特許第6080416号(P6080416)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6080416
(24)【登録日】2017年1月27日
(45)【発行日】2017年2月15日
(54)【発明の名称】面状照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20170206BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20170206BHJP
【FI】
   F21S2/00 443
   F21Y115:10
【請求項の数】7
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-160529(P2012-160529)
(22)【出願日】2012年7月19日
(65)【公開番号】特開2014-22215(P2014-22215A)
(43)【公開日】2014年2月3日
【審査請求日】2015年5月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】000114215
【氏名又は名称】ミネベアミツミ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100068618
【弁理士】
【氏名又は名称】萼 経夫
(74)【代理人】
【識別番号】100104145
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 嘉夫
(74)【代理人】
【識別番号】100109690
【弁理士】
【氏名又は名称】小野塚 薫
(74)【代理人】
【識別番号】100135035
【弁理士】
【氏名又は名称】田上 明夫
(74)【代理人】
【識別番号】100131266
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼ 昌宏
(72)【発明者】
【氏名】西尾 昌久
(72)【発明者】
【氏名】永田 勝己
(72)【発明者】
【氏名】中川 征也
【審査官】 河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−243731(JP,A)
【文献】 特表2002−526808(JP,A)
【文献】 特開2007−212762(JP,A)
【文献】 特開平01−225917(JP,A)
【文献】 特開2006−024483(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向する一対の主面の一方を光の出射面とする、平面視で矩形状の導光板と、
該導光板の出射面側に配置される、平面視で矩形状の光学シートと、
前記導光板及び前記光学シートの周縁部を囲う内壁を有するハウジングフレームとを含み、
前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に、他方側に対し一部を残して後退することにより形成され前記光学シートの各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する凸部が、平面視で前記光学シートの外周辺又は前記ハウジングフレームの内壁を構成する内周辺の少なくとも四箇所の端部に、設けられていることを特徴とする面状照明装置。
【請求項2】
前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、前記光学シートの対面する外周辺、又は、前記ハウジングフレームの対面する内壁に対して、平面視で傾斜する傾斜辺を有していることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
【請求項3】
前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部が、他方側に対して点状接触するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の面状照明装置。
【請求項4】
前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部が、平面視で対向する一対の外周辺又は内壁に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置。
【請求項5】
前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部と対向する他方側の位置に、前記凸部が接触する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の面状照明装置。
【請求項6】
前記凸部が、前記ハウジングフレームの内壁に設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の面状照明装置。
【請求項7】
前記光学シートは、その外周辺が、中央部に開口を有するカバーケースで覆われていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の面状照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置等の照明手段として用いられる面状照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
