(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記基地局からの指示は、Primary Cellに対しては前記第1のパラメータ・テーブルを指示し、Secondary Cellに対しては前記第2のパラメータ・テーブルを指示する、
請求項1に記載の通信方法。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下の詳細な説明では、本説明の一部を形成する添付図面が参照される。図面では、類似の記号は、別段文脈により示されない限り、概して類似の構成要素を特定する。本開示の態様が、いろいろな異なる構成で配置され、置換され、組み合わされ、設計される可能性があり、それらの全てが、明示的に企図され、本開示の一部を作ることが容易に理解されるであろう。
【0024】
(第1の実施形態)
本開示の第1の実施形態では、eNodeBおよびUEを含む無線通信システム内でパラメータ・テーブルを設定する通信方法が提供される。通信方法は、レガシー・パラメータ・テーブルの全エントリおよび拡張エントリを含むパラメータ・テーブルをeNodeB及びUEの双方において規定するステップと、パラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを示すビットマップ指示をeNodeBからUEへ送信するステップとを含む。サブテーブル内のエントリ数はレガシー・パラメータ・テーブルのエントリ数と同じである。
【0025】
本開示の第1の実施形態に係る通信方法の実装に関して詳細に説明する前に、
図4〜6を参照して、UEの異なる通信シナリオ、及び、変調次数/符号化レートに関する異なる要件について説明する。
【0026】
図4は、UEが異なる位置において異なる変調/符号化レート要件を有する通信シナリオを概略的に示す図である。
【0027】
図4に示すように、UE401は、ローカル・エリアまたは大規模MIMO(multiple-input-multiple-output)シナリオ400内に位置する。UE401には変調次数/符号化レートに関して、異なる位置において異なる要件を有することがわかる。例えば、UE401は、異なる位置では異なるSINR(signal-to-noise ratio)状態となる。UE401が、セルエッジ(例えば位置A)からセル中心により近い位置(例えば位置B)まで、そして最終的にセル中心(例えば位置C)までゆっくり移動する場合、UE401は、各々の位置において低いSINR、中程度に高いSINR、および非常に高いSINR状態になる。明らかに、低いSINRエリアでは比較的低い効果の符号化レートを必要とする一方、高いSINRエリアでは比較的高い実効符号化レートを必要とする。
【0028】
図5は、異なるキャリア・コンポーネント(CC)が異なる変調/符号化レート要件を有する通信シナリオを概略的に示す図である。
【0029】
図5に示すキャリア・アグリゲーション(CA:carrier aggregation)のシナリオでは、同様に、異なるCCもまた、異なるSINR/干渉/チャネル状況により、異なる変調/符号化レート要件を有することがわかる。例えば、キャリア1などのPcellからUEへのCCの場合、ロバストなアクセスのために保守的CQIテーブル(例えばレガシーCQIテーブル)に関する要件が存在する。一方、キャリア2などのScellからUEへのCCの場合、スループットを増大させるために積極的なCQIテーブルに関する要件が存在する。
【0030】
図6は、異なるリンクが異なる変調/符号化レート要件を有する通信シナリオを概略的に示す図である。
【0031】
図6に示すシナリオでは、同様に、アップリンクおよびダウンリンクは、異なるSINR/干渉/チャネル状況により、異なる変調/符号化レート要件を有することがわかる。例えば、ダウンリンク伝送の場合、多くのアクティブなダウンリンク・トラフィックにより、保守的CQIテーブル(例えばレガシーCQIテーブル)に関する要件が存在する可能性がある。一方、アップリンク伝送の場合、少ないアップリンク・トラフィック、それ故の高いSINRにより、積極的CQIテーブルに関する要件が存在する可能性がある。
【0032】
図4〜
図6から、異なるチャネルに適応し、より良い性能を得るために、変調次数/符号化レートの特有の組合せを含むCQI/MCSテーブルなどの異なるパラメータ・テーブルが異なるSINR条件においてそれぞれ使用されることが予想される。換言すれば、異なる通信シナリオについて同じパラメータ・テーブルを適用する必要はない。或る通信シナリオでは、パラメータ・テーブル内のいくつかのエントリだけで十分である可能性がある。
【0033】
本開示の第1の実施形態に係る通信方法は、上記分析を考慮して設計されて、異なる変調/符号化レート要件を満たす。
【0034】
ここで、
図7を参照して、本開示の第1の実施形態に係る通信方法に関する詳細な説明を行う。
【0035】
図7は、本開示の第1の実施形態に係る通信方法の例示的な実装を示すフローチャートである。第1の実施形態に係る通信方法は、eNodeBおよびUEを含む無線通信システム内でパラメータ・テーブルを設定するために使用される。
【0036】
