特許第6083847号(P6083847)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6083847無吸着スロット発電コイルと分離コイルを平行または斜めに配設された発電機。
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6083847
(24)【登録日】2017年2月3日
(45)【発行日】2017年2月22日
(54)【発明の名称】無吸着スロット発電コイルと分離コイルを平行または斜めに配設された発電機。
(51)【国際特許分類】
   H02K 1/12 20060101AFI20170213BHJP
【FI】
   H02K1/12 Z
【請求項の数】2
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-228551(P2016-228551)
(22)【出願日】2016年11月25日
【審査請求日】2016年11月25日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】503214597
【氏名又は名称】合田 敏雄
(72)【発明者】
【氏名】合田敏雄
【審査官】 土田 嘉一
(56)【参考文献】
【文献】 特許第4951099(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(ア)本発明は、ステータヨークを円筒形としロータが挿入される内円周も円形としたスロットの無いドーナッツ型に切断した薄い電磁鋼板を積層された内円周に鉄スロットの代わりに無吸着スロットが配設されておるステータヨークとし、無吸着スロットは磁石に吸着しないステンレス、アルミニウム、アクリル板、塩ビ樹脂、ガラス繊維、ゴム、ビニールホース、スロットシートを無吸着スロットとし、無吸着スロットの薄い一枚の部材をステータヨーク長さより少し長い寸法で切断しUの字型、コの字型、丸パイプ型、楕円形、に加工されておる無吸着スロットとし、無吸着スロットの通電する部材にはスロットシートを配設し、通電しない部材にはスロットシートを配設しないとした無吸着スロットをステータヨーク内円周に開口部をロータ側に向け固定された無吸着スロットに発電コイルを挿入し無吸着スロット発電コイルとし、ステータヨーク内円周に無吸着スロットの固定は溶接止め、ビス止め、樹脂系ゴム糊で固定し、更に発電コイルを挿入後にステータヨーク前後に作られた突起部と無吸着スロット発電コイルのコイルエンド部と糸、結束バンド、融着テープで固定された無吸着スロット発電コイルとし、コイル挿入後の無吸着スロットの開口部に銅線飛び出し防止のスロットシートを被せ、被せたスロットシートと無吸着スロット開口部をゴム糊、熱溶融接着材のビニール樹脂で接着された無吸着スロット発電コイルとし、無吸着スロット発電コイルをステータヨークに配設は、発電コイルを2極ロータ、4極ロータ、6極ロータ、6極ロータ型3極ロータとしたロータ極数と同数か所の多重巻き発電コイルとするかロータ極数の三相発電コイルを配設とするか2相の発電コイルを配設とするか1相の発電コイルを配設としたこと、配設された無吸着スロットと回転軸ロータ極との配設関係は、水平に据え置かれた回転軸ロータに対してステータヨーク内円周に平行に並べられた無吸着スロットとするか、ステータヨーク内円周に斜めに並べられた無吸着スロットとし、斜めとされた配設角度を10度から45度とするか可能な限り斜めとした角度に配設された無吸着スロット発電コイルとするか配設された無吸着スロット発電コイルを分離コイルとし、平行か斜めに配設された無吸着スロット発電コイルか分離コイルをロータ磁束がステータヨーク内円周を吸引しながら回転と共に発電コイルを横切り、又は、斜めに横切り起電力を出力としたこと、平行に配設された無吸着スロット発電コイルの利点は、製作が簡単であり出力励磁の発生する位置からロータを遠く離した位置として出力励磁とロータ磁束の引き合う磁力が弱められた平行無吸着スロット発電コイルとしたこと、斜め平行に配設された無吸着スロット発電コイルの利点は、斜め無吸着スロット発電コイル内に出現した斜め出力励磁と平行なロータ極との磁束が回転と共に、斜めと、平行の交差する小さい範囲で磁束が引き合い低トルクの回転で出力励磁とロータ磁束とを引き離す事が出来るとし、また細長い2枚の永久磁石が隙間をあけて平行に吸引している状態の永久磁石を引き離すのに10の力が必要とした時に、細長い2枚の磁石の片方を45度から50度に傾けると5の力で引き離せるとしたことを利用した斜め発電コイルの配設としたこと、無吸着スロット発電コイルの出力配線は、発電コイルから個々に単相出力とするか、ロータの同極が同時に通過する発電コイル同士を直列配線しコイル巻き始め銅線を出力線としコイル巻き終わり銅線を中性点とした出力線と中性点から単相出力とするか、三相無吸着スロット発電コイル巻き終わり銅線の中性点三本をスター結線かデルタ結線とし巻き始め出力線から三相出力とした配線とし、また分離コイルは、無吸着スロット発電コイルを外側コイルと内側コイルとに分離し二系列とした分離コイルの利点は、発電コイルを外側コイルと内側コイルに分離したコイルに同時に交流起電力を同方向に出力させると無吸着スロット発電コイル内のステータヨークロータ側表面から出力励磁が消滅するとしたことを利用した分離コイルとし、消滅した出力励磁は、ステータヨーク内部で外側コイルと内側コイルの磁力線が吸引し合いステータヨーク内部深くに潜み込ませた出力励磁としたが、ロータの反発磁束がステータヨーク内部に潜み込んだ出力励磁に届いてしまい起電力を出力中にロータの回転が少し重くなるとした為にステータヨークの幅を広げるとするか、無吸着スロットをロータ方向に伸ばしコイル巻き数を増してロータの直径を小さくする為に扇型磁石の高さを短くするか、扇型磁石のコイル側の形状を弧円から直線状とした扇型磁石とするかとしたステータヨーク内側とロータ外側の出力励磁とロータ磁束の吸引し合う磁力の間隔調整がされたロータも有るとして使用されたネオジム永久磁石ロータは中央穴あき扇型磁石ロータとし反発磁束を発電コイル側に向けて押し上げる様にしたロータとし、各発電コイルの渡り配線を個々に結線とするかコイルの巻き始めから他の連結するコイル巻終わりまで連続した結線部の無いコイルの直列配線とし、またステータヨーク外に銅線を引き出す引き出し銅線は、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と少し太い漏電防止された引き出し銅線を結線し、結線部を収縮チューブ、ビニールテープ、融着テープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線を発電機の脇または後側蓋に配設した操作盤の単相か三相漏電防止機の入力端子に配線し出力端子から直流に整流するか交流のまま電圧計、各出力端子または降圧し100V差し込みへと配線されておる発電機とし、発電機をケース無しとするかケース有り発電機とした無吸着スロット発電コイル発電機としたこと
【請求項2】
(イ)請求項1に記載した各ロータとステータヨークの無吸着スロット発電コイルの配設を記載とし、2極ロータと多重巻き発電コイルの配設は、2極ロータをN極とS極とするか、N極とN極のロータかS極とS極のロータとし、無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットとした無吸着スロットに発電コイルを3重巻き、4重巻き、5重巻き、6重巻きとした多重巻き発電コイルとし、ロータ2極が同時に通過する位置に配設された多重巻き発電コイルとし、配設位置が同じとして1番から24番の無吸着スロットに4重左巻き発電コイルの配設を記載とし、U1番発電コイル巻き始め左側銅線を出力線とし2番と3番と4番と5番から8番と9番と10番と11番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点とし、U2番発電コイル巻き始め左側銅線出力線とし14番と15番と16番と17番から20番と21番と22番と23番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点とし、また使用していない番号部は無吸着スロットを配設しないとし、無吸着スロット発電コイルの配線は、ロータ極をN極とS極とされたロータと無吸着スロット発電コイルの配線は、個々に4重巻き発電コイルのU1とU2の発電コイルから2か所の単相出力とするか、U1番発電コイルの中性点とU2番発電コイルの中性点を結線し並列配線としU1番とU2番の各出力線から単相出力とし、ロータ極をN極とN極、またはS極とS極とされたロータと無吸着スロット発電コイルの配線は、個々に4重巻き発電コイルから2か所の単相出力とするかU1番発電コイルの中性点とU2番発電コイルの出力線を結線し直列配線としU1番出力線とU2中性点から単相出力を一か所としたこと、無吸着スロット発電コイルから少し出た位置の銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線を付け、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配線し単相漏電防止スイッチから電流計から100V差し込みへと配線された発電機としたこと
(ウ)2極ロータと2相無吸着スロット発電コイルが配設された無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットとし、右回り通し番号の1番から32番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルの配設は、U1番コイルの左側巻き始め銅線を出力線とし1番と2番から7番と8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、U2番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし9番と10番から15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、U3番コイル巻き始め銅線を出力線とし17番と18番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、U4番コイル巻き始め銅線を出力線とし25番と26番から31番と32番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V1番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし5番と6番から11番と12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V2番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし13番と14番から19番と20番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V3番