【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る実施例の第1の態様によると、座席選択提示方法を提供する。
【0007】
当該方法は、
視聴場所のIDを受信するステップと、
データベース中から前記視聴場所のIDに対応する座席ID、及び前記座席IDに対応する座席パラメータを特定するステップと、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップと、
前記目標座席IDを出力するステップとを含む。
【0008】
オプションとして、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域のトップ端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップを含む。
【0009】
オプションとして、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の右端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第1挟み角度を算出し、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の左端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第2挟み角度を算出し、前記第1挟み角度と前記第2挟み角度とを加算して得られた値を第3挟み角度にして、予め設定された範囲内の前記第3挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップを含む。
【0010】
オプションとして、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするステップは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域のトップ端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第1挟み角度を算出して、予め設定された第1範囲内の前記第1挟み角度に対応する座席IDを選択して第1目標座席IDにするステップと、
前記第1目標座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記第1目標座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の右端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第2挟み角度を算出し、前記第1目標座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の左端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第3挟み角度を算出し、前記第2挟み角度と前記第3挟み角度とを加算して得られた値を第4挟み角度にして、予め設定された第2範囲内の前記第4挟み角度に対応する第1目標座席IDを選択して目標座席IDにするステップとを含む。
【0011】
オプションとして、
前記方法は、
前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値未満であるか否かを判断するステップと、
前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値以下である場合、前記目標座席IDを出力するステップを実行するステップと、
前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値を超える場合には、前記音源までの距離が遠すぎであるとの提示情報を出力するステップとを、さらに含む。
【0012】
オプションとして、
前記方法は、
前記目標座席IDが履歴データであるか否かを判断するステップと、
前記目標座席IDが履歴データである場合、前記目標座席IDを出力するステップを実行するステップと、
前記目標座席IDが履歴データでない場合、前記目標座席IDが履歴データでないとの提示情報を出力するステップとを、さらに含む。
【0013】
オプションとして、
前記方法は、
前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値以上であるか否かを判断するステップと、
前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値以上である場合、前記目標座席IDを出力するステップを実行するステップと、
前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値未満である場合、前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値未満であるとの提示情報を出力するステップとを、さらに含む。
【0014】
本発明に係る実施例の第2の態様によると、座席選択提示装置を提供する。当該装置は、
視聴場所のIDを受信するための受信モジュールと、
データベース中から前記視聴場所のIDに対応する座席ID、及び前記座席IDに対応する座席パラメータを特定するための特定モジュールと、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするための選択モジュールと、
前記目標座席IDを出力するための出力モジュールとを備える。
【0015】
オプションとして、
前記選択モジュールは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域のトップ端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面との挟まれた挟み角度を算出するための第1算出ユニットと、
予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするための第1選択ユニットを備える。
【0016】
オプションとして、
前記選択モジュールは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の右端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第1挟み角度を算出し、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の左端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第2挟み角度を算出し、前記第1挟み角度と前記第2挟み角度とを加算して得られた値を第3挟み角度にするための第2算出ユニットと、
予め設定された範囲内の前記第3挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにするための第2選択ユニットとを備える。
【0017】
オプションとして、
前記選択モジュールは、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域のトップ端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第1挟み角度を算出するための第3算出ユニットと、
予め設定された第1範囲内の前記第1挟み角度に対応する座席IDを選択して第1目標座席IDにするための第3選択ユニットと、
前記第1目標座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記第1目標座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の右端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第2挟み角度を算出し、前記第1目標座席IDに対応する実体の座席から前記視聴領域の左端までの最短の線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた第3挟み角度を算出して、前記第2挟み角度と前記第3挟み角度とを加算して得られた値を第4挟み角度にするための第4算出ユニットと、
予め設定された第2範囲内の前記第4挟み角度に対応する第1目標座席IDを選択して目標座席IDにするための第4選択ユニットとを備える。
【0018】
オプションとして、
前記装置は、
前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値未満であるか否かを判断するための第1判断モジュールと、
前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値以下である場合には、前記出力モジュールを実行させ、前記目標座席IDに対応する実体の座席と音源との間の距離が閾値を超える場合には、前記音源までの距離が遠すぎであるとの提示情報を出力するための第1実行モジュールとを、さらに備える。
【0019】
オプションとして、
前記装置は、
前記目標座席IDが履歴データであるか否かを判断するための第2判断モジュールと、
前記目標座席IDが履歴データである場合には、前記出力モジュールを実行させ、前記目標座席IDが履歴データでない場合には、前記目標座席IDが履歴データでないとの提示情報を出力するための第2実行モジュールとを、さらに備える。
【0020】
オプションとして、
前記方法は、さらに、
前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値以上であるか否かを判断するための第3判断モジュールと、
前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値以上である場合には、前記出力モジュールを実行させ、前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値未満である場合には、前記目標座席IDが履歴データ中に出現した回数が閾値未満であるとの提示情報を出力するための第3実行モジュールとを、さらに備える。
【0021】
本発明に係る実施例の第3の態様によると、座席選択提示装置を提供する。
【0022】
当該装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、
視聴場所のIDを受信し、
データベース中から前記視聴場所のIDに対応する座席ID、及び前記座席IDに対応する座席パラメータを特定し、
前記座席IDに対応する座席パラメータに基づいて、前記座席IDに対応する実体の座席から視聴領域内の予め設定された位置までの線分と、前記視聴領域が位置する平面とに挟まれた挟み角度を算出して、予め設定された範囲内の前記挟み角度に対応する座席IDを選択して目標座席IDにし、
前記目標座席IDを出力するように構成される。
本発明にかかる実施例の第4の態様によると、プロセッサに実行されることにより、上記の座席選択提示方法を実現するプログラムを提供する。
本発明にかかる実施例の第5の態様によると、上記プログラムが記録された記録媒体を提供する。