(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
光送受信装置であって、光時間領域反射計(OTDR)送信側、OTDR受信側、入力光インターフェース、出力光インターフェース、チューブ本体、ビームスプリッターおよびサイドバンドフィルタープレートを含み、
前記OTDR送信側は、外部電気信号を検出光信号に変換し、前記サイドバンドフィルタープレートに伝送し、前記サイドバンドフィルタープレートから反射された光を隔離するように構成され、
前記OTDR受信側は、前記ビームスプリッターから出力された反射部分の光を電気信号に変換するように構成され、
前記入力光インターフェースは、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、サービス光信号の正常伝送を行うように構成され、
前記出力光インターフェースは、前記検出すべき光ファイバネットワークに接続され、前記サービス光信号の正常伝送を行い、受信された前記検出光信号を前記検出すべき光ファイバネットワークに伝送してOTDR検出を行い、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号を前記ビームスプリッターに伝送するように構成され、
前記ビームスプリッターは、前記サービス光信号を全て双方向透過させ、透過された前記サービス光信号を前記入力光インターフェースまたは前記出力光インターフェースに伝送し、前記検出光信号を特定の割合で反射および透過させ、透過部分の検出光信号を前記出力光インターフェースに伝送し、前記散乱光信号および前記反射光信号を特定の割合で反射および透過させ、反射部分の光を前記OTDR受信側に伝送し、透過部分の光を前記サイドバンドフィルタープレートに伝送するように構成され、
前記サイドバンドフィルタープレートは、前記サービス光信号を全て双方向透過させ、透過された前記サービス光信号を前記入力光インターフェースまたは前記出力光インターフェースに伝送し、前記OTDR送信側から送信された前記検出光信号を全て前記ビームスプリッターに反射し、前記ビームスプリッターから送信された透過部分の光を全て前記OTDR送信側に伝送するように構成され、
前記チューブ本体は、前記光送受信装置の光路構造の外部をパッケージングし、前記ビームスプリッターから反射された部分の検出光信号を吸収するように構成される、前記光送受信装置。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施形態は、OTDR検出光信号を送信および受信するとともに、少なくとも主光路におけるサービス光信号とテスト光信号の伝送が相互に影響を受けないことを保証する光送受信装置および方法を提供する。
【0006】
本発明の実施形態による光送受信装置は、光時間領域反射計(OTDR)送信側、OTDR受信側、入力光インターフェース、出力光インターフェース、チューブ本体、ビームスプリッターおよびサイドバンドフィルタープレートを含み、OTDR送信側は、外部電気信号を検出光信号に変換し、サイドバンドフィルタープレートに伝送し、サイドバンドフィルタープレートから反射された光を隔離するように構成され、OTDR受信側は、ビームスプリッターから出力された反射部分の光を電気信号に変換するように構成され、入力光インターフェースは、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、サービス光信号の正常伝送を行うように構成され、出力光インターフェースは、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、サービス光信号の正常伝送を行い、受信された検出光信号を検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号をビームスプリッターに伝送するように構成され、ビームスプリッターは、サービス光信号を全て双方向透過させ、透過されたサービス光信号を入力光インターフェースまたは出力光インターフェースに伝送し、検出光信号を特定の割合で反射および透過させ、透過部分の検出光信号を出力光インターフェースに伝送し、散乱光信号および反射光信号を特定の割合で反射および透過させ、反射部分の光をOTDR受信側に伝送し、透過部分の光伝送をサイドバンドフィルタープレートに伝送するように構成され、サイドバンドフィルタープレートは、サービス光信号を全て双方向透過させ、透過されたサービス光信号を入力光インターフェースまたは出力光インターフェースに伝送し、OTDR送信側から送信された検出光信号を全てビームスプリッターに反射し、ビームスプリッターから送信された透過部分の光をOTDR送信側に伝送するように構成され、チューブ本体は、光送受信装置の光路構造の外部をパッケージングし、ビームスプリッターから反射された部分の検出光信号を吸収するように構成される。
【0007】
好ましくは、OTDR送信側は、外部電気信号を検出光信号に変換するように構成されるOTDR送信TOと、OTDR送信TOから送信された検出光信号を送信方向に沿って一方向伝送させ、サイドバンドフィルタープレートから反射された光を隔離するように構成されるアイソレーターと、検出光信号を平行光に変換してサイドバンドフィルタープレートに伝送するように構成される第一のCレンズと、を含む。
【0008】