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし21番と22番から27番と28番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、V4番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし29番と30番から3番と4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点としたこと、この配線にロータ極をN極とS極とされた発電コイル配線は、個々に2重巻き発電コイルの出力線と中性点から単相出力とするか、U発電コイルとV発電コイルの同時に通過するU1コイルとU3コイル、U2コイルとU4コイル、V1コイルとV3コイル、V2コイルとV4コイルの各中性点同士を結線し並列配線とし各出力線から単相出力を4か所の出力線とし、ロータ極をN極とN極、またはS極とS極とされた発電コイル配線は、個々に2重巻き発電コイルから単相出力とするか、同時に通過するコイルの中性点と出力線を直列配線し各出力線と中性点から4か所の単相出力とするか、直列配線されたUコイルの1番、3番と2番、4番、Vコイルの1番と3番、2番と4番の各中性点を結線し並列配線とし発電電圧を上昇させたUコイルとVコイル2か所の単相出力とし、また2か所の単相出力とされたUコイルとVコイルの同方向に出された出力線を結線し1か所の単相出力としたこと、各出力線は無吸着スロット発電コイルの銅線に漏電防止された引き出し銅線を付け、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された単相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込みへと配線された発電機とし、またこの配線は4極ロータの2相無吸着スロット発電コイル発電機にも使用できるとしたこと
(エ)4極ロータと三相2重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、ステータヨーク前側から斜め右上りに配設された無吸着スロットとし、右回り通し番号の1番から24番の無吸着スロットの1重巻き発電コイルと1番から48番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルが有りコイル配設が同じとして2重巻き発電コイル直列配線の配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番から11番と12番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3番コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番から35番と36番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、U2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし13番と14番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU4番コイル巻き始め左側銅線と結線し37番と38番から47番と48番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番と10番から19番と20番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3番コイル巻き始め左側銅線と結線し33番と34番から43番と44番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、V2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし21番と22番から31番と32番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV4番コイル巻き始め左側銅線と結線し45番と46番から7番と8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番と18番から27番と28番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3番コイル巻き始め左側銅線と結線し41番と42番から3番と4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、W2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし29番と30番から39番と40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW4番コイル巻き始め左側銅線と結線し5番と6番から15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2中性点としたこと、UVW各線の出力配線は、各直列配線されたておる出力線と巻き終わり中性点から6か所の単相出力とするか、UVW各相の1番と2番の直列配線された中性点を結線し並列配線とし各左側巻き始め出力銅線から3か所の単相出力とするか、3か所の単相出力とされておる同方向のコイル出力銅線を中性点とし3本を束に結線し、反対側の同方向の出力線から出力するとしたスター結線、またはデルタ結線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルから少し出した所で引き出し銅線と結線し、引き出し銅線はステータヨーク外に引き出す銅線として漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込み、三相200V端子へと配線された発電機としたこと
(オ)4極ロータと三相3重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から36番の無吸着スロットに3重巻き無吸着スロット発電コイルの三相直列配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番と3番から10番と11番と12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し19番と20番と21番から28番、29番、30番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1コイル巻き始め左側銅線を出力線とし7番と8番と9番から16番と17番と18番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番と27番から34番と35番と36番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1コイル巻き始め銅線を出力線とし13番と14番と15番から22番と23番と24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め銅線と結線し31番と32番と33番から4番と5番と6番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVWの各コイルを左巻き直列配線とした出力は、出力線巻き始め銅線と巻き終わり中性点の銅線から単相出力とするか、UVW線の右側巻き終わり中性点を3本束にしてスター結線とするかデルタ結線とし各出力線から出力とし、ステー結線またはデルタ結線とした出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、ステータヨーク後側から引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設した三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込み、三相200V差し込みへと配線された発電機としたこと
(カ)4極ロータと三相4重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から48番の無吸着スロットに4重巻き発電コイルの配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番と3番と4番から13番と14番と15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番と27番と28番から37番と38番と39番と40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番と10番と11番と12番から21番と22番と23番と24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し33番と34番と35番と36番から45番と46番と47番と48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番と18番と19番と20番から29番と30番と31番と32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し41番と42番と43番と44番から5番と6番と7番と8番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部をビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設した三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計から100V差し込み、三相200V差し込みへと配線された発電機としたこと
