特許第6090076号(P6090076)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6090076-手書きメモ処理機能を有する電話端末 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6090076
(24)【登録日】2017年2月17日
(45)【発行日】2017年3月8日
(54)【発明の名称】手書きメモ処理機能を有する電話端末
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20170227BHJP
   H04M 3/58 20060101ALI20170227BHJP
【FI】
   H04M1/00 E
   H04M3/58 Z
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-184125(P2013-184125)
(22)【出願日】2013年9月5日
(65)【公開番号】特開2015-53549(P2015-53549A)
(43)【公開日】2015年3月19日
【審査請求日】2016年3月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000134707
【氏名又は名称】株式会社ナカヨ
(72)【発明者】
【氏名】小暮 容子
(72)【発明者】
【氏名】青柳 博久
【審査官】 山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−092431(JP,A)
【文献】 特開2012−213049(JP,A)
【文献】 特開2002−094678(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0159251(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M 1/00
1/24− 3/00
3/16− 3/20
3/38− 3/58
7/00− 7/16
11/00−11/10
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
手書き入力手段を内蔵するまたは手書き入力機器と連動する電話端末であって、
通話中に前記手書き入力手段または自電話端末と連動している手書き入力機器から手書きメモを入力する手書きメモ入力手段と、1以上の他電話端末へ前記入力された手書きメモを送信する手書きメモ送信手段と、当該通話中の呼を所定の宛先へ転送する呼転送手段と、他電話端末から受信した手書きメモを自電話端末が備える表示部に表示する手書きメモ受信表示手段と、自電話端末の電話番号を他電話端末に通知する電話番号通知手段と、通話中に他電話端末から電話番号の通知を受信する電話番号受信手段と、を有し、
通話中に予め定められた第1の特定操作が為された場合に、前記手書きメモ入力手段は手書きメモの入力を開始し、送信先の指定を含む予め定められた第2の特定操作が為されたならば、前記入力された手書きメモを前記送信先へ送信し、前記電話番号受信手段が電話番号を受信したならば、前記呼転送手段は、前記受信した電話番号へ当該通話中の呼を転送し、
前記手書きメモ受信表示手段が手書きメモを受信し、前記表示部に受信した手書きメモを表示している最中に予め定められた第3の特定操作が為された場合に、前記電話番号通知手段は自電話端末の電話番号を前記手書きメモを送信した他電話端末に通知することを特徴とする手書きメモ送信機能を有する電話装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は手書きメモ処理機能を有する電話端末に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には電話端末の通話履歴と手書きメモを関連付けて通話履歴サーバに蓄積し、通話履歴情報を記録した電話端末および通話履歴を記録した以外の電話端末からの要求によって、蓄積された通話履歴と手書きメモを要求元である電話端末に送信し、同電話端末利用者または第三者が前回の通話履歴とその通話内容を把握することができる技術について開示されている。
【0003】
しかしながら、特許文献1の技術では、手書きメモを記録した電話端末の利用者が所定の電話端末に周知させるために手書きメモを送信したい場合であっても、手書きメモを記録した電話端末以外の電話端末の要求が為されなければならない。これは、通話中に手書きメモを記録した電話端末の利用者が所定の電話端末に手書きメモと共に呼を転送したいという場合については全く考慮されておらず、不便であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−081468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明の課題は、手書きメモを記録した電話端末以外からの手書きメモ通知要求を受けることなく、手書きメモ表示機能を有する電話端末に手書きメモ内容を通知し、手書きメモの内容に応対可能であることを返信した電話端末に対して、呼(通話)を転送する事が可能な電話装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