(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記絶縁膜を形成する工程は、前記薄膜抵抗体を完全に被覆する下地膜を前記層間絶縁膜上に形成し、その後、当該下地膜を選択的にエッチングすることによって、前記薄膜抵抗体の側方において前記層間絶縁膜の前記表面の一部を露出させるように前記絶縁膜を形成する工程を含み、
前記実配線を形成する工程は、前記薄膜抵抗体の前記側方に回り込むようにダミー配線を形成する工程を含む、請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
前記絶縁膜を形成する工程は、前記薄膜抵抗体を完全に被覆する下地膜を前記層間絶縁膜上に形成し、その後、当該下地膜を選択的にエッチングすることによって、前記薄膜抵抗体の側面を被覆するサイドウォールが残るように前記絶縁膜を形成する工程を含む、請求項14または15に記載の半導体装置の製造方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1や2のように、薄膜抵抗体に対して上側からコンタクトをとる構成では、層間絶縁膜を選択的にエッチングすることによって、薄膜抵抗体に達するビアホール(コンタクトホール)を形成する必要がある。そのため、薄膜抵抗体の上面がエッチングガスやエッチャント等に晒されてダメージを受けるおそれがある。特許文献2のようにウエットエッチングを用いれば、そのダメージは多少軽減されるかもしれないが、この場合、薄膜抵抗体へのビアホールの形成のために別途エッチングマスクを用意しなければならない。そのため、製造プロセスの効率悪化、コストアップを余儀なくされる。
【0006】
一方、薄膜抵抗体と共に設けられる実配線には、その下側からコンタクトをとることがある。したがって、実配線の下面を形成するバリア膜を薄膜抵抗体として兼用すれば、実配線と薄膜抵抗体のための下側のビアホールを同時に作れ、しかも、薄膜抵抗体が下側ビアホールの形成後に形成されるから、エッチングガス等によるダメージを防げるかもしれない。
【0007】
しかしながら、下側のビアと接する実配線のバリア膜が、薄膜抵抗体と同じ抵抗値を有する材料になってしまうので、ビアと実配線との間のコンタクト抵抗にばらつきが生じるおそれがある。また、実際に抵抗として使用する薄膜抵抗体上の領域から実配線の主要部(たとえばAl合金配線)を取り除く必要があるところ、この除去のためのエッチング時に、薄膜抵抗体がダメージを受けるおそれがある。
【0008】
また、特許文献3のように、実配線のパターン上に薄膜抵抗体を形成する構成では、実配線の厚さ分の段差が薄膜抵抗体にできるため、薄膜抵抗体の抵抗値に誤差が生じるおそれがある。
本発明の目的は、実配線へのコンタクト抵抗の増加を防止できながら、薄膜抵抗体へのエッチングダメージをなくすことができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、前記の目的に加え、さらに抵抗値の誤差を抑制できる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、半導体基板上に抵抗部および配線部が選択的に設けられた半導体装置であって、前記半導体基板上に配置された層間絶縁膜と、前記抵抗部において、前記層間絶縁膜上に配置された薄膜抵抗体と、前記層間絶縁膜に埋め込まれ、前記薄膜抵抗体に対して下側から接するビアと、前記配線部において、前記層間絶縁膜上に配置された実配線と、前記実配線と同じ階層の配線層に配置され、前記薄膜抵抗体を上側から覆うダミー配線と、前記薄膜抵抗体と前記ダミー配線との間に介在された絶縁膜とを含む、半導体装置である。
【0011】
この半導体装置は、請求項14に記載の発明によって製造できる。請求項14に記載の発明は、半導体基板上に抵抗部および配線部が選択的に設けられた半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記抵抗部において前記層間絶縁膜の表面に選択的に露出するように、前記層間絶縁膜にビアを埋め込む工程と、露出した前記ビアと接するように、前記層間絶縁膜上に薄膜抵抗体を形成する工程と、前記薄膜抵抗体を被覆する絶縁膜を形成する工程と、前記配線部において前記層間絶縁膜上に実配線を形成し、同時に、前記絶縁膜を介して前記薄膜抵抗体を上側から覆うように、ダミー配線を形成する工程とを含む、半導体装置の製造方法である。
【0012】
この方法によれば、実配線が薄膜抵抗体とは別工程で形成されるので、実配線には配線として好ましい材料を用い、薄膜抵抗体には抵抗として好ましい材料を用いることができる。これにより、実配線へのコンタクト抵抗の増加を防止できる。
また、薄膜抵抗体が、実配線と同じ階層の配線層に配置されたダミー配線によって保護されるので、実配線のパターニング時に薄膜抵抗体がエッチングダメージを受けることを防止できる。また、薄膜抵抗体上に、薄膜抵抗体のトリミング用の開口をエッチングで形成する場合でも、そのエッチングをダミー配線で止めることができるので、当該エッチングによるダメージも防止できる。さらに、トリミング用の開口に露出する部分がダミー配線のようなメタルであれば、絶縁材料が露出している場合に比べて、その後のレーザトリミングを安定して行うことができる。
【0013】
また、薄膜抵抗体の下側に(コンタクト)ビアを設けた構成であるため、実配線に対して下側から接するビアを層間絶縁膜に形成する際、それらのビアホール用のエッチングマスクを共用できる。したがって、製造プロセスの効率悪化およびコストアップの抑制もできる。
さらに、抵抗部と配線部とが区別され、薄膜抵抗体と層間絶縁膜との間に実配線が介在しないので、薄膜抵抗体の平坦性を保つことができる。これにより、薄膜抵抗体における抵抗値の誤差の発生をなくすか、もしくは低減できる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、前記ダミー配線は、前記薄膜抵抗体を横側から覆うオーバーラップ部を含む、請求項1に記載の半導体装置である。
この構成によれば、薄膜抵抗体の側方からの水分の侵入を、ダミー配線(オーバーラップ部)によって防止できる。
請求項3に記載の発明は、前記絶縁膜は、前記薄膜抵抗体の側面を被覆するサイドウォールを含む、請求項1または2に記載の半導体装置である。
【0015】
この構成によれば、請求項2に記載の発明と同様に、薄膜抵抗体の側方からの水分の侵入を、サイドウォールによって防止できる。さらに、ダミー配線が上記のようにオーバーラップ部を有する場合、当該オーバーラップ部と薄膜抵抗体との間を確実に絶縁分離できる。
請求項4に記載の発明は、前記層間絶縁膜上に、前記実配線および前記ダミー配線を被覆するように形成された第2層間絶縁膜をさらに含み、前記第2層間絶縁膜には、前記ダミー配線の上面を選択的に露出させるビアホールが形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置である。
【0016】
この構成によれば、当該ビアホールを介してレーザ照射することによって、薄膜抵抗体をレーザトリミングすることができる。
請求項5に記載の発明は、前記絶縁膜は、SiO
2膜からなり、前記半導体装置は、前記ダミー配線と前記SiO
2膜との間に介在されたTiN層をさらに含む、請求項1〜4に記載の半導体装置である。
【0017】
この構成によれば、比較的還元性の弱いTiN層を、ダミー配線とSiO
2膜との間に介在させることによって、ダミー配線とSiO
