(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記予め決定した警告フレーズは、前記メンバーのうち前記グループ通話が不可能なメンバーのリストと前記グループ通話が不可能なメンバーそれぞれのグループ通話不可能理由を含む、請求項2に記載のアプリケーションの動作方法。
前記要求信号の受信に応答して前記グループ通話にいま参加するかの有無、又は前記グループ通話に後で参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供するステップと、
前記グループ通話にいま参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに即座に入場して前記グループ通話に参加するステップと、
前記グループ通話に後で参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに即座に入場せず、後で前記グループ通話チャットルームに入場して前記グループ通話に参加する場合、前記要求信号を再受信する必要なく、前記グループ通話に参加できるインタフェースを提供するステップと、
前記グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、前記グループ通話参加状態を含む前記グループ通話に関する情報を提供するステップと、
を含む、請求項5に記載のアプリケーションの動作方法。
前記要求信号は、要求発信者情報と要求受信者情報を含み、前記要求発信者情報は1人の要求発信者に関する情報を含み、前記要求受信者情報は少なくとも2人の要求受信者に関する情報を含む、請求項5に記載のアプリケーションの動作方法。
前記グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて音声変調機能、音消去機能、または、スピーカフォン機能の少なくともいずれか1つを活性化するインタフェース、前記グループ通話を終了するインタフェース、または、前記インジケータを折り畳むか開くインタフェースの少なくともいずれか1つを提供するステップと、
前記グループ通話に参加する間に前記アプリケーションをバックグラウンドモードで実行されるようにする入力を受信することで、前記バックグラウンドモードに関するインジケータに前記グループ通話に参加中である情報を提供するステップと、
の少なくとも1つをさらに含む、請求項5に記載のアプリケーションの動作方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、サーバからグループ通話の終了信号を受信する前までユーザがグループ通話に自由に参加可能にする技術を提供すること及び当該グループ通話の発信方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコル(mVoIP)を用いてグループ通話サービスを提供するアプリケーションの動作方法は、グループ通話のための要求信号を受信するステップと、前記グループ通話に参加したか否かに関わらず、前記グループ通話に対応するグループ通話チャットルームのメタ情報をサーバから受信するステップとを含み、前記メタ情報は、少なくとも前記グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含む。
【0008】
ここで、前記アプリケーションの動作方法は、前記要求信号の受信に応答して前記グループ通話にいま参加するかの有無、又は前記グループ通話に後で参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供するステップと、前記グループ通話にいま参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに自動入場するステップと、前記グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、前記グループ通話に関する情報(前記グループ通話に関する情報は、前記グループ通話接続状態を含む)を提供するステップとをさらに含んでもよい。
【0009】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話に後で参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに自動入場しないステップと、後で前記グループ通話チャットルームに入場する場合、前記要求信号を再受信する必要なく、前記グループ通話に参加できるインタフェースを提供するステップとをさらに含んでもよい。
【0010】
また、前記要求信号は、要求発信者情報と要求受信者情報を含み、前記要求発信者情報は1人の要求発信者に関する情報を含み、前記要求受信者情報は少なくとも2人の要求受信者に関する情報を含んでもよい。
【0011】
また、前記グループ通話接続状態は、接続中状態、接続状態、終了状態、及び接続不可能状態を含み、前記サーバは、予め決定した時間の間に前記接続中状態が持続すれば、前記グループ通話接続状態を前記終了状態に変更してもよい。
【0012】
また、前記グループ通話に関する情報は、前記メンバーそれぞれのプロフィール写真をさらに含み、前記グループ通話に関する情報を提供するステップは、前記グループ通話接続状態に応じて前記プロフィール写真の薄暗さを調整するステップを含んでもよい。
【0013】
また、前記メタ情報は、前記グループ通話に参加した参加時間、前記グループ通話のためのネットワーク接続状態、または、前記グループ通話を要求したメンバーの少なくともいずれか1つをさらに含んでもよい。
【0014】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて音声変調機能、音消去機能、または、スピーカフォン機能の少なくともいずれか1つを活性化するインタフェース、前記グループ通話を終了するインタフェース、または、前記インジケータを折り畳むか開くインタフェースの少なくともいずれか1つを提供するステップをさらに含んでもよい。
【0015】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話を終了する入力を受信することで、前記グループ通話を終了するステップと、前記インジケータを用いて、前記グループ通話に関する情報及び前記要求信号を再受信する必要なく、前記グループ通話に参加できるインタフェースを提供するステップとをさらに含んでもよい。
【0016】
また、前記グループ通話を終了するステップは、前記グループ通話の終了に関する予め決定されたメッセージを前記グループ通話チャットルームに入力するステップを含んでもよい。
【0017】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記サーバから前記グループ通話の終了信号を受信するステップと、前記終了信号の受信に応答して、前記グループ通話チャットルームで提供されるグループ通話関連機能を不活性化させるステップとをさらに含み、前記サーバは、前記グループ通話に参加中であるメンバー数に基づいて前記グループ通話の終了信号を送信してもよい。
