特許第6075598号(P6075598)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6075598
(24)【登録日】2017年1月20日
(45)【発行日】2017年2月8日
(54)【発明の名称】両面印刷機の検査装置
(51)【国際特許分類】
   B41F 21/00 20060101AFI20170130BHJP
   B41F 33/00 20060101ALI20170130BHJP
   B41F 35/06 20060101ALI20170130BHJP
【FI】
   B41F21/00
   B41F33/00 280
   B41F35/06
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-149076(P2012-149076)
(22)【出願日】2012年7月3日
(65)【公開番号】特開2014-8754(P2014-8754A)
(43)【公開日】2014年1月20日
【審査請求日】2015年6月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000184735
【氏名又は名称】株式会社小森コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100078499
【弁理士】
【氏名又は名称】光石 俊郎
(74)【代理人】
【識別番号】230112449
【弁護士】
【氏名又は名称】光石 春平
(74)【代理人】
【識別番号】100102945
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 康幸
(74)【代理人】
【識別番号】100120673
【弁理士】
【氏名又は名称】松元 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100182224
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 哲三
(72)【発明者】
【氏名】阿部 洋一郎
(72)【発明者】
【氏名】日下 明広
【審査官】 外川 敬之
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−530130(JP,A)
【文献】 特開平02−072954(JP,A)
【文献】 特開2003−251789(JP,A)
【文献】 特開2001−260319(JP,A)
【文献】 特表2012−501872(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41F 21/00
B41F 33/00
B41F 35/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートの両面に同時印刷を施す印刷部と、
同時印刷された前記シートの両面の印刷状態を検出する検出手段と、
検出された前記シートを保持して排出部へ搬送する搬送手段と、
を備えた両面印刷機において、
前記印刷部は、前記シートを保持して搬送する第1印刷胴と該第1印刷胴に同第1印刷胴の側方に位置して対接する第2印刷胴とを有し、
前記搬送手段は、前記第1印刷胴に対接されて前記第1印刷胴から前記第1印刷胴と前記第2印刷胴とにより両面印刷されたシートが受け渡される渡胴と該渡胴に対接されて同渡胴からシートが受け渡されるデリバリー胴とを有すると共に、
前記検出手段は、前記渡胴により搬送されるシートの一方の面の印刷状態を検出する第1検査カメラと前記デリバリー胴により搬送されるシートの他方の面の印刷状態を検出する第2検査カメラとを有
前記第1検査カメラは、前記第1印刷胴と前記渡胴との対接箇所から最大シートの天地方向長さと同じ位置、または、それを越えた位置で、シートを検査できるように配置されている
ことを特徴とする両面印刷機の検査装置。
【請求項2】
前記渡胴が2倍胴である
ことを特徴とする請求項1に記載の両面印刷機の検査装置。
【請求項3】
前記第1検査カメラが、前記渡胴の前記排出部側に配置されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の両面印刷機の検査装置。
【請求項4】
前記第1印刷胴における前記第2印刷胴との対接箇所より同第1印刷胴の回転方向下流側でかつ前記渡胴との対接箇所よりも同第1印刷胴の回転方向上流側の周面に対向して同第1印刷胴の周面を洗浄する洗浄装置を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の両面印刷機の検査装置。
【請求項5】
前記第2印刷胴の下方の位置で当該第2印刷胴の周面を洗浄する第2洗浄装置を備えた
