特許第6095133号(P6095133)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6095133
(24)【登録日】2017年2月24日
(45)【発行日】2017年3月15日
(54)【発明の名称】ジューサー用搾汁モジュール
(51)【国際特許分類】
   A47J 19/06 20060101AFI20170306BHJP
   A47J 43/07 20060101ALI20170306BHJP
【FI】
   A47J19/06
   A47J43/07
【請求項の数】16
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-29024(P2015-29024)
(22)【出願日】2015年2月17日
(62)【分割の表示】特願2014-556498(P2014-556498)の分割
【原出願日】2013年10月30日
(65)【公開番号】特開2015-128619(P2015-128619A)
(43)【公開日】2015年7月16日
【審査請求日】2016年8月29日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0004115
(32)【優先日】2013年1月14日
(33)【優先権主張国】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】513042436
【氏名又は名称】エヌユーシー エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】514149174
【氏名又は名称】キム,ジテ
(74)【代理人】
【識別番号】110000305
【氏名又は名称】特許業務法人青莪
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジョンブ
【審査官】 宮崎 賢司
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭60−040025(JP,A)
【文献】 実公昭40−003104(JP,Y1)
【文献】 特公平02−006522(JP,B2)
【文献】 特開2004−016694(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3081171(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3130025(JP,U)
【文献】 独国特許発明第00655658(DE,C2)
【文献】 欧州特許出願公開第02510842(EP,A2)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0152131(US,A1)
【文献】 韓国登録特許第10−0966607(KR,B1)
【文献】 韓国登録特許第10−0793852(KR,B1)
【文献】 韓国公開特許第2001−0012045(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 19/06
A47J 43/07
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
汁排出口が形成された容器と、前記容器の内部に位置する網体と、前記網体の内部に位置して材料を搾汁するスクリューと、前記容器の上端に連結され、材料が投入される投入部が形成された蓋部と、前記投入部の上端の主投入口に回転可能に設けられ、第1位置及び第2位置に移動可能な安全カバーと、上部に向かって細くなる形態で前記スクリューの上端に形成され、破砕刃を有する破砕部と、前記投入部と連結され、前記破砕部を収容するように前記蓋部の下面に凹状に形成された破砕加工部と、を含み、
前記安全カバーは、
前記第1位置では前記主投入口を開放するように立てられ、前記第2位置では前記主投入口を閉塞する第1カバー部と、
前記第1カバー部と一体を成しており、前記第1位置で下方に加えられる力により押されると、前記安全カバーを前記第2位置に移動させて、前記第1カバー部が前記主投入口を閉塞するようにする第2カバー部と、を含み、
前記破砕刃は、前記投入部を介して投入された材料の側面を外側に押しながら破砕するように形成され、前記破砕加工部の内面は、前記破砕刃により外側に押される材料を阻止するように設けられて、前記破砕刃と前記破砕加工部の内面との間で材料が破砕されるようにし、
前記破砕加工部の内面は、前記投入部から連続して延びるとともに、前記破砕部の中心軸に向かって傾斜して形成されて、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕され始めるように補助して案内する材料案内面を含むことを特徴とするジューサー用搾汁モジュール。
