(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6104808
(24)【登録日】2017年3月10日
(45)【発行日】2017年3月29日
(54)【発明の名称】ハンドルを有するカートン
(51)【国際特許分類】
B65D 71/32 20060101AFI20170316BHJP
【FI】
B65D71/32
【請求項の数】32
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-534968(P2013-534968)
(86)(22)【出願日】2011年10月14日
(65)【公表番号】特表2014-503425(P2014-503425A)
(43)【公表日】2014年2月13日
(86)【国際出願番号】US2011056307
(87)【国際公開番号】WO2012054326
(87)【国際公開日】20120426
【審査請求日】2014年7月24日
(31)【優先権主張番号】61/455,269
(32)【優先日】2010年10月18日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】504075588
【氏名又は名称】グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Graphic Packaging International,Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100101498
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100107401
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 誠一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100120064
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】100154162
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 浩輔
(72)【発明者】
【氏名】スモーレイ,ブライアン
(72)【発明者】
【氏名】ゴウルド,スティーブ,エム.
(72)【発明者】
【氏名】トムソン,ジョン
【審査官】
種子島 貴裕
(56)【参考文献】
【文献】
特開平08−002551(JP,A)
【文献】
特表2004−533378(JP,A)
【文献】
実開平07−011566(JP,U)
【文献】
特開平05−112373(JP,A)
【文献】
米国特許第05000313(US,A)
【文献】
特開平10−338266(JP,A)
【文献】
特開2003−200967(JP,A)
【文献】
米国特許第03257066(US,A)
【文献】
米国特許第03269531(US,A)
【文献】
米国特許第04588084(US,A)
【文献】
カナダ国特許発明第01243987(CA,C)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 71/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の物品を運搬するためのカートンであって、
少なくとも1つのボトムパネルと、
少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネルと、
前記少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネルと、
前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルのうちの少なくとも一方に折り曲げ可能に接続されているトップパネルと、
該カートンを把持して運搬するためのハンドルであって、該ハンドルは、折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのハンドルフラップを含み、該少なくとも1つのハンドルフラップは、該少なくとも1つのハンドルフラップの最大幅に相当する第1の幅を有し、前記トップパネル内に、前記ハンドルフラップに隣接した開口部を含む、ハンドルと、
を備え、
前記トップパネルは、該トップパネルの第1の縁及び第2の縁の間の最小距離に相当する第2の幅を有し、
前記第1の幅は前記第2の幅よりも狭く、
前記トップパネル内に、前記折り線の第1の端から前記トップパネルの前記第1の縁まで延びる第1の弱化線と、前記トップパネル内に、前記折り線の第2の端から前記トップパネルの前記第2の縁まで延びる第2の弱化線とを含み、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線は直線状であり、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線は各々対応する弱化線の全長に沿って前記第1の縁及び前記第2の縁に対して斜めであり、
前記開口部は、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線から離れており、少なくとも一つの切れ目が少なくとも一つのハンドルフラップを画定し、前記少なくとも一つの切れ目は前記開口部から前記第1の弱化線と前記第2の弱化線の少なくとも一つまで延びる、複数の物品を運搬するためのカートン。
【請求項2】
