(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の好ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連する公知機能或いは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0020】
以下の説明では、周辺装置で生成したコードイメージから獲得したネットワーク情報でネットワーク連結を行うことで、携帯用端末機のネットワーク連結過程を単純化するための装置及びその方法について説明する。
【0021】
図1は、本発明によるネットワーク連結過程を行う携帯用端末機の構成を示すブロック図である。
【0022】
前記
図1を参照すると、前記携帯用端末機は制御部100、コードイメージ生成部102、コードイメージ分析部106、メモリ部110、入力部112、表示部114及び通信部116を含んで構成されてもよい。また、前記コードイメージ生成部102は情報収集部104を更に含んで構成されてもよく、前記コードイメージ分析部106はイメージ獲得部108を更に含んで構成されてもよい。
【0023】
前記携帯用端末機の制御部100はコードイメージ生成部102を制御してネットワーク連結を待機する動作を行ってもよく、前記コードイメージ分析部106を制御してネットワーク連結を行う動作を行ってもよい。
【0024】
前記ネットワーク連結を待機する動作は、前記携帯用端末機のネットワーク設定に関する情報を含むコードイメージとして生成した後周辺装置によるネットワーク連結を待機することで、前記制御部100はコードイメージを生成するためのプログラムが実行されるとネットワーク連結を待機するモードに進入するように処理する。
【0025】
次に、前記制御部100は前記携帯用端末機のネットワーク情報を獲得してそれを含むコードイメージを生成するように処理する。前記制御部100は自らが使用し得るネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク設定に関する情報を前記コードイメージに含ませるように処理する。
【0026】
また、前記制御部100は前記生成されたコードイメージの形を一定時間ごとに変更し、ネットワーク連結が遅延されると新たなネットワーク連結を開始するように処理する。
【0027】
前記コードイメージ生成部102は、前記制御部100の制御を受けてネットワーク設定情報を含むコードイメージを生成する。この際、前記コードイメージ生成部102は1次元バーコード、2次元バーコード(QRコード(登録商標))、文字列、数字列、カラーコードなどのようなコードイメージを生成し、前記ネットワーク情報以外にコードイメージ生成情報(生成プログラムの名称、バージョン情報など)及びコードイメージを認識した後(周辺装置との連結を行う前又は行った後)自動的に実行させるプログラム(自動実行プログラム)に対する情報(プログラムの名称、プログラムの位置、ファイル名、実行順番、バージョン情報など)を一緒に含ませてもよい。
【0028】
前記コードイメージ生成部102の情報収集部104は、前記コードイメージ生成部102の制御を受けて前記携帯用端末機のネットワーク情報、自動実行プログラムに対する情報及びコードイメージ生成情報を収集する。
【0029】
前記ネットワーク連結を行う動作は前記周辺装置のコードイメージを分析して前記周辺装置とネットワーク連結を行なうことであり、前記制御部100はコードイメージを分析するためのプログラムが実行されるとネットワーク設定に関する待機を含むコードイメージ撮影モードに進入するように処理する。
【0030】
それによって、前記制御部100は前記コードイメージを撮影してネットワーク連結を行う周辺装置のネットワーク情報を獲得し、獲得した情報でネットワーク連結を行うように処理する。加えて、前記制御部100は前記コードイメージに含まれた自動実行プログラムの情報(プログラムの名称、プログラムの位置、ファイル名、実行順番など)を利用して前記コードイメージを撮影した携帯用端末機の設定や実行モードを変更することができる。この際、前記制御部100は前記周辺装置とネットワーク連結を行う前又はネットワーク連結を行った後、自動実行プログラムを実行して携帯用端末機の設定又は実行モードを変更してもよい。
【0031】
前記コードイメージ分析部106は、前記制御部100の制御を受けて周辺装置で生成されたコードイメージを確認してネットワーク連結に必要な情報を獲得する。加えて、前記コードイメージ分析部106は前記コードイメージに含まれたコードイメージ生成情報(生成プログラムの名称及びプログラム情報のバージョンなど)及びコードイメージを獲得した後自動的に実行させるプログラムに対する情報(プログラムの名称、プログラムの位置、ファイル名、実行順番、バージョン情報など)を獲得する。
