【実施例】
【0232】
本発明化合物又はその医薬上許容される塩の製造を実施例によって具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
本実施例において、化合物の化学構造式中の立体表記を一部省略する。
【0233】
本実施例で用いた測定装置及び条件を以下に示す。
HPLC分析条件1
A液調製方法:リン酸二水素ナトリウム二水和物2.34gを水3000mlに溶解し、リン酸1.02mlを用いてpHを2.6にした。
測定機器:HPLCシステム 島津製作所 高速液体クロマトグラフ Prominence
カラム:ダイセル CHIRALPAK AD−3R 4.6mmφ×150mm
カラム温度:40℃
移動相:(A液)10mM リン酸(ナトリウム)緩衝液(pH2.6)、(B液)アセトニトリル
A液:B液=60:40一定で12分送液。
送液速度:0.5ml/min
検出:UV(220nm)
HPLC分析条件2
A液調製方法:リン酸二水素ナトリウム二水和物2.34gを水3000mlに溶解し、リン酸1.02mlを用いてpHを2.6にした。
測定機器:HPLCシステム 島津製作所 高速液体クロマトグラフ Prominence
カラム:ダイセル CHIRALPAK AD−3R 4.6mmφ×150mm
カラム温度:40℃
移動相:(A液)10mM リン酸(ナトリウム)緩衝液(pH2.6)、(B液)アセトニトリル
A液:B液=50:50一定で12分送液
送液速度:0.5ml/min
検出:UV(220nm)
HPLC分析条件3
測定機器:HPLCシステム 島津製作所 高速液体クロマトグラフ Prominence
カラム:ダイセル CHIRALCEL OD 4.6mmφ×250mm
カラム温度:40℃
移動相:(A液)n−ヘキサン、(B液)2−プロパノール
A液:B液=10:90一定で30分送液
送液速度:0.3ml/min
検出:UV(254nm)
【0234】
NMRは400MHzで用いた。
【0235】
[製造例1]:4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の合成
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(1)(Z)−2−ブロモメチル−2−ブテンジカルボン酸 ジメチルエステル
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(Z)−2−メチル−2−ブテンジカルボン酸 ジメチルエステル(15.3g)の四塩化炭素(300ml)溶液に、N−ブロモスクシンイミド(25.8g)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(319mg)を加え、加熱還流下、36時間攪拌した。室温に冷却した後、不溶物をろ去し、ろ液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜18/1)で精製することにより、表題化合物(19.6g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.83 (s, 3H), 3.88 (s, 3H), 4.72 (s, 2H), 6.84 (s, 1H)。
【0236】
(2)2−メチル−3−メチレンコハク酸 ジメチルエステル
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(Z)−2−ブロモメチル−2−ブテンジカルボン酸 ジメチルエステル(19.3g)とヘキサメチルリン酸トリアミド(70ml)のジエチルエーテル(200ml)溶液に、−20℃でメチルマグネシウムブロミド(1.12Mテトラヒドロフラン溶液、100ml)を1時間で滴下し、さらに1時間攪拌した。この反応混合物に6M塩酸水溶液(18ml)と飽和塩化アンモニウム水溶液(100ml)を加え、室温まで昇温した後、ジエチルエーテル(200ml)で抽出した。得られた有機層を水で2回、飽和塩化ナトリウム水溶液で1回順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/クロロホルム=1/1〜0/1)で精製することにより、表題化合物(9.92g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.38 (d, 3H, J = 7.2 Hz), 3.62 (q, 1H, J = 7.2 Hz), 3.69 (s, 3H), 3.77 (s, 3H), 5.72 (s, 1H), 6.34 (s, 1H)。
【0237】
(3)(シス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 メチルエステル及び(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 メチルエステルの混合物
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2−メチル−3−メチレンコハク酸 ジメチルエステル(9.81g)のトルエン(100ml)溶液に、2,4−ジメトキシベンジルアミン(9.72g)を加え、加熱還流下、3日間攪拌した。この反応液を室温まで冷却後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/クロロホルム=1/1〜0/1)で精製することにより、表題化合物(14.2g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) シス体 δ: 1.13 (d, 3H, J = 7.5 Hz), 2.75-2.86 (m, 1H), 3.22-3.34 (m, 2H), 3.48-3.56 (m, 1H), 3.69 (s, 3H), 3.80 (bs, 6H), 4.41 (d, 1H, J = 14.4 Hz), 4.47 (d, 1H, J = 14.4 Hz), 6.42-6.48 (m, 2H), 7.13-7.17 (m, 1H). トランス体 δ: 1.30 (d, 3H, J = 6.6 Hz), 2.66-2.80 (m, 2H), 3.31-3.43 (m, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.80 (s, 6H), 4.41 (d, 1H, J = 14.4 Hz), 4.45 (d, 1H, J = 14.4 Hz), 6.41-6.47 (m, 2H), 7.10-7.15 (m, 1H)。
【0238】
(4)(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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(シス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 メチルエステル及び(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 メチルエステルの混合物(14.2g)のメタノール(150ml)溶液に、ナトリウムメトキシド(約5Mメタノール溶液、28ml)を加え、室温で16時間攪拌し、続いて55℃に昇温して3時間攪拌した。この反応溶液にナトリウムメトキシド(約5Mメタノール溶液、10ml)を追加し、さらに55℃で2時間攪拌した。この反応液を室温に冷却した後、水(50ml)を加え、終夜攪拌した。この反応液を減圧濃縮してメタノールを除去した。得られた残渣に2M塩酸水溶液(105ml)を加えて、酢酸エチル(300ml)で抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し、表題化合物の粗精製物(14.0g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.32 (d, 3H, J = 6.6 Hz), 2.69-2.84 (m, 2H), 3.35-3.46 (m, 2H), 3.80 (s, 6H), 4.43 (s, 2H), 6.41-6.47 (m, 2H), 7.10-7.15 (m, 1H).
【0239】
(5)(R)−4−ベンジル−3−[(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの光学活性体
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(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の粗精製物(14.0g)のクロロホルム(60ml)溶液に、(R)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(8.15g)、WSC・HCl(9.70g)、4−ジメチルアミノピリジン(2.81g)を順次加え、室温で終夜攪拌した。この反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=4/1〜1/3)で精製することにより、表題化合物(低極性成分11.4g、高極性成分10.1g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) 低極性成分 δ: 1.31 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.77-2.85 (m, 1H), 2.94-3.03 (m, 1H), 3.19-3.30 (m, 2H), 3.51-3.58 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 3.96-4.03 (m, 1H), 4.19-4.23 (m, 2H), 4.41 (d, 1H, J = 15.8 Hz), 4.49 (d, 1H, J = 15.8 Hz), 4.63-4.70 (m, 1H), 6.42-6.46 (m, 2H), 7.10-7.21 (m, 3H), 7.27-7.37 (m, 3H). 高極性成分 δ: 1.26 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.67-2.75 (m, 1H), 2.97-3.08 (m, 1H), 3.15-3.24 (m, 1H), 3.63-3.93 (m, 8H), 4.17-4.28 (m, 3H), 4.36-4.56 (m, 2H), 4.63-4.73 (m, 1H), 6.39-6.56 (m, 2H), 7.11-7.21 (m, 3H), 7.27-7.39 (m, 3H)。
【0240】
(6)(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の光学活性体
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水酸化リチウム一水和物(1.26g)の水(30ml)溶液に、氷冷下、30重量%過酸化水素水(7.0ml)を滴下し、10分間攪拌した。この反応溶液にテトラヒドロフラン30mlを加えた後、(R)−4−ベンジル−3−[(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの低極性成分(11.4g)のテトラヒドロフラン(90ml)溶液を滴下し、さらに1時間攪拌した。この反応液に亜硫酸水素ナトリウム(7.18g)の水(50ml)溶液を滴下した後、室温に昇温して1時間攪拌した。この混合液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/酢酸エチル=1/1〜1/2、クロロホルム/メタノール=5/1)で精製することにより、表題化合物の粗精製物(8.11g)を得た。この固体を、HPLC分析条件1で分析したところ、保持時間の短い異性体が主成分であった。
保持時間の短い異性体(保持時間5.7分)
保持時間の長い異性体(保持時間6.5分)
また、表題化合物は以下の手法により得ることも可能である。
【0241】
(6)−(1)(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の光学活性体と(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1−(4−ニトロフェニル)−1,3−プロパンジオールのジアステレオマー塩
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(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(1.0g)と、(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1−(4−ニトロフェニル)−1,3−プロパンジオール(434mg)、アセトニトリル(10ml)及び水(0.9ml)を混合し、加熱還流下、攪拌することで溶解させた。この混合溶液を50℃で6時間攪拌した後、室温で終夜撹拌した。この混合液より析出した固体をろ取し、アセトニトリル(6ml)で洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物の固体1(572mg)を得た。固体1を、HPLC分析条件1で分析したところ、保持時間の短い異性体が主成分であった。
保持時間の短い異性体(保持時間5.7分)
保持時間の長い異性体(保持時間6.5分)
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.11 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.43-2.53 (m, 1H), 2.55-2.64 (m, 1H), 2.85-2.92 (m, 1H), 3.14-3.22 (m, 2H), 3.27 (dd, 1H, J = 9.3, 9.3 Hz), 3.38 (dd, 1H, J = 11.3, 4.8 Hz), 3.73 (s, 3H), 3.76 (s, 3H), 4.19 (d, 1H, J = 14.5 Hz), 4.29 (d, 1H, J = 14.5 Hz), 4.73 (d, 1H, J = 6.0 Hz), 6.46 (dd, 1H, J = 8.1, 2.4 Hz), 6.54 (d, 1H, J = 2.4 Hz), 6.97 (d, 1H, J = 8.1 Hz), 7.61 (d, 2H, J = 8.5 Hz), 8.19 (d, 2H, J = 8.5 Hz)。
また、固体1をメチルイソブチルケトンから再結晶し、得られた結晶のX線結晶解析を行ったところ、この結晶は、(3R,4R)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸と(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1−(4−ニトロフェニル)−1,3−プロパンジオールのジアステレオマー塩であることが明らかとなった。
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【0242】
(6)−(2)(3R,4R)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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(3R,4R)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸と(1R,2R)−(−)−2−アミノ−1−(4−ニトロフェニル)−1,3−プロパンジオールのジアステレオマー塩(10.0g)に酢酸エチル(38ml)、硫酸水素カリウム(2.4g)と水(38ml)を混合し、室温で30分間攪拌した。有機層を分離し、分離した水層を再び酢酸エチル(15ml)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣に、2−プロパノール(2.2ml)及びジイソプロピルエーテル(45ml)を加え攪拌した。不溶物をろ取し、少量のジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥することで、表題化合物(4.3g)を得た。この固体を、HPLC分析条件1で分析したところ、保持時間の短い異性体が主成分であった。
保持時間の短い異性体(保持時間5.7分)
保持時間の長い異性体(保持時間6.5分)
【0243】
(7)(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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(3R,4R)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の粗精製物(8.11g)にアニソール(3.76ml)とトリフルオロ酢酸(40ml)を加え、80℃で5時間攪拌した。この反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に、ジイソプロピルエーテルを加え攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物の粗精製物(2.23g)を得た。得られた固体にエタノール(8ml)を加え、加熱還流下、溶解させた後、室温で攪拌した。この混合液より析出した固体をろ取し、冷却した少量のエタノールで洗浄し、減圧乾燥することで、表題化合物(1.36g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.10 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.40 (dq, 1H, J = 9.0, 7.3 Hz), 2.83 (ddd, 1H, J = 9.0, 8.6, 7.6 Hz), 3.22 (dd, 1H, J = 10.0, 7.6 Hz), 3.37 (dd, 1H, J = 10.0, 8.6 Hz), 7.66 (s, 1H), 12.58 (s, 1H)。
また、(R)−4−ベンジル−3−[(トランス)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの高極性成分(10.1g)についても同様の反応、後処理を行うことで、表題化合物の光学異性体である(3S,4S)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(1.53g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.10 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.40 (dq, 1H, J = 9.0, 7.3 Hz), 2.83 (ddd, 1H, J = 9.0, 8.6, 7.6 Hz), 3.22 (dd, 1H, J = 10.0, 7.6 Hz), 3.37 (dd, 1H, J = 10.0, 8.6 Hz), 7.66 (s, 1H), 12.58 (s, 1H)。
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【0244】
[製造例2]:実施例1((3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−フェニル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルアミン(50.0g)のN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)、1,4−ジオキサン(500ml)溶液に、氷冷下、3,4,5,6−テトラクロロ−1,4−ベンゾキノン(84.0g)を20分で加え、室温で4.5時間撹拌した。この反応混合物に、氷冷下、2M水酸化ナトリウム水溶液(400ml)を25分で加え、室温で1時間撹拌した。不溶物をセライトでろ去し、酢酸エチル(250ml×3)で溶出した後、ろ液を酢酸エチル(300ml)で抽出した。得られた有機層を水(300ml)、飽和塩化ナトリウム水溶液(300ml)で順次洗浄した。分離した水層を酢酸エチル(300ml)で2回抽出した。合わせた有機層に無水硫酸ナトリウム(50g)、シリカゲル(50g)を加え、室温で1時間撹拌した。この混合物をセライトにシリカゲル(100g)を敷いてろ過し、酢酸エチル(250ml×3)で溶出した。ろ液を濃縮し、得られた残渣にジイソプロピルエーテル(500ml)を加え、室温で攪拌した。不溶物をろ取し、ジイソプロピルエーテル(100ml)で2回洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(12.2g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.81 (br s, 2H), 5.85 (d, 1H, J = 2.4 Hz), 7.16-7.19 (m, 1H), 7.38-7.40 (m, 2H), 7.55-7.57 (m, 2H), 7.69 (d, 1H, J = 2.4 Hz)。
【0245】
(2)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−フェニル−1H−ピラゾール
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1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(32.7g)の酢酸(330ml)溶液に、2,5−ヘキサンジオン(25ml)を加え、加熱還流下3時間攪拌した。この反応液を室温に冷却した後、酢酸を減圧濃縮し、さらにトルエン(100ml)を加えて濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル100/1〜20/1)で精製することにより、表題化合物(41.8g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.90 (s, 2H), 6.39 (d, 1H, J = 2.4 Hz), 7.29-7.31 (m, 1H), 7.46-7.48 (m, 2H), 7.72-7.73 (m, 2H), 7.98 (d, 1H, J = 2.4 Hz)。
【0246】
(3)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾール
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−78℃に冷却した3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−フェニル−1H−ピラゾール(14.6g)のテトラヒドロフラン(80ml)溶液に、n−ブチルリチウム(1.6M n−ヘキサン溶液,24ml)を5分で滴下した後、1時間撹拌した。この混合物に、ヨウ素(15.7g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液を10分で滴下し、さらに1.5時間撹拌した。この混合物に、水(5ml)、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液(30ml)を順次加え、0℃まで昇温した後、さらに水(150ml)を加え、室温で1時間撹拌した。析出した固体をろ取し、水及び少量のメタノールで洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(13.0g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.88 (s, 2H), 6.55 (s, 1H), 7.44-7.53 (m, 3H), 7.57-7.60 (m, 2H)。
【0247】
(4)5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン
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3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾール(12.2g)のエタノール/水(2/1,180ml)溶液に塩化ヒドロキシルアンモニウム(46.6g)、トリエチルアミン(9.3ml)を順次加え、95℃で72時間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に8M水酸化ナトリウム水溶液(80ml)を加えた後、酢酸エチル(50ml)で抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1)で精製することにより、表題化合物(9.1g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.77 (br s, 2H), 6.01 (s, 1H), 7.35-7.51 (m, 5H)。
【0248】
(5)1−フェニル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(605mg)のエチレングリコールジメチルエーテル(12ml)溶液に3−(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸(481mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(6ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(119mg)、酢酸パラジウム(48mg)を順次加え、加熱還流下、2時間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、セライトろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(298mg)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.79 (br s, 2H), 5.95 (s, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.13-7.34 (m, 8H)。
【0249】
(6)(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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1−フェニル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(79mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.8ml)溶液に、製造例1で合成した(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(46mg)、HOBt・H