(キ)6極ロータと三相2重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から18番の無吸着スロットに一重巻き発電コイルと1番から36番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルが有りコイル配設位置は同じとして1番から36番の無吸着スロットに二重巻き発電コイルの配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番から7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し13番、14番から19番、20番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め銅線と結線し25番、26番から31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし5番、6番から11番、12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し17番、18番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め銅線と結線し29番、30番から35番、36番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番から15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し21番、22番から27番と28番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め銅線と結線し33番、34番から3番、4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線とするかデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、ステータヨークの前側とするか後側の発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部をビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し三相出力端子から電流計、三相200Vの端子または差し込み、ダウントランスから100Vの差し込みへと配線された発電機としたこと
(ク)6極ロータと三相2重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から72番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルの配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番から11番、12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め左側銅線と結線し25番、26番から35番、36番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU5コイル巻き始め銅線と結線し49番、50番から59番、60番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、U2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし13番、14番から23番、24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU4コイル巻き始め左側銅線と結線し37番、38番から47番、48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU6コイル巻き始め銅線と結線し61番、62番から71番、72番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番から19番、20番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め左側銅線と結線し33番、34番から43番と44番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV5コイル巻き始め銅線と結線し57番、58番から67番、68番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、V2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし21番、22番から31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV4コイル巻き始め左側銅線と結線し45番、46番から55番、56番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV6コイル巻き始め銅線と結線し69番、70番から7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番、18番から27番、28番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め左側銅線と結線し41番、42番から51番と52番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW5コイル巻き始め銅線と結線し65番、66番から3番、4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、W2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし29番、30番から39番、40番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW4コイル巻き始め左側銅線と結線し53番、54番から63番、64番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW6コイル巻き始め銅線と結線し5番、6番から15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2中性点としたこと、UVW線の奇数番号コイルと偶数番号コイルの直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から6か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした2か所の三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部を収縮チューブ、ビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された200V三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し三相出力端子から三相200V差し込みとダウントランスに配線されダウントランスから100V差し込みへと配線された発電機としたこと
(ケ)6極ロータと三相4重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から72番の無吸着スロットに4重巻き発電コイルの配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番、3番、4番、から13番、14番、15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番、26番、27番、28番から37番、38番、39番、40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め銅線と結線し49番、50番、51番、52番から61番、62番、63番、64番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番、11番、12番から21番、22番、23番、24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し33番、34番、35番、36番から45番、46番、47番、48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め銅線と結線し57番、58番、59番、60番から69番、70番、71番、72番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番、18番、19番、20番から29番、30番、31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し41番、42番、43番、44番から53番と54番、55番、56番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め銅線と結線し65番、66番、67番、68番から5番、6番、7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子か半田で結線し、結線部を収縮チューブ、ビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された三相200V漏電防止スイッチ入力端子まで配線し三相出力端子から電流計、三相200V差し込み、200Vから100Vにダウントランスで降圧し100V差し込みへと配線された発電機としたこと、また記載した各無吸着スロット発電コイルを記載のまま使用するか又は2重巻き、3重巻き、4重巻きとされた発電コイルを分離コイルとし中央から出力励磁を消滅させた配線とし、分離は配設された多重巻き無吸着スロット発電コイルを外側コイルと内側コイルに分離し、外側コイル数を多くするか、内側コイル数を多くするかとした分離コイルとし同数に近い数の外側コイルと内側コイルに分離するとした無吸着スロット発電コイル発電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ステータヨークスロットにロータ極数と同数か所の多重巻き発電コイルかロータ極数の三相分布巻き発電コイルを配設した発電機。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4951099号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は、発電コイルから負荷側に起電力を出力した時にコイル内に発生する出力励磁を弱磁、または出力励磁を消滅させ低トルクの動力で低速回転とし発電機側を高速回転とした変速機を使用し動力側の燃料または電力消費量を半減させる事が出来ないか。