(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1には本発明
の実施形態に係るマイクロホンユニット10が示されている。このマイクロホンユニット10は、車室内の天井パネルや、フロントパネルに取り付けられる。マイク支持枠体14が矢印16で示される方向に揺動することで、マイク支持枠体14におけるマイク収容部18がパネル12から突出し、またはパネル12に開けられた穴に引き込められる。
【0012】
図2および
図3には、マイクロホンユニット10の概形が斜視図によって示されている。
図2は、マイク収容部18が筐体20から突出した状態を示したものである。
図3は、マイク収容部18が筐体20の定位置に引き込められた状態を示したものである。マイクロホンユニット10は、筐体20、マイク支持枠体14、サブ枠体28および駆動部22を備える。筐体20は、円筒24、および2枚の支持板26Aおよび26Bを備える。マイク支持枠体14は、円筒24の内周形状に合わせた円弧形状を有する。
図2に示されているマイク支持枠体14の円弧角は約180°である。マイク支持枠体14の円弧角は、その他の角度であってもよい。マイク支持枠体14の円弧区間の中央には中空のマイク収容部18が設けられており、このマイク収容部18にマイクロホン56が収容されている。マイクロホン56の指向方向は円弧の外側に向けられている。マイク収容部18には、マイクロホン56に音を伝えるための穴が設けられている。
【0013】
マイク支持枠体14上の2点間には、円弧形状のサブ枠体28が結合される。
図2に示される例では、マイク支持枠体14の両端に円弧形状のサブ枠体28の両端が結合されている。サブ枠体28は、円筒24の内周形状に合わせた円弧形状を有する。また、マイク支持枠体14とサブ枠体28との間の開き具合は、これらの枠体の揺動範囲に基づいて定められてもよい。あるいは、マイク支持枠体14とサブ枠体28との間の開き具合に基づいて、これらの枠体の揺動範囲が定められてもよい。
図2に示される例では、マイク支持枠体14が弧を描く面と、サブ枠体28が弧を描く面とのなす角度は、マイク支持枠体14およびサブ枠体28が揺動する角度範囲に等しい。なお、円筒24に代えてその他の筒形状の部材が用いられる場合には、マイク支持枠体14およびサブ枠体28に代えて、その筒形状の内周形状に合わせた弧形状の部材を用いることとすればよい。
【0014】
マイク支持枠体14の両端は、円筒24の上側開口に取り付けられている。マイク支持枠体14の両端には回転機構が形成されており、マイク支持枠体14およびサブ枠体28は、マイク支持枠体14の両端を結ぶ仮想の直線を軸として揺動可能である。この回転機構が設けられる位置は、マイク支持枠体14の両端から若干離れたマイク支持枠体14上の2点の位置であってもよい。この場合、例えば、マイク支持枠体14とサブ枠体28とが結合する2点間を結ぶ直線またはそれに並ぶ直線を軸としてマイク支持枠体14およびサブ枠体28とが揺動する構造とする。円筒24の上側開口の縁には切り欠き部30が形成されている。そして、円筒24の上側開口の縁における切り欠き部30以外の区間には、開口の内側に厚みを持たせたフレーム32が形成されている。フレーム32は、円筒24と一体的に形成されていてもよい。フレーム32の内側には、円環板状の発光部品固定枠35が形成されている。発光部品固定枠35には、発光ダイオード等を用いた発光部品34が固定されている。
【0015】
円筒24の下側開口の縁からは、2枚の支持板26Aおよび26Bが突出している。
図2に示される例では、2つの支持板26Aおよび26Bは、同一直線上で円筒24を挟んで対向するように、それぞれの一端が下側開口に結合されている。支持板26Aおよび26Bは、円筒24と一体的に形成されていてもよい。各支持板には、ネジ穴27が設けられており、ネジ穴27に通されたネジによって車両の部材に筐体20が固定される。
【0016】
後述するように、駆動部22からは、駆動シャフト48を介してマイク支持枠体14にトルクが与えられる。
図2の矢印36で示されるyz回転方向のトルク(y軸からz軸に向かう回転方向のトルク)が駆動部22からマイク支持枠体14に与えられることで、マイク支持枠体14はyz回転方向に回転する。これによって、
図3に示されるように、マイク収容部18が筐体20における定位置に引き込められる。ここで、マイク収容部18の定位置とは、マイク支持枠体14が弧を描く面とフレーム32が弧を描く面とがほぼ同一の平面上に位置した場合のマイク収容部18の位置をいう。
【0017】
図3の矢印38で示されるzy回転方向のトルクが駆動部22からマイク支持枠体14に与えられることで、マイク支持枠体14はzy回転方向に回転する。これによって、
