(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2アプリケーションのサービスを提供するサーバは、前記マッチングされた関心カテゴリの情報に基づいて前記共通の関心事情報を決定し、前記第1アプリケーションのサービスを提供するサーバに、前記共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請し、
前記第1アプリケーションのサービスを提供するサーバは、前記転送要請に従い前記決定された共通の関心事コンテンツを前記デバイスまたは前記第2アプリケーションのサービスを提供するサーバのいずれかに転送するものである請求項4に記載のコンテンツ提供方法。
前記チャットルームは、前記受信したコンテンツのリストを表示するためのアイコンを含み、前記アイコンは、前記第2アプリケーションのユーザインターフェイスの制御画面または前記チャットルームの制御画面のうち一つ以上に含まれたものである請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
前記参加度情報は、前記ユーザの前記コメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上が既設定された回数以上存在するコンテンツのカテゴリ情報を含むものである請求項17に記載のコンテンツ提供方法。
前記参加度情報は、前記コメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上が既設定された回数以上存在するコンテンツのカテゴリ情報を含むものである請求項15に記載のコンテンツ提供方法。
前記共通の関心事コンテンツは、前記チャットルームに参加する複数のユーザ全員または過半数以上とマッチングされる関心カテゴリに対応するコンテンツである請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下では、添付した図面を参照して、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が容易に実施することができるように本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、様々な異なった形態で具現でき、ここで説明する実施例に限らない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書の全体を通じて類似した部分に対しては、類似した図面符号を付けた。
【0016】
明細書の全体において、ある部分が他の部分と『連結』されているとすると、これは、『直接的に連結』されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで『電気的に連結』されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を『含む』とすると、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例に係るコンテンツ提供システム(10)の構成図である。
【0018】
図1に示されたように、本発明の一実施例に係るコンテンツ提供システム(10)は、コンテンツ提供サーバ(110)、インスタントメッセージサーバ(120)、デバイス(200)及び外部デバイス(300)を含み得る。このような
図1のコンテンツ提供システム(10)は、本発明の一実施例に過ぎないので、
図1を通じて本発明が限定解釈されるのではない。即ち、本発明の様々な実施例によれば、コンテンツ提供システム(10)は、
図1と異なるように構成され得る。
【0019】
コンテンツ提供システム(10)を構成する
図1の各構成要素は、ネットワーク(network)を通じて連結され得る。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノード相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するもので、このようなネットワーク(network)の一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これに限らない。
【0020】
コンテンツ提供サーバ(110)は、第1アプリケーションのコンテンツを提供するためのサーバであって、このとき、コンテンツは、ニュース、商品、サービス、ゲームアイテムなど様々な形態であり得る。このとき、第1アプリケーションは、デバイス(200)にインストールされていてもよく、これとは異なり、第1アプリケーションは、デバイス(200)にインストールされていなくてもよい。これにより、デバイス(200)は、デバイス(200)上に第1アプリケーションがインストールされていなくても、コンテンツ提供サーバ(110)に接続してコンテンツの提供を受けることができる。これに加え、デバイス(200)は、デバイス(200)上に第1アプリケーションがインストールされていなくても、他のデバイス上にインストールされた第1アプリケーションを通じてもデバイス(200)にインストールされた第2アプリケーションのチャットルーム上に共通の関心事コンテンツを受信することができる。
【0021】
インスタントメッセージサーバ(120)は、デバイス(200)で一つ以上の外部デバイス(300)に伝達するためのインスタントメッセージを受信して外部デバイス(300)に転送するか、または、一つ以上の外部デバイス(300)から伝達されてきたインスタントメッセージを受信してデバイスに転送する。
【0022】
このようなコンテンツ提供サーバ(110)及びインスタントメッセージサーバ(120)は、
図1に示されたように、それぞれ独立的なサーバコンピュータ(server computer)に位置して実行されてもよく、これとは異なり、
図1の(A)のように、同一のサーバコンピュータでサーバプログラム(server program)として搭載され、それぞれ実行されてもよい。
【0023】
以下では、第1アプリケーションのサービスを提供するサーバをコンテンツ提供サーバ(110)と、第2アプリケーションのサービスを提供するサーバをインスタントメッセージサーバ(120)と称する。
【0024】
デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)からコンテンツの提供を受け、提供を受けたコンテンツは、第1アプリケーションを通じて表示され得る。このとき、第1アプリケーションは、上述したように、デバイス(200)にインストールされていてもよい。これとは異なり、第1アプリケーションは、デバイス(200)にインストールされておらず、他のデバイスにインストールされていてもよい。また、デバイス(200)に第1アプリケーションがインストールされていない場合、デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)を通じてコンテンツの提供を受けることもできる。
【0025】
デバイス(200)には、第2アプリケーションがインストールされており、第2アプリケーションを通じて一つ以上の外部デバイス(300)とインスタントメッセージを送受信することができる。このように送受信されたインスタントメッセージは、第2アプリケーションのチャットルームに表示される。このとき、外部デバイス(300)は、デバイス(200)とネットワークで連結され得る。
【0026】
一方、第1アプリケーションのアカウントは、デバイス(200)にインストールされた第2アプリケーションのアカウントと連携される。例えば、デバイス(200)の第1アプリケーションの実行時に第2アプリケーションのアカウントでインスタントメッセージサーバ(120)にログインを要請し、インスタントメッセージサーバ(120)がログインを許容することで、第1アプリケーションのアカウントは、第2アプリケーションのアカウントと連携されることができる。このとき、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとを連携させるための連携許容ステップが追加または独立して行われ得る。即ち、ログインステップと別途に、デバイス(200)がインスタントメッセージサーバ(120)に第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとの連携のための要請を転送すると、インスタントメッセージサーバ(120)はアカウント連携要請を受信し、アカウント連携を許容することで、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは連携されることができる。
【0027】
また他の例として、第1アプリケーションのアカウントは、オンライン上で予め第2アプリケーションのアカウントと連携されることができる。
【0028】
一方、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションとは、同一のアカウントであってもよい。即ち、一つのアカウントでコンテンツを提供する第1アプリケーションに接続し、インスタントメッセージを送受信する第2アプリケーションに接続することもできる。
【0029】
これとは異なり、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは、互いに異なる別個のアカウントであってもよい。これにより、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとが別個に存在する場合も、アカウント連携を通じて第1アプリケーションのコンテンツは、第2アプリケーションのチャットルーム上に表示され得る。
【0030】
このように、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとを連携させることで、第1アプリケーションに表示されたコンテンツのうちチャットルームに参加するユーザの共通の関心事に該当するコンテンツ(以下、共通の関心事コンテンツ)はチャットルーム上に表示されることができる。
【0031】
このとき、チャットルームに表示される共通の関心事コンテンツは、コンテンツ自体またはコンテンツに係る情報(例えば、コンテンツの要約説明、コンテンツが格納されたサーバアドレスなど)であり得る。
【0032】
一方、共通の関心事コンテンツは、第1アプリケーションを使用する複数のユーザのうち第2アプリケーションのチャットルームに参加する少なくとも一人のユーザの関心カテゴリの情報に基づいて決定される。このとき、関心カテゴリの情報は、第1アプリケーションを使用する複数のユーザまたは第1アプリケーションの加入者から収集されることができる。即ち、関心カテゴリの情報は、複数のユーザが第1アプリケーションの関心カテゴリ入力画面、または、第2アプリケーションの関心カテゴリ入力画面を通じて入力した一つ以上の関心カテゴリに基づいて収集されることができる。
【0033】
また、関心カテゴリの情報は、コンテンツの参加度情報に基づいて決定されることができる。即ち、複数のユーザが第1アプリケーションに表示されたコンテンツに対するコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上に基づいて参加度情報を抽出し、抽出された参加度情報に基づいて関心カテゴリの情報が決定されることができる。
【0034】
これに加え、関心カテゴリの情報は、チャットルームに参加するユーザが取り交わしたインスタントメッセージをパースして決定されることもできる。即ち、関心カテゴリの情報は、チャットルームに参加するユーザが取り交わしたインスタントメッセージの内容に含まれたキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを予め分類されたカテゴリのうち一つ以上にマッチングさせ、マッチングされたカテゴリに基づいて関心カテゴリを設定することができる。このように設定された関心カテゴリに基づいて関心カテゴリの情報が決定されることができる。
【0035】
参考に、デバイス(200)及び外部デバイス(300)は、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications:登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、WiBro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(Smartphone)、タブレットPCなどのような全ての種類のハンドヘルド(Handheld)に基づいた無線通信装置が含まれ得る。
【0036】
特に、デバイス(200)及び外部デバイス(300)は、携帯用端末にインターネット通信と情報検索などコンピュータ支援機能を追加した知能型端末であって、ユーザが所望する多数の応用プログラム(即ち、アプリケーション)をインストールして実行することができるスマートフォン(smartphone)であり得る。その他にも、デバイス(200)及び外部デバイス(300)は、PCなどのようにサーバと有/無線通信を通じて接続できるユーザ端末であり得る。以下では、
