特許第6104134号(P6104134)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6104134
(24)【登録日】2017年3月10日
(45)【発行日】2017年3月29日
(54)【発明の名称】ファンモータの筐体
(51)【国際特許分類】
   F04D 25/08 20060101AFI20170316BHJP
   F04D 29/52 20060101ALI20170316BHJP
   H02K 7/14 20060101ALI20170316BHJP
   H02K 5/22 20060101ALI20170316BHJP
【FI】
   F04D25/08 303
   F04D29/52 D
   H02K7/14 A
   H02K5/22
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-241106(P2013-241106)
(22)【出願日】2013年11月21日
(65)【公開番号】特開2015-78682(P2015-78682A)
(43)【公開日】2015年4月23日
【審査請求日】2016年1月21日
(31)【優先権主張番号】特願2013-190989(P2013-190989)
(32)【優先日】2013年9月13日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000180025
【氏名又は名称】山洋電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100105463
【弁理士】
【氏名又は名称】関谷 三男
(74)【代理人】
【識別番号】100102576
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 敏章
(74)【代理人】
【識別番号】100108394
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100101063
【弁理士】
【氏名又は名称】松丸 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100114546
【弁理士】
【氏名又は名称】頭師 教文
(74)【代理人】
【識別番号】100153903
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 明
(74)【代理人】
【識別番号】100162330
【弁理士】
【氏名又は名称】広瀬 幹規
(72)【発明者】
【氏名】西沢 敏弥
(72)【発明者】
【氏名】酒井 悠
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 二朗
(72)【発明者】
【氏名】横田 雅史
【審査官】 佐藤 秀之
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭64−022896(JP,U)
【文献】 特開平10−054386(JP,A)
【文献】 実開昭56−015500(JP,U)
【文献】 実開昭55−180098(JP,U)
【文献】 特開昭52−122908(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 25/08
F04D 29/52
H02K 5/22
H02K 7/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファンの回転軸方向において間隔を空けて設けられた2以上の板部材と、
前記板部材同士を連結する連結部と、
前記板部材同士の間、かつ、風路以外の空間であって前記連結部から前記風路外の空間に向けて突出して形成された突出部と、
前記突出部に設けられモーターに電気を供給する電源からの配線と接続する端子を固定する固定部と、
前記固定部に固定された前記端子に対して前記配線に設けられたコネクタを接続した際に前記コネクタと当接して前記コネクタを固定するコネクタ固定部と
を有し、
前記コネクタ固定部は、前記板部材同士の間に配置された複数の第1のリブを有し、前記複数の第1のリブが、前記コネクタの形状に合わせた切り欠き形状を有し、
前記突出部から前記板部材の縁部までには前記端子が延在する方向に交差する他の部材が設けられていないことを特徴とするファンモータの筐体。
【請求項2】
前記突出部は、前記板部材同士を連結する第2のリブによって構成され、
前記固定部は、前記第2のリブに形成された穴部を有する請求項1に記載のファンモータの筐体。
【請求項3】
前記筐体は、前記板部材に前記モーターを取り付けるモーター取り付け部と、
前記モーター取り付け部から伸びる前記板部材を補強する板部材補強部と、を有し、
前記板部材補強部は溝形状を有し、前記モーターから伸びる配線を収容可能である請求項1または2に記載のファンモータの筐体。
【請求項4】
