(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6080212
(24)【登録日】2017年1月27日
(45)【発行日】2017年2月15日
(54)【発明の名称】歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構
(51)【国際特許分類】
A61G 15/18 20060101AFI20170206BHJP
【FI】
A61G15/18
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-208116(P2013-208116)
(22)【出願日】2013年10月3日
(65)【公開番号】特開2015-70941(P2015-70941A)
(43)【公開日】2015年4月16日
【審査請求日】2015年11月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】502080704
【氏名又は名称】長田電機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100153110
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 宏之
(72)【発明者】
【氏名】太田 友康
【審査官】
胡谷 佳津志
(56)【参考文献】
【文献】
特公昭50−016596(JP,B1)
【文献】
独国特許出願公開第02753045(DE,A1)
【文献】
実開平05−028332(JP,U)
【文献】
特開2012−055460(JP,A)
【文献】
独国特許発明第00518498(DE,C1)
【文献】
実開昭60−138516(JP,U)
【文献】
特開2011−160899(JP,A)
【文献】
特開2009−039406(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 15/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基台と、
インスツルメントホルダより垂下されるインスツルメントホースを保持し、一方の端部が前記基台の第1の軸部材に軸支されたインスツルメントホース保持アームと、
一方の端部が前記基台の第2の軸部材に軸支されるとともに他方の端部が前記インスツルメントホース保持アームの中間部に設けた第3の軸部材に軸支されたスライダ部材と、
前記基台と前記インスツルメントホース保持アームに設けたピンに両端が係止され、前記スライダ部材を収縮方向に付勢するバネ部材とを有し、
前記スライダ部材が、収縮方向に対してロック状態となるロック機構と前記ロック状態を解除するロック解除機構を備えたことを特徴とする歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構。
【請求項2】
前記スライダ部材は、インナー部材とアウター部材とを有し、前記ロック機構は、前記インナー部材に設けたテーパ面と前記アウター部材に設けた摺動面との間に介在させたローラ部材と、該ローラ部材を前記摺動面に対して押圧するバネ部材からなることを特徴とする請求項1に記載の歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構。
【請求項3】
前記ロック解除機構は、前記インナー部材に設けられて圧縮空気が供給される空気室と、該空気室に設けられ前記圧縮空気の供給により前記ローラ部材を前記バネ部材に抗して押圧するピストン部材とからなることを特徴とする請求項2に記載の歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構。
【請求項4】
前記ロック解除機構は、フットコントローラに搭載されたスイッチの操作によって作動することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構に関し、詳しくは、歯科治療に当り、術者がインスツルメントホルダから診療に必要なインスツルメントを引き出す時に、インスツルメントホースを好みの長さだけ引き出すことができる歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構に関する。
【背景技術】
【0002】
歯科用のインスツルメントホルダ上に載置したインスツルメントから垂下するインスツルメントホースをインスツルメントホース保持アームで保持する型式のインスツルメントホルダを使用する場合、歯科治療作業をし易くするために、術者がインスツルメントホルダから診療に必要なインスツルメントを引き出す時、インスツルメントの引き出し長さを術者の好みの引き出し長さに調整することができるようにすることが望ましい。
【0003】
このため、例えば、特許文献1には、インスツルメントをインスツルメントホルダから引き出して診療を行う際に、インスツルメントホース保持アームを前方に回動して、所定量回動された位置にロック可能な歯科用インスツルメントホース引き出し機構が開示されている。この引き出し機構では、診療終了後、再度インスツルメントホース保持アームを前方に回動することによりロックが解除されて、インスツルメントホース保持アームを後方に回動してインスツルメント非使用時の状態に戻されるようになっている。
【0004】
