【課題を解決するための手段】
【0011】
上述の問題のうち1つまたは複数を解決または少なくとも軽減することが本発明の目的である。特に、衛生用品の使用を監視するためのコスト効率的で容易に入手可能な方法を提供することが本発明の目的である。本発明の他の目的は、吸収製品の遅すぎる交換を防止するのを支援できる方法を提供することである。
【0012】
これらおよび他の目的は、同時継続の特許文献4、特許文献5、特許文献6、および特許文献7でも述べられている。これらは、本願の出願人により2011年12月に出願され、本願の出願日においては公衆に利用可能となってはいない。
【0013】
これらの同時継続出願は、尿漏れパッドのような、吸収製品の使用を監視するための異なるモバイル・アプリケーション(所謂「アプリ」)に関する発明を説明している。当該モバイル・アプリケーションが全て、かかる製品の着用者の排泄行動に関連する情報を収集して、当該収集された情報に基づいて、当該吸収製品の使用に関して製品関連情報を製品着用者に提供する。当該収集された情報が実際の尿および/または便の恥辱を示す情報であってもよく、または、当該情報が、製品着用者の排泄行動に影響を及ぼすかまたは影響を及ぼし得る他の情報であってもよい。
【0014】
これらのモバイル・アプリケーションのうち一部の幾つかの基本バージョンにおいて、当該収集された情報が、排泄が行われたという指示を含んでもよく、それにより、当該製品関連情報は、製品着用者のモバイル装置に表示された、当該吸収製品を交換する必要がありうるという通知を含んでもよい。
【0015】
これらのモバイル・アプリケーションの一部のより改良されたバージョンでは、これらのアプリケーションは、着用者が着用している吸収製品の容量に関する「容量情報」を取得し、当該収集された情報から決定される着用者の排泄行動と当該吸収製品の容量との比較に基づいて、当該吸収製品の使用に関する推奨を提供するように適合されている。例えば、当該収集された情報が、当該吸収製品の容量を十分に下回る一定回数の尿および/または便の恥辱を製品着用者が経験したことを示す場合には、製品着用者に提供される製品関連情報が、当該吸収製品の交換がこの時点では必要でないことを示す情報を含んでもよい。しかし、当該吸収製品の最大容量に近い回数の尿および/または便の恥辱を製品着用者が経験したことを当該収集された情報が示す場合には、当該製品関連情報が製品を交換するという推奨を含んでもよい。当該吸収製品の容量が製品着用者の排泄行動にとって多すぎるかまたは少なすぎることが分かった場合には、当該製品関連情報が、製品着用者のモバイル装置に表示された、当該製品を吸収容量がより多いかまたは少ない別の製品と交換するという推奨を含んでもよい。
【0016】
本発明は、衛生用品の使用を監視するためのこれらのおよび他の任意のモバイル・アプリケーションが、他のモバイル・アプリケーションにより取得されたが依然として製品着用者の排泄行動に関連する情報にも基づいて当該製品関連情報を提供できるようにする解決策を提供することによって、上記これらのおよび他の任意のモバイル・アプリケーションを改良する方法に関する。他のモバイル・アプリケーションを使用することで取得された製品着用者の排泄行動に関連する情報を格納するデータベースから情報を抽出する機能を、衛生用品の使用を監視するためのモバイル・アプリケーションに組み込むことによって、当該衛生用品の使用に影響を及ぼすより多くの情報を当該モバイル・アプリケーションにより取得することができ、その結果、より関連する製品関連情報を製品着用者に提供することができる。当該データベースから抽出された情報を使用して、例えば、抽出した情報に基づいて製品着用者による将来の排泄を予測するように当該モバイル・アプリケーションが使用するアルゴリズムを適合させることによって、衛生用品の使用を監視するモバイル・アプリケーションのインテリジェンスを高めてもよい。
【0017】