2膜との反応を抑制できる。
たとえば、実配線と実配線下のビアとの接続を良好なものとするために、実配線における当該ビアとの接触面を、還元性の高いTi膜で形成する場合がある。この場合に、ダミー配線と実配線とが全く同じ構造であると、ダミー配線のTi膜が、薄膜抵抗体との間の絶縁膜(SiO
2膜)と反応してTiO
2が生成し、このTiO
2を介して薄膜抵抗体−ダミー配線間が導通することがある。
【0018】
そこで、この請求項5に記載の発明のように、ダミー配線とSiO
2膜との間にTiN層を介在させれば、ダミー配線とSiO
2膜との反応を抑制できるので、薄膜抵抗体−ダミー配線間の導通を防止できる。
請求項6に記載の発明のように、前記絶縁膜は、SiO
2膜からなり、前記層間絶縁膜は、その最表面にSiO
2に対してエッチング選択比を有する絶縁材料からなるエッチングストッパ部を有していてもよい。この場合、前記エッチングストッパ部は、請求項7に記載の発明のように、SiN膜からなっていてもよい。
【0019】
前記薄膜抵抗体は、請求項8に記載の発明のように、SiCr、NiCr、TaNまたはTiNからなっていてもよい。また、前記ダミー配線は、請求項9に記載の発明のように、Al合金配線と、当該Al合金配線を上下方向から挟むバリア膜とを含む積層構造からなっていてもよい。
請求項10に記載の発明は、前記半導体基板上にはキャパシタ部がさらに設けられており、前記キャパシタ部において、前記層間絶縁膜上に配置された下部電極と、前記実配線と同じ階層の配線層に配置され、前記下部電極と対向する上部電極と、前記下部電極と前記上部電極との間に介在された容量膜とを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置である。
【0020】
この構成によれば、下部電極−容量膜−上部電極からなるMIM(Metal Insulator Metal)構造を、抵抗部の薄膜抵抗体、絶縁膜およびダミー配線と同一工程で形成できるので、製造プロセスのプロセス数の増加を防止しながら、薄膜抵抗体とMIM構造とを混載できる。
請求項11に記載の発明は、前記容量膜は、SiO
2膜からなり、前記半導体装置は、前記上部電極と前記SiO
2膜との間に介在されたTiN層をさらに含む、請求項10に記載の半導体装置である。
【0021】
この構成によれば、上部電極とSiO
2膜との間にTiN層を介在させることによって、請求項5に記載の発明と同様に、上部電極とSiO
2膜との反応を抑制できるので、下部電極−上部電極間の導通を防止できる。
請求項12に記載の発明は、前記上部電極は、前記下部電極を横側から覆うオーバーラップ部を含む、請求項10または11に記載の半導体装置である。
【0022】
この構成によれば、下部電極の側方からの水分の侵入を、上部電極(オーバーラップ部)によって防止できる。
請求項13に記載の発明は、前記容量膜は、前記下部電極の側面を被覆するサイドウォールを含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の半導体装置である。
この構成によれば、請求項12に記載の発明と同様に、下部電極の側方からの水分の侵入を、サイドウォールによって防止できる。さらに、上部電極が上記のようにオーバーラップ部を有する場合、当該オーバーラップ部と下部電極との間を確実に絶縁分離できる。
【0023】
請求項15に記載の発明は、前記絶縁膜を形成する工程は、前記薄膜抵抗体を完全に被覆する下地膜を前記層間絶縁膜上に形成し、その後、当該下地膜を選択的にエッチングすることによって、前記薄膜抵抗体の側方において前記層間絶縁膜の前記表面の一部を露出させるように前記絶縁膜を形成する工程を含み、前記実配線を形成する工程は、前記薄膜抵抗体の前記側方に回り込むようにダミー配線を形成する工程を含む、請求項14に記載の半導体装置の製造方法である。
【0024】
この方法により、請求項2に記載の半導体装置を製造できる。
請求項16に記載の発明は、前記絶縁膜を形成する工程は、前記薄膜抵抗体を完全に被覆する下地膜を前記層間絶縁膜上に形成し、その後、当該下地膜を選択的にエッチングすることによって、前記薄膜抵抗体の側面を被覆するサイドウォールが残るように前記絶縁膜を形成する工程を含む、請求項14または15に記載の半導体装置の製造方法である。
【0025】
この方法により、請求項3に記載の半導体装置を製造できる。
請求項17に記載の発明は、前記層間絶縁膜を形成する工程は、その最表面にSiO
2に対してエッチング選択比を有する絶縁材料からなるエッチングストッパ部が露出するように前記層間絶縁膜を形成する工程を含み、前記絶縁膜を形成する工程は、SiO
2膜からなる前記絶縁膜を形成する工程を含む、請求項15または16に記載の半導体装置の製造方法である。
【0026】
この方法によれば、下地膜を選択的にエッチングして絶縁膜を形成する際に、層間絶縁膜がオーバーエッチングされることを防止できる。これにより、層間絶縁膜の表面の平坦性を保つことができる。
請求項18に記載の発明は、前記絶縁膜を形成する工程は、SiO
2膜からなる前記絶縁膜を形成する工程を含み、前記半導体装置の製造方法は、前記実配線および前記ダミー配線の形成に先立って、前記絶縁膜を上側から覆うようにTiN層を形成する工程をさらに含む、請求項14〜17のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法である。
【0027】
この方法により、請求項5に記載の半導体装置を製造できる。
請求項19に記載の発明は、前記半導体基板上にはキャパシタ部がさらに設けられており、前記薄膜抵抗体の形成工程の中で、前記キャパシタ部における前記層間絶縁膜上に下部電極を形成する工程と、前記絶縁膜の形成工程の中で、前記下部電極を被覆する容量膜を形成する工程と、前記実配線の形成工程の中で、前記容量膜を介して前記下部電極を上側から覆うように、上部電極を形成する工程とをさらに含む、請求項14〜18のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法である。
【0028】
この方法により、請求項10に記載の半導体装置を製造できる。
請求項20に記載の発明は、前記絶縁膜を形成する工程は、SiO
2膜からなる前記絶縁膜を形成する工程を含み、前記半導体装置の製造方法は、前記実配線、前記ダミー配線および前記上部電極の形成に先立って、前記容量膜を上側から覆うようにTiN層を形成する工程をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法である。
【0029】
この方法により、請求項11に記載の半導体装置を製造できる。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置1の平面図である。
図2Aは、
図1におけるIIA−IIA切断面における断面図である。
図2Bは、レーザトリミング後の半導体装置1の状態を示す図である。
半導体装置1は、半導体基板2と、半導体基板2上に積層された複数の層間絶縁膜5〜8とを含む。半導体基板2は、たとえば、その表面3に能動素子や受動素子等の半導体素子4が作り込まれたシリコン基板からなる。
【0032】
複数の層間絶縁膜5〜8は、この実施形態では、半導体基板2の表面3から順に、第1層間絶縁膜5、本発明の層間絶縁膜の一例としての第2層間絶縁膜6、本発明の第2層間絶縁膜の一例としての第3層間絶縁膜7、および第4層間絶縁膜8を含む。各層間絶縁膜5〜8は、たとえば、酸化シリコン(SiO
