(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明において、「アイテム(item)」はホーム画面又はメインメニュー画面に表示されるグラフィック客体を意味する。本発明において、「個別アイテム」は、アプリケーションを実行するためのアプリケーション実行アイコン、特定コンタクト(contact)とのコミュニケーション(communication)を実行したりコミュニケーション履歴を確認するためのコンタクトアイコンなどの特定機能を実行するインターフェースを提供するアイテムを意味する。本発明において、「フォルダアイテム」は、複数の個別アイテムをカテゴリー別で管理するインターフェースを提供するアイテムに該当する。フォルダアイテムには複数の個別アイテムが含まれて、フォルダアイテムに含まれる個別アイテムはホーム画面から削除される。ユーザがフォルダアイテムを選択すると、選択されたフォルダアイテムで分類される個別アイテムが表示される。
【0015】
本発明の実施形態による表示装置は、携帯端末機となることができ、TV、モニターなどの非携帯ディスプレー装置となることもできる。携帯端末機の場合、移動通信端末機、携帯用マルチメディア再生装置(Portable Multimedia Player−PMP)、個人情報端末機(Personal Digital Assistant−PDA)、MP3プレーヤーなどの情報通信機器及びマルチメディア機器となることができる。以下では移動通信端末機に関する表示装置に対して説明する。一方、本明細書及び図面に開示された本実施形態は本発明の記述内容を容易に説明して、発明の理解を助けるために特定形態を提示したものであって、本発明の範囲を限定するものではない。ここに開示された実施形態以外にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形形態が実施可能であるということは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものであろう。
【0016】
図1は、本発明の実施形態による表示装置100の内部構成図である。本発明の表示装置100は、無線通信部110、記憶部120、タッチスクリーン部130、キー入力部140及び制御部150を含む。
【0017】
無線通信部110は、表示装置100の無線通信のための当該のデータの送受信機能を実行する。無線通信部110は送信される信号の周波数を上昇変換及び増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機などから構成される。また、無線通信部110は無線チャンネルを通じてデータを受信して制御部150に出力し、制御部150から出力されたデータを無線チャンネルを通じて送信する。無線通信部110は、移動通信網を通じて外部サーバーからアプリケーション関連データを受信して制御部150へ送信する。
【0018】
記憶部120は、表示装置100の動作に必要なプログラム及びデータを記憶する構成要素として、表示装置100をブーティングさせるOS(Operating System)、アプリケーション及びイメージ、オーディオ、ビデオなどのデータを記憶する。本発明において、記憶部120は個別アイテムを配列して個別アイテムでフォルダアイテムを構成するプログラムを記憶する。
【0019】
タッチスクリーン部130は、タッチセンサー部131及び表示部132を含む。タッチセンサー部131は、ユーザのタッチ入力を検出する。タッチセンサー部131は静電容量方式(capacitive overlay)のタッチ検出センサーから構成されることが好ましい。しかし、上記センサー以外にも物体の接触を検出することができる全ての種類のセンサー機器が本発明のタッチセンサー部131となることができる。タッチセンサー部131は、ユーザのタッチ入力を検出し、検出信号を発生させて制御部150へ送信する。上記検出信号にはユーザがタッチを入力した座標データが含まれる。ユーザがタッチ位置移動動作を入力した場合、タッチセンサー部131はタッチ位置移動経路の座標データを含む検出信号を制御部150へ送信する。
【0020】
表示部132は、液晶表示装置(LCD、Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオード(OLED、Organic Light Emitting Diodes)、能動型有機発光ダイオード(AMOLED、Active Matrix Organic Light Emitting Diodes)などから形成されてもよい。表示装置100に記憶されたデータ又は入力されたデータをユーザに視覚的に提供する。表示部132は複数の個別アイテムを含むホーム画面又はメインメニュー画面を表示する。表示装置100がフォルダアイテム生成過程に進入すると、表示部132は生成されるフォルダアイテムのアウトラインを個別アイテムと共に表示する。またフォルダアイテム生成完了命令が入力されると、表示部132はアウトライン内にフォルダアイテムを生成して表示する。
