【実施例】
【0434】
実施例1:本開示の化合物の合成
概要:記載の反応および操作は全て、よく通気されたドラフトチャンバーで実施した。増圧または減圧で実施した操作および反応は、ブラストシールドの後ろで実施した。略語:ACN、アセトニトリル;AcOH、酢酸;AIBN、アゾビスイソブチロニトリル;BF
3-Et
2O、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート;(Boc)
2O、二炭酸ジ-tert-ブチル;BuLi、ブチルリチウム;CDI、1,1’-カルボニルジイミダゾール;DBU、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エン;DCE、1,2-ジクロロエタン;DCM、ジクロロメタンまたは塩化メチレン;DIEA、N,N-ジイソプロピルエチルアミン;DMA、N,N-ジメチルアセトアミド;DMAP、4-ジメチルアミノピリジン;DME、1,2-ジメトキシエタン;DMEDA-N,N'-ジメチルエチレンジアミン;DMF、N,N-ジメチルホルムアミド;DMSO、ジメチルスルホキシド;DPPP、1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン;EDC、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド;EDCI、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩;EtOAc、酢酸エチル;EtOH、エタ
ノール;HATU、2-(1H-7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸;HBTU、O-ベンゾトリアゾール-N,N,N’,N’-テトラメチル-ウロニウム-ヘキサフルオロ-リン酸塩または2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルアミニウムヘキサフルオロリン酸;HMPA,ヘキサメチルリン酸トリアミド;HOAc、酢酸;HOBT、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール;LDA、リチウムジイソプロピルアミン;m-CPBA、3-クロロ過安息香酸;MeOH、メタノール;MsCl、メタンスルホニルクロリド;MsOH、メタンスルホン酸;NaHMDS、ヘキサメチルジシラザンナトリウム、NBS、N-ブロモスクシンイミド;NCS、N-クロロスクシンイミド;NIS、N-ヨードスクシンイミド;Pd(dppf)Cl
2、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II);PE、石油エーテル;PPA、ポリホスポル酸;PTAT、三臭化フェニルトリメチルアンモニウム;PTSA、p-トルエンスルホン酸;Py、ピリジン;Pyr、ピリジン;TBAF、フッ化テトラブチルアンモニウム;TEA、トリエチルアミン;TFA、トリフルオロ酢酸;TFAA、トリフルオロ酢酸無水物;THF、テトラヒドロフラン;TMSCl、クロロトリメチルシラン;TMSCN、トリメチルシリルシアニド;TsOH、p-トルエンスルホン酸。
【0435】
【化139】
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化合物1.1. tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、DMA(53mL)中のZn(21.6g、330mmol)の懸濁液を置いた。65℃未満に温度を保つような速度で、混合物に、TMSCl/1,2-ジブロモエタン(5.8mL)の7:5v/v混合物を加えた。混合物をさらに10分間撹拌し、その後、DMA(122mL)中のtert-ブチル4-ヨードピペリジン-1-カルボン酸塩(68.7g、220mmol)を40〜45℃で、滴下し、混合物を同温度で30分間撹拌した。混合物を室温に冷却し、撹拌を停止し、亜鉛粉末を沈殿させた。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された別の500mLの丸底フラスコに、4-ブロモベンゾニトリル(20g、110mmol)、CuI(2.1g、11mmol)、Pd(dppf)Cl
2(4.51g、5.5mmol)およびDMA(100mL)の混合物を置いた。新鮮に調製された亜鉛試薬溶液を添加漏斗にデカントし、室温で混合物に滴下した。得られた混合物を85℃で4時間撹拌し、その後、20℃に冷却し、メチルtert-ブチルエーテル(500mL)で希釈し、1Mの塩化アンモニウム(500mL)で注意深くクエンチした。混合物を室温で30分間撹拌し、その後、濾過し、固形物を取り除いた。有機層を塩化アンモニウム飽和水溶液(100mL)で洗浄し、次に、ブラインで洗浄し(100mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、茶色の油(20g、粗)として掲題化合物を得て、追加の精製をせずに次のステップに使用した。
【0436】
【化140】
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化合物1.2. 4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩。500mLの三つ口丸底フラスコに、酢酸エチル(200mL)中のtert-ブチルl 4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物1.1、20g、粗)の溶液を置いた。塩化水素(ガス)を溶液に導入し、得られた混合物を30分間、室温で撹拌した。固形
物を濾過によって回収し、その後、酢酸エチル(100mL)およびエーテル(100mL)で洗浄し、白色固体として掲題化合物を得た(14g、2つのステップで57%)。
【0437】
【化141】
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化合物1.3. 5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸。酢酸(150mL)中の2,4-ジメチル安息香酸(20.0g、133mmol)、過ヨウ素酸ナトリウム(14.27g、66.72mmol)、ヨウ素(37.25g、146.8mmol)、および硫酸(1.96g、20.0mmol)を110℃で6時間撹拌した。混合物を周囲温度に放冷し、水(1.2L)に注意深く希釈した。混合物に、Na
2S
2O
3飽和水溶液(800mL)を注意深く加えた。得られた固形物を濾過によって回収し、その後、酢酸エチル(1.2L)に溶解し、Na
2S
2O
3飽和水溶液(300mL)で洗浄し、次にブライン(400mL)で洗浄した。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗残査をエタノール:H
2O(2:1)から再結晶化し、白色固体として掲題化合物を得た(30g、82%)。
【0438】
【化142】
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化合物1.4. 2,4-ジメチル5-プロピオニル安息香酸。100mLのオートクレーブ(30atm)に、エチレングリコールジメチルエーテル(20mL)中の5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3、2.00g、7.24mmol)の溶液を置いた。トリフェニルホスフィン(190mg、0.73mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(500mg、0.71mmol)および塩化ジエチルアルミニウム(2M、10.8mL、21.6mmol)を反応混合物に加えた。得られた混合物を一酸化炭素の圧力下(気体、30atm)で、80℃、15時間撹拌した。(注意:高圧で毒性の高い気体。必要な安全注意は全て行うこと)。室温に冷却した後、混合物を注意深くパージし、その後、20mLの水でクエンチした。HCl水溶液(2M)を注意深く加え、pHを5〜6に調整し、水層を酢酸エチル(100mL)で抽出した。1つにまとめた有機層をブライン(100mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:40〜1:20)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(1.2g、80%)。
【0439】
【化143】
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化合物1.5. メチル2,4−ジメチル−5−プロピオニル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、2,4−ジメチル−5−プロピオニル安息香酸(化合物1.4、1.2g、5.8mmol)、硫酸(1.0mL、19mmol)およびメタノール(30mL)を注意深く加えた。得られた溶液を70℃で5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をH
2O(50mL)で注意深く希釈し、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層をH
2O(100mLを2回)およびブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2S
O
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:100)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(0.90g、70%)。
【0440】
【化144】
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化合物1.6. メチル5−(2−ブロモプロパノイル)−2,4−ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、クロロホルム(20mL)中のメチル2,4−ジメチル−5−プロピオニル安息香酸(化合物1.5、600mg、2.72mmol)の溶液を置いた。臭素(154μL、3.00mmol)を加え、得られた溶液を20℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得て(1.0g、粗)、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【0441】
【化145】
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化合物1.7. メチル5-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。丸底フラスコに、アセトニトリル(30mL)中のメチル5-(2-ブロモプロパノイル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.6、400mg、1.34mmol)の溶液を置いた。アセトイミドアミド塩酸塩(260mg、2.75mmol)および炭酸カリウム(550mg、3.99mmol)を加え、得られた混合物を80℃で15時間撹拌した。室温に冷却した後、混合物を減圧下で濃縮し、残査を酢酸エチル(50mL)で希釈し、ブライン(25mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルに対する酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(0.20g、58%)。
【0442】
【化146】
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化合物1.8. 5-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(20mL)およびH
2O(5mL)中のメチル5-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.7、300mg、1.16mmol)および水酸化ナトリウム(465mg、11.6mmol)を置いた。得られた溶液を55℃で4時間撹拌し、室温に冷却した後、HCl水溶液(2M)を加え、pHを5に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残査をメタノール(5mL)に溶解した。固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として掲題化合物を得て(280mg、粗)、さらに精製せずに、次のステップに使用した。
【0443】
【化147】
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化合物1. 4-(1-(5-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。N,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中の5-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.8、280mg、1.15mmol)、EDC・HCl(330mg、1.72mmol)、4-ジメチルアミノピリジン(420mg、3.44mmol)、およびHOBT(180mg、1.33mmol)の混合物を室温で撹拌した。5分後、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、230mg、1.03mmol)を加え、得られた溶液を室温で15時間撹拌し、その後、氷水(20mL)でクエンチした。水性物を酢酸エチル(50mL)で抽出し、1つにまとめた有機物をブライン(50mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を以下の条件の分取-HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(22%CH
3CN、7分で最大37%、2分で最大100%、1分で22%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(214mg、50%)。m/z(ES+)413(M+H)
+。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ7.68(d、J=7.8Hz、2H)、7.47(d、J=8.4Hz、2H)、7.36(br s、1H)、7.27&7.16(2つの一重項、回転異性体、Ar-H、1H)、〜4.9-4.82(m、1H水ピークによって部分的に不明瞭)、3.72-3.55(m、1H)、〜3.35-3.20(m、1Hメタノール溶媒ピークで部分的に重なる)、3.08-2.92(m、2H)、2.65(s、3H)、2.44&2.34(2つの一重項、回転異性体、Ar-CH
3、3H)、2.29(s、3H)、2.22(s、3H)、2.10-1.96(m、1H)、1.93-1.53(m、3H)。
【0444】
【化148】
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化合物2.1および2.2. メチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸およびメチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチルオキサゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、メチル5-(2-ブロモプロパノイル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.6、600mg、2.01mmol)、2-メトキシエタンイミドアミド塩酸塩(510mg、4.09mmol)、炭酸カリウム(840mg、6.08mmol)およびアセトニトリル(30mL)の混合物を置いた。得られた混合物を80℃で一晩撹拌し、その後、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をH
2O(50mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機物をブラインで洗浄し(50mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、両方とも黄色の油として、メチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物2.1)(0.11g、19%)およびメチル5-(2-(メ
トキシメチル)-4-メチルオキサゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物2.2)(0.30g、52%)を得た。
【0445】
【化149】
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化合物2.3. 5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(15mL)およびH
2O(5mL)中のメチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物2.1、150mg、0.52mmol)の溶液を置いた。水酸化ナトリウム(280mg、7.00mmol)を加え、得られた溶液を40℃で15時間撹拌した。室温に冷却した後、HCl水溶液(2M)で溶液をpH5に調整し、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残査をメタノール(5mL)に溶解し、固形物を濾去した。濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として掲題化合物を得て(140mg、粗)、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【0446】
【化150】
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化合物2. 4-(1-(5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。N,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中の5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物2.3、140mg、0.51mmol)、EDC・HCl(150mg、0.78mmol)、4-ジメチルアミノピリジン(190mg、1.56mmol)、およびHOBT(80mg、0.59mmol)の混合物。混合物を室温で撹拌し、15分後、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、100mg、0.45mmol)を加えた。得られた溶液を室温で15時間撹拌し、その後、20mLのH
2Oでクエンチした。水性物を酢酸エチル(40mL)で抽出し、1つにまとめた有機物をブラインで洗浄し(30mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を以下の条件の分取-HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(23%CH
3CN 7分で最大38%、2分で最大100%、1分で23%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(70.4mg、35%)。
【0447】
【化151】
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化合物3. 4-(1-(5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-
5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、4-(1-(5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物2、30mg、0.068mmol)、NaI(20mg、0.13mmol)、15-クラウン-5(30mg、0.14mmol)およびジクロロメタン(10mL)の混合物を置いた。混合物を-30℃に冷却し、三臭化ホウ素(70mg、0.28mmol)を加えた。得られた混合物を室温に温め、15時間撹拌した。炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(10mL)を加えることによって反応混合物を注意深くクエンチし、得られた混合物をジクロロメタン(20mLを2回)で抽出した。1つにまとめた有機物をNa
2S
2O
3飽和水溶液(20mLを2回)で洗浄し、その後、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を以下の条件の分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(21%CH
3CN 8分で最大35%、2分で最大100%、1分で21%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(5.0mg、17%)。m/z(ES+)429(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ7.74-7.65(m、2)、7.48(d、J=8.0Hz、2H)、7.38(d、J=5.6Hz、1H)、7.29&7.16(2つの一重項、回転異性体、Ar-H、1H)、約4.9(1H 水ピークによって部分的に不明瞭)、3.64(約t、J=15.0Hz、1H)、約3.35-3.21(m、1H メタノール溶媒ピークで部分的に重なる)、3.09-2.93(m、1H)、2.45&2.34(2つの一重項、回転異性体、Ar-CH
3、3H)、2.29(s、3H)、2.24(s、3H)、2.09-1.97(m、1H)、1.92-1.71(m、2H)、1.70-1.55(m、1H)。
【0448】
【化152】
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化合物4.1. 3-ホルミル-4-メチル安息香酸。窒素下、-78℃でテトラヒドロフラン(30mL)中の3-ブロモ-4-メチル安息香酸(2.14g、10.0mmol)の撹拌溶液に、n-BuLi(10mL、THF中2.5M、25mmol)を滴下した。混合物を-70℃未満で1時間撹拌し、その後DMF(5mL)をゆっくりと加えた。得られた溶液を室温にゆっくりと温め、1時間撹拌し、その後、水(50mL)をゆっくりと加えることによって、注意深くクエンチした。HCl水溶液(6M)を使用してpHを約3〜4に調整し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した(50mLを2回)。1つにまとめた有機物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として掲題化合物を得た(1.6g、98%)。
【0449】
【化153】
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化合物4.2. 3-(1-ヒドロキシブト-3-エン-1-イル)-4-メチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)中の3-ホルミル-4-メチル安息香酸(化合物4.1、2.00g、12.2mmol)を置いた。混合物を-10〜0℃に冷却し、その後、アリル臭
化マグネシウム(Et
2O中1M、24.4mL、24.4mmol)を滴下した。得られた混合物を-10〜0℃で1時間撹拌し、その後、NH
4Cl飽和水溶液(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(200mL)で希釈した。有機層をNH
4Cl飽和水溶液(80mL)およびブライン(80mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡赤色の固体として掲題化合物を得て(2.4g、粗)、さらに精製せず次のステップに使用した。
【0450】
【化154】
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化合物4.3. メチル3-(1-ヒドロキシブト-3-エン-1-イル)-4-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の3-(1-ヒドロキシブト-3-エ-1-イル)-4-メチル安息香酸(化合物4.2、1.4g、6.79mmol)の溶液を加えた。炭酸水素ナトリウム(1.14g、13.6mmol)およびヨウ化メチル(0.847mL、13.6mmol)を加え、得られた混合物を25℃で一晩撹拌した。反応物をNa
2S
2O
3飽和水溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(150mL)で希釈した。有機層をブラインで洗浄し(50mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:3)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(800mg、53%)。
【0451】
【化155】
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化合物4.4. メチル3-(2-シクロプロピル-1-ヒドロキシエチル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、メチル3-(1-ヒドロキシブト-3-エン-1-イル)-4-安息香酸メチル(化合物4.3、50mg、0.23mmol)の溶液を置いた。トルエン(10mL)中のジエチル亜鉛(トルエン中1M)(3.45mL、3.45mmol)を加え、混合物を0〜5℃に冷却し、ジヨードメタン(924mg、3.45mmol)を滴下した。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、その後、1MのHCl水溶液(50mL)でクエンチし、MTBE(50mL)で希釈した。水相をMTBEで抽出し(20mLを3回)、1つにまとめた有機物を飽和炭酸水素ナトリウム(20mLを2回)、ブライン(20mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:3)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(40mg、74%)。
【0452】
【化156】
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化合物4.5. メチル3-(2-シクロプロピルアセチル)-4-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(30mL)中のメチル3-(2-シクロプロピル-1-ヒドロキシエチル)-4-安息香酸メチル(化合物4.4、200mg、0.85mmol)の溶液を置いた。次に、デス・マーチンペルヨージナン(721mg、1.70mmol)を室温で分けて加えた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、その後、Na
2S
2O
3飽和水溶液(30mL)でクエンチした。得られた混合物をDCMで抽出し(20mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(20mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(150mg、75%)
【0453】
【化157】
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化合物4.6. メチル3-(2-ブロモ-2-シクロプロピルアセチル)-4-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、クロロホルム(15mL)中のメチル3-(2-シクロプロピルアセチル)-4-安息香酸メチルの溶液(化合物4.5、150mg、0.65mmol)を置いた。クロロホルム(2mL)中の臭素(40μL、0.78mmol)を反応混合物に滴下した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得て(200mg、粗)、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【0454】
【化158】
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化合物4.7. 2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩。250mLの丸底フラスコに、メタノール(60mL)中の2-メトキシアセトニトリル(6.00g、84.4mmol)を置いた。ナトリウムメトキシド(860mg、15.9mmol)を加え、混合物を室温で40時間撹拌した。塩化アンモニウム(4.52g、84.5mmol)をその後加え、混合物を40℃で12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査をH
2O(20mL)で希釈し、酢酸エチルで洗浄した(20mLを2回)。水溶液を減圧下で濃縮し、黄色固体として掲題化合物を得て(5g、粗)、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【0455】
【化159】
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化合物4.8および化合物4.9. メチル3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチルおよびメチル3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)オキサゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの丸底フラスコに、メチル3-(2-ブロモ-2-シクロプロピルアセチル)-4-安息香酸メチル(化合物4.6、150mg、0.48mmol)、2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7、90mg、0.72mmol)、炭酸カリウム(200mg、1.44mmol)、およびN,N-ジメチルホルムアミド(15mL)を置いた。得られた混合物を80℃で3時間撹拌し、酢酸エチル(100mL)で希釈した。混合物をブライン(30mLを3回)および水(30mLを3回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、両方とも黄色の油として、メチル3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物4.8)(30mg、21%)およびメチル3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)オキサゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物4.9)(60mg、41%)を得た。
【0456】
【化160】
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化合物4.10. 3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。丸底フラスコに、メタノール(5mL)中のメチル3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物4.8、35mg、0.12mmol)の溶液を置き、水(0.3mL)中の水酸化ナトリウム(9.6mg、0.24mmol)を反応混合物に加えた。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、その後、水(5mL)で希釈した。HCl水溶液(6M)を注意深く加え、pHを1〜2に調整し、混合物をジクロロメタンで抽出した(10mLを4回)。1つにまとめた有機物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得て(30mg、粗)、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【0457】
【化161】
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化合物4. 4-(1-(3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。丸底フラスコに、ジクロロメタン(5mL)中の3-(4-シクロプロピル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物4.10、30mg、0.10mmol)の溶液を置いた。HBTU(76mg、0.20mmol)、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、35mg、0.15mmol、1.50等量)およびトリエチルアミン(28μL、0.20mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCM(30mL)で希釈し、水で洗浄し(15mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、以下の条件の分取-HPLCで精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(25.0%CH
3CN 7分で最大38.0%、3分で最大100.0%、1分で25.0%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(5.9mg、12%)。m/z(ES+)455(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.69(d、J=8.0Hz、2H)、7.59-7.53(m、2H)、7.53-7.47(m、3H)、約4.9-4.75(m、1H 水ピークによって部分的に不明瞭)、4.72(s、2H)、3.99-3.85(m、1H)、3.52(s、3H)、約3.3(m、1Hメタノール溶媒ピークで部分的に重なる)、3.08-2.93(m、2H)、2.37(s、3H)、2.08-1.93(m、1H)、1.93-1.65(m、4H)、1.02-0.94(m、2H)、0.74-0.68(m、2H)
【0458】
【化162】
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化合物5.1. tert-ブチル3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボン酸塩。Org.Lett.2008、10、3259に記載された手順を修正して、以下のように実施した。20mLのバイアルに、(4-シアノフェニル)ボロン酸(1.01g、6.87mmol)、トランス-2-アミノシクロヘキサノール塩酸塩(32mg、0.21mmol)、ニッケル(II)ヨウ化物(66mg、0.21mmol)およびヘキサメチルジシラザンナトリウム(1.29g、7.06mmol)を加えた。系を窒素でパージし、イソプロピルアルコール(7mL)で満たした。混合物を室温で10分間撹拌し、1分間超音波処理した。撹拌しながら、tert-ブチル3-ヨードアゼチジン-1-カルボン酸塩(1.00g、3.53mmol)を加え、シリンジをイソプロピルアルコールですすいだ(500μLを2回)。懸濁液を80℃で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を、シリカゲルクロマトグラフィー(25%酢酸エチルに対してヘキサン)によって精製し、そのままの状態で凝固した淡黄色の油として、掲題化合物を得た(0.832g、46%)。m/z(ES+)203(M-C
4H
8+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.65(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.43(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、4.37(約t、J=8.8Hz、2H)、3.98-3.91(m、2H)、3.81-7.73(m、1H)。
【0459】
【化163】
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化合物5.2. 4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩。tert-ブチル3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボン酸塩(化合物5.1、100mg、0.387mmol)を4mLのバイアルに加えた。ジオキサン中のHCl(4M、500μL、2mmol)を加え、密封されていない混合物を室温で1.5時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残査をDCMに溶解し、減圧下で濃縮した。これをDCMで2回繰り返し、残りのHClを取り除き、白色粉末として、掲題化合物を得た(80mg、理論値超える)。m/z(ES+)159(M+H)
+。
【0460】
【化164】
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化合物5.3. メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル。MeOH(300mL)中の3-ヨード-4-メチル安息香酸の溶液(28.0g、0.107mol)に、0℃で濃縮したH
2SO
4(30mL)を注意深く加えた。混合物を60℃で一晩加熱し、冷却し、溶媒を減圧下で取り除いた。残査を氷水(200mL)に注意深く注ぎ、混合物をEtOAc(500mL)で抽出した。有機物を水(100mL)、飽和NaHCO
3(100mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、茶色の油として、掲題化合物を得た(29.0g、98%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.47(d、J=1.7Hz、1H)、7.90(dd、J=7.9Hz、1.7Hz、1H)、7.29(d、J=7.9Hz、1H)、3.90(s、2H)、2.48(s、3H)。
【0461】
【化165】
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化合物5.4. メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。DMSO(50mL)中のメチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3、5.00g、18.1mmol)、4,4,4',4',5,5,5',5'-オクタメチル2,2'-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(5.20g、20.5mmol)、KOAc(5.33g、54.3mmol)およびPdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(0.74g、0.91mmol)の混合物をアルゴンで脱ガスした。混合物をその後、アルゴン下、80℃で一晩加熱した。混合物を放冷し、EtOAc(400mL)と水(80mL)に分けた。有機相を水(80mL)、NaHCO
3飽和水溶液(80mL)、ブライン(80mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 20:1)で精製し、白色の結晶固体として掲題化合物を得た(3.56g、71%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.41(d、J=1.9Hz、1H)、7.97(dd、J=8.0Hz、2.0Hz、1H)、7.23(d、J=8.0Hz、1H)、3.90(s、3H)、2.58(s、3H)、1.35(s、12H)。
【0462】
【化166】
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化合物5.5. 5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール。アセトニトリル(100mL)中の2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(5.00g、52.0mmol)の溶液に、NIS(14.0g、62.4mmol)を分けて加えた。混合物を80℃で16時間加熱し、その後、室温に冷却した。溶媒を減圧下で取り除き、残査をEtOAc(300mL)と水(80mL)に分けた。有機層を飽和チオ硫酸ナトリウム(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAc中の10%MeOHに対してヘキサン:EtOAc 1:1)で精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(8.56g、74%)。m/z(ES+)223(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ9.69(br s、1H)、2.38(s、3H)、2.19(s、3H)。
【0463】
【化167】
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化合物5.6. メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。丸底フラスコに、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、3.56g、12.9mmol)、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5、3.43g、15.4mmol)、K
2CO
3(5.33g、38.6mmol)およびPdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(1.05g、1.29mmol)を加えた。フラスコをアルゴンでパージし、その後、ジオキサン(70mL)および水(20mL)を加え、混合物を90℃で16時間加熱した。混合物を冷却し、その後、追加のK
2CO
3(1M、25mL、25.0mmol)および触媒PdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(1.0g、1.2mmol)を加えた。混合物を90℃でさらに10時間加熱し、室温に冷却し
、Celite(登録商標)で濾過した。溶媒を減圧下で取り除き、残査を0℃に冷却し、HCl水溶液(2M)でpHを3〜4に酸性化した。酸性混合物をEtOAc(150mL)で洗浄し、水性の物質のpHを水酸化ナトリウム水溶液(2M)で10〜11に調整し、EtOAcで抽出した(200mLを5回)。1つにまとめた有機相を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をカラムクロマトグラフィー(DCM中の5%MeOHに対してDCM)によって精製し、濃い茶色の油として掲題化合物を得た(2.42g、77%)。m/z(ES+)245(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.89-7.87(m、2H)、7.31(微細構造のd、J=8.6Hz、1H)、3.89(s、3H)、2.38(s、3H)、2.31(s、3H)、2.11(s、3H)。
【0464】
【化168】
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化合物5.7. 3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸塩酸塩。MeOH(5mL)中のメチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6、0.66g、2.7mmol)の溶液に、NaOH水溶液(2M、4.8mL、9.6mmol)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、その後、有機溶媒を減圧下で取り除いた。水性残査を0℃に冷却し、HCl水溶液(1M)でpHを3〜4に酸性化した。混合物を乾燥濃縮し、DCM(20mL)中の5%メタノールを残査に加えた。混合物を室温で5分間撹拌し、固形物(無機塩)を溶液から濾過した。濾液を濃縮し、茶色の泡として掲題化合物を得た(0.484g、67%)m/z(ES+)231(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6)δ14.22(br s、1H)、14.16(br s、1H)、13.11(br s、1H)、7.97(dd、J=8.0Hz、1.8Hz、1H)、7.85(d、J=1.8Hz、1H)、7.54(d、J=8.0Hz、1H)、2.58(s、3H)、2.31(s、3H)、2.15(s、3H)。
【0465】
【化169】
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化合物5. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。DMF(8mL)中の3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7、0.484g、2.10mmol)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、0.41g、2.10mmol)、HOBT(0.085g、7.40mmol)およびEDCI(0.603g、3.15mmol)の混合物に、DIEA(1.09mL、6.3mmol)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、その後、EtOAc(300mL)と水(30mL)に分けた。有機層をブラインで洗浄し(30mLを3回)、1つにまとめた水相をEtOAcで逆抽出した(50mLを2回)。全ての有機抽出物を1つにまとめ、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAc中の5%MeOHに対してEtOAc)によって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(0.35g、45%)。m/z(ES+)371(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.66(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.54-7.48(m、2H)、7.44(微細構
造のd、J=8.2Hz、2H)、7.30(d、J=7.9Hz、1H)、4.77-4.56(m、2H)、4.35-4.18(m、2H)、3.97-3.87(m、1H)、2.38(s、3H)、2.30(s、3H)、2.10(s、3H)。
【0466】
【化170】
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化合物6.1. メチル4-ブロモ-2-安息香酸メチル。メタノール(25mL)中の4-ブロモ-2-メチル安息香酸(5.11g、23.8mmol、1.0等量)の溶液に、ウルフル酸(2.0mL)を約3分かけて(緩やかに発熱)滴下した。得られた混合物を4時間還流した。室温に冷却後、反応混合物をNaHCO
3飽和水溶液(100mL)(注意、かなりの気体が発生)にクエンチし、ジクロロメタンで抽出した(200mLを1回、その後、50mLを1回)。1つにまとめた有機相をブライン/飽和NaHCO
3(9:1)(50mL)の混合物で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、減圧下で濃縮し、無色の油として掲題化合物を得た(5.28g、97%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.78(d、J=8.0Hz、1H)、7.42(d、J=1.6Hz、1H)、7.38(dd、J=1.6Hz、1H)、3.89(s、3H)、2.58(s、3H)。
【0467】
【化171】
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化合物6.2. メチル4-シクロブチル-2-安息香酸メチル。メチル4-ブロモ-2-安息香酸メチル(化合物6.1、5.2g、22.7mmol)およびPdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(1.85g、2.27mmol)の混合物に、シクロブチル亜鉛(II)臭化物(50mL、THF中0.5M、25.0mmol)を加えた。混合物を脱ガスし、フラスコをバルーンによるアルゴンで満たした。混合物をアルゴン下、65℃で24時間加熱し、その後、0℃に冷却し、水(10mL)で注意深くクエンチした。混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、水で洗浄し、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)で精製し、澄んだ油として掲題化合物を得た(4.1g、89%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.86(d、1H)、7.12-7.02(m、2H)、3.88(s、3H)、3.59-3.48(m、1H)、2.59(s、3H)、2.35(m、2H)、2.22-1.96(m、3H)、1.86-1.84(m、1H)。
【0468】
【化172】
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化合物6.3. メチル4-シクロブチル-5-ヨード-2-安息香酸メチル。濃縮硫酸(25mL)中のメチル4-シクロブチル-2-安息香酸メチル(化合物6.2、3.2g、15.6mmol)の溶液に、0℃で、N-ヨードスクシンイミド(3.52g、15.