前記第1のサイドパネルは、前記第1の縁に対応する第1の横方向折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記第2のサイドパネルは、前記第2の縁に対応する第2の横方向折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ハンドルフラップを前記トップパネルに接続する前記折り線は、前記第1の横方向折り線及び前記第2の横方向折り線に対して直交する縦方向折り線である、請求項1に記載のカートン。
【請求項3】
前記折り線は、該カートンの端から第1の距離だけ離間しており、前記第1の弱化線は、該カートンの前記端から第2の距離だけ離間した位置において前記第1の縁と交差し、前記第2の距離は前記第1の距離よりも短い、請求項1に記載のカートン。
【請求項4】
前記第1の弱化線は、前記トップパネル内に第1の部分と、前記第1のサイドパネル内に、前記第1の縁から延びる第2の部分とを含む、請求項3に記載のカートン。
【請求項5】
前記第1の部分は、前記折り線に対して斜めである、請求項4に記載のカートン。
【請求項6】
前記第1の部分は概ね湾曲している、請求項4に記載のカートン。
【請求項7】
前記第2の部分は、前記第1の縁に対して概ね垂直に延び、前記第1のサイドパネル内のJ字型の切れ目において終端する、請求項4に記載のカートン。
【請求項8】
前記第2の部分は、前記第1のサイドパネル内のC字型の切れ目において終端する、請求項4に記載のカートン。
【請求項9】
前記第2の弱化線は、前記トップパネル内に第1の部分と、前記第2のサイドパネル内に、前記第2の縁から延びる第2の部分とを含み、前記第2の弱化線の前記第1の部分は、前記折り線に対して斜めであり、前記第2の弱化線の前記第2の部分は、前記第2の縁に対して概ね垂直に延びる、請求項4に記載のカートン。
【請求項10】
前記第2の弱化線の前記第2の部分は、前記第2のサイドパネル内のJ字型の切れ目において終端する、請求項9に記載のカートン。
【請求項11】
前記第2の弱化線の前記第2の部分は、前記第2のサイドパネル内のC字型の切れ目において終端する、請求項9に記載のカートン。
【請求項12】
前記開口部は、概ね弓状であり、前記ハンドルフラップの湾曲縁に隣接している、請求項1に記載のカートン。
【請求項13】
前記少なくとも1つのハンドルフラップは、第1のハンドルフラップであり、前記折り線は第1の折り線であり、該カートンは、第2の折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のハンドルフラップを更に備え、該第2のハンドルフラップは、前記第1のハンドルフラップの前記第1の幅に相当する最大幅を有する、請求項1に記載のカートン。
【請求項14】
前記トップパネル内に、前記第2の折り線の第1の端から前記トップパネルの前記第1の縁まで延びる第3の弱化線と、前記トップパネル内に、前記第2の折り線の第2の端から前記トップパネルの前記第2の縁まで延びる第4の弱化線とを更に含む、請求項13に記載のカートン。
【請求項15】
前記第2の折り線は、該カートンの端から第1の距離だけ離間しており、前記第3の弱化線は、該カートンの前記端から第2の距離だけ離間した位置において前記トップパネルの前記第1の縁と交差し、前記第2の距離は前記第1の距離よりも短い、請求項14に記載のカートン。
【請求項16】
前記第1の弱化線、前記第2の弱化線、前記第3の弱化線、及び前記第4の弱化線は、引き裂き線である、請求項14に記載のカートン。
【請求項17】
前記第1の幅は、前記第2の幅よりも少なくとも30%狭い、請求項1に記載のカートン。
【請求項18】
前記複数の物品との組み合わせにおける請求項2に記載のカートンであって、前記物品は、該カートン内で第1の横列及び第2の横列に配置されたボトルを含み、該ボトルは、前記トップパネルと接触する頂部を有しており、前記第1の横方向折り線は、前記第1の横列の前記ボトルのキャップの中心線と概ね位置合わせされており、前記第2の横方向折り線は、前記第2の横列の前記ボトルの前記キャップの中心線と概ね位置合わせされている、請求項2に記載のカートン。
【請求項19】
前記少なくとも1つのボトムパネルは、前記第1のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のボトムパネルと、前記第2のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のボトムパネルとを含む、請求項1に記載のカートン。
【請求項20】
前記少なくとも1つのボトムパネルは、前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されているボトムパネルを含む、請求項1に記載のカートン。
【請求項21】
複数の物品を運搬するためのカートンを形成するブランクであって、
少なくとも1つのボトムパネルと、
前記少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネルと、
前記少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネルと、
前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルのうちの少なくとも一方に折り曲げ可能に接続されている、少なくとも1つのトップパネルと、
該ブランクから形成される前記カートンを把持して運搬するためのハンドルを形成するハンドル機能部であって、該ハンドル機能部は、折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのハンドルフラップを含み、該少なくとも1つのハンドルフラップは、該少なくとも1つのハンドルフラップの最大幅に相当する第1の幅を有し、前記トップパネル内に、前記ハンドルフラップに隣接した開口部を含む、ハンドル機能部と、
