特許第6087184号(P6087184)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6087184情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および、情報提示方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6087184
(24)【登録日】2017年2月10日
(45)【発行日】2017年3月1日
(54)【発明の名称】情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および、情報提示方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20130101AFI20170220BHJP
【FI】
   G06F3/0484 120
【請求項の数】19
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2013-57960(P2013-57960)
(22)【出願日】2013年3月21日
(65)【公開番号】特開2014-182714(P2014-182714A)
(43)【公開日】2014年9月29日
【審査請求日】2016年2月12日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 (1)平成24年12月5日掲載、掲載アドレス (http://www.nintendo.co.jp/corporate/direct_links/index.htmlのページ内の“Nintendo Direct 2012.12.5”の動画) (2)平成25年1月31日掲載、掲載アドレス (http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/130131/05.html のページ内の、下から3つ目の画像にリンクされている動画) (3)平成25年2月7日配布、任天堂株式会社が製造するゲーム機(Wii U)を用いてアクセスすることが可能なサーバ
(73)【特許権者】
【識別番号】000233778
【氏名又は名称】任天堂株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100158780
【弁理士】
【氏名又は名称】寺本 亮
(74)【代理人】
【識別番号】100121359
【弁理士】
【氏名又は名称】小沢 昌弘
(74)【代理人】
【識別番号】100130269
【弁理士】
【氏名又は名称】石原 盛規
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 利明
【審査官】 萩島 豪
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2011/0122153(US,A1)
【文献】 国際公開第2008/033853(WO,A2)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0059576(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0262492(US,A1)
【文献】 [Trailer] Wii Street U powered by Google - Overview Trailer,2013年 1月30日,URL,https://www.youtube.com/watch?v=vW_wa0f0b9Y
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048 − 3/0489
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理装置のコンピュータにおいて実行される情報処理プログラムであって、
前記仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちの一部を第1表示領域に表示させ、当該第1表示領域に表示される提示情報をユーザの入力に応じて変更する第1表示制御手段と、
前記複数の提示情報のうちの一部を選択し、前記第1表示領域における提示情報の表示が変更されることに応じて、選択する提示情報を変更する選択手段と、
前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記仮想空間とともに、前記選択された提示情報を前記仮想空間の位置に関連付けて表示させる第2表示制御手段として前記コンピュータを機能させる、情報処理プログラム。
【請求項2】
前記第1表示制御手段は、前記複数の提示情報が配置された提示情報群画像の一部を前記第1表示領域に表示させ、
前記選択手段は、前記提示情報群画像のうちの前記第1表示領域に表示される表示範囲と、前記提示情報群画像上における提示情報の位置との位置関係が所定の位置関係となる提示情報を選択する、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記選択手段は、前記第1表示領域に表示されていることを少なくとも条件として提示情報を選択する、請求項1または請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記選択手段は、前記仮想空間内の位置に関連付けられる前記複数の提示情報のうちから2以上の提示情報を選択する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記第2表示制御手段は、前記仮想空間内の位置に関連付けられる前記複数の提示情報のうちで選択されていない提示情報を、選択されている提示情報とは異なる態様で、前記仮想空間の位置に関連付けて前記第2表示領域に表示させる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記第2表示制御手段は、前記選択されている提示情報を、前記選択されていない提示情報よりも強調された表示態様で、および/または、前記選択されない提示情報よりも詳細な情報を提示する表示態様で表示させる、請求項5に記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
前記第1表示制御手段は、前記複数の提示情報が所定の順序で配置された画像の一部を前記第1表示領域に表示させ、
前記第2表示制御手段は、少なくとも前記選択されていない提示情報を、前記第1表示領域における前記所定の順序を識別可能な表示態様で表示させる、請求項5または請求項6に記載の情報処理プログラム。
【請求項8】
前記複数の提示情報には、各提示情報を識別可能な識別情報が付されており、
前記第1表示制御手段は、前記提示情報を表す画像として、前記識別情報を含む画像を前記第1表示領域に表示させ、
前記第2表示制御手段は、少なくとも前記選択されていない提示情報について、前記識別情報を含む画像を前記第2表示領域に表示させる、請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項9】
前記第2表示制御手段は、前記選択手段によって選択される前記提示情報が変更されることに応じて、選択されなくなった提示情報の表示態様を、選択されている場合から変更して当該提示情報を表示する、請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項10】
前記第1表示制御手段は、前記複数の提示情報が並んで配置された一覧画像の一部を前記第1表示領域に表示させる、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項11】
前記第1表示制御手段は、前記一覧画像のうちで前記第1表示領域に表示される表示範囲を前記ユーザの入力に応じて移動することで、前記第1表示領域に表示される提示情報を変更し、
前記第2表示制御手段は、前記複数の提示情報が関連付けられる各位置が含まれる範囲の前記仮想空間の画像を前記第2表示領域に表示させる、請求項10に記載の情報処理プログラム。
【請求項12】