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ステータヨークを円筒形としロータが挿入される内円周も円形としスロットの無いドーナッツ型に切断した薄い電磁鋼板を積層されたステータヨーク、鉄スロット無しとされたステータヨーク内円周に鉄のスロットに代わる無吸着スロットを配設されておるステータヨークとし、無吸着スロットは磁石に吸着しないステンレス、アルミニウム、アクリル板、塩ビ樹脂、ガラス繊維、ゴム、ビニールホース、スロットシートを無吸着スロットとし、無吸着スロットの薄い一枚の部材をステータヨーク長さより少し長い寸法で切断された無吸着スロットとし、Uの字型、コの字型、丸パイプ型、楕円形に加工した無吸着スロットの通電する部材にはスロットシートを配設し、通電しない部材にはスロットシートを配設しないとした無吸着スロットをステータヨーク内円周に開口部をロータ側に向け固定された無吸着スロットに発電コイルを挿入し無吸着スロット発電コイルとし、無吸着スロットの固定は溶接止め、ビス止め、樹脂系ゴム糊で固定し、更にステータヨーク前後に作られた突起部とステータヨークから出した無吸着スロット発電コイルを糸、結束バンド、融着テープで固定されておる無吸着スロット発電コイルとし、また無吸着スロット開口部の銅線飛び出し防止とし開口部に被せたスロットシートと無吸着スロットを樹脂系ゴム糊、熱溶融接着材のビニール樹脂で接着された無吸着スロットとし、無吸着スロット発電コイルのステータヨーク配設は、発電コイルと2極ロータ、4極ロータ、6極ロータ、6極ロータ型3極ロータとしたロータ極数と同数か所の多重巻き発電コイルとするかロータ極数の三相発電コイルを配設とするか2相の発電コイルを配設とするか1相の発電コイルを配設とし、ステータヨークに配設された無吸着スロット発電コイルは、水平に据え置かれた回転軸ロータに対して無吸着スロット発電コイルを回転軸ロータの回転方向に平行に並べられた無吸着スロット発電とするか、回転軸ロータに対して斜めとし回転方向に斜め平行に並べられた無吸着スロット発電コイルとし配設角度を10度から45度とするか可能な限り斜めとした角度に配設された無吸着スロット発電コイルとするか配設された無吸着スロット発電コイルを分離コイルとし、配設された無吸着スロット発電コイルか分離コイルをロータ磁束がステータヨーク内円周を吸引しながら回転と共に発電コイルを横切り、又は、発電コイルを斜めに横切り起電力を出力としたこと、平行に配設された無吸着スロット発電コイルの利点は、製作が簡単であり出力励磁の発生する位置からロータを遠く離した位置として出力励磁とロータ磁束の引き合う磁力が弱められておる平行無吸着スロット発電コイルとしたこと、斜め平行に配設された無吸着スロット発電コイルの利点は、斜め無吸着スロット発電コイル内に出現した斜め出力励磁と平行なロータ極との磁束が回転と共に、斜めと、平行の交差する小さい範囲で磁束が引き合い低速回転で出力励磁とロータ磁束とを引き離す事が出来るとし、また細長い2枚の永久磁石が隙間をあけて平行に吸引している状態の永久磁石を引き離すのに10の力が必要とした時に、細長い2枚の磁石の片方を45度から50度に傾けると5の力で引き離せるとしたことを利用した斜め発電コイルの配設としたこと、無吸着スロット発電コイルの出力配線は、発電コイルを個々に単相出力とするか、ロータの同極が同時に通過する発電コイル同士を直列配線しコイル巻き始め銅線を出力線としコイル巻き終わり銅線を中性点とした出力線と中性点から単相出力とするか、三相無吸着スロット発電コイルの巻き終わり銅線を中性点とし三本をスター結線かデルタ結線とし巻き始め出力線から三相出力とした配線としたこと、分離コイルは、無吸着スロット発電コイルを外側コイルと内側コイルとに分離し発電コイルを二系列とした分離コイルの利点は、発電コイルを外側コイルと内側コイルに分離したコイルに同時に交流起電力を同方向に出力させると無吸着スロット発電コイル内のロータ側表面から出力励磁が単相出力の中性点が無い場合のみ消滅するとしたことを利用した分離コイルとし、消滅した出力励磁は、ステータヨーク内部で外側コイルと内側コイルの磁力線が吸引し合いステータヨーク内部深くに潜み込ませた出力励磁としたが、ロータの反発磁束がステータヨーク内部に潜み込んだ出力励磁に届いてしまい起電力を出力中に少しロータの回転が重くなるとして次の様に配設または施工されたのも有るとした発電コイルとロータは、ステータヨークの幅を無吸着スロット長さより1、5倍から2倍に広げたステータヨークの幅とするか、無吸着スロットをロータ側に長さを長くしコイル巻き数を増しロータの直径を小さくする為に扇型磁石の高さを短くされておロータ扇型磁石のコイル側形状を弧円から直線状とされておるロータとするかとしたステータヨークの出力励磁が弱磁した範囲にロータ外側が位置する様に間隔調整がされたロータも有るとして使用されたロータを中央穴あき扇型磁石ロータとしたネオジム磁石を使用したロータとしたこと、ステータヨークに配設されておる各無吸着スロット発電コイルの渡り配線をコイルとコイルの中間で結線とするかコイルの巻き始めから他の連結するコイル巻終わりまで連続した結合部の無いコイルの直列配線とし、またステータヨーク外に銅線を引き出す引き出し銅線は、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と少し太い漏電防止された引き出し銅線を結線し、結線部を収縮チュウブ、ビニールテープ、融着テープ、ガラス繊維で漏電防止した引き出し銅線を発電機の脇または後側蓋に配設した操作盤の単相か三相漏電防止機の入力端子まで配線し出力端子から整流し直流と交流として電圧計から各出力端子、または差し込み部に配線されておるとした発電機は、発電機ケース無しとするかケース有り発電機とした無吸着スロット発電コイル発電機としたこと
【0006】
明細書の読み方とし、回転軸の動力伝達側を発電機、ステータヨーク、ロータ、の前側とし反対方向を後側、ステータヨークのロータ側を内側としケース側を外側として内側と外側の長さを幅としたこと、ステータヨークの積層方向を積層長さとし、ステータヨーク内側に配設され無吸着スロットの1番はどこの位置を1番として良いとした1番スロットからの右回り通し番号とし、無吸着スロット発電コイルの左右は回転軸方向から見てコイルの左側コイル銅線と右側コイル銅線とし、多重巻き無吸着スロット発電コイル又は外側コイルと内側コイルとし、無吸着スロットの高さはステータヨーク内側からロータに接蝕しない範囲を高さとし、多重巻き発電コイルは配設中心位置を角度で示した中心位置から左右に幅とした広さのコイル、ゼロ度位置はステータヨーク内側の無吸着スロットのどの位置でも良い、無吸着スロット発電コイルの斜め平行とした配設は、前側ステータヨークから後側ステータヨークまで水平に据え置かれ回転軸に対して10度から45度とするか可能な限り斜めとした配設とし、可能な限り斜めとは45度を超える斜めとし、斜め配設はステータヨーク内円周にステータヨーク前側から右上がり斜め、右下がり斜めとした斜め平行に並べられた無吸着スロット発電コイル、多重巻き発電コイルは1番、2番、3番、から6番、7番、8番としたスロットに一番外側コイルを1番と8番のスロットに配設、中間コイルを2番と7番のスロットに配設、一番内側コイルを3番と6番のスロットに配設された3重巻き発電コイルの場合とし、発電コイルの出力線を左側銅線と統一し理解しやすく記載したが、配線を反対に見ると右側コイル銅線を出力線としたコイル配線も有るとしたこと、また定格出力を安定させる為にスロット数を増した多重巻き発電コイルとし余裕を持って一定の出力とし、ロータ極を発電機の前側から見て右回りで1番極から6番極とし、反発磁束とはロータ各極に同極磁石を数枚から数十枚を配設し反発する同極磁石をボルトとナットで締めて密着とするか少し間隔を取り固定した時にコイル側に盛り上げた磁束のこと、発電機の固定脚側を下とし反対側を上とし、また発電機を説明するのに困難とし組立て方や作業の方法などを一部記載としたこと
【0007】
ステータヨークは、外径を円筒形とし内径も円形としたドーナッツ型に切断した薄板積層材を電磁鋼板材のステータヨークとするか薄い軟鉄材を使用したステータヨーク、またはドーナッツ型に切断した電磁鋼板の何枚かに一枚を軟鉄とし混合配設されたステータヨークとし、ステータヨーク強度を保つ為の内径からステータヨーク外径の幅とした長さを無吸着スロットのロータ側に向けた高さと同じ長さのステータヨーク幅の長さとするか、無吸着スロット長さより長いステータヨーク幅としてステータヨークの強度不足にならない様にとし、ステータヨーク内径はロータ外径と無吸着スロット高さ寸法を足した直径の長さで円形に切断されたステータヨーク内径として切断された何十枚かの薄板を重ね合わせたステータヨークとし、ステータヨークの固定は、ステータヨーク外周側を数か所とステータヨーク内側円形部数か所を積層方向に一か所に一本の連続された溶接で固定されたステータヨークとし、ステータヨークの薄板を多数枚積層され長いステータヨークの方が銅線を長く配設し負荷側に出力する起電力が安定するとしたステータヨーク内側に無吸着スロット発電コイルを配設した後にステータヨーク全体を漏電防止のワニスが塗られておるステータヨークとするかワニスが塗られていない切断加工したままのステータヨークとし、ステータヨーク内径に配設された無吸着スロット発電コイルのロータ側高さをロータに接触しない高さとしたこと
【0008】
無吸着スロットは、磁力に吸着しない部材で鉄スロットの変わりとしコイル銅線を定位置にまとめる為に配設されたスロットとし、無吸着スロットの部材をステンレス、アルミニウム、塩ビ樹脂、ガラス繊維、アクリル板、ビニール、プラスチックの部材でスロットをU型、丸形、コの字型、楕円型に加工しロータ側に銅線挿入口を向け固定された無吸着スロットとし、無吸着スロットの固定は、樹脂系ゴム糊で無吸着スロットをステータヨーク内径に接着し固定とするか、ステータヨーク内径に丸溝か四角溝を加工してあり無吸着スロットのステータヨーク側にも丸突起部か四角突起部が作られており、無吸着スロットの突起部がステータヨーク内径の丸溝か四角溝に挿入しロータ側に抜けない様に固定されておる無吸着スロットとしたこと、無吸着スロットの通電する部材にはスロットシートを無吸着スロットに挿入するが通電しない部材にはスロットシートを挿入しないとし、また無吸着スロットの銅線挿入口にはコイル配設後に銅線飛び出し防止のシートを無吸着スロットに差し込むとするか、飛び出し防止シートを差し込んだ後に樹脂系ゴム糊か熱溶融接着材のビニール樹脂で飛び出し防止シートと無吸着スロットを接着するとしたこと、丸棒突起部は、ステータヨーク前後幅方向の中間に小さな穴を奇数番号の無吸着スロット位置に穴を開けており、穴には鉄棒、アルミ棒、樹脂棒、木の棒、竹の棒、長ボルトが差し込まれており配設された無吸着スロット発電コイルのステータヨークから出たコイルエンドの無吸着スロット部と突起部の差し込み棒とを結束バンド、糸、融着テープでステータヨークの前側と後側から出した無吸着スロット発電コイルの両側を固定とし、更に無吸着スロットの中間部とステータヨークの接している部分を樹脂系ゴム糊で固定されておる無吸着スロットとしたこと、ガラス繊維は、コイルを一定の巻き数で巻き完成したコイルのステータヨーク長さ範囲の左右銅線束に銅線保護用ビニールテープを巻き付けてからガラス繊維を巻き付け、銅線束をロータ方向に楕円型とした成形後にポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜて楕円形にポリエステル樹脂を塗り固めた無吸着スロット発電コイルとしたこと、アクリル樹脂無吸着スロットはステータヨーク内側に無吸着スロットの高さの型にアクリル樹脂を流し込み硬化したらアクリル樹脂にスロットを機械加工とし、または無吸着スロットを先に配置してからアクリル樹脂を流し込み無吸着スロット固定した後にロータ側に開口部を加工された無吸着スロットのステータヨークとしたこと
【0009】
