【実施例】
【0273】
以下の実施例を参照して本発明をさらに理解するが、これらは限定的であるようには意図されていない。機能的に同等な任意の合成方法は本発明の範囲内である。本明細書に記載の態様の各種修正は、前述の説明および添付の図面より当業者には明らかであろう。そのような修正は添付の特許請求の範囲の範囲内である。
【0274】
一態様は、以下の実施例に記載の式Iの化合物である。
【0275】
以下の実施例において、および本出願を通じて、以下の略語は以下の意味を有する。定義されていない場合、用語はその一般に受け入れられている意味を有する。
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
実施例1
アニリンの合成
本明細書に記載の化合物を作製するために使用されるアニリンは、商業的に購入することができ、かつ/または、本明細書において教示される方法および当業者に公知である方法によって合成することができる。以下のスキーム(III)〜(VII)は、どのようにしていくつかのアニリンを合成したかを記述する。
【0277】
スキーム(III)は、式A-16のアニリンへの一般的合成経路を示し、ここで「OR」基はR
2の略語として使用され、ここでR
2は、式Iに関して定義の通りである1個または複数の同一のまたは異なるR
aおよび/またはR
bで置換されている-OR
eである。最初に、3-フルオロカテコールを適切なアルキル化剤、例えばハロゲン化アルキルによって塩基、例えばK
2CO
3の存在下でアルキル化する(典型的にはハロゲン化アルキルおよび塩基2.5当量)。一例では、混合物をアセトン中で終夜加熱還流させる。溶媒の半分を減圧除去し、塩を濾去する。残りの溶媒を減圧除去し、粗生成物を、ヘキサン/酢酸エチル(勾配0%酢酸エチル→15%酢酸エチル)で溶離するフラッシュクロマトグラフィーでさらに精製して中間体A-16を得る。
【0278】
生成物A-16を乾燥THFに溶解させ、フラスコをラバーセプタムで封止する。N,N,N',N',N''-ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDTA、1.2当量)をシリンジ経由で加え、アセトン/ドライアイス浴を使用してフラスコを-75℃に冷却する。n-ブチルリチウム(1.2当量)をシリンジ経由で加え、反応混合物を90分間攪拌する。続いて反応混合物を、破砕されたドライアイスを含むビーカーに注ぎ、室温に昇温させる。2M NaOH溶液を粗生成物に加え、混合物をEt
2O(2x)およびEtOAc(1x)で洗浄する。HClを使用して水相を中和する。析出生成物A-17を濾取し、減圧乾燥させる。
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
カルボン酸A-17をジフェニルホスホリルアジド(DPPA、1.3当量)、トリエチルアミン(1.3当量)と一緒にし、トルエンに溶解させる。得られた透明溶液を6時間還流させた後、減圧濃縮してクルチウス転位生成物を得る。粗生成物A-18を、ジクロロメタン/MeOH(勾配0%→5% MeOH)で溶離するフラッシュクロマトグラフィーでさらに精製する。
【0280】
尿素A-18をNH
4OH溶液およびNaBH
4(5.0当量)と共に加圧フラスコに配置する。容器を封止し、140℃で2日間加熱する。溶媒を減圧除去し、粗生成物を、CHCl
3/MeOH[2M NH
3を伴う](勾配0%→5%)で溶離するフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製してアニリンA-19を得る。この手順を使用して化合物I-50、I-77、I-101およびI-102のアニリン(A環)を作製した。
【0281】
スキーム(IV)は、式A-25のアニリンへの一般的合成経路を示し、ここで「R」基はR
2の略語として使用され、ここでR
2は、式Iに関して定義の通りである1個または複数の同一のまたは異なるR
aおよび/またはR
bで置換されている-R
eである。スキーム(III)に関して先に記載のものと類似した様式で、オルト-フルオロフェノールをアルキル化して中間体A-20を得た。オルト-リチウム化および二酸化炭素クエンチによって酸A-21を得た。クルチウス転位によって対応するアニリンA-22を得て、これを先に記載のアミノリシスを使用して尿素カルボニルから遊離させてアニリンA-23を得た。アニリンA-23を使用して例えば化合物I-19〜I-23を作製した。
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
また、N-ブロモスクシンイミド(NBS)を使用するアニリンA-23の臭素化を、MeCNに溶解させ、NBS(1.0当量)を加え、反応混合物を室温で2時間攪拌することで行った。臭素化は、NH
2基に対してパラ位で位置選択的に生じる。溶媒を減圧除去し、粗生成物を、ヘキサン/酢酸エチル(9/1)で溶離するカラムクロマトグラフィーで精製してアニリンA-24を得る。アニリンA-24を使用して例えば化合物I-27を作製した。
【0283】
また、アニリンA-24を、THFに溶解させ、溶液を加圧容器に加えることで、熊田カップリングに供した。所望のハロゲン化アルキルマグネシウム(THF中3M、3.3当量)をシリンジ経由で滴下する。最初の2当量のアルキルMgXがアニリンプロトンを除去して以降、ガス発生および加熱が観察される。グリニャール試薬の添加後、Pd触媒([1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]-ジクロロパラジウム(II)、5mol%)を小分けにして加える。フラスコを封止し、80℃で終夜加熱する。反応液を反応停止させるために、水を非常に慎重に加える。続いて混合物をEtOAc(3x)で抽出し、一緒にした有機層をMgSO
4プラグに通して残留水を除去する。溶媒の蒸発後、粗生成物を、CHCl
3/MeOH[2M NH
3](勾配0%→5%)で溶離するフラッシュクロマトグラフィーでさらに精製してアニリンA-25を得る。アニリンA-25を使用して化合物I-29、I-53およびI-68を作製した。
【0284】
スキーム(V)は、熊田カップリング反応を使用してアニリン環上にアルキル基を設置するさらなる例を示す。すなわち、スキーム(V)は3,4(d
3),5-トリメチルアニリンの合成を示す。最初に、3,5-ジメチルアニリン(10.0g、82.5mmol)をMeCNに溶解させた。NBS(15.4g、86.6mmol)を加え、反応混合物を室温で2日間攪拌した。TLCおよびHPLCによる分析は、所望の生成物に加えて、いくつかの副生成物が形成された(位置異性体および二臭素化副生成物)ことを示した。シリカゲルを反応混合物に加え、溶媒を減圧蒸発させた。得られた乾燥粗生成物をクロマトグラフィーカラムに載せ、ヘキサン/酢酸エチル(勾配0%〜15%酢酸エチル)で溶離して精製した。生成物4-ブロモ-3,5-ジメチルアニリンを収率50%(8.21g)で得た。MS (ES) 200/202 (M+H)。
[この文献は図面を表示できません]
臭化物(5.00g、24.9mmol)を乾燥THF(50ml)に溶解させ、加圧容器に配置した。メチル-d
3マグネシウムクロリド(82.2ml、82.2mmol、Bu
2O中1M)をシリンジ経由で滴下した。最初の2当量を加えている間、アニリンプロトンがグリニャール試薬と反応した際に、強力な反応、ガス発生および加熱が観察された。添加の完了後、Pd触媒([1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]-ジクロロパラジウム(II)、0.911g、5mol%)を小分けにして加えた。フラスコを封止し、80℃で終夜加熱した。反応液を水で慎重に反応停止させた。続いて混合物をEtOAc(3x)で抽出し、一緒にした有機層をMgSO
4プラグに通して残留水を除去した。溶媒の蒸発後、粗生成物を、DCM/MeOH(勾配0%→1% MeOH)で溶離するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。4-全重水素化3,4,5-トリメチルアニリンを収率43%(1.48g)で得た。このアニリンを使用して化合物I-35を作製した。
[この文献は図面を表示できません]
【0285】
スキーム(VI)は、4-アミノ-2,6-ジメチルベンゾニトリルの合成を示す。最初に、3,5ジメチル-4-ヨードアニリン(5.0g、20.2mmol)、Cu(I)CN(2.17g、24.3mmol)およびDMF(80ml)を加圧容器に配置した。封止したフラスコを油浴中にて185℃で加熱した。10分後、フラスコを油浴から取り外し、室温に冷却した。LCMSによる反応混合物の分析はピークピーク反応を示した。DMFの大部分をロータリーエバポレーターを使用して高真空除去した。残りの粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーカラム上に載せ、CHCl
3/MeOH[2M NH
3](勾配0%→2%)で溶離して精製した。この生成物を62パーセントの集率(2.21g)で得た。
[この文献は図面を表示できません]
このアニリンを使用して化合物I-64を作製した。
【0286】
[この文献は図面を表示できません]
【0287】
スキーム(VII)は、4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルアニリンの合成を示す。最初に、0℃で2-フルオロ-3-メチルフェノール(1、12.6g、100mmol)およびHOAc(12mL、210mmol)のCH
2Cl
2(150mL)溶液に臭素(10.5mL、205mmol)のCH
2Cl
2(50mL)溶液を45分かけて滴下した。15分後、反応はLCMSでモニタリングされる完了に達し、H
2O(200mL)の添加によって反応液を反応停止させた。2つの層を十分に混合した後、分離し、水層をCH
2Cl
2(50mL)で抽出し、有機層を一緒にし、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、溶媒を減圧除去した。4,6-ジブロモ-2-フルオロ-3-メチルフェノールを固体28.4g(収率>99%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0288】
4,6-ジブロモ-2-フルオロ-3-メチルフェノール(2、28.4g、100mmol)の均一CH
3CN(200mL)溶液に室温でK
2CO
3(16.59g、120mmol)、続いてMeI(9.3mL、150mmol)を加えた。混濁溶液を30℃で終夜攪拌した。反応は、LCおよびTLCでモニタリングされる完了に達した。混合物を室温に冷却し、H
2O(10mL)および飽和NH
4Cl水溶液(100mL)の添加によって反応停止させ、2つの層を十分に混合した後、分離し、水層をEtOAc(50mL)で抽出し、有機層を一緒にし、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物である油状物をCH
2Cl
2(約80mL)に溶解させ、溶液をシリカゲルパッド(シリカゲル約50g)に通し、CH
2Cl
2(約100mL)で洗浄した。濾液を収集し、溶媒を減圧除去した。1,5-ジブロモ-3-フルオロ-2-メトキシ-4-メチルベンゼンを固体31.62g(収率>99%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0289】
スキームVIIを参照して、0℃で2-フルオロ-3-メチルフェノール(カナダ・モントリオールWonda Scienceから市販)(100g、792.8mmol)およびHOAc(95mL、1.66mol)のCH
2Cl
2(600mL)溶液に臭素(83mL、1.625mol)のCH
2Cl
2(200mL)溶液を2時間かけて滴下した。反応はLC-MSによれば>99%完了し、H
2O(500mL)の添加によって反応液を反応停止させた。2つの層を十分に混合した後、分離し、水層をCH
2Cl
2(200mL)で抽出し、有機層を一緒にし、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、溶媒を減圧除去した。4,6-ジブロモ-2-フルオロ-3-メチルフェノールを帯黄白色固体247.96g(収率>99%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0290】
4,6-ジブロモ-2-フルオロ-3-メチルフェノール(約225.1g、792.8mmol)の均一CH
3CN(1L)溶液から、室温でK
2CO
3(131.5g、1.18mol)、続いてMeI(74mL、951mmol)を加えることで1,5-ジブロモ-3-フルオロ-2-メトキシ-4-メチルベンゼンを調製した。混濁溶液を30℃で攪拌し、LCでモニタリングされる反応は21時間の時点で完了に達した。反応混合物を室温に冷却し、固体を濾去し、CH
2Cl
2(約100mLx2)で洗浄した。濾液を収集し、溶媒を減圧除去した。粗生成物をCH
2Cl
2(200mL)に懸濁させ、溶液をシリカゲルパッド(シリカゲル約50g)に通し(注: 当初はCH
3CNに溶解していた何らかの比較的濃色のベースライン不純物および固体を除去するために)、CH
2Cl
2(約100mLx3)で洗浄した。濾液を収集し、溶媒を減圧除去した。1,5-ジブロモ-3-フルオロ-2-メトキシ-4-メチルベンゼンを帯黄白色固体249.46g(収率>99%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
1,5-ジブロモ-3-フルオロ-2-メトキシ-4-メチルベンゼン(3、30g、100mmol)のH
2SO
4(100mL)懸濁液にHNO
3(90%水溶液、5.0mL、110mmol)を時々氷浴で冷却しながら10分かけて加えた。攪拌を30℃でさらに30分間続けた。反応は、LCでモニタリングされる完了に達した。濃厚ペースト状混合物を室温に冷却し、氷(実体積約600mL)上に注いだ。析出物を濾取し、水(約100mL、最終的な水の体積: 約600mL)で洗浄し、さらに減圧乾燥させた。粗1,3-ジブロモ-5-フルオロ-4-メトキシ-6-メチル-2-ニトロベンゼンを黄色固体(33.7g)として得て、EtOH 90mL中、50℃で終夜攪拌した。次に混濁溶液を室温に冷却し、固体を濾取し、氷冷EtOHで洗浄した。1,3-ジブロモ-5-フルオロ-4-メトキシ-6-メチル-2-ニトロベンゼンの第1の産物を淡黄色固体22.6gとして得て、第2の産物を母液から黄色固体3.90gとして得た(合計収率77%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0292】
1,3-ジブロモ-5-フルオロ-4-メトキシ-6-メチル-2-ニトロベンゼン(4、102.9g、300mmol)および炭酸ナトリウム(33.4g、315mmol)を有するParrフラスコにN
2雰囲気下でMeOH(600mL)、続いてPd-C(活性炭上で10%、50%湿潤、5.0g)を加えた。水素30〜45psi下でParrフラスコをParr振盪機上に配置した。21時間後、反応は、LCMSでモニタリングされる完了に達した。固体をセライトパッドを通じて濾去し、MeOHで洗浄した。濾液を収集し、溶媒を減圧除去した。淡いベージュ色の固体を得て、EtOAc(200mL)およびH
2O(200mL)で処理し、2つの層を十分に混合した後、分離し、水層をEtOAc(150mL)で抽出した。有機層を一緒にし、濃HCl水溶液25mLを有するフラスコに攪拌しながら加えた。析出固体を濾取し、EtOAcで洗浄し、さらに高真空乾燥させた。白色の綿毛状固体をHCl塩としての第1の産物29.99gとして得た。より白色の析出物を濾液からHCl塩としての第2の産物17.12gとして収集した。溶媒の除去後に第3の産物を濾液から得て、固体をEtOAcに再懸濁させてHCl塩としての帯黄白色固体8.90gを得た。4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルベンゼンアミンをHCl塩56.01g(収率97%)として一緒にした。