【0032】
前記コードイメージ分析部106のイメージ獲得部108は、前記コードイメージ分析部106の制御を受けてネットワーク情報を含むコードイメージを撮影するものであって、カメラモジュールで構成されてもよい。この際、前記コードイメージ獲得部108はユーザによって撮影ボタンを入力されて前記コードイメージを撮影するか、又は一定時間間隔に連続した静止画像を獲得する機能を介して自動的にコードイメージを撮影することができる。
【0033】
前記携帯用端末機のメモリ部110は、ロム、ラム、フラッシュロムで構成される。前記ロムは前記制御部100、前記コードイメージ生成部102及び前記コードイメージ分析部106の処理及び制御のためのプログラムのマイクロコードと各種参照データを貯蔵する。
【0034】
前記ラムは前記制御部100のウォーキングメモリであって、各種プログラムを行う際に発生する一時的なデータを貯蔵する。また、前記フラッシュロムは、電話番号簿、発信メッセージ、受信メッセージ及びユーザのタッチ入力地点の情報のような更新可能な各種保管用データを貯蔵する。それだけでなく、前記メモリ部110は本発明によって前記コードイメージ生成部102によって生成されたコードイメージ、前記コードイメージ分析部106によって分析されたネットワーク情報、自動実行プログラムに対する情報及びコードイメージの生成に必要な情報を貯蔵する。
【0035】
前記入力部112は、0〜9の数字キーボタン、メニュボタン、キャンセルボタン、確認ボタン、通話ボタン、終了ボタン、インターネットアクセスボタン、ナビゲーションキー(又は方向キー)ボタン及び文字入力キーなど複数の機能キーを具備し、ユーザが押すキーに対応するキー入力データを前記制御部100に提供し、本発明によって前記コードイメージを生成するための入力データ及び前記コードイメージを分析するための入力データを発生させる。
【0036】
前記表示部114は前記携帯用端末機が動作する途中に発生する状態情報、制限された数の文字、多量の動画及び静止画像などをディスプレイし、本発明によって前記コードイメージ、前記コードイメージを介して獲得したネットワーク情報を出力する。前記表示部114はカラー液晶ディスプレイ装置(LCD)、AMOLEDなどを使用してもよく、前記表示部114はタッチ入力装置を具備してタッチ入力方式の携帯用端末機に適用する場合入力装置として使用してもよい。
【0037】
前記通信部116は、アンテナ(図示せず)を介して入出力されるデータの無線信号を送受信処理する機能を行う。例えば、送信である場合、送信するデータをチャネルコーディング及び拡散した後RF処理して送信する機能を行い、受信である場合、受信されたRF信号を基底帯域信号に変換して前記基底帯域信号を逆拡散及びチャネル復号してデータを復元する機能を行う。加えて、本発明によれば、前記通信部116はブルートゥース、無線LAN、赤外線インターフェースなどを含むネットワークインターフェースを含む。
【0038】
前記ではネットワーク連結を待機する動作とネットワーク連結を行う動作を全て行う携帯用端末機について説明したが、前記携帯用端末機がネットワーク連結を待機する動作のみを行う場合、前記携帯用端末機の構成にコードイメージ分析部106の構成要素は含ませなくてもよい。逆に、前記携帯用端末機がネットワーク連結動作のみを行う場合、前記携帯用端末機の構成にコードイメージ生成部102の構成要素は含まれなくてもよい。
【0039】
前記コードイメージ生成部102及び前記コードイメージ分析部106の役割は前記携帯用端末機の制御部100によって行われてもよいが、本発明でそれを別途に構成して図示したのは説明の便宜上の例示的な構成であって決して本発明の範囲を制限するものではなく、当業者であれば本発明の範囲内で多様な変形構成が可能であることを理解できるはずである。例えば、これら全てを前記制御部100で処理するように構成してもよい。
【0040】
図2は、本発明の好ましい一実施例による携帯用端末機の連結モード過程を示すフローチャートである。
【0041】
前記
図2を参照すると、前記連結モードとは周辺機器のネットワーク情報を確認して周辺機器との連結を試みる動作をいう。
【0042】
前記連結モードを行うための携帯用端末機は、まずステップ201で周辺装置とネットワーク連結を行うのかを確認する。ここで、前記ネットワーク連結を行うということは、前記携帯用端末機が連結モードで動作することを意味する。
【0043】
