【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成26年6月12日、ヤフー株式会社が、ウェブサイトで公開されているGoogleplay(Google社提供のアプリケーション配信サービスのウェブサイト)にて、貝塚 健、小谷 厚友、菅原 進也、オオシマ マーカス阿紀夫、土屋 茉奈美、宮 賢一郎らが発明した、ショート動画共有アプリ「Yahoo! Chocotle(チョコトル)」について公開した。
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
【0013】
<構成>
(ネットワーク構成)
図1は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サービスシステム100のネットワーク構成図である。動画投稿サービスシステム100は、動画投稿サーバ1及び端末2が、ネットワーク3を介して接続される。
【0014】
動画投稿サーバ1は、ユーザの端末2に対して、インターネット上で動画投稿サービスを提供するWebサーバとして構成される。動画投稿サーバ1は、例えば、ユーザの端末2から、動画の「テーマ」(「トピック」、「お題」ともいえる)と、その「テーマ」にちなんだ動画とが投稿(アップロード)されると、サイト上、「テーマ」ごとに投稿動画を閲覧可能に公開する。さらに、動画投稿サーバ1は、「テーマ」を投稿したユーザとは異なるユーザの端末2から広くその「テーマ」にちなんだ動画の投稿を受け付ける。その「テーマ」にちなんだ動画が複数投稿されると、その「テーマ」の下、投稿された複数の動画を編集し、1つの連続動画を作成する。連続動画は、その「テーマ」の下、不特定多数のユーザの端末2から閲覧(再生)可能に公開される。
【0015】
端末2は、例えば、動画を撮影できるカメラや、カメラ付き携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータなど、ユーザの利用するユーザ端末である。ユーザは端末2を用いて、動画投稿サービスを提供するWebサーバとしての動画投稿サーバ1にアクセスし、撮影した動画を投稿する。また、端末2は、動画投稿サーバ1上で公開された個々の投稿動画やその連続動画を閲覧(再生)することも可能である。
【0016】
ネットワーク3は、有線、無線を含むネットワークであり、例えば、動画投稿サーバ1及び端末2を接続するインターネット網である。
【0017】
(ハードウェア構成)
図2は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サーバ1のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示されるように、動画投稿サーバ1は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入力装置15、表示装置16、通信装置17を有する。
【0018】
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。入力装置15は、例えばキーボードやマウスである。表示装置16は、ディスプレイである。通信装置17は、他装置との通信を行う。
【0019】
(ソフトウェア構成)
図3は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サーバ1のソフトウェア構成例を示す図である。動画投稿サーバ1は、主な機能部として、動画受付部101、投稿動画DB(Database)102、付帯情報取得部103、再生順序決定部104、動画提供部105を有する。
【0020】
動画受付部101は、ユーザの端末2から投稿動画を受け付ける。投稿動画は、各々のテーマに関連付けて、テーマにちなんだ動画が投稿される。
【0021】
投稿動画DB102は、ユーザの端末2から投稿された投稿動画を格納するデータベースである。投稿動画は、各々のテーマに関連付けて投稿されるので、投稿動画DB102では、「テーマ」と、その「テーマ」にちなんだ投稿動画データとが関連付けられて格納される。
【0022】
付帯情報取得部103は、投稿動画に対応付けられた付帯情報を取得する。付帯情報としては、投稿動画の撮影日時刻、撮影位置、評価などの情報がある。
【0023】
再生順序決定部104は、同一テーマの下、ユーザの端末2から投稿された複数の投稿動画を連続再生するため、その付帯情報に基づいて、複数の投稿動画を連続再生するための再生順序を決定する。