【0021】
キー入力部140は、表示装置100を制御するためのユーザのキー操作が入力されて入力信号を生成して制御部150に伝達する。キー入力部140は数字キー、方向キーを含むキーパッドから構成されることができ、表示装置100の一面に所定の機能キーで形成されることができる。本発明の実施形態によってタッチスクリーン部130だけで全ての操作が可能な表示装置の場合にはキー入力部140が省略されることができる。その代りにタッチセンサー部131を通じて仮想のキーボードを表示部132に表示してもよい。
【0022】
制御部150は、表示装置100の全般的な動作を制御する構成要素である。本発明の制御部150は表示部132を通じて複数の個別アイテムを表示する。制御部150がタッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ入力を検出すると、タッチ入力された個別アイテムのうちの少なくとも一つの個別アイテムを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。制御部150は表示部132を制御して決定された位置に生成するフォルダアイテムのアウトラインを表示する。制御部150はタッチセンサー部131からタッチ解除入力を検出すると、アウトライン内に上記タッチ入力された個別アイテムをグルーピングするフォルダアイテムを生成し、表示部132を制御して上記生成されたフォルダアイテムを表示する。
【0023】
上記実施形態において制御部150は、一定個数の個別アイテムを統合した大きさでフォルダアイテムを構成して表示部132を制御して表示する。また制御部150は表示部132を制御してタッチ入力された個別アイテムのうちのいずれか1つの個別アイテムのイメージでフォルダアイテムを構成して表示する。
【0024】
上記実施形態において制御部150は、タッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ後、タッチ位置移動動作の入力を検出した時、フォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を通じて生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示する。
【0025】
本発明の他の実施形態において制御部150は、アウトラインを表示する時、タッチ入力された個別アイテムの個数を判定し、判定された個数に応じて生成されるフォルダアイテムの大きさを決定し、上記タッチ入力された個別アイテムのうちの少なくとも一つの個別アイテムを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を制御して上記生成されるフォルダアイテムのアウトラインを上記決定された位置に表示する。
【0026】
本発明のまた他の実施形態において制御部150は、表示部132を制御して複数の個別アイテムを表示し、タッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ、タッチ位置移動動作及びタッチ解除入力を検出すると、表示部132を通じてタッチ入力された個別アイテムとタッチ位置移動経路に位置する個別アイテムに削除アイコンを表示し、生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示し、キー入力部140又はタッチスクリーン部130上の確認キー入力を検出すると、削除アイコンが表示された個別アイテムをグルーピングするフォルダアイテムを生成し、表示部132を制御して上記生成されたフォルダアイテムを表示する。
【0027】
上記実施形態で制御部150は、タッチセンサー部131を通じて削除アイコン入力を検出すると、表示部132を制御して当該の個別アイテムで削除アイコンを削除して表示し、タッチセンサー部131を通じてアウトラインへのタッチ後、タッチ位置移動動作入力を検出すると、表示部132を制御してタッチ位置移動動作に応じてアウトラインを移動させて表示する。
【0028】
以上、本発明の実施形態による表示装置100の内部構成に対して説明した。制御部はメモリーと通信する一つ又はその以上の処理部から構成されてもよい。上記メモリーは処理部内に位置したり記憶部120とは区分されてもよい。上記メモリー内には処理部が上述された処理過程を実行させるソフトウェアコード形態のプログラムが記憶されてもよい。
【0029】
図2は本発明の実施形態による表示装置100のアイテム表示制御方法を説明するフローチャートである。
【0030】
201段階で制御部150は、表示部132にとってホーム画面又はメイン画面に複数の個別アイテムを表示する。本発明において個別アイテムはアプリケーションを実行するためのアプリケーション実行アイコン、特定コンタクト(contact)とのコミュニケーション(communication)を実行するためのコンタクトアイコンなどの特定機能を実行するようにインターフェースを提供するアイテムに該当する。
