(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6099229
(24)【登録日】2017年3月3日
(45)【発行日】2017年3月22日
(54)【発明の名称】歯ブラシ保持具
(51)【国際特許分類】
A47K 1/09 20060101AFI20170313BHJP
【FI】
A47K1/09 C
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-164649(P2016-164649)
(22)【出願日】2016年8月25日
【審査請求日】2016年9月7日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】591099452
【氏名又は名称】株式会社新和工業
(74)【代理人】
【識別番号】100088133
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 正道
(72)【発明者】
【氏名】和澤 靖暁
(72)【発明者】
【氏名】和澤 秀行
【審査官】
藤脇 昌也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−238786(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3116613(JP,U)
【文献】
実開昭58−047286(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 1/00−1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシのヘッドを下向きにして保持可能な歯ブラシ保持具であって、
台座と、
この台座から上方に延びるシャフト部と、
このシャフト部の前記台座に近い位置に前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記シャフト部の軸線から離れた位置まで延出した先端に、前記歯ブラシのネックから前記歯ブラシのハンドルにかけて歯ブラシの横断面の面積が増大する部分を引掛けることができる把持部と、
前記シャフト部の上端に近い位置に前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記把持部の上方で前記歯ブラシのハンドルが立てかけられた状態で支持可能な支持部とを有することを特徴とする歯ブラシ保持具。
【請求項2】
前記把持部の先端近傍には、I型歯間ブラシのヘッドを下向きにした保持可能な歯間ブラシ保持孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ保持具。
【請求項3】
前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記シャフト部の軸線から離れた位置において、コップの開口が下向きになるように引掛けることができるコップ掛けをさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ保持具。
【請求項4】
前記シャフト部の軸線から延出している前記把持部の先端までの長さは、調節可能となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の歯ブラシ保持具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシ保持具に関するものであり、特に歯ブラシのヘッドを下向きにして保持可能な歯ブラシ保持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
歯ブラシは、歯磨きを行った後洗浄することによって、水に濡れている状態となっている。この水に濡れた歯ブラシを、例えば、コップや洗面台に設けられた歯ブラシ立てに入れておくと、時間経過とともにコップや歯ブラシ立てが汚れ不衛生となってしまうことがある。
【0003】
加えて、歯ブラシのヘッドにおいて、密集している毛の間に残っている水分と歯磨き粉がネック及びハンドルを伝うことで、ネック及びハンドルも再び汚れ、歯ブラシ自体が不衛生となってしまうこともある。
【0004】
このような不衛生な状態を回避するために、歯ブラシを十分に流水で洗浄後、歯ブラシを上下に振ることで十分な水切りを行うことも考えられる。しかしながら、外出の準備で忙しい朝などでは、歯ブラシの十分な洗浄及び水切りに時間を割く余裕がないこともある。また、歯ブラシを上下に振ることで、鏡などに水滴が飛び、その水滴の拭き取りが必要になることもある。