図7に示すように、通信方法は、eNodeBとUEの両方においてパラメータ・テーブルが規定されるステップ701で開始される。
【0037】
パラメータは、UEとeNodeBとの間で通信される種々の通信パラメータである。例えば、パラメータは、CQI、差分CQIオフセット・レベル、および/またはMCSである。これに対応して、パラメータ・テーブルは、CQIテーブル、差分CQIテーブル、またはMCSテーブルである。
【0038】
さらに、パラメータ・テーブルは、レガシー・パラメータ・テーブルの全エントリおよびいくつかの拡張エントリを含む。レガシー・パラメータ・テーブルのエントリは、非特許文献1などの規格において規定された標準的なエントリである。また、それらのエントリは、比較的保守的な変調次数/符号化レートが必要とされる通信シナリオに対応する。拡張エントリは、本開示の第1の実施形態により規定された拡張エントリである。また、拡張エントリは、比較的積極的な変調次数/符号化レートが必要とされる通信シナリオに対応する。
【0039】
次に、ステップ702では、eNodeBは、パラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを示すビットマップ指示をUEに送信する。
【0040】
特に、ビットマップ指示は、上位レイヤまたは物理レイヤにおけるシグナリングによってeNodeBからUEへ送信される。例えば、ビットマップ指示は、準静的にRRC(Radio Resource Control)シグナリングによって送信される。または、ビットマップ指示は、動的にDCI(Downlink Control Information)フォーマットのビットによって暗黙的にトリガされる(特定の設定はRRCシグナリングによる)。
【0041】
ビットマップは、パラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを通知するために使用される。サブテーブル内のエントリの数が、レガシー・パラメータ・テーブルのエントリ数と同じであるため、物理レイヤでの指示に関するシグナリング・オーバヘッドが変わらないことが留意されるべきである。
【0042】
ビットマップは、上述した一般的な無線通信システムの通信シナリオまたは任意の他の適したシナリオに基づいてeNodeBによって生成される。
【0043】
eNodeBがUEにビットマップ指示を送信した後、eNodeBおよびUEは共に、サブテーブルが現在使用中であることを知っているため、eNodeBおよびUEは、パラメータ・サブテーブル内のエントリのインデックスを互いに通信できる。例えば、CQIテーブルの場合、UEは、サブテーブルに基づいてeNodeBにCQIインデックスを報告することができ、eNBは、UEが参照している同じテーブルを明確に知ることができる。MCSテーブルの場合、eNodeBは、UEにMCSインデックスを通知することができ、UEはeNBと同じMCSテーブルを前提とする。
【0044】
さらに、拡張パラメータ・テーブルがレガシー・テーブルより多くのエントリを含むため、本開示の第1の実施形態の方法は、フィードバック・ビットを不変とするために、インデックス再作成するプロセスおよび復元するプロセス(後述する)をさらに含む。
【0045】
次に、
図8〜
図10を参照して、ビットマップの原理をよりよく説明するためのいくつかの例を示す。
【0046】
最初に、ビットマップがCQIテーブルに適用される場合について説明する。
図8は、本開示の第1の実施形態に係る拡張CQIテーブルおよび対応するビットマップの例を概略的に示す図である。拡張CQIテーブルと呼ぶこともできる
図8に示すCQIテーブルは、0〜26のインデックスを有する27のエントリを含む。各エントリは、対応する変調次数および符号化レートを有する或るCQI値にそれぞれ対応する。拡張CQIテーブル内のエントリの値およびエントリの数は例に過ぎず、それに限定されないことに留意されるべきである。
【0047】
図1に示すレガシーCQIテーブルと比較すると、拡張CQIテーブルは、レガシーCQIテーブルの0〜15のインデックスを有する全エントリ、および、16〜26のインデックスを有する新しい拡張エントリを含むことがわかる。そのため、拡張CQIテーブル内のエントリの数は、レガシーCQIテーブルのエントリの数より多い。
【0048】
上述した分析によれば、異なる通信シナリオの場合、拡張CQIテーブル全体を適用する必要はなく、或る通信シナリオでは、拡張CQIテーブル内のいくつかのエントリだけで十分である。
【0049】
例えば、セルエッジ(例えば、
図4に示す位置A)におけるUEの場合、UEは、低いSINR状態となるので、比較的保守的なCQI値、すなわち、比較的低い実効符号化レートおよび/または比較的低い変調次数を有するCQIテーブルを必要とする。本開示の第1の実施形態に係る方法は、
図8の列801に示すビットマップを用いて、拡張CQIテーブルから選択されるサブテーブル(この場合、保守的なCQIテーブル)を設定する。例示的に、ビットマップの対応する位置における「1」の値は、サブテーブル内の対応するエントリの存在を示す。一方、ビットマップの対応する位置における「0」の値は、例えば、サブテーブル内の対応するエントリの非存在を示す。または、その逆も同様である。この場合、低い実効符号化レートおよび変調次数(例えば、QPSK、16QAM、および64QAM)を有するエントリが設定されることがビットマップ801からわかる。
