(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6081898
(24)【登録日】2017年1月27日
(45)【発行日】2017年2月15日
(54)【発明の名称】モータ
(51)【国際特許分類】
H02K 23/66 20060101AFI20170206BHJP
H02K 23/60 20060101ALI20170206BHJP
【FI】
H02K23/66 B
H02K23/60
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-219377(P2013-219377)
(22)【出願日】2013年10月22日
(65)【公開番号】特開2015-82895(P2015-82895A)
(43)【公開日】2015年4月27日
【審査請求日】2016年2月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000101352
【氏名又は名称】アスモ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】松本 直樹
【審査官】
池田 貴俊
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−263728(JP,A)
【文献】
特開2010−172101(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0176696(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0283339(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0137202(US,A1)
【文献】
特開2010−166680(JP,A)
【文献】
特開2009−112095(JP,A)
【文献】
特開2006−121857(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 23/66
H02K 23/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転子が回転可能に収容される略有底筒状のハウジングと、該ハウジングの開口端を閉塞するように固定されるエンドブラケットとを備え、前記回転子と一体回転するセンサマグネットと対をなしその回転子の回転情報を検出するための回転検出器が前記エンドブラケットに装着されてなるモータであって、
前記回転検出器は、前記センサマグネットの磁界変化を受ける検出素子を搭載した基板を備え、検出器本体における前記センサマグネットとの対向面に支持凸部が設けられて前記検出素子側が前記センサマグネットに向くようにして前記検出素子を搭載した基板が前記支持凸部に対して装着されて構成されており、
前記検出器本体には複数の前記支持凸部が設けられ、各支持凸部の前記基板側の端面は該基板の支持面となっており、前記各支持凸部の支持面は、前記回転子の軸線方向に沿った同一平面上に位置しており、前記基板は、前記各支持凸部の支持面に当接した状態で前記回転子の軸線方向に沿うように配置されており、
前記複数の支持凸部には、前記基板と電気的に接続されるターミナルが突出した支持凸部が含まれることを特徴とするモータ。
【請求項2】
請求項1に記載のモータにおいて、
前記基板には、前記検出素子及び各種電子部品がその両面に搭載されていることを特徴とするモータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転子の回転情報を得る回転検出器が搭載されるモータに関する。
【背景技術】
【0002】
回転子(回転軸)の回転数や回転速度等の回転情報を検出するための回転検出器が搭載されるモータは、例えば特許文献1等に開示されている。この特許文献1では、回転軸と一体回転するようにその回転軸に装着されるセンサマグネットに対し、その磁界変化を検出するホール素子等の検出素子を含む回転検出器がユニット化され、モータ内に組み付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−88047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のモータでは、検出器本体(センサホルダ)の壁を介在させて、基板の検出素子とセンサマグネットとが対向するように構成されているため、検出素子をセンサマグネットに近接させることが難しい。また、センサマグネットに対する検出素子の近接度合いによって検出感度が変化するため、安定した検出信号を得るべくその検出素子の位置を容易に調整できることも検討事項となっている。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、検出素子をセンサマグネットに近接でき、また検出素子のセンサマグネットに対する近接度合いを容易に調整できる構造を有する回転検出器搭載のモータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するモータは、回転子が回転可能に収容される略有底筒状のハウジングと、該ハウジングの開口端を閉塞するように固定されるエンドブラケットとを備え、前記回転子と一体回転するセンサマグネットと対をなしその回転子の回転情報を検出するための回転検出器が前記エンドブラケットに装着されてなるモータであって、前記回転検出器は、前記センサマグネットの磁界変化を受ける検出素子を搭載した基板を備え、検出器本体における前記センサマグネットとの対向面に支持凸部が設けられて前記検出素子側が前記センサマグネットに向くようにして前記検出素子を搭載した基板が前記支持凸部に対して装着されて構成され