今日、カーナビゲーションシステムや携帯電話等の電子装置の表示デバイスとして、液晶表示装置が一般的に使用されている。液晶は自発光型の表示素子ではないため、例えば透過型の液晶表示装置では、その液晶パネルに対して光を照射する照明手段が必須であり、外光を利用する半透過型の液晶表示装置でも、暗所での使用を可能にするために補助的な照明手段を備えている。このような液晶表示装置の照明手段としては、導光板と導光板の側方に配置された光源とを主要な構成要素とする面状照明装置が、薄型化が容易であるという利点を有することから、液晶表示装置と組合せて広く使用されている。又、近年の白色発光ダイオード(LED)の高性能化に伴い、面状照明装置のさらなる小型・薄型化及び低消費電力化を図るため、光源として白色LEDを使用し、これを導光板の側面に配置して導光板の主面を発光面として構成した、いわゆるエッジライト方式の面状照明装置も一般的となっている。
【0003】
このような面状照明装置の一例を、図6に示している。図6において、エッジライト方式の面状照明装置100(以下、単に「面状照明装置」ともいう。)は、平面視で矩形状をなしており、対向する一対の主面の一方(表面)を光の出射面とする導光板111と、導光板111の裏面側に配置された反射シート126と、導光板111に積層配置された複数層の光学シート112(図6の例では112a、112b、112cの3層)といった、複数の板状(又はシート状)部材を構成要素として含んでいる。そして、これらの構成要素が、図示しない白色LED等の点状光源と共に、合成樹脂材料からなるハウジングフレーム120に格納され、導光板111及び光学シート112が、開口部132を有する遮光シート130で覆われ、一体の面状照明装置100として構成されたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この面状照明装置100のハウジングフレーム120には、導光板111を載置する載置面121と、載置面外縁部を囲むように配置された縦壁部125とが形成され、縦壁部125には、LED等の光源を設置するための切り欠き部127が設けられている。更に、載置面121に開口する開口部124が形成され、載置面121の適所に、開口部124の内縁1241から縦壁部125の内壁へと伸びるように、位置決め溝128a、128b及び128c(符号のみ示す)が形成されている。この位置決め溝128a、128b及び128cに対して、各々、光学シート112aの位置決め突片112aA、光学シート112bの位置決め突片112bA、光学シート112cの位置決め突片112cAが係合することで、ハウジングフレーム120に対する各光学シート112の位置決めがなされるものである。
そして、遮光シート130の接着面部131に液晶表示パネル(LCD)を固定し、遮光シート130の開口部132の内縁1321で確定される、光出射エリアからの出射光により、LCDを照らすものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−24774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年、居住空間や自動車の車内の静寂化にともない、面状照明装置にも、振動により発生する衝突音の低減が求められるようになって来ており、図6に例示されるような従来の面状照明装置100においても、導光板111の出射面側に配置される光学シート112に起因して発生する衝突音が問題となる場合がある。この衝突音は、面状照明装置100に振動が加わることで、その振動の方向に応じて光学シート112の外周辺が、ハウジングフレーム120の縦壁部125の内壁に衝突することで、発生するものである。
この衝突音の発生は、光学シート112とハウジングフレーム120との隙間(ガタツキ)を低減することで解消することが可能であるが、面状照明装置100を構成する各部材の寸法精度および部材間の熱膨張係数の違いを考慮しつつ、隙間の低減を図るには自ずと限界がある。
【0007】
一方、エッジライト方式の面状照明装置において、光学シートを固定する手法として、両面テープ(粘着層)を用いる手法が採られる場合がある。この手法は、携帯電話のような発光領域(光学シート)の面積が比較的小さく、また、温度変化が比較的小さい環境下で使用することを前提とする場合には、衝突音を抑制する方法として適切なものである。
しかし、カーナビゲーションシステムなどの車載用の液晶表示装置の場合には、発光領域の面積が比較的大きく、また、許容すべき温度変化の幅(上限値−下限値)が大きいものである。このため、光学シートを両面テープで固定すると、温度変化に伴って光学シートに皺が発生し易く、光学シートに皺が発生することで、面状照明装置としての輝度の均一性が、損なわれてしまうことになる。
【0008】
他方、エッジライト方式の面状照明装置において、光学シートを固定する手法として、ハウジングフレームを一対のフレーム(下側フレームと上側フレーム)で構成し、両フレームで光学シートを押さえ付ける手法が採られる場合もある。