[この文献は図面を表示できません]
このアニリンを使用して化合物I-58、I-80、I-105〜I-107、I-114、I-118、I-127、I-181、I-190およびI-191を作製した。
【0293】
2,3-ジメチルフェノール(61.08g、500mmol)で出発して、スキーム(VII)に関して記載のものと類似の様式で3-メトキシ-4,5-ジメチルアニリンを調製した。臭素化反応において、4,6-ジブロモ-2,3-ジメチルフェノールを固体140.74g(収率>99%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
アルキル化反応において、1,5-ジブロモ-2-メトキシ-3,4-ジメチルベンゼンを室温で淡褐色油状物として得て、これはドライアイスで冷却した後に黄色固体144.97g(2工程にわたる収率98.6%)になった。
[この文献は図面を表示できません]
ニトロ化において、1,3-ジブロモ-4-メトキシ-5,6-ジメチル-2-ニトロベンゼンを帯黄白色固体58.3g(2つの結晶化産物による合計収率35%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
還元反応において、3-メトキシ-4,5-ジメチルベンゼンアミンを白色固体(HCl塩)として3つの結晶化産物による合計収量24g(77%)で得た。
[この文献は図面を表示できません]
このアニリンを使用して化合物I-52、I-59、I-81、I-108〜I-113、I-115、I-125およびI-195を作製した。
【0294】
スキーム(VIII)は、Journal of Medicinal Chemistry, 44(12), 1866-1882; 2001に報告されている合成と類似の4-クロロ-3-メトキシ-5-メチルアニリンの合成を示す。4-ブロモ-2-メトキシ-6-メチルアニリン(1g、4.63mmol)の28% HCl(2mL)懸濁液を氷浴中で冷却した。これに亜硝酸ナトリウム(323mg、4.68mmol)の水(1mL)中冷却溶液を激しく攪拌しながら滴下した。別のフラスコ中で塩化第一銅(2.29g、23.1mmol)の濃HCl(2mL)溶液を調製し、やはり氷浴中で冷却した。アニリン混合物をこの反応フラスコに速やかに注いだ。フラスコを室温に終夜昇温させた。28% HClをさらに1mL加え、反応液を60℃で3時間加熱し、LCMSでモニタリングした。室温に冷却した時点で、反応液を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。一緒にした有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。粗5-ブロモ-2-クロロ-1-メトキシ-3-メチルベンゼンをシリカゲルクロマトグラフィー(0-20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製して淡黄色固体3を0.9g(83%)得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
10028-29補遺情報を含むQ. Shen and J.F. Hartwig in J. Am. Chem. Soc. 2006, 128(31)に従って触媒(CyPF-t-Bu)PdCl
2を調製した。バイアルにおいて、1,2-ジメトキシエタン(2mL)中で5-ブロモ-2-クロロ-1-メトキシ-3-メチルベンゼン(235mg、1.0mmol)、リチウムアミド(95%、230mg、10mmol)および(CyPF-t-Bu)PdCl
2(7.3mg、0.01mmol)を一緒にし、アルゴン下で掃流した。反応液を80℃に24時間加熱した。室温に冷却した時点で、反応液を氷水(2mL)の上に注ぎ、1M HCl(1mL)を加え、5分間攪拌した。次にこれを飽和NaHCO
3溶液で中和し、ジクロロメタン3x10mLで中和した。有機層をMgSO4で乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(0-100%酢酸エチル/ヘキサン)で精製した。これにより4-クロロ-3-メトキシ-5-メチルアニリン30mgを得た。
[この文献は図面を表示できません]
このアニリンを使用して化合物I-124を作製した。
[この文献は図面を表示できません]
【0296】
スキーム(IX)は、3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルアニリンの合成を示す。丸底フラスコ中で、無水THF(10mL)に溶解した1-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシベンゼン(500mg、3.11mmol)の溶液を調製した。-78℃に冷却した時点で、N,N,N',N',N''-ペンタ-メチルジエチレントリアミン(PMDTA、715μL、3.42mmol)を加えた。20分後、n-ブチルリチウムを滴下し、内温を-78℃に維持した。3時間後、ヨードメタンを加え、冷却浴を取り外し、反応液を室温に終夜昇温させた。1:1酢酸エチル/ヘキサン中でのTLCは出発原料を示さなかった。溶媒の体積を回転蒸発経由で減少させた後、反応液を水および酢酸エチルで希釈した。有機相を1N HClで2回、飽和NaHCO
3溶液で1回、ブラインで1回洗浄した後、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。これにより1-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシ-3-メチルベンゼン474mg(87%)を無色油状物として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
1-クロロ-4-フルオロ-2-メトキシ-3-メチルベンゼン(470mg、2.69mmol)のTHF(5.5mL)中-78℃冷却溶液にナトリウムアミド(95%、276mg、6.72mmol)を加えた。30分後、溶液を-20〜-30℃に昇温させ、次にベンジルアミン(441μL、4.05mmol)を1分かけて滴下した。反応液を終夜攪拌し、LCMSは出発原料を示さなかった。反応液を氷浴中での冷却によって反応停止させた後、飽和NH
4Clおよび水を滴下した。1時間攪拌後、反応混合物を酢酸エチルで2回抽出し、一緒にした有機相をMgSO
4で乾燥させ、回転蒸発経由で濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(0-30%酢酸エチル/ヘキサン)で精製してN-ベンジル-3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルアニリン223mg(34%)を橙色油状物として得た。
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0298】
Parr振盪機フラスコ中で調製されたN-ベンジル-3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルアニリン(223mg、0.91mmol)のメタノール(25mL)溶液に水酸化パラジウム(炭素上で20%)を加えた。LCMSが変換完了を示すまで、これを水素ガス45psiに終夜供した。触媒を濾過し、溶液を減圧濃縮して3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルアニリン117mg(83%)を油状物として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
実施例2:2-ハロ-ピリミジン-4-アミンの合成
5-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンの合成:
5-アミノベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン(300.1mg、2.0mmol)および2,4-ジクロロ-5-メチルピリミジン(423.8mg、2.6mmol)を有するバイアルに、MeOH (8mL)およびH
2O (2mL)を加えた。混濁混合物を室温で64時間攪拌した。反応混合物からの析出物を濾取し、EtOAc (3mL x 2)で洗浄し、さらに減圧乾燥させた。5-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンを帯黄白色固体として得た: 394mg (収率71%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0300】
5-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オンの合成:
5-アミノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オン(298.3mg、2.0mmol)および2,4-ジクロロ-5-フルオロピリミジン(434.1mg、2.6mmol)を有するバイアルに、MeOH (8mL)およびH
2O (2mL)を加えた。混濁溶液を室温で3日間攪拌した。反応混合物からの析出物を濾取し、EtOAc (3mL x 2)で洗浄し、さらに減圧乾燥させた。5-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2(3H)-オンを帯黄白色固体として得た: 390.3mg (収率70%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0301】
6-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンの合成:
6-アミノベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン(1.0g、6.7mmol)および2,4-ジクロロ-5-メチルピリミジン(1.4g、8.7mmol)を有するバイアルに、溶媒MeOH (20mL)およびH
2O (5mL)を加えた。混濁混合物を室温で2日間攪拌した。反応混合物からの析出物を濾取し、H
2O (3mL x 2)およびEtOAc (3mL x 2)で洗浄し、さらに減圧乾燥させた。6-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンを淡褐色固体として得た: 1.59g (収率86%)。
[この文献は図面を表示できません]
【0302】
実施例3
2-ハロ-ピリミジン-4-アミンを使用する2,4-ピリミジンジアミンの合成
[この文献は図面を表示できません]
5-フルオロ-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
2-クロロ-5-フルオロ-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-4-ピリミジンアミン(50mg)および3,4,5-トリメチルアニリン(50mg)をイソプロパノール(1mL)およびTFA(5滴)に懸濁させた。溶液を封管中で100℃に終夜加熱した後、室温に冷却した。LCMSは生成物への完全な変換を示した。反応液をメタノール(5mL)中2.0M NH
3で希釈した。溶液を超音波処理した。析出物を濾去し、メタノール(10mL)で洗浄し、乾燥させて所望の生成物を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0303】
[この文献は図面を表示できません]
N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
2-クロロ-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-4-ピリミジンアミン(300mg)および3,4,5-トリメチルアニリン(300mg)をイソプロパノール(3mL)およびTFA(10滴)に懸濁させた。溶液を封管中にてマイクロ波によって160℃で30分間加熱した後、室温に冷却した。LCMSは生成物への完全な変換を示した。反応液をメタノール(5mL)中2.0M NH
3で希釈した。溶液を超音波処理した。析出物を濾去し、メタノール(10mL)で洗浄し、乾燥させて所望の生成物を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0304】
[この文献は図面を表示できません]
N2-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン-クロロ-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-4-ピリミジンアミン(50mg)、2-メトキシ-4-アミノピリジン(50mg)、酢酸パラジウム(30mg)、BINAP(30mg)および炭酸セシウム(30mg)をジオキサン(1mL)およびNMP(0.5mL)に懸濁させた。反応混合物を封管中にてマイクロ波によって180℃で30分間加熱した後、室温に冷却した。反応液をメタノール(5mL)で希釈し、超音波処理した。それをセライトを通じて濾過し、メタノールで洗浄した。濾液を蒸発させ、HPLCで精製して所望の生成物を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
[この文献は図面を表示できません]
5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
三つ口丸底フラスコに5-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン(33.2g、120mmol)および4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルベンゼンアミン塩酸塩(32.19g、168mmol)を加え、続いてi-PrOH(750mL)およびTFA(23.1mL、300mmol)を加えた。反応混合物を窒素雰囲気下で緩やかに還流させながら攪拌した(注: 内温75〜80℃でオーバーヘッドスターラーを用いて)。22時間後、LC-MSによれば、反応は>95%完了した(注: 2-クロロピリミジン出発原料の≦3%が残留した場合、さらに1日または2日後であっても反応はそれ以上進行しなかった)。反応混合物を室温に冷却し、析出物を濾取し、i-PrOH(約50mLx2)で洗浄した。化合物5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩を淡黄褐色固体(依然としてわずかに湿気のある)として得て、NaHCO
3水溶液(NaHCO
3 15.12g(180mmol)がH
2O 1Lに溶解)に加えた。水性懸濁液を室温で終夜攪拌した。固体を濾取し、H
2O(約150mLx3)で洗浄し、さらに高真空乾燥させた。遊離塩基化合物5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンを帯黄白色固体44.51g(収率93.8%)として得た。
【0306】