【請求項2】
前記安全カバーは、前記第1カバー部と前記第2カバー部とが交差する位置の両側面で、前記主投入口の両側にヒンジにより連結されることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項3】
前記安全カバーを前記第1位置に偏向させるように前記ヒンジに設けられた偏向手段をさらに含むことを特徴とする請求項記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項4】
前記偏向手段は、トーションスプリングまたは重りであることを特徴とする請求項3記載のジューサーのジュース抽出モジュール。
【請求項5】
前記安全カバーを前記第2位置で固定する固定ユニットをさらに含み、
前記固定ユニットは、前記第1カバー部の上面に位置したノブと、前記第1カバー部の下面に位置し、前記第1カバー部を貫通する連結部により前記ノブと連結された固定片と、を含み、前記投入部の内面には、前記ノブにより回転する前記固定片が挿入されるように固定溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項6】
前記投入部は、その上端に前記主投入口より小さいサイズに形成された補助投入口をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項7】
前記安全カバーは、前記第2位置を経てさらに回転した第3位置を有し、第1カバー部及び第2カバー部は、前記第3位置でそれぞれ前記主投入口及び前記補助投入口を少なくとも部分的に閉塞することを特徴とする請求項記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項8】
前記破砕加工部は、前記投入部の下端と連結される高さで、前記投入部の下端の全体領域を覆うことを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項9】
前記投入部の下端領域は、前記スクリューの中心軸を中心とした前記破砕加工部の直径に相応する円の半円領域内に偏って位置することを特徴とする、請求項に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項10】
前記破砕加工部の内面は、前記投入部から前記破砕刃が進行する方向にて前記破砕刃と次第に隣接するように形成された破砕加工面を含むことを特徴とする請求項記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項11】
前記材料案内面の端部が前記網体の内側面と一致することを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項12】
前記破砕加工部の内面は、
前記投入部から前記破砕刃が進行する方向にて前記破砕刃と次第に近接するように形成された破砕加工面と、
前記投入部から連続して延びるとともに、前記破砕部の中心軸に向かって傾斜して形成されて、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕され始めるようにする材料案内面と、を含むことを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項13】
前記破砕部は、前記網体の上端を越えて延びた状態で、前記破砕加工部の内部に収容されることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項14】
前記破砕加工部は、破砕加工面を含み、前記破砕加工面には少なくとも一つの粉砕刃が形成されることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項15】
前記投入部でクランク形状の材料投入経路が形成されることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項16】
ミキサーまたはジューサーの投入口に回転可能に設けられ、第1位置及び第2位置に移動可能な安全カバーであって、
前記第1位置では前記主投入口を開放するように立てられ、前記第2位置では前記主投入口を閉塞する第1カバー部と、
前記第1位置で下側に加えられる力により押されると、前記主投入口を閉塞する前記第2位置に前記第1カバー部を移動させる第2カバー部と、
前記第1カバー部と前記第2カバー部とが交差する位置の両側面で、当該安全カバーを前記主投入口の両側に連結するヒンジと、
当該安全カバーを前記第1位置に偏向させるように前記ヒンジに設けられた偏向手段とを含み、