好ましくは、OTDR受信側は、OTDR受信TO、バンドパスフィルター、および第二のCレンズを含み、第二のCレンズは、ビームスプリッターから出力された反射部分の光を収束するように構成され、バンドパスフィルターは、反射部分の光のうちの検出光信号をOTDR受信TOに伝送するように構成され、OTDR受信TOは、バンドパスフィルターから出力された検出光信号を電気信号に変換するように構成される。
【0009】
好ましくは、入力光インターフェースは、入力光インターフェース側レセプタクルおよび第三のCレンズを含み、入力光インターフェース側レセプタクルは、サービス光信号の正常伝送を行うように構成され、第三のCレンズは、入力光インターフェース側レセプタクルに入った光信号を収束し、入力光インターフェース側レセプタクルから放出された光信号を平行光に変換するように構成される。
【0010】
好ましくは、出力光インターフェースは、出力光インターフェース側レセプタクルおよび第四のCレンズを含み、出力光インターフェース側レセプタクルは、サービス光信号の正常伝送を行い、受信された検出光信号を検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号をビームスプリッターに伝送するように構成され、第四のCレンズは、出力光インターフェース側レセプタクルに入った光信号を収束し、出力光インターフェース側レセプタクルから放出された光信号を平行光に変換するように構成される。
【0011】
好ましくは、ビームスプリッターは、OTDR送信側、OTDR受信側、入力光インターフェースおよび出力光インターフェースと45度の角度で置かれ、サイドバンドフィルタープレートは、OTDR送信側、OTDR受信側、入力光インターフェース、および光インターフェースと45度の角度で置かれる。
【0012】
好ましくは、OTDR送信側は、アイソレーターおよび第一のCレンズを支持するように構成される第一の金属支持体をさらに含む。
【0013】
好ましくは、OTDR受信側は、バンドパスフィルターおよび第二のCレンズを支持するように構成される第二の金属支持体をさらに含む。
【0014】
好ましくは、入力光インターフェースは、入力光インターフェース側レセプタクルを支持するように構成される第三の金属支持体をさらに含む。
【0015】
好ましくは、出力光インターフェースは、出力光インターフェース側レセプタクルを支持するように構成される第四の金属支持体をさらに含む。
【0016】
本実施形態による前記光送受信装置に用いられる光送受信方法は、
検出すべき光ファイバネットワークのサービス光信号が出力光インターフェースを介してビームスプリッターとサイドバンドフィルターに放出され、ビームスプリッターとサイドバンドフィルターがサービス光信号を全て入力光インターフェースに透過させ、入力光インターフェースを介して検出すべき光ファイバネットワークに伝送し、または、サービス光信号が入力光インターフェースを介してサイドバンドフィルターとビームスプリッターに放出され、サイドバンドフィルターとビームスプリッターがサービス光信号を全て出力光インターフェースに透過させ、出力光インターフェースを介して検出すべき光ファイバネットワークに伝送されることと、
OTDR送信側が外部電気信号を検出光信号に変換し、サイドバンドフィルターに伝送し、サイドバンドフィルターが検出光信号を全て反射し、反射された検出光信号がメインチャネルのサービス光の光路でビームスプリッターに伝送され、ビームスプリッターが検出光信号を特定の割合で反射および透過させ、透過部分の検出光信号を出力光インターフェースを介して検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、反射部分の検出光信号をチューブ本体に伝送して吸収することと、
OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号が出力光インターフェースを介してビームスプリッターに放出され、ビームスプリッターが散乱光信号および反射光信号を特定の割合で反射および透過させ、反射部分の光をOTDR受信側に伝送し、透過部分の光をサイドバンドフィルターに伝送し、OTDR受信側がビームスプリッターから出力された反射部分の光を電気信号に変換し、サイドバンドフィルターが透過部分の光をOTDR送信側に反射し、OTDR送信側がサイドバンドフィルターから反射された光を隔離することとを含む。
【0017】
本発明の実施形態の有益な効果は、つぎの通りである。
【0018】
本発明の実施形態の光学部品は、OTDR検出光信号送信および受信機能を備え、検出光信号とサービス光信号の多重化/逆多重化をサポートし、主光路におけるサービス光信号と検出光信号の伝送が相互に影響を受けないことを保証し、光モジュールの重要な部材として光伝送システム装置に集積されることができ、それによってOTDR検出機能がシステムに内蔵されることができ、光ファイバ故障検出の維持管理コストを削減させる
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態をさらに詳しく説明する。本発明の例示的な実施形態が図面に示されるが、ここに記載される実施形態に限定されなく、様々な形態で本発明を実現することができると理解すべきである。逆に、これらの実施形態は、本発明をより十分に理解することができ、且つ本発明の範囲を完全に当業者に伝えることができるために提供される。
【0021】