前記板部材補強部における前記溝形状は、前記固定部と連通する請求項3に記載のファンモータの筐体。
【請求項5】
前記複数の第1のリブは、前記固定部と連結し、前記固定部から前記コネクタを挿入する方向に延在して形成される請求項に記載のファンモータの筐体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンモータの筐体に関する。
【背景技術】
【0002】
ファンモータは、主にファンと、磁石、巻線、軸受けなどからなるモーターと、筐体などから構成されている。ファンモータにおいても一般の部品と同様に小型化、低コストなどの要請があり、小型化などの要請への対応としては、例えば外部からの電源と接続する端子の接続部を筐体に設けられたスポークの中でも中央部分において設けているものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−9470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成によれば、端子との接続部が筐体の中央部であるため、コネクタの形状の分だけスポークが大きくなる。それに伴って、通気抵抗が増大し、高風量化や低騒音化が阻害される。また、コネクタを配置するスポークの溝形状はコネクタとほぼ同じ大きさであるため、コネクタの組付け作業が行いにくい、といった問題がある。
【0005】
そこで本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、通気抵抗が増大せず、かつ、リード線の組み付け作業が良好なファンモータの筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明は、ファンの回転軸方向において間隔を空けて設けられた2以上の板部材と、板部材同士を連結する連結部と、板部材同士の間かつ風路以外の空間であって連結部から風路以外の空間に向けて突出して形成された突出部と、突出部に設けられモーターに電気を供給する電源からの配線と接続する端子を固定する固定部と、を有する。本発明において、突出部から板部材の縁部までには端子が延在する方向に交差する他の部材が設けられていないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るファンモータの筐体によれば、板部材同士の間、かつ、風路以外の空間であって連結部から風路以外の空間に向けて突出する突出部にモーターに電気を供給する電源との接続を行う端子の固定部を一体的に設けている。そのため、端子との接続部が中央部に設けられている場合と比べて通気抵抗が増大することを防止できる。また、突出部から板部材の縁部までには端子が延在する方向に他の部材が交差して設けられていない。そのため、端子を固定部に固定する際の作業スペース及び相手側からのコネクタを接続する際の作業スペースを十分に確保することができ、組み付け作業性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1(A)は本発明の一実施形態に係るファンモータの筐体を示す斜視図、図1(B)は同ファンモータの筐体を示す正面図である。
図2図2(A)は図1(B)の2A方向から見た矢視図、図2(B)は図1(B)の2B方向から見た矢視図である。
図3図3図2(A)の3−3線に沿う断面図である。
図4図4(A)は、筐体に取り付けられるモーターの構成部品であるリード線の端子を示す側面図、図4(B)は同端子を示す正面図である。
図5】リード線の端子を固定部に固定させる様子を示す説明図である。
図6】本発明の変形例に係るファンモータの筐体を示す斜視図である。
図7】同ファンモータを示す右側面図である。
図8図7の8−8線に沿う断面図である。
図9】同ファンモータにコネクタを取り付けた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
【0010】
図1は本発明の一実施形態に係るファンモータを示す斜視図、図2(A)は図1(B)の2A方向から見た矢視図、図2(B)は図1(B)の2B方向から見た矢視図、図3図2(A)の3−3線に沿う断面図である。図4(A)は、筐体に取り付けられるモーターの構成部品であるリード線の端子を示す側面図、図4(B)は同端子を示す正面図、図5はリード線の端子を固定部に固定させる様子を示す説明図である。
【0011】
図1〜5を参照して概説すれば、本実施形態に係るファンモータの筐体100は、ファンの回転軸方向において間隔を空けて設けられた板部材11、12と、板部材11、12を連結する連結部13と、連結部13から突出して形成された突出部14、15、16、17と、を有する。電源との接続を行う端子20は、突出部14,15,16,17の中でも突出部17に設けられ、突出部17は固定部として構成される。
【0012】