【0050】
エッジと比べてセルの中央により近い位置(例えば、
図4に示す位置B)のUEの場合、UEは、中程度のSINR状態となるので、比較的中程度のCQI値を有するCQIテーブルを必要とする。本開示の第1の実施形態に係る方法は、
図8の列802に示すビットマップを用いて、拡張CQIテーブルから選択されるサブテーブル(この場合、中程度のCQIテーブル)を設定する。この場合、中程度の実効符号化レートおよび変調次数を有するエントリが設定されることがビットマップ802からわかる。
【0051】
同様に、セルの中心(例えば、
図4に示す位置C)のUEの場合、UEは、高いSINR状態となるので、比較的積極的なCQI値、すなわち、比較的高い実効符号化レートおよび/または比較的高い変調次数を有するCQIテーブルを必要とする。本開示の第1の実施形態に係る方法は、
図8の列803に示すビットマップを用いて、拡張CQIテーブルから選択されるサブテーブル(この場合、積極的なCQIテーブル)を設定する。この場合、高い実効符号化レートおよび変調次数、例えば、256QAMを有するより多くのエントリが設定されることがビットマップ803からわかる。同様に、低い実効符号化レートおよび変調次数(例えば、QPSK)を有する少数のエントリが、時々発生する場合に対処するように設定される。
【0052】
3つのビットマップ801〜803は例に過ぎず、当業者が通信シナリオに従って異なるビットマップを用いてCQIテーブルを構成しうることが留意されるべきである。
【0053】
拡張CQIテーブルの場合、インデックス長がレガシーCQIテーブルと依然として同じになるように、UEはサブテーブル内でエントリを再順序付け(インデックス再作成)するべきであることも留意されるべきである。eNBにおいて、ビットマップに従って、受信したインデックスを元のインデックスに復元しうる。
【0054】
例えば、
図8では、UEは、ビットマップ2の制限に基づいてCQIインデックス20を選択する。そして、UEがビットマップ2によって示されるサブテーブル内で元のエントリに対してインデックス再作成することにより、元のインデックス20は、eNBへフィードバックされる新しいインデックス15に変更される。eNBは、インデックス15をビットマップ2に基づいて元のインデックス20に復元する。その結果、eNBとUEとの間に曖昧さが全くない。eNBは、ビットマップ・ベースの設定に基づいて、UEが現在どの種類のテーブルを使用しているかを常に知っている。
【0055】
したがって、
図8から、より大きな符号化レートおよび変調次数(例えば、256QAM以上)がビットマップによってサポートされ、また、異なる通信シナリオに適応するために特定の符号化レートおよび変調次数が選択され、最良の性能を達成する柔軟性が存在することがわかる。また、同時に、制限は、広帯域CQIについて使用されるだけである。特別なCQIまたはサブバンドCQIのような他のCQIタイプの場合、それを制限する必要がない。UEは、差分CQIオフセット・レベルを利用して、特別なCQIまたはサブバンドCQIについて拡張CQIテーブル内の任意のエントリまたはインデックスをフィードバックできる。その詳細および例は後で紹介されることになる。
【0056】
さらに、上述したように、ビットマップ指示は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介してeNodeBによってUEへ送信される。これにより、物理レイヤ内のシグナリング・オーバヘッドは変わらない。
【0057】
さらに、CQIサブテーブル内のエントリの数は、レガシーCQIテーブルのエントリの数と同じである16であるため、良好な後方互換性(backward compatibility)およびオーバヘッドが保証され、規格に対するわずかな修正だけが必要とされる。
【0058】
次に、ビットマップが差分CQIテーブルに適用される場合に対して説明する。
図9aおよび
図9bは、本開示の第1の実施形態に係る2つの種類の拡張差分CQIテーブルおよび対応するビットマップの例を概略的に示す図である。
【0059】
最初に、
図9aを参照すると、拡張差分CQIテーブル901は、
図2に示すレガシー差分CQIテーブルの0〜3のインデックスを有する全エントリと、4〜7のインデックスを有する新しい拡張エントリとを含む。同様に、拡張差分CQIテーブル内のエントリの値およびエントリの数は例に過ぎず、当業者は、異なる値を有するより多いかまたは少ない数のエントリを含む拡張差分CQIテーブルを設計しうる。
図9aに示す選択肢は、直接的拡張であり、レガシー・エントリ/値を依然として維持する。
【0060】
図9aに示すように、2dBなどの比較的小さなオフセット・レベルの場合、第1の実施形態に係る方法は、レガシー差分CQIテーブル内のエントリと同じエントリを示す
図9aの列902に示すビットマップ1を用いて、拡張差分CQIテーブルから選択されるサブテーブルを設定する。5dBまたは6dBなどの比較的大きなオフセット・レベルの場合、第1の実施形態に係る方法は、大きなオフセット・レベルに対応する拡張エントリを示す
