特許第6099267号(P6099267)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6099267-ショーケースのドレン排水装置 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6099267
(24)【登録日】2017年3月3日
(45)【発行日】2017年3月22日
(54)【発明の名称】ショーケースのドレン排水装置
(51)【国際特許分類】
   F25D 21/14 20060101AFI20170313BHJP
【FI】
   F25D21/14 L
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-134926(P2013-134926)
(22)【出願日】2013年6月27日
(65)【公開番号】特開2015-10742(P2015-10742A)
(43)【公開日】2015年1月19日
【審査請求日】2016年5月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000213493
【氏名又は名称】中野冷機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088720
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 眞一
(72)【発明者】
【氏名】小林 章
(72)【発明者】
【氏名】萩谷 修太郎
【審査官】 伊藤 紀史
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−148771(JP,A)
【文献】 特開2001−201242(JP,A)
【文献】 特開平06−300425(JP,A)
【文献】 特開2011−127813(JP,A)
【文献】 特開平06−301854(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0224050(US,A1)
【文献】 特開平11−132494(JP,A)
【文献】 実開昭53−119978(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0216503(US,A1)
【文献】 特開2014−052095(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 21/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端がショーケースのドレン排出口に接続され、このドレン排出口から排出されるドレンを導くドレン排出ホースと、
前記ドレン排出ホースにより導かれたドレンを収容するとともに横方向に移動可能なドレン容器と、
前記ドレン容器に設けられ、このドレン容器の上部開口を開放する開放位置と前記上部開口を閉止する閉止位置とに上下方向移動可能な蓋と、
前記蓋に取付けられ、前記ドレン容器内のドレンを汲み上げるドレンポンプと、
を有し、
前記ドレン排出ホースの他端が、前記蓋に取付けられるとともに前記ドレン容器内に向けて開口し、
前記ドレン排出ホースに、前記蓋への取付部の手前側に位置して上向きに立ち上がったドレントラップが設けられていることを特徴とするショーケースのドレン排水装置。
【請求項2】
前記蓋に、前記ドレン容器内のドレンの水位が前記ドレンポンプを運転させる水位であることを検知する運転用水位センサが設けられていることを特徴とする請求項1記載のショーケースのドレン排水装置。
【請求項3】
前記蓋に、前記ドレン容器内のドレンの水位が異常水位であることを検知する警報用水位センサが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のショーケースのドレン排水装置。
【請求項4】
開放位置に移動した蓋を、横方向に移動する前記ドレン容器が前記ドレンポンプと前記センサとに当らない位置で保持する蓋保持機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のショーケースのドレン排水装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ショーケース内で生じたドレンを排水するショーケースのドレン排水装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、商品を販売するスーパーマーケットやその他の店舗では、冷凍食品や生鮮食品を陳列するために、冷凍装置を備えたショーケースが使用されている。このようなショーケースには、冷凍装置の冷却器に付着した霜を除霜した場合等に生じるドレンを排水するドレン排水装置が設けられている。ショーケースのドレン排水装置としては様々な構造のものが知られており、その一例としては、下記特許文献1に記載されたように、ショーケースの下部にドレン受け皿を設け、ドレンを筒状の排水部を介してドレン受け皿に導き、ドレン受け皿に導かれたドレンをドレンポンプで汲み上げて外部に排水するようにしたものが知られている。
【0003】
