特許第6069864号(P6069864)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6069864監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6069864
(24)【登録日】2017年1月13日
(45)【発行日】2017年2月1日
(54)【発明の名称】監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システム
(51)【国際特許分類】
   H05B 37/02 20060101AFI20170123BHJP
【FI】
   H05B37/02 B
【請求項の数】5
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-70081(P2012-70081)
(22)【出願日】2012年3月26日
(65)【公開番号】特開2013-201087(P2013-201087A)
(43)【公開日】2013年10月3日
【審査請求日】2014年9月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
(72)【発明者】
【氏名】工藤 和也
【審査官】 石田 佳久
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−295399(JP,A)
【文献】 特開2011−071750(JP,A)
【文献】 特開2005−050774(JP,A)
【文献】 特開2005−108484(JP,A)
【文献】 特開2010−080274(JP,A)
【文献】 特開2004−303685(JP,A)
【文献】 特開2001−230087(JP,A)
【文献】 特開2001−167891(JP,A)
【文献】 特開平08−055681(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 37/02 − 39/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一以上の照明器具で構成されるグループ毎の操作ボタンを、タッチパネルの表示画面中に複数表示する第1の操作ボタン表示部を有し、
前記複数の操作ボタンの各々は、前記複数の照明器具のオン状態とオフ状態の少なくとも2つの表示状態に切り替わり、
前記2つの表示状態とは別に前記グループ毎の調光率前記第1の操作ボタン表示部に前記グループ毎の操作ボタンとともに表示されていることを特徴とする監視端末器。
【請求項2】
前記第1の操作ボタン表示部は、前記複数の照明器具を制御する制御部と前記監視端末器とが通信を行うことにより前記第1の操作ボタン表示部の表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視端末器。
【請求項3】
前記タッチパネルの表示画面中に前記複数の照明器具の全てをオンさせるオン操作を指示するオールオンスイッチを表示する第2の操作ボタン表示部をさらに有し、
前記オールオンスイッチは、このオールオンスイッチにより以前に点灯させた全ての照明器具の調光状態が記憶されており、オン操作に、記憶されている前記以前の全ての照明器具の調光状態となるようにオン操作を指示し、あるいは前記全ての複数の照明器具の調光率を所定のリミット値に設定し、この設定した所定のリミット値となるようにオン操作を指示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視端末器。
【請求項4】
前記第2の操作ボタン表示部は、前記複数の照明器具の全てをオフさせるオフ操作を指示するオールオフスイッチをさらに有し、このオールオフスイッチを含むオフ状態にある操作ボタンと、前記オールオンスイッチを含むオン状態にある操作ボタンとは異なる色で表示することを特徴とする請求項3に記載の監視端末器。
【請求項5】
複数の照明器具と;
前記複数の照明器具を制御する制御部と;
この制御部と通信を行う請求項1に記載の監視端末器と;
を具備したことを特徴とする照明制御システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、例えば、建物内の天井面に配設された複数の照明器具を遠隔制御する監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、オフィスビルや各種施設などでは、各フロアや各エリアなどの照明エリア毎に設置される照明器具などの照明負荷を遠隔制御する照明制御システムが採用されている。
【0003】
この照明制御システムでは、照明制御装置である中央処理装置に伝送ラインを介して複数の照明用機器が通信可能に接続されており、各照明用機器は、中央処理装置からの制御信号によって制御される。また、中央処理装置と複数の照明用機器とが伝送ラインを介して通信することにより、中央処理装置は、照明用機器を統合的に管理することができるようになっている。