図9aの列903に示すビットマップ2を用いて、拡張差分CQIテーブルから選択されるサブテーブルを設定することができる。
【0061】
図9aの選択肢は、良好な後方互換性をもたらす。一方、
図9bは、レガシー差分CQIテーブル内のエントリと全く異なるエントリを含む、本開示の第1の実施形態に従って完全に再定義された差分CQIテーブルである。
図9bでは、レガシー差分CQIテーブルの場合と同様の半閉区間は全く規定されていない。代わりに、いくつかの値だけが規定されている。選択されたエントリがビットマップによって示された後、これらの値は閉集合(closed-set)を自動的に形成する。例えば、第1の実施形態に係る方法は、列905に示すビットマップ1を用いてサブテーブル908に示すサブテーブルを設定することができる。第1の実施形態に係る方法は、また、列906に示すビットマップ2を用いてサブテーブル907に示すサブテーブルを設定することができる。
図9bのような拡張差分CQIテーブルの利点は、より多くのエントリを含むように、差分CQIテーブルをさらに拡張することがより容易であることである。換言すれば、拡張差分CQIテーブルは、半閉区間の代わりにいくつかの新しい値が規定される必要があるのみであるので、良好な前方互換性をもたらす。
【0062】
広帯域CQIおよびサブバンド/空間/UE選択式CQIが、先の説明において同じCQIテーブルを使用する必要がないことに留意されるべきである。すなわち、広帯域CQIエントリの選択は、オーバヘッドを不変とするためにCQIサブテーブルに制限されうるが、サブバンド/空間/UE選択式CQIエントリの選択は、CQIサブテーブルに制限されず、拡張CQIテーブル全体に基づく。これは、サブバンド/空間/UE選択式CQIが、上述したように、実際のCQI値によって直接反映されるのではなく、差分CQIオフセット・レベルによって間接的に反映されるからである。
【0063】
換言すれば、サブバンド差分CQIがパラメータとして報告される場合、サブバンド差分CQIエントリのインデックスが、ビットマップによる拡張CQIテーブルから選択されるCQIサブテーブルに基づいて決定できる。代替として、サブバンド差分CQIエントリのインデックスは拡張CQIテーブル全体に基づいて決定できる。
【0064】
例えば、広帯域CQIは、
図8に示すビットマップ2によって制限される可能性があり、UEは、CQIインデックス16をフィードバックする。しかし、サブバンドCQIは、ビットマップ2によって制限されない可能性があり、拡張CQIテーブル全体の任意のエントリが、CQIインデックス22などのビットマップ2によって示されないときでも、使用される。その結果、この場合、UEは、
図9aまたは
図9bに示すサブバンド差分CQIテーブルに基づいてCQIオフセット・レベル6(22−16=6)をフィードバックする必要があるだけである。
【0065】
すなわち、広帯域CQIがパラメータとして報告される場合、広帯域CQIは、ビットマップによる拡張CQIテーブルから選択されるCQIサブテーブルに基づいて決定できる。空間CQI、サブバンドCQI、またはUE選択式CQIがパラメータとして報告される場合、空間CQI、サブバンドCQI、またはUE選択式CQIは、(1)拡張CQIテーブルまたは拡張CQIテーブルから選択されるCQIサブテーブルに基づく広帯域CQI、および、(2)ビットマップによって拡張差分CQIオフセット・レベル・テーブルから選択されるサブテーブルに基づく差分CQIオフセット・レベル、に基づいて決定される。
【0066】
インデックス再作成プロセスおよび復元プロセスが、上述した拡張CQIテーブルについて適用されうることにも留意されるべきである。しかし、差分CQIテーブルの場合、インデックス再作成プロセスおよび復元プロセスは必要でない可能性がある。例えば、UEが、広帯域CQIについてCQIインデックス20を、また、サブバンドCQIについてインデックス22を選択する場合、インデックス2(差分CQIテーブルに基づく)のみがフィードバックされるべきである。
【0067】
本開示の第1の実施形態に係る拡張差分CQIテーブルによって、差分CQIのフィードバック精度は、シグナリング・オーバヘッドの増加無しで改善される。
【0068】
次に、ビットマップがMCSテーブルに適用される場合について説明する。
図10aおよび
図10bは、本開示の第1の実施形態に係る2種類の拡張MCSテーブルおよび対応するビットマップの例を概略的に示す図である。
図10aおよび
図10bに示す拡張MCSテーブルは、0〜41のインデックスを有する42のエントリを含む。同様に、拡張MCSテーブル内のエントリの値およびエントリの数は例に過ぎず、それに限定されない。
【0069】
図10aおよび
図10bは、再送信のための予約済みテーブルの異なる位置に基づく2つの異なるパターンを示す。eNBおよびUEは、曖昧さを回避するため、指示後に、同じビットマップまたは選択されたテーブルを仮定すべきである。さらに、UEがMCSテーブルの構成を知らない初期状態またはハンドオーバ状態を考慮して、レガシー・テーブルが使用されうる。これらのシナリオでは、eNBは、一般に、ダウンリンク送信のためにDCIフォーマット1Aを使用する。その結果、レガシーMCSテーブルは、DCIフォーマット1A伝送におけるデフォルト設定として使用される。拡張MCSテーブルはDCIフォーマット2Cまたは将来のフォーマットのために使用されうるのみである。