図1のコンテンツ提供システム(10)に含まれたデバイス(200)を
図2を参照してより具体的に説明する。
【0037】
図2は、本発明の一実施例に係るデバイス(200)のブロック図である。
【0038】
本発明の一実施例に係るデバイス(200)は、アカウント連携部(210)、チャットルーム表示部(220)、コンテンツ受信部(230)、及び、コンテンツ表示部(240)を含む。但し、
図2に示されたデバイス(200)のブロック図は、本発明の一つの具現例に過ぎず、
図2に示された構成要素に基づいて様々な変形が可能である。
【0039】
参考に、本発明の実施例による
図2に示された構成要素は、ソフトウェアまたはFPGA(Field Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなハードウェアの構成要素を意味し、所定の役目を果たす。
【0040】
しかし、「構成要素」は、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではなく、各構成要素は、アドレッシングすることができる格納媒体にあるように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成されてもよい。
【0041】
よって、一例として、構成要素は、ソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素、及び、タスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び、変数を含む。
【0042】
構成要素と該当構成要素の中で提供される機能は、さらに小さい数の構成要素で結合されるか、追加的な構成要素にさらに分離され得る。
【0043】
図2のデバイス(200)の構成図は、
図1及び以下の図面で説明されるデバイス(200)及び外部デバイス(300)のうちいずれかを意味し得る。従って、以下で、デバイス(200)の構成図について説明されていない事項は、上記の
図1を通じてデバイス(200)及び外部デバイス(300)について説明された内容に代える。
【0044】
アカウント連携部(210)は、コンテンツを提供する第1アプリケーションのアカウントをデバイス(200)にインストールされた第2アプリケーションのアカウントと連携させる。即ち、アカウント連携部(210)は、第1アプリケーションのアカウントを第2アプリケーションのアカウントと連携させるために、第2アプリケーションのアカウントでインスタントメッセージサーバ(120)にログインを要請し、インスタントメッセージサーバ(120)がログインを許容することで、第1アプリケーションのアカウントは、第2アプリケーションとアカウントとが連携されることができる。このとき、ログインステップとは別途にデバイス(200)がインスタントメッセージサーバ(120)にアカウント連携を要請すると、インスタントメッセージサーバ(120)は、アカウント連携要請に従いアカウント連携を許容することで、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは連携されることができる。一方、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは、上述したように同一であってもよく、互いに異なるアカウントであってもよい。
【0045】
このように第1アプリケーションのアカウントは、第2アプリケーションのアカウントと連携されることで、下記で説明するように、第1アプリケーションに表示されるコンテンツは、第2アプリケーションのチャットルームに表示されることができる。このとき、共通の関心事コンテンツは、第1アプリケーションで直接第2アプリケーションに提供することができ、また、コンテンツ提供サーバ(110)がインスタントメッセージサーバ(120)に伝達し、伝達された共通の関心事コンテンツが第2アプリケーションのチャットルームに表示されることもできる。
【0046】
チャットルーム表示部(220)は、第2アプリケーションのチャットルームを表示する。このとき、表示されたチャットルームは、第1アプリケーションを使用する複数のユーザのうち少なくとも一人以上が参加する。そして、チャットルーム上には、下記で説明するように、複数のユーザのうちチャットルームに参加するユーザの関心カテゴリの情報に基づいて決定された共通の関心事コンテンツが表示される。このとき、関心カテゴリの情報は、複数のユーザから収集されることができ、一つ以上の関心カテゴリを含むことができる。
【0047】
一方、本発明に係るデバイス(200)は、コンテンツの受信要請の入力を受ける受信要請入力部(260)をさらに含むことができる。受信要請入力部(260)は、チャットルームの開設と同時にデバイス(200)のユーザからコンテンツの受信要請の入力を受けてもよい。これとは異なり、受信要請入力部(260)は、チャットルームが表示された後、デバイス(200)のユーザからコンテンツの受信要請の入力を受けてもよい。
【0048】
コンテンツ受信部(230)は、第1アプリケーションを使用する複数のユーザのうちチャットルームに参加するユーザの関心カテゴリの情報に基づいて決定された共通の関心事コンテンツを受信する。このとき、関心カテゴリの情報は、複数のユーザから収集されることができる。そして、共通の関心事コンテンツは、チャットルームに参加する全てのユーザ、または、過半数以上とマッチングされる関心カテゴリに対応するコンテンツであり得る。
【0049】
一方、コンテンツ受信部(230)は、第1アプリケーションから共通の関心事コンテンツを受信して第2アプリケーションのチャットルーム上に表示することもでき、これと異なり、コンテンツ提供サーバ(110)がインスタントメッセージサーバ(120)に伝達した共通の関心事コンテンツをインスタントメッセージサーバ(120)から受信して表示することもできる。
【0050】
コンテンツ表示部(240)は、コンテンツ受信部(230)が受信した共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する。このとき、コンテンツ表示部(240)は、共通の関心事コンテンツをインスタントメッセージの形態でチャットルーム上に表示することができる。
【0051】