6mmol)を分けて加えた。混合物を0℃で30分間撹拌し、室温で2時間撹拌し、混合物が極めて濃くなった。混合物を再び0℃に冷却し、MeOH(30mL)をゆっくりと、注意深く加えた。混合物を60℃で2時間加熱した。室温に冷却後、溶媒を減圧下で取り除き、残査を氷水(100mL)に注いだ。混合物をEtOAcで抽出した(2回)。1つにまとめた有機層をブライン、1MのNaHCO
3水溶液で洗浄し(注意、かなりの気体が発生)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)、淡黄色の油として掲題化合物を得た(4.17g、81%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.33(s、1H)、7.14(s、1H)、3.87(s、3H)、3.67-3.54(m、1H)、2.57(s、3H)、2.51-2.40(m、2H)、2.14-1.97(m、3H)、1.82-1.79(m、1H)。
【0469】
【化173】
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化合物6.4. メチル5-シアノ-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル。DMF(30mL)中のメチル4-シクロブチル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物6.3、4.17g、12.6mmol)、Zn(CN)
2(2.96g、25.2mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.73g、0.63mmol)の混合物を脱ガスし、フラスコをアルゴンで満たした。混合物をアルゴン下、100℃で一晩加熱した。周囲温度に冷却後、混合物をFeSO
4飽和水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(200mL)で希釈した。緑色がかった固体をCelite(登録商標)による濾過によって取り除き、濾液を水とEtOAcに分けた。有機物をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)によって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(2.55g、88%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.16(s、1H)、7.28(s、1H)、3.90(s、3H)、3.86-3.82(m、1H)、2.68(s、3H)、2.55-2.45(m、2H)、2.27-2.04(m、3H)、1.89-1.87(m、1H)。
【0470】
【化174】
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化合物6.5. 5-カルバモイル-4-シクロブチル-2-メチル安息香酸。1Lの丸底フラスコに、メチル5-シアノ-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル(化合物6.4、12.00g、52.3mmol)を加え、DMSO(100mL)に溶解した。撹拌しながら、水酸化ナトリウム水溶液(1M、260mL、260mmol)を注意深く加え、混合物を窒素でパージした。混合物を95℃で13時間撹拌し、その後、室温に冷却した。溶液をジエチルエーテル(100mL)で洗浄し、HCl水溶液(1M)、次にH
3PO
4水溶液(1M)をゆっくりと加えることによって、塩基性水溶液をpH約2に酸性化した。沈殿した固形物を濾過し、水で洗浄し(100mLを2回)、恒量に乾燥させ、白色粉末として掲題化合物を得た(11.68g、96%)。m/z(ES-)232(M-H)
-。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ12.75(br s、1H)、7.75(s、1H)、7.74(br s、1H)、7.34(br s、1H)
、7.28(s、1H)、3.90(app p、J=9.0Hz、1H)、2.56(s、3H)、2.32-2.20(m、2H)、2.16-2.02(m、2H)、2.00-1.87(m、1H)、1.82-1.71(m,1H)。
【0471】
【化175】
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化合物6. 5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-4-メチルベンズアミド。4mLのバイアルに、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、27mg、約90%純粋、0.13mmol)、HOBt(20重量%H
2O)(22mg、0.13mmol)、EDC(27mg、0.14mmol)を加えた。DMF(500μL)中の5-カルバモイル-4-シクロブチル-2-メチル安息香酸の溶液(化合物6.5、28mg、0,12mmol)を加え、次にDIEA(83μL、0.48mmol)を加えた。混合物を密封し、室温で18時間撹拌した。追加のアミン(3mg、約0.015mmol)およびEDC(5mg、約0.026mmol)を加え、混合物をさらに27時間室温で撹拌した。混合物を酢酸エチル(5mL)で希釈し、ブライン(8mL)で洗浄した。水性物を酢酸エチル(2mL)で抽出し、1つにまとめた有機物をブライン、1M NaH
2PO
4、飽和NaHCO
3およびブライン(それぞれ7mL)で洗浄した。ブラインによる最後の洗浄後に、生成物が溶液から沈殿し始めたので、有機物をDCM(3mL)およびMeOH(約200μL)で希釈した。有機物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をEt
2O(1.5mL)で粉砕し、濾過し、Et
2O(0.5mL)で洗浄し、灰白色の粉末として掲題化合物を得た(41.4mg、92%)。m/z(ES+)374(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.67(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.40(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.32(s、1H)、7.25(s、1H)、5.79(br s、1H)、5.70(br s、1H)、4.67-4.57(m、1H)、4.39-4.30(m、1H)、4.28-4.18(m、1H)、4.00-3.86(m、3H)、2.46(s、3H)、2.42-2.31(m、2H)、2.19-1.96(m、3H)、1.88-1.77(m、1H)。
【0472】
【化176】
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化合物7.1. メチル4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。ジオキサン(20mL)中のメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、600mg、2.17mmol)の溶液に、2-メチル4-ブロモイミダゾール(419mg、2.6mmol)、Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(180mg、0.22mmol)を加えた。混合物をアルゴンで脱ガスし、10分間撹拌し、炭酸カリウム水溶液(1M、10mL、10mmol)を加え、混合物を90℃で18時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、反応混合物をEtOAcで希釈し、Celite(登録商標)で濾過した。有機相をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAc中の0〜5%MeOH)によって精製し、泡として掲題化合物を得た(324mg、65%)。m/z(ES+)231(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.30(br s、1H)、7.86(dd、J=7.9、1.9Hz、1H)、7.32(d、J=7.9Hz、1H)、7.08(s、1H)、3.92(s、3H)、2.53(s、3H)、2.51(s、3H)
【0473】
【化177】
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化合物7.2. メチル3-(5-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-4-安息香酸メチル。四塩化炭素(30mL)中のメチル4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物7.1、317mg、1.38mmol)の溶液に、NCS(184mg、1.38mmol)を加えた。混合物を50℃で16時間撹拌し、その後、室温に冷却し、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の0〜50%EtOAc)によって精製し、固体として掲題化合物を得た(300mg、82%)。m/z(ES+)265(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ9.55(br s、1H)、8.01-7.87(m、2H)、7.37(d、J=7.8Hz、1H)、3.91(s、3H)、2.42(s、3H)、2.40(s、3H)。
【0474】
【化178】
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化合物7.3. 3-(5-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-4-メチル安息香酸。メタノール(2mL)およびNaOH水溶液(2M、0.2mL、0.4mmol)中のメチル3-(5-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-4-安息香酸メチル(化合物7.2、10mg、0.038mmol)の混合物を50℃で16時間撹拌した。有機溶媒を減圧下で取り除き、pHが約3〜4になるまでHCl水溶液(2M)を残査に加えた。溶媒を減圧下で取り除き、掲題化合物および塩の混合物である白色固体を生成させ、さらに精製せずに次のステップに使用した。m/z(ES-)249(M-H)
-。
【0475】
【化179】
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化合物7. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。DMF(1mL)中の3-(5-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-4-メチル安息香酸(化合物7.3、約0.038mmol)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、8.6mg、0.044mmol)、EDCI(12mg、0.063mmol)、HOBt(8mg、0.044mmol)およびDIEA(28μl、0.16mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機相をブライン(いくらか)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲル分取TLC(DCM中の8%MeOH)によって精製し、泡として掲題化合物を得た(2ステップで2.8mg、19%)。m/z(ES+)391(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl3)δ10.62(s、1H)、7.69(d、J=8.3Hz、2H)、7.54-7.40(m、3H)、7.37(d、J=1.9Hz、1H)、7.23(d、J=8.0Hz、1H)、4.80-4.58(m、2H)、4.41-4.19(m、2H)、4.03-3.92(m、1H)、2.49(s、3H)、2.32(s、3H)。
【0476】
【化180】
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化合物8. 4-(1-(4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4mLのバイアルに、5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-4-メチルベンズアミド(化合物6、39mg、0.104mmol)、ジオキサン(200μL)および1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチルエタンアミン(76μL、0.52mmol)を加えた。混合物を90℃で3時間加熱し、その後、室温に冷却した。酢酸(42μL、0.73mmol)およびヒドラジン水化物(30μL、0.62mmol)を加え、混合物を90℃で1時間撹拌した。混合物をDCM(5mL)で希釈し、NaH
2PO
4水溶液(1M、5mL)で洗浄し、その後、NaHCO
3飽和水溶液(5mL)で洗浄した。有機物を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(DCM/8%MeOH)によって精製し、白色粉末として掲題化合物を得た(18.7mg、43%)m/z(ES+)412(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ7.65(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.57(s、1H)、7.39(微細構造のd、J=8.4Hz、2H)、7.29(s、1H)、4.61(約t、J=9.6Hz、1H)、4.39(約t、J=8.8Hz、1H)、4.27-4.18(m、1H)、4.17-4.07(m、1H)、4.02-3.94(m、1H)、3.94-3.84(m、1H)、2.50(s、3H)、2.48(s、3H)、2.25-2.11(m、2H)、2.11-1.88(m、3H)、1.82-1.71(m、1H)。
【0477】
【化181】
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化合物9.1. メチル4-シクロブチル安息香酸。窒素下、0℃でTHF(500mL)中のZnBr
2の撹拌された混合物(83.0g、369mmol)に、ブロモ(シクロブチル)マグネシウムの溶液(THF中242mL、363mmol、1.5M)を20分かけて滴下した。得られた混合物を-40℃に冷却し、Pd(dppf)Cl
2(2.00g、2.73mmol)およびメチル4-ブロモ安息香酸(20.0g、93.0mmol)を加えた。得られた混合物を窒素下、40℃で1時間撹拌し、その後、NH
4Cl飽和水溶液(500mL)で注意深くクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(500mLを3回)、1つに和瀬田有機層をブラインで洗浄し(500mLを3回)、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(18.0g、粗)。
【0478】
【化182】
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化合物9.2. メチル4-シクロブチル-3-ヨード安息香酸。酢酸(30mL)中のメチル4-シクロブチル安息香酸(化合物9.1、2.00g、10.5mmol)の溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(1.00g、4.68mmol)、ヨウ素(3.00g、11.8mmol)および硫酸(0.15g)を注意深く加えた。得られた混合物を100℃で一晩撹拌した。室温に冷却後、反応物をNa
2S
2O
3飽和水溶液(30mL)で注意深くクエンチし、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した(20mLを3回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾
過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(1.50g、45%)。
【0479】
【化183】
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化合物9.3. 4-シクロブチル-3-ヨード安息香酸。メタノール(100mL)および水(50mL)中のメチル4-シクロブチル-3-ヨード安息香酸(化合物9.2、11.0g、34.8mmol)および水酸化ナトリウム(4.00g、100mmol)の溶液を50℃で一晩撹拌した。周囲温度に冷却した後、減圧下で揮発性の溶媒を取り除いた。残しの水性物質を酢酸エチル(20mL)で洗浄した。塩化水素水溶液(6M)で水性物のpHを3〜4に調整した。得られる沈殿物を濾過によって回収し、白色固体として掲題化合物を得た(8.60g、82%)。
【0480】
【化184】
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化合物9. 4-(1-(4-シクロブチル-3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに4-シクロブチル-3-ヨード安息香酸(化合物9.3)を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりに2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7)を使用したことを除き、化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)469(M+H)
+。
【0481】
【化185】
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化合物10.1. メチル4-シクロプロピル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された1Lの三つ口丸底フラスコに、ZnBr
2(41.5g、184mmol)およびテトラヒドロフラン(500mL)の溶液混合物を置いた。混合物を0℃に冷却し、シクロプロピル臭化マグネシウム(THF中2M)(92mL、184mmol)を撹拌しながら30分かけて滴下した。混合物をその後−40℃に冷却し、Pd(dppf)Cl
2(3.00g、4.1mmol)を1分かけて分けて加えた。THF(50mL)中のメチル4-ブロモ安息香酸(10.0g、46.50mmol)を-40℃で30分かけて滴下した。得られた混合物を室温に放冷し、一晩撹拌した。その後、反応物にNH
4Cl水溶液(飽和、500mL)を加えることによって、注意深くクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(300mLを3回)、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(300mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を溶離液として石油エーテルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として8.87g(粗)の掲題化合物を得た。
【0482】
【化186】
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化合物10.2. メチル3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メチル4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.1、500mg、2.84mmol)、N-ブロモスクシンイミド(500mg、2.81mmol)およびトリフルオロ酢酸(20mL)の混合物を置いた。混合物を50℃で一晩撹拌し、その後、冷却し、水(10mL)で注意深くクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(30mLを3回)、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(30mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を溶離液として石油エーテルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として0.5g(69%)の掲題化合物を得た。
【0483】
【化187】
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化合物10.3. 3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中のメチル3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.2、500mg、1.96mmol)および水(5mL)中の水酸化ナトリウム(500mg、12.5mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を50℃で一晩撹拌し、揮発物を減圧下で取り除いた。残りの溶液のpHをHCl水溶液(6M)で6〜7に調整した。得られた固形物を濾過によって回収し、白色固体として0.3g(63%)の掲題化合物得た。
【0484】
【化188】
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化合物10.4. 4-シクロプロピル-3-ホルミル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン/Et
2O(1:1、20mL)中の3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.3、500mg、2.07mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃に冷却し、その後、n-BuLi(THF中2.5M)(1.8mL、4.5mmol)を撹拌しながら滴下した。得られた溶液を-78℃でさらに30分間撹拌し、N,N-ジメチルホルムアミド(0.49mL、6.3mmol)を10分かけて滴下した。混合物を-78℃で2時間撹拌し、水(100mL)でクエンチした。溶液のpHをHCl水溶液(6M)で3〜4に調整し、酢酸エチルで抽出した(30mLを3回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(30mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として、0.3g(76%)の掲題化合物を得た。
【0485】
【化189】
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化合物10.5. 4-シクロプロピル-3-(1-ヒドロキシプロピル)安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、THF(60mL)を含む保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、エチルマグネシウム臭化物(ジエチルエーテル中3M)(24.6mL、73.8mmol)を置いた。THF(40mL)中の4-シクロプロピル-3-ホルミル安息香酸(化合物10.4、3.5g、18.4mmol)の溶液を室温で45分かけて滴下した。得られた混合物を室温で1.5時間撹拌し、その後、水/氷(50mL)で注意深くクエンチした。混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、有機層をNH
4Cl水溶液で洗浄し(飽和、100mLを2回)、水層を1つにまとめた。水相のpHを塩化水素水溶液(2M)で3〜4に調整し、酢酸エチルで調整した(150mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を溶離液として酢酸エチル:PE(1:10〜2:1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として3.4g(84%)の掲題化合物を得た。
【0486】
【化190】
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化合物10.6. 4-シクロプロピル-3-プロピオニル安息香酸。500mLの丸底フラスコに、1,2-ジクロロエタン(300mL)中の4-シクロプロピル-3-(1-ヒドロキシプロピル)安息香酸(化合物10.5、3.4g、15.44mmol)およびデス・マーチンペルヨージナン(7.2g、16.9mmol)の混合物を置いた。混合物を室温で1.5時間撹拌し、その後、固形物を濾過で取り除いた。濾液を減圧下で濃縮し、残査を、溶離液としてメタノール/酢酸エチル(20:1)に対する酢酸エチル:PE(1:9)で、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として2.3g(68%)の掲題化合物を得た。
【0487】
【化191】
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化合物10.7. メチル4-シクロプロピル-3-プロピオニル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の4-シクロプロピル-3-プロパノイル安息香酸(化合物10.6、500mg、2.29mmol)および炭酸カリウム(633mg、4.55mmol)の溶液を置いた。混合物を0〜5℃に冷却し、その後、ヨードメタン(157μL、2.52mmol)を滴下した。得られた混合物を5〜10℃で1時間撹拌し、水/氷(80mL)でクエンチした。水相を酢酸エチルで抽出し(150mLを2回)、1つにまとめた有機層をブライン(20mL)、炭酸ナトリウム(飽和、20mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。淡茶色として400mg(75%)の掲題化合物を得た。
【0488】
【化192】
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化合物10. 4-(1-(4-シクロプロピル-3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.5)の代わりにメチル4-シクロプロピル-3-プロピオニル安息香酸(化合物10.7)を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりにメトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7)を使用したことを除き、化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)455(M+H)
+。
【0489】
【化193】
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化合物11.1. 4-メチル3-プロピオニル安息香酸。3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.3)の代わりに3-ブロモ-4-メチル安息香酸を使用したことを除き、化合物10.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0490】
【化194】
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化合物11. 4-(1-(3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.4)の代わりにに4-メチル3-プロピオニル安息香酸(化合物11.1)を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりに2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7)を使用したことを除き、化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
【0491】
【化195】
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化合物12. 4-(1-(3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(1-(5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル
ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物2)の代わりに4-(1-(3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物11)を使用したことを除き、化合物3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【0492】
【化196】
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化合物13.1. tert-ブチル4-(4-ブロモフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素下、-78℃で、テトラヒドロフラン(800mL)中の1-ブロモ-4-ヨードベンゼン(93.7g、331mmol)の撹拌した溶液に、ブチルリチウム(150mL、THF中2.43M)の溶液を30分かけて滴下した。得られた溶液を-78℃で2時間撹拌した。その後、テトラヒドロフラン(800mL)中のtert-ブチル4-オキソピペリジン-1-カルボン酸塩(60g、301mmol)の溶液を、-78℃で30分かけて滴下した。混合物を-78℃で1時間撹拌し、その後、反応物を水(350mL)で注意深くクエンチした。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し(400mLを2回)、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:200-1:10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として91g(85%)の掲題化合物を得た。
【0493】
【化197】
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化合物13.2. tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素下でDMF(400mL)中のtert-ブチル4-(4-ブロモフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物13.1、36g、101mmol)、Pd(PPh
3)
4(11.7g、10.1mmol)、およびZn(CN)
2(17.9g、152.4mmol)の混合物を80℃で一晩撹拌した。混合物を雰囲気温度に冷却し、その後、反応物を600mLのFeSO
4(飽和水溶液)を加えることによってクエンチし、酢酸エチルで希釈した。得られた混合物を強く撹拌し、Celite(登録商標)で濾過し、1M FeSO
4、水、および酢酸エチルで洗浄した。層分離し、水相を酢酸エチルで抽出した(300mLを2回)。1つにまとめた有機層を炭酸カリウム(飽和水溶液、200mL)で洗浄し、次にブライン(200mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:200-1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として23g(75%)の掲題化合物を得た。
【0494】
【化198】
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化合物13.3. tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)-4-フルオロピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素下、-78℃でジクロロメタン(250mL)中の化合物13.2(5.00g、16.5mmol)の撹拌した溶液に、Deoxo-Fluor(登録商標)(4.4g、19.9mmol)を滴下した。得られた混合物を-78℃で1時間撹拌した。反応混合物を、炭酸水素ナトリウム(飽和水溶液、50mL)を加えることによって注意深くクエンチし、ジクロロメタンで抽出した(100mLを3回)。1つにまとめた有機層をブライン(150mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:30)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として2.5g(35%)の掲題化合物を得た。
【0495】
【化199】
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化合物13.4. 4-(4-フルオロピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩。化合物1.1の代わりに化合物13.3を使用したことを除き、化合物1.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)205(M+H)
+。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ7.83(d、J=6.3Hz、2H)、7.68(d、J=6.3Hz、2H)、3.55-3.32(m、4H)、2.58-2.40(m、2H)、2.28-2.22(m、2H)。
【0496】
【化200】
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化合物14.1. 4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの丸底フラスコに、2-オキソプロパナール(5g、27.8mmol)、酢酸(150mL)、1-エトキシ-2,2,2-トリフルオロエタノール(13.3g、83.2mmol)、および酢酸アンモニウム(17.1g、222mmol)を置いた。混合物を110℃で18時間撹拌し、その後、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査を水/氷(30mL)でクエンチし、水相を酢酸エチルで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、減圧下で濃縮した。残査を塩化水素水溶液(5M、20mL)に溶解し、酢酸エチルで洗浄した(50mLを2回)。炭酸ナトリウムで水層のpHを8〜9に調整し、酢酸エチルで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、溶離液として酢酸エチル:PE(1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の油として1.2g(29%)の掲題化合物を得た。
【0497】
【化201】
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化合物14.2. 4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。窒素の不活性雰
囲気でパージされ、保持された250mLの丸底フラスコに、4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物14.1、800mg、5.33mmol)および水酸化アンモニウム5%水溶液(50mL)を置いた。得られた溶液を25〜30℃で40時間撹拌し、その後、酢酸で溶液のpHを5〜6に調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(150mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(50mLを2回)、Na
2CO
3水溶液で洗浄し(飽和、20mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル:PE(1:20〜1:10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として350mg(61%)の掲題化合物を得た。
【0498】
【化202】
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化合物14.3. 5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された25mLの丸底フラスコに、4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル(化合物14.2、350mg、3.27mmol)および水酸化ナトリウム水溶液(2M、5mL)を置き、室温で15分間撹拌した。次に、ジクロロメタン(5mL)中のヨウ素(1.25g、4.92mmol)の溶液を滴下した。得られた混合物を室温で24時間撹拌し、その後、水/氷(10mL)で希釈した。水層をDCM(10mL)で洗浄し、酢酸で水層のpHを5〜6に酸性化した。水相をEtOAcで抽出し(50mLを5回)、1つにまとめた有機層を、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の固体として500mg(66%)の掲題化合物を得た。
【0499】
【化203】
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化合物14. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル(化合物14.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)382(M+H)
+。
【0500】
【化204】
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化合物15. 5-(5-(4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル(化合物14.3)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)410(M+H)
+。
【0501】
【化205】
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化合物16.1. 3,3,3-トリフルオロ-2-オキソプロパナール。100mLの丸底フラスコに、水(50mL)中の3,3-ジブロモ-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オン(10.37g、38.43mmol)および酢酸ナトリウム(12.61g、153.7mmol)の混合物を置いた。得られた溶液を100℃で一晩撹拌し、室温に冷却し、酢酸エチルで抽出した(20mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色の油として1.52g(31%)の掲題化合物を得た。
【0502】
【化206】
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化合物16.2. 2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。10mLの密封管に、メタノール(5mL)中のアセトアルデヒド(296μL、5.29mmol)、3,3,3-トリフルオロ-2-オキソプロパナール(化合物16.1、1.0g、7.9mmol)、および25%水酸化アンモニウム(0.8mL)の溶液を置いた。溶液を0℃で3時間撹拌し、その後、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残査を水(50mL)で希釈した。水相を酢酸エチルで抽出し(20mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として430mg(54%)の掲題化合物を得た。
【0503】
【化207】
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化合物16.3. 2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。100mLの丸底フラスコに、5%水酸化アンモニウム(35mL)中の2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物16.2、300mg、2.00mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を室温で4日間撹拌し、その後酢酸で溶液のpHを7に調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(10mLを3回)、1つにまとめた有機層か乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として170mg(79%)の掲題化合物を得た。
【0504】
【化208】
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化合物16.4. 5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。25mLの丸底フラスコに、ACN(5mL)中の2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物16.3、50mg、0.47mmol)、N-ヨードスクシンイミド(
116mg、0.52mmol)の混合物を置いた。得られた溶液を還流で一晩加熱し、その後室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査を、酢酸エチル/石油エーテル(1/2)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として60mg(55%)の掲題化合物を得た。
【0505】
【化209】
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化合物16. 5-(5-(4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物16.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)410(M+H)
+。
【0506】
【化210】
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化合物17.1. 3-ブチリル-4-メチル安息香酸。3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.3)の代わりに3-ブロモ-4-メチル安息香酸を使用し、エチルマグネシウム臭化物の代わりに3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物10.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0507】
【化211】
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化合物17. 4-(1-(3-(4-エチル-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.4)の代わりに3-ブチリル-4-メチル安息香酸(化合物17.1)を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりに2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)443(M+H)
+。
【0508】
【化212】
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【0509】
化合物18.1. 2-メチル5-プロピオニル安息香酸。3-ブロモ-4-シクロプロピル安息香酸(化合物10.3)の代わりに5-ブロモ-2-メチル安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物10.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0510】
【化213】
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化合物18. 4-(1-(5-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-2-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.4)の代わりに2-メチル5-プロピオニル安息香酸(化合物18.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)399(M+H)
+。
【0511】
【化214】
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化合物19. 4-(1-(4-エチル-3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル安息香酸の代わりに4-エチル安息香酸を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりに2-メトキシアセトイミドアミド塩酸塩(化合物4.7)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)443(M+H)
+。
【0512】
【化215】
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化合物20.1. メチル4-(ブロモメチル)-3-ヨード安息香酸。100mLの丸底フラスコに、CCl
4(50mL)中のメチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3、3.00g、10.9mmol)、NBS(2.9g、16.3mmol)、アゾビスイソブチロニトリル(360mg、2.19mmol)および炭酸カリウム(1.65g、11.9mmol)の混合物を置いた。得られた混合物を70℃で一晩撹拌し、その後、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をEtOAc(100mL)で希釈し、混合物をブラインで洗浄し(50mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧
下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として3.0g(78%)の掲題化合物を得た。
【0513】
【化216】
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化合物20.2. メチル3-ヨード-4-(メトキシメチル)安息香酸。250mLの丸底フラスコに、メタノール(100mL)中のメチル4-(ブロモメチル)-3-ヨード安息香酸(化合物20.1、3.0g、8.5mmol)とナトリウムメトキシド(1.8g、33mmol)の混合物を置いた。得られた溶液を50℃で2時間撹拌し、その後、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル(50mL)で希釈し、固形物を濾去した。濾液を減圧下で濃縮し、黄色固体として、2.0g(77%)の掲題化合物を得た。
【0514】
【化217】
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化合物20. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-(メトキシメチル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル3-ヨード-4-メチルbezoate(化合物5.3)の代わりにメチル3-ヨード-4-(メトキシメチル)安息香酸(化合物20.2)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
【0515】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
化合物21.1. 2,5-ジヨード-4-メチル1H-イミダゾール。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに4-メチル1H-イミダゾール(2.0g、24.4mmol)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、2等量のNISを使用し、白色固体として4.0g(49%)の掲題化合物を使用した。
【0516】
【化219】
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化合物21.2. 5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール。250mLの丸底フラスコに、2,5-ジヨード-4-メチル1H-イミダゾール(化合物21.1、1.0g、3.
0mmol)、Na
2SO
3(3.0g、25.4mmol)およびエタノール/水(20/40mL)を置いた。得られた混合物を還流で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残渣を水(100mL)に溶解し、酢酸エチルで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、白色固体として0.60g(96%)の掲題化合物を得た。
【0517】
【化220】
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化合物21. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール(化合物21.2)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0518】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
化合物22. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに3-ヨード安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0519】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
化合物23.1. メチル3-ヒドロキシプロパンイミド酸塩酸塩。50mLの三つ口丸底フラスコに、エーテル(10mL)およびメタノール(5mL)中の3-ヒドロキシプロパンニトリル(2.00g、28.1mmol)溶液を置いた。HCl気体を溶液を通して泡立てることによって導入した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、その後、得られた混合物を減圧下で注意深く濃縮した。残査をエーテルで洗浄し(20mLを2回)、固形物を濾過によって回収し、白色固体として1.3g(33%)の掲題化合物を得た。
【0520】
【化223】
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化合物23.2. 3-ヒドロキシプロパンイミドアミド塩酸塩。50mLの三つ口丸底フラスコに、メタノール(5mL)中のメチル3-ヒドロキシプロパンカルボキシミド酸塩酸塩(化合物23.1、2.00g、14.3mmol)を置いた。溶液を0℃に冷却し、アンモニア(気体)を20分かけて導入した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を石油エーテル(20mLを2回)およびEtOAc(20mLを2回)で洗浄し、固形物を濾過によって回収し、白色固体として、1.6g(粗)の掲題化合物を得た
【0521】
【化224】
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化合物23. 4-(1-(3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.4)の代わりに4-メチル3-プロピオニル安息香酸(化合物11.1)を使用し、アセトイミドアミド塩酸塩の代わりに3-ヒドロキシプロパンイミドアミド塩酸塩(化合物23.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
【0522】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
化合物24.1. 4-(1-(3-(2-(2-クロロエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(5mL)中の4-(1-(3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物23、75mg、0.18mmol)の溶液を置いた。塩化チオニル(25μL、0.35mmol)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で注意深く取り除き、黄色固体として50mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0523】
【化226】
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化合物24. 4-(1-(3-(2-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。冷却管付きの容器に、EtOH(10mL)中の4-(1-(3-(2-(2-クロロエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物24.1、26mg、0.06mmol、1.00等量)の溶液を置いた。ジメチルアミン(THF中1M、0.3mL、0.3mmol)を加え、混
合物を窒素バルーン下で密封した。得られた溶液を100℃の油浴で一晩撹拌した。室温に冷却後、粗生成物を以下の条件で分取-HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、XBridge Shield RP18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、0.03%NH
3H
2OおよびCH
3CN(31%CH
3CN、7分で最大43%、0.5分で最大100%、3.5分で31%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として6.3mg(24%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)456(M+H)
+。
【0524】
【化227】
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化合物25.1. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル安息香酸の代わりに4-フッ素安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0525】
【化228】
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化合物25.4-(1-(4-(アゼチジン-1-イル)-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。10mLの密封管に、1,4-ジオキサン(4mL)中の4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物25.1、200mg、0.50mmol)の溶液を置いた。アゼチジン塩酸塩(50mg、0.53mmol)および炭酸セシウム(500mg、1.53mmol)を加え、混合物をブラストシールドの後ろで120℃で48時間撹拌した。混合物を冷却し、固形物を濾過によって取り除いた。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を以下の条件で分取-HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、50mmol NH
4HCO
3およびCH
3CN(33.0%CH
3CN、10分で最大46.0%、3分で最大100.0%、1分で33.0%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として59.6mg(27%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)440(M+H)
+。
【0526】
【化229】
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化合物26.1. 4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)安息香酸。メタノール(20mL)および水酸化ナトリウム水溶液(5mL、2M)の混合物に、メチル4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物7.1、219mg、0.95mmol)を溶解した。得られた溶液を50℃で16時間加熱し、反応物を室温に冷却し、有機溶媒を減圧下で取り除いた。得られる水性残査をHCl水溶液(2M)でpH3〜4に酸性化した。得られた固形物を回収し、乾燥させ、白色固体として128mg(62%)の掲題化合物を得た。m/z(ES-)215(M-H)
-。
【0527】
【化230】
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化合物26. 4-(1-(4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-メチル3-(2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)安息香酸(化合物26.1、65mg、0.30mmol)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、74mg、0.33mmol)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。白色固体として79mg(68%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0528】
【化231】
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化合物27.1. メチル3-アセチル-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの丸底フラスコに、DMSO(50mL)中のメチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3、4.50g、16.3mmol)、1-(ビニルオキシ)ブタン(4.21mL、32.6mmol)、TEA(4.53mL、32.5mmol)、1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(672mg、1.63mmol)およびPd(OAc)
2(349mg、1.55mmol)の混合物を置いた。混合物を120℃で12時間撹拌し、その後、室温に冷却した。塩化水素水溶液(2M)でpHを1〜2に調整し、1時間撹拌した。水相を酢酸エチルで抽出し(200mLを3回)、1つにまとめた有機層を水(100mL)で洗浄し、その後、ブラインで洗浄し(100mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:50)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として1.45g(46%)の掲題化合物を得た。
【0529】
【化232】
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化合物27.2. メチル3-(2-ブロモアセチル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、クロロホルム(4mL)中のメチル3-アセチル-4-安息香酸メチル(化合物27.1、200mg、1.04mmol)の溶液を置いた。臭素(53μL、1.04mmol)を滴下し、溶液を室温で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。茶色の固体として300mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0530】
【化233】
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化合物27.3. メチル3-(2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、ACN(5mL)中のメチル3-(2-ブロモアセチル)-4-安息香酸メチル(化合物27.2、281mg、1.04mmol)の溶液を置いた。2-メトキシアセトイミドアミド(化合物4.7、194mg、1.56mmol)および炭酸カリウム(434mg、3.14mmol)を加え、得られた混合物を80℃で12時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(30mLを3回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(50mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の固体として50mg(19%)の掲題化合物を得た。
【0531】
【化234】
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化合物27.4. メチル3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、CCl
4(20mL)中のメチル3-(2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物27.3、40mg、0.15mmol)およびNCS(24.6mg、0.18mmol)の溶液を置いた。得られた混合物を50℃で2時間撹拌し、その後、室温に冷却し、水(100mL)でクエンチした。水相を酢酸エチル(100mL)で抽出し、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(30mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として30mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0532】
【化235】
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化合物27.5. 3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、メタノール/水(3mL/3mL)中のメチル3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物27.4、50mg、0.19mmol)および水酸化ナトリウム(31mg、0.76mmol)を加えた。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。塩化水素(6M)で溶液のpHを1〜2に調整し、減圧下で濃縮し、白色固体として、HCl塩として、150mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0533】
【化236】
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化合物27. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物27.5、20mg、0.07mmol)の溶液を置いた。4-ジメチルアミノピリジン(17.4mg、0.14mmol)、EDC・HCl(27mg、0.14mmol)、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、15.5mg、0.07mmol、1.00等量)を加え、得られた溶液を室温で12時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(10mLを3回)。1つにまとめた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、乾燥(Na
2SO
4)し、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を以下の条件で分取-HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(35%CH
3CN、7分で最大50%、3分で最大100.0%、1分で35%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として15mg(47%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)449(M+H)
+。
【0534】
【化237】
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化合物28.1. 3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、HBr(AcOH中40%)(10mL)中のメチル3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物27.4、380mg、1.29mmol、1.00等量)の溶液を置いた。溶液を80℃で一晩撹拌し、その後、冷却し、減圧下で濃縮した。粗残査を分取-HPLC(0.05%TFAおよびCH
3CNを含む水(3分で0%CH
3CN、その後5分間100%、1分で0%に低下);検出器、254&220nmによって精製した。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、黄色の粗油として171mg(50%)の掲題化合物を得た。
【0535】
【化238】
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化合物28. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物27.5)の代わりに3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物28.1)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)407(M+H)
+。
【0536】
【化239】
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化合物29. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物27.5)の代わりに3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物28.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)435(M+H)
+。
【0537】
【化240】
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化合物30. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物27.5)の代わりに3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物28.1)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)425(M+H)
+。
【0538】
【化241】
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化合物31.1. メチル5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸。メタノール(100mL)中の5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3、10.0g、32.6mmol、90%)および硫酸(10mL)の溶液を80℃で一晩撹拌した。室温に冷却した後、混合物を減圧下で濃縮し、残査を酢酸エチル(200mL)で希釈した。得られた混合物を水(50mLを3回)、炭酸水素ナトリウム(飽和水溶液、50mLを2回、注意:気体発生)で洗浄し、次にブラインで洗浄した(50mLを2回)。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として9.2g(88%)の掲題化合物を得た。
【0539】
【化242】
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化合物31. 4-(1-(5-(4-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物31.1)を使用し、2-メトキシアセトイミドアミド(化合物4.7)の代わりにアセトイミドアミド塩酸塩を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)405(M+H)
+。
【0540】
【化243】
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化合物32. 4-(1-(5-(4-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物31.1)を使用し、2-メトキシアセトイミドアミド(化合物4.7)の代わりにアセトイミドアミド塩酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)433(M+H)
+。
【0541】
【化244】
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化合物33. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル3-ヨード安息香酸を使用し、2-メトキシアセトイミドアミド(化合物4.7)の代わりにアセトイミドアミド塩酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)405(M+H)
+。
【0542】
【化245】
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化合物34. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル3-ヨード安息香酸を使用し、2-メトキシアセトイミドアミド(化合物4.7)の代わりにアセトイミドアミド塩酸塩を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)377(M+H)
+。
【0543】
【化246】
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化合物35.(3-(4-クロロフェニル)ピロリジン-1-イル)(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに3-(4-クロロフェニル)ピロリジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)394(M+H)
+。
【0544】
【化247】
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化合物36.1. tert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。4-ブロモベンゾニトリルの代わりに6-ブロモ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)303(M+H)
+。
【0545】
【化248】
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化合物36.2. 6-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン。ジクロロメタン(2mL)中のtert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物36.1
、0.05g、0.165mmol)の溶液に、TFA(0.2mL)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で取り除いた。残査を分取TLC(ジクロロメタン中の10%MeOH+約0.5%NH
4OH)によって精製し、淡褐色の油として0.25g(76%)の掲題化合物を得た。(ES+)203(M+H)
+。
【0546】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
化合物36.(4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-イル)(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに6-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン(化合物36.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
1H
NMR(400MHz、メタノール-d4)δ9.12(d、J=0.8Hz、1H)、8.41(d、J=1.4Hz、1H)、7.73(dt、J=9.6、1.0、1.0Hz、1H)、7.53(dd、J=9.5、1.6Hz、1H)、7.47-7.37(m、2H)、7.33(d、J=1.7Hz、1H)、4.84(m、1H)、4.00(m、1H)、3.00(m、2H)、2.42(s、3H)、2.32(s、3H)、2.14(s、3H)、2.10(m、1H)、1.96(m、1H)、1.77(m、3H)。
【0547】
【化250】
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化合物37. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)399(M+H)
+。
1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ7.65(d、J=8.4Hz、2H)、7.48(d、J=8.0Hz、2H)、7.38(d、J=8.0Hz、1H)、7.34(dd、J=7.20、2.0Hz、1H)、7.28(d、J=2.0Hz、1H)4.84-4.71(m、1H)、4.02-3.89(m、1H)、3.03-2.91(m、2H)、2.36(s、3H)、2.29(s、3H)、2.09(s、3H)、2.00-1.64(m、5H)。
【0548】
【化251】
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化合物38.(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)(4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-イル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩(化合物39.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)399(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、メタノール-d4)δ8.25(s、1H)、8.18(d、J=7.6Hz、1H)、7.43-7.34(m、3H)、7.31-7.27(m、2H)、6.68(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、4.85-4.76(m、1H)、4.04-3.93(m、1H)、3.05-2.80(m、2H)、2.37(s、3H)、2.31(s、3H)、2.11(s、3H)、1.95-1.58(m、5H)。
【0549】
【化252】
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化合物39.1.(4-ブロモピリジン-2-イル)メタンアミン。1Lの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(220mL)中の4-ブロモピリジン-2-カルボニトリル(10g、95%、51.9mmol;米国特許第US 2009/0239876号A1、実施例2)の溶液を置き、室温で撹拌しながらBH
3-THF複合体(1M)(330mL)を滴下した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、その後、ギ酸(100mL)で注意深くクエンチした。混合物を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体であるギ酸塩として掲題化合物を得て、さらに精製せず次のステップに使用した(8g、粗)。
【0550】
【化253】
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化合物39.2. N-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチル)ホルムアミド。500mLの丸底フラスコに、(4-ブロモピリジン-2-イル)メタンアミン(化合物39.1、8.0g、粗)およびギ酸(200mL)を置いた。溶液を100℃で2時間撹拌し、その後、冷却し、炭酸ナトリウム水溶液(飽和)を注意深く、ゆっくりと加えることによって、pHを7に調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(200mLを3回)、1つにまとめた有機相をブラインで洗浄し(30mLを3回)乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(8.0g、90%純粋、2ステップで収率65%)。
【0551】
【化254】
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化合物39.3. 7-ブロモイミダゾ[1,5-a]ピリジン。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(20mL)中のN-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチル)ホルムアミド(化合物39.2、3.0g、90%、12.6mmol)の溶液を置いた。溶液を0〜5℃に冷却し、トリフルオロ酢酸無水物(1.93mL、13.9mmol)を滴下した。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、その後、炭酸ナトリウム水溶液(飽和)を注意深く、ゆっくりと加えることによって、pHを7に調整した。水相をジクロロメタンで抽出し(20mLを3回)、1つにまとめた有機相をブラインで洗浄し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の固体として掲題化合物を得た(1.0g、40%)。
【0552】
【化255】
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化合物39.4. tert-ブチル4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。4-ブロモベンゾニトリルの代わりに7-ブロモイミダゾ[1,5-a]ピリジン(化合物39.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0553】
【化256】
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化合物39.5. 7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩。tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物1.1)の代わりにtert-ブチル4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物39.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0554】
【化257】
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化合物39. 2-シクロブチル-5-(4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボニル)-N,4-ジメチルベンズアミド。5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール(化合物62.5)の代わりに7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩(化合物39.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES
+)431(M+H)
+
【0555】
【化258】
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化合物40.1.(E)-N'-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチレン)-4-メチルベンゼンスルホノヒドラジド。4-ブロモピコリンアルデヒド(2.0g、10.8mmol)および4-メチルベンゼンスルホノヒドラジド(2.0g、10.8mmol)をMeOH(20mL)およびジクロロメタン(20mL)中で混合した。混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で取り除き、黄色固体として、3.80g(理論値)の掲題化合物を得た。m/z ES+354、356(M+H)
+。
【0556】
【化259】
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化合物40.2. 5-ブロモ-[1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン。モルホリン(12mL)中の(E)-N'-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチレン)-4-メチルベンゼンスルホノヒドラジド(化合物40.1、3.8g、10.7mmol)の溶液を130℃で3時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、EtOAc(150mL)で希釈し、水で洗浄した(30mLを2回)。有機層を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc4:1)によって精製し、淡黄色の固体として2.10g(99%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)198、200(M+H)
+。
【0557】
【化260】
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化合物40.3. tert-ブチル4-([1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。4-ブロモベンゾニトリルの代わりにtert-ブチル4-([1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物40.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)303(M+H)
+。
【0558】
【化261】
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化合物40.4. 5-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン。tert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物36.1)の代わりにtert-ブチル4-([1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)ピペリジン-1-カルボン
