【実施例1】
【0028】
本発明に係るセンサ検知領域確認システムの一例であるセンサ検知領域確認システム100Sについて説明する。センサ検知領域確認システム100Sは、所定の領域を監視する領域検知センサを設置する前に、領域検知センサの不可視の検知領域を可視的に確認するために使用するものである。
【0029】
第1 外観構成
センサ検知領域確認システム100Sのハードウェア構成について
図1を用いて説明する。センサ検知領域確認システム100Sは、センサ検知領域確認装置110及び検知領域表示補助装置130を有している。
【0030】
1.センサ検知領域確認装置110のハードウェア構成
センサ検知領域確認装置110は、領域検知センサが形成する不可視の検知領域を可視的に表示するものである。センサ検知領域確認装置110のハードウェア構成について
図2を用いて説明する。センサ検知領域確認装置110は、CPU111、メモリ112、ディスプレイ116、通信回路118、及びカメラユニット119を有している。
【0031】
CPU111は、メモリ112に記録されているオペレーティング・システム(OS)、センサ検知領域確認プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ112は、CPU111に対して作業領域を一時的に提供する。また、メモリ112は、オペレーティング・システム(OS)、センサ検知領域確認プログラム等その他のアプリケーションを記録保持する。さらに、メモリ112は、検知領域表示プログラムを実行する際に必要となる各種情報を記録保持する。
【0032】
ディスプレイ116は、いわゆるタッチパネルであり、センサの検知領域を表示した画像や、ユーザーインターフェイス等を表示するとともに、外部からの命令を受け付ける。通信回路118は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、外部の通信機器とのデータの送受信を行う。
【0033】
カメラユニット119は、レンズ等の光学系及び光学系を介して取得した画像をデジタル処理するデジタル回路等を有している。カメラユニット119は、携帯電話等に一般的に搭載されているものを用いる。
【0034】
2.検知領域表示補助装置130の構成
検知領域表示補助装置130は、領域検知センサが形成する不可視の検知領域内、所定の配置位置に配置される。検知領域表示補助装置130は、検知領域の縦方向及び横方向を示し、かつ、所定の設置位置に設置された領域検知センサが形成する検知領域の相対的な大きさを示すために使用する。
【0035】
検知領域表示補助装置130の構成について
図3を用いて説明する。検知領域表示補助装置130は、幾何学形状である二等辺三角形状の平板である。検知領域表示補助装置130は、投受光部131、距離計測回路133、通信回路135、電源137、及び計測開始ボタン139を有している。
【0036】
投受光部131は、等しい長さの辺131a及び辺131bにより形成される計測頂角130Tに配置される。投受光部131は、直線状のレーザー光を計測光として照射し、計測対象物によって反射された計測光を反射光として受光する。
【0037】
距離計測回路133、通信回路135、及び電源137は、検知領域表示補助装置130の内部に配置される。距離計測回路133は、計測光を投光した時間と、反射光を受光した時間から、計測対象物までの距離を算出する。
【0038】
通信回路135は、算出した距離をセンサ検知領域確認装置110へ送信する。電源137は、投受光部131、距離計測回路133、及び通信回路135を動作させるための電力を供給する。
【0039】
計測開始ボタン139は、距離計測を開始するためのボタンである。なお、距離計測回路133は、距離計測の開始後、一定時間経過後に自動的に距離計測を終了する。
【0040】
次に、検知領域表示補助装置130の配置方法について
図4、
図5を用いて説明する。なお、
図4では、Aは自動ドアDR1を正面から見た状態を、Bは自動ドアDR1の中央断面を、Cは天井から床面FLに形成される検知領域SA1を、それぞれ示している。
図5についても同様である。
【0041】
図4では、両開きの自動ドアDRの鴨居CBに自動ドア用領域検知センサDS1(以下、領域検知センサDS1)を取り付ける場合を例にする。使用者は、