【0004】
また、この照明制御システムにおける複数の照明器具は、遠隔操作可能な壁スイッチ等の監視端末器の手動操作に応じて操作信号が伝送ラインに出力され、この操作信号を受信した中央処理装置によってオン/オフが制御される。
【0005】
従来の監視端末器は、例えば、グループ毎の照明器具を夫々遠隔操作するための複数個のタッチ操作部を有し、操作されたタッチ操作部に該当するグループの照明器具をオン/オフするための操作信号を生成し、この生成した操作信号を、伝送ラインを介して中央処理装置へと出力している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−21987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
近年、建物内の天井面に配設される複数の照明器具は、フロアの使用形態に応じて数多くのグループ毎に配設される一方、これら複数の照明器具を有する照明制御システムにおいて省エネルギ化を図ることが望まれている。
【0008】
しかしながら、従来の監視端末器は、グループ毎に割り当てられたタッチ操作部の数が少ないので、数多くのグループ毎に割り当てられた複数の照明器具のオン/オフを操作指示するためには、さらに複数の監視端末器を増設しなければならず、コストも高価になってしまう。
【0009】
また、従来の監視端末器は、単にグレープ毎に割り当てられた複数の照明器具をオン/オフ操作指示するとともに、オン/オフ操作指示されたことをLED等で表示するのみの構成である。このため、従来の監視端末器は、建物内のどこのエリアでどこのグループの照明器具がどれくらいの調光量で点灯しているのか、あるいは電力を消費したかの調光量や消費電力量については使用者に告知することはできず、照明制御システム全体の省エネルギ化を図ることができない。
【0010】
そこで、本実施形態は前記問題点に鑑みてなされたもので、複数の監視端末器を増設することなく、複数のグループ毎の照明器具をオン/オフ操作することができるとともに、グループ毎の照明器具の調光率を表示することで、省エネルギ化を図ることができる安価な監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
実施形態の監視端末器は、少なくとも一以上の照明器具で構成されるグループ毎の操作ボタンを、タッチパネルの表示画面中に複数表示する第1の操作ボタン表示部を有し、前記複数の操作ボタンの各々は、前記複数の照明器具のオン状態とオフ状態の少なくとも2つの表示状態に切り替わり、前記2つの表示状態とは別に前記グループ毎の調光率前記第1の操作ボタン表示部に前記グループ毎の操作ボタンとともに表示されていることを特徴とする。
【0012】
また、実施形態の照明制御システムは、複数の照明器具と;前記複数の照明器具を制御する制御部と;この制御部と通信を行う請求項1に記載の監視端末;を具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
実施形態に係る監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明システムによれば、複数の監視端末器を増設することなく、複数のグループ毎の照明器具をオン/オフ操作することができるとともに、グループ毎の照明器具の調光率を表示することで、省エネルギ化を図ることができる安価な監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】実施形態に係る監視端末器を備える照明制御システムの全体構成を示す構成図
図2図1の照明制御システムにおける照明器具がエリア毎のグループに割り付けられた構成例を説明するためのフロアの平面図
図3図1の監視端末器の構成を示す構成図
図4図3の表示切替タグの操作によって消費電力量表示に表示切替された監視端末器の表示例を示す図
図5図4の消費電力量表示の変形例を示す積算消費電力量表示に表示切替した場合の監視端末器の表示例を示す図
図6図1の中央処理装置のCPUにおける制御例を示すフローチャート
図7図1の中央処理装置のCPUにおける消費電力量及び消費積算電力量算出ルーチンを示すフローチャート
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
実施形態の監視端末器は、少なくとも一以上の照明器具で構成されるグループ毎の操作ボタンを、タッチパネルの表示画面中に複数表示する第1の操作ボタン表示部を有し、前記複数の操作ボタンの各々は、前記複数の照明器具のオン状態とオフ状態の少なくとも2つの表示状態に切り替わり、前記2つの表示状態とは別に前記グループ毎の調光率前記第1の操作ボタン表示部に前記グループ毎の操作ボタンとともに表示されていることを特徴とする。
【0016】
本発明及び以下の請求項の各発明に係わる実施形態において、特に限定しない限り、用語の定義及び技術的意味は次による。