酸塩(化合物40.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物36.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)203(M+H)
+。
【0559】
【化262】
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化合物40.(4-([1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)ピペリジン-1-イル)(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに5-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,3]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン(化合物40.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
1H
NMR(400MHz、メタノール-d4)δ8.84(d、J=7.2Hz、1H)、8.07(d、J=0.8Hz、1H)、7.77(t、J=0.8、0.8Hz、1H)、7.44-7.34(m、2H)、7.32(d、J=1.6Hz、1H)、7.18(dd、J=7.6、2.0Hz、1H)、4.87-4.76(m、1H)、4.08-3.92(m、1H)、3.11-2.95(m、2H)、2.37(s、3H)、2.31(s、3H)、2.11(s、3H)、2.00-1.67(m、5H)。
【0560】
【化263】
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化合物41.1. 4-ブロモ-2-ヒドラジニルピリジン。ピリジン(10mL)中の4-ブロモ-2-フルオロピリジン(2.0g、11.4mmol)の溶液に、ヒドラジン(5mL、159mmol)を加えた。混合物を70℃で2時間加熱し、その後、室温に冷却した。揮発性の有機物を減圧下で取り除き、その後、残査に水(60mL)を加え、灰白色の固体が沈殿した。固体を濾過し、水で洗浄し、減圧下、50℃で乾燥させ、灰白色の固体として1.77g(84%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)188、190(M+H)
+。
【0561】
【化264】
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化合物41.2. 7-ブロモ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン。4-ブロモ-2-ヒドラジニルピリジン(化合物41.1)をギ酸(3mL)に懸濁した。混合物を100℃で一時間加熱し、完全に反応したら、混合物を室温に冷却した。揮発性の有機物を減圧下で取り除き、その後、残査に水(50mL)を加えた。形成された固形物を濾過し、水で洗浄し、減圧下、50℃で取り除き、灰白色の固体として1.68g(90%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)198、200(M+H)
+。
【0562】
【化265】
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化合物41.3. tert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピ
リジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。4-ブロモベンゾニトリルの代わりに7-ブロモ-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン(化合物41.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)303(M+H)
+。
【0563】
【化266】
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化合物41.4. 7-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン。tert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物36.1)の代わりにtert-ブチル4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物41.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物36.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)203(M+H)
+。
【0564】
【化267】
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化合物41.(4-([1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-イル)(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに7-(ピペリジン-4-イル)-[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジン(化合物41.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
1H
NMR(400MHz、メタノール-d4)δ9.13(s、1H)、8.45(d、J=8.0Hz、1H)、7.59(s、1H)、7.44-7.36(m、2H)、7.33(d、J=1.6Hz、1H)、7.07(dd、J=7.2、1.6Hz、1H)、4.87-4.78(m、1H)、4.08-3.96(m、1H)、3.11-2.95(m、2H)、2.40(s、3H)、2.32(s、3H)、2.13(s、3H)、2.10-1.73(m、5H)。
【0565】
【化268】
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化合物42.1. tert-ブチル4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された1Lの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(150mL)中の1-クロロ-4-ヨードベンゼン(10.0g、41.9mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃にまで冷却し、その後、
BuLi(2.4M)(16.6mL、39.8mmol)を滴下し、得られた混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。テトラヒドロフラン(50mL)中のtert-ブチル4-オキソピペリジン-1-カルボン酸塩(7.60g、38.1mmol)の溶液を滴下し、得られた混合物を-78℃で1時間撹拌した。反応物を0℃に温め、水(150mL)をゆっくりと加えることによって注意深くクエンチした。層分離し、水相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。1つにまとめた有機相を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル/石油エーテル(1:50〜1:3)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(9.3g、78%)。
【0566】
【化269】
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化合物42.2. tert-ブチル4-(4-クロロフェニル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボン酸塩。250mLの丸底フラスコに、ピリジン(50mL)中のtert-ブチル4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物42.1、9.00g、28.9mmol)の溶液を置いた。撹拌しながら、三塩化ホスホロイル(7.93mL、84.8mmol)を滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル(20mL)で希釈し、炭酸水素ナトリウム水溶液をゆっくりと加えることによって注意深くクエンチした。層分離し、有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し(30mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル/石油エーテル(1:100〜1:10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として掲題化合物を得た(6.1g、72%)。
【0567】
【化270】
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化合物42.3. tert-ブチル4-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。250mLの丸底フラスコに、Pt
2O(200mg)およびメタノール(50mL)の混合物を置いた。混合物を窒素でパージし、その後、水素を導入し、混合物を15分間撹拌した。メタノール(50mL)中のtert-ブチル4-(4-クロロフェニル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボン酸塩(化合物42.2、6.00g、20.4mmol)の溶液を加え、得られた混合物を水素下、室温で一晩撹拌した。窒素でパージした後、固形物を濾去し、得られた溶液を真空下で濃縮した、淡緑色の油として掲題化合物を得た(5.30g、88%)。
【0568】
【化271】
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化合物42.4. 4-(4-クロロフェニル)ピペリジン。250mLの丸底フラスコ
に、ジクロロメタン(100mL)、トリフルオロ酢酸(9.6g、84mmol)中のtert-ブチル4-(4-クロロフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物42.3、5.00g、16.9mmol)を置いた。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル(100mL)で希釈し、pHが8に達するまで炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物をブライン(100mL)で洗浄し、有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(2.30g、70%)。
【0569】
【化272】
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化合物43.1. tert-ブチル3-(4-ブロモフェニル)-3-ヒドロキシアゼチジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された1Lの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン/ジエチルエーテル(400/200mL)中の1-ブロモ-4-ヨードベンゼン(25.0g、88.4mmol)の溶液を置いた。溶液を78℃に冷却し、n-BuLi(2.5M、37.1mL、92.8mmol)を10分かけて滴下した。得られた混合物に、THF(100mL)中のtert-ブチル3-オキソアゼチジン-1-カルボン酸塩(16.6g、97.0mmol)を-78℃で滴下した。得られた混合物を-78℃で1.5時間撹拌し、その後、水(300mL)で注意深くクエンチした。水相を酢酸エチル(200mL)で抽出し、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(100mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20〜1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、1:100の比の酢酸エチル:PEから再結晶化し、白色固体として8.0g(28%)の掲題化合物を得た。
【0570】
【化273】
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化合物43.2. tert-ブチル3-(4-シアノフェニル)-3-ヒドロキシアゼチジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(250mL)中のtert-ブチル3-(4-ブロモフェニル)-3-ヒドロキシアゼチジン-1-カルボン酸塩(化合物43.1、16.3g、49.7mmol)、シアン化亜鉛(8.7g、75mmol)およびPd(PPh
3)
4(5.77g、5.00mmol)の混合物を置いた。得られた混合物を100℃で15時間撹拌し、室温に冷却した。反応物をFeSO
4飽和水溶液(500mL)でクエンチし、強く撹拌した。混合物をCelite(登録商標)で濾過し、濾液からの層を分離した。水相を酢酸エチル(300mL)で抽出し、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(100mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/100〜1/3)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として14g(粗)の掲題化合物を得た。
【0571】
【化274】
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化合物43.3. tert-ブチル3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(120mL)中のtert-ブチル3-(4-シアノフェニル)-3-ヒドロキシアゼチジン-1-カルボン酸塩(化合物43.2、5.00g、18.2mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃に冷却し、Deoxo-Fluor(登録商標)(ビス(2-メトキシエチル)アミノ硫黄三フッ化物)(5.99g、27.1mmol)を滴下した。得られた混合物を-78℃で1.5時間撹拌し、炭酸水素ナトリウム(50mL、1M)で注意深くクエンチした。有機層をさらにブライン(50mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/50〜1/30)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として3.2g(64%)の掲題化合物を得た。
【0572】
【化275】
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化合物43.4. 4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩。100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(10mL)中のtert-ブチル3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボン酸塩(化合物43.3、1.00g、3.62mmol)溶液およびジオキサン(ジオキサン中4M、10mL、40mmol)中のHClを置いた。得られた混合物を60℃で1時間撹拌し、その後、冷却し、減圧下で濃縮した。残査をEtOAc(20mL)で洗浄し、生成物の固形物を濾過によって回収し、白色固体として522mg(68%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)177(M+H)
+。
1H NMR(300MHz、CD3OD):δ7.91(d、J=7.8Hz、2H)、7.82(d、J=8.1Hz、2H)、4.85-4.52(m、4H)。
【0573】
【化276】
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化合物44.1. 2-シクロプロピル-1H-イミダゾール。25mLの丸底フラスコに、メタノール(5mL)中のシクロプロパンカルバルデヒド(500mg、7.13mmol)、オキスアルデヒド(455mg、7.84mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、25%水酸化アンモニウム(1mL)を滴下した。得られた溶液を0℃で3時間撹拌し、その後、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残査をブライン(50mL)に溶解した。水相を酢酸エチルで抽出し(10mLを3回)、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡褐色の固体として600mg(78%)の掲題化合物を得た。
【0574】
【化277】
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化合物44.2. 2-シクロプロピル-4,5-ジヨード-1H-イミダゾール。100
mLの丸底フラスコに、水酸化ナトリウム(2M、40mL)中の2-シクロプロピル-1H-イミダゾール(化合物44.1、1.8g、16.6mmol)の溶液を置いた。ジクロロメタン(40mL)中のヨウ素(8.5g、33.5mmol)の溶液を滴下し、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。水層を分離し、酢酸で中和し、Na
2S
2O
3(飽和水溶液)を加えることによってクエンチした。固形物を濾過により回収し、茶色の固体として3.8g(63%)の掲題化合物を得た。
【0575】
【化278】
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化合物44.3. 2-シクロプロピル-4-ヨード-1H-イミダゾール。100mLの丸底フラスコに、H
2O/EtOH(30/15mL)中の亜硫酸ナトリウム(11.3g、89.7mmol)の溶液を置いた。2-シクロプロピル-4,5-ジヨード-1H-イミダゾール(化合物44.2、3.8g、10.6mmol)を加え、得られた溶液を還流で一晩加熱した。反応物を冷却し、揮発物を減圧下で取り除いた。固形物を濾過により回収し、淡褐色の固体として1.8g(73%)の掲題化合物を得た。
【0576】
【化279】
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化合物45.1. 5-ヨード-2-イソプロピル-1H-イミダゾール。2-シクロプロピル-1H-イミダゾールの代わりに2-イソプロピル-1H-イミダゾール(化合物44.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物44.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0577】
表1の化合物を、容易に入手できる出発材料または本稿に記載の構成要素で、標準的な化学操作および手順を用いて調製した。使用した手順は、個々のイミダゾール(2-メチル4-ブロモイミダゾール、化合物44.3、または化合物45.1)および個々のアミン(化合物1.2、化合物13.4、化合物42.4、化合物5.2、または化合物43.4)を使用して、化合物7の調製に使用したものと同様であった。
【表1-1】
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【表1-2】
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【表1-3】
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【0578】
【化280】
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化合物50.1. メチル4-クロロ-3-ヨード-安息香酸。4-クロロ-3-ヨード-安息香酸(5.31g、18.8mmol)をメタノール(50mL)に溶解し、濃縮した硫酸(3mL)を注意深く加えた。溶液を80℃で4時間撹拌し、その後、室温に冷却し、揮発性有機物を減圧下で取り除いた。残査をEtOAc(50mL)と水(50mL)に分割し、有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0〜10%EtOAc)によって精製し、油として5.32g(95%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(
400MHz、クロロホルム-d)δ8.54(d、J=2.0Hz、1H)、7.96(dd、J=8.4、2.0Hz、1H)、7.53(d、J=8.4Hz、1H)、3.94(s、3H)。
【0579】
【化281】
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化合物50.2. メチル4-クロロ-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。DMSO(40mL)中のメチル4-クロロ-3-ヨード-安息香酸(化合物50.1、3.85g、13.0mmol)、ビス(ピナコラト)二ホウ素(3.96g、15.6mmol)、Pd(dppf)Cl
2・DCM(531mg、0.65mmol)および酢酸カリウム(3.83g、39.0mmol)の混合物をアルゴンで脱ガスし、その後、80℃まで18時間加熱した。反応混合物を冷却し、その後、酢酸エチル(200mL)で希釈し、続けて水、HCl水溶液(1M)、NaHCO
3飽和水溶液、およびブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0〜10%EtOAc)によって精製し、白色固体として1.92g(49%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ8.36(d、J=2.3Hz、1H)、8.01(dd、J=8.4、2.3Hz、1H)、7.44(d、J=8.4Hz、1H)、3.94(s、3H)、1.40(s、12H)。
【0580】
【化282】
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化合物50.3. メチル4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。ジオキサン(20mL)中のメチル4-クロロ-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物50.2、600mg、2.02mmol)に、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5、538mg、2.42mmol)およびPd(dppf)Cl
2・DCM(165mg、0.20mmol)を加えた。混合物をアルゴンで脱ガスし、室温で10分間撹拌し、炭酸カリウム水溶液(1M、10mL)を加え、混合物を90℃で18時間撹拌した。混合物を冷却し、EtOAcで希釈し、その後、Celite(登録商標)で濾過した。濾液をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0〜100%EtOAc)によって精製し、泡として270mg(50%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)265(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ8.07(d、J=2.2Hz、1H)、7.90(dd、J=8.4、2.2Hz、1H)、7.50(d、J=8.4Hz、1H)、3.91(s、3H)、2.40(s、3H)、2.19(s、3H)。
【0581】
【化283】
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化合物50.4. 4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物50.3、270mg、1.02mmol)をメタノール(20mL)およびNaOH水溶液(2M、6mL)に溶解し、その後、50℃まで16時間加熱した。揮発性の溶媒を減圧下で取り除き、得られる水相をHCl水溶液(2M)でpH5〜6に酸性化した。沈殿した固形物を濾過し、乾燥させ、白色の泡として230mg(94%)の掲題化合物を得た。m/z(ES-)249(M-H)
-。
【0582】
【化284】
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化合物50. 4-(1-(4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物50.4、85mg、0.34mmol)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して、白色固体として掲題化合物を得た(77mg、54%)。
【0583】
【化285】
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化合物51.1. メチル4-メチル3-(1H-ピラゾール-5-イル)安息香酸。ジオキサン(30mL)中のメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、800mg、2.9mmol)に、5-ヨード-1H-ピラゾール(674mg、3.5mmol)、およびPd(dppf)Cl
2・DCM(237mg、0.29mmol)を加えた。混合物をアルゴンで脱ガスし、10分間撹拌し、炭酸カリウム水溶液溶液(2M、8mL)を加えた。混合物を90℃で18時間加熱し、冷却し、EtOAcで希釈し、Celite(登録商標)によって濾過した。濾液をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0〜30%EtOAc)によって精製し、固体として258mg(41%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)217(M+H)
+。
【0584】
【化286】
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化合物51.2. メチル3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。メチル4-メチル3-(1H-ピラゾール-5-イル)安息香酸(化合物51.1、385mg、1.78mmol)を1,2-ジクロロエタン(60mL)に溶解し、その後、N-クロロスクシンイミド(250mg、1.87mmol)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0-20%EtOAc)によって精製し、油として152mg(34%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)251(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ8.07-7.94(m、2H)、7.63(d、J=0.7Hz、1H)、7.47-7.34(m、1H)、3.93(s、3H)、2.36(s、3H)。
【0585】
【化287】
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化合物51.3. 3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物51.2、133mg、0.53mmol)をNaOH水溶液(2M、3mL)およびメタノール
(10mL)の混合物に溶解した。溶液を50℃で16時間加熱し、その後、揮発物を減圧下で濃縮した。HCl水溶液(2M)を加え、pHを4〜5に調整し、その後、さらに精製せずに次のステップに使用した150mgの白色固体に濃縮した。m/z(ES-)235(M-H)
-。
【0586】
【化288】
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化合物51. 4-(1-(3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物51.3、約0.53mmol)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して、白色固体として掲題化合物を得た(69mg、2ステップで34%)。m/z(ES+)377(M+H)
+。
【0587】
【化289】
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化合物52. 4-(1-(3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)-4-フルオロピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物51.3)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(4-フルオロピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物13.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)423(M+H)
+。
【0588】
【化290】
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化合物53. 4-(1-(3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物51.3)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)405(
M+H)
+。
【0589】
【化291】
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化合物54. 4-(1-(3-(4-クロロ-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-1H-ピラゾールの代わりに3-ブロモ-5-メチル1H-ピラゾールを使用したことを除き、掲題化合物を化合物51および化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)391(M+H)
+。
1H NMR(300MHz、メタノール-d4):δ7.77-7.69(m、3H)、7.64-7.59(m、3H)、7.46(d、J=8.1Hz、1H)、4.84(m、1H)、4.64(m、1H)、4.48(m、1H)、4.23(m、1H)、4.09(m、1H)、2.34(s、3H)、2.33(s、3H)。
【0590】
【化292】
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化合物55. 4-(1-(3-(4-クロロo-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-1H-ピラゾールの代わりに3-ブロモ-5-メチル1H-ピラゾールを使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物51および化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)409(M+H)
+。
【0591】
化合物51、52、53、54および55の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して、表2の化合物を調整した。
【表2-1】
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【表2-2】
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【0592】
【化293】
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化合物56.1. 5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール。DMF(20mL)に溶解した4-メチル1H-ピラゾール(2.15g、26.1mmol)の溶液に、N-ヨードスクシンイミド(6.19g、26.1mmol)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、その後、水で希釈し、濾過した。濾液をEtOAcで抽出し(50mLを2回)、その後、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0
〜50%EtOAc)によって精製し、白色固体として2.19g(41%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)209(M+H)
+。
【0593】
【化294】
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化合物56. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール(化合物56.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、白色固体として掲題化合物を得た。m/z(ES+)357(M+H)
+。
【0594】
【化295】
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化合物57. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール(化合物56.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0595】
【化296】
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化合物58. 4-(3-フルオロ-1-(4-メチル3-(4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール(化合物56.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)375(M+H)
+。
【0596】
化合物51、56、57および58の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して、表3の化合物を調整した。
【表3-1】
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【表3-2】
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【0597】
【化297】
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化合物59.1.5-ヨード-3,4-ジメチル-1H-ピラゾール。CH
3CN(50mL)中の3,4-ジメチル-1H-ピラゾール(2.0g、20.8mmol)の溶液にNIS(5.62g、24.9mmol)を分けて加えた。混合物を80℃で16時間加熱し、濃い灰白色の固体を形成した。混合物を室温に冷却し、固体を濾過し、冷CH
3CNで洗浄し、減圧下で乾燥させ、灰白色の固体として4.32g(94%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)223(M+H)
+。
【0598】
【化298】
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化合物59.2. メチル3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-3,4-ジメチル-1H-ピラゾール(化合物59.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)245(M+H)
+。
【0599】
【化299】
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化合物59.3. 3-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物59.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)231(M+H)
+。
【0600】
【化300】
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化合物59. 4-(1-(3-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物59.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)371(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ12.43-12.17(br、1H)、7.83(d、J=8.4Hz、2H)、7.63(d、J=8.4Hz、2H)、7.60(dd、J=8.4Hz、2.0Hz、1H)、7.47(d、J=1.6Hz、1H)、7.38(d、J=8.0Hz、1H)、4.71(m、1H)、4.54-4.35(m、2H)、4.09-4.00(m、2H)、2.24(s、3H)、2.17(s、3H)、1.83(s、3H)。
【0601】
【化301】
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化合物60. 4-(1-(3-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。それぞれ、3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)および4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに、3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物59.3)および4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)389(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ12.45-12.26(br、1H)、7.95(d、J=8.0Hz、2H)、7.79(d、J=8.0Hz、2H)、7.65(d、J=7.2Hz、1H)、7.52(d、J=2.0Hz、1H)、7.40(d、J=8.0Hz、1H)、4.98-4.42(m、4H)、2.25(s、3H)、2.17(s、3H)、1.83(s、3H)。
【0602】
【化302】
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化合物61. 4-(1-(4-メチル3-(5-メチル1H-ピラゾール-4-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに4-ブロモ-5-メチル1H-ピラゾールを使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0603】
【化303】
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化合物62.1. 4-シクロブチル-5-ヨード-2-メチル安息香酸。0〜5℃のメタノール(200mL)中のメチル4-シクロブチル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物6.3、35.0g、106mmol)の溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(100mLの水中の12.7g、318mmol)を滴下した。得られた混合物を60℃で3時間撹拌し、周囲温度に冷却し、揮発性有機物を減圧下で取り除いた。塩化水素(水溶液、2M)で、残っている水性物質のpHを約4に調整した。得られた固形物を濾過によって回収し、減圧下、オーブンで乾燥させ、白色固体として掲題化合物を得た(31.0g、93%)。
【0604】
【化304】
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化合物62.2. 4-シクロブチル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル安息香酸。50mLの高圧オートクレーブ反応器に、メタノール(20mL)中の4-シクロブチル-5-ヨード-2-メチル安息香酸(化合物62.1、1.50g、4.74mmol)の溶液を置いた。Pd(dppf)Cl
2(320mg、0.44mmol)およびトリエチルアミン(1.27mL、9.09mmol)を加え、一酸化炭素(気体、40atm)を導入した。(高圧で毒性の高い気体。必要な安全注意は全て行うこと)。得られた混合物を90℃で一晩撹拌し、室温に冷却した。反応物を必要な安全注意をしながら注意深く排出し、その後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残査を水(20mL)に溶解し、溶液のpHをHCl水溶液(1M)で3〜4に調整し、得られた混合物を酢酸エチル(20mLを3回)で抽出した。1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/2〜1/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(1.0g、85%)。
【0605】
【化305】
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化合物62.3. 4-シクロブチル-2-メチル5-(メチルカルバモイル)安息香酸。20mLの密封管に、4-シクロブチル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル安息香酸(化合物62.2、1.0g、4.0mmol)およびメチルアミン(エタノール中30%)(8mL)を置いた。得られた溶液をブラストシールドの後ろで120℃で一晩撹拌し、その後、冷却し、H
2O(20mL)で希釈した。溶液のpHを塩化水素(1M)で4〜5に調整し、固形物を濾過によって回集した。粗生成物を1:10の比で酢酸エチル/石油エーテルから再結晶化し、灰白色の固体として掲題化合物を得た(500mg、50%)。
【0606】
【化306】
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化合物62.4. tert-ブチル4-(1H-インダゾール-5-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、DMA(1mL)中のZnの懸濁液(990mg、15.1mmol)を置いた。TMSCl/1,2-ジブロモエタン(0.12mL)の7:5v/vの混合物を65℃未満の温度を保つ速度で滴下し、その後、さらに10分間混合物を撹拌した。DMA(2mL)中のtert-ブチル4-ヨードピペリジン-1-カルボン酸塩(3.17g、1
0.2mmol)の溶液を滴下し、40〜45℃で30分間撹拌した。得られた混合物を、窒素雰囲気下、50mLの丸底フラスコ中、DMA(1mL)中の5-ブロモ-1H-インダゾール(1.00g、5.08mmol)、CuI(80mg、0.42mmol)およびPd(dppf)Cl
2(260mg、0.36mmol)の混合物に加えた。得られた混合物を85℃で一晩撹拌し、冷却し、酢酸エチル(50mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(200mg、12%)。
【0607】
【化307】
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化合物62.5. 5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール。50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(3mL)およびトリフルオロ酢酸(1mL)中のtert-ブチル4-(1H-インダゾール-5-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物62.4、200mg、0.60mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、その後、炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和水溶液)で溶液のpHを8〜9に調整した。混合物をジクロロメタン(30mLを3回)で抽出し、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(100mg、75%)。
【0608】
【化308】
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化合物62. 5-(4-(1H-インダゾール-5-イル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-N,4-ジメチルベンズアミド。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール(化合物62.5、100mg、0.50mmol)の溶液を置いた。EDC・HCl(192mg、1.00mmol)、4-ジメチルアミノピリジン(122mg、1.00mmol)および4-シクロブチル-2-メチル5-(メチルカルバモイル)安息香酸(化合物62.3、122mg、0.49mmol)を加え、得られた溶液を室温で4時間撹拌した。反応物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(25mLを2回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(15mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、次に、以下の条件で分取HPLCによってさらに精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN(30%CH
3CN、 7分で最大47%、3分で最大100%、1分で30%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(71.2mg、33%)。m/z(ES+)431(M+H)
+。
【0609】
【化309】
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化合物63.1. 1-ブロモ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)ベンゼン。3Lの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(1L)中の3-ブロモフェノール(50.00g、289.0mmol)の溶液を置いた。系を窒素でパージし、溶液を0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(60%、12.8g、320mmol)を分けて加えた。得られた混合物に、0℃で2-ブロモ-1,1-ジエトキシエタン(53.1mL、345mmol)を滴下した。得られた混合物をブラストシールドの後ろで、120℃で一晩撹拌した(注意:NaHおよびDMFは暴走反応になる可能性がある。必要な安全注意を全て行うこと)。混合物を室温に冷却し、酢酸エチルで希釈した(3L)。混合物をブラインで洗浄し、(500mLを4回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/50〜1/30)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(78.9g、94%)。
【0610】
【化310】
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化合物63.2および化合物63.3. 6-ブロモ-3a,7a-ジヒドロベンゾフランおよび4-ブロモ-3a,7a-ジヒドロベンゾフラン。1Lの丸底フラスコに、クロロベンゼン(320mL)中の1-ブロモ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)ベンゼン(化合物63.1、62.9g、218mmol)およびポリリン酸(157g)の混合物を注意深く置いた。混合物を90℃で一晩撹拌し、その後、混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査を水(200mL)で注意深く、ゆっくりと希釈し、EtOAcで抽出した(200mLを3回)。有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:50〜1:30)シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の油として掲題化合物の混合物を得た(20g、粗)。
【0611】
【化311】
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化合物63.4および化合物63.5. tert-ブチル4-(ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩およびtert-ブチル4-(ベンゾフラン-4-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、DMA(5mL)中のZnの懸濁液(1.13g、17.3mmol)を置いた。TMSCl/1,2-ジブロモエタン(0.5mL)の7:5v/v混合物を反応フラスコに滴下し、温度を65℃未満に保持し、その後、混合物をさらに10分間撹拌した。混合物に、DMA(40mL)中のtert-ブチル4-ヨードピペリジン-1-カルボン酸塩(5.40g、17.4mmol)の溶液を撹拌しながら滴下し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。上述の混合物を濾過し、DMA(30mL)中の6-ブロモ-3a,7a-ジヒドロベンゾフラン(化合物63.2)および4-ブロモ-3a,7a-ジヒドロベンゾフラン(化合物63.3)(2.83g、14.2mmol)、およびCuI(274mg、1.44mmol)、Pd(dppf)Cl
2(1.18g、1.6mmol)の混合物に加えた。得られた混合物を85℃で一晩撹拌し、室温で冷却した。固形物を濾過によって取り除き、濾液を酢酸エチル(200mL)で希釈し、ブライン
で洗浄し(80mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/30〜1/20)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油としてtert-ブチル4-(1-ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物63.4)を得て(267mg、6%)、灰白色の固体としてtert-ブチル4-(1-ベンゾフラン-4-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物63.5)を得た(320mg、7%)。
【0612】
【化312】
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化合物63.6. 4-(ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン。50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(3mL)およびトリフルオロ酢酸(1mL)中のtert-ブチル4-(1-ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物63.4、200mg、0.66mmol)を置いた。得られた溶液を15℃で1時間撹拌し、その後、水酸化ナトリウム水溶液(2M)でpHを約9に注意深く調整した。混合物をH
2O(20mL)で希釈し、層分離した。水相をジクロロメタンで抽出し(20mLを4回)、1つにまとめた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として掲題化合物を得た(150mg、粗)。
【0613】
【化313】
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化合物63. 5-(4-(ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-N,4-ジメチルベンズアミド。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の4-(ベンゾフラン-6-イル)ピペリジン(化合物63.6)(110mg、0.55mmol)、4-シクロブチル-2-メチル5-(メチルカルバモイル)安息香酸(化合物62.3、135mg、0.55mmol)、EDC・HCl(210mg、1.10mmol)および4-ジメチルアミノピリジン(133.5mg、1.09mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を15℃で2時間撹拌し、EtOAc(60mL)で希釈した。得られた溶液をNH
4Cl飽和水溶液(20mLを2回)およびブライン(20mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(110mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CN((51.0%CH
3CN、9分で最大60.0%、5分で最大100.0%、1分で51.0%に低下)を含む水;検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な化合物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、白色固体として掲題化合物を得た(46.0mg、20%)。m/z(ES+)431(M+H)
+。
【0614】
【化314】
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化合物64.1.(アミノオキシ)ジフェニルホスフィンオキシド。500mLの三つ口丸底フラスコに、H
2O/ジオキサン(90/45mL)中のヒドロキシルアミン塩酸塩(30.0g、432mmol)を置いた。溶液を0〜5℃に冷却し、その後、炭酸水素ナトリウム(36.5g、434mmol)を10分かけて分けて加え、混合物を0〜
5℃で30分間撹拌した。ジオキサン(45mL)中の塩化ジフェニルホスフィノイル(41.0g、173mmol)の溶液を0〜5℃で30分かけて滴下し、その後、得られた混合物を周囲温度でさらに2時間撹拌した。得られた固形物を濾過によって回収し、水(200mL)、NaOH(0.25M、200mL)およびPE(200mL)で洗浄した。生成物を乾燥させ、白色固体として掲題化合物を得た(20g、粗)。
【0615】
【化315】
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化合物64.2. 1-アミノ-4-ブロモピリジン-1-イウムヨウ化物。250mLの丸底フラスコに、水(50mL)中の4-ブロモピリジン塩酸塩(13.8g、71.0mmol)を置いた。溶液を0〜5℃に冷却し、その後、炭酸水素ナトリウム(12.0g、141mmol)を10分かけて分けて加え、混合物を0〜5℃で30分間撹拌した。混合物をDCMで抽出し(50mLを4回)、1つにまとめた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過した。濾液を500mLの丸底フラスコに置き、その後、パージし、窒素の不活性雰囲気で保持した。(アミノオキシ)ジフェニルホスフィンオキシド(化合物64.1、20g、約70%の純度、60mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物をHI水溶液(8mL、45%)で注意深くクエンチし、30分間撹拌した。固形物を濾過によって回収し、DCM(200mL)およびヘキサン(200mL)で洗浄し、茶色の固体として掲題化合物を得た(15g、粗)。
【0616】
【化316】
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化合物64.3. エチル5-ブロモピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボン酸塩。250mLの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(80mL)中の1-アミノ-4-ブロモピリジン-1-イウムヨウ化物(化合物64.2、15g、約50%の純度、24.9mmol)を置いた。炭酸カリウム(10.6g、76.7mmol)を分けて加え、次にプロピオル酸エチル(11.7mL、115mmol)を10分かけて滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、EtOAc(300mL)および水(100mL)で希釈した。固形物を濾過によって取り除き、有機層をブラインで洗浄し(50mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の固体として掲題化合物を得た(300mg、6%)。
【0617】
【化317】
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化合物64.4. 5-ブロモピラゾーロ[1,5-a]ピリジン。50mLの丸底フラスコに、エチル5-ブロモピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボン酸塩(化合物64.3、100mg、0.37mmol)を置いた。硫酸(50%、4mL)を室温で分け
て注意深く加え、その後、得られた溶液を80℃で一晩撹拌した。室温に冷却後、溶液のpHを水酸化ナトリウム水溶液(5M)で8〜9に注意深く調整し、その後、酢酸エチルで抽出した(20mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、茶色の固体として掲題化合物を得た(40mg、55%)。
【0618】
【化318】
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化合物64. 2-シクロブチル-N,4-ジメチル-5-(4-(ピラゾーロ[1,5-a]ピリジン-5-イル)ピペリジン-1-カルボニル)ベンズアミド。5-ブロモ-1H-インダゾールの代わりに5-ブロモピラゾロ[1,5-a]ピリジン(化合物64.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)431(M+H)
+。
【0619】
【化319】
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化合物65. 4-シクロブチル-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)(4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-イル)メタノン。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに4-シクロブチル-3-ヨード安息香酸(化合物9.3)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩(化合物39.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)454(M+H)
+。
【0620】
【化320】
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化合物66.1. 1-(4-ブロモピリジン-2-イル)エタンアミン。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、THF(100mL)中のメチルマグネシウム臭化物(THF中3M)(63.4mL、190mmol)の溶液を置いた。THF(40mL)中の4-ブロモピリジン-2-カルボニトリル(11.6g、63.4mmol;米国特許第2009/0239876 A1号、実施例2)の溶液を室温で40分かけて滴下した。メタノール(40mL)を滴下し、次に水素化ホウ素ナトリウム(11.8g、312mmol)をいくつかのバッチで加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、酢酸エチル(200mL)で希釈した。水酸化ナトリウム(1M)で混合物のpHを9に調節し、固形物を濾過によって取り除いた。濾液を酢酸エチ
ル(100mLを2回)で抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで抽出し、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として10.3g(粗)の掲題化合物を得た。
【0621】
【化321】
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化合物66.2. 1-メチル7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩。(4-ブロモピリジン-2-イル)メタンアミン(化合物39.1)の代わりに1-(4-ブロモピリジン-2-イル)エタンアミン(化合物66.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物39.5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0622】
【化322】
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化合物67.1. N-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチル)アセトアミド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(160mL)中の(4-ブロモピリジン-2-イル)メタンアミン(化合物39.1、4.5g、24.1mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(6.72mL、48.2mmol)および無水酢酸(2.29mL、24.2mmol)を注意深く加え、得られた溶液を室温で12時間撹拌した。揮発物を減圧下で取り除き、残査を水(200mL)でゆっくりとクエンチした。溶液のpHを炭酸ナトリウム水溶液(3M)で9〜12にゆっくりと調整し、水相を酢酸エチル(60mLを3回)で抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてジクロロメタン/メタノール(100:1〜10:1)で、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として4.0g(73%)の掲題化合物を得た。
【0623】
【化323】
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化合物67.2. 3-メチル7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩。N-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチル)ホルムアミド(化合物39.2)の代わりにN-((4-ブロモピリジン-2-イル)メチル)アセトアミド(化合物67.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物39.5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0624】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
化合物68.1および化合物68.2. tert-ブチル4-(1-クロロイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩およびtert-ブチル4-(3-クロロイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。25mLの丸底フラスコに、CCl
4(3mL)中のtert-ブチル4-(イミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物39.4、170mg、0.56mmol)の溶液を置いた。N-クロロスクシンイミド(75mg、0.56mmol)を加え、得られた溶液を室温で5時間撹拌した。混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で分取TLCによって精製し、黄色固体として45mg(24%)のtert-ブチル4-(1-クロロイミダゾ[1,5-a] リジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物68.1)を得て、黄色固体として64mg(34%)のtert-ブチル4-(3-クロロイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物68.2)を得た。
【0625】
【化325】
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化合物68.3. 1-クロロ-7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩。tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物1.1)の代わりにtert-ブチル4-(1-クロロイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物68.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、黄色固体として掲題化合物を得た。
【0626】
【化326】
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化合物71.1. 3-クロロ-7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩。tert-ブチル4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物1.1)の代わりにtert-ブチル4-(3-クロロイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物68.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、黄色固体として掲題化合物を得た。
【0627】
表4の化合物を、容易に入手できる出発材料または本原稿に記載の構成要素で、標準的な化学操作および手順を用いて調製した。使用できる手順は5-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.8)および個々のアミン(化合物5.2、化合物39.5、化合物66.2、化合物67.2、化合物68.3、または化合物71.1)を使用して、化合物1の調製に使用したものと同様であった。
【表4-1】
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【表4-2】
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【0628】
【化327】
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化合物72.(4-シクロプロピル-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)(4-(1-メチルイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-イル)メタノン。メチル2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.5)の代わりにチル4-シクロプロピル-3-プロピオニル安息香酸(化合物10.7)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに1-メチル7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩(化合物66.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)454(M+H)
+。
【0629】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
化合物73.(4-シクロプロピル-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)(4-(3-メチルイミダゾ[1,5-a]ピリジン-7-イル)ピペリジン-1-イル)メタノン。メチル2,4-ジメチル-5-プロピオニル安息香酸(化合物1.5)の代わりにメチル4-シクロプロピル-3-プロピオニル安息香酸(化合物10.7)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに3-メチル7-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,5-a]ピリジン塩酸塩(化合物67.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)454(M+H)
+。
【0630】
【化329】
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化合物74.1. 1-(4-ブロモフェニル)-1H-ピラゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの丸底フラスコに、1-ブロモ-4-ヨードベンゼン(2.82g、9.97mmol)、1H-ピラゾール(680mg、9.99mmol)、CuI(380mg、2.00mmol)、DMEDA(430μL、4.00mmol、0.40等量)、Cs
2CO
3(6.52g、20.00mmol)およびCH
3CN(40mL)の混合物を置いた。得られた混合物を82℃で一晩撹拌した。周囲温度に冷却後、固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。残査を溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:12)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(2.1g、94%)。
【0631】
【化330】
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化合物74. 5-(4-(4-(1H-ピラゾール-1-イル)フェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-N,4-ジメチルベンズアミド。5-ブロモ-1H-インダゾールの代わりに1-(4-ブロモフェニル)-1H-ピラゾール(化合物74.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、白色固体として掲題化合物を得た。m/z(ES+)457(M+H)
+。
【0632】
【化331】
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化合物75.1. 4-(4-ブロモフェニル)-4H-1,2,4-トリアゾル。100mLの丸底フラスコに、ピリジン(40mL)中の4-ブロモアニリン(1.71g、9.94mmol)、N'-ホルミルホルモヒドラジド(2.64g、30.0mmol)、およびトリエチルアミン(9.74mL、69.9mmol、7.00等量)の溶液を置いた。クロロトリメチルシラン(19.2mL、151mmol)を滴下し、得られた溶液を100℃で18時間撹拌し、室温に冷却した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残査をブライン(50mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(50mLを6回)。1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をエーテル(30mL)で洗浄し、固形物を濾過によって回収し、ピンク色の固体として掲題化合物を得た(1.6g、72%)。
【0633】
【化332】
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化合物75. 5-(4-(4-(4H-1,2,4-トリアゾール-4-イル)フェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-シクロブチル-N,4-ジメチルベンズアミド。5-ブロモ-1H-インダゾールの代わりに4-(4-ブロモフェニル)-4H-1,2,4-トリアゾル(化合物75.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、黄色固体として掲題化合物を得た。m/z(ES+)458(M+H)
+。
【0634】
【化333】
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化合物76.1.((4-ブロモフェニル)エチニル)トリメチルシラン。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン/TEA(9:1)(30mL)中の1-ブロモ-4-ヨードベンゼン(1.00g、3.53mmol)の溶液を置いた。PdCl
2(PPh
3)
2(50mg、0.07mmol)、CuI(13.4mg、0.07mmol)、およびエチニルトリメチルシラン(748μL、5.29mmol)を加え、混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を水(50mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として石油エーテルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(0.83g、93%)。
【0635】
【化334】
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化合物76.2. tert-ブチル4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。5-ブロモ-1H-インダゾールの代わりに((4-ブロモフェニル)エチニル)トリメチルシラン(化合物76.1、850mg、3.36mmol)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、黄色の油として掲題化合物を得た(0.80g、67%)。
【0636】
【化335】
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化合物76.3. tert-ブチル4-(4-エチニルフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。50mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(20mL)中のtert-ブチル 4-(4-((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物76.2、1.34g、3.75mmol)の溶液を置いた。フッ化テトラブチルアンモニウム(1.95g、7.47mmol)を加え、得られた溶液を室温で10分間撹拌した。混合物を水(30mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(20mLを3回)。有機層を1つにまとめ、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として掲題化合物を得た(1.0g、粗)。
【0637】
【化336】
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化合物76.4. 4-(4-エチニルフェニル)ピペリジン塩酸塩。100mLの丸底フラスコに、酢酸エチル(20mL)中のtert-ブチル4-(4-エチニルフェニル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物76.3、1.0g、3.5mmol)の溶液を置いた。塩化水素(気体)を溶液によって泡立てることによって導入し、得られた溶液を室温で1時間撹拌した。形成された固形物を濾過によって回収し、ヘキサンで洗浄し(10mLを3回)、茶色の固体として掲題化合物を得た(630mg、81%)。
【0638】
【化337】
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化合物76. 2-シクロブチル-5-(4-(4-エチニルフェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-N,4-ジメチルベンズアミド。5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール(化合物62.5)の代わりに4-(4-エチニルフェニル)ピペリジン塩酸塩(化合物76.4、178mg、0.81mmol)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、白色固体として掲題化合物を得た(20.1mg、12%)。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【0639】
【化338】
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化合物77.1. 1-ブロモ-4-(プロパ-1-イン-1-イル)ベンゼン。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、1-ブロモ-4-ヨードベンゼン(2.00g、7.07mmol)、PdCl
2(PPh
3)
2(99.2mg、0.14mmol)、CuI(26.8mg、0.14mmol)、トリメチル(プロパ-1-イン-1-イル)シラン(2.08mL、14.1mmol)およびテトラヒドロフラン/TEA(9:1)(100mL)を置いた。撹拌を開始し、混合物にフッ化テトラブチルアンモニウム(3.69g、14.1mmol)を迅速に加えた。得られた混合物を室温で18時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を水(100mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として石油エーテルで、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(1.0g、73%)。
【0640】
【化339】
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化合物77. 2-シクロブチル-N,4-ジメチル-5-(4-(4-(プロパ-1-イン-1-イル)フェニル)ピペリジン-1-カルボニル)ベンズアミド。5-ブロモ-1H-インダゾールの代わりに1-ブロモ-4-(プロパ-1-イン-1-イル)ベンゼン(化合物77.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、白色固体として掲題化合物を得た。m/z(ES+)429(M+H)+。
【0641】
【化340】
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化合物78.1. メチル5-カルバモチオイル-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル。丸底フラスコに、メチル5-シアノ-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル(化合物6.4、3.63g、0.015mol)、O,O’-ジエチルジチオリン酸(10mL)および水(1mL)を加えた。反応混合物を80℃まで3時間加熱した(注意:かなりの気体が発生する。記載の反応および操作は全て、よく通気されたドラフトチャンバーで実施するべきである)。室温に冷却後、反応混合物を酢酸エチル(50mL)と水(50mL)に分けた。有機層をNaHCO
3飽和水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で連続して洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)によって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(3.06g、収率78%)。m/z(ES+)264(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.93(s、1H)、7.82(s、1H)、7.26(s、1H)、6.92(s、1H)、4.19(m、1H)、3.89(s、3H)、2.64(s、3H)、2.40(m、2H)、2.29-2.15(m、2H)、2.12-2.00(m、1H)、1.95-1.84(m、1H)。
【0642】
【化341】
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化合物78.2. メチル4-シクロブチル-5-(イミノ(メチルチオ)メチル)-2-安息香酸メチル。丸底フラスコに、THF(10mL)中のメチル5-カルバモチオイル-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル(化合物78.1、861mg、3.27mmol)を加えた。ヨードメタン(400μL、6.42mmol)を滴下し、反応混合物を室温で7時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残査をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノールに対する酢酸エチル=95/5)によって精製し、黄色みがかった油として掲題化合物を得た(807mg、収率89%)。m/z(ES+)278(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ7.67(s、1H)、7.40(s、1H)、3.88-3.71(m、4H)、2.57(s、3H)、2.44(s、3H)、2.22-2.19(m、2H)、2.12(m、2H)、1.98-1.86(m、1H)、1.82-1.70(m、1H)。
【0643】
【化342】
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化合物78.3. メチル4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)安息香酸。丸底フラスコに、酢酸(6mL)中のメチル4-シクロブチル-5-(イミノ(メチルチオ)メチル)-2-安息香酸メチル(化合物78.2、556mg、2.00mmol)およびアセトヒドラジド(223mg、3.00mol)を
加えた。混合物を90℃で3時間加熱し、その後、室温に冷却した。反応混合物を水(50mL)と酢酸エチル(50mL)に分け、有機層をブラインで洗浄し(50mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜30/70)によって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(243mg、収率43%)。m/z(ES+)286(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ8.23(s、1H)、7.32(s、1H)、4.24-4.05(m、1H)、3.89(s、3H)、2.69(s、3H)、2.54(s、3H)、2.23-2.20(m、2H)、2.16-2.05(m、2H)、2.05-1.88(m、1H)、1.88-1.71(m、1H)。
【0644】
【化343】