当該安全カバーが前記第1位置に保持されたとき、略完全に開放された前記主投入口に対して前記第1カバー部が実質的に垂直に立ち、当該安全カバーが前記第2位置に保持されたとき、前記第1カバー部が前記主投入口を覆うことを特徴とする安全カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジューサー用搾汁モジュールに関し、より詳細には、材料を投入する前に材料を予め切断しなければならなかった不便さを解消した、改善された構造のジューサー用搾汁モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、ジューサーは、本体と、本体上に載せられる搾汁モジュールと、を含む。搾汁モジュールは、搾汁空間を有する容器と、容器内に材料を投入するための投入部を有する蓋部と、容器内で材料を搾汁するスクリューと、汁と滓とを分離する網体と、を含む。前記本体は、スクリューを回転させるための駆動モータを備えており、駆動モータの軸が搾汁モジュール内のスクリューに接続される。
【0003】
従来のジューサーは、材料をスクリューにより搾汁可能なサイズに切断しなければならなかった。一例として、韓国登録特許第10−0793852号公報には、スクリューの中心軸から最上端の一側に突出されたスクリューの刃により材料が切断または切削されるように構成したジューサーに関する技術が開示されている。
【0004】
しかし、この技術は、材料のサイズがスクリューの刃の長さより大きい場合、材料を投入する前にスクリューの刃の長さより小さいサイズに予め切断しなければならないという問題がある。
【0005】
また、韓国登録特許第10−0966607号公報には、スクリューの上部面全体におろし金を設けて、搾汁直前に材料を破砕するジューサーに関する技術が開示されている。
【0006】
しかし、おろし金を用いた破砕は、ジューサーの固有の低速ではなく、高速で行われなければならないという問題点がある。また、高速のおろし金によって材料が回転することを抑えるために、ユーザが大きい力を加えて材料をおろし金に押し付けなければならないという問題点がある。
【0007】
また、従来のジューサーでは、材料を切削した後、切削された材料塊が搾汁過程で網体に押し付けられながら粉砕される。この際、その切削された材料塊の押付により網体が瞬間的に変形する現象が発生する。
【0008】
このような現象は、網体の形状を維持する射出物を破壊させたり、射出物と網体との結束力を低下させたりして、射出物と網体との間に、滓の流出や搾汁率の低下をもたらす隙間を発生させる恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0793852号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10−0966607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、蓋部及びスクリューに材料を予め破砕する構造を備えることで、材料を投入部を介して投入する前に材料を予め切断または切削するという煩わしさを解消することができるジューサー用搾汁モジュールを提供することにある。
【0011】
また、材料を予め切断または切削せずに投入部を介して投入するためには、投入部のサイズを拡張させることが不可避である。しかし、投入部を大きくすると、人、特に、子供の手が投入部に入ってスクリューに達する恐れがあるため、安全上の危険がある。
【0012】
したがって、本発明が解決しようとする他の課題は、大きいサイズの材料が投入できるように投入部のサイズを拡張しながらも、拡張された投入部のサイズによる安全上の危険を防止することができるジューサー用搾汁モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一側面によるジューサー用搾汁モジュールは、汁排出口が形成された容器と、前記容器の内部に位置する網体と、前記網体の内部に位置して材料を搾汁するスクリューと、前記容器の上端に連結され、材料が投入される投入部が形成された蓋部と、前記投入部の上端の主投入口に回転可能に設けられ、第1位置及び第2位置に移動可能な安全カバーと、上部に向かって細くなる形態で前記スクリューの上端に形成され、破砕刃を有する破砕部と、前記投入部と連結され、前記破砕部を収容するように前記蓋部の下面に凹状に形成された破砕加工部と、を含み、前記安全カバーは、前記第1位置では前記主投入口を開放するように立てられ、前記第2位置では前記主投入口を閉塞する第1カバー部と、前記第1カバー部と一体を成しており、前記第1位置で下側に加えられる力により押されると、前記安全カバーを前記第2位置に移動させて、前記第1カバー部が前記主投入口を閉塞するようにする第2カバー部と、を含み、前記破砕刃は、前記投入部を介して投入された材料の側面を外側に押しながら破砕するように形成され、前記破砕加工部の内面は、前記破砕刃により外側に押される材料を阻止するように設けられて、前記破砕刃と前記破砕加工部の内面との間で材料が破砕されるようにし、前記破砕加工部の内面は、前記投入部から連続して延びるとともに、前記破砕部の中心軸に向かって傾斜して形成されて、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕され始めるように補助して案内する材料案内面を含む。