は手書き入力手段を内蔵するまたは手書き入力機器と連動する電話端末であって、通話中に前記手書き入力手段または自電話端末と連動している手書き入力機器から手書きメモを入力する手書きメモ入力手段と、1以上の他電話端末へ前記入力された手書きメモを送信する手書きメモ送信手段と、当該通話中の呼を所定の宛先へ転送する呼転送手段と、他電話端末から受信した手書きメモを自電話端末が備える表示部に表示する手書きメモ受信表示手段と、自電話端末の電話番号を他電話端末に通知する電話番号通知手段と、通話中に他電話端末から電話番号の通知を受信する電話番号受信手段と、を有し、通話中に予め定められた第1の特定操作が為された場合に、前記手書きメモ入力手段は手書きメモの入力を開始し、送信先の指定を含む予め定められた第2の特定操作が為されたならば、前記入力された手書きメモを前記送信先へ送信し、前記電話番号受信手段が電話番号を受信したならば、前記呼転送手段は、前記受信した電話番号へ当該通話中の呼を転送し、前記手書きメモ受信表示手段が手書きメモを受信し、前記表示部に受信した手書きメモを表示している最中に予め定められた第3の特定操作が為された場合に、前記電話番号通知手段は自電話端末の電話番号を前記手書きメモを送信した他電話端末に通知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、手書きメモを入力した電話端末は、手書きメモ表示機能を有する他の電話端末を指定して手書きメモを通知し、前記手書きメモを受信した電話端末は、手書きメモ内容に応対可能である場合に、自電話端末の電話番号を前記手書きメモを通知してきた電話端末に通知し、前記電話番号を受信した電話端末は現在通話中の呼を当該電話番号宛に転送することによって、他の電話端末からの要求を受けずに手書きメモを送信するとともに、手書きメモ内容に応対することが可能な端末に対して、確実に通話を転送する事が可能な電話端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の電話端末における全体構成図である。
図2】本発明の電話端末における内部ブロック図である。
図3】本発明の電話端末がボタン電話主装置を経由し他電話端末に手書きメモを送信し、転送が成立するまでのシーケンス図である。
図4】本発明の電話端末における動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の電話端末における全体構成図である。100は発信側端末、110は電話網、120はボタン電話主装置、121はボタン電話主装置120に付随するメールサーバ、200は本発明の電話端末、220は手書きメモ入力機器である。ここで、本実施例においては電話端末200−1が発信側端末100からの呼を受け付け、電話端末200−2へ電話端末200−1が通話中の呼を転送する場合について説明する。
【0010】
本発明による電話端末200は、いずれもボタン電話主装置120に収容される内線端末であって、手書きメモ入力機能が内蔵、または自電話端末と連動する手書きメモ入力機器(外付けのペンタブレットなど)220が接続されており、手書きメモを入力し、他電話端末から受信した手書きメモを表示する機能を備えている。本実施例においては、電話端末200−2に接続されている手書きメモ入力機器を割愛している。
【0011】
本実施例において、電話端末200−1は、ボタン電話主装置120と電話網110を介して、通話先である発信側端末100と接続されて通話を行うと共に、通話内容を手書きメモとして入力し、所定の操作を行うとメールサーバ121を介して前記入力した手書きメモを含む電子メールを電話端末200−2,200−3,200−4に送信する。電話端末200−2,200−3,200−4は、メールサーバ121から当該手書きメモを含む電子メールを受信し手書きメモ内容を表示する。
【0012】
次に、表示された手書きメモ内容に応対可能と判断した電話端末200−2において、所定の操作が為された場合に、メールサーバ121を介して自電話端末の電話番号を含む電子メールを電話端末200−1に通知する。電話端末200−1は、メールサーバ121から電話端末200−2の電話番号を含む電子メールが通知されると、ボタン電話主装置120に指示して発信側端末100と通話中の呼を通知された電話番号(電話端末200−2)へ転送する。
【0013】
図2は本発明の電話端末200における内部ブロック図である。手書きメモを入力する電話端末200−1と通知された手書きメモを表示し、応対可能な場合に自電話番号を通知する電話端末200−2,200−3,200−4は同じ機能を持つ為、電話端末200−1のみを説明する。電話端末200−1は、音声入出力部201と、操作部202と、主制御部203と、手書きメモ処理部204と、手書き入力部205と、表示部206と、手書きメモ情報記憶部207と、手書きメモ通知先記憶部208と、自電話番号記憶部209と、メール送受信部210と、主装置通信部211と、で構成される。
【0014】
音声入出力部201は、マイクから入力された操作者の音声を主制御部203および主装置通信部211を介してボタン電話主装置120に渡す。また、ボタン電話主装置120から受け取った発信側端末100や電話端末200−2の音声を主装置通信部211および主制御部203を介してスピーカより出力する。
