(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るプラズマエッチング装置1を示す斜視図である。
図2は、プラズマエッチング装置1に設けられたチャンバー2および温度制御装置3を示す模式図である。
【0016】
[プラズマエッチング装置全体の概略説明]
図1、
図2において、プラズマエッチング装置1は、プラズマを用いたドライプロセスにより半導体ウェハWにエッチング処理を施す装置であり、内部に複数のチャンバー2を備える(
図2に1つのみを図示)。これらのチャンバー2は、温度制御装置3から供給される温調された循環流体により所定の目標温度に制御される。本実施形態の温度制御装置3は、複数のチャンバー2毎に設けられ、プラズマエッチング装置1の側方に設けられたオペレータ用のステップ4内に収容される。
【0017】
エッチング処理時には、チャンバー2内は真空引きされており、所定の低圧に維持される。この状態で、チャンバー2内にエッチングガス(プロセスガス)を導入する。導入したエッチングガスをプラズマ化し、半導体ウェハWをエッチング処理する。このような処理を行う際に、温度制御装置3からの循環流体によってチャンバー2の温度が目標温度に制御される。
【0018】
ここで、本実施形態でのチャンバー2としては、半導体ウェハWが載置される下部電極2Aとその上方に配置される上部電極2Bとを有するとともに、これらの電極2A,2Bの内部流路に循環流体を流通させることで温度制御される構成である。このようなチャンバー2では、電極2A,2B間に印加されるRF(Radio Frequency)電界を用いて容量結
合型プラズマが生成される。ただし、チャンバーの構造としては、容量結合型プラズマを生成するものの他、電子サイクロトロン共鳴プラズマ、ヘリコン波励起プラズマ、誘導結合型プラズマ、あるいはマイクロ波励起表面波プラズマ等を生成するものであってもよい。
【0019】
[温度制御装置の説明]
図3には、温度制御装置3全体の内部を後方側から見た斜視図が示されている。
図4には、温度制御装置3に設けられた循環冷却加熱部5の概略構成および流体回路が示されている。
図5には、温度制御装置3の内部を示す平面図が示されている。なお、
図3において、図中の上側が重力作用方向の上方であり、下側が重力作用方向の下方である。その他、前後左右の方向については、
図3、
図5中に矢印で示した通りである。
【0020】
図3〜
図5において、温度制御装置3は、循環流体を冷却、加熱するとともに、チャンバー2との間で循環流体を循環させる循環冷却加熱装置としての循環冷却加熱部5と、循環冷却加熱部5に設けられた圧力検出手段としての圧力センサ22(後述)から出力される検出信号等に基づいて循環流体の温度を調整し、よってチャンバー2の温度を目標温度に制御する制御部6と、循環冷却加熱部5および制御部6が収容される筐体7とを備える。
【0021】
温度制御装置3において、循環冷却加熱部5および制御部6の詳細については後述するが、これらは同一平面上に前後の位置関係で配置されている。このため、循環冷却加熱部5や制御部6のメンテナンスを行う場合には、温度制御装置3の筐体7の一部を上方側に外すことで、それらを広い範囲で露出させることができ、循環冷却加熱部5および制御部6に対するメンテナンスを上方から容易に行える。さらに、メンテナンスにあたっては、温度制御装置3をステップ4の収容箇所からより広いエリアに引き出して作業を行う必要
がないから、そのようなエリアをも考慮した大きな配置スペースを確保する必要がない。
【0022】
なお、本実施形態の温度制御装置3では、循環冷却加熱部5にチラー8が接続されている。チラー8は、循環冷却加熱部5に対して一定温度の冷却水を供給、循環させる。冷却水は、循環冷却加熱部5にて循環流体を冷却するために用いられる。循環流体としては、ガルデン(アウジモンド社の登録商標)やフロリナート(3M社の登録商標)等のフッ素系冷媒が用いられる。
【0023】
[循環冷却加熱部の説明]