【0070】
同様に、
図10aおよび
図10bのビットマップは例に過ぎず、当業者は、通信シナリオに従って異なるビットマップを用いてMCSテーブルを構成しうる。
【0071】
以上、本開示の第1の実施形態に係る通信方法について述べた。通信方法によれば、レガシー・テーブル内のものより多くの変調次数/符号化レートに対応するより多くのエントリが、ビットマップによって通知されうる。それにより、より高い変調次数がサポートされ、チャネルに適応し、スペクトル効率を改善することができる。また、ある符号化レートおよび変調次数が異なる通信シナリオに従って柔軟に選択され、最良の性能を達成しうる。
【0072】
さらに、ビットマップ通知がRRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介してdNodeBからUEに送信されるため、物理レイヤにおけるシグナリング・オーバヘッドは不変となる。
【0073】
さらに、サブテーブル内のエントリ数は、レガシー・パラメータ・テーブルのエントリ数と同じであるため、良好な後方互換性が保証され、規格に対するわずかな修正だけが必要とされる。
【0074】
以降で、本開示の第1の実施形態に係る通信装置について
図11〜12を参照して述べる。通信装置は、基地局(eNodeBまたはeNBとも呼ばれる)またはユーザ機器(UE)であり、基地局とUEの両方を備える無線通信システム内に配置される。
【0075】
最初に、本開示の第1の実施形態に係る基地局の構成を概略的に示す
図11を参照されたい。第1の実施形態に係る基地局1100は、パラメータ・テーブルを設定するために使用される。
図11に示すように、基地局1100は、記憶部1101および送信部1102を主に備える。本開示の第1の実施形態の技術的解決策に密接に関連しない基地局1100の他の部分は、主題の曖昧さを回避するため図示しない。
【0076】
特に、記憶部1101は、予め規定されたパラメータ・テーブルを格納するように構成される。上述したように、パラメータ・テーブルは、CQIテーブル、差分CQIテーブル、またはMCSテーブルである。さらに、パラメータ・テーブルは、レガシー・パラメータ・テーブルの全エントリおよびいくつかの拡張エントリを含む。
【0077】
送信部は、予め規定されたパラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを示すビットマップ指示をUEに送信するように構成される。
【0078】
特に、ビットマップ指示は、明示的に上位レイヤにおけるシグナリングによって、または、暗黙的に物理レイヤにおけるシグナリングによって、eNodeBからUEへ送信される。例えば、ビットマップ指示は、UE固有のRRCシグナリングによって準静的に直接送信されうる。または、ビットマップ指示は、動的に、DCIフォーマットのビットによって暗黙にトリガされうる(特定の設定はRRCシグナリングによる)。
【0079】
ビットマップ指示は、パラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを示すために使用される。物理レイヤ内でのこの指示に関連するシグナリング・オーバヘッドを不変となるように、サブテーブル内のエントリの数が、レガシー・パラメータ・テーブルの場合と同じであることに留意されるべきである。
【0080】
基地局1100は、生成部(図示せず)をさらに備えうる。生成部は、通信システム内のユーザ機器の無線リンク状態に基づいてビットマップ指示を生成するように構成される。例えば、ユーザ機器がセル中心に近い位置にあるとき、セカンダリセル用のキャリアがユーザ機器に対して割り当てられるとき、または、ユーザ機器がアップリンク伝送状態にあるとき、生成部は、より多くの拡張エントリを含むサブテーブルを示すビットマップ指示を生成する。ユーザ機器がセル中心から遠く離れた位置にあるとき、プライマリセル用のキャリアがユーザ機器に対して割り当てられるとき、または、ユーザ機器がダウンリンク伝送状態にあるとき、生成部は、より多くのレガシー・エントリを含むサブテーブルを示すビットマップ指示を生成する。
【0081】
図4〜6を参照して上述した以外の通信シナリオに基づいて生成部によってビットマップ指示が生成されうることは当業者によって理解されるであろう。
【0082】
さらに、基地局1100は、報知部(図示せず)をさらに備えうる。報知部は、サブテーブルに基づくエントリのインデックス(MCSインデックスなど)をUEに報知するように構成される。
【0083】
さらに、拡張パラメータ・テーブルがレガシー・テーブルより多くのエントリを備えるため、基地局1100は、エントリのインデックスを再作成するインデックス再作成部をさらに備えうる。
【0084】
特に、例えば、MCSテーブルの場合、インデックス再作成部は、インデックス長がレガシーMCSテーブルと依然として同じであるように、選択される元のMCSエントリのインデックスを再作成する。その後、基地局1100は新しいインデックスのうちの1つをUEに報知する。
【0085】