ことを特徴とする請求項4に記載の両面印刷機の検査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状物の両面に同時印刷を施す両面印刷機の検査装置に係り、一層詳細には、機械の大型化を回避して迅速に検査を行える両面印刷機の検査装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
両面印刷機の検査装置として、従来、特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
これは、互いに対接して紙の両面に印刷を施すゴム圧胴及びゴム胴と、これらゴム圧胴及びゴム胴にインキを供給し同ゴム圧胴及びゴム胴に対して接離可能に支持されたインキユニットと、印刷された紙を保持し排紙部へ搬送する搬送手段とを備え、搬送手段を、インキユニットの下方側を通過する第1デリバリーチェーンと、該第1デリバリーチェーンからの紙を搬送する第1〜第3渡胴と、該第1〜第3渡胴からの紙を搬送する第2デリバリーチェーンとで構成すると共に、第1渡胴より搬送される紙の一方の面の印刷状態を検出する検査カメラと、第2渡胴により搬送される紙の他方の面の印刷状態を検出する検査カメラと、を備えたものである。
【0004】
これによれば、両面印刷後排紙までの間で両面品質検査をインラインで行えるので、設置スペース、機械全長の増大を招くことがないとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−287344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された両面印刷機の検査装置にあっては、紙が第1デリバリーチェーンを通過した後、第1及び第2渡胴上で検査カメラによりその印刷品質が検査されるようになっているので、両面印刷位置から検査位置までの紙の搬送距離が必然的に長くなり、不良紙の発見が遅れてそれだけ第1デリバリーチェーン上に滞留するヤレ紙が増大するという虞があった。
【0007】
また、第1デリバリーチェーンと第2デリバリーチェーンとの間に、検査装置として専用の第1〜第3渡胴が必要となることから、部品点数の増大で機械が大型化すると共にコストアップを招来するという不具合もあった。
【0008】
そこで、本発明は、機械の大型化を回避して迅速に検査を行える両面印刷機の検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
斯かる目的を達成するための本発明に係る両面印刷機の検査装置は、
シートの両面に同時印刷を施す印刷部と、
同時印刷された前記シートの両面の印刷状態を検出する検出手段と、
検出された前記シートを保持して排出部へ搬送する搬送手段と、
を備えた両面印刷機において、
前記印刷部は、前記シートを保持して搬送する第1印刷胴と該第1印刷胴に同第1印刷胴の側方に位置して対接する第2印刷胴とを有し、
前記搬送手段は、前記第1印刷胴に対接されて前記第1印刷胴から前記第1印刷胴と前記第2印刷胴とにより両面印刷されたシートが受け渡される渡胴と該渡胴の下側に対接されて同渡胴からシートが受け渡されるデリバリー胴とを有すると共に、
前記検出手段は、前記渡胴により搬送されるシートの一方の面の印刷状態を検出する第1検査カメラと前記デリバリー胴により搬送されるシートの他方の面の印刷状態を検出する第2検査カメラとを有前記第1検査カメラは、前記第1印刷胴と前記渡胴との対接箇所から最大シートの天地方向長さと同じ位置、または、それを越えた位置で、シートを検査できるように配置されている
ことを特徴とする。
【0010】
また、
前記渡胴が2倍胴である
ことを特徴とする。
また、
前記第1検査カメラが、前記渡胴の前記排出部側に配置されている
ことを特徴とする。
また、
前記第1印刷胴における前記第2印刷胴との対接箇所より同第1印刷胴の回転方向下流側でかつ前記渡胴との対接箇所よりも同第1印刷胴の回転方向上流側の周面に対向して同第1印刷胴の周面を洗浄する洗浄装置を備えたことを特徴とする。
また、
前記第2印刷胴の下方の位置で当該第2印刷胴の周面を洗浄する第2洗浄装置を備えた
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る両面印刷機の検査装置によれば、両面印刷後直ぐにシートの両面の検査を行えるので、不良紙の発生後即機械を停止することができ、無駄に機械の運転を継続してヤレ紙が増大するのを回避することができる。また、既設の胴配列を利用するなどして検査を行えるので、部品点数の削減により機械の大型化を回避することができると共にコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施例を示す4色両面同時印刷オフセット機の要部拡大側面図である。