実際に、車載用の液晶表示装置に用いられる面状照明装置では、かかる手法が多く採用されているが、この場合、上側のフレームにも下側のフレームと同様の剛性が要求されることから、両面テープのように、光学シートの変形に追従して柔軟に変形させることができなくなる。したがって、光学シートの熱による変形を許容しつつ、外部から振動が加わった際の変位を抑えるには、各部材の厚み等の寸法を厳しく管理する必要があり、コストアップに直結するものである。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、面状照明装置において、コストアップを来たすことなく、又、輝度の均一性を損なうことなく、衝突音を軽減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
【0011】
(1)対向する一対の主面の一方を光の出射面とする、平面視で矩形状の導光板と、該導光板の出射面側に配置される、平面視で矩形状の光学シートと、前記導光板及び前記光学シートの周縁部を囲う内壁を有するハウジングフレームとを含み、前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に、他方側に対し一部を残して後退することにより形成され前記光学シートの各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する凸部が、平面視で前記光学シートの外周辺又は前記ハウジングフレームの内壁を構成する内周辺の少なくとも四箇所の端部に、設けられている面状照明装置(請求項1)。
本項に記載の面状照明装置は、外部から振動が加わることによって、光学シートとハウジングフレームとが衝突する事態となったときに、光学シートの外周辺(光学シートの周縁部の、厚みが現れる帯状の端面)及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、他方側に対して接触する。ここで、ハウジングフレームの内壁は、光学シートの周縁部を囲うことによって、平面視で矩形状の光学シートの外周辺に対し、光学シートの各辺の全長に渡って対面する位置関係となっている。そして、光学シートとハウジングフレームとが衝突する際には、光学シートの外周辺及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に、他方側に対して、一部を残して後退することにより形成される凸部が、他方側に対して衝突することから、実際に両者が衝突する辺の長さは、凸部に限定された長さとなり、光学シートの各辺の延長方向にわたって広範囲に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。そして、光学シートの各辺の全長に渡って形成される隙間を一定にする形状の凸部を形成することを想定した場合に、加工精度上の要請から、凸部の寸法(突出量)をより十分に取る必要が生じることによる、両者の間に形成される隙間(光学的なデッドエリア)の増大を、この構成により、回避するものとなる。又、両者の間に形成される隙間の増大は、光学シートがハウジングフレームの内壁に囲まれた範囲内で回転(自転)等の位置ずれを誘発し、発光領域を侵食するデッドエリアの拡大を招く原因となるが、かかる不具合を防止する上でも、本項の構成は有用なものとなる。又、凸部を形成するにあたり、高い加工精度が要求されることもない。
なお、凸部は、他方側に対して、光学シートの各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触するものとして構成されていることから、光学シートとハウジングフレームとの位置決め機能を企図するものではない。より具体的には、「他方側に対して、光学シートの各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する」とは、位置決め機能を企図して、所定の方向に対する、相互の相対変位を規制する機能を発揮するべく、例えば、位置決めキーとキー溝のような、相補的な凹凸形状が互いに噛合う態様での接触を排除する主旨である。従って、凸部と平面とが点接触や線接触する態様、又は、所定の方向に対する位置決め機能を発揮しない形状を有する凸部と凹部とが、点接触や線接触する態様等が該当するものである。
【0012】
又、本項に記載の面状照明装置は、光学シートの外周辺及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、平面視で光学シートの外周辺又はハウジングフレームの内壁を構成する内周辺少なくとも四箇所の端部に設けられていることで、光学シートとハウジングフレームとが衝突する際には、両者の接触は、平面視で光学シートの外周辺又はハウジングフレームの内壁の端部又はその近傍で生じることとなる。すなわち、光学シートの各辺の延長方向にわたって広範囲に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。又、両者の接触が、平面視で光学シートの外周辺又はハウジングフレームの内壁を構成する内周辺、少なくとも四箇所の端部又はその近傍で生じることで、光学シートがハウジングフレームの内壁に囲まれた範囲内で回転(自転)等の位置ずれを効果的に防ぎ、両者の間に形成されるデッドエリアの増大を回避するものとなる
【0013】
