特許第6093655号(P6093655)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6093655
(24)【登録日】2017年2月17日
(45)【発行日】2017年3月8日
(54)【発明の名称】錠剤鑑査装置
(51)【国際特許分類】
   A61J 3/00 20060101AFI20170227BHJP
   B65B 1/30 20060101ALI20170227BHJP
【FI】
   A61J3/00 310K
   B65B1/30 A
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-120434(P2013-120434)
(22)【出願日】2013年6月7日
(65)【公開番号】特開2014-236829(P2014-236829A)
(43)【公開日】2014年12月18日
【審査請求日】2016年2月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】314005768
【氏名又は名称】パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098545
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100087745
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 善廣
(74)【代理人】
【識別番号】100106611
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 幸史
(74)【代理人】
【識別番号】100189717
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 貴章
(72)【発明者】
【氏名】植田 俊明
(72)【発明者】
【氏名】沖 洋一
【審査官】 増山 慎也
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2010/0170206(US,A1)
【文献】 国際公開第2012/147907(WO,A1)
【文献】 特開2012−000440(JP,A)
【文献】 特開2012−085848(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61J 3/00
B65B 1/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の薬包を列状に配置した薬包連続体が移動する搬送路と、
前記薬包連続体を前記搬送路の上流側から下流側へ移動させる薬包連続体駆動部と、
前記薬包に封入された錠剤を撮像する画像撮影部と、
前記画像撮影部で撮像された前記錠剤の画像に基づいて前記錠剤を鑑査する錠剤判断部と、
を有する錠剤鑑査装置において、
前記搬送路における前記薬包の撮影位置に、前記錠剤を散開する錠剤散開手段を設け、
前記錠剤散開手段が、散開アームを有し、
前記散開アームを、少なくともその一端と他端の間の部分を前記薬包の下面に当接させ、前記搬送路と略平行に変位させることを特徴とする錠剤鑑査装置。
【請求項2】
前記散開アームの回動端を前記搬送路の上流側に配置し、
前記回動端に、前記搬送路の上流側を低くした傾斜部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の錠剤鑑査装置。
【請求項3】
前記回動端を、前記搬送路の一方の側部に配置し、
前記薬包連続体が前記搬送路を移動中には、前記散開アームを前記薬包連続体の移動方向に待機させ、
前記薬包連続体が停止中に、前記散開アームの自由端を、前記搬送路の他方の側部の方向に変位させ、
前記自由端を、前記搬送路の一方の前記側部に戻した後に前記画像撮影部にて撮影を行うことを特徴とする請求項2に記載の錠剤鑑査装置。
【請求項4】
前記薬包連続体の長手方向の一方の側部には、前記薬包を形成する分包紙を重ねて圧着することで圧着部が形成されており、
前記回動端が前記圧着部の下面に位置することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の錠剤鑑査装置。
【請求項5】
前記搬送路における前記薬包の前記撮影位置には、光を透過する透光部を有し、
前記自由端の下面に凸部を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の錠剤鑑査装置。
【請求項6】
前記散開アームを動作させる駆動部を有し、
前記駆動部を、前記回動端よりも前記搬送路の上流側であって、前記搬送路の下方に配置したことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の錠剤鑑査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬包内に封入された錠剤数や錠剤種別、錠剤の状態を鑑査する錠剤鑑査装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