【0005】
上記のような問題点を解決するものとして、特許文献1に示す歯ブラシハンガーがある。この歯ブラシハンガーは、ハンガー本体の歯ブラシ逆吊下げ部に被磁着体を設け、前記被磁着体に歯ブラシ柄端部にホルダーを介して設けたマグネットを磁着せしめて歯ブラシを逆吊りに取付けるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−238786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような歯ブラシハンガーでは、歯磨き中又は歯ブラシの洗浄中に歯ブラシ柄端部とホルダーとの間に水が浸入することによって、歯ブラシ柄端部とホルダーとの間にカビ等が発生して不衛生となる場合があるという問題がある。
【0008】
また、歯ブラシを逆吊りにすることで、歯ブラシ柄端部とホルダーとの間に存在するカビを含む液体が歯ブラシを伝って、ヘッドに向かって流れてしまう可能性がある。そのため、口に入れる歯ブラシのヘッドが不衛生となる場合があるという問題がある。
【0009】
さらに、逆吊りにされた歯ブラシに接触すると、被磁着体からマグネットが外れ歯ブラシが落下する場合があるという問題がある。
【0010】
そこで、上記点より本発明は、歯ブラシのヘッドを下向きにして歯ブラシを清潔に保持可能であって、歯ブラシからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下するようになっており、保持された歯ブラシが突然落下することを防止できる歯ブラシ保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、請求項1の歯ブラシ保持具は、歯ブラシのヘッドを下向きにして保持可能な歯ブラシ保持具であって、台座と、台座から上方に延びるシャフト部と、このシャフト部の前記台座に近い位置に前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記シャフト部の軸線から離れた位置まで延出した先端に、前記歯ブラシのネックから前記歯ブラシのハンドルにかけて歯ブラシの横断面の面積が増大する部分を引っ掛けることができる把持部と、前記シャフト部の上端に近い位置に前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記把持部の上方で前記歯ブラシのハンドルが立てかけられた状態で支持可能な支持部とを有する。
【0012】
請求項1の歯ブラシ保持具によれば、歯ブラシのヘッドを下向きにして保持可能であるので、歯ブラシを使用後に歯ブラシの洗浄及び水切りが例え十分でなくても、ヘッドの密集している毛の間に残っている水分と歯磨き粉がヘッドの先端から直接落下する。密集している毛の間に残っている水分と歯磨き粉がネック及びハンドルを伝うことがないので、歯ブラシを清潔に保持可能となる。
【0013】
また、請求項1の歯ブラシ保持具によれば、歯ブラシを上下に振ることに時間を費やさなくても、歯ブラシ保持具に歯ブラシを保持させて置くだけで、歯ブラシが十分に水切りを行うことができる。
【0014】
さらに、請求項1の歯ブラシ保持具によれば、前記シャフト部の軸線から離れた位置まで延出した先端に、前記歯ブラシのネックから前記歯ブラシのハンドルにかけて歯ブラシの横断面の面積が増大する部分を引っ掛けることができる。歯ブラシのヘッドが、洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床の上方に飛び出した状態となるように歯ブラシ保持具を設置すると、歯ブラシからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下する。洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床は、水濡れしても問題がなく、容易に洗浄可能である。
【0015】
加えて、請求項1の歯ブラシ保持具によれば、上記のように歯ブラシのネックからハンドルにかけて歯ブラシの横断面の面積が増大する部分が把持部に引掛けられ、前記把持部の上方で前記歯ブラシのハンドルが支持部に立てかけられる。そのため、歯ブラシは歯ブラシ保持具に安定して保持され、保持された歯ブラシが突然落下することを防止できる。
【0016】
請求項2の歯ブラシ保持具は、請求項1の歯ブラシ保持具において、前記把持部の先端近傍には、I型歯間ブラシのヘッドを下向きにした保持可能な歯間ブラシ保持孔が形成されている。
【0017】
請求項2の歯ブラシ保持具によれば、請求項1の歯ブラシ保持具と同様に作用する上に、歯間ブラシ保持孔が把持部の先端近傍に設けられていることによって、I型歯間ブラシからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下する。洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床は、水濡れしても問題がなく、容易に洗浄可能である。
【0018】
請求項3の歯ブラシ保持具は、請求項1又は2の歯ブラシ保持具において、前記シャフト部の軸線を中心に回動自在に取り付けられており、前記シャフト部の軸線から離れた位置において、コップの開口が下向きになるように引っ掛けることができるコップ掛けをさらに有する。
【0019】
請求項3の歯ブラシ保持具によれば、請求項1又は2の歯ブラシ保持具と同様に作用する上に、前記シャフト部の軸線から離れた位置において、コップの開口が下向きになるように引っ掛けることができる。そのため、歯ブラシ保持具のコップ掛けにコップを引っ掛けるだけで十分に水切りを行うことができる。
【0020】
また、請求項3の歯ブラシ保持具によれば、請求項1又は2の歯ブラシ保持具と同様に作用する上に、コップの開口も、洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床の上方に飛び出した状態となるように歯ブラシ保持具を設置すると、コップからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下する。
【0021】
請求項4の歯ブラシ保持具は、請求項1乃至3のいずれかの歯ブラシ保持具において、前記シャフト部の軸線から延出している前記把持部の先端までの長さは、調節可能となっている。
【0022】
請求項4の歯ブラシ保持具によれば、請求項1乃至3のいずれかの歯ブラシ保持具と同様に作用する上に、歯ブラシ保持具の接地した場所と洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床との距離の長短に対応することができる。
【発明の効果】
【0023】
請求項1乃至4いずれかの歯ブラシ保持具は、歯ブラシのヘッドを下向きにして歯ブラシを清潔に保持可能であって、歯ブラシからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下するようになっており、保持された歯ブラシが突然落下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態の歯ブラシ保持具の正面図である。
【
図4】本発明の別の実施形態の歯ブラシ保持具の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の一実施形態の歯ブラシ保持具1について、図面に基づいて説明する。
図1乃至
図4においては、歯ブラシ保持具1の形状及び構成が理解しやすいように、一部の歯ブラシ6を二点鎖線で表して、歯ブラシ保持具1の一部の形状及び構成が実線で表している。
【0026】
歯ブラシ保持具1は、台座2と、台座2から上方に延びるシャフト部3と、シャフト部3の台座2に近い位置にシャフト部3の軸線を中心に回動自在に取り付けられている把持部4と、シャフト部3の上端に近い位置にシャフト部3の軸線を中心に回動自在に取り付けられている支持部5とを有する。
【0027】
この歯ブラシ保持具1に保持される歯ブラシ6は、使用者が手で持つハンドル63と植毛されているヘッド61と、ハンドル63とヘッド61を繋ぐネック62とを有する。
歯ブラシ保持具1は、
図1及び
図2に示すように、歯ブラシ6のヘッド61を下向きにして保持可能となっている。
【0028】
台座2は、
図1乃至
図3に示すように、円柱形である。台座2は、台座2の底面を平らな面においた場合に歯ブラシ保持具1が容易に倒れないような重さとなっている。
【0029】
シャフト部3は、
図3に示すように、台座2の円柱の軸線とシャフト部3の軸線とが同一直線となるように、台座2の上面から上方に延びている。
【0030】
シャフト部3は、
図1及び
図2に示すように、中心軸31と、下スペーサ32、上スペーサ33及び軸線方向押圧調節キャップ34とからなる。下スペーサ32及び上スペーサ33は中心軸31が貫通している。中心軸31の上端に軸線方向押圧調節キャップ34が取り付けられている。
【0031】
把持部4は、
図1乃至
図3に示すように、複数枚の板材からなる。
【0032】
図3に示すように、把持部4の各板材の基端近傍には、基端から先端に向かう長軸を有する長孔41が形成されている。
図1及び
図2に示すように、把持部4の各板材は、この長孔41にシャフト部3の中心軸31が貫通した状態で、後述するコップ掛け7と共に下スペーサ32及び上スペーサ33の間に挟まれている。
【0033】
軸線方向押圧調整キャップ34によって、下スペーサ32及び上スペーサ33の軸線方向の押圧を緩和させると、把持部4の各板材はシャフト部3の軸線を中心に回動させることができる。軸線方向押圧調整キャップ34によって、下スペーサ32及び上スペーサ33の軸線方向の押圧を強くさせると、把持部4の各板材は、例えば
図3に示すように、上面視で、各板材が異なる方向に延出した状態で固定することができる。これに対して、把持させる歯ブラシの本数に応じて、上面視で、把持部4の一部又は全部の板材が完全に重なった状態で固定することも可能である。
【0034】
軸線方向押圧調整キャップ34によって、下スペーサ32及び上スペーサ33の軸線方向の押圧を緩和させると、長孔41においてシャフト部3の中心軸31の貫通する位置を変化させて、シャフト部3の軸線から把持部4の各板材の先端までの距離を変化させることができる。軸線方向押圧調整キャップ34によって下スペーサ32及び上スペーサ33の軸線方向の押圧を強くさせると、シャフト部3の軸線から把持部4の各板材の先端までの距離が任意の距離となった状態で固定することができる。
【0035】
図3に示すように、把持部4の各板材のシャフト部2の軸線から離れた位置まで延出した先端には、先端から基端に向かって凹み42が形成されている。把持部4の各板材の上面視において、凹み42は先端から基端に向かって一旦狭まって、その一旦狭まった部分の奥が円弧状となっている。
【0036】
凹み42の上面視で円弧状となっている部分に歯ブラシ6のネック62を挿入すると、重力によって歯ブラシ6のネック62からハンドル63にかけて歯ブラシ6の横断面の面積が増大する部分が円弧状の部分に嵌る。この円弧状の部分に嵌った歯ブラシ6は、歯ブラシ6の横断面の面積が増大する部分が凹み42の一旦狭まった部分によって、凹み42から抜けないようになっている。歯ブラシ6を重力に逆らって持ち上げれば、横断面の面積が小さい歯ブラシ6のネック62を凹み42の一旦狭まった部分から通過させて、凹み42に歯ブラシ6を引っ掛かった状態から脱することができる。
【0037】
把持部4の各板材の先端近傍には、I型歯間ブラシのヘッドを下向きにした保持可能な歯間ブラシ保持孔43が形成されている。
【0038】
支持部5は、
図3に示すように、上面視で略扇形の板材である。支持部5は、上面視で略扇形の要に該当する部分近傍に孔が形成されている。
図1及び
図2に示すように、支持部5は、この孔にシャフト部3の中心軸31が貫通した状態で上スペーサ33及び軸線方向押圧調節キャップ34との間で挟まれている。つまり、把持部4の上方に支持部5が位置している。
【0039】
シャフト部3の軸線から支持部5の上面視で扇形の弧に該当する部分までの距離は、シャフト部3の軸線から把持部4の各板材の先端の凹み42までの距離より短くなっている。これにより、歯ブラシ保持具1は、
図1及び
図2に示すように、歯ブラシ6を傾けた状態で保持することができる。
【0040】
支持部5は、上面視で略扇形の弧に該当する部分に複数の窪み51が形成されている。
この窪み51には、支持部5に立てかけられた歯ブラシ6のハンドル63が当接するようになっている。窪み51によって、歯ブラシ6のハンドル63が、一定の位置で支持部5に立てかけられるようになっている。
【0041】
歯ブラシ保持具1は、さらにコップ掛け7を有する。コップ掛け7は、
図1乃至
図4に示すように、シャフト部3の軸線を中心に回動自在に取り付けられている。コップ掛け7は、
図3に示すように、上面視で略L字状となっている板材である。コップ掛け7の基端側に孔が形成されている。コップ掛け7は、
図1及び
図2に示すように、シャフト部3の中心軸31がコップ掛け7の基端側に孔に貫通した状態で、下スペーサ32と上スペーサ33との間で挟まれている。
【0042】
コップ掛け7は、
図1乃至
図3に示すように、L字の屈曲部分から先端にかけては、上方に傾斜している。コップ掛け7の傾斜している部分にコップ8を引っ掛けることができるようになっている。このコップ掛け7の傾斜している部分によって、シャフト部3の軸線から離れた位置において、コップ8の開口が下向きになるようにコップ8を引っ掛けることができる。
【0043】
上記実施形態において、台座2が円柱形である場合について説明したが、これに限定されることはない。台座は、四角柱等の他の立体形状であってもよい。
【0044】
上記実施形態において、台座2は、台座2の底面を平らな面においた場合に歯ブラシ保持具1が容易に倒れないような重さとなっている場合について説明したが、これに限定されることはない。台座は、底面又は側周面に吸盤や磁石が設けられていてもよい。
【0045】
台座の底面に吸盤や磁石が設けられていている場合は、台座の底面を歯ブラシ保持具を置く面に固定することができ、歯ブラシ保持具が容易に倒れないようにすることができる。また、台座の側周面に吸盤や磁石が設けられていている場合は、台座を壁面に固定することができ、同様に歯ブラシ保持具が容易に倒れないようにすることができる。
【0046】
上記実施形態において、中心軸31と、下スペーサ32、上スペーサ33及び軸線方向押圧調節キャップ34とからなる場合について説明したが、これに限定されることはない。中心軸と、3個以上のスペーサと軸線方向押圧調節キャップとからなってもよい。把持部及び支持部が挟まれる位置を変えることができるので、歯ブラシを保持する高さを変更することができる。
【0047】
上記実施形態において、軸線方向押圧調整キャップ34によって、下スペーサ32及び上スペーサ33の軸線方向の押圧を調整する場合について説明したが、これに限定されることはない。例えばネジ等の他の手段を利用して、軸線方向の押圧を調整できるようになっていてもよい。
【0048】
上記実施形態において、把持部4は、
図1乃至
図3に示すように、3枚の板材からなる場合について説明したが、これに限定されることはない。把持部は、2枚又は4枚以上の板材からなってもよい。
【0049】
上記実施形態において、把持部4は複数の板材からなる場合について説明したが、これに限定されることはない。把持部4は、
図4に示すように、上面視で略扇状の1枚の板材からなっていてもよい。この略扇状の1枚の板材には、上面視で略扇形の弧に該当する部分に、上記実施形態で説明した凹み42が所定間隔を空けて複数形成されている。なお、
図4において、上記実施形態と同一の符号の部分については、上記実施形態での説明がそのまま援用されるとともに、その説明に限定されることなく種々の改変が可能である。
【0050】
上記実施形態において、把持部4の凹み42は、上面視で
図3に示す形状となっている場合について説明したがこれに限定されることはない。把持部の凹みは、歯ブラシが引掛けられる形状であれば、他の形状であってもよい。
【0051】
上記実施形態において、支持部5は、
図3に示すように、上面視で略扇形の板材である場合について説明したが、これに限定されることはない。支持部は、歯ブラシのハンドルが立てかけられた状態で支持可能な形状であれば、他の形状であってもよい。
【0052】
上記実施形態において、支持部5の窪みは、
図3及び
図4に示すような形状である場合について説明したが、これに限定されることはない。支持部の窪みは、一定の位置で支持部5に立てかけられるようになっていれば、他の形状であってもよい。
【符号の説明】
【0053】
1 歯ブラシ保持具
2 台座
3 シャフト部
4 把持部
5 支持部
6 歯ブラシ
7 コップ掛け
8 コップ
31 中心軸
32 下スペーサ
33 上スペーサ
34 軸線方向押圧調節キャップ
41 長孔
42 凹み
43 歯間ブラシ保持孔
51 窪み
61 ヘッド
62 ネック
63 ハンドル
【要約】
歯ブラシのヘッドを下向きにして歯ブラシを清潔に保持可能であって、歯ブラシからの水垂れが直接洗面台の洗面器及び台所のシンクの内部、並びに、浴室床に落下するようになっており、保持された歯ブラシが突然落下することを防止できる歯ブラシ保持具を提供すること。
【解決手段】歯ブラシ保持具1は、台座2と、台座2から上方に延びるシャフト部3と、シャフト部3の台座2に近い位置にシャフト部3の軸線を中心に回動自在に取り付けられている把持部4と、シャフト部3の上端に近い位置にシャフト部3の軸線を中心に回動自在に取り付けられている支持部5とを有する。歯ブラシ保持具1に保持される歯ブラシ6は、使用者が手で持つハンドル63と植毛されているヘッド61と、ハンドル63とヘッド61を繋ぐネック62とを有する。歯ブラシ保持具1は、歯ブラシ6のヘッド61を下向きにして保持可能となっている。
【選択図】
図1