【0017】
照明器具は、例えば、LEDを光源として用いた照明器具であるが、これに限定されるものではない。但し、光源の応答速度を考慮すると、光源が通常のランプよりもLEDを光源として用いた照明器具であれば、数多くの照明器具を設置した場合でも、迅速に調光制御することができるので有効である。
【0018】
操作ボタン表示部は、監視端末器の操作画面を構成する1表示画面上に表示された、タッチパネル式の操作ボタンであるが、これに限定されるものではない。例えば、監視端末器の操作画面を2つの表示画面に構成し、一方の表示画面にオン状態の操作ボタン表示部を表示し、他方の表示画面にオフ状態の操作ボタン表示部を表示させてもよい。
【0019】
請求項2に係る監視端末器は、請求項1に記載の監視端末器において、前記第1の操作ボタン表示部は、前記複数の照明器具を制御する制御部と前記監視端末器とが通信を行うことにより前記第1の操作ボタン表示部の表示を行うことを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、制御部から送信されて受信した表示データに基づいて前記複数の操作ボタン表示部の表示を行うことにより、監視端末器の電気的な構成を簡略化できるので、コストの安価な監視端末器を実現できる。
【0021】
請求項3に係る監視端末器は、請求項1または請求項2に記載の監視端末器において、 前記タッチパネルの表示画面中に前記複数の照明器具の全てをオンさせるオン操作を指示するオールオンスイッチを表示する第2の操作ボタン表示部をさらに有し、前記オールオンスイッチは、このオールオンスイッチにより以前に点灯させた全ての照明器具の調光状態が記憶されており、オン操作に、記憶されている前記以前の全ての照明器具の調光状態となるようにオン操作を指示し、あるいは前記全ての複数の照明器具の調光率を所定のリミット値に設定し、この設定した所定のリミット値となるようにオン操作を指示することを特徴とする。
【0022】
操作ボタン表示部のオールオンスイッチは、オン操作に、記憶されている前記以前の全ての照明器具の調光状態となるようにオン操作を指示し、あるいは全ての複数の照明器具の調光率を所定のリミット値に設定し、この設定した所定のリミット値となるようにオン操作を指示するものであるので、全ての照明器具を1度の操作で点灯させることはできることは勿論、省エネルギ化に有効な点灯状態で全ての照明器具を点灯させることができ、省エネルギ化に大きく寄与する。
【0023】
請求項4に記載の監視端末器は、請求項3に記載の監視端末器において、前記第2の操作ボタン表示部は、前記複数の照明器具の全てをオフさせるオフ操作を指示するオールオフスイッチをさらに有し、このオールオフスイッチを含むオフ状態にある操作ボタンと、前記オールオンスイッチを含むオン状態にある操作ボタンとは異なる色で表示することを特徴とする。
【0024】
オールオフスイッチを含むオフ状態にある操作ボタン表示部と、前記オールオンスイッチを含むオン状態にある操作ボタン表示部とを、異なる色で表示することにより、操作者に点灯または消灯しているグループ(エリア)毎の照明器具の点灯/消灯状態を円滑に告知させることができる。例えば、オールオンスイッチを含むオン状態にある操作ボタン表示部を赤色で表示させ、オールオフスイッチ含むオフ状態にある操作ボタン表示部を緑色で表示させることが望ましいが、この色に限定されるものではない。
【0025】
また、実施形態の照明制御システムは、複数の照明器具と、前記複数の照明器具を制御する制御部と、この制御部と通信を行う請求項1に記載の監視端末具備したことを特徴とする。
【0026】
端末器は、例えば、複数の照明器具を制御する制御端末器であるが、これに限定されるものではなく、その他、センサ端末器等も含む。この制御端末器は、例えば4回路の照明器具が接続可能で構成されるが、これに限定されるものではなく、例えば8回路の照明器具が接続可能に構成されていてもよい。
【0027】
また、端末器は、制御信号等を有線で伝送する有線伝送式のコントローラで構成するが、例えば、制御信号を無線で伝送する無線伝送式のコントーラで構成してもよい。
【0028】
このような構成の照明制御システムによれば、簡単な構成で、かつ低コストで、省エネルギ化を図ることができる、監視端末器を備えた照明制御システムを構築することができる。
【0029】
(実施の形態)
図1は、本実施形態に係る監視端末器を備えた照明制御システムの全体構成を示す構成図である。
図1に示す照明制御システム1は、例えば、オフィスビルや各種施設などの各フロアや各エリアなどの照明エリア毎に設置される照明器具を遠隔制御する中央処理装置2を有している。
【0030】
この中央処理装置2には、2線伝送線(以下、伝送ラインと称す)3を介して本実施形態の監視端末器を構成する壁スイッチ4、後述する複数の制御端末器S1、S2、S3、…Sn(nは整数)、センサ端末器5、ワイヤレス受信器6、7、人感センサ8が接続される。また、ワイヤレス受信器6に対して赤外線で信号を送信するワイヤレス送信器9と、ワイヤレス受信器7に対して赤外線で信号を送受するワイヤレス送受信器10とが設けられている。