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化合物78.4. 4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)安息香酸。メタノール(5mL)中のメチル4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)安息香酸(化合物78.3、240mg、0.842mmol)の溶液に、NaOH水溶液(6mL、1M)を加えた。得られた混合物を50℃で6時間加熱し、周囲温度に冷却し、1MのHCl水溶液でpH2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、白色固体として掲題化合物を得た(260mg、定量)。m/z(ES+)272(M+H)
+。
【0645】
【化344】
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化合物78.5. 6-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン塩酸塩。4-ブロモベンゾニトリルの代わりに6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン(500mg)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製し、茶色の固体として掲題化合物を得た(2ステップで400mg、66%)。
【0646】
【化345】
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化合物78.(4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)フェニル)(4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)ピペリジン-1-イル)メタノン。4-シクロブチル-2-メチル5-(メチルカルバモイル)安息香酸(化合物62.3)の代わりに4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)安息香酸(化合物78.4、100mg)を使用し、5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール(化合物62.5)の代わりに6-(ピペリジン-4-
イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン塩酸塩(化合物78.5、88mg)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。白色固体として掲題化合物を得た(35.6mg、21%)。m/z(ES+)455(M+H)
+。
【0647】
【化346】
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化合物79. 4-(1-(4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)ベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-シクロブチル-2-メチル5-(メチルカルバモイル)安息香酸(化合物62.3)の代わりに4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)安息香酸(化合物78.4)を使用し、5-(ピペリジン-4-イル)-1H-インダゾール(化合物62.5)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物62の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)430(M+H)
+。
【0648】
【化347】
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化合物80.1. 3-メトキシプロパンヒドラジド。500mLの丸底フラスコに、エタノール(100mL)およびヒドラジン水和物(24.7mL、507mmol)中の3-メトキシプロパン酸メチル(30.0g、254mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を80℃で一晩撹拌し、減圧下で濃縮し、無色の油として26.3g(88%、粗)の化合物を得た。
【0649】
【化348】
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化合物80. 4-(1-(4-シクロブチル-5-(5-(2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。アセトヒドラジドの代わりに3-メトキシプロパンヒドラジド(化合物80.1)を使用し、6-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン塩酸塩(化合物78.5)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物78の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)474(M+H)
+。
【0650】
【化349】
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化合物81. 4-(1-(4-シクロブチル-5-(5-(2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。アセトヒドラジドの代わりに3-メトキシプロパンヒドラジド(化合物80.1)を使用し、6-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン塩酸塩(化合物78.5)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物78の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)456(M+H)
+。
【0651】
【化350】
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化合物82.1. 1-tert-ブチル4-エチル5-オキソアゼパン-1,4-diカルボン酸塩。窒素下、-30℃で、ジエチルエーテル(60mL)中のtert-ブチル 4-オキソピペリジン-1-カルボン酸塩(20.0g、100mmol)の溶液に、エーテル(20mL)中のBF
3・Et
2Oの溶液(16.0mL、130mmol)を滴下した。30分間-30℃で撹拌した後、-30℃でエーテル(20mL)中の2-ジアゾ酢酸エチル(16.0g、140mmol)の溶液を反応物に滴下した。得られた溶液を-30℃で1時間撹拌し、その後、室温で2時間撹拌した。反応物を30%炭酸カリウム水溶液(100mL)で注意深くクエンチし、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した(250mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(50mLを2回)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/10)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として19g(66%)の掲題化合物を得た。
【0652】
【化351】
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化合物82.2. tert-ブチル4-オキソアゼパン-1-カルボン酸塩。1,4-ジオキサン(190mL)中の1-tert-ブチル 4-エチル 5-オキソアゼパン-1,4-ジカルボン酸塩(化合物82.1、19.0g、66.6mmol)の溶液に、水(100mL)中の水酸化ナトリウム(4.00g、100mmol)の溶液を滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。塩化水素(水溶液、3M)でpHを4〜5に調整し、得られた溶液を酢酸エチルで抽出した(50mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(10mLを2回)、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:3)を使用してシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として11g(77%)の掲題化合物を得た。
【0653】
【化352】
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化合物82.3. tert-ブチル4-ブロモ-5-オキソアゼパン-1-カルボン酸塩。0℃でクロロホルム(220mL)中のtert-ブチル4-オキソアゼパン-1-カルボン酸塩(化合物82.2、11.0g、51.6mmol)の溶液に、クロロホルム(110mL)中の臭素の溶液(3.98mL、77.6mmol)を滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、形成された固形物を濾過によって回収し、ジクロロメタン(200mL)に溶解した。トリエチルアミン(16.8mL、121mmol)および(Boc)
2O(8.70g、40.3mmol)を0℃で混合物に加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。粗残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)を使用してシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として4.0g(27%)の掲題化合物を得た。
【0654】
【化353】
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化合物82.4. 4-シクロブチル-5-ホルミル-2-メチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフランおよびEt
2O(50mL/50mL)の溶媒混合物中の4-シクロブチル-5-ヨード-2-メチル安息香酸(化合物62.1、5.00g、80%、12.7mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃に冷却し、その後、n-ブチルリチウム(ヘキサン中15mL、2.5M)を撹拌しながら滴下した。N,N-ジメチルホルムアミド(2.64mL、34.2mmol)を加え、得られた混合物を-78℃で1時間撹拌し、その後、NH
4Cl水溶液(飽和、50mL)をゆっくりと加えることによって注意深くクエンチした。塩化水素水溶液(6M)でpHを1〜2に調整し、その後、酢酸エチル(100mL)で希釈し、ブラインで洗浄した(50mLを4回)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として1.62g(41%)の掲題化合物を得た。
【0655】
【化354】
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化合物82.5. メチル4-シクロブチル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の4-シクロブチル-5-ホルミル-2-メチル安息香酸(化合物82.4、500mg、2.29mmol)および炭酸水素ナトリウム(390mg、4.64mmol)の混合物を置いた。撹拌しながら、ヨウ化メチル(430μL、6.90mmol)を滴下し、得られた混合物を室温で5時間撹拌した。反応物をその後、EtOAc(50mL)で希釈し、混合物をブラインで洗浄した(10mLを4回)。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として0.40g(粗)の掲題化合物を得た。
【0656】
【化355】
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化合物82.6. tert-ブチル2-(2-シクロブチル-5-(メトキシカルボニル)-4-メチルフェニル)-4,5,7,8-テトラヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-6(1H)-カルボン酸塩。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中のメチル4-シクロブチル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル(化合物82.5、300mg、1.29mmol)、酢酸アンモニウム(449mg、5.83mmol)、tert-ブチル4-ブロモ-5-オキソアゼパン-1-カルボン酸塩(化合物82.3、564mg、1.93mmol)および水酸化アンモニウム(25%)(597μL、3.87mmol)の溶液を置いた。得られた混合物を130℃で4時間撹拌し、その後、冷却し、水/氷(10mL)でクエンチした。水相を酢酸エチルで抽出し(30mLを2回)、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(10mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として0.10g(18%)の掲題化合物を得た。
【0657】
【化356】
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化合物82.7. メチル4-シクロブチル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル塩酸塩。50mLの三つ口丸底フラスコに、EtOAc(10mL)中のtert-ブチル 2-(2-シクロブチル-5-(メトキシカルボニル)-4-メチルフェニル)-4,5,7,8-テトラヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-6(1H)-カルボン酸塩(化合物82.6、200mg、0.46mmol)の溶液を置いた。塩化水素(気体)を泡立てることによって溶液に導入し、溶液を室温で30分間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、黄色固体として136mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0658】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
化合物82.8. メチル4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸。100mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(4mL)中のメチル4-シクロブチル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル塩酸塩(化合物82.7、40mg、0.11mmol)、NaBH(OAc)
3(75mg、0.35mmol)、およびホルムアルデヒド(37重量%)(26μL、0.33mmol)の混合物を置いた。得られた混合物を40℃で2時間撹拌し、その後、冷却し、溶液のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で8〜9に調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(20mLを2回)、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として20mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0659】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
化合物82.9. 4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)、水(2mL)中のメチル4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸(化合物82.8、40mg、0.11mmol)およびNaOH(18mg、0.44mmol)の混合物を置いた。得られた溶液を60℃で2時間撹拌した。室温に冷却後、揮発物を減圧下で取り除いた。残りの溶液のpHを塩化水素(3M)で約1に調整し、減圧下で濃縮し、黄色固体としてHCl塩として、0.10g(粗)の掲題生成物を得た。
【0660】
【化359】
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化合物82. 4-(1-(4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸(化合物82.9、40mg、0.12mmol)、EDC・HCl(45.4mg、0.24mmol、2.00等量)、4-ジメチルアミノピリジン(29mg、0.24mmol)および4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、23mg、0.12mmol)の混合物を置いた。得られた溶液を室温で4時間撹拌し、その後、水/氷(10mL)を加えることによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し(20mLを2回)、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄した(10mLを2回)。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、以下の条件で、分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、XBridgeシールドRP18OBDカラム、5um、19
*150mm;移動相、0.03%NH4OHおよびCH3CNを含む水(30%CH3CN、8分で最大43%、4分で最大100%、2分で30%に低下);検出器、Waters2489、254&220nm。純粋な生成物を含む画分を1つにまとめ、白色固体として2.2mg(4%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)480(M+H)
+。
【0661】
【化360】
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化合物83.1. 5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸。窒素下、-78℃でテトラヒドロフラン(150mL)中の5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3、
5.00g、18.1mmol)の撹拌された溶液に、n-BuLi(THF中2.5M、18mL、45mmol)を滴下した。混合物を-78℃で1時間撹拌し、その後、DMF(5.3mL、68mmol)を滴下した。得られた混合物を-78℃で0.5時間撹拌し、その後、水(50mL)をゆっくり加えることによって注意深くクエンチした。HCl水溶液(6M)で混合物のpHを約3〜4に調整し、その後、酢酸エチルで抽出した(200mLを3回)。1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10〜1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(2.4g、74%)。
【0662】
【化361】
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化合物83.2. メチル5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸。250mLの丸底フラスコに、5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.1、2.00g、11.2mmol)およびメタノール(50mL)を置いた。濃縮した硫酸(2mL)を注意深く滴下し、得られた溶液を80℃で2時間撹拌し、その後冷却し、揮発物を減圧下で取り除いた。残査のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で9に調整し、水相を酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(20mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として2.0g(粗)の掲題化合物を得た。粗生成物をさらに精製せず次のステップに使用した。
【0663】
【化362】
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化合物83.3. tert-ブチル2-(5-(メトキシカルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4,5,7,8-テトラヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-6(1H)-カルボン酸塩。10mLの密封管に、N,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中のメチル5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.2、500mg、2.60mmol)、tert-ブチル4-ブロモ-5-オキソアゼパン-1-カルボン酸塩(化合物82.3、1.1g、3.8mmol)、水酸化アンモニウム(25%)(1.2mL、7.8mmol)、酢酸アンモニウム(900mg、11.7mmol)を置いた。得られた混合物をブラストシールドの後ろで130℃で3時間撹拌し、その後、室温に冷却し、酢酸エチル(150mL)で希釈した。混合物をブラインで洗浄し(20mLを5回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてジクロロメタン/メタノール(10:1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として0.80g(46%)の掲題化合物を得た。
【0664】
【化363】
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化合物83.4. メチル5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,
5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(16mL)中のtert-ブチル2-(5-(メトキシカルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4,5,7,8-テトラヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-6(1H)-カルボン酸塩(化合物83.3、800mg、2.00mmol)の溶液を置いた。トリフルオロ酢酸(4mL)を滴下し、得られた溶液を室温で5時間撹拌した。溶液のpHをNaHCO
3(飽和)で8〜9に調整し、水相をDCMで抽出し(30mLを3回)、1つにまとめた有機物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として0.60mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0665】
【化364】
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化合物83.5. メチル5-(6-イソプロピル-1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中のメチル5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.4、347mg、0.84mmol)、2-ブロモプロパン(790μL、8.40mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.46mL、8.4mmol)を置いた。溶液を80℃で4時間撹拌し、その後、室温に冷却した。得られた溶液を酢酸エチル(50mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(20mLを4回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として0.22g(粗)の掲題化合物を得た。
【0666】
【化365】
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化合物83. 4-(1-(5-(6-イソプロピル-1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸(化合物82.8)の代わりに、メチル5-(6-イソプロピル-1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)468(M+H)
+。
【0667】
【化366】
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化合物84. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-シクロブチル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル塩酸塩(化合物82.7)の代わりにメチル5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.4)を使用したことを除き
、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)440(M+H)
+。
【0668】
【化367】
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化合物85.1. 3-(4-クロロフェニル)アゼチジン塩酸塩。(4-シアノフェニル)ボロン酸の代わりに(4-クロロフェニル)ボロン酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。2つのステップで収率20%の掲題化合物を得た。
【0669】
【化368】
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化合物85.(3-(4-クロロフェニル)アゼチジン-1-イル)(2,4-ジメチル-5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)フェニル)メタノン。メチル4-シクロブチル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル塩酸塩(化合物82.7)の代わりにメチル5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物83.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに3-(4-クロロphenyl)アゼチジン塩酸塩(化合物85.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)449(M+H)
+。
【0670】
【化369】
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化合物86.1. メチル4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル。トルエンおよびH
2O(20mL/1mL)の混合物中のメチル4-ブロモ-2-安息香酸メチル(化合物6.1、5.00g、20.7mmol、95%)の溶液に、炭酸カリウム(6.10g、44.1mmol)、シクロプロピルボロン酸(2.30g、26.8mmol)、Pd(dppf)Cl
2(900mg、1.23mmol)、およびPd(OAc)
2(250mg、1.12mmol)を加えた。反応混合物を窒素でパージし、80℃で一晩撹拌した。室温に冷却後、混合物を減圧下で濃縮した。得られる残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:50)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として2.68g(61%)の掲題化合物を得た。
【0671】
【化370】
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化合物86.2. メチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチル。AcOH(50mL)中のメチル4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル(化合物86.1、2
.68g、13.4mmol、95%)の溶液に、NaIO
4(1.51g、7.08mmol)、ヨウ素(3.58g、14.1mmol)、および硫酸(106μL、2.0mmol、0.15等量)を加えた。反応混合物を110℃で一晩撹拌した。周囲温度に冷却後、水(100mL)をゆっくりと加え、混合物を酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層をNa
2S
2O
3(飽和水溶液、30mLを3回)およびブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/50)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として2.0g(45%)の掲題化合物を得た。
【0672】
【化371】
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化合物86.3. 4-シクロプロピル-5-ヨード-2-メチル安息香酸。500mLの丸底フラスコに、メタノール(150mL)中のメチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物86.2、15.0g、47.5mmol)の溶液を置いた。水(75mL)中の水酸化ナトリウム(5.70g、143mmol)の溶液を加え、得られた溶液を60℃で4時間撹拌し、その後、室温に冷却した。揮発物を減圧下で取り除き、残っている溶液のpHを塩化水素水溶液(12M)で3に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出し(200mLを2回)、1つにまとめた有機抽出物をNH
4Cl(水溶液)(400mLを2回)およびブライン(400mL)で洗浄した。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色固体として13.0g(91%)の掲題化合物を得た。
【0673】
【化372】
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化合物86.4. メチル4-シクロプロピル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに4-シクロプロピル-5-ヨード-2-メチル安息香酸(化合物86.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物83.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0674】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
化合物86. 4-(1-(4-シクロプロピル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-シクロブチル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル塩酸塩(化
合物82.7)の代わりにメチル4-シクロプロピル-5-(1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)-2-安息香酸メチル(化合物86.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)466(M+H)
+。
【0675】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
化合物87.1. メチル4-シクロプロピル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに4-シクロプロピル-5-ヨード-2-メチル安息香酸(化合物86.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物83.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0676】
【化375】
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化合物87.2. メチル4-シクロプロピル-5-(3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-2-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、メチル4-シクロプロピル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル(化合物87.1、500mg、2.29mmol)、ピリジン-3,4-ジアミン(500mg、4.58mmol)、NH
4OAc(1.42g、18.4mmol)およびエタノール(50mL)の混合物を置いた。得られた混合物を、外気に触れて70℃で3日間撹拌し、その後、室温に冷却し、炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和、50mL)で希釈した。水相を酢酸エチルで抽出し(50mLを2回)、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の半固体として268mg(38%)の掲題化合物を得た。
【0677】
【化376】
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化合物87.3. 2-(2-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-4-メチルフェニル)-5-メチル3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-5-イウムヨウ化物。50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(15mL)中のメチル4-シクロプロピル-5-(3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-2-安息香酸メチル(化合物87.2、500mg、1.63mmol)の溶液を置いた。ヨードメタン(203μL、3.26mmol)を滴下し、得られた溶液を室温で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、黄色固体として0.30g(41%)の掲題化合物を得た。
【0678】
【化377】
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化合物87.4. メチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)安息香酸。100mL
の丸底フラスコに、メタノール(30mL)中の2-(2-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-4-メチルフェニル)-5-メチル3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-5-イウムヨウ化物(化合物87.3、300mg、0.67mmol)およびNaBH
4(1.42g、37.5mmol)の混合物を置いた。得られた混合物を室温で4時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査をEtOAc(120mL)で希釈し、混合物をブラインで洗浄し(40mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてEtOAc/MeOH(20/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として170mg(78%)の掲題化合物を得た。
【0679】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
化合物87. 4-(1-(4-シクロプロピル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸(化合物82.8)の代わりにメチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)安息香酸(化合物87.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)452(M+H)
+。
【0680】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
化合物88.1. メチル4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)安息香酸。メチル4-シクロプロピル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル(化合物87.1)の代わりにメチル4-シクロブチル-5-ホルミル-2-安息香酸メチル(化合物82.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物87.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0681】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
化合物88. 4-(1-(4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-シクロブチル-2-メチル5-(6-メチル1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロイミダゾ[4,5-d]アゼピン-2-イル)安息香酸(化合物82.8)の代わりにメチル4-シクロブチル-2-メチル5-(5-メチル4,5,6,7-テトラヒドロ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)安息香酸(化合物88.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物82の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)466(M+H)
+。
【0682】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
化合物89.1. メチル2-ブロモ-4-安息香酸メチル。MeOH(50mL)中の2-ブロモ-4-メチル安息香酸(10.0g、46.5mmol)の溶液を0℃まで冷却し、その後、硫酸(10mL)を注意深く加えた。混合物を70℃で2時間加熱した。室
温に冷却後、揮発有機物を減圧下で取り除き、残査を氷水(100mL)に注いだ。混合物をEtOAcで抽出し(2回)、1つにまとめた有機抽出物をNaHCO
3水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、濃縮し、澄んだ油として10.5g(99%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ7.73(d、1H)、7.50(d、1H)、7.19-7.11(m、1H)、3.92(s、3H)、2.36(s、3H)。
【0683】
【化382】
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化合物89.2. メチル2-シクロブチル-4-安息香酸メチル。臭化(II)亜鉛シクロブチル(50mL、THF中0.5M、25.0mmol)をメチル2-ブロモ-4-安息香酸メチル(化合物 89.1、5.0g、21.8mmol)およびPdCl
2(dppf)CH
2Cl
2(1.78g、2.20mmol)の混合物に加えた。混合物をアルゴンで脱ガスし、その後、アルゴン下、65℃で24時間加熱した。混合物を0℃に冷却し、その後、水(10mL)で注意深くクエンチした。混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、水で洗浄し、その後、ブラインで洗浄した。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)によって精製し、3.6g(81%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ7.68(d、1H)、7.23-7.17(s、1H)、7.03(d、1H)、4.16(m、1H)、3.86(s、3H)、2.39(s、3H)、2.34(m、2H)、2.16-1.96(m、3H)、1.80(m、1H)。
【0684】
【化383】
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化合物89.3. メチル2-シクロブチル-5-ヨード-4-安息香酸メチル。0℃で濃縮した硫酸(100mL)中のメチル2-シクロブチル-4-安息香酸メチル(化合物89.2、4.77g、23.3mmol)の溶液に、N-ヨードスクシンイミド(5.25g、23.3mmol)を分けて加えた。混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、室温で2時間撹拌した。濃く、暗色の混合物を0℃に冷却し直し、MeOH(100mL)をゆっくりと、注意深く加えた。混合物を60℃で2時間加熱した。室温に冷却した後、揮発性溶媒を減圧下で取り除き、残査を氷水(200mL)に注意深く注いだ。混合物をEtOAcで抽出し(2回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaHCO
3水溶液(1M)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)によって精製し、澄んだ油として5.0g(65%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ8.19(s、1H)、7.24(s、1H)、4.17-4.04(m、1H)、3.86(s、3H)、2.48-2.44(s、3H)、2.40-2.28(m、2H)、2.13-1.92(m、3H)、1.85-1.75(m、1H)。
【0685】
【化384】
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化合物89.4. メチル5-シアノ-2-シクロブチル-4-安息香酸メチル。DMF(50mL)中のメチル2-シクロブチル-5-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物89.3、3.0g、9.1mmol)、Zn(CN)
2(2.3g、19.6mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.55g、0.47mmol)の混合物を脱ガスし、系をアルゴンで満たした。混合物を100℃で一晩加熱し、その後、室温に冷却した。混合物をFeSO
4飽和水溶液(20mL)でクエンチし、EtOAc(200mL)で希釈した。固形物をCelite(登録商標)による濾過によって取り除き、濾液を水とEtOAcに分けた。有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 30:1〜20:1)によって精製し、2.0g(96%)の掲題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ8.03(s、1H)、7.34(s、1H)、4.26-4.13(m、1H)、3.89(s、3H)、2.59(s、3H)、2.46-2.32(m、2H)、2.16-1.98(m、3H)、1.90-1.78(m、1H)。
【0686】
【化385】
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化合物89.5. 5-シアノ-2-シクロブチル-4-メチルベンゾヒドラジド。EtOH(10mL)中のメチル5-シアノ-2-シクロブチル-4-安息香酸メチル(化合物89.4、2.0g、8.73mmol)の溶液に、室温で無水ヒドラジン(2mL、余剰)を加えた。混合物を90℃で一晩加熱し、その後、混合物を室温に冷却し、水(60mL)とEtOAc(200mL)に分けた。有機層を水で洗浄し(2回)、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、白色固体として1.9g(95%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)230(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ7.52(s、1H)、7.32(s、1H)、6.91(br、1H)、4.08(br、2H)、3.89(m、1H)、2.61-2.52(m、3H)、2.42-2.28(m、2H)、2.18-1.98(m、3H)、1.91-1.78(m、1H)。
【0687】
【化386】
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化合物89.6. 5-(5-アミノ-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-4-シクロブチル-2-メチルベンゾニトリル。H
2O(10mL)およびジオキサン(15mL)中の5-シアノ-2-シクロブチル-4-メチルベンゾヒドラジド(化合物89.5、0.5g、2.18mmol)の溶液に、NaHCO
3(0.55g、6.55mmol)を加えた。混合物を室温で5分間撹拌した後、BrCN(1.3mL、CH
3CN中5M、6.55mmol)を滴下した。混合物を室温で30分間撹拌し、その時点で白色固体を形成した。混合物をEtOAcで希釈し、水で洗浄し、その後、ブラインで洗浄した。有機層を乾燥(Na
2SO
4)し、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAcに対してヘキサン:EtOAc 1:1)によって精製し、白色固体として0.55g(理論値)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)255(M
+H)
+。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ7.93(s、1H)、7.45(s、1H)、5.10(br、2H)、4.38(m、1H)、2.61(s、3H)、2.48-2.34(m、2H)、2.17-1.98(m、3H)、1.91-1.79(m、1H)。
【0688】
【化387】
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化合物89.7. 4-シクロブチル-5-(5-メトキシ4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾニトリル。MeOH(40mL)中の5-(5-アミノ-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-4-シクロブチル-2-メチルベンゾニトリル(化合物89.6、0.5g、2.0mmol)の溶液に、KOH(1.11g、20.0mmol)を加えた。混合物を85℃で一晩加熱し、0℃に冷却し、1MのHCl水溶液でpH7に中和した。混合物をEtOAcで抽出し(2回)、1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAcに対してヘキサン:EtOAc 1:1)によって精製し、白色固体として0.2g(34%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)269(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δ10.96(br、1H)、7.82(s、1H)、7.35(s、1H)、4.11(s、3H)、4.15-4.05(m、1H)、2.59(s、3H)、2.31-2.16(m、2H)、2.14-1.89(m、3H)、1.87-1.71(m、1H)。
【0689】
【化388】
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化合物89.8. 4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンズアミド。EtOH(10mL)中の4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾニトリル(化合物89.7、0.15g、0.53mmol)の溶液に、NH
4OH(0.18mL、2.66mmol、H
2O中14.8M)を加え、次にH
2O
2(1.8mL、26.6mmol、H
2O中50%)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、0℃に冷却し、1MのNa
2S
2O
3溶液(26mL)で注意深くクエンチした。混合物をEtOAcで抽出し(2回)、1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を分取TLC(CH
2Cl
2中5%MeOH)によって精製し、白色固体として0.1g(63%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)287(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、Mエタノール-d4)δ7.50(s、1H)、7.33(s、1H)、4.03(s、3H)、3.95-4.05(m、1H)、2.51(s、3H)、2.23-2.11(m、2H)、2.11-1.88(m、3H)、1.83-1.71(m、1H)。
【0690】
【化389】
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化合物89.9 4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸。0℃でTFA(5mL)中の4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンズアミド(化合物89.
8、0.1g、0.33mmol)の溶液に、NaNO
2(46mg、0.66mmol)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌し、その後、室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残査をEtOAcとブラインに分けた。水層をEtOAcで抽出し、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、澄んだ油として0.1g(理論値)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)288(M+H)
+。
【0691】
【化390】
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化合物89. 4-(1-(4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸(化合物89.9)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)428(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ13.63-13.17(br、1H)、7.83(d、J=8.4Hz、2H)、7.58(d、J=8.4Hz、2H)、7.49(s、1H)、7.39(s、1H)、4.48(m、1H)、4.32(m、1H)、4.15(m、1H)、4.07-3.95(m、3H)、3.93(s、3H)、2.41(s、3H)、2.21-2.11(m、2H)、2.06-1.97(m、2H)、1.94-1.84(m、1H)、1.78-1.68(m、1H)。
【0692】
【化391】
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化合物90. 4-(1-(4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)および4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに、4-シクロブチル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸(化合物89.9)および4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)446(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ13.64-13.05(br、1H)、7.96(d、J=8.0Hz、2H)、7.76(d、J=8.0Hz、2H)、7.56(s、1H)、7.41(s、1H)、4.61-4.38(m、4H)、4.19(m,1H)、3.92(s、3H)、2.42(s、3H)、2.16(m、1H)、2.02(m、1H)、1.89(m、1H)、1.75(m、1H)。
【0693】
【化392】
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化合物91.1. メチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。DMSO(50mL)中のメチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物86.2、4.0g、12.7mmol)、4,4,4',4',5,5,5',5'-オクタメチル2,2'-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(3.86g、15.2mmol)、PdCl
2(dppf)CH
2Cl
2(0.52g、0.64mmol)および酢酸カリウム(3.73g、38.10mmol)の混合物をアルゴンで脱ガスした。混合物をアルゴン下、80℃で18時間加熱し、その後、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈した(300mL)。混合物を水、HCl水溶液(1M)、NaHCO
3、飽和水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 50:1〜30:1)によって精製し、白色固体として2.63g(65.6%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)317(M+H)
+。
【0694】
【化393】
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化合物91.2. 4-ベンジル-3,5-ジブロモ-4H-1,2,4-トリアゾル。0℃で、DMF(10mL)中の3,5-ジブロモ-4H-1,2,4-トリアゾル(3.0g、13.3mmol)の溶液に、NaH(鉱油中60%、0.58g、14.5mmol)を加えた(注意:NaHおよびDMFは暴走反応になる可能性がある。必要な安全注意は全て行うこと)。混合物を0℃で30分間撹拌した後、臭化ベンジル(1.57mL、13.2mmol)を加えた。混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、混合物をEtOAc(150mL)と水(30mL)に分けた。有機層をブラインで洗浄し(30mLを2回)、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 50:1〜10:1)によって精製し、白色固体として3.71g(89%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)316、318、320(M+H)
+。
【0695】
【化394】
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化合物91.3. 4-ベンジル-3-ブロモ-5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル。MeOH(15mL)中の4-ベンジル-3,5-ジブロモ-4H-1,2,4-トリアゾル(化合物91.2、3.71g、11.7mmol)の溶液に、NaOMe(1.26g、23.4mmol)を加え、混合物を18時間還流した。混合物をいくらか冷却し、追加のNaOMeを加えた(1.26g、23.4mmol)。混合物をさらに5時間還流し、その後、室温に冷却し、溶媒を減圧下で取り除いた。残査をEtOAc(200mL)に溶解し、水(30mL)で洗浄した。有機層を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧
下で濃縮し、澄んだ油として3.13g(理論値)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)269(M+H)
+。
【0696】
【化395】
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化合物91.4. メチル5-(4-ベンジル-5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル。ジオキサン(50mL)および水(20mL)中の4-ベンジル-3-ブロモ-5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル(化合物91.3、1.2g、4.48mmol)、メチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物91.1、1.56g、4.93mmol)、PdCl
2(dppf)CH
2Cl
2(0.37g、0.45mmol)および炭酸カリウム(3.10g、22.5mmol)の混合物をアルゴンで脱ガスした。混合物をアルゴン下、90℃で18時間加熱し、室温に冷却した。混合物を酢酸エチル(300mL)で希釈し、水で洗浄し、その後、ブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc 10:1〜4:1)によって精製し、濃い油として1.51g(89%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)378(M+H)
+。
【0697】
【化396】
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化合物91.5. メチル4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-安息香酸メチル。メチル5-(4-ベンジル-5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル(化合物91.4、0.55g、1.46mmol)およびPd/C(10%、0.25g)を含むフラスコを窒素でパージし、その後、MeOH(10mL)およびHCl(ジオキサン中4M、37μL、0.15mmol)を注意深く加えた。系を水素で満たし、混合物を室温で3時間撹拌した。完了後、系を窒素でパージし、その後、NH
4OHを数滴加えることによって混合物を中和し、Celite(登録商標)によって濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残査を分取TLC(ヘキサン:EtOAc 1:1)によって精製し、澄んだ油として0.3g(71%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)288(M+H)
+。
【0698】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
化合物91.6. 4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-安息香酸メチル(化合物91.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)274(M+H)
+。
【0699】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
化合物91. 4-(1-(4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-シクロプロピル-5-(5-methoxy-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸(化合物91.6)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)414(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ13.84-12.92(br、1H)、7.86-7.80(m、2H)、7.61-7.53(m、3H)、6.85(s、1H)、4.47(m、1H)、4.32(m、1H)、4.08-3.94(m、3H)、2.79(m、1H)、0.94(m、2H)、0.70(m、2H)。
【0700】
【化399】
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化合物92. 4-(1-(4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。それぞれ、3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)および4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに、4-シクロプロピル-5-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-2-メチル安息香酸(化合物91.6)および4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)432(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ13.66-13.01(br、1H)、7.96(d、J=8.0Hz、2H)、7.76(d、J=8.0Hz、2H)、7.61(s、1H)、6.86(s、1H)、4.60-4.38(m、4H)、3.91(s、3H)、2.82(m、1H)、2.34(s、3H)、0.94(m、2H)、0.71(m、2H)。
【0701】
表5の化合物を化合物78および79の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表5-1】
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【表5-2】
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【表5-3】
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【表5-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0702】
表6の化合物を、化合物89、90、91,および92の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表6-1】
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【表6-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0703】
表7の化合物を、化合物62、63および64の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表7-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表7-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
表8の化合物を、化合物78、79、80および81の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表8-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表8-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表8-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表8-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表8-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表8-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0705】
表9の化合物を、化合物78、79、80および81の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表9-1】
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【表9-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0706】
【化400】
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化合物95. 4-(1-(3-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物250の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)391(M+H)
+。
【0707】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101.1. 4-フルオロ-5-ヨード-2-メチル安息香酸。2,4-ジメチル安息香酸の代わりに4-フルオロ-2-メチル安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0708】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101.2. メチル4-フルオロ-5-ヨード-2-安息香酸メチル。4-ブロモ-
2-メチル安息香酸の代わりに4-フルオロ-5-ヨード-2-メチル安息香酸(化合物101.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物6.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0709】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101.3. メチル5-シアノ-4-フルオロ-2-安息香酸メチル。メチル4-シクロブチル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物6.3)の代わりにメチル4-フルオロ-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物101.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物6.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0710】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101.4. 4-(1-(4-フルオロ-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル5-シアノ-4-シクロブチル-2-安息香酸メチル(化合物6.4)の代わりにメチル5-シアノ-4-フルオロ-2-安息香酸メチル(化合物101.3)を使用し、6-(ピペリジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン塩酸塩(化合物78.5)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物78の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0711】
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101. 4-(1-(2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)-4-(ピペリジン-1-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物25.1)の代わりに4-(1-(4-フルオロ-2-メチル5-(5-メチル4H-1,2,4-トリアゾル-3-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物101.4)を使用し、アゼチジン塩酸塩の代わりにピペリジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物25の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)469(M+H)
+。
【0712】
表10の化合物を、化合物101の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表10-1】
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【表10-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表10-3】
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【表10-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
【化406】
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化合物132.1. メチル4-フルオロ-3-ヨード安息香酸。4-ブロモ-2-メチル安息香酸の代わりに4-フルオロ-3-ヨード安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物6.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0714】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
化合物132.2. メチル3-(2-ブロモアセチル)-4-フルオロ安息香酸。メチル3-(2-ブロモアセチル)-4-安息香酸メチル(化合物27.2)の代わりにメチル4-フルオロ-3-ヨード安息香酸(化合物132.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0715】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
化合物132.3. 4-(1-(4-フルオロ-3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル5-(2-ブロモプロパノイル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.6)の代わりにメチル3-(2-ブロモアセチル)-4-フルオロ安息香酸(化合物132.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0716】
【化409】
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化合物132. 4-(1-(4-(アゼチジン-1-イル)-3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物25.1)の代わりに4-(1-(4-フルオロ-3-(2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物132.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物25の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)426(M+H)
+。
【0717】
【化410】
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化合物139. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用することを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)382(M+H)
+。
【0718】
【化411】
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化合物151.1. 2-(モルホリン-4-イル)-5-ニトロピリジン-4-アミン。50mLの密封管に、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)およびモルホリン(503μL、5.77mmol)中の2-クロロ-5-ニトロピリジン-4-アミン(500mg、2.88mmol)の溶液を置いた。反応混合物を55℃で一晩撹拌した。その後、100mLの水を加えることによって反応物をクエンチした。酢酸エチルを150mLを3回使用することによって反応混合物を抽出した。有機層を1つにまとめ、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。黄色固体として733mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0719】
【化412】
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化合物151.2. 6-モルホリノピリジン-3,4-ジアミン。50mLの丸底フラスコに、2-(モルホリノ-4-イル)-5-ニトロピリジン-4-アミン(化合物151.1、350mg、1.56mmol)、メタノール(20mL)、THF(10mL)、およびPd/C(35mg)を置いた。上記溶液をN
2でパージし、その後、H
2でパージした。反応混合物を室温で4時間撹拌した。固形物を濾過で取り除いた。得られた混合物を減圧下で濃縮した。ピンク色の固体として280mg(92%)の掲題化合物を得た。
【0720】
【化413】
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化合物151.3. 5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸。3-ブロモ-4-メチル安息香酸の代わりに5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物4.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0721】
【化414】
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化合物151.4. 4-(1-(5-ホルミル-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、DCM(10mL)中の5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物151.3、500mg、2.81mmol)の溶液を置いた。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、545mg、2.80mmol)、DIEA(1.4mL、8.41mmol)およびHBTU(1.60g、4.22mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を150mLのEtOAcで希釈し、その後、50mLのNH
4Cl(飽和)で2回洗浄し、50mLのブラインで1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として480mg(54%)の掲
題化合物を得た。
【0722】
【化415】
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化合物151. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(6-モルホリノ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、エタノール(16mL)中の4-(1-(5-ホルミル-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物151.4、159mg、0.50mmol)の溶液を置いた。反応物に6-モルホリノピリジン-3,4-ジアミン(化合物151.2、194mg、1.00mmol)およびNH
4OAc(308mg、4.00mmol)を加えた。反応混合物を空気下、70℃で3日間撹拌した。炭酸水素ナトリウム(飽和)で溶液のpHを8〜9に調製した。反応混合物を100mLの酢酸エチルで1回抽出した。有機層を50mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(200mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-010(Waters)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5μm,19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CNを含む水(20.0%CH
3CN、10分で最大36.0%、1分で最大100.0%、2分で20.0%に低下);検出器、UV254および220nm。茶色の固体として94.1mg(38%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)493(M+H)
+。
【0723】
【化416】
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化合物152. 4-(1-(4-メチル3-(6-モルホリノ-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物151.3)の代わりに3-ホルミル-4-メチル安息香酸(化合物4.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物151の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)479(M+H)
+。
【0724】
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
化合物153.1. 6-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3,4-ジアミン。モルホ
リンの代わりにピロリジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物151.1および151.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0725】
【化418】
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化合物153. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(6-(ピロリジン-1-イル)-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。6-モルホリノピリジン-3,4-ジアミン(化合物151.2)の代わりに6-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3,4-ジアミン(化合物153.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物151の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)477(M+H)
+。
【0726】
【化419】
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化合物154. 4-(1-(4-メチル3-(6-(ピロリジン-1-イル)-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物151.3)の代わりに3-ホルミル-4-メチル安息香酸(化合物4.1)を使用し、6-モルホリノピリジン-3,4-ジアミン(化合物151.2)の代わりに6-(ピロリジン-1-イル)ピリジン-3,4-ジアミン(化合物153.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物151の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)463(M+H)
+。
【0727】
【化420】
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化合物155.1. 6-(アゼチジン-1-イル)ピリジン-3,4-ジアミン。モルホリンの代わりにアゼチジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物151.1および151.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0728】
【化421】
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化合物155. 4-(1-(3-(6-(アゼチジン-1-イル)-3H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ホルミル-2,4-ジメチル安息香酸(化合物151.3)の代わりに3-ホルミル-4-メチル安息香酸(化合物4.1)を使用し、6-モルホリノピリジン-3,4-ジアミン(化合物151.2)の代わりに6-(アゼチジン-1-イル)ピリジン-3,4-ジアミン(化合物155.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物151の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)449(M+H)
+。
【0729】
【化422】
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化合物156.1. 3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.3)の代わりに3-ヨード安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物2.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0730】
【化423】
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化合物156. 4-(1-(3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物2.3)の代わりに3-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物156.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【0731】
【化424】
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化合物157.1. メチル3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-1H-イミダゾール-5
-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(150mL)中のメチル3-(2-ブロモアセチル)-4-安息香酸メチル(化合物27.2、10g、36.89mmol)の溶液を置いた。K
2CO
3(30g、215.5mmol)および3-ヒドロキシプロパンイミドアミド塩酸塩(化合物23.1、15g、120.4mmol)を反応物に加えた。反応混合物を80℃で12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(2:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって生成し、黄色の油として2g(21%)の掲題化合物を得た。