を備え、
前記少なくとも1つのトップパネルは、該少なくとも1つのトップパネルの第1の縁及び第2の縁の間の最小距離に相当する第2の幅を有し、
前記第1の幅は前記第2の幅よりも狭く、
前記トップパネル内に、前記折り線の第1の端から前記少なくとも1つのトップパネルの前記第1の縁まで延びる第1の弱化線と、前記トップパネル内に、少なくとも一つの前記ハンドルフラップの前記折り線の第2の端から前記少なくとも1つのトップパネルの前記第2の縁まで延びる第2の弱化線とを含み、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線は直線状であり、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線は各々対応する弱化線の全長に沿って前記第1の縁及び前記第2の縁に対して斜めであり、
前記開口部は、前記第1の弱化線と前記第2の弱化線から離れており、少なくとも一つの切れ目が少なくとも一つのハンドルフラップを画定し、前記少なくとも一つの切れ目は前記開口部から前記第1の弱化線と前記第2の弱化線の少なくとも一つまで延びる、複数の物品を運搬するためのカートンを形成するブランク。
【請求項22】
前記第1のサイドパネルは、前記第1の縁に対応する第1の横方向折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記第2のサイドパネルは、前記第2の縁に対応する第2の横方向折り線において前記トップパネルに折り曲げ可能に接続されており、前記ハンドルフラップを前記トップパネルに接続する前記折り線は、前記第1の横方向折り線及び前記第2の横方向折り線に対して直交する縦方向折り線である、請求項21に記載のブランク。
【請求項23】
前記折り線は、前記少なくとも1つのトップパネルの端から第1の距離だけ離間しており、前記第1の弱化線は、前記少なくとも1つのトップパネルの前記端から第2の距離だけ離間した位置において前記第1の縁と交差し、前記第2の距離は前記第1の距離よりも短い、請求項21に記載のブランク。
【請求項24】
前記第1の弱化線は、前記トップパネル内に第1の部分と、前記第1のサイドパネル内に、前記第1の縁から延びる第2の部分とを含む、請求項23に記載のブランク。
【請求項25】
前記第2の弱化線は、前記トップパネル内に第1の部分と、前記第2のサイドパネル内に、前記折り線から延びる第2の部分とを含み、前記第2の弱化線の前記第1の部分は、前記折り線に対して斜めであり、前記第2の弱化線の前記第2の部分は、前記第2の縁に対して概ね垂直に延びる、請求項24に記載のブランク。
【請求項26】
該開口部は、概ね弓状であり、前記ハンドルフラップの湾曲縁に隣接している、請求項21に記載のブランク。
【請求項27】
前記少なくとも1つのハンドルフラップは、第1のハンドルフラップであり、前記折り線は第1の折り線であり、前記カートンは、第2の折り線において前記少なくとも1つのトップパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のハンドルフラップを更に備え、該第2のハンドルフラップは、前記第1のハンドルフラップの前記第1の幅に相当する最大幅を有する、請求項21に記載のブランク。
【請求項28】
前記少なくとも1つのトップパネル内に、前記第2の折り線の第1の端から前記少なくとも1つのトップパネルの前記第1の縁まで延びる第3の弱化線と、前記少なくとも1つのトップパネル内に、前記第2の折り線の第2の端から前記少なくとも1つのトップパネルの前記第2の縁まで延びる第4の弱化線とを更に含む、請求項27に記載のブランク。
【請求項29】
前記第1の幅は、前記第2の幅よりも少なくとも30%狭い、請求項21に記載のブランク。
【請求項30】
前記少なくとも1つのトップパネルは、前記第1のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のトップパネルと、前記第2のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のトップパネルとを含み、前記第1のトップパネルは、前記少なくとも1つのハンドルフラップを含み、前記第2のトップパネルは、前記第1のトップパネル及び該第2のトップパネルが該ブランクから形成される前記カートンにおいて重なり合うと前記少なくとも1つのハンドルフラップと位置合わせされるための開口部を含む、請求項21に記載のブランク。
【請求項31】
前記少なくとも1つのボトムパネルは、前記第1のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のボトムパネルと、前記第2のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のボトムパネルとを含む、請求項21に記載のブランク。
【請求項32】
前記少なくとも1つのボトムパネルは、前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されているボトムパネルを含む、請求項21に記載のブランク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、包括的には、飲料製品の容器又は他のタイプの物品を保持して運搬するためのカートンに関する。
【0002】
[関連出願の相互参照]
本願は、2010年10月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/455,269号の利益を主張する。
【0003】
[参照による引用]
