特許第6099072号(P6099072)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6099072
(24)【登録日】2017年3月3日
(45)【発行日】2017年3月22日
(54)【発明の名称】役物装置および遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20170313BHJP
【FI】
   A63F7/02 316A
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-152217(P2012-152217)
(22)【出願日】2012年7月6日
(65)【公開番号】特開2014-14417(P2014-14417A)
(43)【公開日】2014年1月30日
【審査請求日】2015年7月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000241234
【氏名又は名称】豊丸産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104178
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 尚
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 誠紀
【審査官】 眞壁 隆一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−010740(JP,A)
【文献】 特開2010−029469(JP,A)
【文献】 特開2010−082130(JP,A)
【文献】 特開2008−307315(JP,A)
【文献】 特開2010−046150(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機の盤面において前記盤面の前側に張り出して設けられ、前記盤面を流下する遊技球が入賞可能な入賞口を上部に開口し、前記入賞口に入賞した前記遊技球を収容する収容部材と、
板状をなし、上下方向に板面を向けた状態で前記盤面の前後方向に出退可能に設けられ、前記前後方向の前側へ向けて移動した場合に前記入賞口を閉鎖する閉鎖位置と、前記前後方向の後側へ向けて移動した場合に前記入賞口を開放する開放位置との間で移動して前記入賞口の開閉を行う開閉部材と、
前記開閉部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で移動させるための動力を発生する動力源と、
前記上下方向に延び、左右方向に延びる軸によって上端部を前記前後方向に揺動可能に支持されて、下端部に接続する前記動力源の動力を前記開閉部材に伝達する伝達部材と、
を備えた役物装置であって、
前記伝達部材と前記動力源との間に、前記動力源の動力によって前記前後方向に直交する周方向に回転可能な回転部と、前記回転部から前方へ向けて平行に延びる各々独立した丸棒状の2本の軸部と、を有する中継部材をさらに備え、
前記開閉部材は、
前記前後方向における前端側の部位であり、前記開閉部材が前記閉鎖位置に位置する場合に、前記入賞口の上方に位置して前記入賞口を覆う前端部と、
前記前後方向における後端側の部位であり、前記伝達部材の前記上端部に連結する連結部と、前記上下方向に貫通する貫通部とが形成された後端部と、
を有し、
前記伝達部材は、前記下端部に、前記左右方向に延び、前記中継部材の前記2本の軸部間に係合する係合軸を有し、
前記中継部材は、前記回転部の回転に応じて前記2本の軸部で前記伝達部材の前記係合軸を前記上下方向に押圧し、前記下端部を前記上下方向に移動させ、前記上端部を前記前後方向に揺動すること
を特徴とする役物装置。
【請求項2】
前記貫通部は、前記開閉部材の後端に接続する切り欠き状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の役物装置。
【請求項3】
前記伝達部材は、上端側よりも下端側に近い部位において前記軸に支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の役物装置。
【請求項4】
前記開閉部材は、前記左右方向の両端において下方に突出しつつ前記前後方向に延び、前記収容部材の上部に突き当てた状態で擦り動く一対の突出部をさらに備え、
前記貫通部は、前記一対の突出部と前記連結部との間に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の役物装置。
【請求項5】
前記収容部材は、前記左右方向両側の側部に、上方へ向けて延び、前記左右方向の内向きにそれぞれ折り返し、前記開閉部材の側方と上方への移動を規制する規制部を備え、
前記開閉部材は、左右両側の側部後端において上方へ向けて突起し、前記開閉部材が前記閉鎖位置に移動した際に前記規制部に当接して、前記開閉部材の前方への移動を規制する当接部を備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の役物装置。
