄
(74)【代理人】
【識別番号】100154461
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 由布
(72)【発明者】
【氏名】松隈 裕史
(72)【発明者】
【氏名】篠原 祐二
【審査官】 澤崎 雅彦
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭59−090203(JP,U)
【文献】 実開平04−010108(JP,U)
【文献】 実開昭53−051559(JP,U)
【文献】 実開平07−042978(JP,U)
【文献】 実開平02−110709(JP,U)
【文献】 特開2006−217676(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02B 1/00 − 1/56
F16B 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
分電盤の筐体本体に取り付けられた内部機器の導電部を被覆するシールド板の支持金具であって、該支持金具は、前記筐体本体に取り付けられる固定金具と、可動金具と、該可動金具を前記固定金具に対し可動自在とする可動手段と、前記可動金具を前記固定金具に固定する可動金具固定手段とからなり、該可動手段として、固定金具に、上下方向の長孔を複数並列状に配置して形成するとともに、
前記可動金具は第1可動金具と第2可動金具とから構成され、該第2可動金具を該第1可動金具に対し上下方向に可動自在に取り付けたことを特徴とするシールド板の支持金具。
【請求項2】
前記第1可動金具には、この第1可動金具を該固定金具に対して上下方向に位置変更が可能なように取り付けるための第1可動金具固定孔を、上下方向に複数設けたことを特徴とする請求項1記載のシールド板の支持金具。
【請求項3】
前記複数並列状に配置した長孔を該固定金具の上部寄りに形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のシールド板の支持金具。
【請求項4】
前記複数並列状に配置した長孔を該固定金具の主板部および側板部に形成したことを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載のシールド板の支持金具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配電盤に用いるシールド板の支持金具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
たとえば分電盤や配電盤において、導電部に手が接触することによる感電の防止や、異物の侵入防止を目的として、導電部を覆うシールド板が広く用いられている。このシールド板を支持することを目的として、筐体本体に固定される支持金具が知られており、その高さは支持金具の調節機能によって調整可能とされている。
【0003】
支持金具の高さ調節機能の従来例としては、支持金具を固定金具と可動金具とから構成し、固定金具を筐体本体に固定し、可動金具にはシールド板接合部を設けるとともに、固定金具の上下方向に設けられた1つの長孔と、これに接続される可動金具とを1本のネジにより固定する方法が挙げられる(特許文献1)。しかしながら、1本のネジで固定金具と可動金具とを接続するため、固定強度が弱く、時間の経過により両者にずれが生じるという問題点があった。
【0004】
他方、特許文献1と同様に1つの長孔を備えた固定金具と、これに接続される可動器具とを2本のネジで固定する方法も開示されている(特許文献2)。この方法によれば、1本のネジで固定する場合に比べて、固定金具と可動金具とを強固に固定することができる。しかしながら、特許文献1のように1本のネジで固定する場合には、長孔の上下方向全域にわたって固定位置を定めることができ、可動金具の可動域を広く確保できるのに対し、特許文献2のように、2本のネジを1つの長孔に上下に差し込んで固定する場合には、2本のネジの間隔分だけ可動金具の可動範囲が狭くなり、可動金具と連動するシールド板の高さの調整幅も小さく制限される問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平2−110709号公報