2O(57mg)、WSC・HCl(71mg)を順次加え、室温で2時間撹拌した。この反応液に、水と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(63mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.08 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.55 (ddd, 1H, J = 9.3, 8.8, 8.8 Hz), 3.04 (dq, 1H, J = 9.3, 7.3 Hz), 3.23 (dd, 1H, J = 8.8, 8.8 Hz), 3.45 (dd, 1H, J = 8.8, 8.8 Hz), 7.03 (s, 1H), 7.09 (s, 1H), 7.26 (t, 2H, J = 6.7 Hz), 7.35-7.45 (m, 5H), 7.52 (t, 1H, J = 8.0 Hz), 7.68 (s, 1H), 10.99 (s, 1H)。
【0250】
(7)(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミドの結晶
表題化合物を酢酸エチル中、90℃で加熱溶解後、同温度にてヘプタンを添加して再結晶させることにより、表題化合物の結晶を得た。また、該結晶を水中、100℃で懸濁させることによって、表題化合物の別の結晶を得た。
【0251】
[製造例3]:実施例2((3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)(E)−3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アクリロニトリル及び(Z)−3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アクリロニトリルの混合物
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(シアノメチル)トリフェニルホスホニウム クロリド(2.89g)のテトラヒドロフラン(10ml)懸濁液に、氷冷下、カリウム tert−ブトキシド(942mg)を加え、室温で1時間攪拌した。この反応液に、氷冷下、3−トリフルオロメトキシベンズアルデヒド(1.33g)を加えた後、室温で終夜攪拌した。この反応液にn−ヘキサン(20ml)を加え、不溶物をセライトでろ去後、ろ液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜10/1)で精製することにより、表題化合物(1.28g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) (E)−体 δ: 5.92 (1H, d, J = 16.8 Hz), 7.27-7.49 (5H, m)。
(Z)−体 δ: 5.55 (1H, d, J = 12.0 Hz), 7.12 (1H, d, J = 12.0 Hz), 7.35-7.52 (2H, m), 7.60 (1H, s), 7.79 (1H, d, J = 8.0 Hz)。
【0252】
(2)1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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(E)−3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アクリロニトリル及び(Z)−3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アクリロニトリルの混合物(1.28g)のエタノール(13ml)溶液に、4−フルオロフェニルヒドラジン塩酸塩(979mg)、ナトリウムエトキシド(20重量%エタノール溶液、5.0ml)を順次加え、加熱還流下、終夜攪拌した。この反応液を減圧濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1〜1/1)で精製することにより、表題化合物(1.29g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.79 (dd, 1H, J = 16.3, 8.8 Hz), 3.41 (dd, 1H, J = 16.3, 11.0 Hz), 3.98 (s, 2H), 4.83 (dd, 1H, J = 11.0, 8.8 Hz), 6.72-6.87 (m, 4H), 7.14 (d, 1H, J = 7.9 Hz), 7.25 (s, 1H), 7.32 (d, 1H, J = 7.7 Hz), 7.38 (dd, 1H, J = 7.9, 7.7 Hz)。
【0253】
(3)1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルアミン(1.29g)のトルエン(10ml)溶液に、活性炭(pH5〜8、0.64g)を加え、酸素雰囲気下、加熱還流しながら2時間攪拌した。室温に冷却した後、活性炭をセライトでろ去し、酢酸エチルで溶出した。このろ液を減圧濃縮し、得られた残渣に、ジイソプロピルエーテル/n−ヘキサン混合溶媒を加え、室温で攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(652mg)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.78 (bs, 1H), 5.95 (s, 1H), 6.97-7.05 (m, 3H), 7.13-7.21 (m, 4H), 7.334 (t, 1H, J = 8.0 Hz)。
【0254】
(4)(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェ
ニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(90mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.9ml)溶液に、製造例1で合成した(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(50mg)、HOBt・H
2O(61mg)、及びWSC・HCl(77mg)を加え、室温で2時間撹拌した。この混合物に、水と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(80mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D6) δ: 1.08 (d, 3H, J = 7.1 Hz), 2.54 (dq, 1H, J = 9.3, 7.1 Hz), 3.04 (ddd, 1H, J = 9.3, 9.2, 8.4 Hz), 3.23 (dd, 1H, J = 9.2, 8.6 Hz), 3.44 (dd, 1H, J = 8.6, 8.4 Hz), 7.03 (s, 1H), 7.11 (s, 1H), 7.25-7.38 (m, 6H), 7.53 (dd, 1H, J = 8.2, 7.9 Hz), 7.68 (s, 1H), 10.98 (s, 1H)。
【0255】
[製造例4]:実施例3((3R、4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−(3−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール
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3−アミノピラゾール(100g)の酢酸(1000ml)溶液に、2,5−ヘキサンジオン(148ml)を加え、加熱還流下2.4時間攪拌した。この反応液を室温に冷却し、水(1000ml)を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体を水(1000ml)で洗浄し、減圧乾燥することで、表題化合物(183g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 2.00 (s, 6H), 5.74 (s, 2H), 6.27 (d, 1H, J = 2.1 Hz), 7.84 (d, 1H, J = 2.1 Hz), 12.90 (s, 1H)。
【0256】
(2)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール
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3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール(6.8g)のN−メチル−2−ピロリドン(68ml)溶液に、炭酸セシウム(27.4g)、8−キノリノール(1.2g)、酸化銅(I)(0.6g)、1−フルオロ−3−ヨードベンゼン(7.4ml)を順次加え、110℃で2時間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、トルエン(80ml)を加え、セライトろ過した。ろ液に1M水酸化ナトリウム水溶液(80ml)を加えた後、トルエンで抽出した。得られた有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=9/1)で精製することにより、表題化合物(10.4g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.90 (s, 2H), 6.41 (d, 1H, J = 2.6 Hz), 6.97-7.02 (m, 1H), 7.39-7.45 (m, 1H), 7.48-7.49 (m, 1H), 7.49-7.52 (m, 1H), 7.97 (d, 1H, J = 2.6 Hz)。
【0257】
(3)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(3−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール
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−78℃に冷却した3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール(10.4g)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液に、n−ブチルリチウム(1.6M n−ヘキサン溶液,31ml)を10分で滴下した後、30分間撹拌した。この混合物に、ヨウ素(12.4g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を10分で滴下し、さらに30分間撹拌した。この混合物に、20重量%チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和アンモニウム水溶液を順次加えた後、室温まで昇温し、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣にn−ヘキサン/酢酸エチル(2/1)混合溶媒を加え、攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(4.5g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.88 (s, 2H), 6.56 (s, 1H), 7.15-7.19 (m, 1H), 7.35-7.37 (m, 1H), 7.41-7.50 (m, 2H)。
【0258】
(4)1−(3−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(3−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール(4.5g)のエタノール/水(2/1,81ml)溶液に塩化ヒドロキシルアンモニウム(16.3g)、トリエチルアミン(3.3ml)を順次加え、95℃で17時間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に8M水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(3.2g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.78 (br s, 2H), 6.03 (s, 1H), 7.05-7.09 (m, 1H), 7.26-7.29 (m, 1H), 7.32-7.43 (m, 2H)。
【0259】
(5)1−(3−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−(3−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン(263mg)のエチレングリコールジメチルエーテル(5ml)溶液に3−(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸(197mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(2.5ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(49mg)、酢酸パラジウム(20mg)を順次加え、加熱還流下2時間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、セライトろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(234mg)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 3.82 (br s, 2H), 5.96 (s, 1H), 6.92-7.02 (m, 3H), 7.05-7.07 (m, 1H), 7.17-7.38 (m, 4H)。
【0260】
(6)(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−(3−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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1−(3−フルオロフェニル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(68mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.7ml)溶液に、製造例1で合成した(3R,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(38mg)、HOBt・H
2O(46mg)、WSC・HCl(58mg)を順次加え、室温で2時間撹拌した。この反応液に、水と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(33mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.08 (d, 3H, J = 7.3 Hz), 2.54 (dq, 1H, J = 9.3, 7.3 Hz), 3.04 (ddd, 1H, J = 9.3, 8.9, 8.5 Hz), 3.23 (dd, 1H, J = 8.9, 8.7 Hz), 3.45 (dd, 1H, J = 8.7, 8.5 Hz), 7.04 (s, 1H), 7.05-7.07 (m, 1H), 7.14-7.18 (m, 2H), 7.22-7.26 (m, 1H), 7.39-7.48 (m, 3H), 7.56 (t, 1H, J = 8.0 Hz), 7.68 (s, 1H), 11.03 (s, 1H)。
【0261】
[製造例5]:(R)及び(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の合成
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(1)1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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イタコン酸(65.3g)のトルエン(400ml)溶液に、2,4−ジメトキシベンジルアミン(84.0g)のトルエン(100ml)溶液を加え、加熱還流下、15時間攪拌した。この反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣にジエチルエーテル(600ml)を加え、攪拌した。析出した固体をろ取し、ジエチルエーテル及び少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥することにより、表題化合物(127g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.66-2.82 (m, 2H), 3.20 (dt, 1H, J = 17.3, 7.6 Hz), 3.49-3.53 (m, 2H), 3.80 (s, 6H), 4.40 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.46 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 6.42-6.47 (m, 2H), 7.14 (t, 1H, J = 4.5 Hz)。
【0262】
(2)(R)−4−ベンジル−3−[1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの光学活性体
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1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(31.7g)のクロロホルム(300ml)溶液に、氷冷下、(R)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(20.0g)、WSC・HCl(23.8g)、4−ジメチルアミノピリジン(6.90g)を順次加え、15分間攪拌し、室温に昇温して18時間攪拌した。この反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1〜1/9)で精製することにより、表題化合物(低極性成分26.4g、高極性成分13.3g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) 低極性成分 δ: 2.72-2.83 (m, 3H), 3.27 (dd, 1H, J = 13.4, 3.5 Hz), 3.46-3.57 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 4.15-4.29 (m, 3H), 4.40-4.48 (m, 2H), 4.61-4.69 (m, 1H), 6.42-6.47 (m, 2H), 7.12-7.21 (m, 3H), 7.27-7.37 (m, 3H). 高極性成分 δ: 2.62-2.72 (m, 2H), 2.86 (dd, 1H, J = 16.9, 5.8 Hz), 3.17 (dd, 1H, J = 13.4, 3.2 Hz), 3.40 (dd, 1H, J = 10.4, 5.1 Hz), 3.66 (dd, 1H, J = 10.4, 8.8 Hz), 3.72 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 4.16-4.26 (m, 3H), 4.40 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.50 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.61-4.69 (m, 1H), 6.40-6.45 (m, 2H), 7.11-7.17 (m, 3H), 7.27-7.34 (m, 3H)。
【0263】
(3)1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の光学活性体
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水酸化リチウム一水和物(3.29g)の水(50ml)溶液に、氷−塩化ナトリウムのバスで冷却しながら、30重量%過酸化水素水(17.5ml)を滴下し、15分間攪拌した。この反応溶液にテトラヒドロフラン(30ml)を加えた後、(R)−4−ベンジル−3−[1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの低極性成分(26.4g)のテトラヒドロフラン(150ml)溶液を滴下し、さらに1時間攪拌した。この反応液に亜硫酸水素ナトリウム(18.7g)の水(60ml)溶液をゆっくりと加え、バスを除去して室温にした後、酢酸エチル(100ml)で抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/酢酸エチル=1/1〜1/2、クロロホルム/メタノール=5/1)で精製することにより、表題化合物(14.3g)を得た。この固体を、HPLC分析条件2で分析したところ、保持時間の短い異性体が主成分であった。
保持時間の短い異性体(保持時間4.1分)
保持時間の長い異性体(保持時間4.6分)
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.66-2.82 (m, 2H), 3.20 (dt, 1H, J = 17.3, 7.6 Hz), 3.49-3.53 (m, 2H), 3.80 (s, 6H), 4.40 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.46 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 6.42-6.47 (m, 2H), 7.14 (t, 1H, J = 4.5 Hz)。
【0264】
(4)5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の光学活性体
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1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の光学活性体(14.3g)にアニソール(8.4ml)とトリフルオロ酢酸(100ml)を加え、80℃で5時間攪拌した。この反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣にジイソプロピルエーテル(100ml)を加え、室温で攪拌した。不溶物をろ取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(4.96g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 2.26-2.40 (m, 2H), 3.18-3.28 (m, 1H), 3.30-3.35 (m, 1H), 3.40-3.47 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 12.58 (s, 1H); [α]
D25 +37 (c 0.10, CH
3OH)。
比旋光度を文献(Tetrahedron: Asymmetry 12 (2001) 3241-3249)と比較することにより、得られた化合物が(R)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸であることが明らかとなった。
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また、(R)−4−ベンジル−3−[1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノンの高極性成分についても同様の反応、後処理を行うことで、光学異性体である(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(2.83g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 2.26-2.40 (m, 2H), 3.18-3.28 (m, 1H), 3.30-3.35 (m, 1H), 3.40-3.47 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 12.58 (s, 1H); [α]
D25 -40 (c 0.10, CH
3OH)。
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【0265】
[製造例6]:実施例4((R)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)(R)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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製造例2と同様にして合成した1−フェニル−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(40mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.3ml)溶液に、製造例5で合成した(R)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(24mg)、HOBt・H
2O(29mg)、WSC・HCl(36mg)を順次加え、室温で終夜撹拌した。この反応液に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と水を加え、攪拌した。不溶物をろ取し、水で洗浄し、減圧乾燥することで、表題化合物(45mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 2.35-2.42 (m, 2H), 3.31-3.54 (m, 3H), 7.01 (s, 1H), 7.08 (s, 1H), 7.22-7.28 (m, 2H), 7.32-7.46 (m, 5H), 7.52 (t, 1H, J = 8.0 Hz), 7.64 (s, 1H), 10.90 (s, 1H)。