図2】同じく本発明の作用時における不具合の一例を示す説明図である。
図3】同じく4色両面同時印刷オフセット機の全体側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る両面印刷機の検査装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【実施例】
【0014】
図1は本発明の一実施例を示す4色両面同時印刷オフセット機の要部拡大側面図、図2は同じく本発明の作用時における不具合の一例を示す説明図、図3は同じく4色両面同時印刷オフセット機の全体側面図である。
【0015】
図1及び図3に示すように、4色両面同時印刷オフセット機(両面印刷機)の印刷部1では、紙くわえ(保持)装置(図示せず)を備えているゴム圧胴(第1印刷胴)2と紙くわえ(保持)装置を備えていないゴム胴(第2印刷胴)3とが略水平に支承されており、各々の周面が対接している。また、ゴム胴3がゴム圧胴2の側方に位置して対接し、ゴム圧胴2が排紙部(排出部)16側に、ゴム胴3が給紙部15側に配設されている。
【0016】
そして、ゴム圧胴2の周面には4つの版胴4が配置され、またゴム胴3の周面にも4つの版胴5が配置されている。これらの版胴4,5に対し接近・離反できるようにインキユニット6,7が移動可能に設けられ、版胴4,5に接した状態でインキや水の供給を行えるようになっている。前記ゴム圧胴2、版胴4、ゴム胴3及び版胴5が紙(シート)Wの両面に同時印刷を施す印刷部を構成する。
【0017】
また、ゴム圧胴2とゴム胴3の対接箇所である印刷箇所P1よりもゴム圧胴2の回転方向上流側であるゴム圧胴2の上側には、紙くわえ(保持)装置を備えて、見当部8からゴム圧胴2へ紙Wを受け渡す4つの渡胴9〜12が配設されると共に、印刷箇所P1よりもゴム圧胴2の回転方向下流側であるゴム圧胴2の下側には、紙くわえ(保持)装置を備えて、ゴム圧胴2から後述するデリバリーチェーン17へ紙Wを受け渡す渡胴13が設けられる。
【0018】
前記見当部8へはフィーダーボード14を介して給紙部(供給部)15から紙Wが供給される一方、前記渡胴13からは図示しない爪竿(チェーングリッパ)を備えたデリバリーチェーン17を介して排紙部16の排紙パイル21上へ紙Wが搬送される。即ち、デリバリーチェーン17の紙搬送方向上流側のデリバリー胴(排紙胴)17aが渡胴13の下側に対接して当該渡胴13から紙Wが受け渡されるのである。前記渡胴13及びデリバリーチェーン17(デリバリー胴17a,17bを含む)が紙(シート)Wを保持して排紙部16へ搬送する搬送手段を構成する。
【0019】
また、前記デリバリーチェーン17は、その上流側のデリバリー胴17aをゴム圧胴2の下方に配置してゴム圧胴2とゴム胴3との対接箇所の下方空間を横断することなく当該デリバリー胴17aよりも排紙部16側へ図中左方にフロアに沿って配置される。
【0020】
図示例では、ゴム圧胴2とゴム胴3とは3倍胴で、4つの渡胴9〜12と4つの版胴4と4つの版胴5とデリバリー胴17aとは1倍胴で、渡胴13は2倍胴でそれぞれ構成される。
【0021】
そして、前記渡胴13により搬送される紙Wの一方の面(表面)の印刷状態を検出する検出手段としての第1検査カメラ25が、一対の照明器26と伴に当該渡胴13の排紙部16側に位置して、渡胴13を指向するように斜め上向きに配設される一方、デリバリー胴17aにより搬送される紙Wの他方の面(裏面)の印刷状態を検出する検出手段としての第2検査カメラ27が、一対の照明器28と伴に当該デリバリー胴17aの給紙部15側に位置して、デリバリー胴17aを指向するように斜め下向きに配設される。
【0022】
前記第1検査カメラ25(一対の照明器26も含めて)は、2倍胴からなる渡胴13の周面において、ゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)から本機械で印刷できる最大紙の天地方向長さLと同じ位置又はLを越えた位置で、紙Wの印刷状態を検査できるように配置されている。尚、第1及び第2検査カメラ25,27としては、CCD−ラインカメラやCCD-ラインセンサなどの光学的/電子的撮影装置が採用される。
【0023】
また、前記ゴム圧胴2におけるゴム胴3との対接箇所(印刷箇所P1参照)より同ゴム圧胴2の回転方向下流側でかつ渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)よりも同ゴム圧胴2の回転方向上流側の周面に対向して同ゴム圧胴2の周面を洗浄する第1ブランケット洗浄装置(洗浄装置)29が配設されると共に、前記ゴム圧胴2に対接するゴム胴3おけるゴム圧胴2との対接箇所(印刷箇所P1参照)より同ゴム胴3の回転方向下流側でかつ最下位置の版胴5との対接箇所(インキ供給箇所P3参照)よりも同ゴム胴3の回転方向上流側の周面に対向して同ゴム胴3の周面を洗浄する第2ブランケット洗浄装置30が配設される。尚、第1及び第2ブランケット洗浄装置29及び30は、印刷が終了したときにゴム圧胴2及びゴム胴3のブランケットにブラシ又は布を接触させてインキを除去する装置である。
