【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施の形態は、自動車、船又は航空機の組み立ての改善された方法を提供す
る。
【0005】
本発明の実施の形態は、バラストタンクを有する自動車、船又は航空機の組み立ての改善された方法を提供する。
【0006】
本発明の実施の形態は、方法、組立体、自動車、船及び航空機を提供するものである。本発明の実施の形態は添付の特許請求の範囲を参照することにより理解できるであろう。
【0007】
保護が求められる本発明の一側面によれば、接続手段を用いて第1のコンポーネントを第2のコンポーネントに間隔を置いて接続することによって組立体を形成することと、第1及び第2のコンポーネント間に熱的に活性化されたシール手段を設けることであって、第1のコンポーネント、第2のコンポーネント及びシール手段は、第1及び第2のコンポーネントの間に流体の流れを許容する隙間がその間に存在するように配置されることと、組立体を加熱し、これによりシール手段を膨張させて第1及び第2のコンポーネント間の隙間を埋め、これによりコンポーネントの間に流体密封シールを形成することを含む組立体の製造方法が提供される。
【0008】
本発明の実施の形態は、第1及び第2のコンポーネントが互いに接続され、液体中に浸漬され、流体が組立体から隙間を介して排出されることを可能にするために液体から除去され、その後隙間をシールするために組立体への操作者又はツールアクセスの必要無しに加熱処理されるという利点を有する。
【0009】
本発明の実施の形態は、2つのコンポーネント間において防水及び/又は気密のシールが必要で、組立体がコーティング又は耐食液体等の液体に浸漬されることが必要な他の処理又は他の処理が行われる前に、製造プロセス中においてアクセス不能になる場合のようなコンポーネントの製造において特別な利点をもたらすものである。
【0010】
第1及び第2のコンポーネント間の隙間の存在により、液体がコンポーネントの間及び周囲を流れることが可能になる。処理が一旦完了すると、隙間をシールするためにシール手段の膨張を生じさせるための熱処理がコンポーネントに行われる前に、任意の過剰の液体をコンポーネントから隙間を介して排出させることができる。
【0011】
操作者又は道具によるコンポーネントへのアクセスが必要とされないため、第1及び第2のコンポーネントは、例えば第3のコンポーネント内に含まれることができ、第1及び第2のコンポーネント間の流体密封シールを形成する能力を損なうことなく操作者又は道具に対して実質的にアクセス不能になり得ることを理解すべきである。
【0012】
シール手段は、加熱により膨張するように構成された熱的に活性化されたマスチックを備えることができる。シール手段は、マスチックの層の形態で設けられることができ、例えば、マスチックの連続するループ状又はガスケットの形態であり得る。シール手段は、代替的にはマスチックの断続的な帯の形状であり得る。
【0013】
第1のコンポーネントは、第2のコンポーネントを少なくとも部分的に取り囲むことができることを理解すべきである。
【0014】
有利には、方法は、第3のコンポーネントを設ける工程を備え、第1の組立体を加熱する工程の前に、第2のコンポーネントが第1及び第3のコンポーネントによって少なくとも部分的に取り囲まれるように第3のコンポーネントを設ける工程を含む。
【0015】
第2のコンポーネントは、第1及び第3のコンポーネントにより実質的に完全に取り囲まれることができる。
【0016】
第2のコンポーネントが開口部を介して見え、第1及び第3のコンポーネントによって部分的に又は完全に取り囲まれるように、第1及び/又は第3のコンポーネントはその中に開口部を有し得ることを理解すべきである。
【0017】
更に有利には、方法は、第3のコンポーネントを第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方に接続する工程を更に備えることができる。
【0018】
随意には、第3のコンポーネントは、単体構造コンポーネントの形態であり得る。代替的には、第3のコンポーネントは、複数のサブコンポーネントを含むことができ、方法は、複数のサブコンポーネントから第3のコンポーネントを組み立てる工程を備える。
【0019】
随意には、第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方は、単体構造コンポーネントを含むことができる。代替的には、第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方は、複数のサブコンポーネントを含むことができる。
【0020】
有利には、方法は、第3のコンポーネントと第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方との間に隙間を存在させ、組立体が加熱される前に流体が隙間を流れて組立体から排出されるように、第3のコンポーネントと第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方との間にシール手段を設ける工程を含むことができる。
【0021】
この特徴は、ある配置においては、シール手段の膨張後に隙間を埋めることにより、シール手段が第3のコンポーネントに対して、第1及び/又は第2のコンポーネントへの支持を行うことを可能とするという利点を有する。