本発明はしたがって、着用者が着用する衛生用品の使用を監視するための第1のモバイル・アプリケーションの実行を通じて携帯電話のようなモバイル装置で実施される方法を提供する。当該方法は、着用者の排泄行動に関連する情報を、当該第1のモバイル・アプリケーションとは異なる少なくとも第2のモバイル・アプリケーションにより取得された情報を記憶するデータベースから抽出するステップと、抽出した情報に基づいて製品関連情報を製品着用者または製品着用者の介護者に提供するステップとを含む。
【0018】
そこで、本発明では「相互共有データベース」の使用を提案する。相互共有データベースから、モバイル・アプリケーションにより取得された利用者の排泄行動に関連する情報を、当該利用者が着用している衛生用品の使用を監視するための別のモバイル・アプリケーションにより抽出することができる。
【0019】
製品着用者の排泄行動に関連する情報が、製品着用者の実際の排泄行動に関するデータ、例えば、1つまたは複数の尿および/または便の恥辱の時刻、種類、および量、ならびに/または、製品着用者自身に関するデータもしくは製品着用者の排泄行動に影響を及ぼすかまたは及ぼしうる製品着用者の他の行動もしくは習慣を含んでもよい。製品着用者の排泄行動に影響を及ぼすかまたは及ぼすおそれがあり、相互共有データベースに格納でき相互共有データベースから抽出できる排泄関連情報の非包括的な例は、
−製品着用者の年齢および性別に関するデータ(利用者データ)と、
−製品着用者の健康および薬の服用に関するデータ(健康データ)と、
−製品着用者による流動食および/または固形食の摂取に関するデータ(摂取データ)と、
−製品着用者の運動習慣(運動データ)に関するデータと、
−製品着用者の睡眠習慣(睡眠データ)に関するデータと、
である。
【0020】
当該第1のモバイル・アプリケーションをさらに、製品着用者の実際の排泄行動に関する排泄関連情報を収集し、当該製品関連情報を、当該排泄関連情報と相互共有データベースから抽出した情報の比較に基づいて提供するように構成してもよい。当該排泄関連情報を、製品着用者による情報の手動入力を通じて、および/または、製品着用者による尿および/または便の実際の排泄を示す情報を取得できる1つまたは複数のセンサ装置を用いて、当該第1のモバイル・アプリケーションにより収集してもよい。
【0021】
製品着用者の将来の排泄行動を相互共有データベースから抽出した情報に基づいて予測し、製品関連情報を当該予測された将来の排泄行動に基づいて提供するように当該第1のモバイル・アプリケーションが構成されることが好ましい。当該予測が、当該第1のモバイル・アプリケーション自体により取得された排泄関連情報と相互共有データベースから抽出した情報の間の比較に基づいてもよい。
【0022】
上述のように、相互共有データベースから抽出した情報が、製品着用者の排泄行動に影響を及ぼす製品着用者の行動または習慣に関する情報、例えば、製品着用者の摂取行動、運動および/または睡眠に関する情報であってもよい。当該情報と当該第1のモバイル・アプリケーション自体により取得された排泄関連情報とを比較することによって、当該第1のモバイル・アプリケーションは、どのように製品着用者の他の行動と習慣が製品着用者の排泄行動に影響を及ぼすかを学習することができる。次いで、当該知識を製品着用者による将来の排泄の予測において当該第1のモバイル・アプリケーションにより使用してもよく、その結果、当該第1のモバイル・アプリケーションは製品関連情報を衛生用品の使用に関する有用な推奨の形で製品着用者または製品着用者の介護者に提供することができる。少々別の言い方をすれば、当該第1のモバイル・アプリケーションは製品着用者の排泄行動と製品着用者の他の行動と習慣の間の相関関係を決定すると言うことができる。当該相関関係を使用して、製品着用者の将来の排泄行動を予測する。
【0023】
当該第1のモバイル・アプリケーションと当該少なくとも第2のモバイル・アプリケーションは1組のモバイル・アプリケーションを形成する。当該1組のモバイル・アプリケーションは、どのように製品着用者の異なる行動と習慣が彼/彼女の排泄行動に影響を及ぼすかを一体となって分析し、当該衛生用品の使用に関して出来る限り有用な推奨を提供する役割を果たす。
【0024】