おり、前記検出器本体には複数の前記支持凸部が設けられ、各支持凸部の前記基板側の端面は該基板の支持面となっており、前記各支持凸部の支持面は、前記回転子の軸線方向に沿った同一平面上に位置しており、前記基板は、前記各支持凸部の支持面に当接した状態で前記回転子の軸線方向に沿うように配置されており、前記複数の支持凸部には、前記基板と電気的に接続されるターミナルが突出した支持凸部が含まれる。
【0007】
この構成によれば、モータ(回転子)の回転情報を検出するための回転検出器は、センサマグネットの磁界変化を受ける検出素子側がセンサマグネットに向くようにして、その検出素子を搭載した基板が検出器本体のセンサマグネットとの対向面に装着される。つまり、検出素子がセンサマグネットに直接的に対向する構成のため、センサマグネットに対して検出素子をより近接して配置可能である。また、検出素子を搭載した基板を、検出器本体のセンサマグネットとの対向面に設けた支持凸部に装着する構成としているため、検出器本体の全体(回転検出器の全体)の形状変更を伴わず支持凸部の高さ寸法を調整するだけで、検出素子のセンサマグネットに対する近接度合いが容易に調整可能である。
【0008】
また上記のモータにおいて、前記基板には、前記検出素子及び各種電子部品がその両面に搭載されることが好ましい。
この構成によれば、基板には検出素子及び各種電子部品がその両面に搭載されるため、基板の平面方向の面積を小さくでき、基板を搭載する回転検出器の小型化に貢献できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のモータによれば、該モータ搭載の回転検出器において、検出素子をセンサマグネットに近接でき、また検出素子のセンサマグネットに対する近接度合いを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】一実施形態におけるモータの軸線方向断面図である。
【
図2】回転検出器装着後のエンドブラケットを示す平面図である。
【
図3】回転検出器装着前のエンドブラケットを示す平面図である。
【
図4】エンドブラケットから各種電気部品を外した状態を示す斜視図である。
【
図5】回転検出器の構成図であり、(a)は基板装着後の回転検出器の軸方向断面図、(b)は基板装着前の回転検出器の軸方向断面図、(c)は基板装着後の回転検出器の平面図、(d)は基板装着前の回転検出器の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、モータの一実施形態について説明する。
図1に示す本実施形態のモータ1は、車両のパワーシート装置の駆動源として用いられるものであり、シートの各機構部、例えばシートを前後にスライドさせる機構部やシートの背もたれ部を傾動させる機構部等に装備されるブラシ付き直流モータである。
【0012】
モータ1は、磁性金属材にて略有底筒状に形成されるヨーク2を備えており、該ヨーク2の内周面には界磁マグネット3が固着されている。界磁マグネット3の内側には、電機子4が回転可能に収容されている。電機子4は、回転軸5と、該回転軸5に固定されるコア6と、該コア6に巻装される巻線7と、コア6よりも先端側(ヨーク2の開口端2b側)の回転軸5に固定され巻線7と接続される整流子8と、整流子8よりも更に先端側の回転軸5に固定されるセンサマグネット9とを備えてなる。電機子4は、回転軸5の基端部がヨーク2の底部中央に保持された軸受10により回転可能に支持されている。回転軸5の基端部は、ヨーク2の底部中央に形成された貫通孔2aを介して負荷側の連結部と連結可能とされている。ヨーク2の開口端2bには、電機子4を収容した状態で該開口端2bを略閉塞するようにエンドブラケット11が固定される。
【0013】
図1〜
図4に示すように、エンドブラケット11は、ヨーク2の開口端2bを閉塞すべく樹脂材にて所定形状に形成されている。エンドブラケット11の中央部には、回転軸5の先端部を挿入するためにその軸線L方向に貫通する貫通孔11aが形成されており、回転軸5の先端部が貫通孔11a内に保持された軸受12により回転可能に支持されている。回転軸5の先端部は、エンドブラケット11のその貫通孔11aを介して負荷側の連結部と連結可能とされている。
【0014】
エンドブラケット11には、モータ1の軸線L方向から見て(
図2及び
図3参照)、周縁部の180°対向位置のそれぞれにヨーク2の外部に突出して負荷側の装置に固定するための固定部11bが形成され、その一方側の固定部11b近傍において同じくヨーク2の外部に突出するようにコネクタ部11cが一体に形成されている。