【0018】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話チャットルームがチャットルームリストにすでに含まれているかの有無を判断するステップと、前記グループ通話チャットルームがチャットルームリストに含まれていないものと判断に応じて、前記グループ通話チャットルームを前記チャットルームリストに追加するステップをさらに含んでもよい。
【0019】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記要求信号の受信に応答して、前記要求信号の確認有無が入力されるインタフェースを提供するステップと、前記要求信号を確認するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに入場するステップと、前記グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、前記グループ通話に関する情報(前記グループ通話に関する情報は、前記グループ通話接続状態を含む)を提供するステップと、前記インジケータを用いて、前記グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供するステップと、前記グループ通話に後で参加するとの入力を受信することで、前記要求信号を再受信する必要なく、前記グループ通話に参加できるインタフェースを提供するステップとをさらに含んでもよい。
【0020】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話が行われる間に前記グループ通話チャットルームに関する予め決定した少なくとも1つの機能を不活性化するステップをさらに含んでもよい。
【0021】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話に参加中であるメンバーが前記グループ通話を終了する場合、予め決定した第1通知を再生するステップと、前記グループ通話に参加していないメンバーが前記グループ通話に参加する場合、予め決定した第2通知を再生するステップと、前記グループ通話チャットルームに新しいメッセージが入力される場合、予め決定した第3通知を再生するステップと、前記グループ通話チャットルームの他のチャットルームに新しいメッセージが入力される場合、予め決定した第4通知を再生するステップと、または、前記要求信号を受信する場合、予め決定した第5通知を再生するステップのうち少なくともいずれか1つをさらに含んでもよい。
【0022】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話に参加している前記グループ通話チャットルームから退場する入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームから退場する場合に、前記グループチャットが終了されるという警告フレーズを提供するステップをさらに含んでもよい。
【0023】
また、前記アプリケーションの動作方法は、前記グループ通話に参加する間にアプリケーションをバックグラウンドモードで実行されるようにする入力を受信することで、前記バックグラウンドモードに関するインジケータに前記グループ通話に参加中という情報を提供するステップをさらに含んでもよい。
【0024】
他の一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコル(mVoIP)を用いて、グループ通話サービスを提供するアプリケーションの動作方法は、グループチャットルームのメンバーを対象にグループ通話のための要求信号を送信するインタフェースを提供するステップと、前記要求信号を送信する入力を受信することで、前記メンバーのうち前記グループ通話が可能なグループ通話メンバーを判断するステップと、前記メンバーと前記グループ通話メンバーが一致しない場合、前記グループ通話メンバーを含む新しいグループ通話チャットルームを開設するステップと、前記新しいグループ通話チャットルームで前記要求信号を送信するステップとを含む。
【0025】
ここで、前記判断するステップは、前記メンバーそれぞれのアプリケーションバージョン又は前記メンバーそれぞれのグループ通話許容の有無の少なくともいずれか1つに基づいて、前記グループ通話メンバーを選別するステップを含んでもよい。
【0026】
また、前記グループ通話チャットルームは、少なくとも3人以上のメンバーを含むチャットルームを含んでもよい。
【0027】
また、前記他の一実施形態に係るアプリケーションの動作方法は、前記グループ通話メンバー数に基づいて予め決定した警告フレーズを提供するステップをさらに含み、前記予め決定した警告フレーズは、前記グループ通話メンバー数が予め決定した最大閾値を超過したり、予め決定した最小閾値未満である場合、前記要求信号を送信できないという警告フレーズと、前記グループ通話メンバー数が前記予め決定した最小閾値以上であり、前記予め決定した最大閾値以下であり、前記メンバー数と一致しない場合、前記新しいグループ通話チャットルームを開設するか否かを確認する警告フレーズと、前記グループ通話メンバー数が2人である場合、新しい一対一通話チャットルームを開設するか否かを確認する警告フレーズの少なくともいずれか1つを含んでもよい。
【0028】
また、前記予め決定した警告フレーズは、前記メンバーのうち前記グループ通話が不可能なメンバーのリストと前記グループ通話が不可能なメンバーそれぞれのグループ通話不可能理由を含んでもよい。
【0029】
また、前記他の一実施形態に係るアプリケーションの動作方法は、前記新しい一対一通話チャットルームを開設するという確認に応じて、前記2人のグループ通話メンバーを含む前記新しい一対一通話チャットルームを開設するステップと、前記新しい一対一通話チャットルームで一対一通話のための要求信号を送信するステップとをさらに含んでもよい。
【0030】
また、前記他の一実施形態に係るアプリケーションの動作方法は、前記要求信号の送信に関する予め決定したメッセージを前記グループ通話チャットルームに入力するステップをさらに含んでもよい。
【0031】
更なる一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコル(mVoIP)を用いてグループ通話サービスを提供する移動端末は、受信部を含み、前記受信部は、グループ通話のための要求信号を受信する要求信号受信部と、前記グループ通話に参加したか否かに関わらず、前記グループ通話に対応するグループ通話チャットルームのメタ情報をサーバから受信するメタ情報受信部とを含み、前記メタ情報は、少なくとも前記グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含む。