【0031】
壁スイッチ4、複数の制御端末器S、センサ端末器5、ワイヤレス受信器6、7、人感センサ8、ワイヤレス送信器9、及びワイヤレス送受信器10は、伝送ライン3に接続される照明用機器を構成し、これら複数の照明用機器は、伝送ライン3を介して中央処理装置2によって制御される。すなわち、中央処理装置2は、本システムを統括的に制御する。
そして、前記制御端末器Sは、伝送ライン3を介して中央処理装置2に接続されて、対応する照明器具を制御することができる。
【0032】
なお、伝送ライン3に接続される制御端末器Sに接続される照明器具には、リレー回路(以下、リレーという)によりオン/オフされる照明器具が含まれる。
【0033】
壁スイッチ4は、各照明器具又は複数の照明器具の集合であるグループに対応したオン、オフスイッチを有しており、ユーザのスイッチ操作に基づいて、対応する照明器具又は複数の照明器具からなるグループをオンにするかオフにするかのオンオフ操作信号を中央処理装置2に出力する。なお、壁スイッチ4の具体的な構成については後述する。
【0034】
複数の制御端末器S1、S2、S3、…Snは、例えば4回路の照明器具がそれぞれ接続可能であり、このような複数の制御端末器S1、S2、S3、…Snが伝送ライン3に接続されている。なお、照明器具としては、例えば、ランプや発光ダイオード(LED)などの光源を用いた照明器具が用いられている。
【0035】
また、リレーが設けられた構成では、このリレーは、接続された複数の照明器具に対して点灯及び消灯制御を行うものであり、中央処理装置2から照明制御信号を受信することによって対応する照明器具の点灯及び消灯を行うものである。
【0036】
センサ端末器5は、例えば、机上面の照度を一定制御するために照明器具を調光制御するための端末器である。このセンサ端末器5は、伝送インタフェ−スを介して伝送ライン3に接続される。また、センサ端末器5は、光を検出するセンサ部、表示部、センサ端末器5のアドレスデ−タを記憶するメモリを有している。
【0037】
ワイヤレス送信器9は、照明器具の点灯/消灯情報を例えば、赤外線でワイヤレス受信器6に送信する。このワイヤレス送信器9は、伝送ライン3に接続可能とする伝送インタフェ−ス、照明制御情報を赤外線で送信する赤外線送信部、ワイヤレス送信器9のアドレスデ−タを記憶するメモリ等を有して構成されている。
【0038】
ワイヤレス送受信器10は、照明器具の点灯、消灯情報等をワイヤレス受信器7との間で赤外線により送受信するための端末器である。このワイヤレス送受信器10は、赤外線を送信する赤外線送信部、赤外線を受信する赤外線受信部、照明器具を点灯、消灯制御するための操作ボタン、ワイヤレス送受信器10のアドレスデ−タを記憶するメモリを有して構成されている。
【0039】
人感センサ8は、人の存在を検知して照明器具を点灯制御するための端末器である。この人感センサ8は、伝送インタフェ−スを介して伝送ライン3に接続される。さらに、この人感センサ8は、人の存在を人から放射される赤外線を検知する赤外線検出部、人感センサ8のアドレスデ−タを記憶するメモリを有して構成されている。
【0040】
ワイヤレス受信器6は、ワイヤレス送信器9から送信される赤外線信号を受信する。このワイヤレス受信器6は、伝送インタフェ−スを介して伝送ライン3に接続される。また、このワイヤレス受信器6には、ワイヤレス受信器6のアドレスデ−タを記憶するアドレス設定部、赤外線を受信する赤外線受信ユニットが設けられている。なお、ワイヤレス受信器6は、赤外線を送信可能とするための赤外線送信ユニットを有している。
【0041】
ワイヤレス受信器7は、ワイヤレス送受信器10から送信される赤外線信号を受信する。このワイヤレス受信器7は、伝送インタフェ−スを介して伝送ライン3に接続される。また、このワイヤレス受信器7には、ワイヤレス受信器7のアドレスデ−タを記憶するアドレス設定部、赤外線を受信する赤外線受信ユニットが設けられている。なお、ワイヤレス受信器7は、赤外線を送信可能とするための赤外線送信ユニットを有している。
【0042】
このような照明制御システム1では、中央処理装置2と複数の照明用機器とが伝送ライン3を介して通信することにより、中央処理装置2は、照明器具を統合的に管理して、複数の制御端末器S1、S2、S3、…Snに接続された照明器具の点灯及び消灯制御、調光制御が可能である。
【0043】
図1に示す照明制御システム1において、中央処理装置2は、制御部を構成するCPU2aと、ROM2bと、図示しない操作部とを有し、それぞれが図示しないバスを介して接続されて構成される。
【0044】
CPU2aは、壁スイッチ4からのオン/オフ操作指示信号に基づき、複数の照明器具を制御するための制御信号を生成し、この生成した制御信号を、伝送ライン3を介して複数の制御端末器S1、S2、S3、…Snに出力する。
【0045】