前記第2表示領域は、前記第1表示領域が設けられる表示装置とは異なる表示装置に設けられる、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項13】
前記第1表示領域に表示される前記提示情報のうち1つを指定する指定入力がユーザから受け付けられたことに応じて、指定された提示情報に関する第1コンテンツ画像を前記第1表示領域に表示するとともに、当該指定された提示情報に関するコンテンツ画像であって当該第1コンテンツ画像と同じまたは異なる第2コンテンツ画像を前記第2表示領域に表示するコンテンツ表示手段として前記コンピュータをさらに機能させる、請求項12に記載の情報処理プログラム。
【請求項14】
前記第1表示領域に表示される前記提示情報のうち1つを指定する指定入力に応じて、指定された提示情報に関連付けられた情報処理を実行する処理実行手段として前記コンピュータをさらに機能させる、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項15】
前記第2表示制御手段は、前記仮想空間として地図を表す画像を前記第2表示領域に表示させるとともに、前記提示情報として、前記地図上の地点を表す画像を当該地点に関連付けて前記第2表示領域に表示させる、請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項16】
前記第2表示制御手段は、前記選択された提示情報に関連付けられる位置が、前記仮想空間のうちで前記第2表示領域に表示される表示範囲に含まれるように、当該表示範囲を当該各位置に基づいて変化させる、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項17】
仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理装置であって、
前記仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちの一部を第1表示領域に表示させ、当該第1表示領域に表示される提示情報をユーザの入力に応じて変更する第1表示制御部と、
前記複数の提示情報のうちの一部を選択し、前記第1表示領域における提示情報の表示が変更されることに応じて、選択する提示情報を変更する選択部と、
前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記仮想空間とともに、前記選択された提示情報を前記仮想空間の位置に関連付けて表示させる第2表示制御部とを備える、情報処理装置。
【請求項18】
仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理システムであって、
前記仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちの一部を第1表示領域に表示させ、当該第1表示領域に表示される提示情報をユーザの入力に応じて変更する第1表示制御部と、
前記複数の提示情報のうちの一部を選択し、前記第1表示領域における提示情報の表示が変更されることに応じて、選択する提示情報を変更する選択部と、
前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記仮想空間とともに、前記選択された提示情報を前記仮想空間の位置に関連付けて表示させる第2表示制御部とを備える、情報処理システム。
【請求項19】
仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理装置において実行される情報提示方法であって、
前記仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちの一部を第1表示領域に表示させ、当該第1表示領域に表示される提示情報をユーザの入力に応じて変更する第1表示制御ステップと、
前記複数の提示情報のうちの一部を選択し、前記第1表示領域における提示情報の表示が変更されることに応じて、選択する提示情報を変更する選択ステップと、
前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記仮想空間とともに、前記選択された提示情報を前記仮想空間の位置に関連付けて表示させる第2表示制御ステップとを備える、情報提示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地図等の仮想空間とともに情報を提示するための情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および、情報提示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、地図を表示するとともに、地図上に情報を付加して表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−264151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地図等の仮想空間上に多くの情報が付加されて提示される場合には、情報を見やすく提示することが難しい場合があった。
【0005】
それ故、本発明の目的は、仮想空間とともに提示される情報を見やすく表示することが可能な情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および、情報提示方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決すべく、本発明は、以下の(1)〜(16)の構成を採用した。
【0007】
(1)
本発明の一例は、仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理装置のコンピュータにおいて実行される情報処理プログラムである。情報処理プログラムは、第1表示制御手段と、選択手段と、第2表示制御手段としてコンピュータを機能させる。
第1表示制御手段は、仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちの一部を第1表示領域に表示させ、当該第1表示領域に表示される提示情報をユーザの入力に応じて変更する。選択手段は、複数の提示情報のうちの一部を選択し、第1表示領域における提示情報の表示が変更されることに応じて、選択する提示情報を変更する。第2表示制御手段は、第1表示領域とは異なる第2表示領域に、仮想空間とともに、選択された提示情報を仮想空間の位置に関連付けて表示させる。
【0008】
上記「第1表示領域における提示情報の表示が変更される」とは、第1表示領域に表示される提示情報が変更されること、および、第1表示領域に表示される提示情報の位置が変更されることを含む意味である。つまり、選択手段は、スクロールあるいはページの切り替え等によって、第1表示領域に表示される提示情報が変更されたことに応じて、選択する提示情報を変更してもよい。また、選択手段は、スクロールや拡大/縮小によって、第1表示領域に表示される提示情報の位置が変更された(例えば、第1表示領域の中央に表示される提示情報が変更された)ことに応じて、選択する提示情報を変更してもよい。
【0009】
上記(1)の構成によれば、第2表示領域には、仮想空間内に設定される複数の提示情報のうちで、第1表示領域における表示に応じた一部の提示情報が表示される。したがって、仮想空間内に多くの提示情報が設定される場合であっても、提示情報を見やすく表示することができる。
【0010】
(2)
第1表示制御手段は、複数の提示情報が配置された提示情報群画像の一部を第1表示領域に表示させてもよい。選択手段は、提示情報群画像のうちの第1表示領域に表示される表示範囲と、提示情報群画像上における提示情報の位置との位置関係が所定の位置関係となる提示情報を選択してもよい。
【0011】
上記(2)の構成によれば、提示情報群画像のうちの第1表示領域に表示される表示範囲と、提示情報群画像上における提示情報の位置との位置関係によって、提示情報が選択される。したがって、例えば表示位置が画面上における所定の範囲内となる提示情報を選択する等、表示位置に応じて提示情報を選択することができる。これによって、第1表示領域の表示状況に応じた適切な提示情報を選択し、第2表示領域に表示させることができる。