上述の生成物のベンゼンスルホン酸(ベシル酸)塩を以下のように得た。5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン(遊離塩基; 39.5g、100mmol)のMeOH(400mL)懸濁液に攪拌しながらベンゼンスルホン酸(16.61g、105mmol)を加えた(注: 反応混合物は短時間ほぼ均一の淡褐色溶液になり、その後まもなく析出物が出現した)。混濁溶液を50℃で90分間攪拌し、室温に冷却し、固体を濾取し、EtOAc(約150mLx2)で洗浄し、さらに高真空乾燥させた。化合物5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンベシル酸塩を非常に淡い黄褐色の固体52.09g(収率94%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0307】
実施例4
ピリミジンコアがA環グアニル類似体経由で設置される2,4-ピリミジンジアミンの合成
スキーム(X)は、3,5-ジメチル-4-フルオロアニリンから出発するN2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミンの合成を示す。最初に、3,5-ジメチル-4-フルオロアニリン(500mg)、N,N-ビス-Boc-1-グアニルピラゾール(1.7g、1.5当量)およびトリエチルアミン(0.75mL、1.5当量)を無水THF(10mL)に溶解させた。反応液を50℃で2日間加熱した後、蒸発乾固させた。残渣をジクロロメタン(1mL)に溶解させた後、トリフルオロ酢酸を溶液(9mL)に加えた。溶液を室温で終夜攪拌した。LCMSはグアニジンの形成を確認した。溶液を蒸発させ、残渣を酢酸エチルおよびヘキサンから再結晶させてベージュ色固体を3,5-ジメチル-4-フルオロフェニルグアニジンTFA塩(740mg、70%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0308】
3,5-ジメチル-4-フルオロフェニルグアニジンTFA塩(700mg)および2-ホルミルプロピオン酸エチルエステル(724mg)を無水エタノール(10mL)に溶解させた。この溶液にナトリウムエトキシド(1.18g)を加えた。反応液を70℃で2日間加熱した。LCMSはグアニジン出発原料が10%残留していることを示した。溶液を室温に冷却し、水(100mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(3x100mL)で抽出し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中メタノール = 35分で0-30%)で精製してN2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-4-ヒドロキシ-5-メチル-2-ピリミジンアミン(320mg、60%)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
[この文献は図面を表示できません]
【0310】
N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-4-ヒドロキシ-5-メチル-2-ピリミジンアミン(120mg)を無水THF(2mL)に懸濁させた。次にPOCl
3(0.2mL)を混合物に加えた。溶液を60℃で1時間加熱した。LCMSは4-ヒドロキシ出発原料から対応する4-クロロ生成物への変換完了を示した。反応液を水(40mL)で反応停止させ、酢酸エチル(40mL)で抽出した。有機層を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中EtOAc = 35分で0-60%)で精製して4-クロロ-N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-2-ピリミジンアミン(100mg、77%)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0311】
4-クロロ-N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-2-ピリミジンアミン(80mg)および5-アミノ-2(3H)-ベンゾオキサゾロン(80mg)をイソプロパノール(1mL)およびトリフルオロ酢酸(5滴)に溶解させた。溶液を75℃で終夜加熱した後、メタノール(10mL)中2.0Mアンモニアで希釈した。反応混合物を超音波処理し、析出物を濾去し、メタノールで洗浄し、乾燥させてN2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミンを得た。
[この文献は図面を表示できません]
遊離塩基化合物をベシル酸塩である化合物I-146、および硫酸塩である化合物I-151に変換した。
【0312】
実施例5
例示的プロドラッグ化合物の合成
本明細書に開示される例示的プロドラッグ化合物をスキーム(XI)に示すように合成した。
[この文献は図面を表示できません]
【0313】
スキーム(XI)を参照して、5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩(実施例3に記載のように調製)(40.38g、79mmol)およびCs
2CO
3(78.3g、238mmol)のDMF(300mL)懸濁液を窒素雰囲気下、室温で攪拌し、2.5時間後、リン酸ジ-tert-ブチルクロロメチル(26.6g、103mmol)を加え、攪拌を室温で続けた。49時間後、LC-MSによれば、反応は>90%完了した(注: このバッチのアルキル化剤の相対的に低い質が理由で、リン酸ジ-tert-ブチルクロロメチルをさらに約7g加えた)。攪拌しながら反応混合物をH
2O 1.2Lに注いだところ、析出物が形成され、わずかにダマになっており、H
2Oをさらに500mL加えて非粘着性固体の形成を確実にした。析出物を濾取し、水で洗浄し、さらに高真空乾燥させた。化合物リン酸ジ-tert-ブチル(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチルを淡褐色固体として得て、次の反応に直接使用した。
【0314】
粗リン酸ジ-tert-ブチル(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチルにHOAc(280mL)およびH
2O(70mL)を加え、得られた淡褐色均一溶液を65℃で攪拌した(注: より淡色の析出物が15〜45分に形成された)。反応をLC-MSでモニタリングした。1時間後、混合物を室温に冷却し、析出物を濾取し、H
2O(約50mLx2)で洗浄した。生成物リン酸二水素(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチルを淡い桃色がかったベージュ色の固体として得て、塩形成に直接使用した。
【0315】
氷浴冷却下で、攪拌しながら粗リン酸二水素(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチルのH
2O(500mL)懸濁液に1N NaOH(水溶液、163mL、163mmol)を15分かけて滴下した。氷浴を除去し、最終体積が約1Lに達するまでさらにH
2Oを加えた。固体を濾紙を通じて濾去し、H
2Oで洗浄した。固体(約3g)がプロドラッグと親化合物(I-105)との1:1混合物(先の加水分解反応の間に形成)として出現した。濾液を収集し、大部分のH
2Oを凍結乾燥によって除去した(H
2O約20mLが固体の氷として残留)。攪拌しながらi-PrOH(800mL)を固体に加え、固体が溶液中に均一に分散するまで攪拌を1時間続けた。固体を濾取し、i-PrOH(約100mLx3)で洗浄し、さらに高真空乾燥させた。化合物リン酸(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル二ナトリウムを淡いベージュ色の固体38.87g(先に記載のTFA塩から開始する3工程にわたる収率89%)として得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0316】
実施例5
例示的な合成された化合物
上記実施例と同様にして、または本明細書に記載のもしくは当業者に公知の方法によって、以下の化合物を作製した。以下では、分析データ、および/または選択された化合物を作製するための例示的実験手順が、それらの名称に続く。
I-1: 5-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2-メチルベンゾニトリルギ酸塩
I-2: 4-(4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドトリフルオロ酢酸塩
I-3: 3-(4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドトリフルオロ酢酸塩
I-4: 5-(5-クロロ-2-(フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-5: 5-(5-クロロ-2-(3,4-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-6: 5-(5-クロロ-2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-7: 5-(5-クロロ-2-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-8: 5-(5-クロロ-2-(3-クロロ-5-フルオロフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-9: 5-(5-クロロ-2-(4-メチル-3-(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-10: 5-(5-クロロ-2-(3,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-11: 4-(5-クロロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドトリフルオロ酢酸塩
I-12: 5-(5-クロロ-2-(3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-13: 5-(2-(3,5-ジフルオロフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-14: 5-(5-クロロ-2-(3,5-ジフルオロフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-15: 5-(5-クロロ-2-(4-(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-16: 5-(5-ブロモ-2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-17: 5-[2-(3-ジメチルアミノ-4-メチル-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-18: 5-[5-エチニル-2-(3,4,5-トリメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩 MS (ES) 386 (M+H)。
I-19: 5-[2-(2-フルオロ-3-メトキシ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-20: 5-(5-フルオロ-2-(2-フルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-21: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-22: 5-(5-ブロモ-2-(2-フルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-23: 5-(2-(2-フルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-24: 5-[2-(3-ジメチルアミノ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-25: 5-[2-(4-ジメチルアミノ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-26: 5-[5-メチル-2-(メチル-フェニル-アミノ)-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-27: 5-[2-(4-ブロモ-2-フルオロ-3-メトキシ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-28: 5-[2-(4-ブロモ-2-フルオロ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-29: 5-[2-(2-フルオロ-3-メトキシ-4-メチル-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-30: {4-[5-メチル-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-2-イルアミノ]-フェニル}-アセトアルデヒド
[この文献は図面を表示できません]
I-31: 5-[2-(3-エチニル-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-32: 5-(5-クロロ-2-(3-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-33: 5-(5-クロロ-2-(3-(ジメチルアミノ)-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-34: 5-[2-(3-アミノ-4-メトキシ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-35: 5-[5-メチル-2-(3,5-ジメチル-4-d3-メチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-36: 5-(5-クロロ-2-(3,5-ジメチル-4-d
3-メチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-37: 5-(5-フルオロ-2-(3,5-ジメチル-4-d
3-メチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-38: 5-(2-(3,5-ジメチル-4-d
3-メチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-39: 4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-2-フェニルアミノ-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-40: 4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-2-(3,4,5-トリメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-41: 5-(5-ニトロ-2-(フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-42: 5-(5-ニトロ-2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-43: 5-(2-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)-5-ニトロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-44: 5-(2-(3-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)-5-ニトロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-45: 5-(2-(3-(ジメチルアミノ)-4-メチルフェニルアミノ)-5-ニトロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-46: 5-(5-メチル-2-(3,5-ジメチル-4-d