ROM2bは、制御部であるCPU2aが制御端末器S及び壁スイッチ4の操作に基づき照明器具を調光制御するのに必要なプログラムや、制御端末器S等の照明用機器との通信を行って照明器具に制御信号を出力したり動作状態を監視したりするのに必要なプログラム等を格納している。
【0046】
また、ROM2bは、予め設定されたエリア毎のグループの照明器具の調光率等の制御状態を示す制御情報や、この調光率のリミット値等の設定値、さらには壁スイッチ4と制御端末器Sに接続されている照明器具との対応関係(割り付け)情報、エリア毎のグループの照明器具のスケジュール情報等を格納している。
【0047】
CPU2aは、ROM2bに格納された所定のプログラムを実行することで、照明制御システム1全体の調光制御を行ったり、後述するが壁スイッチ4の表示データを生成して伝送ライン3を介して壁スイッチ4に出力して該壁スイッチ4の表示制御をしたり監視制御する。
【0048】
なお、図示しない操作部は、壁スイッチ4、制御端末器S、センサ端末器5等のアドレス設定、R0M2a、RAM内に格納するデータの設定、あるいは制御端末器Sを介して照明器具の点灯及び消灯制御、調光制御等を行うための操作指示を入力するための操作手段である。
【0049】
次に、本実施形態の監視端末器を構成する壁スイッチ4の構成について図2図4を用いて説明する。
図2は、図1の照明制御システムにおける照明器具がエリア毎のグループに割り付けられた構成例を説明するためのフロアの平面図、図3は、図1の監視端末器の構成を示す構成図、図4は、図3の表示切替タグの操作によって消費電力量表示に表示切替された監視端末器の表示例を示す図である。
【0050】
図2に示すフロア20の天井には、例えば、中央処理装置2に接続されたグループ21〜40を構成する複数の制御端末器S1〜S67が配設されている。なお、各制御端末器Sには、複数の照明器具が夫々接続されている。
【0051】
このレイアウトでは、例えば、グループ21を構成する制御端末器S1〜S4がフロア20内の廊下東側のエリアに配設され、グループ22を構成する制御端末器S5〜S8がフロア20内の廊下西側のエリアに配設され、グループ23を構成する制御端末器S9〜S11がフロア20内の廊下南側のエリアに配設され、さらに、グループ24を構成する制御端末器S12〜S14がフロア20内の廊下北側のエリアに配設されている。
【0052】
さらに、フロア20全体がエレベータホールを介して北側と南側との2つの大きなフロアに分けられており、南側のフロアが例えば2つのロッカールームを含み6つのエリアに分けられ、北側のフロアが例えば2つのロッカールームを含み5つのエリアに分けられている。
【0053】
南側のフロアのレイアウトでは、例えば、グループ25を構成する制御端末器S15〜S18がフロア1のエリアに配設され、グループ26を構成する制御端末器S19〜S22がフロア2のエリアに配設され、グループ27を構成する制御端末器S23〜S26がフロア3のエリアに配設されている。さらに、グループ28を構成する制御端末器S27〜S30がフロア4のエリアに配設され、グループ29を構成する制御端末器S31〜S34がフロア5のエリアに配設され、グループ30を構成する制御端末器S35〜S38がフロア6のエリアに配設されている。
【0054】
北側のフロアのレイアウトでは、例えば、グループ31を構成する制御端末器S39〜S41がフロア7のエリアに配設され、グループ32を構成する制御端末器S42〜S44がフロア8のエリアに配設され、グループ33を構成する制御端末器S45〜S47がフロア9のエリアに配設されている。さらに、グループ34を構成する制御端末器S48〜S53がフロア10のエリアに配設され、グループ35を構成する制御端末器S54〜S59がフロア11のエリアに配設されている。
【0055】
また、グループ36を構成する制御端末器S60〜S63が前記北側と南側との2つの大きなフロアの間に配置されたエレベータホールのエリアに配設されている。
また、フロア1の東側にはロッカールーム1が隣接され、フロア2の東側にはロッカールーム2が隣接されている。ロッカールーム1のエリアには、グループ37を構成する制御端末器S64が配設され、ロッカールーム2のエリアには、グループ38を構成する制御端末器S65が配設されている。
【0056】
さらに、フロア9の西側にはロッカールーム3が隣接され、フロア11の西側にはロッカールーム4が隣接されている。ロッカールーム3のエリアには、グループ39を構成する制御端末器S66が配設され、ロッカールーム4のエリアには、グループ40を構成する制御端末器S67が配設されている。
なお、図2において、2つのフロア内に設けられた各エリアの境界、及びロッカールームとの境界は、二点鎖線で示している。
【0057】
そして、本実施形態の壁スイッチ4は、例えば、各フロアの出入り口近傍にそれぞれ配設されている。なお、図2のレイアウトでは、2つの壁スイッチ4を配設したが、例えば、出入り口が1つで大きなフロアである場合には、1つの壁スイッチ4を配設してもよい。