【0032】
ここで、前記移動端末は、制御部及びインタフェース部をさらに含み、前記制御部は、前記要求信号の受信に応答して前記グループ通話にいま参加するかの有無又は、前記グループ通話に後で参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供するように前記インタフェース部を制御し、前記インタフェース部を介して前記グループ通話にいま参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに自動入場し、前記インタフェース部を介して前記グループ通話に後で参加するとの入力を受信することで、前記グループ通話チャットルームに自動入場せず、後で前記グループ通話チャットルームに入場する場合、前記要求信号を再受信する必要なく、前記グループ通話に参加できるインタフェースを提供するように前記インタフェース部を制御し、前記グループ通話に関する情報(前記グループ通話に関する情報は、前記グループ通話接続状態を含む)を含むインジケータを提供するように前記インタフェース部を制御する。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下、実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
【0035】
図1A〜
図1Bは、一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコル(mVoIP)を用いて、グループ通話サービスを提供するアプリケーションのグループ通話受信方法を説明するための図である。
【0036】
図1Aを参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話のための要求信号を受信する(110)。
【0037】
ここで、グループ通話は、3人以上のメンバー間でmVoIPを用いて行われる音声通話を含む。すなわち、グループ通話のための要求信号は要求発信者情報と要求受信者情報を含み、要求発信者情報は1人の要求発信者に関する情報を含み、要求受信者情報は少なくとも2人の要求受信者に関する情報を含んでもよい。
【0038】
ただし、場合に応じて、グループ通話は2人のメンバーの間でmVoIPを用いて行われる音声通話を含んでもよい。例えば、グループ通話は、3人以上のメンバーが含まれる場合に限って要求されるが、ひとまずグループ通話が開始された後に2人のメンバーのみがグループ通話に残っている場合にもグループ通話が保持される。
【0039】
また、アプリケーションは、グループ通話に参加したか否かに関わらず、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームのメタ情報をサーバから受信する(120)。すなわち、アプリケーションは、ユーザがグループチャットに参加する場合のみならず、グループチャットに参加しない場合にも、グループ通話チャットルームのメタ情報をサーバから受信してもよい。
【0040】
以下、サーバは、アプリケーションと連動してmVoIPを用いたグループ通話サービスをサポートする装置として、例えば、インスタントメッセージサーバ又はmVoIPサーバなどを含んでもよい。
【0041】
ここで、サーバから受信されるメタ情報は、少なくともグループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含んでもよい。他の実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話チャットルームのメンバーのうち、自分を除いた残りのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含むメタ情報をサーバから受信してもよい。
【0042】
グループ通話接続状態は、複数のメンバーそれぞれがグループ通話に接続された状態として、例えば、接続中状態、接続状態、終了状態、及び接続不可能状態などを含んでもよい。ここで、サーバは、予め決定した時間(例えば、1分)の間に前記接続中状態が持続されれば、前記グループ通話接続状態を終了状態に変更してもよい。
【0043】
また、アプリケーションは、要求信号の受信に応答してグループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供する(130)。ここで、ユーザは、グループ通話に「いま参加する」との入力又はグループ通話に「後で参加する」との入力の少なくともいずれか1つを、当該インタフェースを用いて入力する(140)。
【0044】
また、アプリケーションは、グループ通話に「いま参加する」との入力を受信することで、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームに自動入場する(150)。ここで、グループ通話チャットルームは、通常のインスタントメッセージグループチャットルームと類似の機能を実行しながら、追加的に、グループ通話のための機能をさらに提供するチャットルームを含む。例えば、グループ通話チャットルームは複数のメンバーを含み、複数のメンバーの間でインスタントメッセージをやり取りできるインスタントメッセンジャー機能を行って、複数のメンバーの間でmVoIPを用いた音声通話機能をさらに提供することができる。
【0045】
また、アプリケーションは、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いてグループ通話に関する情報を提供する(160)。ここで、グループ通話に関する情報は、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含んでもよい。ここで、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータは、グループ通話チャットルームインタフェースの予め決定した区域(例えば、グループ通話チャットルームインタフェースの上段部)に位置してもよい。また、他の実施形態に係るインジケータは、チャットルームリストで当該グループ通話チャットルームに対応する領域のうち一部に位置してもよい。
【0046】
一方、アプリケーションは、グループ通話に「後で参加する」との入力を受信することで、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームに自動入場しなくてもよい(170)。
【0047】
この場合、ユーザは、後で手動で当該グループ通話チャットルームに入場してもよい。例えば、グループ通話チャットルームは、チャットルームリストに自動追加されてもよい。より具体的に、アプリケーションは、グループ通話チャットルームがチャットルームリストにすでに含まれているか否かを判断し、グループ通話チャットルームがチャットルームリストに含まれていないと判断されれば、グループ通話チャットルームをチャットルームリストに追加してもよい。したがって、ユーザは、チャットルームリストで当該グループ通話チャットルームを選択することで、当該グループ通話チャットルームに手動入場してもよい。
