特許第6094154号(P6094154)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ リコーイメージング株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6094154-撮像装置 図000002
  • 特許6094154-撮像装置 図000003
  • 特許6094154-撮像装置 図000004
  • 特許6094154-撮像装置 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6094154
(24)【登録日】2017年2月24日
(45)【発行日】2017年3月15日
(54)【発明の名称】撮像装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/341 20110101AFI20170306BHJP
   H04N 5/357 20110101ALI20170306BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20170306BHJP
【FI】
   H04N5/335 410
   H04N5/335 570
   H04N5/232 Z
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-247476(P2012-247476)
(22)【出願日】2012年11月9日
(65)【公開番号】特開2014-96719(P2014-96719A)
(43)【公開日】2014年5月22日
【審査請求日】2015年9月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】311015207
【氏名又は名称】リコーイメージング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090169
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100124497
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 洋樹
(72)【発明者】
【氏名】木村 吉孝
【審査官】 鈴木 肇
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−320180(JP,A)
【文献】 特開昭63−264049(JP,A)
【文献】 特開2012−080506(JP,A)
【文献】 特開平06−169888(JP,A)
【文献】 特開2009−200555(JP,A)
【文献】 特開2007−173953(JP,A)
【文献】 特開2001−276032(JP,A)
【文献】 特開2008−288689(JP,A)
【文献】 特開2011−082719(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/30 − 5/378
H04N 5/222− 5/257
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の周期で読出信号を送信する信号生成部と、
複数の画素を備え、前記読出信号を受信したときに前記画素に蓄積した電荷を画像信号として出力する撮像素子と、
動作しているときに、前記撮像素子が出力した前記画像信号にノイズを加えるノイズ源とを備え、
前記信号生成部は、画像信号の読み出し期間中、前記ノイズ源への駆動信号出力を受けて前記読出信号の送信を中断し、前記ノイズ源が動作しなくなると前記読出信号の送信を再開する撮像装置。
【請求項2】
前記信号生成部は、前記ノイズ源が所定の期間以上動作している場合、前記読出信号を送信する請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記信号生成部は、前記撮像素子に水平信号を送信し、
前記撮像素子は、前記水平信号のレベルがHiである期間に前記画像信号を出力し、
前記所定の期間は、前記水平信号のレベルがHiからLoになった時から再度HiからLoに下がる時までの期間である請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記ノイズ源が所定の期間以上動作している場合に前記信号生成部が前記読出信号を送信するときに警告を発する警告部をさらに備える請求項2又は3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像素子に加えられた振動を打ち消すように前記撮像素子を移動させる補正部をさらに備え、前記補正部は前記ノイズ源を有する請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
【請求項6】
前記ノイズ源はボイスコイルモータである請求項5に記載の撮像装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子が出力する画像信号にノイズがのることを防止する撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