2)膜の単層構造からなる。
各層間絶縁膜5〜8上にはそれぞれ、配線層9〜11が形成されている。この実施形態では、第2層間絶縁膜6上に形成された第2配線層9、第3層間絶縁膜7上に形成された本発明の配線層の一例としての第3配線層10、および第4層間絶縁膜8上に形成された第4配線層11が示されており、第1層間絶縁膜5上の配線層の図示は省略している。各配線層9〜11は、その上層の層間絶縁膜によって被覆されている。
【0033】
ここで、配線層とは、同一の層間絶縁膜上に配置された複数の配線(導電物)の集合体のことである。また、各層間絶縁膜5〜8および各配線層9〜11は、説明の便宜上、半導体基板2の側から順に「第1」「第2」・・・との名称を付しているが、たとえば、第2配線層9および第3配線層10に着目し、それらの構造の特徴を特定する場合には、第2配線層9を第1配線層、第3配線層10を第2配線層としてもよい。
【0034】
そして、層間絶縁膜5〜8および配線層9〜11が形成された半導体基板2上の領域には、この実施形態では、抵抗部12および配線部13が互いに隣り合うように選択的に設定されている。
第2配線層9は、この実施形態では、第1層間絶縁膜5の表面に形成され、互いに間隔を空けて平行な一対の実配線14,15を含む。なお、第2配線層9は、第2層間絶縁膜6上の領域において、他の実配線を含んでいてもよい。
【0035】
一対の一方の実配線14は、抵抗部12に配置されており、抵抗部12と配線部13との境界に沿う直線状に形成されている。一対の他方の実配線15は、一方の実配線14よりも幅広に形成され、抵抗部12と配線部13との間に跨るように、当該境界上に直線状に形成されている。各実配線14,15は、たとえば、第1層間絶縁膜5に埋め込まれたビア(図示せず)によって、半導体基板2上の半導体素子4と電気的に接続されている。また、各実配線14,15は、この実施形態では、Al合金配線16,17(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線16,17を上下方向から挟むバリア膜18〜21とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜19,21および上側のバリア膜18,20はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。そして、これら実配線14,15は、第2層間絶縁膜6によって被覆されている。
【0036】
第3配線層10は、実配線22と、薄膜抵抗体23と、ダミー配線24とを含む。
実配線22は、配線部13に配置されており、第2層間絶縁膜6の表面において、第2配線層9の他方の実配線15上の領域を実配線15に沿う直線状に形成されている。これにより、実配線22および実配線15は、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に互いに対向している。そして、実配線22は、第2層間絶縁膜6に埋め込まれたビア25(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、実配線15と電気的に接続されている。ビア25は、この実施形態では、実配線22の長手方向に沿って等しい間隔を空けて複数設けられている。また、実配線22は、この実施形態では、実配線14,15と同様に、Al合金配線26(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線26を上下方向から挟むバリア膜27,28とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜28および上側のバリア膜27はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0037】
薄膜抵抗体23は、たとえば、5nm〜20nm程度の金属薄膜からなり、抵抗部12において、第2層間絶縁膜6の表面に配置されている。薄膜抵抗体23の材料としては、たとえば、SiCr、NiCr、TaN、TiN等を適用できるが、この実施形態では、TaNが用いられている。薄膜抵抗体23は、抵抗部12と配線部13との境界に沿う直線状に形成され、
図1に示すように、第2層間絶縁膜6の表面を法線方向から見た平面視において、下層の実配線14,15の間に跨るように配置されている。
【0038】
具体的には、薄膜抵抗体23は、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に実配線14,15に対向し、互いに間隔を空けて配置された一対のコンタクト部29,30と、一対のコンタクト部29,30に交差するように配置された複数のヒューズ31とを一体的に含む梯子状に形成されている。
一対のコンタクト部29,30は、薄膜抵抗体23の幅方向両端部(一端部および他端部)に形成されている。第2配線層9の一方の実配線14に対向する一方のコンタクト部29は、第2層間絶縁膜6に埋め込まれたビア32(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、実配線14と電気的に接続されている。また、第2配線層9の他方の実配線15に対向する他方のコンタクト部30は、第2層間絶縁膜6に埋め込まれたビア33(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、実配線15と電気的に接続されている。ビア32,33は、この実施形態では、コンタクト部29,30の長手方向に沿って等しい間隔を空けて複数設けられている。これにより、薄膜抵抗体23は、自身が配置された第3配線層10の下層の第2配線層9(具体的には、実配線15)を介して、同じ階層の第3配線層10の実配線22と電気的に接続されている。
【0039】
複数のヒューズ31は、この実施形態では、薄膜抵抗体23の長手方向に沿って等しい間隔を空けて設けられている。各ヒューズ31は、薄膜抵抗体23の幅方向に沿う直線状に形成され、当該幅方向に互いに対向するビア32,33の接続部を結ぶように配置されている。そして、各ヒューズ31は、その両端部がコンタクト部29,30の外側に突き出ないように、コンタクト部29,30の内側部にそれぞれ接続されている。各ヒューズ31は、レーザ光によって切断(溶断)できるように構成されている。それによって、複数のヒューズ31のうち不要な部分をヒューズ31の切断によってコンタクト部29,30から電気的に切り離すことができる。
【0040】
ダミー配線24は、抵抗部12において、薄膜抵抗体23上の領域を薄膜抵抗体23に沿う直線状に形成されている。このダミー配線24は、薄膜抵抗体23の上方に配置され、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に薄膜抵抗体23と間隔を空けて対向する対向部34と、当該対向部34から薄膜抵抗体23の側方に引き出され、第2層間絶縁膜6の表面に沿う方向に薄膜抵抗体23と間隔を空けて対向するオーバーラップ部35とを一体的に含む。これにより、ダミー配線24は、ダミー配線24を幅方向に切断する断面視において、薄膜抵抗体23を上側および横側から覆うアーチ状に形成されている。また、ダミー配線24は、この実施形態では、実配線22と同一構造で形成されている。つまり、ダミー配線24は、Al合金配線36(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線36を上下方向から挟むバリア膜37,38とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜38および上側のバリア膜37はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0041】