【0014】
一実施例によれば、前記安全カバーは、前記第1カバー部と前記第2カバー部とが交差する位置の両側面で、前記主投入口の両側にヒンジにより連結される。
【0015】
一実施例によれば、前記ジューサー用搾汁モジュールは、前記安全カバーを前記第1位置に偏向させるように前記ヒンジに設けられた偏向手段をさらに含む。
【0016】
一実施例によれば、前記偏向手段は、トーションスプリングまたは重りである。
【0017】
一実施例によれば、前記ジューサー用搾汁モジュールは、前記安全カバーを前記第2位置で固定させる固定ユニットをさらに含み、前記固定ユニットは、前記第1カバー部の上面に位置したノブと、前記第1カバー部の下面に位置し、前記第1カバー部を貫通する連結部により前記ノブと連結された固定片と、を含み、前記投入部の内面には、前記ノブにより回転する前記固定片が挿入されるように固定溝が形成されている。
【0018】
一実施例によれば、前記投入部は、その上端に前記主投入口より小さいサイズに形成された補助投入口をさらに含む。
【0019】
一実施例によれば、前記安全カバーは、前記第2位置を経てさらに回転した第3位置を有し、第1カバー部及び第2カバー部は、前記第3位置でそれぞれ前記主投入口及び前記補助投入口を少なくとも部分的に閉塞する。
【0022】
一実施例によれば、前記破砕加工部は、前記投入部の下端と連結される高さで、前記投入部の下端の全体領域を覆う。
【0023】
一実施例によれば、前記投入部の下端領域は、前記スクリューの中心軸を中心とした前記破砕加工部の直径に相応する円の半円領域内に偏って位置する。
【0024】
一実施例によれば、前記破砕加工部の内面は、前記投入部から前記破砕刃が進行する方向にて前記破砕刃と次第に近接するように形成された破砕加工面を含む。
【0026】
一実施例によれば、前記材料案内面の端部が前記網体の内側面と一致する。
【0027】
一実施例によれば、前記破砕加工部の内面は、前記投入部から前記破砕刃が進行する方向にて前記破砕刃と次第に近接するように形成された破砕加工面と、前記投入部から連続して延びるとともに、前記破砕部の中心軸に対して傾斜して形成されて、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕され始めるようにする材料案内面と、を含む。
【0028】
一実施例によれば、前記破砕部は、前記網体の上端を越えて延びた状態で、前記破砕加工部の内部に収容される。
【0029】
一実施例によれば、前記破砕加工部は、破砕加工面を含み、前記破砕加工面には少なくとも一つの粉砕刃が形成される。一実施例によれば、前記投入部でクランク形状の材料投入経路が形成される。
【0030】
本発明の一側面によれば、ミキサーまたはジューサーの投入口に回転可能に設けられ、第1位置及び第2位置に移動可能な安全カバーが提供される。前記安全カバーは、前記第1位置では前記主投入口を開放するように立てられ、前記第2位置では前記主投入口を閉塞する第1カバー部と、前記第1位置で下方に加えられる力により押されると、前記主投入口を閉塞する前記第2位置に前記第1カバー部を移動させる第2カバー部と、前記第1カバー部と前記第2カバー部とが交差する位置の両側面で、当該安全カバーを前記主投入口の両側に連結するヒンジと、当該安全カバーを前記第1位置に偏向させるように前記ヒンジに設けられた偏向手段とを含み、当該安全カバーが前記第1位置に保持されたとき、略完全に開放された前記主投入口に対して前記第1カバー部が実質的に垂直に立ち、当該安全カバーが前記第2位置に保持されたとき、前記第1カバー部が前記主投入口を覆う
【発明の効果】
【0031】
従来のジューサーは、スクリューの刃の長さを増加させると、スクリューの全体外径が増加して、スクリューに相応するように網体、容器、及び蓋部を大きく製作しなければならないという不便さ及び困難さが伴われた。しかし、本発明によれば、スクリューの刃の長さよりも大きい直径の材料を使用することができるとともに、蓋部の下面に凹状に形成された破砕加工部及び前記破砕加工部に収容された状態で前記破砕加工部と協働する破砕部により、スクリューの外径を増加させなくても、搾汁に適したサイズに材料を破砕することができる。
【0032】