【0266】
[製造例7]:6−オキソピペリジン−3−カルボン酸の光学活性体の合成
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(1)2−メチレンペンタン二酸 ジメチルエステル
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アクリル酸メチル(40.5ml)のテトラヒドロフラン(180ml)溶液に、2,8,9−トリイソプロピル−2,5,8,9−テトラアザ−1−ホスファビシクロ(3,3,3)ウンデカン(4.62g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を、室温で滴下した後、終夜攪拌した。この反応液を減圧濃縮した後、得られた残渣にジイソプロピルエーテル、n−ヘキサン及びクロロホルムを加え、再度減圧濃縮した。析出した固体にジイソプロピルエーテルを加えて攪拌した後、不溶物をろ去した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=9/1〜4/1)で精製することにより、表題化合物(19.2g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 2.53 (td, 2H, J = 7.6, 1.3 Hz), 2.65 (t, 2H, J = 7.6 Hz), 3.67 (s, 3H), 3.76 (s, 3H), 5.61 (q, 1H, J = 1.3 Hz), 6.20 (d, 1H, J = 1.3 Hz)。
【0267】
(2)1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸 メチルエステル
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2−メチレンペンタン二酸 ジメチルエステル(19.2g)のトルエン(195ml)溶液に、2,4−ジメトキシベンジルアミン(16.6ml)を加え、加熱還流下、3日間攪拌した。この反応液を室温まで冷却後、1M塩酸水溶液、水、及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮することにより、表題化合物の粗精製物(26.8g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.93-2.05 (m, 1H), 2.08-2.17 (m, 1H), 2.40-2.50 (m, 1H), 2.52-2.62 (m, 1H), 2.74-2.83 (m, 1H), 3.45 (d, 2H, J = 7.4 Hz), 3.68 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 4.54 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.62 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 6.44-6.48 (m, 2H), 7.15-7.19 (m, 1H)。
【0268】
(3)1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸
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1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸 メチルエステルの粗精製物(26.8g)のメタノール/テトラヒドロフラン(1/1、174ml)溶液に、室温で1M水酸化ナトリウム水溶液(174ml)を加え、終夜攪拌した。この反応液に1M塩酸水溶液(174ml)を加え、攪拌した。析出した固体をろ取し、水で洗浄し、減圧乾燥することで、表題化合物(15.1g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.77-1.90 (m, 1H), 1.95-2.06 (m, 1H), 2.25-2.41 (m, 2H), 2.75-2.86 (m, 1H), 3.31 (d, 2H, J = 7.1 Hz), 3.74 (s, 3H), 3.78 (s, 3H), 4.34 (d, 1H, J = 15.2 Hz), 4.43 (d, 1H, J = 15.2 Hz), 6.47 (dd, 1H, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.56 (d, 1H, J = 2.4 Hz), 7.00 (d, 1H, J = 8.4 Hz), 12.56 (br s, 1H)。
【0269】
(4)5−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)ピペリジン−2−オンの光学活性体
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1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸(3.39g)のクロロホルム(15ml)溶液に、室温で(R)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(2.04g)、WSC・HCl(2.44g)、4−ジメチルアミノピリジン(706mg)を順次加え、終夜攪拌した。この反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/酢酸エチル=4/1〜1/1)で精製することにより、表題化合物(低極性成分3.37g、高極性成分2.72g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) 低極性成分 δ: 1.91-2.02 (m, 1H), 2.14-2.24 (m, 1H), 2.50-2.66 (m, 2H), 2.73-2.81 (m, 1H), 3.18-3.25 (m, 1H), 3.34-3.41 (m, 1H), 3.51-3.60 (m, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 3.84-3.93 (m, 1H), 4.05-4.20 (m, 2H), 4.53-4.65 (m, 3H), 6.42-6.47 (m, 2H), 7.14-7.38 (m, 6H). 高極性成分
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.92-2.14 (m, 2H), 2.47-2.67 (m, 3H), 3.14-3.23 (m, 1H), 3.44-3.59 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 3.91-4.01 (m, 1H), 4.14-4.26 (m, 2H), 4.54-4.68 (m, 3H), 6.42-6.49 (m, 2H), 7.15-7.21 (m, 3H), 7.25-7.35 (m, 3H)。
【0270】
(5)1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸の光学活性体
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水酸化リチウム一水和物(316mg)の水(10ml)溶液に、氷冷下、30重量%過酸化水素水(1.8ml)を滴下し、10分間攪拌した。この反応液に、テトラヒドロフラン(10ml)を加えた後、5−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)ピペリジン−2−オンの低極性成分(3.37g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を滴下し、さらに1時間攪拌した。この反応液に亜硫酸水素ナトリウム(1.81g)の水溶液を滴下した後、室温に昇温して30分間攪拌した。この混合液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸エチルを加え、室温で攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することで、表題化合物(1.36g)を得た。この固体を、HPLC分析条件2で分析したところ、保持時間の短い異性体が主成分であった。
保持時間の短い異性体(保持時間4.5分)
保持時間の長い異性体(保持時間6.6分)。
【0271】
(6)6−オキソピペリジン−3−カルボン酸の光学活性体
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1−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−オキソピペリジン−3−カルボン酸の光学活性体(1.36g)にアニソール(758μl)とトリフルオロ酢酸(10ml)を加え、80℃で6時間攪拌した。この反応液を室温に冷却した後、減圧濃縮した。得られた残渣にジイソプロピルエーテルを加え、室温で攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することで、表題化合物(628mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.75-1.88 (m, 1H), 1.91-2.01 (m, 1H), 2.11-2.24 (m, 2H), 2.66-2.73 (m, 1H), 3.21-3.32 (m, 2H), 7.45 (s, 1H), 12.51 (br s, 1H)。
5−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)ピペリジン−2−オンの高極性成分(2.72g)についても同様の反応、後処理により、表題化合物の光学異性体(485mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 1.75-1.88 (m, 1H), 1.91-2.01 (m, 1H), 2.11-2.24 (m, 2H), 2.66-2.73 (m, 1H), 3.21-3.32 (m, 2H), 7.45 (s, 1H), 12.51 (br s, 1H)。
【0272】
[製造例8]:実施例5(6−オキソピペリジン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の光学活性体の合成
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(1)1−ブロモ−3−プロピルベンゼン
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3−ブロモプロピオフェノン(25g)のトリフルオロ酢酸(250ml)溶液に、氷冷下、トリエチルシラン(94ml)を20分で滴下し、さらに20分間攪拌した。この反応液を80℃に昇温し、終夜攪拌した。この反応液を室温に冷却して減圧濃縮し、トルエンを加えた後、再度減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン)で精製することにより、表題化合物(16.6g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 0.95 (t, 3H, J = 7.4 Hz), 1.64 (tq, 2H, J = 7.7, 7.4 Hz), 2.57 (t, 2H, J = 7.7 Hz), 7.08-7.13 (m, 1H), 7.13-7.18 (m, 1H), 7.30-7.35 (m, 2H)。
【0273】
(2)3−プロピルベンズアルデヒド
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−78℃に冷却した1−ブロモ−3−プロピルベンゼン(16.6g)のテトラヒドロフラン(83ml)溶液に、n−ブチルリチウム(2.66M n−ヘキサン溶液,34ml)を9分で滴下した後、1時間撹拌した。この反応液に、N,N−ジメチルホルムアミド(7.7ml)を6分で滴下し、さらに20分間撹拌した。この反応液に、4M塩酸/1,4−ジオキサン溶液(23ml)を5分で滴下した後、室温に昇温して攪拌した。この混合液に、水(83ml)を加え、続いて6M塩酸水溶液(12ml)を加えた後、n−ヘキサン(80ml)で抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮することにより、表題化合物の粗精製物(14.0g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 0.95 (t,3H, J = 7.3 Hz), 1.68 (tq, 2H, J = 7.7, 7.3 Hz), 2.67 (t, 2H, J = 7.7 Hz), 7.42-7.47 (m, 2H), 7.67-7.72 (m, 2H), 9.98-10.01 (m, 1H)。
【0274】
(3)(E)−3−(3−プロピルフェニル)アクリロニトリル及び(Z)−3−(3−プロピルフェニル)アクリロニトリルの混合物
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(シアノメチル)トリフェニルホスホニウム クロリド(34g)のテトラヒドロフラン(110ml)懸濁液に、氷冷下、カリウム tert−ブトキシド(13g)を分割投入した後、室温で1時間攪拌した。この反応液に、氷冷下、3−プロピルベンズアルデヒドの粗精製物(14.0g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液を7分で滴下した後、室温で終夜攪拌した。n−ヘキサン(280ml)を加え、氷冷下、1時間攪拌した後、不溶物をセライトでろ去し、n−ヘキサン(840ml)で溶出した。ろ液を濃縮して得られた残渣に、n−ヘキサン/酢酸エチル(5/1、120ml)の混合溶媒を加え、攪拌した。不溶物をセライトでろ去し、n−ヘキサン/酢酸エチル(10/1)の混合溶媒で溶出した。ろ液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜25/1)で精製することにより、表題化合物(11.4g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) (E)−体 δ: 0.95 (t, 3H, J = 7.5 Hz), 1.65 (tq, 2H, J = 7.7, 7.5 Hz), 2.60 (t, 2H, J = 7.7 Hz), 5.87 (d, 1H, J = 16.5 Hz), 7.22-7.41 (m, 5H). (Z)−体 δ: 0.95 (t, 3H, J = 7.5 Hz), 1.67 (tq, 2H, J = 7.7, 7.5 Hz), 2.64 (t, 2H, J = 7.7 Hz), 5.42 (d, 1H, J = 12.1 Hz), 7.11 (d, 1H, J = 12.1 Hz), 7.23-7.42 (m, 2H), 7.58-7.66 (m, 2H)。
【0275】
(4)1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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ナトリウムエトキシド(20重量%エタノール溶液、31ml)のエタノール(66ml)溶液に、室温で、フェニルヒドラジン(6.4ml)を滴下した後、40分間攪拌した。この反応液に、(E)−3−(3−プロピルフェニル)アクリロニトリル及び(Z)−3−(3−プロピルフェニル)アクリロニトリルの混合物(11.1g)のエタノール(33ml)溶液を滴下した後、加熱還流下、終夜攪拌した。この反応液を室温に冷却し、水(30ml)を加えた。続いて、氷冷下、6M塩酸水溶液を加えることで反応液のpHを7に調整した。この混合液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣にトルエンを加え、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣にトルエンを加え、再度減圧濃縮することで、表題化合物の粗精製物(18.6g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 0.91 (t, 3H, J = 7.5 Hz), 1.61 (tq, 2H, J = 7.7, 7.5 Hz), 2.56 (t, 2H, J = 7.7 Hz), 2.78 (dd, 1H, J = 16.3, 8.5 Hz), 3.41 (dd, 1H, J = 16.3, 11.3 Hz), 3.96 (s, 2H), 4.90 (dd, 1H, J = 11.3, 8.5 Hz), 6.67-6.72 (m, 1H), 6.80-6.87 (m, 2H), 7.02-7.37 (m, 6H)。
【0276】
(5)1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルアミンの粗精製物(18.6g)のトルエン(185ml)溶液に、活性炭(pH5〜8、9.29g)を加え、酸素雰囲気下、加熱還流しながら終夜攪拌した。この反応液を室温に冷却した後、活性炭をセライトでろ去し、酢酸エチルで溶出した。このろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をトルエン(185ml)に溶解させ、新たに活性炭(pH5〜8、9.29g)を加え、酸素雰囲気下、加熱還流しながら終夜攪拌した。この反応液を室温に冷却した後、活性炭をセライトでろ去し、酢酸エチルで溶出した。このろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=4/1〜1/1)で精製することにより、表題化合物(8.68g)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 0.82 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.49 (tq, 2H, J = 7.6, 7.3 Hz), 2.47 (t, 2H, J = 7.6 Hz), 3.75 (s, 2H), 5.90 (s, 1H), 6.96-7.00 (m, 1H), 7.02-7.12 (m, 2H), 7.15-7.30 (m, 6H)。
【0277】
(6)6−オキソピペリジン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミドの光学活性体
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1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(56mg)のテトラヒドロフラン(1.5ml)溶液に、製造例7で合成した6−オキソピペリジン−3−カルボン酸の光学活性体(5−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)ピペリジン−2−オンの低極性成分由来)(43mg)、HOBt・H
2O(46mg)、WSC・HCl(58mg)を順次加え、室温で終夜撹拌した。この反応液に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(50mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 0.77 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.44 (tq, 2H, J = 7.5, 7.3 Hz), 1.83-2.03 (m, 2H), 2.12-2.30 (m, 2H), 2.46 (t, 2H, J = 7.5 Hz), 2.84 (tt, 1H, J = 10.7, 3.6 Hz), 3.24-3.31 (m, 2H), 6.89 (s, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.06 (d, 1H, J = 7.7 Hz), 7.17 (d, 1H, J = 7.7 Hz), 7.19-7.43 (m, 6H), 7.51 (s, 1H), 10.83 (s, 1H)。
【0278】
[製造例9]:(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸、及び(S)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸の合成
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(1)(R)−2−オキソイミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル
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水酸化ナトリウム(743mg)の水(15ml)溶液に、氷冷下、臭素(318μl)を30分で滴下した。この反応液に、Z−D−アスパラギン(1.5g)加えた後、55℃に昇温して3時間攪拌した。この反応液を室温まで冷却し、ジエチルエーテル(15ml)で2回洗浄した。得られた水層に6M塩酸水溶液をpH=1になるまで滴下した。この混合液を4℃で終夜静置した。析出した固体をろ取し、水で洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(1.1g)を得た。
1H-NMR (DMSO-D
6) δ: 3.22 (dd, 1H, J = 10.0, 3.3 Hz), 3.65 (dd, 1H, J = 10.0, 10.2 Hz), 4.68 (dd, 1H, J = 10.2, 3.3 Hz), 5.16 (d, 1H, J = 14.8 Hz), 5.19 (d, 1H, J = 14.8 Hz), 7.29-7.39 (m, 5H), 7.57 (s, 1H), 13.25 (br s, 1H)。
【0279】
(2)(R)−2−オキソイミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル 5−tert−ブチルエステル
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(R)−2−オキソ−イミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル(534mg)のクロロホルム(2.6ml)溶液に、室温でピリジン(1.0ml)、tert−ブチルアルコール(1.5ml)を順次加えて攪拌した。この反応液を氷冷し、オキシ塩化リン(0.23ml)を加えた後、室温で5時間攪拌した。この反応液を氷冷し、20重量%酢酸ナトリウム水溶液(20ml)を加えた後、室温でクロロホルム(5ml)を追加して30分間攪拌した。この混合液をクロロホルムで抽出し、得られた有機層を0.1M塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮することで、表題化合物の粗精製物(467mg)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.39 (s, 9H), 3.38 (dd, 1H, J = 9.8, 3.3 Hz), 3.71 (dd, 1H, J = 9.8, 9.8 Hz), 4.62 (dd, 1H, J = 9.8, 3.3 Hz), 5.24 (d, 1H, J = 12.6 Hz), 5.29 (d, 1H, J = 12.6 Hz), 6.00 (br s, 1H), 7.28-7.41 (m, 5H)。
【0280】
(3)(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1,4−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル 4−tert−ブチルエステル
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(R)−2−オキソ−イミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル 5−tert−ブチルエステルの粗精製物(318mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)溶液に、氷冷下、水素化ナトリウム(42mg)を加え、40分間攪拌した。この反応液にヨウ化メチル(309μl)を加えた後、室温に昇温し、4時間攪拌した。この反応液を氷冷し、水及び酢酸エチルを加え、攪拌した。この混合液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(167mg)を得た。
1H-NMR (CDCl
3) δ: 1.48 (s, 9H), 2.91 (s, 3H), 3.81-3.85 (m, 1H), 3.96-4.02 (m, 2H), 5.27 (d, 1H, J = 13.1 Hz), 5.30 (d, 1H, J = 13.1 Hz), 7.29-7.45 (m, 5H)。
【0281】
(4)(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 tert−ブチルエステル
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(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1,4−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル 4−tert−ブチルエステル(167mg)のメタノール(1.7ml)溶液に、室温で10重量%パラジウム炭素を加え、1気圧水素下、15時間攪拌した。窒素雰囲気下、この反応液をセライトろ過し、メタノールで溶出した。ろ液を減圧濃縮することにより、表題化合物(94mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.50 (s, 9H), 2.86 (s, 3H), 3.41−3.46 (m, 1H), 3.62−3.67 (m, 1H), 4.05 (dd, 1H, J = 9.8, 6.1 Hz), 4.38 (br s, 1H)。
【0282】
(5)(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸
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(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 tert−ブチルエステル(94mg)のクロロホルム(2ml)溶液に、室温でトリフルオロ酢酸(1ml)を加え、3時間攪拌した。この反応液を減圧濃縮し、さらにトルエン(3ml)を加えて再度濃縮した。得られた残渣に、室温でジエチルエーテル(0.5ml)を加え、攪拌した。続いてn−ヘキサン(2ml)を加え、さらに攪拌した。不溶物をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(52mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 2.66 (s, 3H), 3.18 (dd, 1H, J = 9.2, 5.7 Hz), 3.51 (dd, 1H, J = 9.2, 9.9 Hz), 4.12 (dd, 1H, J = 9.9, 5.7 Hz), 6.42 (br s, 1H), 12.99 (br s, 1H)。
また、Z−L−アスパラギンについても同様の反応、後処理を行うことで、表題化合物の光学異性体である(S)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸(686mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 2.66 (s, 3H), 3.18 (dd, 1H, J = 9.2, 5.7 Hz), 3.51 (dd, 1H, J = 9.2, 9.9 Hz), 4.12 (dd, 1H, J = 9.9, 5.7 Hz), 6.42 (br s, 1H), 12.99 (br s, 1H)。
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【0283】
[製造例10]:実施例6((R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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製造例8と同様の方法で合成した1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(56mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.6ml)溶液に、製造例9で合成した(R)−3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸(38mg)、HOBt・H
2O(46mg)、WSC・HCl(58mg)を順次加え、室温で2時間撹拌した。この反応液に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と水を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(40mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.77 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.44 (tq, 2H, J = 7.5, 7.3 Hz), 2.46 (t, 3H, J = 7.5 Hz), 2.64 (s, 3H), 3.21 (dd, 1H, J = 8.8, 6.3 Hz), 3.54 (dd, 1H, J = 9.4, 8.8 Hz), 4.28 (dd, 1H, J = 9.4, 6.3 Hz), 6.44 (s, 1H), 6.92 (s, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.08 (d, 1H, J = 7.0 Hz), 7.17 (d, 1H, J = 7.0 Hz), 7.20−7.44 (m, 6H), 11.02 (s, 1H)。
【0284】
[製造例11]:5−オキソテトラヒドロフラン−3−カルボン酸の合成
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(1)5−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−3−カルボン酸 ナトリウム
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イタコン酸(26.0g)の水(35ml)溶液に、室温で臭素(10.3ml)を、反応液の温度が45℃以下になるよう調整しながら滴下した後、30℃で15分間攪拌した。この反応液に炭酸水素ナトリウム(33.6g)を分割投入した後、55℃に昇温した。この反応液に炭酸ナトリウム(10.6g)の水(15ml)溶液を滴下した後、20分間攪拌した。この反応液を氷冷し、1時間攪拌した。析出した固体をろ取し、冷水及びエタノールで洗浄した後、減圧乾燥することにより、表題化合物(16.8g)を得た。
1H−NMR (DMSO−d
6) δ: 4.83 (d, 2H, J = 2.0 Hz), 5.93−5.95 (m, 1H)。
【0285】
(2)5−オキソテトラヒドロフラン−3−カルボン酸
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5−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−3−カルボン酸 ナトリウム(150mg)の水(3ml)溶液に10重量%パラジウム炭素(30mg)を添加し、1気圧水素下、室温で18時間攪拌した。窒素雰囲気下、この反応液にアンバーライト IR−120を適量加え、室温で10分間攪拌した後、セライトろ過した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣に酢酸エチルを加え、硫酸ナトリウムで乾燥した後、再度減圧濃縮することにより、表題化合物(83mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−d
6) δ: 2.64 (dd, 1H, J = 17.6, 6.2 Hz), 2.75 (dd, 1H, J = 17.6, 9.4 Hz), 3.39−3.49 (m, 1H), 4.34 (dd, 1H, J = 8.8, 5.4 Hz), 4.44 (dd, 1H, J = 8.8, 8.2 Hz), 12.82 (br s, 1H)。
【0286】
[製造例12]:実施例7(5−オキソテトラヒドロフラン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)5−オキソテトラヒドロフラン−3−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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製造例8と同様の方法で合成した1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(109mg)のN,N−ジメチルホルムアミド/テトラヒドロフラン(1/1、2ml)溶液に、製造例11で合成した(5−オキソテトラヒドロフラン−3−カルボン酸(82mg)、HOBt・H
2O(96mg)、WSC・HCl(121mg)を順次加え、室温で終夜撹拌した。この反応液に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(96mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.77 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.38−1.50 (m, 2H), 2.46 (t, 2H, J = 7.5 Hz), 2.69 (dd, 1H, J = 17.4, 5.9 Hz), 2.81 (dd, 1H, J = 17.4, 9.0 Hz), 3.56−3.65 (m, 1H), 4.34 (dd, 1H, J = 8.8, 5.0 Hz), 4.47−4.55 (m, 1H), 6.89 (s, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.07 (d, 1H, J = 7.5 Hz), 7.17 (d, 1H, J = 7.1 Hz), 7.20−7.30 (3H, m), 7.31−7.43 (3H, m), 11.00 (s, 1H)。
【0287】
[製造例13]:実施例8((R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)(R)−2,3−ビス−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピオン酸
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ジ−tert−ブチルジカルボナート(513mg)の1,4−ジオキサン(4ml)溶液に、室温でN−Boc−(R)−2,3−ジアミノプロピオン酸(400mg)を加え、20分間攪拌し、続いて50℃に昇温し、20分間攪拌した。再度室温に冷却した後、トリエチルアミン(546μl)を加え、2時間攪拌した。この反応液に水と10重量%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/エタノール=1/0〜10/1)で精製することにより、表題化合物(557mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 1.37 (s, 9H), 1.38 (s, 9H), 3.23 (dd, 2H, J = 6.2, 6.0 Hz), 3.99 (dt, 1H, J = 8.2, 6.2 Hz), 6.78 (t, 1H, J = 6.0 Hz), 6.86 (d, 1H, J = 8.2 Hz), 12.52 (br s, 1H)。
【0288】
(2){(R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−2−[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルカルバモイル]−エチル}−カルバミン酸 tert−ブチルエステル
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製造例8と同様の方法で合成した1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(177mg)のDMF(1.8ml)溶液に、(R)−2,3−ビス−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピオン酸(292mg)、HOBt・H
2O(147mg)、及びWSC・HCl(184mg)を加え、室温で2時間撹拌した。この反応液に、水と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(329mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.83 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.45 (s, 9H), 1.48 (s, 9H), 1.50 (tq, 2H, J = 7.3, 7.5 Hz), 2.49 (t, 2H, J = 7.5 Hz), 3.61−3.64 (br m, 2H), 4.38−4.41 (br m, 1H), 5.06 (br s, 1H), 5.94 (br s, 1H), 7.01 (s, 1H), 7.05−7.35 (m, 9H), 8.94 (br s, 1H)。
【0289】
(3)(R)−2,3−ジアミノ−N−[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−プロピオンアミド 二塩酸塩
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{(R)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−2−[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルカルバモイル]−エチル}−カルバミン酸 tert−ブチルエステル(328mg)の1,4−ジオキサン(3ml)溶液に、室温で4M塩酸/1,4−ジオキサン溶液(3ml)を加え、2時間攪拌した。この反応液を濃縮した後、n−ヘキサン(4ml)を加えて攪拌した。不溶物をろ取し、n−ヘキサンで洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(181mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.77 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.44 (tq, 2H, J = 7.5, 7.3 Hz), 2.46 (t, 2H, J = 7.5 Hz), 3.41−3.46 (m, 2H), 3.57 (s, 1H), 4.38−4.41 (m, 1H), 6.91 (s, 1H), 7.11−7.31 (m, 9H), 8.56 (br s, 4H)。
【0290】
(4)(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 [1−フェニル−5−(3−プロピル−フェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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(R)−2,3−ジアミノ−N−[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−プロピオンアミド 二塩酸塩(181mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)溶液に、室温で1,1’−カルボニルジイミダゾール(67mg)、及びトリエチルアミン(116μl)を加え、16時間撹拌した。この反応液に、水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水と飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製することにより、表題化合物(76mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.77 (t, 3H, J = 7.4 Hz), 1.44 (tq, 2H, J = 7.5, 7.4 Hz), 2.46 (t, 2H, J = 7.5 Hz), 3.35 (dd, 1H, J = 9.4, 5.6 Hz), 3.59 (dd, 1H, J = 9.4, 9.4 Hz), 4.32 (dd, 1H, J = 9.4, 5.6 Hz), 6.34 (s, 1H), 6.61 (s, 1H), 6.90 (s, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.06−7.41 (m, 8H), 10.71 (s, 1H)。
【0291】
[製造例14]:(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸の合成
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(1)(S)−4−ベンジル−3−[(S)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノン
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製造例5と同様にして得られた、1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(20g)のクロロホルム(200ml)溶液に、(S)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(15.2g)、WSC・HCl(16.4g)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(4.4g)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応溶液を5重量%炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1〜1/3)で精製し、トルエンで共沸乾燥し、減圧乾燥することにより、表題化合物(17.2g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.72−2.83 (m, 3H), 3.27 (dd, 1H, J = 13.4, 3.5 Hz), 3.46−3.57 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 4.15−4.29 (m, 3H), 4.40−4.48 (m, 2H), 4.61−4.69 (m, 1H), 6.42−6.47 (m, 2H), 7.12−7.21 (m, 3H), 7.27−7.37 (m, 3H)。
【0292】
(2)(S)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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水酸化リチウム一水和物(2.0g)の水(45ml)溶液に、氷−塩化ナトリウムのバスで冷却しながら、30重量%過酸化水素水(11ml)を滴下し、15分間攪拌した。この反応溶液にテトラヒドロフラン(36ml)を加えた後、(S)−4−ベンジル−3−[(S)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボニル]−2−オキサゾリジノン(17.2g)のテトラヒドロフラン(144ml)溶液を滴下し、さらに20分間撹拌した。この反応液に10重量%亜硫酸水素ナトリウム水溶液(131ml)をゆっくりと加え、バスを除去して室温で1時間撹拌した後、酢酸エチル(180ml)で抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル〜クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた精製物(6.7g)にジイソプロピルエーテル(13.4ml)を加えて70℃で撹拌した後、0℃に冷却して撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することで、表題化合物(5.5g)を得た。この固体を、HPLC分析条件1で分析し、保持時間の長い異性体が主成分であることを確認した。
保持時間の短い異性体(保持時間4.7分)
保持時間の長い異性体(保持時間5.4分)
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.66−2.82 (m, 2H), 3.20 (dt, 1H, J = 17.3, 7.6 Hz), 3.49−3.53 (m, 2H), 3.80 (s, 6H), 4.40 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 4.46 (d, 1H, J = 14.6 Hz), 6.42−6.47 (m, 2H), 7.14 (t, 1H, J = 4.5 Hz)。
【0293】
(3)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸
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(S)−1−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(5.3g)にアニソール(3.1ml)とトリフルオロ酢酸(26.5ml)を室温で加え、加熱還流下、4時間撹拌した。この反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した後、トルエンで共沸乾燥した。得られた残渣に、ジイソプロピルエーテル(53ml)を加え、室温で撹拌した。懸濁液より固体をろ取し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、減圧乾燥することにより、表題化合物(2.4g)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 2.26−2.40 (m, 2H), 3.18−3.28 (m, 1H), 3.30−3.35 (m, 1H), 3.40−3.47 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 12.58 (s, 1H)。
【0294】
[製造例15]:実施例235((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−フルオロ−3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)ベンゼン
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アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(76mg、60重量%オイルディスパージョン)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)懸濁液を0℃に冷却し、(R)−1,1,1−トリフルオプロパン−2−オール(219mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)溶液を加え、25分間撹拌した。続いて、1−ブロモメチル−3−フルオロベンゼン(297mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)溶液を加えた後、室温にて2時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=9/1)で精製することにより、表題化合物(242mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (d, 3H, J = 6.47 Hz), 3.84 (qq, 1H, J = 6.47, 9.40 Hz), 4.63 (d, 1H, J = 12.00Hz), 4.76 (d, 1H, J = 12.00 Hz), 6.98−7.03 (m, 1H), 7.06−7.12 (m, 2H), 7.29−7.35 (m, 1H)。
【0295】
(2)2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−フルオロ−3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)ベンゼン(159mg)のテトラヒドロフラン(3.0ml)溶液に、ビスピナコラートジボロン(202mg)、4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ジピリジル(10mg)、ジ−μ−メトキソビス(1,5−シクロオクタジエン)ジイリジウム(I)(12mg)を室温で順次加えた後、加熱還流下、16時間撹拌した。この反応混合液を室温に冷却した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15)で精製することにより、表題化合物(49mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (m, 15H), 3.83 (qq, 1H, J = 6.47, 9.40 Hz), 4.62 (d, 1H, J = 12.00Hz), 4.75 (d, 1H, J = 12.00 Hz), 7.19 (d, 1H, J = 9.60 Hz), 7.43 (d, 1H, J = 9.60 Hz), 7.49 (s, 1H)。
【0296】
(3)5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(49mg)に、製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(36mg)の1,2−ジメトキシエタン(1.0ml)溶液、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.5ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(7.3mg)、酢酸パラジウム(II)(3.0mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製することにより、表題化合物(37mg)を得た。
【0297】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(37mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(1.0ml)溶液に、製造例14で得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(16mg)、WSC・HCl(23mg)を室温で順次加え、5.2時間撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。この固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(20mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 1.18 (d, 3H, J = 6.5 Hz), 2.36−2.38 (m, 2H), 3.32−3.33 (m, 1H), 3.37−3.41 (m, 1H), 3.46−3.49 (m, 1H), 4.10 (qq, 1H, J = 6.5, 9.4 Hz), 4.57 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 4.61 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 6.96−3.98 (m, 2H), 7.09 (s, 1H), 7.15−7.18 (m, 1H), 7.25−7.27 (m, 2H), 7.35−7.44 (m, 3H), 7.63 (s, 1H), 10.88 (s, 1H).