さらに、基地局1100は、新しいインデックスを元のインデックスに復元する復元部をさらに備えうる。
【0086】
特に、例えば、CQIテーブルの場合、UE側で上述したのと同様のインデックス再作成プロセスが為され、選択された新しいインデックスをUEから受信した後、復元部は、ビットマップ指示に基づいて、報告された新しいインデックスを元のCQIインデックスに復元する。
【0087】
次に、本開示の第1の実施形態に係るユーザ機器の構成を概略的に示す
図12を参照されたい。第1の実施形態に係るユーザ機器1200は、パラメータ・テーブルを設定するために使用される。
図12に示すように、ユーザ機器1200は、記憶部1201および受信部1202を主に備える。同様に、本開示の第1の実施形態の技術的解決策に密接に関連しないユーザ機器1200の他の部分は、主題の曖昧さを回避するため、図に示されない。
【0088】
特に、記憶部1201は、
図11を参照して述べたパラメータ・テーブルと同様の予め規定されたパラメータ・テーブルを格納するように構成される。
【0089】
受信部1202は、予め規定されたパラメータ・テーブルから選択されるサブテーブルを示すビットマップ指示をeNodeBから受信するように構成される。
【0090】
ユーザ機器1200は、報告部(図示せず)をさらに備えうる。報告部は、サブテーブルに基づいてエントリのインデックスをeNodeBに報告するように構成される。
【0091】
さらに、ユーザ機器1200は、例えば、拡張CQIテーブルについてサブテーブル内のエントリのインデックスを再作成するインデックス再作成部をさらに備える。また、ユーザ機器1200は、例えば、拡張MCSテーブルについて、受信されたインデックスを元のインデックスに復元する復元部をさらに備えうる。インデックス再作成部および復元部の構成およびプロセスは、基地局1100のものと同様であり、冗長な記載を回避するためここでは説明しない。
【0092】
本開示の第1の実施形態に係る通信装置について述べた。通信装置によれば、より高い変調次数が柔軟にサポートされる。一方、物理レイヤ内のシグナリング・オーバヘッドは不変となり、良好な後方互換性がもたらされる。
【0093】
(第2の実施形態)
図13は、本開示の第2の実施形態に係る通信方法の例示的な実装を示すフローチャートである。
【0094】
図13に示すように、通信方法は、eNodeBとユーザ機器の両方において、複数のパラメータ・テーブルが規定されるステップ1301にて開始する。
【0095】
パラメータは、上述した、CQI、差分CQI、および/またはMCSなどの種々の通信パラメータである。相応して、パラメータ・テーブルは、CQIテーブル、差分CQIテーブル、および/またはMCSテーブルである。
【0096】
さらに、パラメータ・テーブルは、少なくとも、レガシー・パラメータ・テーブル、および積極的パラメータ・テーブルを含むことができる。積極的パラメータ・テーブルは、新しい変調次数に関するエントリ、または、変調次数に関するエントリと符号化レートに関するエントリの新しい組み合せを含む。これらのテーブルは
図14に概略的に示される。
図14に示すレガシー・パラメータ・テーブル1401は、非特許文献1などの規格において規定されたテーブルであり、比較的保守的な変調次数/符号化レートが必要とされる通信シナリオに対応する。
図14に示す積極的パラメータ・テーブル1402は、拡張された新しいテーブルであり、比較的積極的な変調次数/符号化レートが必要とされる通信シナリオに対応する。
【0097】
次に、ステップ1302にて、eNodeBは、複数のパラメータ・テーブルから選択される1つのパラメータ・テーブルを示す指示をUEに送信する。
【0098】
特に、指示は、ビット指示又はビットマップ指示であり、指示は、上位レイヤまたは物理レイヤにおけるシグナリングによってeNodeBからUEへ送信される。例えば、ビットマップ指示は、RRCシグナリングまたはDCIフォーマットのビットによって送信される。
【0099】
物理レイヤ内での指示に関連するシグナリング・オーバヘッドが不変となるように、複数のパラメータ・テーブルの任意のパラメータ・テーブル内のエントリの数が、レガシー・パラメータ・テーブルの場合と同じであることに留意されるべきである。同様に、指示は、無線通信システムの通信シナリオに基づいてeNodeBによって生成されうる。
【0100】
さらに、複数のパラメータ・テーブルは、ハードコーディングされたテーブル、すなわち、規格内の予め規定されたテーブルであることができ、コンテンツは不変である。考えられる全てのテーブルが規格において指定されることができ、eNodeBは、どのテーブルが、RRCによって準静的に、または、DCIのビットによって動的に、一定期間、使用されることになるかをUEに示すことになる。
【0101】
CQIに関するテーブルおよびMCSに関するテーブルが異なる構成を有しうることも留意されるべきである。CQIおよびMCSが同じ変調次数の制限に常に従う必要はない。差分CQIテーブルはまた、ハードコーディングされた異なるバージョンを有する可能性があり、eNBは、どのテーブルが、RRCによってまたはDCIフォーマットのビットによって使用されることになるかを示す。RRCシグナリングが設定/制限のために使用され、DCIビットがトリガのために使用されるという別の可能性が存在する。例えば、ハードコーディングされた複数のテーブルは、規格において予め規定され、RRCシグナリングは、どのテーブルが、現状の設定に使用されることになるかを示すために使用される。そして、特定のテーブルが、DCIのビットによって各TTI(transmission time interval)において動的にトリガされることになる。