2010年10月18日付けで出願された米国仮特許出願第61/455,269号の開示は、それらの全体が本明細書に提示されているかのように全ての目的で引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
【発明の概要】
【0004】
1つの態様では、本開示は、包括的には、複数の物品を運搬するためのカートンに関する。このカートンは、ボトムパネルと、ボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネルと、ボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネルと、第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルのうちの少なくとも一方に折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのトップパネルとを備え、少なくとも1つのトップパネルは、カートンを把持して運搬するためのハンドルを備え、ハンドルは、トップパネル内にハンドル開口部を形成する少なくとも1つのハンドル機能部を含み、少なくとも1つのハンドル機能部は、少なくとも1つのトップパネルの幅よりも狭い幅を有する。
【0005】
1つの態様では、本開示は、包括的には、複数の物品を運搬するためのカートンに関する。カートンは、少なくとも1つのボトムパネルと、少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネルと、少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネルと、第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルのうちの少なくとも一方に折り曲げ可能に接続されているトップパネルと、を備える。ハンドルは、カートンを把持して運搬するためのものである。ハンドルは、折り線においてトップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのハンドルフラップを含む。少なくとも1つのハンドルフラップは、少なくとも1つのハンドルフラップの最大幅に相当する第1の幅を有する。トップパネルは、このトップパネルの第1の縁及び第2の縁の間の最小距離に相当する第2の幅を有する。第1の幅は第2の幅よりも狭い。トップパネル内に、折り線の第1の端からトップパネルの第1の縁まで延びる第1の弱化線がある。トップパネル内に、折り線の第2の端からトップパネルの第2の縁まで延びる第2の弱化線がある。
【0006】
別の態様では、本開示は、包括的には、複数の物品を運搬するためのカートンを形成するブランクに関する。ブランクは、少なくとも1つのボトムパネルと、少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネルと、少なくとも1つのボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネルと、第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルのうちの少なくとも一方に折り曲げ可能に接続されている、少なくとも1つのトップパネルと、を備える。ブランクは、このブランクから形成されるカートンを把持して運搬するためのハンドルを形成するハンドル機能部を備える。ハンドル機能部は、第1の折り線においてトップパネルに折り曲げ可能に接続されている少なくとも1つのハンドルフラップを含む。少なくとも1つのハンドルフラップは、この少なくとも1つのハンドルフラップの最大幅に相当する第1の幅を有する。少なくとも1つのトップパネルは、この少なくとも1つのトップパネルの第1の縁及び第2の縁の間の最小距離に相当する第2の幅を有する。第1の幅は第2の幅よりも狭い。トップパネル内の第1の弱化線が、第1の折り線の第1の端から少なくとも1つのトップパネルの第1の縁まで延びる。トップパネル内の第2の弱化線が、第2の折り線の第2の端から少なくとも1つのトップパネルの第2の縁まで延びる。
【0007】
別の態様では、本開示は、包括的には、ブランクからカートンを形成する方法に関する。
【0008】
別の態様では、本開示は、包括的には、カートンを運搬する方法に関する。
【0009】
本開示の他の態様、特徴及び詳細は、図面と組み合わせた例示的な実施形態の以下の詳細な説明の参照及び添付の特許請求の範囲から、より完全に理解されることができる。
【0010】
当業者は、添付図面を参照して実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、上記の利点、並びに多様な追加の実施形態の他の利点及び利益を理解するであろう。さらに、以下で説明する図面の多様な特徴は、必ずしも一定の縮尺比で描かれているとは限らない。図面における多様な特徴及び要素の寸法は、本開示の実施形態をより明確に示すために拡大又は縮小されている場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本開示の第1の実施形態によるカートンを形成するのに用いられるブランクの外面の平面図である。
【
図2】第1の実施形態のカートンの端面斜視図である。
【
図4】運搬されている第1の実施形態のカートンの側面斜視図である。
【
図6】本開示の第2の実施形態によるカートンを形成するのに用いられるブランクの外面の平面図である。
【
図7】運搬されている第2の実施形態のカートンの側面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