【0012】
(3)
選択手段は、第1表示領域に表示されていることを少なくとも条件として提示情報を選択してもよい。
【0013】
上記(3)の構成によれば、第1表示領域において表示されている提示情報と、第2表示領域において表示される提示情報との間で同期を取ることができるので、提示情報をよりわかりやすく表示することができる。
【0014】
(4)
選択手段は、仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちから2以上の提示情報を選択してもよい。
【0015】
上記(4)の構成によれば、第2表示領域において、一度に複数の提示情報をユーザに対して提示することができる。
【0016】
(5)
第2表示制御手段は、仮想空間内の位置に関連付けられる複数の提示情報のうちで選択されていない提示情報を、選択されている提示情報とは異なる態様で、仮想空間の位置に関連付けて第2表示領域に表示させてもよい。
【0017】
上記(5)の構成によれば、選択された提示情報だけでなく、選択されていない提示情報についても第2表示領域に表示されるので、選択されていない提示情報もユーザに提供することができる。また、選択された提示情報と選択されていない提示情報とで表示態様が異なるので、ユーザは両者を容易に区別することができる。
【0018】
(6)
第2表示制御手段は、選択されている提示情報を、選択されていない提示情報よりも強調された表示態様で、および/または、選択されない提示情報よりも詳細な情報を提示する表示態様で表示させてもよい。
【0019】
上記(6)の構成によれば、選択されていない提示情報に比べて選択されている提示情報の方をユーザに注目させることができる。また、選択された提示情報を見やすく表示することができる。
【0020】
(7)
第1表示制御手段は、複数の提示情報が所定の順序で配置された画像の一部を第1表示領域に表示させてもよい。第2表示制御手段は、少なくとも選択されていない提示情報を、第1表示領域における所定の順序を識別可能な表示態様で表示させてもよい。
【0021】
上記(7)の構成によれば、ユーザは、第2表示領域を見ることによって、第1表示領域に表示される提示情報の並びを認識(推測)することができる。これによれば、ユーザは、第2表示領域を参照して、第1表示領域に表示される提示情報を変更する操作を行うことができる。例えば、第2表示領域は、所望の提示情報を第1表示領域に表示したい場合に上記操作をどのように行うかの参考になる。したがって、上記(7)の構成によって、上記操作をより行いやすくすることができる。
【0022】
(8)
複数の提示情報には、各提示情報を識別可能な識別情報が付されてもよい。第1表示制御手段は、提示情報を表す画像として、識別情報を含む画像を第1表示領域に表示させてもよい。第2表示制御手段は、少なくとも選択されていない提示情報について、識別情報を含む画像を第2表示領域に表示させてもよい。
【0023】
上記(8)の構成によれば、選択されない提示情報について少なくとも、第1表示領域に表示される提示情報と、第2表示領域に表示される提示情報との対応をユーザに容易に認識させることができる。これによって、提示情報をよりわかりやすく表示することができる。
【0024】
(9)
第2表示制御手段は、選択手段によって選択される提示情報が変更されることに応じて、選択されなくなった提示情報の表示態様を、選択されている場合から変更して当該提示情報を表示してもよい。
【0025】
上記(9)の構成によれば、選択/非選択の変更に応じて提示情報の表示態様が切り替わるので、第2表示領域を見るユーザに対して選択の変更をわかりやすく通知することができる。
【0026】
(10)
第1表示制御手段は、複数の提示情報が並んで配置された一覧画像の一部を第1表示領域に表示させてもよい。
【0027】
上記(10)の構成によれば、第1表示領域によって複数の提示情報をわかりやすく表示することができる。
【0028】
(11)
第1表示制御手段は、一覧画像のうちで第1表示領域に表示される表示範囲をユーザの入力に応じて移動することで、第1表示領域に表示される提示情報を変更してもよい。第2表示制御手段は、複数の提示情報が関連付けられる各位置が含まれる範囲の仮想空間の画像を第2表示領域に表示させてもよい。
【0029】
上記(11)の構成によれば、第1表示領域においては、表示範囲を移動可能とすることによって、見やすい大きさで提示情報を表示することができる。また、第2表示領域においては、仮想空間に配置された多くの提示情報を表示することができる。なお、上記(5)の構成と上記(11)の構成とを組み合わせる場合には、選択されていない提示情報も含めて第2表示領域に多くの提示情報を表示することができる。したがって、上記(11)の構成によれば、第1表示領域によって見やすく提示情報を表示させることができるとともに、第2表示領域によって多くの提示情報を表示することができる。その結果、提示情報をわかりやすく表示することができる。
【0030】
(12)
第2表示領域は、第1表示領域が設けられる表示装置とは異なる表示装置に設けられてもよい。
【0031】
上記(12)の構成によれば、2つの表示装置を用いることによって、1人のユーザに対してのみならず、複数のユーザに対して提示情報を見やすく提供することができる。また、一方の表示装置が一部のユーザにとって見えない(または見にくい)場合であっても、当該一方の表示装置を見ることができるユーザと見ることが難しいユーザとの間でコミュニケーションをとることで、楽しみながら提示情報を見ることができる。
【0032】
(13)
情報処理プログラムは、コンテンツ表示手段としてコンピュータをさらに機能させてもよい。コンテンツ表示手段は、第1表示領域に表示される提示情報のうち1つを指定する指定入力がユーザから受け付けられたことに応じて、指定された提示情報に関する第1コンテンツ画像を第1表示領域に表示するとともに、当該指定された提示情報に関するコンテンツ画像であって当該第1コンテンツ画像と同じまたは異なる第2コンテンツ画像を第2表示領域に表示する。
【0033】
上記(13)の構成によれば、2つの表示装置にコンテンツ画像が表示されるので、複数のユーザに対してコンテンツ画像を見やすく提供することができる。また、2つの表示装置に表示されるコンテンツ画像が異なる場合には、提示情報に関する2種類のコンテンツ画像を見て楽しむことができる。
【0034】
(14)
情報処理プログラムは、処理実行手段としてコンピュータをさらに機能させてもよい。処理実行手段は、第1表示領域に表示される提示情報のうち1つを指定する指定入力に応じて、指定された提示情報に関連付けられた情報処理を実行する。
【0035】
上記(14)の構成によれば、ユーザは、提示情報を指定することによって、提示情報に関連付けられた情報処理を情報処理システムに実行させることができる。
【0036】
(15)
第2表示制御手段は、仮想空間として地図を表す画像を第2表示領域に表示させるとともに、提示情報として、地図上の地点を表す画像を当該地点に関連付けて第2表示領域に表示させてもよい。
【0037】
上記(15)の構成によれば、地図とともに、地図上の位置に関連付けて情報を提示する場合に、提示される情報を見やすく表示することができる。
【0038】
(16)
第2表示制御手段は、選択された提示情報に関連付けられる位置が、仮想空間のうちで第2表示領域に表示される表示範囲に含まれるように、当該表示範囲を当該各位置に基づいて変化させてもよい。
【0039】
上記(16)の構成によれば、例えば選択された複数の提示情報に関連付けられる各位置が仮想空間における一部に集まる場合でも、提示情報を見やすく表示することができる。
【0040】
なお、本発明の別の一例は、上記(1)〜(16)の情報処理プログラムを実行することによって実現される各手段と同等の手段を備える情報処理装置あるいは情報処理システムであってもよいし、上記(1)〜(16)において実行される情報提示方法であってもよい。
【発明の効果】
【0041】
本発明によれば、選択された提示情報を仮想空間内の位置に関連付けて表示することによって、関連情報を見やすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