3-メチル)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-47: 5-(2-(3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)-5-ニトロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-48: 2-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシ-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩 MS (ES) 444 (M+H)。
I-49: 4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-2-(3,4,5-トリメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸トリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-50: 5-[2-(2-フルオロ-3,4-ジメトキシ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-51: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-3,4-ジメトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-52: 5-(5-クロロ-2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-53: 5-{2-[2-フルオロ-3-(2-メトキシ-エトキシ)-4-メチル-フェニルアミノ]-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ}-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-54: 2-(4-カルバモイル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-55: 2-(3-メトキシ-5-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-56: 2-(3-メトキシ-4-メチル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩 MS (ES) 422 (M+H)。
I-57: 2-(3-ジメチルアミノ-4-メチル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-58: 2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-59: 2-(3-メトキシ-4,5-ジメチル-フェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-60: 4-(5-ニトロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドトリフルオロ酢酸塩
I-61: 5-(5-フルオロ-2-(2-フルオロ-3-(2-メトキシエトキシ)-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-62: 5-(2-(2-フルオロ-3-(2-メトキシエトキシ)-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-63: 5-[5-ヒドロキシメチル-2-(3,4,5-トリメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-64: 2,6-ジメチル-4-[5-メチル-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-2-イルアミノ]-ベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-65: 5-[5-メチル-2-(3-ビニル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-66: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-3-(2-メトキシエトキシ)-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-67: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-3-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-68: 5-[2-(4-エチル-2-フルオロ-3-メトキシ-フェニルアミノ)-5-メチル-ピリミジン-4-イルアミノ]-3H-ベンゾオキサゾール-2-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-69: 4-(5-クロロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2,6-ジメチルベンゾニトリル]トリフルオロ酢酸塩
I-70: 4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2,6-ジメチルベンゾニトリル
I-71: 5-(5-クロロ-2-(4-エチル-2-フルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-72: 2-フルオロ-3-(5-メチル-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
I-73: 3-(5-クロロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2-フルオロベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
I-74: 2-(4-フルオロ-3,5-ジメチルフェニルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-5-カルボン酸メチル トリフルオロ酢酸塩
I-75: 5-(2-(2-フルオロ-4-メトキシフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-76: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-4-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-77: 5-(2-(2-フルオロ-3,4-ビス(2-メトキシエトキシ)フェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-78: 5-(5-クロロ-2-(2-フルオロ-3,4-ビス(2-メトキシエトキシ)フェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-79: 5-(2-(4-フルオロ-3,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-(ヒドロキシメチル)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-80: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-(ヒドロキシメチル)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-81: 5-(5-(ヒドロキシメチル)-2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-82: 5-(2-(3-(ジメチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-83: 5-(5-クロロ-2-(3-(ジメチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-84: 5-(2-(3-(ジエチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-85: 5-(2-(3-(エチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-86: 5-(5-クロロ-2-(3-(ジエチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-87: 5-(5-クロロ-2-(3-(エチルアミノ)-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-88: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-6-イル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
28H
25N
5O
4。MS (ESI) m/z 496.27 (M+1)
+。
I-89: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((ジメチルアミノ)メチル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩 C
24H
28N
6O
2。MS (ESI) m/z 433.19 (M+1)
+。
I-90: 7-((ジエチルアミノ)メチル)-5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩 C
26H
32N
6O
2。MS (ESI) m/z 461.24 (M+1)
+。
I-91: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((ピロリジン-1-イル)メチル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
26H
30N
6O
2。MS (ESI) m/z 459.23 (M+1)
+。
I-92: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((ピペリジン-1-イル)メチル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
27H
32N
6O
2。MS (ESI) m/z 473.22 (M+1)
+。
[この文献は図面を表示できません]
I-93: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
27H
33N
7O
2。MS (ESI) m/z 488.25 (M+1)
+。
[この文献は図面を表示できません]
I-94: 4-((5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-7-イル)メチル)ピペラジン-1-カルボン酸tert-ブチル C
31H
39N
7O
4。MS (ESI) m/z 574.36 (M+1)
+。
I-95: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((ピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩 C
26H
31N
7O
2。MS (ESI) m/z 474.45 (M+1)
+。
I-96: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-((E)-3-クロロプロパ-1-エニル)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
24H
24ClN
5O
2。MS (ESI) m/z 450.17 (M+1)
+。
I-97: 5-(5-((ジエチルアミノ)メチル)-2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩 C
25H
30N
6O
2。MS (ESI) m/z 447.41 (M+1)
+。
I-98: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-((ピロリジン-1-イル)メチル)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
25H
28N
6O
2。MS (ESI) m/z 445.42 (M+1)
+。
[この文献は図面を表示できません]
I-99: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-((ピペリジン-1-イル)メチル)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
26H
30N
6O
2。MS (ESI) m/z 459.44 (M+1)
+。
[この文献は図面を表示できません]
I-100: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
26H
31N
7O
2。MS (ESI) m/z 474.48 (M+1)
+。
I-101: 5-(2-(3,4-ジエトキシ-2-フルオロフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン C
22H
22FN
5O
4。MS (ESI) m/z 440.23 (M+1)
+。
[この文献は図面を表示できません]
I-102: 5-(2-(2-フルオロ-3,4-d
6-ジメトキシフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-103: 5-(2-(3-エトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
I-104: 5-(5-クロロ-2-(3-エトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