また、ドレンをドレン受け皿に導く構造としては、下記特許文献2に記載されたように、ドレン排水ホースをドレン受け皿に接続したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−351728号公報
【特許文献2】特開2008−75952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された構造では、ドレン受け皿を清掃するためにそのドレン受け皿を横方向に移動させてショーケースの下部から引き出す場合に、ドレン受け皿が排水部に当り易く、ドレン受け皿の清掃作業に手間と時間とがかかっている。
【0006】
また、特許文献2に記載されたようにドレン排水ホースをドレン受け皿に接続した構造の場合には、ドレン受け皿を清掃する場合に、ドレン受け皿からドレン排水ホースを取り外す作業と、清掃後にドレン受け皿にドレン排水ホースを接続する作業とが必要であり、ドレン受け皿の清掃作業に手間と時間とがかかっている。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ドレンを収容するドレン容器の清掃を容易に行うことができるショーケースのドレン排水装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るショーケースのドレン排水装置は、一端がショーケースのドレン排出口に接続され、このドレン排出口から排出されるドレンを導くドレン排出ホースと、前記ドレン排出ホースにより導かれたドレンを収容するとともに横方向に移動可能なドレン容器と、前記ドレン容器に設けられ、このドレン容器の上部開口を開放する開放位置と前記上部開口を閉止する閉止位置とに上下方向移動可能な蓋と、前記蓋に取付けられ、前記ドレン容器内のドレンを汲み上げるドレンポンプと、を有し、前記ドレン排出ホースの他端が、前記蓋に取付けられるとともに前記ドレン容器内に向けて開口し、前記ドレン排出ホースに、前記蓋への取付部の手前側に位置して上向きに立ち上がったドレントラップが設けられていることを特徴とする。
【0009】
また、前述の本発明に係るショーケースのドレン排水装置において、前記蓋に、前記ドレン容器内のドレンの水位が前記ドレンポンプを運転させる水位であることを検知する運転用水位センサが設けられていることが望ましい。
【0010】
また、前述の本発明に係るショーケースのドレン排水装置において、前記蓋に、前記ドレン容器内のドレンの水位が異常水位であることを検知する警報用水位センサが設けられていることが望ましい。
【0011】
また、前述の本発明に係るショーケースのドレン排水装置において、開放位置に移動した蓋を、横方向に移動する前記ドレン容器が前記ドレンポンプと前記センサとに当らない位置で保持する蓋保持機構が設けられていることが望ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るショーケースのドレン排水装置によれば、蓋を開放位置に移動させた後にドレン容器を横方向に移動させて設置場所から取り出すことによりドレン容器を清掃することができ、ドレン排出ホースが蓋に取付けられているためにドレン容器を横方向に移動させる場合にドレン容器がドレン排出ホースに当ることがなく、また、ドレン排出ホースを取外す必要がなく、ドレン容器の横方向への移動及び横方向に移動させた後のドレン容器の清掃を容易に行うことができる。また、蓋を開放位置に移動させた場合には、蓋が上方へ移動することに伴ってドレン排出ホースのドレントラップの高さ寸法が大きくなるため、ドレン容器を清掃している間にショーケースに設けられている冷凍装置の運転を継続することによりドレンが生じてもそのドレンがドレン排出ホースの他端から溢れ出すことを防止することができ、ドレン容器の清掃中に冷凍装置の運転を継続してショーケース内の温度を適温に維持することができ、商品の鮮度を維持することができる。
【0013】
また、運転用水位センサが蓋に取付けられているため、ドレン容器の清掃を容易に行うことができる。
【0014】
また、警報用水位センサが蓋に設けられているため、ドレン容器の清掃を容易に行うことができる。
【0015】
また、開放位置に移動した蓋を蓋保持機構で保持することにより、横方向に移動するドレン容器がドレンポンプとセンサとに当らないようにすることができ、ドレン容器の横方向への移動及び清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施形態のショーケースを示す断面側面図である。
図2】ドレンアップキットを示す平面図である。
図3】ドレンアップキットの蓋が閉止位置に位置する状態を示す側面図である。
図4】ドレンアップキットの蓋が開放位置に位置する状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1は平型タイプのショーケース1を示しており、このショーケース1は、上方が開口されたショーケース本体2と、ショーケース本体2の下側に位置してショーケース本体2を支持する台座部3とを有している。
【0018】