循環冷却加熱部5は、温度制御装置3の後方側を占める領域に設けられている。循環冷却加熱部5が後方側に位置することで、循環流体用の配管や冷却水用の配管が循環冷却加熱部5から後方側に向けて延出され、プラズマエッチング装置1本体の下方を通ってチャンバー2やチラー8に接続される。従って、それらの配管は、プラズマエッチング装置1の外部に露出することがなく、プラズマエッチング装置1の配置スペースの他に配管専用のスペースを別途設ける必要がない。
【0024】
また、循環冷却加熱部5とチャンバー2等が近い位置関係にあるので、配管の長さも短くてよく、循環流体の使用量が少なくて済む。このため、循環流体を貯留する後述のタンク10や熱交換器14の容量すなわち大きさを小さくでき、循環冷却加熱部5、ひいては温度制御装置3を格段に小型化できて、温度制御装置3がステップ4のような狭い配置スペースに確実に収容可能である。
【0025】
具体的に、循環冷却加熱部5は、循環流体が貯留されるタンク10を備える。タンク10には、循環流体の流入部11Aを有する流入路11と、流出部12Aを有する流出路12とが接続されている。タンク10内には循環流体が貯留されるが、循環流体の上方には循環流体で満たされていない隙間空間が生じており、
図3にタンク10を一部断面して示すように、その隙間空間によって空気室10Aが形成されている。
【0026】
循環流体が冷却、加熱されて収縮、膨張した場合には、この空気室10Aの容積変化により対応することが可能である。また、空気室10Aの容積変化に基づく過度の圧力変動を防止するため、タンク10の側面にはブリーザ13が設けられている。ブリーザ13は、空気室10Aの圧力に応じて空気室10Aと外部との間で空気の出し入れを行い、空気室10Aの圧力を所定の範囲内に維持する。
【0027】
タンク10内には、循環流体に常に浸漬された状態で熱交換器14が収容されている。循環流体の流入路11の先端は、タンク10内で熱交換器14に接続される。熱交換器14には、循環流体をタンク10内に流出させる出口部14Aが設けられている。熱交換器14は、循環流体と冷却水との間で熱交換を行い、循環流体を冷却する。このため、熱交換器14には、冷却水の流入部15Aを有する流入路15と、流出部16Aを有する流出路16とが接続されている。このような流入路15および流出路16により冷却水用の一連の流路が形成され、その途中が必要な長さ分だけ熱交換器14内に収容されている。
【0028】
熱交換器14が循環流体に浸漬されていることで、熱交換器14に流入した循環流体は、冷却後の循環流体によっても熱交換器14の外部からも冷却されることになる。また、タンク10内に熱交換器14が収容されることにより、タンク10のサイズが多少大きくなるが、タンク10の外に熱交換器14の配置スペースを確保する必要がないから、タンク10自身の大きさが多少大きくなる分を考慮しても、循環冷却加熱部5全体としては確実に小型化できる。
【0029】
さらに、タンク10内には、3つのシーズヒーターで構成された加熱手段17が収容されている。各ヒータの端子17Aがタンク10上部に露出しており、これらの端子17A
を介して電力が供給され、ヒータが発熱する。発熱したヒータにより、循環流体が加熱される。
【0030】
ここで、タンク10内において、循環流体の流入路11には、リリーフ弁18が設けられている。何らかの理由で熱交換器14内への循環流体の流入が制限される事態が生じた場合には、熱交換器14内の循環流体の圧力が所定圧を越えた時点でリリーフ弁18が開放し、循環流体をタンク10内に逃がす。
【0031】
タンク10外において、循環流体の流出路12には、前方の制御部6と後方のタンク10との間に配置され、モーター19によって駆動されるポンプ20が設けられている。流出路12上でポンプ20の下流には、温度センサ21が設けられ、さらにその下流には、圧力検出手段としての圧力センサ22で検出される圧力を取り出すための圧力取出部22Aが設けられている。ポンプ20を駆動することで、循環流体が循環冷却加熱部5とチャンバー2との間で循環する。なお、流出路12の基端側は、熱交換器14や加熱手段17の実際の配置等を勘案し、タンク10内の適宜な位置に開口している。
【0032】