【0015】
操作部202は、操作者が行う着信応答操作(オフフック)、呼の終話操作(オンフック)、第1の特定操作(手書きメモの入力開始操作)、第2の特定操作(手書きメモの通知先リストの表示操作、通知先の選択指定・通知実行操作)と手書きメモを指定された電話端末に送信する操作)、第3の特定操作(手書きメモ内容に対して応対可能であることを示す転送先電話番号を送信する操作)などのキー押下情報を受け取り、主制御部203に渡す。
【0016】
主制御部203は、電話端末200−1の全体の制御を行う。
【0017】
手書きメモ処理部204は、手書きメモの情報入力と表示処理を行う。手書き入力部205から手書き入力情報を受け取り、手書きメモ情報として表示部206に渡し、主制御部203を介して手書きメモ情報記憶部207に渡す。また主制御部203を介して受け取った手書きメモ情報を表示部206に渡す。
【0018】
手書き入力部205は、手書き入力情報の処理を行う。ペンタブレットなどで構成され手書きで入力された情報を手書きメモ処理部204に渡す。尚、ペンタブレット部は電話端末に内蔵もしくは外部に接続される機器で構成してもよい。
【0019】
表示部206は、LCDへの表示処理を行う。手書きメモ処理部204から受け取った手書きメモ情報をLCDに渡す。
【0020】
手書きメモ情報記憶部207は、主制御部203を介して手書きメモ処理部204から受け取った手書きメモ情報を記憶する。また、主制御部203から手書きメモ情報の読み出し要求を受け取り、主制御部203を介して記憶されている手書きメモ情報を手書きメモ処理部204またはメール送受信部210に渡す。
【0021】
手書きメモ通知先記憶部208は、予め手書きメモの通知先を主制御部203から受け取り、記憶する。また、主制御部203に手書きメモを通知する電子メールの宛先情報を渡す。
【0022】
自電話番号記憶部209は、予め自電話端末の電話番号を記憶し、主制御部203に通話の転送先情報を渡す。
【0023】
メール送受信部210は、主制御部203からの手書きメモ送信要求を受け取り、主装置通信部211及びメールサーバ121を介して、手書きメモの通知先として指定された電話端末に対して記録した手書きメモ情報を電子メールとして送信する。
また主装置通信部211及びメールサーバ121を介して、電子メールで通知された手書きメモ情報を受信し、主制御部203に渡す。
また主制御部203からの自電話番号送信要求を受け取り、主装置通信部211及びメールサーバ121を介して、自電話端末の電話番号を転送先電話番号情報として手書きメモを通知してきた電話端末に電子メールとして送信する処理を行う。
【0024】
主装置通信部211は、電話端末とボタン電話主装置120またはメールサーバ121との間で、呼制御(着信・応答・終話・転送などの指示)や通話音声や電子メールに係わる情報を入出力する。
【0025】
図3は電話端末200−1がボタン電話主装置120を介して電話端末200−2に手書きメモを送信し、転送が成立するまでのシーケンス図である。
【0026】
発信側端末100は電話網110とボタン電話主装置120を介して電話端末200−1に発信を行う(S301)。電話端末200−1は発信側端末100からの着信にオフフックして応答すると(S302)、ボタン電話主装置120を介して発信側端末100と電話端末200−1とが通話状態となる(S303)。電話端末200−1が手書きメモ入力開始ボタン押下を検知すると(S304)、電話端末200−1は手書きメモの入力を開始する(S305)。
【0027】
次に、電話端末200−1が手書きメモの通知先リストの表示を要求する手書きメモ通知先リスト表示ボタンが押下されたことを検知すると(S306)、電話端末200−1は、ボタン電話主装置120に対して手書きメモの通知先に係わる情報を要求して取得した通知先情報、または手書きメモ通知先記憶部208から読み出した通知先情報を、手書きメモ通知先リストとして表示部206に表示する(S307)。表示された手書きメモ通知先リストから通知先候補を選択指定し(S308)、手書きメモ通知実行ボタンが押下されたことを検知すると(S309)、電話端末200−1は手書きメモ情報記憶部207に記憶されている手書きメモ情報を、メールサーバ121を介して指定された電話端末200―2,200−3,200−4に電子メールとして通知する(S310〜S313)。
【0028】
次に、メールサーバ121から手書きメモ情報を通知された各電話端末は、それぞれの表示部206に通知された手書きメモ内容を表示する(S314〜S316)。
【0029】
次に、電話端末200−2が通知された手書きメモを表示中に、応対可能ボタンが押下されたことを検知すると(S317)、電話端末200−2は自装置の電話番号を、メールサーバ121を介して電話端末200−1に電子メールとして通知する(S318)。
【0030】
次に、メールサーバ121から電話番号を通知された電話端末200−1は、通知された電話番号宛に発信側端末100との通話を転送するようボタン電話主装置120に指示すると(S319)、ボタン電話主装置120は電話端末200−2を呼び出す(S320)。電話端末200−2がオフフックして着信に応答すると(S321)、転送が成立し、ボタン電話主装置120を介して発信側端末100と電話端末200−2とが通話状態となる(S322)。