【0048】
また、アプリケーションは、グループ通話チャットルームに入場する場合、グループ通話のための要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェースを提供する(180)。例えば、アプリケーションは、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、再参加ボタン(又は、再接続ボタン)を提供してもよい。ユーザが再参加ボタンを選択する場合、アプリケーションは、進行中であるグループ通話に参加できるようサーバと必要な情報を交換してもよい。
【0049】
より具体的に、アプリケーションは、ユーザがグループ通話に参加しなくてもグループ通話チャットルームに関するメタ情報をサーバから受信してもよい。ここで、グループ通話チャットルームに関するメタ情報は、グループ通話のための要求信号に含まれた要求発信者情報及び要求受信者情報を含んでもよい。
【0050】
したがって、アプリケーションは、グループ通話のための要求信号を受信してグループ通話がひとまず開始される場合、サーバからグループ通話の終了信号を受信する前までユーザがグループ通話に自由に参加可能にする技術を提供することができる。参考として、サーバは、グループ通話に参加中であるメンバー数に基づいてグループ通話の終了信号を送信してもよい。例えば、サーバは、グループ通話に参加中であるメンバー数が1人である場合、グループ通話の終了信号をグループ通話チャットルームのメンバー全てに送信してもよい。
【0051】
それだけではなく、グループ通話チャットルームに関するメタ情報は、グループ通話チャットルームメンバーそれぞれのグループ通話接続状態をさらに含んでもよい。そのため、アプリケーションは、グループ通話に参加中であるか否かに関わらず、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を提供することができる。
【0052】
すなわち、アプリケーションは、グループ通話に参加中のときのみならず、グループ通話に参加していないときにも、グループ通話に属するメンバーそれぞれが当該グループ通話にいま参加中であるか否かに関する情報を提供する。
【0053】
したがって、ユーザは、自分が属するグループ通話チャットルームのメンバーのうち、現在のグループ通話を行っているメンバーに関する情報が提供され、グループ通話が進行中である限りグループ通話に参加したり、グループ通話を終了してもよい。
【0054】
ここで、グループ通話を終了することは、サーバからグループ通話の終了信号を受信することと区別される概念である。例えば、グループ通話を終了する場合、ユーザは再参加ボタンを用いて後でグループ通話に再参加できるが、サーバからグループ通話の終了信号を受信する場合、ユーザはこれ以上当該グループ通話に再参加できなくなる。
【0055】
アプリケーションは、終了信号の受信に応答して、グループ通話チャットルームで提供されるグループ通話関連機能を不活性化させてもよい。この場合にも、グループ通話チャットルームは、通常のインスタントメッセージグループチャットルームと同一に動作する。すなわち、ユーザは、同一のメンバーを対象に新しいグループ通話のための要求信号を送信することで新しいグループ通話を開始し、新しく開始されたグループ通話に参加することができる。
【0056】
また、グループ通話とグループ通話チャットルームとは区別される。例えば、アプリケーションは、グループ通話チャットルームに基づいてグループ通話を提供してもよい。
【0057】
それだけではなく、グループ通話に参加したり、グループ通話を終了することは、グループ通話チャットルームに入場したり、グループ通話チャットルームから退場することと区別される。
【0058】
グループ通話チャットルームに入場することは、文字通りに、グループ通話サービスをサポートするグループ通話チャットルームに入場する動作を含む。一方、グループ通話に参加することは、複数のメンバーの間でmVoIPを用いた音声通話(例えば、コンファレンスコール)に参加する動作を含む。
【0059】
同様に、グループ通話チャットルームから退場することは、文字通りに、グループ通話サービスをサポートするグループ通話チャットルームから退場する動作を含む。例えば、グループ通話チャットルームから退場する場合、アプリケーションは、グループ通話チャットルーム画面からチャットルームリスト画面に切り替えてもよい。一方、グループ通話を終了することは、複数のメンバー間でmVoIPを用いた音声通話(例えば、コンファレンスコール)を終了する動作を含む。上述したように、グループ通話を終了する場合、グループ通話が2人以上のメンバーによって進行中のいずれかのユーザは再参加ボタンを用いてグループ通話に再参加することができる。
【0060】
したがって、ユーザはグループ通話チャットルームに入場しながらも、グループ通話に参加しなくてもよい。
【0061】
図1Bを参照すると、一実施形態に係るグループ通話を開始しようとするユーザ(以下、要求発信者という)は、グループ通話のための要求信号を送信するインタフェースを用いてグループ通話のための要求信号を送信する(191)。この場合、要求発信者のアプリケーションは、グループ通話の要求されたユーザ(以下、要求受信者という)のうち少なくとも1人に接続されるまで接続待機中であることを示す画面を表示する(192)。
【0062】
要求受信者のアプリケーションは、要求発信者から送信された要求信号を受信することで、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供する(193)。要求受信者がグループ通話に「いま参加する」との入力をインタフェースを用いて入力する場合、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームに自動入場し、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態をサーバから受信し、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いてグループ通話に関する情報を提供する(194)。
【0063】
一方、要求受信者がグループ通話に「後で参加する」との入力をインタフェースを用いて入力する場合、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話チャットルームに自動入場しなくてもよい。後で要求受信者によって手動で当該グループ通話チャットルームに入場する場合、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話のための要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェース(例えば、再参加ボタン又は再接続ボタン)を提供する(195)。