多重巻き無吸着スロット発電コイルの配設位置をステータヨーク内径のどこの位置をゼロ度位置としも良い、ゼロ度位置からの多重巻き無吸着スロット発電コイルの配設を2極ロータは、ゼロ度位置と180度位置とし、2極ロータと三か所に多重巻き無吸着スロット発電コイル配設は、ゼロ度位置、120度位置、240度位置とし、4極ロータと四か所に多重巻き無吸着スロット発電コイルの配設は、ゼロ度位置、90度位置、180度位置、270度位置とし、6極ロータと3か所の多重巻き無吸着スロット発電コイルの配設は、ゼロ度位置、120度位置、240度位置、とした中心位置から左右に幅とした多重巻き無吸着スロット発電コイルを配設とし、また2極ロータ、4極ロータ、6極ロータとステータヨークに分布巻き無吸着スロット発電コイル三相配設としたこと、無吸着スロットに配設された発電コイル銅線の本数は、一本で巻いたコイル、二本で巻いたコイル、三本で巻いたコイル、四本で巻いたコイル、数本を束にして巻いた無吸着スロット発電コイルをステータヨーク内側に平行とするか斜めに配設とし、平行配設は水平に据え置かれた回転軸ロータに対して平行にロータ回転方向に並べられた無吸着スロット発電コイルとし、斜め配設は水平に据え置かれた回転軸ロータに対して前側ステータヨークから後側ステータヨークに10度から45度とするか可能な限り斜めとした角度に斜め右下がり配設とするか斜め右上がり配設としロータの回転方向に斜め平行に並べられた無吸着スロットの多重巻き無吸着スロット発電コイルか三相発電コイルとし、配設された無吸着スロットの1番発電コイルから他の発電コイルに直列配線は、コイルからコイルに渡り配線を結線とするかコイル巻き始めからコイル巻き終わりまで結線部なしとした直列配線とし、またコイル渡り銅線、コイル出力線と中性点に結線する引き出し銅線を付けるコイル側をステータヨーク前側とするかステータヨーク後側としたこと
【0010】
多重巻き発電コイルは、コイル幅を一定に保ったコイル配設とコイル幅を段々と広くされたコイル配設とした一例を記載するとし、一か所の無吸着スロットを1番から10番とした通し番号の無吸着スロットにコイル幅を一定の幅とした多重巻き発電コイル配設は、無吸着スロットの1番から7番、2番から8番、3番から9番、4番から10番の四重巻き無吸着スロット発電コイル配設位置関係とし、また一か所の多重巻き発電コイルの外側コイルで内側コイルを囲む様にコイル幅を段々と広げる配設は、無吸着スロットの4番から7番、3番から8番、2番から9番、1番から10番とした四重巻き無吸着スロット発電コイル配設の位置関係とし、また配設した無吸着スロット発電コイルを2系列に分離し出力励磁を消滅する内側コイルと外側コイルとする場合は4番から7番と3番から8番のコイルを直列配線し同方向巻き内側コイルとし、2番から9番と1番から10番のコイルを直列配線し同方向巻き外側コイルとした2系列の2重巻き無吸着スロット発電コイルとし外側コイルと内側コイルを同方向巻きコイルとしたこと
【0011】
中央穴あき扇型磁石を回転軸に固定する金具をステンレスパイプ、前側円盤、T型動力伝達板、通しボルトとナットで固定された永久磁石ロータとし、回転軸にロータ長さより長いステンレスパイプを被せパイプの前後を回転軸に点溶接でパイプを固定し、前側円盤の中央に作られた穴に回転軸パイプを挿入しロータの前側円盤位置で垂直に前側円盤と回転軸パイプとを溶接固定とし、固定された前側円盤をロータの極数に分割し分割部に極数分のT型動力伝達板が配設されT型動力伝達板と回転軸パイプと前側円盤が接する部分をタップ溶接し永久磁石ロータの固定金具とし、また回転軸に前側ベアリングと吸い込み、吐き出しとした回転方向により変わる角度の付いたファンとロータと後側ベアリングとした順番に配設された回転軸とし、ロータの各極に配設する永久磁石を磁力の強い永久磁石を使用するかネオジム永久磁石を使用し、扇型の中央穴あき扇型磁石としてコイル側に弧円とし回転軸側も弧円とするか直線状の扇型磁石とするか、中央穴あき扇型磁石のコイル側を直線状とした平な扇型磁石のコイル側とした中央穴あき扇型磁石の磁極をコイル側と回転軸側に着磁し、中央穴あき扇型磁石をロータに配設は、ロータ極数に分割された前側円盤分割部の一か所の分割範囲を扇型磁石の回転方向の長さとし、回転軸の長さ方向に扇型磁石の厚みとし、回転軸から少し隙間を開けた位置からコイル側に磁石の高さとし、高さが高いほど反発磁束がコイル側に押し出される磁力が遠くまで届きステータヨーク内に隠れた出力励磁と吸引する為に扇型磁石の高さを低く制限したロータも有るとしたこと、また扇型磁石の中央に穴が開けられた扇型磁石のコイル側左右端に下段が施されておる一枚の中央穴あき扇型磁石とし、中央穴あき扇型磁石の中央穴はボルト通し穴とし、扇型磁石左右に作られた下段は前側円盤に極数分配設された左右のT型動力伝達板のT型磁石押さえ部が入る下段とし、前側円盤のロータ極数に分割した位置に固定されたT型動力伝達板に両側を押さえられた中央穴あき扇型磁石の同極をコイル側に向け何枚も一定の間隔で固定されロータ1番極とし、2極ロータをN極とS極、N極とN極、S極とS極としたロータ、4極ロータをN極とS極を交互に配設したロータ、6極ロータをN極とS極を交互に配設したロータとどちらかの極を取り除いた6極型3極ロータとし、ロータ各極は扇型磁石の同極同士の反発磁束をコイル側に盛り上げた磁束でステータヨークを吸引させる様に扇型磁石を前側円盤のT型動力伝達板とT型動力伝達板の間に配設され磁石押さえ部で固定された中央穴あき扇型磁石を、前側円盤の外側から中央穴あき扇型磁石数枚の中央の穴に通したボルトで密着とするか少し隙間を開けた位置にナットで締めて固定とし、またナット固定位置と同場所のT型動力板磁石押さえ部を回転軸側に90度に曲げ挿入した扇型磁石が飛び出ない様に90度曲げ部とナットで固定されておるロータとし、ロータのN極とS極、またはN極とN極、S極とS極のロータとも反発し合う磁束はステータヨークを通り抜けてしまい発電機ケースまで到達する程の反発磁束でケースに渦電流を発生させてケースが発熱するとしてケース無し発電機とし、またはケース有り発電機のケースは、ロータ真上のケースに渦電流が大きく発生しない様にアルミ材、厚い鉄を使用しないで、薄い鉄で凹凸や細長い穴を作り凹み部の何点かでステータヨークの外側を押さえ固定としたこと、ロータ極に使用した磁石をネオジム磁石としたが永久磁石を中央穴あき扇型とし回転軸側とコイル側に磁極を着磁させて反発磁束としたロータとすればどんな永久磁石でもロータとし使用が可能とし、またロータをN極ロータ、S極ロータとされたロータの起電力を整流するとプラスとマイナスに整流されN極とS極のロータと起電力は変わりないとし、ただ電圧を上昇させるのにはN極とS極を交互に配設したロータの方が2極ロータ以外は低速で電圧を上昇させる事が出来るとしたこと、回転軸のロータをN極とN極、S極とS極とされたロータの回転軸をステンレスとするか磁石に弱く吸引するステンレスとし、また使用されているベアリングをステンレス製とし回転軸が磁束で磁化されベアリングが吸着し摩擦で発熱するのを防ぐとしたこと
【0012】
ケース無し発電機は、ステータヨークを溶接で固定されたステータヨークを使用し、前後蓋の蓋中心にベアリングが入るベアリングケースが付けられておる前蓋と後蓋の内側にコイルエンドを保護する縁が付いており、前後蓋と縁には数か所の穴が開けられており穴は空冷空気を通す穴とし、また縁のステータヨーク側に内側段を数ミリ旋盤加工し嵌まり込み部としてステータヨークを前蓋と後蓋の嵌まり込み部で挟み込み回転軸の中心を保ちながら前後蓋縁の外側同位置に付けられたボルト穴材に長ボルトを前蓋から後蓋に通してナットで締めて蓋とステータヨークを固定とし、または前後蓋に付けられたボルト穴材のどちらかの穴にネジ山を作り穴材ナットとしボルトで締めて蓋とステータヨークを固定としたケースなし発電機とし、ケース付発電機は、ケースを薄い鉄材とし、ステータヨークを固定する位置のケースをプレス加工で回転軸長さ方向に細長く出っ張り部を内側に向け何か所か加工した出っ張り部の内側でステータヨークを固定するとした出っ張り部の長さをステータヨーク長さより長くし通気性を良くしたこと、出っ張り部以外のロータ真上ケース部分に細長い穴を何か所か開け空冷と渦電流を小さくするとしたケースとし、前後蓋の内側にベアリングケースと短い縁が付けられており、前後蓋縁とケースの両端に段を作り、ケースは外側段とし前後蓋に内側段とした嵌め込み部でケースと前後蓋を嵌め込み回転軸中心位置を固定し、前後蓋縁の内側に何か所かのボルト穴を開けボルトを蓋外側から前側蓋縁内側とケース出っ張り部脇を通し後側蓋縁の外側にボルトを出しナットで締めて前後蓋とケースを固定としたこと、ケース無し発電機の固定脚を前後蓋の縁に合計で4脚を平行と水平に付けられた脚とし、脚を付けた側を発電機の下側として後蓋縁の上側に引き出し銅線を出す穴を開けたケース無し発電機とし、またケース付発電機の脚をケース両端の外側にケース外周から少し出した位置で脚の固定ボルト穴材を平行と水平位置になる様に配設し溶接固定され、脚付ケースを平面に置いた時に数ミリの隙間がケース下に出来る様にした脚固定とし、脚固定されたケース側を下側とし、後蓋の上側に引き出し銅線を出す穴を開けたケース付発電機としたこと、またプレス加工しない場合は、長方形角パイプの短い方を縦方向に長い方をプレス位置に溶接固定して通気性を良くしたケースとし、前後蓋を鉄材とするかアルミ材とした発電機をエンジン、モータで駆動させるのに駆動機に発電機を直結し発電するか、駆動機と変速機で発電機を結合し発電するとしてロータ極数が多い発電機は直結とし、ロータ極数が少ない発電機は駆動機と変速機で発電機を結合し回転を高速とし起電力の電圧を上昇させるとしたこと
【0013】
無吸着スロット発電コイルを二系列とし分離するコイル数が偶数個の場合は多重巻き発電コイルを外側コイルと内側コイルとに半数に分離したコイル配線とし、奇数個の場合は多重巻き発電コイルの外側コイルを2個とし内側コイルを1個とした二対一の割合としたコイルの分け方とするか、外側コイルを1個とし内側コイルを2個とした二対一とした割合の2系列とした配線も良い、また分布巻き三相無吸着スロット発電コイルは、8個のスロットを使用した四重巻き無吸着スロット発電コイルの外側コイルを2個のコイルとし内側コイルを2個のコイルと分離した配線とし、4個のスロットを使用した二重巻き無吸着スロット発電コイルの外側コイルを1個のコイル、内側コイルを1個のコイルとして二系列に分離された無吸着スロット発電コイル配設としたこと
【0014】
二系列分離コイルの利点は、一か所の四多重巻き発電コイルを二重巻き外側コイルを右巻きコイルとし直列配線、二重巻き内側コイルを右巻きコイルとし直列配線とされた同方向巻きコイルの二系列に分離された外側コイルと内側コイルから同時に単相出力させると、分離された2個のコイル内に発生する出力励磁がステータヨーク内部で吸引し合いステータヨークの無吸着スロット発電コイル内のロータ側表面から出力励磁が消滅し、鉄棒をコイル内とコイル近辺に接触しても磁力に吸引されないとしたことを利用した分離コイルとし出力励磁が表面からステータヨークの内部に浸入し表面から出力励磁が消滅としたこと、ロータ極の回転方向の長さを内側コイル幅内に入る様に短い中央穴あき扇型磁石の回転方向の長さとするか、ロータ1極の回転方向長さより広い内側コイル配設幅としたこと、一例を記載とし、4極ロータの無吸着スロット数を1番から48番とし、ロータの1番極の長さは、ステータヨーク無吸着スロット数の四分の一とした1番から12番の無吸着スロット数の長さとしたロータ1番極ロータと二系列とし分離された無吸着スロット発電コイルの配設は、外側コイルを1番と2番の無吸着スロットから15番と16番の無吸着スロットに二重巻き発電コイルを配設し、内側コイルを3番と4番の無吸着スロットから13番と14番の無吸着スロットに二重巻き発電コイルを配設とした幅のコイルとしたこと