【0031】
ユーザがマルチタッチで複数の個別アイテムにタッチを入力すると、202段階で制御部150はタッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ入力を検出する。
【0032】
複数の個別アイテムへのタッチ入力を検出すると、203段階で制御部150はタッチ入力された個別アイテムのうちの少なくとも一つの個別アイテムを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。
【0033】
本発明においてフォルダアイテムは複数の個別アイテムをカテゴリー別で管理するインターフェースを提供するアイテムに該当し、一定個数の個別アイテムの総サイズで構成されることが好ましい。例えば、フォルダアイテムは4個の個別アイテムの総サイズで構成されることができる。タッチ入力された個別アイテムの個数が3個である場合、制御部150は上記タッチ入力された3個の個別アイテムを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定することができる。また制御部150はタッチ入力された個別アイテムのうちで一部を含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定することができる。
【0034】
次に、制御部150は、204段階で表示部132を制御して203段階で決定された位置に生成するフォルダアイテムのアウトラインを表示する。フォルダアイテムのアウトラインはフォルダアイテムが生成される位置及び形態をユーザに通知する機能をする。
【0035】
205段階で制御部150はタッチセンサー部131を通じてタッチ解除が発生するのか判定する。ユーザはフォルダアイテム生成過程を完了しようとする場合、個別アイテムでタッチを解除する。タッチ解除が発生しなければ、制御部150は204段階へ戻って表示部132を制御してアウトライン表示状態を維持する。タッチ解除が発生すると、206段階で制御部150は表示されたアウトライン内にフォルダアイテムを生成し、表示部132を制御して生成されたフォルダアイテムを表示する。ここで生成されるフォルダアイテムはタッチ入力された個別アイテムをグルーピングするフォルダアイテムに該当する。この時、制御部150はタッチ入力された個別アイテムのうちのいずれか1つの個別アイテムのイメージをフォルダアイテムのイメージから構成することができる。
【0036】
本発明の実施形態によって制御部150は、202段階でタッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ後、タッチ位置移動動作が入力されるのか判定することができる。この時、制御部150は、タッチセンサー部131を通じて一定地点を向ける複数のタッチ位置移動動作が入力されるのか判定することができる。例えば、ユーザが親指、人差し指、中指でそれぞれ個別アイテムをタッチした後、3個の指を集める動作を入力した場合、制御部150は一定地点を向ける複数のタッチ位置移動動作が入力されたと判定することができる。
【0037】
本発明の実施形態によって制御部150は、206段階でフォルダアイテム生成時、表示部132を制御してアウトライン内でタッチ入力された個別アイテムが一つで統合される形態のイメージを表示した後、完成されたフォルダアイテムを表示する。個別アイテムが一つで統合されるイメージはどんな個別アイテムがフォルダアイテムから構成されるのかユーザが認知することができる。
【0038】
本発明の実施形態によって制御部150は、203段階からタッチ入力された個別アイテムの個数を判定した後、判定された個数に応じて生成されるフォルダアイテムの大きさを決定し、上記タッチ入力された個別アイテムのうちの少なくとも一つの個別アイテムを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。
【0039】
本発明の実施形態によって制御部150は、202段階でタッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ入力を検出すると、予め設定された時間(T)の間タッチ入力が維持されるのか判定し、T以上タッチ入力が維持されると判定すると、203段階で進行してフォルダアイテム生成位置決定過程を実行する。
【0040】
図3は、
図2の過程によって表示される表示装置100の画面例示図である。
【0041】
図3の[a]は、複数の個別アイテムを含むホーム画面に該当する。個別アイテムとしては電子メール、カレンダーなどのアプリケーションを実行するためのアプリケーション実行アイコンと写真イメージから構成されるコンタクト(contact)アイコンが含まれている。ユーザはコンタクトアイコンをタッチして該コンタクトとの通話、メッセージ、電子メールなどのコミュニケーション履歴を確認したりミュニケーションを実行することができる。