もし、前記ステップ201で周辺装置とネットワーク連結を行わないことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ223に進行し、該当機能(例えば、待機モード)を行う。
【0044】
一方、前記ステップ201で周辺装置とネットワーク連結を行うことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ203に進行してカメラモジュールを動作させた後、ステップ205に進行してネットワーク連結を行う周辺装置の画面に出力されたコードイメージを撮影する。この際、前記コードイメージは前記周辺装置のネットワーク情報とコードイメージ生成情報及び周辺装置との連結を行った後自動的に実行させるプログラムに対する情報を含むコードイメージであって、1次元バーコード、2次元バーコード(QRコード(登録商標))、文字列、数字列、カラーコードなどを含む。加えて、前記コードイメージは下記
図8の内容のように周辺装置と連結する前に自動的に実行させるプログラムに対する情報を含んでもよい。
【0045】
前記コードイメージ生成情報は周辺装置でネットワーク連結を行うために生成したコードイメージが許可されたプログラムで生成されたものであるのかを確認するためのものであって、コードイメージを生成したプログラム名、プログラムのバージョン情報を含む。前記携帯用端末機は、前記コードイメージ生成情報を利用してネットワーク連結を行う周辺装置で生成されていないコードイメージの情報でネットワークイメージを試みることを防止することができる。また、前記周辺装置のネットワーク情報は、周辺装置のネットワーク設定情報として周辺装置で使用されるネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク設定に関する情報を含む。
【0046】
前記のように周辺装置のコードイメージ撮影した携帯用端末機はステップ207に進行して前記撮影したコードイメージを分析した後、ステップ209に進行してコードイメージ生成情報を獲得する。
【0047】
次に、前記携帯用端末機ステップ211に進行し、前記撮影したコードイメージに含まれたネットワーク設定情報を確認した後、ステップ213に進行して前記ステップ209で獲得したコードイメージ生成情報を利用して前記撮影したコートイメージが許可されたプログラムで生成されたものであるのかを確認する。
【0048】
もし、前記ステップ213で許可されていないプログラムで生成されたコードイメージを撮影したことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ225に進行してネットワーク連結を終了した後、本アルゴリズムを終了する。
【0049】
一方、前記ステップ213で許可されたプログラムで生成されたコードイメージを撮影したことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ215に進行してネットワーク連結に使用するネットワークインターフェースを選択する。この際、前記携帯用端末機は前記ステップ211で獲得した周辺装置のネットワーク情報を確認し、周辺装置のネットワークインターフェースと同じネットワークインターフェースを選択する。例えば、赤外線ネットワークインターフェースと無線LANネットワークインターフェースを使用する携帯用端末機が前記コードイメージを分析して周辺装置がブルートゥース、無線LANネットワークインターフェースを使用していることを確認した場合、無線LANネットワークインターフェースを選択して周辺装置と連結しようとする。
【0050】
次に、前記携帯用端末機はステップ217に進行し、前記ステップ215で選択したネットワークインターフェースを活性化した後、ステップ219に進行してネットワーク連結環境を設定する。この際、前記携帯用端末機は無線ネットワークを検索して連結するステップ、ネットワームアドレスを入力するステップ、保安設定ステップなどを行ってネットワーク連結環境を設定する。
【0051】
次に、前記携帯用端末機はステップ221に進行して周辺装置へのネットワークアクセスを行った後、本アルゴリズムを終了する。
【0052】
この際、前記携帯用端末機はコードイメージを分析し、自動実行プログラムに対する情報が存在する場合周辺装置とネットワーク連結を行った後、自動実行プログラムを実行させる。
【0053】
図3は、本発明の好ましい一実施例による周辺装置で連結待機モードを行う過程を示すフローチャートである。
【0054】
前記
図3を参照すると、前記周辺装置は、まずステップ301で前記装置のネットワーク情報をコードイメージとして提供する連結待機モードを開始する。