【0024】
このように構成されるため、給紙部15から供給されて見当部8によって位置決めされた紙Wは、図中矢印で示す経路、即ち、渡胴9〜12,ゴム圧胴2,渡胴13,デリバリー胴17aの順に各周面に沿って搬送され、ゴム圧胴2とゴム胴3の対接箇所(印刷箇所P1参照)を上方から下方に向い通過するときにその両面に同時に印刷が施されることになる。
【0025】
前記印刷後の紙Wは、デリバリーチェーン17によって図3中のデリバリー胴17bへと向けて順次搬送され、排紙部16の所定の排紙パイル21上に紙積みされる。
【0026】
そして、本実施例では、紙Wが渡胴13により搬送される時に、その表面の印刷状態が第1検査カメラ25で検出される一方、紙Wがデリバリー胴17aにより搬送される時に、その裏面の印刷状態が第2検査カメラ27で検出される。
【0027】
この際、渡胴13においては、第1検査カメラ25(一対の照明器26も含めて)が、2倍胴からなる渡胴13の周面において、ゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)から本機械で印刷できる最大紙の天地方向長さLに達した位置又は若干越えた位置で、紙Wの印刷状態が検査される。
【0028】
これにより、紙Wの紙尻がゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)から完全に抜け出て、紙Wの安定した搬送状態下で検査が行われるので、高精度な検査が行える。
【0029】
即ち、図2に示すように、紙Wの紙尻がゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)から抜け出てない場合は、紙Wの紙尻側がゴム圧胴2の粘着力によりゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所を通過しても未だゴム圧胴2に付着した状態が生起されるので、紙Wの張力が安定しない状態での検査となり、正確な検査が行えないのであるが、本実施例ではそれが回避されるのである。
【0030】
このようにして本実施例によれば、両面印刷後直ぐに検査を行えるので、不良紙の発生後即機械を停止することができ、無駄に機械の運転を継続してヤレ紙が増大するのを回避することができる。また、渡胴13やデリバリー胴17a等の既設の胴配列を利用するなどして検査を行えるので、部品点数の削減により機械の大型化を回避することができると共にコストダウンを図ることができる。
【0031】
勿論、本実施例では、両面印刷後排紙までの間で両面品質検査をインラインで行えるので、設置スペースや機械全長の増大を招くこともない。
【0032】
また、本実施例のように、ゴム圧胴2やゴム胴3の周囲に多数の版胴4,5を配置する所謂サテライト型の胴配列においては、ゴム圧胴2やゴム胴3の周面にアクセスできる箇所が限定されるが、紙Wに印刷が施されるゴム圧胴2とゴム胴3との対接箇所(印刷箇所P1参照)とゴム圧胴2と渡胴13との対接箇所(シート受け渡し箇所P2参照)との間に当該ゴム圧胴2の周面にアクセスできる箇所(空間)が生じる。
【0033】
そこで、本実施例では、上記空間を利用して第1ブランケット洗浄装置(洗浄装置)29を配置するようにしたので、設計上頗る優位である。即ち、この位置に第1ブランケット洗浄装置(洗浄装置)29を配置できるのは、第2検査カメラ27による検査位置をデリバリー胴17aに設定したからである。
【0034】
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、胴配列やインキ色の変更等各種変更が可能であることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明に係る両面印刷機の検査装置は、品質管理が重要な証券印刷等に用いて有効である。
【符号の説明】
【0036】
1 印刷部
2 ゴム圧胴(第1印刷胴)
3 ゴム胴(第2印刷胴)
4 版胴
5 版胴
6 インキユニット
7 インキユニット
8 見当部
9〜12 渡胴
13 渡胴(搬送手段)
14 フィーダーボード
15 給紙部(供給部)
16 排紙部(排出部)
17 デリバリーチェーン(搬送手段)
17a,17b デリバリー胴(排紙胴:搬送手段)
21 排紙パイル
25 第1検査カメラ
26 一対の照明器
27 第2検査カメラ
28 一対の照明器
29 第1ブランケット洗浄装置(洗浄装置)
30 第2ブランケット洗浄装置
W 紙(シート)
図1
図2
図3