【0024】
動画提供部105は、ユーザの端末2から、投稿動画の連続再生要求を受信すると、複数の投稿動画が、再生順序決定部104により決定された再生順序に従って再生される連続動画を提供する。
【0025】
以上、動画投稿サーバ1の主な機能構成である。これらの各機能は、実際には動画投稿サーバ1のCPU11が実行するプログラムによりコンピュータに実現させることで実現される。
【0026】
(投稿動画DB102)
図4は、本発明の一実施形態にかかる投稿動画DB102のデータ例を示す図である。投稿動画DB102は、「テーマID」401、「テーマ」402及び「ジャンル/タグ」403ごとに、「投稿動画」404、「投稿者ID」405、「投稿日」406、「撮影日時」407、「撮影位置」408、「評価値」409、「SNSへのシェア数」410、「再生順序」411が対応付けて格納される。
【0027】
「テーマID」401は、投稿動画DB102に登録されたテーマ識別子である。新しいテーマが登録されるたびに付番される。
【0028】
「テーマ」402は、ユーザの端末2から登録(設定)された動画のテーマである。動画投稿サーバ1の動画投稿サービス上、「テーマ」が投稿されると、その「テーマ」と関連付けるように、招待されたユーザもしくは不特定多数のユーザから、「テーマ」にちなんだ動画が投稿(アップロード)される。なお、「テーマ」402は、一般ユーザからのみならず、動画投稿サービスの運営者が登録することも可能である。
【0029】
図4の投稿動画DB102を参照すると、テーマ「○○さん○○さんの披露宴 in ○○ホテル」に対して、披露宴の出席者であるユーザから、テーマにちなんだ動画が投稿されている。これら投稿動画は、各々の出席者自らのフレームワーク、タイミング、視点により様々な表現方法で披露宴の様子を撮影した動画である。
【0030】
「ジャンル/タグ」403は、テーマに対して付与されたテーマのジャンル又はタグである。ユーザの端末2から「テーマ」402が登録(設定)される際、併せてそのテーマの所属するジャンル又はタグが選択(入力)される。
【0031】
「投稿動画」404は、端末2により、「テーマ」にちなんで投稿された動画データ(動画ファイル)である。投稿動画は、端末2から動画投稿サーバ1に対してアップロードされる。
【0032】
「投稿者ID」405は、投稿動画を投稿したユーザのIDである。
【0033】
「投稿日」406は、動画投稿サーバ1の動画投稿サービスに、投稿動画が投稿された日時刻である。
【0034】
「撮影日時」407は、端末2等により、投稿動画が撮影された日時刻である。撮影日時の情報は、年、月、日、時、分、秒、及び曜日を含む。また、撮影開始日時及び撮影終了日時のいずれをも含む。「撮影日時」407は、投稿動画に付随するメタデータから取得されてもよいし、投稿動画が投稿される際、投稿者により入力されてもよい。
【0035】
「撮影位置」408は、端末2等により、投稿動画が撮影された位置である。「撮影位置」408は、例えば、経緯緯度の地図座標や、具体的な地名や場所等の情報で表現されうる。また、「撮影位置」408は、投稿動画に付随するメタデータから取得されてもよいし、投稿動画が投稿される際、投稿者により入力されてもよい。
【0036】
「評価値」409は、投稿動画に対して与えられた評価の値である。投稿動画は、サイト上、閲覧可能に公開される。第3者ユーザは投稿動画を閲覧し、各々で評価値を付与することができる。なお、評価値は、星の数や点数などで表現されうる。
【0037】
「SNSへのシェア数」410は、投稿動画が各種のSNS(social networking service)へシェアされた回数である。
【0038】
「再生順序」411は、同一の「テーマ」にちなんで投稿された複数の投稿動画を連続再生する場合、投稿動画を再生する順序を示す。複数の投稿動画を「再生順序」411に従って再生させることで、複数の投稿動画が、1つの「テーマ」の下、あたかも1つの連続動画として再生される。
【0039】
<投稿動画の連続再生>
図5は、本発明の一実施形態にかかる投稿動画の一例を示す図である。
図5に示されるように、投稿動画DB102において、同一の「テーマ」の下、5名のユーザ(user01、user02、user03、user04、user05)により、合計8つの投稿動画(001a、001b、002a、003a、004a、005a、005b、005c)が投稿されたものとする。
【0040】