【0055】
次に、前記周辺装置はステップ303に進行してネットワーク情報を抽出する。ここで、前記ネットワーク情報は前記装置で使用するネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク設定に関する情報を含む。
【0056】
次に、前記周辺装置は、ステップ305において、コードイメージが許可されたプログラムで生成されたものであるのかを確認するために使用されるコードイメージ生成情報を抽出する。その後、ステップ307に進行して前記抽出したコードイメージ生成情報とネットワーク情報を含むコードイメージを生成する。また、前記周辺装置はネットワークを連結する前又は連結した後自動的に実行されるプログラムに対する情報(プログラムの名称、プログラムの位置、ファイル名、実行順番、バージョン情報など)を前記コードイメージに含ませてもよい。
【0057】
次に、前記周辺装置はステップ309に進行して出力画面にコードイメージを出力した後、ステップ311に進行して携帯用端末機とネットワーク連結過程を行う。ここで、前記携帯用端末機は前記出力されたコードイメージを撮影して前記周辺装置のネットワーク設定情報を抽出することができ、前記抽出したネットワーク設定情報を利用して周辺装置とのネットワーク連結過程を行うことができる。
【0058】
即ち、前記携帯用端末機のユーザは前記周辺装置に対するネットワーク検索過程、ネットワークアドレス入力過程及び保安設定過程などのような動作を省略し、そのまま周辺装置との連結を行ってもよい。
【0059】
次に、前記周辺装置は本アルゴリズムを終了する。
【0060】
図4A及び
図4Bは、本発明による携帯用端末機と周辺装置とのネットワーク連結過程を示す図である。
【0061】
前記
図4A及び
図4Bを参照すると、前記携帯用端末機のユーザが周辺装置とネットワーク連結を行おうとする場合、前記携帯用端末機のユーザは前記周辺装置で使用するネットワークインターフェースの種類とネットワーク連結に必要なアドレス情報、保安情報を直接設定しなければならない。前記のような情報をユーザが認知できない場合、ネットワーク連結を行うことができなくなる。
【0062】
それによって、前記周辺装置はネットワーク環境設定に必要なネットワーク情報を含むコードイメージを生成する。
【0063】
前記コードイメージは
図4Aの(a)のように2次元バーコード形式401に生成されてもよく、その他1次元バーコード、文字列、数字列、カラーコードなどを結合した形式で生成してもよい。
【0064】
前記コードイメージは、周辺装置でネットワーク連結を行うために生成したコードイメージであることを確認するために使用するコードイメージ生成情報(コードイメージを生成したプログラム名、プログラムのバージョン情報)、周辺装置で使用するネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク情報を含む。また、前記コードイメージはネットワークを連結する前又は連結した後自動的に実行されるプログラムに対する情報を含んでもよく、前記周辺装置は前記生成したコードイメージを出力画面に出力するように処理する。
【0065】
前記ように周辺装置によってコードイメージが出力される場合、前記携帯用端末機は
図4Aの(b)のように出力されたコードイメージを撮影する。
【0066】
この際、前記携帯用端末機はユーザによって撮影ボタンを入力されて前記コードイメージを撮影するか、又は一定時間間隔に連続した静止画像を獲得する機能を介して自動的にコードイメージを撮影することができる。
【0067】
上述したように、前記コードイメージを撮影した携帯用端末機は周辺装置に対するネットワーク情報を獲得することができる。即ち、周辺装置に使用するネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク設定に関する情報を確認し、
図4Aの(c)のように周辺装置と連結し得るネットワークインターフェースを活性化する。次に、前記携帯用端末機はネットワーク連結環境を設定した後、
図4Aの(d)のように周辺装置との連結過程を行う。
【0068】
また、前記携帯用端末機は前記コードイメージでネットワークを連結した後自動的に実行されるプログラムに対する情報を確認する場合、
図4Bの(e)のようにネットワークを連結した後周辺装置と同期化を行うことができる同期化プログラムを実行し、連絡先、メッセージ、住所録などの同期化過程を行ってもよい。もし、前記携帯用端末機が前記コードイメージでネットワークを連結する前に自動的に実行されるプログラムに対する情報を確認する場合、前記プログラムを介してネットワークを連結する前に前記携帯用端末機の実行モードを変更するか同期化プログラムを予め実行して同期化過程を待機してもよい。