当該第1のモバイル・アプリケーションと当該少なくとも第2のモバイル・アプリケーションが、着用者が着用している衛生用品の使用を監視するように全てが構成された1群のモバイル・アプリケーションのメンバであることが好ましい。これらのモバイル・アプリケーションを全て、製品着用者に関する排泄関連情報を取得し、取得した当該情報を相互共有データベースに送信するように構成してもよい。当該モバイル・アプリケーションの一部または全部をさらに、他のモバイル・アプリケーションにより取得された排泄関連情報を相互共有データベースから抽出し、当該情報を用いて衛生用品の使用に関する製品関連情報を製品着用者に提供するように構成してもよい。
【0025】
当該第1のモバイル・アプリケーションと当該少なくとも第2のモバイル・アプリケーションが、例えば以下から成るグループの中の異なるアプリケーションであってもよい。
1)以降、「Sleep Security」と称するモバイル・アプリケーション。特許文献4で開示されているモバイル・アプリケーションと同様に、利用者の排泄行動に関連する情報が、モバイル装置の動き検知装置により登録された当該利用者の動きを分析することにより得られる。
2)以降「Daily Log」と称するモバイル・アプリケーション。特許文献5で開示されているモバイル・アプリケーションと同様に、利用者の排泄行動に関連する情報が、少なくとも当該利用者による流動食および/または固形食の摂取に関連する情報、ならびに、当該利用者による尿および/または便の排泄に関連する情報の手動入力により得られる。
3)以降「Pad Scanner」と称するモバイル・アプリケーション。特許文献6で開示されているモバイル・アプリケーションと同様に、利用者の排泄行動に関連する情報が、モバイル装置の画像捕捉装置により捕捉された使用済みの吸収製品の画像を分析することにより得られる。
4)以降「Reassure」と称するモバイル・アプリケーション。特許文献7で開示されているモバイル・アプリケーションと同様に、利用者の排泄行動に関連する情報が、尿および/または便の存在を示す化学物質を検出できる匂いセンサ装置から受信した信号を分析することにより得られる。
【0026】
1実施形態では、相互共有データベースは特に、Sleep SecurityとDaily Logアプリケーションの間で排泄関連情報を交換することを目的としている。例えば、Sleep Securityアプリケーションを、当該利用者の登録された動きに関連する排泄関連情報を相互共有データベースに提供するように構成してもよく、それにより、Daily Logアプリケーションを、当該情報を当該利用者によりDaily Logアプリケーションへ手動で入力された情報とともに使用して、製品着用者による尿および/または便による将来の恥辱をより正確に予測するように構成してもよい。
【0027】
相互共有データベースがシングルユーザデータベースであってもよい。当該シングルユーザデータベースから、当該第1のモバイル・アプリケーションの利用者は、当該利用者自身と当該利用者の行動に関する排泄関連情報のみを抽出することができる。他の実施形態では、相互共有データベースはマルチユーザデータベースである。これは、当該第1のモバイル・アプリケーションが、当該少なくとも1つの第2のモバイル・アプリケーションの他の利用者に関する排泄関連情報を抽出できることを意味する。それにより、どのように他の利用者の個人データ、行動および習慣が彼らの排泄行動に影響するかに関する情報を、当該第1のモバイル・アプリケーションにより当該データベースから抽出でき、製品着用者の将来の排泄行動を予測するために使用することができる。
【0028】
当該モバイル・アプリケーションの利用者が着用する衛生用品の容量に関連する容量情報を取得して、(当該第1のモバイル・アプリケーション自体により取得されるかまたは相互共有データベースから抽出された)排泄関連情報と当該容量情報の両方に基づいて、製品関連情報を提供するように当該第1のモバイル・アプリケーションがさらに構成されることが好ましい。これにより、当該製品関連情報が製品着用者の排泄行動と衛生用品の容量の比較に基づくことができるので、当該第1のモバイル・アプリケーションは、製品関連情報を当該衛生用品の使用に関する十分な根拠に基づく推奨の形で提供することができる。