OTDR検出光信号を送信および受信するとともに、主光路におけるサービス光信号とテスト光信号の伝送が相互に影響を受けないことを保証することができるように、本発明の実施形態は、光送受信装置および方法を提供する。当該装置は、OTDR送信側、OTDR受信側、入力光インターフェース、出力光インターフェース、チューブ本体、2つの45°フィルターを含む。OTDR送信側は、OTDR送信TO(トランジスタ素子)、アイソレーター、Cレンズ(C―lens)を含む。OTDR受信側は、OTDR受信TO、バンドパスフィルター、C―lensを含む。入力光インターフェースは、レセプタクル、C―lensを含み、出力光インターフェースは、レセプタクル、C―lensを含む。チューブ本体は、パッケージケースとする金具を含む。2つの45°フィルターは、OTDR受信側に用いられる特定割合ビームスプリッターとOTDR送信側に用いられるサイドバンドフィルタープレートを含む。
【0022】
OTDR送信側は、外部電気信号をOTDRテストシステム要求を満たす検出光信号に変換することができ、波長が1625nm〜1675nmである。OTDR受信側は、反射された検出光信号をシステムで検出可能な電気信号に変換することができる。入力光インターフェースと出力光インターフェースは、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、システムのサービス光信号が正常に伝送されることができることを保証するように構成される。出力光インターフェースは、検出すべき光ファイバネットワークの一端に接続され、検出光信号が検出すべき光ファイバネットワークに入ることが可能となり、検出により生成された散乱光、反射光信号が光学部品に返信されることが可能となるように構成される。チューブ本体は、光路構造の外部パッケージングに用いられる。45°フィルターは、OTDRテスト光信号を特定の透過および反射割合で分割するとともに、伝送システムのサービス光信号が全て通過することが可能となるように構成されるOTDR受信側の特定割合ビームスプリッターを含む。OTDR送信側のサイドバンドフィルタープレートは、OTDR送信側から送信された信号を反射し、サービス光信号が全て通過することが可能となるように構成される。以下、図面および実施形態を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。ここに記載される具体的な実施形態は、本発明を説明するためだけであって、本発明を限定しないと理解すべきである。
【0023】
装置の実施形態
本発明の実施形態によれば、光送受信装置が提供される。
図1は本発明の実施形態による光送受信装置の構造図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による光送受信装置は、OTDR送信側1、OTDR受信側2、入力光インターフェース3、出力光インターフェース4、チューブ本体5、ビームスプリッター6およびサイドバンドフィルタープレート7を含む。以下、本発明の実施形態の各モジュールを詳しく説明する。
【0024】
具体的には、OTDR送信側1は、外部電気信号を検出光信号に変換し、サイドバンドフィルタープレート7に伝送し、サイドバンドフィルタープレート7から反射された光を隔離するように構成される。
【0025】
OTDR送信側1は、具体的にOTDR送信TO、アイソレーターおよび第一のCレンズを含む。
【0026】
OTDR送信TOは、外部電気信号を検出光信号に変換するように構成される。
【0027】
アイソレーターは、OTDR送信TOから送信された検出光信号を送信方向に沿って一方向伝送させ、サイドバンドフィルタープレート7から反射された光を隔離するように構成される。
【0028】
第一のCレンズは、検出光信号を平行光に変換してサイドバンドフィルタープレート7に伝送するように構成される。
【0029】
OTDR送信側1は、アイソレーターおよび第一のCレンズを支持するように構成される第一の金属支持体をさらに含む。
【0030】
OTDR受信側2は、ビームスプリッター6から出力された反射部分の光を電気信号に変換するように構成される。
【0031】
OTDR受信側2は、具体的に、OTDR受信TO、バンドパスフィルターおよび第二のCレンズを含む。
【0032】
第二のCレンズは、ビームスプリッター6から出力された反射部分の光を収束するように構成される。
【0033】
バンドパスフィルターは、反射部分の光のうちの検出光信号をOTDR受信TOに伝送するように構成される。
【0034】
OTDR受信TOは、バンドパスフィルターから出力された検出光信号を電気信号に変換するように構成される。
【0035】
OTDR受信側2は、バンドパスフィルターと第二のCレンズを支持するように構成される第二の金属支持体をさらに含む。
【0036】
入力光インターフェース3は、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、サービス光信号の正常伝送を行うように構成される。
【0037】
入力光インターフェース3は、具体的に、入力光インターフェース3レセプタクルおよび第三のCレンズを含む。
【0038】
入力光インターフェース3レセプタクルは、サービス光信号の正常伝送を行うように構成される。
【0039】
第三のCレンズは、入力光インターフェース3レセプタクルに入った光信号を収束し、入力光インターフェース3レセプタクルから放出された光信号を平行光に変換するように構成される。
【0040】
入力光インターフェース3は、入力光インターフェース3レセプタクルを支持するように構成される第三の金属支持体をさらに含む。
【0041】