これにより、材料を投入する前に材料を切断しなければならなっかたユーザの不便さ及び煩わしさを解消することができる。
【0033】
また、前記破砕刃と前記破砕加工部との間の空間が徐々に細くなるように構成されて、材料がその破砕刃と破砕加工部との間に挟まると同時に巻き込まれることにより、材料を押す必要がなく、材料が自動でスクリューに供給されると同時に破砕されることができる。
【0034】
また、本発明によるジューサー用搾汁モジュールは、投入部のサイズを増加させて大きい材料の投入及び加工が許容されるとともに、人が投入部に手を入れる場合、人の手が投入部の下側のスクリューに達する前に安全カバーを閉塞するように構成されることで、投入部の拡張による安全事故の危険を予め防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本発明の一実施例によるジューサー用搾汁モジュールを示す斜視図。
図2】本発明の一実施例によるジューサー用搾汁モジュールを示す断面図。
図3図1に示した搾汁モジュールの蓋部を上側から下側に見た平面図。
図4図3のA−A線に沿った蓋部の断面図。
図5図3のB−B線に沿った蓋部の断面図。
図6図1に示した搾汁モジュールの一部であって、上端に破砕部を一体に備えたスクリューを示す正面図。
図7】本発明の他の実施例によるジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第1位置に変位した状態を示す断面図。
図8図7に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第1位置に変位した状態の蓋部を示す斜視図。
図9図7及び図8に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第2位置に変位した状態を示す断面図。
図10図7図9に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第3位置に変位した状態を示す断面図。
図11図7図10に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーを説明するための分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。以下に説明する実施例は、本発明の思想が当業者に十分に伝達されるための例として提供されるものである。したがって、本発明は、以下に説明される実施例に限定されず、他の形態に具体化され得る。また、図面において、構成要素の幅、長さ、厚さなどは便宜のために誇張されて表現されることがある。
【0037】
図1は本発明の一実施例によるジューサー用搾汁モジュールを示す斜視図であり、図2は本発明の一実施例によるジューサー用搾汁モジュールを示す断面図であり、図3図1に示した搾汁モジュールの蓋部を上側から下側に見た平面図であり、図4図3のA−A線に沿った蓋部の断面図であり、図5図3のB−B線に沿った蓋部の断面図であり、図6図1に示した搾汁モジュールの一部であって、上端に破砕部を一体に備えたスクリューを示す正面図である。
【0038】
図1図6を参照すれば、本発明の一実施例によるジューサー用搾汁モジュールは、内部に搾汁空間を有し、外面の一側及び他側に汁排出口101及び滓排出口102が形成された容器100と、前記容器100の内部に設けられ、搾汁時に生じる材料の滓から汁を分離する網体200と、前記網体200の内部に設けられ、材料を搾汁するスクリュー300と、前記容器100の上端に設けられ、材料が投入される投入部410が形成された蓋部400と、を含む。
【0039】
図示していないが、前記搾汁モジュールには、前記容器100の汁排出口101を選択的に開閉するための開閉手段を適用することができる。この開閉手段としてはコックバルブを用いることができる。このコックバルブは、前記汁排出口101を前進または後退させるバルブ体を含み、そのバルブ体の先端が前記汁排出口101に向かって配向した構造を有することが好ましい。また、前記コックバルブは、バルブ体により前記汁排出口101と選択的に連結される汁排出栓を含むことができる。前記汁排出口101を開閉する手段として、上記の構造の他にも多様な構造を採用することができる。
【0040】
前記スクリュー300の上部には、上端に向かって細くなる形態で破砕部500が形成されている。この破砕部500には破砕刃510がさらに形成されており、前記破砕刃510は、上部に向かって、より好ましくは、前記破砕部500の上端頂点に向かって、次第に細くなる幅を有して螺旋状に延びる。前記破砕部500の上端頂点には、前記スクリュー300の中心軸310が形成され得る。
【0041】
前記蓋部400は、その下部に、前記破砕部500を収容するように、容器100と連結される面から上側に凹状に形成された破砕加工部600を含む。
