特許第6078840号(P6078840)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6078840-温泉入浴装具 図000002
  • 特許6078840-温泉入浴装具 図000003
  • 特許6078840-温泉入浴装具 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6078840
(24)【登録日】2017年1月27日
(45)【発行日】2017年2月15日
(54)【発明の名称】温泉入浴装具
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/445 20060101AFI20170206BHJP
   A61F 5/44 20060101ALI20170206BHJP
【FI】
   A61F5/445
   A61F5/44 D
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2012-50976(P2012-50976)
(22)【出願日】2012年2月20日
(65)【公開番号】特開2013-169452(P2013-169452A)
(43)【公開日】2013年9月2日
【審査請求日】2015年1月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】512058685
【氏名又は名称】中西 博司
(72)【発明者】
【氏名】中西 博司
【審査官】 増山 慎也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−131646(JP,A)
【文献】 特開2003−038541(JP,A)
【文献】 特開2008−229369(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3143047(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 5/445
A61F 5/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シールリング(1)、ガイドシールリング(2)、キャップ(3)、採便袋、面板、および冷却袋(6)を有する安心温泉入浴装具であって、前記シールリング(1)は前記ガイドシールリング(2)に組み込まれ、前記キャップ(3)は、前記採便袋と前記面板に接触する冷却袋(6)とを収めて前記ガイドシールリング(2)に組み込まれることを特徴とする安心温泉入浴装具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はストーマ保有者、傷病者が安心して温泉入浴を楽しむ為の温泉入浴装具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のスト−マ保有者、傷病者の入浴装具ではシ−ルテ−プでスト−マ出口、傷口を塞ぐ又は市販面板と採便袋を取外した所にキャップを接続するようになっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のシ−ルテ−プでスト−マ出口、傷口を塞ぐのは入浴時長湯するとお湯で接着力が弱り排便圧で便がでる不安がある、採便袋を取外した所にキャップを接続するのは採便袋使用中の時なら面板は便で汚れているのでキャップを接続交換するのは出先では簡単にはいかない。いつでも入浴とはいかない。温泉施設では100%密封性が要求される。本発明は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
シ−ルリング(1)をガイドシ−ルリング(2)に組込み後(2)にオ−リング(4)(5)を装着後、冷却袋(6)を収めてキャップ(3)を組込み、シ−ルリング(1)をお腹に押付け回す事によりストロ−クされお腹との吸着力が高められる又、冷却袋内にどこにでもある自動販売機の冷水を入れて面板に全面接触するようにキャップの中に装着する事でお湯の温度で面板の接着力が低下する事が軽減される。使用中の採便袋を折りたたみ収納する事で何時どこでも気軽に温泉を楽しむ事ができる以上の構成によりなる温泉入浴装具である。同時特許申請中の特願2012−050975の中で排便排出部を一時的に閉にして合わせて使用する事で100%に近い密封性が保持されて安心安全な温泉入浴装具である。
【発明の効果】
【0005】
100%に近い密封性が保持される事で誰にも迷惑かける事無く健康な人たちと変わらず安心して温泉施設でも入浴を楽しむ事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
シ―ルリング(1)はシリコンゴムを使用して外周に雄ネジを切ったガイドシ−ルリング(2)に差込み組込む(2)はプラスチック製でかえりを設けておけば(1)はゆるぎ無い物になり(2)にオ−リング(4)(5)を装着後ビニ−ル製の冷却袋(6)に冷水を入れ収めてプラスチック製の内周に雌ねじを切ったキャップ(3)を(2)に組込む事でストロ−クされると同時に吸着力が高められる。
よってお湯との密閉性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の断面図及び正面図である。
図2】冷却袋の外形図である。
図3】本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 シ−ルリング
2 ガイドシ−ルリング
3 キャップ
4 オ−リング
5 オ−リング
6 冷却袋
図1
図2
図3