【0298】
[製造例16]:実施例236((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−(4−クロロフェニル)−3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール
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アルゴン雰囲気下、製造例4と同様にして得られた3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール(3.06g)のN−メチルピロリドン(31ml)溶液に、炭酸セシウム(12.37g)、8−キノリノール(0.55g)、酸化銅(I)(0.27g)、1−クロロ−4−ヨードベンゼン(6.79g)を室温で順次加え、110℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却した後、トルエン(30ml)を加え、セライトろ過し、さらにトルエンで溶出した。ろ液を1N水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜9/1)で精製することにより、表題化合物(4.98g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.90 (s, 2H), 6.40 (d, 1H, J = 2.65 Hz), 7.43 (d, 2H, J = 8.82 Hz), 7.66 (d, 2H, J = 8.82 Hz), 7.94 (d, 1H, J = 2.65 Hz)。
【0299】
(2)1−(4−クロロフェニル)−3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−5−ヨード−1H−ピラゾール
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アルゴン雰囲気下、3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール(4.98g)のテトラヒドロフラン(40ml)溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(13.7ml、1.6M n−ヘキサン溶液)を滴下し、30分間撹拌した。この反応液にヨウ素(5.58g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を滴下し、30分間撹拌した。この反応溶液に、20重量%亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた固体残渣に酢酸エチル/n−ヘキサン=1/2の混合溶媒を加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(4.19g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.18 (s, 6H), 5.88 (s, 2H), 6.55 (s, 1H), 7.47 (d, 2H, J = 9.04 Hz), 7.55 (d, 2H, J = 9.04 Hz)。
【0300】
(3)1−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン
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1−(4−クロロフェニル)−3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−5−ヨード−1H−ピラゾール(4.19g)のエタノール/水(2/1,72ml)懸濁液に塩化ヒドロキシルアンモニウム(14.64g)、トリエチルアミン(2.9ml)を室温で順次加え、95℃で86時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に8M水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(1.87g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.77 (br s, 2H), 6.01 (s, 1H), 7.39−7.50 (m, 4H)。
【0301】
(4)1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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アルゴン雰囲気下、1−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(35mg)の1,2−ジメトキシエタン(0.7ml)溶液に、製造例15と同様にして得られた2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(46mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.35ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(6.1mg)、酢酸パラジウム(II)(2.5mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル1/1)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0302】
(5)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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前工程で得た1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.110mol)のN,N−ジメチルアセトアミド(0.5ml)溶液に、製造例14で得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(17mg)、WSC・HCl(32mg)を室温で順次加え、0.5時間撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。得られた固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製することにより、表題化合物(18mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 1.20 (d, 3H, J = 6.5 Hz), 2.38−2.40 (m, 2H), 3.33−3.35 (m, 1H), 3.40−3.44 (m, 1H), 3.48−3.51 (m, 1H), 4.10−4.15 (m, 1H), 4.63 (s, 2H), 6.99 (s, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.08 (d, 1H, J = 9.3 Hz), 7.19 (d, 1H, J = 9.3 Hz), 7.27 (dd, 2H, J = 6.6, 2.0 Hz), 7.48 (dd, 2H, J = 6.6, 2.0 Hz), 7.63 (s, 1H), 10.91 (s, 1H).
【0303】
[製造例17]:実施例237((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(2−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(2−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール
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製造例4と同様にして得られた3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール(1.00g)のN−メチルピロリドン(10ml)溶液に、1−フルオロ−2−ヨードベンゼン(1.08ml)、酸化銅(I)(89mg)、8−キノリノール(180mg)、炭酸セシウム(4.04g)を室温で順次加え、110℃で3時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却後、トルエンを加えてセライトろ過した。ろ液を2N水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜10/1)で精製することにより、表題化合物(1.19g)を得た。
【0304】
(2)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(2−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール
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窒素雰囲気下、3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(2−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール(1.19g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(3.5ml、1.6M n−ヘキサン溶液)を滴下し、30分間撹拌した。この反応液にヨウ素(1.42g)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液を滴下し、30分間撹拌した。この反応混合物に、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液と飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた固体残渣にn−ヘキサン/酢酸エチル(=6/1)の混合溶媒を加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(1.23g)を得た。
【0305】
(3)1−(2−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン
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3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(2−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール(1.23g)のエタノール/水(2/1,18ml)混合溶液に塩化ヒドロキシルアンモニウム(4.47g)、トリエチルアミン(0.9ml)を室温で順次加え、90℃で24時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に8M水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=4/1〜1/1)で精製することにより、表題化合物(0.61g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.76 (br s, 2H), 6.03(s, 1H), 7.19−7.25 (m, 2H) , 7.38−7.46 (m, 2H)。
【0306】
(4)1−(2−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−(2−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(38mg)の1,4−ジオキサン(0.4ml)溶液に、製造例15と同様にして得られた2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)−フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(52mg)、酢酸パラジウム(II)(3mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(7mg)、2M炭酸カリウム水溶液(0.2ml)を室温で順次加え、105℃で4時間撹拌した。この反応混合物の水層を除去後、シリカゲル(5g)を通してろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル1/1)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0307】
(5)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(2−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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前工程で得られた1−(2−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.125mmol)のジメチルホルムアミド(0.5ml)溶液に、製造例14で得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(18mg)、WSC・HCl(29mg)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(32mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.29 (d, 3H, J = 6.4 Hz), 2.59 (dd, 1H, J = 17.2, 9.6 Hz), 2.78 (dd, 1H, J = 17.2, 8.8 Hz), 3.29−3.40 (m, 1H), 3.60 (dd, 1H, J = 9.2 Hz ), 3.67−3.80 (m, 2H), 4.52 (d, 1H, J = 12.0 Hz) , 4.63 (d, 1H, J = 12.0 Hz), 6.08 (s, 1H) , 6.85 (dt, 1H, J = 9.6, 2.0 Hz), 6.98−7.04 (m, 2H ) , 7.09−7.17 (m, 2H ) , 7.22 (t, 1H, J = 8.0 Hz), 7.34−7.22 (m, 2H), 8.69 (s, 1H)。
【0308】
[製造例18]:実施例238((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール
[この文献は図面を表示できません]
製造例4と同様にして得られた3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1H−ピラゾール(500mg)、4−フルオロフェニルボロン酸(651mg)、酢酸銅(II)(563mg)のクロロホルム(5ml)溶液に、ピリジン(0.50ml)を室温で加え、40時間撹拌した。シリカゲルを通してこの反応液をろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=9/1)で精製することにより、表題化合物(599mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.19 (s, 6H), 5.90 (s, 2H), 6.39 (d, 1H, J = 2.56 Hz), 7.15−7.17 (m, 2H), 7.67−7.70 (m, 2H), 7.91 (d, 1H, J = 2.56 Hz)。
【0309】
(2)3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール
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アルゴン雰囲気下、3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール(599mg)のテトラヒドロフラン(4ml)溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(1.8ml、1.6M n−ヘキサン溶液)を滴下し、30分間撹拌した。この反応液にヨウ素(715mg)のテトラヒドロフラン(2ml)溶液を滴下し、さらに30分間撹拌した。この反応混合物に、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた固体残渣に酢酸エチル/n−ヘキサン(=1/5)の混合溶媒を加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(625mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.18 (s, 6H), 5.88 (s, 2H), 6.54 (s, 1H), 7.18−7.20 (m, 2H), 7.54−7.57 (m, 2H)。
【0310】
(3)1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン
[この文献は図面を表示できません]
3−(2,5−ジメチルピロール−1−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール(625mg)のエタノール/水(2/1,12.5ml)懸濁液に塩化ヒドロキシルアンモニウム(2.28g)、トリエチルアミン(0.46ml)を室温で順次加え、95℃で15時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。得られた残渣に8M水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(318mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.75 (br s, 2H), 6.00 (s, 1H), 7.11−7.15 (m, 2H), 7.44−7.47 (m, 2H)。
【0311】
(4)(R)−3−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イロキシ]フェニルボロン酸
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(R)−1,1,1−トリフルオプロパン−2−オール(212mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.5ml)溶液を0℃に冷却し、水素化ナトリウム(74mg、60重量%オイルディスパージョン)、3−(ブロモメチル)フェニルボロン酸(100mg)を順次加え、室温で2時間撹拌した。この反応混合物に水、1M塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮することで、表題化合物(147mg)を得た。
【0312】
(5)1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(70mg)の1,2−ジメトキシエタン(0.7ml)溶液に、(R)−3−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イロキシ]フェニルボロン酸(104mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.35ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(13.0mg)、酢酸パラジウム(II)(5.2mg)を室温で順次加え、100℃で15時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(52mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.28 (d, 3H, J = 6.51 Hz), 3.74−3.80 (m, 2H), 3.76−3.78 (m, 1H), 4.56 (d, 1H, J = 11.86 Hz), 4.66 (d, 1H, J = 11.86 Hz), 5.92 (s, 1H), 6.96−6.99 (m, 2H), 7.15−7.21 (m, 4H), 7.29−7.29 (m, 2H)。
【0313】
(6)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(52mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(0.5ml)溶液に、製造例5と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(20mg)、WSC・HCl(40mg)を室温で順次加え、0.5時間撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。この固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より個体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(37mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 1.20 (d, 3H, J = 6.5 Hz), 2.38−2.39 (m, 2H), 3.33−3.34 (m, 1H), 3.39−3.43 (m, 1H), 3.49−3.51 (m, 1H), 4.09−4.11 (m, 1H), 4.59 (d, 1H, J = 12.1 Hz), 4.63 (d, 1H, J = 12.1 Hz), 6.92 (s, 1H), 7.18−7.39 (m, 8H), 7.63 (s, 1H), 10.85 (s, 1H)。
【0314】
[製造例19]:実施例239((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例18で得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン(38mg)の1,4−ジオキサン(0.4ml)溶液に、製造例15と同様にして得られた2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(52mg)、酢酸パラジウム(II)(3mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(7mg)、2M炭酸カリウム水溶液(0.2ml)を室温で順次加え、105℃で4時間撹拌した。この反応混合物の水層を除去後、シリカゲル(5g)を通してろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル1/1)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0315】
(2)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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前工程で得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.125mmol)のジメチルホルムアミド(0.5ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(18mg)、WSC・HCl(29mg)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応混合物に、水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(31mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.31 (d, 3H, J = 6.4 Hz), 2.61 (dd, 1H, J = 16.8, 9.6 Hz), 2.78 (dd, 1H, J = 16.8, 8.4 Hz), 3.31−3.42 (m, 1H), 3.61 (t, 1H, J = 8.8 Hz ), 3.67−3.83 (m, 2H), 4.55 (d, 1H, J = 12.0 Hz) , 4.65 (d, 1H, J = 12.0 Hz), 6.04 (s, 1H) , 6.85 (d, 1H, J = 9.2 Hz), 6.98−7.10 (m, 5H ) , 7.19−7.25 (m, 2H), 8.48 (s, 1H)。
【0316】
[製造例20]:(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸 の合成
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(1)(R)−2−オキソイミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル
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氷冷下、1M水酸化ナトリウム水溶液(124ml)に臭素(6.60ml)を滴下し、続いて(R)−2−ベンジロキシカルボニルアミノスクシンアミド酸(10.0g)を加えた後、55℃で3時間撹拌した。この反応溶液を室温に冷却し、ジエチルエーテルで2回洗浄した後、6M塩酸水溶液(21ml)を加えた。この反応混合物を4℃で3日間静置し、析出した固体をろ取することにより、表題化合物(6.16g)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 3.19−3.22 (m, 1H), 3.63 (dd, 1H, J = 10.2, 5.0 Hz), 4.67 (dd, 1H, J = 10.2, 3.3 Hz), 5.14−5.18 (m, 2H), 7.28−7.40 (m, 5H), 7.56 (s, 1H), 13.24 (br s, 1H)。
【0317】
(2)(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸
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窒素雰囲気下、(R)−2−オキソイミダゾリジン−1,5−ジカルボン酸 1−ベンジルエステル(1.61g)のメタノール/テトラヒドロフラン(4/1、20ml)混合溶液に、室温で10重量%パラジウム炭素(161mg)を加え、1気圧水素雰囲気下にして、24時間撹拌した。窒素雰囲気下にした後、この反応液中のパラジウム炭素をセライトを通してろ去し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣にジイソプロピルエーテルとn−ヘキサンを加え撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(565mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 3.27 (ddd, 1H, J = 9.8, 4.8, 0.8 Hz), 3.54 (dd, 1H, J = 9.8, 9.8 Hz), 4.10 (dd, 1H, J = 9.8, 4.8 Hz), 6.24 (s, 1H), 6.56 (s, 1H), 12.83 (br s, 1H)。
【0318】
[製造例21]:実施例240((R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例18と同様にして得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン(84mg)の1,4−ジオキサン(1.0ml)溶液に、製造例15と同様にして得られた2−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(106mg)、酢酸パラジウム(II)(7mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(17mg)、2M炭酸カリウム水溶液(0.5ml)を室温で順次加え、105℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却して水層を除去後、シリカゲル(5g)を通してろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル3/2)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0319】
(2)(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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前工程で得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.277mmol)のクロロホルム(1ml)溶液に、(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸(40mg)、WSC・HCl(64mg)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応混合物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(56mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 1.20 (d, 3H, J = 6.0 Hz), 3.35 (dd, 1H, J = 8.6, 6.2 Hz), 3.58 (dd, 1H, J = 9.3, 8.6 Hz), 4.12 (tq, 1H, J = 9.7, 6.0 Hz), 4.31 (dd, 1H, J = 9.3, 6.2 Hz), 4.60 (d, 1H, J = 12.5 Hz), 4.63 (d, 1H, J = 12.5 Hz), 6.33 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.98 (s, 1H), 7.02−7.07 (m, 2H), 7.18 (d, 1H, J = 9.6 Hz), 7.23−7.35 (m, 4H), , 10.72 (s, 1H)。
【0320】
[製造例22]:実施例241((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−クロロ−3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)ベンゼン
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アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(77mg、60重量%オイルディスパージョン)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)懸濁液を0℃に冷却し、(R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オール(213mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)溶液を加え、15分間撹拌した。続いて、1−ブロモメチル−3−クロロベンゼン(311mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)溶液を加えた後、室温で2.5時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜19/1)で精製することにより、表題化合物(307mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (d, 3H, J = 6.47 Hz), 3.84 (qq, 1H, J = 6.47, 9.40 Hz), 4.62(d, 1H, J = 12.00Hz), 4.73(d, 1H, J = 12.00 Hz), 7.21−7.24 (m, 1H), 7.27−7.30 (m, 2H), 7.34 (s 1H)。
【0321】
(2)2−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−クロロ−3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)ベンゼン(307mg)のテトラヒドロフラン(6.0ml)溶液に、ビスピナコラートジボロン(362mg)、4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ジピリジル(18mg)、ジ−μ−メトキソビス(1,5−シクロオクタジエン)ジイリジウム(I)(22mg)を室温で順次加えた後、13時間加熱還流した。この反応混合液を室温まで冷却した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加え、セライトろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=9/1)で精製することにより、表題化合物(374mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (m, 15H), 3.83 (qq, 1H, J = 6.47, 9.40 Hz), 4.59 (d, 1H, J = 12.00Hz), 4.73 (d, 1H, J = 12.00 Hz), 7.46 (s, 1H), 7.59 (d, 1H, J = 9.60 Hz), 7.72 (s, 1H)。
【0322】
(3)5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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アルゴン雰囲気下、2−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン(269mg)に、製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(181mg)の1,2−ジメトキシエタン(2.0ml)溶液、2M炭酸ナトリウム水溶液(1.0ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(36mg)、酢酸パラジウム(II)(15mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルを加えた後、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/7)で精製することにより、表題化合物(196mg)を得た。
【0323】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(79mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(1.0ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(31mg)、WSC・HCl(47mg)を室温で順次加え、終夜撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。この固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(60mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 1.18 (d, 3H, J = 6.5 Hz), 2.36−2.38 (m, 2H), 3.32−3.33 (m, 1H), 3.37−3.41 (m, 1H), 3.46−3.49 (m, 1H), 4.10 (qq, 1H, J = 6.5, 9.4 Hz), 4.57 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 4.61 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 6.98 (s, 1H), 7.19−7.20 (m, 2H), 7.25−7.27 (m, 2H), 7.35−7.45 (m, 4H), 7.63 (s, 1H), 10.88 (s, 1H)。
【0324】
[製造例23]:実施例242((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例18と同様にして得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(50mg)の1,2−ジメトキシエタン(0.5ml)溶液に、製造例22と同様にして得られた2−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(72mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.25ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(9.3mg)、酢酸パラジウム(II)(3.7mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(79mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.29 (d, 3H, J = 6.47 Hz), 3.75 (qq, 1H, J = 6.47, 9.40 Hz), 3.78 (br s, 2H), 4.50 (d, 1H, J = 12.02 Hz), 4.61 (d, 1H, J = 12.02 Hz), 5.93 (s, 1H), 6.99−7.02 (m, 3H), 7.18−7.20 (m, 3H), 7.26−7.28 (m, 1H)。
【0325】
(2)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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5−[3−クロロ−5−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(79mg)のクロロホルム(0.4ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(26mg)、WSC・HCl(47mg)を室温で順次加え、2時間撹拌した。この反応混合物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(43mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 1.18 (d, 3H, J = 6.5 Hz), 2.36−2.38 (m, 2H), 3.32−3.33 (m, 1H), 3.37−3.41 (m, 1H), 3.46−3.49 (m, 1H), 4.10 (qq, 1H, J = 6.5, 9.4 Hz), 4.57 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 4.61 (d, 1H, J = 12.7 Hz), 6.97 (s, 1H), 7.13 (s, 1H), 7.23−7.32 (m, 5H), 7.37 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 10.86 (s, 1H).