図1】本実施形態に係る情報処理システムの一例を示すブロック図
図2】おすすめスポットを提示する場合において端末装置に表示される画像の一例を示す図
図3図2に示す状態においてテレビに表示される地図画像を示す図
図4図2に示す状態からリストの表示範囲が変更された場合において端末装置に表示される画像の一例を示す図
図5図4に示す状態においてテレビに表示される画像の一例を示す図
図6】選択されるおすすめスポットが変更される場合における、端末装置およびテレビにおける表示の一例を示す図
図7】おすすめスポットデータのデータ構造の一例を示す図
図8】本実施形態において情報処理装置が実行する地図表示処理の流れの一例を示すフローチャート
図9】本実施形態の変形例においてテレビに表示される地図画像の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0043】
[1.情報処理システムの構成]
以下、本実施形態の一例に係る情報処理プログラム、情報処理システム、情報処理装置、および、情報提示方法について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示すブロック図である。図1において、情報処理システム1は、情報処理装置2、端末装置3、およびテレビ4を備える。本実施形態における情報処理システム1は、地図とともに、地図上の位置に関連付けられた情報を表示装置(端末装置3および/またはテレビ4)に表示するものである。
【0044】
情報処理システム1は情報処理装置2を含む。情報処理装置2は、情報処理システム1において実行される情報処理(後述する地図表示処理)を実行する。情報処理装置2は、パーソナルコンピュータ、ゲーム装置、携帯端末、スマートフォン等、どのような形態の情報処理装置であってもよい。情報処理装置2は、端末装置3およびテレビ4と通信可能である。なお、情報処理装置2と端末装置3またはテレビ4との通信は、有線であってもよいし無線であってもよい。
【0045】
図1に示すように、情報処理装置2は、CPU11、メモリ12、および、プログラム記憶部13を備える。CPU11は、所定の情報処理プログラムをメモリ12を用いて実行することによって、上記情報処理を実行する。なお、情報処理装置2は、情報処理を実行することができればどのような構成であってもよく、例えば情報処理の一部または全部が専用回路によって実行されてもよい。本実施形態においては、上記情報処理によって情報処理装置2が画像を生成し、生成された画像が情報処理装置2から端末装置3およびテレビ4へ出力される。
【0046】
プログラム記憶部13は、上記情報処理プログラムを記憶する。プログラム記憶部13は、CPU11がアクセス可能な任意の記憶装置である。プログラム記憶部13は、例えばハードディスク等の、情報処理装置2に内蔵される記憶部であってもよいし、例えば光ディスク等の、情報処理装置2に着脱可能な記憶媒体であってもよい。
【0047】
情報処理システム1は、端末装置3を含む。端末装置3は、表示部の一例であるLCD(液晶表示装置)14を有する。本実施形態において、端末装置3は、可搬型(携帯型とも言う)の表示装置である。端末装置3は、情報処理装置2から送信されてくる画像を受信し、画像をLCD14に表示する。
【0048】
端末装置3は、入力部15を有する。入力部15はユーザの操作を検出し、ユーザの操作を表す操作データを出力する。つまり、端末装置3は入力装置(コントローラ)と言うこともできる。本実施形態においては、端末装置3は、入力部15として、操作ボタンおよびタッチパネルを備える。タッチパネルは、LCD14の画面上に設けられる。なお、入力部15は、例えば姿勢センサ(加速度センサやジャイロセンサ等)のような、端末装置3を動かす操作を検知することが可能なセンサシステムを含んでいてもよい。端末装置3は、入力部15から出力される操作データを情報処理装置2へ送信する。このように、情報処理装置2は、入力装置である端末装置3からの入力を受け付けることが可能である。
【0049】
上記のように、本実施形態においては、表示装置と操作装置とが一体として構成される。ただし、他の実施形態においては、表示装置と操作装置とが別体として設けられてもよい。
【0050】
テレビ4は、画像を表示する表示装置の一例である。テレビ4は、据置型の表示装置の一例である。情報処理装置2からテレビ4へ画像が送信されてくる場合、テレビ4は当該画像を表示する。
【0051】
このように、本実施形態においては、情報処理システム1は、2つの表示装置を備える構成である。なお、他の実施形態においては、情報処理システム1は、表示装置を少なくとも1つ備えていればよい。
【0052】
上記情報処理システム1においては、端末装置3に対する入力に応じて情報処理装置2が情報処理を実行し、実行の結果得られた画像が端末装置3およびテレビ4に表示される。このように、本実施形態においては、情報処理システム1は、入力機能、情報処理機能、および表示機能が複数の装置によって実現される構成である。なお、他の実施形態においては、情報処理システム1は、これらの機能を有する単一の情報処理装置(例えば携帯型あるいは可搬型の情報処理装置)で構成されてもよい。また、他の実施形態においては、情報処理装置2の機能が複数の装置によって実現されてもよい。例えば、他の実施形態においては、情報処理装置2において実行される情報処理の少なくとも一部が、ネットワーク(広域ネットワークおよび/またはローカルネットワーク)によって通信可能な複数の装置によって分散して実行されてもよい。
【0053】
[2.地図画像の表示]
次に、本実施形態における地図の表示(提示)方法について説明する。本実施形態において、情報処理システム1は、世界の各地におけるパノラマ画像をユーザに提供する機能を有している。ここで、情報処理システム1は、パノラマ画像が用意される各地点のうちのいくつかのおすすめの地点(おすすめスポット)をユーザに提示する際に、地図を用いる。以下、地図とともにユーザに提示されるべき情報(提示情報)としておすすめスポットの情報を地図上に表示する場合について説明する。
【0054】
(端末装置3における表示)
図2は、おすすめスポットを提示する場合において端末装置3に表示される画像の一例を示す図である。また、図3は、おすすめスポットを提示する場合においてテレビ4に表示される画像の一例を示す図である。図2および図3に示すように、本実施形態においては、テレビ4において、おすすめスポットが付された地図(世界地図)が表示されるとともに、端末装置3のLCD14において、おすすめスポットのリスト(の一部)が表示される。
【0055】
図2に示すように、端末装置3には、予め設定される複数のおすすめスポットのリストが表示される。リストは、複数の提示情報(おすすめスポットの情報)が配置された提示情報群画像と言うことができる。また、本実施形態においては図2に示すように、リストにおいて、番号順おすすめスポットが並んで配置されている。そのため、リストは、提示情報が所定の順序に並んで配置された一覧画像と言うことができる。
【0056】
本実施形態においては、リストにおいておすすめスポットを表す画像として、サムネイル画像21、地名画像22、および番号画像23が、おすすめスポット毎に表示される。サムネイル画像21は、おすすめスポットの地点における画像である。本実施形態において、サムネイル画像21は、おすすめスポットのパノラマ画像から得られる。地名画像22は、おすすめスポットの地名(地図上の位置とも言える)を示す。番号画像23は、各おすすめスポットに付される番号を示す。この番号は、各おすすめスポットを識別するための識別情報であり、本実施形態においては、各おすすめスポットについて予め付与されるものとする。なお、おすすめスポットの画像として表示される内容は任意である。例えば他の実施形態においては、上記画像21〜23のうち1つまたは2つのみが表示されてもよいし、上記画像21〜23が表す情報に加えて(または代えて)、緯度経度情報等の他の情報を示す画像が表示されてもよい。
【0057】