これとは異なり、コンテンツ受信部(230)がコンテンツ提供サーバ(110)から提供されるコンテンツのうち優先順位が高く設定されたコンテンツを共通の関心事コンテンツとして受信する場合、コンテンツ表示部(240)は、優先順位が高く設定された共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルームの所定の領域に表示することができる。これについて、
図4を参照してより具体的に説明する。
【0052】
図4は、優先順位が高く設定された共通の関心事コンテンツがチャットルーム上の所定の領域に表示された一例示を示す図である。
【0053】
例えば、コンテンツがニュースとして共通の関心事がスポーツと決定された場合、コンテンツ受信部(230)は、スポーツニュースのうち優先順位が高く設定されたスポーツニュースを受信することができる。このとき、優先順位が高く設定されたコンテンツは、リアルタイムで最もイッシュになる主なニュースのようなコンテンツであり得る。コンテンツ受信部(230)がスポーツニュースのうち優先順位が高く設定されたニュースを受信すると、コンテンツ表示部(240)は、優先順位が高く設定されたニュ−スを
図4に示されたように、チャットルームの所定の領域であるチャットルームの上段(221)に表示することができる。このように、チャットルームの所定の領域に優先順位が高く設定された共通の関心事コンテンツを表示することで、チャットルームに参加するユーザが取り交わすインスタントメッセージによりインスタントメッセージの形態で表示された共通の関心事コンテンツがチャットルーム上に表示されない場合であっても、ユーザは、共通の関心事コンテンツを即刻確認することができるようになる。
【0054】
再び
図2を参照すると、コンテンツ表示部(240)は、ポップアップリストの形態で共通の関心事コンテンツを表示することができ、このために、チャットルームは、受信した共通の関心事コンテンツのリストを表示するためのアイコンを含むことができる。このとき、アイコンは、第2アプリケーションのユーザインターフェイスの制御画面またはチャットルームの制御画面のうち一つ以上に含まれることができる。これについて、
図5を参照してより具体的に説明すると、次の通りである。
【0055】
図5は、共通の関心事コンテンツのリストを表示するためのアイコン及びアイコンのクリック時に表示されるコンテンツのリストの一例示を示す図である。
【0056】
図5は、アイコンがチャットルームの制御画面に含まれた場合を示したものであり、チャットルームの制御画面を活性化させると、『ニュースボタン』のアイコン(223)が他の制御アイコンと共に表示される。『ニュースボタン』のアイコン(223)を選択すると、デバイス(200)には共通の関心事コンテンツのリストが活性化される。このように、本発明に係るデバイス(200)は、アイコンによりポップアップの形態で共通の関心事コンテンツを確認することができ、チャットルームに参加するユーザは、インスタントメッセージの形態で共通の関心事コンテンツを受信することができるだけでなく、自分が所望する時期にアイコンによるコンテンツリストをポップアップさせ、共通の関心事コンテンツを確認することができる。
【0057】
再び
図2を参照すると、本発明に係るデバイス(200)は、ユーザインターフェイスを通じてコンテンツに対する関心カテゴリの入力を受ける関心カテゴリ入力部(250)をさらに含み得る。関心カテゴリ入力部(250)は、ユーザインターフェイスを通じてキーワードの入力を受け、入力されたキーワードに対応する関心カテゴリを抽出することができる。また、関心カテゴリ入力部(250)は第1アプリケーションまたは第2アプリケーションのユーザインターフェイスを通じて関心カテゴリの入力を受けることができる。これに係り、
図3a及び
図3bを参照して関心カテゴリ入力部(250)についてより具体的に説明する。
【0058】
図3a及び
図3bは、本発明に係る関心カテゴリ入力部(250)の一例示を示す図である。
【0059】
関心カテゴリ入力部(250)は、第1アプリケーションまたは第2アプリケーションのユーザインターフェイスを通じて関心カテゴリの入力を受けることができる。このとき、ユーザインターフェイスで関心カテゴリ入力画面が活性化されることができる。例えば、
図3aに示されたように、関心カテゴリ入力画面は、政治、証券、スポーツ、キャンピング、社会、文化など様々なカテゴリを選択することができるチェックボックス(251)の形態で活性化されることができる。このとき、ユーザは、複数のカテゴリのうち一つ以上のカテゴリを選択する入力を通じて関心カテゴリに選択することができる。
【0060】
また、
図3bに示されたように、関心カテゴリ入力画面を通じてキーワードの入力を受け、入力されたキーワードに対応する関心カテゴリを抽出することができる。例えば、関心カテゴリ入力画面(253)を通じて『政治』、『証券』及び『スポーツ』というキーワードを入力して関心カテゴリを追加することができ、追加されたキーワードは削除ボタンにより削除することもできる。
【0061】
一方、
図3a及び
図3bに示された関心カテゴリ入力画面は一例示に過ぎず、関心カテゴリ入力画面は、チェックボックスやキーワードの入力形態ではなく、カテゴリに対するイメージ、動画、スライドを選択する方式など様々な形態で活性化されることができる。
【0062】
再び
図2を参照すると、本発明に係るデバイス(200)における関心カテゴリの情報は、第1アプリケーションを通じて入力された関心カテゴリに基づいて収集されるか、第2アプリケーションを通じて入力された関心カテゴリに基づいて収集されることができる。即ち、複数のユーザが第1アプリケーションまたは第2アプリケーションの関心カテゴリ入力画面を通じて入力した関心カテゴリに基づいて関心カテゴリの情報が収集されることができる。
【0063】
先ず、第1アプリケーションを通じて関心カテゴリを入力して共通の関心事コンテンツを受信する場合を説明すると、次の通りである。
【0064】
関心カテゴリ入力部(250)を通じて一つ以上の関心カテゴリが入力されれば、一つ以上の関心カテゴリを含む関心カテゴリの情報は、コンテンツ提供サーバ(110)に格納され得る。即ち、コンテンツ提供サーバ(110)には、一つ以上のユーザが入力した関心カテゴリの情報が各ユーザ別にマッチングして格納され得る。コンテンツ提供サーバ(110)に関心カテゴリの情報が格納された状態で、コンテンツ提供サーバ(110)がインスタントメッセージサーバ(120)から共通の関心事コンテンツの転送の要請を受けると、コンテンツ提供サーバ(110)は、転送要請に従い、各ユーザ別にマッチングされた関心カテゴリの情報を抽出し、抽出された関心カテゴリの情報に基づいてチャットルームに参加するユーザの共通の関心事情報を決定することができる。このように決定された共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツをデバイス(200)に直接転送するか、インスタントメッセージサーバ(120)に転送することができる。