【0064】
ここで、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話に参加していない状態でも、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて現在グループ通話に参加中であるメンバーが誰であるかを表示する。
【0065】
要求受信者が再参加ボタンを選択する場合、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話に参加するための動作を行ってもよい。要求随時者のアプリケーションはグループ通話に成功的に参加する場合、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いてグループ通話に関する情報を提供する(195→194)。
【0066】
また、ユーザ(要求発信者又は要求受信者)がグループ通話に参加した後、終了ボタンを選択することでグループ通話を終了した場合、アプリケーションは、要求受信者のアプリケーションは、グループ通話のための要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェース(例えば、再参加ボタン又は再接続ボタン)を提供する(194→195)。
【0067】
したがって、一実施形態に係るアプリケーションは、前述した動作を用いてグループ通話がひとまず開始される場合、サーバからグループ通話の終了信号を受信する前までユーザがグループ通話に自由に参加したり、グループ通話を終了できるようにする技術を提供することができる。
【0068】
図2A〜
図2Cは、一実施形態に係る要求信号の受信に応答して、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースを説明するための図である。
【0069】
図2Aを参照すると、一実施形態に係るグループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話に「いま参加する」との入力ボタン220とグループ通話に「後で参加する」との入力ボタン210を含む。
【0070】
また、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話のための要求信号を送信したメンバーに関する情報230をさらに含んでもよい。例えば、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話のための要求信号を送信したメンバーのIDを表示してもよい。
【0071】
さらに、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話のための要求信号に対応する予め決定したメッセージ240をさらに含んでもよい。例えば、グループ通話のための要求信号に対応する予め決定したメッセージは「グループコールしましょう〜」を含んでもよい。
【0072】
図2Bを参照すると、他の実施形態に係るグループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話のための要求信号を送信したメンバーのプロフィール写真250をさらに含んでもよい。そのため、要求受信者は、要求発信者をより直観的に認知することができる。
【0073】
図2Cを参照すると、更なる実施形態に係るグループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、グループ通話のための要求信号がともに送信されるメンバーに関する情報270をさらに含んでもよい。ここで、グループ通話のための要求信号をともに送信されるメンバーがまだグループ通話に参加していない場合、アプリケーションは、当該メンバーのプロフィール写真を薄く処理してもよい。
【0074】
また、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースは、自分のグループ通話接続状態280をさらに含んでもよい。例えば、アプリケーションは、ユーザからグループ通話にいま参加するかの有無が入力されることを待機する間に自分のグループ通話接続状態を接続待機中に表示してもよい。
【0075】
図3A〜
図3Bは、一実施形態に係るグループ通話に関する情報を提供するインジケータを説明するための図である。
【0076】
図3Aを参照すると、一実施形態に係るグループ通話に関する情報は、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態310とグループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのプロフィール写真320を含む。
【0077】
ここで、アプリケーションは、グループ通話接続状態に応じてプロフィール写真の薄暗さ(dimness)を調整する。例えば、アプリケーションは、終了状態であるか接続中の状態であるメンバーのプロフィール写真を薄く処理してもよい。この場合、アプリケーションは、グループ通話に参加中であるメンバーのプロフィール写真を鮮明に処理してもよい。
【0078】
他の実施形態に係るグループ通話に関する情報は、グループ通話に参加した参加時間330、グループ通話のためのネットワーク接続状態340、または、グループ通話を要求したメンバーの少なくともいずれか1つをさらに含んでもよい。アプリケーションは、サーバから受信されたメタ情報に基づいてグループ通話に関する情報を生成してもよい。
【0079】
ここで、グループ通話に参加した参加時間330は、自分が当該グループ通話に参加した後の時間をカウントする。グループ通話を終了して再参加した場合、グループ通話に参加した参加時間330は、再参加した後の時間をカウントしてもよい。
【0080】
また、グループ通話のためのネットワーク接続状態340は、太陽、雲、雨などの天気アイコンのように表示されてもよい。例えば、アプリケーションは、ネットワーク接続状態が良好な場合に太陽アイコンを表示し、ネットワーク接続状態が普通の場合に雲アイコンを表示し、ネットワーク接続状態が悪い場合に雨アイコンを表示してもよい。さらに、アプリケーションは、グループ通話中にネットワーク接続状態が変更される場合、アイコンを変更してネットワーク接続状態が変更されたことを知らせる通知音を再生してもよい。
【0081】
また、アプリケーションは、当該メンバーのプロフィール写真に予め決定したグラフィック効果(例えば、クラウンアイコン)を付与することで、グループ通話を要求したメンバーを表示してもよい。
【0082】
更なる実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、音声変調機能、音消去機能、または、スピーカフォン機能の少なくともいずれか1つを活性化するインタフェース350、グループ通話を終了するインタフェース360、または、インジケータを折り畳むインタフェース370の少なくともいずれか1つをさらに提供してもよい。