また、端末装置3には、おすすめスポットのリストの一部が表示される。具体的には、本実施形態においては、リストはスクロール可能に表示される。なお、本実施形態においては、スクロールバー24およびスクロールつまみ25が端末装置3に表示される(図2参照)。ユーザは、スクロールつまみ25をスクロールバー24上で上下に移動させる操作によって、リストを上下にスクロールさせることができる。なお、リストをスクロールさせるための操作はどのような操作であってもよく、例えば、LCD14上のタッチパネルに対する操作であってもよいし、十字キーやスティックを用いて方向を入力する操作であってもよい。また、リストのうちの表示範囲を変更する方法、すなわち、各おすすめスポットのうちで表示されるおすすめスポットを変更する方法は任意である。例えば他の実施形態においては、ページを切り替える方法で、表示されるおすすめスポットが変更されてもよい。また、他の実施形態においては、リストのうちの表示範囲が拡大/縮小されることによって、表示されるおすすめスポットが変更されてもよい。
【0058】
図2に示す状態においては、番号が1〜3であるおすすめスポットがLCD14の画面の中央付近(スクロール方向、すなわち、上下方向に関する中央付近)に表示されている。詳細は後述するが、本実施形態において、情報処理システム1は、リストに含まれるおすすめスポットのうちから、画面の中央付近に表示されている、いくつか(ここでは横に並んで配置される3つ)のおすすめスポットを選択する。例えば図2に示す状態においては、番号が1〜3であるおすすめスポットが選択される。このように、本実施形態においては、端末装置3を見ているユーザが現在注目していると推測されるおすすめスポットが選択される。
【0059】
(テレビ4における表示)
図3は、図2に示す状態においてテレビ4に表示される地図を示す図である。図3に示すように、上記の状態においては、選択されたおすすめスポット、すなわち、番号が1〜3であるおすすめスポットが、地図上の位置に関連付けて表示される。具体的には、選択されたおすすめスポットを表す画像として、おすすめスポットの詳細画像31が表示される。詳細画像31は、後述する簡易画像32よりもおすすめスポットに関する詳細な内容を示す。図3に示すように、本実施形態において、詳細画像31は、端末装置3に表示される画像と同様の、サムネイル画像、地名画像、および番号画像を含む。なお、詳細画像31の具体的な内容は任意である。例えば他の実施形態においては、上記3つの画像のうち1つまたは2つのみが詳細画像31として表示されてもよいし、上記3つの画像が表す情報に加えて(または代えて)、他の情報を示す画像が詳細画像31として表示されてもよい。
【0060】
なお、詳細は後述するが、本実施形態においては、選択されていない他のおすすめスポット(番号が1〜3以外のおすすめスポット)については、簡易画像32が地図上の位置に関連付けて表示される。本実施形態においては、簡易画像32は、旗を模した画像であり、おすすめスポットの番号を示す。また、本実施形態においては、選択されているおすすめスポットについては、上記詳細画像31と簡易画像32の両方が表示される。つまり、本実施形態においては、地図上においては、選択中のおすすめスポットについて詳細画像31および簡易画像32が表示され、選択中でないおすすめスポットについて簡易画像32が表示される。ただし、本実施形態においては、詳細画像31は簡易画像32よりも優先して表示されるので、簡易画像32は詳細画像31に隠れて表示されない場合もある。
【0061】
(選択されるおすすめスポットの変更に応じた表示の変化)
図4は、図2に示す状態からリストの表示範囲が変更された場合において端末装置3に表示される画像の一例を示す図である。上述のように、端末装置3に表示されるリストはスクロール可能であり、リストがスクロールされると、LCD14の画面中央に表示されるおすすめスポットが変更される。図4においては、図2に示す状態からリストが下方向にスクロールされる結果、番号が4〜6であるおすすめスポットが画面中央に表示される。このとき、情報処理システム1は、番号が4〜6であるおすすめスポットを選択する。
【0062】
図5は、図4に示す状態においてテレビ4に表示される画像の一例を示す図である。図5に示すように、上記状態においては、選択中のおすすめスポットである、番号が4〜6であるおすすめスポットについて、詳細画像31が表示される。つまり、図3に示す状態から、詳細画像31が表示されるおすすめスポットが変更される。
【0063】
図6は、選択中のおすすめスポットが変更される場合における、端末装置3とテレビ4との表示の一例を示す図である。なお、図6においては、図面が複雑になることを避けるために、図2図5に比べて画像の一部(各画像21〜23,31,および32)を省略して示している。以上に説明したように、本実施形態において、情報処理システム1は、地図上の位置に関連付けられる複数のおすすめスポットのうちの一部(リストの一部)を端末装置3に表示させる(図2および図4)。また、情報処理システム1は、リストをスクロールして表示することによって、端末装置3に表示されるおすすめスポットをユーザの入力に応じて変更する(図6に示す左欄)。このとき、情報処理システム1は、端末装置3におけるおすすめスポットの表示が変更される(画面中央に表示されるおすすめスポットが変更される)ことに応じて、選択するおすすめスポットを変更する。ここで、テレビ4においては、地図とともに、選択されたおすすめスポットの詳細画像31が地図上の位置に関連付けて表示される(図3図5、および、図6に示す右欄)。
【0064】
このように、本実施形態によれば、テレビ4には、地図上における複数のおすすめスポットのうちで、端末装置3側で表示される一部のおすすめスポットの詳細画像31が表示される。したがって、地図上に多くのおすすめスポットが配置される場合であっても、おすすめスポットを見やすく表示することができる。
【0065】
(選択中のおすすめスポットと選択中でないおすすめスポットとの提示情報の違い)
なお、本実施形態においては、選択されていないおすすめスポットについては、旗を模した画像である簡易画像32が表示される(図3図5)。つまり、選択されていないおすすめスポットについては、選択されているおすすめスポットとは異なる態様で表示される。これによって、選択されていないおすすめスポットについても地図上に表示されるので、選択されていないおすすめスポットについてもユーザに情報を提示することができる。例えば、選択されていないおすすめスポットがあることや、あるいは、おすすめスポットの大まかな数をユーザに認識させることができる。また、選択されていないおすすめスポットについても地図上の位置に関連付けて表示されるので、地図上のどの位置におすすめスポットがあるかをユーザに知らせることができる。
【0066】
なお、本実施形態において、選択中のおすすめスポットについても簡易画像32が表示されるものとするが、他の実施形態においては、選択中のおすすめスポットについて簡易画像32が表示されなくてもよい。
【0067】
なお、他の実施形態においては、情報処理システム1は、選択されていないおすすめスポットをテレビ4の地図上に表示しなくてもよい。つまり、選択されているおすすめスポットを地図上に表示する場合において、下記(a)および(b)のいずれの方法であっても、「おすすめスポットを見やすく表示する」という効果を得ることができる。
(a)選択中のおすすめスポットを表す画像(詳細画像31)を表示し、選択中でないおすすめスポットについて異なる表示態様の画像(簡易画像32)を表示する方法(本実施形態の方法)
(b)選択中のおすすめスポット(の画像)を表示し、選択中でないおすすめスポット(の画像)を表示しない方法
したがって、本実施形態においては、選択中のおすすめスポットとして詳細画像31が表示される場合を例として説明したが、他の実施形態において、上記(b)の方法を採用する場合には、選択中のおすすめスポットとして簡易画像32が表示されてもよい。
【0068】
また、本実施形態においては、テレビ4において、選択されているおすすめスポット(詳細画像31)は、選択されていないおすすめスポット(簡易画像32)よりも強調された表示態様で表示される(図3および図5)。したがって、選択されているおすすめスポットの方をユーザに注目させることができる。また、選択されているおすすめスポットを見やすく表示することができる。
【0069】