(2)上記(1)項において、前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、前記光学シートの対面する外周辺、又は、前記ハウジングフレームの対面する内壁に対して、平面視で傾斜する傾斜辺を有している面状照明装置(請求項2)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、光学シートの対面する外周辺、又は、ハウジングフレームの対面する内壁に対して平面視で傾斜する傾斜辺を有することで、光学シートの対面する外周辺と、ハウジングフレームの対面する内壁とが、平面視で、意図的に非平行に対面するものである。このように、光学シートの外周辺と、ハウジングフレームの内壁とが、平面視で非平行に対面することで、両者の間に形成される隙間が、光学シートの各辺の延長方向に増減する態様で形成されることとなる。
【0014】
(3)上記(1)(2)項において、前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部が、他方側に対して点状接触するように構成されている面状照明装置(請求項3)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの外周辺及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、他方側に対して点状接触するように構成されていることで、凸部が他方側に対して衝突する際の、両者の接触状態は点状接触となり、衝突音が最小限に抑えられるものとなる。
【0015】
(4)上記(1)から(3)項において、前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部が、平面視で対向する一対の外周辺又は内壁に設けられている面状照明装置(請求項4)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの外周辺及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部が、平面視で対向する一対の外周辺又は内壁に設けられていることで、平面視で矩形状の光学シートの、凸部に係る一対の外周辺と交差する平面方向の振動に対して、上記(1)から(3)項の作用を奏するものとなる。
【0016】
(5)上記(1)から(4)項において、前記光学シートの外周辺及び前記ハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた前記凸部と対向する他方側の位置に、前記凸部が接触する凹部が設けられている面状照明装置(請求項5)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの外周辺及びハウジングフレームの内壁の少なくとも一方側に設けられた凸部と対向する他方側の位置に、凸部が接触する凹部が設けられていることで、実際に両者が衝突する辺の長さは、凸部及び凹部の接触部分に限定された長さとなる。そして、光学シートの各辺の延長方向にわたって広範囲に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。
【0017】
)上記(1)から()項において、前記凸部が、前記ハウジングフレームの内壁に設けられている面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、凸部が、ハウジングフレームの内壁に設けられていることで、光学シート側に凸部を形成すると仮定した場合の、ハウジングフレームの内壁と光学シートの外周辺との間に形成される隙間(光学的なデッドエリア)の増大要因を、この構成により排除するものとなり、いわゆる狭額縁化(光学的なデッドエリアの狭小化)に適したものとなる。なお、狭額縁化は、本面状照明装置の発光面積の減少を回避しつつ小型化を促進するためのものである。そして、本面状照明装置を採用する表示装置の、小型化といった機能性の観点のみならず、デザイン上の観点からもハウジングフレームの狭額縁化が要請されるものである。
【0018】
)上記(1)から()項において、前記光学シートは、その外周辺が、中央部に開口を有するカバーケースで覆われている面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、カバーケースを用いる場合においても、各構成部材の厚み等の寸法を高精度に管理することなく、上記(1)から()項に記載の作用を奏するものとなる。
【発明の効果】
【0019】
本発明はこのように構成したので、面状照明装置において、コストアップを来たすことなく、又、輝度の均一性を損なうことなく、衝突音を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施の形態に係る面状照明装置を示すものであり、(a)は(b)のA−A断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のB−B断面図である。
図2】(a)は、図1に示される面状照明装置の、光学シート及びハウジングフレームを抜粋して示した平面図であり、(b)は比較例として、従来の面状照明装置の、光学シート及びハウジングフレームを抜粋して示した平面図である。
図3】(a)〜(c)は、図1に示される面状照明装置の、光学シート及びハウジングフレームの別例を抜粋して示した平面図である。