【0042】
前記破砕加工部600は、前記破砕部500に対応するように、上端頂点に向かって次第に細くなる形状を有する。また、前記破砕加工部600の上端頂点には、前記スクリュー300の中心軸310が回転可能に挿入される軸孔が形成され得る。
【0043】
前記破砕加工部600は、前記投入部410と連結された状態で、前記投入部410を介して投入された材料を前記破砕部500と協働して破砕する役割を果たす。前記破砕加工部600内に前記破砕刃510が挿入されて位置し、前記破砕刃510は前記破砕加工部600の内面の特定形状と協働して材料を破砕する。
【0044】
前記投入部410は、前記スクリュー300の中心軸線に対して一側に偏っているとともに、リンゴなどの大きいサイズの材料を切断しなくても投入することが許容されるように、大きい下端幅(W;または内径)を有しなければならない。
【0045】
網体200は、上端において最も大きな内径を有し、網体200の上端において、スクリュー300の中心軸線から網体200に至る距離が最も大きくなるように設定されている。前記投入部410の下端幅は、前記スクリュー300の中心軸線から網体200の上端の内周面に至る最短距離よりも大きくなるように設定されている。
【0046】
したがって、上側から見た時に、前記投入部410の領域は、前記網体200の上端領域と一部が重なるとともに、前記網体200の上端領域を越えて外側に拡張されている。これは、既存のジューサーの投入部が、全体的に網体の領域内側に位置するように小さいサイズを有することとは大きく異なる点である。
【0047】
また、前記破砕加工部600は、前記投入部410の下端と連結される高さにおいて、前記投入部410の下端全体領域を覆うように形成される。
【0048】
さらに、投入部410は、前記スクリュー300の中心軸310を中心とした前記破砕加工部600の直径に相応する円領域内に位置する。より好ましくは、前記投入部410は、前記中心軸310を通る線により分割された一側の半円領域内に偏って位置する。
【0049】
また、前記破砕加工部600の内面、特に、内側の破砕加工面610は、前記投入部410の下端から前記破砕刃510が進行する方向にて破砕部500の破砕刃510と次第に近接するように形成される。
【0050】
これにより、材料が破砕刃510により外側に押し出される時に、破砕加工部600の内面によって材料が阻止され、前記破砕刃510により材料の側面が破砕されながら、前記破砕部の回転によって材料が次第に巻き込まれることになる。したがって、ユーザが投入部410内に投入した材料を再び押し込まなくても、自動的に材料を破砕することができる。
【0051】
前記破砕部500には、前記破砕刃510を補助して材料をさらに効果的に破砕するために、一つ以上の補助破砕刃がさらに形成され得る。この場合、前記破砕刃510が材料を1次破砕し、補助破砕刃が材料をさらに細かく破砕することができる。
【0052】
上述のように、前記投入部410の一部が前記網体200の上端領域を越えて外側に拡張された構造を有するので、前記投入部410に投入された材料が前記網体200に案内されるように、破砕加工部600の内面に材料案内面620が提供される。換言すれば、切断していないリンゴを丸ごと使用できる程度に外側に拡張された投入部410と網体200との間を自然に連結するための要素として、材料案内面620が提供される。
【0053】
また、前記材料案内面620は、前記投入部410と重なった状態で前記投入部410から連続して延びるとともに、前記破砕部500の中心軸に対して傾斜して形成されて、材料の側面が破砕刃510により粉砕され始めるようにする。破砕加工性をより向上させるために、前記破砕加工面610には一つ以上の粉砕刃630がさらに形成され得る。
【0054】
本実施例によれば、複数の粉砕刃630は、互いに離隔した状態で前記破砕加工面610の上部から下部に長く延びて形成され、それぞれの粉砕刃630が上部から下部に向かって前記破砕刃510と次第に隣接する。
【0055】
前記破砕部500が、前記容器100及び前記網体200の上端を越えて前記蓋部400側に位置した前記破砕加工部600に収容されて位置し、前記投入部410を介して投入された材料を前記破砕部500及び前記破砕加工部600が協働して十分に破砕することで、ユーザが材料を予め切削しなくても、材料の搾汁が円滑になされることができる。
【0056】
上記のように破砕された材料が前記網体200内で十分に搾汁されるため、前記網体200の変形を抑制することができる。
【0057】
また、前記破砕刃510により材料の側面が加工されるため、材料の高さに適した長さに破砕部500を形成するだけで搾汁を行うことができる。したがって、材料自体を切削するためにスクリューの刃の突出長さを増加させなくてもよい。