図2に示されるように、マイク支持枠体14が筐体20の上側開口から起き上がり、マイク収容部18が筐体20から突出する。マイク支持枠体14が筐体20から突出した状態では、サブ枠体28が弧を描く面とフレーム32が弧を描く面とがほぼ同一の平面上に位置する。
【0018】
図4には、
図2におけるAB線断面図が示されている。ただし、この図には、筐体20と駆動部22との間に駆動部固定板40が配置されたものが描かれている。すなわち、
図4に示される構成では、円筒24の外周面のうち駆動部22側を臨む一部が長方形状に切り欠かれ、その切り欠かれた領域が、その領域を囲む結合壁39を介して駆動部固定板40によって塞がれている。
図2および
図3に示される構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
【0019】
サブ枠体28が描く弧の中心からは、サブ枠体28の揺動軌跡上に弧状ラックギア42が伸びている。弧状ラックギア42の歯は、弧の外側に配置されており、ピニオンギア44の歯とかみ合う。サブ枠体28の両端のそれぞれからは、弧状ラックギア42の終端付近に向けて弧形状のギア支柱46が伸びている。各ギア支柱46は、サブ枠体28において弧状ラックギア42を支持する。
【0020】
駆動部22から突出した駆動シャフト48は、駆動部固定板40を貫通している。駆動シャフト48には、ピニオンギア44が取り付けられている。ピニオンギア44の歯は、弧状ラックギア42の歯にかみ合う。駆動部22が駆動シャフト48にトルクを与えることで、駆動シャフト48は、ピニオンギア44、弧状ラックギア42、サブ枠体28を介して、マイク支持枠体14にトルクを伝達する。マイク支持枠体14は、与えられたトルクによって揺動する。
【0021】
図5にはマイクロホンユニット10の分解斜視図が示されている。円環状の化粧枠50は円筒24の開口縁の外側に取り付けられる。マイク支持枠体14は、中空の本体部57と弧形状の蓋板54とを備える。本体部57には、マイクロホン56が収容された上で、蓋板54が取り付けられる。円筒24の開口からは、内壁に固定され、x方向に対向する2本の支持腕52Aおよび52Bがy方向に突出している。各支持腕には、シャフトピン58Aおよび58Bをx方向に貫通させるシャフト穴が設けられている。また、マイク支持枠体14の両端にも、シャフトピン58Aおよび58Bをx方向に貫通させるシャフト穴が設けられている。奥側の支持腕52Aの内側にはマイク支持枠体14の奥側の一端を位置させる。そして、マイク支持枠体14および支持腕52Aの各シャフト穴が重ねられ、各シャフト穴にシャフトピン58Aが挿入される。同様に、手前側の支持腕52Bの内側にはマイク支持枠体14の他端を位置させる。そして、マイク支持枠体14および支持腕52Bの各シャフト穴が重ねられ、各シャフト穴にシャフトピン58Bが挿入される。これによって、マイク支持枠体14の両端に回転機構が形成される。
【0022】
発光部品用基板60には発光部品34が取り付けられる。発光部品用基板60は発光部品固定枠35に後方から固定される。駆動部22は、モータ64および駆動部筐体62を備える。駆動部筐体62には、モータ64が収容される。モータシャフト(図示せず)は駆動部筐体62の壁面を貫通してx正方向に突出しており、モータシャフトには駆動シャフト48が取り付けられる。駆動部筐体62は、駆動部固定板40に開けられた駆動シャフト穴66に駆動シャフト48を通した上で、駆動部固定板40に固定される。円筒24の内部に至った駆動シャフト48には、ピニオンギア44が取り付けられる。
【0023】
このような構成によれば、サブ枠体28に結合した弧状ラックギア42を介してマイク支持枠体14が駆動される。そのため、マイク支持枠体14を駆動する際の力が低減されると共に、適度な速度でマイク支持枠体14が揺動する。また、筐体20から突出した状態のマイク支持枠体14に衝撃が与えられた場合に、マイク支持枠体14から駆動部22に至るまでのトルク伝達経路に大きな力が与えられることが回避される。
【0024】
また、このような構成によれば、マイクロホン56は、筐体20から突出した位置と、筐体20に引き込まれた定位置との間を移動可能となる。そして、マイク支持枠体14の揺動運動に伴って、マイクロホン56の姿勢が変化し、マイクロホン56の指向方向が変化する。マイクロホン56が使用されないときは、マイクロホン56の位置を筐体20における定位置とし、マイクロホン56が使用されるときには、マイクロホン56の位置を筐体20から突出した位置とすることで、ボデーを伝わる走行振動に基づく雑音が低減される。また、マイクロホン56の指向方向を空調装置の通風口がある方向から反らすことで、空調装置から送られる空気による雑音が低減される。また、マイクロホン56の指向方向がユーザの方向に近づけられることで、マイクロホン56で検知されるユーザの音声の質が向上する。これによって、マイクロホン56で検知される音の質(信号対雑音比等)が良好となる。さらに、マイク支持枠体14が揺動し、マイク収容部18が車室内に突出するため、マイクロホン56の位置をユーザが把握することが容易となる。