【0069】
図5は、本発明の好ましい一実施例による携帯用端末機におけるコンピュータとのネットワーク連結を行う過程を示す図である。
【0070】
前記
図5を参照すると、前記コンピュータ505は無線LANネットワークインターフェースを使用し、ネットワークを連結した後同期化プログラムを行う。前記コンピュータ505は、ネットワークを連結するための多様なプロトコールを使用してもよい。
【0071】
まず、前記コンピュータ505は自動連結プログラムを実行することで連結待機モード510に進入した後、無線LANネットワークインターフェースを動作512させる。ここで、前記自動連結プログラムとは前記携帯用端末機501とコンピュータ505との間のネットワークを自動的に設定して連結するプログラムをいう。
【0072】
次に、前記コンピュータ505は自動連結プログラムに対する情報とネットワーク情報を獲得514した後、前記獲得したネットワーク情報と自動連結プログラムに対する情報をコードイメージで生成516する。ここで、前記コンピュータ505は前記コードイメージが許可されたプログラムで生成されたのかを示すために前記自動連結プログラムの情報(例えば、プログラム名、バージョン情報)をコードイメージに追加する。
【0073】
また、前記コンピュータ505はネットワークを連結した後で同期化プログラムを実行することで、同期化プログラムを実行するという情報をコードイメージに一緒に追加してもよい。
【0074】
前記のようにコンピュータ505のネットワーク情報、コードイメージを生成したプログラムの情報及び連結した後実行するプログラムに対する情報を含むコードイメージを生成したコンピュータ505は、コードイメージを出力画面に出力518するように処理する。
【0075】
それによって、前記コンピュータ505とネットワーク連結を行おうとする携帯用端末機501は、コンピュータ505のネットワーク情報を確認するための自動連結プログラムを実行520した後、前記コンピュータ505によって生成されたコードイメージを撮影するためのカメラモジュールを動作522させる。
【0076】
次に、前記携帯用端末機501は動作されたカメラモジュールを介してコードイメージを撮影524した後、撮影されたコードイメージを分析526する。前記コードイメージを分析するために前記携帯用端末機はコードイメージ生成情報、ネットワーク情報、自動連結プログラム情報などを利用してもよい。この際、前記携帯用端末機501はコードイメージを生成したコンピュータ505の自動連結プログラム名とバージョン、無線LANに当たるネットワーク情報(インターフェース情報)及びネットワークを連結した後自動的に実行するプログラム(例えば、同期化プログラム)に対する情報を獲得する。
【0077】
次に、前記携帯用端末機501は前記連結しようとするコンピュータ505で無線LANに当たるネットワークインターフェースが使用可能であることを確認することで、自らも無線LANネットワークインターフェースを使用すべきであると判断528する。
【0078】
次に、前記携帯用端末機501は無線LANインターフェースを利用して前記コンピュータ505の無線LANインターフェースがアクセスしたAP503にアクセス530する過程を行った後、前記AP503連結を介して前記コンピュータ505と連結532を試みる。
【0079】
次に、前記携帯用端末機501は前記コードイメージ分析を介して前記コンピュータ505がネットワークを連結した後同期化プログラムを実行するを確認し、自らの同期化プログラムを実行534する。
【0080】
次に、前記携帯用端末機501は前記実行した同期化プログラムでコンピュータ505とプログラム連動過程(住所録同期化、メッセージ同期化)536を行う。次に、前記携帯用端末機501と前記コンピュータ505は本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0081】
図6は、本発明の好ましい一実施例による携帯用端末機におけるテレビとのネットワーク連結を行う過程を示す図である。
【0082】
前記
図6を参照すると、前記テレビ603は無線LANとイーサネット(登録商標)ネットワークインターフェースをサポートすると仮定する。他の例として、前記テレビは多様な種類のネットワークインターフェースをサポートしてもよい。
【0083】