オーバーラップ部35は、薄膜抵抗体23の幅方向両側方において、第2層間絶縁膜6の表面に接するように形成されている。より具体的には、ダミー配線24を構成する積層構造の配線膜の最下層の膜(下側のバリア膜38)の下面が第2層間絶縁膜6の表面に接している。それ以外の膜であるAl合金配線36および上側のバリア膜37は、第2層間絶縁膜6の表面の法線方向に積層されている。オーバーラップ部35の形成によって、薄膜抵抗体23の側方からの水分の侵入を防止できる。しかもこの実施形態では、オーバーラップ部35における第2層間絶縁膜6との界面が、下側のバリア膜38の裏面のみによって形成されていて、当該界面にダミー配線24を構成する積層構造の積層界面がない。そのため、当該積層界面に水分が侵入しても、その水分が薄膜抵抗体23側へと侵入することも防止できる。
【0042】
薄膜抵抗体23の周囲には、アーチ状のダミー配線24で区画された閉領域39が区画されている。なお、オーバーラップ部35のうち実配線22に遠い側の部分は、
図1および
図2Aに示すように、その下方の実配線14よりもさらに外側に引き出され、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に実配線14と対向していなくてもよい。
薄膜抵抗体23とダミー配線24との間の閉領域39には、絶縁膜40が設けられている。絶縁膜40は、たとえば、厚さが20nm程度の酸化シリコン(SiO
2)膜からなる。なお、絶縁膜40は、SiO
2に限られず、いわゆる層間絶縁膜の一般的な材料が用いられる。また、絶縁膜40は、SiOCやSiOF等のLow−k膜(低誘電率膜)であってもよい。Low−k膜の場合、寄生容量の影響を小さくできる。
【0043】
この絶縁膜40は、ダミー配線24の対向部34と薄膜抵抗体23との間に介在され、薄膜抵抗体23の上面を被覆する平面部41と、ダミー配線24のオーバーラップ部35と薄膜抵抗体23との間に介在され、薄膜抵抗体23の側面を被覆するサイドウォール42とを一体的に含む。サイドウォール42の形成によって、薄膜抵抗体23の側方に、ダミー配線24のオーバーラップ部35と共に二重構造の壁部を形成でき、この壁部によって、薄膜抵抗体23の側方からの水分の侵入を確実に防止できる。さらに、このサイドウォール42によって、ダミー配線24のオーバーラップ部35と薄膜抵抗体23とを確実に絶縁分離できる。
【0044】
そして、実配線22、薄膜抵抗体23およびダミー配線24は、第3層間絶縁膜7によって被覆されている。
第4配線層11は、この実施形態では、第3層間絶縁膜7の表面に形成された実配線43を含む。なお、第4配線層11は、第3層間絶縁膜7上の領域において、他の実配線を含んでいてもよい。
【0045】
実配線43は、配線部13に配置されており、第3配線層10の実配線22上の領域を実配線22に沿う直線状に形成されている。これにより、実配線43および実配線22は、第3層間絶縁膜7の厚さ方向に互いに対向している。そして、実配線43は、第3層間絶縁膜7に埋め込まれたビア44(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、実配線22と電気的に接続されている。また、実配線43は、この実施形態では、実配線22と同様に、Al合金配線45(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線45を上下方向から挟むバリア膜46,47とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜47および上側のバリア膜46はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0046】
そして、実配線43は、第4層間絶縁膜8によって被覆されている。第4層間絶縁膜8上には、たとえば窒化シリコン(SiN)からなるパッシベーション膜48が形成されている。
このパッシベーション膜48の表面から、パッシベーション膜48、第3および第4層間絶縁膜7,8を貫通し、ダミー配線24の上面を選択的に露出させるように、本発明のビアホールの一例としてのヒューズウィンドウ49が形成されている。ヒューズウィンドウ49は、
図1に示すように、薄膜抵抗体23の長手方向に沿う直線状に形成されている。そして、薄膜抵抗体23の抵抗値を測定し、その後に所望の抵抗値に応じて複数のヒューズ41から適切に選択した一つまたは複数のヒューズ41を、
図2Bに示すように、ヒューズウィンドウ49からダミー配線24を介して照射したレーザ光で溶断すれば、所望の抵抗値へ合わせ込み(レーザトリミング)を行うことができる。
【0047】
また、パッシベーション膜48の表面からパッシベーション膜48および第4層間絶縁膜8を貫通し、実配線43の一部をパッドとして選択的に露出させるようにパッド開口50が形成されている。
図3A〜
図3Kは、
図2Aの半導体装置1の製造工程の一例を説明するための断面図である。なお、
図3A〜
図3Kでは、半導体基板2の図示を省略している。
【0048】
半導体装置1を製造するには、半導体基板2の表面3に半導体素子4が作り込まれた後(半導体基板2等については
図2A参照)、
図3Aに示すように、たとえばCVD法によって、半導体基板2上に第1層間絶縁膜5が形成される。次に、たとえばドライエッチングによって、半導体素子4を選択的に露出させるビアホール(図示せず)が第1層間絶縁膜5に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア(図示せず)が埋め込まれる。
【0049】
次に、
図3Aに示すように、たとえばスパッタ法によって、下側のバリア膜19,21のTiN/Ti材料、Al合金配線16,17の材料および上側のバリア膜18,20のTiN/Ti材料が、第1層間絶縁膜5の表面に連続して堆積される。次に、その堆積物上に、実配線14,15を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜を介して堆積物がドライエッチングされる。これにより、実配線14,15が同時に形成され、第2配線層9の形成が完了する。
【0050】
次に、
図3Aに示すように、たとえばCVD法によって、第2配線層9を被覆するように、第1層間絶縁膜5上に第2層間絶縁膜6が積層される。次に、
図3Aに示すように、たとえばドライエッチングによって、実配線14,15を選択的に露出させるビアホールが第2層間絶縁膜6に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア25,32,33が同時に埋め込まれる。ビア25,32,33は、たとえば、CVD法によってビアホールにタングステン膜を供給した後、当該タングステン膜をエッチバックまたはCMP法によって平坦化することによってビアホールに埋め込まれる。したがって、ビア25,32,33は、第2層間絶縁膜6の表面から選択的に露出することとなる。
【0051】
次に、