【0042】
図3の[b]は、ユーザが3個のコンタクトアイコン31、32、33にタッチを入力した時に表示される画面である。
図3の[b]には3個のコンタクトアイコン31、32、33の周りに沿って生成されるフォルダアイテムのアウトライン34が表示されている。またアウトライン34の大きさはコンタクトアイコン4個を統合した大きさで構成されている。
図3の[b]は制御部150が互いに隣接している3個のコンタクトアイコン31、32、33を全て含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を制御して3個のコンタクトアイコン31、32、33を含む形態のアウトライン34を表示した結果に該当する。
【0043】
図3の[c]は、ユーザが3個のコンタクトアイコン31、32、33でタッチを解除した時に表示される画面である。
図3の[c]は3個のコンタクトアイコン31、32、33が一つで統合されるイメージ35をアウトライン34内に表示している。アイコンが一つで統合される切り替え効果(transition effect)イメージを表示することによって、ユーザに審美的な側面が付加したフィードバックを提供することができる。特に、ユーザはどんなアイコンがフォルダアイテムで統合されるかに対してフィードバックを受けることができる。
【0044】
図3の[d]は、フォルダアイテムの生成結果を表示する画面である。
図3の[d]には
図3の[b]のアウトライン34に沿って形成されたフォルダアイテム36が図示されている。フォルダアイテム36は、タッチ入力されたコンタクトアイコン31、32、33のうちの一つのコンタクトアイコン33のイメージと同一イメージから構成されており、「PEOPLE」というフォルダ名称を共に表示している。
図3の[d]は、制御部150がタッチされた3個のコンタクトアイコン31、32、33のうちのいずれか1つのコンタクトアイコンを選択し、当該のコンタクトアイコンのイメージでフォルダアイテム36を構成した結果に該当する。
【0045】
実施形態によってユーザが時間差を置いて3個のコンタクトアイコン31、32、33にマルチタッチを入力した場合、制御部150は最初でタッチが入力されたコンタクトアイコンを検出し、当該のコンタクトアイコンのイメージでフォルダアイテム36を構成することができる。3個のコンタクトアイコン31、32、33はホーム画面から削除され、フォルダアイテム36が3個のコンタクトアイコン31、32、33を取り替える。
【0046】
図3の[d]でフォルダアイテム36は個別アイテム(コンタクトアイコン又はアプリケーション実行アイコン)と異なる大きさで構成され、これはフォルダアイテムと個別アイテムが集まっている状況でフォルダアイテムの識別を容易にする。
【0047】
本発明の実施形態によって制御部150は、表示部132を制御してフォルダアイテム表示時、フォルダアイテムメニューアイコンを共に表示する。ユーザがフォルダアイテムメニューアイコンにタッチを入力すると、制御部150は表示部132を制御して画面の特定領域に「フォルダアイテムイメージ変更メニュー」と「フォルダアイテム名称変更メニュー」を表示する。ユーザがフォルダアイテムイメージ変更メニューを選択すると、制御部150は表示部132を制御してフォルダアイテムでグルーピングされた個別アイテムリストを表示する。この時、制御部150は表示部132を制御してフォルダアイテムのイメージと同一イメージを有する個別アイテムには「チェック」マークを共に表示する。ユーザがいずれか一つの個別アイテムを選択すると、制御部150は表示部132を制御してユーザが選択した個別アイテムのイメージでフォルダアイテムのイメージを構成して表示する。ユーザがフォルダアイテム名称変更メニューを選択すると、制御部150は表示部132を制御してフォルダアイテム名称編集メニューを表示する。
【0048】
図4は本発明の実施形態によってフォルダアイテムイメージ又はフォルダアイテム名称を変更する形態を示した図面である。
【0049】
図4の[a]は、
図3の[d]に示されたフォルダアイテム36に該当し、フォルダアイテム36にはフォルダアイテムメニューアイコン41が表示されている。
図4の[b]は、
図4の[a]でユーザがフォルダアイテムメニューアイコン41にタッチを入力した時、変更される画面である。
図4の[b]でフォルダアイテム36の上部にはフォルダアイテムイメージ変更メニュー42とフォルダアイテム名称変更メニュー43が位置している。
図4の[c]は
図4の[b]でユーザがフォルダアイテムイメージ変更メニュー42を選択した時、変更される画面に該当する。