まず、前記テレビ603は自動連結プログラムを実行することで連結待機モードに進入610した後、無線LANネットワークインターフェースを動作612させる。ここで、前記自動連結プログラムとは前記携帯用端末機601とテレビ603との間のネットワークを自動的に設定して連結するプログラムをいう。
【0084】
次に、前記テレビ603は自動連結プログラムに対する情報とテレビ603自らのネットワーク情報(無線LANとイーサネット(登録商標)ネットワークインターフェースをサポートする情報)を獲得614した後、前記獲得したネットワーク情報と自動連結プログラムに対する情報をコードイメージで表現616する。
【0085】
この際、前記テレビ603は前記確認したネットワーク情報のうちネットワークに連結されているネットワークインターフェースを確認し、前記インターフェースに接続されたAP情報を含むコードイメージを生成する。一例に、前記テレビ603によって生成されたコードイメージには下記<表1>のようなネットワーク情報が含まれてもよい。
【0087】
即ち、前記テレビ603は無線LANとイーサネット(登録商標)ネットワークインターフェースのうち無線LANを介して「SamsungHome」に当たるネットワークグループに連結されていることを確認し、ネットワーク連結に必要なGateway,Netmask,DNS,IP Address,WEPを確認してコードイメージに含ませる。
【0088】
次に、前記テレビ603は前記生成したコードイメージを出力画面の一部に出力618するように処理する。
【0089】
それによって、前記テレビ603とネットワーク連結を行おうとする携帯用端末機601は、テレビ603のネットワーク情報を確認するための自動連結プログラムを実行620した後、前記テレビ603によって生成されたコードイメージを撮影するためのカメラモジュールを動作622させる。
【0090】
次に、前記携帯用端末機601は動作されたカメラモジュールを介してコードイメージを撮影624した後、撮影されたコードイメージを分析626して前記テレビ603のネットワーク情報を獲得する。この際、前記携帯用端末機601はコードイメージを生成したテレビ602自動連結プログラム名とバージョンを確認し、許可されたプログラムで生成されたコードイメージであるのかを先に確認してもよい。
【0091】
もし、前記コードイメージが許可されたプログラムで生成されたことを確認する場合、前記携帯用端末機601は現在テレビ603でネットワーク連結を行っているインターフェースと同じ無線LANインターフェースを動作628させた後、無線ネットワークアクセスを試みる630。この際、前記携帯用端末機601は前記コードイメージから獲得したSSIDとWEP情報を利用してネットワーク連結を試みる。
【0092】
次に、前記携帯用端末機601はネットワーク接続が成功したのかを確認した後、前記ネットワーク接続が成功した場合、前記コードイメージに含まれたIP Addressを利用して前記テレビ603にネットワークアクセス成功のお知らせを伝送634する。
【0093】
それによって、前記テレビ603は前記携帯用端末機601からネットワークアクセス成功のお知らせを受信636し、プログラム連動過程を行う640。
【0094】
もし、前記携帯用端末機601から一定時間(10秒の臨界値)の間ネットワークアクセス成功のお知らせを受信しない場合638、前記テレビ603は既に生成したコードイメージの形を変更するようネットワークアクセス過程を新たに始めるように処理する。次に、前記携帯用端末機601と前記テレビ603は本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0095】
図7は、本発明の好ましい一実施例による携帯用端末機における周辺の携帯用端末機とアドホックネットワークを形成する過程を示す図である。
【0096】
前記
図7を参照すると、前記周辺の携帯用端末機703は、無線LANとブルートゥースネットワークインターフェースをサポートしており、かつ、近くの友人と無線連結を介してファイルを共有したいが、無線ネットワークが存在しないか保安性の低いAPに接続することを望まない状況を仮定する。他の例として、前記携帯用端末機703は多様な種類のネットワークインターフェースをサポートしてもよい。
【0097】
まず、前記周辺の携帯用端末機703は自動連結プログラムを実行することで連結待機モードに進入710した後、無線LANネットワークインターフェースを動作712させる。ここで、前記自動連結プログラムとは前記周辺の携帯用端末機703と他の携帯用端末機701との間のネットワークを自動的に設定して連結するプログラムをいう。
【0098】