出力光インターフェース4は、検出すべき光ファイバネットワークに接続され、サービス光信号の正常伝送を行い、受信された検出光信号を検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号をビームスプリッター6に伝送するように構成される。
【0042】
出力光インターフェース4は、具体的に出力光インターフェース4レセプタクルおよび第四のCレンズを含む。
【0043】
出力光インターフェース4レセプタクルは、サービス光信号の正常伝送を行い、受信された検出光信号を検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号をビームスプリッター6に伝送するように構成される。
【0044】
第四のCレンズは、出力光インターフェース4レセプタクルに入った光信号を収束し、出力光インターフェース4レセプタクルから放出された光信号を平行光に変換するように構成される。
【0045】
出力光インターフェース4は、出力光インターフェース4レセプタクルを支持するように構成される第四の金属支持体をさらに含む。
【0046】
ビームスプリッター6は、サービス光信号を全て双方向透過させ、透過されたサービス光信号を入力光インターフェース3または出力光インターフェース4に伝送し、検出光信号を特定の割合で反射および透過させ、透過部分の検出光信号を出力光インターフェース4に伝送し、散乱光信号および反射光信号を特定の割合で反射および透過させ、反射部分の光をOTDR受信側2に伝送し、透過部分の光をサイドバンドフィルタープレート7に伝送するように構成される。
【0047】
サイドバンドフィルタープレート7は、サービス光信号を全て双方向透過させ、透過されたサービス光信号を入力光インターフェース3または出力光インターフェース4に伝送し、OTDR送信側1から送信された検出光信号を全てビームスプリッター6に反射し、ビームスプリッター6から送信された透過部分の光をOTDR送信側1に伝送するように構成される。
【0048】
なお、ビームスプリッター6は、OTDR送信側1、OTDR受信側2、入力光インターフェース3および出力光インターフェース4と45度の角度で置かれ、
サイドバンドフィルタープレート7は、OTDR送信側1、OTDR受信側2、入力光インターフェース3および出力光インターフェース4と45度の角度で置かれる。
【0049】
チューブ本体5は、光送受信装置の光路構造の外部をパッケージングし、ビームスプリッター6から反射された部分の検出光信号を吸収するように構成される。
【0050】
上述したように、本発明の実施形態の技術的解決策により、サービス光信号が正常に伝送されることを保証でき、同時にOTDRの送信および受信機能を備え、検出すべき光ファイバネットワークに対してOTDR検出を行うことができる。
【0051】
図1を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策を例に挙げて説明する。
【0052】
実施形態1
図2は本発明の実施形態によるOTDR光路検出向け光送受信一体装置の実施形態1の構造図である。
図2に示すように、当該構造は、出力光インターフェース側レセプタクル11、金属支持体12、Cレンズ13、フィルター14、フィルター15、Cレンズ16、金属支持体17、入力光インターフェース側レセプタクル18、LD TO21、アイソレーター22、金属支持体23、Cレンズ24、Cレンズ25、金属支持体26、フィルター27、APD TO28、チューブ本体29を含む。
【0053】
ここで、Cレンズ13が出力光インターフェース側の第四のCレンズであり、Cレンズ16が入力光インターフェース側の第三のCレンズであり、Cレンズ24がOTDR送信側の第一のCレンズであり、Cレンズ25がOTDR受信側の第二のCレンズであり、金属支持体12が出力光インターフェース側レセプタクル11を支持するように構成される第四の金属支持体であり、金属支持体17が入力光インターフェース側レセプタクル18を支持するように構成される第三の金属支持体であり、金属支持体23がOTDR送信側の第一の金属支持体であり、金属支持体26がOTDR受信側の第二の金属支持体である。
【0054】
図3は本発明の実施形態によるフィルターの透過率を示す図である。本発明の実施形態に用いられるフィルター14、15および27の透過性が
図3に示される。フィルター14は、45°ビームスプリッターであり、サービス光信号を全て透過でき、検出光信号を特定の割合で反射および透過させる。フィルター15は、45°バンドパスフィルターであり、サービス光信号が全て透過されることができ、検出光信号が全て反射される。フィルター27は、0°バンドパスフィルターであり、検出光信号が全て透過されることができ、他のバンドの光信号が反射される。
【0055】
図4は本発明の実施形態による主光チャネルにおけるシステムサービス光の光路の動作を示す図である。
図4に示すように、検出すべき光ファイバネットワークのλ1伝送光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11を経過して、Cレンズ13に結合されて、平行光になってフィルター14に放出される。フィルター14および15は、サービス伝送光信号λ1を全て透過させることができ、λ1光信号が光路に沿ってCレンズ16に伝送されて入力光インターフェース側レセプタクル18に収束され、光ファイバネットワークの検出すべきノードの他端に伝送される。光ファイバネットワークにおいて逆方向伝送されるλ2光信号の伝送は、λ1光信号の原理と同じであるが、方向が逆になっているだけである。双方向伝送されたサービス光信号は、光学部品において小さい挿入損失コストで伝送されることができる。