図3Bに示すように、たとえばスパッタ法によって、薄膜抵抗体23の材料である金属薄膜51(この実施形態ではTaN)が、第2層間絶縁膜6の表面から露出したビア25,32,33に接するように、第2層間絶縁膜6上に積層される。金属薄膜51の積層に続いて、たとえばCVD法によって、絶縁膜40の下地となる酸化シリコン(SiO
2)からなる第1下地膜52が、金属薄膜51上に積層される。金属薄膜51は、たとえば5nm〜20nmの厚さで形成され、第1下地膜52は、たとえば20nm程度の厚さで形成される。
【0052】
次に、
図3Cに示すように、第1下地膜52上に、薄膜抵抗体23を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜53が形成される。
次に、
図3Dに示すように、当該レジスト膜53を介して第1下地膜52および金属薄膜51が連続してドライエッチングされる。これにより、金属薄膜51の不要部分が除去されて薄膜抵抗体23が形成される。また、薄膜抵抗体23上には、薄膜抵抗体23の上面を被覆し、薄膜抵抗体23の側面を露出させる絶縁膜40の平面部41が同時に形成される。その後、たとえばアッシングによって、レジスト膜53が除去される。
【0053】
次に、
図3Eに示すように、たとえばCVD法によって、20nm程度の厚さの酸化シリコン(SiO
2)膜が、平面部41を被覆するように、第2層間絶縁膜6上にさらに積層される。この酸化シリコン膜は、本発明の下地膜の一例としての第2下地膜54であり、第2下地膜54によって、薄膜抵抗体23の露出した側面が完全に被覆される。
次に、
図3Fに示すように、たとえばエッチバックによって、第2下地膜54が上面から順に削り取られる。エッチバックは、たとえば、第2層間絶縁膜6の表面においてビア25の上面が露出するまで続けられる。これにより、第2下地膜54のサイドウォール42となる部分以外の部分が除去され、第2層間絶縁膜6の表面においてビア25が選択的に露出する。第2下地膜54の残存した部分は、サイドウォール42として形成される。これにより、絶縁膜40が形成される。
【0054】
次に、
図3Gに示すように、たとえばスパッタ法によって、絶縁膜40を完全に被覆するように、下側のバリア膜28,38のTiN/Ti材料55、Al合金配線26,36のAl合金材料56、および上側のバリア膜27,37のTiN/Ti材料57が、第2層間絶縁膜6の表面に連続して堆積される。
次に、
図3Hに示すように、TiN/Ti材料57上に、実配線22およびダミー配線24を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜58が形成される。
【0055】
次に、
図3Iに示すように、当該レジスト膜58を介して、TiN/Ti材料57、Al合金材料56およびTiN/Ti材料55が連続してドライエッチングされる。これにより、実配線22およびダミー配線24が同時に形成され、第3配線層10の形成が完了する。
次に、
図3Jに示すように、たとえばCVD法によって、第3配線層10を被覆するように、第2層間絶縁膜6上に第3層間絶縁膜7が積層される。
【0056】
次に、
図3Kに示すように、たとえばドライエッチングによって、実配線22を選択的に露出させるビアホールが第3層間絶縁膜7に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア44が埋め込まれる。ビア44は、たとえば、CVD法によってビアホールにタングステン膜を供給した後、当該タングステン膜をエッチバックまたはCMP法によって平坦化することによってビアホールに埋め込まれる。したがって、ビア44は、第3層間絶縁膜7の表面から選択的に露出することとなる。
【0057】
次に、
図3Kに示すように、たとえばスパッタ法によって、下側のバリア膜47のTiN/Ti材料、Al合金配線45の材料および上側のバリア膜46のTiN/Ti材料が、第3層間絶縁膜7の表面に連続して堆積される。次に、その堆積物上に、実配線43を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜を介して堆積物がドライエッチングされる。これにより、実配線43が形成され、第4配線層11の形成が完了する。
【0058】
次に、
図3Kに示すように、たとえばCVD法によって、第3配線層10を被覆するように、第3層間絶縁膜7上に第4層間絶縁膜8が積層された後、第4層間絶縁膜8上に、パッシベーション膜48が積層される。パッシベーション膜48の形成後、パッシベーション膜48上に、ヒューズウィンドウ49およびパッド開口50を形成すべき領域に開口を有するレジスト膜(図示せず)が形成される。そして、当該レジスト膜を介してパッシベーション膜48等がドライエッチングされることによって、ヒューズウィンドウ49およびパッド開口50が同時に形成される。その後、前述したように、ヒューズウィンドウ49を介したレーザ光の照射によって、所望の抵抗値へ合わせ込み(レーザトリミング)が行われる。以上の工程を経て、
図2Aに示す半導体装置1が得られる。
【0059】
以上のように、この方法によれば、薄膜抵抗体23が配置される第3配線層10において、薄膜抵抗体23が実配線22に先立って形成され(
図3B〜
図3D)、その後に実配線22が形成される(
図3G〜
図3I)。このように、薄膜抵抗体23と実配線22とが別工程で形成されるので、実配線22の下面にはタングステンのビア25とのコンタクト材料として好ましいTiN/Ti材料55を用い、薄膜抵抗体23には抵抗として好ましいTaNからなる金属薄膜51を用いることができる。これにより、実配線22とビア25とのコンタクト抵抗の増加を防止できる。
【0060】
また、薄膜抵抗体23が、実配線22と同じ階層の第3配線層10に配置されたダミー配線24によって保護されるので、
図3Iに示す実配線22のパターニング(ドライエッチング)時に、薄膜抵抗体23がエッチングダメージを受けることを防止できる。また、
図3Kに示す工程において、薄膜抵抗体23上にヒューズウィンドウ49を形成する際にも、そのドライエッチングをダミー配線24で止めることができるので、当該ドライエッチングによるダメージも防止できる。さらに、ヒューズウィンドウ49に露出する部分がダミー配線24のようなメタルであれば、絶縁材料が露出している場合に比べて、その後のレーザトリミング(
図2B参照)を安定して行うことができる。
【0061】
また、薄膜抵抗体23へのコンタクトを、薄膜抵抗体23の下層の第2配線層9に配置されたビア32,33を利用して形成する構成であるため、実配線22に対して下側から接するビア25を第2層間絶縁膜6に形成する際、それらのビアホール用のエッチングマスクを共用できる。したがって、製造プロセスの効率悪化およびコストアップの抑制もできる。
【0062】
さらに、抵抗部12と配線部13とが区別され、薄膜抵抗体23と第2層間絶縁膜6との間に実配線が介在しないので、薄膜抵抗体23の平坦性を保つことができる。これにより、薄膜抵抗体23における抵抗値の誤差の発生をなくすか、もしくは低減できる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置59の断面図である。
図4において、前述の
図2Aに示された各部と対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
【0063】
この半導体装置59は、前述の半導体装置1の構成に加えて、ダミー配線24と絶縁膜40との間に介在されたTiN層60をさらに含む。TiN層60は、平面視において、薄膜抵抗体23と同一外形を有する薄膜状に形成されている。つまり、TiN層60は、