【特許文献2】特開2006−217676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明の目的は前記の問題を解決し、支持金具の部材間の固定強度を確保すると同時に、支持金具の高さ調整幅を大きくすることができる特徴を持った支持金具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた本発明は、分電盤の筐体本体に取り付けられた内部機器の導電部を被覆するシールド板の支持金具であって、該支持金具は、前記筐体本体に取り付けられる固定金具と、可動金具と、該可動金具を前記固定金具に対し可動自在とする可動手段と、前記可動金具を前記固定金具に固定する可動金具固定手段とからなり、該可動手段として、固定金具に、上下方向の長孔を複数並列状に配置して形成するとともに、前記可動金具は第1可動金具と第2可動金具とから構成され、該第2可動金具を該第1可動金具に対し上下方向に可動自在に取り付けたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明については、請求項1記載のシールド板の支持金具において、前記第1可動金具には、この第1可動金具を該固定金具に対して上下方向に位置変更が可能なように取り付けるための第1可動金具固定孔を、上下方向に複数設けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に記載の発明については、請求項1または請求項2記載のシールド板の支持金具において、前記複数並列状に配置した長孔を該固定金具の上部寄りに形成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載の発明については、請求項1、2、3のいずれかに記載のシールド板の支持金具において、前記複数並列状に配置した長孔を該固定金具の主板部および側板部に形成したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る請求項1によれば、並列配置した長孔を用いて並列にネジ止めをすることで、高い固定強度を得ることができるとともに、シールド板の高さは長孔の長さと略同一の範囲内で調整することができる。これにより、1つの長孔に直列に2本のネジを取り付ける場合と比較して、シールド板の高さ調整幅を大きくすることが可能となる。
【0013】
また、可動金具をさらに第1可動金具と第2可動金具とから構成することで、それぞれが可動することにより、可動金具が1つから構成される場合と比較してシールド板の高さ調整幅を大きくすることが可能となる。
【0014】
また、本発明に係る請求項によれば、従来と比較して長孔を短縮しても、シールド板の高さ調整幅を大きくすることができるため、さまざまな高さの固定金具を製造するにあたり、長孔の長さを略同一にすることができる。したがって、単一の金型でさまざまな高さの固定金具を低コストで製造することが可能となる。
【0015】
そして、本発明に係る請求項によれば、たとえば高さのある固定金具を製造するなど、固定金具の下部強度が必要となる場合において、長孔を固定金具の上部寄りに形成することで、固定金具の下部の強度低下を防止することが可能となる。
【0016】
さらに、本発明に係る請求項によれば、L字状に構成された第1可動金具を取り付けることが可能であるため、第1可動金具自体の強度を高めることができる。また、ネジにより異方向から固定金具と第1可動金具とを固定するので、第1可動金具が固定金具に対して左右方向にがたつき難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】筐体本体の取付板に支持金具を取り付けた際の断面図である。
図2】実施形態1の支持金具の分解説明図である。
図3】実施形態1において可動領域中最も低い位置にて固定した際の図である。
図4】実施形態1において可動領域中最も低い位置にて固定した際の断面図である。
図5】実施形態1において可動領域中最も高い位置にて固定した際の図である。
図6】実施形態1において可動領域中最も高い位置にて固定した際の断面図である。
図7】高さの低い固定金具を使用した際の断面図である。
図8】実施形態2の支持金具の分解説明図である。
図9】実施形態3の支持金具の分解説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1に示すように、支持金具1は筐体本体2の取付板3に取り付けられ、上部のシールド板4は蝶番5およびローレット受け6を介したローレットネジ7によって支持金具1の上方に取り付けられ、内部機器8を被覆している。
【0019】
実施形態1において、支持金具1は図2に示すように、2つの長孔9を並列して形成した固定金具10と、固定金具10に対して上下方向に位置変更可能とする第1可動金具11と、第1可動金具11に対して同じく上下方向に位置変更可能とする第2可動金具12とからなる。なお、固定金具10に形成された長孔9は、第1可動金具11の高さ調整に用いる。第1可動金具11は、第1可動金具11を固定金具10に対して上下方向に位置変更可能とする第1可動金具固定孔13と、第2可動金具12を第1可動金具11に対して上下方向に位置変更可能とする第2可動金具固定孔14とを上下方向に複数有している。上下方向とはシールド板4の高さ調整方向を意味する。
【0020】