【0015】
二系列とし分離された無吸着スロット発電コイルの出力配線は、外側無吸着スロット発電コイルの左右銅線から単相出力と内側無吸着スロット発電コイルの左右銅線から単相出力とし、また外側と内側の同方向右側銅線同士を結線し左側銅線同士を結線し単相出力線を4本の単相出力線から2本の単相出力線とすることも良いとしたこと、また二系列とし分離された分布巻き三相無吸着スロット発電コイルは、U線、V線、W線とした三相線の外側コイルを直列配線し内側コイルも直列配線とした同方向巻きコイルの各線から単相出力線を6本とするか、同線の同方向単相出力線を結線し3本の単相出力線としても良い、また3本の単相出力線の同方向出力線を中性点とし3本を結線しスター結線の三相出力とすると起電力の電圧も上昇して良いが中性点を結線したコイルに出力励磁が発生する為少し回転に負荷を感じるが全体的に低トルクの動力で回転するので問題なしとしたスター結線の発電機とするか、デルタ結線された三相出力線は出力励磁が発生する為に回転に負荷を感じ又起電力の電圧が少し低いが回転を少し上げて対応するとした発電機とし、また外側コイルをスター結線とし内側コイルをデルタ結線としても良いが、基本的に単相出力とした二系列の分離された無吸着スロット発電コイルとし、分離コイルの利点は出力励磁を消滅すること、コイル熱、ステータヨークの発熱が定格内の出力なら1時間発電機を運転しても少し熱を感じる程度としたこと
【0016】
2極ロータと多重巻き発電コイルの配設は(図1)、2極ロータをN極とS極とするか、N極とN極のロータかS極とS極のロータとし、無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットとした無吸着スロットに発電コイルを3重巻き、4重巻き、5重巻き、6重巻きとした多重巻き発電コイルとし、ロータ2極が同時に通過する位置に配設された多重巻き発電コイルとし、配設位置が同じとして1番から24番の無吸着スロットに4重左巻き発電コイルの配設を記載とし、U1番発電コイル巻き始め左側銅線を出力線とし2番と3番と4番と5番から8番と9番と10番と11番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点とし、U2番発電コイル巻き始め左側銅線出力線とし14番と15番と16番と17番から20番と21番と22番と23番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点とし、また使用していない番号部は無吸着スロットを配設しないとし、無吸着スロット発電コイルの配線は、ロータ極をN極とS極とされたロータと無吸着スロット発電コイルの配線は、個々に4重巻き発電コイルから2か所の単相出力とするか、U1番発電コイルの中性点とU2番発電コイルの中性点を結線し並列配線としU1番とU2番の各出力線から単相出力とし、ロータ極をN極とN極、またはS極とS極とされたロータと無吸着スロット発電コイルの配線は、個々に4重巻き発電コイルから2か所の単相出力とするかU1番発電コイルの中性点とU2番発電コイルの出力線を結線し直列配線としU1番出力線とU2中性点から単相出力を一か所としたこと、無吸着スロット発電コイルから少し出た位置の銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線を付け、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配線し単相漏電防止スイッチから電流計から100V差し込みへと配線された発電機とし、またエンジンを動力とした発電機の操作盤にエンジンON、OFFスイッチ、水温計、オイル計、稼働時間積算メータを付けた操作盤としたとたこと
【0017】
2極ロータと2相無吸着スロット発電コイル(図2)が配設された無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットとし、右回り通し番号の1番から32番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルの配設は、U1番コイルの左側巻き始め銅線を出力線とし1番と2番から7番と8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、U2番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし9番と10番から15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、U3番コイル巻き始め銅線を出力線とし17番と18番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、U4番コイル巻き始め銅線を出力線とし25番と26番から31番と32番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V1番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし5番と6番から11番と12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V2番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし13番と14番から19番と20番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点、V3番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし21番と22番から27番と28番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、V4番コイル左側巻き始め銅線を出力線とし29番と30番から3番と4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し右側巻き終わり銅線を中性点としたこと、この配線にロータ極をN極とS極とされた発電コイル配線は、個々に2重巻き発電コイルの出力線と中性点から単相出力とするか、U発電コイルとV発電コイルの同時に通過するU1コイルとU3コイル、U2コイルとU4コイル、V1コイルとV3コイル、V2コイルとV4コイルの各中性点同士を結線し並列配線とし各出力線から単相出力を4か所の出力線とし、ロータ極をN極とN極、またはS極とS極とされた発電コイル配線は、個々に2重巻き発電コイルから単相出力とするか、同時に通過するコイルの中性点と出力線を直列配線し各出力線と中性点から4か所の単相出力とするか、直列配線されたUコイルの1番、3番とUコイルの2番、4番、Vコイルの1番と3番、2番と4番の各中性点を結線し並列配線とし発電電圧を上昇させたUコイルとVコイル2か所の単相出力とし、また2か所の単相出力とされたUコイルとVコイルの同方向に出された出力線を結線し1か所の単相出力としたこと、各出力線は無吸着スロット発電コイルの銅線に漏電防止された引き出し銅線を付け、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された単相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込みへと配線された発電機とし、またこの配線は4極ロータの2相無吸着スロット発電コイル発電機にも使用できるとしたこと
【0018】
2極ロータと三相無吸着スロット発電コイルが配設された無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットとし、右回り通し番号の1番から36番の無吸着スロットに3重巻き発電コイルの配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番と3番から16番と17番と18番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、U2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし19番と20番と21番から34番と35番と36番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし13番と14番と15番から28番と29番と30番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、V2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし31番と32番と33番から10番と11番と12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし25番と26番と27番から4番と5番と6番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点、W2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし7番と8番と9番から22番と23番と24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線を中性点としたこと、ロータ極をN極とS極とされたステータヨークのコイル配線は、個々に3重巻き発電コイルから単相出力とするか、UVW各三相発電コイルの同時に通過するコイルの各1番と2番のコイル中性点を結線し並列配線の単相出力を3か所とするか、並列配線されたUVW線の中性点三本を束にしてステー結線とした三相出力としたこと、ロータ極をN極とN極、またはS極とS極とされたステータヨークのコイル配線は、個々に3重巻き発電コイルから単相出力とするか、同時に通過するコイルの中性点と出力線を直列配線としUVW各出力線と中性点から単相出力とするか、直列配線されたUVW各コイルの中性点三本を束にしてステー結線またはデルタ結線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルから少し出たステータヨーク後側位置で漏電防止された引き出し銅線を付け、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された単相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0019】