。
【0326】
[製造例24]:実施例243(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−クロロ−3−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)ベンゼン
[この文献は図面を表示できません]
アルゴン雰囲気下、0℃に冷却した水素化ナトリウム(126mg、60重量%オイルディスパージョン)のN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)懸濁液に、1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−オール(320μL)を滴下し、15分間撹拌した。この反応混合液に1−ブロモメチル−3−クロロベンゼン(320μL)を滴下し、3時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜40/1)で精製することにより、表題化合物(389mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.45 (s, 6H), 4.50 (s, 2H), 7.15−7.30 (m, 3H) , 7.34 (s, 1H)。
【0327】
(2)2−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−クロロ−3−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)ベンゼン(389mg)のテトラヒドロフラン(4ml)溶液に、ビスピナコラートジボロン(430mg)、4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’ −ジピリジル(21mg)、ジ−μ−メトキソビス(1, 5−シクロオクタジエン)ジイリジウム(I)(29mg)を室温で順次加え、13時間加熱還流した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/1〜20/1)で精製することにより、表題化合物(481mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.34 (s, 12H), 1.44 (s, 6H), 4.57 (s, 2H), 7.45 (s, 1H) , 7.57 (s, 1H) , 7.69 ( s, 1H)。
【0328】
(3)5−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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アルゴン雰囲気下、製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(40mg)の1,2−ジメトキシエタン(1.0ml)溶液に、2−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(64mg)、酢酸パラジウム(II)(3mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(8mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.5ml)を室温で順次加え、100℃で13時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル3/2〜1/1)で精製することにより、表題化合物(62mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (s, 6H), 3.77 (br s, 2H), 4.46 (s, 2H), 5.93 (s, 1H) , 7.00 (s, 1H) , 7.15 (s, 1H) , 7.20−7.26 (m, 4H) , 7.28−7.33 (m, 2H)。
【0329】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{5−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)
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アルゴン雰囲気下、5−[3−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチルエトキシメチル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(62mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(1ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(26mg)、WSC・HCl(40mg)を室温で順次加え、1時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(35mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 1.32 (s, 6H), 2.37−2.42 (m, 2H), 3.33−3.53 (m, 3H), 4.53 (s, 2H), 6.98 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.23−7.28 (m, 2H), 7.33−7.45 (m, 4H), 7.63 (s, 1H), 10.89 (s, 1H)。
【0330】
[製造例25]:実施例244((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−クロロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)2−(3−ブロモメチルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン
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3−(ブロモメチル)フェニルボロン酸(3.13g)の酢酸エチル(45ml)溶液に、ピナコール(1.72g)、無水硫酸マグネシウム(15g)を室温で順次加え、8時間撹拌した。不溶物をろ去し、ろ液を減圧濃縮することで、表題化合物(4.43g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.33 (s, 12H), 4.49 (s, 2H), 7.31−7.37 (m, 1H), 7.46−7.50 (m, 1H), 7.70−7.74 (m, 1H), 7.79−7.82 (m, 1H)。
【0331】
(2)4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル)−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン気流下、0℃で、(R)−1,1,1−トリフルオプロパン−2−オール(3.32g)のN,N−ジメチルホルムアミド(43ml)溶液に。水素化ナトリウム(1.16g、60重量%オイルディスパージョン)を分割投入し、20分間撹拌した。続いて2−(3−ブロモメチルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(4.32g)を加えた後、室温で終夜撹拌した。この反応混合物に水、2M塩酸水溶液を順次加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜19/1)で精製することにより、表題化合物(3.43g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.31 (d, 3H, J = 6.6 Hz), 1.35 (s, 12H), 3.77−3.89 (m, 1H), 4.62 (d, 1H, J = 11.7 Hz), 4.76 (d, 1H, J = 11.7 Hz), 7.35−7.43 (m, 1H), 7.46−7.54 (m, 1H), 7.71−7.81 (m, 2H).
【0332】
(3)1−(4−クロロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例16で得られた11−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン(40mg)の1,4−ジオキサン(0.4ml)溶液に、4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル)−[1,3,2]ジオキサボロラン(50mg)、酢酸パラジウム(II)(3mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(7mg)、2M炭酸カリウム水溶液(0.2ml)を室温で順次加え、105℃で4時間撹拌した。この反応混合物の水層を除去後、有機層をシリカゲル(5g)を通してろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0333】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−クロロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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前工程で得られた1−(4−クロロフェニル)−5−[3−((R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.125mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(18mg)、WSC・HCl(29mg)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(33mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.29 (d, 3H, J = 6.8 Hz), 2.61 (dd, 1H, J = 17.2, 9.6 Hz), 2.78 (dd, 1H, J = 17.2, 8.8 Hz), 3.30−3.40 (m, 1H), 3.61 (t, 1H, J = 8.8 Hz ), 3.68−3.82 (m, 2H), 4.57 (d, 1H, J = 12.0 Hz) , 4.68 (d, 1H, J = 12.0 Hz), 5.90 (s, 1H) , 7.04 (s, 1H), 7.15−7.20 (m, 3H ) , 7.24 (br s, 1H), 7.28−7.35 (m, 4H), 8.38 (s, 1H)。
【0334】
[製造例26]:実施例245((R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸[5−(3−ブチルフェニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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1−ブロモ−3−ブチルベンゼン
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窒素気流下、1−ブロモ−3−ブロモメチルベンゼン(25g)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に、−78℃で、臭化n−プロピルマグネシウム(60ml、2Mテトラヒドロフラン溶液)、四塩化銅酸リチウム(5ml、0.1Mテトラヒドロフラン溶液)を順次滴下した。続いて、この反応混合物を0℃で2時間撹拌した。この反応混合物に氷冷下、飽和塩化アンモニウム水溶液(100ml)、水(100ml)を順次加え、酢酸エチル(200ml)で抽出した。得られた水層を酢酸エチル(100ml)で再度抽出し、合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。この有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜100/1)で精製することにより、表題化合物(8.5g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.91 (t, 3H, J = 7.4 Hz), 1.31−1.35 (m, 2H), 1.55−1.59 (m, 2H), 2.56 (t, 2H, J = 7.8 Hz), 7.06−7.13 (m, 2H), 7.27−7.32 (m, 2H)。
【0335】
(2)2−(3−ブチルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−ブロモ−3−ブチルベンゼン(1.44g)の1,4−ジオキサン(15ml)溶液に、ビスピナコラートジボロン(1.97g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン付加体(287mg)、酢酸カリウム(2.07g)を室温で加え、80℃で15時間撹拌した。室温に冷却し、不溶物をセライトを通してろ去した。ろ液を水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=30/1〜10/1)で精製することにより、表題化合物(1.37g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.92 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.31−1.41 (m, 14H), 1.59−1.61 (m, 2H), 2.61 (t, 2H, J = 7.9 Hz), 7.24−7.30 (m, 2H), 7.59−7.65 (m, 2H)。
【0336】
(3)5−(3−ブチルフェニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(1.00g)の1,2−ジメトキシエタン(20ml)溶液に、2−(3−ブチルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(1.37g)、2M炭酸ナトリウム水溶液(10ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(197mg)、酢酸パラジウム(79mg)を室温で順次加え、加熱還流下、3時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、不溶物をセライトを通してろ去した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1〜2/3)で精製することにより、表題化合物(880mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.85 (t, 3H, J = 7.3 Hz), 1.17−1.27 (m, 2H), 1.40−1.47 (m, 2H), 2.49 (t, 2H, J = 7.6 Hz), 3.75 (br s, 2H), 5.90 (s, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.02−7.12 (m, 2H), 7.13−7.29 (m, 6H)。
【0337】
(4)(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸[5−(3−ブチルフェニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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5−(3−ブチルフェニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イルアミン(40mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.4ml)溶液に、製造例20と同様にして得られた(R)−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸(21mg)、HATU(63mg)、ジイソプロピルエチルアミン(29μL)を室温で順次加え、2時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/アセトン=1/5)で精製した。得られた固体にジイソプロピルエーテルを加え撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(12mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 0.82 (t, 3H, J = 7.4 Hz), 1.15 (tq, 2H, J = 7.4 Hz, 7.4Hz), 1.39 (tt, 2H, J = 7.4 Hz, 7.4Hz), 2.48 (t, 2H, J = 7.4 Hz), 3.36 (dd, 1H, J = 9.2 Hz, 5.6Hz), 3.59 (dd, 1H, J = 9.2 Hz, 9.2Hz), 4.32 (dd, 1H, J = 9.2 Hz, 5.6Hz), 6.33 (s, 1H), 6.60 (s, 1H), 6.90 (s, 1H), 6.98 (s, 1H), 7.09 (d, 1H, J = 7.6 Hz), 7.17 (d, 1H, J = 7.6 Hz), 7.20−7.30 (m, 3H), 7.32−7.43 (m, 3H), 10.70 (s, 1H).