図1において、梯子状の薄膜抵抗体23の隣り合うヒューズ31の間の領域も膜状にした形態を有している。このTiN層60は、絶縁膜40の平面部41を挟んで、薄膜抵抗体23に対向している。
【0064】
この実施形態に係る半導体装置59の製造工程は、
図3A〜
図3Kに示した工程と実質的に同様である。ただし、
図3Bの工程で、第1下地膜52を形成した後、
図5Aに示すように、たとえばスパッタ法によって、TiN材料61が第1下地膜52上に積層される。そして、
図5Bに示すように、TiN材料61上にレジスト膜53が形成された後、
図5Cに示すように、当該レジスト膜53を介して、TiN材料61、第1下地膜52および金属薄膜51が連続してドライエッチングされる。これにより、薄膜抵抗体23と同一外形を有するTiN層60が形成される。
【0065】
この後、
図3Eに示す工程に倣って、たとえばCVD法によって20nm程度の厚さの酸化シリコン(SiO
2)膜が積層されることによって、薄膜抵抗体23およびTiN層60が、第2下地膜54で完全に被覆される。次に、
図3Fに示す工程に倣って、たとえばエッチバックによって、第2下地膜54が上面から順に削り取られる。エッチバックは、たとえば、TiN層60の上面が露出するまで続けられ、最終的に、薄膜抵抗体23の側面と共に、TiN層60の側面を被覆するサイドウォール42が形成される。これにより、TiN層60は、サイドウォール42に埋め込まれた形状になる。したがって、この半導体装置59のように、ダミー配線24と絶縁膜40との間にTiN層60を介在させても、追加したTiN層60の厚さ分の段差の増加を抑制できる。
【0066】
この半導体装置59によれば、比較的還元性の弱いTiN層60を、ダミー配線24と絶縁膜40(SiO
2膜)との間に介在させることによって、ダミー配線24と絶縁膜40との反応を抑制できる。
前述の実施形態およびこの実施形態では、実配線22とビア25との接続を良好なものとするために、実配線22における当該ビア25との接触面(下面)を、還元性の高いTi膜(バリア膜28の下層)で形成している。しかしながら、ダミー配線24と実配線22とが全く同じ構造であるため、ダミー配線24のバリア膜38のTi膜が、薄膜抵抗体23との間の絶縁膜40と反応してTiO
2が生成し、このTiO
2を介して薄膜抵抗体23−ダミー配線24間が導通することがある。
【0067】
そこで、この第2実施形態のように、ダミー配線24と絶縁膜40との間にTiN層60を介在させれば、ダミー配線24と絶縁膜40との反応を抑制できるので、薄膜抵抗体23−ダミー配線24間の導通を防止できる。
むろん、この半導体装置59においても、第1実施形態と同様の効果を実現することもできる。
【0068】
図6は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置62の平面図である。
図7は、
図6におけるVII−VII切断面における断面図である。
図6および
図7において、前述の
図1、
図2Aおよび
図4に示された各部と対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
この半導体装置62は、前述の半導体装置1,59の構成に加えて、半導体基板2上の領域に、キャパシタ部63をさらに含む。キャパシタ部63は、抵抗部12に対して配線部13の反対側において、抵抗部12と隣り合うように選択的に設定されている。
【0069】
キャパシタ部63において、第2配線層9は、実配線64を含む。実配線64は、抵抗部12の実配線14とほぼ同じ幅で形成され、抵抗部12とキャパシタ部63との境界に沿って実配線14と平行に形成されている。実配線64は、たとえば、第1層間絶縁膜5に埋め込まれたビア(図示せず)によって、半導体基板2上の半導体素子4と電気的に接続されている。また、実配線64は、この実施形態では、Al合金配線65(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線65を上下方向から挟むバリア膜66,67とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜67および上側のバリア膜66はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0070】
キャパシタ部63において、第3配線層10は、下部電極68と、上部電極69とを含む。
下部電極68は、たとえば、5nm〜20nm程度の金属薄膜からなり、キャパシタ部63において、第2層間絶縁膜6の表面に配置されている。下部電極68の材料としては、薄膜抵抗体23と同じ材料、この実施形態では、SiCr、NiCr、TaN、TiN等を適用できるが、この実施形態では、TaNが用いられている。下部電極68は、抵抗部12とキャパシタ部63との境界に沿う直線状に形成され、
図6に示すように、第2層間絶縁膜6の表面を法線方向から見た平面視において、下層の実配線64を覆うように配置されている。
【0071】
具体的には、下部電極68は、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に実配線64に対向するコンタクト部70を有している。コンタクト部70は、この実施形態では、下部電極68の幅方向両端部のうち、抵抗部12に近い側の端部に設けられている。そして、このコンタクト部70は、第2層間絶縁膜6に埋め込まれたビア71(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、実配線64と電気的に接続されている。ビア71は、この実施形態では、コンタクト部70の長手方向に沿って等しい間隔を空けて複数設けられている。
【0072】
上部電極69は、キャパシタ部63において、下部電極68上の領域を下部電極68に沿う直線状に形成されている。この上部電極69は、下部電極68の上方に配置され、第2層間絶縁膜6の厚さ方向に下部電極68と間隔を空けて対向する対向部72と、当該対向部72から下部電極68の側方に引き出され、第2層間絶縁膜6の表面に沿う方向に下部電極68と間隔を空けて対向するオーバーラップ部73とを一体的に含む。これにより、上部電極69は、上部電極69を幅方向に切断する断面視において、下部電極68を上側および横側から覆うアーチ状に形成されている。
【0073】
また、上部電極69は、この実施形態では、実配線22およびダミー配線24と同一構造で形成されている。つまり、上部電極69は、Al合金配線74(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線74を上下方向から挟むバリア膜75,76とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜76および上側のバリア膜75はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0074】
オーバーラップ部73は、下部電極68の幅方向両側方において、第2層間絶縁膜6の表面に接するように形成されている。より具体的には、上部電極69を構成する積層構造の配線膜の最下層の膜(下側のバリア膜76)の下面が第2層間絶縁膜6の表面に接している。それ以外の膜であるAl合金配線74および上側のバリア膜75は、第2層間絶縁膜6の表面の法線方向に積層されている。オーバーラップ部73の形成によって、下部電極68の側方からの水分の侵入を防止できる。しかもこの実施形態では、オーバーラップ部73における第2層間絶縁膜6との界面が、下側のバリア膜76の裏面のみによって形成されていて、当該界面に上部電極69を構成する積層構造の積層界面がない。そのため、当該積層界面に水分が侵入しても、その水分が下部電極68側へと侵入することも防止できる。