同様にタンク10外において、冷却水の流入路15には、流入部15A近傍に圧力センサ23が設けられ、その下流に比例弁24が設けられている。流出路16には定流量弁26が設けられている。また、流入路15の比例弁24の
上流側と流出路16の定流量弁26の
上流側とがバイパス路27で連通している。バイパス路27には、比例弁28が設けられている。各比例弁24,28の絞り機構の開度を変更し、熱交換器14を流通する冷却水の流量を調整することで、熱交換器
14での冷却性能を調整可能である。冷却水の循環は、チラー8(
図2)側の図示しないポンプによって行われる。
【0033】
ここで、流入路15の上流端近傍の一部、流出路16の下流端近傍の一部、およびバイパス路27の一部は、真鍮等の金属製の冷却水流通ブロック29の内部に設けられている。すなわち、冷却水流通ブロック29は、流入路15から流出路16側へのバイパス路27を形成するために用いられている。冷却水流通ブロック29内を冷却水が流通することで、冷却水流通ブロック29の温度は、循環流体が流出入する流入路11や流出路12の温度に比較して格段に低温に維持される。この冷却水流通ブロック29の上部には、
図6にも示すように、比例弁24,28が取り付けられ、冷却水流通ブロック29の下部には、循環流体の圧力を検出する前記圧力センサ22が冷却水の圧力を検出する圧力センサ23と共に並設されている。
【0034】
[制御部の説明]
制御部6は、ポンプ20の駆動、比例弁24,28の開度変更、および加熱手段17のオンオフの切り換え等を温度センサ21での検出温度、圧力センサ22での検出圧力、その他の各種パラメータに基づいて制御する。このような制御部6は、
図3に示すように、温度制御装置3の前方側を占める領域に設けられている。
【0035】
制御部6は、加熱手段17のオンオフを切り換える切換手段としてのSSR(Solid State Relay)30(
図5)や、ポンプ20用の駆動回路が設けられたインバータ31を備える。制御部6にはその他、電源コネクタ32、種々のインターフェースケーブル接続用のコネクタ、電源スイッチボックス33、電源基板34、インバータ31を冷却する冷却ファン35、CPU(Central Processing Unit)基板36、および操作パネル37等が設けられている。
【0036】
ところで、従来においては、チャンバーの各電極にヒータが内蔵され、これらのヒータのオンオフを温度制御装置にて制御していた。これは従来、循環冷却加熱装置からの長い配管途中で循環流体の温度が奪われる等の理由から、電極にヒータを内蔵して循環流体をさらに加熱する必要があったからである。しかし、このような構成でも、循環流体の高温側への温度調整としては90℃程度が限界であった。また、従来の温度制御装置では、電極に内蔵されたヒータがノイズ源となり、ノイズ対策用の高価なフィルタを必要としていた。
【0037】
これに対して本実施形態では、前述したように、循環用の配管が短く、循環流体の使用
量も少ないため、小型の加熱手段17でも循環流体を150℃程度まで温度調整可能である。このことから、チャンバー2の各電極2A,2Bにヒータを内蔵させる必要がなく、温度制御装置3のコストを確実に削減可能である。
【0038】
[筐体の説明]
図3において、筐体7は、循環冷却加熱部5および制御部6が搭載される底部パネル41と、それらの上方および側方を覆う上部カバー42(
図3中に2点鎖線で図示)と、底部パネル41および上部カバー42に固定されて前方側を覆う前部カバー43と、同様に後方側を覆う後部カバー44(
図3中に2点鎖線で図示)と、温度制御装置3内を前後に仕切る仕切パネル45とを備える。仕切パネル45の後方側は、循環冷却加熱部5が設けられる循環室46とされ、前方側は、制御部6が設けられる制御室47となっている。つまり、各室46,47が同一平面上に存在している。
【0039】
底部パネル41には、循環室46に対応した部分の周囲に沿って立上部41Aが設けられている。立上部41Aの高さH1は、制御室47の外周に沿って設けられた立上部41Bの高さH2よりも高い。つまり、底部パネル41は、循環室46の底側の周囲が立上部41Aで囲まれたパン48を有する。パン48の底面には、循環流体を検出する液漏れセンサ49が設けられている。