【請求項6】
請求項1からのいずれかに記載の役物装置を備える遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技球が入賞可能な入賞口を備えた役物装置および遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、入賞口に設けられ、所定条件の成立を契機に入賞口を開放する開閉部材を備える役物装置が知られている。このような役物装置を備える遊技機では、例えば大当たり遊技中に開閉部材が入賞口を所定時間開放する間に入賞口へ入賞した遊技球の個数に応じて商品球の払い出しが行われる。役物装置の開閉部材としては、遊技機の盤面に開口する入賞口を、閉鎖時には覆い、開放時には入賞口の下方にて軸支される下端側を軸に上端側を盤面の前方へ倒して入賞口を開くことで、盤面を流下する遊技球を受け止めて入賞口内へ導くものが知られている。
【0003】
ところで、盤面前方に張り出した入賞球転動領域の上部に遊技球を流下方向に受け入れる入賞口(入口)を有し、盤面の前後方向に進退して入賞口の開閉を行う開閉扉を備える可変入賞口装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の可変入賞口装置は、開閉扉の下方に上下に延びる可動アームを配置し、可動アームの上端部が開閉扉に連結する。可動アームは、下端部にソレノイドの駆動力が伝達され、下端部側に設けた左右に延びる回転軸を中心に上端部側を前後に揺動させて、開閉扉の進退を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−212365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1では、開閉扉の閉鎖時に、盤面を流下する遊技球が開閉扉に載ったときの重みや衝突時の衝撃に耐えられるように剛性を高めるため、開閉扉の厚みを厚く形成する必要があり、重みも比較的重くなる。上記のように、可動アームは回転軸を有する下端部側を支点とし、動力が伝達される下端部を力点に、開閉扉と連結する上端部を作用点として揺動するため、比較的重い開閉扉を前後に進退させる上で力点にかかる負荷は大きく、ソレノイドにかかる負荷も大きかった。また、開閉扉の剛性を高めたことにより開閉扉は撓みにくく、遊技球の重みや衝突時の衝撃を吸収することが難しいため、長期にわたって重みや衝撃を受けることで開閉扉が塑性変形すると、開閉扉の開閉がスムーズに行えなくなる虞があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、駆動源にかかる負荷を低減するとともに、長期にわたって開閉部材をスムーズに開閉することができる役物装置および遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1態様によれば、遊技機の盤面において前記盤面の前側に張り出して設けられ、前記盤面を流下する遊技球が入賞可能な入賞口を上部に開口し、前記入賞口に入賞した前記遊技球を収容する収容部材と、板状をなし、上下方向に板面を向けた状態で前記盤面の前後方向に出退可能に設けられ、前記前後方向の前側へ向けて移動した場合に前記入賞口を閉鎖する閉鎖位置と、前記前後方向の後側へ向けて移動した場合に前記入賞口を開放する開放位置との間で移動して前記入賞口の開閉を行う開閉部材と、前記開閉部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で移動させるための動力を発生する動力源と、前記上下方向に延び、左右方向に延びる軸によって上端部を前記前後方向に揺動可能に支持されて、下端部に接続する前記動力源の動力を前記開閉部材に伝達する伝達部材と、を備えた役物装置であって、前記伝達部材と前記動力源との間に、前記動力源の動力によって前記前後方向に直交する周方向に回転可能な回転部と、前記回転部から前方へ向けて平行に延びる各々独立した2本の軸部と、を有する中継部材をさらに備え、前記開閉部材は、前記前後方向における前端側の部位であり、前記開閉部材が前記閉鎖位置に位置する場合に、前記入賞口の上方に位置して前記入賞口を覆う前端部と、前記前後方向における後端側の部位であり、前記伝達部材の前記上端部に連結する連結部と、前記上下方向に貫通する貫通部とが形成された後端部と、を有し、前記伝達部材は、前記下端部に、前記左右方向に延び、前記中継部材の前記2本の軸部間に係合する係合軸を有し、前記中継部材は、前記回転部の回転に応じて前記2本の軸部で前記伝達部材の前記係合軸を前記上下方向に押圧し、前記下端部を前記上下方向に移動させ、前記上端部を前記前後方向に揺動することを特徴とする役物装置が提供される。
【0008】