【0083】
アプリケーションは、音声変調機能が活性化する場合、ユーザの声を活性化した音声変調機能により変調して送信してもよい。また、アプリケーションは、音消去機能が活性化される場合、ユーザの声が相手方に送信されないようにするスピーカフォン機能が活性化される場合、対話内容が周辺の人の皆に聞けるように相手方の声をスピーカを通じて再生してもよい。
【0084】
また、アプリケーションは、グループ通話を終了する入力を受信する場合、グループ通話を終了して当該グループ通話に再参加できるインタフェースを提供してもよい。
【0085】
また、アプリケーションは、インジケータを折り畳む入力を受信する場合、グループ通話に関する情報のみを表示するよう当該インジケータを縮小してもよい。
【0086】
例えば、
図3Bを参照すると、アプリケーションは、インジケータを折り畳む入力を受信することで、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのプロフィール写真、グループ通話に参加した参加時間、グループ通話のためのネットワーク接続状態、及びグループ通話を要求したメンバーのみを表示し、音声変調機能、音消去機能、または、スピーカフォン機能の少なくともいずれか1つを活性化するインタフェース、グループ通話を終了するインタフェース、及びインジケータを折り畳むインタフェースを表示しなくてもよい。
【0087】
ここで、アプリケーションは、インジケータを開くインタフェース380をさらに提供してもよい。アプリケーションは、インジケータを開く入力を受信する場合、再び音声変調機能、音消去機能、または、スピーカフォン機能の少なくともいずれか1つを活性化するインタフェース、グループ通話を終了するインタフェース、及びインジケータを折り畳むインタフェースなどを表示してもよい。
【0088】
図4A〜
図4Bは、一実施形態に係る要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェースを説明するための図である。
【0089】
図4Aを参照すると、一実施形態に係る要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェースは、再参加ボタン又は再接続ボタン410を含む。
【0090】
この場合、アプリケーションは、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、グループ通話接続状態を含むグループ通話に関する情報420をともに提供してもよい。
【0091】
図4Bを参照すると、他の実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて自分の接続状態430をさらに提供する。
【0092】
図5は、一実施形態に係る要求信号の受信に応答して要求信号の確認有無が入力されるインタフェースを説明するための図である。
【0093】
図5を参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話のための要求信号の受信に応答して、要求信号の確認有無が入力されるインタフェースを提供する(510)。
【0094】
この場合、要求信号を確認するとの入力を受信することで、アプリケーションは、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームに入場する。アプリケーションは、当該グループ通話チャットルームで提供されるインジケータを用いて、グループ通話にいま参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供する(520)。
【0095】
アプリケーションの以後の動作には、
図1〜
図4Bを参照して記述された事項がそのまま適用されているため、より詳しい説明は省略する。すなわち、グループ通話に「いま参加する」との入力を受信する場合、アプリケーションは当該グループ通話に関する情報などを表示する(530)。一方、グループ通話に「後で参加する」との入力を受信する場合、アプリケーションは要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェースを提供する(540)。
【0096】
図6は、一実施形態に係るグループ通話に関する予め決定したメッセージを説明するための図である。
【0097】
図6を参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話に関する動作が行われることで、予め決定したメッセージを当該グループ通話に対応するグループ通話チャットルームに入力する。ここで、アプリケーションは、それぞれのメッセージをユーザが直接メッセージを入力した場合と同一又は類似形態(例えば、吹き出し形態)に表示してもよい。
【0098】
例えば、アプリケーションは、グループ通話のための要求信号を送信する場合、「グループコールしましょう〜」のメッセージ610をグループ通話チャットルームに入力してもよい。また、アプリケーションは、要求受信者から応答がない場合、「応答がありません」というメッセージ620をグループ通話チャットルームに入力してもよい。
【0099】
アプリケーションはグループ通話のための要求信号を送信した後、グループ通話が開始される前にグループ通話を取り消す入力を受信する場合、「取消します」というメッセージ630をグループ通話チャットルームに入力してもよい。さらに、アプリケーションは、グループ通話が開始された後グループ通話を終了する入力を受信する場合、「終了します」というメッセージ640をグループ通話チャットルームに入力してもよい。ここで、アプリケーションは、グループ通話に参加した参加時間を表示するメッセージ650をグループ通話チャットルームに入力してもよい。
【0100】
一方、図面に表示していないが、他の実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話に関して発生する様々な場合に対応する予め決定した通知を再生してもよい。ここで、予め決定した通知は、効果音、ベルの音、振動、LEDランプ、または、ディスプレイのグラフィック効果の少なくとも1つを含んでもよい。
【0101】
例えば、アプリケーションは、グループ通話に参加中であるメンバーがグループ通話を終了する場合、予め決定した第1通知(例えば、チリン)を再生してもよい。または、アプリケーションは、グループ通話に参加していないメンバーがグループ通話に参加する場合、予め決定した第2通知(例えば、ガン)を再生してもよい。アプリケーションは、グループ通話チャットルームに新しいメッセージが入力される場合、予め決定した第3通知(例えば、トーク)を再生してもよく、グループ通話チャットルームの他のチャットルームに新しいメッセージが入力される場合、予め決定した第4通知(例えば、アプリケーションの基本セッティングによる通知)を再生してもよい。アプリケーションは、グループ通話のための要求信号を受信する場合、予め決定した第5通知(例えば、呼び出し音又は振動など)を再生してもよい。