【0058】
また、前記破砕加工部600の下端には、網体200の上端がほぼ正確に挿入される網体挿入鍔420が形成されることができる。前記材料案内面620は、その端部で前記網体挿入鍔420と段差をなして連結され、この際、材料案内面620の端部が網体200の上端の内側面と一致するように形成される。したがって、前記破砕加工部600を経て破砕された材料は、前記材料案内面620に沿って前記網体200の内部に円滑に案内される。
【0059】
図7は本発明の他の実施例によるジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第1位置に変位した状態を示す断面図であり、図8図7に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第1位置に変位した状態の蓋部を示す斜視図であり、図9図7及び図8に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第2位置に変位した状態を示す断面図であり、図10図7図9に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーが第3位置に変位した状態を示す断面図であり、図11図7図10に示したジューサー用搾汁モジュールの安全カバーを説明するための分解斜視図である。
【0060】
図7図10を参照すれば、本実施例によるジューサー用搾汁モジュールは、上述の実施例の搾汁モジュールに比べ、安全カバー700、及びそれに係る投入部410の変形された上端部構造をさらに含む。
【0061】
以下に詳細に説明される安全カバー700及び投入部410の変形された上端部構造は、上述の実施例で説明したように、投入部410の面積が拡張されることによって発生し得る安全上の問題を解決するためのものであって、投入部410を介して材料を投入する過程中に、または材料投入にかかわらず、人の手が前記投入部410を介してスクリュー300に達する危険を防ぐために提供される。
【0062】
上述の実施例と同様に、蓋部400には前記投入部410が備えられており、前記投入部410の上端には、主投入口411と、前記主投入口411より小さいサイズの補助投入口412と、が形成される。
【0063】
前記補助投入口412は、現在の安全基準に準じたサイズに形成され、必要に応じて省略されてもよい。
【0064】
前記安全カバー700は、相対的に大きい材料が前記主投入口411を介して投入される際に作動して、ユーザの安全を保障する。
【0065】
前記安全カバー700は略「L」状の断面を有するように形成される。前記安全カバー700は、第1カバー部710と、前記第1カバー部710と略直交する第2カバー部720と、を一体に含む。
【0066】
また、前記安全カバー700は、前記投入部410の上端、より具体的には、前記主投入口411に収容され得るサイズに形成されて、前記主投入口411に回転可能に設けられる。
【0067】
前記安全カバー700は、回転により前記第1カバー部710が前記主投入口411をほぼ完全に開放する図7及び図8の第1位置、前記安全カバー700の第1カバー部710が前記主投入口411を覆っている図9の第2位置、及び第1カバー部710及び第2カバー部720がそれぞれ前記主投入口411及び前記補助投入口412を少なくとも部分的に覆っている図10の第3位置に変位させることができる。
【0068】
図11を参照して、前記第1カバー部710と第2カバー部720とが接する位置で、前記安全カバー700の両側面に一対の回転軸730が備えられる。
【0069】
前記一対の回転軸730は、前記投入部410(図7図10参照)の内側上部に互いに向い合うように形成された一対の軸溝に回転可能に挿入される。
すなわち、前記回転軸730及び軸溝が、前記安全カバー700を回転可能に支持するヒンジを構成する。
【0070】
或いは、前記投入部410の上部内側に互いに向い合うように形成された一対の回転軸が備えられている場合、前記安全カバー700の両側面には、前記回転軸が回転可能に挿入される軸溝が形成されて、前記安全カバー700を回転可能に支持するヒンジを構成する。
【0071】
前記安全カバー700のヒンジの一部である回転軸730にはトーションスプリング740が設けられている。前記トーションスプリング740は、前記第1カバー部710が略垂直に立てられて前記主投入口411(図7図10参照)をほぼ完全に開放する前記第1位置(図7及び図8参照)に向くように、前記安全カバー700に偏向力を付与する。
【0072】