4極ロータと三相2重巻き発電コイル(図3)を配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、ステータヨーク前側から斜め右上りに配設された無吸着スロットとし、右回り通し番号の1番から24番の無吸着スロットの1重巻き発電コイルと1番から48番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルが有りコイル配設が同じとして2重巻き発電コイル直列配線の配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番から11番と12番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3番コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番から35番と36番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、U2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし13番と14番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU4番コイル巻き始め左側銅線と結線し37番と38番から47番と48番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番と10番から19番と20番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3番コイル巻き始め左側銅線と結線し33番と34番から43番と44番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、V2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし21番と22番から31番と32番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV4番コイル巻き始め左側銅線と結線し45番と46番から7番と8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番と18番から27番と28番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3番コイル巻き始め左側銅線と結線し41番と42番から3番と4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、W2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし29番と30番から39番と40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW4番コイル巻き始め左側銅線と結線し5番と6番から15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2中性点としたこと、UVW各線の出力配線は、各直列配線されたておる出力線と巻き終わり中性点から6か所の単相出力とするか、UVW各相の1番と2番の直列配線された中性点を結線し並列配線とし各左側巻き始め出力銅線から3か所の単相出力とするか、3か所の単相出力とされておる同方向のコイル出力銅線を中性点とし3本を束に結線し、反対側の同方向の出力線から出力するとしたスター結線、またはデルタ結線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルから少し出した所で引き出し銅線と結線し、引き出し銅線はステータヨーク外に引き出す銅線として漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設された三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込み、三相200V端子へと配線された発電機としたこと
【0020】
4極ロータと三相3重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から36番の無吸着スロットに3重巻き無吸着スロット発電コイルの三相直列配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番と3番から10番と11番と12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し19番と20番と21番から28番、29番、30番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1コイル巻き始め左側銅線を出力線とし7番と8番と9番から16番と17番と18番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番と27番から34番と35番と36番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1コイル巻き始め銅線を出力線とし13番と14番と15番から22番と23番と24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め銅線と結線し31番と32番と33番から4番と5番と6番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVWの各コイルを左巻き直列配線とした出力は、出力線巻き始め銅線と巻き終わり中性点の銅線から単相出力とするか、UVW線の右側巻き終わり中性点を3本束にしてスター結線とするかデルタ結線とし各出力線から出力とし、ステー結線またはデルタ結線とした出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、ステータヨーク後側から引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設し三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計、100V差し込み、三相200V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0021】
4極ロータと三相4重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から48番の無吸着スロットに4重巻き発電コイルの配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番と2番と3番と4番から13番と14番と15番と16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番と26番と27番と28番から37番と38番と39番と40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番と10番と11番と12番から21番と22番と23番と24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し33番と34番と35番と36番から45番と46番と47番と48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番と18番と19番と20番から29番と30番と31番と32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し41番と42番と43番と44番から5番と6番と7番と8番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部をビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤に配設した三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し出力端子から電流計から100V差し込み、三相200V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0022】
6極ロータと三相2重巻き発電コイル(図4)を配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から18番の無吸着スロットに一重巻き発電コイルと1番から36番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルが有りコイル配設位置は同じとして1番から36番の無吸着スロットに二重巻き発電コイルの配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番から7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し13番、14番から19番、20番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め銅線と結線し25番、26番から31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし5番、6番から11番、12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し17番、18番から23番と24番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め銅線と結線し29番、30番から35番、36番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番から15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し21番、22番から27番と28番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め銅線と結線し33番、34番から3番、4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線とするかデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、ステータヨークの前側とするか後側の発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部をビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤三相漏電防止スイッチ入力端子まで配線し三相出力端子から電流計から三相200V差し込みからダウントランスから100V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0023】