【0031】
図4は本発明の電話端末200−1における動作フローチャートである。本フローチャートは電話端末200−1に電源が投入された状態でスタートする。
【0032】
初めに、電話端末200−1はボタン電話主装置120から着信が到来したか否か(S401)、またはメールサーバ121から手書きメモ通知を受信したか否か(S412)の判定を行う。着信が到来しておらず(S401、NO)、手書きメモ通知を受信しない場合(S412、NO)、ステップ401に戻る。これを待機状態として判定を繰り返す。
【0033】
電話端末200−1に着信が到来した場合(S401、YES)、さらに操作部202において着信に対する応答操作が為されたか否かを判定する(S402)。応答操作を検知しない場合は(S402、NO)、発信側端末が切断するまで着信状態を継続する。応答操作を検知した場合は(S402、YES)、次に手書きメモ入力の開始操作が為されたか否かの判定に移る(S403)。
【0034】
手書きメモの入力開始操作が為されない場合は(S403、NO)、終話したか否かを判定し(S404)、終話されていない場合は(S404、NO)、再びステップ403に戻る。終話した場合(S404、YES)、通話を終了して待機状態に戻る。手書きメモの入力開始操作が為された場合(S403、YES)、手書きメモ処理部204に指示して手書きメモの入力処理を開始する。このとき手書きメモ処理部204は、入力された手書きメモの情報を手書きメモ情報記憶部207に記憶する。(S405)
【0035】
ステップ405で手書きメモ入力処理を行っている際に、操作部202において手書きメモ通知先リスト表示操作が為されたか否かを判定し(S406)、手書きメモ通知先リスト表示操作が為されない場合(S406、NO)、ステップ404に進む。手書きメモ通知先リスト表示操作が為された場合(S406、YES)、ボタン電話主装置120から取得した通知先情報、または手書きメモ通知先記憶部208から読み出した通知先情報を、手書きメモ通知先リストとして表示部206に表示する(S407)。
尚、図示しないが、表示された通知先リスト上で、1以上の通知先を選択し指定する。
【0036】
ステップ408で、操作部202において手書きメモの通知実行操作が為されたか否かを判定し、通知実行操作が為された場合(S408,YES)、手書きメモ情報記憶部207からステップ405で記憶した手書きメモ情報を、前記決定された通知先宛の電子メールに含めてメール送受信部210を介してメールサーバ121に送信する(S409)。
このとき、メールサーバ121は、指定された通知先へ入力された手書きメモ情報を配信する。
【0037】
手書きメモの通知後、メールサーバ121を介して電話端末200−2からの転送先電話番号通知に係わる電子メールを受信したか否かを判定し(S410)、転送先電話番号通知を受信しない場合(S410、NO)、ステップ406に戻る。転送先電話番号通知を受信した場合(S410、YES)、ボタン電話主装置120に対して受信した転送先電話番号へ通話中の呼を転送するよう指示し(S411)、待機状態に戻る。
【0038】
次に、待機状態で着信が到来しておらず(S401、NO)、メールサーバ121から手書きメモ通知を受信した場合(S412、YES)、手書きメモ処理部204に指示して受信した手書きメモを表示部206に表示する(S413)。
【0039】
次に、操作部202において表示された手書きメモの内容に対して応対可能である旨の操作が為されたか否かを判定し(S414)、応対可能である旨の操作が為されない場合は(S414、NO)、待機状態に戻る。応対可能である旨の操作が為された場合は(S414、YES)、自電話番号記憶部209に記憶された電話番号情報を転送先電話番号として、手書きメモの通知元宛の電子メールに含めてメール送受信部210を介してメールサーバ121に送信し(S415)、待機状態に戻る。
このとき、メールサーバ121は、手書きメモの通知元に転送先電話番号を中継する。
【0040】
尚、本実施例では、所定の送信先に手書きメモを通知するものとして説明したが、手書きメモ内容に加えて、対応する発着信履歴情報(電話番号や日時)や通話録音情報を送信してもよい。
尚、本実施例では、電子メールによって、手書きメモ情報や転送先電話番号を通知しているが、各電話端末間で通信リンクを形成して直接通知したり、ボタン電話主装置との間で交換される呼制御情報を拡張して通知してもよい。
尚、本実施例では、手書きメモの配信先や通話の転送先を、ボタン電話主装置に属する内線端末として示しているが、これらは電話網経由で接続される端末であってもよい。
【符号の説明】
【0041】
100・・・発信者端末
110・・・電話網
120・・・ボタン電話主装置
121・・・メールサーバ
200−1・・・電話端末
200−2・・・電話端末
200−3・・・電話端末
200−4・・・電話端末
201・・・音声入出力部
202・・・操作部
203・・・主制御部
204・・・手書きメモ処理部
205・・・手書き入力部
206・・・表示部
207・・・手書きメモ情報記憶部
208・・・手書きメモ通知先記憶部
209・・・自電話番号記憶部
210・・・メール送受信部
211・・・主装置通信部
220・・・手書きメモ入力機器
図1
図2
図3
図4