次に、前記周辺の携帯用端末機703は自動連結プログラムに対する情報と自らのネットワーク情報(無線LANとブルートゥースネットネットワークインターフェースをサポートする情報)を獲得714した後、アドホックネットワークを形成716する。この際、前記携帯用端末機703は下記<表2>のようなアドホックネットワーク情報を確認する。
【0100】
即ち、前記周辺の携帯用端末機703は無線LANとブルートゥースネットワークインターフェースのうち無線LANを介して「SamsungAdHoc」に当たるネットワークグループに連結されていることを確認し、ネットワーク連結に必要なGateway,Netmask,DNS,IP Address,WEPを確認する。
【0101】
次に、前記周辺の携帯用端末機703は前記形成したアドホックネットワーク情報を含むコードイメージを生成718した後、前記生成したコードイメージを出力画面に出力720するように処理する。
【0102】
それによって、前記周辺の携帯用端末機703とネットワーク連結を行おうとする携帯用端末機701は、前記周辺の携帯用端末機703のネットワーク情報を確認するための自動連結プログラムを実行722した後、前記周辺の携帯用端末機703によって生成されたコードイメージを撮影するためのカメラモジュールを動作724させる。
【0103】
次に、前記携帯用端末機701は動作されたカメラモジュールを介してコードイメージを撮影726した後、撮影されたコードイメージを分析して前記周辺の携帯用端末機のアドホックネットワーク情報を獲得728する。この際、前記携帯用端末機はコードイメージを生成した周辺の携帯用端末機の自動連結プログラム名とバージョンを確認して許可されたプログラムで生成されたコードイメージであるのかを先に確認してもよく、前記コードイメージを分析して周辺の携帯用端末機703が無線LANインターフェースを利用して「SamsungAdHoc」に当たるネットワークグループに連結されていて192.168.0.1に当たるDNS、ゲートウェイとIP Addressを使用し、Netmaskとして255.255.255.0を使用することを確認する。また、前記携帯用端末機701は周辺の携帯用端末機703のWEPとしてSuwonを使用することを確認し、保安連結の際前記確認したWEP情報を使用してもよい。
【0104】
もし、前記コードイメージが許可されたプログラムで生成されたことを確認する場合、前記携帯用端末機701は現在周辺の携帯用端末機703でアドホックネットワーク連結を行っているインターフェースと同じ無線LANインターフェースを動作730させた後、無線ネットワークアクセスを試みる732。この際、前記携帯用端末機701は前記コードイメージから獲得したSSIDとWEP情報を利用してネットワーク連結を試みる。
【0105】
次に、前記携帯用端末機701はネットワーク接続が成功したのかを確認した後、前記ネットワーク接続が成功した場合、前記コードイメージに含まれたIP Addressを利用して前記周辺の携帯用端末機703にネットワークアクセス成功のお知らせを伝送736する。
【0106】
それによって、前記周辺の携帯用端末機703は前記携帯用端末機701からネットワークアクセス成功のお知らせを受信738し、プログラム連動過程を行う742。
【0107】
もし、前記携帯用端末機701から一定時間(10秒の臨界値)の間ネットワークアクセス成功のお知らせを受信しない場合740、前記周辺の携帯用端末機703は既に生成したコードイメージの形を変更するためにネットワークアクセス過程を新たに開始するように処理する。前記動作742において、前記周辺の携帯用端末機703は前記携帯用端末機701との連結を行うことができる。
【0108】
次に、前記周辺の携帯用端末機703と前記携帯用端末機701は本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0109】
図8は、本発明の好ましい他の実施例による携帯用端末機の連結モード過程を示すフローチャートである。
【0110】
前記
図8を参照すると、前記連結モードとは周辺機器のネットワーク情報を確認して周辺機器との連結を試みる動作をいう。
【0111】
前記連結モードを行うための携帯用端末機は、まずステップ801で周辺装置とネットワーク連結を行うのかを確認する。ここで、前記ネットワーク連結を行うということは、前記携帯用端末機が連結モードで動作することを意味する。
【0112】
もし、前記ステップ801で周辺装置とネットワーク連結を行わないことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ819に進行し、該当機能(例えば、待機モード)を行う。