オートフォーカスレンズや手ぶれ補正機構を撮像素子の周囲に設置する撮像装置が知られている。撮像素子は被写体像を撮像して画像信号を出力するが、オートフォーカスレンズや手ぶれ補正機構が備えるモータやコイル等のノイズ源が生じるノイズが画像信号にのってしまうことがある。画像信号にノイズがのることを防止するため、撮像素子が備える画素のうち画像を構成しない画素が電荷を出力しているときに、オートフォーカスレンズのモータを駆動する(引用文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−118378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、撮像素子が備える画素のうち画像を構成しない画素は少数であるため、モータを駆動できる期間が限られ、合焦するに必要な期間を確保できなくなるおそれがある。すなわち、撮像素子のタイミングに応じてモータを駆動すると、オートフォーカスレンズや手ぶれ補正機構が充分に機能しなくなるおそれが生じる。
【0005】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、ノイズ源を構成する機構の機能を発揮させながら、撮像素子が出力する画像信号にノイズがのることを防止する撮像装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明による撮像装置は、所定の周期で読出信号を送信する信号生成部と、複数の画素を備え、読出信号を受信したときに画素に蓄積した電荷を画像信号として出力する撮像素子と、動作しているときに、撮像素子が出力した画像信号にノイズを加えるノイズ源とを備え、信号生成部は、ノイズ源が動作していないときに読出信号を送信し、ノイズ源が動作しているときには読出信号を送信しないことを特徴とする。
【0007】
信号生成部は、ノイズ源が所定の期間以上動作している場合、読出信号を送信することが好ましい。
【0008】
信号生成部は、撮像素子に水平信号を送信し、撮像素子は、水平信号のレベルがHiである期間に画像信号を出力し、所定の期間は、水平信号のレベルがHiからLoになった時から再度HiからLoに下がる時までの期間であることが好ましい。
【0009】
ノイズ源が所定の期間以上動作している場合に信号生成部が読出信号を送信するときに警告を発する警告部をさらに備えることが好ましい。
【0010】
撮像素子に加えられた振動を打ち消すように撮像素子を移動させる補正部をさらに備え、補正部はノイズ源を有することが好ましい。
【0011】
ノイズ源はボイスコイルモータが好適である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ノイズ源を構成する機構の機能を発揮させながら、撮像素子が出力する画像信号にノイズがのることを防止する撮像装置を得る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】撮像装置を概略的に示したブロック図である。
図2】撮像素子において電荷を読出すタイミングとコイルの駆動タイミングとの関係を示したタイミングチャートである。
図3】撮像処理を示したフローチャートである。
図4】電荷読出処理を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態による撮像装置について図1から4を用いて説明する。図1は、撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラ100を示す。図1を用いてデジタルカメラ100の構成について説明する。
【0015】
デジタルカメラ100は、信号生成部を有するDSP110、撮像素子(CIS)を成すCMOS121、ノイズ源であり補正部を成すSR(Shake Reduction)ブロック122、ジャイロセンサ123、メモリ124、記録媒体125、操作部材126、警告部を成すモニタ127、及びノイズ源である撮影レンズ130を主に備える。
【0016】
撮影レンズ130はレンズ131とレンズ駆動モータ132とを備え、着脱自在となるようにデジタルカメラ100に取り付けられる。撮影レンズ130はCMOS121に被写体像を結像させる。レンズ駆動モータ132は、コイル又は磁性体を備え、動作時に電気的なノイズを発生する。
【0017】
CMOS121は複数の画素を備える。撮影レンズ130により結ばれた被写体像を画素が電荷に変換し蓄積する。蓄積された電荷は画像信号としてDSP110に出力される。
【0018】
DSP110は、SRブロック122を制御するSR制御部111、撮像素子を制御するCIS制御部112、レンズ駆動モータ132を制御するモータ制御部113、及び画像処理部114を備える。CIS制御部112は信号生成部を成す。
【0019】
画像処理部114は、CMOS121から画像信号を受信し、メモリ124を一時記憶領域として使用しながら画像処理を行って画像又は画像ファイルを生成する。画像はモニタ127に表示され、画像ファイルは記録媒体125に記憶される。記憶媒体は、デジタルカメラ100に対して着脱自在となるように設けられる、例えばSDカードである。
【0020】
モータ制御部113は、画像処理部114から画像を受信し、画像のコントラストなどに基づいて被写体像の合焦状態を判断する。そして、合焦状態に応じて駆動信号をレンズ駆動モータ132に送信して駆動する。レンズ駆動モータ132を駆動するとき、モータ制御部113はCIS制御部112にも駆動信号を送信する。
【0021】