【0075】
下部電極68の周囲には、アーチ状の上部電極69で区画された閉領域77が区画されている。下部電極68と上部電極69との間の閉領域77には、容量膜78が設けられている。容量膜78は、絶縁膜40と同じ材料、この実施形態では、厚さが20nm程度の酸化シリコン(SiO
2)膜からなる。この容量膜78は、上部電極69の対向部72と下部電極68との間に介在され、下部電極68の上面を被覆する平面部79と、上部電極69のオーバーラップ部73と下部電極68との間に介在され、下部電極68の側面を被覆するサイドウォール80とを一体的に含む。サイドウォール80の形成によって、下部電極68の側方に、上部電極69のオーバーラップ部73と共に二重構造の壁部を形成でき、この壁部によって、下部電極68の側方からの水分の侵入を確実に防止できる。さらに、このサイドウォール80によって、上部電極69のオーバーラップ部73と下部電極68とを確実に絶縁分離できる。
【0076】
これにより、キャパシタ部63には、下部電極68−容量膜78−上部電極69からなるMIM(Metal Insulator Metal)構造のキャパシタが設けられている。
上部電極69と容量膜78との間には、TiN層81が介在されている。TiN層81は、平面視において、下部電極68と同一外形を有する薄膜状に形成されている。このTiN層81は、容量膜78の平面部79を挟んで、下部電極68に対向している。
【0077】
キャパシタ部63において、第4配線層11は、この実施形態では、第3層間絶縁膜7の表面に形成された実配線82をさらに含む。
実配線82は、第3配線層10の上部電極69上の領域を上部電極69の長手方向に沿う直線状に形成されている。これにより、実配線82および上部電極69は、第3層間絶縁膜7の厚さ方向に互いに対向している。そして、実配線82は、第3層間絶縁膜7に埋め込まれたビア83(たとえば、タングステン(W)ビア)によって、上部電極69と電気的に接続されている。また、実配線82は、この実施形態では、同じ階層の第4配線層11に配置された実配線43と同様に、Al合金配線84(たとえば、Al−Cu合金配線)と、当該Al合金配線84を上下方向から挟むバリア膜85,86とを含む積層構造からなる。下側のバリア膜86および上側のバリア膜85はそれぞれ、TiN/Ti(TiNが上層で、Tiが下層の積層構造)からなる。
【0078】
また、キャパシタ部63において、パッシベーション膜48の表面からパッシベーション膜48および第4層間絶縁膜8を貫通し、実配線82の一部をパッドとして選択的に露出させるようにパッド開口87が形成されている。
図8A〜
図8Kは、
図7の半導体装置62の製造工程の一例を説明するための断面図である。なお、
図8A〜
図8Kでは、半導体基板2の図示を省略している。
【0079】
半導体装置62を製造するには、半導体基板2の表面3に半導体素子4が作り込まれた後(半導体基板2等については
図7参照)、
図8Aに示すように、たとえばCVD法によって、半導体基板2上に第1層間絶縁膜5が形成される。次に、たとえばドライエッチングによって、半導体素子4を選択的に露出させるビアホール(図示せず)が第1層間絶縁膜5に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア(図示せず)が埋め込まれる。
【0080】
次に、
図8Aに示すように、たとえばスパッタ法によって、下側のバリア膜19,21,67のTiN/Ti材料、Al合金配線16,17,65の材料および上側のバリア膜18,20,66のTiN/Ti材料が、第1層間絶縁膜5の表面に連続して堆積される。次に、その堆積物上に、実配線14,15,64を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜を介して堆積物がドライエッチングされる。これにより、実配線14,15,64が同時に形成され、第2配線層9の形成が完了する。
【0081】
次に、
図8Aに示すように、たとえばCVD法によって、第2配線層9を被覆するように、第1層間絶縁膜5上に第2層間絶縁膜6が積層される。次に、
図8Aに示すように、たとえばドライエッチングによって、実配線14,15,64を選択的に露出させるビアホールが第2層間絶縁膜6に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア25,32,33,71が同時に埋め込まれる。ビア25,32,33,71は、たとえば、CVD法によってビアホールにタングステン膜を供給した後、当該タングステン膜をエッチバックまたはCMP法によって平坦化することによってビアホールに埋め込まれる。したがって、ビア25,32,33,71は、第2層間絶縁膜6の表面から選択的に露出することとなる。
【0082】
次に、
図8Bに示すように、たとえばスパッタ法によって、薄膜抵抗体23および下部電極68の材料である金属薄膜88(この実施形態ではTaN)が、第2層間絶縁膜6の表面から露出したビア25,32,33,71に接するように、第2層間絶縁膜6上に積層される。金属薄膜88の積層に続いて、たとえばCVD法によって、絶縁膜40および容量膜78の下地となる酸化シリコン(SiO
2)からなる第1下地膜89が、金属薄膜88上に積層される。金属薄膜88は、たとえば5nm〜20nmの厚さで形成され、第1下地膜89は、たとえば20nm程度の厚さで形成される。第1下地膜89の形成後、たとえばスパッタ法によって、TiN材料90が第1下地膜89上に積層される。
【0083】
次に、
図8Cに示すように、TiN材料90上に、薄膜抵抗体23および下部電極68を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜91が形成される。
次に、
図8Dに示すように、当該レジスト膜91を介して、TiN材料90、第1下地膜89および金属薄膜88が連続してドライエッチングされる。これにより、金属薄膜88の不要部分が除去されて薄膜抵抗体23および下部電極68が形成される。また、薄膜抵抗体23上には、薄膜抵抗体23の上面を被覆し、薄膜抵抗体23の側面を露出させる絶縁膜40の平面部41が同時に形成され、下部電極68の上には、下部電極68の上面を被覆し、下部電極68の側面を露出させる容量膜78の平面部79が同時に形成される。また、絶縁膜40および容量膜78上にはそれぞれ、薄膜抵抗体23および下部電極68と同一外形を有するTiN層60,81が形成される。その後、たとえばアッシングによって、レジスト膜91が除去される。
【0084】
次に、
図8Eに示すように、たとえばCVD法によって、20nm程度の厚さの酸化シリコン(SiO
2)膜が、薄膜抵抗体23、絶縁膜40(平面部41)およびTiN層60の積層構造、ならびに下部電極68、容量膜78(平面部79)およびTiN層81の積層構造を完全に被覆するように、第2層間絶縁膜6上にさらに積層される。この酸化シリコン膜は、本発明の下地膜の一例としての第2下地膜92であり、第2下地膜92によって、薄膜抵抗体23および下部電極68の露出した側面が完全に被覆される。
【0085】
次に、