【0025】
図6には、マイクロホンユニット制御システム68が示されている。このシステムは、マイクロホンユニット10の駆動部22を制御して、マイク支持枠体14の揺動角を制御するものである。
【0026】
制御部72には、操作パネル70が接続されている。操作パネル70には、運転席、助手席、右側の後方座席、左側の後方座席等、ユーザが座っている座席の情報が座席情報として入力される。ユーザは、マイクロホン56を使用する際には、操作パネル70の操作によって座席情報を制御部72に入力する。制御部72においては、各座席と駆動シャフト48の回転角度位置の目標値とを対応付けた制御テーブルが記憶されている。この制御テーブルは、ユーザからの音声をマイクロホン56が良好に検知することができる駆動シャフト48の回転角度位置を、各座席について予め実験、シミュレーションによって求めることで得られる。
【0027】
制御部72は、座席情報を操作パネル70から取得し、制御テーブルを参照して、座席情報が示す座席に対応付けられた回転角度位置の目標値を求める。そして、駆動部22を制御して駆動シャフト48の回転角度位置をその目標値に近づける。これによって、マイク支持枠体14の揺動角は、ユーザの音声を良好に検知し得る角度に制御される。
【0028】
なお、ユーザの操作によって、ユーザが座っている座席を認識する代わりに、制御部72は、赤外線、電波、超音波等を用いたセンサによってユーザが座っている座席を認識してもよい。
【0029】
また、制御部72は、マイクロホン56による検知音に基づき駆動部22を制御してもよい。例えば、制御部72は、マイクロホン56による検知音が極大となるように駆動部22を制御し、駆動シャフト48の回転角度位置、すなわち、マイク支持枠体14の揺動角を適応的に制御してもよい。さらに、制御部72は、マイクロホン56による検知音のレベルに応じて、発光部品34のオンオフ制御、発光部品34が発する光の強さの制御等を行ってもよい。
【0030】
図7には本発明の
関連技術に係るマイクロホンユニット74が示されている。このマイクロホンユニット74は、
上記実施形態と同様、車室内のパネル12に取り付けられる。マイクロホンが収容されたマイクケース76が螺旋回転をすることで、マイクケース76がパネル12から突出し、またはパネル12に開けられた穴に引き込められる。
【0031】
図8には、マイクロホンユニット74の斜視図が示されている。ただし、筐体78については断面が示されている。また、この図には、マイクケース76が筐体78から突出した状態が示されている。マイクロホンユニット74は、マイクケース76、マイクシャフト80、送りシャフト84、筐体78、ピニオンギア82、および駆動部85を備える。筐体78内部には、
図8の上下方向を長手方向とする送りシャフト84が設けられている。
図8に示される例では、送りシャフト84は筒形状を有する。送りシャフト84の外周には、ネジ構造として螺旋形状のネジ山83が形成され、このネジ山83が送りシャフト84を雄ネジとして機能させる。
【0032】
図9にはマイクシャフト80の一部が切り欠かれた様子が示されている。マイクシャフト80は円筒形状を有する。マイクシャフト80の外周には、
図9の上下方向に伸びる歯によってギアが形成されている。マイクシャフト80の内壁には、ネジ構造として螺旋形状のネジ溝86が形成され、このネジ溝86が、送りシャフト84に形成されたネジ山とかみ合う。これによって、マイクシャフト80は、雌ネジとして機能する。マイクシャフト80の外周に形成されたギアの歯は、ピニオンギア82の歯とかみ合う。なお、送りシャフト84の外周に形成されるネジ山83は、必ずしも螺旋形状を有していなくてもよく、螺旋形状の一部、または、部分的に途切れた螺旋形状であってもよい。また、送りシャフト84の外周にネジ溝が形成され、マイクシャフト80の内壁にネジ山が形成されていてもよい。
【0033】
マイクシャフト80の下方には、ケース結合リング88を介して円筒容器形状のマイクケース76が固定されている。マイクケース76には、マイクロホン94が収容されている。マイクロホン94の指向方向は、マイクケース76の側面に向けられている。マイクケース76の側面には、マイクロホン94に音を伝えるための穴として、スリットが設けられている。
【0034】
駆動部85から突出した駆動シャフト90には、ピニオンギア82が取り付けられている。ピニオンギア82の歯は、マイクシャフト80のギアの歯にかみ合う。駆動部85は、駆動シャフト90およびピニオンギア82を介してマイクシャフト80に送りシャフト84周りのトルクを与える。マイクシャフト80は、送りシャフト84を中心に回転し、その内壁のネジ溝86が、送りシャフト84の外周のネジ山83に案内される。これによって、マイクシャフト80は回転しながら上下方向に移動する。マイクシャフト80に固定されたマイクケース76は、マイクシャフト80と共に回転しながら上下に移動する。