【0058】
本実施形態の監視端末器を構成する壁スイッチ4は、上記した図2に示すレイアウトのように複数の照明器具が割り当てられたグループが数多く存在する照明制御システムであっても、他の監視端末器を増設することなく、1つの壁スイッチ4で、全てのエリア毎のグループの照明器具のオン/オフを操作指示することが可能である。
【0059】
本実施形態において、監視端末器を構成する壁スイッチ4は、複数の照明器具が配置されたエリア毎の操作ボタンを表示する複数の操作ボタン表示部12、13を有し、この操作ボタン表示部12、13は、タッチパネル式の操作ボタンであって、前記複数の照明器具を制御する制御部であるCPU2aと通信を行うことにより、複数の照明器具のオン状態とオフ状態の少なくとも2つの表示状態に切り替わるとともに、複数の照明器具の調光率または消費電力量を表示するように構成される。
【0060】
また、操作ボタン表示部12、13の表示データは、中央処理装置2の制御部であるCPU2aから送信されて受信した表示データであり、壁スイッチ4は、この受信した表示データに基づいて複数の操作ボタン表示部12、13の表示を行う。
【0061】
具体的な構成を説明すると、図3に示すように、壁スイッチ4は、タッチパネル式の例えば液晶ディスプレイ型の入力装置を構成するものであって、このディスプレイの画面上には、操作画面4Aが表示される。
【0062】
この操作画面4Aは、スイッチタグ11と、操作ボタン表示部12、13と、スイッチタグ11に隣接して表示される表示切替タグ14と、を有する。スイッチタグ11は、この操作画面4Aがスイッチであることを使用者に告知する表示部である。
【0063】
操作ボタン表示部12は、オールオンスイッチ12aと、オールオフスイッチ12bを有する。オールオンスイッチ12aは、エリア全ての照明器具をオンさせるオン操作を指示するスイッチである。また、オールオフスイッチ12bは、エリア全ての照明器具をオフさせるオフ操作を指示するスイッチである。
【0064】
また、オールオンスイッチ12aの近傍には、情報表示部12cが表示される。この情報表示部12cは、オンしている全ての照明器具の調光率[%]を表示する。この情報表示部12cは、表示切替タグ14を押下することにより、情報表示部の表示モードが切り替わり、例えば、図4に示すように、オンしている全ての照明器具の消費電力量[kw]が表示される情報表示部12xに切り換えられる。
【0065】
操作ボタン表示部13は、複数の照明器具が配置されたエリア毎のグループの操作ボタン13A〜13Tを有する。
すなわち、操作ボタン13Aは、廊下東側のグループ21のエリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、内部にそのエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13aを有する。
【0066】
操作ボタン13Bは、廊下西側のグループ22のエリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、内部にそのエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13bを有する。
【0067】
操作ボタン13Cは、廊下南側のグループ23のエリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、内部にそのエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13cを有する。
【0068】
操作ボタン13Dは、廊下北側のグループ24のエリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、内部にそのエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13dを有する。
【0069】
同じように、操作ボタン13E〜13Oは、それぞれのフロア1〜11のグループ25〜グループ35の各エリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、それぞれ内部に対応するエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13e〜13oを有する。
【0070】
また、操作ボタン13Pは、エレベータホールのグループ36のエリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、内部にそのエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13pを有する。
【0071】
さらに、操作ボタン13Q〜13Tは、それぞれのロッカー1〜4のグループ37〜グループ40の各エリアの照明器具のオン/オフ操作をするために割り当てられたスイッチであり、それぞれ内部に対応するエリアの照明器具の調光率を表示する情報表示部13q〜13tを有する。