【0732】
【化425】
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化合物157.2. メチル3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。4-(1-(3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物23)の代わりにメチル3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物157.1)を使用し、ジメチルアミンの代わりにアゼチジンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物24.1および24の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0733】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
化合物157.3. 3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-4-クロロ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル3-(2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物27.3)の代わりにメチル3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物157.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27.4および27.5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0734】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
化合物157. 4-(1-(3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-4-クロロ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物27.5)の代わりに3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-4-クロロ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物157.3)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除
き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)460(M+H)
+。
【0735】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
化合物158. 4-(1-(3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-4-クロロ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに3-(2-(2-(アゼチジン-1-イル)エチル)-4-クロロ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物157.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物27の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)488(M+H)
+。
【0736】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
化合物159.1. 2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール。エタノール(25mL)中のイソブチルアルデヒド(4.5mL、50mmol)の溶液を、55℃で水酸化アンモニウム(28%w/w、25mL)で処理した。メチルグリオキサール(H
2O中40%、28mL、63mmol)を滴下した。得られた溶液を60℃で16時間撹拌し、溶媒を減圧下で取り除いた。残査をEtOAc(50mL)と水(30mL)に分けた。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ジクロロメタン中0〜4%MeOH)によって精製し、黄色固体として3.96g(64%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)125(M+H)
+。
【0737】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
化合物159.2. 5-ヨード-2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール。2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール(3.96g、32mmol)およびN-ヨードスクシンイミド(8.33g、35mmol)をアセトニトリル(100mL)に溶解し、還流で16時間加熱した。反応物を減圧下で濃縮し、残査をEtOAc(50mL)と水(50mL)に分けた。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;ヘキサン中0〜40%EtOAc)によって精製し、黄色固体として4.87g(61%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)251(M+H)
+。
【0738】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160.1. メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(化合物31.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)291(M+H)
+。
【0739】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160.2. 2-シクロプロピル-5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール。イソブチルアルデヒドの代わりにシクロプロパンカルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0740】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160.3. メチル5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾールe(化合物5.5)の代わりに2-シクロプロピル-5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール(化合物160.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)285(M+H)
+。
【0741】
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160.4. 5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物160.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)271(M+H)
+。
【0742】
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160. 4-(1-(5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル
安息香酸(化合物160.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)411(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.51(br、1H)、7.85-7.80(m、2H)、7.62-7.56(m、2H)、7.20および7.13(2つの一重項、Ar-H、1H)、7.10および7.07(2つの一重項、Ar-H、1H)、4.49-4.40(m、1H)、4.36-4.28(m、1H)、4.06-3.88(m、3H)、2.33および2.30(2つの一重項、CH
3、3H)、2.23および2.18(2つの一重項、CH
3、3H)、2.07および1.93(2つの一重項、アミド回転異性体、CH
3、3H)、1.89-1.82(m、1H)、0.88-.074(m、4H)。
【0743】
【化436】
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化合物161. 4-(1-(5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(2-シクロプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物160.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.52(br、1H)、7.95(d、J=8.4Hz、2H)、7.76(dd、J=8.4Hz、3.2Hz、2H)、7.21(d、J=6.8Hz、1H)、7.13(s、1H)、4.56-4.34(m、4H)、2.35および2.32(2つの一重項、CH
3、3H)、2.43および2.18(2つの一重項、CH
3、3H)、2.07および1.93(2つの一重項、CH
3、3H)、1.90-1.80(m、1H)、0.88-0.74(m、4H)。
【0744】
【化437】
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化合物159.3. 5-(2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール(化合物159.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0745】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
化合物159. 4-(1-(5-(2-イソプロピル-5-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。DMF(10mL)中の5-(2-イソプロピル-5-メチル1H-イミダゾール-4-イル)-2、4-ジメチル安息香酸(化合物159.3、250mg、0.92mmol)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、195mg、1.0mmol)、EDCI(264mg、1.4mmol)、HOBt(170mg、1.0mmol)およびDIEA(640μL、3.7mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3で希釈し、EtOAc(60mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し(20mLを3回)、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の8%メタノールで分取TLCによって精製し、凍結乾燥し、白色固体として85mg(22%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)413(M+H)
+。
【0746】
【化439】
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化合物162. 4-(1-(3-(2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)399(M+H)
+。
【0747】
【化440】
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化合物163. 4-(1-(3-(2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H)
+。
【0748】
【化441】
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化合物164.1. 5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール。イソブチルアルデヒドの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0749】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
化合物164.2. 2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール(化合物164.1)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0750】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
化合物164. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。DMF(4mL)中の2,4-ジメチル-5-(5-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)安息香酸(化合物164.2、157mg、0.5mmol)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、126mg、0.65mmol)、EDCI(143mg、0.75mmol)、HOBt(93mg、0.55mmol)およびDIEA(345μL、2.00mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を水で希釈し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機相を飽和NaHCO
3(10mL)、ブライン(20mLを3回)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の5%メタノールで、分取TLCによって精製し、凍結乾燥し、白色固体として95mg(42%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)455(M+H)
+。
【0751】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
化合物165. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)483(M+H)
+。
【0752】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
化合物166. 4-(4-フルオロ-1-(4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(4-フルオロピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物13.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)501(M+H)
+。
【0753】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
化合物167. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)459(M+H)
+。
【0754】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
化合物168.1. 4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン
-4-イル)-1H-イミダゾール(化合物164.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0755】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
化合物168. 4-(1-(4-メチル3-(5-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル安息香酸(化合物164.2)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物168.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)441(M+H)
+。
【0756】
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
化合物169. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物164.2)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物168.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)469(M+H)
+。
【0757】
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
化合物170. 4-(3-フルオロ-1-(4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物164.2)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物168.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物164の調製
と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)459(M+H)
+。
【0758】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
化合物171.1. 5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール。イソブチルアルデヒドの代わりにテトラヒドロフラン-3-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0759】
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
化合物171.2. 2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物171.1)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0760】
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
化合物171. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(5-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。DMF(5mL)中の2,4-ジメチル-5-(5-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)安息香酸(化合物171.2、100mg、0.30mmol)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、71mg、0.37mmol)、EDCI(95mg、0.50mmol)、HOBt(20mg、0.10mmol)およびDIEA(207μL、1.20mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、飽和NaHCO
3(10mL)で希釈し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し(10mLを3回)、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の6%メタノールで分取TLCによって精製し、凍結乾燥し、白色固体として16mg(12%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)441(M+H)
+。
【0761】
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
化合物172.1. 4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物171.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0762】
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
化合物172. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物171.2)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物172.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物171の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H)
+。
【0763】
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
化合物173.1. 5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール。イソブチルアルデヒドの代わりにテトラヒドロフラン-2-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)279(M+H)
+。
【0764】
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
化合物173.2. 2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール(化合物173.1)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0765】
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
化合物173. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(5-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物171.2)の代わりに2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物173.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物171の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)441(M+H)
+。
【0766】
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
化合物174.1. 4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール(化合物173.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0767】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
化合物174. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-5-(4-メチル2(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物171.2)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物174.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物171の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H)
+。
【0768】
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
化合物175.1. 4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール。アセトアルデヒドの代わりに3-メチルオキセタン-3-カルバルデヒドを使用し、3,3,3-トリフルオロ-2-オキソプロパナール(化合物16.1)の代わりに2-オキソプロパナールを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16.2の調製と同様の標準
的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)153(M+H)
+。
【0769】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
化合物175.2. 5-ヨード-4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール。アセトニトリル(60mL)中の4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物175.1、1.76g、11.58mmol)の溶液にNIS(2.61g、11.58mmol)を分けて加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、その後、EtOAc(300mL)と水(80mL)に分けた。有機相を飽和チオ硫酸ナトリウム(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(3.0g、93%)。m/z(ES+)279(M+H)
+。
【0770】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
化合物175.3. メチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物175.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)315(M+H)
+。
【0771】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
化合物175.4. 2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物175.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)301(M+H)
+。
【0772】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
化合物175. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合
物5.7)の代わりに2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物175.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)441(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.72(br、1H)、7.83(d、J=8.4Hz、2H)、7.59(d、J=8.0Hz、2H)、7.21および7.18(2つの一重項、Ar-H、1H)、7.13(s、1H)、4.90(d、J=4.8Hz、2H)、4.5-4.43(m、1H)、4.12(d、J=5.6Hz、2H)、4.36-4.28(m、1H)、4.07-3.90(m、3H)、2.32(s、3H)、2.28および2.18(2つの一重項、CH
3、3H)、2.13および2.00(2つの一重項、CH
3、3H)、1.67(s、3H)。
【0773】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
化合物176. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物175.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)459(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.73(br、1H)、7.95(d、J=8.0Hz、2H)、7.76(d、J=8.4Hz、2H)、7.25および7.24(2つの一重項、Ar-H、1H)、7.19および7.16(2つの一重項、Ar-H、1H)、4.94-4.86(m、2H)、4.57-4.35(m、6H)、2.36および2.34(2つの一重項、CH
3、3H)、2.29および2.19(2つの一重項、CH
3、3H)、2.14および2.00(2つの一重項、CH
3、3H)、1.67(s、3H)。
【0774】
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
化合物177.1. メチル4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物175.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)301(M+H)
+。
【0775】
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
化合物177.2. 4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾー
ル-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物177.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)287(M+H)
+。
【0776】
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
化合物177. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物177.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.79(br、1H)、7.84(d、J=8.4Hz、2H)、7.63(d、J=8.4Hz、2H)、7.60-7.46(m、2H)、7.42-7.28(m、1H)、4.91(d、J=5.2Hz、2H)、4.76-4.67(m、1H)、4.52-4.36(m、4H)、4.09-3.97(m、2H)、2.34および2.24(2つの一重項、CH
3、3H)、2.16および2.02(2つの一重項、CH
3、3H)、1.68(s、3H)。
【0777】
【化470】
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化合物178. 4-(3-フルオロ-1-(4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物177.2)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)445(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.80(br、1H)、7.96(dd、J=8.0Hz、2.4Hz、2H)、7.80(d、J=8.4Hz、2H)、7.67-7.52(m、2H)、7.44-7.33(m、1H)、4.95-4.89(m、2H)、4.89-4.46(m、4H)、4.46-4.40(m、2H)、3.36および2.26(2つの一重項、CH
3、3H)、2.17および2.03(2つの一重項、CH
3、3H)、1.69および1.68(2つの一重項、CH
3、3H)。
【0778】
【化471】
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化合物179. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに4-メチル3-(4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物177.2)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)455(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.78(br、1H)、7.78(d、J=8.0Hz、2H)、7.53(d、J=8.0Hz、2H)、7.40-7.23(m、3H)、4.92(t、J=6.0Hz、5.2Hz、2H)、4.78-4.52(m、1H)、4.43(t、J=5.2Hz、4.8Hz、2H)、3.91-3.71(m、1H)、3.24-3.08(m、1H)、2.98-2.88(m、2H)、2.34および2.25(2つの一重項、CH
3、3H)、2.16および2.03(2つの一重項、アミド回転異性体CH
3、3H)、1.91-1.59(m、4H)、1.69および1.68(2つの一重項、CH
3、3H)。
【0779】
【化472】
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化合物180.1. 4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール。CH
2Cl
2(10mL)中のオキセタン-3-イルメタノール(0.9g、10.21mmol)の溶液に、0℃でデス・マーチン試薬(4.33g、10.21mmol)を加えた。混合物を0℃で30分間撹拌し、室温で2時間撹拌した。その後、減圧下でCH
2Cl
2を取り除いた。残査をEtOH(10mL)に溶解した。NH
4OH(5mL)を加え、次に2-オキソプロパナール(水中40%、2.76mL、15.32mmol)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。水(10mL)を混合物に加え、混合物を凍結乾燥した。乾燥した残査をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2中5%MeOHに対して2.5%MeOH)によって精製し、茶色の油として掲題化合物を得た(2つのステップで0.61g、43.3%)。m/z(ES+)139(M+H)
+。
【0780】
【化473】
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化合物180.2. 5-ヨード-4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール。4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物175.1)の代わりに4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物180.1)使用したことを除き、掲題化合物を化合物175.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)265(M+H)
+。
【0781】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
化合物180.3. メチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テ
トラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物180.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)301(M+H)
+。
【0782】
【化475】
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化合物180.4. 2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物180.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)287(M+H)
+。
【0783】
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
化合物180. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物180.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.81(br、1H)、7.84(d、J=8.4Hz、2H)、7.60(d、J=8.4Hz、2H)、7.26-7.10(m、2H)、4.87-4.75(m、4H)、4.51-4.42(m、1H)、4.37-4.21(m、2H)、4.07-3.91(m、3H)、2.33(s、3H)、2.27および2.19(2つの一重項、CH
3、3H)、2.12および2.02(2つの一重項、CH
3、3H)。
【0784】
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
化合物181. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化
合物5.7)の代わりに2,4-ジメチル-5-(4-メチル2-(オキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物180.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)445(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ11.80(br、1H)、7.96(d、J=8.4Hz、2H)、7.77(d、J=8.0Hz、2H)、7.24(s、1H)、7.18(d、J=7.2Hz、2H)、4.87-4.75(m、4H)、4.60-4.36(m、4H)、4.31-4.21(m、1H)、2.35(s、CH3、3H)、2.90および2.20(2つの一重項、CH
3、3H)、2.13および2.02(2つの一重項、CH
3、3H)。
【0785】
【化478】
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化合物182.1. tert-ブチル4-(5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。イソブチルアルデヒドの代わりにtert-ブチル4-ホルミルピペリジン-1-カルボン酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)392(M+H)
+。
【0786】
【化479】
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化合物182.2. 3-(2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりにtert-ブチル4-(5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0787】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
化合物182.3. tert-ブチル4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。DMF(25mL)中の3-(2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物182.2、506mg)、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、296mg、1.52mmol)、EDCI(315mg、1.65mmol)、HOBt(107mg、0.64mmol)およびDIEA(877μL、5.08mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、飽和NaHCO
3(20mL)で希釈し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機
相をブラインで洗浄し(10mLを3回)、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の8%メタノールで、分取TLCによって精製し、泡として476mg(69%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)540(M+H)
+。
【0788】
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
化合物182. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。20mLのCH
2Cl
2中のtert-ブチル4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.3、475mg、0.88mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL)を加えた。反応物を1.5時間撹拌し、減圧下で濃縮し、10mLのNa
2CO
3(1M)で中和し、凍結乾燥し、4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピペリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリルを得た。4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピペリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(135mg、0.31mmol)、ギ酸(300μL、6.76mmol)、ホルムアルデヒド(水中37%、300μL、3.41mmol)および水(1.5mL)の混合物を10時間還流で加熱した。反応物をpHが9になるまで飽和NaHCO
3で希釈し、CH
2Cl
2で抽出した(20mLを3回)。残査をジクロロメタン中の10%メタノールおよび1%水酸化アンモニウムで分取TLCによって精製し、凍結乾燥し、白色固体として43mg(2つのステップで30%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)540(M+H)
+。
【0789】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
化合物183. 4-(1-(3-(2-(1-アセチルピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。20mLのDCM中のtert-ブチル4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.3、475mg、0.88mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL)を加えた。反応物を1.5時間撹拌し、減圧下で濃縮し、10mLのNa
2CO
3(1M)で中和し、凍結乾燥後に粗生成物を得た。4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピペリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(252mg、0.57mmol)、無水酢酸(71μL、0.75mmol)およびトリエチルアミン(120μL、0.86mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、飽和NaH
2PO
4(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(20mLを3回)。有機相をMgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の10%メタノールで分取TLCによって精製し、白色固体として235mg(80%-2ステップ)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)482(M+H)
+。
【0790】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
化合物184. メチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩。CH
2Cl
2(10mL)中のtert-ブチル 4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.3、227mg、0.42mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(2ml)を加えた。反応物を1.5時間撹拌し、減圧下で濃縮した。反応混合物を2mLのNa
2CO
3(1M)で中和し、凍結乾燥後に粗中間体を得た。4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピペリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(
185mg、0.42mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(363μL、2.1mmol)の混合物をDMF(6mL)に溶解した。クロロ蟻酸メチル(36μL、0.46mmol)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮し、飽和NaH
2PO
4(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(20mLを3回)。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン中の10%メタノールで分取TLCによって精製し、凍結乾燥し、白色固体として141mg(2ステップで67%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)498(M+H)
+。
【0791】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
化合物185.1. tert-ブチル4-(5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩。イソブチルアルデヒドの代わりにtert-ブチル4-ホルミル-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)406(M+H)
+。
【0792】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
化合物185.2. 3-(2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-メチルピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりにtert-ブチル4-(5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物185.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0793】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
化合物185.3. tert-ブチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩。3-(2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物182.2)の代わりに3-(2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-メチルピペリジン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物185.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物182.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0794】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
化合物185.メチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩。tert-ブチル4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.3)の代わりにtert-ブチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物185.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物184の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)512M+H
+。
【0795】
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
化合物186. メチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩。tert-ブチル4-(4-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-5-メチル1H-イミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物182.3)の代わりにtert-ブチル4-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)-4-メチルピペリジン-1-カルボン酸塩(化合物185.3)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物184の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)530(M+H)
+。
【0796】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
化合物187. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。イソブチルアルデヒドの代わりに2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アセトアルデヒドを使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わり
にメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)455(M+H)
+。
【0797】
【化490】
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化合物188.1. エチル4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(100mL)中のエチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボン酸塩(8g、50.6mmol)の溶液を置いた。次にLDA(50mL、101.1mmol、THF中2M)を-78℃で滴下し、3時間撹拌した。これにテトラヒドロフラン(50mL)中のCH
3I(9.5mL、151.9mmol)を-78℃で滴下した。反応混合物を-78℃で3時間撹拌し、その後、400mLのNH
4Cl(飽和)で注意深くクエンチした。水相を300mLの酢酸エチルで抽出し、1つにまとめた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色の油として8g(92%)の掲題化合物を得た。
【0798】
【化491】
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化合物188.2.(4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタノール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(12mL)中のエチル4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボン酸塩(化合物188.1、500mg、2.90mmol)の溶液を置いた。次に水素化アルミニウムリチウム(221mg、5.82mmol)を0℃で分けて加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、1.2mLのH
2O、1.2mLのNaOH(15%)、3.5mLのH
2Oで注意深くクエンチした。固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。黄色の油として300mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0799】
【化492】
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化合物188.3. 4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒド。100mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(15mL)中の(4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタノール(化合物188.2、300mg、2.30mmol)を置いた。デス・マーチン試薬(1.17g、2.76mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、15mLの水でクエンチした。水相を20mLのジクロロメタンで抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色の油として200mg(68%)の掲題化合物を得た。
【0800】
【化493】
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化合物188. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。イソブチルアルデヒドの代わりに4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒド(化合物188.3)を使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)455(M+H)
+。
【0801】
【化494】
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化合物189.1. tert-ブチル3-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)アゼチジン-1-カルボン酸塩。tert-ブチル4-ホルミルピペリジン-1-カルボン酸塩の代わりにtert-ブチル3-ホルミルアゼチジン-1-カルボン酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を化合物182.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0802】
【化495】
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化合物189.2. 4-(1-(3-(2-(アゼチジン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。250mLの丸底フラスコに、1,4-ジオキサン(20mL)中のtert-ブチル3-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)アゼチジン-1-カルボン酸塩(化合物189.1、2g、3.91mmol)の溶液を置いた。反応物に塩化水素(4M)(10mL)を加えた。反応混合物を30℃で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。溶液のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で7〜8に調製した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、白色固体として800mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0803】
【化496】
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化合物189. 4-(1-(3-(2-(1-アセチルアゼチジン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(1mL)中の4-(1
-(3-(2-(アゼチジン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物189.2、80mg、0.19mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(27μL、0.20mmol)および無水酢酸(19μL、0.20mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、10mLの水でクエンチした。水相を3mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機抽出物を減圧下で濃縮した。粗生成物(100mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム,5μm,19
*150mm,;移動相、50mmol NH
4HCO
3およびMeCNを含む水(28%MeCN、7分で最大40%、2分で最大100%、1分で28%に低下);検出器、Waters2489 255および220nm。白色固体として32.8mg(37%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)454(M+H)
+。
【0804】
【化497】
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化合物190. メチル3-(5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)アゼチジン-1-カルボン酸塩。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の4-(1-(3-(2-(アゼチジン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物189.2、100mg、0.24mmol)の溶液を置いた。クロロ蟻酸メチル(33μL、0.42mmol)およびトリエチルアミン(34μL、0.25mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、10mLの水でクエンチした。水相を5mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を3mLのブラインで3回洗浄し、減圧下で濃縮した。残査をジクロロメタン/メタノール(10:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。粗生成物(100mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5μm、19
*150mm;移動相、50mmol NH
4HCO
3およびMeCNを含む水(33.0%MeCN、7分で最大45.0%、2分で最大100.0%、1分で33.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として21.5mg(19%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)470(M+H)
+。
【0805】
【化498】
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化合物191. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(1-メチルアゼチジン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(1mL)中の4-(1-(3-(2-(アゼチジン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物189.2、50mg、0.12mmol)の溶液を置いた。ホルムアルデヒド(65μL、37%wt、0.57mmol)およびNaBH
3CN(30mg、0.48mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温
で1時間撹拌した。反応混合物を3mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機抽出物を1mLのブラインで3回洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物(20mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、XBridge分取C18OBDカラム、5μm、19
*150mm;移動相、0.03%NH
3H
2OおよびMeCNを含む水(26.0%MeCN、7分で最大40.0%、2分で最大100.0%、1分で26.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として1.8mg(3%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)426(M+H)
+。
【0806】
【化499】
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化合物192.1. 4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された1Lの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(200mL)中の4-メチル1H-イミダゾール(10g、121.8mmol)の溶液を置いた。次に、水素化ナトリウム(7.32g、182.7mmol、60%)をいくつかのバッチで0℃で加え、室温で1時間撹拌した。これにSEM-Cl(30.5g、199.7mmol)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、50mLのブラインで注意深くクエンチした。水相を800mLの酢酸エチルで1回抽出した。有機層を300mLのブラインで1回洗浄し、300mLの炭酸水素ナトリウム(飽和)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:1)酢酸エチルでシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として9g(35%)の掲題化合物を得た。
【0807】
【化500】
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化合物192.2. 3-(4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された1000mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(200mL)中の4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール(化合物192.1、9g、42.38mmol)の溶液を置いた。次にn-BuLi(34mL、THF中2.5M)を-78℃で滴下し、1時間撹拌した。これに、テトラヒドロフラン(30mL)中のオキセタン−3−オン(6.11g、84.79mmol)の溶液を−78℃で滴下した。反応混合物を-78℃で1時間撹拌し、その後、50mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を600mLの酢酸エチルで1回抽出した。有機層を300mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色固体として13g(粗)の掲題化合物を得た。
【0808】
【化501】
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化合物192.3. 3-(5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール。100mLの丸底
フラスコに、ACN(10mL)中の3-(4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール(化合物192.2、200mg、0.70mmol)の溶液を置いた。NIS(237.7mg、1.06mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。反応混合物を40mLのEtOAcで希釈した。有機層を20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(2:3)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、オレンジ色の油として100mg(35%)の掲題化合物を得た。
【0809】
【化502】
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化合物192.4. メチル3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(12mL)中のメチル4-メチル3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、282.7mg、1.02mmol)の溶液を置いた。水(1.2mL)中のK
3PO
4(904.9mg、4.26mmol)、3-(5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール(化合物192.3、350mg、0.85mmol)およびPd(dppf)
2Cl
2(62.4mg、0.09mmol)の溶液を反応物に加えた。混合物を7時間撹拌した。反応混合物を冷却し、60mLのEtOAcで希釈した。固形物を濾過によって取り除き、濾液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(2:3)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、オレンジ色の油として220mg(60%)の掲題化合物を得た。
【0810】
【化503】
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化合物192.5. メチル3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、メチル3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物192.4、180mg、0.42mmol)、Et
3SiH(1mL)およびトリフルオロ酢酸(2mL)を置いた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。溶液のpHを水酸化ナトリウム(1M)で8に調整した。反応混合物を100mLのブラインで希釈した。水相を30mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。オレンジ色の油として150mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0811】
【化504】
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化合物192. 4-(1-(3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニ
トリル。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物192.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
【0812】
【化505】
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化合物193. 4-(1-(3-(2-(3-フルオロオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(5mL)中の4-(1-(3-(2-(3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物192、200mg、0.47mmol)の溶液を置いた。次にジクロロメタン(1mL)中のDAST(76.2μL、0.58mmol)の溶液を、-78℃で滴下した。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、2mLの炭酸水素ナトリウム(飽和)を加えることによってクエンチした。得られた溶液を60mLのEtOAcおよび追加の水で希釈した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。粗生成物(50mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム,5μm,19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびMeCNを含む水(18.0%MeCN、9分で最大28.0%、2分で最大100.0%、1分で18.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として15.1mg(8%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)431(M+H)
+。
【0813】
【化506】
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化合物194.1. 5-ヨード-2-(3-メトキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール。100mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(30mL)中の3-(5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール(化合物192.3、800mg、1.95mmol)を置いた。次に水素化ナトリウム(156.2mg、3.9mmol、60%)を0℃で加え、室温で20分間撹拌した。これらにCH
3I(554.1mg、3.90mmol)を0℃で加えた。得られた溶液を室温で5時間撹拌し、その後、30mLのNa
2S
2O
3(飽和)でクエンチした。水相を40mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機層を40mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として700mg(85%)の掲題化合物を得た。
【0814】
【化507】
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化合物194. 4-(1-(3-(2-(3-メトキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)オキセタン-3-オール(化合物192.3)の代わりに5-ヨード-2-(3-メトキシオキセタン-3-イル)-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール(化合物194.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物192の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)443(M+H)
+。
【0815】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
化合物195. 4-(1-(3-(2-(4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。オキセタン-3-オンの代わりにジヒドロ-2H-ピラン-4(3H)-オンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物192の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)457(M+H)
+。
【0816】
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
化合物196. 4-(1-(3-(2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。オキセタン-3-オンの代わりにジヒドロ-2H-ピラン-4(3H)-オンを使用したことを除き、掲題化合物を化合物194の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)471(M+H)
+。
【0817】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
化合物197.1. ピロリジン-1-カルボキシミドアミド塩酸塩。100mLの丸底フラスコに、CH
3CN(30mL)中のピロリジン(5.8mL、70.30mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(9.8mL、70.17mmol)および1H-
ピラゾール-1-カルボキシミドアミド塩酸塩(10.2g、69.59mmol)を反応物に加えた。反応混合物を60℃で一晩撹拌した。生成物を濾過によって回収し、白色固体として7.5g(71%)の掲題化合物を得た。
【0818】
【化511】
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化合物197.2. メチル3-(2-ブロモプロパノイル)-4-安息香酸メチル。2,4-ジメチル安息香酸の代わりに4-メチル安息香酸を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0819】
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
化合物197.3. メチル4-メチル3-(4-メチル2-(ピロリジン-1-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)中のメチル3-(2-ブロモプロパノイル)-4-安息香酸メチル(化合物197.2、500.0mg、1.75mmol)を置いた。ピロリジン-1-カルボキシミドアミド塩酸塩(化合物197.1、260.8mg、1.75mmol)をK
2CO
3で処理し、その後、反応物に加えた。反応混合物を50℃で1時間撹拌した。反応混合物を30mLのH
2Oで希釈した。水相を30mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてPE/EtOAc(1:1)〜EtOAc/メタノール(15:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、暗青色の固体として230.0mg(44%)の掲題化合物を得た。
【0820】
【化513】
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化合物197. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピロリジン-1-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル5-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物1.7)の代わりにメチル4-メチル3-(4-メチル2-(ピロリジン-1-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物197.3)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(zzetidin-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)426(M+H)
+。
【0821】
【化514】
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化合物198.1. 1-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)エタノン。500mLの丸底フラスコに、2-オキソプロパナールの水溶液(25.2mL、222.0mmol、50%)を置いた。酢酸アンモニウム(85g、1.10mol)および酢酸(200mL)を反応物に加えた。反応混合物を100℃で一晩加熱し、その後、減圧下で濃縮した。残査を300mLのEtOAcで希釈した。有機層を30mLのブラインで4回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として1.5g(11%)の掲題化合物を得た。
【0822】
【化515】
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化合物198.2. メチル5-(2-アセチル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに1-(4-,エチル-1H-イミダゾール-2-イル)エタノン(化合物198.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0823】
【化516】
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化合物198.3. メチル5-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、メタノール(30mL)中のメチル5-(2-acetyl-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物198.2、300mg、1.10mmol)の溶液を加えた。次にNaBH
4(84mg、2.22mmol)を0℃で分けて加えた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、その後、1mLの塩化水素水溶液(2M)で注意深くクエンチした。得られた混合物を減圧下で濃縮した。白色固体として330mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0824】
【化517】
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化合物198. 4-(1-(5-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダ
ゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル5-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物198.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【0825】
【化518】
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化合物199. 4-(3-フルオロ-1-(5-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物198の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)433(M+H)
+。
【0826】
【化519】
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化合物200.1. メチル3-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物198.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0827】
【化520】
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化合物200. 4-(1-(3-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル5-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物198.3)の代わりにメチル3-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物200.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物198の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H)
+。
【0828】
【化521】
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化合物201. 4-(3-フルオロ-1-(3-(2-(1-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物200の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)419(M+H)
+。
【0829】
【化522】
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化合物202.1. 2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。アセトアルデヒドの代わりに3-メチルオキセタン-3-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)207(M+H)
+。
【0830】
【化523】
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化合物202.2. 5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。4-メチル2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール(化合物175.1)の代わりに2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物202.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物175.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)333(M+H)
+。
【0831】
【化524】
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化合物202.3. 5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物16.2)の代わりに5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物202.2))を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)290(M+H)
+。
【0832】
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
化合物202.4. メチル3-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1
H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物202.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)312(M+H)
+。
【0833】
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
化合物202.5. 3-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル3-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物202.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)298(M+H)
+。
【0834】
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
化合物202. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物202.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)438(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ13.13(br、1H)、7.85(d、J=8.4Hz、2H)、7.73-7.66(m、2H)、7.63(d、J=8.4Hz、2H)、7.47(d、J=8.0Hz、1H)、4.95(d、J=5.6Hz、2H)、4.78-4.70(m、1H)、4.57-4.45(m、2H)、4.46(d、J=5.6Hz、2H)、4.11-4.01(m、2H)、2.39(s、3H)、1.71(s、3H)。
【0835】
【化528】
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化合物203.1. メチル5-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物202.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)326(M+H)
+。
【0836】
【化529】
[この文献は図面を表示できません]
化合物203.2. 5-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル5-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物203.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)312(M+H)
+。
【0837】
【化530】
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化合物203. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物203.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)452(M+H)
+。
1H NMR(400MHz、DMSO-d
6):δ13.01(br、1H)、7.84(d、J=8.4Hz、2H)、7.60(d、J=8.4Hz、2H)、7.38(s、1H)、7.24(s、1H)、4.94(d、J=5.2Hz、2H)、4.53-4.32(m、4H)、4.09-3.96(m、3H)、2.36(s、3H)、2.35(s、3H)、1.68(s、3H)。
【0838】
【化531】
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化合物204. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。アセトアルデヒドの代わりにシクロプロパンカルバルデヒドを使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)408(M+H)
+。
【0839】
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
化合物205. 5-(5-(4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。アセトアルデヒドの代わりにシクロプロパンカルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)436(M+H)
+。
【0840】
【化533】
[この文献は図面を表示できません]
化合物206. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。アセトアルデヒドの代わりにシクロプロパンカルバルデヒドを使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)440(M+H)
+。
【0841】
【化534】
[この文献は図面を表示できません]
化合物207. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。アセトアルデヒドの代わりにシクロプロパンカルバルデヒドを使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合
物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)422(M+H)
+。
【0842】
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
化合物208. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)414(M+H)
+。
【0843】
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
化合物209. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)396(M+H)
+。
【0844】
【化537】
[この文献は図面を表示できません]
化合物210. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-イソプロピル-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わり
に4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、アセトアルデヒドの代わりにイソブチルアルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)442(M+H)
+。
【0845】
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
化合物211. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、アセトアルデヒドの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)452(M+H)
+。
【0846】
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
化合物212. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、アセトアルデヒドの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒドを使用し、およびメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)466(M+H)
+。
【0847】
【化540】
[この文献は図面を表示できません]
化合物213. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(テトラヒドロフラン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、アセトアルデヒドの代わりにテトラヒドロフラン-2-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)438(M+H)
+。
【0848】
【化541】
[この文献は図面を表示できません]
化合物214. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、アセトアルデヒドの代わりにテトラヒドロフラン-3-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)438(M+H)
+。
【0849】
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
化合物215. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用し、アセトアルデヒドの代わりに4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒド(化合物188.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)466(M+H)
+。
【0850】
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
化合物216.1. 4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。1000mLの丸底フラスコに、メタノールおよび水(200/200mL)の溶媒混合物中の3,3
,3-トリフルオロ-2-オキソプロパナール(143mL、111.1mmol)を置いた。ホルムアルデヒド(350mL、116.67mmol、35%)および水酸化アンモニウム(30mL、25%)の水溶液を反応物に加えた。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。固形物を濾過によって回収し、白色固体として2g(13%)の掲題化合物を得た。
【0851】
【化544】
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化合物216.2. 4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(100mL)中の4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物216.1、5g、36.74mmol)の溶液を置いた。次に0℃で水素化ナトリウム(1.6g、40.00mmol、60%)を分けて加え、0℃で1時間撹拌した。これに、SEMCl(7.1mL、40.36mmol)を0℃で滴下した。得られた溶液を0℃で4時間撹拌し、その後、100mLのブラインで注意深くクエンチした。溶液のpHを塩化水素(1M)で7〜8に調整した。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として6g(61%)の掲題化合物を得た。
【0852】
【化545】
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化合物216.3. 4-(4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-オール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)中の4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール(化合物216.2、5g、18.77mmol)の溶液を置いた。次に-78℃でn-ブチルリチウム(9mL、22.5mmol、ヘキサン中2.5N)を滴下し、-60℃で1時間撹拌した。これに、ジヒドロ-2H-ピラン-4(3H)-オン(6g、59.93mmol)を加えた。得られた溶液を氷/塩浴で、0℃で4時間撹拌し、10mLの水でクエンチした。得られた溶液を100mLのNH
4Cl(飽和)で希釈した。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:4)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として6g(87%)の掲題化合物を得た。
【0853】
【化546】
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化合物216.4. 4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-オール。25mLの丸底フラスコに、4-(4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシメチル)-1H-イミダゾール-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-オール(化合物216.3、2g、5.46mmol)、Et
3SiH(2mL)およびトリフルオロ酢酸(4mL)を置いた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶液のpHを水酸化ナトリウム(1M)で8に調整した。得られた溶液を100mLのブラインで希釈した。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。白色固体として1.2g(93%)の掲題化合物を得た。
【0854】
【化547】
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化合物216. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物16.2)の代わりに4-(4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-オール(化合物216.4)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)468(M+H)
+。
【0855】
【化548】
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化合物217.1. 2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(100mL)中の4-(4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-オール(化合物216.3、2g、5.46mmol)の溶液を置いた。次に、水素化ナトリウム(262mg、6.55mmol、60%)を-70℃で加え、30分間撹拌した。これに、MeI(930mg、6.55mmol)を加えた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、10mLの水で注意深くクエンチした。得られた混合物を50mLのブラインで抽出した。水相を50mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を50mLのブラインで1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:3)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡褐色の油として1.6g(77%)の掲題化合物を得た。
【0856】
【化549】
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化合物217.2. 2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。100mLの丸底フラスコに、2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール(化合物217.1、1.3g、3.42mmol)、トリフルオロ酢酸(4mL)、Et
3SiH(2mL)を置いた。得られた溶液を20℃で一晩撹拌し、その後、20mLの水を加えることによってクエンチした。溶液のpHを水酸化ナトリウム(1M)で8に調整した。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を50mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。淡黄色の油として1g(粗)の掲題化合物を得た。
【0857】
【化550】
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化合物217. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物16.2)の代わりに2-(4-メトキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物217.2)を使用し、4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)482(M+H)
+。
【0858】
【化551】
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化合物218.1. 5-ヨード-2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。50mLの丸底フラスコに、CH
3CN(25mL)中の2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物16.2、1.72g、11.46mmol)の溶液を置いた。NIS(3.87g、17.20mmol)を反応物に加えた。反応混合物を85℃で一晩撹拌した。反応混合物を50mLのH
2Oで希釈し、30mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのNa
2S
2O
3(飽和)で2回洗浄し、20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。茶色の油として4.32g(粗)の掲題化合物を得た。
【0859】
【化552】
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化合物218. 4-(1-(4-メチル3-(2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2-メチル1H-イミダゾール-4-carbonitrile(化合物16.3)の代わりに5-ヨード-2-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物218.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)425(M+H)
+。
【0860】
【化553】
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化合物219.1. 2-((ベンジルオキシ)メチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。100mLの丸底フラスコに、メタノール(30mL)中の3,3,3-トリフルオロ-2-オキソプロパナール(2g、15.87mmol)の溶液を置いた。2-(ベンジルオキシ)アセトアルデヒド(2.8g、18.64mmol)および水酸化アンモニウム(25%)(36mL、63.48mmol)を反応物に加えた。反応混合物を20℃で15時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を20mLのH
2Oで希釈した。水相を30mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色の粗油として4.2g(粗)の掲題化合物を得た。
【0861】
【化554】
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化合物219.2. 2-((ベンジルオキシ)メチル)-5-ヨード-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。50mLの丸底フラスコに、CH
3CN(18mL)中の2-((ベンジルオキシ)メチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物219.1、1.5g、5.85mmol)の溶液を置いた。NIS(1.6g、7.02mmol)を反応物に加えた。反応混合物を85℃で15時間撹拌した。反応混合物を30mLのH
2Oで希釈した。水相を30mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのNa
2S
2O
3(飽和)で2回洗浄し、20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:100〜1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として0.7g(31%)の掲題化合物を得た。
【0862】
【化555】
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化合物219.3. メチル5-(2-((ベンジルオキシ)メチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。窒素の不活性雰囲
気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(8mL)中の2-((ベンジルオキシ)メチル)-5-ヨード-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物219.2、500mg、1.31mmol)の溶液を置いた。メチル2,4-ジメチル-5-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1、450mg、1.55mmol)、Pd(dppf)Cl
2(0.1g)および炭酸カリウムの水溶液(2M)(3.25mL)を反応物に加えた。反応混合物を80℃で1時間撹拌し、その後、20mLのH
2Oで希釈した。水相を30mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を30mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/20〜1/4)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として0.2g(37%)の掲題化合物を得た。
【0863】
【化556】
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化合物219.4. メチル5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。窒素雰囲気下の50mLの丸底フラスコに、メタノール(8mL)中のメチル5-(2-((ベンジルオキシ)メチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物219.3、150mg、0.36mmol)の溶液を置いた。パラジウム炭素(150mg、1.00等量)およびHCl(4M、2mL)を窒素下で反応物に加えた。上述に水素(1atm)を導入した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。系を窒素でパージし、その後、固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の油として100mg(85%)の掲題化合物を得た。
【0864】
【化557】
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化合物219.5. メチル5-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、水酸化アンモニウム(5%)(30mL)中のメチル5-(2-((ベンジルオキシ)メチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物219.4、100mg、0.30mmol)の溶液を置いた。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。反応混合物を50mLのジクロロメタンで2回抽出し、有機層を1つにまとめ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。淡黄色の油として80mg(92%)の掲題化合物を得た。
【0865】
【化558】
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化合物219.6. 5-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-
5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。25mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中のメチル5-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物219.6、100mg、0.35mmol)の溶液および水(5mL)のNaOH(0.14g、3.5mmol)の溶液を置いた。反応混合物を室温で15時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。溶液のpHを塩化水素(4M)で1〜2に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。メタノール(5mL)を残査に加えた。塩を濾去し、濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として200mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0866】
【化559】
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化合物219. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物219.6)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)430(M+H)
+。
【0867】
【化560】
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化合物220. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物219.6)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)412(M+H)
+。
【0868】
【化561】
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化合物221.1. 3-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-
5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物219.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0869】
【化562】
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化合物221. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(ピロリジン-1-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(4-シアノ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物221.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)398(M+H)
+。
【0870】
【化563】
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化合物222.1. 2-(メトキシメチル)-4-メチル4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール。500mLの丸底フラスコに、トルエン(200mL)中の2-メトキシ酢酸(20g、222.0mmol)の溶液を置いた。プロパン-1,2-ジアミン(50g、674.5mmol)を反応物に加えた。反応混合物を130℃で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。黄色の油として25g(粗)の掲題化合物を得た。
【0871】
【化564】
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化合物222.2. 2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール。500mLの丸底フラスコに、アセトニトリル(200mL)中の2-(メトキシメチル)-4-メチル4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール(化合物222.1、19g、148.4mmol)の溶液を置いた。Al
2O
3(19g、182.7mmol)を反応物に加えた。次に、過マンガン酸カリウム(58g、367.1mmol)を0℃でいくつかのバッチで加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、一晩、室温に温めた。反応物を20mLの亜硫酸ナトリウム(飽和)でクエンチした。固形物を濾過により取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。黄色の油として19g(粗)の掲題化合物を得た。
【0872】
【化565】
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化合物222.3. 5-ヨード-2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール。100mLの丸底フラスコに、水酸化ナトリウム水溶液(30mL、2M)中の2-(
メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール(化合物222.2、1.9g、15.06mmol)の溶液を置いた。次にジクロロメタン(30mL)中のヨウ素(7.7g、30.34mmol)の溶液を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。水相を回収し、pHを塩化水素(2M)で4に調整した。反応混合物を30mLのジクロロメタンで4回抽出し、有機層を1つにまとめた。得られた混合物を20mLの亜硫酸ナトリウム(飽和)で2回洗浄し、30mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色固体として1.2g(32%)の掲題化合物を得た。
【0873】
【化566】
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化合物222.4. メチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、1,4-ジオキサン(15mL)中の5-ヨード-2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール(化合物222.3、400mg、1.59mmol)の溶液を置いた。メチル2,4-ジメチル-5-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1、510mg、1.76mmol),水(1mL)中の炭酸カリウム(662mg、4.79mmol)の溶液およびPd(dppf)Cl
2(234mg、0.32mmol)を反応物に加えた。反応混合物を90℃で一晩撹拌した。固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてジクロロメタン/酢酸エチル(1:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として220mg(48%)の掲題化合物を得た。
【0874】
【化567】
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化合物222.5. 5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、メチル5-(2-(メトキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.4、220mg、0.76mmol)およびHBr(HOAc中20mL、40%)を置いた。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。茶色の固体として190mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0875】
【化568】
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化合物222.6. 5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、アセトニトリル(20mL)中のトリメチルシランカルボニトリル(376mg、3.79mmol)の溶液を置いた。フッ化テトラブチルアンモニウム(THF中3.8mL、1M)を反応物に加えた。次に5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.5、190mg、0.73mmol)を分けて加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として190mg(97%)の掲題化合物を得た。
【0876】
【化569】
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化合物222. 4-(1-(5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.6、190mg、0.71mmol)およびHBTU(538mg、1.42mmol)の溶液を置いた。上記溶液にN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4、160mg、0.75mmol)およびトリエチルアミン(197μL、1.42mmol)の溶液を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。粗生成物(150mg)を以下の条件で分取HPLC によって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、XBridge分取C18 OBDカラム,5μm,19
*150mm;移動相、50mmol NH
4HCO
3 およびアセトニトリルを含む水(30%アセトニトリル、7分で最大44%、1分では44%を保持、1分で最大100%、1分で30%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として45.9mg(15%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)428(M+H)
+。
【0877】
【化570】
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化合物223. 4-(1-(3-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用し、4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物222の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)396(M+H)
+。
【0878】
【化571】
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化合物224. 4-(1-(5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息
香酸(化合物222.6)の代わりに5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.5)を使用し、4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物222の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H)
+。
【0879】
【化572】
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化合物225. 4-(3-フルオロ-1-(5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.6)の代わりに5-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物222の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)419(M+H)
+。
【0880】
【化573】
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化合物226.1. 3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を5−(2−(ヒドロキシメチル)−4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−2,4−ジメチル安息香酸(化合物222.5)の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0881】
【化574】
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化合物226. 4-(1-(3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-(2-(シアノメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物222.6)の代わりに3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物226.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物222の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)387(M+H)
+。
【0882】
【化575】
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化合物227.1. 3-(ベンジルオキシ)プロパナール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(40mL)中のDMSO(5.1mL、71.79mmol)を置いた。次に、塩化オキサリル(3.1mL、54.16mmol)を-78℃で滴下し、-78℃で30分撹拌した。これに、ジクロロメタン(10mL)中の3-(ベンジルオキシ)プロパン-1-オール(4.8mL、30.08mmol)の溶液を-78℃で滴下した。得られた溶液を-78℃で1時間撹拌し、その後、トリエチルアミン(16.5mL、118.59mmol)を反応物に加えた。得られた溶液を-78℃〜-20℃で1時間撹拌し、その後、50mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を50mLのジクロロメタンで2回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてEtOAc:PE(1:5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として2.0g(40%)のの掲題化合物を得た。
【0883】
【化576】
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化合物227.2. 2-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール。シクロプロパンカルバルデヒドの代わりに3-(ベンジルオキシ)プロパナール(化合物227.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物160.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0884】
【化577】
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化合物227.3. メチル3-(2-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに2-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール(化合物227.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0885】
【化578】
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化合物227.4. メチル3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中のメチル3-(2-(2-(ベンジルオキシ)エチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物227.3、100mg、0.27mmol)の溶液を置いた。パラジウム炭素(100mg)、塩化水素(4M)(2.5mL)をN
2下で反応物に加えた。上記に水素を導入した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。固形物を濾去し、濾液を減圧下で濃縮した。溶液のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で7に調整した。得られた溶液を20mLの酢酸エチルで4回抽出した。有機層を1つにまとめ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。黄色の油として60mg(80%)の掲題化合物を得た。
【0886】
【化579】
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化合物227. 4-(1-(3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル3-(2-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物227.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H)
+。
【0887】
【化580】
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化合物228. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物14の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)414(M+H)
+。
【0888】
【化581】
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化合物229. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し
たことを除き、掲題化合物を化合物14の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)396(M+H)
+。
【0889】
【化582】
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化合物230.1. 2-(メトキシメチル)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール。250mLの丸底フラスコに、トルエン(60mL)中の2-メトキシ酢酸(20g、222.03mmol)の溶液を置いた。エタン-1,2-ジアミン(133g、2.22mol)を反応物に加えた。反応混合物を130℃で2日間撹拌した。得られた溶液を減圧下で濃縮した。黄色の粗油として20g(79%)の掲題化合物を得た。
【0890】
【化583】
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化合物230.2. 2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール。500mLの三つ口丸底フラスコに、ACN(150mL)中の2-(メトキシメチル)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール(化合物230.1、20g、175.21mmol)の溶液を置いた。Al
2O
3(9g、87.6mmol)、KMnO4(27.7g、175.21mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌し、その後、30mLのNa
2SO
3(飽和)でクエンチした。固形物を濾過により取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。黄色固体として15g(粗)の掲題化合物を得た。
【0891】
【化584】
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化合物230.3. 4,5-ジヨード-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール。500mLの丸底フラスコに、水酸化ナトリウム水溶液(100mL、2M)中の2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール(化合物230.2、15g、133.77mmol)の溶液を置いた。ジクロロメタン(100mL)中のI
2(60g、236.22mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を25℃で3時間撹拌した。水相を回収し、50mLのNa
2SO
3(水溶液)で希釈した。溶液のpHを塩化水素(2M)で6〜7に調整した。反応混合物を50mLのジクロロメタンで3回抽出した。水層を1つにまとめ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として4g(8%)の掲題化合物を得た。
【0892】
【化585】
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化合物230.4. 5-ヨード-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール。250mLの丸底フラスコに、エタノール(40mL)中の4,5-ジヨード-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール(化合物230.3、2g、5.50mmol)の溶液を置いた。水(80mL)中のNa
2SO
3(5.9g、46.83mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を90℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残査を20mLのジクロロメタンで3回抽出し、有機層を1つにまとめ、減圧下で濃縮した。黄色の油として1g(76%)の掲題化合物を得た。
【0893】
【化586】
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化合物230.5. メチル5-(2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(10mL)中の5-ヨード-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール(化合物230.4、70mg、0.29mmol)を置いた。Pd(dppf)Cl
2(22mg、0.029mmol),水(2mL)中の炭酸カリウム(160mg、1.16mmol)の溶液、メチル2,4-ジメチル-5-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1、168mg、0.58mmol)を反応物に加えた。反応混合物を90℃で一晩撹拌し、10mLのH
2Oでクエンチした。水相を10mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機層を10mLのブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として70mg(87%)の掲題化合物を得た。
【0894】
【化587】
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化合物230.6. メチル5-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、クロロホルム(6mL)中のメチル5-(2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物230.5、70mg、0.26mmol)の溶液を置いた。NCS(35mg、0.26mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、1mLの水でクエンチした。水相を5mLのジクロロメタンで2回抽出し、1つにまとめた有機層を減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として 酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、粗固体として30mg(38%)の掲題化合物を得た。
【0895】
【化588】
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化合物230.7. 5-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、HBr(AcOH中5mL、40%)中のメチル5-(4-クロロ-2-(メトキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物230.5、20mg、0.06mmol)の溶液を置いた。反応混合物を90℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。黄色の粗固体として10mg(55%)の掲題化合物を得た。
【0896】
【化589】
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化合物230. 4-(1-(5-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)中の5-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物230.6、180mg、0.64mmol)の溶液を置いた。4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4、165mg、0.78mmol)、EDC・HCl(245mg、1.28mmol)および4-ジメチルアミノピリジン(310mg、2.54mmol)を反応物に加えた。反応混合物を25℃で一晩撹拌した。反応物を5mLの水でクエンチした。反応混合物を10mLの酢酸エチルで3回抽出し、有機層を1つにまとめた。得られた混合物を10mLのブラインで5回洗浄した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物(200mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5μm,19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびACNを含むカラム(26.0%ACN、10分で最大39.0%、2分で最大100.0%、1分で26.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として84mg(30%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)439(M+H)
+。
【0897】
【化590】
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化合物231. 4-(1-(5-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物230の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)421(M+H)
+。
【0898】
【化591】
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化合物232.1. エチル4-オキソブタン酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(200mL)中のエチル 4-クロロ-4-オキソブタン酸(12g、72.91mmol)の溶液を置いた。系を窒素でパージし、パラジウム炭素(2g)を反応物に加えた。次に、トリエチルシラン(16.5mL、103.20mmol)を室温で撹拌しながら滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。固形物を濾去し、濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として18g(粗)の掲題化合物を得た。
【0899】
【化592】
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化合物232.2. メチル3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸。500mLの丸底フラスコに、メタノール(125mL)中のエチル 4-オキソブタン酸(化合物232.1、5.4g、41.49mmol)の溶液を置いた。2-オキソ
プロパナール(35%)(28.5mL、49.96mmol)および水酸化アンモニウム(25%)(100mL、165.9mmol)の水溶液を反応物に加えた。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として600mg(8%)の掲題化合物を得た。
【0900】
【化593】
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化合物232.3. 3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸。100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中のエチル 3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(化合物232.2、500mg、2.97mmol)の溶液を置いた。上記の溶液に、NH
3(気体)を溶液によって泡立てた。反応混合物を50℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。淡黄色の固体として346mg(82%)の掲題化合物を得た。
【0901】
【化594】
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化合物232.4. 3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパンニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、トルエン(100mL)およびP
2O
5(2g、14.08mmol)中の3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(化合物232.3、2g、13.06mmol)の溶液を置いた。反応混合物を120℃で12時間撹拌し、その後、100mLの水でクエンチした。水層を200mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を100mLの炭酸ナトリウム(飽和)で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。淡黄色の油として1g(57%)の3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパンニトリルを得た。
【0902】
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
化合物232. 4-(1-(5-(2-(2-シアノエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパンニトリル(化合物232.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)442(M+H)
+。
【0903】
表11の化合物を、化合物222、223、231、および232の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表11-1】
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【表11-2】
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【0904】
【化596】
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化合物233. 4-(1-(3-(2-(2-Cyanoエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに3-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)プロパンニトリル(化合物232.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)410(M+H)
+。
【0905】
【化597】
[この文献は図面を表示できません]
化合物234.1. 1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。1Lの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(200mL)中の1H-イミダゾール-2-カルバルデヒド(5g、52.04mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(10.8mL、77.97mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(3.95g、56.84mmol、1.10等量)、1-プロパンホスホン酸無水物溶液および2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-三酸化物溶液(T
3P)(36.4g、114.40mmol)を反応物に加えた。反応混合物を100℃で4時間撹拌し、その後、500mLの水/氷でクエンチした。水相を1Lの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機層を1Lのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、灰白色の固体として2g(41%)の掲題化合物を得た。
【0906】
【化598】
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化合物234.2. 5-ヨード-1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。100mLの丸底フラスコに、水酸化ナトリウム(54.7mL、2M)中の1H-イミダゾール-2-カルボニトリル(化合物234.1、3.39g、36.42mmol)の溶液を置いた。ヨウ素(9.26g、36.46mmolを反応物に加えた。反応混合物を室温で5時間撹拌した。溶液のpHをHCl(2M)で5に調整した。水相を80mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1.5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として1.02g(13%)の掲題化合物を得た。
【0907】
【化599】
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化合物234.3. メチル3-(2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、DMEおよびH
2O(30/3mL)の溶媒混合物中の5-ヨード-1H-イミダゾール-2-カルボニトリル(化合物234.2、700mg、3.20mmol)の溶液を置いた。メチル4-メチル3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、1.06g、3.84mmol)、K
3PO
4(2.71g、12.8mmol)、Xphos(152mg、0.32mmol)、Pd(PPh
3)
4(369mg、0.32mmol)を反応物に加えた。反応混合物を90℃で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。残査を50mLの酢酸エチルで希釈し、20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として160mg(21%)の掲題化合物を得た。
【0908】
【化600】
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化合物234.4. メチル3-(4-クロロ-2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。50mLの丸底フラスコに、DMFおよびCHCl
3(4/20mL)中の溶媒混合物中のメチル3-(2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物234.3、290mg、1.20mmol)の溶液を置いた。NCS(161mg、1.21mmol、1.00等量)を上記反応混合物に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を30mLのEtOAcで希釈し、その後、15mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/10〜1/7)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として160mg(48%)の掲題化合物を得た。
【0909】
【化601】
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化合物234.5. 3-(4-クロロ-2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。25mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)中のメチル3-(4-クロロ-2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物234.4、130mg、0.47mmol)の溶液を置いた。その後、水(2mL)中のLiOH(45.4mg、1.90mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を30℃で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。溶液のpHを塩化水素(1M)で3に調整し、減圧下で濃縮した。メタノール(5mL)を残査に加えた。塩を濾去し、濾液を減圧下で濃縮
し、白色固体として150mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0910】
【化602】
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化合物234. 4-クロロ-5-(5-(4-(4-シアノフェニル)ピペリジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の3-(4-クロロ-2-シアノ-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物234.5、60mg、0.23mmol)の溶液を置いた。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2、61mg、0.27mmol)、HBTU(131mg、0.35mmol)、DIEA(123μL、0.69mmol)を反応物に加えた。反応混合物を15℃で30分間撹拌した。反応混合物を40mLのEtOAcで希釈し、その後、30mLのブラインで2回洗浄し、30mLのNH
4Cl(飽和)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(160mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(2#-AnalyseHPLC-SHIMADZU(HPLC-10)):カラム、SunFire分取C18 OBDカラム,5μm,19
*150mm,;移動相、0.05%TFAおよびMeCNを含む水(49.0%MeCN、7分で最大62.0%、3分で最大100.0%、1分で49.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。白色固体として25.1mg(25%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)430(M+H)
+。
【0911】
【化603】
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化合物235. 4-クロロ-5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-1H-イミダゾール-2-カルボニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物234の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)402(M+H)
+。
【0912】
【化604】
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化合物236.1. 5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、CH
3CN(50mL)中の2-メチル1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド(1.5g、13
.6mmol)の溶液を置いた。NIS(3.7g、16.4mmol)を反応物に加えた。反応混合物を80℃で4時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(3:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として2.11g(66%)の掲題化合物を得た。
【0913】
【化605】
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化合物236.2. メチル5-(4-ホルミル-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(30mL)中の5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド(化合物236.1、600mg、2.54mmol)の溶液を置いた。メチル2,4-ジメチル-5-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1、800mg、2.76mmol)、水(10mL)中の炭酸カリウム(1.8g、13.0mmol)の溶液、およびPd(dppf)Cl
2(400mg、0.55mmol、0.20等量)を反応物に加えた。反応混合物を80℃で一晩撹拌し、その後、20mLの水でクエンチした。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を50mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(3:1)のシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として400mg(58%)の掲題化合物を得た。
【0914】
【化606】
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化合物236.3. メチル5-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(20mL)中のメチル5-(4-ホルミル-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物236.2、400mg、1.47mmol)の溶液を置いた。次に、0℃でNaBH
4(100mg、2.64mmol)をいくつかのバッチで加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、次のステップに直接使用した。
【0915】
【化607】
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化合物236. 4-(1-(5-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル5-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物236.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H)
+。
【0916】
【化608】
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化合物237.1. メチル3-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物236.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0917】
【化609】
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化合物237. 4-(1-(3-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物5.6)の代わりにメチル3-(4-(ヒドロキシメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物237.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)387(M+H)
+。
【0918】
【化610】
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化合物238.1. 2-シクロプロピル-1H-イミダゾール。500mLの丸底フラスコに、メタノール(60mL)中のシクロプロパンカルバルデヒド(10.7mL、142.7mmol)の溶液を加えた。オキサルアルデヒド(18.0mL、157.1mmol、40%)の水溶液を反応物に加えた。次に、NH
4OH(89mL、571.4mmol)を0℃で30分間滴下した。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。得られた溶液を100mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を30mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。茶色の固体として12g(粗)の掲題化合物を得た。
【0919】
【化611】
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化合物238.2. 2-シクロプロピル-N,N-ジメチル-1H-イミダゾール-1-スルホンアミド。500mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(60mL)中の2-シクロプロピル-1H-イミダゾール(化合物238.1、12g、110.9mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(31.4mL、225.3mmol)、N,N-塩化ジメチルスルファモイル(13.2mL、121.87mmol、1.10等量)を反応物に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、その後、20mLの水でクエンチした。水相を100mLのジクロロメタンで3回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:4)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として16g(67%)の掲題化合物を得た。
【0920】
【化612】
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化合物238.3. 2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(100mL)中の2-シクロプロピル-N,N-ジメチル-1H-イミダゾール-1-スルホンアミド(化合物238.2、5g、23.23mmol)の溶液を置いた。次に、n-ブチルリチウム(THF中11.2mL、2.5M)を30分間にわたって、-78℃で滴下した。これに、DMF(11.8mL、152.55mmol)を加えた。得られた溶液を-50℃で30分間撹拌し、その後、塩化水素(50mL、1M)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶液のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で7〜8に調整した。得られた溶液を30mLの酢酸エチルで3回抽出し、有機層を1つにまとめた。得られた混合物を10mLのブラインで2回洗浄した。混合物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。白色固体として3g(97%)の掲題化合物を得た。
【0921】
【化613】
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化合物238. 4-(1-(3-(2-シクロプロピル-4-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2-メチル1H-イミダゾール-4-カルバルデヒドの代わりに2-シクロプロピル-1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド(化合物238.3)を使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、、掲題化合物を化合物236の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)413(M+H)
+。
【0922】
【化614】
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化合物239.1. エチル4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸塩。50mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)中のエチル 2-オキソ酢酸(400mg、3.92mmol)の溶液を置いた。2-オキソプロパナール(565mg、3.92mmol、50%)、アンモニア(25%)(8.8mL、15.68mmol)の水溶液を反応物に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として200mg(33%)の掲題化合物を得た。
【0923】
【化615】
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化合物239.2. エチル5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸塩。100mLの丸底フラスコに、CH
3CN(10mL)中のエチル 4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸塩(化合物239.1、100mg、0.65mmol)の溶液を置いた。NIS(218mg、0.97mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を30mLのEtOAcで溶解し、その後、20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。これにより黄色固体として80mg(44%)の掲題化合物を得た。
【0924】
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
化合物239.3. 5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸。100mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)中のエチル5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸塩(化合物239.2、200mg、0.71mmol)の溶液を置いた。水(2mL)中の水酸化ナトリウム(114mg、2.85mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を60℃で2時間撹拌した。溶液のpHを塩化水素(1M)で1〜2に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。メタノール(5mL)を残査に加えた。塩を濾去し、濾液を減圧下で濃縮し、白色固体として290mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0925】
【化617】
[この文献は図面を表示できません]
化合物239.4. 5-ヨード-N,N,4-トリメチル1H-イミダゾール-2-カルボキサミド。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中の5-ヨード-4-メチル1H-イミダゾール-2-カルボン酸(化合物239.3、200mg、0.79mmol)を置いた。HBTU(602mg、1.59mmol)、ジメチルアミン塩酸塩(96mg、1.18mmol)およびトリエチルアミン(552μL、3
.96mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後、50mLのEtOAcで希釈した。有機層を20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで濃縮し、減圧下で濃縮した。黄色の油として150mg(68%)の掲題化合物を得た
【0926】
【化618】
[この文献は図面を表示できません]
化合物239. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-N,N,4-トリメチル1H-イミダゾール-2-カルボキサミド。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-N,N,4-トリメチル1H-イミダゾール-2-カルボキサミド(化合物239.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)442(M+H)
+。
【0927】
【化619】
[この文献は図面を表示できません]
化合物240.1. 5-ヨード-4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。250mLの丸底フラスコに、CH
3CN(100mL)中の4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物14.1、4.41g、29.38mmol)の溶液を置いた。NIS(6.6g、29.34mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。反応混合物を300mLのEtOAcで希釈した。有機層を150mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/30〜1/20)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として2.125g(26%)の掲題化合物を得た。
【0928】
【化620】
[この文献は図面を表示できません]
化合物240. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物16.4)の代わりに5-ヨード-4-メチル2-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物240.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物16の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)425(M+H)
+。
【0929】
【化621】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241.1. 5-ヨード-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール。シクロプロパンカルバルデヒドの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を化合物44.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0930】
【化622】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241.2. メチル4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(15mL)中の5-ヨード-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール(化合物241.1、400mg、1.44mmol)の溶液を置いた。メチル4-メチル3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4、397mg、1.44mmol)、炭酸カリウム(993mg、7.18mmol),水(1.5mL)およびPd(dppf)Cl2(105mg、0.14mmol、0.10等量)を反応物に加えた。反応混合物を90℃で一晩撹拌し、120mLのEtOAcで希釈した。有機層を40mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチルでシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、赤色の油として260mg(60%)の掲題化合物を得た。
【0931】
【化623】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241.3. メチル3-(4-クロロ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。25mLの丸底フラスコに、クロロホルム(3mL)中のメチル4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物241.2、260mg、0.87mmol)の溶液を置いた。NCS(116mg、0.87mmol)を反応物に加えた。反応混合物を25℃で4時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を50mLのEtOAcに溶解し、20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。茶色の油として313mg(粗)の掲題化合物を得た。
【0932】
【化624】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241.4. 3-(4-クロロ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(6mL)中のメチル3-(4-クロロ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物241.3、290mg、0.
87mmol)の溶液を置いた。その後、水(3mL)中の水酸化ナトリウム(139mg、3.48mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を60℃で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。溶液のpHを塩化水素(2M)で1に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。メタノール(10mL)を残査に加えた。塩を濾去し、濾液を減圧下で濃縮し、茶色の固体として300mgの掲題化合物を得た。
【0933】
【化625】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241. 4-(1-(3-(4-クロロ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の3-(4-クロロ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物241.4、150mg、0.47mmol)の溶液を置いた。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、91mg、0.47mmol)、EDC・HCl(180mg、0.94mmol)、4-ジメチルアミノピリジン(114mg、0.93mmol)を反応物に加えた。反応混合物を25℃で3時間撹拌し、その後、80mLのEtOAcで希釈した。有機層を50mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(300mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-001(SHIMADZU):カラム、SunFire分取C18 OBDカラム、5μm、19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびACNを含む水(25.0%ACN、8分で最大39.0%、1分で39.0%を保持、3分で最大100.0%、1分で25.0%に低下);検出器、Waters2489、254および220nm。淡黄色の固体として133.3mg(62%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)461(M+H)
+。
【0934】
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
化合物242.1. メチル5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物59.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)259(M+H)
+。
【0935】
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
化合物242.2. 5-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物59.2)の代わりにメチル5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物242.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物59.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/
z(ES+)245(M+H)
+。
【0936】
【化628】
[この文献は図面を表示できません]
化合物242. 4-(1-(5-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物59.3)の代わりに5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物242.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物59の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)385(M+H)
+。
【0937】
【化629】
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化合物243. 4-(1-(5-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物59.3)の代わりに5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物242.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物60の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)403(M+H)
+。
【0938】
【化630】
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化合物244.1. 1-ベンジル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール。100mLの三つ口丸底フラスコに、THF(50mL)中の4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(3.60g、18.6mmol)の溶液を置いた。水素化ナトリウム(742mg、18.6mmol,鉱油中60%分散)を0℃で注意深く分けて加えた。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、臭化ベンジル(2.21mL、18.6mmol)を加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、水(10mL)で注意深くクエンチした。混合物のpHをHCl水溶液(2M)で9〜10に調整し、水相をEtOAc(300mL)で抽出した。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(150mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(3.47g、66%)。
【0939】
【化631】
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化合物244.2. 1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-オール。100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(35mL)中の1-ベンジル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(化合物244.1、3.47g、12.2mmol)を置いた。水酸化ナトリウム(980mg、24.5mmol)を加え、その後、混合物を0℃に冷却した。過酸化水素(2.51mL、24.4mmol)を注意深く滴下し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応物をNa
2S
2O
3水溶液(飽和)(20mL)で注意深くクエンチした。水相をEtOAc(300mL)で抽出し、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(150mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物(1.64g、77%)を得た。
【0940】
【化632】
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化合物244.3. 1-ベンジル-4-メトキシ-1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-オール(化合物244.2、1.40g、8.04mmol)の溶液を置いた。ヨードメタン(703μL、11.3mmol)およびCs
2CO
3(3.68g、11.3mmol,)を加え、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、その後、EtOAc(200mL)で希釈した。混合物をブラインで洗浄し(80mLを3回)、有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(1.30g、86%)。
【0941】
【化633】
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化合物244.4. 4-メトキシ-1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中の1-ベンジル-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.3、666mg、3.54mmol)の溶液を置いた。塩化水素(1M、1mL)およびPd(OH)
2/C(20重量%、670mg)を加え、混合物を窒素でパージし、その後、水素で満たした。混合物を水素下、室温で一晩撹拌し、その後、窒素でパージした。固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した、茶色の油として掲題化合物を得た(0.36g、粗)。
【0942】
【化634】
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化合物244.5. 3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中の4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4、360mg、3.67mmol)を置いた。NIS(830mg、3.69mmol)を分けて加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチル(40mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(10mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(0.54g、66%)。
【0943】
【化635】
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化合物244.6. メチル3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(6mL)中のメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(414mg、1.50mmol)の溶液を置いた。炭酸カリウム(2M、2.5mL、5.00mmol)、3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5、224mg、1.00mmol)、Pd(dppf)Cl
2(73mg、0.10mmol)を反応物に加え、得られた混合物を90℃で一晩撹拌した。得られた混合物を冷却し、EtOAc(80mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(30mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(180mg、73%)。
【0944】
【化636】
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化合物244.7. 3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)中のメチル3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物244.6、180mg、0.73mmol)を置いた。水(2mL)中の水酸化ナトリウム(117mg、2.92mmol)を加え、得られた溶液を60℃で3時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査のpHを塩化水素水溶液(1M)で1に調整し、減圧下で濃縮した。メタノール(5mL)を残査に加え、固形物を溶液から濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(353mg、粗)。
【0945】
【化637】
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化合物244. 4-(1-(3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル
ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。25mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物244.7、60mg、0.26mmol)の溶液を置いた。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(75mg、0.39mmol)、EDC・HCl(99mg、0.52mmol)、および4-ジメチルアミノピリジン(63mg、0.52mmol)を加え、溶液を室温で2時間撹拌した。反応物をEtOAc(30mL)で希釈し、ブラインで洗浄し(15mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗成生物(150mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(1#-Pre-HPLC-010(Waters)):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5μm、19
*150mm;移動相、0.05%TFAおよびCH
3CNを含む水(35.0%CH
3CN、10分で最大50.0%、1分で最大100%、2分で35.0%に低下);検出器、UV254&220nm。純粋な生成物を含む画分を1つにまとめ、凍結乾燥し、灰白色の固体として掲題化合物を得た(44.3mg、46%)。m/z(ES+)373(M+H
+)。
【0946】
【化638】
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化合物245. 4-(1-(3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H
+)。
【0947】
【化639】
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化合物246. 4-(3-フルオロ-1-(3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)391(M+H
+)。
【0948】
【化640】
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化合物247. 4-(1-(5-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)387(M+H
+)。
【0949】
【化641】
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化合物248.1. 1-ベンジル-4-ブロモ-3-メチル1H-ピラゾール。500mLの三つ口丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(100mL)中の4-ブロモ-3-メチル1H-ピラゾール(20.0g、124mmol)を置いた。系を窒素でパージし、その後、溶液を0℃に冷却した。水素化ナトリウム(鉱油中60%分散、10.0g、250mmol)を注意深く滴下し、その後、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、臭化ベンジル(22.1mL、186mmol)を滴下し、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。水(40mL)を滴下することによって、混合物を注意深くクエンチし、その後、混合物を酢酸エチルで抽出した(200mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(100mLを4回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(24.9g、80%)。
【0950】
【化642】
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化合物248.2. 1-ベンジル-3-メチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、DMSO(160mL)中の1-ベンジル-4-ブロモ-3-メチル1H-ピラゾール(化合物248.1、24.5g、97.6mmol)を置いた。4,4,4',4',5,5,5',5'-オクタメチル2,2'-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(29.9g、118mmol)、Pd(dppf)Cl
2(7.16g、9.79mmol)およびKOAc(28.8g、293mmol)を加えた。得られた混合物を90℃で一晩撹拌し、その後、水(100mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(100mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(100mを4回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20)でシリカゲルカラムによって精製し、黄色固体の油として掲題化合物を得た(10.64g、37%)。
【0951】
【化643】
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化合物248. 4-(1-(3-(4-メトキシ-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。1-ベンジル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(化合物244.1)の代わりに1-ベンジル-3-メチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(化合物248.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)387(M+H
+)。
【0952】
【化644】
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化合物249.1. エチル2-メチル3-オキソプロパン酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(160mL)中のプロピオン酸エチル(11.3mL、97.9mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(4.1g、103mmol、鉱油中60%分散)を分けて加えた。混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、ギ酸エチル(7.92mL、98.5mmol)を加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。水(100mL)を滴下することによって、反応物を注意深くクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下(50mm Hg)で濃縮した。粗生成物を減圧下で蒸留することによって精製し、70〜80℃の画分を回収し、無色の液体として掲題化合物を得た(3.0g、24%)。
【0953】
【化645】
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化合物249.2. 1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-5-オール。100mLの丸底フラスコに、エタノール(15mL)中のエチル 2-メチル3-オキソプロパン酸(化合物249.1、500mg、3.84mmol)の溶液を置いた。ベンジルヒドラジン塩酸塩(730mg、4.66mmol)を加え、反応物を80℃で5時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてジクロロメタン/メタノール(30:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(430mg、59%)。
【0954】
【化646】
[この文献は図面を表示できません]
化合物249.3. 1-ベンジル-5-メトキシ-4-メチル1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)中の1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-5-オール(化合物249.2、2.0g、10.6mmol)を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(600mg、15.00mmol,鉱油中60%分散)を分けて加え、得られた混合物を0℃で10分間撹拌した。ヨードメタン(878μL、14.1mmol)を加え、得られた混合物を室温で3時間撹拌し、その後、水(10mL)を滴下することによって注意深くクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(40mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(20mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:8)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(500mg、23%)。
【0955】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
化合物249.4. 5-メトキシ-4-メチル1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、DMSO(10mL)中の1-ベンジル-5-メトキシ-4-メチル1H-ピラゾール(化合物249.3、300mg、1.48mmol)の溶液を置いた。カリウムtert-ブトキシド(11mL、11mmol、THF中1M)をゆっくりと加え、得られた混合物を乾燥した空気条件の下、室温で一晩撹拌した。溶液のpHをHCl水溶液(2M)で7〜8に調整し、追加の水で希釈し、混合物を酢酸エチルで抽出した(30mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(20mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:8)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(150mg、90%)。
【0956】
【化648】
[この文献は図面を表示できません]
化合物249. 4-(1-(5-(3-メトキシ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに5-メトキシ-4-メチル1H-ピラゾール(化合物249.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H
+)。
【0957】
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
化合物250.1. 5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール。アセトニトリル(50mL)中の4-メチル1H-ピラゾール(Aldrich、2.05g、24.97mmol)の溶液に、NIS(5.62g、24.98mmol)を分けて加えた。混合物を60
℃で30分間加熱し、その後、室温に冷却した。混合物をEtOAc(300mL)と水(80mL)に分けた。有機層を飽和チオ硫酸ナトリウム(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、5:1)によって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(2.3g、45%)。m/z(ES+)209(M+H)
+。
【0958】
【化650】
[この文献は図面を表示できません]
化合物250.2. 5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール。THF(20mL)中の5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール(化合物250.1、2.3g、11.1mmol)の溶液に、NaH(0.48g、12.2mmol、60%)を0℃で加えた。混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、塩化2-(トリメチルシリル)エトキシメチル(2.15mL、12.2mmol)を加えた。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、その後、少量の水で注意深くクエンチし、EtOAc(200mL)と水(50mL)に分けた。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、10:1)によって精製し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(3.15g、84%)。m/z(ES+)339(M+H)
+。
【0959】
【化651】
[この文献は図面を表示できません]
化合物250.3. メチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)安息香酸。丸底フラスコに、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1、2.7g、9.32mmol)、5-ヨード-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール(化合物250.2、3.15g、9.32mmol)、K
2CO
3(6.42g、46.6mmol)およびPdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(0.76g、0.93mmol)を加えた。フラスコをアルゴンでパージし、その後、ジオキサン(50mL)および水(20mL)を加え、その後、混合物を90℃で16時間加熱した。混合物を室温に冷却し、その後、EtOAc(300mL)と水(50mL)に分けた。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、10:1)によって精製し、淡褐色の油として掲題化合物を得た(3.0g、86%)。m/z(ES+)375(M+H)
+。
【0960】
【化652】
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化合物250.4. メチル5-(3-クロロ-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。アセトニトリル(20mL)中のメチル2,4-ジメチル-5-(4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)安息香酸(化合物250.3、3.0g、8.02mmol)の溶液に、NCS(1.07g、8.02mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、その後、EtOAc(200mL)と水(50mL)に分けた。有機層を飽和チオ硫酸ナトリウム(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄
し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、20:1)によって精製し、無色の油として掲題化合物を得た(2.0g、61%)。m/z(ES+)409(M+H)
+。
【0961】
【化653】
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化合物250.5. メチル5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。CH
2Cl
2(10mL)中の5-(3-クロロ-4-メチル1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物250.4、2.0g、4.90mmol)の溶液に、TFA(10mL)を注意深く加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、その後、溶媒を減圧下で取り除いた。残査をEtOAc(200mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3(50mL)、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、4:1)によって精製し、白色の泡として掲題化合物を得た(1.13g、83%)。m/z(ES+)279(M+H)
+。
【0962】
【化654】
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化合物250.6. 5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。MeOH(10mL)中のメチル5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物250.5、1.10g、3.96mmol)の溶液にNaOH(水中2M、8mL、16mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、溶媒を減圧下で濃縮した。残査を0℃に冷却し、水中の1MのHClでpHを約3〜4に酸性化した。得られる白色固形物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、白色固体として掲題化合物を得た(1.07g、90%)。m/z(ES+)265(M+H)
+。
【0963】
【化655】
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化合物250. 4-(1-(5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物250.6)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)405(M+H)
+。
【0964】
【化656】
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化合物251. 4-(1-(5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに5-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物250.6)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)423(M+H)
+。
【0965】
【化657】
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化合物252. 4-(1-(3-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)-3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物250の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)409(M+H
+)。
【0966】
【化658】
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化合物253. 4-(1-(3-(3-クロロ-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物250の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)419(M+H
+)。
【0967】
【化659】
[この文献は図面を表示できません]
化合物136. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-1H-ピラゾールの代わりに5-ブロモ-3-メチル1H-ピラゾールを使用したことを除き、掲題化合物を化合物51の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)405(M+H
+)。
【0968】
【化660】
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化合物255.1. 5-(メトキシカルボニル)-2,4-ジメチル安息香酸。メタノール(45mL)中の5-ヨード-2,4-ジメチル安息香酸(5.0g、18.1mmol)の溶液を、100mLの圧力タンク反応器(40atm)に加えた。トリエチルアミン(7.57mL、54.3mmol)およびPd(dppf)Cl
2(1.3g、1.8mmol)を加え、系を窒素でパージした。CO(g)を極めて注意深く導入した。注意:一酸化炭素は極めて毒性の高い気体である。反応物を90℃で一晩加熱し、その後、室温に冷却し、極めて注意深く排出した。溶媒を減圧下で取り除いた。残査のpHをHCl水溶液(6M)で1〜2に調整し、追加の水で希釈し、EtOAcで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(10mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で、シリカゲルカラムによって精製し、赤色の固体として掲題化合物を得た(2.3g、61%)。
【0969】
【化661】
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化合物255.2. メチル5-(クロロカルボニル)-2,4-ジメチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(10mL)中の5-(メトキシカルボニル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物255.1、100mg、0.48mmol)の溶液を置いた。塩化オキサリル(80μL、0.95mmol)を加え、得られた溶液を40℃で1時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、白色固形物として掲題化合物を得た(80mg、74%)。
【0970】
【化662】
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化合物255.3. メチル5-(2-(ジフルオロメチレン)ブタノイル)-2,4-ジメチル安息香酸。アルゴンの不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、THF(30mL)中の4-メチルベンゼンスルホン酸2,2,2-トリフルオロエチル(1.00g、3.93mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃に冷却し、その後、n-BuLi(5.0mL、ヘキサン中1.6M、8.0mmol)を滴
下し、混合物を-78℃で40分間撹拌した。トリエチルボラン(TEB)(5.0mL、THF中1M、5.0mmol)をゆっくり加え、混合物を-78℃で1時間撹拌し、その後、室温で3時間撹拌した。溶液を0℃に冷却し、その後、ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMPA)(6mL)およびCuI(1.5g、7.9mmol)を加え、混合物を室温で30分間撹拌した。THF(30mL)中のメチル5-(クロロカルボニル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物255.2、530mg、2.34mmol)の溶液を注意深く加え、室温で30分間撹拌した。混合物のpHをH
3PO
4水溶液で7に注意深く調整し、混合物を分けた。水相を酢酸エチルで抽出し(20mLを3回)、1つにまとめた有機層を減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:40)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(250mg、38%)。
【0971】
【化663】
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化合物255.4. メチル5-(4-エチル-3-フルオロ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。250mLの丸底フラスコに、THF(100mL)中のメチル5-(2-(ジフルオロメチレン)ブタノイル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物255.3、175mg、0.62mmol)の溶液を置いた。室温で、ヒドラジン水化物(120μL、2.48mmol)を加え、次にトリフルオロ酢酸(144μL、1.88mmol)を加え、その後、溶液を50℃で1.5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、水で注意深く希釈し、混合物を酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶液として酢酸エチル/ヘキサン(1:10)でシリカゲルカラムによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(90mg、53%)。
【0972】
【化664】
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化合物255. 4-(1-(5-(4-エチル-3-フルオロ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物244.6)の代わりにメチル5-(4-エチル-3-フルオロ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物255.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)403(M+H
+)。
【0973】
【化665】
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化合物256.1. 3-ヨード-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。100mLの三つ口丸底フラスコに、塩化水素(12M、8mL)中の3-アミノ-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(1.00g、9.25mmol)の溶液を置いた。反応溶液を0℃に冷却し、その後、水中(5.8mL)の亜硝酸ナトリウム(800mg、11.6mmol)を注意深く滴下し、混合物を0℃で1時間撹拌した。KI(1.91g、11.6m
mol)を加え、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。溶液のpHを水酸化ナトリウム水溶液(3M)で10に調整し、その後、酢酸エチルで抽出した(100mLを3回)。1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、白色固形物として掲題化合物を得た(700mg、35%)。
【0974】
【化666】
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化合物256.2. 3-ヨード-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。100mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(10mL)中の3-ヨード-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(化合物256.1、5.00g、22.8mmol)の溶液を置いた。溶液を窒素下で0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(1.1g、27.4mmol、鉱油中60%分散)を分けて加えた。得られた混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、(2-(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(6.05mL、34.2mmol)を反応物に加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、水/氷(30mL)で注意深くクエンチした。水相を酢酸エチルで抽出し(100mLを2回)、1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(20:1)を用いてシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として掲題化合物を得た(7.2g、90%)。
【0975】
【化667】
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化合物256.3. メチル3-(4-シアノ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、ジオキサン(30mL)中の3-ヨード-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(化合物256.2、2.73g、7.82mmol、1.00等量)の溶液を置いた。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(2.59g、9.38mmol)、Pd(dppf)Cl
2(570mg、0.78mmol)、および水(3mL)中の炭酸カリウム(3.24g、23.4mmol)の溶液を反応物に加えた。得られた混合物を90℃で一晩撹拌し、その後、EtOAc(500mL)で希釈した。得られた混合物をブラインで洗浄し(100mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(40:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(1.9g、65%)。
【0976】
【化668】
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化合物256.4. メチル3-(4-シアノ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。50mLの丸底フラスコに、トリエチルシラン(4mL)およびトリフルオロ酢酸(8mL)中のメチル3-(4-シアノ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物256.3、1.9g、5.11mmol)の溶液を置いた。得られた溶液を室温で4時間撹拌し、減圧下で濃縮
した。残査のpHを炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和)で7〜8に注意深く調整し、その後、水相を酢酸エチルで抽出した(100mLを2回)。1つにまとめた有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(20/1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(600mg、49%)。
【0977】
【化669】
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化合物256.5. 3-(4-シアノ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。メチル3-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物244.6)の代わりにメチル3-(4-シアノ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物256.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244.7の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0978】
【化670】
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化合物256. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物244.7)の代わりに3-(4-シアノ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物256.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)368(M+H
+)。
【0979】
【化671】
[この文献は図面を表示できません]
化合物257.1. 3-オキソブタンニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、(Z)-3-アミノブタ-2-エンニトリル(20.0g、244mmol)および塩化水素水溶液(6M)(80mL)を置いた。混合物を80℃で3時間撹拌し、その後、固形物を濾過によって取り除いた。濾液を酢酸エチルで抽出し(100mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として掲題化合物を得た(10g、49%)。
【0980】
【化672】
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化合物257.2.(Z)-2-(エトキシメチレン)-3-オキソブタンニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された三つ口丸底フラスコに、無水酢酸(48mL)中の3-オキソブタンニトリル(化合物257.1、16.0g、193mmol)の溶液を置いた。トリエチルオルトホルマート(96mL、577mmol)を加え、反応物
を130℃で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、赤色の固体として掲題化合物を得た(10g、37%)。
【0981】
【化673】
[この文献は図面を表示できません]
化合物257.3. 3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。50mLの丸底フラスコに、エタノール(10mL)中の(Z)-2-(エトキシメチレン)-3-オキソブタンニトリル(化合物257.2、5.00g、35.9mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、ヒドラジン一水和物(2.09mL、43.1mmol)を加え、反応物を10℃で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)で希釈し、その後、酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルカラムによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(2.0g、52%)。
【0982】
【化674】
[この文献は図面を表示できません]
化合物257.4. 5-ヨード-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。10mLの密封管に、DCE(6mL)中の3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(化合物257.3、2.0g、18.7mmol)の溶液を置いた。NIS(4.20g、18.7mmol)を反応物に加え、混合物をマイクロ波放射で、150℃で1時間照射した。反応物を冷却し、その後、Na
2S
2O
3水溶液(飽和、20mL)で注意深くクエンチした。混合物を分け、水層を酢酸エチル(100mL)で抽出した。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(30mLを5回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(900mg、21%)。
【0983】
【化675】
[この文献は図面を表示できません]
化合物257.5. 3-(4-シアノ-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。3-ヨード-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(化合物256.1)の代わりに5-ヨード-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(化合物257.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物256.5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【0984】
【化676】
[この文献は図面を表示できません]
化合物257. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物244.7)の代わりに3-(4-シアノ-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物257.5)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)382(M+H
+)。
【0985】
【化677】
[この文献は図面を表示できません]
化合物258.1. エチル5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩。250mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中のエチル4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(600mg、3.89mmol)の溶液を置いた。NIS(2.2g、9.78mmol)を加え、得られた混合物を50℃で6時間撹拌し、その後、水(10mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(40mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をNa
2S
2O
3水溶液(飽和、30mLを2回)で洗浄し、ブライン(20mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(800mg、73%)。
【0986】
【化678】
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化合物258.2. 5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。100mLの丸底フラスコに、メタノール(5mL)中のエチル 5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物258.1、500mg、1.79mmol)の溶液を置いた。その後、水酸化アンモニウム(15mL、25%水溶液)を加え、得られた溶液を60℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、白色固体として掲題化合物を得た(400mg、89%)。
【0987】
【化679】
[この文献は図面を表示できません]
化合物258.3. 5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(10mL)中の5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物258.2、800mg、3.19mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、トリフルオロ酢酸無水物(1.32mL、9.5mmol)およびトリエチルアミン(3.16mL、22.7mmol)を注意深く滴下した。混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、pHを炭酸水素ナトリウム水溶液(10%)で7〜8に調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(40mLを2回)、1つにまとめた有機層を10mLのブラインで2回洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(280mg、38%)。
【0988】
【化680】
[この文献は図面を表示できません]
化合物258. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5)の代わりに5-ヨード-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物258.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)382(M+H
+)。
【0989】
【化681】
[この文献は図面を表示できません]
化合物259. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物258の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)396(M+H
+)。
【0990】
【化682】
[この文献は図面を表示できません]
化合物260.1. メチル5-ニトロ-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩。100mLの丸底フラスコに、メタノール(50mL)中の5-ニトロ-1H-ピラゾール-3-カルボン酸(3.0g、19.1mmol)の溶液を置いた。硫酸(3mL)を注意深く加え
、得られた溶液を80℃で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。溶液のpHを炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和)で7に注意深く調整し、その後、酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(50mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色固体として掲題化合物を得た(2.3g、70%)。
【0991】
【化683】
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化合物260.2. メチル5-アミノ-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩。100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中のメチル5-ニトロ-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物260.1、2.5g、14.6mmol)の溶液を置いた。系を窒素でパージし、その後、パラジウム/炭素(10重量%Pd、0.8g)を加えた。系を水素(1atm)で満たし、混合物を室温で一晩撹拌した。系を窒素でパージし、その後、固形物を濾過によって取り除いた。濾液を減圧下で濃縮し、灰白色の固体として掲題化合物を得た(1.5g、73%)。
【0992】
【化684】
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化合物260.3. メチル5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、水(30mL)中の注意深く調製した硫酸溶液(15mL)中のメチル5-アミノ-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物260.2、1.0g、7.1mmol)を置いた(注意:硫酸を水に加えると発熱する)。溶液を0℃に冷却し、その後、水(5mL)中のNaNO2(0.53g、7.7mmol)の溶液を滴下した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、水(5mL)中のKI(1.4g、8.4mmol)の溶液を0℃で滴下した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、混合物のpHを炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和)で7に注意深く調整した。混合物を酢酸エチルで抽出し(50mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(50mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(0.6g、30%)。
【0993】
【化685】
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化合物260.4. 5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。100mLの丸底フラスコに、メタノール(5mL)中のメチル5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物260.3、900mg、3.57mmol)の溶液を置いた。アンモニア(25%水溶液)(15mL)を加え、得られた溶液を60℃で一晩撹拌し、その後
、減圧下で濃縮し、白色固体として掲題化合物を得た(0.8g、95%)。
【0994】
【化686】
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化合物260.5. 5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(10mL)中の5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物260.4、1.00g、4.22mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、トリフルオロ酢酸無水物(1.8mL、12.9mmol)およびトリエチルアミン(4.11mL、29.5mmol)を注意深く滴下した。混合物を0℃で2時間撹拌し、その後、pHを炭酸水素ナトリウム水溶液(10%)で7〜8に注意深く調整した。水相を酢酸エチルで抽出し(30mLを3回)、1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(20mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の固体として掲題化合物を得た(180mg、19%)。
【0995】
【化687】
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化合物260.6. 4-クロロ-5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物260.5、100mg、0.46mmol)の溶液を置いた。NCS(61.6mg、0.46mmol)を加え、得られた混合物を50℃で2時間撹拌し、その後、水(10mL)でクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し(10mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(10mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルカラムによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(100mg、86%)。
【0996】
【化688】
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化合物260. 4-クロロ-5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5)の代わりに4-クロロ-5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物260.6)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)402(M+H
+)。
【0997】
【化689】
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化合物261.1.(E)-4-エトキシ-1,1,1-トリフルオロ-3-メチルブト-3-エン-2-オン。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、トリフルオロ酢酸無水物(3.31mL、23.8mmol)およびジエチルエーテル(20mL)の溶液を置いた。溶液を-10℃に冷却し、その後、(E)-1-エトキシプロプ-1-エン(2.82mL、25.5mmol)およびピリジン(1.94mL、24.0mmol)の混合溶液を-10℃で滴下した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、その後、ジエチルエーテル(50mL)で希釈した。固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。残査を水(100mL)で希釈し、DCMで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をHCl水溶液(0.1M、100mLを3回)および水(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、無色の油として掲題化合物を得た(2.6g、60%)。
【0998】
【化690】
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化合物261.2. 4-メチル3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、EtOH(20mL)中の(E)-4-エトキシ-1,1,1-トリフルオロ-3-メチルブタ-3-エン-2-オン(化合物261.1、2.6g、14.3mmol)を置いた。ヒドラジン水和物(1.8mL、38mmol)を加え、得られた溶液を80℃で2時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(2g、粗)。
【0999】
【化691】
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化合物261. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに4-メチル3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(化合物261.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)439(M+H
+)。
【1000】
【化692】
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化合物262.1.(Z)-4-(ジメチルアミノ)-3-(トリフルオロメチル)ブタ-3-エン-2-オン。100mLの丸底フラスコに、トルエン(45mL)中の4,4,4-トリフルオロブタン-2-オン(1.7mL、15.86mmol、1.00等量)を置いた。1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチルメタンアミン(4.21mL、31.7mmol)を加え、得られた溶液を100℃で4時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(2.0g、粗)。
【1001】
【化693】
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化合物262.2. 3-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール。50mLの丸底フラスコに、エタノール(30mL)中の(Z)-4-(ジメチルアミノ)-3-(トリフルオロメチル)ブタ-3-エン-2-オン(化合物262.1、2.0g、11.0mmol)の溶液を置いた。ヒドラジン水和物(3.7mL、77mmol)を加え、得られた溶液を75℃で撹拌し、その後、冷却し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として掲題化合物を得た(1.0g、61%)。
【1002】
【化694】
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化合物262. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(3-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに3-メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(化合物262.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)439(M+H
+)。
【1003】
【化695】
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化合物263.1. N-メトキシ-N-メチルテトラヒドロフラン-3-カルボキサミド。250mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(200mL)中のテトラヒドロフラン-3-カルボン酸(10g、86.1mmol)の溶液を置いた。EDC・HCl(18.2g、94.9mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(10g、103mmol)およびトリエチルアミン(24.0mL、172mmol)を加え、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCM(50mL)で希釈し、HCl水溶液(1M、10mLを3回)、炭酸水素ナトリウム(飽和、30mLを2回)およびブライン(320mLを3回)で洗浄した。有機層を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、淡黄色の油として掲題化合物を得た(6.71g、49%)。
【1004】
【化696】
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化合物263.2. 1-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパン-1-オン。250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(100mL)中のN-メトキシ-N-メチルテトラヒドロフラン-3-カルボキサミド(化合物263.1、6.71g、42.2mmol)を置いた。系を窒素でパージし、その後、0℃で冷却した。エチルマグネシウム臭化物(ジエチルエーテル中3M、17mL、51mmol)を0℃で30分かけて滴下した。得られた溶液を40℃で一晩撹拌し、その後、HCl水溶液(1M、10mL)で注意深くクエンチした。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残査を水(10mL)で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し(30mLを3回)、1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(10mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。淡黄色の油として掲題化合物を得た(4.5g、83%)。
【1005】
【化697】
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化合物263.3. 2-メチル3-オキソ-3-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパナール。100mLの丸底フラスコに、1-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパン-1-オン(化合物263.2、2.5g、19.5mmol)、ナトリウムメトキシド(1.4g、25.9mmol)およびギ酸エチル(20mL)を置いた。混合物を室温で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20 〜1:5)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(2.0g、66%)。
【1006】
【化698】
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化合物263.4. 4-メチル5-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、エタノール(25mL)中の2-メチル3-オキソ-3-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパナール(化合物263.3、3.00g、19.2mmol)を置いた。ヒドラジン水和物(1.16mL、24mmol)を加え、得られた溶液を80℃で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、無色の油として掲題化合物を得た(3.5g、粗)。
【1007】
【化699】
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化合物263. 4-(1-(4-メチル3-(4-メチル3-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに4-メチル5-(テトラヒドロフラン-3-イル)-1H-ピラゾール(化合物263.4)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)427(M+H
+)。
【1008】
【化700】
[この文献は図面を表示できません]
化合物264.1 1-シクロプロピルプロパン-1-オン。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、ジエチルエーテル(100mL)中のシクロプロパンカルボニトリル(20.0g、22.0mL、298mmol)を置いた。溶液を10℃に冷却し、その後、エチルマグネシウム臭化物(ジエチルエーテル中3M、109mL、327mmol)を10分かけて滴下した。得られた溶液を40℃で一晩撹拌し、その後、冷却し、NH
4Cl水溶液(飽和、100mL)で注意深くクエンチした。相を分離し、水相を酢酸エチルで抽出した(200mLを3回)。1つにまとめた有機層をブラインで洗浄し(200mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を減圧下で蒸留することによって精製し(50mmHg)、50℃で回収した画分が掲題化合物であった(11g、38%)。
【1009】
【化701】
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化合物264. 4-(1-(3-(3-シクロプロピル-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。1-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパン-1-オン(化合物263.2)の代わりに1-シクロプロピルプロパン-1-オン(化合物264.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物263の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)397(M+H)
+。
【1010】
【化702】
[この文献は図面を表示できません]
化合物265. 4-(1-(5-(3-シクロプロピル-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。1-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパン-1-オン(化合物263.2)の代わりに1-シクロプロピルプロパン-1-オン(化合物264.1)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物263の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)411(M+H
+)。
【1011】
【化703】
[この文献は図面を表示できません]
化合物266.1. 2-シクロプロピル-3-オキソブタンニトリル。アルゴンの不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、THF(20mL)中の2-シクロプロピルアセトニトリル(3.70mL、40.1mmol)の溶液を置いた。溶液を-78℃に冷却し、その後、LDA(THF中2M、30mL、60mmol)を滴下し、混合物を-78℃で1時間撹拌した。テトラヒドロフラン(10mL)中の無水酢酸(4.54mL、48.0mmol)の溶液を-78℃で滴下した。混合物を15℃で1時間撹拌し、クエン酸(10%水溶液、200mL)で注意深くクエンチした。混合物をジエチルエーテルで抽出し(70mLを2回)、1つにまとめた有機抽出物ブラインで洗浄し(50mL)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、掲題化合物を得て、精製せず次のステップに使用した。
【1012】
【化704】
[この文献は図面を表示できません]
化合物266.2. 4-シクロプロピル-3-メチル1H-ピラゾール-5-アミン。250mLの丸底フラスコに、エタノール(18mL)中の2-シクロプロピル-3-オキソブタンニトリル(化合物266.1、4.0g、32.5mmol)溶液を置いた。AcOH(3mL)およびヒドラジン水和物(3.15mL、65mmol)を加え、反応物を80℃で一晩撹拌した。反応物を冷却し、pHをNaHCO
3(飽和水溶液)で9に注意深く調整した。混合物を水で希釈し、その後、酢酸エチルで抽出した(60mLを6回)、1つにまとめた有機抽出物をブライン(80mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、茶色の油として掲題化合物(4.17g、粗)を得て、精製せずに次のステップに使用した。
【1013】
【化705】
[この文献は図面を表示できません]
化合物266.3. 4-シクロプロピル-5-ヨード-3-メチル1H-ピラゾール。250mLの三つ口丸底フラスコに、ACN(40mL)中の4-シクロプロピル-3-メチル1H-ピラゾール-5-アミン(化合物266.2、3.8g、27.7mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、AcOH(4.8mL、83mmol)を注意深く加え、次に水(40mL)中のKI(11.5g、69.3mmol)の溶液を滴下した。混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、ACN(40mL)中のtert-ブチル亜硝酸塩(8.24mL、69.3mmol)を滴下した。得られた混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、室温で2時間撹拌した。反応物のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和水溶液)で8に注意深く調整し、酢酸エチルで抽出した(50mLを4回)1つにまとめた有機抽出物をNa
2S
2O
3(飽和水溶液、80mL)およびブライン(80mLを2回)。1つにまとめた有機抽出物をNa
2S
2O
3(飽和水溶液、80mL)およびブライン(80mLを2回)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し
た。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(1.71g、25%)。
【1014】
【化706】
[この文献は図面を表示できません]
化合物266. 4-(1-(5-(4-シクロプロピル-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5)の代わりに4-シクロプロピル-5-ヨード-3-メチル1H-ピラゾール(化合物266.3.)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)411(M+H)
+。
【1015】
【化707】
[この文献は図面を表示できません]
化合物267.1. メチル4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル。トルエンおよびH
2Oの混合液(20mL/1mL)中のメチル4-ブロモ-2-安息香酸メチル(5.00g、20.7mmol、1.00等量、95%)の溶液に、炭酸カリウム(6.10g、44.1mmol、2.00等量)、シクロプロピルボロン酸(2.30g、26.8mmol、1.20等量)、Pd(dppf)Cl
2(900mg、1.23mmol、0.05等量)、およびPd(OAc)
2(250mg、1.12mmol、0.05等量)を加えた。反応混合物を窒素でパージし、80℃で一晩撹拌した。室温に冷却後、混合物を減圧下に濃縮した。得られる残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:50)でシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として2.68g(61%)のメチル4-シクロプロピル-2-安息香酸メチルを得た。
【1016】
【化708】
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化合物267.2. メチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチル。AcOH(50mL)中のメチル4-シクロプロピル-2-安息香酸メチル(化合物267.1、2.68g、13.4mmol、1.00等量、95%)の溶液に、NaIO
4(1.51g、7.08mmol、0.50等量)、I
2(3.58g、14.1mmol、1.00等量)、および硫酸(201mg、2.01mmol、0.15等量、98%)を加えた。反応混合物を110℃で一晩撹拌した。周囲温度に冷却後、100mLの水を加えた。得られた混合物を100mLの酢酸エチルで希釈し、その後、30mLのNa
2S
2O
3(飽和水溶液)で3回洗浄し、30mLのブラインで1回洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/50)シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として2.00g(45%)のメチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチルを得た。
【1017】
【化709】
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化合物267.3. メチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。メチル3-ヨード-4-安息香酸メチル(化合物5.3)の代わりにメチル4-シクロプロピル-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物267.2)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物5.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1018】
【化710】
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化合物267. 4-(1-(4-シクロプロピル-5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル4-シクロプロピル-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物267.3)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物59の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)411(M+H)
+。
【1019】
【化711】
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化合物268.1. エチル1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩。100mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(20mL)中のエチル4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(1.0g、6.5mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(360mg、9.00mmol、鉱油中60%分散)を分けて加え、混合物を20分間撹拌した。臭化ベンジル(904μL、7.60mmol)を0℃で加え、その後、得られた混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応物を、水(35mL)を滴下して注意深くクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出した(100mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(100mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20〜1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として掲題化合物を得た(1.0g、63%)。
【1020】
【化712】
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化合物268.2.(1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-イル)メタノール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、THF(30mL)中のエチル1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物268.1、2.3g、9.42mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、LiAlH
4(360mg、9.49mmol、1.00等量)を分けて注意深く加えた。得られた混合物を室温で1時間撹拌し、その後、水(400μL)を滴下し、その後、NaOH(10%、400μL)を滴下し、次に追加の水(1.2mL)を滴下することによって注意深くクエンチした。固形物を濾過によって取り除き、濾液を乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(1.7g、89%)。
【1021】
【化713】
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化合物268.3. 1-ベンジル-3-(メトキシメチル)-4-メチル1H-ピラゾール。250mLの三つ口丸底フラスコに、THF(50mL)中の(1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-イル)メタノール(化合物268.2、1.7g、8.4mmol)の溶液を置いた。溶液を0℃に冷却し、その後、水素化ナトリウム(470mg、11.8mmol、鉱油中60%分散)を0℃で分けて加え、その後、混合物を20分間撹拌した。ヨードメタン(750μL、12mmol)0℃で加え、その後、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を、水(30mL)を滴下することによって注意深くクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出した(100mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(100mLを3回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として掲題化合物を得た(1.5g、83%)。
【1022】
【化714】
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化合物268.4. 3-(メトキシメチル)-4-メチル1H-ピラゾール。100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中の1-ベンジル-3-(メトキシメチル)-4-メチル1H-ピラゾール(化合物268.3、700mg、3.24mmol)の溶液を置いた。系を窒素でパージし、その後、Pd(OH)
2/C(70mg、20重量%)およびHCl水溶液(2M、0.3mL)を注意深く加えた。系を水素(1atm)で満た
し、得られた混合物を室温で2日間撹拌した。系を窒素でパージし、その後、固形物を濾過によって取り除き、濾液を減圧下で濃縮した。残査のpHを炭酸水素ナトリウム水溶液(飽和)で7に調整し、酢酸エチルで抽出した(50mLを3回)。1つにまとめた有機抽出物をブラインで洗浄し(30mLを2回)、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、減圧下で濃縮し、黄色の油として掲題化合物を得た(500mg、粗)。
【1023】
【化715】
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化合物268. 4-(1-(5-(3-(メトキシメチル)-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに3-(メトキシメチル)-4-メチル1H-ピラゾール(化合物268.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【1024】
【化716】
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化合物269. 4-(1-(3-(3,5-ジメチル1H-ピラゾール-4-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-ヨード-4-メチル安息香酸の代わりに3-ヨード安息香酸を使用し、5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに4-ブロモ-3,5-ジメチル-1H-ピラゾールを使用したことを除き、掲題化合物を化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)357(M+H)
+。
【1025】
表12の化合物を、化合物263の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表12-1】
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【表12-2】
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【1026】
表13の化合物を、化合物268の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表13-1】
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【表13-2】
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【表13-3】
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【1027】
表14の化合物を、化合物249の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表14】
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【1028】
【化717】
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化合物279. 4-(1-(5-(3-クロロ-4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。掲題化合物を、化合物244および250の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)421(M+H)
+。
【化718】
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化合物281.1. 3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール。メチル4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩の代わりにメチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物268.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1029】
【化719】
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化合物281.2. 4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール。クロロホルム(20mL)中の3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール(化合物281.1、200mg、1.78mmol)の溶液に、NCS(237mg、1.77mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、20mLのH
2Oでクエンチした。水相を50mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液としてEtOAc:PE(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として50mg(19%)の掲題化合物を得た。
【1030】
【化720】
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化合物281.3. メチル5-(4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール(化合物281.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244.6の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1031】
【化721】
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化合物281. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物244.6)の代わりにメチル5-(4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物281.3)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)435(M+H)