図8および
図9に示される構成例では、各図の上から見て、時計回りにマイクシャフト80を回転させることで、マイクケース76は下方に移動する。これによって、マイクケース76は筐体78から突出する。そして、各図の上から見て、反時計回りにマイクシャフト80を回転させることで、マイクケース76は上方に移動する。これによって、マイクケース76は筐体78に引き込められる。
【0035】
図10には、マイクロホンユニット74の分解斜視図が示されている。この図については、y方向を前、z方向を上として説明する。円環状の化粧枠92は筐体板96に開けられたマイク通過穴97に固定される。マイクケース76の内部には、マイクロホン94が収容され、マイクケース76の後方からはケース蓋98が嵌め込まれる。マイクケース76の開口近傍の側面には爪穴77が設けられている。ケース結合リング88の前方開口近傍の側面には爪89が形成されている。ケース結合リング88の爪89は、マイクケース76の爪穴77に引っ掛けられ、マイクケース76の後方にケース結合リング88が取り付けられる。マイクシャフト80の前方の端面には、その開口を囲んで円形に形成されたリング溝81が形成されている。ケース結合リング88の後方開口の縁は、マイクシャフト80のリング溝81に嵌め込まれる。これによって、マイクケース76は、ケース結合リング88を介して、マイクシャフト80に取り付けられる。マイクシャフト80が、筐体78の送りシャフト84にねじ込まれることで、マイクシャフト80は筐体本体部104に収容される。すなわち、一端側にマイクケース76が設けられたマイクシャフト80が、その他端側から送りシャフト84に螺合することで、マイクシャフト80は筐体本体部104に収容される。
【0036】
駆動部筐体102には、モータ100が収容される。駆動シャフト90は駆動部筐体102の壁面を貫通して後方に突出しており、駆動シャフト90にピニオンギア82が取り付けられる。モータ100が駆動部筐体102に収容され、駆動シャフト90にピニオンギア82が取り付けられた状態で、駆動部筐体102は、筐体本体部104に収容される。これによって、ピニオンギア82の歯とマイクシャフト80の歯とが噛み合う。総ての部品が筐体本体部104に収容された後、筐体板96が、筐体本体部104の前面の開口に取り付けられる。
【0037】
このような構成によれば、マイクロホン94は、筐体78から突出した位置と、筐体78に引き込まれた位置との間を移動可能となる。また、マイクケース76の螺旋回転に伴ってマイクロホン94の指向方向が変化する。マイクロホン94が使用されないときは、マイクロホン94の位置を筐体78に引き込まれた位置とし、マイクロホン94が使用されるときには、マイクロホン94の位置を筐体78から突出した位置とすることで、ボデーを伝わる走行振動に基づく雑音が低減される。また、マイクロホン94の指向方向を空調装置の通風口がある方向から反らすことで、空調装置から送られる空気による雑音が低減される。さらに、マイクロホン94の指向方向がユーザの方向に近づけられることで、マイクロホン94で検知されるユーザの音声の質が向上する。これによって、マイクロホン94で検知される音の質(信号対雑音比等)が良好となる。さらに、マイクケース76が螺旋回転し、マイクケース76が車室内に突出することで、マイクロホン94の位置をユーザが把握することが容易となる。
【0038】
なお、本実施形態に係るマイクロホンユニット74についても、
図6に示されるシステムと同様のシステムを構成してもよい。この場合、
図6におけるマイクロホン56および駆動部22は、それぞれ、マイクロホン94および駆動部85に置き換えられる。制御部72は、マイクロホンユニット74の駆動部85を制御して、マイクケース76の突出状態、すなわち、マイクケース76が突出する程度、およびマイクロホン94の指向方向を制御する。制御部72は、座席情報を操作パネル70から取得し、制御テーブルを参照して、座席情報が示す座席に対応付けられた回転角度位置の目標値を求める。そして、駆動部85を制御して駆動シャフト90の回転角度位置をその目標値に近づける。これによって、マイクケース76の突出状態は、ユーザの音声を良好に検知し得る状態に制御される。
【0039】
なお、ユーザによって入力される座席情報に基づいて、ユーザが座っている座席を認識する代わりに、制御部72は、赤外線、電波、超音波等を用いたセンサによってユーザが座っている座席を認識してもよい。また、制御部72は、マイクロホン94による検知音に基づき駆動部85を制御してもよい。例えば、制御部72は、マイクロホン94による検知音が極大となるように駆動部85を制御し、駆動シャフト90の回転角度位置、すなわち、マイクケース76の突出状態を適応的に制御してもよい。