図4の[c]は、フォルダアイテム36の上部にフォルダアイテム36でグルーピングされたコンタクトアイコン31、32、33のリストを表示している。フォルダアイテム36のイメージと同一イメージを有するコンタクトアイコン33には「チェック」マークが表示されている。
【0050】
図4[d]は、
図4の[c]でユーザがコンタクトアイコン32を選択した時、変更される画面に該当する。
図4の[d]でフォルダアイテム36のイメージはコンタクトアイコン32のイメージに変更されて表示される。このように、本発明ではユーザがフォルダアイテムの下位メニューを通じてフォルダアイテムのイメージを変更することができる。
【0051】
図4の[e]は、
図4の[b]でユーザがフォルダアイテム名称変更メニュー43を選択した時に変更される画面に該当する。
図4の[e]はフォルダアイテム名称を変更することができる編集窓44を表示している。ユーザは上記メニューを通じて望む名称でフォルダアイテム36の名称を変更することができる。
【0052】
図5は
図2の203段階の詳細過程を示したフローチャートである。
図5はタッチ入力された個別アイテムが互いに隣接しない場合、フォルダアイテムの生成位置を決定する過程の詳細過程に該当する。
【0053】
図2の202段階でユーザによって2以上の個別アイテムでタッチが入力されると、501段階で制御部150はタッチ入力された個別アイテムが共に隣接したのか判定する。本発明で隣接した個別アイテムは個別アイテムが行列で配列されるホーム画面で左右方向又は上下方向に並んで配列された個別アイテムを意味する。
【0054】
タッチ入力された個別アイテムが共に隣接したと判定すると、502段階で制御部150はタッチ入力された個別アイテムを共に含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。例えば、生成されるフォルダアイテムの大きさが個別アイテムの大きさの4倍に該当して、ユーザが互いに隣接している3個の個別アイテムにマルチタッチを入力した場合、制御部150はタッチ入力された3個の個別アイテムを共に含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定することができる。
【0055】
501段階からタッチ入力された個別アイテムが全て隣接しないと判定する場合、制御部150は503段階で隣接した個別アイテム別にグルーピングする。例えば、ユーザが3個の個別アイテムにマルチタッチを入力したが、この中、2個の個別アイテムは互いに隣接しており、1個の個別アイテムは上記隣接した2個の個別アイテムと離隔された場合、制御部150は隣接した2個の個別アイテムを一つのグループで分類し、離隔された1個の個別アイテムに対して一つのグループで分類する。
【0056】
次に、504段階で制御部150は個別アイテムの個数が最大であるグループを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。上記形態で、制御部150は隣接した2個の個別アイテムで分類されたグループを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定する。
【0057】
ユーザがタッチ解除を入力すると、制御部150はフォルダアイテム生成過程を実行するのに、この時、表示部132を制御して離隔されている個別アイテムがフォルダアイテムに移動する形態のイメージを表示する。制御部150はフォルダアイテムのアウトライン内に含まれる個別アイテムに対しては表示部132を制御して一つで統合される形態のイメージを表示する。
【0058】
制御部150はフォルダアイテムの生成位置の決定時、タッチ入力された個別アイテムを含みながらタッチ入力されない個別アイテムを含まない位置で決定することができ、タッチ入力された個別アイテムを含むと共にタッチ入力されない個別アイテムを最も少なく含む位置で決定することができる。
【0059】
図6は
図2及び
図5の過程によって表示される表示装置100の画面例示図である。
【0060】
図6の[a]は、複数の個別アイテムを含むホーム画面を図示し、
図6の[b]はユーザが3個のコンタクトアイコン61、62、63にタッチを入力した時に表示される画面である。
図6の[b]は、2つのコンタクトアイコン61、62を含むフォルダアイテムのアウトライン64を表示している。アウトライン64はコンタクトアイコン4個を統合した大きさで構成されており、コンタクトアイコン63はコンタクトアイコン61、62と離隔されている。
図6の[b]は制御部150が互いに隣接したコンタクトアイコン61、62を含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を制御してコンタクトアイコン61、62を含む形態のアウトライン64を表示した結果に該当する。
【0061】
図6の[c]は、ユーザが3個のコンタクトアイコン61、62、63でタッチを解除した時に表示される画面である。