【0065】
これとは異なり、関心カテゴリの情報は、インスタントメッセージサーバ(120)に格納され得る。即ち、インスタントメッセージサーバ(120)には、一つ以上のユーザが入力した関心カテゴリの情報が各ユーザ別にマッチングして格納され得る。インスタントメッセージサーバ(120)に関心カテゴリの情報が格納された状態で、インスタントメッセージサーバ(120)は、チャットルームに参加したユーザ別にマッチングされた関心カテゴリの情報に基づいて共通の関心事情報を決定することができる。共通の関心事情報が決定されると、インスタントメッセージサーバ(120)は、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請する。これにより、コンテンツ提供サーバ(110)は、共通の関心事コンテンツをデバイス(200)に直接転送するか、インスタントメッセージサーバ(120)に転送することができる。
【0066】
次に、第2アプリケーションを通じて関心カテゴリを入力して共通の関心事コンテンツを受信する場合を説明すると、次の通りである。
【0067】
ユーザインターフェイスを通じてコンテンツに対する関心カテゴリの入力を受ける関心カテゴリ入力部(250)は、第2アプリケーションのユーザインターフェイスを通じて関心カテゴリの入力を受けることができる。このとき、関心カテゴリ入力部(250)を通じて関心カテゴリを入力する方法は、
図3a及び
図3bで説明したように、活性化された関心カテゴリ入力画面のチェックボックスの入力やキーワードの入力を通じて関心カテゴリを入力することができ、その他に様々な方法で関心カテゴリを入力することができる。
【0068】
関心カテゴリ入力部(250)を通じて第2アプリケーション上で関心カテゴリが入力されると、関心カテゴリの情報は、インスタントメッセージサーバ(120)に格納され得る。このとき、インスタントメッセージサーバ(120)には、一つ以上のユーザが入力した関心カテゴリの情報が各ユーザ別にマッチングして格納され得る。このように格納された関心カテゴリの情報に基づいてインスタントメッセージサーバ(120)は、チャットルームに参加したユーザの共通の関心事情報を決定し、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請する。転送要請を受けたコンテンツ提供サーバ(110)は、共通の関心事コンテンツをデバイス(200)に直接転送するか、インスタントメッセージサーバ(120)に転送することができる。
【0069】
また、本発明に係るデバイス(200)における関心カテゴリの情報は、第1アプリケーションまたは第2アプリケーションの関心カテゴリ入力画面を通じる入力ではなく、チャットルーム上のインスタントメッセージをパースして関心カテゴリを設定することができる。このために、本発明に係るデバイス(200)は、コンテンツに対する関心カテゴリを設定する関心カテゴリ設定部(270)をさらに含むことができる。
【0070】
関心カテゴリ設定部(270)は、チャットルームに参加するユーザが取り交わしたインスタントメッセージの内容に含まれたキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを予め分類されたカテゴリのうち一つ以上にマッチングさせ、マッチングされたカテゴリに基づいて関心カテゴリを設定することができる。例えば、『スポーツ』、『政治』とカテゴリが予め分類されており、ユーザが取り交わした会話中『サッカーしよう』という会話がある場合、『サッカー』というキーワードを抽出して『スポーツ』のカテゴリにマッチングさせ、『スポーツ』を関心カテゴリに設定することができる。
【0071】
このとき、関心カテゴリ設定部(270)は、キーワードが予め分類されたカテゴリにマッチングされる回数が既設定された回数以上である場合、既設定された回数以上がマッチングされたカテゴリを関心カテゴリに設定することができる。即ち、カテゴリにマッチングされるキーワードが抽出された場合毎に関心カテゴリと指定するのではなく、決定された回数以上のキーワードが抽出された場合に限り、関心カテゴリに設定することができる。これにより、本発明は、ユーザにより信頼性のある共通の関心事コンテンツを提供することができる。
【0072】
一方、関心カテゴリ設定部(270)は、チャットルームに参加するユーザが取り交わしたインスタントメッセージを既設定された周期でパースして関心カテゴリを設定することもできる。即ち、関心カテゴリ設定部(270)は、チャットルームに参加するユーザがインスタントメッセージを転送する度にパースするのではなく、既設定された周期でインスタントメッセージに含まれたキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを予め分類されたカテゴリのうち一つ以上にマッチングさせ、マッチングされたカテゴリに基づいて関心カテゴリを設定することができる。
【0073】
このように、本発明に係るデバイス(200)に含まれた関心カテゴリ設定部(270)は、インスタントメッセージをパースして関心カテゴリを設定することができ、デバイス(200)の関心カテゴリ設定部(200)で関心カテゴリを設定するのではなく、インスタントメッセージサーバ(120)でインスタントメッセージをパースすることもできる。即ち、インスタントメッセージサーバ(120)は、チャットルームに参加するユーザが取り交わしたインスタントメッセージの内容に含まれたキーワードを抽出し、カテゴリにマッチングさせた後、これにより関心カテゴリを設定することもできる。
【0074】
また、本発明に係るデバイス(200)における関心カテゴリの情報は、コンテンツの参加度情報に基づいて決定されることができる。具体的に、インスタントメッセージサーバ(120)は、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事コンテンツの転送を要請し、コンテンツ提供サーバ(110)は、転送要請に従いコンテンツの参加度情報を抽出することができる。そして、コンテンツ提供サーバ(110)は、抽出された参加度情報に基づいて関心カテゴリの情報を決定し、決定された関心カテゴリの情報により決定された共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツをデバイス(200)またはインスタントメッセージサーバ(120)のうちいずれかに転送することができる。以下では、
図6を参照して参加度情報について説明する。
【0075】
図6は、コンテンツの参加度情報を説明するための図である。
【0076】
参加度情報は、コンテンツに対するコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上に基づいて抽出されることができる。例えば、
図6に示されたように、コンテンツがニュースである場合、ユーザは、ニュースが表示された画面の下段に活性化された画面(271)を通じてコメント入力、コンテンツ共有及び選好度入力をすることができる。具体的に、該当ニュースに対するコメントを残した履歴に基づいて参加度情報を抽出することができる。また、該当ニュースを他のユーザに共有した回数などの履歴に基づいて参加度情報を抽出することができる。これに加え、該当ニュースに対する選好度履歴、即ち、『良いです』または『嫌いです』のボタンや、『おすすめ』のようなボタンが活性化されている場合、このようなボタンを入力した履歴に基づいて参加度情報を抽出することができる。
【0077】
このとき、参加度情報は、デバイス(200)ユーザのコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上が存在するコンテンツのカテゴリ情報を含むことができ、これにより、関心カテゴリの情報は、参加度情報が含むコンテンツのカテゴリ情報に基づいて決定されることができる。さらに、参加度情報は、デバイス(200)ユーザのコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上が既設定された回数以上存在するカテゴリの情報を含むこともできる。
【0078】
これとは異なり、参加度情報は、コメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上が既設定された回数以上存在するコンテンツのカテゴリ情報を含むことができる。即ち、参加度情報抽出時にデバイス(200)ユーザだけでなく、外部デバイス(300)ユーザのコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴を共に考慮することができる。
【0079】
一方、本発明に係るコンテンツ提供サーバ(110)及びインスタントメッセージサーバ(120)は、関心カテゴリの情報及び参加度情報を格納する格納部(未図示)をさらに含み得る。上述した格納部は、キャッシュ、ROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、及び、フラッシュメモリ(Flash memory)のような非揮発性メモリ素子、または、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリ素子、または、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、CD−ROMのような格納媒体のうち少なくとも一つで具現できるが、これに限らない。
【0080】
以下では、
図7aないし
図7dを参照して本発明の一実施例に係るコンテンツ提供方法について説明する。
【0081】
本発明に係るコンテンツ提供方法は、先ず、コンテンツを提供する第1アプリケーションのアカウントをデバイス(200)にインストールされた第2アプリケーションのアカウントと連携させる。このとき、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは、互いに同一のアカウントであってもよく、これとは異なり、互いに別個のアカウントであってもよい。即ち、一つのアカウントで第1アプリケーションと第2アプリケーションとに接続することもでき、それぞれ異なるアカウントを通じて接続することもできる。このように、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとが別個に存在する場合も、アカウント連携を通じて第1アプリケーションのコンテンツは、第2アプリケーションのチャットルーム上に表示され得る。
【0082】
一方、第1アプリケーションは、デバイス(200)にインストールされていてもよく、これとは異なり、デバイス(200)にインストールされておらず、他のデバイスにインストールされていてもよい。また、デバイス(200)に第1アプリケーションがインストールされていない場合、デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)を通じてコンテンツの提供を受けることもできる。
【0083】
次に、第1アプリケーションを使用する複数のユーザのうち少なくとも一人以上が参加する第2アプリケーションのチャットルームを表示する。このとき、複数のユーザは、第1アプリケーションを使用するユーザを意味し、チャットルームには、第1アプリケーションを使用する複数のユーザのうち少なくとも一人以上が参加する。これにより、下記
図7aないし7bで説明するように、複数のユーザが関心カテゴリを設定した場合、複数のユーザのうちチャットルームに参加している少なくとも一人以上のユーザが設定した関心カテゴリに基づいて共通の関心事コンテンツが決定され、決定された共通の関心事コンテンツがチャットルーム上に表示され得る。
【0084】
次に、複数のユーザのうちチャットルームに参加するユーザの関心カテゴリの情報に基づいて決定された共通の関心事コンテンツを受信し、受信した共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する。このとき、関心カテゴリは、複数のユーザから収集される。
【0085】
このようなコンテンツ提供方法は、コンテンツ提供サーバ(110)で共通の関心事コンテンツを決定してもよく、これとは異なり、インスタントメッセージサーバ(120)で共通の関心事コンテンツを決定してもよい。また、コンテンツ提供サーバ(110)で参加度情報を抽出し、これに基づいて共通の関心事コンテンツを決定することもでき、チャットルームのインスタントメッセージの内容をパースして共通の関心事コンテンツを決定することもできる。以下では、上記で言及したそれぞれの場合についてより具体的に説明する。
【0086】
図7aは、コンテンツ提供サーバ(110)で共通の関心事コンテンツを決定してデバイス(200)上に共通の関心事コンテンツを表示する一連のステップを示すフローチャートである。
【0087】
本発明に係るコンテンツ提供方法は、デバイス(200)で第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとを連携させる。例えば、第1アプリケーションのアカウントを第2アプリケーションのアカウントと連携させるために、第2アプリケーションのアカウントでインスタントメッセージサーバ(120)にログインを要請し、インスタントメッセージサーバ(120)がログインを許容することで、第1アプリケーションのアカウントは、第2アプリケーションのアカウントと連携されることができる。このとき、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとを連携させるための連携許容ステップが追加され得る。即ち、ログインステップと別途にデバイス(200)がインスタントメッセージサーバ(120)に第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとの連携のための要請を転送すると、インスタントメッセージサーバ(120)は、アカウント連携要請を受信し、アカウント連携を許容することで、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとは連携されることができる。
【0088】
一方、ユーザが第1アプリケーションを通じて一つ以上の関心カテゴリを入力すると、一つ以上の関心カテゴリを含む関心カテゴリの情報はコンテンツ提供サーバ(110)に格納される。このとき、コンテンツ提供サーバ(110)には一つ以上のユーザが入力した関心カテゴリの情報が各ユーザ別にマッチングして格納され得る。
【0089】
このように、コンテンツ提供サーバ(110)に関心カテゴリの情報が格納されており、第2アプリケーションにチャットルームが表示されると(S110)、デバイス(200)のユーザから共通の関心事コンテンツの受信要請の入力を受ける(S120)。これとは異なり、デバイス(200)は、チャットルームの開設と同時にデバイス(200)のユーザからコンテンツの受信要請の入力を受けることもできる。
【0090】
第2アプリケーションを通じてコンテンツの受信要請の入力を受けることにより、インスタントメッセージサーバ(120)は、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事コンテンツの転送を要請する(S130)。そして、コンテンツ提供サーバ(110)は、転送要請に従い各チャットルームに参加するユーザ別にマッチングされた関心カテゴリの情報を抽出し、抽出された関心カテゴリの情報に基づいて共通の関心事情報を決定する(S140)。このように決定された共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツは、デバイス(200)に転送されるか(S150)、インスタントメッセージサーバ(120)に転送され、デバイス(200)に転送されることができる(S155)。コンテンツ提供サーバ(110)またはインスタントメッセージサーバ(120)から、デバイス(200)は、共通の関心事コンテンツを受信し(S160)、共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する(S170)。
【0091】
図7bは、インスタントメッセージサーバ(120)で共通の関心事コンテンツを決定してデバイス(200)上に共通の関心事コンテンツを表示する一連のステップを示すフローチャートである。
【0092】
先ず、
図7aで説明したように、デバイス(200)において、第1アプリケーションと第2アプリケーションとのアカウントを連携させる。そして、ユーザが第1アプリケーションと第2アプリケーションとを通じて一つ以上の関心カテゴリを入力すると、一つ以上の関心カテゴリを含む関心カテゴリの情報はインスタントメッセージサーバ(120)に格納される。このとき、インスタントメッセージサーバ(120)には、一つ以上のユーザが入力した関心カテゴリの情報が各ユーザ別にマッチングして格納され得る。
【0093】
このように、インスタントメッセージサーバ(120)に関心カテゴリの情報が格納されており、第2アプリケーションにチャットルームが表示されると(S210)、デバイス(200)のユーザから共通の関心事コンテンツの受信要請の入力を受ける(S220)。第2アプリケーションを通じてコンテンツの受信要請の入力を受けることにより、インスタントメッセージサーバ(120)は、チャットルームに参加するユーザの共通の関心事情報を決定し(S230)、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請する(S240)。インスタントメッセージサーバ(120)から共通の関心事コンテンツの情報の要請を受けたコンテンツ提供サーバ(110)は、共通の関心事コンテンツをデバイス(200)に直接転送するか(S250)、インスタントメッセージサーバ(120)に転送し、デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)から転送されるか(S250)、インスタントメッセージサーバ(120)から転送されてきた(S255)共通の関心事コンテンツを受信し(S260)、受信した共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する(S270)。
【0094】
図7cは、コンテンツ提供サーバ(110)で参加度情報に基づいて共通の関心事コンテンツを決定し、これをデバイス(200)上に表示する一連のステップを示すフローチャートである。
【0095】
本発明に係るコンテンツ提供方法は、
図7aで説明したように、第1アプリケーションのアカウントと第2アプリケーションのアカウントとを連携させる。そして、第2アプリケーションにチャットルームが表示されると(S310)、デバイス(200)のユーザから共通の関心事コンテンツの受信要請の入力を受ける(S320)。第2アプリケーションを通じてコンテンツの受信要請の入力を受けることにより、インスタントメッセージサーバ(120)は、コンテンツ提供サーバ(110)でチャットルームに参加するユーザに対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請する(S330)。転送要請を受けたコンテンツ提供サーバ(110)は、コンテンツの参加度情報を抽出する(S340)。このとき、参加度情報は、コンテンツに対するコメント履歴、共有履歴及び選好度履歴のうち一つ以上に基づいて抽出されることができ、参加度情報を抽出する方法については