板部材11、12は、例えば矩形状の部材であり、筐体100におけるファンの回転軸方向の両端部に設けられる。板部材11、12は同形状に構成されている。図1(A)において板部材11にはファンやモーターなどを設置するための円形状のモーター取り付け部11aが中央部に形成されている。また、板部材11には、矩形状の各頂点からスポーク11b、11c、11d、11e(板部材補強部に相当)が円形状の取り付け部11aに接するように伸びて形成されている。
【0013】
スポーク11b、11c、11d、11eは、断面形状が矩形状に形成され、スポーク11b、11eはさらに溝形状が形成され、スポーク11c、11dは中実に形成されている。また、板部材11の4つの頂点の角部11f、11g、11h、11iは、矩形状の頂点近傍であって、ファンが回転によって占有する領域よりも外方に位置している。また、角部11f、11g、11hは、内部が中実ではなく、くり抜かれ非貫通の中空に形成されている。角部11iは、スポーク11eの溝形状と連通しており、かつ、板部材11の逆側の面までくり抜かれた形状が貫通して形成されている。板部材11の取り付け部11aには、モーターが取り付けられ、モーターの回路基板からのリード線が配線されるが、当該配線は、スポーク11eの溝形状を通り、角部11iの貫通形状を通って、ケーシング100の側部に形成された突出部17(固定部)で固定される。なお、符号11j、11k、11m、11nは、板部材11の縁部である。
【0014】
連結部13は、板部材11、12を連結する部材であり、本実施形態では中空の略円柱形状で構成しているが、形状はこれに限定されない。突出部14、15、16、17は、板部材同士の間、かつ、風路v以外の空間であって、連結部13から風路v以外の空間に向かって突出して形成されている。突出部14,15,16,17は、板部材11、12を連結することによってリブ形状を有することになり、図3に示すように、連結部13の外側面から板部材11、12の頂点に向かって放射状に伸びている。
【0015】
突出部17は、リード線の端子20を固定し、電源からのコネクタ等と接続する部位(固定部)を構成する。突出部17には、図2(B)に示すように、矩形状の挿入穴17a(穴部に相当)が形成され、ここに端子20が挿入されて、固定される。また、図2(A)に示すように、挿入穴17aには係合部17bが形成されている。端子20の側部には、図4(A)に示すように、材料の弾性によって変形が可能な係合部21が形成されており、係合部21が固定部の係合部17bと係止する(引っかかる)ことによって、端子20の固定部からの抜けが防止される。また、突出部17から板部材11の縁部11m及び縁部11nまでには突出部などの他の部材(形状)が設けられていない。
【0016】
次に本実施形態の作用効果を説明する。従来のファンモータの筐体は、外部の電源からの配線との接続が筐体に中央に形成された取り付け部で行われており、コネクタが比較的大きいため、通気抵抗が増大し、高風量化や低騒音化が阻害される。また、スポークの溝形状の大きさはコネクタとほとんど変わらない。これでは、ファンモータの形状をコンパクトにできてもコネクタの組み付け作業が行いにくい。
【0017】
これに対し、本実施形態では、板部材11と板部材12の間、かつ、風路以外の空間であって連結部13から風路以外の空間に向けて突出する突出部17にモーターに電気を供給する電源との接続を行う端子の固定部を一体的に設けている。そのため、端子台を別部品として取り付けた場合に比べて端子台を一体として構成している分、端子台の組付け作業を不要にできる。また、突出部17を連結部13から風路以外の空間に向けて突出させていることによって、端子との接続部が筐体の中央部に設けられている場合と比べて通気抵抗が増大することを防止できる。また、突出部17から端子20を挿入する側及び相手側のコネクタが接続される側近傍の板部材11の縁部11m、11nまでには端子20の延在する方向に交差する突出部などの他の部材が設けられていない。そのため、端子20を挿入する際の作業スペース及び相手側からのコネクタを挿入する際の作業スペースを十分確保することができ、端子の組み付け作業性を良好にすることができる。
【0018】
また、突出部14、15、16、17は、板部材11、12を接続するリブを有し、突出部17は、リブに形成された挿入穴17aを有している。そのため、挿入穴17aに端子20を取り付けて固定部とすることができ、筐体100の補強部としての機能と端子20の固定部としての機能を兼用することができ、筐体100の形状を簡素化して、製造性のよい形状とすることができる。
【0019】
また、板部材11は、モーターを取り付けるモーター取り付け部11aと、モーター取り付け部11aから板部材11の角部11f、11g、11h、11iに伸びるスポーク11b、11c、11d、11eを有し、スポーク11eはモーターの回路基板から伸びる配線を収容することができるように構成されている。そのため、ファンが回転している際にも配線はスポーク11eにより保護され、亀裂破損などを防止することができる。
【0020】