【0029】
当該容量情報が、吸収製品の種類、吸収製品の吸収レベル、および衛生用品の大きさのうち何れか1つまたは任意の組合せを含んでもよい。当該容量情報を、ユーザ入力および/または製品データベースからの情報の受信から得てもよい。当該製品データベースが相互共有データベースの一部を形成してもしなくてもよい。
【0030】
上述のように、当該第1のモバイル・アプリケーションを、相互共有データベースから抽出した排泄関連情報を使用して、製品着用者による尿および/または便による将来の恥辱を予測するように構成してもよい。また、当該第1のモバイル・アプリケーションを、将来排泄される可能性がある尿および/または便の量を抽出した情報と、さらに、当該第1のモバイル・アプリケーション自体により取得された排泄関連情報とに基づいて予測し、将来排出されると予測される尿および/または便の量に基づいて当該製品関連情報を提供するように構成してもよい。
【0031】
上述のように、当該第1のモバイル・アプリケーションを、衛生用品の容量に関連する容量情報を取得するように構成してもよい。この場合、製品関連情報を、当該衛生用品の容量と将来排出されると予測される尿および/または便の量の比較に基づいて提供することができる。
【0032】
例えば、当該第1のモバイル・アプリケーションを、当該容量情報に基づいて衛生用品により保持できる尿および/または便の最大量を決定し、将来の時点に対し、その時点で製品着用者により排出される可能性がある尿および/または便の量を製品着用者の当該予測された将来の排泄行動に基づいて決定するように構成してもよい。当該推奨は、当該最大量と将来の時点で排泄される可能性がある尿および/または便の量との比較に基づくことができる。当該衛生用品により保持できる尿および/または便の最大量ならびに将来の時点に排泄さされる可能性のある尿および/または便の量を、尿および/または便の恥辱の離散的回数として当該第1のモバイル・アプリケーションにより決定するのが好ましい。将来の時点で排泄される量が衛生用品により保持できる最大量を超えるかまたはそれに近い場合には、当該第1のモバイル・アプリケーションに提供される製品関連情報が、その将来の時点より前に衛生用品を交換するという推奨であってもよい。
【0033】
上のシナリオでは、当該第1のモバイル・アプリケーションが提供する製品関連情報は、当該製品が保持できる量を排泄量が超える前に当該製品を交換するという推奨を含む。しかし、一般に、当該製品関連情報が衛生用品の使用に関する任意の情報であってもよい。例えば、当該製品関連情報が、製品の交換は必要でないという指示と、排尿および/または排便が行われ当該製品を交換するのが望ましいであろうという指示と、当該製品を交換するという推奨と、一定の時刻より前に当該製品を交換するという推奨と、現在着用している製品より容量が大きいかまたは少ない別の衛生用品に当該製品を交換するという推奨とのうち何れか1つまたは任意の組合せを含んでもよい。
【0034】
本発明の例示的な実施形態では、当該第1のモバイル・アプリケーションは、日時ログへの情報の手動入力を通じて製品着用者の排泄および摂取行動に関する情報を取得するDaily Logアプリケーションであり、当該少なくとも第2のモバイル・アプリケーションは、製品着用者の睡眠の動きを分析することにより製品着用者の夜間の排泄行動に関する排泄関連情報を取得するSleep Securityアプリケーションである。Daily Logアプリケーションは、Sleep Securityアプリケーションが取得した排泄関連情報を相互共有データベースから抽出し、当該利用者による日中の摂取と排泄と当該利用者の夜間の排泄行動の関係を分析する。当該分析に基づいて、Daily Logアプリケーションは、一定の摂取/排泄パターンを有する、昼間に続く夜間の製品着用者の排泄行動を予測するように学習することができる。Daily Logアプリケーションは次いで、当該予測に基づいて製品関連情報を製品着用者に提供してもよい。例えば、Daily Logが、当該製品からの尿漏れを回避するために、夜になる前の間の一定の時点より前に衛生用品を交換しなければならない可能性があるという通知を、夕方に製品着用者に対して表示してもよい。