ジャイロセンサ123は、デジタルカメラ100に加えられた振動、すなわち角速度を検知してSR制御部111に送信する。SR制御部111は、CMOS121が露光を行っているとき、角速度が閾値以上であるか否かを判断する。そして閾値以上であるときに、デジタルカメラ100に加えられた振動を打ち消すために必要な駆動量を算出する。そして駆動量を駆動信号としてSRブロック122及びCIS制御部112に送信する。CMOS121が画像信号を出力しているとき、SR制御部111は、CMOS121の位置を固定するための固定信号をSRブロック122及びCIS制御部112に送信する。
【0022】
SRブロック122はボイスコイルモータ122aを備える。SR制御部111から駆動量を受信したSRブロック122は、駆動量に応じてボイスコイルモータ122aに通電し、ボイスコイルモータ122aが生じた力を利用してCMOS121を移動させる。これにより、デジタルカメラ100に加えられた振動を打ち消すようにCMOS121が移動する。ボイスコイルモータ122aは磁性体とコイルを備え、コイルに流す電流の大きさを変えることにより力を発生する。またボイスコイルモータ122aは、コイルに流す電流の大きさを一定に保つことによりCMOS121の位置を固定する。コイルに流れる電流の大きさが一定であるとき、ボイスコイルモータ122aが発生する電気的なノイズは極めて小さくかつ一定の値となる。他方、コイルに通電する電流が変化したとき、ボイスコイルモータ122aは電気的なノイズを発生する。
【0023】
CIS制御部112は、CMOS121に読出信号を送信する。CMOS121の画素が蓄積した電荷は読出信号に応じて出力される。
【0024】
次に図2を用いて、画素が電荷を出力するタイミングについて説明する。
【0025】
CIS制御部112がCMOS121に送信している垂直信号(VD)のレベルをHiからLoに一時的に下げると、CMOS121が備える画素は電荷を蓄積し始める。画素が電荷を蓄積し始めてから全ての画素が電荷を蓄積し終わるまでの期間を露光期間と呼ぶ。このときSR制御部111は、デジタルカメラ100に加えられた振動を打ち消すために必要な駆動量を駆動信号としてSRブロック122及びCIS制御部112に送信する。駆動信号を受信したSRブロック122は、駆動量に応じてCMOS121を駆動する。
【0026】
再度CIS制御部112が垂直信号(VD)のレベルをHiからLoに下げると、画素は電荷を出力し始める。画素が電荷を出力し始めてから全ての画素が電荷を出力し終わるまでの期間を読出期間と呼ぶ。読出期間の間、SR制御部111は、CMOS121の位置を固定するための固定信号をSRブロック122及びCIS制御部112に送信する。固定信号を受信したSRブロック122は、CMOS121を現在の位置に固定する。すなわち、読出期間の間CMOS121の位置が固定され、ボイスコイルモータ122aが発生する電気的なノイズが極めて小さくかつ一定となる。固定信号を受信したCIS制御部112は、通常の周期で読出信号を送信する。読出信号の送信とは、水平信号(HD)のレベルをHiからLoに一時的に下げることをいう。読出信号を受信したCMOS121は、所定の画素が蓄積した電荷を出力し始める。すなわち、読出期間中において水平信号(HD)のレベルがHiからLoに下がる度に、所定の画素が電荷を出力する。ボイスコイルモータ122aが発生するノイズが極めて小さくかつ一定である期間に画素が電荷を出力するため、画像信号にノイズがのることがない。
【0027】
他方、読出期間においてジャイロセンサ123が閾値以上の角速度を検知したとき、SR制御部111は駆動量を算出し、これに応じてSRブロック122がボイスコイルモータ122aに通電する。ボイスコイルモータ122aに通電する期間は図2において期間Aとして表される。これによりボイスコイルモータ122aへの電流量が変化して、デジタルカメラ100に加えられた振動を打ち消すようにCMOS121が移動され、かつボイスコイルモータ122aがノイズを発生する。前述のように、このときSR制御部111は駆動信号をSRブロック122に加えてCIS制御部112に送信している。駆動信号を受信したCIS制御部112は、読出信号の送信を一時的に中止、つまり水平信号(HD)のレベルをHiのまま維持する。CMOS121は読出信号を受信しないため、画素が蓄積した電荷を出力しない。すなわち、読出期間中に画素は電荷の出力を一時的に中断する。ボイスコイルモータ122aは、動作時において、撮像素子との位置関係に応じて画像信号にノイズを加えることがあるが、本実施形態ではボイスコイルモータ122aがノイズを発生している期間に画素が電荷を出力しないため、画像信号にノイズがのることがない。
【0028】
そして、デジタルカメラ100に外力が加えられなくなって、ジャイロセンサ123が検知する角速度が閾値未満になったとき、SR制御部111が固定信号をSRブロック122及びCIS制御部112に送信する。これによりボイスコイルモータ122aへの電流量が一定となって、CMOS121の位置が固定され、ボイスコイルモータ122aはノイズを発生しない。固定信号を受信したCIS制御部112は、通常の周期で読出信号を再び送信し始める。読出信号を受信したCMOS121は、画素が蓄積した電荷を出力し始める。すなわち、ボイスコイルモータ122aがノイズを発生していない期間に画素が電荷を出力するため、画像信号にノイズがのることがない。
【0029】