【0022】
ある実施の形態においては、シール手段の膨張前及び後にシール手段が隙間を埋めることができることを理解すべきである。
【0023】
随意には、第3のコンポーネントと第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方との間にシール手段を設ける工程は、シール手段の膨張が、第3のコンポーネントと第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方との間に流体密封シールを生じさせるようにシール手段を設けることを含むことができる。
【0024】
有利には、方法は、流体密封シールを形成するために組立体を加熱する前に、組立体を流体に晒す工程を含むことができる。
【0025】
更に有利には、方法は、第1のコンポーネントと対向する自由周縁端部を有するトレイを定義する形状の第2のコンポーネントを設ける工程を備え、シール手段の膨張が第2のコンポーネントの周縁端部の周囲の第1及び第2のコンポーネントの間に設けられる流体密封シールを生じさせることを含み得る。
【0026】
方法は、第1のコンポーネント内に開口部を形成し、これにより第2のコンポーネントによって定義されたトレイの内部にアクセス可能にさせる工程を含むことができる。
【0027】
この特徴は、第2のコンポーネントの内部が、装置、自動車コンポーネント又は乗客の手回り品又はラゲッジ等の保存庫などの目的に用いられ得るという利点を有する。よって、第2のコンポーネントがトレイの形態を有する場合には、トレイは、保管又は他の目的のために有用な容量を提供し得る。例えばトレイは、以下に示すようなオーディオシステムのキャビティとして、流体容器として又は他の有益な目的として有益な容量を設けることができる。
【0028】
随意には、方法は、開口部を介して流体の流れを第2のコンポーネントへ流すことを可能にするために、第2のコンポーネント内に少なくとも1の開口部を設ける工程を備えることができる。
【0029】
この特徴は、液体又はガスなどの流体を第2のコンポーネントの一方の側面から他方へと流すことが出来るという利点を有する。
【0030】
これは、例えば組立体に、電着ディッピングプロセスとして知られる電気泳動析出プロセス等の電着プロセスが行われる場合等の製造において有用であり得る。そのようなプロセスにおいて、組立体上に電着流体の塗膜を形成するために、組立体が、プライマー、 塗料又は他の任意の好適な流体等の電着流体の溶液槽に浸漬され得る。そのようなプロセスは、典型的には車体がディッピングプロセスの対象となる自動車産業において利用される。ある応用においては、組立体が流体中に浸漬される場合に、組立体の実質的に全部の表面が流体でコートされることを保証することが必要である。したがって、第2のコンポーネント内の開口部の存在は、ディッピングプロセス中に第2のコンポーネントを流体で溢れさせることを保証するのに有用である。
【0031】
有利には、方法は、第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つの周囲に熱的に活性化されたシール手段を設けることを含むことができる。
【0032】
少なくとも1の開口部の1つとは、1よりも多い開口部が説明された特徴を有する可能性を排除するものではないことを理解すべきであり、本件の場合、熱的に活性化されたシール手段の特徴がそれらを取り巻くものである。
【0033】
ある実施の形態においては、バルブ手段が、必要に応じて第2の開口部を介して選択的に流体の流れを可能にするか又は妨げることができる。
【0034】
本発明の実施の形態は、構造体の内部又は上部又は下部にバラストタンクを設けるために好適であることを理解すべきである。例えば、自動車又は船舶のバラストタンクなどである。タンクはバルブ手段を開閉することによって浸水又は排出ができるように構成されることができる。
【0035】
バルブ手段は、開口部と接続されるか一体化して形成され得る。代替的には、バルブ手段は、ホース又は他の導管などの流体導管と関連づけられ、バラストタンクへ流体供給を伝達するように構成され得る。開口部は、組立体の使用中の向きに対し、バラストタンクの下方領域内に配置され得る。
【0036】
方法は、第3のコンポーネント内に少なくとも1の開口部を設ける工程を備えることができる。
【0037】
この特徴は、ある配置においては、第2及び第3のコンポーネントの間の容積を浸水させるために流体を第3のコンポーネントに流すことができるという利点を有する。
【0038】
随意には、方法は、第2のコンポーネント内の開口部を第3のコンポーネントの一部と対向する第2のコンポーネントの位置に設けることを含み、開口部の周囲のシール手段の膨張により開口部がシール手段と第3のコンポーネントの一部によってシールされるようにし、これにより開口部を介して第2のコンポーネントを流れる流体の流れを防ぐことを含み得る。
【0039】