図6の[c]はコンタクトアイコン61、62が一つで統合されるイメージ65とコンタクトアイコン63がアウトライン64内に移動する形態を図示する。
図6の[c]の画面を通じてユーザは3個のコンタクトアイコン61、62、63が一つのフォルダアイテムで構成することがフィードバックされる。
【0062】
図6の[d]は、フォルダアイテムの生成結果を表示する画面である。
図6の[d]は
図6の[b]のアウトライン64に沿って形成されたフォルダアイテム66を示している。フォルダアイテム66はコンタクトアイコン63のイメージと同一イメージから構成され、「PEOPLE」というフォルダ名称を共に表示している。
【0063】
図7は
図2の206段階の詳細過程を示すフローチャートである。
図7はフォルダアイテムのアウトライン内にタッチ入力されない個別アイテムが含まれている時のフォルダアイテム生成及び表示過程の詳細過程に該当する。
【0064】
図2の205段階でタッチ解除が発生すると、701段階で制御部150はアウトライン内にタッチ入力されない個別アイテムが存在するのか判定する。生成されるフォルダアイテムの大きさは個別アイテムより大きいからフォルダアイテムのアウトライン内にはタッチ入力された個別アイテムだけではなく、タッチ入力されない個別アイテムも存在することができる。
【0065】
アウトライン内にタッチ入力されない個別アイテムが含まれないと判定すると、制御部150は703段階へ進行してアウトライン内にフォルダアイテムを生成し、表示部132を制御して生成されたフォルダアイテムを表示する。
【0066】
アウトライン内にタッチ入力されない個別アイテムが含まれると判定すると、制御部150は702段階で表示部132を制御してタッチ入力されない個別アイテムをアウトラインの外部に移動させて表示する。制御部150は表示部132を制御してタッチ入力された個別アイテムに対しては一つで統合されるイメージを表示しながら、タッチ入力されない個別アイテムに対してはアウトラインの外部に移動させて表示する。これにより、ユーザはどんな個別アイテムがフォルダアイテムに分類されるかに対してフィードバックを受けることができる。
【0067】
図8は
図2及び
図7の過程によって表示される表示装置100の画面例示図である。
【0068】
図8の[a]は、ユーザが3個のコンタクトアイコン81、82、83にタッチを入力した時、表示される画面である。
図8の[a]は3個のコンタクトアイコンを含むフォルダアイテムのアウトライン84を表示している。
図8の[a]でアウトライン84はコンタクトアイコン4個を統合した大きさで構成される。
【0069】
図8の[b]は、ユーザが3個のコンタクトアイコン81、82、83でタッチを解除した時に表示される画面である。
図8の[b]はコンタクトアイコン81、82、83が一つで統合されるイメージ85とタッチが入力されないコンタクトアイコン86がアウトライン84の外部に移動される形態を示す。
図8の[b]の画面を通じてユーザはコンタクトアイコン81、82、83が一つのフォルダから構成され、タッチが入力されないコンタクトアイコン86はフォルダから除かれることを分かる。
【0070】
図8の[c]は、フォルダアイテムの生成結果を表示する画面である。
図8の[c]は、
図8の[a]のアウトライン84に沿って形成されたフォルダアイテム87を示している。フォルダアイテム87のイメージはコンタクトアイコン82のイメージと同一イメージから構成される。また、
図8の[c]でユーザに選択されないコンタクトアイコン86はフォルダアイテム87の側面に表示される。
【0071】
本発明の実施形態によって制御部150は、
図2の203段階でフォルダアイテムの生成位置を決定する時、フォルダアイテムの形態を決定することができる。制御部150はユーザによってタッチ入力された個別アイテムの配置形状によってフォルダアイテムの形態を決定することができる。例えば、ユーザが「L」状に配置された3個の個別アイテムにマルチタッチを入力した場合、制御部150は「L」状でフォルダアイテムの形状を決定することができる。また、ユーザが「直線」状で配置された3個の個別アイテムにマルチタッチを入力した場合、制御部150は「直線」状でフォルダアイテムの形状を決定することができる。
【0072】
図9は個別アイテムの配置形状によってフォルダアイテムの形状が決定される実施形態の例示画面である。
【0073】
図9の[a]はユーザが「L」状に配置されたコンタクトアイコン91、92、93にマルチタッチを入力した時に表示される画面である。
図9の[a]は3個のコンタクトアイコン91、92、93を含むフォルダアイテムのアウトライン94を表示している。アウトライン94は3個のコンタクトアイコン91、92、93が配置された形状と同一形状から構成される。
【0074】
図9の[b]は、
図9の[a]からつながるフォルダアイテムの生成結果を示した画面である。
図9の[b]は