ショーケース本体2は、前後左右の外周部を囲む側壁4と底部に位置する底壁5とを有している。ショーケース本体2の内側には、後方の側壁4と平行に対向する背面板6と、前方の側壁4と平行に対向する前面板7と、底壁5と平行に対向する床板8とが設けられている。床板8上には、冷凍食品や生鮮食品等の商品が陳列される。前方の側壁4と前面板7との間、底壁5と床板8との間、及び、後方の側壁4と背面板6との間には、冷気が循環する循環ダクト9が設けられている。
【0019】
循環ダクト9内における底壁5と床板8との間の部分には、送風ファン10と冷凍装置の一部を構成する冷却器11とが設置されている。送風ファン10により送風されるとともに冷却器11により冷却されることにより生じた冷気が循環ダクト9内を循環し、背面板6の上部には循環する冷気が吹き出す冷気吹出口12が形成され、前面板7の上部には循環する冷気が吸い込まれる冷気吸込口13が形成されている。
【0020】
台座部3の内部には、冷凍装置の一部を構成する圧縮機、凝縮器、膨張装置等(いずれも図示せず)が設置されている。
【0021】
底壁5には、冷却器11に付着した霜が除霜された場合に生じるドレンを排出するためのドレン排出口14が形成されている。ドレン排出口14にはドレン排出ホース15の一端が接続され、ドレン排出ホース15は、ドレンを後述するドレン容器に案内するように台座部3内に配設されている。
【0022】
ショーケース1の背面側には、ドレンアップキット16が設置されている。このドレンアップキット16は、支持体17と、ドレン容器18と、ドレン容器18の上部開口19を閉止する閉止位置と上部開口19を開放する開放位置とに上下方向移動可能な蓋20と、蓋20に取付けられたドレンポンプ21、運転用水位センサ22、23、警報用水位センサ24とを備えている。
【0023】
図2は、ドレンアップキット16を示す平面図である。ドレン容器18の蓋20には、ドレンポンプ21と、運転用水位センサ22、23と、警報用水位センサ24と、ドレン排出ホース15の他端とが取付けられている。ドレン排出ホース15の他端は、蓋20に形成された孔25に向けて開口している。
【0024】
図3は、蓋20がドレン容器18の上部開口19を閉止する閉止位置に位置する状態を示している。図4は、蓋20がドレン容器18の上部開口19を開放する開放位置に位置する状態を示している。
【0025】
以下、ドレンアップキット16の各構成部品について説明する。
【0026】
支持体17は、ショーケース1の背面側に位置して上下方向に設けられており、この支持体17は蓋20を閉止位置と開放位置との間で上下方向移動可能に支持している。
【0027】
ドレン容器18は、ドレン排出ホース15により導かれたドレンを収容する容器であり、上部開口19を開放した状態で横方向に移動可能に設けられている。ドレン容器18を横方向に移動させて設置場所から取出すことにより、ドレン容器18を清掃することができる。
【0028】
蓋20は、支持体17により支持されて閉止位置と開放位置とに上下方向移動可能に設けられている。蓋20の上部側には、蓋20に取付けられたドレンポンプ21やドレン排出ホース15の他端側を囲む上部カバー26が取付けられており、この上部カバー26には蓋20を上下動させる場合に転動するローラ27が取付けられている。開放位置に移動した蓋20は、その開放位置で蓋保持機構28により保持されるようになっている。この蓋保持機構28は、支持体17に設けられた突起29と、上部カバー26に設けられて突起29に引っ掛けられる引掛け部30とにより構成されている。
【0029】
ドレンポンプ21は、ドレン容器18内に収容されたドレンを汲み上げ、外部排出パイプ31を介してショーケース1が設置されている部屋の外部に排出するポンプである。蓋20へのドレンポンプ21の取付けは、蓋20を開放位置に移動させて蓋保持機構28により保持した場合、横方向に移動するドレン容器18がドレンポンプ21に当らないように行われている。
【0030】
運転用水位センサ22、23は、ドレン容器18内のドレンの水位がドレンポンプ21を運転させる水位であることを検知するセンサであり、一方の運転用水位センサ22はドレンポンプ21の運転を開始する水位を検知し、他方の運転用水位センサ23はドレンポンプ21の運転を停止する水位を検知する。これらの運転用水位センサ22、23はドレンアップキット16の各部を制御する制御部(図示せず)に通信ケーブルを介して接続され、運転用水位センサ22、23からの検知信号が制御部に入力されることにより、制御部からドレンポンプ21に対して運転を開始する運転開始信号又は運転を停止する運転停止信号が出力される。蓋20への運転用水位センサ22、23の取付けは、蓋20を開放位置に移動させて蓋保持機構28により保持した場合、横方向に移動するドレン容器18が運転用水位センサ22、23に当らないように行われている。
【0031】
警報用水位センサ24は、ドレン容器18内のドレンの水位が異常水位に上昇したことを検知するセンサである。この警報用水位センサ24はドレンアップキット16の各部を制御する制御部に接続され、警報用水位センサ24からの検知信号が制御部に入力されることにより、制御部から警報発報部(図示せず)に対して信号が出力され、警報発報部において警報音又はランプ点灯による警報の発報が行われる。蓋20への警報用水位センサ24の取付けは、蓋20を開放位置に移動させて蓋保持機構28により保持した場合、横方向に移動するドレン容器18が警報用水位センサ24に当らないように行われている。
