【実施例】
【0139】
(実施例)
式(I)の化合物、および式(I)の化合物の調製に用いられる中間体は、以下の実施例に示される製法および関連製法を用いて調製されうる。これらの実施例に用いられる方法および条件、ならびにこれらの実施例において調製される実際の化合物は、限定することを意図とするものではなく、式(I)の化合物がどのように調製されうるのかを説明するためのものである。これらの実施例において用いられる出発物質および試薬は、本明細書に記載の製法によって調製されない場合、一般に、商業的に入手するか、または化学文献にて報告されているか、または化学文献に記載の製法を用いて調製されうる。
【0140】
所定の実施例において、語句「乾燥し、濃縮し」は、一般に、硫酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムで有機溶媒中溶液を乾燥し、次いで、濾過し、(一般に、減圧下および調製され物質の安定性に適当な温度で)濾液から溶媒を除去することを示す。カラムクロマトグラフィーは、指示された溶媒または溶媒混合液で溶出しながら、Isco中圧クロマトグラフィー装置(Teledyne Corporation)を用いてプレパックドシリカゲルカートリッジにより行われた。プレパラティブ高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、カラムサイズおよび達成される分離に適当な溶出速度にて、高濃度の水中メタノールまたはアセトニトリルのグラジエント(0.05%もしくは0.1% トリフルオロ酢酸または10mM 酢酸アンモニウムも含有する)で一般に溶出する、分離される物質の量に適当なサイズの逆相カラム(Waters Sunfire C
18、Waters Xbridge C
18、Phenomenex Axia C
18、YMC S5 ODSなど)を用いて行われた。化学名は、ChemDraw Ultra,バージョン9.0.5(CambridgeSoft)を用いて決定された。以下の略称が用いられる:
NaHCO
3(aq) − 飽和水性炭酸水素ナトリウム
食塩水 − 飽和水性塩化ナトリウム
DCM − ジクロロメタン
DIEA − N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMAP − 4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン
DMF − N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO − ジメチルスルホキシド
EDC − N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩
EtOAc − 酢酸エチル
HOAT − 1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール
HOBT − 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
rt − 室温(一般には、約20〜25℃)
TEA − トリエチルアミン
TFA − トリフルオロ酢酸
THF − テトラヒドロフラン
【0141】
トリアゾール
【化25】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(2)の合成:密封管において、4,6−ジクロロニコチン酸エチル(1)(10g,43.4mmol)、イソプロピルアミン(8mL)およびDIPEA(8mL)のDMA(50mL)中撹拌溶液を120℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、反応物から過剰のDMAを除去した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物(2)を得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.90分;LCMS(ES−API),m/z243.7(M+H).
【0142】
【化26】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(3)の合成:エタノール(20mL)および水(10mL)中の6−クロロ−4−(シクロブチルアミノ)ニコチン酸エチル(2)(3g,12.3mmol)を室温で撹拌した。LiOH(61.7mmol,5当量)を加え、反応混合物を室温で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮した。EtOAcで希釈し、水を加えた。水層を収集し、固形クエン酸でpH3〜4に酸性化した。固形物質を沈殿させて取り除いた。固形物質を濾過し、真空下で乾燥し、標題化合物(3)を得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.20(d,J=6.40Hz,6H),3.80−3.88(m,1H),6.80(s,1H),8.20(d,J=7.60Hz,1H),8.51(s,1H),13.33(bs,1H).
【0143】
【化27】
6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(3)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(2)(5g,20.66mmol)のジオキサン(30mL):H
2O(5mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(20.66mmol,1当量)、キサントホス(8.2mmol,0.4当量)およびNa
2CO
3(82.6mmol,4当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(8.2mmol,0.4当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを115℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(3)を得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.78分;LCMS(ES−API),m/z357.8(M+H).
【0144】
【化28】
6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(4)の合成:エタノール(20mL)および水(5mL)中の6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(3)(1g,2.8mmol)を室温で撹拌し、次いで、LiOH(14mmol,5当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、次いで、70℃で1時間加熱した。溶媒を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈し、水を加えた。水層を収集し、固形クエン酸でpH3〜4に酸性化した。固形物質を沈殿させて取り除いた。固形物質を濾過し、真空下で乾燥し、標題化合物(4)を得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.65分;LCMS(ES−API),m/z329.8(M+H).
【0145】
【化29】
2−アミノ−2−ヒドラゾノ酢酸エチル(6)の合成:2−アミノ−2−チオキソ酢酸エチル(5)(5g,37.5mmol)をエタノールに溶解し、0℃まで冷却した。THF中のヒドラジン(1M,37.5mmol)を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、白色の2−アミノ−2−ヒドラゾノ酢酸エチル片を得た。
【0146】
【化30】
2−アミノ−2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(7)の合成:6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(4)(500mg,3.8mmol)および2−アミノ−2−ヒドラゾノ酢酸エチル(6)(3.8mmol,1当量)のDMF(10mL)中撹拌溶液に、HATU(7.63mmol,2当量)およびDIPEA(15.2mmol,4当量)を加え、4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、過剰のDMFを除去した。得られた残渣を、水とEtOAcの間に分離した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物を得た。
【0147】
実施例1
【化31】
密封管中に、2−アミノ−2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラゾノ)酢酸エチル(7)(300mg,0.679mmol)を加え、180℃で1時間加熱した。反応物をメタノールに溶解し、次いで、濃縮した。得られた粗物質を、溶出剤としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製した。物質を、分取HPLCに供してさらに精製し、N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2,4−ジアミンを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.32(d,J=4.00Hz,6H),1.43(t,J=6.80Hz,3H),3.72−3.74(m,1H),4.41(q,J=6.80Hz,2H),6.17(s,1H),7.48(dd,J=2.40,8.8Hz,1H),7.93(d,J=8.80Hz,1H),8.33(s,1H),8.61(s,1H),9.02(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.789分;LCMS(ES−API),m/z422.0(M−H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.569分;純度:99%.
【0148】
チアジアゾール
【化32】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(2)(3g,12.39mmol)のエタノール(10mL)中撹拌溶液にヒドラジン水和物(3mL)を加え、80℃で3時間還流した。反応混合物を冷却し、濃縮し、粗化合物を得た。得られた残渣を、ジエチルエーテルおよびヘキサンでトリチュレートし、濾過し、固形物、6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)を得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.58分;LCMS(ES−API),m/z229.6(M+H).
【0149】
【化33】
2−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−2−オキソ酢酸メチル(11)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(200mg,0.35mmol)のDCM(10mL)中撹拌溶液にEt
3N(3.1mmol,3当量)を加え、0℃まで冷却した。2−クロロ−2−オキソ酢酸メチル(0.42mmol,1.2当量)を滴下し、室温で6時間撹拌した。反応混合物を水性NaHCO
3溶液でクエンチし、DCMで抽出した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、2−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−2−オキソ酢酸メチルを得た。
【0150】
【化34】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボン酸メチル(12)の合成:2−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−2−オキソ酢酸メチル(11)(1g,3.1mmol)のTHF(30mL)中撹拌溶液にローソン試薬(6.3mmol,2当量)を加え、3時間加熱還流した。反応混合物をEtOAcで希釈し、10% NaHCO
3溶液で2回洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボン酸メチルを得た。
【0151】
【化35】
(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノン(13)の合成:5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボン酸メチル(12)(60mg,0.1mmol)のMeOH(2mL)中撹拌溶液に(S)−プロリノール(0.9mmol,5当量)を加え、80℃で1時間還流した。反応混合物を冷却し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の生成物、(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノン()を得た。LCMS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.585分;LCMS(ES−API),m/z379.8(M−H).
【0152】
【化36】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキサミド(14)の合成:5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボン酸メチル(12)(200mg,0.64mmol)のMeOH(10mL)中溶液を−10℃まで冷却し、NH
3(g)を5分間反応混合物にパージした。反応物を80℃で4時間加熱し、0℃まで冷却し、濃縮し、所望の化合物、5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキサミドを得た。物質を精製することなく次の工程にて直接用いた。
【0153】
実施例2
【化37】
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノンの合成.(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノン(27a)(50mg,0.15mmol)のジオキサン(5mL):H
2O(1mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(0.18mmol,1.2当量)、キサントホス(0.07mmol,0.5当量)およびNa
2CO
3(0.7mmol,3当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物に、Pd
2(dba)
3(0.07mmol,0.5当量)を加え、再度10分間脱気し、次いで、115℃で終夜加熱した。反応混合物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。濾液を濃縮し、粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。物質を、分取HPLCに供してさらに精製し、標題化合物を得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.38(d,J=6.40Hz,1H),2.01−2.03(m,4H),3.71−3.85(m,4H),3.87−4.23(m,2H),6.22(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.15(d,J=8.80Hz,1H),8.22(m,1H),8.35(bs,1H),9.28(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.809分;LCMS(ES−API),m/z496.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.317分;純度:96.7%.
【0154】
実施例3〜18の合成:適当なアミンを用いて、実施例3〜18を調製するために、上記の実施例2の方法を用いた。実施例16を、上記の製法を用いて、化合物14から調製した。
【表2-1】
【表2-2】
【0155】
実施例3
(R)−(5−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
【化38】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.87−1.99(m,2H),3.59−3.70(m,2H),3.77−3.81(m,1H),3.98−4.00(m,1H),4.05−4.20(m,1H),4.35−4.42(m,1H),5.07(s,1H),7.61(dd,J=2.00,−78.20Hz,1H),7.97(d,J=9.20Hz,1H),8.46(d,J=7.20Hz,1H),8.63(s,1H),8.77(d,J=1.60Hz,1H),9.76(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.91分;LCMS(ES−API),m/z483.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.869分;純度:98.5%.
【0156】
実施例4
(S)−(5−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
【化39】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.35(d,J=6.00Hz,6H),1.95−1.98(m,2H),3.18(d,J=5.20Hz,3H),3.60−4.42(m,7H),5.10(bs,1H),6.32(s,1H),7.61(dd,J=2.40,−76.60Hz,1H),7.98(d,J=9.60Hz,1H),8.47(d,J=6.80Hz,1H),8.64(s,1H),8.79(d,J=2.00Hz,1H),9.78(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.91分;LCMS(ES−API),m/z483.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 10〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.86分;純度:95.4%.
【0157】
実施例5
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
【化40】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.87−1.99(m,2H),3.54−3.79(m,3H),4.00−4.02(m,1H),4.20−4.42(m,2H),5.07(d,J=3.20Hz,1H),6.20(s,1H),7.60(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.40(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.69(d,J=2.00Hz,1H),9.18(s,1H),9.49(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.515分;LCMS(ES−API),m/z482.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.619分;純度:97.1%.
【0158】
実施例6
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
【化41】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.00Hz,6H),1.86−1.97(m,2H),3.50−3.78(m,3H),4.00−4.01(m,2H),4.01−4.41(m,1H),5.06(d,J=3.60Hz,1H),6.19(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=9.20Hz,1H),8.39(d,J=6.80Hz,1H),8.51(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.17(s,1H),9.40(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.510分;LCMS(ES−API),m/z482.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:11.92分;純度:98.9%.
【0159】
実施例7
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
【化42】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),1.94−1.97(m,2H),3.50−3.78(m,3H),3.97−4.04(m,2H),4.19−4.41(m,1H),5.06(d,J=3.20Hz,1H),6.19(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.39(d,J=7.20Hz,1H),8.51(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.17(s,1H),9.48(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.510分;LCMS(ES−API),m/z482.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:11.43分;純度:95.1%.
【0160】
実施例8
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド
【化43】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37−1.38(m,6H),1.94−2.01(m,4H),2.15−2.23(m,2H),3.78−3.94(m,2H),4.11−4.15(m,1H),4.25−4.36(m,2H),4.45−4.51(m,1H),6.17(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.43(d,J=1.20Hz,1H),8.50(d,J=1.60Hz,1H),9.09(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.773分;LCMS(ES−API),m/z523.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.936分;純度:95.5%.
【0161】
実施例9
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
【化44】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.38(d,J=6.40Hz,6H),1.63−1.72(m,2H),1.93−2.06(m,2H),3.60−3.87(m,5H),4.18−4.21(m,1H),4.39−4.42(m,1H),6.19(s,1H),7.56(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.42(s,1H),8.49(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.57分;LCMS(ES−API),m/z496.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.131分;純度:95%.
【0162】
実施例10
(4−アミノピペリジン−1−イル)(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン
【化45】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.39(d,J=6.40Hz,6H),1.67−1.69(m,1H),1.78−1.80(m,1H),2.14−2.22(m,2H),3.06−3.02(m,1H),3.33−3.34(1H,水ピークと統合),3.50−3.54(m,1H),3.88−3.91(m,1H),4.73−4.86(1H,CD
3ODピークと統合),5.25−5.28(m,1H),6.25(s,1H),7.58(dd,J=1.60,8.80Hz,1H),8.16(d,J=1.60Hz,1H),8.22(d,J=8.80Hz,1H),8.32(s,1H),9.34(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.455分;LCMS(ES−API),m/z495.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.621分;純度:90.7%.
【0163】
実施例11
4−((4−(イソプロピルアミノ)−5−(5−(ピペラジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
【化46】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31(d,J=6.00Hz,6H),3.27−3.39(m,4H),3.74−3.79(m,1H),3.90(bs,2H),4.41(bs,1H),6.26(s,1H),7.69−7.71(m,2H),7.86−7.88(m,2H),8.40−8.42(m,1H),8.54(s,1H),9.09(bs,1H),9.81(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.725分;LCMS(ES−API),m/z449.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.055分;純度:91.9%.
【0164】
実施例12
(3−アミノピロリジン−1−イル)(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン
【化47】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36−1.38(m,6H),2.19−2.31(m,1H),3.64−3.75(m,2H),3.81−3.97(m,3H),4.22−4.35(m,2H),6.18(s,1H),6.68−6.70(m,1H),7.14−7.16(m,1H),7.58(dd,J=2.00,26.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.42(s,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.656分;LCMS(ES−API),m/z479.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.932分;純度:99.4%.
【0165】
実施例13
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド
【化48】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),1.97−2.03(m,2H),2.08−2.34(m,2H),3.62−3.65(m,1H),3.78−3.94(m,3H),4.10−4.14(m,1H),4.25−4.34(m,2H),4.50−4.57(m,2H),6.18(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.42(s,1H),8.48(bs,1H),8.61(d,J=7.20Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.503分;LCMS(ES−API),m/z523.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.657分;純度:98.3%.
【0166】
実施例14
(3−アミノピロリジン−1−イル)(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン
【化49】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.00Hz,6H),1.82−1.97(m,2H),2.18−2.24(m,1H),3.65−3.74(m,2H),3.80−3.94(m,3H),4.21−4.30(m,2H),6.17(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.42(s,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.458分;LCMS(ES−API),m/z481.2(M+H).HPLC:Eclipse XDB C18(150x4.6mm) 5μ;溶媒A=20mM 水中NH
4OAc;溶媒B=ACN;流速=1.0mL/分;保持時間:7.946分;純度:90.5%.
【0167】
実施例15
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)メタンスルホンアミド
【化50】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37−1.38(m,6H),2.00−2.41(m,4H),3.04−3.04(m,3H),3.60−4.40(m,4H),4.57(s,4H),6.18(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.43(s,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.576分;LCMS(ES−API),m/z559.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.104分;純度:90.7%.
【0168】
実施例16
5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキサミド
【化51】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.00Hz,6H),1.77(s,2H),3.72−3.80(m,1H),6.20(s,1H),7.60(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.97−7.99(m,1H),8.13(s,1H),8.43(d,J=7.20Hz,1H),8.52−8.55(m,2H),8.69(d,J=2.00Hz,1H),9.18(s,1H),9.51(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.539分;LCMS(ES−API),m/z412.2(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.653分;純度:94.9%.
【0169】
実施例17
4−((5−(5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
【化52】
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.40(d,J=6.40Hz,6H),1.62−1.70(m,2H),2.00−2.04(m,2H),3.48−3.53(m,1H),3.84−3.90(m,2H),4.00−4.03(m,1H),4.19−4.22(m,1H),4.80−4.90(m,1H),6.23(s,1H),7.57(dd,J=2.40,8.60Hz,1H),8.20(d,J=1.60Hz,1H),8.31(s,1H),9.30(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.529分;LCMS(ES−API),m/z496.0(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.815分;純度:98.5%.
【0170】
実施例18
4−((4−(イソプロピルアミノ)−5−(5−(モルホリン−4−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
【化53】
1H NMR:400MHz,CDCl
3:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.66−3.71(m,1H),3.81−3.84(m,6H),4.40−4.42(m,2H),6.10(s,1H),6.71(s,1H),7.43(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.09−8.12(m,2H),8.40(s,1H),8.56(d,J=6.40Hz,1H),8.92(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.612分;LCMS(ES−API),m/z482.2(M+H).HPLC:Eclipse XDB C18(150x4.6mm) 5μ;溶媒A=20mM 水中NH
4OAc;溶媒B=ACN;流速=1.0mL/分;保持時間:10.488分;純度:96%.
【0171】
【化54】
(R)−4−((2−クロロ−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)安息香酸tert−ブチル(14)の合成:4,6−ジクロロニコチン酸エチル(1)および4−アミノ安息香酸tert−ブチルから実施例2に示される方法にしたがって調製した。LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:2.113分;LCMS(ES−API),m/z502.0(M+H).
【0172】
【化55】
(R)−4−((2−クロロ−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)安息香酸(15)の合成:化合物2の合成に記載のものと同一の製法に従った。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.74分;LCMS(ES−API),m/z446.39(M+H).
【0173】
【化56】
(R)−4−((2−クロロ−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミド(16)の合成:(R)−4−((2−クロロ−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)安息香酸(15)(150mg,0.336mmol)のDMF(10mL)中撹拌溶液に、室温にてDIPEA(1.682mmol,5当量)、メタンアミン.HCl(3.36mmol,10当量)およびHATU(0.673mmol,2当量)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を蒸発させ、過剰のDMFを除去した。次いで、得られた残渣を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、蒸発させ、粗化合物を得た。粗化合物を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、(R)−4−((2−クロロ−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミド(16)を得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.71分;LCMS(ES−API),m/z459.63(M+H).
【0174】
実施例19
【化57】
(R)−4−((2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−5−(5−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミドの合成:実施例2に示される方法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.95(s,2H),2.96(s,3H),3.53−3.54(m,1H),3.74−3.75(m,1H),3.83−3.85(m,1H),3.93(t,J=6.40Hz,1H),4.15−4.24(m,1H),6.80(s,1H),7.48(d,J=8.40Hz,2H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.91−7.98(m,3H),8.56(d,J=2.00Hz,1H),8.62(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.71分;LCMS(ES−API),m/z573.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.148分;純度:96.3%
【0175】
チアゾール
【化58】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド(17)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(9)(3g,14mmol)をDCM(15mL)に溶解し、0℃まで冷却した。塩化オキサリル(2当量)を加え、次いで、2滴のDMFを加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、過剰の塩化オキサリルを除去し、DCM(15mL)に再溶解し、0℃まで冷却した。水性NH
3溶液を反応混合物に滴下し、室温で3時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水性NaHCO
3溶液で洗浄した。有機層を別々に収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、所望の化合物、6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミドを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.58分;LCMS(ES−API),m/z214.7(M+H).
【0176】
【化59】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリル(18)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド(17)(2.5g,11.7mmol)のDMF(10mL)中撹拌溶液に、0℃にてシアヌル酸クロリド(11.7mmol,1当量)を加え、2時間撹拌した。反応混合物を氷冷水でクエンチし、EtOAcで2回抽出した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(60〜120メッシュ)に供して精製し、6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリルを得た。
1H NMR:400MHz,CDCl
3:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),3.69−3.79(m,1H),4.91(bs,1H),6.57(s,1H),8.23(s,1H).
【0177】
【化60】
6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリル(19)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリル(18)(1g,5.1mmol)のジオキサン(40mL):H
2O(4mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(5.1mmol,1当量)、キサントホス(2.0mmol,0.4当量)およびNa
2CO
3(20.5mmol,4当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(2.0mmol,0.4当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを115℃で終夜加熱した。反応混合物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリルを得た。
【0178】
【化61】
6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−カルボチオアミド(20)の合成:6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノニトリル(19)(30mg,0.09mmol)のMeOH(2mL)中撹拌溶液に、チオ硫酸アンモニウム(ammonium thiosulfide)(5mL)を加えた。圧力管において、反応混合物を60℃で終夜加熱した。次いで、反応混合物を蒸発させ、過剰の溶媒を除去した。粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−カルボチオアミドを得た。
【0179】
実施例20
【化62】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチルの合成:6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−カルボチオアミド(20)(30mg,0.08mmol)およびブロモピルビン酸エチル(0.17mmol,2当量)をDMF(5mL)に溶解し、100℃で3時間加熱した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、過剰のDMFを除去した。残渣をEtOAcで希釈し、水で洗浄した。水層をEtOAcで2回抽出した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチルを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=20.00Hz,6H),1.43(t,J=7.20Hz,3H),3.75−3.77(m,1H),4.41(q,J=7.20Hz,2H),6.16(s,1H),7.54(dd,J=2.00,8.8Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.21(s,1H),8.43(s,1H),9.07(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:2.131分;LCMS(ES−API),m/z440.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.409分;純度:98%.
【0180】
実施例21
【化63】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミドの合成:密封管中に、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチル(実施例20)(200mg,0.455mmol)を加え、それにメタノール(2mL)を加え、次いで、メタノール性アンモニア(10mL)を加えた。反応混合物を80℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮した。粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、プレパラティブTLCに供して精製し、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.64−3.72(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.63(bs,1H),7.69(bs,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.14(s,1H),8.32(s,1H),8.35(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.35(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.933分;LCMS(ES−API),m/z411.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.137分;純度:99.8%.
【0181】
実施例22
【化64】
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノンの合成:2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチル(実施例20)(100mg,0.228mmol)をメタノール(10mL)に溶解し、それにピロリジン−3−オール(0.455mmol,2当量)を加え、80℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、得られた粗物質をプレパラティブTLCに供して精製し、(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノンを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24(d,J=4.00Hz,6H),1.85−1.86(m,3H),3.46−3.50(m,1H),3.56−3.57(m,1H),3.72−3.73(m,1H),3.90−3.91(m,1H),4.35(bs,1H),5.00−5.01(m,1H),6.18(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95−7.97(m,1H),8.13−8.13(m,1H),8.14−8.18(m,1H),8.52−8.52(m,1H),8.72−8.72(m,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.883分;LCMS(ES−API),m/z481.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.062分;純度:92.2%.
【0182】
【化65】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−カルボチオアミド(21)の合成:実施例20の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0183】
【化66】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチル(22a)の合成:実施例20の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0184】
【化67】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸エチル(22b)の合成:ブロモピルビン酸エチル(2当量)の代わりにブロモピルビン酸メチルエチル(2当量)を用いて、実施例20の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0185】
実施例23
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸エチル
【化68】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31−1.37(m,6H),1.41−1.46(m,3H),2.80(s,1H),3.76−3.79(m,1H),4.35(q,J=7.20Hz,2H),6.15(s,1H),7.53(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.31(s,1H),8.41(d,J=2.00Hz,1H),9.07(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:2.249分;LCMS(ES−API),m/z454.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.622分;純度:88.2%.
【0186】
【化69】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(23a)の合成:化合物9の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0187】
【化70】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸(23b):化合物9の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0188】
【化71】
(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン(24a)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(23a)(100mg,0.336mmol)をDMF(5mL)に溶解し、ピペリジン−3−オール(1.679mmol)を加え、室温で撹拌した。DIPEA(1.343mmol)を加え、次いで、HATU(1.008mmol)を加え、3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、過剰のDMFを除去した。得られた残渣を、水とEtOAcの間に分離した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノンを得た。
【0189】
【化72】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチル−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)チアゾール−4−カルボキサミド(24b)の合成:ピペリジン−3−オールの代わりに3−(ピペリジン−1−イル)プロパン−1−アミンを用いて、化合物24aの合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0190】
【化73】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル) 5−メチルチアゾール−4−カルボキサミド(24c)の合成:ピペリジン−3−オールの代わりに塩化アンモニウムを用いて、化合物24aの合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0191】
【化74】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)5−メチルチアゾール−4−メチルカルボキサミド(24d)の合成:ピペリジン−3−オールの代わりにメチルアミンを用いて、化合物24aの合成に示されるものと同一の製法に従った。
【表3】
【0192】
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン(実施例24)の合成:(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン(24a)(100mg,0.263mmol)に1,4−ジオキサン(10mL):H
2O(2mL)に溶解し、それにベンゾ[d]チアゾール−6−アミン(0.263mmol)、Na
2CO
3(1.05mmol)およびキサントホス(0.105mmol)を加え、10分間脱気した。Pd
2(dba)
3(0.105mmol)を加え、再度15分間脱気し、115℃で終夜加熱した。反応物をセライトに通して濾過し、濃縮し、溶媒を除去した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を分取HPLCに供してさらに精製し、標題化合物、(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノンを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ0.87−0.94(m,1H),1.31−1.36(m,6H),1.62−0.00(m,2H),1.92−2.03(m,2H),3.42−3.43(m,1H),3.75−3.98(m,4H),6.16(s,1H),7.54(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.79(bs,1H),7.91(s,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.43(d,J=2.40Hz,1H),8.45(s,1H),9.07(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.754分;LCMS(ES−API),m/z495.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.431分;純度:96.29%.
【0193】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチル−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)チアゾール−4−カルボキサミド(実施例25)の合成:実施例24の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.50−1.91(m,8H),2.20−2.34(m,2H),2.545(2H,DMSO−d
6ピークと統合),2.75(s,3H),3.00−3.15(m,4H),3.64−3.69(m,1H),6.14(s,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.95(d,J=9.20Hz,1H),8.19(d,J=5.60Hz,1H),8.37(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.34(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.766分;LCMS(ES−API),m/z550.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:10.867分;純度:96.2%.
【0194】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボキサミド(実施例26)の合成:実施例24の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,CDCl
3:δ1.28−1.34(m,6H),2.01−2.11(m,2H),2.84(s,3H),3.62−3.67(m,1H),5.54−5.57(m,1H),6.08(bs,1H),6.69(bs,1H),7.42(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.06−8.09(m,2H),8.29(bs,2H),8.90(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.846分;LCMS(ES−API),m/z423.0(M−H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.399分;純度:73.5%.
【0195】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(25a)および2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸(25b)の合成:化合物9の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0196】
実施例27
【化75】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N,5−ジメチルチアゾール−4−カルボキサミド(実施例27)の合成.2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸(25b)をDMF(10mL)に溶解し、それにメタンアミン(1当量)を加え、次いで、HATU(1.5当量)およびDIPEA(4当量)を加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、減圧下でDMFを除去した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、ジエチルエーテルおよびヘキサンでトリチュレートし、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルチアゾール−4−カルボン酸エチルを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),2.73(s,3H),2.81(d,J=4.40Hz,3H),3.64−3.69(m,1H),6.13(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.13(d,J=4.80Hz,1H),8.20(d,J=7.20Hz,1H),8.37(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.33(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.606分;LCMS(ES−API),m/z439.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.323分;純度:96.3%.
【0197】
実施例28〜85の合成:実施例27化合物の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【表4-1】
【表4-2】
【表4-3】
【表4-4】
【0198】
実施例28
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28−1.30(m,6H),1.42−1.44(m,2H),1.65−1.75(m,4H),1.85−1.99(m,5H),2.33−2.34(m,1H),2.52(1H,DMSO−d
6ピークと統合),3.04(bs,1H),3.68−3.76(m,1H),3.98−4.28(m,2H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.92−7.97(m,2H),8.36(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:547.74.LC/MS:保持時間:1.895分.純度:99.7%
【0199】
実施例29
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−((1Z,3E)−1−(メチレンアミノ)ペンタ−1,3−ジエン−3−イル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.28(m,6H),3.46(bs,4H),3.69−3.74(m,1H),3.82(bs,4H),6.17(s,1H),6.86(d,J=6.00Hz,2H),7.59(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04(s,1H),8.20(d,J=5.20Hz,2H),8.31(d,J=6.80Hz,1H),8.54(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.38(s,1H).分子量:556.71.LC/MS:保持時間:1.956分.純度:99.4%.
【0200】
実施例30
1−(4−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボニル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)エタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.27−1.29(m,6H),1.62−1.91(m,3H),2.01−2.08(m,2H),3.50−3.80(m,9H),6.16(s,1H),7.57−7.60(m,1H),7.93−7.98(m,2H),8.18−8.27(m,1H),8.51(s,1H),8.72(s,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:535.68.LC/MS:保持時間:1.93分.純度:97%.
【0201】
実施例31
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.40Hz,6H),3.04(s,4H),3.70−3.75(m,1H),3.83−3.84(m,4H),6.17(s,1H),7.01−7.13(m,2H),7.21−7.27(m,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.03(s,1H),8.35(bs,1H),8.52(s,1H),8.71(s,1H),9.16(s,1H),9.39(s,1H).分子量:591.7.LC/MS:保持時間:2.962分.純度:99.5%.
【0202】
実施例32
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.28(m,6H),3.71−3.84(m,9H),6.17(s,1H),6.69(t,J=4.80Hz,1H),7.59(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.03(s,1H),8.31(d,J=7.20Hz,1H),8.41(d,J=4.80Hz,2H),8.53(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:557.69.LC/MS:保持時間:2.483分.純度:96%.
【0203】
実施例33
(4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル)(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28−1.30(m,6H),2.41−2.43(m,4H),3.45(s,2H),3.62−3.64(m,4H),3.65−3.75(m,1H),6.00(s,2H),6.16(s,1H),6.76−6.78(m,1H),6.85−6.89(m,2H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95−7.97(m,2H),8.31(dd,J=7.20,Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(dd,J=2.00,Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:613.75.LC/MS:保持時間:2.748分.純度:98.8%.
【0204】
実施例34
3−(4−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル)プロパンニトリル
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),2.63−2.73(m,4H),3.67−3.73(m,5H),6.17(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95−7.98(m,2H),8.32−8.34(m,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.38(s,1H).分子量:532.68.LC/MS:保持時間:2.146分.純度:98.5%.
【0205】
実施例35
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピラジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.00Hz,6H),3.69−3.72(m,5H),3.82(bs,4H),6.17(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.89(d,J=2.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04(s,1H),8.12−8.13(m,1H),8.31(d,J=7.20Hz,1H),8.36(d,J=1.20Hz,1H),8.54(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:557.69.LC/MS:保持時間:2.277分.純度:95.4%.
【0206】
実施例36
1−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボニル)ピペリジン−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.40Hz,1H),1.50−1.58(m,2H),1.78−1.80(m,2H),2.40−2.46(m,1H),2.88(bs,1H),3.18(bs,1H),3.69−3.74(m,1H),4.07(bs,1H),4.44(bs,1H),6.17(s,1H),6.80(bs,1H),7.30(bs,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.94−7.97(m,2H),8.36(d,J=6.80Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:521.66.LC/MS:保持時間:1.831分.純度:99.1%
【0207】
実施例37
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.05−1.14(m,2H),1.29(d,J=6.40Hz,6H),1.37−1.42(m,2H),1.65−1.72(m,3H),2.67−3.10(m,3H),3.44−3.49(m,2H),3.70−3.75(m,1H),4.01−4.10(m,1H),4.38(t,J=5.20Hz,1H),4.45(bs,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.90(s,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.37(d,J=7.20Hz,1H),8.51(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:522.69.LC/MS:保持時間:2.059分.純度:95.4%.
【0208】
実施例38
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−シアノエチル)−N−メチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.00Hz,6H),2.85−2.91(m,2H),3.71−3.90(m,3H),6.16(s,1H),7.57(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.95−8.05(m,2H),8.43−8.51(m,2H),8.69(s,1H),9.17(s,1H),9.40(s,1H).分子量:477.61.LC/MS:保持時間:2.166分.純度:99.5%.
【0209】
実施例39
(S)−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.29(m,6H),1.81−2.03(m,4H),3.17(bs,1H),3.50−3.64(m,2H),3.71−3.85(m,2H),4.22(bs,1H),4.81(bs,1H),6.17(s,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=9.20Hz,1H),8.11(s,1H),8.30−8.32(m,1H),8.51(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),0.00(s,1H),9.37(s,1H).分子量:494.63.LC/MS:保持時間:2.109分.純度:98.1%.
【0210】
実施例40
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.00Hz,6H),2.42−2.51(m,3H),3.51−3.55(m,2H),3.64−3.75(m,5H),4.44−4.45(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95−7.97(m,2H),8.33(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:523.67.LC/MS:保持時間:1.849分.純度:98.1%.
【0211】
実施例41
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.25−1.26(m,6H),1.69−1.74(m,2H),1.91−1.96(m,2H),3.31(1H,水ピークと統合),3.59(bs,1H),3.68−3.73(m,1H),4.01(bs,1H),4.47(bs,1H),5.23(s,1H),6.16(s,1H),7.22−7.26(m,1H),7.32−7.36(m,2H),7.50−7.52(m,2H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.95−7.98(m,2H),8.38(dd,J=7.20,Hz,1H),8.51(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:570.73.LC/MS:保持時間:2.477分.純度:98.2%.
【0212】
実施例42
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.27(d,J=6.40Hz,6H),3.60(bs,4H),3.69−3.74(m,1H),3.78−3.80(m,4H),6.17(s,1H),6.69(dd,J=4.80,6.60Hz,1H),6.87(d,J=8.80Hz,1H),7.56−7.60(m,2H),7.96(d,J=9.20Hz,1H),8.03(s,1H),8.15(dd,J=1.20,4.80Hz,1H),8.34(d,J=6.80Hz,1H),8.53(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),0.00(s,1H),9.38(s,1H).分子量:556.71.LC/MS:保持時間:1.55分.純度:96%.
【0213】
実施例43
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.21(d,J=6.40Hz,6H),2.94−3.15(m,3H),3.66−3.71(m,1H),4.76−4.92(m,2H),6.15(s,1H),7.40−7.41(m,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.76(bs,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04−8.08(m,1H),8.41−8.60(m,3H),8.70(d,J=1.60Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:515.65.LC/MS:保持時間:2.197分.純度:99.9%.
【0214】
実施例44
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(2−モルホリノエチル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.00Hz,6H),2.50(4H,DMSO−d
6ピークと統合),2.99(bs,2H),3.30(5H,水ピークと統合),3.57−3.75(m,9H),6.17(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95−7.97(m,2H),8.33(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:592.78.LC/MS:保持時間:2.008分.純度:96%.
【0215】
実施例45
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−ベンゾイルピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.29(m,6H),3.71−3.78(m,9H),6.16(s,1H),7.46−7.48(m,5H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04(s,1H),8.24(bs,1H),8.51(s,1H),8.71(d,J=1.20Hz,1H),9.16(s,1H),9.38(s,1H).分子量:583.73.LC/MS:保持時間:2.352分.純度:97.6%.
【0216】
実施例46
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(2−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28−1.30(m,6H),1.31−1.43(m,5H),2.75−3.15(m,1H),3.41−3.59(m,2H),3.68−3.76(m,1H),4.06−4.34(m,1H),4.73−4.78(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.83(bs,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.43(bs,1H),8.51(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),0.00(s,1H),9.35(s,1H).分子量:508.66.LC/MS:保持時間:2.196分.純度:95.2%.
【0217】
実施例47
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(3−モルホリノピロリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.31(m,6H),1.71−1.91(m,1H),2.10−2.20(m,1H),2.50−0.00(m,5H),2.80−2.90(m,1H),3.45−3.62(m,5H),3.70−3.85(m,2H),4.08−4.10(m,1H),6.17(s,1H),6.51(s,2H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.12(d,J=14.80Hz,1H),8.17−8.30(m,1H),8.52(d,J=2.00Hz,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:549.71.LC/MS:保持時間:2.124分.純度:96.8%.
【0218】
実施例48
8−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボニル)−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.25(d,J=6.00Hz,6H),1.79(bs,2H),2.38−2.41(m,1H),2.50(1H,DMSO−d
6ピークと統合),3.59(bs,1H),3.66−3.74(m,1H),3.96(s,1H),4.23(bs,1H),4.42(bs,1H),4.63(s,2H),6.16(s,1H),6.78−6.82(m,3H),7.24−7.28(m,2H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.07(s,1H),8.32(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),8.83(s,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:624.78.LC/MS:保持時間:2.485分.純度:98.3%.
【0219】
実施例49
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−ベンジル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.27(d,J=6.00Hz,6H),1.40−1.51(m,4H),2.73(s,2H),3.15(s,1H),3.44−3.41(m,1H),3.69−3.74(m,1H),3.89−3.91(m,1H),4.21−4.25(m,1H),4.55(s,1H),6.16(s,1H),7.18−7.29(m,5H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.91(s,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.32(d,J=7.20Hz,1H),8.50(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:584.76.LC/MS:保持時間:2.578分.純度:97.9%.
【0220】
実施例50
(R)−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.27−1.29(m,6H),1.81−2.03(m,4H),3.18(s,1H),3.50−3.64(m,2H),3.71−3.85(m,3H),4.22(bs,1H),4.81(bs,1H),6.17(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.20−8.32(m,1H),8.51(s,1H),8.71(d,J=1.60Hz,1H),9.16(s,1H),9.38(s,1H).分子量:494.63.LC/MS:保持時間:2.141分.純度:99.7%.
【0221】
実施例51
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.25−1.26(m,6H),1.67−1.74(m,2H),1.92−2.00(m,2H),3.18−3.26(m,2H),3.70−3.78(m,2H),3.98−3.99(m,1H),4.43−4.48(m,1H),5.32−5.34(m,1H),6.18(s,1H),7.39−7.41(m,2H),7.52−7.57(m,3H),8.04−8.08(m,2H),8.43(s,1H),8.51(bs,1H),8.71(bs,1H),9.27(s,1H),9.66(bs,1H).分子量:605.17.LC/MS:保持時間:2.695分.純度:99.1%.
【0222】
実施例52
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−メチル−N−(プロパ−2−イン−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.40Hz,6H),2.50(1H,DMSO−d
6ピークと統合),3.09−3.23(m,3H),3.68−3.76(m,1H),4.35−4.49(m,2H),6.17(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.05−8.42(m,2H),8.53(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:462.59.LC/MS:保持時間:2.419分.純度:96.2%.
【0223】
実施例53
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピリミジン−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.21−1.29(m,6H),1.80−1.81(m,1H),1.91−1.92(m,1H),3.63−3.73(m,3H),3.82−3.95(m,6H),6.15−6.17(m,1H),6.51−6.64(m,1H),7.57−7.59(m,1H),7.65−7.88(m,1H),7.96(d,J=9.20Hz,1H),8.16−8.38(m,3H),8.50−8.51(m,1H),8.71(s,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:571.72.LC/MS:保持時間:2.466分.純度:97.4%.
【0224】
実施例54
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(3−ヒドロキシプロピル)ピペラジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.00Hz,6H),1.58−1.63(m,2H),2.33−2.42(m,6H),3.43−3.46(m,2H),3.62−3.65(m,4H),3.70−3.75(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(t,J=4.40Hz,2H),8.33(d,J=7.20Hz,1H),8.52(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:537.7.LC/MS:保持時間:1.935分.純度:99.1%.
【0225】
実施例55
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)(4−(ピリジン−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.22−1.30(m,6H),1.80−1.82(m,1H),1.91−1.96(m,1H),2.50(1H,DMSO−d
6ピークと統合),3.44−3.47(m,1H),3.57−3.61(m,2H),3.70−3.76(m,3H),3.83(bs,3H),6.16−6.17(m,1H),6.51−6.74(m,2H),7.45−7.60(m,2H),7.89−7.97(m,2H),8.09−8.19(m,1H),8.31(d,J=6.80Hz,1H),8.51(bs,1H),8.72(bs,1H),9.16(s,1H),9.37(bs,1H).分子量:570.73.LC/MS:保持時間:2.62分.純度:99.4%.
【0226】
実施例56
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(シクロヘキシルメチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.94−0.97(m,2H),1.16−1.24(m,3H),1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.64−1.76(m,6H),3.16(t,J=6.40Hz,2H),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=9.20Hz,1H),8.11(s,1H),8.22(t,J=6.00Hz,1H),8.33(d,J=6.40Hz,1H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:506.69.LC/MS:保持時間:3.040分.純度:97.2%.
【0227】
実施例57
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.42−1.49(m,2H),1.60−1.65(m,2H),1.99−2.12(m,2H),2.20−2.23(m,3H),2.52(2H,DMSO−d
6ピークと統合),2.98(bs,2H),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.31−8.33(m,2H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:521.7.LC/MS:保持時間:2.202分.純度:95.4%.
【0228】
実施例58
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.00Hz,6H),1.71(bs,4H),2.50(4H,DMSO−d
6ピークと統合),2.55−2.64(m,2H),3.43−3.47(m,2H),3.69−3.71(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95−7.99(m,2H),8.15(s,1H),8.28(s,1H),8.50(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:507.67.LC/MS:保持時間:2.386分.純度:96.9%.
【0229】
実施例59
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.00Hz,6H),1.57−1.62(m,1H),1.82−1.96(m,3H),3.35(2H,水ピークと統合),3.40−3.44(m,1H),3.64−3.71(m,2H),3.77−3.80(m,1H),3.97−3.99(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.03(t,J=6.00Hz,1H),8.16(s,1H),8.29(d,J=7.20Hz,1H),8.50(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:494.63.LC/MS:保持時間:2.399分.純度:97.7%.
【0230】
実施例60
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(sec−ブチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.90(t,J=7.20Hz,3H),1.18(d,J=6.80Hz,3H),1.29−1.34(m,6H),1.51−1.59(m,2H),3.67−3.72(m,1H),3.88−3.93(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.94−7.98(m,2H),8.13(s,1H),8.44−8.52(m,2H),8.68(bs,1H),9.18(s,1H),9.42(bs,1H).分子量:466.62.LC/MS:保持時間:2.644分.純度:99.6%.
【0231】
実施例61
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−ネオペンチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.82(s,2H),0.93(s,9H),1.32(d,J=6.00Hz,6H),3.15−3.18(m,2H),3.71−3.74(m,1H),6.17(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.00(d,J=8.80Hz,1H),8.14−8.19(m,2H),8.46−8.50(m,2H),8.61(bs,1H),9.21(s,1H),9.56(bs,1H).分子量:480.65.LC/MS:保持時間:2.832分.純度:95%.
【0232】
実施例62
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−イソブチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.92(d,J=6.80Hz,6H),1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.83−1.88(m,1H),3.14(t,J=6.40Hz,2H),3.66−3.71(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.12(s,1H),8.26(t,J=6.00Hz,1H),8.33(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:466.62.LC/MS:保持時間:2.645分.純度:96.3%.
【0233】
実施例63
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−エチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.16(t,J=7.20Hz,3H),1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.35(2H,水ピークと統合),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.24−8.26(m,1H),8.39(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:438.57.LC/MS:保持時間:2.298分.純度:98.1%.
【0234】
実施例64
N−(2−アセトアミドエチル)−2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.35(d,J=6.40Hz,6H),1.82(s,3H),3.22−3.38(m,4H),3.67−3.72(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04−8.05(m,1H),8.14(s,1H),8.32−8.36(m,2H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:495.62.LC/MS:保持時間:1.834分.純度:99.6%.
【0235】
実施例65
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.00Hz,6H),2.24(bs,6H),2.52(2H,DMSO−d
6ピークと統合),3.41−3.46(m,2H),3.68−3.73(m,1H),6.16(s,1H),7.59(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.91−7.97(m,2H),8.15(s,1H),8.25(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:481.64.LC/MS:保持時間:2.269分.純度:95.9%.
【0236】
実施例66
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−メトキシエチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.29(3H,水ピークと統合),3.48−3.50(m,4H),3.67−3.70(m,1H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.04−8.07(m,1H),8.15(s,1H),8.32(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:468.6.LC/MS:保持時間:2.243分.純度:96.6%.
【0237】
実施例67
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(4−ヒドロキシフェネチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.40Hz,6H),2.73−2.77(m,2H),3.47−3.51(m,2H),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),6.67−6.70(m,2H),7.04(d,J=8.40Hz,2H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.12(s,1H),8.20−8.23(m,1H),8.28(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(d,J=2.00Hz,1H),9.36(s,1H).分子量:530.66.LC/MS:保持時間:2.284分.純度:98.7%.
【0238】
実施例68
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(プロパ−2−イン−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.15(t,J=2.40Hz,1H),3.66−3.71(m,1H),4.09(dd,J=2.40,5.60Hz,2H),6.16(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.19(s,1H),8.35(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.70−8.72(m,2H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:448.56.LC/MS:保持時間:2.291分.純度:98.1%.
【0239】
実施例69
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3,3−ジメチルブチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.94(s,9H),1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.47−1.51(m,2H),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.10(s,1H),8.20(t,J=6.00Hz,1H),8.34(d,J=7.20Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:494.68.LC/MS:保持時間:2.866分.純度:95.1%.
【0240】
実施例70
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−イソペンチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.91(d,J=6.40Hz,6H),1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.42−1.48(m,2H),1.65−1.68(m,1H),3.35(2H,水ピークと統合),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.20−8.22(m,1H),8.37(bs,1H),8.49(s,1H),8.70(bs,1H),9.16(s,1H),9.38(bs,1H).分子量:480.65.LC/MS:保持時間:2.826分.純度:96.7%.
【0241】
実施例71
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−プロピルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.92(t,J=7.20Hz,3H),1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.54−1.59(m,2H),3.24−3.29(m,2H),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.25−8.26(m,1H),8.35−8.37(m,1H),8.36(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:452.6.LC/MS:保持時間:2.49分.純度:99.4%.
【0242】
実施例72
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−ペンチルチアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.87−0.90(m,3H),1.30−1.34(m,6H),1.53−1.57(m,2H),3.29(4H,水ピークと統合),3.68−3.73(m,1H),6.16(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.01(dd,J=8.80,Hz,1H),8.16(s,1H),8.25−8.29(m,1H),8.45(s,1H),8.60(bs,1H),9.22(s,1H),9.54(bs,1H).分子量:480.65.LC/MS:保持時間:2.864分.純度:98.3%.
【0243】
実施例73
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(シクロプロピルメチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.25−0.29(m,2H),0.43−0.48(m,2H),1.05−1.08(m,1H),1.35(d,J=6.00Hz,6H),3.19(t,J=6.40Hz,2H),3.67−3.72(m,1H),6.16(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.13(s,1H),8.23(t,J=6.00Hz,1H),8.37(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:464.61.LC/MS:保持時間:2.531分.純度:99.5%.
【0244】
実施例74
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−クロロフェネチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.28(m,6H),2.90(t,J=7.20Hz,2H),3.55−3.66(m,3H),6.14(s,1H),7.21−7.35(m,4H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.12(s,1H),8.25−8.32(m,2H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:549.11.LC/MS:保持時間:2.917分.純度:99.5%.
【0245】
実施例75
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(チオフェン−2−イル)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),3.10(t,J=6.80Hz,2H),3.56−3.61(m,2H),3.67−3.68(m,1H),6.15(s,1H),6.93−6.97(m,2H),7.34(dd,J=1.20,5.00Hz,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.16(s,1H),8.38−8.41(m,2H),8.47(s,1H),8.67(bs,1H),9.18(s,1H),9.42(bs,1H).分子量:520.69.LC/MS:保持時間:2.689分.純度:94.5%.
【0246】
実施例76
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−フェノキシエチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.27−1.31(m,6H),3.65−3.72(m,3H),4.15(t,J=5.60Hz,2H),6.14(s,1H),6.93−6.97(m,3H),7.28−7.32(m,2H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.19(s,1H),8.36−8.38(m,2H),8.49(s,1H),8.70(bs,1H),9.16(s,1H),9.38(bs,1H).分子量:530.66.LC/MS:保持時間:2.742分.純度:97.8%.
【0247】
実施例77
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(4−フルオロフェネチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.27(m,6H),2.87(t,J=7.20Hz,2H),3.52−3.58(m,2H),3.63−3.68(m,1H),6.14(s,1H),7.10−7.14(m,2H),7.27−7.31(m,2H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.12(s,1H),8.24−8.29(m,2H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.40Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:532.66.LC/MS:保持時間:2.76分.純度:98.9%.
【0248】
実施例78
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.00Hz,6H),3.45−3.52(m,6H),3.57−3.59(m,2H),3.66−3.70(m,1H),4.59−4.61(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.82(d,J=−100.40Hz,1H),8.12−8.15(m,2H),8.33(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:498.62.LC/MS:保持時間:1.888分.純度:99.5%.
【0249】
実施例79
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.69−1.72(m,2H),3.35(2H,水ピークと統合),3.49−3.52(m,2H),3.68−3.69(m,1H),4.55(s,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.12(s,1H),8.25(t,J=6.00Hz,1H),8.33(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.71(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).分子量:468.6.LC/MS:保持時間:1.916分.純度:99.6%.
【0250】
実施例80
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(4−ヒドロキシブチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),1.47−1.52(m,2H),1.55−1.60(m,2H),3.41−3.45(m,2H),3.66−3.71(m,1H),4.40(t,J=4.80Hz,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.24(t,J=5.60Hz,1H),8.35(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:482.62.LC/MS:保持時間:1.961分.純度:99.6%.
【0251】
実施例81
(R)−2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31−1.35(m,6H),3.38−3.43(m,1H),3.60−3.72(m,2H),4.80−4.81(m,1H),5.67(d,J=4.40Hz,1H),6.16(s,1H),7.24−7.28(m,1H),7.33−7.37(m,2H),7.40−7.42(m,2H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.95−7.99(m,2H),8.16(s,1H),8.25(d,J=6.80Hz,1H),8.50(s,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.38(s,1H).分子量:530.66.LC/MS:保持時間:2.392分.純度:99.1%.
【0252】
実施例82
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−(ピロリジン−1−イル)プロピル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.69−1.73(m,6H),2.50(4H,DMSO−d
6ピークと統合),3.35(4H,水ピークと統合),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.32−8.34(m,2H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:521.7.LC/MS:保持時間:2.24分.純度:94.6%.
【0253】
実施例83
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33−1.39(m,8H),1.45−1.51(m,4H),1.68−1.73(m,2H),2.29−2.34(m,5H),2.52(2H,DMSO−d
6ピークと統合),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.27(t,J=5.60Hz,1H),8.33(d,J=6.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.72(d,J=2.40Hz,1H),9.15(s,1H),9.36(s,1H).分子量:535.73.LC/MS:保持時間:2.402分.純度:96.7%.
【0254】
実施例84
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−シクロヘキシルエチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.89−0.95(m,2H),1.12−1.19(m,3H),1.34(d,J=6.00Hz,6H),1.43−1.48(m,2H),1.61−1.75(m,5H),1.99−2.01(m,1H),3.36(2H,水ピークと統合),3.66−3.71(m,1H),6.15(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(t,J=6.00Hz,1H),8.37(bs,1H),8.49(s,1H),8.71(bs,1H),9.16(s,1H),9.37(bs,1H).分子量:520.7.LC/MS:保持時間:3.236分.純度:98.2%.
【0255】
実施例85
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−(ピリジン−4−イル)エチル)チアゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.26(d,J=6.40Hz,6H),2.92(t,J=6.80Hz,2H),3.59−3.66(m,3H),6.14(s,1H),7.30(d,J=5.60Hz,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.13(s,1H),8.25(d,J=6.80Hz,1H),8.36−8.39(m,1H),8.47−8.49(m,3H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).分子量:515.65.LC/MS:保持時間:2.13分.純度:99.7%.
【0256】
オキサゾール
【化76】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−オキソブタン酸エチル(27a)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(2)のDCM(15mL)中撹拌溶液を0℃まで冷却し、塩化オキサリル(2当量)を加え、次いで、2滴のDMFを加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、過剰の塩化オキサリルを除去した。インサイチュ生成された、塩化アシルをTHFに溶解し、2−アミノ−3−オキソブタン酸エチル(1.1当量)およびNMM(5当量)のTHF中冷却撹拌溶液に滴下した。反応温度を徐々に室温にして、終夜撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水で、次いで、食塩水溶液で洗浄した。EtOAc層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−オキソブタン酸エチルを得た。
【0257】
【化77】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−4−メチル−3−オキソペンタン酸エチル(27b)の合成:化合物26aの代わりに化合物26bを用いて、化合物27aの合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0258】
【化78】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(28a)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−オキソブタン酸エチル(27a)(200mg,0.58mmol)のDCM(10mL)中撹拌溶液に、トリフェニルホスフィン(2当量)、ヨウ素(2当量)およびトリエチルアミン(3当量)を加え、室温で4時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチルを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.25(d,J=6.40Hz,6H),1.33(t,J=7.20Hz,3H),2.67(s,3H),3.90−3.95(m,1H),4.31(q,J=7.20Hz,2H),6.89(s,1H),8.47(d,J=7.60Hz,1H),8.54(s,1H).
【0259】
【化79】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(28b)の合成:各出発物質、化合物27bを用いて、化合物28aの合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0260】
実施例86
【化80】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチルの合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(28a)(50mg,0.15mmol)を1,4−ジオキサン(5mL):H
2O(1mL)に溶解し、それにベンゾ[d]チアゾール−6−アミン(0.15mmol)、Na
2CO
3(0.6mmol)およびキサントホス(0.06mmol)を加え、10分間脱気した。Pd
2(dba)
3(0.06mmol)を加え、再度15分間脱気し、115℃で終夜加熱した。反応物を、短いセライト層に通して濾過し、濾液を濃縮し、溶媒を除去した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、プレパラティブTLCに供してさらに精製し、標題化合物、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチルを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28−1.35(m,9H),2.66(s,3H),3.71−3.72(m,1H),4.30(q,J=7.20Hz,2H),6.16(s,1H),7.59(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.10(d,J=7.20Hz,1H),8.53(s,1H),8.66(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:2.127分;LCMS(ES−API),m/z438.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.483分;純度:99.7%.
【0261】
【化81】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(29)の合成:各出発物質、化合物28bを用いて、実施例86の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【表5】
【0262】
実施例87
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドの合成:2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(実施例86)(30mg,0.06mmol)のMeOH(4mL)中溶液を0℃まで冷却し、NH
3(g)を5分間パージした。反応混合物を、密封状態で80℃にて48時間加熱した。反応混合物を冷却し、rbfに移し、濃縮し、固形物質を得た。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、所望の化合物、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),2.63(s,1H),3.68−3.73(m,1H),6.16(s,1H),7.49(bs,1H),7.59(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.75(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.52(s,1H),8.66(d,J=2.00Hz,1H),9.14(s,1H),9.32(s,1H).LC/MS:(Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.687分;LCMS(ES−API),m/z409.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.651分;純度:99.9%.
【0263】
実施例88
2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−イル)プロパン−2−オールの合成:2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(29)(150mg,0.34mmol)の乾テトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、−78℃にて臭化メチルマグネシウム(2.132mmol)(ジエチルエーテル中3.0M)を加えた。反応混合物を、2時間かけて最大25℃まで昇温した。反応混合物を0℃まで冷却し、飽和水性NH
4Cl溶液を滴下してクエンチした。酢酸エチルで抽出し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗生成物を得、それを溶出液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてフラッシュカラムに供して精製し、2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−イル)プロパン−2−オールを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.26−1.27(m,13H),1.48(s,6H),3.63−3.71(m,2H),5.06(s,1H),6.13(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.28(d,J=6.80Hz,1H),8.51(s,1H),8.75(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.28(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.842分;LCMS(ES−API),m/z452.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.608分;純度:97.8%.
【0264】
実施例89
(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−イル)メタノールの合成:2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸エチル(29)(150mg,0.34mmol)の乾テトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、−10℃にてLAH(0.739mmol)(THF中4%)を加えた。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで、反応温度を室温にして、30分間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、(H
2気体の発生が終わるまで)氷片で、次いで、1N NaOH溶液でクエンチし、セライトに通して濾過し、沈殿物を酢酸エチルで洗浄した。有機層を合わせて、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、粗化合物を得た。粗物質を、溶出液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製し、(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−イル)メタノールを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28−1.30(m,12H),3.68−3.73(m,1H),4.38−4.39(m,2H),5.03−5.03(m,1H),6.15(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.11(d,J=6.80Hz,1H),8.54(s,1H),8.74(d,J=1.60Hz,1H),9.15(s,1H),9.30(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.703分;LCMS(ES−API),m/z424.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.663分;純度:99.2%.
【0265】
【化82】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸(30a)および2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボン酸(30b)の合成:化合物9の合成に示されるものと同一の製法に従った。LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.492分;LCMS(ES−API),m/z296.2(M+H).
【0266】
【化83】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド(31)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸(30a)(100mg,0.338mmol)をDMF(5mL)に溶解した。3−アミノプロパン−1−オール(1.691mmol,5当量)およびDIPEA(1.353mmol,4当量)を反応混合物に加え、室温で撹拌した。HATU(1.014mmol,3当量)を反応混合物に加え、3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、過剰のDMFを除去した。得られた残渣を、水とEtOAcの間に分離した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド(31)を得た。
【0267】
実施例90
【化84】
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドの合成:(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド(31)(100mg,0.283mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中撹拌溶液に、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−アミン(0.283mmol,1当量)、Na
2CO
3(1.134mmol,4当量)およびキサントホス(0.113mmol,0.4当量)を加え、10分間脱気した。Pd
2(dba)
3(0.113mmol,0.4当量)を加え、再度10分間脱気した。反応混合物を115℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド[実施例90]を得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.42(d,J=6.40Hz,6H),1.83−1.84(m,2H),2.71(s,3H),3.51(t,J=1.20Hz,2H),3.72(t,J=7.20Hz,2H),3.81−3.83(m,1H),6.28(s,1H),7.67(dd,J=2.00,9.40Hz,1H),7.89(dd,J=9.60,9.20Hz,1H),8.47(s,1H),8.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.896分;LCMS(ES−API),m/z466.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.335分;純度:98.7%.
【0268】
実施例91〜105の合成:表5の実施例を、適当なアミンおよびそれらの各出発物質を用いて、実施例90に示される一般的方法にしたがって調製した。
【表6-1】
【表6-2】
【0269】
実施例91
(R)−(2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37−1.37(m,7H),2.09−2.10(m,2H),2.69(s,3H),3.68−3.70(m,3H),4.05−4.07(m,1H),4.15−4.17(m,1H),4.50−4.51(m,1H),6.29(s,1H),7.68(dd,J=2.00,9.40Hz,1H),7.88(d,J=9.20Hz,1H),8.00−8.02(m,1H),4.49(bs,1H),8.65(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.853分;LCMS(ES−API),m/z478.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05%TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.104分;純度:96.6%.
【0270】
実施例92
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.36(d,J=6.40Hz,6H),2.65(s,3H),3.52−3.54(m,5H),4.59−4.60(m,1H),5.05(t,J=5.60Hz,1H),6.29(s,1H),7.70(dd,J=2.40,9.40Hz,1H),7.82(d,J=7.20Hz,1H),7.95(d,J=9.20Hz,1H),8.16(t,J=6.00Hz,1H),8.62(s,1H),8.76(s,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:1.920分;LCMS(ES−API),m/z486.2(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.057分;純度:97.7%.
【0271】
実施例93
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.18(s,6H),1.34(d,J=6.40Hz,6H),2.64(s,3H),3.68−3.73(m,2H),4.31−4.45(m,1H),4.89(s,1H),6.17(s,1H),7.59(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.75(d,J=7.60Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.13(t,J=5.60Hz,1H),8.53(s,1H),8.66(d,J=2.00Hz,1H),9.34(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.809分;LCMS(ES−API),m/z513.4(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.982分;純度:95.2%.
【0272】
実施例94
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(1−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.18(s,6H),1.34(d,J=6.40Hz,6H),2.64(s,3H),3.41−3.46(m,1H),3.68−3.73(m,2H),4.30−4.45(m,1H),4.89(s,1H),6.17(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.75(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.12(t,J=5.60Hz,1H),8.32(s,1H),8.53(s,1H),8.66(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.34(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.61分;LCMS(ES−API),m/z467.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.892分;純度:92.1%.
【0273】
実施例95
2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド)プロパン酸エチル
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.35−1.36(m,6H),1.43−1.45(m,3H),2.64(s,3H),4.14−4.17(m,2H),4.45−4.49(m,1H),6.18(s,1H),7.60(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.86(d,J=6.40Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.26(d,J=7.60Hz,1H),8.54(s,1H),8.67(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.943分;LCMS(ES−API),m/z509.4(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.044分;純度:93.2%.
【0274】
実施例96
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.14(s,6H),1.32(d,J=6.40Hz,1H),2.64(s,3H),2.74(d,J=4.80Hz,1H),2.81(d,J=4.80Hz,1H),3.23(3H,水ピークと統合),3.70−3.73(m,1H),4.69(s,1H),6.17(s,1H),7.57−7.61(m,2H),7.84(d,J=6.80Hz,1H),7.96(d,J=8.40Hz,1H),8.27(s,1H),8.54(s,1H),8.67(d,J=2.40Hz,1H),9.16(s,1H),9.36(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.927分;LCMS(ES−API),m/z481.2(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.568分;純度:92.8%.
【0275】
実施例97
(2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31−1.32(m,6H),1.46(bs,2H),1.76−1.89(m,5H),2.84(2H,水ピークと統合),3.55(bs,1H),3.74−3.75(m,1H),4.15−4.18(m,2H),4.81−4.96(m,1H),6.29(s,1H),7.70(dd,J=2.00,9.60Hz,1H),7.81(bs,1H),7.95(d,J=9.60Hz,1H),8.63(s,1H),8.77(d,J=1.60Hz,1H),9.65(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.916分;LCMS(ES−API),m/z494.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.398分;純度:97.4%.
【0276】
実施例98
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),1.62−1.68(m,2H),1.79−1.81(m,2H),2.65(s,3H),3.39−3.45(2H,水ピークと統合),3.72−3.75(m,1H),3.87−3.90(m,2H),3.99−4.00(m,1H),6.28(s,1H),7.70(dd,J=1.60,9.40Hz,1H),7.85(d,J=7.60Hz,1H),7.94−7.97(m,2H),8.62(s,1H),8.77(d,J=1.60Hz,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.924分;LCMS(ES−API),m/z494.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.082分;純度:96.8%.
【0277】
実施例99
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.31(m,4H),1.35(d,J=6.40Hz,6H),1.76−1.88(m,4H),2.64(s,3H),3.69−3.73(m,2H),4.55−4.57(m,1H),6.28(s,1H),7.65−7.72(m,2H),7.93−7.96(m,2H),8.61(s,1H),8.76(d,J=1.60Hz,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.938分;LCMS(ES−API),m/z508.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.653分;純度:95.5%.
【0278】
実施例100
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.36(d,J=6.40Hz,6H),2.65(s,3H),3.36(2H,水ピークと統合),3.52−3.56(m,2H),3.73−3.75(m,1H),4.82(t,J=5.20Hz,1H),6.29(s,1H),7.70(dd,J=2.00,9.60Hz,1H),7.83−7.90(m,2H),7.95(d,J=9.20Hz,1H),8.32(s,1H),8.62(s,1H),8.76(d,J=2.00Hz,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.868分;LCMS(ES−API),m/z454.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.748分;純度:98.4%.
【0279】
実施例101
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.68−1.71(m,2H),2.64(s,3H),3.32−3.39(m,2H),3.52−3.55(m,2H),3.70−3.73(m,1H),4.59−4.62(m,1H),6.17(s,1H),7.60(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.75(d,J=6.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.05(s,1H),8.53(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.34(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.772分;LCMS(ES−API),m/z467.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.342分;純度:91.4%.
【0280】
実施例102
(R)−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.31(m,6H),1.81−1.95(m,2H),2.62(s,3H),3.41−4.10(m,6H),4.32−4.35(m,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.85(dd,J=7.20,15.20Hz,1H),7.96(d,J=9.20Hz,1H),8.32(s,1H),8.54(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.35(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.728分;LCMS(ES−API),m/z479.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.704分;純度:98.1%.
【0281】
実施例103
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30−1.36(m,12H),3.72−3.77(m,1H),3.82−3.89(m,1H),6.28(s,1H),7.52(bs,1H),7.62(bs,1H),7.71(dd,J=2.00,9.60Hz,1H),7.78(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=9.60Hz,1H),8.68(s,1H),8.80(d,J=1.60Hz,1H),9.63(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm−2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 3分間;保持時間:2.051分;LCMS(ES−API),m/z436.2(M−H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.876分;純度:96.5%.
【0282】
実施例104
2−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30−1.36(m,12H),1.67−1.73(m,2H),3.31−3.41(m,3H),3.51−3.55(m,2H),3.71−3.76(m,1H),3.81−3.88(m,1H),4.59−4.62(m,1H),6.28(s,1H),7.70(dd,J=2.40,9.40Hz,1H),7.78(d,J=7.20Hz,1H),7.95(d,J=9.20Hz,1H),8.07(t,J=5.60Hz,1H),8.32(s,1H),8.68(s,1H),8.79(d,J=2.00Hz,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.938分;LCMS(ES−API),m/z496.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.134分;純度:98.3%.
【0283】
実施例105
N−(2−アミノエチル)−2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドの合成
工程A:tert−ブチル (2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド)エチル)カルバメートを、出発物質としてtert−ブチル (2−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド)エチル)カルバメートを用いて、化合物3の合成に示されるものと同一の製法にしたがって調製した。
【0284】
工程B:tert−ブチル (2−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド)エチル)カルバメートのDCM(5mL)中溶液を、0℃にてエーテル.HCl(5mL)で処理した。反応混合物を0℃で30分間撹拌した。反応温度を室温まで昇温し、30分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固した。得られた物質を分取HPLCに供して精製し、N−(2−アミノエチル)−2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.35(d,J=6.40Hz,6H),2.64(s,3H),2.70−2.80(m,2H),3.70−3.74(m,1H),6.17(s,1H),7.60(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.79(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.02(bs,1H),8.53(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.35(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.646分;LCMS(ES−API),m/z452.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.956分;純度:91.1%.
【0285】
【化85】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボニル アジド(33)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボン酸(30a)(750mg,2.54mmol)および塩化チオニル(12.68mmol)を、100℃で20時間還流した。塩化チオニルを減圧下で除去した。得られた固形酸塩化物をアセトン(15mL)に溶解し、0℃まで冷却した。水(3mL)に溶解されたアジ化ナトリウム(7.61mmol)を、0℃にて反応混合物に加え、30分間撹拌した。反応温度を室温まで昇温し、5時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、溶媒を除去した。水層中に沈殿した化合物を濾過し、真空下乾燥し、所望の化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボニル アジドを得た。LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:2.363分.
【0286】
【化86】
tert−ブチル 2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イルカルバメート(34)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボニル アジド(33)(500mg,1.559mmol)のクロロホルム(15mL)中溶液を10時間還流した。t−ブタノール(0.5mL,4.68mmol)を加え、再度10時間還流した。反応混合物を濃縮し、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製し、tert−ブチル 2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イルカルバメートを得た。LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:2.086分;LCMS(ES−API),m/z367.2(M+H).
【0287】
実施例106
【化87】
tert−ブチル 2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イルカルバメートの合成:各出発物質を用いて、化合物3の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.40Hz,6H),1.46(s,9H),2.28(s,3H),3.67−3.72(m,1H),6.14(s,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.91−7.96(m,2H),8.47(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),8.88(bs,1H),9.15(s,1H),9.29(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:2.101分;LCMS(ES−API),m/z481.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.712分;純度:96.5%.
【0288】
【化88】
tert−ブチル アセチル(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)カルバメート(35)の合成:tert−ブチル 2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イルカルバメート(実施例106)(20mg,0.042mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)中溶液を0℃まで冷却し、NaH(0.042mmol)で処理した。反応混合物を0℃で10分間攪拌した。Ac
2O(0.042mmol)を反応混合物に加え、0℃で0.5時間撹拌した。反応混合物を氷片でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、tert−ブチル アセチル(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)カルバメートを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.90分;LCMS(ES−API),m/z523.6(M+H).
【0289】
実施例107
【化89】
N−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)アセトアミドの合成:tert−ブチル アセチル(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)カルバメート(35)(30mg,0.057mmol)のDCM(5mL)中溶液をTFA(0.230mmol)で処理し、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、クロロホルムと3回共沸させて、ゴム状固形物を得た。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、N−(2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−5−メチルオキサゾール−4−イル)アセトアミドを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),2.16(s,3H),2.35(s,3H),3.73−3.79(m,1H),6.14(s,1H),7.52(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.38(d,J=2.00Hz,1H),8.49(s,1H),9.07(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.823分;LCMS(ES−API),m/z423.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.484分;純度:95.1%.
【0290】
【化90】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−ヒドロキシプロパン酸メチル(36)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(9)(1.3g,6.06mmol)のDMF(25mL)中撹拌溶液に、2−アミノ−3−ヒドロキシプロパン酸メチル(12.11mmol)およびDIPEA(18.17mmol)を加え、次いで、反応混合物にHATU(30.3mmol)を加えて、室温で2時間撹拌した。DMFを減圧下で除去した。得られた残渣をEtOACで希釈し、水および10% NaHCO
3溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−ヒドロキシプロパン酸メチルを得た。LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.312分;LCMS(ES−API),m/z316.0(M+H).
【0291】
【化91】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−カルボン酸メチル(37)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−3−ヒドロキシプロパン酸メチル(36)(100mg,0.317mmol)のDCM(15mL)中撹拌溶液に、−78℃にてDAST(0.317mmol)を加え、4時間撹拌した。K
2CO
3(0.633mmol)を反応混合物に加え、3時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水で(2回)、次いで、食塩水溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−カルボン酸メチルを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.20−1.21(m,6H),3.73(s,3H),3.84−3.89(m,1H),4.51−4.59(m,2H),5.07−5.12(m,1H),6.83(s,1H),8.36(s,1H),8.80(d,J=7.60Hz,1H).
【0292】
【化92】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)オキサゾール−4−カルボン酸エチル(38)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−カルボン酸エチル(37)(100mg,0.336mmol)のDCM(20mL)中撹拌溶液に、0℃にてDBU(1.008mmol)およびブロモトリクロロメタン(0.403mmol)を加え、反応混合物を0℃にて2時間撹拌した。反応温度を室温まで昇温し、反応物を10分間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水、10% NaHCO
3溶液および食塩水溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAC:石油エーテルを用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーに供して精製し、標題化合物、2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)オキサゾール−4−カルボン酸エチル(38)を得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.27(m,6H),3.87(s,3H),3.92−3.97(m,1H),6.92(s,1H),8.36(d,J=7.60Hz,1H),8.60(s,1H),9.00(s,1H).
【0293】
【化93】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)オキサゾール−4−カルボン酸(39)の合成:化合物9の合成に示されるものと同一の製法に従った。LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.473分;LCMS(ES−API),m/z282.2(M+H).
【0294】
[2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)オキサゾール−4−カルボキサミド(40b)]:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.622分;LCMS(ES−API),m/z406.2(M+H).
【0295】
実施例108〜110の合成:適当なアミンおよびそれらの各出発物質を用いて、化合物13に示されるものと同一の製法に従った。
【表7】
【0296】
実施例108
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)オキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.70−3.74(m,1H),6.17(s,1H),7.60(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.75(bs,1H),7.83(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.56−8.56(m,2H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.35(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.43分;LCMS(ES−API),m/z395.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.34分;純度:96.8%.
【0297】
実施例109
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)オキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31−1.40(m,6H),1.61−1.72(m,3H),1.81−1.85(m,2H),1.92−1.97(m,2H),2.84−2.92(m,2H),3.07−3.12(m,2H),3.34−3.49(4H,水ピークと統合),3.71−3.78(m,1H),6.20(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.01−8.03(m,1H),8.45−8.56(m,2H),8.66(s,1H),8.97(bs,1H),9.23(s,1H),9.58(bs,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.322分;LCMS(ES−API),m/z520.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:9.410分;純度:97.6%.
【0298】
実施例110
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−(ピロリジン−1−イル)プロピル)オキサゾール−4−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.35(d,J=6.40Hz,6H),1.68−1.76(m,6H),1.85−1.89(m,4H),2.42−2.47(m,6H),3.69−3.74(m,1H),6.17(s,1H),7.60(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.84(d,J=7.20Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.22(t,J=6.00Hz,1H),8.56(d,J=0.80Hz,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.307分;LCMS(ES−API),m/z506.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:9.117分;純度:92.3%.
【0299】
オキサジアゾール
【化94】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−チオール(42)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(1.5g,8.7mmol)をEtOH(10mL):H
2O(5mL)に溶解した。KOH(13mmol,1.5当量)を加え、次いで、反応混合物にCS
2(87mmol,10当量)を加え、90℃で終夜加熱した。反応物を減圧下濃縮し、反応混合物から溶媒を除去した。得られた粗物質をさらに精製することなくその物として次の工程に移した。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.27分;LCMS(ES−API),m/z269.0(M−H).
【0300】
【化95】
2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(メチルチオ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(43)の合成:ヨウ化メチル(22mmol,2当量)を、5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−チオール(42)(1.5g,5.5mmol)のMeOH(10mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(メチルチオ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(43)を得た。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.994分;LCMS(ES−API),m/z285.1(M+H).
【0301】
【化96】
2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(メチルスルホニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(44)の合成:m−CPBA(4mmol,3当量)を、2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(メチルチオ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(43)(500mg,1.4mmol)のDCM(5mL)中撹拌溶液に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応物をDCMで希釈した。DCM層をNaHCO
3の飽和溶液で洗浄した。DCM層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質は、スルホン化合物ならびにスルホキシド化合物を含有していた。2種の化合物を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して分離した。LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.805分;LCMS(ES−API),m/z316.8(M+H).
【0302】
【化97】
4−((5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45)の合成:4−アミノピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(8mmol,5当量)を、2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(メチルスルホニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(44)(500mg,1.7mmol)のジオキサン(5mL)中撹拌溶液に加え、90℃で4時間加熱した。反応物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、4−((5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.049分;LCMS(ES−API),m/z437.2(M+H).
【0303】
実施例111
【化98】
4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの合成:4−((5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45)(400mg,0.9mmol)のジオキサン(10mL):H
2O(2mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(1.3mmol,1.5当量)、キサントホス(0.4mmol,0.5当量)およびNa
2CO
3(2.7mmol,3当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(0.4mmol,0.5当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを110℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルのカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を分取HPLCに供してさらに精製し、4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.00Hz,6H),1.48(s,9H),1.58−1.60(m,2H),1.96−2.06(m,4H),3.29−3.34(2H,水ピークと統合),3.61−3.64(m,1H),3.78−3.82(m,1H),4.00−4.04(m,2H),6.16(s,1H),7.53−7.58(m,2H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.37(s,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.028分;LCMS(ES−API),m/z551.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.276分;純度:98.8%.
【0304】
実施例112〜130の合成:それらの各出発物質および適当なアミンを用いて、実施例111に示される一般的製法にしたがって調製した。
【表8-1】
【表8-2】
【0305】
実施例112
3−((5−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−5−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),1.73−1.76(m,2H),3.31(1H,水ピークと統合),3.49−3.52(m,2H),3.73−3.75(m,1H),4.46−4.53(m,1H),6.29(s,1H),7.59(d,J=7.20Hz,1H),7.70(dd,J=2.00,9.40Hz,1H),7.78(bs,1H),7.95(d,J=9.20Hz,1H),8.32(s,1H),8.38(s,1H),8.77(d,J=1.60Hz,1H),9.64(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.601分;LCMS(ES−API),m/z427.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.991分;純度:93.1%.
【0306】
実施例113
(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピロリジン−2−イル)メタノール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.96−2.20(m,5H),3.59−3.83(m,5H),4.05−4.08(m,1H),6.17(s,1H),7.54(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.38(s,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.628分;LCMS(ES−API),m/z452.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.722分;純度:98.4%.
【0307】
実施例114
1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピロリジン−3−オール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),2.12−2.26(m,2H),3.55−3.58(m,1H),3.71−3.81(m,5H),4.59(bs,1H),6.17(s,1H),7.54(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.37(s,1H),8.42(d,J=2.40Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.499分;LCMS(ES−API),m/z436.2(M−H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.216分;純度:98.1%.
【0308】
実施例115
(R)−4−((5−(5−((2−フルオロ−3−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.35(d,J=6.40Hz,6H),3.60−3.86(m,5H),4.70−4.80(m,1H),6.20(s,1H),7.60(d,J=11.20Hz,2H),7.74(d,J=8.80Hz,2H),8.38(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.582分;LCMS(ES−API),m/z410.2(M−H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.648分;純度:96.6%.
【0309】
実施例116
(R)−3−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)−2−フルオロプロパン−1−オール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.35(m,6H),3.60−3.84(m,5H),4.68−4.70(m,1H),6.17(s,1H),7.52−7.59(m,2H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.35(s,1H),8.42(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.482分;LCMS(ES−API),m/z442.2(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.274分;純度:96.8%.
【0310】
実施例117
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−モルホリノ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.35(m,6H),3.58−3.60(m,4H),3.78−3.86(m,5H),6.17(s,1H),7.54(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.38(s,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.746分;LCMS(ES−API),m/z438.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.072分;純度:96.8%.
【0311】
実施例118
1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピペリジン−4−オール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.34(m,6H),1.61−1.70(m,2H),1.99−2.03(m,2H),3.39−3.42(2H,水ピークと統合),3.77−3.82(m,1H),3.88−3.94(m,3H),6.16(s,1H),7.52−7.58(m,2H),7.96−7.98(m,1H),8.37(s,1H),8.42(d,J=2.00Hz,1H),9.07(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.731分;LCMS(ES−API),m/z452.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.801分;純度:97.5%.
【0312】
実施例119
1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピペリジン−3−オール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.33−1.37(m,6H),1.64−1.66(m,2H),1.98−2.00(m,2H),3.64−3.66(m,1H),3.78−3.86(m,4H),6.20(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.91(s,1H),8.16−8.18(m,3H),9.28(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.757分;LCMS(ES−API),m/z452.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.620分;純度:89.2%.
【0313】
実施例120
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.60−1.70(m,2H),2.06−2.09(m,2H),3.50−3.59(m,2H),3.70−3.80(m,2H),3.98−4.03(m,2H),6.16(s,1H),7.53(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.33(s,1H),8.41(d,J=2.00Hz,1H),9.09(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.769分;LCMS(ES−API),m/z452.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:11.908分;純度:94.05%.
【0314】
実施例121
(1−(((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)メチル)シクロプロピル)メタノール
LCMS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.742分;LCMS(ES−API),m/z450.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.676分;純度:93.2%.
【0315】
実施例122
2−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)エタノール
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.35(m,6H),3.45−3.51(m,3H),3.75−3.81(m,3H),6.16(s,1H),7.53(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.34(s,1H),8.42(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.657分;LCMS(ES−API),m/z412.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.389分;純度:93.2%.
【0316】
実施例123
4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)−2−メチルブタン−1−オール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.89(d,J=6.80Hz,3H),1.28−1.36(m,7H),1.59−1.74(m,2H),3.25(4H,水ピークと統合),3.69−3.74(m,1H),4.46(t,J=5.20Hz,1H),6.16(s,1H),7.53(d,J=7.20Hz,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.73(t,J=5.60Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.29(s,1H),8.68(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.31(s,1H).分子量:453.57.LC/MS:保持時間:1.987分.純度:99.5%
【0317】
実施例124
3−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルアミノ)−1−フェニルプロパン−1−オール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.00Hz,6H),1.90−1.92(m,2H),3.69−3.73(m,1H),4.66−4.70(m,1H),5.31−5.32(m,1H),6.16(s,1H),7.22−7.26(m,1H),7.32−7.38(m,4H),7.52(d,J=7.20Hz,1H),7.59(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.76(t,J=5.60Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.28(s,1H),8.68(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.32(s,1H).分子量:501.61.LC/MS:保持時間:2.288分.純度:99.5%.
【0318】
実施例125
1−(2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルアミノ)エチル)シクロペンタノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.40Hz,6H),1.46−1.63(m,7H),1.71−1.72(m,2H),1.80−1.84(m,2H),3.38(2H,水ピークと統合),3.69−3.74(m,1H),4.20(s,1H),6.16(s,1H),7.53(d,J=6.80Hz,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.66(t,J=5.60Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.29(s,1H),8.68(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.31(s,1H).分子量:479.61.LC/MS:保持時間:2.245分.純度:96.5%.
【0319】
実施例126
1−(2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルアミノ)エチル)シクロペンタノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.10(d,J=6.40Hz,3H),1.24−1.29(m,6H),1.60−1.68(m,2H),1.98−2.03(m,2H),3.70−3.74(m,2H),4.52(d,J=4.80Hz,1H),6.16(s,1H),7.52(d,J=7.20Hz,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.69(t,J=5.60Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.29(s,1H),8.68(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.32(s,1H).分子量:439.54.LC/MS:保持時間:1.986分.純度:99.8%.
【0320】
実施例127
(1−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イルアミノ)メチル)シクロペンチル)メタノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.24−1.29(m,6H),1.41−1.43(m,4H),1.56−1.58(m,4H),1.98−2.01(m,2H),3.23(4H,水ピークと統合),3.69−3.74(m,1H),4.71(t,J=5.60Hz,1H),5.33(t,J=4.80Hz,1H),6.17(s,1H),7.49(d,J= Hz,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.71(t,J=6.00Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.30(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.32(s,1H).分子量:479.61.LC/MS:保持時間:2.364分.純度:99.6%.
【0321】
実施例128
5−(5−(アゼチジン−3−イルアミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.18−1.21(m,3H),1.24−1.28(m,6H),3.67−3.82(m,1H),4.02−4.20(m,4H),4.57−4.62(m,1H),6.27(s,1H),7.49−7.56(m,1H),8.12−8.14(m,1H),8.17−8.18(m,1H),8.25−8.32(m,1H),8.94−8.96(m,1H),9.19(bs,2H),9.37−9.40(m,1H),10.40(bs,1H).分子量:422.52.LC/MS:保持時間:1.504分.純度:95%.
【0322】
実施例129
2−(4−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.40Hz,6H),2.46(2H,DMSO−d
6ピークと統合),2.56(4H,DMSO−d
6ピークと統合),3.49−3.57(m,6H),3.71−3.72(m,1H),4.45(t,J=5.20Hz,1H),6.17(s,1H),7.42(d,J=6.80Hz,1H),7.58(dd,J=2.40,9.00Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.45(s,1H),8.70(d,J=2.00Hz,1H),9.15(s,1H),9.35(s,1H).分子量:480.6.LC/MS:保持時間:1.878分.純度:98.3%.
【0323】
実施例130
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−(4−(2−モルホリノエチル)ピペラジン−1−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.28(d,J=6.40Hz,6H),2.38−2.40(m,4H),2.45(4H,DMSO−d
6ピークと統合),2.55(4H,DMSO−d
6ピークと統合),3.48−3.50(m,4H),3.55−3.58(m,4H),3.69−3.72(m,1H),6.16(s,1H),7.42(d,J=7.20Hz,1H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.95(d,J=8.80Hz,1H),8.45(s,1H),8.70(d,J=2.40Hz,1H),9.15(s,1H),9.35(s,1H).分子量:549.7.LC/MS:保持時間:2.015分.純度:95.2%.
【0324】
実施例131
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンの合成:4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(実施例111)(250mg,0.3mmol)のDCM(10mL)中撹拌溶液に、−10℃にてエーテル.HCl(10mL)を加えた。反応混合物を0℃で30分間撹拌した。反応温度を室温まで徐々に昇温した。反応物を減圧下で濃縮乾固した。得られた物質を、分取HPLCに供して精製し、標題化合物、N
2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),1.90−2.00(m,2H),2.33−2.37(m,2H),3.20−3.29(m,2H),3.50−3.53(m,2H),3.87−3.93(m,2H),6.28(s,1H),7.63(dd,J=1.20,8.40Hz,1H),8.21−8.27(m,3H),9.54(bs,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.277分;LCMS(ES−API),m/z451.2(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.965分;純度:98.1%.
【0325】
実施例132
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−((1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン(実施例131)(30mg,0.06mmol)のDCM(4mL):THF(4mL)中撹拌溶液に、DIPEA(0.09mmol,1.5当量)およびDMAP(0.006mmol,0.1当量)を加え、5分間撹拌した。0℃にて塩化メシル(0.5mmol,0.8当量)を滴下した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、反応温度を室温まで昇温し、終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を10% NaHCO
3溶液で、次いで、水で洗浄した。DCM層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた物質を、分取HPLCに供して精製し、標題化合物、N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−((1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.66−1.75(m,2H),2.10−2.14(m,2H),3.027(s,3H),3.30−3.36(1H,水ピークと統合),3.56−3.60(m,1H),3.78−3.82(m,1H),4.00−4.05(m,2H),6.17(s,1H),7.53−7.57(m,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.38(s,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.501分;LCMS(ES−API),m/z529.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.771分;純度:99.7%.
【0326】
実施例133
1−(4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−イル)エタノン
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン(実施例131)(40mg,0.08mmol)のDCM(5mL):THF(5mL)中撹拌溶液に、DIPEA(0.08mmol,1.5当量)およびDMAP(0.008mmol,0.1当量)を加え、5分間撹拌した。0℃にて塩化アセチル(0.8mmol,0.8当量)を滴下した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、反応温度を室温まで昇温し、終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を10% NaHCO
3溶液で、次いで、水で洗浄した。DCM層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた物質を、分取HPLCに供して精製し、標題化合物、1−(4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)ピペリジン−1−イル)エタノンを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.57−1.66(m,2H),1.97(s,3H),2.00−2.06(m,2H),3.77−3.82(m,1H),3.93−3.98(m,1H),4.03−4.06(m,2H),6.17(s,1H),7.53−7.56(m,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.38(s,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.514分;LCMS(ES−API),m/z493.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.396分;純度:99.4%.
【0327】
【化99】
2−クロロ−5−(5−(クロロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−イソプロピルピリジン−4−アミン(46)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(500mg,2mmol)のDCM(10mL)中撹拌溶液に、Et
3N(6mmol,3当量)および2−クロロ塩化アセチル(3mmol,1.5当量)を加え、室温で4時間撹拌した。塩化トシル(3.2mmol,1.5当量)を加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を10% NaHCO
3溶液で、次いで、水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、2−クロロ−5−(5−(クロロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−イソプロピルピリジン−4−アミンを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.95分;LCMS(ES−API),m/z287.6(M+H).
【0328】
【化100】
2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(モルホリノメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(47)の合成:2−クロロ−5−(5−(クロロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−イソプロピルピリジン−4−アミン(46)(60mg,0.2mmol)をrbfに加え、rbfにモルホリン(4mL)を加え、次いで、ヨウ化カリウム(0.2mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、過剰のモルホリンを除去した。得られた粗物質を精製することなくその物として次の工程に移した。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.608分;LCMS(ES−API),m/z338.2(M+H).
【0329】
実施例134
4−((4−(イソプロピルアミノ)−5−(5−(モルホリノメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
【化101】
2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−(モルホリノメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(47)(100mg,0.2mmol)のジオキサン(5mL):H
2O(1mL)中溶液に、4−シアノアニリン(0.3mmol,1.1当量)、キサントホス(0.1mmol,0.5当量)およびNa
2CO
3(0.8mmol,3当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(0.1mmol,0.5当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを110℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、プレパラティブTLCで再精製し、4−((4−(イソプロピルアミノ)−5−(5−(モルホリノメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリルを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),2.67(t,J=4.8Hz,4H),3.77(t,J=4.4Hz,4H),3.87(q,J=6.4Hz,1H),3.94(s,2H),6.24(s,1H),7.61−7.64(m,2H),7.72(d,J=6.4Hz,1H),7.77−7.80(m,2H),8.57(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.595分;LCMS(ES−API),m/z420.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 5分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.964分;純度:95.1%.