なお、本実施形態においては、選択されているおすすめスポット(詳細画像31)は、選択されていないおすすめスポット(簡易画像32)よりも詳細な情報を提示する表示態様で表示される。この理由によっても、上記と同様、選択されているおすすめスポットの方をユーザに注目させることができる。また、選択されたおすすめスポットについてより多くの情報をユーザに提供することができる。
【0070】
また、本実施形態においては、テレビ4における簡易画像32は、おすすめスポットに付される番号を表す(図3および図5)。ここで、端末装置3においては、この番号の順序でおすすめスポットが配置されたリスト(の一部)が表示される。したがって、テレビ4においては、選択されていないおすすめスポットは、端末装置3における配置の順序を識別可能な表示態様で表示される。これによれば、ユーザは、テレビ4の地図を見ることによって、端末装置3に表示されるおすすめスポットの並びを認識(推測)することができる。例えば、その時点で端末装置3に表示されていないおすすめスポットを表示させたい場合、ユーザは、テレビ4の地図上に配置された簡易画像32から、端末装置3の画面をどのようにスクロールすればよいかを判断することができる。したがって、上記によれば、端末装置3におけるおすすめスポットの選択操作(スクロール操作)をより行いやすくすることができる。
【0071】
また、上記番号は、各おすすめスポットを識別可能な識別情報である。ここで、端末装置3には、識別情報(番号)を含む詳細画像31が表示され、テレビ4においても、選択されないおすすめスポットについて、識別情報(番号)を含む簡易画像32が表示される。このように、端末装置3において表示されるおすすめスポットとテレビ4において表示されるおすすめスポットとは、識別情報によって対応付けて表示される。これによれば、ユーザは、端末装置3におけるおすすめスポットとテレビ4におけるおすすめスポットとの対応を容易に認識することができるので、情報処理システム1は、おすすめスポットをよりわかりやすく表示することができる。
【0072】
また、本実施形態においては、選択中のおすすめスポットが変更されることに応じて、選択されなくなったおすすめスポットの表示態様が変更される(図6の右欄)。つまり、選択されているおすすめスポットについては詳細画像31が表示されるのに対して、選択されなくなったおすすめスポットについては簡易画像32が表示される。このように、選択/非選択の変更に応じておすすめスポット(おすすめスポットを表す画像)の表示態様が切り替わるので、テレビ4を見るユーザに対して選択の変更をわかりやすく通知することができる。
【0073】
(おすすめスポットの選択方法)
本実施形態においては、情報処理システム1は、端末装置3のLCD14の画面中央付近に表示されるおすすめスポットを選択する(図6参照)。つまり、情報処理システム1は、リストのうちの端末装置3に表示される表示範囲と、リスト上におけるおすすめスポットの位置との位置関係が所定の位置関係となるおすすめスポットを選択する。なお、上記所定の位置関係とは、本実施形態においては、おすすめスポットを表す画像が(上下方向に関して)表示範囲の中央となる位置関係である。
【0074】
おすすめスポットを選択するための具体的な方法は任意である。例えば、選択処理は、LCD14の画面上における各おすすめスポットの表示位置を用いて行われてもよい。すなわち、情報処理システム1は、おすすめスポットの上記表示位置が画面の中央の位置から所定距離内にあるか否かによって、そのおすすめスポットを選択するかしないかを判定することができる。また例えば、選択処理は、リスト上における上記表示範囲の位置を用いて行われてもよい。すなわち、情報処理システム1は、リスト上における上記表示範囲の位置から、画面の中央に表示されるおすすめスポット、すなわち、選択されるおすすめスポットを特定することができる。
【0075】
本実施形態においては、情報処理システム1は、端末装置3に表示されていることを少なくとも条件としておすすめスポットを選択する(図6参照)。これによれば、端末装置3において表示されているおすすめスポットについて、テレビ4側においてもおすすめスポット(の詳細画像31)が表示される。すなわち、表示中のおすすめスポットに関して端末装置3とテレビ4との間で同期をとることができ、おすすめスポットをよりわかりやすく表示することができる。
【0076】
端末装置3に表示されていることを少なくとも条件としておすすめスポットを選択する方法の他の例としては、例えば以下の方法がある。すなわち、他の実施形態においては、情報処理システム1は、おすすめスポットの画像(各画像21〜23)の少なくとも一部が端末装置3に表示されている(全ての)おすすめスポットを選択するようにしてもよい。また、他の実施形態においては、情報処理システム1は、おすすめスポットの画像の全体が端末装置3に表示されているおすすめスポットを選択するようにしてもよい。
【0077】
本実施形態においては、情報処理システム1は、端末装置3に表示されているおすすめスポットのうち、(提示情報群画像である)リストが表示される領域における中央から、リストのスクロール方向(ここでは上下方向)に所定距離以内となる範囲に表示されるおすすめスポットが選択される。したがって、端末装置3のユーザが注目していると推測される(注目している可能性が高い)おすすめスポットを選択することができる。ユーザが注目していると推測されるおすすめスポットがテレビ4に表示されるので、テレビ4を用いて有効な情報をユーザに提供することができる。また、テレビ4を他のユーザが見ている場合には、端末装置3のユーザがどのおすすめスポットに注目しているかを他のユーザに知らせることができる。なお、他の実施形態において、リストが上下方向および左右方向にスクロールする場合には、情報処理システム1は、リストの表示領域の中央から上下方向および/または左右方向に所定距離以内となる範囲に表示されるおすすめスポットを選択してもよい。
【0078】
なお、情報処理システム1が行うおすすめスポットの選択は、パノラマ画像の再生処理を開始するためにユーザがおすすめスポットを指定することとは異なるものである点に留意する。本実施形態においては、端末装置3に表示されているおすすめスポットから1つを指定する指定入力がユーザによって行われると、指定されたおすすめスポットについてパノラマ画像の表示処理が実行される。ここで、上述したおすすめスポットの選択は、ユーザによる指定入力に依存して行われるのではなく、端末装置3におけるおすすめスポットの表示状況(例えば、リストの表示領域内の所定の範囲(位置)にどのおすすめスポットが表示されるか)に応じて行われる。すなわち、情報処理システム1は、ユーザによって指定された1つのおすすめスポットを選択するのではなく、地図上の位置に関連付けられる複数のおすすめスポットのうちから、上記表示状況に応じて2以上(本実施形態においては、3つ)のおすすめスポットを選択する。したがって、本実施形態においては、ユーザが指定入力を行う前に、複数のおすすめスポットが選択され、選択されたおすすめスポットがテレビ4において地図上の位置と関連付けて表示される(図3および図5)。これによれば、ユーザの指定前におすすめスポットをわかりやすく提示することができ、おすすめスポットを指定する入力が容易になる。なお、他の実施形態においては、上記表示状況に応じて1つのおすすめスポットが選択されてもよい。
【0079】
(リスト表示と地図表示)
本実施形態においては、端末装置3においては、予め設定される複数のおすすめスポットのリストがスクロール可能に表示される。つまり、情報処理システム1は、リストのうちの表示範囲をユーザの入力に応じて移動させることで、端末装置3に表示されるおすすめスポットを変更する。したがって、端末装置3においては、LCD14の画面に一度に表示されるおすすめスポットは、予め設定される複数のおすすめスポットのうちの一部のおすすめスポットである。一方、テレビ4においては、地図の全体が表示される。つまり、情報処理システム1は、各おすすめスポットが関連付けられる各位置が含まれる範囲の地図をテレビ4に表示する。したがって、テレビ4においては、予め設定される複数のおすすめスポットを表示することが可能である。以上より、本実施形態においては、端末装置3において見やすい大きさでおすすめスポットを表示することができるとともに、テレビ4においてより多くのおすすめスポットを表示することができるので、複数のおすすめスポットをわかりやすくユーザに提示することができる。