図4Aに示すように、領域検知センサDS1が鴨居CBに取り付けられていると仮定した上で、
図4Bに示すように、領域検知センサDS1のほぼ真下に投受光部131が位置するように検知領域表示補助装置130を床面FLの上に配置する。また、
図4Cに示すように、使用者は、投受光部131に対向して位置する辺131cを自動ドアDRと平行に配置する。このとき、使用者は、計測頂角130Tを自動ドアDRに近くに、計測頂角130Tに対向する辺130c(以下、計測頂角対向辺130c)を自動ドアDRから遠くになるように検知領域表示補助装置130を配置する。
【0042】
図5では、天井に自動ドア用領域検知センサDS2(以下、領域検知センサDS2)を取り付ける場合を例にする。使用者は、
図5Aに示すように、領域検知センサDS2が天井CLに取り付けられていると仮定した上で、
図5Bに示すように、領域検知センサDS2のほぼ真下に投受光部131が位置するように検知領域表示補助装置130を床面FLの上に配置する。この場合、
図4に示す領域検知センサDS1に比して、検知領域表示補助装置130は、自動ドアDRから離れた位置に配置される。また、
図5Cに示すように、使用者は、投受光部131に対向して位置する辺131cを自動ドアDRと平行に配置する。このとき、使用者は、計測頂角130Tを自動ドアDRに近くに、計測頂角対向辺130cを自動ドアDRから遠くになるように検知領域表示補助装置130を配置する。
【0043】
このように、検知領域表示補助装置130は、領域検知センサの設置予定位置の真下に投受光部131が位置するように配置される。
【0044】
なお、
図4、
図5に示すように、領域検知センサDS1、DS2の型が異なれば、検知領域表示補助装置130を配置する位置も異なる。結果的に、検知領域SA1、SA2における検知領域表示補助装置130の配置位置も異なる。
【0045】
第2 センサ検知領域確認装置110が記録保持する情報
センサ検知領域確認装置110は、基準検知領域情報を記録保持している。基準検知領域情報は、領域検知センサの型とその型の領域検知センサが形成する検知領域との対応関係を示すものである。
【0046】
基準検知領域情報について、
図6を用いて説明する。基準検知領域情報は、領域検知センサ型記述領域及び基準検知領域記述領域を有している。領域検知センサ型検知領域には、領域検知センサの型が記述される。基準検知領域記述領域には、領域検知センサを基準位置に取り付けたときに形成される不可視の検知領域を可視的に表示する基準検知領域が記述される。
【0047】
基準位置とは、領域検知センサの型毎に予め設定される取り付け位置であって、検知領域が形成される予め定めた基準面から所定の高さ(基準高さ)にある位置をいう。なお、基準面に形成される不可視の検知領域を可視的に表示するものが、基準検知領域に対応する。
【0048】
例えば、
図5に示すような両開きの自動ドアDRの鴨居CBに領域検知センサDS1を取り付ける場合、
図7に示すように、所定の基準面RPに対して垂直な面VPにおける基準高さHの位置が、領域検知センサDSの基準位置となる。なお、高さHとしては、例えば、2メートルが設定される。このときに基準面RPに形成される不可視の検知領域を可視的に表示したものが基準検知領域BSAとなる。
【0049】
また、基準検知領域BSAには、領域検知センサの基準高さHを計測すべく検知領域表示補助装置130を適切に配置した際に、基準面RPに配置される検知領域表示補助装置130の計測頂角Tが位置する計測頂角配置位置RFも含まれる。
【0050】
第3 検知領域の確認
1.事前準備
取り付けようとする領域検知センサの不可視の検知領域がどの位置に形成されるのかを確認しようとする使用者は、検知領域表示補助装置130を所定の配置位置に配置する。ここで使用者は、領域検知センサの設置予定位置の真下に投受光部131が位置を配置位置として、検知領域表示補助装置130を配置する。
【0051】
次に、使用者は、検知領域表示補助装置130の計測開始ボタン139を押して、センサの設置位置まで高さ(設置高さ)を計測する。ここで、使用者は、