図9の[a]のアウトライン94に沿って形成されたフォルダアイテム95を示す。フォルダアイテム95はコンタクトアイコン91と同一イメージから構成される。またフォルダアイテム95はコンタクトアイコン91のイメージのうちの一部だけを表示している。
【0075】
図9の[c]は、ユーザが「直線」状で配置されたコンタクトアイコン91、92にマルチタッチを入力した時に表示される画面である。
図9の[c]は2つのコンタクトアイコン91、92を含むフォルダアイテムのアウトライン96を表示している。アウトライン96はコンタクトアイコン91、92が配置された形態と同一形状から構成される。
【0076】
図9の[d]は、
図9の[c]からつながるフォルダアイテムの生成結果を示した画面である。
図9の[d]には
図9の[c]のアウトライン96に沿って形成されたフォルダアイテム97が示している。フォルダアイテム97はコンタクトアイコン91と同一イメージから構成される。
【0077】
ユーザはフォルダアイテムの形状を確認し、現在フォルダアイテムにいくつの個別アイテムが含まれているのか分かる。
【0078】
図10は本発明の他の実施形態による表示装置100のアイテム表示制御方法を説明するフローチャートである。
【0079】
1001段階において制御部150は表示部132を通じて複数の個別アイテムを表示する。制御部150は表示部132を通じてホーム画面又はメインメニュー画面を表示し、上記画面で複数の個別アイテムを表示することができる。
【0080】
ユーザがマルチタッチで複数の個別アイテムにタッチを入力すると、1002段階で制御部150はタッチセンサー部131を通じて2以上の個別アイテムへのタッチ入力を検出する。以後、ユーザがタッチ位置移動動作を入力してタッチを解除すると、制御部150はタッチセンサー部131を通じてタッチ位置移動動作とタッチ解除入力を検出する。本発明でタッチ位置移動動作は予め設定された速度以上に移動するフリック(flick)と予め設定された速度未満に移動するドラッグ(drag)となることができる。
【0081】
タッチ位置移動動作とタッチ解除入力を検出すると、制御部150は1004段階からタッチ位置移動経路に位置する個別アイテムを確認する。以後、1005段階で制御部150は表示部132を制御してタッチ入力された個別アイテムとタッチ位置移動経路に位置する個別アイテムに削除アイコンを表示する。本発明において削除アイコンはフォルダアイテムに含まない個別アイテムを選択するためのアイコンに該当する。ユーザが削除アイコンを選択すると、当該の個別アイテムはフォルダアイテムから構成される個別アイテムリストから除かれる。
【0082】
1006段階で制御部150は表示部132を制御して生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示する。制御部150は表示部132を制御して予め設定された領域(例えば、表示部132の中心領域)にアウトラインを表示する。また、制御部150は削除アイコンが表示された個別アイテムのうちのいずれか一つを含むようにフォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を制御して上記決定された位置に生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示する。また、制御部150は削除アイコンが表示された個別アイテムを最大で含む位置をフォルダアイテムの生成位置に決定し、表示部132を制御して上記決定された位置に生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示する。また、制御部150はユーザがタッチ入力した個別アイテムの間の中間地点を中心にフォルダアイテムの生成位置を決定し、表示部132を制御して上記生成されるフォルダアイテムのアウトラインを表示する。
【0083】
1007段階で制御部150はタッチセンサー部131又はキー入力部140を通じて確認キーが入力されるのか判定する。本発明で確認キーはフォルダアイテム生成過程を完了するキーとして、ボタン式のキーから構成されることができ、表示部132上に表示される。例えば、確認キーはキー入力部140から構成されるホーム(home)ボタンに該当することができ、表示部132に表示されるポップアップキーとなることもできる。
【0084】
確認キーが入力されると判定すれば、制御部150は1008段階でアウトライン内に削除アイコンが表示された個別アイテムをグルーピングするフォルダアイテムを生成し、表示部132を制御して生成されたフォルダアイテムを表示する。この時、制御部150はタッチ入力された個別アイテムのうちのいずれか1つの個別アイテムのイメージをフォルダアイテムのイメージから構成することができる。
【0085】