【0032】
一端がドレン排出口14に接続されたドレン排出ホース15の他端は、蓋20に取付けられるとともに孔25(図2参照)を介してドレン容器18内に向けて開口している。ドレン排出ホース15における蓋20への取付部の手前側に位置する部分には、上向きに立ち上って内部にドレンを蓄えるドレントラップ32が設けられている。このドレントラップ32は、蓋20の上下動に伴って伸縮可能な蛇腹構造に形成されている。
【0033】
このような構成において、ドレン容器18を清掃するとき以外は、蓋20は図1及び図3に示すように閉止位置に位置しており、ドレン容器18の上部開口19は蓋20により閉止されている。
【0034】
冷却器11に付着した霜が除霜されるとドレンが生じ、そのドレンはドレン排出口14から排出され、ドレン排出ホース15内を導かれてドレン排出ホース15の他端から排出される。ドレン排出ホース15の他端から排出されたドレンは、孔25(図2参照)を通過して流れ落ち、ドレン容器18内に収容される。
【0035】
ドレン容器18内に収容されたドレンの水位が運転用水位センサ22により検知されると、ドレンポンプ21の運転が開始される。ドレンポンプ21の運転が開始されると、ドレン容器18内のドレンが汲み上げられ、汲み上げられたドレンは外部排出パイプ31を介して外部に排出される。ドレンポンプ21による汲み上げ及び外部への排出に伴ってドレン容器18内のドレンが減少し、ドレンの水位が低下して運転用水位センサ23によりその水位が検知されると、ドレンポンプ21の運転が停止される。
【0036】
また、何らかの原因、例えば、ドレンポンプ21のゴミ詰まり等によりドレン容器18内のドレンの水位が異常水位に上昇したことが警報用水位センサ24により検知された場合には、警報発報部から警報が発報される。警報が発報された場合には、ショーケース1が設置されている店舗の担当者やショーケース1の管理会社のサービスマンによりその警報に対応した措置がとられる。
【0037】
ドレン容器18を清掃する場合には、図4に示すように蓋20を支持体17に沿って開放位置へ移動させ、開放位置に移動した蓋20を蓋保持機構28により保持する。開放位置に移動した蓋20を蓋保持機構28により保持した後、ドレン容器18を横方向に移動させることにより設置場所から取出し、清掃する。
【0038】
開放位置へ移動させた蓋20は蓋保持機構28により開放位置で保持されるため、ドレン容器18を横方向に移動させて設置場所から取出す作業を、両手を使用して容易に行うことができる。
【0039】
また、通信ケーブルを介して制御部に接続されているドレンポンプ21と運転用水位センサ22、23と警報用水位センサ24とが蓋20に取付けられており、ドレン容器18には制御部に接続されている機器が取付けられていないため、ドレン容器18を横方向に移動させて設置場所から取出す作業や、ドレン容器18を清掃する作業を容易に行うことができる。
【0040】
さらに、蓋20を開放位置へ移動させて蓋保持機構28により保持した場合、ドレンポンプ21と運転用水位センサ22、23と警報用水位センサ24とが横方向に移動するドレン容器18と当らない位置に移動しているため、ドレン容器18を横方向に移動させて設置場所から取出す作業をより一層容易に行うことができる。
【0041】
このように、ドレン容器18を設置場所から取出す作業を容易に行うことができるため、ドレン容器18の清掃を頻繁に行うことができ、ドレン容器18の汚れ等が原因となるドレンポンプ21の耐用年数の低下を防止することができる。
【0042】
また、蓋20を開放位置に移動させた場合、蓋20に取付けられているドレン排出ホース15の他端も上方に移動し、蛇腹構造のドレントラップ32が上方に伸びる。このため、ドレン容器18を設置場所から取出して清掃している場合に、冷却器11の除霜が行われることにより生じたドレンがドレン排出ホース15内を導かれてもそのドレンがドレン排出ホース15の他端から溢れ出すことが防止される。これにより、ドレン容器18を設置場所から取出して清掃する場合において冷凍装置の運転を継続することができ、ドレン容器18を清掃するために冷凍装置の運転を停止させる必要がなく、ショーケース1内の温度を適温に維持することができ、陳列された商品の鮮度を維持することができる。
【0043】
本発明は、前述の実施形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前述の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 ショーケース
2 ショーケース本体
3 台座部
4 側壁
5 底壁
6 背面板
7 前面板
8 床板
9 循環ダクト
10 送風ファン
11 冷却器
12 冷気吹出口
13 冷気吸込口
14 ドレン排出口
15 ドレン排出ホース
16 ドレンアップキット
17 支持体
18 ドレン容器
19 上部開口
20 蓋
21 ドレンポンプ
22、23 運転用水位センサ
24 警報用水位センサ
25 孔
26 上部カバー
27 ローラ
28 蓋保持機構
29 突起
30 引掛け部
31 外部排出パイプ
32 ドレントラップ
図1
図2
図3
図4