図5に示すように、検知センサDS1を設置する前において、床面FLに検知領域表示補助装置130を配置した状態で、投受光部131から計測光を投光したとしても、検知センサDS1の設置位置に計測光を反射することができるものが存在しない場合、使用者は、計測光を反射する何らかの物体、例えば鏡MRを、投受光部131の上方、設置予定位置に配置する。
【0052】
投受光部131が反射光を受光すると、距離計測回路133は、計測光を投光した時間と反射光を受光した時間とを用いて、検知センサDS1の設置高さhを算出する。
【0053】
そして、距離計測回路133は、算出した設置高さhを一時的に自らのメモリに記憶する。
【0054】
2.センサ検知領域確認装置110の動作
センサ検知領域確認装置110におけるCPU111の動作について
図8を用いて説明する。センサ検知領域確認装置110の使用者は、ディスプレイ116に表示されている所定のアイコンを選択する等、センサ検知領域確認プログラムを起動するため動作を行い、センサ検知領域確認プログラムを起動する。
【0055】
CPU111は、センサ検知領域確認プログラムを起動すると(S801)、ディスプレイ116に領域検知センサ型選択領域を表示する(S803)。CPU111は、領域検知センサ型選択領域を表示するにあたって、メモリ112に記憶している基準検知領域情報の領域検知センサ型記述領域の値(
図6参照)を取得する。CPU111は、使用者が使用している領域検知センサの型を選択できるように、例えば、ドロップダウン表示によって領域検知センサの型を選択できる領域検知センサ型選択領域を表示する。
【0056】
CPU111は、領域検知センサ型選択領域から領域検知センサの型を示す領域検知センサ型情報を取得すると(S805)、取得した領域検知センサ型情報を一時的にメモリ112へ記憶する(S807)。
【0057】
次に、CPU111は、カメラユニット119によるカメラ機能を起動する(S809)。
【0058】
使用者は、センサ検知領域確認装置110のカメラユニット119を介して、領域検知センサによって形成される不可視の検知領域を含む領域(以下、撮像領域)を撮像する。
図9に示すように、使用者は、床面FLに配置した検知領域表示補助装置130を撮像領域PAに含めて撮像する。なお、撮像に際しては、使用者は、例えば、ディスプレイ116に表示されるシャッターボタンを選択する。
【0059】
CPU111は、シャッターボタンの選択等、撮像完了信号を取得すると(S811)、カメラユニット119を介して、撮像領域の画像を基礎画像として取得する(S813)。
図10Aに、
図9に示す撮像領域PAを撮像した基礎画像BPを示す。
図10Aに示す基礎画像BPにおいては、便宜的に、領域検知センサDS1を波線で示している。なお、領域検知センサDS1は、実際には設置されていないため基礎画像BPには写っていない。
【0060】
図8に戻って、CPU111は、基礎画像から、基礎画像に写っている検知領域表示補助装置130の外形を抽出した外形抽出画像を生成する(S815)。
図10Bに、
図10Aに示す基礎画像BPから生成した外形抽出画像SPを示す。外形抽出画像SPには、検知領域表示補助装置130の外形を示す抽出外形L130が示されている。なお、検知領域表示補助装置130の外形抽出にあたっては、一般的なエッジ抽出処理、三角形状のパターン認識処理等を利用する。
【0061】
図8に戻って、CPU111は、通信回路118を介して、検知領域表示補助装置130から設置高さを取得する(S817)。設置高さを取得するに際しては、センサ検知領域確認装置110の通信回路118と検知領域表示補助装置130の通信回路134との間で、ブルートゥース、無線LAN等の通信規格に沿った通信を行う。なお、センサ検知領域確認装置110の通信回路118と検知領域表示補助装置130の通信回路134との間で通信に必要な設定は、予め完了しておく。
【0062】
次に、CPU111は、メモリ112に一時記憶している領域検知センサ型情報を取得し、基準検知領域情報から、領域検知センサ型情報の値と同じ領域検知センサ型記述領域の値を抽出し、対応する基準検知領域の値を取得する(S819)。
【0063】
そして、CPU111は、ステップS817で取得した設置高さを用いてステップS821で取得した基準検知領域から、設置高さに設置した領域検知センサが床面に形成する不可視の検知領域を可視的に表示する表示検知領域を算出する(S821)。表示検知領域の算出について