第1態様では、開閉部材に貫通部を形成することで、開閉部材自身の重さを軽くすることができる。開閉部材の軽量化を図ることで動力源にかかる負荷を小さくすることができ、開閉部材の開閉をスムーズに行うことができる。また、開閉部材は、閉鎖位置にある場合に、入賞口を覆う前端部が盤面を流下する遊技球の重みや衝突時の衝撃を受けるが、貫通部は後端部に形成されるので、前端部の剛性を確保でき、遊技球の衝撃等に十分に耐えることができる。もっとも、上記のように前端部の剛性を確保できるものの、貫通部を有する開閉部材は、貫通部非形成の場合と比べれば、撓みやすい。ゆえに、盤面を流下する遊技球の衝突時の衝撃を吸収することができる。したがって、遊技機の使用に伴い長期にわたって遊技球衝突の衝撃を受ける開閉部材の塑性変形を抑制でき、ひいては、開閉部材が塑性変形した場合における開閉時の抵抗増加を防止することができ、すなわち、スムーズな開閉状態を長期にわたって維持できる。
伝達部材と中継部材との係合は、2本の軸部間に係合軸が配置されればよい。例えば2本の軸部に代えて係合軸の先端を三方から囲むコの字型の部品を用い、係合軸の先端を包むように保持した上で、当該部品で係合軸を上下方向に押圧する場合、係合軸の先端が確実に前記部品に係合する必要があるため、係合軸の長さに精度が必要である。第1態様の係合軸は、長さに精度が不要であるため、生産コストを低減することができる。
【0009】
第1態様において、前記貫通部は、前記開閉部材の後端に接続する切り欠き状に形成されてもよい。貫通部を切り欠き状に形成することによって、開閉部材のさらなる軽量化を図ることができる。
【0010】
第1態様において、前記伝達部材は、上端側よりも下端側に近い部位において前記軸に支持されてもよい。伝達部材が、開閉部材に連結する上端部よりも下端部に近い位置で支持される形態においては、支点(軸)に対して力点(下端部)が作用点(上端部)よりも近くなるので、伝達部材が上下の中央や上端部側で支持される形態の場合と比べ、動力源にかかる負荷が大きくなる。しかし、上記のように開閉部材の軽量化を図り、動力源にかかる負荷を小さくすることで、このような伝達部材の形態による負荷の増加分を相殺すれば、開閉部材の開閉のスムーズさを確保することができる。
【0011】
第1態様において、前記開閉部材は、前記左右方向の両端において下方に突出しつつ前記前後方向に延び、前記収容部材の上部に突き当てた状態で擦り動く一対の突出部をさらに備えてもよい。この場合に、前記貫通部は、前記一対の突出部と前記連結部との間に形成されてもよい。突出部が設けられたことによって、開閉部材は収容部材との接点が小さくて済み、開閉部材の開閉をスムーズに行うことができる。また、貫通部は突出部と連結部との間に形成されており、突出部に干渉しないので、突出部を前後方向に長く形成でき、開閉部材への遊技球の衝突時の支えとしての安定性が高く、開閉部材のスムーズな開閉状態を長期にわたって維持できる。
【0012】
【0013】
第1態様において、前記収容部材は、前記左右方向両側の側部に、上方へ向けて延び、前記左右方向の内向きにそれぞれ折り返し、前記開閉部材の側方と上方への移動を規制する規制部を備えてもよい。前記開閉部材は、左右両側の側部後端において上方へ向けて突起し、前記開閉部材が前記閉鎖位置に移動した際に前記規制部に当接して、前記開閉部材の前方への移動を規制する当接部を備えてもよい。収容部材の上部に当接する突出部が開閉部材の下方への移動を規制し、規制部が左右側方および上方への開閉部材の移動を規制し、当接部が開閉部材の前方への移動を規制するので、開閉部材が収容部材からはずれることがない。ゆえに、役物装置を、遊技機を構成するユニットとして扱うことができ、遊技機への組み付け、遊技機からの取り外しを行っても、役物装置から開閉部材が外れてしまう虞がなく、取り扱いが容易である。
【0014】
本発明の第2態様によれば、第1態様に係る役物装置を備える遊技機が提供される。第1態様の役物装置を備えることで、開閉部材の開閉を長期にわたってスムーズに行うことができる。また、役物装置をユニット化できることで、取り扱いが容易であり、遊技機の製造に手間がかからず、さらに他の遊技機にも組み込むことができ、低コストかを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】パチンコ機1の正面図である。
図2】通常アタッカー10付近(図1の点線Aで囲む部分)を拡大して見た図である。
図3】通常アタッカー10の正面図である。
図4】通常アタッカー10を前方右斜め上方から見た斜視図である。
図5】開閉部材120が閉鎖位置にある場合における通常アタッカー10の部分分解斜視図である。
図6】開閉部材120が閉鎖位置にある場合における通常アタッカー10の部分分解正面図である。
図7】開閉部材120が開放位置にある場合における通常アタッカー10の部分分解斜視図である。
図8】開閉部材120が開放位置にある場合における通常アタッカー10の部分分解正面図である。
図9】開閉部材220の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る役物装置および遊技機の一実施の形態である通常アタッカー10およびパチンコ機1について、図面を参照して説明する。まず、通常アタッカー10を備えるパチンコ機1の機械的な構成について、図1図2を参照して説明する。なお、以下の説明において、パチンコ機1の上下方向、左右方向、および表裏方向については、特に断りがない場合、遊技盤2の盤面の向きを基準とする。すなわち、ホールに設置されたパチンコ機1で遊技を行う遊技者からパチンコ機1を見た向き(図1に図示されるパチンコ機1の向き)が基準となる。以下では便宜上、表裏方向を前後方向として説明を行う。また、パチンコ機1に使用される装置や部品についても、パチンコ機1に組み付けられた場合の向きを基準に、上下方向、左右方向、および前後方向を規定するものとする。
【0017】
図1に示すように、パチンコ機1の上段側には遊技盤2が設けられている。遊技盤2は略正方形であり、透明なガラス板を保持した前面枠13によって前面を保護されている。遊技盤2の下段側には上皿5および下皿6が設けられている。上皿5は遊技盤2の下部に設けられ、発射機(図示外)に遊技球を供給し、且つ賞品球を受ける。上皿5の上部中央には、遊技者によって操作される操作ボタン9が配設されている。下皿6は上皿5の直下に設けられ、上皿5から溢れたり排出されたりする賞品球を受ける。下皿6の右横には、遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。また、前面枠13の上部の左右の角には、スピーカ48がそれぞれ設けられている。
【0018】
遊技盤2の前面には、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が形成されている。遊技領域4の略中央には、LCD(液晶ディスプレイ)等を用いて構成される表示装置28が設けられている。表示装置28の表示画面には、動画、メッセージ等の様々な映像が表示され、特に、大当り判定の結果を報知するためのデモ図柄が表示される。パチンコ機1は、複数(本実施形態では3つ)のデモ図柄を変動させた後に、大当たり判定の結果を示すデモ図柄の組み合わせを確定表示させる報知演出を実行することで、大当たり判定の結果を遊技者に報知する。
【0019】
表示装置28の外縁を取り囲むように、各種演出を行う演出装置30が設けられている。演出装置30は、モータ等の動力を用いて装飾体31等を駆動し、さらにLED等の発光体を発光させ、表示装置28およびスピーカ48等と連動しながら様々な演出を行う。
【0020】
表示装置28の下方には、第一特別図柄始動入賞口14が設けられている。表示装置28の右方には普通図柄始動ゲート12が設けられている。普通図柄始動ゲート12の下方には第二特別図柄始動電動役物15が配設されている。第二特別図柄始動電動役物15の左斜め下方には、通常アタッカー10が設けられている。図2に示すように、通常アタッカー10は、前後方向に進退して入賞口111を閉鎖または開放する開閉部材120を備える。遊技球は、開閉部材120が入賞口111を開放した状態でのみ、入賞口111に入賞できる。なお、通常アタッカー10の詳細な構造については後述する。
【0021】
図1に示すように、第一特別図柄始動入賞口14の直下にはVアタッカー17が設けられている。Vアタッカー17は、左右方向に揺動して入賞口を開放・閉鎖する羽部材を備える。上記同様、遊技球は羽部材が開放した状態でのみ、Vアタッカー17に入賞できる。羽部材はソレノイドによって電気的に開閉される。第一特別図柄始動入賞口14、第二特別図柄始動電動役物15、通常アタッカー10、Vアタッカー17に遊技球が入賞すると、それぞれ所定数の遊技球が商品球として払い出される。
【0022】
本実施形態では、第一特別図柄始動入賞口14に入賞すると、第一特別図柄大当たり判定が行われる。その結果、大当たりであると判定されると、通常アタッカー10およびVアタッカー17が所定の順序で開放される大当たり遊技が実行される。図示しないが、Vアタッカー17に入賞した遊技球の流路には、特定領域および非特定領域が形成されている。パチンコ機1では、大当たり遊技中に遊技球がVアタッカー17内の特定領域を通過することが、大当たり遊技終了後に確率変動状態を生起する条件となっている。Vアタッカー17は1回の大当たり遊技中に1回開放される。
【0023】
また、普通図柄始動ゲート12を遊技球が通過すると、普通当たり判定が行われる。その結果、普通当たりであると判定されると、第二特別図柄始動電動役物15が開放される。遊技球が第二特別図柄始動電動役物15に入賞すると、第二特別図柄大当たり判定が行われる。その結果、大当たりであると判定されると、上記同様に大当たり遊技が実行される。
【0024】
図示しないが、パチンコ機1の背面側には、各種基板を備えた制御部が設けられている。制御部の各基板は、CPU、RAM、ROM等を備えており、パチンコ機1の各種動作を制御する。例えば、主基板は、普通当たり判定、大当たり判定等を行い、パチンコ機1の主制御を司る。中継基板は、主基板で行われた制御結果に基づいて、通常アタッカー10の開閉部材120やVアタッカー17の羽部材の開閉を行うソレノイドを駆動する。