図8Fに示すように、たとえばエッチバックによって、第2下地膜92が上面から順に削り取られる。エッチバックは、たとえば、第2層間絶縁膜6の表面においてビア25の上面が露出するまで続けられる。これにより、第2下地膜92のサイドウォール42,80となる部分以外の部分が除去され、第2層間絶縁膜6の表面においてビア25が選択的に露出する。第2下地膜92の残存した部分は、サイドウォール42,80として形成される。これにより、絶縁膜40および容量膜78が同時に形成される。
【0086】
次に、
図8Gに示すように、たとえばスパッタ法によって、TiN層60,81を完全に被覆するように、下側のバリア膜28,38,76のTiN/Ti材料93、Al合金配線26,36,74のAl合金材料94、および上側のバリア膜27,37,75のTiN/Ti材料95が、第2層間絶縁膜6の表面に連続して堆積される。
次に、
図8Hに示すように、TiN/Ti材料95上に、実配線22、ダミー配線24および上部電極69を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜96が形成される。
【0087】
次に、
図8Iに示すように、当該レジスト膜96を介して、TiN/Ti材料95、Al合金材料94およびTiN/Ti材料93が連続してドライエッチングされる。これにより、実配線22、ダミー配線24および上部電極69が同時に形成され、第3配線層10の形成が完了する。
次に、
図8Jに示すように、たとえばCVD法によって、第3配線層10を被覆するように、第2層間絶縁膜6上に第3層間絶縁膜7が積層される。
【0088】
次に、
図8Kに示すように、たとえばドライエッチングによって、実配線22および上部電極69を選択的に露出させるビアホールが第3層間絶縁膜7に形成された後、当該ビアホールに、タングステン(W)からなるビア44,83が埋め込まれる。ビア44,83は、たとえば、CVD法によってビアホールにタングステン膜を供給した後、当該タングステン膜をエッチバックまたはCMP法によって平坦化することによってビアホールに埋め込まれる。したがって、ビア44,83は、第3層間絶縁膜7の表面から選択的に露出することとなる。
【0089】
次に、
図8Kに示すように、たとえばスパッタ法によって、下側のバリア膜47,86のTiN/Ti材料、Al合金配線45,84の材料および上側のバリア膜46,85のTiN/Ti材料が、第3層間絶縁膜7の表面に連続して堆積される。次に、その堆積物上に、実配線43,82を形成すべき領域を選択的に覆うレジスト膜(図示せず)が形成され、当該レジスト膜を介して堆積物がドライエッチングされる。これにより、実配線43,82が同時に形成され、第4配線層11の形成が完了する。
【0090】
次に、
図8Kに示すように、たとえばCVD法によって、第3配線層10を被覆するように、第3層間絶縁膜7上に第4層間絶縁膜8が積層された後、第4層間絶縁膜8上に、パッシベーション膜48が積層される。パッシベーション膜48の形成後、パッシベーション膜48上に、ヒューズウィンドウ49およびパッド開口50,87を形成すべき領域に開口を有するレジスト膜(図示せず)が形成される。そして、当該レジスト膜を介してパッシベーション膜48等がドライエッチングされることによって、ヒューズウィンドウ49およびパッド開口50,87が同時に形成される。その後、前述したように、ヒューズウィンドウ49を介したレーザ光の照射によって、所望の抵抗値へ合わせ込み(レーザトリミング)が行われる。以上の工程を経て、
図7に示す半導体装置62が得られる。
【0091】
以上のように、この方法によれば、下部電極68−容量膜78−上部電極69からなるMIM構造を、抵抗部12の薄膜抵抗体23、絶縁膜40およびダミー配線24と同一工程で形成できるので、製造プロセスのプロセス数の増加を防止しながら、薄膜抵抗体23とMIM構造とを混載できる。
また、比較的還元性の弱いTiN層81を、上部電極69と容量膜78(SiO
2膜)との間に介在させることによって、上部電極69と容量膜78との反応を抑制できる。これにより、前述の第2実施形態のTiN層60と同様に、上部電極69のバリア膜76のTi膜と容量膜78との反応によるTiO
2の生成を防止でき、下部電極68−上部電極69間の導通を防止できる。
【0092】
むろん、この半導体装置62においても、第1および第2実施形態と同様の効果を実現することもできる。
図9は、本発明の第4実施形態に係る半導体装置97の断面図である。
図9において、前述の
図7に示された各部と対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
この半導体装置97は、前述の半導体装置62の構成に加えて、第2層間絶縁膜6が2層構造で形成されている。具体的には、第2層間絶縁膜6は、下層のSiO
2膜98と、上層の本発明のエッチングストッパ部の一例としてのSiN膜99とを含む。
【0093】
下層のSiO
2膜98は、第2配線層9を完全に被覆する厚さで形成されている。つまり、SiO
2膜98の上面は、第2配線層9の各配線の上面よりも上方に位置している。上層のSiN膜99は、このSiO
2膜98上に積層され、第2層間絶縁膜6の最表面を形成している。したがって、第2配線層9と第3配線層10とを電気的に接続するビア25,32,33,71は、SiO
2膜98とSiN膜99との界面を通過するように形成されている。
【0094】
この実施形態に係る半導体装置97の製造工程は、
図8A〜
図8Kに示した工程と実質的に同様である。ただし、
図3Aの工程で、第2層間絶縁膜6を形成するときに、CVD法によって、SiO
2膜98およびSiN膜99が、第1層間絶縁膜5側から順に積層される。
この半導体装置97によれば、第2層間絶縁膜6の最表面に、絶縁膜40および容量膜78を構成するSiO
2に対してエッチング選択比を有する絶縁材料(この実施形態では、SiN)からなるSiN膜99が形成されている。そのため、
図10Aおよび
図10Bに示すように、
図8Eおよび
図8Fの工程に倣って第2下地膜92をエッチバックして絶縁膜40および容量膜78を形成する際に、第2層間絶縁膜6がオーバーエッチングされることを防止できる。これにより、第2層間絶縁膜6の表面の平坦性を保つことができる。むろん、この半導体装置97においても、第1〜第3実施形態と同様の効果を実現することもできる。
【0095】
なお、この実施形態では、第2層間絶縁膜6の最表面が、SiO
2に対してエッチング選択比を有する絶縁材料であればよいので、たとえば、第2層間絶縁膜6は、最上層にSiN膜を備える3層構造、4層構造等であってもよい。また、最表面を形成する膜は、SiN膜99ではなく、たとえば、SiOx膜(Si組成比が相対的に大きい酸化膜)、SiC膜またはSiCN膜であってもよい。
【0096】
また、絶縁膜40および容量膜78がSiNからなる場合には、第2層間絶縁膜6は、SiNに対してエッチング選択比を有するSiO
2膜の単層構造であることが好ましい。これによっても、第2層間絶縁膜6のオーバーエッチングを防止できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
また、前述の実施形態の開示から把握される特徴は、異なる実施形態間でも互いに組み合わせることができる。また、各実施形態において表した構成要素は、本発明の範囲で組み合わせることができる。
【0097】
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。