【0113】
一方、前記ステップ801で周辺装置とネットワーク連結を行うことを確認した場合、前記携帯用端末機はステップ803に進行してカメラモジュールを動作させた後、ステップ805に進行してネットワーク連結を行う周辺装置の画面に出力されたコードイメージを撮影する。この際、前記コードイメージは前記周辺装置のネットワーク情報とコードイメージ生成情報及びコードイメージを分析した後自動的に実行させるプログラムに対する情報を含み、前記コードイメージでは1次元バーコード、2次元バーコード(QRコード(登録商標))、文字列、数字列、カラーコードなどを含む。
【0114】
前記コードイメージ生成情報は周辺装置でネットワーク連結を行うために生成したコードイメージが許可されたプログラムで生成されたものであるのかを確認するためのものであって、コードイメージを生成したプログラム名、プログラムのバージョン情報を含む。前記携帯用端末機は、前記コードイメージ生成情報を利用してネットワーク連結を行う周辺装置で生成されていないコードイメージの情報でネットワークイメージを試みることを防止することができる。また、前記周辺装置のネットワーク情報は、周辺装置のネットワーク設定情報として周辺装置で使用するネットワークインターフェースの種類(例えば、Ethernet(登録商標),WiFi(登録商標),Bluetooth(登録商標)など)、IP Address,Gateway,Netmask,DNS,接続されたSSID,WEP keyなどのようなネットワーク設定に関する情報を含む。また、前記コードイメージを分析した後自動的に実行させるプログラムに対する情報は、前記周辺装置とのネットワークを連結する前又は連結した後に実行されるプログラムであって、前記携帯用端末機の設定、実行モードを変更するためのプログラム及び周辺装置との連動のためのプログラムであってもよい。
【0115】
次に、前記携帯用端末機はステップ807に進行して撮影したコードイメージを分析した後、ステップ809に進行してコードイメージに含まれた自動実行プログラムに対する情報を獲得する。
【0116】
次に、前記携帯用端末機はステップ811に進行してコードイメージに含まれたネットワーク情報を獲得した後、ステップ813に進行して自動実行プログラムを実行する。この際、周辺装置は前記携帯用端末機で実行される機能及びプログラムに対する情報を認知してコードイメージを生成したものであり、前記携帯用端末機は前記獲得した自動実行プログラムに対する情報(例えば、実行ファイルの位置、ファイル名)を利用して携帯用端末機の実行モード及び設定値を変更してもよい。また、前記携帯用端末機は自動実行プログラムを実行する前にコードイメージ生成情報を確認し、許可されたプログラムで生成されたコードイメージであるのかを確認してもよい。
【0117】
次に、前記携帯用端末機は前記ステップ815に進行して前記撮影したコードイメージに含まれたネットワーク設定情報に基づいて周辺装置と連結し得るネットワークインターフェースを選択して活性化した後、ネットワーク連結環境を設定する。この際、前記携帯用端末機は無線ネットワークを検索して連結するステップ、ネットワームアドレスを入力するステップ、保安設定ステップなどを行ってネットワーク連結環境を設定する。
【0118】
次に、前記携帯用端末機はステップ817に進行して周辺装置へのネットワークアクセスを行った後、本アルゴリズムを終了する。
【0119】
前記
図8ではコードイメージを介して獲得した自動実行プログラム情報を利用してネットワークを連結する前に前記携帯用端末機の設定及びモードを変更することを例に挙げて説明したが、本発明によって前記周辺装置とネットワークを連結する前に特定プログラムを実行して待機することでネットワークの連結と同時に周辺装置との連動を行うことができる。一例に、前記携帯用端末機はコードイメージを介して同期化プログラムを予め実行した後、ネットワークの連結と同時にデータの同期化を行うことができる。
【0120】
上述したように本発明は携帯用端末機のネットワーク連結過程を単純化するための装置及び方法に関するものであり、周辺装置で生成したコードイメージから獲得したネットワーク情報でネットワーク連結を行うことで、ネットワーク設定情報の入力ミス及び保安キーの露出問題を解決することができる。
【0121】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることはもちろんである。従って、本発明の範囲は説明された実施例に限って決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきである。