【実施例】
【0035】
[実施例1]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
4)上記3)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品1)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.3質量%であった。
【0036】
[実施例2]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)低速でさらに攪拌しながら、粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
4)上記3)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品2)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.2質量%であった。
【0037】
[実施例3]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234g並びにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌して分散・溶解し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
3)上記2)の水相を低速で攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを徐々に加えた後、これを同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
4)上記3)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品3)460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.3質量%であった。
【0038】
[実施例4]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解し、粉末化基材を含有する水相とした。
3)上記2)の水相をさらに低速で攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90g及びL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌し、分散した。
4)上記3)を同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品4)460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.5質量%であった。
【0039】
[実施例5]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステルを含有する水相とした。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234g並びに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌し、溶解・分散した。
4)上記3)を同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品5)460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.6質量%であった。
【0040】
[実施例6]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234g、油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90g並びにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌し、溶解・分散した。
3)上記2)を同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
4)上記3)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品6)460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.5質量%であった。
【0041】
[実施例7]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
4)上記3)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したナタネ油(ボーソー油脂社製)90gを徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品7)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.5質量%であった。
【0042】
[実施例8]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)150g及びデキストリン(商品名:パインデックス#2;松谷化学社製)120gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)240gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
4)上記3)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温した中鎖脂肪酸トリグリセリド(製品名;アクターM1;理研ビタミン社製)90gを徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品8)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.4質量%であった。
【0043】
[実施例9]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)156g及びアラビアガム(商品名:サンアラビック;三栄薬品貿易社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散し、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル及び粉末化基材を含有する水相とした。
4)上記3)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)30gを徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品9)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.6質量%であった。
【0044】
[実施例10]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてデキストリン(商品名:パインデックス#2;松谷化学社製)30g及びアラビアガム(商品名:サンアラビック;三栄薬品貿易社製)300g、油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)240g並びにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)30gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌して溶解・分散した。
3)上記2)を同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
4)上記3)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品10)460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.7質量%であった。
【0045】
[比較例1]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
4)上記3)を低速でさらに攪拌しながら、L−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを上記3)に徐々に加えた後、これを同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品1)を460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.8質量%であった。
【0046】
[比較例2]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
4)上記3)を低速でさらに攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加えた後、これを同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品2)を460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.1質量%であった。
【0047】
[比較例3]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
4)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品3)を460g得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.5質量%であった。
【0048】
[比較例4]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
4)上記3)を低速でさらに攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品4)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.2質量%であった。
【0049】
[比較例5]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234g並びにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
4)上記3)を同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品5)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.5質量%であった。
【0050】
[比較例6]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234g並びに油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌して溶解・分散した。
3)上記2)を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
4)上記3)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品6)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約2.8質量%であった。
【0051】
[比較例7]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180g及び油溶性物質として予め60℃に加温したミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gを同時に加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・分散した。
3)上記2)を低速でさらに撹拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加えて混合した後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
4)上記3)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品7)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.5質量%であった。
【0052】
[比較例8]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)96g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)234gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解し、水相とした。
3)油溶性物質であるミックストコフェロール(製品名:理研Eオイル600;理研ビタミン社製)90gにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加え、これを110℃にて加熱・混合して溶解し、油相とした。該油相は、100℃以下になると固化して析出物を多量に生じるため、その前に以下の操作を行った。
4)上記2)の水相を低速でさらに撹拌しながら、これに上記3)の油相を徐々に加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌・乳化し、水中油型乳化組成物である均質化液を得た。
5)上記4)の均質化液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品8)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.6質量%であった。
【0053】
[比較例9]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)210g及びアルケニルコハク酸エステル化澱粉B(製品名:ピュリティガムBE;日本エヌエスシー社製)210gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解した。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌し、分散液とした。
5)上記3)の分散液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品9)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.4質量%であった。
【0054】
[比較例10]
1)3L容ステンレス製ジョッキに水道水1400mLを入れ80℃に加温した。
2)上記1)をTKホモミクサー(型式:MARK2.5;プライミクス社製)で低速で攪拌しながら、これに粉末化基材としてアルケニルコハク酸エステル化澱粉A(製品名:エヌクリーマー46;日本エヌエスシー社製)210g及びアラビアガム(商品名:サンアラビック;三栄薬品貿易社製)210gを加え、これを同ミクサーにて低速で10分間撹拌・溶解し、水相とした。
3)上記2)の水相を低速でさらに攪拌しながら、これにL−アスコルビン酸パルミチン酸エステル(製品名;DSMニュートリッションジャパン社製)180gを加えた後、同ミクサーにて10000rpmで15分間攪拌し、分散液とした。
4)上記3)の分散液を、加圧ノズル式噴霧乾燥装置(型式:L−8i;大川原化工機社)にて、熱風入口温度170℃、排気温度80℃の条件下で噴霧乾燥し、乾燥物をサイクロンで捕集することにより粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(比較例品10)460gを得た。得られた粉末の乾燥減量は約3.6質量%であった。
【0055】
ここで、上述した実施例1〜10及び比較例1〜10の製造方法における乳化方法(即ち、方法1〜3のいずれに該当するか否か)並びにこれら実施例及び比較例で製造した粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品1〜10及び比較例品1〜10)の配合組成を表1及び表2に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
[評価及び結果]
実施例1〜10及び比較例1〜10の製造過程で調整した水中油型乳化組成物の乳化状態並びにこれらにより製造した粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品1〜10及び比較例品1〜10)を水に分散して得た水分散液の分散状態(水分散性)を評価した。これら評価では、レーザー回折/分散粒度分布測定機(型式:LA−920;堀場製作所社製)を使用し、粒子径の大きさを体積頻度からメジアン径として算出することにより、上記水中油型乳化組成物及び水分散液について、平均粒子径及び粒度分布を測定した。また、粒度分布は、以下の基準に従い記号化した。結果を表3に示す。
◎:粒度分布は1山でシャープな形状であり、乳化・分散状態は非常に良好
○:粒度分布は1山でやや広がった状態であるが、乳化・分散状態は良好
△:粒度分布は2山であり、乳化・分散状態はやや悪い
×:粒度分布は2山以上の形状であり、乳化・分散状態は非常に悪い
【0059】
【表3】
【0060】
表3の結果から明らかなように、本発明の製造方法(実施例1〜10)によれば、その製造過程で調整される水中油型乳化組成物中のL−アスコルビン酸脂肪酸エステルは非常に微細であり、乳化状態が良好であった。また、本発明の製造方法により得られた粉末状L−アスコルビン酸脂肪酸エステル製剤(実施例品1〜10)を水に分散して得た水分散液中のL−アスコルビン酸脂肪酸エステルも同様に微細であり、該製剤は水分散性が良好であった。これに対し、比較例1〜10(比較例品1〜10)では、いずれの評価項目も本発明のものに比べて劣っていた。以上より、本発明の優れた効果は、水中油型乳化組成物の調製において、特定の乳化方法(即ち、上記方法1〜3)を実施することにより発揮されることが実証された。