I-105: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-106: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンメタンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-107: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンベンゼンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-108: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンベンゼンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-109: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-110: 5-(5-フルオロ-2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-111: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-112: 7-フルオロ-5-(5-フルオロ-2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-113: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-114: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン硫酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-115: リン酸(5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル二ナトリウム
[この文献は図面を表示できません]
I-116: 5-(2-(4-フルオロ-3-ヒドロキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-117: 5-(2-(3-ヒドロキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-118: リン酸二水素(5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル カルシウム塩
I-119: 5-(5-フルオロ-2-(2-フルオロ-5-メトキシフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
I-120: 5-(2-(3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-121: 5-(5-フルオロ-2-(3-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-122: 5-(2-(2-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-123: 5-(5-フルオロ-2-(2-フルオロ-5-メトキシ-4-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
I-124: 5-(2-(4-クロロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-125: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-3-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-126: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-3-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-127: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)-3-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-128: 4-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-メチルピリミジン-2-イルアミノ)-2-メトキシ-6-メチル安息香酸エチル
[この文献は図面を表示できません]
I-129: 4-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-メチルピリミジン-2-イルアミノ)-2-メトキシ-6-メチルベンジルアルコールトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-130: 5-メチル-N4-[3-(ホスホノオキシ)メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル]-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミンアルギニン塩
[この文献は図面を表示できません]
I-131: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミンベンゼンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-132: 5-メチル-N4-[3-(ホスホノオキシ)メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル]-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミントリス塩
[この文献は図面を表示できません]
I-133: N4-{3-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エトキシ]ホスフィニルオキシメチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル}-5-メチル-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-134: N4-{3-ビス[2-(N,N-ジメチルアミノ)エトキシ]ホスフィニルオキシメチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル}-5-メチル-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-135: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミンパモ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-136: 5-メチル-N4-[3-(ホスホノオキシ)メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル]-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミン二カリウム塩
[この文献は図面を表示できません]
I-137: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミンメタンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-138: N2-(3,5-ジメチル-4-メトキシカルボニル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-139: N2-エチル-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-140: N2-(4-カルボキシ-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
N2-(4-tert-ブトキシカルボニル-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン(500mg)をメタノール(5mL)に懸濁させた。ジオキサン(1.0mL)中4.0M HClを加えた。溶液を40℃で2時間、50℃で6時間加熱した。溶液を蒸発させ、水(10mL)で希釈した。NaHCO3を溶液に加えてpH 3にした。析出物を濾去し、水で洗浄し、乾燥させて所望の酸(440mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-141: N2-(4-ベンジルオキシカルボニル-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-142: N2-(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
N2-(4-カルボキシ-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン(440mg)にBH3(THF中1.0M、4mL)を加えた。混合物を0℃〜室温で終夜攪拌した後、メタノール(10mL)で反応停止させ、ジオキサン中4.0M HClを加えてpH 7にした。反応液を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中メタノール = 30分で0-30%)で精製して所望のベンジルアルコールを得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-143: N2-(3,5-ジメチル-4-メトキシメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
N2-(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミンをメタノールに溶解させ、ジオキサン(0.1mL)中1.0M HClで処理した。溶液を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中メタノール = 30分で0-30%)で精製してベンジルメチルエーテルを得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-144: N2-(3,4-ジメチル-5-メトキシカルボニル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
2,3-ジメチル安息香酸(1g)およびK
2CO3(1.1g、1.2当量)をDMF(10mL)に懸濁させた。反応混合物にヨードメタン(0.5mL、1.2当量)を加えた。反応液を室温で終夜攪拌した後、水(80mL)で希釈した。溶液を酢酸エチル(80mL)で抽出し、蒸発させてメチルエステルを得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
2,3-ジメチル安息香酸メチルを濃スルホン酸(10mL)に溶解させた。KNO3(808mg、1.2当量)を溶液に0℃で加えた後、ゆっくりと室温に終夜昇温させた。反応液を水(80mL)で反応停止させ、酢酸エチル(2x80mL)で抽出した。有機層を蒸発させて硝酸エステルと酸との混合物(1:1)を得た。混合物をDMF(10mL)に再溶解させた。K
2CO3(1.1g)およびヨードメタン(0.5mL)を溶液に加えた。反応液を室温で3日間攪拌した後、水(80mL)で希釈した。それを酢酸エチル(3x80mL)で抽出し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中EtOAc = 45分で0-30%)で精製して所望のニトロ安息香酸エステルを得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
2,3-ジメチル-5-ニトロ安息香酸メチルをメタノールに溶解させ、10% Pd-Cを加えた。混合物を40psiの水素下で1時間反応させた。触媒をセライト上で濾去し、メタノールで洗浄し、蒸発させてアニリン(500mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0319】
2-クロロ-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-4-ピリミジンアミン(500mg)および5-アミノ-2,3-ジメチル安息香酸メチル(500mg)をイソプロパノール(5mL)およびTFA(20滴)に懸濁させた。溶液を封管中で100℃に終夜加熱した後、室温に冷却した。LCMSは生成物への完全な変換を示した。反応液をメタノール(10mL)中2.0M NH
3で希釈した。溶液を超音波処理した。析出物を濾去し、濾液が無色になるまでメタノール(50mL)で洗浄し、乾燥させて所望の生成物(630mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-145: N2-(3-カルボキシ-4,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
N2-(3,4-ジメチル-5-メトキシカルボニル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン(500mg)をTHF(6mL)に懸濁させた。反応混合物に1.0M KOH水溶液(6mL)を加えた。反応液を60℃で2時間加熱した後、メタノール(10mL)で希釈し、1N HCl水溶液でpH約6に中和した。反応混合物を蒸発させた後、水(20mL)で希釈した。析出物を濾取し、水で洗浄し、乾燥させて所望の酸(420mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-146: N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミンベンゼンスルホン酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-147: N2-(3,4-ジメチル-5-ヒドロキシメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
N2-(3-カルボキシ-4,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン(270mg)を無水THF(2mL)に懸濁させた後、BH3(THF中1.0M、2mL)を反応液に加えた。混合物を室温で3日間攪拌した後、メタノール(10mL)およびジオキサン中HCl(1.0M、3滴)で反応停止させた。反応液を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中メタノール = 30分で0-30%)で精製して所望のベンジルアルコール(150mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-148: N2-(4-n-ブチル-3-メチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-149: N2-(4-ブロモ-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-150: N2-(4-tert-ブトキシカルボニル-3,5-ジメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
3,5-ジメチルアニリン(3g)をジクロロメタン(50mL)に溶解させた。氷浴中で反応液に無水トリフルオロ酢酸(4.8mL、1.4当量)を加えた。反応液を室温で15分間攪拌した後、臭素(1.27mL、1当量)を水浴中でゆっくりと加えた。反応液を室温で3時間攪拌した後、10% Na2S2O3(100mL)で反応停止させた。溶液をジクロロメタン(3x100mL)で抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させた。次にそれを活性炭で処理し、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタンおよびヘキサンから結晶化してN1-(4-ブロモ-3,5-ジメチルフェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(6.2g、84%、2工程)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