以下、同一の「テーマ」にちなんで投稿されたこれら8つの投稿動画を連続再生するべく、各投稿動画の「再生順序」411を決定する。これにより、これら8つ投稿動画を決定された再生順序に従って再生することで、複数の投稿動画が、ある1つの「テーマ」の下、あたかも1つの連続動画となって再生される。
【0041】
(再生順序の決定例1)
図6は、本発明の一実施形態にかかる各投稿動画の「再生順序」の決定例1を示す図である。再生順序の決定例1では、投稿動画の「撮影日時」407に基づいて、「再生順序」411を決定する。
【0042】
図6に示されるように、8つの各投稿動画(001a、001b、002a、003a、004a、005a、005b、005c)は、各々の投稿動画の「撮影日時」407が古い順に(又は新しい順に)、各投稿動画を時系列に並べることができる。
【0043】
そしてこの並べた順序で、各々の投稿動画の「再生順序」411を決定する。具体的には、投稿動画DB102において、「撮影日時」407の古い順に、投稿動画005a、001a、003a、004a、005b、002a、001b、005cの「再生順序」411を、それぞれ、1、2、3、4、5、6、7、8とする。
【0044】
これにより、同一の「テーマ」にちなんで投稿された複数の投稿動画が、時系列に並べられ、あたかも時系列にシーンが進行していく1つの動画コンテンツ(連続動画ともいう)として再生可能となる。
【0045】
また、1つ1つの投稿動画は、異なるユーザにより個々に撮影されたものでため、各々のユーザ自らのフレームワーク、タイミング、視点により様々な表現方法で撮影されたオリジナリティ溢れる動画である。よって、このような投稿動画を連続再生することで、複数ユーザ全員で、1人のユーザだけでは生み出せないより面白みのある1つの動画コンテンツを容易に作成することが可能である。
【0046】
また、各々のユーザは、公開募集されている「テーマ」を検索するなどすれば、自分の好きな「テーマ」の下、製作者の一員として1つの動画コンテンツを制作できる。
【0047】
なお、新しく投稿画像が追加されると、新しい投稿画像を含め、あらためて各々の投稿動画の「撮影日時」407に基づいて、各投稿動画を時系列に並べ、その並べた順序で、各々の投稿動画の「再生順序」411が決定される。
【0048】
図7は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サービス画面例1を示す図である。本動画投稿サービス画面は、動画投稿サービス上で登録されている複数のテーマの中から、ユーザが所望する一のテーマを選択すると、端末2の画面上で表示される。
【0049】
テーマ欄700には、例えば、「○○さん○○さんの披露宴 in ○○ホテル」という選択されたテーマが表示される。
【0050】
投稿動画欄701には、テーマ欄700のテーマにちなんで投稿された複数の投稿動画005a、001a、003a、004a、005b・・・が、左から右方向へ向かって再生順序702に並べられて配置される。この中からユーザが任意の投稿動画を再生したい場合、再生したい投稿動画上の再生ボタン703を押下する。
【0051】
一方、ユーザが連続動画704を再生したい場合、連続動画704上の再生ボタン705を押下する。再生ボタン705が押下されると、投稿動画欄701に配置されている複数の投稿動画005a、001a、003a、004a、005b・・・が、左から右方向の順序に向かって連続的に再生されることで、連続動画704の再生が実現する。
【0052】
これにより、「○○さん○○さんの披露宴 in ○○ホテル」というテーマにちなんで投稿された複数の「披露宴」動画が、時間に沿った流れで次々と進行していく1つの動画コンテンツとして再生される。
【0053】
なお、新しく投稿画像が追加されると、新しい投稿画像を含め、あらためて各々の投稿動画の「撮影日時」407に基づいて、各々の投稿動画の「再生順序」411が決定(更新)される。そして、投稿動画欄701の投稿画像は、新しい投稿画像を含め、再決定された再生順序に従って再配置される。
【0054】
また、連続動画704の表紙画像(サムネイル画像)には、「再生順序」411が最初の投稿動画(例えば、投稿動画005a)の表示画像ではなく、「投稿日」406が最新の投稿動画(例えば、投稿動画004a)の表示画像が用いられる。これにより、新しく投稿画像が追加される前と後で、連続動画704の表紙画像は違うものになるため、ユーザは新しく投稿画像が追加されたこと、及び、投稿画像が追加される前とは異なる連続動画704となっていることを容易に認識できる。なお、「投稿日」406が最新の投稿動画の表示画像は、端末2が動画投稿サーバ1から動画投稿サービス画面を呼び出すと、動画投稿サーバ1は、動画投稿サービス画面中、連続動画704の表紙画像(サムネイル画像)として、「投稿日」406が最新の投稿動画(例えば、投稿動画004a)の静止画像及び静止画像へのリンクURLを埋め込んで、端末2に動画投稿サービス画面を返送する。