【0056】
図5は本発明の実施形態による実施形態1の検出光の送信光路の動作を示す図である。
図5に示すように、OTDR検出が行われた光信号は、LD TO21から送信され、アイソレーター22を経過してCレンズ24に入り、収束光が平行光に変換されてフィルター15に放出される。45°フィルター15が検出光バンドを全て反射するので、ビームが反射されてメインチャネルのサービス光の光路に伝送される。フィルター14に伝送された後に反射および透過を特定の割合で分割し、透過部分の光がCレンズ13に入って出力光インターフェース側レセプタクル11に結合され、検出すべき光ファイバネットワークに伝送されて検出される。
【0057】
図6は本発明の実施形態による実施形態1の検出光の受信光路の動作を示す図である。
図6に示すように、OTDR検出により生成された散乱光および反射光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11によってCレンズ13に伝送されて平行光に変換されてフィルター14に放出される。フィルター14は、反射および透過部分を特定の割合で分割し、反射された光信号がCレンズ25に入り、フィルター27を経過してAPD TO28に収束されて電気信号に変換される。
【0058】
実施形態2
図7は本発明の実施形態によるOTDR光路検出向け光送受信一体装置の実施形態2の構造図である。
図7に示すように、当該構造は、出力光インターフェース側レセプタクル11、金属支持体12、Cレンズ13、フィルター14、フィルター15、Cレンズ16、金属支持体17、入力光インターフェース側レセプタクル18、LD TO21、アイソレーター22、金属支持体23、Cレンズ24、Cレンズ25、金属支持体26、フィルター27、APD TO28、チューブ本体29を含む。
【0059】
ここで、Cレンズ13が出力光インターフェース側の第四のCレンズであり、Cレンズ16が入力光インターフェース側の第三のCレンズであり、Cレンズ24がOTDR送信側の第一のCレンズであり、Cレンズ25がOTDR受信側の第二のCレンズであり、金属支持体12が出力光インターフェース側レセプタクル11を支持するように構成される第四の金属支持体であり、金属支持体17が入力光インターフェース側レセプタクル18を支持するように構成される第三の金属支持体であり、金属支持体23がOTDR送信側の第一の金属支持体であり、金属支持体26がOTDR受信側の第二の金属支持体である。
【0060】
本発明の実施形態に用いられるフィルター14、15および27の透過性が
図3に示される。フィルター14は、45°ビームスプリッターであり、サービス光信号を全て透過でき、検出光信号を特定の割合で反射および透過させる。フィルター15が45°バンドパスフィルターであり、サービス光信号が全て透過されることができ、検出光信号が全て反射される。フィルター27は、0°バンドパスフィルターであり、検出光信号が全て透過されることができ、他のバンドの光信号が反射される。
【0061】
図4に示すように、検出すべき光ファイバネットワークのλ1伝送光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11を経過して、Cレンズ13に結合されて、平行光になってフィルター14に放出される。フィルター14および15は、サービス伝送光信号λ1を全て透過させることができ、λ1光信号が光路に沿ってCレンズ16に伝送されて入力光インターフェース側レセプタクル18に収束され、光ファイバネットワークの検出すべきノードの他端に伝送される。光ファイバネットワークに逆方向伝送されるλ2光信号の伝送は、λ1光信号の原理と同じであるが、方向が逆になっているだけである。双方向伝送されたサービス光信号は、光学部品において小さい挿入損失コストで伝送されることができる。
【0062】
図8は本発明の実施形態による実施形態2の検出光の送信光路の動作を示す図である。
図8に示すように、OTDR検出が行われた光信号は、LD TO21から送信され、アイソレーター22を経過してCレンズ24に入り、収束光が平行光に変換されてフィルター15に放出される。45°フィルター15が検出光バンドを全て反射するので、ビームが反射されてメインチャネルのサービス光の光路に伝送される。フィルター14に伝送されて反射および透過部分を特定の割合で分割し、透過部分の光がCレンズ13に入って出力光インターフェース側レセプタクル11に結合され、検出すべき光ファイバネットワークに伝送されて検出される。
【0063】
図6に示すように、OTDR検出により生成された散乱光および反射光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11によってCレンズ13に伝送されて平行光に変換されてフィルター14に放出される。フィルター14は特定の割合で分割した後、反射された光信号がCレンズ25に入り、フィルター27を経過してAPD TO28に収束されて電気信号に変換される。
【0064】
本発明の実施形態において、OTDR検出光路と主光路の接続にはフィルター14が用いられ、サービス光の正常伝送を保証する過程に検出光信号を分割させることにより、OTDR検出中に送信および受信の正常動作が保証され、特定の分割割合により、システムのOTDR検出を行う光路伝送効率は最も高くなる。
【0065】