【0102】
本開示の第2の実施形態に係る通信方法によって、より高い変調次数が柔軟にサポートされる。また、物理レイヤ内のシグナリング・オーバヘッドが不変となり、良好な後方互換性がもたらされる。
【0103】
以降で、本開示の第2の実施形態に係る通信装置について
図15〜16を参照して述べる。通信装置は、基地局(eNodeBとも呼ばれる)またはユーザ機器(UE)であり、基地局とUEの両方を備える無線通信システム内に配置される。
【0104】
最初に、本開示の第2の実施形態に係る基地局の構成を概略的に示す
図15を参照されたい。第2の実施形態に係る基地局1500は、記憶部1501および送信部1502を主に備える。
【0105】
特に、記憶部1501は、複数の予め規定されたパラメータ・テーブルを格納するように構成される。複数の予め規定されたパラメータ・テーブルは、少なくとも、レガシー・パラメータ・テーブル、および、積極的パラメータ・テーブルを含む。積極的パラメータ・テーブルは、上述したように、新しい変調次数に関するエントリ、または、変調次数に関するエントリと符号化レートに関するエントリの新しい組合せを含む。送信部1502は、複数の予め規定されたパラメータ・テーブルから選択される予め規定されたパラメータ・テーブルを示す指示をユーザ機器に送信するように構成される。選択された予め規定されたパラメータ・サブテーブル内のエントリの数は、物理レイヤ内の指示に関連するシグナリング・オーバヘッドが不変となるように、レガシー・パラメータ・テーブルの場合と同じである。
【0106】
基地局1500の他の部分およびその機能は、本開示の第1の実施形態に係る基地局1100のものと同様であり、冗長な記載を回避するため、ここでは説明しない。
【0107】
次に、本開示の第2の実施形態に係るユーザ機器の構成を概略的に示す
図16を参照されたい。
図16に示すように、第2の実施形態に係るユーザ機器1600は、記憶部1601および受信部1602を主に備える。
【0108】
特に、記憶部1601は、
図15を参照して述べたパラメータ・テーブルと同様の複数の予め規定されたパラメータ・テーブルを格納するように構成される。受信部1602は、複数の予め規定されたパラメータ・テーブルから選択されるパラメータ・テーブルを示す指示をeNodeBから受信するように構成される。
【0109】
ユーザ機器1600の他の部分およびその機能は、本開示の第1の実施形態に係るユーザ機器1200のものと同様であり、冗長な記載を回避するため、ここでは説明しない。
【0110】
本開示の第2の実施形態に係る通信装置について述べた。本開示の第2の実施形態に係る通信装置によって、より高い変調次数が柔軟にサポートされる。一方、物理レイヤ内のシグナリング・オーバヘッドは不変となり、良好な後方互換性がもたらされる。
【0111】
(第3の実施形態)
図17は、本開示の第3の実施形態に係る通信方法の例示的な実装を示すフローチャートである。
【0112】
図17に示すように、通信方法は、eNodeBとユーザ機器の両方において、第1の実施形態のパラメータ・テーブルと同様のパラメータ・テーブルが規定されるステップ1701にて開始する。
【0113】
次に、ステップ1702にて、eNodeBは、レガシー・ビットおよび少なくとも1つの未使用ビットの双方によって、パラメータ・テーブルの1つのエントリを示す指示をUEに送信する。
【0114】
すなわち、本開示による第3の実施形態は、拡張パラメータ・テーブル、例えば拡張MCSテーブルを示すため、現状のビット、例えば、DCIのMCSビットと組合せて未使用ビットを使用することに注目する。
【0115】
特に、現状では、DCIフォーマットにおいてMCS指示用の5ビットが存在する。したがって、拡張MCSテーブルを示し、現状のMCSビットに影響を及ぼさないための、1つのオプションは、CIF(Carrier Indicator Field)の1ビットまたは2ビットとMCSビットとを組み合わせて、拡張テーブルを共同で示すことである(CAの典型的なシナリオを考えると、ダウンリンクにおいて2CCまたアップリンクにおいて1であるため、キャリア・インデックスの指示のためには1ビットで十分である。したがって、MCSを共同で示すために使用されうる2ビットは冗長である)。
【0116】
別のオプションは、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request) IDの未使用ビットとMCSビットとを組み合わせて、拡張MCSテーブルを共同で示すことである。HARQ IDをどのように割り当てるかは、eNBにおける純粋な実装に関する問題である。例えば、最初の2つのビットだけが、通常のHARQプロセスIDの指示のために使用され、最後の1ビットは、他のことに使用されうる。この場合、eNBは、MCSを共同で示すために、HARQ IDの最後のビットを使用する柔軟性を有する。