1007段階で確認キーが入力されないと判定すると、制御部150は1009段階で削除アイコンが入力されるのか否かを判定する。削除アイコンが入力されると判定すると、制御部150は1010段階で表示部132を制御して当該の個別アイテムから削除アイコンを削除して表示する。この時、制御部150は削除アイコンが入力された個別アイテムをフォルダアイテムに含まれる個別アイテムリストから除く。以後、制御部150は1007段階で進行して確認キーが入力されるのか判定し、入力されたと判定すれば、削除アイコンが入力された個別アイテムは除いて、削除アイコンが表示されている個別アイテムに対してだけグルーピングしてフォルダアイテムを生成する。
【0086】
1009段階で削除アイコンが入力されないと判定すると、制御部150は1011段階でタッチセンサー部131を通じてアウトラインにタッチ後、タッチ位置移動動作が入力されるのか判定する。タッチ後にタッチ位置移動動作が入力されたと判定すれば、制御部150は表示部132を制御してタッチ位置移動動作に応じてアウトラインを移動して表示する。以後、制御部150は1007段階で進行して確認キーが入力されたと判定すれば、現在表示されているアウトライン内にフォルダアイテムを生成する。
【0087】
図11は
図10の過程によって表示される表示装置100の画面例示図である。
【0088】
図11の[a]は複数の個別アイテムから構成されるホーム画面でユーザがコンタクトアイコン111、112、113にタッチを入力した後、コンタクトアイコン114を向ける方向にタッチ位置移動動作を入力する形態を示す。この時、ユーザのタッチ位置移動動作はコンタクトアイコン114上を通り過ぎることで仮定する。
【0089】
図11の[b]はユーザの入力によって変更される画面に該当する。
図11の[b]はユーザがタッチ入力したコンタクトアイコン111、112、113とタッチ位置移動経路上に位置するコンタクトアイコン114上に削除アイコン115を表示し、生成されるフォルダアイテムのアウトライン116を表示している。アウトライン116はコンタクトアイコン4個が統合された大きさで構成され、コンタクトアイコン113、114を含むように位置している。
【0090】
図11の[c]はフォルダアイテムが生成された結果を示した画面である。
図11の[b]でユーザが確認キーを入力すると、削除アイコン115が表示されているコンタクトアイコン111、112、113、114は画面から削除され、フォルダアイテム117が生成される。フォルダアイテム117は
図11の[b]のアウトライン116内に形成される。
図11の[c]でフォルダアイテム117は削除アイコン115が表示されたコンタクトアイコンうちのいずれか1つのコンタクトアイコン114のイメージから構成されている。
【0091】
図11の[d]は
図11の[b]でユーザがコンタクトアイコン114に含まれた削除アイコン115にタッチを入力した時に変更される画面に該当する。
図11の[d]でコンタクトアイコン114には削除アイコン115が削除されて表示される。以後、ユーザが確認キーを入力すると、制御部150はコンタクトアイコン114を除いて、現在削除アイコン115が表示されたコンタクトアイコン111、112、113だけでフォルダアイテムを構成する。
【0092】
図11の[e]は
図11の[b]でユーザがアウトライン116にタッチ後、タッチ位置移動動作を入力した時、変更される画面に該当する。
図11の[b]と比べて
図11の[e]からアウトライン116は左側に移動されている。以後、ユーザが確認キーを入力すると、制御部150は表示部132を制御して移動されたアウトライン116にフォルダアイテムを生成して表示する。
【0093】
本発明を通じて上述された方法は一般的な目的のコンピューターや特殊なプロセッサ、プログラミング、ASICやFPGAのような高精密のハードウェアなどに使用されるソフトウェアによって実行されるようにCD、ROM、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ネットワークダウンロード等の記録装置に記憶されてハードウェア、ソフトウェア又はコンピューターコードで使用されることができる。コンピューター技術分野でプロセッサやプログラミングの可能なハードウェアは上述された処理方法を実行するソフトウェアやコンピューターコードを記憶して受信するためのRAM ROM Flashなどのメモリー要素を持っている。一般的な目的のコンピューターに上述された処理方法を実行するためのソフトウェアやコードをダウンしたり接続すると一般目的のコンピューターは少なくとも上述された処理方法を実行する特殊目的のコンピューターに変わる。
【0094】
本発明によれば、ユーザは複数のタッチ入力でフォルダアイテム生成過程に進入することができ、フォルダアイテムを生成する前のフォルダアイテムのアウトラインを予め表示して生成されるフォルダアイテムの形状と大きさをユーザが分かる。また、フォルダアイテムの大きさを個別アイテムと差別化してフォルダアイテムと個別アイテムが密集している場合にもフォルダアイテムの識別を容易にする。