【0330】
【化102】
3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−1−アミン(48)の合成:3−アミノプロパン−1−オール(2g,20mmol)のDCM(10mL)中撹拌溶液にイミダゾール(79mmol,3当量)を加え、室温で10分間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、塩化t−ブチルジメチルシリル(30mmol,1.2当量)を少しずつ加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、DCM層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。ELSD法 LC/MS:保持時間:1.5分;(ES−API),m/z189.7(M+H).
【0331】
【化103】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(49)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(800mg,3.5mmol)をDMF(4mL)に加えた。CDI(3.8mmol,1.1当量)を加え、室温で終夜撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、過剰のDMFを除去した。残渣をEtOAcで希釈し、EtOAc層を水で、次いで、食塩水溶液で洗浄した。EtOAc層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、さらに精製することなく、その物として次の工程に移した。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.76分;LCMS(ES−API),m/z255.6(M+H).
【0332】
【化104】
N−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジンカルボキサミド(50)の合成:5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(49)(1.2g,4mmol)および3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−1−アミン(48)(7mmol,1.5当量)をエタノール(5mL)に溶解した。反応混合物を90℃で終夜還流した。反応物を減圧下濃縮し、過剰の溶媒を除去した。得られた粗物質をさらに精製することなくその物として次の工程に移した。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:1.02分;LCMS(ES−API),m/z444.9(M+H).
【0333】
【化105】
N−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン(51)の合成:DCM(40mL)中のN−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジンカルボキサミド(50)(1g,2.2mmol)を室温で撹拌した。トリフェニルホスフィン(6mmol,3当量)、Et
3N(18mol,8当量)およびCCl
4(6mmol,3当量)を加えた。反応混合物を50℃で3時間加熱した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、N−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)−5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミンを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:1.2分;LCMS(ES−API),m/z426.9(M+H).
【0334】
【化106】
4−((5−(5−((3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル(52a)およびN2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−5−(5−((3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン(52b)の合成:それらの各出発物質および適当なアミンを用いて、実施例134の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0335】
LC/MS(化合物52a):XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.922分;LCMS(ES−API),m/z506.0(M−H).
【0336】
LC/MS(化合物52b):Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.524分;LCMS(ES−API),m/z540.2(M+H).
【0337】
実施例135
【化107】
4−((5−(5−((3−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリルの合成:THF(10mL)中のN2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−5−(5−((3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン(52a)(150mg,0.2mmol)を0℃まで冷却した。反応混合物にTBAF(THF中1M)(2当量)を加えた。反応混合物を室温まで昇温し、1時間撹拌した。反応混合物を10% NaHCO
3溶液でクエンチした。水層をEtOAcで抽出した(2回)。有機層を一緒に収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、分取HPLCに供してさらに精製し、所望の化合物、4−((5−(5−((3−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリルを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.35(d,J=6.40Hz,6H),1.89−1.96(m,2H),3.46(t,J=6.80Hz,2H),3.71(t,J=6.00Hz,2H),3.79−3.83(m,1H),6.21(s,1H),7.58−7.65(m,3H),7.73−7.76(m,2H),8.37(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.486分;LCMS(ES−API),m/z394.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.812分;純度:99.4%.
【0338】
実施例136
【化108】
3−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オールの合成:実施例135の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),1.88−1.94(m,2H),3.46(t,J=7.20Hz,2H),3.71(t,J=6.00Hz,2H),3.78−3.82(m,1H),6.16(s,1H),7.54(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.60(d,J=6.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.34(s,1H),8.42(d,J=2.00Hz,1H),9.08(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.443分;LCMS(ES−API),m/z424.2(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.157分;純度:99.1%.
【0339】
tert−ブチル (2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)エチル)カルバメート(55)の合成:
【化109】
工程1:2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−3−ヒドロキシプロパン酸(500mg,2.4mmol)および6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(2.6mmol,1.1当量)のDMF(10mL)中撹拌溶液に、DIPEA(12mmol,5当量)およびHATU(2.6mmol,1.1当量)を加え、室温で終夜撹拌した。反応物を減圧下濃縮し、過剰の存在溶媒を除去した。残渣をEtOAcで希釈し、水で、次いで、食塩水溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、tert−ブチル (1−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−3−ヒドロキシ−1−オキソプロパン−2−イル)カルバメート(53)を得た。
【0340】
工程2:DCM(10mL)中のtert−ブチル (1−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−3−ヒドロキシ−1−オキソプロパン−2−イル)カルバメート(53)(1g,2mmol)にイミダゾール(7mmol,3当量)を加え、室温で10分間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、塩化t−ブチルジメチルシリル(3.6mmol,1.5当量)を少しずつ加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、DCM層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、tert−ブチル (3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−1−オキソプロパン−2−イル)カルバメート(54)を得た。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.319分;LCMS(ES−API),m/z530.2(M+H).
【0341】
工程3:DCM(5mL)中のtert−ブチル (3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノイル)ヒドラジニル)−1−オキソプロパン−2−イル)カルバメート(54)(100mg,0.18mmol)を室温で撹拌した。トリフェニルホスフィン(0.56mmol,3当量)、Et
3N(1.5mol,8当量)およびCCl
4(0.56mmol,3当量)を加えた。反応混合物を50℃で3時間加熱した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルのカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、tert−ブチル (2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)エチル)カルバメート(55)を得た。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.567分;LCMS(ES−API),m/z512.3(M+H).
【0342】
【化110】
tert−ブチル (1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)カルバメート(56)の合成:各出発物質を用いて、実施例134の合成に示されるものと同一の製法に従った。LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.975分;LCMS(ES−API),m/z626.0(M+H).
【0343】
実施例137
【化111】
tert−ブチル (1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバメートの合成:実施例135の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.49(m,15H),3.05(bs,1H),3.79−3.86(m,1H),3.98(d,J=5.60Hz,2H),5.06(bs,1H),6.18(s,1H),7.55(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.65(d,J=7.20Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.43(d,J=2.00Hz,1H),8.52(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.654分;LCMS(ES−API),m/z512.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.518分;純度:92.3%.
【0344】
実施例138
【化112】
2−アミノ−2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)の合成:tert−ブチル (1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)カルバメート(56)(60mg,0.096mmol)をDCM(5mL)に溶解し、0℃まで冷却した。エーテル.HCl(5mL)を反応混合物に加え、0℃で10分間撹拌した。反応温度を徐々に室温まで昇温し、30分間撹拌した。反応物を減圧下濃縮した。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、所望の化合物、2−アミノ−2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)エタノールを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.39(d,J=6.40Hz,6H),3.88−3.94(m,1H),4.15(d,J=8.00Hz,2H),4.97(t,J=4.80Hz,1H),6.27(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),8.17(d,J=2.40Hz,1H),8.23(d,J=8.80Hz,1H),8.39(s,1H),9.35(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.359分;LCMS(ES−API),m/z412.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.639分;純度:98.4%.
【0345】
【化113】
5−(5−(1−アミノ−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン(57)の合成:tert−ブチル (1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)カルバメート(56)(200mg,0.3mmol)をDCM(10mL)に溶解し、−10℃まで冷却した。2,6−ルチジン(1.9mmol,6当量)を加え、15分間撹拌した。反応混合物にTBDMS−トリフラート(1.6mmol,5当量)を少しずつ滴下し、−10℃で30分間撹拌した。反応温度を室温まで徐々に昇温し、30分間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、5% クエン酸溶液を加えてクエンチした。反応混合物をDCM中に抽出した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、5−(5−(1−アミノ−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミンを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.79分;LCMS(ES−API),m/z526.9(M+H).
【0346】
【化114】
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)メタンスルホンアミド(58)の合成:実施例132の合成に示されるものと同一の製法に従った。LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.846分;LCMS(ES−API),m/z604.2(M+H).
【0347】
実施例139
【化115】
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−ヒドロキシエチル)メタンスルホンアミドの合成:実施例135の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36(d,J=6.40Hz,6H),3.06(s,3H),3.79−3.86(m,1H),4.03(d,J=6.00Hz,1H),4.97(t,J=6.00Hz,2H),6.19(s,1H),7.56(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.45(d,J=2.00Hz,1H),8.55(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.490分;LCMS(ES−API),m/z490.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.484分;純度:99.9%.
【0348】
実施例140
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンの合成
工程1:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(10)(500mg,2.1mmol)および安息香酸(2.1mmol,1当量)をDMF(10mL)に溶解した。EDC.HCl(1.5当量)、DIPEA(3当量)およびHOBT(1.5当量)を反応混合物に加え、室温で5時間撹拌した。反応物を減圧下濃縮し、過剰の存在溶媒を除去した。残渣をEtOAcで希釈し、水で、次いで、食塩水溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、N’−ベンゾイル−6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジドを得た。
【0349】
工程2:N’−ベンゾイル−6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジドの粗物質を、DCM(15mL)に溶解した。塩化トシル(1.5当量)およびトリエチルアミン(3当量)を反応混合物に加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈した。DCM層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミンを得た。
【0350】
工程3:2−クロロ−N−イソプロピル−5−(5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−4−アミン(200mg,0.6mmol)のジオキサン(10mL):H
2O(2mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(0.63mmol,1当量)、キサントホス(0.2mmol,0.4当量)およびNa
2CO
3(2.5mmol,4当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(0.2mmol,0.4当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを110℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製した。得られた物質を、分取HPLCに供してさらに精製し、N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンを得た。
【0351】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.74−3.82(m,1H),6.23(s,1H),7.56−7.57(m,1H),7.61−7.67(m,4H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.15−8.17(m,2H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),8.78(s,1H),9.18(s,1H),9.50(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:2.332分;LCMS(ES−API),m/z429.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:9.891分;純度:94.5%.
【0352】
実施例141〜148の合成:適当な出発物質を用いて、実施例140の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【表9】
【0353】
実施例141
4−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.39(d,J=6.40Hz,6H),3.84−3.87(m,1H),6.22(s,1H),7.58(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.99−8.01(m,1H),8.13−8.15(m,2H),8.33−8.35(m,2H),8.49(d,J=2.00Hz,1H),8.72(s,1H),9.10(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.881分;LCMS(ES−API),m/z508.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.774分;純度:99.5%.
【0354】
実施例142
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−5−(5−シクロヘキシル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30−1.31(m,6H),1.36−1.48(m,2H),1.57−1.70(m,3H),1.76−1.80(m,2H),2.06−2.09(m,2H),3.01−3.07(m,1H),3.72−3.77(m,1H),6.20(s,1H),7.54(d,J=7.20Hz,1H),7.60(dd,J=2.80,9.20Hz,1H),7.96−7.99(m,1H),8.52(s,1H),8.69(d,J=2.00Hz,1H),9.18(s,1H),9.43(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:2.273分;LCMS(ES−API),m/z435.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.135分;純度:98.3%.
【0355】
実施例143
5−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−(tert−ブチル)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.19(s,9H),1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.75−3.80(m,1H),6.22(s,1H),7.50(d,J=7.20Hz,1H),7.61(dd,J=2.00,9.20Hz,1H),7.73(t,J=9.20Hz,1H),7.97−7.99(m,1H),8.08(s,1H),8.42−8.45(m,1H),8.50−8.52(m,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),8.79(d,J= Hz,1H),9.18(s,1H),9.50(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:2.107分;LCMS(ES−API),m/z582.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.135分;純度:95%.
【0356】
実施例144
5−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−フルオロフェノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),3.76−3.81(m,1H),6.23(s,1H),7.40−7.44(m,1H),7.59−7.61(m,2H),7.71−7.73(m,2H),8.02(d,J=8.40Hz,1H),8.62(bs,1H),8.69(s,1H),9.22(s,1H),9.59(bs,1H),10.52(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.973分;LCMS(ES−API),m/z461.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:7.283分;純度:95.5%.
【0357】
実施例145
2−(5−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−フルオロフェノキシ)エタノール
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.80−3.83(m,3H),4.25−4.27(m,2H),4.97−5.00(m,1H),6.22(s,1H),7.47−7.55(m,2H),7.61−7.63(m,1H),7.72−7.78(m,1H),7.88−7.90(m,1H),7.90−7.99(m,1H),8.73(d,J=2.40Hz,1H),8.87(s,1H),9.18(s,1H),9.49(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.954分;LCMS(ES−API),m/z507.0(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:8.259分;純度:97.6%.
【0358】
実施例146
5−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−N−シクロプロピル−2−フルオロベンゼンスルホンアミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ0.46−0.47(m,2H),0.54−0.56(m,2H),1.15−1.25(m,1H),1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.76−3.81(m,1H),6.23(s,1H),7.51(d,J=6.80Hz,1H),7.62(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.78(t,J=8.80Hz,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.48−8.51(m,3H),8.73(d,J=1.60Hz,1H),8.80(s,1H),9.19(s,1H),9.51(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.726分;LCMS(ES−API),m/z566.0(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:8.941分;純度:96.9%.
【0359】
実施例147
5−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(d,J=6.40Hz,6H),3.76−3.81(m,1H),6.23(s,1H),7.52(d,J=7.20Hz,1H),7.61−7.64(m,1H),7.74(t,J=9.20Hz,1H),7.96−8.00(m,3H),8.32(s,1H),8.42−8.45(m,1H),8.50−8.52(m,1H),8.71(d,J=2.00Hz,1H),8.79(s,1H),9.19(s,1H),9.52(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.576分;LCMS(ES−API),m/z526.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.771分;純度:94.1%.
【0360】
実施例148
3−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.33−1.37(m,6H),3.79−3.81(m,1H),6.24(s,1H),7.60−7.63(m,3H),7.74(t,J=7.60Hz,1H),8.01(d,J=8.80Hz,1H),8.15(d,J=8.00Hz,1H),8.25(s,1H),8.30(d,J=7.60Hz,1H),8.63−8.65(m,2H),8.80(s,1H),9.22(s,1H),9.60(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.839分;LCMS(ES−API),m/z470.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.51分;純度:91.1%.
【表10】
【0361】
工程1:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(2)のジオキサン(5mL):H
2O(1mL)中溶液に、4−フルオロアニリン(1当量)、キサントホス(0.4当量)およびNa
2CO
3(4当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(0.4当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを115℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、C−4およびC−6置換された化合物61を得た。
【0362】
工程2:61のエタノール(10mL)中撹拌溶液に、ヒドラジン水和物(3mL)を加え、80℃で3時間還流した。反応混合物を冷却し、濃縮し、粗化合物を得た。得られた残渣を、ジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、ヒドラジド誘導体化合物、6−((4−フルオロフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(62)を得た。
【0363】
工程3:6−((4−フルオロフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ニコチノヒドラジド(91)(100mg)およびPTSA(10mg)のオルト酢酸トリメチル(5mL)中溶液を100℃で終夜加熱した。反応混合物を濃縮し、EtOAcで希釈した。有機層を、飽和NaHCO
3溶液、水および食塩水溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、N2−(4−フルオロフェニル)−N4−イソプロピル−5−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミン(実施例149)を得た。
【0364】
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.00Hz,6H),2.57(3H,DMSO−d
6ピークと統合),3.69−3.82(m,1H),6.08(s,1H),6.96−7.21(m,2H),7.60−7.63(m,3H),8.39(s,1H),9.20(bs,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.673分;LCMS(ES−API),m/z328.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.545分;純度:91.05%.
【0365】
実施例150
N2−(4−フルオロフェニル)−N4−イソプロピル−5−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2,4−ジアミンの合成:実施例149の合成に示されるものと同一の製法に従った。オルト酢酸トリメチルをオルトギ酸トリメチルに代えて、所望の化合物を得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),3.70−3.75(m,1H),6.09(s,1H),7.10−7.14(m,2H),7.51−7.53(m,1H),7.63−7.66(m,2H),8.47(s,1H),9.16(s,1H),9.24(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.663分;LCMS(ES−API),m/z314.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.44分;純度:97.9%.
【0366】
【化116】
C−6置換された5−(4−(イソプロピルアミノ)−ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(65)の合成:一般式64の化合物をDCMに溶解し、トリエチルアミン(3当量)を加え、0℃まで冷却した。塩化メチルオキサリル(1.2当量)を反応混合物に滴下し、反応混合物を室温で6時間撹拌した。塩化トシル(2当量)を反応混合物に加え、室温で終夜撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3溶液でクエンチし、DCM中に抽出した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:DCMを用いてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)に供して精製し、C−6置換された5−(4−(イソプロピルアミノ)−ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチルを得た。
【0367】
実施例151
【化117】
5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミドの合成:5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(95の誘導体)のMeOH(10mL)中溶液を−10℃まで冷却し、NH
3(g)を反応混合物によって5分間パージした。反応物を、密封状態にて80℃で4時間加熱した。0℃まで冷却し、rbfに移し、濃縮した。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、所望の化合物、5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36−1.38(m,6H),3.82−3.86(m,1H),6.19(s,1H),7.57(dd,J=2.00,9.00Hz,1H),7.68(d,J=7.20Hz,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),8.66(s,1H),9.10(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.465分;LCMS(ES−API),m/z396.2(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.45分;純度:95.2%.