前記投入部410の主投入口411を介して材料を投入する時に、材料を投入する人の力または手により、前記安全カバー700は、前記トーションスプリング740の偏向力に対抗しながら反時計方向に回転して前記第2位置(図9参照)に移動されるか、または第2位置を経て反時計方向にさらに回転して第3位置(図10)に移動され得る。
【0073】
前記安全カバー700を上記の第1位置に偏向させることができる偏向手段として、前記トーションスプリング740の代わりに他の種類の弾性体または重りが採用されてもよい。
【0074】
前記トーションスプリング740などのような偏向手段を採用することで、別の外力を用いなくても安全カバー700を第1位置に維持することができ、これにより、ユーザが材料を簡便に投入できることになる。
【0075】
図7及び図8に示された第1位置で、前記安全カバー700の第2カバー部720上にリンゴなどの材料を載せると、前記第2カバー部720を下側に押す材料の荷重により、前記安全カバー700が前記偏向手段の偏向力に対抗しながらヒンジを中心として自然に回転する。
【0076】
前記回転により、スクリュー300により加工される位置まで前記材料が自然に案内される。
【0077】
一方、図7及び図8に示された第1位置で、人が前記投入部410内に手を入れる場合、手が前記安全カバー700の第2カバー部720を押すことになる。
【0078】
前記第2カバー部720が押されることで、前記安全カバー700が自然に回転し、前記第1カバー部710が前記投入部410の内側上端の主投入口411を閉塞する図9の第2位置の付近に移動する。
【0079】
これにより、前記投入部410の上端の角と前記第1カバー部710の角との間の間隔が細くなるため、結局、人の手または腕が前記投入部410の上端の角と前記第1カバー部710の角との間に挟まることになり、それ以上投入部410内に手を深く入れることができなくなる。
【0080】
さらに、人の手または腕が前記投入部410の上端の角と前記第1カバー部710の角との間に挟まると、前記安全カバー700の回転が停止状態になり、手または腕が挟まった状態に維持される。
【0081】
すなわち、前記安全カバー700により、人の手がそれ以上移動できないように前記投入部410が閉塞される。
【0082】
上記のように、本実施例によるジューサー用搾汁モジュールは、例えば、リンゴなどの大きい材料を予め切断せずに投入できる程度の大きいサイズの投入部410を有するにもかかわらず、人の手が前記投入部410を介してスクリュー300に達することを根本的に遮断することができる。
【0083】
また、前記ジューサー用搾汁モジュールは、前記安全カバー700の第1カバー部710が前記主投入口411を覆う第2位置で前記安全カバー700を固定させる固定ユニット800をさらに含むことができる。
【0084】
本実施例において、前記固定ユニット800は、前記安全カバー700の第1カバー部710の上面に位置したノブ810と、前記第1カバー部710の下面に位置し、前記第1カバー部710を貫通する連結部により前記ノブ810と連結された固定片812と、を含む。
【0085】
また、前記固定ユニット800は、前記固定片812が選択的に挿入されるように前記投入部410の内面に形成された固定溝820を含む。
【0086】
前記ノブ810を回転させることで、前記固定片812を前記第1カバー部710の角の外側に突出させることができ、前記固定片812は、上記のように突出された状態で前記固定溝820に挿入され、前記安全カバー700を図9及び図10に図示された第2位置で固定させる。
【0087】
第2位置では、前記第1カバー部710が前記主投入口411を閉塞しているため、前記主投入口411を介して汚染物が投入部410の内部に流入されることが防止される。
【0088】
また、図7を参照すれば、投入部410は、上部の主投入口411の中心と下部の中心とがずれている構造を有するため、主投入口411から投入部410の下部に至る材料投入経路が、略クランク形状に形成される。
【0089】
クランク形状の材料投入経路は、主投入口411から垂直に延びる垂直上部経路p1と、前記垂直上部経路p1より低い位置で前記上部経路p1とずれて下側に垂直に延びる下部経路p2と、前記上部経路p1と下部経路p2との間を連結する略水平状の中間経路p3と、を含む。
【0090】
本実施例において、前記上部経路p1は主投入口411の垂直の下部に位置し、前記下部経路p2は補助投入口412の垂直の下部に位置する。
【0091】
このような投入部410におけるクランク形状の材料投入経路は、材料が投入される全体長さを増加させて、乳幼児の安全事故を防止することができ、埃が積もり難い補助投入口412の内部で安全カバー700の回転半径を確保することで、安全カバー700の汚染を抑えることができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11