処方箋情報等に基づいて薬包内に錠剤が封入され、錠剤が封入された薬包が連続して形成された薬包連続体が知られている。そして薬包連続体のそれぞれの薬包中に封入された錠剤の数を計測する錠剤計測装置が知られている。
従来の錠剤計測装置は、薬包の端部をクランプ機構にて押さえた状態にて、弛緩付与機構によってクランプ機構にて押さえている薬包を弛ませ、更に、加振機構によってクランプ機構にて押さえている薬包を振動させることにより、クランプ機構にて押さえている薬包内における錠剤を散開させて錠剤数を計測する(例えば特許文献1参照)。
また従来の他の錠剤計測装置は、薬包連続体を搬送する搬送路と、この搬送路に沿って薬包連続体を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される薬包連続体における薬包内の錠剤数を計数する判断部と、搬送路の上流側に設けた錠剤分離手段とを備えている(例えば特許文献2参照)。
また、処方箋情報等に基づいて、錠剤を分包紙に区分封入された薬包が、連続して形成されている薬包連続体を製造する錠剤包装装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−236997号公報
【特許文献2】特許第4699563号公報
【特許文献3】国際公開第2010/041751号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、加振機構によってクランプ機構にて押さえている薬包に、周期的な振動(特に1秒あたり0.5から25回の周期的な振動)を与えており、周期的な振動によって、薬包内の錠剤が、薬包内の低い領域へ移動してしまうという現象が生じていた。
すなわち、加振機構によってクランプ機構にて押さえている薬包に、周期的な振動を与えた場合には、薬包内における錠剤が薬包内のある1つの領域(この場合は、薬包内の一番低い領域)へ集中してしまう。従って、安定して錠剤数を計測できないという課題を有していた。
また、特許文献2は、搬送路の上流側に錠剤分離手段を設けることで、薬包内の錠剤を離隔させ、これにより、判断部における錠剤計数の計数精度を高めている。
つまり、薬包の表面と裏面との間は、極めて接近した狭い状態であるので、薬包内に複数の錠剤を封入した場合、錠剤同士が接近または重なった状態となってしまう。
そこで、特許文献2は、薬包内の錠剤に薬包裏面側から衝撃を加え、これにより、錠剤同士を離隔させ、計数精度を高めている。
しかし、薬包表裏面間は、極めて接近した狭い状態となっているので、単に錠剤に衝撃を加えたとしても、容易に離間することはなく、その結果として、錠剤計数精度の低いものとなってしまう。
また特許文献3で製造される薬包連続体は、非常に長く(一例として7m程度)、かつ、薬包連続体中の各々の薬包の寸法ばらつきが比較的大きい(一例として、1つ当たり薬包の長手方向が8cmに対し+/−0.3cm)ため、薬包の所定距離(1つ分の距離)を移動させると、その各々の薬包の寸法ばらつきが累積することによる移動距離の誤差が生じ、その結果として、薬包中の錠剤の画像を撮像する画像撮影部へ確実に移動させることができないという課題を有していた。
【0005】
そこで、本発明は、効率的に錠剤を散開することができ、安定して錠剤を鑑査できる錠剤鑑査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明の錠剤鑑査装置は、複数の薬包を列状に配置した薬包連続体が移動する搬送路と、前記薬包連続体を前記搬送路の上流側から下流側へ移動させる薬包連続体駆動部と、前記薬包に封入された錠剤を撮像する画像撮影部と、前記画像撮影部で撮像された前記錠剤の画像に基づいて前記錠剤を鑑査する錠剤判断部と、を有する錠剤鑑査装置において、前記搬送路における前記薬包の撮影位置に、前記錠剤を散開する錠剤散開手段を設け、前記錠剤散開手段が、散開アームを有し、前記散開アームを、少なくともその一端と他端の間の部分を前記薬包の下面に当接させ、前記搬送路と略平行に変位させることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の錠剤鑑査装置において、前記散開アームの回動端を前記搬送路の上流側に配置し、前記回動端に、前記搬送路の上流側を低くした傾斜部を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の錠剤鑑査装置において、前記回動端を、前記搬送路の一方の側部に配置し、前記薬包連続体が前記搬送路を移動中には、前記散開アームを前記薬包連続体の移動方向に待機させ、前記薬包連続体が停止中に、前記散開アームの自由端を、前記搬送路の他方の側部の方向に変位させ、前記自由端を、前記搬送路の一方の前記側部に戻した後に前記画像撮影部にて撮影を行うことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の錠剤鑑査装置において、前記薬包連続体の長手方向の一方の側部には、前記薬包を形成する分包紙を重ねて圧着することで圧着部が形成されており、前記