図11を用いて説明する。
図11に示すように、設置高さhに設置された領域検知センサDS1の表示検知領域VSAは、設置高さhと基準高さHとの比率によって基準検知領域BSAを調整することによって算出することができる。また、算出した表示検知領域VSAには、基準検知領域BSAにおける計測頂角配置位置RFに対応する表示計測頂角配置位置VRFに合わせて計測頂角Tを配置した検知領域表示補助装置130の外形B130(以下、基準外形B130)を含める。なお、基準外形B130において、検知領域表示補助装置130の計測頂角対向辺130cに対応する辺を、基準計測頂角対向辺B130cとする。
【0064】
CPU111は、ステップS823で算出した表示検知領域を、表示検知領域に含まれる基準外形B130がステップS815で生成した外形抽出画像SPの抽出外形L130に一致するように変形させ、調整表示検知領域を算出する(S823)。調整表示検知領域の算出の一例を、
図12、
図13を用いて説明する。
図12Aに示すように、外形抽出画像SPに表示検知領域VSAを表示する。そして、検知領域表示補助装置130の計測頂角対向辺130cに対応する抽出外形L130の底辺L130c(以下、抽出計測頂角対向辺L130c)を含む軸X1を設定する。また、表示検知領域VSAにおける基準計測頂角対向辺B130cを含む軸X2を設定する。
【0065】
次に、
図12Bに示すように、軸X1を固定し、軸X2が軸X1と一致するように、表示検知領域VSAを移動する。このとき、抽出計測頂角対向辺L130cと基準計測頂角対向辺B130cとが同一直線状に配置される。
【0066】
そして、抽出計測頂角対向辺L130cの長さと基準計測頂角対向辺B130cの長さとが同じとなるように、表示検知領域VSAを拡大、縮小する。
【0067】
さらに、
図13Aに示すように、軸X1を中心に表示検知領域VSAを三次元的に回転させ、
図13Bに示すように、基準外形B130の外形を抽出外形L130の外形に一致させる。これにより、調整表示検知領域ASAが算出される。なお、調整表示検知領域ASAの生成において、基準外形B130と抽出外形L130とが完全に一致せずとも、両者の誤差が最小となる位置に置いて、基準外形B130の外形と抽出外形L130の外形とが一致したとしてもよい。
【0068】
図8に戻って、CPU111は、生成した調整表示検知領域ASAを基礎画像に重乗した検知領域表示画像をディスプレイ116に表示する(S825)。
図13に、
図10Aに示す基礎画像BPに調整表示検知領域ASAを重乗した検知領域表示画像SAPを示す。
【0069】
[他の実施例]
(1)検知領域表示補助装置130の通信回路135:前述の実施例1においては、検知領域表示補助装置130は、通信回路135を用いてセンサ検知領域確認装置110に設置高さを提供するとしたが、センサ検知領域確認装置110に設置高さを提供できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、通信回路135を有さず、計測した設置高さを表示するディスプレイを配置するようにしてもよい。この場合、使用者は、検知領域表示補助装置130のディスプレイを介して設置高さを確認し、センサ検知領域確認装置110に入力するようにする。センサ検知領域確認装置110のCPU111は、設置高さの入力を受け付ける設置高さ入力領域を表示する。
【0070】
(2)検知領域表示補助装置130の形状:前述の実施例1においては、検知領域表示補助装置130は、幾何学形状の一つである三角形状としたが、領域検知センサが形成する検知領域の縦方向及び横方向を示し、かつ、前記検知領域の相対的な大きさを示すものであれば、例示のものに限定されない。例えば、
図15Aに示すように円形状の平板であっても、
図15Bに示すように十字形状の平板であっても、
図15Cに示すようにT字形状の平板であってもよい。
【0071】
また、
図16に示すように、検知領域表示補助装置130として懸垂部材130a及び棒状部材130bを用いるようにしてもよい。懸垂部材130aは、設置される領域検知センサDSの真下に向かって配置される。また、棒状部材130bは、床面FLにおいて懸垂部材130aと直交するように配置される。この場合、棒状部材130bの両端部T1、T2と懸垂部材130aの下端部材T3とによって、三角形状が形成される。よって、懸垂部材130a及び棒状部材130bからなる検知領域表示補助装置130は、結果的に、三角形状の検知領域表示補助装置130と同様のものとして扱うことができる。