また、読出期間においてジャイロセンサ123が閾値以上の角速度を検知している期間が所定期間以上であるとき、すなわちボイスコイルモータ122aに通電する期間Aが所定期間以上であるとき、CIS制御部112は、通常の周期で読出信号を再び送信し始める。所定期間は、例えば水平信号のレベルがHiからLoになった時から再度HiからLoに下がる時までの期間、すなわち水平信号の1単位である1HD期間である。同時にDSP110は、画像信号にノイズがのるおそれがある旨をモニタ127に警告として表示する。読出信号を受信したCMOS121は、画素が蓄積した電荷を出力し始める。デジタルカメラ100に外力が所定期間以上継続して加えられると、CMOS121からの画像信号の読み出しが終わらずに次の処理を実行することが出来なくなる。そこで、ユーザに警告を発した後に読み出しを再開する。読み出しを再開することにより、デジタルカメラ100は次の処理へスムーズに移行することができ、デジタルカメラ100が機能停止してしまったとユーザが認識することを防止できる。また、警告を認知したユーザはデジタルカメラ100に加えられている外力を抑えるなどの対策を取ることができる。
【0030】
CIS制御部112は、モータ制御部113から駆動信号を受信したときも、SR制御部111から受信したときと同様の動作を行う。よって、説明を省略する。
【0031】
次に、図3を用いて撮像処理について説明する。撮像処理は、操作部材126が備えるシャッターレリーズボタンが操作されたときに実行される。
【0032】
始めのステップS31では、図示しないリターンミラーを上げて、図示しないシャッターを開く。次のステップS32では、CMOS121が露光を開始、すなわち露光期間に入る。そしてステップS33では、シャッターを閉じて、リターンミラーを下げる。これにより露光期間が終了する。
【0033】
次のステップS34では、後述する電荷読出処理を実行して、CMOS121から画像信号を取得する。そして処理が終了する。
【0034】
次に、図4を用いて電荷読出処理について説明する。電荷読出処理は、撮像処理のステップS34において実行される。
【0035】
始めのステップS41では、ジャイロセンサ123が閾値以上の角速度を検知しているか否かを判断する。閾値値以上でない場合、処理はステップS42に進み、閾値値以上である場合、処理はステップS44に進む。
【0036】
ステップS42では、CMOS121から画像信号を読み出す。すなわちCIS制御部112は、通常の周期で読出信号を送信する。これにより、水平信号(HD)のレベルがHiからLoに下がる度に、所定の画素が電荷を出力する。
【0037】
ステップS43では、画像信号の読み出しが完了したか、すなわち全ての画素が電荷を出力したか否かを判断する。読み出しが完了した場合、処理は終了し、完了していない場合、処理はステップS41に戻る。
【0038】
ステップS41において、ジャイロセンサ123が閾値以上の角速度を検知している場合、処理はステップS44に進み、画像信号の読み出しを中断する。すなわち、CIS制御部112は、読出信号の送信を一時的に中止、つまり水平信号(HD)のレベルをHiのまま維持する。
【0039】
次のステップS45では、画像信号の読み出しを中断してから所定期間以上経過したか否かを判断する。所定期間以上経過した場合、処理はステップS46に進み、経過していない場合、処理はステップS41に戻る。
【0040】
ステップS46では、画像信号にノイズがのるおそれがある旨をモニタ127に警告として表示する。
【0041】
次のステップS47ではCMOS121から画像信号を読み出す。すなわちCIS制御部112は、通常の周期で読出信号を送信する。これにより、水平信号(HD)のレベルがHiからLoに下がる度に、所定の画素が電荷を出力する。そしてステップS41に戻り、全ての画素が電荷を出力し終わるまでステップS41からS47までの処理を繰り返す。
【0042】
なお、CIS制御部112がSR制御部111から駆動信号を受信した場合に関して説明したが、モータ制御部113から駆動信号を受信したときもCIS制御部112は同様の動作を行う。
【0043】
本実施形態によれば、ノイズ源がノイズを発生している期間に画素が電荷を出力せず、ノイズを発生していない期間に画素が電荷を出力するため、画像信号にノイズがのることがない。
【0044】
そして、デジタルカメラ100に振動が加えられ続けている場合であっても読み出しを再開するため、デジタルカメラ100は次の処理へスムーズに移行することができ、デジタルカメラ100が機能停止してしまったとユーザが認識することを防止できる。
【0045】
また、ユーザに警告を発した後に読み出しを再開するため、警告を認知したユーザがデジタルカメラ100に加えられている外力を抑えるなどの対策を取ることができる。
【0046】
なお、撮影レンズ130は、デジタルカメラ100に対して着脱自在でなく、着脱できないように固定されてもよい。
【0047】
また、CMOS121の代わりにCCD等の固体撮像素子が用いられても良い。
【0048】
CIS制御部112はジャイロセンサ123からの出力を受信して、これに応じて撮像素子を制御しても良い。
【符号の説明】
【0049】
100 デジタルカメラ
110 DSP
111 SR制御部
112 CIS制御部
113 モータ制御部
114 画像処理部
121 CMOS
122 SRブロック
122a ボイスコイルモータ
123 ジャイロセンサ
124 メモリ
125 記録媒体
126 操作部材
127 モニタ
130 撮影レンズ
131 レンズ
132 レンズ駆動モータ
図1
図2
図3
図4