対応する部分は、図面を通して対応する参照符号によって示されている。
【0013】
本開示は、包括的に、容器、ボトル、缶等のような物品を収容するカートン又はキャリアの種々の特徴に関する。物品は、例えば、食品及び飲料製品を包装するために用いることができる。物品は、特定の食料品又は飲料品を包装するのに適した組成の材料から作ることができ、その材料は、ガラス及び/又は他の金属、アルミニウム、PET、LDPE、LLDPE、HDPE、PP、PS、PVC、EVOH、及びナイロン等のプラスチック等、又はそれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定はされない。
【0014】
本開示によるカートン又はキャリアは、任意の形状の容器を収容することができる。本開示の範囲を限定することを目的とせず、説明することを目的として、以下の詳細な説明では、カートンの実施形態の中に配置される飲料製品の容器(例えば、キャップCを有するガラス飲料ボトルB)について説明する。本明細書において、「下側」、「ボトム」、「上側」、及び「トップ」という用語は、完全に組み立てられて直立したカートンに関して決定される向きを示す。
【0015】
図1は、本開示の第1の実施形態によるカートン5(
図2)を形成するのに用いられるブランク3の外面2の平面図である。カートン5は、容器B(
図2)等の複数の物品を収容するのに用いることができる。第1の実施形態では、容器Bは飲料用ボトルであり、カートン5は、2×3構成の単一層で6本の容器を収容するようにサイズ決めされている。しかしながら、カートン5は、2つ以上の層、及び/又は様々な横列/縦列の構成で(例えば、1×6、2×6、2×4、2×2、2×6×2、2×4×2、2×9等)、異なる数量若しくは同じ数量の容器Bを保持するようなサイズ及び形状にすることができることが理解される。図示の実施形態では、カートン5は、容器Bを包囲する、概ね開放した端6、8(
図4)を有するキャリアである(例えば、カートン5はラップアラウンド(wrap-around)カートンと称される場合がある)。カートン5は、端6、8が端部フラップ(図示せず)又は他の閉鎖機構等によって少なくとも部分的に閉鎖されるように他の形状及び配置にすることができる。
【0016】
ブランク3は、縦軸L1及び横軸L2を有する。第1の実施形態では、ブランク3は、第1の横方向折り線21において第1のサイドパネル20に折り曲げ可能に接続されているトップパネル10と、第2の横方向折り線31において第1のサイドパネル20に折り曲げ可能に接続されている第1のボトムパネル30と、第3の横方向折り線41においてトップパネル10に折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネル40と、第4の横方向折り線51において第2のサイドパネル40に折り曲げ可能に接続されている第2のボトムパネル50とを備える。図示の実施形態では、ブランク3は、横方向折り線21の部分を分離する3つの開口部22と、横方向折り線41の部分を分離する3つの開口部24とを含む。開口部22のそれぞれは、それぞれの湾曲縁26を有し、湾曲縁26は横方向折り線21と協働してトップパネル10の第1の縁を形成する。開口部24のそれぞれは、それぞれの湾曲縁28を有し、湾曲縁28は横方向折り線41と協働してトップパネル10の第2の縁を形成する。
【0017】
図1及び
図1Aに示されるように、ブランク3は、カートン5においてハンドル7を形成するハンドル機能部を備える。1つの実施形態では、ハンドル機能部は、第1のハンドルフラップ12と第2のハンドルフラップ14とを含み、各ハンドルフラップは、それぞれの縦方向折り線13、15においてトップパネル10にそれぞれ折り曲げ可能に取り付けられている。図示の実施形態では、ハンドル機能部は、トップパネル10においてそれぞれのハンドルフラップ12、14に隣接した弓状のカットアウト71、73を含む。ハンドル機能部は、横方向折り線13の第1の端から延びる第1の引き裂き線75(広義には「第1の弱化線」)と、横方向折り線13の第2の端から延びる第2の引き裂き線77(広義には「第2の弱化線」)とを含む。同様に、ハンドル機能部は、第1の引き裂き線75の鏡像であるとともに横方向折り線15の第1の端から延びる第3の引き裂き線75(広義には「第3の弱化線」)と、第2の引き裂き線77の鏡像であるとともに横方向折り線15の第2の端から延びる第4の引き裂き線77(広義には「第4の弱化線」)とを含む。1つの実施形態では、引き裂き線75のそれぞれは、トップパネル10においてそれぞれの縦方向折り線13、15の第1の端から横方向折り線21まで延びる第1の部分79と、第1の部分から延びるとともに第1のサイドパネル20におけるJ字型の切れ目83において終端する第2の部分81とを有する。
図1及び
図1Aに示されるように、第1の部分79は、折り線13、15と、トップパネル10の第1の縁を形成する横方向折り線21とに対して概ね斜めである。1つの実施形態では、第2の部分81は、ブランク3の縦方向L1に延びており、横方向折り線21に対して概ね垂直である。引き裂き線77は、引き裂き線75と概ね同様の形状を有し、また、それぞれの縦方向折り線13、15の第2の端から横方向折り線41まで延びる第1の部分85と、第1の部分から延びるとともに第2のサイドパネル40におけるJ字型の切れ目89において終端する第2の部分87とを有する。1つの実施形態では、第1の部分85は、折り線13、15と、トップパネル10の第2の縁を形成する折り線41とに対して概ね斜めである。1つの実施形態では、第2の部分87は、ブランク3の縦方向L1に延びており、横方向折り線41に対して概ね垂直である。ハンドルフラップ12、14は、それぞれのカットアウト71、73からそれぞれの引き裂き線75、77まで延びるそれぞれの切れ目91、93(