また、本発明の実施形態のOTDR受信部分APD TO28の前にフィルター27が置かれるので、検出光信号のみが当該フィルターを通過することができ、それによって検出信号が他の光信号の影響を受けないことが保証される。送信部分のLD TO21の前にアイソレーター22が置かれるので、光信号がLD送信方向のみに一方向伝送されることができ、OTDR検出により生成された散乱および反射光が送信光路に伝送されることが抑制され、それによって散乱および反射光の放射レーザーに対する影響を防止する。
【0066】
方法の実施形態
本発明の実施形態によれば、前記装置の実施形態の光送受信装置に用いられる光送受信方法が提供される。
図9は本発明の実施形態の光送受信方法のフローチャートである。
図9に示すように、本発明の実施形態による光送受信方法は、以下の処理を含む。
【0067】
ステップ901において、検出すべき光ファイバネットワークのサービス光信号が出力光インターフェースを介してビームスプリッターとサイドバンドフィルタープレートに放出され、前記ビームスプリッターと前記サイドバンドフィルタープレートが前記サービス光信号を全て入力光インターフェースに透過させ、前記入力光インターフェースを介して前記検出すべき光ファイバネットワークに伝送され、または、前記サービス光信号が入力光インターフェースを介して前記サイドバンドフィルタープレートと前記ビームスプリッターに放出され、前記サイドバンドフィルタープレートと前記ビームスプリッターが前記サービス光信号を全て出力光インターフェースに透過させ、前記出力光インターフェースを介して前記検出すべき光ファイバネットワークに伝送する。
【0068】
ステップ902において、OTDR送信側は、外部電気信号を検出光信号に変換し、前記サイドバンドフィルタープレートに伝送し、前記サイドバンドフィルタープレートが前記検出光信号を全て反射し、反射された前記検出光信号がメインチャネルのサービス光の光路に前記ビームスプリッターに伝送され、前記ビームスプリッターが前記検出光信号を特定の割合で反射および透過させ、透過部分の検出光信号を前記出力光インターフェースを介して検出すべき光ファイバネットワークに伝送して検出し、反射部分の検出光信号をチューブ本体に伝送して吸収する。
【0069】
ステップ903において、OTDR検出により生成された散乱光信号と反射光信号が出力光インターフェースを介して前記ビームスプリッターに放出され、前記ビームスプリッターが前記散乱光信号および前記反射光信号を特定の割合で反射および透過させ、反射部分の光を前記OTDR受信側に伝送し、透過部分の光を前記サイドバンドフィルタープレートに伝送し、前記OTDR受信側が前記ビームスプリッターから出力された前記反射部分の光を電気信号に変換し、前記サイドバンドフィルタープレートが前記透過部分の光を前記OTDR送信側に反射し、前記OTDR送信側が前記サイドバンドフィルタープレートから反射された光を隔離する。
【0070】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による技術的解決策を詳細に説明する。
【0071】
実施形態1
図2は本発明の実施形態に係るOTDR光路検出向け光送受信一体装置の実施形態1の構造図である。
図2に示すように、当該構造は、出力光インターフェース側レセプタクル11、金属支持体12、Cレンズ13、フィルター14、フィルター15、Cレンズ16、金属支持体17、入力光インターフェース側レセプタクル18、LD TO21、アイソレーター22、金属支持体23、Cレンズ24、Cレンズ25、金属支持体26、フィルター27、APD TO28、チューブ本体29を含む。
【0072】
ここで、Cレンズ13が出力光インターフェース側の第四のCレンズであり、Cレンズ16が入力光インターフェース側の第三のCレンズであり、Cレンズ24がOTDR送信側の第一のCレンズであり、Cレンズ25がOTDR受信側の第二のCレンズであり、金属支持体12が出力光インターフェース側レセプタクル11を支持するように構成される第四の金属支持体であり、金属支持体17が入力光インターフェース側レセプタクル18を支持するように構成される第三の金属支持体であり、金属支持体23がOTDR送信側の第一の金属支持体であり、金属支持体26がOTDR受信側の第二の金属支持体である。
【0073】
図3は本発明の実施形態に係るフィルターの透過率を示す図である。本発明の実施形態に用いられるフィルター14、15および27の透過性が
図3に示される。フィルター14は、45°ビームスプリッターであり、サービス光信号を全て透過でき、検出光信号を特定の割合で反射および透過させる。フィルター15は、45°バンドパスフィルターであり、サービス光信号が全て透過されることができ、検出光信号が全て反射される。フィルター27は、0°バンドパスフィルターであり、検出光信号が全て透過されることができ、他のバンドの光信号が反射される。
【0074】
図4は本発明の実施形態による主光チャネルにおけるシステムサービス光の光路の動作を示す図である。
図4に示すように、検出すべき光ファイバネットワークのλ1伝送光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11を経過して、Cレンズ13に結合されて、平行光になってフィルター14に放出される。フィルター14および15は、サービス伝送光信号λ1を全て透過させることができ、λ1光信号が光路に沿ってCレンズ16に伝送されて入力光インターフェース側レセプタクル18に収束され、光ファイバネットワークの検出すべきノードの他端に伝送される。光ファイバネットワークに逆方向伝送されるλ2光信号の伝送は、λ1光信号の原理と同じであるが、方向が逆になっているだけである。双方向伝送されたサービス光信号は、光学部品において小さい挿入損失コストで伝送されることができる。