【0102】
すなわち、アプリケーションは、グループ通話と関連して発生する様々な場合ごとに異なる通知を再生することで、ユーザが再生した通知だけで発生した状況をより容易に認知できる技術を提供することができる。
【0103】
図7A〜
図7Bは、一実施形態に係るバックグラウンドモードに関するインジケータを説明するための図である。
【0104】
図7Aを参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話に参加する間にアプリケーションをバックグラウンドモードで実行されるようにする入力を受信してもよい。
【0105】
例えば、アプリケーションを用いてグループ通話に参加する間にアプリケーションがインストールされた移動端末のホームボタン入力が受信される場合、アプリケーションは、バックグラウンドモードで実行されるようにする入力として認知する。
【0106】
この場合、アプリケーションは、バックグラウンドモードに関するインジケータ710にグループ通話に参加中という情報を提供する。
図7Bを参照すると、他の実施形態に係るアプリケーションは、バックグラウンドモードに関する通知ウィンドウ720にグループ通話に参加中という情報を提供する。
【0107】
図8は、一実施形態に係る一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコル(mVoIP)を用いて、グループ通話サービスを提供するアプリケーションのグループ通話発信方法を示した動作フローチャートである。
【0108】
図8を参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループチャットルームのメンバーを対象にグループ通話のための要求信号を送信するインタフェースを提供する(810)。
【0109】
例えば、
図9を参照すると、アプリケーションは、グループチャットルームのメンバーを対象にグループ通話のための要求信号を送信するグループコール要求ボタン910を提供してもよい。
【0110】
ここで、グループチャットルームは、少なくとも3人以上のメンバーを含むチャットルームを含んでもよい。すなわち、アプリケーションは、3人以上のメンバーが含まれたチャットルームに限ってグループ通話のための要求信号を送信するインタフェースを提供する。
【0111】
また、アプリケーションは、グループ通話のための要求信号を送信する入力を受信することで、グループチャットルームのメンバーのうちグループ通話が可能なグループ通話メンバーを判断する(820)。
【0112】
ここで、アプリケーションは、グループチャットルームのメンバーそれぞれのアプリケーションバージョンに基づいて、グループ通話が可能なグループ通話メンバーを判断する。例えば、アプリケーションはグループ通話をサポートするアプリケーションバージョンよりも低いバージョンのアプリケーションがインストールされた端末のメンバーをグループ通話のできないメンバーとして選別してもよい。
【0113】
さらに、アプリケーションは、グループチャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話許容の有無に基づいて、グループ通話が可能なグループ通話メンバーを判断する。例えば、アプリケーションは、グループ通話を不活性化させたメンバーをグループ通話のできないメンバーとして選別してもよい。
【0114】
また、アプリケーションは、グループチャットルームのメンバーとグループ通話が可能なグループ通話メンバーが一致しない場合、グループ通話メンバーを含む新しいグループ通話チャットルームを開設する(830)。
【0115】
ここで、アプリケーションは、グループ通話メンバーを含む新しいグループ通話チャットルームを開設するか否かに対する警告フレーズをユーザに提供してもよい。これに関するより詳細な事項は、
図10A〜
図10Dを参照して後述する。
【0116】
最後に、アプリケーションは、新しいグループ通話チャットルームでグループ通話のための要求信号を送信する(840)。
【0117】
図10A〜
図10Dは、一実施形態に係るグループ通話メンバー数に基づいて提供される予め決定した警告フレーズを説明するための図である。
【0118】
一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話が可能なグループ通話メンバー数に基づいて予め決定した警告フレーズをユーザに提供する。
【0119】
より具体的に、アプリケーションは、グループ通話のための要求信号を送信するインタフェース1010が選択される入力を受信することで、グループチャットルームのメンバーのうち、グループ通話が可能なグループ通話メンバーを判断してもよい。ここで、アプリケーションは、グループ通話が可能であると判断されたグループ通話メンバー数に基づいて、予め決定した警告フレーズをユーザに提供してもよい。以下、グループチャットルームのメンバー数及びグループ通話メンバー数は、要求発信者自分を含んで算出される。
【0120】
例えば、
図10Aを参照すると、アプリケーションは、グループ通話メンバー数が予め決定した最大閾値(例えば、5人)を超過する場合、グループ通話のための要求信号を送信できないという警告フレーズ1020をユーザに提供する。
【0121】
また、
図10Bを参照すると、アプリケーションは、グループ通話メンバー数が予め決定した最小閾値(例えば、3人)以上であり、予め決定した最大閾値(例えば、5人)以下であり、グループチャットルームのメンバー数と一致しない場合、新しいグループ通話チャットルームを開設するか否かを確認する警告フレーズ1030をユーザに提供する。この場合、アプリケーションは、新しいグループ通話チャットルームを開設するという確認により、該当するグループ通話メンバーを含む新しいグループ通話チャットルームを開設し、新しく開設されたグループ通話チャットルームでグループ通話のための要求信号を送信してもよい。
【0122】
また、
図10Cを参照すると、アプリケーションは、グループ通話メンバー数が予め決定した最小閾値(例えば、2人)未満である場合、グループ通話のための要求信号を送信できないという警告フレーズ1040をユーザに提供する。
【0123】
また、
図10Dを参照すると、アプリケーションはグループ通話メンバー数が2人である場合、新しい一対一通話チャットルームを開設するか否かを確認する警告フレーズ1040をユーザに提供する。この場合、アプリケーションは、新しい一対一通話チャットルームを開設するという確認により、該当する2人のグループ通話メンバーを含む新しい一対一通話チャットルームを開設し、新しく開設された一対一通話チャットルームで一対一通話のための要求信号を送信してもよい。