。
【0338】
[製造例27]:実施例246((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)3−(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イロキシ)フェニルボロン酸
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水素化ナトリウム(149mg、60重量%オイルディスパージョン)のN,N―ジメチルホルムアミド(3.0ml)懸濁液を0℃に冷却し、(R)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオプロパン−2−オール(392mg)を加え、15分間撹拌した。続いて、3−(ブロモメチル)フェニルボロン酸(200mg)を加えた後、室温にて2時間撹拌した。この反応混合物に水、1M塩酸水溶液を順次加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮することで、表題化合物の粗精製物(1.0g)を得た。
【0339】
(2)1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
[この文献は図面を表示できません]
3−(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イロキシ)フェニルボロン酸(1.0g)に、製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(180mg)の1,2−ジメトキシエタン(2.0ml)溶液、2M炭酸ナトリウム水溶液(1.0ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(35mg)、酢酸パラジウム(II)(18mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/7)で精製することにより、表題化合物(151mg)を得た。
【0340】
(3)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチルエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチル−エトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(78mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(1.0ml)溶液に、製造例5と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(29mg)、WSC・HCl(44mg)を室温で順次加え、終夜撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。得られた固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(54mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 2.36−2.38 (m, 2H), 3.32−3.33 (m, 1H), 3.37−3.41 (m, 1H), 3.46−3.49 (m, 1H), 4.85 (m, 2H), 5.53−5.59 (m, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.17−7.18 (m, 1H), 7.22−7.24 (m, 2H), 7.34− 7.41 (m, 6H), 7.63 (s, 1H), 10.88 (s, 1H)。
【0341】
[製造例28]:実施例247((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)ベンゼン
[この文献は図面を表示できません]
窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(352mg、60重量%オイルディスパージョン)のテトラヒドロフラン(10ml)懸濁液を0℃に冷却し、2,2,2−トリフルオロエタノール(0.63ml)を加え、5分間撹拌した。続いて、3−ブロモベンジルブロミド(2.00g)を加えた後、加熱還流下で1時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜10/1)で精製することにより、表題化合物(2.05g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.84 (q, 2H, J = 8.68 Hz), 4.65 (s, 2H), 7.22−7.28 (m, 2H), 7.45−7.47 (m, 1H), 7.49−7.51 (m, 1H)。
【0342】
(2)4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)ベンゼン(2.05g)の1,4−ジオキサン(21ml)溶液に、ビスピナコラートジボロン(2.12g)、酢酸カリウム(2.24g)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン付加体(310mg)を室温で順次加え、80℃で19時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過した後、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=30/1)で精製することにより、表題化合物(1.69g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (s, 12H), 3.81 (q, 2H, J = 8.67 Hz), 4.68 (s, 2H), 7.38−7.40 (m, 1H), 7.47−7.48 (m, 1H), 7.76−7.78 (m, 2H)。
【0343】
(3)1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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アルゴン雰囲気下、製造例18で得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(70mg)の1,2−ジメトキシエタン(0.7ml)溶液に、4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−[1,3,2]ジオキサボロラン(80mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(0.35ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(13.0mg)、酢酸パラジウム(II)(5.2mg)を室温で順次加え、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(43mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.74 (q, 2H, J = 8.61 Hz), 3.77 (br s, 2H), 4.60 (s, 2H), 5.93 (s, 1H), 6.97−6.99 (m, 2H), 7.16−7.21 (m, 4H), 7.29−7.31 (m, 2H)。
【0344】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド
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1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(43mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(0.4ml)溶液に、製造例5と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(17mg)、WSC・HCl(34mg)を室温で順次加え、0.5時間撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取した。この固体をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(26mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 2.38−2.40 (m, 2H), 3.32−3.35 (m, 1H), 3.40−3.45 (m, 1H), 3.48−3.52 (m, 1H), 3.98 (q, 2H, J = 9.3 Hz), 4.61 (s, 2H), 6.93 (s, 1H), 7.18−7.40 (m, 8H), 7.63 (s, 1H), 10.86 (s, 1H).
。
【0345】
[製造例29]:実施例248((S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−クロロ−3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)ベンゼン
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アルゴン気流下、0℃で、水素化ナトリウム(601mg、60重量%オイルディスパージョン)のジメチルホルムアミド(13ml)懸濁液に、トリフルオロエタノール(1.08ml)を滴下し、15分間撹拌した。この反応液に、1−クロロ−3−フルオロ−5−クロロメチルベンゼン(2.23g)のジメチルホルムアミド(9ml)溶液を滴下した後、室温で1時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1の混合溶媒で抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜9/1)で精製することにより、表題化合物(2.85g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.87 (q, 2H, J = 8.8 Hz), 4.64 (s, 2H), 6.97 (d, 1H, J = 8.8 Hz) , 7.05 (dt, 1H, J = 8.8, 2.4 Hz) , 7.13 (br s, 1H)。
【0346】
(2)2−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン
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アルゴン雰囲気下、1−クロロ−3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)ベンゼン(2.65g)の1,4−ジオキサン(60ml)溶液にビスピナコラートジボロン(3.41g)、酢酸カリウム(3.33g)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(521mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(253mg)を室温で順次加え、加熱還流下、6時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却した後、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/0〜19/1)で精製した。得られた粗精製物をn−ヘキサンに懸濁させ、不溶物をろ去した。ろ液を減圧濃縮することにより、表題化合物(2.71g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.35 (s, 12H), 3.83 (q, 2H, J = 8.8 Hz), 4.67 (s, 2H), 7.18 (d, 1H, J = 8.8 Hz) , 7.44 (dd, 1H, J = 8.8, 2.4 Hz) , 7.50 (br s, 1H)。
【0347】
(3)1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例18で得られた1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−1H−ピラゾール−3−イルアミン(38mg)の1,4−ジオキサン(0.4ml)溶液に、2−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン(50mg)、酢酸パラジウム(II)(3mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(7mg)、2M炭酸カリウム水溶液(0.2ml)を室温で順次加え、105℃で4時間撹拌した。この反応混合物の水層を除去後、シリカゲル(5g)を敷いてろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル1/1)で精製することにより、表題化合物を得た。
【0348】
(4)(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸{1−(4−フルオロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミドの合成
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前工程で得られた1−(4−クロロフェニル)−5−[3−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(約0.125mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)溶液に、製造例14と同様にして得られた(S)−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(18mg)、WSC・HCl(29mg)を室温で順次加え、3時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=10/1)で精製した。得られた固体に水と少量のメタノールを加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(33mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.61 (dd, 1H, J = 17.2, 9.6 Hz), 2.78 (dd, 1H, J = 17.2, 8.8 Hz), 3.32−3.42 (m, 1H), 3.61 (t, 1H, J = 8.8 Hz ), 3.71 (dd, 1H, J = 9.6, 7.2 Hz), 3.79 (q, 2H, J = 8.8 Hz), 4.59 (s, 2H), 6.04 (s, 1H), 6.89 (d, 1H, J = 9.2 Hz ), 6.99−7.10 (m, 5H), 7.19−7.24 (m, 2H), 8.48 (s, 1H)。
【0349】
[製造例30]:実施例249(4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド)の合成
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(1)2−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)−2−プロペン−1−オール
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アルゴン雰囲気下、0℃で、水素化ナトリウム(490mg、60重量%オイルディスパージョン)のテトラヒドロフラン(10ml)懸濁液に、2−メチレン−1,3−プロパンジオール(1ml)、tert−ブチルジメチルクロロシラン(2.22g)を順次加えた後、室温で1時間撹拌した。この反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1)で精製することにより、表題化合物(1.62g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.09 (s, 6H), 0.91 (s, 9H), 1.96 (t, 1H, J = 3.09 Hz), 4.18 (d, 2H, J = 3.09 Hz), 4.25 (s, 2H), 5.08 (d, 1H, J = 1.32 Hz), 5.10 (d, 1H, J = 1.32 Hz)。
【0350】
(2)[2−(tertブチルジメチルシラニロキシメチル)アリル]−(2,4−ジメトキシベンジル)アミン
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0℃で、2−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)−2−プロペン−1−オール(1.58g)のクロロホルム(16ml)溶液に、トリエチルアミン(2.2ml)、メタンスルホニルクロリド(0.73ml)を順次加えた後、2時間撹拌した。、この反応液にトリエチルアミン(1.2ml)、2,4−ジメトキシベンジルアミン(1.3ml)を順次加えた後、室温で15時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、有機層を分離し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(1.14g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.07 (s, 6H), 0.91 (s, 9H), 3.21 (s, 2H), 3.69 (s, 2H), 3.80 (s, 6H), 4.18 (s, 2H), 5.02 (s, 1H), 5.13 (s, 1H), 6.41−6.45 (m, 2H), 7.12 (d, 1H, J = 7.91 Hz)。
【0351】
(3)(E)−2−(2−トシルヒドラゾノ)酢酸
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グリオキシル酸一水和物(644mg)に水(7ml)を加えて得られた懸濁液を65℃に昇温し溶解させ、p−トルエンヒドラジド(1.30g)の2.5M塩酸水溶液(4.2ml)を加え、15分間攪拌した。この反応混合物を室温に冷却し、析出した固体をろ取し、水で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥することにより、表題化合物(1.42g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.46 (s, 3H), 7.14 (s, 1H), 7.38 (d, 2H, J = 8.14 Hz), 7.83 (d, 2H, J = 8.14 Hz), 8.46 (s, 1H)。
【0352】
(4)ジアゾ酢酸 2,5−ジオキソピロリジン−1−イル エステル
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アルゴン雰囲気下、(E)−2−(2−トシルヒドラゾノ)酢酸(1.42g)の1,4−ジオキサン(14ml)溶液に、N−ヒドロキシこはく酸イミド(677mg)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(1.21g)を室温で順次加え、17時間撹拌した。この反応混合物をセライトろ過し、1,4−ジオキサンで溶出した。このろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/ジエチルエーテル=1/3)で精製することにより、表題化合物(579mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 2.85 (s, 4H), 5.11 (s, 1H)。
【0353】
(5)N−[2−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)アリル]−2−ジアゾ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)アセトアミド
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[2−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)アリル]−(2,4−ジメトキシベンジル)アミン(384mg)のクロロホルム(3.8ml)溶液に、トリエチルアミン(0.23ml)、ジアゾ酢酸 2,5−ジオキソピロリジン−1−イル エステル(200mg)を室温で順次加え、16時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=4/1)で精製することにより、表題化合物(223mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.06 (s, 6H), 0.90 (s, 9H), 3.79 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 3.88−3.91 (m, 2H), 4.08 (s, 2H), 4.93 (s, 1H), 5.04 (s, 1H), 5.18 (s, 1H), 6.43−6.47 (m, 3H)。
【0354】
(6)5−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)−3−(2,4−ジメトキシベンジル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オン
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アルゴン雰囲気下、N−[2−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)アリル]−2−ジアゾ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)アセトアミド(43mg)のベンゾトリフルオリド(0.4ml)溶液に、酢酸ロジウム(II)ダイマー二水和物(2.4mg)を室温で加え、50℃で24時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(14.2mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.01 (s, 6H), 0.72 (dd, 1H, J = 4.42, 3.61 Hz), 0.85 (s, 9H), 1.11 (dd, 1H, J = 8.84, 4.42 Hz), 1.81 (dd, 1H, J = 8.84, 3.61 Hz), 3.16 (d, 1H, J = 10.47 Hz), 3.36 (d, 1H, J = 10.47 Hz), 3.62 (d, 1H, J = 10.70 Hz), 3.70 (d, 1H, J = 10.70 Hz), 3.79 (s, 3H), 3.79 (s, 3H), 4.25 (d, 1H, J = 14.65 Hz), 4.38 (d, 1H, J = 14.65 Hz), 6.40−6.44 (m, 2H), 7.06−7.09 (m, 1H)。
【0355】
(7)3−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−ヒドロキシメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オン
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5−(tert−ブチルジメチルシラニロキシメチル)−3−(2,4−ジメトキシベンジル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オン(14.2mg)のテトラヒドロフラン(0.3ml)溶液に、フッ化n−ブチルアンモニウム(54μl、1.0Mテトラヒドロフラン溶液)を室温で加え、1時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチルのみ〜クロロホルム/メタノール=9/1)で精製することにより、表題化合物(9.2mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.77 (dd, 1H, J = 4.84, 3.43 Hz), 1.12 (dd, 1H, J = 8.87, 4.84 Hz), 1.85 (dd, 1H, J = 8.87, 3.43 Hz), 3.23 (d, 1H, J = 10.07 Hz), 3.45 (d, 1H, J = 10.07 Hz), 3.66 (d, 1H, J = 11.69 Hz), 3.70 (d, 1H, J = 11.69 Hz), 3.79 (s, 3H), 3.79 (s, 3H), 4.21 (d, 1H, J = 14.51 Hz), 4.43 (d, 1H, J = 14.51 Hz), 6.41−6.44 (m, 2H), 7.07−7.10 (m, 1H)。
【0356】
(8)3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルバルデヒド
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アルゴン雰囲気下、3−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−ヒドロキシメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オン(9.2mg)のジメチルスルホキシド/クロロホルム(2/1,135μl)溶液に、トリエチルアミン(23μl)、三酸化硫黄−ピリジン錯体(10.6mg)を室温で順次加え、2時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、表題化合物の粗精製物(10.8mg)を得た。
【0357】
(9)3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸
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アルゴン雰囲気下、室温で、3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルバアルデヒド(10.8mg)のtert−ブタノール/テトラヒドロフラン/水(4/3/1,0.5ml)溶液に、リン酸二水素ナトリウム二水和物(20.2mg)を加えた。この反応混合物を0℃に冷却し、2−メチル−2−ブテン(18μl)、亜塩素酸ナトリウム(9.0mg)を順次加えた後、室温にて24時間撹拌した。この反応混合物を0℃に冷却してから水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製することにより、表題化合物(3.7mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.69−0.71 (m, 1H), 1.68−1.71 (m, 1H), 2.25−2.28 (m, 1H), 3.11 (d, 1H, J = 11.28 Hz), 3.49 (s, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.73 (s, 3H), 3.75 (d, 1H, J = 11.28 Hz), 3.98 (d, 1H, J = 13.30 Hz), 4.42 (d, 1H, J = 13.30 Hz), 6.33−6.38 (m, 2H), 6.95−6.98 (m, 1H)。
【0358】
(10)3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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製造方法2−2と同様にして得られた1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン(3.5mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)溶液に、3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸(3.7mg)、WSC・HCl(3.6mg)を室温で順次加え、14時間撹拌した。この反応混合物にジイソプロピルエチルアミン(3.3μl)、HATU(7.3mg)を加え、室温でさらに72時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することで、表題化合物(6.3mg)を得た。
【0359】
(11)4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド
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3−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸[1−フェニル−5−(3−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミド(6.3mg)にアニソール(2μl)、トリフルオロ酢酸(0.5ml)を室温で順次加え、80℃で3時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=9/1)で精製することにより、表題化合物(0.3mg)を得た。
1H−NMR (CDCl3) δ: 0.83−0.88 (m, 4H), 1.22−1.28 (m, 3H), 1.95 (dd, 1H, J = 9.3, 4.8 Hz), 2.49 (t, 2H, J = 8.5 Hz), 3.60 (d, 1H, J = 10.1 Hz), 4.01 (d, 1H, J = 10.1 Hz), 5.14 (s, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.04−7.34 (m, 9H), 7.83 (s, 1H).