【0075】
図5は本発明の実施形態による実施形態1の検出光の送信光路の動作を示す図である。
図5に示すように、OTDR検出が行われた光信号は、LD TO21から送信され、アイソレーター22を経過してCレンズ24に入り、収束光が平行光に変換されてフィルター15に放出される。45°フィルター15が検出光バンドを全て反射するので、ビームが反射されてメインチャネルのサービス光の光路に伝送される。フィルター14に伝送されて反射および透過部分を特定の割合で分割し、透過部分の光がCレンズ13に入って出力光インターフェース側レセプタクル11に結合され、検出すべき光ファイバネットワークに伝送されて検出される。
【0076】
図6は本発明の実施形態による実施形態1の検出光の受信光路の動作を示す図である。
図6に示すように、OTDR検出により生成された散乱光および反射光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11によってCレンズ13に伝送されて平行光に変換されてフィルター14に放出される。フィルター14は、反射および透過を特定の割合で分割した後、反射された光信号がCレンズ25に入り、フィルター27を経過してAPD TO28に収束されて電気信号に変換される。
【0077】
実施形態2
図7は本発明の実施形態によるOTDR光路検出向け光送受信一体装置の実施形態2の構造図である。
図7に示すように、当該構造は、出力光インターフェース側レセプタクル11、金属支持体12、Cレンズ13、フィルター14、フィルター15、Cレンズ16、金属支持体17、入力光インターフェース側レセプタクル18、LD TO21、アイソレーター22、金属支持体23、Cレンズ24、Cレンズ25、金属支持体26、フィルター27、APD TO28、チューブ本体29を含む。
【0078】
ここで、Cレンズ13が出力光インターフェース側の第四のCレンズであり、Cレンズ16が入力光インターフェース側の第三のCレンズであり、Cレンズ24がOTDR送信側の第一のCレンズであり、Cレンズ25がOTDR受信側の第二のCレンズであり、金属支持体12が出力光インターフェース側レセプタクル11を支持するように構成される第四の金属支持体であり、金属支持体17が入力光インターフェース側レセプタクル18を支持するように構成される第三の金属支持体であり、金属支持体23がOTDR送信側の第一の金属支持体であり、金属支持体26がOTDR受信側の第二の金属支持体である。
【0079】
本発明の実施形態に用いられるフィルター14、15および27の透過性が
図3に示される。フィルター14は、45°ビームスプリッターであり、サービス光信号を全て透過でき、検出光信号を特定の割合で反射および透過させる。フィルター15は、45°バンドパスフィルターであり、サービス光信号が全て透過されることができ、検出光信号が全て反射される。フィルター27は、0°バンドパスフィルターであり、検出光信号が全て透過されることができ、他のバンドの光信号が反射される。
【0080】
図4に示すように、検出すべき光ファイバネットワークのλ1伝送光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11を経過して、Cレンズ13に結合されて、平行光になってフィルター14に放出される。フィルター14および15は、サービス伝送光信号λ1を全て透過させることができ、λ1光信号が光路に沿ってCレンズ16に伝送されて入力光インターフェース側レセプタクル18に収束され、光ファイバネットワークの検出すべきノードの他端に伝送される。光ファイバネットワークに逆方向伝送されるλ2光信号の伝送は、λ1光信号の原理と同じであるが、方向が逆になっているだけである。双方向伝送されたサービス光信号は、光学部品において小さい挿入損失コストで伝送されることができる。
【0081】
図8は本発明の実施形態による実施形態2の検出光の送信光路の動作を示す図である。
図8に示すように、OTDR検出が行われた光信号は、LD TO21から送信され、アイソレーター22を経過してCレンズ24に入り、収束光が平行光に変換されてフィルター15に放出される。45°フィルター15が検出光バンドを全て反射するので、ビームが反射されてメインチャネルのサービス光の光路に伝送される。フィルター14に伝送されて反射および透過部分を特定の割合で分割し、透過部分の光がCレンズ13に入って出力光インターフェース側レセプタクル11に結合され、検出すべき光ファイバネットワークに伝送されて検出される。
【0082】
図6に示すように、OTDR検出により生成された散乱光および反射光信号は、出力光インターフェース側レセプタクル11によってCレンズ13に伝送されて平行光に変換されてフィルター14に放出される。フィルター14が反射および透過を特定の割合で分割した後、反射された光信号がCレンズ25に入り、フィルター27を経過してAPD TO 28に収束されて電気信号に変換される。
【0083】
上述したように、本発明の技術的解決策により、検出光信号およびサービス光信号の多重化/逆多重化をサポートでき、主光路におけるサービス光信号と検出光信号の伝送が相互に影響を受けないことを保証し、光モジュールの重要な部材として光伝送システム装置に集積されることができ、それによってOTDR検出機能がシステムに内蔵されることができ、光ファイバ故障検出の維持管理コストを削減させる。