【0035】
当該第1のモバイル・アプリケーションを、当該モバイル装置、および/または、当該モバイル装置が通信可能に接続できる通信装置、例えば製品着用者の介護者のモバイル装置での可視信号、可聴信号および/または振動信号により、製品関連情報を製品着用者に提供するように構成することができる。当該製品関連情報の中身と製品着用者および/または介護者へ当該製品関連情報を提供するやり方との両方を、相互共有データベースから抽出した排泄関連情報に少なくとも部分的に基づいて決定することが好ましい。
【0036】
以上の説明から明らかなように、本発明に従う方法は、コンピュータ・プログラム(即ち、当該第1のモバイル・アプリケーション)の実行を通じてモバイル装置により実施されるコンピュータ実行型の方法である。したがって、本発明の別の態様によれば、着用者が着用する衛生用品の使用を監視するためのコンピュータ・プログラムが提供される。当該コンピュータ・プログラムは、当該モバイル装置のプロセッサにより実行されたときにモバイル装置に当該方法を実施させるように構成される。
【0037】
本発明はまた、コンピュータ可読命令を格納するための不揮発性メモリを備えたコンピュータ・プログラム製品も提供する。上述のコンピュータ・プログラムは当該不揮発性メモリで符号化される。
【0038】
さらに、本発明は、着用者が着用する衛生用品の使用を監視するためのモバイル装置を提供する。当該モバイル装置は、プロセッサと、当該プロセッサにより実行可能なコンピュータ・プログラムを格納するための記憶媒体とを備える。当該記憶媒体は上述のコンピュータ・プログラムを格納する。当該モバイル装置はさらに、相互共有データベースに接続し相互共有データベースから排泄関連情報を抽出するための通信ユニットを備える。
【0039】
当該モバイル装置がさらに、
当該モバイル装置が製品着用者により携帯されているかまたはベッドで製品着用者の隣に置かれているときに、製品着用者の動きを登録するための、加速度計のような動き検知装置と、
当該利用者の摂取行動や排泄行動に関する情報を利用者が手動で入力できるようにする入力手段と、
使用済みの吸収製品、例えば尿漏れパッドの画像を捕捉するための、統合型カメラのような画像検知装置と、
衛生用品における尿および/または便の存在を示す少なくとも1つの化学物質を検出するように構成された匂いセンサ装置と通信するための通信ユニットと、
を備えることが好ましい。
【0040】
本発明のさらに別の態様によれば、第1のモバイル・アプリケーション、少なくとも第2のモバイル・アプリケーション、およびデータベースを備えるソフトウェア・コンポ―ネントのシステムを提供する。当該第1のモバイル・アプリケーションは、着用者が着用する衛生用品の使用を監視し、当該衛生用品の使用に関する製品関連情報を、例えば、当該製品を交換すべきときに関する推奨の形で、着用者に提供するように構成されたモバイル・アプリケーションである。当該少なくとも第2のモバイル・アプリケーションは、当該利用者の排泄行動に関連する情報、例えば、当該利用者の実際の排泄行動、当該利用者自身、および/または当該排泄行動に影響を及ぼす当該利用者の他の行動に関する情報を収集するためのモバイル・アプリケーションである。当該第2のモバイル・アプリケーションは、収集された情報を当該データベースに送信するように構成され、当該データベースは、当該情報を格納するように構成される。当該第1のモバイル・アプリケーションは、格納された情報を当該データベースから抽出し、抽出した情報に基づいて製品関連情報を製品着用者に提供するように構成される。当該データベースはしたがって、異なるモバイル・アプリケーションがそこに格納された情報を共有できるようにするという意味で、相互共有データベースである。
【0041】
本発明は、下記で提供する詳細な説明と、例としてのみ与えた添付図面とからより十分に理解される。異なる図面において同じ符号は同じ要素に対応する。