実際に固定金具10、第1可動金具11、および第2可動金具12を取付ネジ15aおよび15bを用いて固定する際に、第1可動金具11および第2可動金具12の可動領域中で最も低い位置にて固定した状態を図3、および図4に示す。また、第1可動金具11および第2可動金具12の可動領域中で最も高い位置にて固定した状態を図5、および図6に示す。
【0021】
以下に固定金具10の詳細を示す。固定金具10は柱状の構造で、断面形状が略コ字状に形成されており、筐体本体2の取付板3に対しネジ止めや溶接などの手段により取り付けられる。固定金具10は、筐体本体2に取り付けられる筐体固定部16と、柱状部の中央面である固定金具主板部17と、柱状部の側面である固定金具側板部18とからなる。
【0022】
固定金具10の固定金具主板部17には、略同形状かつ同サイズの2つの長孔9が同じ高さ位置において並列に形成されている。これにより、シールド板4の高さは長孔9の長さと略同一の範囲内で調整することができるので、1つの長孔9に直列に2本のネジを取り付ける場合と比較して、第1可動金具11の高さ調整幅を大きくすることができる。
【0023】
固定金具10と第1可動金具11は2つの並列に形成された長孔9を介して、前面から取付ネジ15aによって取り付けることができる。長孔9を介し第1可動金具11に取り付けられることにより、第1可動金具11の高さ位置を調整することが可能となる。また、2つの取付ネジ15aによって固定金具10と第1可動金具11とを固定することにより、1つの取付ネジを使用する従来と比較して固定強度を高めることができる。
【0024】
また、固定金具10には並列状に長孔9が形成されているため、特許文献2のように2本のネジを1つの長孔に上下に差し込んで固定する場合には、2本のネジの間隔分だけ可動金具の可動範囲が狭くなるのに対し、本発明においては、1本のネジ15aで1つの長孔9に固定するため、長孔9の上下方向全域にわたって固定位置を定めることができ、第1可動金具11の可動域を広く確保でき、連動するシールド板4の高さの調整幅も大きくすることができる。
【0025】
以下に第1可動金具11の詳細を示す。第1可動金具11は平板形状であり、固定金具10と第2可動金具12の間に取り付けられる。固定金具10への取り付けにおいては、取付ネジ15aによりコ字状の固定金具10の内側に固定される。第1可動金具11には固定金具10の長孔9を介して取り付けるための左右一対の第1可動金具固定孔13が設けられており、上下に複数形成することができる。また、第2可動金具固定孔14は第1可動金具11の上部寄りに、上下方向に沿って一列上に、一定の間隔で、3点以上の複数箇所に形成することや、左右一対で上下に3点以上の複数箇所に形成することもできる。
【0026】
なお、第2可動金具12を取り付けるための第2可動金具固定孔14については、第1可動金具11の上下方向に複数形成されているため、第2可動金具12と第1可動金具11間で選択的に高さの調整が可能である。
【0027】
本実施形態においては、最上位置の第1可動金具固定孔13aは、第1可動金具11の上辺から第一可動金具固定孔13aまでの長さが、固定金具10の上辺から長孔9の下端までの長さと略同一となる位置に形成されている。これにより、第1可動金具固定孔13aが長孔9の下端で固定される場合、第1可動金具11の上辺と固定金具10の上辺が略同一の高さとなり、第一可動金具11の先端が固定金具10から上方向に突出しないようにするとともに、第1可動金具11の上下方向の長さを短縮し、原材料の使用量を減らすことができる。さらに、第1可動金具11を固定金具10に対して上方向に可動させた場合、その可動した距離を視認することができるので、支持金具1同士の高さを略同一に調整することが容易となる。その際には、予め第1可動金具11に上下方向の目盛りを振ると、より容易に支持金具1同士の高さ調整が可能となる。なお、第1可動金具固定孔13aの形成位置はこれに限定されることはない。
【0028】
また、最上位置の第1可動金具固定孔13aの下方向には、長孔9の長手方向の距離9aと第2可動金具固定孔14間の距離14aとの合計距離の範囲内で、第1可動金具固定孔13bが形成されている。第1可動金具固定孔13bは第1可動金具11の上下方向の長さによっては複数形成することができる。これにより、第1可動金具11の固定金具10に対する可動幅の範囲内で高さの微調整が可能となる。これらの特徴を持つ第1可動金具固定孔13により、高さのある固定金具10を使用する場合、長孔の長さを短くしたとしても、従来例のように固定金具10の上部から下部に渡って長孔を形成した場合と同様に、第1可動金具11の固定金具10に対する上下方向の可動幅を得ることができる。また、長孔9を上部寄りに形成することで、固定金具10の下部の強度低下を防ぐことができる。
【0029】