【0055】
(再生順序の決定例2)
図8は、本発明の一実施形態にかかる各投稿動画の「再生順序」の決定例2を示す図である。再生順序の決定例2では、投稿動画の「撮影位置」408に基づいて、「再生順序」411を決定する。
【0056】
図8に示されるように、8つの各投稿動画(001a、001b、002a、003a、004a、005a、005b、005c)は、各々の投稿動画の「撮影位置」408に基づいて、各投稿動画を分類(グルーピング)することができる。
【0057】
分類(グルーピング)は、撮影位置が同一である投稿動画を同一グループに分類する。また、もう少し位置範囲を広げ、撮影位置が近隣地域や同一施設内(例えば、公園、遊園地、動物園など)である投稿動画を同一グループに分類することもできる。さらに位置範囲を広げ、撮影位置が同一の市区町村、県、国の投稿動画を同一グループに分類することもできる。いずれとするかはテーマ内容との関係において適宜定め得る。
【0058】
そしてこの分類したグループ単位の順序で、各々の投稿動画の「再生順序」411を決定する。具体的には、投稿動画DB102の「撮影位置」408に基づいて、投稿動画004a、002aの第1グループ、投稿動画001a、003a、001bの第2グループ、投稿動画005a、005b、005cの第3グループに分類した場合、投稿動画004a、002a、001a、003a、001b、005a、005b、005cの「再生順序」411を、それぞれ、1、2、3、4、5、6、7、8とする。なお、同一グループ内の投稿動画は、「投稿日」406や「撮影日時」407に基づいて、各投稿動画の再生順序を決定することができる。
【0059】
これにより、同一の「テーマ」にちなんで投稿された複数の投稿動画が、撮影位置毎に並べられ、あたかも場所単位でシーンが進行していく1つの動画コンテンツとして再生可能となる。
【0060】
図9は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サービス画面例2を示す図である。本動画投稿サービス画面は、動画投稿サービス上で登録されている複数のテーマの中から、ユーザが所望する一のテーマを選択すると、端末2の画面上で表示される。
【0061】
テーマ欄900には、例えば、「日本動物園めぐり」という選択されたテーマが表示される。
【0062】
投稿動画欄901には、テーマ欄900のテーマにちなんで投稿された複数の投稿動画004a、002a、001a、003a、001b・・・が、左から右方向へ向かって再生順序702に並べられて配置される。この中からユーザが任意の投稿動画を再生したい場合、再生したい投稿動画上の再生ボタン903を押下する。
【0063】
一方、ユーザが連続動画904を再生したい場合、連続動画904上の再生ボタン905を押下する。再生ボタン905が押下されると、投稿動画欄901に配置されている複数の投稿動画004a、002a、001a、003a、001b・・・が、左から右方向の順序に向かって連続的に再生されることで、連続動画904の再生が実現する。
【0064】
これにより、「日本動物園めぐり」というテーマにちなんで投稿された複数の「動物園」動画が、「動物園」ごとに次々と紹介されていく1つの動画コンテンツとして再生される。
【0065】
(再生順序の決定例3)
図10は、本発明の一実施形態にかかる各投稿動画の「再生順序」の決定例3を示す図である。再生順序の決定例3では、投稿動画の「評価値」409に基づいて、「再生順序」411を決定する。
【0066】
図10に示されるように、8つの各投稿動画(001a、001b、002a、003a、004a、005a、005b、005c)は、各々の投稿動画の「評価値」409が高い順に、各投稿動画を並べることができる。
【0067】
そしてこの並べた順序で、各々の投稿動画の「再生順序」411を決定する。具体的には、投稿動画DB102において、「評価値」409が高い順に、投稿動画005b、001b、001a、005a、003a、004a、002a、005cの「再生順序」411を、それぞれ、1、2、3、4、5、6、7、8とする。