【0368】
実施例152および153の合成:適当な出発物質を用いて、実施例151の合成に示される製法にしたがって調製した。
【表11】
【0369】
実施例152
(S)−5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((1−ヒドロキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ2.90−2.95(m,1H),3.02−3.07(m,1H),3.66−3.74(m,2H),3.85−3.87(m,1H),6.19(s,1H),7.14−7.26(m,5H),7.53(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.98−8.02(m,1H),8.36(d,J=2.40Hz,1H),8.62(s,1H),9.12(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.682分;LCMS(ES−API),m/z488.4(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.579分;純度:88.1%.
【0370】
実施例153
5−(6−((3,3−ジフルオロ−1−メチル−2−オキソインドリン−5−イル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),3.18(s,3H),3.70−3.77(m,1H),6.09(s,1H),7.19(d,J=8.40Hz,1H),7.52(bs,1H),7.68(d,J=8.80Hz,1H),8.14(s,1H),8.26(s,1H),8.58−8.61(m,2H),9.47(bs,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.75分;LCMS(ES−API),m/z444.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.321分;純度:98.4%.
【表12】
【0371】
実施例154
【化118】
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタノールの合成:5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(200mg)のTHF(10mL):MeOH(10mL)中溶液を0℃まで冷却した。反応混合物にLiBH
4(3当量)を少しずつ加え、0℃で30分間撹拌した。反応温度を室温まで徐々に昇温し、30分間撹拌した。反応物を氷片でクエンチした。反応物を減圧下濃縮した。得られた残渣をEtOAcで希釈した。有機層を水で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、所望の化合物、(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタノールを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ657.15(d,J=524681.20Hz,6H),3.71−3.79(m,1H),4.71(d,J=6.40Hz,2H),5.93(t,J=6.40Hz,1H),6.21(s,1H),7.36−7.38(m,1H),7.52(d,J=7.20Hz,1H),7.61(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.49(s,1H),8.65(d,J=2.00Hz,1H),9.17(s,1H),9.44(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.454分;LCMS(ES−API),m/z383.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.528分;純度:85.66%.
【0372】
実施例155
2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)エタノールの合成:適当な出発物質を用いて、実施例154の合成に示されるものと同一の製法に従った。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36(d,J=6.40Hz,6H),3.17(t,J=6.40Hz,2H),3.79−3.85(m,1H),4.03(t,J=6.40Hz,2H),6.18(s,1H),7.56(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.45(d,J=2.00Hz,1H),8.52(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.641分;LCMS(ES−API),m/z396.9(M−H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.196分;純度:97%.
【0373】
実施例156
2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)プロパン−2−オールの合成:5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(150mg)の乾テトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、−78℃にて臭化メチルマグネシウム(3当量)(ジエチルエーテル中3.0M)を加えた。反応混合物を2時間かけて最大25℃まで昇温した。反応混合物を0℃まで冷却し、飽和水性NH
4Cl溶液を滴下してクエンチした。酢酸エチルで抽出し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗生成物を得、それを、溶出液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてフラッシュカラムに供して精製し、2−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)プロパン−2−オールを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.30(d,J=6.40Hz,6H),1.61(s,6H),3.71−3.79(m,1H),5.89(s,1H),6.20(s,1H),7.51(d,J=6.80Hz,1H),7.60(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.97(d,J=8.80Hz,1H),8.54(s,1H),8.68(d,J=2.40Hz,1H),9.17(s,1H),9.45(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.788分;LCMS(ES−API),m/z409.2(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:11.704分;純度:98.6%.
【0374】
【化119】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(66)の合成:化合物番号65の合成に示されるものと同一の製法に従った。LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.821分;LCMS(ES−API),m/z297.2(M+H).
【0375】
【化120】
(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(モルホリノ)メタノン(67)の合成:5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボン酸メチル(66)(150mg,0.51mmol)のモルホリン(1mL)およびMeOH(1mL)中溶液を、80℃で2時間加熱した。反応物を減圧下濃縮した。得られた粗物質を、ジエチルエーテルでトリチュレートし、濾過し、所望の化合物、(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(モルホリノ)メタノンを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.88分;LCMS(ES−API),m/z352.7(M+H).
【表13】
【0376】
実施例157
【化121】
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(モルホリノ)メタノンの合成:(5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(モルホリノ)メタノンのジオキサン(5mL):H
2O(1mL)中溶液に、6−アミノベンゾチアゾール(1.2当量)、キサントホス(0.5当量)およびNa
2CO
3(3当量)を加え、10分間脱気した。反応混合物にPd
2(dba)
3(0.5当量)を加え、再度10分間脱気した。次いで、それを115℃で終夜加熱した。反応物を冷却し、短いセライト層に通して濾過した。得られた濾液を濃縮し、粗物質を得た。粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(230〜400メッシュ)に供して精製した。それを、さらに分取HPLCに供して精製し、標題化合物を得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.31−1.38(m,6H),3.81−3.86(m,7H),4.19−4.22(m,2H),6.19(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.60Hz,1H),7.66−7.68(m,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),8.63(s,1H),9.10(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.604分;LCMS(ES−API),m/z463.8(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.224分;純度:98.3%.
【0377】
実施例158〜167の合成:適当なアミンを用いて、実施例157に示されるものと同一の方法に従った。
【0378】
実施例158
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),1.63−1.73(m,2H),1.97−2.06(m,2H),3.74−3.87(m,4H),4.15−4.16(m,1H),6.19(s,1H),7.56(dd,J=2.00,7.20Hz,1H),7.67(d,J=7.20Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.48(s,1H),8.62(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.48分;LCMS(ES−API),m/z480.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.95分;純度:98.8%.
【0379】
実施例159
4−((4−(イソプロピルアミノ)−5−(5−(ピペラジン−1−カルボニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),3.23−3.32(m,4H),3.76−3.81(m,1H),3.89(m,2H),4.22(m,2H),6.29(s,1H),7.55−7.57(m,1H),7.70−7.72(m,2H),7.88−7.90(m,2H),8.55(s,1H),8.81(bs,1H),9.81(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.552分;LCMS(ES−API),m/z431.2(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.062分;純度:96.8%.
【0380】
実施例160
4−((5−(5−(4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),1.43−1.51(m,2H),1.84−1.86(m,2H),3.37−3.43(m,1H),3.58−3.64(m,1H),3.76−3.85(m,2H),3.98−4.04(m,1H),4.12−4.18(m,1H),4.86(d,J=4.00Hz,1H),6.27(s,1H),7.57(d,J=6.80Hz,1H),7.70−7.72(m,2H),7.87−7.89(m,2H),8.53(s,1H),9.76(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.552分;LCMS(ES−API),m/z448.0(M+H).HPLC:XBridge(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.235分;純度:99.6%.
【0381】
実施例161
(4−アミノピペリジン−1−イル)(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.00Hz,6H),1.62−1.76(m,2H),2.14−2.20(m,2H),3.04−3.10(m,1H),3.33−3.51(4H,水ピークと統合),3.83−3.86(m,1H),6.20(s,1H),7.57(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),8.00(d,J=8.80Hz,1H),8.47(d,J=2.00Hz,1H),8.63(s,1H),9.11(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.434分;LCMS(ES−API),m/z479.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.613分;純度:99.4%.
【0382】
実施例162
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メタノン
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36−1.38(m,6H),1.62−1.68(m,2H),2.00−2.03(m,2H),3.49−3.55(m,1H),3.75−3.86(m,2H),3.96−4.01(m,1H),4.18−4.24(m,1H),4.41−4.47(m,1H),6.19(s,1H),7.56(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.67(d,J=7.20Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),8.62(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.494分;LCMS(ES−API),m/z480.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.723分;純度:97.5%.
【0383】
実施例163
5−(6−((4−シアノフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37−1.39(m,6H),3.50−3.60(m,1H),3.75−3.84(m,4H),6.24(s,1H),7.62−7.64(m,2H),7.80−7.82(m,2H),7.92(s,1H),8.70(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.58分;LCMS(ES−API),m/z406.2(M−H).HPLC:Purospher RP18(4.6x150mm),3μ;溶媒A=20mM NH4COOAc;溶媒=ACN;流速:1.0mL/分;保持時間:8.905分;純度:95.7%.
【0384】
実施例164
5−(6−((4−シアノフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシプロピル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),3.50−3.68(m,4H),3.70−3.80(m,1H),4.61−4.77(m,1H),5.05(t,J=5.60Hz,1H),6.26(s,1H),7.49(d,J=7.20Hz,1H),7.69−7.71(m,2H),7.86−7.89(m,2H),8.66(s,1H),9.40(t,J=6.00Hz,1H),9.77(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.389分;LCMS(ES−API),m/z440.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.446分;純度:95.2%.
【0385】
実施例165
4−((5−(5−(4−アミノピペリジン−1−カルボニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),1.42−1.58(m,2H),1.97−2.04(m,2H),3.01−3.07(m,1H),3.31−3.38(2H,水ピークと統合),3.74−3.82(m,1H),4.42−4.52(m,2H),6.28(s,1H),7.05(bs,2H),7.54−7.56(m,1H),7.69−7.71(m,2H),7.87−7.89(m,2H),8.52(s,1H),9.80(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.289分;LCMS(ES−API),m/z447.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.118分;純度:99.2%.
【0386】
実施例166
5−(6−((4−シアノフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.00Hz,6H),1.69−1.76(m,2H),3.31−3.40(2H,水ピークと統合),3.47−3.52(m,2H),3.73−3.79(m,1H),4.53−4.55(m,1H),6.26(s,1H),7.50(d,J=7.20Hz,1H),7.69−7.71(m,2H),7.86−7.89(m,2H),8.65(s,1H),9.15−9.20(m,1H),9.77(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.733分;LCMS(ES−API),m/z420.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.282分;純度:97.2%.
【0387】
実施例167
5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキサミド
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.36(d,J=6.40Hz,6H),3.00(s,3H),3.79−3.87(m,1H),6.19(s,1H),7.56(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.66−7.67(m,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.47(d,J=2.40Hz,1H),8.65(s,1H),9.09(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.515分;LCMS(ES−API),m/z410.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.921分;純度:97.3%.
【0388】
実施例168
4−((5−(5−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−2−イル)アミノ)ベンゾニトリル
実施例157の合成に示されるものと同様の製法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),2.06(s,3H),3.59−3.81(m,7H),3.94−4.02(m,2H),6.28(s,1H),7.55−7.57(m,1H),7.69−7.71(m,2H),7.86−7.89(m,2H),8.54(s,1H),9.79(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.576分;LCMS(ES−API),m/z473.0(M−H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.646分;純度:97.9%.
【0389】
実施例169
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボニル)ピペリジン−4−イル)アセトアミド
実施例157の合成に示されるものと同様の製法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.37(d,J=6.40Hz,6H),1.53−1.65(m,2H),1.97(s,3H),2.08−2.20(m,2H),3.14−3.21(m,1H),3.48−3.54(m,1H),3.82−3.86(m,1H),4.04−4.05(m,1H),4.56−4.59(m,1H),4.74−4.86(1H,CD
3ODピークと統合),6.19(s,1H),7.57(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.99(d,J=8.80Hz,1H),8.48(d,J=2.00Hz,1H),8.62(s,1H),9.10(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.487分;LCMS(ES−API),m/z521.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.617分;純度:91.6%.
【0390】
実施例170
N−(1−(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボニル)ピペリジン−4−イル)メタンスルホンアミド
実施例157の合成に示されるものと同様の製法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.32(d,J=6.40Hz,6H),1.43−1.59(m,2H),1.95−2.02(m,2H),2.98(s,3H),3.13−3.19(m,1H),3.42−3.56(m,2H),3.74−3.82(m,1H),4.29−4.33(m,1H),4.40−4.43(m,1H),6.22(s,1H),7.25(d,J=7.20Hz,1H),7.51(d,J=6.80Hz,1H),7.62(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.98−8.00(m,1H),8.53(s,1H),8.66(d,J=2.00Hz,1H),9.19(s,1H),9.52(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.557分;LCMS(ES−API),m/z557.0(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:7.261分;純度:98.07%.
【0391】
【化122】
2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸エチル(69)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸(2)のDCM(15mL)中撹拌溶液を0℃まで冷却し、塩化オキサリル(2当量)を加え、次いで、2滴のDMFを加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、過剰の塩化オキサリルを除去した。インサイチュ生成された、塩化アシルをDCMに溶解し、エチル 2−アミノオキサメート(1.5当量)およびEt
3N(5当量)のDCM中冷却撹拌溶液に滴下した。反応温度を室温まで徐々に昇温し、2時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水で、次いで、食塩水溶液で洗浄した。DCM層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸エチルの粗物質をさらに精製することなくその物として次の工程に移した。
【0392】
【化123】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸エチル(69)の合成:2−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアミド)−2−(ヒドロキシイミノ)アセテート(68)(800mg)のDMF(15mL)中溶液を、150℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮した。得られた粗物質を、MeOH:DCMを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸エチルを得た。
【0393】
【化124】
5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキサミド(70)の合成:実施例87の合成に示されるものと同一の製法に従った。
【0394】
実施例171
【化125】
5−(6−((4−シアノフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキサミドの合成:5−(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキサミド(70)(200mg,0.7mmol)のNMP(2mL)中溶液を、ジオキサン.HCl(4mL)で処理し、密封状態にて150℃で終夜加熱した。反応混合物をEtOAcで希釈し、氷冷水でクエンチした。次いで、EtOAc層を飽和NaHCO
3溶液で洗浄した。有機層を収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、5−(6−((4−シアノフェニル)アミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.42(d,J=6.80Hz,6H),3.89−3.95(m,1H),6.33(s,1H),7.64−7.66(m,2H),7.76−7.78(m,2H),8.71(s,1H).LC/MS:XBridge Phe 8,4.6x30mm,3.5μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.543分;LCMS(ES−API),m/z364.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:6.744分;純度:98.4%.
【0395】
実施例172
【化126】
2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(2,3−ジヒドロキシプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)チアゾール−4−カルボキサミドの合成:実施例172を、適当な置換を用いて、実施例24と同様の方法で調製した。
【0396】
【化127】
1H NMR[2−(4−(アリルアミノ)−6−クロロピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸エチル(71)]:400MHz,DMSO−d
6:δ1.34(t,J=7.20Hz,3H),4.02−4.05(m,2H),4.35(q,J=6.80Hz,2H),5.28(dd,J=1.20,10.60Hz,1H),5.45(dd,J=1.20,17.40Hz,1H),5.98−6.07(m,1H),6.86(s,1H),8.61(d,J=4.80Hz,1H),9.31−9.33(m,1H).
【0397】
【化128】
LC/MS[2−(4−(アリルアミノ)−6−クロロピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(72)]:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.72分;LCMS(ES−API),m/z296.3(M+H).
【0398】
【化129】
LC/MS[N−アリル−2−(4−(アリルアミノ)−6−クロロピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(73)]:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.83分;LCMS(ES−API),m/z335.4(M+H).
【0399】
【化130】
LC/MS[N−アリル−2−(4−(アリルアミノ)−6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(74)]:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.74分;LCMS(ES−API),m/z449.3(M+H).
【0400】
N−アリル−2−(4−(アリルアミノ)−6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(74)(90mg,0.201mmol)のアセトン(7mL)と水(2mL)の混合溶媒中撹拌溶液に、−78℃にて四酸化オスミウム(6.37mmol,0.032当量)を加えた。10分間撹拌した後、反応混合物にN−メチルモルホリンオキシド(NMO)(1.204mmol,6当量)を30分間隔で2回に分けて加えた。反応混合物をひとつまみ量のNaHSO
3でクエンチし、濃縮し、粗物質を得た。得られた粗物質を、分取HPLCに供して精製し、標題化合物、2−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ)ピリジン−3−イル)−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)チアゾール−4−カルボキサミドを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ3.25(2H,水ピークと統合),3.85(3H,水ピークと統合),3.44−3.53(m,3H),3.66−3.68(m,1H),3.89−3.92(m,1H),4.67(s,1H),4.91−5.01(m,2H),5.45(s,1H),6.14(s,1H),7.59(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.96(d,J=8.80Hz,1H),8.09−8.16(m,2H),8.51(s,1H),8.70(d,J=2.40Hz,1H),8.99−9.03(m,1H),9.16(s,1H),9.37(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.205分;LCMS(ES−API),m/z517.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:8.085分;純度:96.2%.
【0401】
【化131】
(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)メタノール(75)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチン酸エチル(2)(1g,4.12mmol)の乾DCM(30mL)中撹拌溶液に、−78℃にてDIBAL−H(8.24mmol,2当量)(DCM中1.0M)を滴下した。反応混合物を−78℃で2時間撹拌し、反応温度を1時間かけて最大−10℃まで徐々に昇温した。反応混合物を、酒石酸ナトリウムカリウムの飽和溶液でクエンチし、室温で撹拌した。反応混合物を短いセライト層に通して濾過した。濾液を食塩水溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗アルコールを得た。得られた粗物質を、溶出液としてMeOH:CHCl
3を用いてシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーに供して精製し、(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)メタノールを得た。LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:0.806分;LCMS(ES−API),m/z201.0(M+H).
【0402】
【化132】
6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアルデヒド(76)の合成:DMSO(13.43mmol,3.5当量)の乾DCM(30mL)中撹拌溶液に、−78℃にて塩化オキサリル(11.51mmol,3当量)を加えた。20分間撹拌した後、(6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)メタノール(75)(770mg,3.84mmol)を、−78℃にて上記反応混合物に加え、2時間撹拌した。反応混合物を−20℃まで昇温し、5分かけてEt
3N(19.19mmol,5当量)を滴下した。反応混合物を30分かけて0℃まで昇温し、氷片で、次いで、10% NaHCO
3溶液でクエンチした。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2回)。有機層を一緒に収集し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗アルデヒドを得た。得られた粗物質を、溶出液としてEtOAc:石油エーテルを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供して精製し、所望の化合物、6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアルデヒドを得た。LC/MS:Acquity BEH C18 2.1x50mm,1.8μ;溶媒A=水中0.1% TFA;溶媒B=ACN中0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間;保持時間:0.76分;LCMS(ES−API),m/z199.26(M+H).