【0080】
なお、テレビ4に地図の全体が表示される場合、地図の中心が変更されてもよい。例えば図3においては地図の中心は日本付近であるが、所定の条件に応じて他の地域が中心となるように変更されてもよい。例えば、おすすめスポットがユーザによって指定されてパノラマ画像が再生された後で再度テレビ4に地図が表示される場合、前回に指定されたおすすめスポットに関連付けられる地点が中心となる地図が表示されてもよい。
【0081】
また、本実施形態においては、情報処理システム1は、上記リストと地図とをそれぞれ別々の2つの表示装置に表示する。つまり、リストが表示される第1表示領域が設けられる表示装置(端末装置3)と、地図が表示される第2表示領域が設けられる表示装置(テレビ4)とは異なる。これによれば、例えば、第1のユーザが端末装置3を把持しておすすめスポットを見ている際において、第2のユーザは、テレビ4を見ることで、端末装置3にどのおすすめスポットが表示されているかを知ることができ、第1のユーザがどのおすすめスポットを見ているかを知ることができる。したがって、どのおすすめスポットを指定するかをユーザ同士で話し合うことができ、ユーザ間でコミュニケーションをとりながらおすすめスポットを指定することができる。例えば、端末装置3を用いる第1のユーザのみが指定入力を行うことができる場合であっても、第2のユーザは所望のおすすめスポットを指定するように第1のユーザに依頼することができる。このように、ユーザ同士でコミュニケーションをとりながらおすすめスポットを選ぶことで、選ぶ楽しさをユーザに体験させることができる。
【0082】
なお、他の実施形態においては、情報処理システム1は1つの表示装置のみを含む構成であってもよい。このとき、情報処理システム1は、1つの表示装置のうちの第1表示領域にリスト(すなわち、本実施形態において端末装置3に表示する画像)を表示させ、第1表示領域とは異なる第2表示領域に地図(すなわち、本実施形態においてテレビ4に表示する画像)を表示させるようにしてもよい。
【0083】
(おすすめスポットの指定に応じたパノラマ画像の再生)
本実施形態において、ユーザは、端末装置3において表示されているおすすめスポットのうち1つを指定する入力を行うことができる。この入力はどのような方法で行われてもよく、例えば、LCD14の画面上をタッチする入力で行われる。なお、指定可能なおすすめスポットは、表示中の全てのおすすめスポットであってもよいし、選択中のおすすめスポットのみであってもよい。
【0084】
ユーザによって1つのおすすめスポットが指定されると、情報処理システム1は、おすすめスポットに関連付けられた情報処理を実行する。この情報処理の内容は任意であるが、本実施形態においては、おすすめスポットに関連付けられたパノラマ画像を再生する処理である。本実施形態において、情報処理システム1は、パノラマ画像を端末装置3およびテレビ4に表示させる。本実施形態においては、表示されるコンテンツ画像は静止画であるパノラマ画像とするが、他の実施形態においては、コンテンツ画像としてパノラマ動画が表示されてもよい。
【0085】
本実施形態においては、パノラマ画像の再生中において、情報処理システム1は、パノラマ画像のうちで、ユーザによって操作される視線方向に応じた範囲の画像を端末装置3に表示する。つまり、ユーザは、端末装置3を用いた操作によって、所望の視線方向のパノラマ画像を端末装置3に表示させることができる。また、情報処理システム1は、パノラマ画像のうちで、所定の方向を向く視線方向に応じた範囲の画像をテレビ4に表示する。
【0086】
上記のように、本実施形態においては、おすすめスポットが指定されると、指定されたおすすめスポットに関するコンテンツ画像(パノラマ画像)が端末装置3に表示されるとともに、当該指定されたおすすめスポットに関するコンテンツ画像がテレビ4に表示される。つまり、2つの表示装置において同じおすすめスポットについてのコンテンツ画像が表示される。これによって、複数のユーザで同じコンテンツ画像を見て楽しむことができる。なお、各表示装置に表示されるコンテンツ画像の内容は、同じであってもよいし異なっていてもよい。例えば本実施形態のように、同じパノラマ画像のうちの異なる視線方向の画像が各表示装置にそれぞれ表示されてもよい。
【0087】
[3.地図表示処理の具体例]
以下、本実施形態において情報処理システム1(情報処理装置2)で実行される地図表示処理の具体的な一例について説明する。まず、地図表示処理において用いられる主なデータについて説明する。本実施形態において、上記地図表示処理においては、地図データ、おすすめスポットデータ、およびパノラマ画像データが用いられる。その他、上記地図表示処理においては、図2図5で示した画像を生成するために用いられる画像データ等が用いられる。
【0088】
地図データは、テレビ4に表示される地図(地図画像)を生成するためのデータである。また、パノラマ画像データは、地図データが示す地図上における位置(地点)を視点とするパノラマ画像のデータである。パノラマ画像データは、地図上における複数の地点毎に用意され、各パノラマ画像データはそれぞれ、地図上の異なる地点に関連付けられている。
【0089】
おすすめスポットデータは、地図上の各地点のうちから予め設定されるおすすめスポットに関する情報を示すデータである。図7は、おすすめスポットデータのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、本実施形態においては、おすすめスポットデータは、上述の番号(識別情報)と、地名情報と、位置情報とをおすすめスポット毎に関連付けたデータである。地名情報は、おすすめスポットの地名を示す情報である。位置情報は、地図上の位置を示す情報である。
【0090】
なお、情報処理装置2のCPU11は、これらのデータ(地図データ、おすすめスポットデータ、およびパノラマ画像データ)を、情報処理装置2内の記憶部から取得してもよいし、情報処理装置2に着脱可能な記憶媒体から取得してもよいし、インターネット等のネットワークを介して他の装置から取得してもよい。
【0091】
図8は、本実施形態において情報処理装置2(CPU11)が実行する地図表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施形態においては、図8に示す一連の処理は、CPU11が、プログラム記憶部13に記憶される情報処理プログラムを実行することによって行われる。
【0092】
なお、図8に示す地図表示処理が開始されるタイミングは任意である。本実施形態においては、上記情報処理プログラムが、パノラマ画像を再生するためのアプリケーションプログラムの一部として構成されるものとする。このとき、図8に示す地図表示処理は、上記アプリケーションプログラムを開始する指示をユーザが行ったことに応じて開始される。また、情報処理プログラム(アプリケーションプログラム)は、適宜のタイミングでその一部または全部がメモリ12に読み出され、CPU11によって実行される。これによって、図8に示す一連の処理が開始される。なお、上記情報処理プログラム(アプリケーションプログラム)は、情報処理装置2内のプログラム記憶部13に予め記憶されているものとする。ただし、他の実施形態においては、情報処理プログラムは、情報処理装置2に着脱可能な記憶媒体から取得されてメモリ12に記憶されてもよいし、インターネット等のネットワークを介して他の装置から取得されてメモリ12に記憶されてもよい。
【0093】
なお、図8に示すフローチャートにおける各ステップの処理は、単なる一例に過ぎず、同様の結果が得られるのであれば、各ステップの処理順序を入れ替えてもよいし、各ステップの処理に加えて(または代えて)別の処理が実行されてもよい。また、本実施形態では、上記フローチャートの各ステップの処理をCPUが実行するものとして説明するが、上記フローチャートにおける一部のステップの処理を、CPU以外のプロセッサや専用回路が実行するようにしてもよい。
【0094】