【0068】
これにより、同一の「テーマ」にちなんで投稿された複数の投稿動画が、評価の高い順に並べられ、ユーザ評価の高いシーンから進行していく1つの動画コンテンツとして再生可能となる。
【0069】
「評価値」409は、投稿動画に対して与えられた評価の値である。投稿動画は、サイト上、閲覧可能に公開される。第3者ユーザは投稿動画を閲覧し、各々で評価値を付与することができる。
【0070】
なお、「評価値」409に代え、投稿動画の「SNSへのシェア数」410に基づいて、「再生順序」411を決定してもよい。いわばSNSへのシェア数が多い投稿動画は、人気があり、ユーザの評価が高いものと同視することができるからである。
【0071】
図11は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サービス画面例3を示す図である。本動画投稿サービス画面は、動画投稿サービス上で登録されている複数のテーマの中から、ユーザが所望する一のテーマを選択すると、端末2の画面上で表示される。
【0072】
テーマ欄1100には、例えば、「面白い顔」という選択されたテーマが表示される。
【0073】
投稿動画欄1101には、テーマ欄1100のテーマにちなんで投稿された複数の投稿動画005b、001b、001a、005a、003a・・・が、左から右方向へ向かって再生順序1102に並べられて配置される。この中からユーザが任意の投稿動画を再生したい場合、再生したい投稿動画上の再生ボタン1103を押下する。
【0074】
一方、ユーザが連続動画1104を再生したい場合、連続動画1104上の再生ボタン1105を押下する。再生ボタン1105が押下されると、投稿動画欄1101に配置されている複数の投稿動画005b、001b、001a、005a、003a・・・が、左から右方向の順序に向かって連続的に再生されることで、連続動画1104の再生が実現する。
【0075】
これにより、「面白い顔」というテーマにちなんで投稿された複数の「面白い顔」動画が、特に「面白い顔」が順々に登場していく1つの動画コンテンツとして再生される。
【0076】
なお、投稿動画の「評価値」409が低い順に、各々の投稿動画の「再生順序」411を決定することも可能である。この場合、「面白い顔」というテーマにちなんで投稿された複数の「面白い顔」動画が、はじめはそれほど面白くないものから登場していき、最後に一番面白い顔登場するといった1つの動画コンテンツとして再生される。
【0077】
なお、再生順序の決定例1〜3を組み合わせて、投稿動画の「撮影日時」407、「撮影位置」408、「評価値」409のうち、2つ以上に基づいて、「再生順序」411を決定することも可能である。
【0078】
例えば、テーマ「2014ワールドカップ」にちなんで投稿された複数の投稿動画の場合、投稿動画の「撮影位置」408及び「撮影日時」407に基づいて「再生順序」411を決定するとよい。この場合、投稿動画は、世界各地それぞれで自国のチームを応援するサポータ―の動画が、まず国や地域ごとに、そして時系列での再生順序で連続再生される。仮に、投稿動画の「撮影日時」407だけで再生順序を決定すると、動画の場面が世界各地にあちらこちら混在してしまうので、必ずしも連続動画として見やすいものではない。
【0079】
(補足)
上記再生順序の決定例1〜3においては、投稿動画の付帯情報のうち、投稿動画の「撮影日時」407、「撮影位置」408、及び「評価値」409に基づいて、「再生順序」411を決定した。しかしながら、投稿動画の付帯情報のうち、いずれの付帯情報を用いるかは、「テーマ」の内容(例えば、テーマに付与されたジャンルやタグ)によって運用するのが適切である。
【0080】
(1)「撮影日時」型
例えば、「テーマ」の内容が結婚式、スポーツの試合、又は司会進行型イベントなどに関連するものである場合、投稿動画は、進行時間の流れがあるので、「撮影日時」407に基づいて時系列順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。結婚式やスポーツは同一場所で開催されるため、「撮影位置」408に基づいて場所単位順に再生することは、再生順序として有意義ではない。
【0081】
(2)「撮影位置」型
また、例えば、「テーマ」の内容が観光施設、観光地、名所などの各地の施設や場所に関連するものである場合、投稿動画は、「撮影位置」408に基づいて場所単位順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。各地の施設や場所はそれぞれ位置が異なるため、「撮影日時」407に基づいて時系列順に再生することは、再生順序として有意義ではない。