【0403】
【化133】
2−クロロ−N−イソプロピル−5−(オキサゾール−5−イル)ピリジン−4−アミン(77)の合成:6−クロロ−4−(イソプロピルアミノ)ニコチンアルデヒド(76)(200mg,1.007mmol)のMeOH(10mL)中撹拌溶液に、TOSMIC(1.208mmol,1.2当量)およびK
2CO
3(2.014mmol,2当量)を加え、4時間還流した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた残渣をDCMに溶解し、水で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗オキサゾール化合物を得た。粗物質を、プレパラティブTLC(40% EtOAC:石油エーテルで溶出)に供して精製し、2−クロロ−N−イソプロピル−5−(オキサゾール−5−イル)ピリジン−4−アミンを得た。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.19(d,J=6.40Hz,6H),3.80−3.85(m,1H),5.98(d,J=8.00Hz,1H),6.76(s,1H),7.52(s,1H),8.09(s,1H),8.50(s,1H).
【0404】
実施例173
【化134】
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4−イソプロピル−5−(オキサゾール−5−イル)ピリジン−2,4−ジアミンの合成.化合物3の合成に示される製法に従った。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.25(d,J=6.40Hz,6H),3.63−3.70(m,1H),5.39(d,J=7.60Hz,1H),6.16(s,1H),7.36(s,1H),7.58(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.94(d,J=8.80Hz,1H),8.07(s,1H),8.42(s,1H),8.72(d,J=2.00Hz,1H),9.14(s,1H),9.23(s,1H) LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.379分;LCMS(ES−API),m/z352.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μL/分;保持時間:5.518分;純度:99.4%.
【0405】
実施例174
(2S,3S)−3−((2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピリジン−4−イル)アミノ)−3−フェニルプロパン−1,2−ジオール
【化135】
工程1:4,6−ジクロロニコチノニトリル(760mg,4.39mmol)、(2S,3S)−3−アミノ−3−フェニルプロパン−1,2−ジオール(780mg,4.66mmol)(Pico,Anna;Moyano,Albert ARKIVOC(Gainesville,FL,United States)(2007),(4),132−156)およびDIPEA(921μL,5.27mmol)のDMA(4393μL)中混合物を50℃で2.5時間撹拌し、その後、LCMSは反応が約98%終了したことを示した。容器を室温まで冷却し、暗色の溶液を酢酸エチルと水の間に分離した。有機部分を水で洗浄し、合わせた水層を酢酸エチルで抽出した。有機物を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。混合物を2mLのDCMに溶解し、5〜100% EA/ヘプタンを用いて40G ISCOカラムに供して精製した。濃縮した後、単離物01および02として位置異性体を収集した。
【化136】
【0406】
工程2:6−クロロ−4−((1S,2S)−2,3−ジヒドロキシ−1−フェニルプロピルアミノ)ニコチノニトリル(0.108g,0.356mmol)、ベンゾ[d]チアゾール−6−アミン(0.187g,1.244mmol)およびNMP(1.422mL)の混合物を、マイクロ波反応器中にて150℃で1時間撹拌した。容器を室温まで冷却し、水で希釈し、濾過した。ブフナー漏斗上で乾燥した後、帯黄色の固形物として6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((1S,2S)−2,3−ジヒドロキシ−1−フェニルプロピルアミノ)ニコチノニトリル(0.122g,0.292mmol,収率82%)を得た。LC−MS(m/z,M+1=418),Waters sunfire 4.6x50mm C18 5μm 4分/1分の保持時間 0〜100%(A−B) A=10% MeOH−90% 水−0.1% TFA,B=90% MeOH−10% 水−0.1% TFA RT=2.06.
【化137】
【0407】
工程3:長い反応管中に、6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((1S,2S)−2,3−ジヒドロキシ−1−フェニルプロピルアミノ)ニコチノニトリル(0.075g,0.180mmol)、THF(0.898mL)およびヒドラジン(1.692mL,53.9mmol)を加えた。反応物を16時間95℃まで加熱した。反応物を冷却し、濃縮した。MeOH(0.898mL)、ホルムアルデヒド(0.025mL,0.898mmol)およびオルトギ酸トリメチル(0.099mL,0.898mmol)を加え、反応物を室温で終夜撹拌した。混合物を濃縮し、DMFで希釈し、濾過した。10分かけて40〜100% MeOH/水/TFAを用いてHPLCに供して精製した。濃縮した後、白色の固形物として(2S,3S)−3−(2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピリジン−4−イルアミノ)−3−フェニルプロパン−1,2−ジオール,TFA(0.004g,6.63μmol,収率3.69%)を得た。LC−MS(m/z,M+1=460),Waters sunfire 4.6x50mm C18 5μm 4分/1分の保持時間 0〜100%(A−B) A=10% MeOH−90% 水−0.1% TFA,B=90% MeOH−10% 水−0.1% TFA RT=2.2.1H NMR(400MHz,メタノール−D3)d9.32(s,1H),8.64(s,1H),8.44(s,1H),8.09(d,J=8.8Hz,1H),7.84(d,J=2.2Hz,1H),7.39−7.22(m,7H),5.98(s,1H),4.75(d,J=4.0Hz,1H),4.11−4.04(m,1H),3.50−3.42(m,1H),3.41−3.34(m,1H).
【0408】
実施例175
4−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)ベンズアミド
【化138】
実施例175を、スキーム5に示される一般的方法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.29(d,J=6.40Hz,6H),3.71−3.76(m,1H),4.41(s,2H),6.18(s,1H),7.34(s,1H),7.47−7.50(m,3H),7.58(dd,J=2.00,8.80Hz,1H),7.87−7.89(m,2H),7.95−7.97(m,2H),8.45(s,1H),8.67(d,J=2.00Hz,1H),9.17(s,1H),9.43(s,1H).LC/MS:Ascentis Express C18,5x2.1mm,2.7μm;溶媒A=2% ACN:98% H
2O:10mM NH
4COOH;溶媒B=98% ACN:2% H
2O:10mM NH
4COOH;グラジエント 0〜100% B 1.5分間;保持時間:1.78分;LCMS(ES−API),m/z486.0(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.103分;純度:97.6%.
【0409】
実施例176
N6’−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N4’−イソプロピル−6−メトキシ−[2,3’−ビピリジン]−4’,6’−ジアミン
【化139】
工程1:2−クロロ−5−ヨード−N−イソプロピルピリジン−4−アミン(0.25g,0.843mmol)、K
2CO
3(0.350g,2.53mmol)、6−メトキシピリジン−2−ボロン酸ピナコールエステル(0.396g,1.68mmol)およびPdCl
2(dppf)(0.069g,0.084mmol)を密封管に加え、DMF(3mL)に溶解した。反応物を、N
2を用いて完全にパージして、密封した。反応物を90℃で2時間加熱した。反応物を水で希釈し、酢酸エチル(3x20mL)で抽出し、乾燥した。有機層を合わせて、濃縮した。残渣を、事前に行った実験の結果物と合わせて、カラムクロマトグラフィーに供して精製し、オフホワイト色の固形物を得た(300mg)。
【0410】
工程2:密封管中で、6’−クロロ−N−イソプロピル−6−メトキシ−[2,3’−ビピリジン]−4’−アミン(25mg,0.090mmol)、6−アミノベンゾチアゾール(20.28mg,0.135mmol)、BINAP(1.121mg,1.800μmol)、ナトリウム tert−ブトキシド(26.0mg,0.270mmol)をトルエン(1ml)に溶解し、5分間N
2を用いて完全にパージした。Pd
2(dba)
3(3.3mg,3.6μmol)を加え、反応物を再度5分間N
2を用いてパージした。圧力管を密封し、110℃で終夜加熱した。反応物を室温まで冷却し、セライト層に通して、DCMで洗浄した。濾液を濃縮し、10mLの水に溶解し、DCM(3x8mL)で抽出した。有機層を合わせて、乾燥し、濃縮し、プレパラティブHPLCに供して精製し、実施例176を得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.33(d,J=6.40Hz,6H),3.74−3.80(m,1H),3.99(s,3H),6.17(s,1H),6.71(d,J=8.00Hz,1H),7.34(d,J=7.60Hz,1H),7.52(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.75(t,J=8.00Hz,1H),7.98(d,J=8.80Hz,1H),8.23(s,1H),8.34(s,1H),9.07(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.713分;LCMS(ES−API),m/z392.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:7.274分;純度:98.1%.
【0411】
実施例177
N2−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−5−(1H−インダゾール−6−イル)−N4−イソプロピルピリジン−2,4−ジアミン
【化140】
工程1:アセトニトリル(2mL)中の2−クロロ−5−ヨード−N−イソプロピルピリジン−4−アミン(.15g,0.506mmol)に、Na
2CO
3(0.161g,1.518mmol)を加え、次いで、1H−インダゾール−5−ボロン酸ピナコールエステル(0.124g,0.508mmol)およびテトラキストリフェニルホスフィンPd(0)(0.026g,0.023mmol)を加えた。反応物を完全に脱気し、110℃で2時間マイクロ波照射した。反応混合物を濃縮し、アセトニトリルを除去し、水(10mL)を加え、酢酸エチル(3回x10mL)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し、カラムクロマトグラフィーに供して精製した。該反応を3回行い、30mgを得、それを次の工程にて直接用いた。
【0412】
工程2:マイクロ波バイアル中で、ジオキサン(1ml)中の2−クロロ−5−(1H−インダゾール−5−イル)−N−イソプロピルピリジン−4−アミン(30mg,0.105mmol)に、キサントホス(48.4mg,0.084mmol)、炭酸セシウム(102mg,0.314mmol)、6−アミノベンゾチアゾール(18.8mg,0.126mmol)およびPd
2(dba)
3(38.3mg,0.042mmol)を加え、10分間N
2を用いて完全にパージした。反応物を150℃で3時間マイクロ波照射した。粗物質をセライト層に通して濾過し、濾液を濃縮し、ジオキサンを除去し、次いで、10mLの水を加え、DCM(3回x8mL)で抽出した。有機層を合わせて、乾燥し、濃縮した。粗物質を、最初に分取TLCに付して精製し、次いで、プレパラティブHPLCに供して精製し、実施例177を得た。
1H NMR:400MHz,CD
3OD:δ1.20(d,J=6.40Hz,6H),3.70−3.73(m,1H),6.20(s,1H),7.41(dd,J=1.60,8.80Hz,1H),7.52(dd,J=2.40,8.80Hz,1H),7.67−7.69(m,2H),7.79(dd,J=0.80,1.20Hz,1H),7.98(d,J=9.20Hz,1H),8.13(s,1H),8.33(d,J=2.00Hz,1H),9.07(s,1H).LC/MS:ZORBAX SB C18,4.6x50mm,5μm;溶媒A=10% MeOH:90% H
2O:0.1% TFA;溶媒B=90% MeOH:10% H
2O:0.1% TFA;グラジエント 0〜100% B 2分間(3分の実行時間);保持時間:1.482分;LCMS(ES−API),m/z401.2(M+H).HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.211分;純度:99.3%.
【0413】
実施例178
3−((5−(4−(イソプロピルアミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール
【化141】
実施例178を、スキーム5に示される一般的製法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31(d,J=6.40Hz,6H),1.73−1.76(m,2H),3.33(2H,水ピークと統合),3.48−3.52(m,2H),3.74−3.75(m,1H),4.49−4.51(m,1H),6.27(s,1H),7.59(d,J=7.20Hz,1H),7.77(t,J=5.60Hz,1H),7.90−7.97(m,2H),8.37(s,1H),8.68−8.69(m,2H),8.79(d,J=2.00Hz,1H),9.66(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.374分;LCMS(ES−API),m/z421.2(M+H).HPLC:XBridge Phenyl(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 30分間(36分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:10.606分;純度:97.8%.
【0414】
実施例179
【化142】
実施例179を、スキーム5に示される一般的方法にしたがって調製した。
1H NMR:400MHz,DMSO−d
6:δ1.31(d,J=6.40Hz,6H),1.74−1.77(m,2H),3.32(2H,水ピークと統合),3.52−3.53(m,2H),3.72−3.77(m,1H),4.50−4.53(m,1H),6.25(s,1H),7.57(d,J=7.20Hz,1H),7.75(t,J=5.60Hz,1H),7.92(d,J=9.20Hz,1H),8.04−8.07(m,1H),8.37(s,1H),8.66(d,J=2.40Hz,1H),9.09(s,1H),9.44(s,1H),9.63(s,1H).LC/MS:Purospher@star RP−18,4x55mm,3μm;溶媒A=10% ACN:90% H
2O:20mM NH
4OAc;溶媒B=90% ACN:10% H
2O:20mM NH
4COOAc;グラジエント 0〜100% B 1.5分間(3.2分の実行時間);保持時間:1.337分;LCMS(ES−API),m/z419.2(M−H).HPLC:Eclipse XDB C18(150x4.6mm) 5μ;溶媒A=水中20mM NH
4OAc;溶媒B=ACN;グラジエント 0〜100% B 23分間;流速=1.0ml/分;保持時間:14.52分;純度:95.4%.
【0415】
表13に示される化合物を、必要に応じて適当に試薬を置き換えて、実施例2の調製に用いられる一般的方法にしたがって調製し、以下の実施例を得た。
【表14】
【0416】
実施例180
(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)(5−(4−(イソプロピルアミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン,20mg
LC/MS:m/z477.2(M+H);HPLC:Eclipse XDB C18(150x4.6mm) 5μ;溶媒A=水中20mM NH
4OAc;溶媒B=ACN;グラジエント 0〜100% B 23分間;流速=1.0ml/分;保持時間:14.52分;純度:97%.
【0417】
実施例181
(R)−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)(5−(4−(イソプロピルアミノ)−6−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン,20mg
LC/MS:m/z465.2(M+H);HPLC:HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:5.30分;純度:99.8%.
【0418】
実施例182
(R)−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)(5−(6−(イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルアミノ)−4−(イソプロピルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メタノン,20mg
LC/MS:m/z466.2(M+H);HPLC:HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:7.77分;純度:99.3%.
【0419】
さらなる化合物(実施例183〜186)を、実施例2に示される方法にしたがって調製した。
【0420】
実施例183
(5−(4−(シクロブチルアミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン,25mg
【化143】
LC/MS:m/z489.2(M+H);HPLC:HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:5.74分;純度:95.9%.
【0421】
実施例184
(5−(4−(シクロプロピルアミノ)−6−(キノリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン.
【化144】
LC/MS:m/z473.9(M+H);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 15分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:8.95分;純度:99.1%.
【0422】
実施例185
(5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン,8mg
【化145】
LC/MS:m/z524.0(M+H);HPLC:Eclipse XDB C18(150x4.6mm) 5μ;溶媒A=水中20mM NH
4OAc;溶媒B=ACN;グラジエント 0〜100% B 23分間;流速=1.0ml/分;保持時間:7.63分;純度:94.3%.
【0423】
実施例186
(5−(4−((2−フルオロシクロペンチル)アミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン,1.5mg
【化146】
LC/MS:m/z519.2(M+);HPLC:Xbridge Phenyl C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(15分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.63分;純度:94.6%.
【0424】
実施例187
【化147】
実施例21および22に示される方法にしたがって調製した。2−(4−(イソプロピルアミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−N,5−ジメチルチアゾール−4−カルボキサミド,35mg.LC/MS:m/z434.5(M+H);HPLC:Xbridge Phenyl C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(15分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.56分;純度:96.8%.
【0425】
実施例188
【化148】
実施例21および22に示される方法にしたがって調製した。2−(4−(イソプロピルアミノ)−6−(キナゾリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−N,5−ジメチルチアゾール−4−カルボキサミド,25mg.LC/MS:m/z434.2(M+H);HPLC:Xbridge Phenyl C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(20分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:12.97分;純度:91.2%.
【0426】
実施例189
【化149】
実施例111および134に示される方法にしたがって調製した。3−((5−(4−(シクロプロピルアミノ)−6−(キノリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール,5mg.LC/MS:m/z417.8(M+);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 18分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:7.51分;純度:96.6%.
【0427】
実施例190
【化150】
実施例111および134に示される方法にしたがって調製した。3−((5−(4−(シクロプロピルアミノ)−6−(キノキサリン−6−イルアミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール,6mg.LC/MS:m/z418.8(M+);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 18分間(23分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:9.02分;純度:98.1%.
【0428】
実施例191
【化151】
実施例111および134に示される方法にしたがって調製した。3−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール,10mg.LC/MS:m/z468.2(M+H);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(15分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:5.14分;純度:97.3%.
【0429】
実施例192
【化152】
実施例111および134に示される方法にしたがって調製した。3−((5−(6−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルアミノ)−4−((2−フルオロシクロペンチル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール,8mg.LC/MS:m/z470.2(M+H);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(15分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:5.98分;純度:93.5%.
【0430】
実施例193
【化153】
実施例111および134に示される方法にしたがって調製した。3−((5−(6−(ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−5−イルアミノ)−4−((2−フルオロシクロペンチル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール,26mg.LC/MS:m/z453.2(M−H);HPLC:Sunfire C18(150x4.6mm),3.5μ;溶媒A=5% ACN:95% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;溶媒B=95% ACN:5% H
2O:0.05% TFA pH=2.5;グラジエント 0〜100% B 12分間(15分の実行時間);流速:1.0μl/分;保持時間:6.85分;純度:96.6%.