【0117】
上記2つのオプション以外に、拡張テーブルを示すために、未使用ビットとMCSの現状の5ビットとを共同で組み合わせる任意の他の解決策もまた適用される。どの冗長ビットが最終的に使用されることになるかは、eNB内でUE固有のRRCによって構成されうる。
【0118】
以降で、本開示の第3の実施形態に係る通信装置について述べる。
【0119】
第3の実施形態に係る基地局は、記憶部および送信部を主に備える。特に、記憶部は、上述したように、レガシー・パラメータ・テーブルの全エントリおよび拡張エントリを含む予め規定されたパラメータ・テーブルを格納するように構成される。送信部は、物理レイヤ内の指示に関連するシグナリング・オーバヘッドが不変となるように、レガシー・ビットおよび少なくとも1つの未使用ビットによって、予め規定されたパラメータ・テーブルの1つのエントリを共同で示す指示をユーザ機器に送信するように構成される。
【0120】
基地局の他の部分およびその機能は、本開示の第1の実施形態に係る基地局1100のものと同様であり、冗長な記載を回避するため、ここでは説明しない。
【0121】
第3の実施形態に係るユーザ機器は、記憶部および受信部を主に備える。特に、記憶部は、上述したように、レガシー・パラメータ・テーブルの全エントリおよび拡張エントリを含む予め規定済みのパラメータ・テーブルを格納するように構成される。受信部は、レガシー・ビットおよび少なくとも1つの未使用ビットによって、予め規定されたパラメータ・テーブルの1つのエントリを共同で示す指示をeNodeBから受信するように構成される。
【0122】
ユーザ機器の他の部分およびその機能は、本開示の第1の実施形態に係るユーザ機器1200のものと同様であり、冗長な記載を回避するため、ここでは説明しない。
【0123】
本開示の第3の実施形態に係る通信方法および装置によって、より高い変調次数が柔軟にサポートされる。また、物理レイヤ内のシグナリング・オーバヘッドは不変となり、良好な後方互換性がもたらされる。
【0124】
(第4の実施形態)
図18は、本開示の第4の実施形態に係る通信方法の例示的な実装を示すフローチャートである。
【0125】
図18に示すように、通信方法は、eNodeBとユーザ機器の両方において、第1の実施形態のパラメータ・テーブルと同様のパラメータ・テーブルが規定されるステップ1801にて開始する。
【0126】
次に、ステップ1802にて、eNodeBは、いくつかのビットによって、パラメータ・テーブルの1つのエントリを示す指示をUEに送信する。そのビットの数は、パラメータ・テーブル内のエントリの数に対応する。
【0127】
すなわち、本開示による第4の実施形態は、DCIフォーマットにおけるMCSビットを直接拡張し、RAN1規格などの規格において新しい伝送モードを規定することに注目する。新しい伝送モードは、
図19に示すモード9+であってもよい。DCIフォーマット2CからDCIフォーマット2C+への修正は、MCSビットを、5から6またはさらに大きな値に拡張することを意図する。
【0128】
したがって、第4の実施形態に係る基地局の送信部は、いくつかのビットによって、予め規定されたパラメータ・テーブルの1つのエントリを示す指示をユーザ機器に送信するように構成される。そのビットの数は、パラメータ・テーブル内のエントリの数に対応する。第4の実施形態に係るユーザ機器の受信部は、いくつかのビットによって、予め規定されたパラメータ・テーブルの1つのエントリを示す指示をeNodeBから受信するように構成される。そのビットの数は、パラメータ・テーブル内のエントリの数に対応する。
【0129】
基地局およびユーザ機器の他の部分およびその機能は、本開示の第1の実施形態に係る基地局1100およびユーザ機器1200のものと同様であり、冗長な記載を回避するため、ここでは説明しない。
【0130】
本開示の第4の実施形態に係る通信方法および装置によって、より高い変調次数が、チャネルに適応し、スペクトル効率を改善するためにサポートされる。
【0131】
本開示の上記実施形態は、例示的な説明に過ぎず、それらの特定の構造および動作は、本開示の範囲を制限しない。当業者は、上記のそれぞれの実施形態の異なる部分および動作を再結合して、本開示の概念に等しく一致する新しい実装を作り出すことができる。
【0132】
本開示の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェア、またはその組合せによって実装される可能性があり、実装は、本開示の範囲を制限しない。
【0133】
本開示の実施形態におけるそれぞれの機能要素(構成部)間の接続関係は、本開示の範囲を制限せず、1つまたは複数の機能要素(複数可)または構成部(複数可)は、任意の他の機能要素を含むかまたはそれに接続されうる。
【0134】
本開示のいくつかの実施形態が、上記で添付図面と併せて示され述べられたが、本開示の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内に依然として入る変形および修正が、本開示の原理および趣旨から逸脱することなく、これらの実施形態に対して行われうることを当業者は理解すべきである。