回動端が前記圧着部の下面に位置することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の錠剤鑑査装置において、前記搬送路における前記薬包の前記撮影位置には、光を透過する透光部を有し、前記自由端の下面に凸部を有することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2から請求項5のいずれかに記載の錠剤鑑査装置において、前記散開アームを動作させる駆動部を有し、前記駆動部を、前記回動端よりも前記搬送路の上流側であって、前記搬送路の下方に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、効率的に錠剤を散開することができ、安定して錠剤を鑑査できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例の錠剤鑑査装置で用いる薬包連続体の上面図
図2】同錠剤鑑査装置の概略構成図
図3】同錠剤鑑査装置の錠剤散開手段の待機時における搬送路の要部斜視図
図4】同錠剤鑑査装置の錠剤散開手段のさばき時における搬送路の要部斜視図
図5図3における錠剤散開手段の斜視図
図6図4における錠剤散開手段の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態による錠剤検査装置は、搬送路における薬包の撮影位置に、錠剤を散開する錠剤散開手段を設け、錠剤散開手段が、散開アームを有し、散開アームを、少なくともその一端と他端の間の部分を薬包の下面に当接させ、搬送路と略平行に変位させるものである。本実施の形態によれば、薬包の撮影位置で錠剤を散開することで、効率的に錠剤を散開することができる。また、重なり合った錠剤を効果的に散開することができる。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による錠剤検査装置において、散開アームの回動端を搬送路の上流側に配置し、回動端に、搬送路の上流側を低くした傾斜部を設けたものである。本実施の形態によれば、傾斜部に沿って薬包連続体が散開アームの上を移動できるため、薬包連続体の移動に支障を与えない。
【0011】
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による錠剤検査装置において、回動端を、搬送路の一方の側部に配置し、薬包連続体が搬送路を移動中には、散開アームを薬包連続体の移動方向に待機させ、薬包連続体が停止中に、散開アームの自由端を、搬送路の他方の側部の方向に変位させ、自由端を、搬送路の一方の側部に戻した後に画像撮影部にて撮影を行うものである。本実施の形態によれば、散開アームによる撮像への影響を無くすとともに、散開動作をスムーズに行わせることができる。
【0012】
本発明の第4の実施の形態は、第2又は第3の実施の形態による錠剤検査装置において、薬包連続体の長手方向の一方の側部には、薬包を形成する分包紙を重ねて圧着することで圧着部が形成されており、回動端が圧着部の下面に位置するものである。本実施の形態によれば、圧着部には錠剤が存在しないため、散開アームと錠剤とが重なることによる撮像への影響を無くすことができる。
【0013】
本発明の第5の実施の形態は、第3又は第4の実施の形態による錠剤検査装置において、搬送路における薬包の撮影位置には、光を透過する透光部を有し、自由端の下面に凸部を有するものである。本実施の形態によれば、凸部だけが搬送路と接触するため、散開アームによって透光部を傷つけることがなく、撮像に影響を与えることがない。
【0014】
本発明の第6の実施の形態は、第2から第5のいずれかの実施の形態による錠剤検査装置において、散開アームを動作させる駆動部を有し、駆動部を、回動端よりも搬送路の上流側であって、搬送路の下方に配置したものである。本実施の形態によれば、駆動部による撮像への影響を無くし、散開アームをスムーズに駆動することができる。
【実施例】
【0015】
以下に、本発明の一実施例を図面とともに説明する。
まず、本実施例で用いる薬包連続体について説明する。
図1は、同薬包連続体の上面図である。
薬包連続体1は、複数の薬包3を列状に配置して構成される。それぞれの薬包3には、1つ又は複数の錠剤2が封入されている。それぞれの薬包3の間にはミシン目4が形成されている。
薬包連続体1の長手方向の一方の側部には、薬包3を形成する分包紙を重ねて圧着することによって圧着部5が形成されている。
また、薬包連続体1の長手方向の他方の側部には、薬包3を形成する分包紙を曲げ返すことによって曲げ返し部6が形成されている。
薬包3の少なくとも一方の面(上面)は、透明、又は半透明となっており、薬包3中に封入された錠剤2を視覚にて鑑査することができる。半透明には、例えば透けて見える白色を用いることができる。
【0016】
本発明の一実施例による錠剤鑑査装置を、図2から図6を用いて説明する。
図2は、本実施例における錠剤鑑査装置の概略構成図である。