【0025】
次に、図2図8を参照し、通常アタッカー10の構造の詳細について説明する。前述したように、通常アタッカー10は、ガイドレール3に囲まれる略円形の遊技領域4において、略中央に配置される表示装置28の右斜め下側の位置に配置される(図1参照)。
【0026】
図2に示すように、通常アタッカー10の前面には化粧板190が取り付けられている。化粧板190は後述する収容部材110の前側の側壁を構成する。また、化粧板190は、入賞口111を含む収容部材110の上部側の一部を外部に露出する開口191を有する。化粧板190は段状をなし、開口191よりも上側の部分が収容部材110よりも後方に位置する。化粧板190は、開口191の上側の縁に、前方へ向けて下向きの傾斜を有して突出しつつ、入賞口111に沿って左右に延びる整流突起192を備える。整流突起192は、盤面を流下する遊技球が入賞口111に入賞する際に衝突可能に設けられている。整流突起192は、衝突した遊技球の収容部材110内への進入角度を変更することで、遊技球が収容部材110の底壁に真っ直ぐ当たって跳ね返り、入賞口111から飛び出してしまうことを防止する。また、図示しないが、化粧板190の開口191の下側の縁は後方且つ上方を向く傾斜面に形成され、上記同様、流下する遊技球の収容部材110内への進入角度を変更する。
【0027】
図3図4に示すように、通常アタッカー10は、正面視(図3参照)、左右方向に細幅に延びる略矩形状で前後方向に延びる箱形状の筐体100を有する。筐体100は上蓋101と下蓋102を上下に組み付けて形成される。筐体100の前面側で上部の位置には、遊技球を収容する収容部材110が設けられている。筐体100の上蓋101はさらに前後に2つの部分に分割可能であり、収容部材110は、上蓋101を分割した前側の部分と一体に形成されている。
【0028】
収容部材110は、遊技球の直径よりやや大きい程度の細幅で左右方向に延び、左側が下向きに傾斜する底壁112を有する。また、底壁112の左右両端および後端には、それぞれ上向きに立ち上がる側壁113,114および背壁115が接続する。収容部材110は、底壁112、側壁113,114および背壁115に囲まれ、前側および上側を開放する細長い凹部状に形成されている。収容部材110の上側の開放部分は、後述する開閉部材120の開放時に遊技球が収容部材110内に進入可能な入口である入賞口111として機能する。
【0029】
また、収容部材110の背壁115は、左端が遊技球の直径程度の大きさを空けて側壁113から離れて位置し、側壁113および底壁112とで収容部材110に収容した遊技球の排出口116を形成する。排出口116は筐体100の内部に通じ、筐体100の左部後方側に設けられた、遊技球の通過を検出する通常アタッカースイッチ(図示外)に遊技球を案内する案内路117に接続する。入賞口111に入賞した遊技球は、底壁112の斜面に沿って左方に転がり、排出口116から筐体100内に進入して案内路117を転がり、通常アタッカースイッチを通過した後、筐体100の下方へ排出される。
【0030】
収容部材110の上部には、前後方向に進退可能で左右方向が前後方向よりも長い板状で、収容部材110の底壁112に沿って左側を下向きに傾斜させた開閉部材120が配置されている。開閉部材120は、下面側で左右両側の側部に、それぞれ下向きに突出しつつ前後方向に延びる突出部127を有する。突出部127は、開閉部材120が前後に進退する際に、突出先端を収容部材110の上部に突き当てた状態で擦り動く。突出部127は突出先端が丸められており、収容部材110との摩擦を小さい状態に保つ。
【0031】
前後方向において開閉部材120の前側の部分である前端部121は、前後方向の幅が収容部材110の底壁112と略同じであり、収容部材110の上側の開放部分すなわち入賞口111を覆って閉鎖することができる大きさを有する。開閉部材120の後側の部分である後端部122は、中央寄りの位置に、後述する伝達部材130の上端部131が連結する連結部125を有する。連結部125の左右には、開閉部材120の厚みを貫通し、後端に接続する切り欠き状の切欠部123,124がそれぞれ形成されている。また、後端部122の上面側で左右両側の側部後端には、上向きに突出する当接部126がそれぞれ形成されている。
【0032】
開閉部材120は、後述するソレノイド140の駆動に応じ、入賞口111を開放する開放位置と、入賞口111を閉鎖する閉鎖位置との間で、前後方向に進退する。より具体的に、開閉部材120の開放位置とは、図7図8に示すように、開閉部材120の前端部121が収容部材110の直上の位置よりも後方に後退し、入賞口111が開放した状態、すなわち遊技球が入賞可能な状態となる位置である。また、開閉部材120の閉鎖位置とは、図3図6に示すように、開閉部材120の前端部121が収容部材110の直上に前進し、入賞口111が閉鎖した状態、すなわち遊技球が入賞不可能な状態となる位置である。
【0033】
図3図4に示すように、収容部材110の左右両側の側部には、上方へ向けて板状に延び、さらに左右内向きにそれぞれ折り返す形状の規制部118が形成されている。規制部118は、突出部127が形成された開閉部材120の側部に対し、その側方および上方にて向き合い、開閉部材120の左右側方および上方への移動を規制する。規制部118は、収容部材110の後方に位置する、筐体100の上蓋101を分割した前側の部分にも延び、開閉部材120を収容部材110の上部および上蓋101の上部との間で挟む形態で、開閉部材120の進退の際の移動方向を案内する。開閉部材120の当接部126は、開閉部材120が前側へ前進して閉鎖位置に位置する場合に、規制部118の後端に当接する。すなわち規制部118は、開閉部材120の閉鎖位置よりも前方への移動を規制する。なお、開閉部材120の開放位置よりも後方への移動は、筐体100の上蓋101の後端に設けられ上方に突起する板状に形成された規制板105(図4参照)に、開閉部材120の後端が当接することによって規制される。
【0034】
次に、図5図6に示すように、筐体100の前側で左右の中央寄りの位置には、上下方向に延びる板状の伝達部材130が配置されている。なお、図5図6に示す通常アタッカー10は、筐体100の上蓋101と収容部材110を取り外した状態のものである。伝達部材130は下端側に、左右に延びる軸132を有し、筐体100の下蓋102に設けられた軸受103に軸132が支持される。伝達部材130は軸132より下端側の下端部134が前方へ向けて曲折しており、下端部134に、軸132と平行に右方へ向けて延びる棒状の伝達棒133が設けられている。伝達部材130の上端部131は、伝達棒133が上下に移動することで、軸132を中心に、前後に揺動する。軸132と下端部134との間の距離は、軸132と上端部131との間の距離よりも短く構成されており、伝達部材130は、伝達棒133の上下への移動範囲を小さくして、上端部131の前後への揺動範囲を大きくできる。なお、伝達部材130の上端部131寄りの部位は、前後への屈曲によって段状をなすように形成されており、上端部131の揺動に伴う他部材(具体的にはソレノイド140)との干渉が回避されている。
【0035】
伝達部材130の後側には、開閉部材120を進退させる動力源であるソレノイド140が設けられている。ソレノイド140は、伝達部材130の後方右側にて可動鉄心141を左右に進退する向きに配置して、筐体100の下蓋102に固定されている。可動鉄心141にはつる巻きばね(図示外)が取り付けられている。可動鉄心141は、ソレノイド140の通電時には左方へ向けてソレノイド140から突出した状態に維持され、非通電時には、つる巻きばねによって右方へ向けてソレノイド140内に後退した状態に保持される。ソレノイド140先端には、2つの鍔状の突部を左右に間を空けて並べ、両者間に中継部材150の係合突起152が係合する係合部142が設けられている。
【0036】
中継部材150は、ソレノイド140の駆動力で伝達部材130を揺動させて開閉部材120を進退させるため、ソレノイド140と伝達部材130との間での動力の伝達を中継する部材である。中継部材150は筐体100の右側で、伝達部材130の右方に配置されている。中継部材150は、ソレノイド140の可動鉄心141を前側および後側から挟んで配置した2つの板状の基体151を備え、基体151同士は可動鉄心141の下方で前後に延びる連結板153(図7参照)で連結されている。2つの基体151は連結板の上方の位置に、互いに向き合う向きに突出する係合突起152をそれぞれ備えている。係合突起152は、可動鉄心141の係合部142に向けて、それぞれ前側と後側から係合部142を挟むように突出し、係合部142に係合する。
【0037】
基体151の係合突起152の形成位置よりも左方には、前後方向に延びる軸154が、2つの基体151から、前後方向において互いに離れる向きにそれぞれ突出して設けられている。軸154は筐体100の下蓋102に設けられた軸受104に支持される。基体151は軸154を中心とする周方向に、所定の範囲で回動可能に保持される。2つのうちの前側の基体151は、軸154よりも右側で係合突起152より下側の位置に、前方へ向けて互いに平行に突出する2本の棒状の駆動棒155,156を備える。駆動棒155と軸154との間の距離は、駆動棒156と軸154との間の距離と略同じであり、駆動棒155は、駆動棒156よりも上側に位置する。また、駆動棒155と駆動棒156との間には、伝達部材130の伝達棒133の外径より大きな間隙が設けられており、両者間に伝達棒133の先端部が配置される。
【0038】
このような構成の通常アタッカー10において、入賞口111に入賞した遊技球は、収容部材110に収容され、底壁112を転がり排出口116から案内路117を介して通常アタッカースイッチを通過した後、筐体100から排出される。パチンコ機1は、通常アタッカースイッチを通過した遊技球の数に応じて商品球の払い出しを行う。入賞口111は、パチンコ機1における遊技の状態に応じ、収容部材110の上部に位置する開閉部材120が進退し、開放位置にある場合に、遊技球が入賞可能に開放する。
【0039】
開閉部材120の進退は、ソレノイド140の駆動によって行われる。開閉部材120を、図3図6に示す、閉鎖位置に位置させる場合、ソレノイド140には通電がなされない。可動鉄心141は、つる巻きばね(図示外)によって係合部142がソレノイド140の本体から離れるように付勢され、係合部142が右方へ移動する。係合部142に係合する中継部材150の係合突起152が係合部142によって右方に押圧され、基体151が軸154を中心に前面側から見て右回りに回転する。駆動棒155および駆動棒156は、基体151とともに軸154回りに回転して下方に移動し、上側の駆動棒155が、両者間に挟む伝達棒133を下方へ押圧する。伝達棒133が下方へ押圧されると、軸132を中心に伝達部材130が回転し、上端部131が前方へ移動する。伝達部材130の上端部131が、自身に連結する開閉部材120の連結部125を前方へ押圧し、開閉部材120が前方へ移動する。開閉部材120の前端部121が収容部材110の入賞口111を覆った位置で、当接部126が規制部118の後端に当接し、開閉部材120が閉鎖位置に位置する。盤面を流下する遊技球は、開閉部材120の前端部121によって入賞口111への入賞が妨げられる。
【0040】
開閉部材120を、図7図8に示す、開放位置に位置させる場合、ソレノイド140への通電が行われる。可動鉄心141がソレノイド140の本体内に引き込まれるように後退し、係合部142が左方へ移動する。係合部142に係合する中継部材150の係合突起152が係合部142によって左方に押圧され、基体151が軸154を中心に前面側から見て左回りに回転する。駆動棒155および駆動棒156は、基体151とともに軸154回りに回転して上方に移動し、下側の駆動棒156が、両者間に挟む伝達棒133を上方へ押圧する。伝達棒133が上方へ押圧されると、軸132を中心に伝達部材130が回転し、上端部131が後方へ移動する。伝達部材130の上端部131が、自身に連結する開閉部材120の連結部125を後方へ押圧し、開閉部材120が後方へ移動する。開閉部材120の前端部121が収容部材110の入賞口111の上方から退避し、開閉部材120が開放位置に位置する。盤面を流下する遊技球は、入賞口111から入賞することが可能になる。
【0041】
ところで、上記したように、伝達部材130は、支点である軸132が、作用点である上端部131よりも、力点である下端部134寄りの位置にある。この構成の伝達部材130は、上端部131の揺動範囲に比べて下端部134の移動範囲を小さくできるが、開閉部材120の進退においてソレノイド140にかかる負荷が大きくなる。ここで、図4に示すように、開閉部材120は後端部122に切欠部123,124を有する。開閉部材120は、この切欠部123,124が形成されることによって、全体の重さが軽減される。したがって、ソレノイド140が開閉部材120を進退させる上でソレノイド140にかかる負荷も、軽減される。
【0042】
一方、前端部121は、開閉部材120が閉鎖位置にある場合に、入賞口111の上方を覆い、遊技球を確実に入賞できなくする。このとき、前端部121には盤面を流下する遊技球が衝突するため、前端部121は衝突に耐える剛性を必要とするが、前端部121には開口や切り欠きがないので、剛性を維持することができる。すなわち、開閉部材120は、前端部121が遊技球の衝突に耐える剛性を有し、後端部122に切欠部123,124を有することで、開閉部材120として撓みを確保し、これにより、遊技球衝突時の衝撃を吸収できるので、塑性変形を防止することができる。
【0043】
以上説明したように、本発明に係る役物装置の一例である通常アタッカー10は、開閉部材120に切欠部123,124を形成することで、開閉部材120自身の重さを軽くすることができる。開閉部材120の軽量化を図ることでソレノイド140にかかる負荷を小さくすることができ、開閉部材120の開閉をスムーズに行うことができる。また、開閉部材120は、閉鎖位置にある場合に、入賞口111を覆う前端部121が盤面を流下する遊技球の重みや衝突時の衝撃を受けるが、切欠部123,124は後端部122に形成されるので、前端部121の剛性を確保でき、遊技球の衝撃等に十分に耐えることができる。もっとも、上記のように前端部121の剛性を確保できるものの、切欠部123,124を有する開閉部材120は、切欠部非形成の場合と比べれば、撓みやすい。ゆえに、盤面を流下する遊技球の衝突時の衝撃を吸収することができる。したがって、パチンコ機1の使用に伴い長期にわたって遊技球衝突の衝撃を受ける開閉部材120の塑性変形を抑制でき、ひいては、開閉部材120が塑性変形した場合における開閉時の抵抗増加を防止することができ、すなわち、スムーズな開閉状態を長期にわたって維持できる。