そして、特許文献1に記載された歯科用インスツルメントホース引き出し機構は、インスツルメントホース保持アームの回動量を調整するストッパを有しており、このストッパの位置を変えることにより、インスツルメントホース保持アームが所定量回動されてロックされる位置を調整可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2011−160899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された歯科用インスツルメントホース引き出し機構では、インスツルメントホースの引き出し量が、予めストッパの位置によって定められたインスツルメント保持アームの回転ストロークによって決められてしまうため、術者が使用する際に自由にインスツルメントホースの引き出し量を変えることができなかった。
【0007】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、術者がインスツルメントホルダから診療に必要なインスツルメントを引き出す時に、インスツルメントホースの引き出し長さを術者の好みの自由に調整することができ、施術中にインスツルメントホースの自重による手への負担を軽減した歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、基台と、インスツルメントホルダより垂下されるインスツルメントホースを保持し、一方の端部が前記基台の第1の軸部材に軸支されたインスツルメントホース保持アームと、一方の端部が前記基台の第2の軸部材に軸支されるとともに他方の端部が前記インスツルメントホース保持アームの中間部に設けた第3の軸部材に軸支されたスライダ部材と、前記基台と前記インスツルメントホース保持アームに設けたピンに両端が係止され、前記スライダ部材を収縮方向に付勢するバネ部材とを有する歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構であって、前記スライダ部材が、収縮方向に対してロック状態となるロック機構と前記ロック状態を解除するロック解除機構を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記スライダ部材は、インナー部材とアウター部材とを有し、前記ロック機構は、前記インナー部材に設けたテーパ面と前記アウター部材に設けた摺動面との間に介在させたローラ部材と、該ローラ部材を前記摺動面に対して押圧するバネ部材からなることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記ロック解除機構は、前記インナー部材に設けられて圧縮空気が供給される空気室と、該空気室に設けられ前記圧縮空気の供給により前記ローラ部材を前記バネ部材に抗して押圧するピストン部材とからなることを特徴とするものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1の発明において、前記ロック解除機構は、フットコントローラに搭載されたスイッチの操作によって作動することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、任意の引き出し長さでインスツルメントホース保持アームをロックできるため、施術に必要な任意の引き出し長さでインスツルメントホースを引き出すこが可能となり、ホースの自重によるホース引き戻し力を軽減することができる。このため、必要以上にインスツルメントホースを引き出して、他のインスツルメントやワークテーブルの部品にホースが絡まることを防止できる。
【0013】
また、インスツルメントホースが引き戻る方向にはロックがかかるが、インスツルメントホースを引き出す方向にはロックがかからないため、術者は、必要な場合ホースをさらに引き出すことができる。さらに、ロック解除は、フットコントローラに搭載された解除スイッチを操作したり、ユニット内に設けられたセンサーにより半自動的に行ったりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構を備えたワークテーブルの概略構成図である。
【
図2】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例における動作を説明するための図である。
【
図3】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例における動作を説明するための図である。
【
図4】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるスライダ部材の構成を説明するための図である。
【
図5】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるインスツルメントホース保持アームの動作を説明するための図である。
【
図6】本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるスライダ部材の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら、本発明の歯科用インスツルメントホースの引き出し量調整機構に係る好適な実施の形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
【0016】