【0084】
ここで提供されるアルゴリズムと表示は、いかなる特定のコンピュータ、仮想システムまたは他の装置に固有に関連付けられる。様々な汎用システムは、これに基づく教示と一緒に使用されることができる。上記の説明によれば、このようなシステムによって要求された構造を構成すことが明らかである。また、本発明は、いかなる特定のプログラミング言語に対するものではない。様々なプログラミング言語を使用してここに記載される本発明の内容を実現し、且つ特定言語に対する上記の説明が本発明の最適な実施形態を開示するためであると理解すべきである。
【0085】
ここに提供される明細書において、多くの具体的な詳細が記載されている。しかしながら、本発明の実施形態は、これらの具体的な詳細がない場合で実践されることができると理解できる。いくつかの実施形態において、この説明の理解を不明瞭にしないように、公知の方法、構造と技術が詳しく示されない。
【0086】
同様に、この開示を簡素化して各発明方面のうちの1つ以上に対する理解に役立つために、本発明の例示的な実施形態に対する上記の説明において、本発明の各特徴が一緒に単一の実施形態、図またはそれに対する説明にグループ化さることがあると理解すべきである。しかしながら、開示された当該方法は、保護を受けようと請求する本発明が各請求項に明確に記載される特徴より多い特徴を請求するという意図を反映すると説明されるべきではない。より具体的には、以下の特許請求の範囲で反映されるように、発明は、この前に開示される単一の実施形態の全ての特徴より少ないことにある。したがって、具体的な実施形態に従う特許要求の範囲は、これにより明確に当該具体的な実施形態に組み込まれ、その中の各特許請求自体が本発明の単独の実施形態とされる。
【0087】
当業者は、実施形態における装置のモジュールを適応的に変更し且つそれらを当該実施形態と異なる1つ以上の装置に設置することができると理解すべきである。実施形態におけるモジュールまたはユニットまたは要素を1つのモジュールまたはユニットまたは要素に組み合わせることができ、またそれらを複数のサブモジュールまたはサブユニットまたはサブ要素に分割することができる。このような特徴および/またはプロセスまたはユニットのうちの少なくともいくつかが相互に除外する以外、いかなる組み合わせを採用して本明細書(添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示される全ての特徴およびこのように開示されるいかなる方法または装置の全てのプロセスまたはユニットを組み合わせることができる。特に明確に述べられない限り、本明細書(付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)に開示される各特徴は、同じ、同等または同様の目的を提供する代替特徴で代替されることができる。
【0088】
また、当業者は、ここに記載されるいくつかの実施形態が他の特徴ではなく他の実施形態に含まれるある特徴を含むが、異なる実施形態の特徴の組み合わせが本発明の範囲にあり且つ異なる実施形態を形成することを意味していると理解すべきである。例えば、以下の特許要求の範囲において、特許請求される実施形態のいずれかの一つは、いずれからの組み合わせモードで使用されることができる。
【0089】
本発明の各部材の実施形態は、ハードウェアで実現され、または1つ以上のプロセッサに運行されているソフトウェアモジュールで実現され、またはそれらの組み合わせで実現されることができる。当業者は、実際にマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して本発明の実施形態による光送受信装置のいくつかまたは全ての部材のいくつかまたは全ての機能を実現することができると理解すべきである。本発明は、ここに記載される方法を実行するための一部または全ての装置または装置プログラム(例えば、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラム製品)として実現されることができる。このように実現すると、本発明のプログラムがコンピュータ読み取り可能媒体に記憶され、または1つ以上の信号の形態を備えることができる。このような信号は、インターネットサイからダウンロードされ、またはキャリア信号において提供され、またはいかなる形態で提供されることができる。
【0090】
前記実施形態は、本発明を説明するが、本発明を限定しなく、且つ当業者が添付の特許請求の範囲から逸脱することない場合で代替実施例を設計することができると注意すべきである。特許請求の範囲において、括弧の間にあるいかなる参照記号を特許請求の範囲に対する制限として構成すべきではない。単語「含む」は、特許請求の範囲に示されない素子またはステップが存在することを排除しないものである。素子の前にある単語「一」または「1つ」は、複数のこのような素子が存在することを排除しないものである。本発明は、若干の異なる素子が含まれるハードウェアおよび適切にプログラムされたコンピュータにより実現されることができる。若干の装置のユニットを示す特許請求の範囲において、これらの装置のうちの若干は、1つのハードウェアで具体的に体現されることができる。単語第一、第二および第三などの使用は、いかなる順番を表しなく、これらの単語を名称と解釈することができる。