【0082】
(3)「評価値」型
さらに、例えば、「テーマ」の内容が、時間や場所とは無関係なお祝いメッセージや面白コンテンツなどに関連するものである場合、投稿動画は、「評価値」409に基づいて評価順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。なお、お祝いメッセージや面白コンテンツのように、時間や場所とは無関係で、メッセージやコンテンツの内容そのものに意味がある動画の場合、「撮影日時」407又は「撮影位置」408に基づいて、時系列順や場所単位順に再生することは、再生順序として有意義ではない。
【0083】
<動作>
図12は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サーバ1の再生順序決定処理を示すフローチャートである。以下、図面を参照しながら、詳しく説明する。
【0084】
S1:動画受付部101は、投稿動画が投稿されたか否かを判定する。ユーザが、例えば、動画を投稿したい「テーマ」の動画投稿サービス画面において、動画投稿を行うことで、投稿動画が投稿される。
【0085】
S2:動画受付部101は、投稿動画が投稿されると、投稿動画DB102上、投稿動画が投稿されたテーマの「テーマID」401に関連付け、「投稿動画」404に投稿動画を格納する。また併せて、動画受付部101は、投稿動画の付帯情報として、「投稿者ID」405、「投稿日」406、「撮影日時」407、「撮影位置」408を対応付けて格納する(
図4)。
【0086】
S3:次に、付帯情報取得部103は、S2で投稿動画が格納されると、その投稿動画の「テーマID」401に関連付けられている「投稿動画」404は、複数存在するか否かを判定する。「テーマID」401に関連付けられている「投稿動画」404に、2つ以上の投稿動画が格納されている場合、S4へ進む。
【0087】
S4:付帯情報取得部103は、その投稿動画の「テーマID」401に関連付けられている「ジャンル/タグ」403を取得する。
【0088】
S5:付帯情報取得部103は、S4で取得した「ジャンル/タグ」403に基づいて、再生順序の決定に用いる付帯情報を選択する。「ジャンル/タグ」403は、「テーマ」402が登録(設定)される際、テーマに対して付与されたテーマのジャンル又はタグである。よって、「ジャンル/タグ」403は、テーマがどのような内容であるのか、即ち、テーマ分類を示すものである。
【0089】
例えば、「ジャンル/タグ」403が、結婚式、スポーツの試合、又は司会進行型イベントなどに関連するものである場合(上記「撮影日時」型)、投稿動画は、進行時間の流れがあるので、「撮影日時」407に基づいて時系列順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。よって、この場合、再生順序の決定に用いる付帯情報として、「撮影日時」407が選択される。
【0090】
また例えば、「ジャンル/タグ」403が、観光施設、観光地、名所などの各地の施設や場所に関連するものである場合(上記「撮影位置」型)、投稿動画は、「撮影位置」408に基づいて場所単位順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。よって、この場合、再生順序の決定に用いる付帯情報として、「撮影位置」408が選択される。
【0091】
また例えば、「ジャンル/タグ」403が、時間や場所とは無関係なお祝いメッセージや面白コンテンツなどに関連するものである場合(上記「評価値」型)、投稿動画は、「評価値」409に基づいて評価順に再生されるのが、動画コンテンツとして適切である。よって、この場合、再生順序の決定に用いる付帯情報として、「評価値」409が選択される。
【0092】
なお、「ジャンル/タグ」403又は再生順序の決定の仕方次第で、2つ以上の付帯情報を選択することも可能である。
【0093】
また、投稿動画の付帯情報のうち、「評価値」409については、ユーザからの評価、シェアを受けてはじめて付与される情報であるので、これら情報が格納されている場合に取得する。
【0094】