6極ロータと三相2重巻き発電コイルを配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から72番の無吸着スロットに2重巻き発電コイルの配設は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番から11番、12番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め左側銅線と結線し25番、26番から35番、36番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU5コイル巻き始め銅線と結線し49番、50番から59番、60番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、U2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし13番、14番から23番、24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU4コイル巻き始め左側銅線と結線し37番、38番から47番、48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU6コイル巻き始め銅線と結線し61番、62番から71番、72番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番から19番、20番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め左側銅線と結線し33番、34番から43番と44番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV5コイル巻き始め銅線と結線し57番、58番から67番、68番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、V2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし21番、22番から31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV4コイル巻き始め左側銅線と結線し45番、46番から55番、56番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV6コイル巻き始め銅線と結線し69番、70番から7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番、18番から27番、28番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め左側銅線と結線し41番、42番から51番と52番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW5コイル巻き始め銅線と結線し65番、66番から3番、4番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点とし、W2番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし29番、30番から39番、40番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW4コイル巻き始め左側銅線と結線し53番、54番から63番、64番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW6コイル巻き始め銅線と結線し5番、6番から15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2中性点としたこと、UVW線の奇数番号コイルと偶数番号コイルの直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から6か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした2か所の三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子、半田で結線し、結線部を収縮チューブ、ビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤三相200V漏電防止スイッチ入力端子まで配線し、三相出力端子から三相200V差し込みとダウントランスに配線されダウントランスから100V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0024】
6極ロータと三相4重巻き発電コイル(図5)を配設する無吸着スロットを回転軸に対して平行に配設された無吸着スロットとするか、斜めに配設された無吸着スロットを右回り通し番号の1番から72番の無吸着スロットに4重巻き発電コイルの配線は、U1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし1番、2番、3番、4番、から13番、14番、15番、16番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU2コイル巻き始め左側銅線と結線し25番、26番、27番、28番から37番、38番、39番、40番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をU3コイル巻き始め銅線と結線し49番、50番、51番、52番から61番、62番、63番、64番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をU1中性点とし、V1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし9番、10番、11番、12番から21番、22番、23番、24番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV2コイル巻き始め左側銅線と結線し33番、34番、35番、36番から45番、46番、47番、48番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をV3コイル巻き始め銅線と結線し57番、58番、59番、60番から69番、70番、71番、72番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をV1中性点とし、W1番コイル巻き始め左側銅線を出力線とし17番、18番、19番、20番から29番、30番、31番、32番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW2コイル巻き始め左側銅線と結線し41番、42番、43番、44番から53番と54番、55番、56番の無吸着スロットに左巻き発電コイルを配設し巻き終わり右側銅線をW3コイル巻き始め銅線と結線し65番、66番、67番、68番から5番、6番、7番、8番の無吸着スロットに左巻きコイルを配設し巻き終わり右側銅線をW1中性点としたこと、UVW線の直列配線された出力は、巻き始め銅線と巻き終わり銅線から3か所の単相出力とするか、各巻き始め左側銅線を出力線とし右側巻き終わり銅線を中性点としたスター結線かデルタ結線とした三相出力線とし、出力線は無吸着スロット発電コイルからコイル外に引き出す銅線に漏電防止された少し太い引き出し銅線とし、発電コイルから少し出た位置でコイル銅線と引き出し銅線を圧着端子か半田で結線し、結線部を収縮チューブ、ビニールテープ、ガラス繊維で漏電防止された引き出し銅線をステータヨーク外に作られた操作盤三相200V漏電防止スイッチ入力端子まで配線し三相出力端子から電流計から三相200V差し込み、200Vから100Vに降圧し100V差し込みへと配線された発電機としたこと
【0025】
記載した各無吸着スロット発電コイルを記載のまま使用するか又は2重巻き、3重巻き、4重巻きとされた発電コイルを分離しコイル中央から出力励磁を消滅させた配線とし、分離は配設された多重巻き無吸着スロット発電コイルを外側コイルと内側コイルに分離し、外側コイルを2コイルとし内側コイルを1コイル、外側コイルを3コイルとし内側コイルを1コイルとするか同数に近い数の外側コイルと内側コイルに分離するとした無吸着スロット発電コイル発電機。
【発明の効果】
【0026】
扇型磁石ロータと無吸着スロット発電コイルとの組み合わせた発電機とし、低トルクのエンジンまたはモータで発電出来るという利点とし。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】2極ロータと4重巻き無吸着24スロット発電コイル45度右上がり斜め展開図
図2】2極ロータと2相2重巻き無吸着32スロット発電コイル
図3】4極ロータと2重巻き無吸着48スロット発電コイルとU1コイル範囲45度右上がり斜め展開図
図4】6極ロータと2重巻き無吸着36スロット発電コイルとU1コイル範囲45度右上がり斜め展開図
図5】6極ロータと4重巻き無吸着72スロット発電コイル
図6】6極ロータの中央穴あき扇型磁石と固定金具の配設図
【発明を実施するための形態】
【0028】
強力な永久磁石を扇型の磁石と成形された扇型磁石を一定の高さと、一定の厚みとされた扇型磁石の同極同士をコイル側に向けロータ各極に配設し、ステータヨーク内側に配設された無吸着スロット発電コイルを斜めに配設した。
【実施例1】
【0029】
図4は、6極ロータと1番から36番の無吸着スロット発電コイルを斜めに配設しスター結線の三相出力とした発電機を6極ロータの7,5KWモータをデルタ結線で回転させ、発電機から200Vを出力させダウントランスで100Vにし100Vの消費電力15Aのコンプレッサーを作動させた時のモータの消費電力は15A、同回転数でモータを空回転させた消費電力は10A。
【産業上の利用可能性】
【0030】
風力発電、水力発電、自動車の発電機、自転車の発電機、工場で駆動しているモータにプーリとプーリベルトで連結またはモータの後側回転軸と直結した発電。
【符号の説明】
【0031】
1 ステータヨーク
2 無吸着スロット番号
3 中央穴あき扇型磁石
4 T型動力伝達板
5 回転軸に被せたステンレスパイプ
6 回転軸
7 通しボルト穴
8 巻き始め出力銅線
9 巻き終わり右側銅線の中性点
10 コイル番号
11 右上がり斜め45度無吸着スロット発電コイル
12 回転軸中心線
13 ステータヨーク前後に出した無吸着スロットを糸で縛る突起部
14 U1出力線
15 U1中性点
16 V1出力線
17 V1中性点
18 W1出力線
19 W1中性点
20 U2出力線
21 U2中性点
22 V2出力線
23 V2中性点
24 W2出力線
25 W2中心線
26 前側ベアリング
27 吸い込み、吐き出しのファン
28 前側ステンレス円盤とT型動力伝達板の溶接部
29 反発磁束極
30 T型動力板の磁石飛び出し防止曲げ部
31 通しボルトと固定ナット
32 中央穴あき扇型磁石の高さ
33 後側ベアリング
34 T型動力伝達板とステンレスパイプの溶接部
35 扇型磁石コイル側左右下段とT型動力伝達板の磁石押さえ部
【要約】
【課題】コイル内の出力励磁を弱磁させ低トルクの動力で低速回転とし変速機で発電機を高速回転として発電し、エンジンまたはモータの燃料費、消費電力量を半減する。
【解決手段】無吸着スロット発電コイルを平行か斜めに配設し出力励磁を弱磁させた発電とコイルを外側コイルと内側コイルに分離し出力励磁をコイル内表面から消滅させた発電。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6