図1は、本発明に係る歯科用インスツルメントホースの引き出し長さ調整機構を備えたワークテーブルの概略構成図である。インスツルメントホースの引き出し長さ調整機構10は、ワークテーブル1の下部に取り付けられており、インスツルメントホルダ2より垂下されるインスツルメントホース12を保持するためのインスツルメントホース保持アーム12を有している。インスツルメントホース保持アーム12は、後述するようにワークテーブル1の下部で回動自在に取り付けられており、インスツルメント3に連結したインスツルメントホース4をその先端部で保持している。
【0017】
インスツルメント3は、未使用時には通常インスツルメントホルダ2上の3
1で示す位置に載置されており、この時、インスツルメントホース保持アーム12は、
図1の12
1で示す一番跳ね上がった状態にある。また、インスツルメント3を3
2の位置で示すように最大に引き出した時は、インスツルメントホース保持アーム12はインスツルメントホルダ2に近い位置まで回動し12
2で示す位置にくる。この時、インスツルメントホース保持アーム12はロックされており、術者はこのインスツルメントホースの引き出し長さの状態で施術が可能となっている。
【0018】
しかし、術者によって、あるいは、使用するインスツルメント等によって、術者は、その引き出し長さを自分に適した長さで使用したい場合がある。このため、本発明では、インスツルメントホース保持アーム12を12
1の位置と12
2の位置との間の所望の位置でロック状態を維持することが可能となっている。このロック状態は更にインスツルメントホース4を引き出す際は、自動的に解除されるが、12
1で示す一番跳ね上がった状態にインスツルメント保持アーム12を戻す場合は、例えば、フットコントローラ5に設けたスイッチ6を操作することにより、復帰するようになっている。
【0019】
図2、
図3は、それぞれ本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例における動作を説明するための図であり、
図2はインスツルメント保持アーム12が
図1で示す12
1の位置にある場合に対応し、
図3はインスツルメント保持アーム12が
図1で示す12
2の位置にある場合に対応する。
【0020】
インスツルメントの引き出し長さ調整機構10は、ワークテーブル1の下部に取り付けられる基台11、インスツルメントホース保持アーム12、スライダ部材14、バネ部材17を有しており、インスツルメントホース保持アーム12の一方の端部は基台11の第1の軸部材13に軸支されている。スライダ部材14は、一方の端部が基台11の第2の軸部材15に軸支されるとともに他方の端部がインスツルメントホース保持アーム12の中間部に設けた第3の軸部材16に軸支されている。バネ部材17は、基台11とインスツルメントホース保持アーム12に設けたピン18,19に両端が係止され、インスツルメントホース保持アーム12がインスツルメントホルダから遠ざかる方向、すなわち、スライダ部材14が収縮する方向に付勢している。
【0021】
スライダ部材14は、収縮方向に対してロック状態となるロック機構とロック状態を解除するロック解除機構を備えており、以下に、スライダ部材14の構成について説明する。
図4は、本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるスライダ部材の配置構成を説明するための図である。
【0022】
スライダ部材14は、インナー部材30とアウター部材40を有しており、本実施形態ではインナー部材30が基台11の第2の軸部材15に軸支され、アウター部材40がインスツルメントホース保持アーム12の中間部に設けた第3の軸部材16に軸支される。アウター部材40は、インナー部材30を収納するために断面略四角形状の、例えば金属材料から構成することができる。アウター部材40の内面の一面は後述するようにローラ部材に対する摺動面41となっており、この摺動面41の反対側の面にはスリットを設けておいてもよい。なお、
図4では、インナー部材30をアウター部材40から取り出した際の図を示している。
【0023】
インナー部材30は、内部に空気室32を設けた、例えば合成樹脂からなるインナーブロック31を有している。この空気室32内にピストン部材33が配設されており、空気室30には外部からエアホース20を通じて圧縮空気が供給されるようになっている。インナーブロック31の空気室30の反対側には、テーパ面(傾斜面)34が形成されている。インナー部材30の空気室32側を基端側、テーパ面34を形成した側を先端側とした場合、テーパ面30は先端側に向かって、アウター部材40の摺動面41との間隙が広がるような傾斜面となっている。なお、インナーブロックは一つのブロックから構成してもよく、あるいは、複数のブロックから構成してもよい。
【0024】
インナー部材30のテーパ面34とアウター部材の摺動面41との間には、ローラ部材35が配置されており、ローラ部材35をテーパ面34に沿って摺動面41に向けて押圧するように、ローラ部材35とバネ固定部材37との間にバネ部材36が配置されている。また、先述した空気室30に外部から圧縮空気が供給されると、ピストン部材33が、バネ部材36に抗してローラ部材35を摺動面41から離れる方向に付勢するようになっている。空気室30への圧縮空気の供給は、例えば、フットコントローラ5に設けたスイッチ6を操作することによりおこなうことが可能となっている。
【0025】