N1-(4-ブロモ-3,5-ジメチルフェニル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(3g)をTHF(50mL)に溶解させた。-78℃でエーテル中MeLi(1.6M、8.9mL、1.4当量)を溶液に加え、5分間攪拌した。次にシクロヘキサン中s-BuLi(1.4M、10mL、1.4当量)を加え、5分間攪拌した。次にBoc無水物(4g、1.8当量)を-78℃で加えた。反応液を室温に昇温させ、3.5時間攪拌した。反応液を水(100mL)で反応停止させた。溶液をジクロロメタン(2x100mL)で抽出した。有機層を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中EtOAc = 45分で0-50%)で精製して所望のtert-ブチルエステルを得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
N1-[4-(tert-ブトキシ)カルボニル-3,5-ジメチルフェニル]-2,2,2-トリフルオロアセトアミドをメタノール(50mL)およびNaOH水溶液(1.0N、50mL)に溶解させた。溶液を60℃で1時間、室温で終夜加熱した。それを酢酸エチル(2x100mL)で抽出し、蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中EtOAc = 45分で0-50%)で精製して所望のアニリンを得た。
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
2-クロロ-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-4-ピリミジンアミン(500mg)および4-アミノ-2,6-ジメチル安息香酸tert-ブチル(500mg)をイソプロパノール(5mL)およびTFA(15滴)に懸濁させた。溶液を封管中で100℃に終夜加熱した後、室温に冷却した。LCMSは生成物への完全な変換を示した。反応液をメタノール(20mL)中2.0M NH
3で希釈した。溶液を超音波処理した。析出物を濾去し、濾液が無色になるまでメタノール(50mL)で洗浄し、乾燥させて所望の生成物(560mg)を得た。
[この文献は図面を表示できません]
I-151: N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン硫酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-152: N2-(3-カルボキシ-4-メチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-153: N2-(4-フルオロ-3-メトキシカルボニル-5-メチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-154: N2-(4-フルオロ-3-ヒドロキシメチル-5-メチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-155: N2-(3-カルボキシ-4-フルオロ-5-メチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-156: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミン塩酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-157: 5-(2-(4-アセチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-158: 5-(2-(4-(1-(シクロプロピルアミノ)エチル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
I-159: N-シクロブチル-4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドギ酸塩
I-160: 4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-N-プロピルベンズアミドギ酸塩
I-161: N-シクロプロピル-4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドギ酸塩
I-162: N-エチル-4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンズアミドギ酸塩
I-163: 4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-N-イソプロピルベンズアミドギ酸塩
I-164: N-シクロブチル-4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2-メトキシベンズアミドギ酸塩
I-165: N-シクロプロピル-4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミドギ酸塩
I-166: 4-(5-フルオロ-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)-N-フェニル-2-(トリフルオロメチル)ベンズアミドギ酸塩
I-167: 5-(2-(4-メチル-3-(メチルスルホニル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-168: 5-(2-(4-フルオロ-3-(メチルスルホニル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-169: 5-(2-(3-フルオロ-5-モルホリノフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-170: 5-(2-(3-フルオロ-5-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-171: 3-(5-フルオロ-4-(7-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミドトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-172: 5-(2-(3-(メチルスルホニル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-173: 5-(2-(4-フルオロ-3-(メチルスルホニル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-174: 3-(5-フルオロ-4-(7-フルオロ-2-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)ピリミジン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミドトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-175: 5-(5-フルオロ-2-(3-d
3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-176: 5-(2-(3-(トリフルオロメチル)-5-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-177: 5-(2-(3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-178: 5-(2-(4-メトキシ-3-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-179: 5-(2-(3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-180: 5-(2-(4-メトキシ-3-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-181: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-182: 5-(2-(3,4-ジメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-183: 5-(2-(3,4-ジメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-184: 5-(2-(3,4-ジメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-185: 5-(2-(3-クロロ-4,5-ジメトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-186: 5-(2-(4-(2-モルホリノエトキシ)-3,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-187: 5-(2-(3,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-188: 5-(2-(3,4,5-トリメチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-189: 5-(2-(4-フルオロ-3,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-190: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-191: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-192: 5-(2-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-メチルベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-193: 5-(2-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)-7-フルオロベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-194: 5-(2-(3,5-ジメトキシ-4-メチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-195: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-196: 5-(2-(4-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-197: 5-(2-(3-(ジフルオロメチル)-4-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-198: 5-(2-(3-(ジフルオロメチル)-5-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-199: 5-(2-(3-(フルオロメチル)-5-メトキシフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-200: 5-(2-(4-イソプロピルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-201: 5-(2-(4-tert-ブチルフェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-202: 5-(2-(p-トリルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-203: 5-(2-(4-メチル-3-(ピリジン-4-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-204: 5-(2-(4-メチル-3-(ピリジン-3-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-205: 5-(2-(4-フルオロ-3-(ピリジン-4-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-206: 5-(2-(4-フルオロ-3-(ピリジン-3-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
I-207: 5-(2-(3-メトキシ-4-(ピリジン-4-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-208: 5-(2-(4-メトキシ-3-(ピリジン-4-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-209: 5-(2-(4-メトキシ-3-(ピリジン-3-イル)フェニルアミノ)-5-フルオロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
I-210: 5-フルオロ-N2-[3-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエチル)]フェニル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-211: 5-フルオロ-N2-(3-メトキシ-5-トリフルオロメチル)フェニル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-212: 5-フルオロ-N2-(4-メトキシ-3-トリフルオロメチル)フェニル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-213: N2-[3-(シクロプロピルアミノカルボニルメトキシ)-4-メトキシ]フェニル-5-フルオロ-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-214: 5-フルオロ-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-215: N2-(3,5-ジメチル-4-フルオロ)フェニル-5-フルオロ-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-216: 5-メチル-N4-[3-(ホスホノオキシ)メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル]-N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-2,4-ピリミジンジアミンリジン塩
[この文献は図面を表示できません]
I-217: N2-(3,4,5-トリメチル)フェニル-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
I-220: 5-(2-(4-(アミノメチル)フェニルアミノ)-5-メチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
MS (ES) 363 (M+H), 361 (M-H)。
【0323】
重水素化化合物を一般に上述のように、さらに以下のように調製した。d
4-チミン(3.00g、23.1mmol)を加圧容器に配置し、POCl
3(25ml)を加えた。白色懸濁液を130℃で3時間加熱した。約1時間後、懸濁液は透明黄色溶液になった。次に、砕氷を含むビーカーに反応混合物をゆっくりと注ぐことで反応液を反応停止させた。次に水相をDCM(3x50ml)で抽出し、MgSO