図4】(a)〜(c)は、図1に示される面状照明装置の、光学シート及びハウジングフレームの別例を抜粋して示した平面図である。
図5】(a)、(b)は、図1に示される面状照明装置の、光学シート及びハウジングフレームの別例を抜粋して示した平面図である。
図6】従来の面状照明装置の一例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における「上」、「下」の方向は、本説明における面状照明装置を平置きした状態での、上下方向を意味するものである。
【0022】
図1には、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10を示している。この面状照明装置10は、対向する一対の主面12a、12b(図1(c)参照)のうちの一方12aを光の出射面とする、平面視で矩形状の導光板12と、導光板12の一側面(入光面)12cに対向して配置される、白色LED等の光源14と、導光板12の出射面12aに積層配置される複数の光学シート18と、導光板12の出射面12aとは反対側の主面12bに配置される反射シート20と、これらの構成要素を収納するための、合成樹脂からなるハウジングフレーム16とを含むものである。更に、これらの構成要素は、上下一対のカバーケースである、下側金属ケース22及び上側金属ケース24に覆われている。そして、上側金属ケース24の中央部に設けられた開口24aによって、本面状照明装置10の照光領域が規定されている。
【0023】
本実施の形態においては、導光板12は、入光面12cからの距離に応じてその厚みが減少するように構成されている。そして、ハウジングフレーム16の底部16aの厚みも、導光板12の厚みと相補的な関係となるように、導光板12の入光面12cが位置する部分が最も薄く、そこからの距離に応じて厚みが増加するように構成されている。又、ハウジングフレーム16の底部16aの、最も厚みの薄い部分を除く外周辺(三辺)に、壁部16bが設けられている。そして、壁部16bが設けられていない一辺に、光源14及び光源14の回路基板26が配置される空間が確保される。
【0024】
光学シート18は、導光板12の出射面12aから数えた積層段が一段目の第1シート181と、第1シート181上に積層される第2シート182と、第2シート182上に積層される第3シート183とを含むものである。一例として、第1シート181は拡散シート、第2シート182は下プリズムシート、第3シート183は上プリズムシートである。そして、本実施の形態では、上記各光学シート181、182、183は、平面視で同一形状をなしている。
又、図1の例では、光学シート18の外周辺には、ハウジングフレーム16の壁部16bの内壁16b1、16b2に対して、後述のごとく、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する、凸部18aが設けられている。そして、凸部18aが、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しないものであることから、光学シート18には、凸部18aとは別に、ハウジングフレーム16に対する位置決めを行なうための、位置決め用突起18bが設けられている。又、ハウジングフレーム16の壁部16bの、位置決め用突起18bと対向する位置には、位置決め用突起18bが係合するための、位置決め溝16dが設けられている。
【0025】
本実施の形態では、光学シート18は、図2(a)にも示されるように、ハウジングフレーム16の対向する内壁16b1に対して、平面視で隅部を残して後退する態様で傾斜する傾斜辺18cと、内壁16b2に対して平行な直線状の辺18dとを構成辺に含んでいる。この構成によって、光学シート18の、外周辺の端部の四隅が鋭角となり、凸部18aとして機能するものである。
又、光学シート18の外周辺の端部である四隅を凸部18aとして構成することにより、ハウジングフレーム16の壁部16bの内壁16b1、16b2の交差部が、凸部18aと接触する凹部16cとして機能するものである。そして、光学シート18の外周辺の四隅に位置する凸部18aが、ハウジングフレーム16の対向する内壁16b1に対して点状接触するものとなる。又、光学シート18の外周辺の端部である四隅に位置する凸部18aは、平面視で、対向する一対の外周辺に設けられたものともなっている。
【0026】
さて、上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。
まず、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10は、外部から振動が加わることによって、光学シート18とハウジングフレーム16とが衝突する事態となったときに、光学シート18の外周辺に、ハウジングフレーム16に対して一部を残して後退することにより形成されることで設けられた凸部18aが、ハウジングフレーム16に対して接触するものである。ここで、ハウジングフレーム16の内壁16b1は、光学シート18の周縁部を囲うことによって、平面視で矩形状の光学シート18の外周辺(18c)に対し、光学シート18の各辺の全長に渡って対面する位置関係となっている。そして、光学シート18とハウジングフレーム16とが衝突する際には、光学シート18の外周辺(18c)に設けられた凸部18aが、他方側に対して衝突することから、実際に両者が衝突する辺の長さは、凸部18aに限定された長さとなる。その結果として、図2(b)に比較例として示された従来例のごとく、光学シート112の各辺の延長方向にわたって広範囲(符号112hで示す)に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。