【0072】
なお、これら複数の操作ボタン13A〜13Tの各情報表示部13a〜13tは、表示切替タグ14の押下によって情報表示部の表示モードが切り替わると、例えば、図4に示すように、各エリア毎の照明器具の消費電力量[kw]がそれぞれ表示される情報表示部13a1〜13t1に切り換えられるようになっている。
【0073】
また、図4に示す情報表示部12xは、さらに表示切替タグ14を押下することにより、例えば、図5の変形例1に示すように、オンしている全ての照明器具の消費積算電力量[kwh]が表示される情報表示部12yに切り換えられるようにしてもよい。
【0074】
この場合、これら複数の操作ボタン13A〜13Tの各情報表示部13a1〜13t1は、表示切替タグ14の押下によって情報表示部の表示モードが切り替わると、図5に示すように、各エリア毎の照明器具の消費積算電力量[kwh]がそれぞれ表示される情報表示部13a2〜13t2に切り換えられるようになっている。図5は、図4の消費電力量表示の変形例を示す積算消費電力量表示に表示切替した場合の監視端末器の表示例を示す図である。
【0075】
また、本実施形態において、壁スイッチ4は、オールオンスイッチ12aを含むオン状態にある操作ボタンと、オールオフスイッチ12bを含むオフ状態にある操作ボタンとは異なる色で表示される。
【0076】
図3に示す例では、オールオンスイッチ12a、操作ボタン13A、13B、13C、13E、13H、13I、13J、13K、13M、13P、及び13Tが、オン状態であり、例えば赤色で表示される。
【0077】
一方、オールオフスイッチ12b、操作ボタン13D、13F、13G、13L、13N、13O、13Q、13R、及び13Sが、オフ状態であり、例えば緑色で表示される。
なお、オン/オフ状態を示す色は、赤色、緑色に限定されるものではなく、使用者が一目で認識できるような色に適宜変更可能である。また、オン状態を示す操作ボタンについては点滅表示させて解りやすく表示させてもよい。
【0078】
したがって、このように壁スイッチ4の操作ボタン表示部12、13をオン/オフ状態に応じて異なる色に表示することにより、使用者は一目で、どこのエリアの照明器具がオン/オフしているのかを認識することができる。
【0079】
このような壁スイッチ4の操作画面4Aを構成する操作ボタン表示部12、13の表示データは、中央処理装置2のCPU2aから送信される。そして、壁スイッチ4は、この表示データを受信し、この受信した表示データに基づいて操作画面4Aの複数の操作ボタン表示部12、13の表示を行う。
【0080】
なお、壁スイッチ4は、周知のタッチパネル式のスイッチ構造を有して構成されており、少なくとも受信した表示データに基づく表示制御を行うCPU、ROM、RAMや、タッチパッド等の入力装置、さらには制御部であるCPU2aとの通信機能を有して構成される。
【0081】
次に、上記構成の壁スイッチ4の表示制御を行う中央処理装置の制御例について図6及び図7を用いて説明する。図6は、図1の中央処理装置のCPUにおける制御例を示すフローチャート、図7は、図1の中央処理装置のCPUにおける消費積算電力量算出ルーチンを示すフローチャートである。
【0082】
中央処理装置2のCPU2aは、ROM2b内から読み出した図6に示すルーチンを常に実行している。すなわち、CPU2aは、ステップS100の処理において、監視端末器である壁スイッチ4による操作、又はROM2bに格納しているスケジュール情報に変化が有るか否かを判断している。
【0083】
この場合、CPU2aは、壁スイッチ4からの操作信号を受信、またはスケジュール情報に変化があったと判断した場合には、処理をステップS101に移行し、変化がない場合には、変化があるまで該ステップS100の判断処理を継続する。
【0084】
ステップS101の処理では、CPU2aは、指定された調光率、つまりROM2b内に格納している予め設定された調光率で指定されたグループの照明機器を点灯するための制御信号を生成し、この制御信号を、受信したオンオフ操作信号に基づくグループの制御端末器Sに出力する。
【0085】
この場合、オールオンスイッチ12aがオン操作されたとすると、CPU2aは、ROM2bに記憶されている照明器具の制御情報を用いて、以前の全ての照明器具の調光状態となるような制御信号を生成し出力する。以前の全ての照明器具の調光状態とは、オールオンスイッチ12aによって点灯された全ての照明器具の調光状態であり、オールオフスイッチ12bのオフ操作によって消灯される直前の全ての照明器具の調光状態である。
【0086】
あるいは、CPU2aは、全ての複数の照明器具の調光率をROM2b内に記憶されている所定のリミット値に設定し、この設定した所定のリミット値となるような制御信号を生成し出力する。
【0087】