また、本実施形態においては、CPU11は、図8に示す地図表示処理を開始する前に、上述の地図データおよびおすすめスポットデータを取得しておく。また、地図表示処理の開始前において取得される地図データは、一部のデータ(例えば、縮尺に応じて複数の階層が設定される場合における一部の階層のデータ)のみであってもよい。取得された地図データおよびおすすめスポットデータはメモリ12に記憶される。
【0095】
ステップS1において、CPU11は、上記おすすめスポットのリストのうちで表示範囲を決定する。本実施形態においては、CPU11は、端末装置3から操作データを取得し、上記“(端末装置3における表示)”で述べた方法に従って、ユーザの入力に応じて表示範囲を制御する。表示範囲の変更によって、端末装置3に表示されるおすすめスポットが変更される。ステップS1の次にステップS2の処理が実行される。
【0096】
ステップS2において、CPU11は、ステップS1で決定された表示範囲の画像を端末装置3に表示させる。すなわち、CPU11は、上記表示範囲の画像を生成して、生成された画像を端末装置3へ出力(送信)する。端末装置3は、生成された画像を受信してLCD14に表示する。これによって、LCD14に上記リストの一部が表示される(図2および図4)。ステップS2の次にステップS3の処理が実行される。
【0097】
ステップS3において、CPU11は、端末装置3に表示されるおすすめスポットの位置に基づいておすすめスポットを選択する。本実施形態においては、上記“(おすすめスポットの選択方法)”で述べた方法に従って複数(本実施形態においては3つ)のおすすめスポットが選択される。CPU11は、選択されたおすすめスポットを示す選択データ(例えば上記番号を示すデータ)をメモリ12に記憶しておく。ステップS3の次にステップS4の処理が実行される。
【0098】
ステップS4において、CPU11は、テレビ4に表示するための地図画像を生成する。本実施形態においては、上記“(テレビ4における表示)”および“(選択されているおすすめスポットと選択されていないおすすめスポットとの提示情報の違い)”で述べた方法に従って、地図画像が生成される。具体的には、CPU11は、上記地図データ、おすすめスポットデータ、選択データをメモリ12から読み出し、これらのデータを用いて地図画像を生成する。なお、おすすめスポットの詳細画像31および簡易画像32は、おすすめスポットデータにおいて当該おすすめスポットに関連付けられている地図上の位置に関連付けて(当該位置を示すような態様で)配置される。上記ステップS4の処理によって、生成される地図画像には、選択されたおすすめスポットについて詳細画像31(および簡易画像32)が付加され、かつ、選択されていないおすすめスポットについて簡易画像32が付加されることになる。ステップS4の次にステップS5の処理が実行される。
【0099】
ステップS5において、CPU11は、ステップS4で生成された地図画像をテレビ4に表示させる。すなわち、CPU11は、生成された地図画像をテレビ4へ出力(送信)する。テレビ4は、生成された地図画像を受信して表示する。これによって、テレビ4には、地図画像とともに、選択されたおすすめスポット(詳細画像31)等が地図上の位置に関連付けて表示される(図3および図5)。ステップS5の次にステップS6の処理が実行される。
【0100】
ステップS6において、CPU11は、おすすめスポットがユーザによって指定されたか否かを判定する。本実施形態においては、CPU11は、端末装置3から操作データを取得し、上記“(おすすめスポットの指定に応じたパノラマ画像の再生)”で述べた方法に従って判定を行う。ステップS6の判定結果が肯定である場合、ステップS7の処理が実行される。一方、ステップS6の判定結果が否定である場合、ステップS7の処理がスキップされてステップS8の処理が実行される。
【0101】
ステップS7において、CPU11は、指定されたおすすめスポットに関連付けられるパノラマ画像を再生する処理を実行する。すなわち、CPU11は、おすすめスポットデータをメモリ12から読み出し、おすすめスポットデータにおいて、指定されたおすすめスポットに関連付けられている地図上の位置(地点)を特定する。そして、CPU11は、特定した位置に関連付けられるパノラマ画像データを取得する。このようにして取得されたパノラマ画像データを用いて、上記“(おすすめスポットの指定に応じたパノラマ画像の再生)”で述べた方法に従ってパノラマ画像が各表示装置に表示される。なお、本実施形態において、ステップS7におけるパノラマ画像の再生処理は、ユーザによる指示(例えば、おすすめスポットのリストを表示する指示)に応じて終了される。このとき、後述のステップS8の処理において地図表示処理が終了しない場合には、端末装置3には再度リストが表示され、テレビ4には地図画像が再度表示される。ステップS7の処理が終了すると、ステップS8の処理が実行される。
【0102】
ステップS8において、CPU11は、地図表示処理を終了するか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意である。例えば、上記アプリケーションプログラムの実行を終了する旨の指示がユーザによって行われた場合、CPU11は、地図表示処理を終了すると判定し、ユーザによる指示がない場合には、地図表示処理を終了しないと判定する。ステップS8の判定結果が否定である場合、ステップS1の処理が再度実行される。以降、ステップS8において表示処理を終了すると判定されるまで、ステップS1〜S8の処理が繰り返し実行される。一方、ステップS8の判定結果が肯定である場合、CPU11は、図8に示す地図表示処理を終了する。
【0103】
[4.変形例]
(表示される仮想空間および提示情報に関する変形例)
上記実施形態における情報提示方法は、仮想空間とともに、当該仮想空間内の位置に関連付けて任意の情報を提示する場合に適用することが可能である。すなわち、上記実施形態においては、情報処理システム1は、仮想空間として地図を表す画像を表示するとともに、ユーザに提示する提示情報として、地図上の地点を表す画像(おすすめスポットの情報を表す画像21〜23)を当該地点に関連付けて表示するものであった。ただし、他の実施形態においては、表示する仮想空間は、地図に限らずどのようなものであってもよく、仮想空間内の位置に関連付けて表示する情報は、おすすめスポットの情報に限らずどのようなものであってもよい。例えば、他の実施形態においては、情報処理システムは、2次元(あるいは3次元)の数値を含む情報を、2次元(あるいは3次元)の座標系の空間に配置するものであってもよい。
【0104】
(地図表示に関する変形例)
上記実施形態においては、地図の全体がテレビ4に表示されたが、地図は状況によってはその一部がテレビ4に表示されてもよい。図9は、本実施形態の変形例においてテレビ4に表示される地図の一例を示す図である。例えば、選択された3つのおすすめスポットが地図上の一部の地域(例えば北米地域)に集まっている場合、情報処理システム1は、当該一部の地域を拡大して表示するようにしてもよい(図9参照)。このように、情報処理システム1は、選択されたおすすめスポットに関連付けられる位置が、地図のうちでテレビ4に表示される表示範囲に含まれるように、当該表示範囲を当該各位置に基づいて変化させてもよい。これによれば、おすすめスポットを見やすく表示することができる。なお、選択されたおすすめスポットの位置に基づいて地図の表示範囲を変化させる方法は、表示範囲を拡大/縮小するものに限らない。例えば、上記方法の他の例として、地図のうちの一部を表示範囲とし、選択されたおすすめスポットの位置に基づいて表示範囲を移動させる方法が考えられる。
【産業上の利用可能性】
【0105】
上記実施形態は、仮想空間とともに提示される情報を見やすく表示すること等を目的として、例えば地図上の位置に関連付けて情報を提示するための情報処理システム等に利用することができる。
【符号の説明】
【0106】
1 情報処理システム
2 報処理装置
3 端末装置
4 テレビ
11 CPU
12 メモリ
13 プログラム記憶部
14 LCD
15 入力部
21 サムネイル画像
22 地名画像
23 番号画像
31 詳細画像
32 簡易画像
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9