【0040】
循環室46では、循環流体および冷却水が流出入することから、万一循環室46内で循環流体や冷却水が漏れ出しても、それらがパン48で受けられる。従って、循環流体および冷却水が制御室47に流れ出て電子部品等に影響を及ぼしたり、外部に漏れ出したりするのを防止できる。また、パン48に漏れ出た循環流体や冷却水は、液漏れセンサ49で検出され、この状況が操作パネル37あるいはプラズマエッチング装置1に設けられた表示装置などに表示される。
【0041】
上部カバー42は、上面部51および左右の側面部52,52を有した形状であり、底部パネル41、前部カバー43、および後部カバー44との固定を解除したうえで、左右の把手を利用して上方に外すことが可能である。上部カバー42の上面部51には、制御室47にあって、前述の操作パネル37が取り付けられる。
【0042】
前部カバー43には、電源コネクタ32、信号送受信用のコネクタ、電源スイッチボックス33などがプレート38を介して取り付けられる。前部カバー43には、制御部6を構成する電気、電子部品からの熱を逃がすための多数のスリット39…が設けられている。このようなスリット39は、上部カバー42の側面部52および後部カバー44にも設けられる。
後部カバー44には、循環流体の流入部11A、流出部12A、冷却水の流入部15A、流出部16Aとの干渉を避けるための複数の開口が設けられる。
【0043】
仕切パネル45は、第1面状部45Aおよび第2面状部45Bを有することで、平面視にてクランク状に形成されている。制御室47内のSSR30、インバータ31、電源スイッチボックス33、電源基板34、冷却ファン35、および操作パネル37等は、制御室47のうち、第1面状部45Aで区画された広い方の配置スペースに配置されている。一方で、第2面状部45Bで区画された制御室47の狭い配置スペース側には、CPU基板36等が配置される。
【0044】
また、制御室47の広い配置スペースの後方側は、循環室46の中でも、第1面状部45Aで区画された狭い方の配置スペースとされ、この配置スペースには、比例弁24,28、定流量弁26、および冷却水用の圧力センサ23、冷却水流通ブロック29等が配置されている。反対に、制御室47の狭い配置スペースの後方側は、循環室46にあって、第2面状部45Bで区画された広い方の配置スペースとされ、この配置スペースには、タンク10、ポンプ20、温度センサ21等が配置されている。
【0045】
仕切パネル45の左右両端側には、第1、第2面状部45A,45Bに対して折曲した四角形状の取付片53,54が一体に設けられている。循環室46の狭い方の配置スペースには、取付片53に取り付けられた冷却ファンとしての吸込ファン55が配置されている。循環室46の広い方の配置スペースには、取付片54に取り付けられた冷却ファンとしての吐出ファン56が配置されている。上部カバー42の各側面部52において、これらのファン55,56に対応した位置には、冷却空気が流出入する開口が設けられる。
【0046】
[循環室内での冷却風の流れの説明]
図5には、温度制御装置3の内部の平面図が示されている。この
図5には、循環室46内を流れる冷却空気の様子が網掛けされた矢印で描かれている。
【0047】
図5において、温度制御装置3の外部から右側の吸込ファン55によって吸引された冷却空気は先ず、仕切パネル45を構成する第1面状部45Aの背面に沿って左側へ流れる。第1面状部45Aの前面には、SSR30やインバータ31等の発熱部品が取り付けられており、第1面状部45Aの背面は、それら発熱された熱の放熱面になっている。従って、このような背面に沿って冷却空気が流れることにより、第1面状部45Aを通して放熱された熱を即座に筐体7外に逃がすことができ、循環室46内にこもるのを抑制できる。
【0048】
その後に冷却空気は、循環室46の広い方の配置スペースに移り、第2面状部45Bとタンク10との間に流れ込む。この結果、冷却空気は、モーター19およびこれによって駆動されるポンプ20を冷却する。冷却空気はこの後、左側の吐出ファン56を通して温度制御装置3の外部に吐き出される。
【0049】
また、冷却空気の流れ方向の上流側には、圧力センサ22(