なお、設定によっては、CPU2aは、所定のリミット値以上の調光率のグループの照明器具のみを点灯する制御信号を生成して出力し、所定のリミット値に満たない調光率の照明器具のグループについては点灯しないように制御することも可能である。この場合、CPU2aは個々の操作ボタンによってオン操作されたとしても点灯しないように制御する。
【0088】
制御信号の出力制御後、CPU2aは、続くステップS102の処理により、前記ステップS101にて出力された制御信号に対応する操作ボタンのオン/オフ表示、調光率、あるいは消費電力量を表示するように、壁スイッチ4の操作ボタン表示部12、13の表示データの生成処理を行う。
【0089】
その後、CPU2aは、続くステップS103の処理にて、生成した壁スイッチ4の表示データを、伝送ライン3を介して壁スイッチ4に出力する。これにより、壁スイッチ4は、伝送ライン3を介して出力された表示データを受信し、この受信した表示データに基づく表示を行うことにより、壁スイッチ4の画面には、現在の制御状態が示されている、図3に示す操作ボタン表示部12、13を有する操作画面4Aが表示される。
その後、CPU2aは、処理をステップS100に戻し、壁スイッチ4による操作、又はスケジュールの変化があるまで、該ステップS100の処理を継続する。
【0090】
また、中央処理装置2のCPU2aは、前記図6に示す処理ルーチンを実行中に、常に図7に示す消費電力量及び消費積算電力量の算出処理ルーチンを実行している。
【0091】
すなわち、CPU2aは、ステップS200の処理にて、制御信号等の制御情報を用いて現在の全ての照明器具の出力状態を検出し、続くステップS201の処理にて、この検出した全ての照明器具の出力状態を用いて、消費電力量及び消費積算電力量の演算処理を行い、演算処理された消費電力量及び消費積算電力量のデータをROM2bに記憶させ、適宜壁スイッチ4の表示データを作成する際に用いられる。
なお、積算消費積算電力量のデータは、例えば、一時間毎、一日毎、又は一ヶ月毎に演算処理されたデータであり、必要に応じて適宜設定すればよい。
【0092】
以上、説明したように、本実施形態の壁スイッチ4では、タッチパネル式の操作ボタンである操作ボタン表示部12、13は、制御部のCPU2aと通信を行うことにより、エリア毎の複数の照明器具のオン状態とオフ状態の少なくとも2つの表示状態に切り替わるとともに、エリア毎の複数の照明器具の調光率または消費電力量を表示することができる。
【0093】
この構成により、本実施形態の壁スイッチ4では、20個のエリア毎のグループの照明器具のオン/オフ操作を行うことができるため、別の監視端末器である壁スイッチを設ける必要がなく、照明制御システムにおけるコストを低減することができる。
【0094】
また、壁スイッチ4の操作ボタン表示部12、13には、エリア毎の複数の照明器具の調光率または消費電力量が表示されるため、使用者にエリア毎の照明器具の制御情報を告知することができ、よって省エネルギ化に大きく寄与する。
【0095】
さらに、壁スイッチ4は、オールオンスイッチ12aを含むオン状態にある操作ボタンと、オールオフスイッチ12bを含むオフ状態にある操作ボタンは異なる色で表示されるので、使用者にエリア毎の照明器具の制御情報を告知することができる
したがって、本実施形態によれば、複数の監視端末器を増設することなく、複数のグループ毎の照明器具をオン/オフ操作することができるとともに、グループ毎の照明器具の調光率または消費電力量を表示することで、省エネルギ化を図ることができる安価な監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システムを実現できる。
【0096】
なお、本実施形態において、制御端末器Sは、例えば4回路の照明器具が接続可能に構成されるが、これに限定されるものではなく、例えば、8回路の照明器具が接続可能に構成されていてもよい。
【0097】
また、本実施形態において、壁スイッチ4の操作ボタン表示部13は、20個のエリアに対応した操作ボタン13A〜13Tを有して構成されたものであるが、これに限定されるものではなく、フロアのレイアウトに応じて適宜エリア数及び操作ボタン数を設定すればよい。
【0098】
本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【符号の説明】
【0099】
1…照明制御システム
2…中央処理装置
3…伝送ライン
4…壁スイッチ(監視端末器)
4A…操作画面
5…センサ端末器
6…ワイヤレス受信器
7…ワイヤレス受信器
8…人感センサ
9…ワイヤレス送信器
10…ワイヤレス送受信器
11…スイッチタグ
12、13…操作ボタン表示部
12a…オールオンスイッチ
12b…オールオフスイッチ
12c、12x、12y…情報表示部
13A〜13T…操作ボタン
13a〜13t…情報表示部
14…表示切替タグ
20…フロア
21〜40…グループ
S…制御端末器
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7