S6:付帯情報取得部103は、その投稿動画の「テーマID」401に関連付けられている複数の「投稿動画」404から、S5で選択した付帯情報をそれぞれ取得する。例えば、S5で、再生順序の決定に用いる付帯情報として、「撮影日時」407が選択された場合、複数の「投稿動画」404から、「撮影日時」407をそれぞれ取得する。
【0095】
S7:再生順序決定部104は、S6で複数の動画から取得した付帯情報に基づいて、「投稿動画」404において格納されている複数の投稿動画の再生順序を決定する。
【0096】
なお、再生順序の決定例1〜3を組み合わせて、投稿動画の「撮影日時」407、「撮影位置」408、「評価値」409のうち、2つ以上に基づいて、「再生順序」411を決定することも可能である。
【0097】
S8:再生順序決定部104は、投稿動画DB102上、それぞれの「投稿動画」404ごとに、「再生順序」411に決定された再生順序を格納する(
図4)。
【0098】
なお、新しく投稿画像が追加されると(S1)、新しい投稿画像を含め、あらためて各々の投稿動画の付帯情報に基づいて(S6)、各々の投稿動画の「再生順序」411が決定される(S8)。そして、投稿画像は、新しい投稿画像を含め、再決定された再生順序に従って再生される。
【0099】
図13は、本発明の一実施形態にかかる動画投稿サーバ1の動画再生処理を示すフローチャートである。
【0100】
S21:動画提供部105は、ユーザの端末2から、投稿動画の連続再生要求を受信したか否かを判定する。例えば、
図7のように、「テーマ」の動画投稿サービス画面において、ユーザが投稿動画の連続動画704を再生したい場合、連続動画704上の再生ボタン705を押下することで、連続再生要求が動画提供部105に送信される。
【0101】
S22:動画提供部105は、投稿動画DB102から、テーマの「テーマID」401に関連付けられている「投稿動画」404の「再生順序」411を全て取得する。
【0102】
S23:動画提供部105は、「再生順序」411に従って、「投稿動画」404を端末2に送信する。これにより、「投稿動画」404の複数動画が、再生順序決定部104により決定された「再生順序」403に従って再生される連続動画が提供されるので、端末2上、同一テーマにちなんで投稿された複数の投稿動画が1つの動画コンテンツとして再生される。
【0103】
なお、上記の再生順序決定処理は、投稿動画が投稿された直後のタイミングで実行されるものとして説明した。しかしながら、再生順序決定処理を実行するタイミングとしては、他にも例えば、動画投稿サービス上で登録されている複数のテーマの中から、ユーザにより所望する一のテーマを選択され、動画投稿サービス画面が生成されるタイミングがある。つまり、動画投稿サービス画面の生成過程において、そのテーマの下投稿された複数の投稿動画の再生順序が決定された上で、連続動画704が動画投稿サービス画面上に配置される(
図7)。
【0104】
また、再生順序決定処理を実行するタイミングとしては、他にも例えば、動画投稿サービス画面上で、ユーザにより連続動画704上の再生ボタン705が押下され、連続再生要求が動画提供部105に送信されたタイミングなどもある(
図7)。つまり、動画投稿サービス画面上から連続再生要求が発生するタイミングで、そのテーマの下投稿された複数の投稿動画の再生順序が決定されることで、連続動画704が再生される。
【0105】
また、再生順序決定処理を実行するタイミングとしては、他にも例えば、動画投稿サービス画面上で、ユーザにより連続動画704上の再生ボタン705が押下され、連続動画704が再生中であるタイミングなどもある(
図7)。連続動画704の再生中に、同一テーマの下、新しく投稿画像が追加(投稿)されると、新しい投稿画像を含め、あらためて各々の投稿動画の付帯情報に基づいて(S6)、各々の投稿動画の「再生順序」411が即座に決定される(S8)。そして、新しく投稿画像の再生順序が、連続動画704で未再生の投稿動画よりも後の再生順序であった場合には、新しい投稿画像を含めて、連続動画704の再生は継続される。つまり、連続動画704の再生中に新しく投稿画像が追加された場合、追加されたばかりの投稿画像が連続動画704内に反映されて再生されうる。これにより、ユーザはリアルタイムに、追加された投稿動画を含めた連続動画704を楽しむことが可能である。
【0106】
<総括>
以上、本発明の実施形態によれば、多数の投稿者により様々な表方法で投稿される動画を、面白みのある1つの動画として容易に再生することが可能である。
【0107】
また、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。