4で乾燥させた。溶媒の蒸発後、反応生成物を白色固体(3.72g、96%)として得た。LHSカルバメートアニリンとの第1のS
NAr反応、およびRHSアニリンまたはd
3-アニリンとの第2のS
NAr反応という標準的順序によってJAK阻害剤を調製した(重水素化アニリンはMeIの代わりにCD
3Iを使用して非重水素化アニリンと同様にして調製した)。
I-221: 5-(2-(4-フルオロ-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
MS (ES) 400 (M+H), 398 (M-H)。
I-222: 5-(2-(4-フルオロ-3-トリジュウテロメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-223: 5-(2-(3-メトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
MS (ES) 396 (M+H), 394 (M-H)。
I-224: 5-(2-(3-トリジュウテロメトキシ-4,5-ジメチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-225: 5-(2-(4-(ヒドロキシメチル)-3-メトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-226: リン酸5-(2-(4-フルオロ-3-トリジュウテロメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル ジ-tert-ブチル
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-227: リン酸水素5-(2-(4-フルオロ-3-トリジュウテロメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル tert-ブチル
[この文献は図面を表示できません]
MS (ES) 569 (M+H), 567 (M-H)。
I-228: リン酸二水素5-(2-(4-フルオロ-3-トリジュウテロメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル
[この文献は図面を表示できません]
MS (ES) 513 (M+H), 511 (M-H)。
I-229: リン酸(5-(2-(4-フルオロ-3-トリジュウテロメトキシ-5-メチルフェニルアミノ)-6-D-5-トリジュウテロメチルピリミジン-4-イルアミノ)-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-3(2H)-イル)メチル二ナトリウム
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-230: 4-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-メチルピリミジン-2-イルアミノ)-2-メトキシ-6-メチルベンジルアルコール
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
I-231: 4-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-メチルピリミジン-2-イルアミノ)-2-メトキシ-6-メチル安息香酸
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
II-1: 5-(5-フルオロ-2-(1-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
II-2: 5-(5-フルオロ-2-(7-(ピロリジン-1-イル)-6,7,8,9-テトラヒドロ-5H-ベンゾ[7]アヌレン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン二ギ酸塩
II-3: 5-(5-フルオロ-2-(7-オキソ-6,7,8,9-テトラヒドロ-5H-ベンゾ[7]アヌレン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オン二ギ酸塩
II-4: (Z)-5-(5-フルオロ-2-(2-メチル-1-オキソ-1,2,3,6-テトラヒドロベンゾ[c]アゾシン-9-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
II-5: 5-(5-フルオロ-2-(5-オキソ-6,7,8,9-テトラヒドロ-5H-ベンゾ[7]アヌレン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
II-6: 5-(2-(ナフタレン-2-イルアミノ)-5-ニトロピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
II-7: 2-(ナフタレン-2-イルアミノ)-4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-5-イルアミノ)-ピリミジン-5-カルボン酸メチルエステルトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-8: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(1-オキソ-1,3-ジヒドロ-イソベンゾフラン-6-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-9: N2-(1,3-ジヒドロ-イソベンゾフラン-5-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-10: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(1-オキソ-1,3-ジヒドロ-イソベンゾフラン-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-11: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(1-オキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-6-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-12: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(1-オキソ-1,3-ジヒドロ-7-メチルイソベンゾフラン-4-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-13: 5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-N2-(1-オキソ-1,3-ジヒドロ-4-メチルイソベンゾフラン-6-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-14: N2-(4,5-ジメチルピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-15: N2-(4,6-ジメチルピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-16: N2-(5-シアノ-6-メチルピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-17: N2-(2-メトキシピリジン-4-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-18: 5-メチル-N2-(2-メチルピリジン-4-イル)-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-19: N2-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-20: N2-(6-メトキシピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-21: N2-(5,6-ジメチルピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-22: N2-(5-シアノ-4-メチルピリジン-2-イル)-5-メチル-N4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2,4-ピリミジンジアミン
[この文献は図面を表示できません]
II-23: 5-(5-フルオロ-2-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-7-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
II-24: 5-(5-フルオロ-2-(2-メチル-1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[c]アゼピン-7-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンギ酸塩
II-25: 7-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-フルオロピリミジン-2-イルアミノ)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オンギ酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-26: 6-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-フルオロピリミジン-2-イルアミノ)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-27: 7-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-フルオロピリミジン-2-イルアミノ)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-28: 7-(4-(2,3-ジヒドロ-2-オキソベンゾ[d]オキサゾール-5-イルアミノ)-5-フルオロピリミジン-2-イルアミノ)-4,5-ジヒドロ-1-メチル-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オントリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-29: 5-(5-メチル-2-(2-モルホリノピリジン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-30: 5-(5-フルオロ-2-(2-モルホリノピリジン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
II-31: 5-(5-メチル-2-(ピリジン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ)ベンゾ[d]オキサゾール-2(3H)-オンジトリフルオロ酢酸塩
[この文献は図面を表示できません]
【0324】
実施例6
キシナホ酸塩
調製例
以下の例は、本明細書に記載の2,4-ピリミジンジアミンのキシナホ酸塩の調製を示す。本明細書に記載の2,4-ピリミジンジアミン(1当量)のケトン溶媒(2,4-ピリミジンジアミン1g当たり溶媒、例えばMEK約20ml)懸濁液を約50℃〜約60℃に加熱する。水(2,4-ピリミジンジアミン1g当たり水約1ml)を加えて溶液を得る。必要であれば浄化のために溶液をフィルターに通してもよい。溶液を約50℃〜約60℃に約30分〜約1.5時間保持する。1-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸(1.1当量)のケトン溶媒(ナフトエ酸1g当たり溶媒、例えばMEK約4ml)中均一溶液を加えて、約5分〜15分後に固体の析出を生じさせる。反応液を周囲温度に冷却し、約15時間〜約20時間攪拌した後、約0℃〜約10℃に約1時間〜約2時間冷却させる。次に析出したキシナホ酸塩を濾過し、収集する。濾過された固体を例えばケトン溶媒(約2ml/g、例えばMEK)で2回洗浄し、約40℃〜約60℃で約10時間〜約20時間減圧乾燥させる。キシナホ酸塩を相応に加工し、例えば本明細書に記載のように微粉化および調剤して、例えば吸入による投与用の製剤にする。特別な態様では、この実施例で使用される2,4-ピリミジンジアミンは化合物I-217である。
【0325】
実施例7:IL-4で刺激されたRamos B細胞上でのCD23発現のアッセイ
サイトカインのインターロイキン-4 (IL-4)で刺激されたB細胞は、JAKファミリーキナーゼJAK-1およびJAK-3のリン酸化を通じてJAK/Stat経路を活性化し、JAK-1およびJAK-3は転写制御因子Stat-6をリン酸化および活性化する。活性化Stat-6が上方制御する遺伝子の1つは、低親和性IgE受容体CD23である。JAKファミリーキナーゼに対する阻害剤の効果を試験するために、ヒトRamos B細胞をヒトIL-4で刺激し、CD23の表面での発現を測定した。
【0326】
Ramos B細胞系をATCCより取得した(ATCCカタログ番号CRL-1596)。ATCCの増殖プロトコールに従って、熱不活性化10%FBS(カンザス州レネクサ、JRH Biosciences, Inc、カタログ番号12106-500M)を有するRPMI 1640(バージニア州ハーンドン、Cellgro、MediaTech, Inc.、カタログ番号10-040-CM)中で細胞を培養した。細胞を3.5 x 10
5個の密度に維持した。実験前日、Ramos B細胞を3.5 x 10
5細胞/mLに希釈して、それらが確実に対数増殖期にあるようにした。
【0327】
細胞を遠心沈殿させ、5%血清を有するRPMI中に懸濁させた。96ウェル組織培養プレート中で1地点当たり5 x 10
4個の細胞を使用した。細胞を化合物またはDMSO(ミズーリ州セントルイス、Sigma-Aldrich、カタログ番号D2650)媒体対照で37℃インキュベーター中にて1時間プレインキュベートした。次にIL-4(ニュージャージー州ロッキーヒル、Peprotech Inc.、カタログ番号200-04)を用いて最終濃度50単位/mLで細胞を20〜24時間刺激した。次に細胞を遠心沈殿させ、抗CD23-PE(カリフォルニア州サンジエゴ、BD Pharmingen、カタログ番号555711)で染色し、FACSで分析した。カリフォルニア州サンノゼのBecton Dickinson Biosciencesより購入したBD LSR Iシステムフローサイトメーターを使用して検出を行った。このアッセイの結果に基づいて計算したIC
50を表IXに示す。
【0328】
実施例8:IL-2で刺激されたヒト初代T細胞増殖のアッセイ
末梢血に由来しかつT細胞受容体およびCD28の刺激を通じて予め活性化される初代ヒトT細胞は、サイトカインのインターロイキン-2 (IL-2)に応答してインビトロで増殖する。この増殖応答は、転写制御因子Stat-5をリン酸化および活性化するJAK-1およびJAK-3チロシンキナーゼの活性化に依存する。
【0329】