図1A)によって更に画定される。ハンドル7を形成する機能部は、本開示から逸脱することなく、別様の形状、配置、及び/又は構成にすることができる。
【0018】
1つの実施形態では、トップパネル10は、トップパネルのそれぞれの第1の縁及び第2の縁を形成する折り線21、41の間の最小距離に相当する幅W1を有する。ハンドルパネル12、14は、切れ目91と引き裂き線75との交点と、切れ目93と引き裂き線77との交点との間の距離に相当する最大幅W2を有する。1つの例示的な実施形態では、幅W2は幅W1よりも狭い。例えば、1つの実施形態では、トップパネル10の幅W1は少なくとも略68mmとすることができ、ハンドルパネル12、14の幅W2は、幅W2が幅W1の少なくとも略70%であるように少なくとも約47mmとすることができる。さらに、幅W2は、幅W1よりも少なくとも略30%狭いものとすることができる。他の実施形態では、幅W2は、幅W1よりも30%以上小さいものとすることができるか、又は幅W1の70%未満とすることができる。図示の実施形態では、ハンドルフラップ12、14は、一般ユーザーに手全体を使わせずに(例えば、2本の指又は3本の指で)ハンドルフラップ12、14のそれぞれを折り曲げさせることができるようにする幅W2を有する。上記の寸法は、1つの実施形態の例示であり、本開示の範囲を制限するように意図されていない。ブランク3は、本開示の範囲から逸脱することなく他の寸法を有することができる。
【0019】
例示的な実施形態では、ハンドルフラップ12をトップパネルに接続する折り線13は、ブランク3から形成されるカートン5の第1の端6と一致する、ブランクの縦方向に延びる縁96から第1の距離D1だけ離間しており、引き裂き線75、77とそれぞれの横方向折り線21、41との交点は、ブランクの縁96から第2の距離D2だけ離間している。1つの実施形態では、ハンドル機能部は、引き裂き線75、77の第2の部分81、87が、サイドパネル内の、ハンドルフラップ12、14が把持される場所からずれた位置において延びるよう、第1の距離D1が第2の距離D2よりも長いように構成されている。1つの実施形態では、距離D1は略64mmであり、距離D2は略48mmであるが、距離D1、D2は、本開示から逸脱することなく本明細書に挙げられた距離よりも長くも短くもすることができる。同様に、折り線15は、ブランク3から形成されるカートン5の第2の端8と一致する、ブランクの縦方向に延びる縁98から第1の距離D1だけ離間しており、折り線15から延びる引き裂き線75、77とそれぞれの横方向折り線21、41との交点は、縁98から第2の距離D2だけ離間している。
【0020】
カートン5を組み立てる例示的な方法では、ブランク3は、トップパネル10が容器の頂部に接触するように、容器Bの頂部すなわちキャップC上に被せる(lowered)ことができる。容器Bを一群にして(例えば、2×3構成で)配置することができ、トップパネル10は、折り線21、41に対応するトップパネル10の縁が第1の横列の容器及び第2の横列の容器のそれぞれの中心線C1、C2(
図3)と位置合わせされるように、容器の群と位置合わせされる。また、
図3に示されるように、それぞれの開口部22、24の縁26、28は、容器BのキャップCの形状に概ね対応する。縁26、28は、容器Bの頂部Cに重なるトップパネル10の突出部を形成する。ボトルBの部分は、トップパネル10及びサイドパネル20、40内にある開口部22、24を通して見えるものであり、またその開口部22、24を通じて突出することができる。サイドパネル20、40をトップパネル10に対して下方に折り曲げることによって、ブランク3を、包装される容器Bの群の周りにしっかりと巻くことができる。ボトムパネル30、50を少なくとも部分的に重ねて接着剤によって固定することができるか、又はボトムパネルは、接着剤を使用することなくパネルを係止する係止機能部を有することができる。
【0021】
図4及び
図5に示されるように、ハンドル7は、ハンドルパネル12、14を内方に折り曲げて開口部71、73を拡大することによって機能化される(activated)。ユーザーが親指を開口部71、73のうちの一方に挿入し、かつ1本の指又は2本の指を開口部71、73のうちの他方に挿入することによって、カートン5をハンドル7において把持することができる。ハンドル7が機能化され、かつカートン5が持ち上げられると、引き裂き線75、77が引き裂かれ、その結果、トップパネル10における引き裂き線79、85が引き裂かれ、またサイドパネル20、40における引き裂き線81、87が引き裂かれる。引き裂き線75、77は、カートン5の材料の更なる引き裂き又は弱化/制御されない引き裂き又は弱化を防ぐように配置され、結果として、強化されたハンドル7をもたらす。カートン5の、折り線13、及び折り線13から延びる引き裂き線75、77と、折り線15、及び折り線15から延びる引き裂き線75、77との間の部分は、カートン5の、ハンドル7の機能部の構成と制御された引き裂きとによって強化された、補強された持ち上げ部分99を形成する。1つの実施形態では、持ち上げ部分99は、トップパネル10の一部分と、サイドパネル20の一部分及びサイドパネル40の一部分とを含むが、持ち上げ部分は、本開示から逸脱することなく、別様の形状、配置、及び/又は構成にすることができる。
【0022】
ハンドルパネル12、14は、ユーザーがトップパネル10に通すことができる指の数を制限するサイズになっている。ハンドル7内に挿入される指の数(amount)を制限することによって、カートン5の制御されない引き裂き及びハンドルの弱化を引き起こす可能性がある、手全体がハンドル内へ挿入される傾向を防ぐ。