図6)等が取り付けられた冷却水流通ブロック29が配置されており、冷却水流通ブロック29の周辺の空気が冷却空気之流れに乗って吐出ファン56から吐き出され、圧力センサ22等が低い温度の空間内に露出している。圧力センサ23やその他の比例弁24,28、定流量弁26なども同様である。
【0050】
[圧力センサおよび圧力取出管の配置構造]
図6は、循環冷却加熱部5の正面図であり、正面側の制御部6を構成する各部材および仕切パネル45を除いた状態を示す図である。
図6でも、上下左右の各方向を矢印で示してある。
【0051】
図3〜
図6において、前述したように、循環流体の圧力を検知する圧力センサ22は、冷却流通ブロック29の下部に取り付けられている。冷却水流通ブロック29内には、冷却水が流通しているため、冷却水流通ブロック29は循環流体よりも格段に低くい冷却水によって低温となっている。そして、冷却水流通ブロック29に取り付けられた圧力センサ22も低温に維持されている。従って、圧力センサ22は、高温で用いられる循環流体の熱影響を受け難くなるため、安価な圧力センサ22を用いた場合でも、その信頼性を十分に確保でき、コストをも低減できる。
【0052】
また、圧力センサ22が冷却水流通ブロック29の下部に取り付けられていることで、タンク10の上方に設けられた圧力取出部22Aよりも下方に位置している。また、圧力取出部22Aがタンク10の上方に位置し、圧力センサ22が冷却水流通ブロック29の下部に位置することで、それらは左右方向においても大きく離間している。
【0053】
これらの圧力取出部22Aおよび圧力センサ22は、圧力取出管25によって接続されている。基端側が圧力取出部22Aに接続された圧力取出管25は、一旦前側に水平に折曲した後、そこから右側に折曲して下方に向かって傾斜し、さらに後方の冷却水流通ブロック29に向けて水平に折曲している。圧力取出管25の先端は冷却水流通ブロック29に取り付けられ、冷却水流通ブロック29の内部を通して循環流体の圧力が圧力センサ22に作用する。圧力取出管25は、循環流体の圧力を取り出すための管であるため、常時循環流体が流れることはなく、その管径は流入路11や流出路12を構成する管体の管径よりも小さい。
【0054】
図6において、圧力取出管25は、水平面HSに対して10〜30°、本実施形態では約15°の傾斜角度αで傾斜している。圧力取出管25内に混入した空気等は、その傾斜に沿って上昇し、圧力取出部22Aから流出路12へと排出される。圧力取出管25の傾斜角度αが10°よりも小さいと、傾斜角度αによる圧力取出管の勾配が小さくなるので、内部の空気等を上方側から十分に逃がすことができない。反対に、傾斜角度αが30°よりも大きいと、圧力センサ22と圧力取出部22Aとが近接し過ぎてしまい、他の配管や部品との配置スペースの取り合いの関係から、部品が密集するなど、レイアウト状の構造が複雑になり、メンテナンス等に手間がかかる。
【0055】
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、冷却水流通ブロック29内には、冷却水の流入路15の一部および流出路16の一部の両方が設けられていたが、いずれか一方が設けられた場合でも、冷却水が流通するのには変わりないから、冷却水流通ブロックを低温に維持でき、本発明に含まれる。
そして、本実施形態の冷却水流通ブロック29は、流入路15から流出路16へのバイパス路27を形成するために用いられていたが、本発明に係る冷却水流通ブロックの用途は任意であり、圧力検出手段を取り付けるために用いられてもよい。
【0056】
前記実施形態では、圧力取出管25が傾斜していたが、圧力センサ22を冷却水流通ブロック29の上部に位置させるなどし、圧力取出管25を傾斜させず設ける場合でも、本発明に含まれる。要するに、圧力センサ等の圧力検出手段が冷却水流通ブロックに取り付けられていれば、本発明に含まれる。
【0057】
前記実施形態では、本発明に係る冷却ファンとして、吸込ファン55および吐出ファン56の両方が設けられていたが、それらのういちのいずれか一方のみを本発明に係る冷却ファンとして設けてもよい。