。
【0360】
[製造例31]:実施例250(4−オキソ−5−アザビスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸{1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミド)の合成
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(1)1−アセチルシクロプロパンカルボン酸メチルエステル
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アセト酢酸メチル(3ml)のアセトン(30ml)溶液に、炭酸カリウム(11.54g)、1,2−ジブロモエタン(2.4ml)を室温で順次加え、65℃で17時間撹拌した。この反応混合物をろ過し、ろ液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=10/1)で精製することにより、表題化合物(2.17g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.48 (s, 4H), 2.47 (s, 3H), 3.75 (s, 3H)。
【0361】
(2)1−(1−トリフルオロメタンスルホニロキシビニル)シクロプロパンカルボン酸メチルエステル
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アルゴン雰囲気下、0℃で、ジイソプロピルアミン(2.37ml)のテトラヒドロフラン(11ml)溶液に、n−ブチルリチウム(10.4ml、1.6M n−ヘキサン溶液)を加え、0.5時間撹拌した。−78℃で、1−アセチルシクロプロパンカルボン酸メチルエステル(2.17g)のテトラヒドロフラン(11ml)溶液を加え、0.5時間撹拌した。続いて、N−フェニルビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(6.00g)を加え、0.5時間撹拌した後、0℃でさらに1時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮することで、表題化合物(4.36g)を得た。
【0362】
(3)1−(1−メトキシカルボニルビニル)シクロプロパンカルボン酸メチルエステル
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前工程で得られた1−(1−トリフルオロメタンスルホニロキシビニル)シクロプロパンカルボン酸メチルエステル(4.36g)のN,N−ジメチルホルムアミド/メタノール(1/2、66ml)混合溶液に、トリエチルアミン(6.4ml)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(1.07g)を室温で順次加え、反応容器内を常圧の一酸化炭素で置換した。この反応溶液を50℃で18時間撹拌した後、室温に冷却し反応容器内を窒素で置換した。この反応混合物に水と酢酸エチルを加え、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、分離した有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=8/1)で精製することにより、表題化合物(720mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 1.03 (dd, 2H, J = 7.33, 4.07 Hz), 1.51 (dd, 2H, J = 7.33, 4.07 Hz), 3.65 (s, 3H), 3.78 (s, 3H), 5.64 (d, 1H, J = 0.93 Hz), 6.31 (d, 1H, J = 0.93 Hz)。
【0363】
(4)5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸メチルエステル
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1−(1−メトキシカルボニルビニル)シクロプロパンカルボン酸メチルエステル(720mg)のトルエン(3.6ml)溶液に、2,4−ジメトキシベンジルアミン(587μl)を室温で加えた後、加熱還流下で20時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製することにより、表題化合物(567mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.81−0.84 (m, 2H), 1.09−1.12 (m, 1H), 1.22−1.28 (m, 1H), 3.10 (dd, 1H, J = 8.84, 5.23 Hz), 3.48 (dd, 1H, J = 10.00, 8.84 Hz), 3.66 (dd, 1H, J = 10.00, 5.23 Hz), 3.67 (s, 3H), 3.80 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 4.45 (d, 1H, J = 14.77 Hz), 4.51 (d, 1H, J = 14.77 Hz), 6.45−6.47 (m, 2H), 7.16−7.18 (m, 1H)。
【0364】
(5)5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸
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5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸メチルエステル(2.02g)のテトラヒドロフラン/メタノール(1/1、12ml)混合溶液に、1M水酸化ナトリウム水溶液(12ml)を室温で加え、1時間撹拌した。この反応溶液に、2M塩酸水溶液(6ml)を加えて撹拌した後、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた固体にジイソプロピルエーテル(8ml)を加え、撹拌した。この懸濁液より固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(1.59g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.83−0.88 (m, 1H), 0.95−1.00 (m, 1H), 1.12−1.18 (m, 1H), 1.21−1.28 (m, 1H), 3.10 (dd, 1H, J = 8.61, 5.12 Hz), 3.49 (dd, 1H, J = 10.23, 8.61 Hz), 3.64 (dd, 1H, J = 10.23, 5.12 Hz), 3.78 (s, 3H), 3.79 (s, 3H), 4.43 (d, 1H, J = 14.65 Hz), 4.50 (d, 1H, J = 14.65 Hz), 6.42−6.45 (m, 2H), 7.13−7.16 (m, 1H)。
【0365】
(6)7−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−5−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4−オンの光学活性体
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5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸(1.59g)のクロロホルム(16ml)溶液に、(R)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(1.11g)、WSC・HCl(1.20g)、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン(318mg)を室温で順次加え、4時間撹拌した。この反応混合物に水を加え、有機層を分離し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で低極性成分を分離精製し、表題化合物(1.39g)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 0.77−0.82 (m, 1H), 1.11−1.17 (m, 2H), 1.26−1.30 (m, 1H), 2.67 (dd, 1H, J = 13.23, 10.37 Hz), 3.38 (dd, 1H, J = 13.23, 3.42 Hz), 3.49−3.55 (m, 1H), 3.65 (dd, 1H, J = 10.37, 3.42 Hz), 3.81 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 4.17−4.19 (m, 2H), 4.34−4.36 (m, 1H), 4.48 (d, 1H, J = 15.00 Hz), 4.57 (d, 1H, J = 15.00 Hz), 4.64−4.68 (m, 1H), 6.45−6.50 (m, 2H), 7.21−7.24 (m, 3H), 7.29−7.37 (m, 3H)。
【0366】
(7)5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸の光学活性体
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水酸化リチウム一水和物(142mg)の水(5ml)溶液に、−5℃で30重量%過酸化水素水(0.8ml)を加え、15分間撹拌した。この反応混合物にテトラヒドロフラン(5ml)、7−((R)−4−ベンジル−2−オキソオキサゾリジン−3−カルボニル)−5−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4−オンの光学活性体(1.39g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を順次加え、さらに1時間撹拌した。この反応混合液に亜硫酸水素ナトリウム(815mg)の水(5ml)溶液を加え、室温で1時間撹拌した後、酢酸エチルで抽出した。この有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチルのみ)で精製した。得られた固体にジイソプロピルエーテル/酢酸エチル/n−ヘキサン(10/1/5、10ml)を加え、撹拌した。この懸濁液から固体をろ取し、減圧乾燥することにより、表題化合物(372mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.83−0.89 (m, 3H), 0.94−0.97 (m, 1H), 3.07−3.11 (m, 1H), 3.42−3.51 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.78 (s, 3H), 4.28 (d, 1H, J = 14.89 Hz), 4.34 (d, 1H, J = 14.89 Hz), 6.49 (dd, 1H, J = 8.37, 2.33 Hz), 6.57 (d, 1H, J = 2.33 Hz), 7.04 (d, 1H, J = 8.37 Hz), 12.56 (br s, 1H)。
【0367】
(8)4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸の光学活性体
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5−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸の光学活性体(372mg)にアニソール(159μl)、トリフルオロ酢酸(5.6ml)を室温で順次加え、80℃で4時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、ジイソプロピルエーテル(10ml)を加えた。析出した固体をろ取することにより、表題化合物(144mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D
6) δ: 0.77−0.82 (m, 3H), 0.86−0.91 (m, 1H), 3.12 (t, 1H, J = 6.75 Hz), 3.48 (d, 2H, J = 6.75 Hz), 7.70 (br s, 1H), 12.51 (br s, 1H)。
【0368】
(9)1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン
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製造例2と同様にして得られた5−ヨード−1−フェニル−1H−ピラゾ−ル−3−イルアミン(221mg)の1,2−ジメトキシエタン(2.2ml)溶液に、製造例28で得られた4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−[1,3,2]ジオキサボロラン(269mg)、2M炭酸ナトリウム水溶液(1.1ml)、トリシクロヘキシルホスフィン(43.4mg)、酢酸パラジウム(II)(17.4mg)を室温で順次加え、100℃で12時間撹拌した。この反応混合物に室温で飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、セライトろ過し、酢酸エチルで溶出した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=2/1)で精製することにより、表題化合物(258mg)を得た。
1H−NMR (CDCl
3) δ: 3.66 (q, 2H, J = 8.7 Hz), 3.77 (br s, 2H), 4.57 (s, 2H), 5.92 (s, 1H), 7.12−7.33 (m, 9H)。
【0369】
(10)4−オキソ−5−アザビスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸{1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミドの光学活性体
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1−フェニル−5−[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イルアミン(19.5mg)のN,N−ジメチルアセトアミド(0.2ml)溶液に、4−オキソ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−カルボン酸の光学活性体(10.5mg)、WSC・HCl(16.1mg)を室温で順次加え、0.5時間撹拌した。この反応混合物に水を加えた後、析出した固体をろ取し、減圧乾燥することで、表題化合物(15.4mg)を得た。
1H−NMR (DMSO−D6) δ: 0.66−0.71 (m, 1H), 0.78−0.82 (m, 1H), 0.88−0.99 (m, 2H), 3.33−3.37 (m, 1H), 3.50−3.54 (m, 1H), 3.56−3.60 (m, 1H), 3.97 (q, 2H, J = 9.3 Hz), 4.61 (s, 2H), 6.93 (s, 1H), 7.15−7.17 (m, 1H), 7.22−7.26 (m, 3H), 7.31−7.41 (m, 5H), 7.72 (s, 1H), 10.73 (s, 1H)。
【0370】
実施例9〜234及び251〜605の化合物を、上記製造例と同様にして製造した。実施例9〜234の化合物を実施例1〜8の化合物とともに以下の表1に示す。実施例251〜605の化合物を実施例235〜250の化合物とともに以下の表2に示す。
【0371】
[表1]
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【0372】
[表2]
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【0373】
表2中、構造情報A、B、C、D及びE(実施例255、256、275、277、307、309、397、398、404及び405)は、カルボニル基のα位の不斉炭素原子に由来する鏡像異性体についての情報である。該鏡像異性体は上記製造方法3−1の補助工程2と同様の方法で単離精製した。
【0374】
構造情報A(実施例255及び256)
実施例255は、下記化合物[60]又は化合物[61]の内、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル)の高極性成分を用いて合成した。実施例256は低極性成分を用いて合成した。
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【0375】
構造情報B(実施例275及び277)
実施例275は、下記化合物[62]又は化合物[63]の内、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/3)の低極性成分を用いて合成した。実施例277は高極性成分を用いて合成した。
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【0376】
構造情報C(実施例307及び309)
実施例307は、下記化合物[64]又は化合物[65]の内、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/1)の低極性成分を用いて合成した。実施例309は高極性成分を用いて合成した。
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【0377】
構造情報D(実施例397及び398)
実施例397は、下記化合物[66]又は化合物[67]の内、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/7)の低極性成分を用いて合成した。実施例398は高極性成分を用いて合成した。
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【0378】
構造情報D(実施例404及び405)
実施例404は、下記化合物[68]又は化合物[69]の内、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム/酢酸エチル=1/1)の低極性成分を用いて合成した。実施例405は高極性成分を用いて合成した。
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【0379】
[試験例]:
被験化合物のSGLT1阻害活性(IC
50値)は、SGLT1によって輸送されるα−メチル−D−グルコピラノシドのラベル体(
14C−AMG)の細胞内取り込み量を基に算出した。
1)ヒトSGLT1発現プラスミドの構築
PCR(Polymerase Chain Reaction)によりpCMV6−hSGLT1(OriGene社)を鋳型とし、ベクター由来のKozac consensus配列の前にNheI認識切断配列を,ヒトSGLT1のタンパク質翻訳領域の直後に終止コドンTAGとSalI認識切断配列を付加したヒトSGLT1を含むDNA断片を増幅した。精製したDNA断片を制限酵素NheIとSalIで消化し、NheIとXhoIで消化したpcDNA3.1(+)と連結してヒトSGLT1発現プラスミドpcDNA−hSGLT1を構築した。ベクターに挿入したヒトSGLT1の塩基配列は、GenBank登録のヒトSGLT1配列(Accession number NM_000343)のタンパク質翻訳領域と完全に一致し、また、ベクターとの接続部分の配列も想定どおりであった。
【0380】
2)ヒトSGLT1安定発現細胞株の樹立
ヒトSGLT発現プラスミドpcDNA−hSGLT1をそれぞれCHO−K1細胞にLipofectamine2000(invitrogen社)を用いてトランスフェクションし、G418(ナカライテスク)存在下で薬剤耐性細胞株を選抜した。得られた薬剤耐性細胞株から、細胞あたりの
14C−AMG取り込み量と、SGLT阻害剤であるphlorizin添加時の
14C−AMG取り込み量の比(S/B比)が最も高い細胞株をヒトSGLT1安定発現細胞株として選抜した。
【0381】
3)SGLT1阻害活性の評価
ヒトSGLT1安定発現細胞株をBioCoat
TM Poly−D−Lysine 96 well plate with Lid(Becton,Dickinson and Company社)に5×10
4cells/wellで播種し、37℃、5%CO
2で一晩培養した。培地を100μL/wellのNa(−)buffer(140mM choline chloride、2mM KCl、1mM MgCl
2、1mM CaCl
2、10mM HEPES、5mM Tris、pH7.4)に交換し37℃,5%CO
2で20分間静置した。Na(−)bufferを除去後、BSAを含むNa(+)buffer(140mM NaCl、2mM KCl、1mM MgCl
2、1mM CaCl
2、10mM HEPES、5mM Tris、pH7.4)を用いて調製した被験物質溶液を40μL/well添加した。更に、8kBqの
14C−AMG及び2mM AMGを含むNa(+)bufferを40μL/well加えて混和した。ブランクには、BSAを含むNa(−)bufferを40μL/well添加し、更に8kBqの
14C−AMG及び2mM AMGを含むNa(−)bufferを40μL/well加えて混和した。37℃、5%CO
2で1時間静置した後、100μL/wellの氷冷したwash buffer(100mM AMG、 140mM choline chloride、2mM KCl、1mM MgCl
2、1mM CaCl
2、10mM HEPES、5mM Tris、pH7.4)で細胞を2回洗浄して反応を停止した。50μL/wellの0.2N NaOH水溶液を添加して細胞ライセートを調製した。
14C−AMGの取り込み能評価には、MicroScint−40(Perkin−Elmer社)を100μL/well分注したOptiPlate96(Perkin−Elmer社)に細胞ライセートを全量移し、TOPCOUNT NXT(Perkin−Elmer社)で
14CのCPMを測定した。
各処置をしたウェルのCPMの平均値からブランクウェルのCPMの平均値を差し引いた値をデータとした。被験物質の各濃度の阻害率は、以下の式から算出した:[(A−B)/A]×100、Aは溶媒対照のデータ、Bは被験物質処置のデータ。被験物質のIC
50値(50%阻害濃度)は,阻害率が50%を挟む2点の濃度とその阻害率から算出した。実施例1〜234及び249〜605の化合物についての結果を以下の表3及び4にそれぞれ示した。
【0382】
[表3]
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【0383】
[表4]
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【0384】
本発明の製剤例としては、例えば下記の製剤が挙げられる。しかしながら、本発明はこれら製剤例によって限定されるものではない。
製剤例1(カプセルの製造)
1)実施例1の化合物 30mg
2)微結晶セルロース 10mg
3)乳糖 19mg
4)ステアリン酸マグネシウム 1mg
1)、2)、3)及び4)を混合して、ゼラチンカプセルに充填する。
【0385】
製剤例2(錠剤の製造)
1)実施例1の化合物 10g
2)乳糖 50g
3)トウモロコシデンプン 15g
4)カルメロースカルシウム 44g
5)ステアリン酸マグネシウム 1g
1)、2)、3)の全量及び30gの4)を水で練合し、真空乾燥後、整粒を行う。この整粒末に14gの4)及び1gの5)を混合し、打錠機により打錠する。このようにして、1錠あたり実施例1の化合物10mgを含有する錠剤1000錠を得る。