【0023】
図6及び
図7は、本開示の第2の実施形態によるカートン105(
図7)を形成するのに用いられるブランク103を示す。第2の実施形態は、当業者には明らかである上述の変形及び他の変形を除いて、
図1〜
図5を参照して示されて説明される第1の実施形態と同様である。
図6及び
図7では、
図1〜
図5において示される参照符号と同様の参照符号は、
図6〜
図8における参照符号に「1」を前に付けた、同様の(like or similar)要素を示す。ブランク103は、第1の実施形態のハンドル7と同様であるカートン105のハンドル107を形成するハンドル機能部を備える。第2の実施形態のカートン105は、2×6構成に配置された、2つの横列の6本の容器Bを含むが、カートンは別様に配置にされた(例えば、1×6、2×3、2×4、2×2、2×6×2、2×4×2、2×9等)容器を有し得る。
【0024】
図6及び
図7の実施形態では、ブランク103は、単一のボトムパネル130と、横方向折り線131においてボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のサイドパネル120と、横方向折り線151においてボトムパネルに折り曲げ可能に接続されている第2のサイドパネル140と、横方向折り線121において第1のサイドパネルに折り曲げ可能に接続されている第1のトップパネル110aと、横方向折り線141において第2のサイドパネル140に折り曲げ可能に接続されている第2のトップパネル110bとを備える。ブランク103の2つのトップパネル110a、110bを重ね合わせてカートン105のトップパネル111を形成する。第2の実施形態では、第2のサイドパネル140は、ブランク103を横方向にわたって延びるとともに2つの離間した引き裂き線144、146によって形成される、引き裂きストリップの形態の取り出し(dispensing)機能部142を有する。ボトムパネル130及び2つのサイドパネル120、140は、カートン105の持ち上げ及び運搬を容易にする一連の離間した開口部132、134、136の形態の弱化機能部を有する。弱化線138は、ボトムパネル130内のそれぞれの開口部間に延びる。弱化線138は、引き裂き機能部を形成する離間した切れ目とすることができるか、又はそれぞれの開口部132、134、136間に延びる折り線とすることができる。
【0025】
第2の実施形態では、第1のトップパネル110aは、折り線113、115においてトップフラップに折り曲げ可能に接続されているハンドルパネル112、114を含む。ハンドルパネル112、114は、それぞれの引き裂き線117、118によってトップパネル110aから分離可能である。第1の実施形態と同様に、ハンドルパネル112、114は、トップパネル110a、及びトップパネル110a、110bの重なり構成によって形成されるトップパネル111のそれぞれの縁の間の幅W1よりも狭い最大幅W2を有する。第1の実施形態の幅W1、W2に関して上述した寸法は、第2の実施形態に関して対応する寸法と同じか又は同様とすることができる。
【0026】
第2の実施形態では、幅W1は、横方向折り線121と、ブランク103の横方向に延びる縁152との間の最小距離である。第2の実施形態のブランク103は、第1の実施形態の開口部22、24と同様の開口部122、124をそれぞれのサイドパネル120、140内に有する。また、ブランク103は、カートン105内で保持される容器Bの底部を受け入れる開口部125、127をそれぞれのサイドパネル120、140内に有する。
【0027】
カートン105は、前述の実施形態のカートン5と同様に形成される。1つの実施形態では、容器Bは、2×6構成になるように群に分けられて、ブランク103のボトムパネル130上に配置される。ブランク103は、第2のトップパネル110bが容器Bの頂部すなわちキャップCと接触し、第1のトップパネル110aが第2のトップパネルに重なってカートン105のトップパネル111を形成するように、一群の容器Bの周りに巻かれる。第1のトップパネル110a及び第2のトップパネル110bを糊又は他の接着剤によって貼り合わせることができ、又はカートン105を他の機構によって固定することができる。
【0028】
図6及び
図7の実施形態では、第2のトップパネル110bは、2つのハンドル開口部171、173を有する。トップパネル110a、110bが重なり合うと、ハンドルパネル112、114は、ハンドル107が機能化されるときにハンドルパネルを受け入れるように位置合わせされるハンドル開口部171、173を覆う。ブランク103のハンドル機能部は、第1のトップパネル110a内の折り線113、115の端から第1のサイドパネル120内へ延びるそれぞれの引き裂き線177を含む。ブランク103のハンドル機能部は、第2のトップパネル110b内のハンドル開口部171、173から第2のサイドパネル140内に延びるそれぞれの引き裂き線175を含む。
【0029】