そして、スライダ部材14の収縮方向に対してロック状態となるロック機構は、スライダ部材のインナー部材30に設けたテーパ面34とアウター部材40に設けた摺動面41との間に介在させたローラ部材35と、このローラ部材35を摺動面41に対して押圧するバネ部材部材36から構成され、ロック状態を解除するロック解除機構は、インナー部材に設けられて圧縮空気が供給される空気室32と、この空気室32に設けられ圧縮空気の供給によりローラ部材35をバネ部材36に抗して押圧するピストン部材33とから構成されている。
【0026】
次に、インスツルメントホース保持アームの動作とスライダ部材の動作について説明する。
図5は、本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるインスツルメントホース保持アームの動作を説明するための図であり、
図6は本発明に係る歯科用インスツルメントの引き出し長さ調整機構の一実施例におけるスライダ部材の動作を説明するための図である。
【0027】
非使用時の状態から、術者がインスツルメント3をインスツルメントホルダ2から引き出すと、インスツルメントホース保持アーム12にはバネ部材17の引っ張り力に抗して矢印a方向に回動する力が働き、この矢印a方向に回動する力は、スライダ部材14に対しては矢印A方向に伸長する力として作用する。これは、
図6(A)で説明すると、アウター部材40がインナー部材30に対して相対的に矢印A方向に移動しようとする力が働くことに相当する。通常、アウター部材40の摺動面41は、ローラ部材35によって押圧されているが、アウター部材40が矢印A方向に移動する際には、ローラ部材35はバネ部材36に抗して矢印A方向に移動しようとするため、アウター部材40は矢印A方向に移動が可能になる。
【0028】
次に、術者が、インスツルメントホース4の引き出し長さが所望の引き出し長さとなったことにより、インスツルメントホース4の引き出し動作を止めた時、インスツルメントホース保持アーム12にはバネ部材17の引っ張り力に抗して矢印b方向に回動する力が働き、この矢印b方向に回動する力は、スライダ部材14には矢印B方向に収縮する力として作用する。これは、
図6(A)で説明すると、アウター部材40がインナー部材30に対して相対的に矢印B方向に移動しようとする力が働くことに相当する。しかし、アウター部材40が矢印B方向に移動しようとすると、ローラ部材35も摺動面41との摩擦力によって矢印B方向に移動しようとするが、ローラ部材35が摺動面41を押圧する押圧力も大きくなるため、アウター部材40が矢印B方向に移動することが阻止される。
【0029】
このように、スライダ部材14は伸長方向に対しては非ロック状態となり、インスツルメントホース4を引き出す際には、スライダ部材14が非ロック状態となるため、術者は、インスツルメントホース4の引き出し長さが所望の長さとなるまで、インスツルメント3を引き出すことが可能になる。また、スライダ部材14は収縮方向に対してはロック状態となるため、インスツルメントホース保持アーム12を所望の位置で静止させることができ、術者は、必要な任意の引き出し長さまでインスツルメントホースを引き出した状態で施術するこが可能となる。
【0030】
また、インスツルメントホース4が最大の引き出し長さとなるまでは、術者は、何回でもインスツルメントホース4を引き出して、インスツルメントホースが所望の長さとなるように調整することが可能である。
【0031】
次に、インスツルメント3をインスツルメントホルダ2に戻すために、インスツルメントホース保持アーム12を
図5の矢印b方向に回動させて、インスツルメントホース4の引き出し長さを短くする場合について説明する。術者が、例えばフットコントローラ5に設けたスイッチ6を操作することにより、スライダ部材14の空気室32に圧縮空気を送り込むと、ピストン部材33が、バネ部材36に抗してローラ部材35を摺動面41から離れる方向に付勢する。このため、ローラ部材35とアウター部材40の摺動面の摩擦力が小さくなり、インナー部材30とアウター部材40とのロックが解除される。そして、インナー部材30とアウター部材40とのロックが解除されると、スライダ部材14は収縮可能となり、インスツルメントホース保持アーム12は、バネ部材17によって矢印b方向に回動される。
【0032】
なお、以上に説明した実施形態では、スライダ部材14のロックを解除するために、ローラ部材35の移動用として、空気室32に設けたピストン部材33を用いたものについて説明したが、電磁石を用いたプランジャーなどで構成してもよい。また、スライダ部材14のロック解除機構を、フットコントローラ5に搭載されたスイッチ6の操作によって作動させるようにしているが、スイッチは歯科用ユニットの適宜の場所に設置してもよく、あるいは、ユニット内に設けられたセンサーにより半自動的に行ってもよい。
【符号の説明】
【0033】
1…ワークテーブル、2…インスツルメントホルダ、3…インスツルメント、4…インスツルメントホース、5…フットコントローラ、6…スイッチ、10…インスツルメントホースの引き出し量調整機構、11…基台、12…インスツルメントホース保持アーム、13…第1の軸部材、14…スライダ部材、15…第2の軸部材、16…第3の軸部材、17…バネ部材、18、19…ピン、20…エアホース、30…インナー部材、31…インナーブロック、32…空気室、33…ピストン部材、34…テーパ面、35…ローラ部材、36…バネ部材、37…バネ固定部材、40…アウター部材、41…摺動面。