また、スポーク11eの溝形状は、板部材11の逆側の面まで連通している。そのため、筐体100を立てて設置した際にも板部材11、12が配線を踏むことなく固定部にまで配線を取り回すことができ、外観としてもスマートな配線を実現することができる。
【0021】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
【0022】
上記ではスポーク11b、11c、11d、11eの断面形状が矩形である実施形態について説明したが、これに限定されず、円形状などであってもよい。また、突出部の配置や数も上記実施形態に限定されず、また、突出部の伸びる方向も放射状に限定されず、例えば水平方向や垂直(鉛直)方向であってもよい。また、突出部は板部材11、12を接続しない状態で連結部13から突出して形成されてもよい。また、板部材11,12は平面視した際の形状が矩形状でなくてもよく、また、設置面が安定していれば平面視した際の形状が同形状となっていなくてもよい。
【0023】
また、上記では固定部として機能する突出部17から板部材11の縁部11m及び縁部11nまでには突出部などの他の部材(形状)が設けられていない実施形態について説明した。しかし、固定部として機能する突出部17に取り付けられるプラグコードのコネクタの取り付けが妨げられない限りにおいては他の形状を設けてもよく、そのような場合も本発明の範囲に含まれる。
【0024】
図6は本発明の変形例に係るファンモータの筐体を示す斜視図、図7は同ファンモータを示す右側面図、図8図7の8−8線に沿う断面図、図9は同ファンモータにコネクタを取り付けた状態を示す斜視図である。図6図7に示すファンモータの筐体100aにおいて固定部として機能する突出部17には端子20の先端が突出する側にリブ18(コネクタ固定部に相当)が形成されている。リブ18は、ファンモータの筐体100aの軸方向に間隔を空けて配置されたリブ18a、18b、18cから構成されるが、リブの個数は図6図7に限定されない。
【0025】
リブ18a、18b、18cは、端子20に取り付けられるプラグコードのコネクタ30の形状に合わせてリブ形状が切り欠かれている。リブ18a、18b、18cは、図8に示すように、突出部17と連結して形成されている。リブ18a、18b、18cにおける切り欠き形状は、図8図9に示すように、コネクタ30の挿入方向に沿って形成されている。図7に示す横方向(ファンモータの軸方向)について、リブ18a、18cの形状がコネクタ30の形状に合わせて切り欠かれることによって、図7の水平方向におけるコネクタ30のガタツキを抑制することができる。
【0026】
また、突出部17には、図3図8などに示すように端子20の突出方向に突出する突起17cがプラグコードのコネクタ30の形状と当接するように形成されている。また、リブ18a、18b、18cは図7に示す鉛直方向(ファンモータの軸方向と交差する方向)においてもコネクタ30の形状に合わせて切り欠かれている。このように、突起17c及びリブ18a、18b、18cがコネクタ30の形状に合わせて形成されることによって、コネクタ30を突出部17に取り付けた際の図7における縦方向のガタツキを抑制することができる。
【0027】
このようにリブ18a、18b、18c及び突起17cが形成されることによって、コネクタ30を取り付けた際の図7における鉛直方向及び水平方向のガタツキを防止することができる。また、リブ18a、18b、18cによってコネクタ30のガタつきを抑制することによって、ガタツキによって発生するコネクタ30の外れを防止することができる。なお、リブ18a、18b、18cの形状は突起17cのようにコネクタ30と当接してコネクタ30のガタツキを防止できれば切り欠いた形状として構成しなくてもよい。リブ18によるコネクタ30のガタツキの抑制は、図7における鉛直方向又は水平方向のいずれかであってもよく、また、上記以外にも斜め方向などであってもよい。
【0028】
また、リブ18a、18b、18cの形状が突出部17と連結し、突出部17からコネクタ30を挿入する方向に延在することによってコネクタ30を固定してガタツキを抑制するだけでなくコネクタ30を挿入するためのガイド形状とすることもできる。これにより、コネクタの取付け作業性をより向上させることができる。なお、上記と同様にコネクタ30の挿入をガイドできれば、リブ18は切り欠いた形状を有しなくてもよい。
【符号の説明】
【0029】
11、12 板部材、
11a (モーター)取り付け部、
11b、11c、11d、11e スポーク(板部材補強部)、
11f、11g、11h、11i 角部、
11j、12j、11k、12k、11m、12m、11n、12n 縁部、
13 連結部、
14、15、16 突出部(リブ)、
17 突出部(リブ、固定部)、
17a 挿入穴(穴部)、
17b 係合部、
17c 突起、
18、18a、18b、18c リブ(コネクタ固定部)、
100、100a ファンモータの筐体、
20 端子、
21 係合部、
30 コネクタ、
v 風路。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9