図1の断面図は、そのコネクタ部11cと他方側の固定部11bとを含む断面としている。コネクタ部11cは、制御装置から延びる外部コネクタ(ともに図示略)がモータ1の軸線L方向に沿って嵌着されるように略四角筒状をなす筒状部11dを有する。
【0015】
また、エンドブラケット11の内側面には、軸線L方向から見て、ヨーク2の内部側において径方向に移動可能に一対の給電用ブラシ13,14が保持され、それら給電用ブラシ13,14をそれぞれ整流子8(
図1参照)の外周面に押圧接触させるべく径方向内側に付勢する捩りコイルばね15,16が設けられている。給電用ブラシ13,14は、コネクタ部11cとは貫通孔11aを挟んだ略反対側において互いに90°の間隔を有して配置され、各ブラシ13,14間の90°の領域内に捩りコイルばね15,16が配置されている。
【0016】
給電用ブラシ13,14の捩りコイルばね15,16とは反対側には、それぞれチョークコイル17,18が配置され、給電用ブラシ13,14から延びるピッグテール13a,14aがそれぞれチョークコイル17,18の一端に接続されている。チョークコイル17,18の他端は、それぞれ給電用ターミナル19,20の一端に接続されている。一方の給電用ターミナル19には、途中に介在されるようにしてサーミスタ21が接続されている。サーミスタ21は、略矩形板状をなし、その平板面が軸線L方向を向くようにエンドブラケット11に形成されたサーミスタ収容凹部11e内に収容されている。
【0017】
給電用ターミナル19,20は、エンドブラケット11の貫通孔11aの両側に分かれていたものが徐々に近接し、ヨーク2の外部に突出するコネクタ部11cまで延びている。給電用ターミナル19,20は、導電性の金属板にて形成されるが、その平板面が軸線L方向に向くようにしてエンドブラケット11に形成された収容溝11f,11gに沿って配置され、所定箇所に設けた複数の係止爪11hにて装着されている。給電用ターミナル19,20の他端は、L字形状をなして給電端子部19a,20aとして形成され、コネクタ部11cの筒状部11d内でその給電端子部19a,20aが軸線L方向に向けられている。
【0018】
また、給電用ターミナル19,20には、両者に跨るように雑防コンデンサ22が接続される。雑防コンデンサ22は、略直方体形状をなし、その一側面から一対の接続端子22a,22bが導出されている。これに対し、給電用ターミナル19,20の所定部位には、幅方向一側から切り欠かれ、自身のエンドブラケット11への装着の際に軸線L方向に延びる接続用スリット19b,20bが形成されている。また、エンドブラケット11の内側面には、後述の回転検出器23を収容するための検出器用収容凹部11iが設けられ、該収容凹部11iの一部にて更に軸線L方向に凹設されるコンデンサ用収容凹部11jが設けられている。尚、コンデンサ用収容凹部11jは、エンドブラケット11の外側には開口していない。また、検出器用収容凹部11i及びコンデンサ用収容凹部11jは、軸線L方向から見て、エンドブラケット11の貫通孔11aよりもコネクタ部11c側に設けられている。
【0019】
そして、雑防コンデンサ22は、接続端子22a,22bが導出される面と直交する隣接の面が軸線L方向に沿うようにコンデンサ用収容凹部11jにその軸線L方向から挿入されて収容され、接続端子22a,22bが給電用ターミナル19,20の接続用スリット19b,20bにそれぞれ圧入固定される。これにより、給電用ターミナル19,20間に雑防コンデンサ22が位置して、該コンデンサ22の各接続端子22a,22bが各給電用ターミナル19,20に対し電気的接続がなされる。また、このような接続態様としていることで、雑防コンデンサ22の自動組み付けが可能となっている。
【0020】
エンドブラケット11に設けた検出器用収容凹部11iには、モータ1(電機子4)の回転数や回転速度等の回転情報を検出するための回転検出器23が装着される。回転検出器23は、ホールIC24aの搭載された基板25が固定される検出器本体23aと、そのホールIC24aからの検知信号を出力するための一対の信号出力用ターミナル26を保持するターミナル保持部23bとを備えている。検出器用収容凹部11iへの回転検出器23の装着の際には、基板25の平板面が軸線L方向に向くように検出器本体23aに配置され、またエンドブラケット11のヨーク2への装着の際には、ホールIC24aがセンサマグネット9と径方向に直接的に対向するように基板25に配置されている(
図1参照)。
【0021】
ホールIC24aの搭載された基板25の検出器本体23aへの装着について、より詳しくは
図5(a)〜(d)に示すように、検出器本体23aには軸線L方向に沿った基板装着面23cを有し、該基板装着面23c上の所定3箇所に支持凸部23dが立設されている。各支持凸部23dは、基板装着面23cから軸線Lの直交方向に突出、即ちセンサマグネット9に近接する方向に突出している。各支持凸部23dの端面は支持面23eとなっており、軸線L方向に沿った同一平面上に位置している。そして、基板25は、各支持凸部23dの支持面23eに当接させて軸線L方向に沿うようにして固定される。