【0124】
ここで、前述したそれぞれの予め決定した警告フレーズは、グループチャットルームのメンバーのうち、グループ通話が不可能なメンバーのリストと当該グループ通話が不可能なメンバーそれぞれのグループ通話不可能な理由を含んでもよい。
【0125】
図11A〜
図11Bは、一実施形態に係るグループ通話チャットルームから退場する入力が受信される場合に提供される予め決定した警告フレーズを説明するための図である。
【0126】
図11Aを参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話に参加する間(又は、接続する途中)にグループ通話チャットルームから退場する入力1110を受信することで、グループ通話チャットルームから退場する場合、グループチャットに参加(又は、接続)できないという警告フレーズ1120をユーザに提供する。
【0127】
この場合、アプリケーションは、グループ通話チャットルームから退場するとの確認により、当該グループチャットに参加する動作を中断してもよい。
【0128】
また、
図11Bを参照すると、アプリケーションは、グループ通話に参加する間にグループ通話チャットルームから退場する入力1110を受信することで、グループ通話チャットルームから退場する場合、グループチャットが終了するという警告フレーズ1130をユーザに提供する。
【0129】
この場合、アプリケーションは、グループ通話チャットルームから退場するとの確認により、当該グループチャットを終了する。
【0130】
図12は、一実施形態に係るグループ通話が行われる間に不活性化される機能に関する予め決定した警告フレーズを説明するための図である。
【0131】
図12を参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話が行われる間にグループ通話チャットルームに関する予め決定した少なくとも1つの機能を不活性化してもよい。
【0132】
ここで、グループ通話が行われている場合は、本人がグループ通話に参加中でなくても、グループ通話チャットルームのメンバーのうち少なくとも2人のメンバーがグループ通話に参加中である場合を含んでもよい。
【0133】
例えば、アプリケーションは、グループ通話が進行中のグループ通話チャットルームに新しいメンバーを招待する機能を不活性化してもよい。この場合、アプリケーションは、グループ通話チャットルームの設定メニューを不活性化することで、グループ通話チャットルームに新しいメンバーを招待する機能を不活性化してもよい。
【0134】
また、アプリケーションは、グループ通話が進行中グループ通話チャットルームのミニプロフィール機能、顔文字ストア機能、プレゼントする機能、音声再生機能、または、動画再生機能の少なくとも1つの機能を不活性化してもよい。この場合、アプリケーションは、ミニプロフィール機能に対応するインタフェース1210、顔文字ストア機能に対応するインタフェース1220、プレゼントする機能に対応するインタフェース1230、または、音声再生機能や動画材上機能に対応するインタフェース1240のいずれか1つが選択される場合、当該機能を使用できないという警告フレーズ1250をユーザに提供する。
【0135】
図13は、一実施形態に係るネットワーク以上に関する予め決定した警告フレーズを説明するための図である。
【0136】
図13を参照すると、一実施形態に係るアプリケーションは、グループ通話に「いま参加する」との入力1310を受信したものの、ネットワーク異常によりグループ通話にいま参加できない場合、ネットワーク以上を知らせる警告フレーズ1320をユーザに提供する。
【0137】
図14は、一実施形態に係るモバイルボイスオーバーインターネットプロトコルを用いてグループ通話サービスを提供する移動端末を示すブロック図である。
【0138】
図14を参照すると、一実施形態に係る移動端末1400は、受信部1410を含む。ここには図示していないが、受信部1410は、要求信号受信部とメタ情報受信部を含んでもよい。
【0139】
要求信号受信部は、グループ通話のための要求信号を受信してもよく、メタ情報受信部はグループ通話に参加したか否かに関わらず、グループ通話に対応するグループ通話チャットルームのメタ情報をサーバから受信してもよい。ここで、メタ情報は、少なくともグループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含んでもよい。
【0140】
また、移動端末1400は、制御部1420及びインタフェース部1430をさらに含む。
【0141】
インタフェース部1430は、移動端末1400の利用者に入力インタフェース又は出力インタフェースを提供するモジュールとして、例えば、ディスプレイ、キーパッド、タッチスクリーンなどを含んでもよい。
【0142】
制御部1420は、受信部1410によって受信された情報に基づいてインタフェース部1430を制御することで、グループ通話サービスを提供するための動作を行う。
【0143】
例えば、制御部1420は、受信部1410による要求信号の受信に応答してグループ通話にいま参加するかの有無、又はグループ通話に後で参加するかの有無が入力されるインタフェースを提供するよう、インタフェース部1430を制御してもよい。
【0144】
インタフェース部1430を用いてグループ通話に「いま参加する」との入力を受信することで、制御部1420はグループ通話チャットルームに自動入場することができる。
【0145】
一方、インタフェース部1430を用いてグループ通話に「後で参加する」との入力を受信することで、制御部1420は、グループ通話チャットルームに自動入場しなくてもよい。この場合、後でグループ通話チャットルームに入場すれば、制御部1420は要求信号を再受信する必要なく、グループ通話に参加できるインタフェースを提供するようにインタフェース部1430を制御することができる。
【0146】
また、制御部1420は、グループ通話に関する情報を含むインジケータを提供するようにインタフェース部1430を制御してもよい。ここで、グループ通話に関する情報は、グループ通話チャットルームのメンバーそれぞれのグループ通話接続状態を含んでもよい。
【0147】
図14に示された各モジュールには、
図1〜
図13を参照して記述された事項がそのまま適用されているため、より詳細な説明は省略する。
【0148】
以上で説明された装置は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0149】
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面を参照して説明したが、本発明は、前記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
【0150】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。