第1の実施形態と同様に、引き裂き線175、177は、ハンドル107の機能化時に、制御された引き裂きを可能にしてハンドルを強化するとともに、制御されない引き裂きを防ぐ機能部を有する。第2の実施形態では、引き裂き線177は、折り線113、115のそれぞれの端から横方向折り線121まで延びる、湾曲した第1の部分185を含む。引き裂き線177の第2の部分187が、第1の部分185から延び、第1のサイドパネル120内のC字型の切れ目189において終端する。1つの実施形態では、第1の部分185は概ね湾曲しており、第2の部分187は、ブランク103の縦方向L1に延び、横方向折り線121に対して概ね垂直である。同様に、引き裂き線175は、第2のトップパネル110b内の開口部171、173から延びる湾曲した第1の部分179と、縦方向L1に延びるとともに横方向折り線141に対して概ね垂直である第2の部分181とを有する。第2の部分181は、第2のサイドパネル140内のC字型の切れ目183において終端する。第2の実施形態では、ブランク103は、第1のトップパネル110a内の折り線113、115のそれぞれの第2の端から、ブランクの横方向に延びる縁152まで延びる、湾曲した引き裂き線190を有する。ブランク103は、第2のトップパネル110b内のそれぞれの開口部171、173から、ブランクの横方向に延びる縁154まで延びる、湾曲した引き裂き線180を有する。湾曲した引き裂き線190は、第1のトップパネル110a及び第2のトップパネル110bが重なり合ってカートン105のトップパネル111を形成すると、引き裂き線175のそれぞれの第1の部分179の一部に重なる。さらに、湾曲した引き裂き線190は、第1のトップパネル110a及び第2のトップパネル110bが重なり合ってカートン105のトップパネル111を形成すると、引き裂き線177のそれぞれの第1の部分185の一部に重なる。
【0030】
1つの実施形態では、ブランク103は、第1のトップパネル110a内の弱化線192(例えば、折り線)と、第2のトップパネル110b内の弱化線194(例えば、折り線)とを有する。弱化線192、194は、第1のトップパネル110aを第2のトップパネル110b上に重ねることによってトップパネル111が形成されると弱化線192が弱化線194に重なるようにそれぞれのトップパネル110a、110b内に位置決めされている。弱化線192、194は、ハンドル107の形成を容易にするのに役立ち、また、カートン105がハンドルにおいて把持されて持ち上げられる(
図7)ときに、カートンの持ち上げ部分199が引き裂かれることなく撓むことを可能にする。
【0031】
前述の実施形態と同様に、カートン105は、ハンドル107において持ち上げて運搬することができる。ハンドル107が機能化され、かつカートン105が持ち上げられると、引き裂き線175、177が引き裂かれるが、この場合、それらの引き裂き線175、177は、カートン105の材料の更なる引き裂き又は弱化/制御されない引き裂き又は弱化を防ぐように配置され、結果として、強化されたハンドル107をもたらす。カートン105の、折り線113、及び折り線113から延びる引き裂き線175、177と、折り線115、及び折り線115から延びる引き裂き線175、177との間の部分は、カートン105の、ハンドル107の機能部の構成と制御された引き裂きとによって強化された、補強された持ち上げ部分199を形成する。1つの実施形態では、持ち上げ部分199は、トップパネル110の一部分と、サイドパネル120の一部分及びサイドパネルの一部分とを含むが、持ち上げ部分は、本開示から逸脱することなく、別様の形状、配置、及び/又は構成にすることができる。さらに、ハンドルパネル112、114、及び開口部171、173は、ユーザーがハンドル107を機能化するためにトップパネル111に通すことができる指の数を制限するサイズになっている。ハンドル107内に挿入される指の数を制限することによって、カートン105の制御されない引き裂き及びハンドルの弱化を引き起こす可能性がある、手全体がハンドル内へ挿入される傾向を防ぐ。
【0032】
本開示によるブランクは、例えば、コート紙の厚紙及び同様の材料から形成することができる。例えば、ブランクの内側面及び/又は外側面をクレーコートでコーティングすることができる。続いて、クレーコート上に製品、広告、価格コード、及び他の情報又は画像を印刷してもよい。続いて、ブランクに印刷されているあらゆる情報を保護するために、ブランクをワニスでコーティングすることができる。ブランクの片面又は両面を、例えば防湿層でコーティングすることもできる。上述の実施形態に応じて、ブランクは、通常の紙よりも重く硬質であるような厚さの厚紙で作成してもよい。ブランクは、ボール紙、硬化紙等の他の材料、又はカートンが少なくとも概して上述したように機能することができるようにするのに適した特性を有する任意の他の材料で作成することもできる。ブランクは、選択されたパネル又はパネルセクションに1つ又は複数のシート状材料を積層又はコーティングすることもできる。
【0033】
本開示の上述の実施形態によれば、折り線は、それに沿った折り曲げを容易にする、必ずしも直線状ではないが実質的に線状の任意の弱化形態とすることができる。本開示の範囲を狭めるためではないが、より具体的には、折り線は、所望の弱化線に沿って材料に圧潰部分を作る鈍いスコアリングナイフ等で形成される線等のスコア線、所望の弱化線に沿って材料に少なくとも部分的に入れ込んだ切れ目、及び/又は所望の弱化線に沿って材料に部分的に入れ込むか、かつ/又は完全に貫通する一連の切れ目、並びにこれらの機能部の多様な組み合わせを含む。
【0034】
前述の説明は、本開示の種々の実施形態を例示及び説明するものである。種々の変更を上記構成内でなし得るので、上記説明に含まれるか又は添付図面に示されている全ての事項が、限定的な意味ではなく例示として解釈されることが意図される。さらに、本開示は、上述の実施形態の種々の変更形態、組み合わせ及び変形形態等をカバーする。本開示は、例示的な実施形態を参照しながら上記で説明されているが、特許請求の範囲の範囲内から逸脱することなく、それらの実施形態に種々の追加、変更及び変形を行うことができることが理解されるであろう。さらに、本開示の範囲から逸脱することなく、各実施形態の特定の特徴及び特性を選択的に入れ替え、他の説明された実施形態及び説明されていない実施形態に適用することができる。