他方、従来例と比較して長孔9の長さが短縮されても十分な高さ調整幅の確保が可能となるので、図7に示すように長孔9の長さに合わせて固定金具10自体の高さを低くするなど、さまざまな高さの固定金具10において長孔9の長さを略同一に設定することができ、単一の金型でさまざまな高さの固定金具10を低コストで製造することが可能となる。また、第2可動金具固定孔14は第1可動金具11の上部寄りに、上下方向に沿って一列上に、一定の間隔で3点形成されている。
【0030】
なお、第1可動金具固定孔13および第2可動金具固定孔14は、使用状況により適宜選択してどちらか一方のみを上下方向に複数形成することも可能である。
【0031】
さらに、図7のように高さの低い固定金具を使用する場合は、第1可動金具固定孔13を1つだけ設けることも想定され、その場合は、第1可動金具固定孔13を第1可動金具11の下部寄りの位置に形成することにより、シールド板4の高さ調整幅を大きくすることが可能となる。
【0032】
以下には第2可動金具12の詳細を示す。第2可動金具12は断面が略コ字状に形成されており、第2可動金具主板部19には第1可動金具11に取り付けるための第2可動金具取付孔20が第2可動金具固定孔14の間隔14aに合わせて上下方向に2つ形成されている。第1可動金具11と第2可動金具12は2つの第2可動金具取付孔20を介して、取付ネジ15bによって第2可動金具固定孔14に取り付けることができ、第2可動金具12の高さ位置を調整することが可能となる。また、2つの取付ネジ15bによって第1可動金具11と第2可動金具12とを固定することにより、1つの取付ネジを使用する従来と比較して固定強度を高めることができる。また、第1可動金具11に形成された第2可動金具固定孔14に対応して同金具が取り付けられるため、第1可動金具11の第2可動金具固定孔14が左右一対に形成されている場合は、それに対応して同じように左右一対に第2可動金具取付孔20を形成することも可能である。また、第2可動金具取付孔20は長孔として形成することも可能である。
【0033】
なお、実施形態1は、第2可動金具12の上部に蝶番受部21および蝶番5を設けてシールド板4を回動自在に取り付ける構造を有しているが、ローレットによる取り付けなどのシールド板4を着脱自在とする構造や、その他回動自在とする構造なども想定される。
【0034】
以上のように、長孔9を短縮しても、シールド板4の高さ調整幅を大きく確保できる構造を有するため、さまざまな高さの固定金具10において長孔9の長さを略同一とすることができ、単一の金型でさまざまな高さの固定金具10を低コストで製造することができる。なお、固定金具10および第2可動金具12は強度確保のために断面の形状をコ字状としたが、強度が十分である場合には板状としてもよい。
【0035】
実施形態2として図8に示すように、第1可動金具11と第2可動金具12間の高さ位置調整が不要の場合は、第1可動金具11と第2可動金具12とを1つとし、可動金具固定孔22を有する可動金具23として構成することも想定される。
【0036】
図9には、実施形態3として、長孔9を固定金具10の固定金具主板部17および固定金具側板部18にそれぞれ形成した場合を示す。なお、それぞれの長孔9の高さや位置、形状、およびサイズは略同一とする。第1可動金具11は断面がL字状もしくはコ字状に形成され、固定金具10のそれぞれの長孔9を介して、固定金具10の固定金具主板部17およびどちらかの固定金具側板部18に取り付けるための第1可動金具取付孔13を、第1可動金具11のそれぞれの面の上下方向に複数有する。
【0037】
第1可動金具11はコ字状の固定金具10の内側から、固定金具10の固定金具主板部17およびどちらかの固定金具側板部18に取付ネジ15aを用いて取り付けられる。これにより左右方向のがたつきをより効果的に防ぐことができる。さらに、第1可動金具11を上記形状とすることにより、第1可動金具11自体の強度を上げることができる。
【0038】
加えて、第2可動金具12の断面をL字状に形成し、第1可動金具11および第2可動金具12のそれぞれの面に第2可動金具固定孔14および第2金具取付孔20を上下方向に複数形成し、取付ネジ15bを用いて固定することも可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 支持金具
2 筐体本体
3 取付板
4 シールド板
5 蝶番
6 ローレット受け
7 ローレットネジ
8 内部機器
9 長孔
10 固定金具
11 第1可動金具
12 第2可動金具
13 (13a、13b)第1可動金具固定孔
14 第2可動金具固定孔
15 (15a、15b)取付ネジ
16 筐体固定部
17 固定金具主板部
18 固定金具側板部
19 第2可動金具主板部
20 第2可動金具取付孔
21 蝶番受部
22 可動金具固定孔
23 可動金具
図7
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図8
図9