錠剤鑑査装置10は、薬包連続体1が移動する搬送路11と、薬包連続体1を移動させる薬包連続体駆動部12と、薬包3に封入された複数の錠剤2を撮像する画像撮影部13と、撮像された錠剤2を鑑査する錠剤判断部14と、搬送路11の下面から光を照射する照明部15と、錠剤判断部14で鑑査された結果、又は鑑査された錠剤2の画像を表示する表示部16とを有する。
薬包連続体1は、搬送路11の上流から投入され、搬送路11の上流側(図2では左側)から下流側(図2では右側)へ移動する。
薬包連続体駆動部12は、画像撮影部13よりも搬送路11の上流側に配置される。
錠剤判断部14は、画像撮影部13で撮像された錠剤2の画像に基づいて、錠剤2の数、錠剤2の種別、又は錠剤2の状態などを鑑査する。
搬送路11における薬包3の撮影位置には、照明部15からの光を透過する透光部17を有している。
【0017】
図3及び図4は、本実施例における錠剤鑑査装置の搬送路の要部斜視図であり、図3は錠剤散開手段の待機時を示し、図4は錠剤散開手段のさばき時を示している。なお、薬包連続体1については、部分的に示しているが、図1及び図2で示したように実際は連続している。
図に示すように、搬送路11における薬包3の撮影位置に、錠剤2を散開する錠剤散開手段20を設けている。薬包3の撮影位置で錠剤2を散開することで、効率的に錠剤2を散開することができる。
錠剤散開手段20は、散開アーム21と、散開アーム21を動作させる駆動部22を有する。
散開アーム21は、薬包3の下面に当接させて変位させることで、重なり合った錠剤2を効果的に散開することができる。
散開アーム21は、回動端21aを搬送路11の上流側に配置し、自由端21bを搬送路11の下流側に配置している。回動端21aは、搬送路11の一方の側部に配置している。
【0018】
図3に示すように、錠剤散開手段20の待機時、すなわち薬包連続体1が搬送路11を移動中、及び薬包3の撮像時には、散開アーム21は薬包連続体1の移動方向に待機させている。
図4に示すように、散開アーム21は、薬包連続体1が停止中で撮像前に、自由端21bを、搬送路11の他方の側部の方向に変位させる。その後、更に自由端21bを、搬送路11の一方の側部に戻して図3に示す状態とする。
このように、自由端21bを、1往復、又は数回往復させた後に画像撮影部13にて撮影を行う。
本実施例によれば、薬包連続体1が搬送路11を移動中、及び薬包3の撮像時には、散開アーム21は薬包連続体1の移動方向に待機させているので、薬包連続体1の移動に支障を生じず、散開アーム21による撮像への影響を無くすとともに、散開アーム21の散開動作をスムーズに行わせることができる。
薬包連続体1が搬送路11を移動中、及び薬包3の撮像時には、散開アーム21の回動端21a及び自由端21bは、いずれも圧着部5の下面に位置する。このように、散開アーム21を圧着部5の下面に位置させることで、薬包連続体1の移動に支障を生じず、圧着部5には錠剤2が存在しないため、散開アーム21と錠剤2とが重なることによる撮像への影響を無くすことができる。
【0019】
図5及び図6は、本実施例における錠剤鑑査装置の錠剤散開手段の斜視図であり、図5は錠剤散開手段の待機時を示し、図6は錠剤散開手段のさばき時を示している。
散開アーム21は、回動端21aに、搬送路11の上流側を低くした傾斜部21cを設けている。本実施例によれば、傾斜部21cに沿って薬包連続体1が散開アーム21の上を移動できるため、薬包連続体1の移動に支障を与えない。
また、散開アーム21は、自由端21bの下面に凸部21dを設けている。本実施例によれば、凸部21dだけが搬送路11と接触するため、散開アーム21によって透光部17を傷つけることがなく、撮像に影響を与えることがない。
駆動部22は、通電によって動作するロータリーソレノイド22aと、ロータリーソレノイド22aと回動端21aとを連結するリンク機構22bと、図示しない戻りバネとを有する。
図5に示す状態において、ロータリーソレノイド22aに通電することで、リンク機構22bを動作させて散開アーム21を図6に示す状態に変位させる。図6に示す状態において、ロータリーソレノイド22aの通電を停止することで、戻りバネの付勢力によってリンク機構22bを動作させて散開アーム21を図5に示す状態に戻す。
駆動部22は、回動端21aよりも搬送路11の上流側であって、搬送路11の下方に配置している。本実施例によれば、駆動部22による撮像への影響を無くし、散開アーム21をスムーズに駆動することができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、安定して錠剤数を計測する動作を行うことができる錠剤鑑査装置を提供することができるので、病院における薬包の錠剤鑑査装置に有用である。
【符号の説明】
【0021】
1 薬包連続体
2 錠剤
3 薬包
10 錠剤鑑査装置
11 搬送路
12 薬包連続体駆動部
13 画像撮影部
14 錠剤判断部
15 照明部
16 表示部
17 透光部
20 錠剤散開手段
21 散開アーム
21a 回動端
21b 自由端
21c 傾斜部
21d 凸部
22 駆動部
22a ロータリーソレノイド
22b リンク機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6