【0072】
さらに、検知領域表示補助装置130は、基礎画像において外形を抽出できる幾何学形状のものであれば、例示のものに限定されない。検知領域表示補助装置130を、例えば、一定の長さのテープ状のものを2本、領域検知センサの設置予定位置の真下(懸垂点)を中心に、自動ドアDR(
図4参照)と平行に2本に床面FL(
図4参照)に貼り付けることによって形成するようにしてもよい。また、検知領域表示補助装置130を、例えば、所定の幾何学形状を紙等の薄物で形成してもよい。テープ状のものや薄物を用いることによって、検知領域表示補助装置130を安価に形成することができる。この場合、設置高さについては、使用者は、実測のうえ、センサ検知領域確認装置110に入力するようにする。
【0073】
(3)検知領域表示補助装置130の距離計測回路133:前述の実施例1においては、検知領域表示補助装置130は、距離計測回路133を用いて設置高さを計測するとしたが、センサ検知領域確認装置110に設置高さを提供できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、使用者が、別途、所定の距離計測器を用いて設置高さを計測し、センサ検知領域確認装置110に入力するようにしてもよい。
【0074】
(4)センサ検知領域確認装置110のカメラユニット119:前述の実施例1においては、基礎画像をセンサ検知領域確認装置110のカメラユニット119を介して取得するとしたが、基礎画像を取得できるものでれば例示のものに限定されない。例えば、別途、デジタルカメラによって撮像した基礎画像を、所定のメディアや所定の通信技術を用いて、センサ検知領域確認装置110が取得するようにしてもよい。
【0075】
(5)調整表示検知領域ASAの算出:前述の実施例1において、調整表示検知領域ASAを算出するにあたり、外形抽出画像SPに表示される検知領域表示補助装置130の抽出外形L130と、表示検知領域VSAにおける基準外形B130とが一致するようにして調整表示検知領域ASAを算出するものであれば、例示のものに限定されない。
【0076】
(6)調整表示検知領域ASAの移動:前述の実施例1において、さらに、領域検知センサの検知波を送信する角度を調整できるようにしてもよい。例えば、検知波の送信角度を前後左右に調整した角度に基づき、基準検知領域から、調整した角度によって基準面に形成される角度調整基準検知領域を算出する。なお、角度調整基準検知領域における計測頂角配置位置は、角度を調整する前の基準検知領域と同じ位置とする。そして、算出した角度調整基準検知領域を用いて、実施例1と同様にして調整表示検知領域ASAを算出し、検知領域表示画像SAPを生成する。
【0077】
なお、センサ検知領域確認装置110のCPU111は、検知波の送信角度を前後左右に調整する角度を入力するための拡張性入力領域をディスプレイ116に表示するようにする。
【0078】
(7)センサ検知領域確認装置110:前述の実施例1においては、センサ検知領域確認装置110は、いわゆるスマートフォンとしたが、例示のものに限定されない。例えば、ノート型のコンピュータや、タブレット型のコンピュータ等であってもよい。
【0079】
(8)検知領域表示画像SAP:前述の実施例1においては、本考案では、検知領域確認装置110のカメラユニット119によって取得した基礎画像BPに、領域検知センサの検知領域を示す調整表示検知領域ASAを重乗した検知領域表示画像SAPを生成するとしたが、領域検知センサの検知領域を確認できる画像であれば例示のものに限定されない。例えば、調整表示検知領域ASAを、建築設計段階におけるCAD図に重乗することによって、検知領域表示画像SAPを生成するようにしてもよい。
【0080】
この場合、例えば、基礎画像を取得した後、調整表示検知領域ASAを算出する一方、CAD図から基礎画像に相当する仮想空間を生成し、生成した仮想空間に調整表示検知領域ASAを重乗して検知領域表示画像SAPを生成するようにしてもよい。これにより、より詳細に、領域検知センサの配置位置を決定したり、検知領域を設定したりできる。