図6で説明したので、具体的な説明は省略する。
【0096】
コンテンツ提供サーバ(110)は、参加度情報が抽出されると、抽出された参加度情報に基づいて関心カテゴリの情報を決定し(S350)、決定された関心カテゴリの情報によって決定されたチャットルームに参加するユーザの共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツを決定し(S360)、デバイス(200)またはインスタントメッセージサーバ(120)のいずれかに転送することができる(S370)。これにより、デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)またはインスタントメッセージサーバ(120)から転送を受けた(S375)共通の関心事コンテンツを受信し(S380)、共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する(S390)。
【0097】
図7dは、インスタントメッセージサーバ(120)でチャットルーム上のインスタントメッセージをパースして共通の関心事コンテンツを決定し、これをデバイス(200)上に表示する一連のステップを示すフローチャートである。
【0098】
本発明に係るコンテンツ提供方法は、第2アプリケーションにチャットルームが表示されると(S410)、デバイス(200)のユーザから共通の関心事コンテンツの受信要請の入力を受ける(S420)。共通の関心事コンテンツの受信要請に従い、インスタントメッセージサーバ(120)は、ユーザが取り交わしたインスタントメッセージの内容に含まれたキーワードを抽出し(S430)、抽出されたキーワードを予め分類されたカテゴリのうち一つ以上にマッチングさせることで関心カテゴリを設定し(S440)、これにより、共通の関心事コンテンツを決定することができる(S450)。共通の関心事コンテンツが決定されることにより、インスタントメッセージサーバ(120)は、コンテンツ提供サーバ(110)に共通の関心事情報に対応する共通の関心事コンテンツの転送を要請する(S460)。インスタントメッセージサーバ(120)から共通の関心事コンテンツの情報の要請を受けたコンテンツ提供サーバ(110)は、共通の関心事コンテンツをデバイス(200)に直接転送するか(S470)、インスタントメッセージサーバ(120)に転送し、デバイス(200)は、コンテンツ提供サーバ(110)から転送されるか(S470)、インスタントメッセージサーバ(120)から転送されてきた(S475)共通の関心事コンテンツを受信し(S480)、受信した共通の関心事コンテンツを第2アプリケーションのチャットルーム上に表示する(S490)。
【0099】
一方、
図7aないし
図7dでは、共通の関心事コンテンツをコンテンツ提供サーバ(110)がデバイス(200)またはインスタントメッセージサーバ(120)に転送すると説明したが、これとは異なり、第1アプリケーションが第2アプリケーションに直接共通の関心事コンテンツを伝達することもできる。
【0100】
一方、
図2及び
図7aないし
図7dを通じて説明したコンテンツ提供方法の各ステップは、コンピュータを実行させるコンピュータプログラム、スマートデバイス(例えば、スマートフォン)を実行させるアプリケーション、及び、デバイスでコンテンツを共有する命令語のシーケンスを含むプログラムでも具現できる。例えば、本発明の一実施例は、ユーザデバイス(200)と連携して動作するアプリケーションを提供することができる。
【0101】
即ち、デバイス(200)でコンテンツの提供を受けるための命令語のシーケンスを含むコンピュータアプリケーションは、コンピュータ装置により実行されるとき、アプリケーションのアカウントは、コンテンツを提供するアプリケーションのアカウントと連携され、コンテンツを提供するアプリケーションを使用する複数のユーザのうち少なくとも一人以上が参加するチャットルームを表示する。そして、複数のユーザのうちチャットルームに参加するユーザの関心カテゴリの情報に基づいて決定された共通の関心事コンテンツを受信し、受信した共通の関心事コンテンツを上記チャットルーム上に表示する。このとき、関心カテゴリの情報は、上記複数のユーザから収集される。本発明に係るアプリケーションに関する説明は、
図2及び
図7aないし
図8cで説明したので、具体的は説明は以下で省略する。
【0102】
本発明の実施例は、コンピュータにより実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の可用媒体であってもよく、揮発性及び非揮発性媒体、分離型及び非分離型の全てを含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ格納媒体及び通信媒体の全てを含むことができる。コンピュータ格納媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュールまたはその他データのような情報の格納のための任意の方法または技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型媒体の全てを含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、または、搬送波のような変調されたデータ信号のその他データ、または、その他転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0103】
前述した本発明の説明は例示のためのものであり、本願が属する技術分野の通常の知識を持った者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に容易に変形が可能であるということが理解できるであろう。従って、以上で記述した実施例は全ての面で例示的なものであり、限定的ではないと理解するべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は、分散して実施されることもでき、同様に分散したもので説明されている構成要素も、結合した形態で実施されることができる。
【0104】
本発明の範囲は、上記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が本願の範囲に含まれることと解釈されなければならない。