【0027】
又、光学シート18の外周辺に設けられた凸部18aが、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b1に対して平面視で傾斜する傾斜辺18cを有することで、図2(a)に示されるように、光学シート18の対面する傾斜辺18cと、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b1とが、平面視で、意図的に非平行に対面するものとなる。このように、光学シートの外周辺18cと、ハウジングフレームの内壁16b1とが、平面視で非平行に対面することで、両者の間に形成される隙間(図2(a)に楕円Aで囲んだ範囲を参照)が、光学シート18の外周辺(傾斜辺18c)の延長方向に増減する態様で形成されることとなる。
【0028】
この構成により、光学シート18の各辺の全長に渡って形成される隙間を一定にする形状の凸部を形成することを想定した場合に、加工精度上の要請から、凸部18aの寸法(突出量)をより十分に取る必要が生じることによる、両者の間に形成される隙間(光学的なデッドエリア)の増大を、回避することが可能となる。又、両者の間に形成される隙間の増大は、光学シート18がハウジングフレーム16の内壁16b1、16b2に囲まれた範囲内で回転(自転)等の位置ずれを誘発し、デッドエリアの拡大を招く原因となることから、これを防ぐ上でも、本構成は有用なものとなる。又、光学シート18に凸部18aを形成するにあたり、高い加工精度が要求されることもない。
【0029】
又、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10は、光学シート18の外周辺に設けられた凸部18aが、ハウジングフレーム16の内壁16b1に対して点状接触するように構成されていることで、凸部18aがハウジングフレーム16の内壁16b1に対して衝突する際の、両者の接触状態が点状接触となる。よって、図2(b)に比較例として示された従来例のごとく、光学シート112の各辺の延長方向にわたって広範囲(符号112hで示す)に衝突する場合に対し、衝突音が最小限に抑えられるものとなる。
【0030】
又、光学シート18の外周辺に設けられた凸部18aが、平面視で対向する一対の外周辺である傾斜辺18cに設けられていることで、平面視で矩形状の光学シート18の、凸部18aに係る一対の外周辺と交差する平面方向(図1図2の左右方向)の振動に対して、効果的に衝突音の低減を図ることが可能となる。
【0031】
又、光学シート18の外周辺に設けられた凸部18aと対向するハウジングフレーム16の内壁16b1、16b2の交差部に、凸部18aが接触する凹部が設けられていることで、実際に両者が衝突する辺の長さは、これら凸部及び凹部の接触部分に限定された長さとなる。よって、図2(b)に比較例として示された従来例のごとく、光学シート112の各辺の延長方向にわたって広範囲(符号112hで示す)に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。
【0032】
しかも、図1図2の例では、光学シート18の外周辺に設けられた凸部18aが、平面視で光学シート16の外周辺の端部である四隅に設けられていることで、光学シート18とハウジングフレーム16とが衝突する際には、両者の接触は、平面視で光学シート18の外周辺の端部又はその近傍で生じることとなる。その結果として、光学シート18の各辺の延長方向にわたって広範囲に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。又、両者の接触が、平面視で光学シート18の外周辺又はハウジングフレーム16の内壁16b1、16b2の端部又はその近傍で生じることで、光学シート18がハウジングフレーム16の内壁16b1、16b2に囲まれた範囲内で回転(自転)等の位置ずれを効果的に防ぎ、両者の間に形成されるデッドエリアの増大を回避するものとなる。又、凸部18aが、平面視で光学シート18の外周辺の端部の間(中間部)に位置する場合(一例として、図4(c)参照)よりも、凸部18aを構成する辺の数を少なくすることとなり、光学シート18に凸部18aを形成する際の加工も容易となる。
【0033】
そして、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10は、図1に示されるように、下側金属ケース22及び上側金属ケース24を用い、それによって光学シート18を押さえ付ける構成を採用する場合においても、各構成部材の厚み等の寸法を高精度に管理することなく、上記作用効果を奏するものとなる。
【0034】
続いて、図1図2(a)に示されるハウジングフレーム16及び光学シート18の応用例を、図3から図5を参照しながら説明する。以下の説明において、図1図2(a)と同一部分若しくは相当する部分については、同一符号を付して、詳しい説明を省略する。