【0044】
また、切欠部123,124を切り欠き状に形成することによって、貫通孔223,224(図9参照)を形成した場合と比べて開閉部材120のさらなる軽量化を図ることができる。また、伝達部材130が、開閉部材120に連結する上端部131よりも下端部134に近い位置で支持される形態においては、支点(軸132)に対して力点(下端部134)が作用点(上端部131)よりも近くなるので、伝達部材130が上下の中央や上端部131側で支持される形態の場合と比べ、ソレノイド140にかかる負荷が大きくなる。しかし、上記のように開閉部材120の軽量化を図り、ソレノイド140にかかる負荷を小さくすることで、このような伝達部材130の形態による負荷の増加分を相殺すれば、開閉部材120の開閉のスムーズさを確保することができる。
【0045】
また、突出部127が設けられたことによって、開閉部材120は収容部材110との接点が小さくて済み、開閉部材120の開閉をスムーズに行うことができる。また、切欠部123,124は突出部127と連結部125との間に形成されており、突出部127に干渉しないので、突出部127を前後方向に長く形成でき、開閉部材120への遊技球の衝突時の支えとしての安定性が高く、開閉部材120のスムーズな開閉状態を長期にわたって維持できる。
【0046】
また、伝達部材130と中継部材150との係合は、2本の駆動棒155,156間に伝達棒133が配置されればよい。例えば2本の駆動棒155,156に代えて伝達棒133の先端を三方から囲むコの字型の部品を用い、伝達棒133の先端を包むように保持した上で、当該部品で伝達棒133を上下方向に押圧する場合、伝達棒133の先端が確実に前記部品に係合する必要があるため、伝達棒133の長さに精度が必要である。本実施形態の伝達棒133は、長さに精度が不要であるため、生産コストを低減することができる。
【0047】
また、収容部材110の上部に当接する突出部127が開閉部材120の下方への移動を規制し、規制部118が左右側方および上方への開閉部材120の移動を規制し、当接部126が開閉部材120の前方への移動を規制するので、開閉部材120が収容部材110からはずれることがない。ゆえに、通常アタッカー10を、パチンコ機1を構成するユニットとして扱うことができ、パチンコ機1への組み付け、パチンコ機1からの取り外しを行っても、通常アタッカー10から開閉部材120が外れてしまう虞がなく、取り扱いが容易である。
【0048】
本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、図9に示す、開閉部材220のように、後端部222に、本実施形態の切欠部123,124に代えて、開閉部材220の厚みを貫通する貫通孔223,224を設け、開閉部材220の軽量化を図ってもよい。なお、貫通孔223,224は、例えばメッシュ状(すなわち複数の貫通孔を後端部222に設けた状態)に形成してもよい。
【0049】
また、上記した貫通孔223,224や切欠部123,124に限らず、例えば凹みを設けることで(すなわち厚さ方向に貫通させず)、開閉部材120の軽量化を図ってもよい。開閉部材120の前端部121に対して後端部122の厚みを薄く形成することで、軽量化を図ってもよい。また、当接部126は後端部122の左右両側の側部後端に設けたが、左右どちらか一方に設けてもよい。また、突出部127は前後方向に断続的に延びてもよい。
【0050】
また、伝達部材130は下端部134が軸132よりも前方へ向けて曲折するが、後方へ向けて曲折してもよいし、あるいは曲折せず、下方へ向けて延びてもよい。また、伝達部材130の軸132は、上端部131側よりも下端部134側に近い位置に設けたが、上下の中央に設けてもよいし、あるいは下端部134側よりも上端部131側に近い位置に設けてもよい。
【0051】
なお、本発明においては、パチンコ機1が「遊技機」に相当する。通常アタッカー10が「役物装置」に相当する。ソレノイド140が「動力源」に相当する。切欠部123,124および貫通孔223,224が「貫通部」に相当する。基体151が「回転部」に相当する。駆動棒155,156が「軸部」に相当する。伝達棒133が「係合軸」に相当する。
【符号の説明】
【0052】
1 パチンコ機
10 通常アタッカー
110 収容部材
111 入賞口
118 規制部
120 開閉部材
121 前端部
122 後端部
123,124 切欠部
125 連結部
126 当接部
127 突出部
130 伝達部材
131 上端部
132 軸
133 伝達棒
134 下端部
140 ソレノイド
150 中継部材
151 基体
155,156 駆動棒
223,224 貫通孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9