【0022】
基板25には、ホールIC24aやその他の電子部品24bが搭載されている。ホールIC24aは、センサマグネット9との対向する基板25の一側面25a側に搭載されるが、各種の電子部品24bは、基板25の一側面25aと他側面25bとに分かれて搭載され、両面実装による基板25の小型化が図られている。基板25(ホールIC24a及び電子部品24b)は、支持凸部23dにおいて突出する各信号出力用ターミナル26の接続端子部26aと電気的に接続される。各信号出力用ターミナル26は、ターミナル保持部23bにインサート又は装着により保持され、他端側が出力端子部26bとしてターミナル保持部23bから突出している。
【0023】
このような回転検出器23の構成に対し、検出器用収容凹部11iには、回転検出器23の検出器本体23aを収容する本体収容部分11i1が設けられ、該本体収容部分11i1から軸線L方向に連続してコンデンサ用収容凹部11jが設けられている。つまり、回転検出器23の検出器本体23aの軸線L方向奥側(軸線L方向外側)に雑防コンデンサ22が配置され、回転検出器23の検出器本体23aと雑防コンデンサ22とが軸線L方向に並んで配置されるようになっている(
図1参照)。従って、回転検出器23は、雑防コンデンサ22の装着後に検出器用収容凹部11iに対して装着がなされ、その装着の際には、回転検出器23に設けた一対の係止爪23fのエンドブラケット11への係止により行われる。因みに、検出器用収容凹部11iの本体収容部分11i1とコンデンサ用収容凹部11jとはヨーク2よりも径方向内側に位置しているため、検出器本体23aと雑防コンデンサ22とはヨーク2よりも径方向内側に配置される。
【0024】
また、検出器用収容凹部11iに対して回転検出器23の装着がなされると、各信号出力用ターミナル26の他端側はコネクタ部11cに位置し、他端の出力端子部26bがコネクタ部11cの筒状部11d内で給電端子部19a,20aとともに軸線L方向に立設して、コネクタ部11cが構成される。
【0025】
このように種々の電気部品が搭載されたエンドブラケット11が電機子4等の収容されたヨーク2の開口端2bに装着されて固定されることで、モータ1が完成する。そして、コネクタ部11cに制御装置から延びる外部コネクタが装着されて互いが電気的に接続されることで、制御装置からの駆動電源が給電用ターミナル19を介して給電用ブラシ13,14に供給され、該ブラシ13,14から整流子8を通じて巻線7に供給されて電機子4が回転される。また、電機子4(回転軸5)の回転に基づくセンサマグネット9の磁界変化をホールIC24aが検知し、その検知信号が信号出力用ターミナル26を介して制御装置に出力される。制御装置では、検知信号に基づいてモータ1(電機子4)の回転数や回転速度等の回転情報を検出し、これに基づいて駆動電源を制御して、パワーシート装置の駆動源としてのモータ1の回転制御が行われるようになっている。
【0026】
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)モータ1(電機子4)の回転情報を検出するための回転検出器23は、センサマグネット9の磁界変化を受けるホールIC24a側がセンサマグネット9に向くようにして、そのホールIC24aを搭載した基板25が検出器本体23aの基板装着面23c(センサマグネット9との対向面)に装着される構成である。つまり、ホールIC24aがセンサマグネット9に直接的に対向する構成のため、センサマグネット9に対してホールIC24aをより近接して配置することができる。
【0027】
また、ホールIC24aを搭載した基板25を、検出器本体23aの基板装着面23cに設けた支持凸部23dに装着する構成としているため、検出器本体23aの全体(回転検出器23の全体)の形状変更を伴わず支持凸部23dの高さ寸法を調整するだけで、ホールIC24aのセンサマグネット9に対する近接度合いを容易に調整することができる。
【0028】
(2)基板25にはホールIC24a及び各種の電子部品24bがその両面に搭載されるため、基板25の平面方向の面積を小さくでき、基板25を搭載する回転検出器23の小型化に貢献することができる。
【0029】
尚、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・支持凸部23dの形状や数、設置位置は、
図5の態様以外で適宜変更してもよい。
・基板25は両面実装に限らず、片面実装であってもよい。
【0030】
・チョークコイル17,18、サーミスタ21、雑防コンデンサ22のいずれかを省略した構成であってもよい。
・ホールIC24aを複数個用いる構成であってもよい。
【0031】
・ホールIC24a以外の磁気検出素子を用いてもよい。
・ブラシ付き直流モータ以外の他のモータに適用してもよい。
・車両のパワーシート装置以外の用途のモータに適用してもよい。
【符号の説明】
【0032】
1…モータ、2…ヨーク(ハウジング)、2b…開口端、4…電機子(回転子)、9…センサマグネット、11…エンドブラケット、23…回転検出器、23a…検出器本体、23d…支持凸部、24a…ホールIC(検出素子)、25…基板。