ヒト初代T細胞を以下のように調製した。全血を健康なボランティアより得て、PBSと1:1混合し、フィコールハイパック(ニュージャージー州ピスカタウェイ、Amersham Pharmacia Biotech、カタログ番号17-1440-03)上に2:1の血液/PBS:フィコール比で層形成し、4℃、1750rpmで30分間遠心分離した。血清:フィコール界面でのリンパ球を回収し、5体積分のPBSで2回洗浄した。細胞を、40U/mLの組換えIL2 (ミネソタ州ミネアポリス、R and D Systems、カタログ番号202-IL (20μg))を含有するYssel培地(カリフォルニア州ウッドランド、Gemini Bio-products、カタログ番号400-103)に再懸濁させ、1μg/mLの抗CD3 (カリフォルニア州サンジエゴ、BD Pharmingen、カタログ番号555336)および5μg/mLの抗CD28 (カリフォルニア州ブレアのImmunotech、Beckman Coulter、カタログ番号IM1376)でプレコーティングしたフラスコ中に播種した。初代T細胞を3〜4日間刺激した後、新鮮なフラスコに移し、10% FBSおよび40U/mL IL-2を有するRPMI中で維持した。
【0330】
アッセイセットアップの前日に、初代T細胞を遠心分離し、10% FBSを有するがIL-2を有さない新鮮なRPMIに再懸濁させ、終夜飢餓状態にした。アッセイでは、初代T細胞を遠心分離し、Yssel培地に2 x 10
6細胞/mLで再懸濁させた。80U/mL IL-2を含有する細胞懸濁液50μLを平底96ウェル黒色プレートの各ウェルに加えた。非刺激対照として、プレート上の最後の列よりIL-2を省いた。化合物をジメチルスルホキシド(DMSO、純度99.7%、細胞培養試験済み、ミズーリ州セントルイス、Sigma-Aldrich、カタログ番号D2650)中で5mMから3倍希釈で段階希釈した後、Yssel培地中で1:250希釈した。ウェル当たり50μLの2倍濃度の化合物を二つ組で加え、細胞を37℃で72時間増殖させた。
【0331】
代謝的に活性な細胞の指標として存在するATPの定量に基づいて培養中の生細胞の数を決定するCellTiter-Glo(登録商標)発光細胞生存率アッセイ(Promega)を使用して、増殖を測定した。基質を解凍し、周囲温度にした。Cell Titer-Glo試薬と希釈剤とを一緒に混合した後、100μLを各ウェルに加えた。プレートをオービタルシェーカー上で2分間混合して溶解を誘導し、周囲温度でさらに10分間インキュベートしてシグナルを平衡化した。コネチカット州シェルトンのPerkin Elmerより購入したWallac Victor2 1420マルチラベルカウンターを使用して検出を行った。
【0332】
実施例9:IFNγで刺激されたA549上皮細胞上でのICAM1発現のアッセイ
肺上皮細胞A549は、種々の異なる刺激に応答してICAM-1 (CD54)の表面での発現を上方制御する。したがって、ICAM-1発現を読み出し情報として使用して、異なるシグナル伝達経路に対する化合物の効果を同一の細胞の種類において評価することができる。IFNγは、JAK/Stat経路の活性化を通じてICAM-1を上方制御する。この実施例ではIFNγによるICAM-1の上方制御を評価した。
【0333】
A549肺上皮癌細胞系はAmerican Type Culture Collectionに由来した。10%ウシ胎仔血清、100I.U.ペニシリンおよび100ng/mLストレプトマイシンを有するF12K培地(カンザス州レネクサ、Mediatech Inc.、カタログ番号10-025-CV) (完全F12k培地)を用いて通常の培養を行った。細胞を5% CO
2、37℃の加湿雰囲気中でインキュベートした。このアッセイでの使用前、A549細胞をPBSで洗浄し、トリプシン処理(Mediatech Inc.、カタログ番号25-052-CI)して細胞を浮遊させた。トリプシン細胞懸濁液を完全F12K培地で中和し、遠心分離して細胞をペレット化した。細胞ペレットを完全F12K培地中に濃度2.0x10
5/mLで再懸濁させた。細胞を平底組織培養プレート中でウェル当たり20,000個、全量100μLで播種し、終夜付着させた。
【0334】
2日目に、A549細胞を試験化合物またはDMSO(対照) (ミズーリ州セントルイス、Sigma-Aldrich、カタログ番号D2650)で1時間プレインキュベートした。次に細胞をIFNγ(75ng/mL) (ニュージャージー州ロッキーヒル、Peprotech Inc.、カタログ番号300-02)で刺激し、24時間インキュベートした。最終試験化合物の用量範囲は、5% FBS、0.3% DMSOを含有するF12K培地200μL中で30μM〜14nMとした。
【0335】
3日目に、細胞培地を除去し、細胞をPBS(リン酸緩衝食塩水) 200μLで洗浄した。各ウェルをトリプシン処理して細胞を解離した後、完全F12K培地200μLを加えて中和した。細胞をペレット化し、APC結合マウス抗ヒトICAM-1 (CD54) (カリフォルニア州サンジエゴ、BD Pharmingen、カタログ番号559771)抗体を用いて4℃で20分間染色した。細胞を氷冷FACS緩衝液(PBS + 2% FBS)で洗浄し、表面でのICAM-1発現をフローサイトメトリーで分析した。カリフォルニア州サンノゼのBD Biosciencesより購入したBD LSR Iシステムフローサイトメーターを使用して検出を行った。測定中の散乱について、イベントをゲート処理し、幾何平均を計算した(ニュージャージー州フランクリンレイクス、Becton-Dickinson CellQuestソフトウェアバージョン3.3)。幾何平均を化合物濃度に対してプロットして用量反応曲線を作成した。
【0336】
実施例10:IFNγで刺激されたU937骨髄細胞上でのICAM1発現のアッセイ
ヒトU937単球細胞は、種々の異なる刺激に応答してICAM-1 (CD54)の表面での発現を上方制御する。したがって、ICAM-1発現を読み出し情報として使用して、異なるシグナル伝達経路に対する化合物の効果を同一の細胞の種類において評価することができる。IFNγは、JAK/Stat経路の活性化を通じてICAM-1を上方制御する。この実施例ではIFNγによるICAM-1の上方制御を評価した。
【0337】
U937ヒト単球細胞系をメリーランド州ロックビルのATCC、カタログ番号CRL-1593.2より得て、10% (v/v) FCSを含有するRPM1-1640培地中で培養した。U937細胞を10% RPMI中で成長させた。次に細胞を96ウェル平底プレート中に160μL当たり細胞100,000個の濃度でプレーティングした。次に試験化合物を以下のように希釈した。10mM試験化合物をDMSO中で1:5希釈し(DMSO 12μL中に10mM試験化合物3μL)、続いて試験化合物をDMSO中で1:3段階希釈した(試験化合物6μLをDMSO 12μL中に段階希釈して3倍希釈液を得た)。次に試験化合物4μLを10% RPMI 76μLに移して10倍濃度の溶液(試験化合物100μM、5% DMSO)を得た。対照ウェルでは、DMSO 4μLを10% RPMI 76μL中に希釈した。8地点(10μMから8つの3倍希釈濃度)およびDMSOのみの4ウェル(対照ウェル)について、刺激条件下でかつDMSOのみの4ウェルは非刺激条件下で、アッセイを二つ組で行った。
【0338】
multimek(カリフォルニア州ブレアのBeckman Coulter)を使用して希釈化合物プレートを2回混合した後、細胞160μLを含有する96ウェルプレートに希釈化合物20μLを移し、次に低速度で再度2回混合した。次に細胞および化合物を37℃および5% CO
2で30分間プレインキュベートした。
【0339】
10% RPMI中のヒトIFNγの100ng/mL溶液を調製することで10倍濃度の刺激ミックスを作製した。次に細胞および化合物をIFNγ刺激ミックス20μLで刺激して10ng/mL IFNγ、10μM試験化合物および0.5% DMSOの最終濃度を得た。細胞を刺激用条件下に37℃および5% CO
2で18〜24時間維持した。
【0340】
細胞を染色用に96ウェル丸底プレートに移した後、染色手順の持続時間中氷上に維持した。細胞を1000rpmにて4℃で5分間遠心沈殿させた後、上澄み液を除去した。上澄み液の除去後、FACS緩衝液100μL当たりAPC結合マウス抗ヒトICAM-1抗体1μLを加えた。次に細胞を暗中にて氷上で30分間インキュベートした。インキュベーション後、FACS緩衝液150μLを加え、細胞を1000rpmにて4℃で5分間遠心分離した後、上澄み液を除去した。上澄み液の除去後、FACS緩衝液200μLを加え、細胞を再懸濁させた。懸濁後、細胞を1000rpmにて4℃で5分間遠心分離した。次に上澄み液を除去した後、細胞をFACS緩衝液150μL中に再懸濁させた。
【0341】
カリフォルニア州サンノゼのBD Biosciencesより購入したBD LSR Iシステムフローサイトメーターを使用して検出を行った。測定中の散乱について生細胞をゲート処理し、ICAM-APCの幾何平均を測定した(ニュージャージー州フランクリンレイクス、Becton-Dickinson CellQuestソフトウェアバージョン3.3)。生細胞%とICAM-1発現との両方を分析した。試験化合物のアッセイを公知の活性の対照化合物と並行して行った。対照化合物のEC
50は典型的には40〜100nMである。
【0342】
実施例11:JAK1、JAK2およびJAK3蛍光偏光キナーゼアッセイ
このアッセイを利用することで、ある種のJAKキナーゼに対する本明細書に記載の化合物の効力、およびある種のJAKキナーゼ活性をインビトロで阻害する上での本明細書に記載の化合物の選択性を決定することができる。
試薬および緩衝液
チロシンキナーゼキットGreen (Invitrogen、カタログ番号P2837)
アセチル化ウシγグロブリン(BGG) (Invitrogen、カタログ番号P2255)
活性JAK1 (Carna Biosciences)
活性JAK2 (Carna Biosciences)
活性JAK3 (Carna Biosciences)
TK2ペプチド(ビオチン-EGPWLEEEEEAYGWMDF-CONH
2) (SynPep Custom Synthesis)
【0343】
方法
試験化合物をDMSO中で所望の最終濃度の500倍から出発して段階希釈した後、キナーゼ緩衝液(20mM HEPES、pH 7.4、5mM MgCl
2、2mM MnCl
2、1mM DTT、0.1mg/mLアセチル化BGG)中で1% DMSOに希釈した。1% DMSO中試験化合物(最終DMSO 0.2%)とATPおよび基質とをキナーゼ緩衝液中にて周囲温度で1:5混合した。
【0344】
キナーゼ反応は、ペプチド基質およびATPを含有する最終体積20μL中で行い、キナーゼ緩衝液中でのキナーゼの添加により開始した。反応は周囲温度で進行させた。異なるキナーゼアッセイでの最終基質、ATPおよび酵素濃度ならびに反応時間を表IIIに列挙する。
【0345】
(表III)最終基質、ATP、酵素濃度および反応時間
[この文献は図面を表示できません]
【0346】
FP希釈緩衝液中に希釈したEDTA/抗ホスホチロシン抗体(最終1倍)/蛍光リンペプチドトレーサー(最終0.5倍)を含有するPTK反応停止ミックス20μLを製造者の説明書(Invitrogen)に従って加えることで反応を停止させた。プレートを暗中にて周囲温度で30分間インキュベートした後、Polarion蛍光偏光プレートリーダー(Tecan)上で読み取った。
【0347】
チロシンキナーゼアッセイキットGreen (Invitrogen)中で与えられるリンペプチド競合物質との競合により作成される較正曲線を使用して、データをリンペプチドの存在量に変換した。IC
50の決定においては、化合物を11の濃度にて二つ組で試験し、Matlabバージョン6.5(米国マサチューセッツ州ナティック、MathWorks, Inc.)を使用する非線形回帰分析でカーブフィッティングを行った。
【0348】
実施例12:構成的活性型JAK2依存性細胞増殖アッセイ
JAK2のJH2疑似キナーゼドメインの変異(JAK2 V617F)は、慢性骨髄増殖性疾患、および急性骨髄性白血病(AML)細胞系のサブセットにおいて記述されている。負の制御JH2ドメインの変異は、キナーゼを調節不全にすることで、それをEPO受容体と構成的に会合させかつ活性化させる。AML患者に由来するUKE-1細胞は、それらの増殖を推進するJAK2 V617Fを発現させる。IL-3依存性BaF3骨髄細胞系を操作することでJAK2 V617Fを発現させて、それをIL-3非依存的に増殖させた。これらの細胞系の増殖に対するJAK阻害剤の効果を使用して、JAK2に対する化合物の細胞活性を評価することができる。
【0349】
試薬および緩衝液
ジメチルスルホキシド(DMSO) (Sigma-Aldrich、カタログ番号D2650)(対照)
IscoveのDMEM、ATCCカタログ番号30-2005
1M HEPES、Cellgroカタログ番号25-060-CI (100mL)
100mMピルビン酸ナトリウム、Cellgroカタログ番号25-000-CI (100mL)
ペニシリン/ストレプトマイシン、各10000U/mL、Cellgroカタログ番号30-002-CI (100mL)
RPMI 1640 (Cellgro、カタログ番号10-040-CM)
ウシ胎仔血清(JRH、カタログ番号12106-500M)
ドナーウマ血清、Hycloneカタログ番号SH30074.02 (100mL)
50μMヒドロコルチゾン溶液、Sigmaカタログ番号H6909-10ml (10mL)
【0350】
培養条件
10% FBSを有するRPMI中にBaF3 V617F細胞を維持およびプレーティングした。これらの細胞のプレーティング密度は1 X 10
5細胞/mLとした。
【0351】
10% FBS、10%ウマ血清、1%ペニシリン/ストレプトマイシンおよび1uMヒドロコルチゾンを含有するIscoveのDMEM中にUKE-1を維持およびプレーティングした。これらの細胞のプレーティング密度は0.4 X 10
6細胞/mLとした。
【0352】
方法
細胞を対応する培地中に所要の細胞密度(上記参照)で再懸濁させた。平底96ウェル白色プレートの各ウェルに細胞懸濁液100μを加えた。化合物をDMSO中で5mMから3倍希釈で段階希釈後、5% FBSおよびpen/strepを含有するRPMI 1640培地中で1:250希釈した。得られた2倍濃度の化合物溶液をウェル当たり100μL、二つ組で加え、細胞を37℃で72時間増殖させた。
【0353】
Cell Titer-Gloを用いて増殖を測定した。基質を解凍し、室温にした。各ウェルより培地の上部100μLを除去後、予め混合したCell Titer-Glo試薬100μLを各ウェルに加えた。プレートをオービタルシェーカー上で3分間混合して溶解を誘導し、周囲温度でさらに5分間インキュベートしてシグナルを平衡化した。発光をWallacプレートリーダー上で読み取った。
【0354】
上記実施例3に記載の条件下で試験した場合の、JAK3活性を阻害する本明細書に記載の化合物の能力の結果を以下の表IVに示す。表IVにおける化合物の指定は上記の表I〜IIのそれと一致している。表IVでは活性を以下の範囲で示す。「A」は0.5μM未満のIC
50を有する化合物を表し; 「B」は0.5μM以上5μM未満のIC
50を有する化合物を表し; 「C」は5μM以上10μM未満のIC
50を有する化合物を表し; 「D」は10μM以上の活性を有する化合物を表す。表IVにおける空欄は、実施例3のアッセイで化合物を試験していないことを示す。
【0355】
(表IV)
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
理解を促進するために前述の発明をある程度詳細に説明してきたが、記載の態様は例示的であり限定的ではないと考えるべきである。ある種の変更および修正を添付の特許請求の範囲の範囲内で実施可能であることは、当業者には明らかであろう。