有利には、方法は、第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つの周囲にあるシール手段が膨張する際に、第3のコンポーネント内の少なくとも1の開口部が第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つと実質的に一部たりとも重ならないようにし、これにより第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つがシールされて閉じられ得るように、第3のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つを第2のコンポーネント内の開口部に対して横方向にずれた位置に設ける工程を含むことができる。
【0040】
この特徴は、第3のコンポーネント内の開口部及びその後に続く第2のコンポーネント内の開口部に流体の流れを流すための直接的な経路が存在しないように、組立体を形成することができるという利点を有する。
【0041】
有利には、方法は、使用時に第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つへ又はそこから流れる流体の流れを制御するためのバルブ手段を設ける工程を含むことができる。
【0042】
バルブ手段を設ける工程が、バルブ手段を第2のコンポーネントへ接続する工程、バルブ手段を第2のコンポーネントと一体化して形成させる工程及び流体が第2のコンポーネントを満たす又は排出させるために通過可能な流体導管内にバルブ手段を設ける工程の中から選択される1の工程を含むことができる。
【0043】
随意には、バルブ手段を設ける工程が、第2のコンポーネントを満たす又は排出させるために第2及び第3のコンポーネントに流れる流体の流れを制御するためのバルブ手段を設けることを含むことができる。
【0044】
方法は、フロアパン組立体の形態の第1のコンポーネントを設けることを含むことができる。
【0045】
随意には、第3のコンポーネントが、台枠又は下部構造、シャーシ、梯子形フレーム組立体及びモノコック構造又は任意の他の構造を含むことができる。第3のコンポーネントは、自動車、船、航空機又は他の任意の好適な構造物の一部であり得る。
【0046】
有利には、第2のコンポーネントが第1及び第3のコンポーネントによって少なくとも部分的に取り囲まれるように第3のコンポーネントを設ける工程は、第2のコンポーネントを第3のコンポーネントの縦部材又は横部材に設ける工程を含むことができる。
【0047】
随意には、第2のコンポーネントが第1及び第3のコンポーネントによって少なくとも部分的に取り囲まれるように第3のコンポーネントを設ける工程は、台枠又は下部構造、 シャーシ、梯子形フレーム組立体、モノコック又は他の任意の好適な構造物の横部材又は縦部材などの第3のコンポーネントの縦部材又は横部材内に第2のコンポーネントを設ける工程を含む。
【0048】
これは、ある実施の形態において、利用されない空間は運転手又は自動車の利益のために利用されることができるという利点を有し、この場合は、縦部材又は横部材、随意には梁部材の空洞が挙げられる。
【0049】
他の構造部材もまた、第2のコンポーネント位置に有用な空間を提供する。
【0050】
随意には、方法は、自動車、船及び航空機の中から選択される1つの一部を形成するための組立体の製造方法である。
【0051】
有利には、方法は、自動車、船又は航空機の内部からアクセス可能なように、第1のコンポーネント内の開口部を設けることを含む。
【0052】
有利には、第2のコンポーネントがオーディオスピーカーシステムのエアキャビティを定義し得る。
【0053】
更に有利には、第2のコンポーネントがオーディオシステムのサブウーファーの一部を定義し得る。
【0054】
代替的には、第2のコンポーネントがバラストシステムのタンクを定義し得る。バラストシステムは、重量を増大させるため、及び/又は必要に応じて組立体の浮力を低減させるために利用され得る。例えば、組立体が自動車の一部を形成する場合、自動車が水中移動する際に自動車の浮力を低減させることに有用であり得る。これは、車輪と運転表面(例えば河川敷又は浸水道など)の間の牽引を可能にし改善させるために自動車の車輪の重量を増加させることに役立つことができる。
【0055】
本発明の更なる側面によれば、前述の側面の方法によって形成された組立体が設けられる。
【0056】
そこに保護が求められる本発明の一側面においては、接続手段を用いて互いに間隔を置いて接続された第1のコンポーネント及び第2のコンポーネントと、第1及び第2のコンポーネント間において熱的に活性化されたシール手段とを備え、第1のコンポーネント、第2のコンポーネント及びシール手段が、第1及び第2のコンポーネントの間に存在する隙間がその間に流体を流すことを可能にするように配置されており、シール手段が、第1及び第2のコンポーネント間の隙間を埋め、これによりコンポーネント間の流体密封シールを形成するために、加熱により膨張するように構成された熱的に活性化されたシール手段を備える組立体が提供される。
【0057】
組立体は、第3のコンポーネントを更に備え、第1及び第3のコンポーネントが第2のコンポーネントを少なくとも部分的に取り囲むことができる。
【0058】
第2のコンポーネントは、第1及び第3のコンポーネントにより、実質的に完全に取り囲まれることができる。
【0059】
有利には、第3のコンポーネントが第1及び第2のコンポーネントの一方又は両方に接続され得る。
【0060】