【0035】
まず、図3(a)に示される例では、光学シート18の外周辺のうち、外周辺18d’についても、傾斜辺18cと同様に傾斜辺として構成されているものである。よって、光学シート18の対面する傾斜辺18d’と、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b2とが、平面視で、意図的に非平行に対面するものとなる。従って、光学シートの外周辺18d’と、ハウジングフレームの内壁16b2とが、平面視で非平行に対面することで、両者の間に形成される隙間が、光学シート18の外周辺(傾斜辺18d’)の延長方向に増減する態様で形成されることとなる。この構成により得られる作用効果は、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b1に対して平面視で傾斜する傾斜辺18cを有することによるものと同様であり、詳しい説明は省略するが、本例では、図3(a)の上下方向の振動に対しても、更に同様の作用効果を奏するものとなる。
【0036】
続いて、図3(b)に示される例では、光学シート18の凸部18aを、点状接触する形態ではなく、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b1に対して、ある程度の幅hを以って接触する形状に構成したものである。ここでの接触幅hについては、点状接触させた場合に得られる衝突音の軽減効果を最良として、許容されるだけの効果が得られる範囲内に設定するものである。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
【0037】
続いて、図3(c)に示される例では、図1図2(b)の例における光学シート18の傾斜辺18cが、(平面視で傾斜しない)直線状の辺18c’となっており、これと対面するハウジングフレーム16の内壁16b1’が平面視で傾斜する傾斜辺となっているものである。その結果として、ハウジングフレーム16の壁部16bの、位置決め用突起18bと対向する位置に設けられた、位置決め溝16dの開放側の角部が、図1図2(b)の例における凸部18aに換わる、凸部16eとして機能するものとなる。又、光学シート18に設けられた、ハウジングフレーム16に対する位置決めを行なうための、位置決め用突起18bの根元部が、凸部16eと接触する凹部として機能することとなる。この場合、光学シート18の角部18a’は、上述の凸部として機能することを、企図しないものとなる。
【0038】
本応用例は、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する、凸部16eが光学シート18の外周辺側ではなく、ハウジングフレーム16の内壁16b1’側に設けられたものである。そして、この場合においても、図1図2(b)の例と同様に、図2(b)に比較例として示された従来例のごとく、光学シート112の各辺の延長方向にわたって広範囲(符号112hで示す)に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。
すなわち、本発明は、光学シート18の外周辺及びハウジングフレーム16の内壁の少なくとも一方側に、他方側に対して、光学シートの各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する、凸部が形成されていることで、衝突音の軽減効果が得られるものである。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
【0039】
続いて、図4(a)に示される例では、図1図2(b)の例における光学シート18の傾斜辺18cの傾斜方向と逆方向に傾斜した傾斜辺18c”となっている。その結果として、図3(c)の例と同様に、ハウジングフレーム16の壁部16bの、位置決め用突起18bと対向する位置に設けられた、位置決め溝16dの開放側の角部が、図1図2(b)の例における凸部18aに換わる、凸部16e’として機能するものとなる。又、光学シート18に設けられた、ハウジングフレーム16に対する位置決めを行なうための、位置決め用突起18bの根元部が、凸部16e’と接触する凹部として機能することとなる。この場合、光学シート18の四隅は、図1図2(b)の例における凸部18aと異なり、鈍角部となる。又、この鈍角部18a”は、図1図2(b)の例における凸部として機能することを企図するものではない。
そして、この場合においても、図1図2(b)の例と同様に、図2(b)に比較例として示された従来例のごとく、光学シート112の各辺の延長方向にわたって広範囲(符号112hで示す)に衝突する場合よりも、衝突音の発生し得る範囲が減少して、衝突音が軽減されるものとなる。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
【0040】
続いて、図4(b)に示される例では、図1図2(b)の例における光学シート18の傾斜辺18cが、光学シート18の内側へV字状に窪んだ傾斜辺18c”’となっている。
その結果として、図1図2(b)の例と同様に、光学シート18の外周辺の端部の四隅が鋭角となり、凸部18aとして機能するものである。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
一方、図4(c)に示される本発明の参考例では、図4(b)に示される、光学シート18の内側へV字状に窪んだ傾斜辺18c”’が、光学シート18の外側へとV字状に突出する傾斜辺18c””となっている。この場合には、光学シート18の傾斜辺18c””の頂部が、図1図2(b)の例における凸部18aに換わる、凸部18a”’として機能するものとなる。この場合、図4(a)の例と同様に、光学シート18の四隅は鈍角部18a”となり、凸部として機能することを企図しないものとなる。
【0041】
続いて、図5(a)に示される例では、図1図2(b)の例における光学シート18の傾斜辺18cが、直線状の辺18c’となっており、これと対面するハウジングフレーム16の内壁16b1についても直線状の辺となっているものである。更に、光学シート18の凸部18eとして、図3(b)の例と同様に、点状接触する形態ではなく、ハウジングフレーム16の対面する内壁16b1に対して、ある程度の幅hを以って接触する形状に構成したものである。しかしながら、本例では、光学シート18の凸部18eの構成要素として、傾斜辺を有していないものである。なお、本例の幅hについても、図3(b)の例と同様に、点状接触させた場合に得られる衝突音の軽減効果を最良として、許容されるだけの効果が得られる範囲内に設定するものである。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
【0042】
他方、図5(b)に示される例では、図5(a)の例と同容に、傾斜辺を構成要素に持たず、ハウジングフレーム16の内壁16b1側に、光学シート18の直線状の辺18c’に対してある程度の幅h1、h2を以って接触する凸部16e’、16e”を設けたものである。本例においても、幅h1、h2については、図3(b)の例と同様に、点状接触させた場合に得られる衝突音の軽減効果を最良として、許容されるだけの効果が得られる範囲内に設定するものである。その他、図1図2(b)の例と同様の作用効果については、詳しい説明を省略する。
【0043】
なお、上記各例のうち、図3(c)、図4(a)、図5(b)の例は、何れも、他方側に対して、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する凸部16e、16e’、16e”が、ハウジングフレーム16の内壁16b1にのみ設けられているものである。
具体的には、図3(c)、図4(a)の例は、ハウジングフレーム16の内壁16b1の、内側寄りの位置決め溝16dの開放側の角部が形成された四箇所の凸部16e(図3(c))、16e’(図4(a))が、光学シート18に対して、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触するものである。又、図5(b)の例は、ハウジングフレーム16の内壁16b1の内側寄りの、位置決め溝16dの開放側の角部が形成された四箇所の凸部16e”が、光学シート18に対して、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触すると共に、光学シート18の外周辺の端部の四隅が凸部16e’として機能する。
このように、凸部16e、16e’、16e”が、ハウジングフレーム16の内壁16b1にのみ設けられていることで、光学シート18側に凸部を形成すると仮定した場合の、ハウジングフレーム16の内壁16b1と光学シート18の外周辺18c’、18c”との間に形成される隙間(光学的なデッドエリア)の増大要因を、この構成により排除するものとなり、いわゆる狭額縁化(光学的なデッドエリアの狭小化)に適したものとなる。
【0044】
一方、構造の多様化の観点からは、適宜、光学シート18の外周辺(18c、18c’、18c”、18c”’、18d、18d’)、及び、ハウジングフレーム16の内壁16b1、16b2の双方側に、他方側に対して、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する、凸部が形成されていても良い。
又、上記各例には、いずれも、光学シート18側に、ハウジングフレーム16に対する位置決めを行なうための、位置決め用突起18bが設けられ、ハウジングフレーム16の壁部16bの、位置決め用突起18bと対向する位置には、位置決め溝16dが設けられているが、これらは必須のものではない。更に、図示は省略するが、光学シート18の外周辺、及び、ハウジングフレーム16の内壁一方又は双方に、他方側に対して、光学シート18の各外周辺の延長方向への相対変位を規制しない態様で接触する、凸部を構成する辺は、直線状に限らず、適宜曲線状であっても良い。例えば、図4(b)(c)の傾斜辺18c”’、18c””は、V字状の凸部であるが、これを円弧状の凸部として構成することとしても良い。
【符号の説明】
【0045】
10 面状照明装置、12 導光板、12a:出射面、16:ハウジングフレーム、16b:壁部、 16b1、16b2:内壁、16c:凹部、 16e、16e’、16e”:凸部、18:光学シート、 18a、18a”’、18e:凸部、 18c、18c”’、18c””18d’:傾斜辺、18d:直線状の辺、181:第1シート、182:第2シート、183:第3シート、22:下側金属ケース、24:上側金属ケース、24a:開口
図1
図2
図3
図4
図5
図6