更に有利には、第2のコンポーネントへ又は第2のコンポーネントからの流体の流れを許容するために、第2のコンポーネントがその中に少なくとも1の開口部を備えることができる。
【0061】
より更に有利には、熱的に活性化されたシール手段が第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つの周囲に設けられ、シール手段が加熱により第2及び第3のコンポーネント間にシールを形成するように構成され得る。
【0062】
第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つの周囲のシール手段は、第3のコンポーネントの一部と対向する第2のコンポーネントの位置に設けられ、シール手段の膨張がシール手段及び第3のコンポーネントの一部によって第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つを閉じさせるようにし、これにより少なくとも1の開口部の1つを介して第2のコンポーネントへ又は第2のコンポーネントからの流体の流れを妨ぐことを含む。
【0063】
随意には、少なくとも1の開口部が第3のコンポーネント内に設けられる。
【0064】
この特徴は、第2及び第3のコンポーネント間の容積を満たすために流体を第3のコンポーネントへ流し得るという利点を有する。
【0065】
有利には、第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の周囲のシール手段が第2及び第3のコンポーネント間のシールを形成するために膨張する際に、第3のコンポーネント内の少なくとも1の開口部が第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部と一部たりとも重ならないように、第3のコンポーネント内の少なくとも1の開口部の1つが第2のコンポーネント内の少なくとも1の開口部に対して横方向にずれた位置に設けられる。
【0066】
この特徴は、第3のコンポーネント内の開口部及びその後に続く第2のコンポーネント内の開口部に流体の流れを流すための直接的な経路が存在しないように、組立体を形成することができるという利点を有する。
【0067】
更に有利には、第2のコンポーネントが、トレイと、トレイの周縁端部の周囲に設けられた第1及び第2のコンポーネント間のシール手段とを備え、シール手段は周縁端部と第1のコンポーネントとの間の隙間を埋めるためにトレイの周縁端部から離れて加熱により膨張するように構成され、これによりその間に流体密封シールを形成する。
【0068】
組立体は、少なくとも1の開口部の1つを介して第2のコンポーネントへ又は第2のコンポーネントからの流体の流れを制御するためのバルブ手段を備えることができる。
【0069】
バルブ手段が、第2のコンポーネント接続されること、第2のコンポーネントと一体化して形成されること及び流体が第2のコンポーネントを満たす又は排出させるために通過可能な流体導管内に設けられることの中から選択された1つであり得る。
【0070】
バルブ手段は、第2のコンポーネントを流体が満たすか又は排出することを可能にするために第2及び第3のコンポーネントを流れる流体の流れを制御するように構成され得る。
【0071】
随意には、開口部がトレイの内部へのアクセスを可能にする第1のコンポーネント内に設けられる。
【0072】
有利には、第1のコンポーネントが自動車のフロアパン組立体を備えることができる。
【0073】
更に有利には、第3のコンポーネントが、台枠又は下部構造、シャーシ、梯子形フレーム組立体及びモノコックの中から選択される1つを備えることができる。
【0074】
より更に有利には、第2のコンポーネントが、第3のコンポーネントの縦部材又は横部材の内部に配置され得る。
【0075】
随意には、第2のコンポーネントがオーディオスピーカーシステムのエアキャビティを定義し得る。第2のコンポーネントが、オーディオシステムのサブウーファーの一部を定義し得る。
【0076】
そこに保護が求められる本発明の一側面においては、上述の側面に従う組立体を備える自動車、船又は航空機が設けられる。
【0077】
保護が求められる本発明の一側面によれば、フロアパン組立体とバッフルトレイとを備える組立体が提供されるものであり、バッフルトレイは、トレイ部とトレイ部の周縁端部の周囲に設けられたシール部材を備え、バッフルトレイは、フロアパン組立体と空間をおいて支持され、シール部材は、熱的に活性化されたシール手段を備え、シール手段は、トレイの周縁端部とフロアパン組立体との間の隙間を埋め、これによりトレイの周縁端部の周りのその間で液体密封シールを形成するために、周縁端部から離間して加熱により膨張するように構成されている。
【0078】
本発明の有利な特徴は、以下の詳細な説明及びここに添付される特許請求の範囲において言及される。
【0079】
本出願の範囲内において、上述の段落、特許請求の範囲及び/又は以下の詳細な説明及び図面に記載されている種々の側面、実施の形態、実施例、特徴、及び代替物は、独自に又はその任意の組み合わせにおいて取り込まれることが想定されている。ある実施形態に関連して説明した特徴は、その特徴が相反することが無い限り全ての実施形態に適用できる。
【0080】
本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら例示の目的のみにおいて説明する。