+。
【1032】
【化722】
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化合物304.1. 5-(3-(ブロモメチル)-4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。メチル5-(4-クロロ-3-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物281.3、20mg、0.06mmol)およびHBr-HOAc(5mL)の混合物を80℃で一晩撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、黄色の油として20mg(90%)の掲題化合物を得た。
【1033】
【化723】
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化合物304.2. 5-(4-クロロ-3-(ヒドロキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸。5-(3-(ブロモメチル)-4-クロロ-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物304.1、200mg、0.58mmol)およびNaHCO
3(0.3M、10mL)の混合物を室温で30分間撹拌し、減圧下で濃縮した。白色固体として200mg(粗)の掲題化合物を得た。
【1034】
【化724】
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化合物304. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-(ヒドロキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(4-メトキシ-1H-ピラゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物244.7)の代わりに5-(4-クロロ-3-(ヒドロキシメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチル安息香酸(化合物304.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)421(M+H)。
【1035】
【化725】
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化合物280.1. 4-(4,4,5,5-テトラメチル1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(80mL)中の4-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(5.82g、30.0mmol)の溶液を置いた。次にNaH(70%)(2.05g、85.4mmol)を0℃で分けて加えた。これに、SEMCl(6.4mL、36.1mmol)を滴下した。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、50mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。無色の油として7g(72%)の掲題化合物を得た。
【1036】
【化726】
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化合物280.2. 1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-オール。THF(100mL)中の4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール(化合物280.1、9.7g、30.0mmol)の溶液に、2Mの水酸化ナトリウム(水溶液)(30mL)を滴下した。これに、H
2O
2(30%)(22.7mL)を0℃で滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、50mLの水でクエンチした。水相を150mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。白色固体として4.3g(67%)の掲題化合物を得た。
【1037】
【化727】
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化合物280.3. 4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル
)-1H-ピラゾール。テトラヒドロフラン(50mL)中の1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-4-オール(化合物280.2、2.14g、10.0mmol)の溶液に、Cs
2CO
3(6.5g、20.0mmol)を分けて加えた。これに、CH
3I(1.25mL、20.0mmol)を滴下した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。得られる残査を100mLのEtOAcに溶解した。固形物を濾去し、濾液を減圧下で濃縮した。無色の油として2.1g(92%)の掲題化合物を得た。
【1038】
【化728】
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化合物280.4. 4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボン酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)中の4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール(化合物280.3、4.6g、20.0mmol)の溶液を置いた。次に、-78℃でn-BuLi(ヘキサン中2.5M)(10mL)を加えた。反応混合物を-60℃で1時間撹拌した。これに、CO
2(固体)(5g)を撹拌しながら-78℃で加えた。反応混合物を室温にゆっくりと温め、1時間撹拌し、その後、10mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。溶液のpH値をHCl(1M)で5〜6に調整した。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。白色固体として5g(92%)の掲題化合物を得た。
【1039】
【化729】
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化合物280.5. 4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。N,N-ジメチルホルムアミド(50mL)中の4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボン酸(化合物280.4、5g、18.4mmol)の溶液に、EDC・HCl(7g、36.5mmol)、NH
4Cl(1.97g、36.8mmol)および4-ジメチルアミノピリジン(8.95g、73.3mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、その後、50℃に3時間温めた。反応混合物を30mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を100mLのNH
4Cl(飽和)で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、1.3g(26%)の掲題化合物を得た。
【1040】
【化730】
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化合物280.6. 4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。トルエン(25mL)中の4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物280.5、1.08g、4.0mmol)の溶液に、POCl
3(1.86mL、20.0mmol)を0℃で滴下した。混合物を50℃で2時間撹拌し、その後、30
mLの炭酸水素ナトリウム(飽和)でクエンチした。水相を100mLの酢酸エチルで2回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:6)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として500mg(49%)の掲題化合物を得た。
【1041】
【化731】
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化合物280.7. 4-メトキシ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。TES(5mL)中の4-メトキシ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物280.6、500mg、1.97mmol)およびトリフルオロ酢酸(10mL)の混合物を室温で2時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として210mg(86%)の掲題化合物を得た。
【1042】
【化732】
[この文献は図面を表示できません]
化合物280.8. 5-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)中の4-メトキシ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物280.7、200mg、1.62mmol)の溶液にNIS(549mg、2.44mmol)を加えた。反応混合物を70℃で2時間撹拌し、その後、20mLのNa
2S
2O
3(飽和)でクエンチした。水相を50mLの酢酸エチルで2回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:6)で精製し、白色固体として330mg(82%)の掲題化合物を得た。
【1043】
【化733】
[この文献は図面を表示できません]
化合物280. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-4-メトキシ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル。4-クロロ-5-ヨード-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物260.6)の代わりに5-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール-3-カルボニトリル(化合物280.8)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)412(M+H
+)。
【1044】
【化734】
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化合物294.1.(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン。密封管に、1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エタノン(3.00g、23.4mmol)およびDMF-DMA(6.2mL、46.8mmol)を加えた。反応混合物を100℃で一晩加熱した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、淡黄色の油として4.00g(粗)の掲題化合物を得た。
【1045】
【化735】
[この文献は図面を表示できません]
化合物294.2. 3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール。エタノール(20mL)中の(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン(化合物294.1、4.3g、23.4mmol)の溶液に、NH
2NH
2・H
2O(1.41g、28.2mmol)を加えた。反応混合物を80℃で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、淡黄色の固体として4.45g(粗)の掲題化合物を得た。
【1046】
【化736】
[この文献は図面を表示できません]
化合物294.3. 4-クロロ-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール。テトラヒドロフラン(20mL)中の3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール(化合物294.2、3.5g、23.0mmol)の溶液に、NCS(3.4g、25.4mmol)を加えた。反応混合物を40℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。淡黄色の固体として4.75g(粗)の掲題化合物を得た。
【1047】
【化737】
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化合物294.4. 4-クロロ-5-ヨード-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール。N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の4-クロロ-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール(化合物294.3、3.00g、16.1mmol)の溶液に、NIS(7.26g、32.3mmol)を加えた。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。反応混合物を50mLのNa
2S
2O
3(飽和)で希釈した。水相を100mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/8〜1/5)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として4.05g(81%)の掲題化合物を得た。
【1048】
【化738】
[この文献は図面を表示できません]
化合物294. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに4-クロロ-5-ヨード-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール(化合物294.4)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)475(M+H)
+。
【1049】
【化739】
[この文献は図面を表示できません]
化合物293.1. 4-クロロ-3-シクロプロピル-5-ヨード-1H-ピラゾール。1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エタノンの代わりに1-シクロプロピルエタノンを使用したことを除き、掲題化合物を、化合物294.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1050】
【化740】
[この文献は図面を表示できません]
化合物293. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-シクロプロピル-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-クロロ-5-ヨード-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール(化合物294.4)の代わりに4-クロロ-3-シクロプロピル-5-ヨード-1H-ピラゾール(化合物293.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物294の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)431(M+H)
+。
【1051】
【化741】
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化合物305.1. N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された500mLの丸底フラスコに、CH
2Cl
2(200mL)中の4-メチル1H-ピラゾール(10.4g、127.2mmol)を置いた。N,N-塩化ジメチルスルファモイル(17.14mL、167.1mmol)およびトリエチルアミン(35mL、251.1mmol)を反応物に加えた。反応混合物を水/氷浴中、0℃で30分間撹拌し、その後、室温で一晩撹拌した。反応物をNaHCO
3(飽和)(40mL)でクエンチし、水相を200mLのEtOAcで3回抽出した。1つにまとめた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:6)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として掲題化合物(22.2g、92%)を得た。
【1052】
【化742】
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化合物305.2. 3-(2-ヒドロキシエチル)-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの三つ口丸底フラスコに、THF(24mL)中のN,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド(化合物305.1、1.19g、6.26mmol)の溶液を置いた。n-BuLi(3mL、7.5mmol、ヘキサン中2.5M)を反応物に-78℃で滴下した。得られた混合物を-78℃で30分間撹拌した。次に、THF(4mL)中のオキシラン(5.6mL、113.51mmol)の溶液を-78℃で加えた。その後、反応混合物を室温に置き、3時間撹拌した。反応物を10mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチし、水相を50mLのEtOAcで3回抽出した。1つにまとめた有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。溶媒を取り除き、粗生成物を得て、溶離液としてヘキサン/EtOAc(3:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として636mg(44%)の掲題化合物を得た。
【1053】
【化743】
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化合物305.3. 3-(2-メトキシエチル)-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、THF(10mL)中の3-(2-ヒドロキシエチル)-N,N,4-トリメチ
ル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド(化合物305.2、636mg、2.73mmol)の溶液を置いた。水素化ナトリウム(131mg、鉱油中60%、3.27mmol)を0℃で加え、0℃で30分間撹拌した。次にCH
3I(204μL、3.28mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応物を10mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチし、水相を50mLのEtOAcで3回抽出した。1つにまとめた有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、溶離液としてヘキサン/EtOAc(15:1〜8:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として452mg(67%)の掲題化合物を得た。
【1054】
【化744】
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化合物305.4. 3-(2-メトキシエチル)-4-メチル1H-ピラゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、ジオキサン(10mL)中の3-(2-メトキシエチル)-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-1-スルホンアミド(化合物305.3、440mg、1.78mmol)の溶液を置いた。HCl(10mL、6M、30mmol)を反応混合物に加えた。反応混合物を85℃で1時間撹拌し、その後、室温に冷却し、NaHCO
3水溶液(飽和)でpHを約8に注意深く中和した。水相を50mLのEtOAcで3回抽出し、1つにまとめた有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物を得て、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【1055】
【化745】
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化合物305.5. 5-ヨード-3-(2-メトキシエチル)-4-メチル1H-ピラゾール。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の3-(2-メトキシエチル)-4-メチル1H-ピラゾール(化合物305.4、249mg、1.78mmol)の溶液を置いた。NIS(482mg、2.14mmol、1.20等量)を溶液に加えた。反応混合物を60℃で2時間撹拌し、その後、冷却し、5mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を30mLのEtOAcで3回抽出し、1つにまとめた有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、溶離液としてヘキサン/EtOAc(5:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した粗生成物を得て、茶色の油として328mg(2つのステップで69%)の掲題化合物を得た。
【1056】
【化746】
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化合物305. 4-(1-(5-(3-(2-メトキシエチル)-4-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5)の代わりに5-ヨード-3-(
2-メトキシエチル)-4-メチル1H-ピラゾール(化合物305.5)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)429(M+H)
+。
【1057】
【化747】
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化合物307.1. 3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール。4-メチル1H-ピラゾールの代わりに1H-ピラゾールを使用したことを除き、掲題化合物を、化合物305.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1058】
【化748】
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化合物307.2. 4-クロロ-5-ヨード-3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール。3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール(化合物294.2)の代わりに3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール(化合物307.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物294.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1059】
【化749】
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化合物307. 4-(1-(5-(4-クロロ-3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-ヨード-4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.5)の代わりに4-クロロ-5-ヨード-3-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール(化合物307.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)449(M+H)
+。
【1060】
【化750】
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化合物357.1.(Z)-メチル2-((ジメチルアミノ)メチレン)-3-オキソブタン酸。250mLの丸底フラスコに、メチル3-オキソブタン酸(10.8g、92.6mmol)および(ジメトキシメチル)ジメチルアミン(12.7mL、95.3mmol)を置いた。得られた溶液を80℃で2.5時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮し、赤色の固体として14.5g(粗)の掲題化合物を得た。
【1061】
【化751】
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化合物357.2. メチル1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボン酸塩。エタノール(50mL)中の(Z)-メチル2-((ジメチルアミノ)メチレン)-3-オキソブタン酸(15.8g、92.5mmol)の溶液に、1-ベンジルヒドラジンジ塩酸塩(18g、92.3mmol)を加えた。得られた溶液を80℃で3.5時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を200mLの酢酸エチルに溶解した。有機層を40mLの水で1回洗浄し、40mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として、酢酸エチル/石油エーテル(1:4)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色固体として12.4g(58%)の掲題化合物を得た。
【1062】
【化752】
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化合物357. 4-(1-(5-(4-(メトキシメチル)-3-メチル1H-ピラゾール-5-イル)-2,4-ジメチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。エチル1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸塩(化合物268.1)の代わりにメチル1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルボン酸塩(化合物357.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物268の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)415(M+H)
+。
【1063】
【化753】
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化合物314.1. 1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール。テトラヒドロフラン(30mL)中の3-メチル1H-ピラゾール(5.00g、60.9mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(60%)(4.88g、203mmol)を0℃で分けて加え、窒素下で30分間撹拌した。上記の混合物に、臭化ベンジル(8.7mL、73.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、150mLの水で注意深くクエ
ンチした。水相を30mLのEtOAcで3回抽出した。1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、淡黄色の油として、5.66g(54%)の掲題化合物を得た。
【1064】
【化754】
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化合物314.2. 1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルバルデヒド。N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール(化合物314.1、1.00g、5.81mmol)の溶液に、POCl
3(493μL、5.28mmol)を滴下した。反応混合物を窒素下90℃で3時間撹拌した。反応混合物を50mLのH
2Oで希釈した。溶液のpHを水酸化ナトリウム(2M)で7に調整した。水相を20mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、茶色の油として1.42g(粗)の掲題化合物を得た。
【1065】
【化755】
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化合物314.3. 1-(1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノール。テトラヒドロフラン(15mL)中の1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルバルデヒド(化合物314.2、1.20g、5.99mmol)の溶液に、CF
3SiMe
3(1.33mL、9.01mmol)およびTBAF(0.11mL、0.11mmol、THF中1M溶液)を加えた。混合物を窒素下室温で10分間撹拌した。次に、HCl水溶液(6M)(1mL)を加えた。反応混合物を室温で別に10分間撹拌し、その後、50mLのH
2Oで希釈した。水相を20mLの酢酸エチルで3回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/5〜1/2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として1.15g(71%)の掲題化合物を得た。
【1066】
【化756】
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化合物314.4. カルボノチオ酸O-フェニルO-(1-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,2,2-トリフルオロエチル)。トルエン(15mL)中の1-(1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノール(化合物314.3、1.15g、4.26mmol)の溶液に、4-ジメチルアミノピリジン(1.47g、12.0mmol)およびクロロメタンチオ酸フェニル(1.04g、6.02mmol)を加えた。反応混合物を窒素下60℃で1時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/15)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、淡黄色の油として1.34g(77%)の掲題化合物を得た。
【1067】
【化757】
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化合物314.5. 1-ベンジル-3-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール。トルエン(20mL)中のカルボノチオ酸 O-フェニルO-(1-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,2,2-トリフルオロエチル)(化合物314.4、1.34g、3.30mmol)の溶液に、Bn
3SnH(3.84mL、13.2mmol)、AIBN(320mg、1.95mmol)を加えた。反応混合物を80℃で1時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として650mg(78%)の掲題化合物を得た。
【1068】
【化758】
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化合物314.6. 3-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾ
ール。メタノール(10mL)中の1-ベンジル-3-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール(化合物314.5、700mg、2.75mmol)の溶液に、パラジウム炭素(700mg、10重量%)およびHCl(4M)(3mL)を加えた。反応混合物を1気圧の水素下、室温で48時間水素化した。固形物を濾過によって取り除いた。濾液を減圧下で留去し、50mLの水で希釈した。溶液のpHをNaOH(2M)で7に調整した。水相を20mLの酢酸エチルで5回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、淡黄色の油として230mg(51%)の掲題化合物を得た。
【1069】
【化759】
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化合物314. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(3-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-メトキシ-1H-ピラゾール(化合物244.4)の代わりに3-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール(化合物314.6)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物244の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)453(M+H)
+。
【1070】
【化760】
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化合物313.1. 1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルバルデヒド。ジクロロメタン(100mL)中の(1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-イル)メタノール(化合物268.2、3g、14.8mmol)の溶液に、PDC(11.3g、30.1mmol)を加え、モレキュラーシーブ(3g)およびNaOAc(300mg)を反応混合物に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。固形物を濾過によって取り除き、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/10)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、無色の油として1g(34%)の掲題化合物を得た。
【1071】
【化761】
[この文献は図面を表示できません]
化合物313. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(4-メチル3-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。1-ベンジル-3-メチル1H-ピラゾール-4-カルバルデヒド(化合物314.2)の代わりに1-ベンジル-4-メチル1H-ピラゾール-3-カルバルデヒド(化合物313.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物314の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)453(M+H)
+。
【1072】
【化762】
[この文献は図面を表示できません]
化合物374.1. N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。DMF(10mL)中の4-メチル1H-ピラゾール-3-カルボン酸(1.00g、7.93mmol)、HOBT(1.07g、7.93mmol)およびEDCI(2.27g、11.89mmol)の混合物に、DIEA(2.74mL、15.86mmol)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した後、ジメチルアミン(THF中2M、11.89mL、23.79mmol)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、EtOAc(300mL)と水(30mL)に分けた。有機物をブラインで洗浄し(30mLを3回)、1つにまとめた有機物質をEtOAcで逆抽出した(50mLを2回)。全ての有機抽出物を1つにまとめ、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2中5%MeOH)によって精製し、茶色の油として掲題化合物を得た(1.1g、92%)。m/z(ES+)154(M+H)
+。
【1073】
【化763】
[この文献は図面を表示できません]
化合物374.2. 5-ヨード-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。CH
3CN(10mL)中のN,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物374.1、0.98g、6.40mmol)の溶液に、NIS(1.59g、7.04mmol)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、その後、飽和Na
2SO
3溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(200mL)と水(30mL)に分けた。EtOAc層をブラインで洗浄し(30mL)、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。残査をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中50%EtOAc〜100%EtOAc)によって精製し、茶色の固体として掲題化合物を得た(1.79g、100%)。m/z(ES+)280(M+H)
+。
【1074】
【化764】
[この文献は図面を表示できません]
化合物374. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-
2,4-ジメチルフェニル)-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物374.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)442(M+H)
+。
【1075】
【化765】
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化合物375. 5-(5-(3-フルオロ-3-(p-トリル)アゼチジン-1-カルボニル)-2,4-ジメチルフェニル)-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-N,N,4-トリメチル1H-ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物374.2)を使用し、メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)を使用し、4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(3-フルオロアゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物43.4)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)460(M+H)
+。
【1076】
【化766】
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化合物329.(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルフェニル)(4-(4-メトキシフェニル)ピペリジン-1-イル)メタノン。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)の代わりに4-(4-メトキシフェニル)ピペリジン塩酸塩を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)404(M+H)
+。
【1077】
【化767】
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化合物284.1. メチル3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物
160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物219.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1078】
【化768】
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化合物284.2. 3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。100mLの丸底フラスコに、メチル3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物284.1、2g、6.36mmol)、HBr(AcOH中40%)(50mL)を置いた。反応混合物を80℃で12時間撹拌した。粗生成物(100mL)を以下の条件でフラッシュ分取HPLCによって精製した(IntelFlash-1):移動相、CH
3CN:H
2O=1:1;検出器、UV254nm。淡黄色の固体として1g(52%)の掲題化合物を得た。
【1079】
【化769】
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化合物284. 4-(1-(3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物5.7)の代わりに3-(2-(ヒドロキシメチル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物284.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)441(M+H)
+。
【1080】
表15の化合物を、化合物284の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表15-1】
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【表15-2】
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【1081】
【化770】
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化合物287.1. 5-ヨード-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール。3-メトリオキセタン-3-カルバルデヒドの代わりにテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルバルデヒドを使用したことを除き、掲題化合物を、化合物202.2の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1082】
【化771】
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化合物287.2. メチル4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。5-ヨード-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(化合物202.3)の代わりに5-ヨード-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール(化合物287.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物202.4の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1083】
【化772】
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化合物287.3. 4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸。HCl(6M)(2mL)中のメチル4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物287.2、50mg、0.14mmol)の溶液を80℃で5時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。茶色の固体として得られる200mg(粗)の掲題化合物は、さらに精製せず次のステップに使用した。
【1084】
【化773】
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化合物287. 4-(1-(4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。3-(4-シアノ-2-(3-メチルオキセタン-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物202.5)の代わりに4-メチル3-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)安息香酸(化合物287.3)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物202の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)495(M+H)
+。
【1085】
表16の化合物を、化合物287および202の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表16-1】
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【表16-2】
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【表16-3】
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【1086】
表17の化合物を、化合物230および231の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表17-1】
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【表17-2】
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【表17-3】
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【化774】
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化合物283.(4-クロロ-5-(5-(3-(4-シアノフェニル)-3-フルオロアゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)酢酸メチル。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の4-(1-(3-(4-クロロ-2-(ヒドロキシメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル(化合物29、40mg、0.09mmol)の溶液を置いた。トリエチルアミン(14μL、0.10mmol)を反応物に0℃で加え、次に、無水酢酸(10μL、0.10mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、10mLの酢酸エチルで希釈した。有機層を5mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(35mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18 OBDカラム、5um、19*100mm;移動相、0.05%TFAおよびMeCNを含む水(10%MeCN、6分で最大70%、1分で最大95%、1分で10%に低下);検出器、Waters2489 254&220nm。白色固体として15mg(34%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)467(M+H)
+。
【1087】
表18の化合物を、化合物185、192および194の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表18-1】
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【表18-2】
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【1088】
表19の化合物を、化合物185および241の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表19-1】
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【表19-2】
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【1089】
表20の化合物を、化合物14の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表20-1】
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【表20-2】
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【表20-3】
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【1090】
表21の化合物を、化合物218の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表21-1】
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【表21-2】
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【1091】
【化775】
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化合物282.1. N,N,2-トリメチル1H-イミダゾール-1-スルホンアミド。ジクロロメタン(100mL)中の2-メチル1H-イミダゾール(10g、121.8mmol)の溶液にN,N-塩化ジメチルスルファモイル(14.4mL、133.7mmol)およびトリエチルアミン(34mL、244.1mmol)を置いた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、その後、10mLの水でクエンチし、50mLのDCMで1回抽出した。有機層を20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油として20g(87%)の掲題化合物を得た。
【1092】
【化776】
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化合物282.2. 4-(2-ヒドロキシエチル)-N,N,2-トリメチル1H-イミダゾール-1-スルホンアミド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの三つ口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(50mL)中のN,N,2-トリメチル1H-イミダゾール-1-スルホンアミド(化合物282.1、6.4g、33.8mmol)の溶液を置いた。次に、n-BuLi(ヘキサン中2.5M)(16.3mL、40.6mmol)を、-78℃で撹拌しながら滴下した。反応混合物を-78℃で1時間撹拌した。オキシラン(12.1mL、242.89mmol)を-30℃で滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後、10mLの水でクエンチした。水相を30mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を溶離液としてEtOAc:MeOH(40:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、白色固体として3.4g(43%)の掲題化合物を得た。
【1093】
【化777】
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化合物282.3. 2-(2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)エタノール。1,4-ジオキサン(30mL)中の4-(2-ヒドロキシエチル)-N,N,2-トリメチル1H-イミダゾール-1-スルホンアミド(化合物282.2、1g、4.29mmol)の溶液にHCl(6M、30mL)を加えた。反応混合物を85℃で4時間撹拌し、その後、減圧下で濃縮した。溶液のpHをNaHCO
3(飽和)で7〜8に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、白色固体として3g(粗)の掲題化合物を得た。
【1094】
【化778】
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化合物282. 4-(1-(3-(4-(2-ヒドロキシエチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに2-(2-メチル1H-イミダゾール-4-イル)エタノール(化合物282.3)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)401(M+H)
+。
【1095】
【化779】
[この文献は図面を表示できません]
化合物295.1. 4-(1-(3-(4-ホルミル-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5-ヨード-2,4-ジメチル-1H-イミダゾール(化合物5.5)の代わりに5-ヨード-2-メチル1H-イミダゾール-4-カルバルデヒド(化合物236.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1096】
【化780】
[この文献は図面を表示できません]
化合物295. 4-(1-(3-(4-(ジフルオロメチル)-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。ジクロロメタン(10mL)中の4-(1-(3-(4-ホルミル-2-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物295.1、100mg、0.26mmol)の溶液に、DAST(103μL、0.78mmol)を-70℃で加えた。反応混合物を室温で5時間撹拌した。溶液のpHを炭酸水素ナトリウム(飽和)で7に調整した。水相を20mLのジクロロメタンで抽出し、1つにまとめた有機層を10mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1:20〜1:2)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。粗生成物(100mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*100mm;移動相、0.05%TFAおよびACNを含む水(16.0%、7分で最大30.0%、1分で最大95.0%、1分で16.0%二手以下);検出器、Waters2489 254&220nm。白色固体として
48.7mg(36%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)407(M+H)
+。
【1097】
【化781】
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化合物300.1. エチル4-メトキシシクロヘキサンカルボン酸。100mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(20mL)中のエチル 4-ヒドロキシシクロヘキサン-1-カルボン酸塩(1g、5.81mmol)を置いた。水素化ナトリウム(349mg、8.72mmol、60%)を反応物に0℃で分けて加え、その後、20分間撹拌した。次に、0℃でCH
3I(865μL、11.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、6mLのブラインでクエンチし、40mLのエーテルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を20mLのブラインで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、無色の油として800mg(74%)の掲題化合物を得た。
【1098】
【化782】
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化合物300.2. 4-メトキシシクロヘキサンカルバルデヒド。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された100mLの三つ口丸底フラスコに、ジクロロメタン(30mL)中のエチル4-メトキシシクロヘキサン-1-カルボン酸塩(1.3g、6.98mmol)の溶液を置いた。次に、DIBAL-H(ヘキサン中1M)(9mL、9mmol)を-78℃で滴下した。反応混合物を-78℃で3時間撹拌し、その後、10mLのNH
4Cl(飽和)でクエンチした。水相を50mLの酢酸エチルで3回抽出した。1つにまとめた有機層を50mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。無色の油として1g(粗)の掲題化合物を得た。
【1099】
【化783】
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化合物300.2. メチル3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル。シクロプロパンカルバルデヒドの代わりに4-メトキシシクロヘキサンカルバルデヒド(化合物300.2)を使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物160.3の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1100】
【化784】
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化合物300.3. 3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダ
ゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。50mLの丸底フラスコに、メタノール(4mL)中のメチル3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物300.2、150mg、0.44mmol)の溶液を置いた。水(2mL)中のNaOH(70mg、1.75mmol)の溶液を反応物に加えた。反応混合物を50℃で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。反応混合物を2mLの水で希釈した。溶液のpHをHCl(2M)で1に調整し、減圧下で濃縮した。淡黄色の固体として240mg(粗)の掲題化合物を得た。
【1101】
【化785】
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化合物300.Aおよび300.B. 4-(1-(3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物300.3、140mg、0.43mmol)の溶液を置いた。4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2、82.8mg、0.43mmol)、HBTU(242.6mg、0.64mmol)およびDIEA(228μL、1.28mmol)を反応物に加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後、60mLのEtOAcで希釈した。有機層を20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(150mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5μm、19*100mm,;移動相、および(20.0%、10分で最大27.0%、3分で最大 95.0%、1分で最大20.0%);検出器、Waters2489 254&220nm。白色固体として18.4mg(9%)の化合物300.Aを得て、灰白色の固体として59.2mg(30%)の化合物300.Bを得た。m/z(ES+)469(M+H)
+。
【1102】
【化786】
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化合物332.1. 3-(2-(4-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸。HI(水中45%)(3mL)中のメチル3-(2-(4-メトキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-安息香酸メチル(化合物300.2、300mg、0.88mmol)の溶液を60℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。茶色の油として500mg(粗)の掲題化合物を得て、さらに精製せずに次のステップに使用した。
【1103】
【化787】
[この文献は図面を表示できません]
化合物332. 4-(3-(3-(2-(4-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)シクロブチル)ベンゾニトリル。3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸塩酸塩(化合物5.7)の代わりに3-(2-(4-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチル安息香酸(化合物332.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z
(ES+)455(M+H)
+。
【1104】
【化788】
[この文献は図面を表示できません]
化合物355.1. 4-(1-(3-(2-アセチル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりに1-(4-メチル1H-イミダゾール-2-イル)エタノンを使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1105】
【化789】
[この文献は図面を表示できません]
化合物355. 4-(1-(3-(2-(1,1-ジフルオロエチル)-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(15mL)中の4-(1-(3-(2-アセチル-4-メチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物355.1、85mg、0.21mmol)の溶液を置いた。次にDAST(82μL、0.62mmol)を加えた。反応混合物を室温で4日間撹拌し、その間、追加の15等量のDASTを4日にわたって加えた。反応物をその後、10mLの水を加えることによってクエンチした。水相を50mLのジクロロメタンで3回抽出し、1つにまとめた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残査を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(6:1)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。粗生成物(54mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*100mm;移動相、0.05%TFAおよびMeCNを含む水(24.0%MeCN、5分で最大38.0%、1分で最大95.0%、1分で34.0%に低下);検出器、Waters2489 254&220nm。白色固体として42.8mg(38%)の掲題化合物(トリフルオロ酢酸塩)を得た。m/z(ES+)421(M+H)
+。
【1106】
【化790】
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化合物371.1. N,2-ジメチル1H-イミダゾール-4-カルボキサミド。2-メチル1H-イミダゾール-4-カルボン酸(378mg、3mmol)、EDCI(745mg、3.9mmol)、HOBt(253mg、1.5mmol)、DIEA(1.6mL、9mmol)およびメチルアミン(THF 中2M)(3.6mL、7.2mmol)をDMF(10mL)に溶解し、室温で16時間撹拌した。DMFを取り除いた後、残査を乾燥充填し、フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2;DCM中0〜10%メタノールおよび1%NH
4OH)によって精製し、280mg(67%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)140(M+H)
+。
【1107】
【化791】
[この文献は図面を表示できません]
化合物371. 5-(5-(3-(4-シアノフェニル)アゼチジン-1-カルボニル)-2-メチルフェニル)-N,2-ジメチル-1H-イミダゾール-4-カルボキサミド。2,4-ジメチル-1H-イミダゾールの代わりにN,2-ジメチル-1H-イミダゾール-4-カルボキサミド(化合物371.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)414(M+H)
+。
【1108】
【化792】
[この文献は図面を表示できません]
化合物349.1. 4,4,4-トリフルオロ-2-オキソブタナール。ジオキサン(25mL)中のSeO
2(4.23g、38.1mmol)の溶液に、AcOH/H
2O(1mL/1mL)を加えた。4,4,4-トリフルオロブタン-2-オン(3.81mL、31.7mmol)を上記反応混合物に滴下した。得られた溶液を100℃で一晩撹拌した。溶液はさらに後処理または精製せずに次のステップに使用した。
【1109】
【化793】
[この文献は図面を表示できません]
化合物349.2. 2-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-イミダゾール。メチルグリオキサールの代わりに4,4,4-トリフルオロ-2-オキソブタナール(化合物349.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物159.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1110】
【化794】
[この文献は図面を表示できません]
化合物349. 4-(1-(2,4-ジメチル5-(2-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール(化合物159.1)の代わりに2-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-イミダゾール(化合物349.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)453(M+H)
+。
【1111】
【化795】
[この文献は図面を表示できません]
化合物296. 4-(1-(4-メチル3-(2-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。2-イソプロピル-4-メチル1H-イミダゾール(化合物159.1)の代わりに2-メチル4-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-イミダゾール(化合物349.2)を使用し、メチル2,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物160.1)の代わりにメチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物159の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)439(M+H)
+。
【1112】
【化796】
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化合物377.1. メチル4-フルオロ-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。窒素の不活性雰囲気でパージされ、保持された250mLの丸底フラスコに、DMSO(50mL)中のメチル4-フルオロ-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物101.2、5.04g、17.1mmol)の溶液を置いた。4,4,5,5-テトラメチル2-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(5.23g、20.6mmol)、KOAc(5.04g、51.4mmol)、Pd(dppf)Cl
2(2.51g、3.43mmol)を反応物に加えた。反応混合物を90℃で2時間撹拌し、その後、冷却し、300mLのEtOAcで希釈した。固形物を濾去し、濾液を30mLのブライン(飽和)で3回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(1/30)でシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、灰白色の固体として3.97g(79%)の掲題化合物を得た。
【1113】
【化797】
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化合物377.2. 4-(1-(5-(3,4-ジメチル1H-ピラゾール-5-イル)-4-フルオロ-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル4-フルオロ-2-メチル5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物377.1)を使用し
たことを除き、掲題化合物を、化合物59の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)389(M+H)
+。
【1114】
【化798】
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化合物377. 4-(1-(4-(アゼチジン-1-イル)-5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。5mLの密封管に、ジオキサン(3mL)中の4-(1-(5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-フルオロ-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物377.2、120mg、0.31mmol)の溶液を置いた。アゼチジン(833μL、12.4mmol)およびCs
2CO
3(1.01g、3.09mmol)を反応物に加えた。反応混合物を120℃で20時間撹拌し、その後、水/氷浴で冷却した。得られた溶液を30mLのEtOAcで希釈した。有機層を20mLのブラインで3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(200mg)を以下の条件で分取HPLCによって精製した(分取HPLC-020):カラム、SunFire分取C18OBDカラム、5um、19*100mm;移動相、10mmol NH
4HCO
3およびMeCNを含む水(36.0%MeCN、6分で最大50.0%、2分で最大95.0%、1分で36.0%に低下);検出器、waters 2489 254&220nm。白色固体として56mg(43%)の掲題化合物を得た。m/z(ES+)426(M+H)
+。
【1115】
【化799】
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化合物376.1. メチル4-フルオロ-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸。メチル4-フルオロ-5-ヨード-2-安息香酸メチル(化合物101.2)の代わりにメチル4-フルオロ-3-ヨード安息香酸(化合物132.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物377.1の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1116】
【化800】
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化合物376.2. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。メチル4-メチル3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物5.4)の代わりにメチル4-フルオロ-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)安息香酸(化合物376.1)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物5の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【1117】
【化801】
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化合物376. 4-(1-(4-(アゼチジン-1-イル)-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(1-(5-(3,4-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イル)-4-フルオロ-2-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物377.2)の代わりに4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-フルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル(化合物376.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物377の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)412(M+H)
+。
【1118】
表22の化合物を、化合物14、101、375および376の調製に使用したものと同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。
【表22-1】
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【表22-2】
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【表22-3】
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【化802】
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化合物378. 4-(1-(4-クロロ-3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。4-(ピペリジン-4-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物1.2)の代わりに4-(アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル塩酸塩(化合物5.2)を使用したことを除き、掲題化合物を、化合物50の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)391(M+H)
+。
【化803】
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化合物379. 4-(1-(3-(2,4-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-4-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。掲題化合物を、化合物50および378の調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)425(M+H)
+。
【化804】
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化合物380. 4-(1-(3-(2-((シス)-4-メトキシシクロヘキシル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。掲題化合物を、化合物202、287、300Aおよび300Bの調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)523(M+H)
+。
【化805】
[この文献は図面を表示できません]
化合物381. 4-(1-(3-(2-((トランス)-4-メトキシシクロヘキシル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-メチルベンゾイル)アゼチジン-3-イル)ベンゾニトリル。掲題化合物を、化合物202、287、300Aおよび300Bの調製と同様の標準的な化学操作および手順を使用して調製した。m/z(ES+)523(M+H)
+。
【1119】
以下の表26の本開示の化合物は、前述の手順、および前述の手順と同様の標準的な化学操作および手順を使用して、調製した、または調製してもよい。
【1120】
実施例2 本開示の化合物の活性
抗ウイルス活性
HCV1bレプリコン系を使用して化合物の抗ウイルス活性を評価した。ET(luc-ubi-neo/ET)細胞株、安定したルシフェラーゼ(Luc)レポーターでHCVレプリコンを宿しているHuh7ヒトヘパトーマ細胞株および3つの細胞培養順応性変異(Pietschmannら(2002)J.Virol.76:4008-4021)を使用してレプリコンを構築した。HCVレプリコン抗ウイルス評価アッセイでは、10の3倍段階希釈した化合物の効果を検討した。ET株のサブコンフルエントな培養物を、細胞の生存能(細胞毒性)または抗ウイルス活性を専ら評価する96ウェルのプレートに播種し、翌日、適当なウェルに薬物を加えた。細胞を依然としてサブコンフルエントである72時間後に処理した。EC
50(HCV RNAレプリコンを50%阻害する濃度)、CC
50(細胞生存能を50%減少させる濃度)およびSI(選択指数:CC
50/EC
50)の値を決定した。レプリコン由来のルシフェラーゼ活性を測定するためのBright-Glo(商標)ルシフェラーゼアッセイシステム(Promega)を使用して、HCV RNAレプリコン値を評価した。細胞生存能を評価するためにCellTiter-Glo(商標)発光細胞生存能アッセイ(Promega)を使用した。選択された化合物についてのHCVの阻害を表26に開示する。表26のどの化合物も試験した最高濃度で物質細胞毒性を引き起こさなかった。
【1121】
本開示の化合物によるFASN阻害
FASN生化学的活性の決定:FASN酵素をSKBr3細胞から単離した。SKBr3は高レベルのFASN発現を伴うヒト乳癌細胞株である。FASNは、当該細胞株中で細胞質タンパク質の約25%を構成することが推測される。SKBr3細胞を加圧型細胞破砕装置内で均質化し、その後、4℃で15分間遠心分離にかけ、粒子状物質を取り除いた。上清のタンパク量を分析し、適切な濃度に希釈し、FASN活性を測定するために使用した。FASNの存在は、ウエスタンブロット解析によって確認した。FASNをSKBr3細胞から単離する同様の方法は、Teresa、P.ら(Clin.Cancer
Res.2009;15(24)、7608-7615)に記載されている。
【1122】
SKBr3細胞抽出物のFASN活性を、NADPH酸化または脂肪酸合成酵素反応の最中に放出されるチオール含有補酵素Aの量のいずれかを測定することによって決定した。染料であるCPM(7-ジエチルアミノ-3-(4’-マレイミジル-フェニル)-4-メチルクマリン)は、CoAのスルフヒドリル基と反応すると、蛍光発光を増加させるチオール反応基を含む。表26に示す生化学的活性は、Chung C.C.ら(Assay and Drug Development Technologies、2008、6(3)、361-374)に記載の手順によって、CoA放出の蛍光測定を使用して決定した。
【1123】
FASN阻害剤は腫瘍有効性を有する
実験手順
細胞生存能アッセイ:薬物治療について、PANC-1細胞を、培地(1%または10%のFBSを含むAdvancedMEM)中ウェルあたり1.0x10
3の濃度で、96ウェルプレートに播種した。化合物160、161、242、または164の連続3倍希釈物をDMSOに調製し、アッセイ溶液に追加するために、AdvancedMEM中でさらに1:10に希釈した。細胞播種から24時間後に、AdvancedMEM希釈された化合物を加え、最終反応量をウェルあたり100μlにした。アッセイウェル中の最終薬物濃度は、10,000、3,300、1,100、370、123、41、14、5、および0nmol/Lであった。化合物を添加してから10日後の各薬物濃度で、3つでアッセイをおこなった。生細胞の数は、製造者の指示に従いCell Titer-Glo assay(Promega)を使用して測定した。ウェルあたりの発光度を決定し、薬物濃度に対するシグナル強度を解析した。各FASN阻害剤について、最大シグナルの50%阻害となる薬物の濃度を決定し、当該値をIC
50として報告した。
【1124】
異種移植腫瘍増殖の阻害効果の試験:異種移植腫瘍形成および薬物治療について、8〜9週齢の雌BALB/c-ヌードマウスの右歯面に、0.1mlのPBS中のPANC-1腫瘍細胞(5x10
6)を皮下接種させた。腫瘍細胞の接種の日を第0日目とする。平均腫瘍サイズが149mm
3(第15日目)に達したときに、薬物治療を開始した。腫瘍を保有しているマウス(各群n=10)への薬物投与は、以下のレジメンに従った:化合物161:1日1回(Qd)30または60mg/kg;化合物242:1日1回(Qd)30または60mg/kg;C75(トランス-4-メチレン-2-オクチル-5-オキソテトラヒドロフラン-3-カルボン酸):5日毎に1回(Q5d)30mg/kg;3日毎に1回(Q3d)ゲムシタビン40mg/kg。薬物による体重減少および毒性があるため、C75の投与量を最初の投与後、5日毎に1回の20mg/kgに減らした。腫瘍量に基づいて乱塊法を使用して、マウスを治療群に割り付けた。このことにより、治療開始時の全群を比較可能なものにした。腫瘍サイズはカリパスを使用して2次元で週2回計測し、容量は、式V=0.5a x b2(aおよびbはそれぞれ、腫瘍の直径の長い方と短い方を表す)を使用して、mm
3で示した。腫瘍接種から第32日目に、18回目のQd投与から6時間後に試験を中断した。腫瘍増殖抑制(TGI)は、ビヒクル治療群と比較した薬物治療群における治療開始時の腫瘍サイズに対する腫瘍増殖のパーセンテージとして計算した。マンホイットニーのU検定を使用して、薬物治療群とビヒクル治療群の平均腫瘍サイズの統計学的有意性を評価した。
【1125】
結果
FASN阻害は、腫瘍細胞の増殖を阻害し、細胞死を誘導する:腫瘍細胞生存に及ぼすFASN阻害の影響を試験するために、複数のFASN阻害剤で膵腫瘍細胞株(PANC-1)を処理し、IC
50値を、9ポイント用量反応生存能アッセイから決定した。細胞生存IC
50値を、腫瘍細胞にFASN阻害剤化合物を添加してから10日後に決定した(表23)。FASN細胞生存IC
50値は、パルミチン酸塩合成およびHCVレプリ
コンアッセイにおいて、以前に決定したFASN生化学的および細胞に基づくIC
50値と一致した。表現型(細胞生存)および機会論的(パルミチン酸塩合成)アッセイにおけるIC50値の一直線は、FASN阻害剤治療によって誘導された腫瘍細胞の死が、FASN阻害の直接的結果であることを証明する。
【表23】
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【1126】
FASN阻害はin vivo異種移植腫瘍増殖を阻害する:in vivo腫瘍増殖に及ぼすFASN阻害の影響を試験するために、PANC-1異種移植腫瘍を雌BALB/c-ヌードマウスに皮下接種させた。異種移植腫瘍が平均で149mm
3(腫瘍細胞接種後第15日目)に増殖したときに、薬物治療を3-V Biosciences reversible FASN阻害剤(化合物161または242)または対照化合物(C75またはゲムシタビン)で開始し、PANC-1異種移植腫瘍モデルにおける異なる化合物の腫瘍増殖阻害活性を決定した。薬物処置群は、1群あたり10個の腫瘍を保有するマウスから構成された。FASN阻害剤である化合物161および242は両方とも、用量反応的様式で、腫瘍増殖阻害活性を示した。1日1回60mg/kgで18日間投与された化合物161は、ビヒクルで処置されたマウスと比較して52%の腫瘍増殖阻害をもたらし、1日1回100mg/kgで18日間投与された化合物242は、ビヒクルで処置されたマウスと比較して57%の腫瘍増殖阻害をもたらした(表24および25)。化合物161および242の1日1回30mg/kg投与は、それぞれ腫瘍増殖の31%および19%阻害をもたらした。非可逆的なFASN阻害剤対照化合物であるC75は、5日毎に1回30mg/kgを最初に投与されたが、当該化合物の毒性により、5日毎に1回20mg/kgの用量に調整する必要があった。18日後(3回の投与)のC75治療群では、65%の腫瘍増殖の阻害が認められた。C75治療群の10個体のうち6個体のマウスが、18日間の試験の最中にC75関連毒性によって死亡した。ゲムシタビンで処置されたPANC-1腫瘍を保有しているマウス(3日毎に1回40mg/kg)は、96%の腫瘍増殖の阻害を示した。化合物161および242、C75並びにゲムシタビンによって誘導された腫瘍増殖の抑制は、ビヒクル治療マウスに比べて統計学的に有意であった。当該試験の結果は、3-V Biosciencesで発見された可逆的FASN阻害剤が、PANC-1異種移植腫瘍を保有しているマウスに良好に耐容し、単一薬剤癌治療薬として阻害剤を1日1回投与することが、ビヒクル治療マウスに比べて統計学的に有意に腫瘍増殖を阻害することを伴うことを証明している。用量レベル、投与スケジュール、およびケア化学療法の既存の標準と組み合わせて観察する追加の試験が進められている。
【1127】
腫瘍量
異なる時点での各治療群の腫瘍サイズを表24に示す。
【表24】
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【1128】
腫瘍増殖の抑制
試験結果(第32日目)の腫瘍増殖抑制(TGI)および各治療群の統計学的分析を表25にまとめる。
【表25】
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【表26-1】
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【表26-2】
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【表26-3】
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【表26-4】
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【表26-5】
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【表26-6】
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【表26-7】
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【表26-8】
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【表26-9】
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【表26-10】
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【表26-30】
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【表26-80】
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【表26-82】
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【表26-83】
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【表26-84】
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【表26-85】
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【表26-86】
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【表26-87】
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【表26-88】
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【表26-89】
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【表26-90】
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【表26-91】
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【表26-92】
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【表26-93】
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【1129】
本発明の好ましい態様が本明細書に示され、記述されたが、そのような態様は例示のためだけに提供されていることは当業者に明白であろう。当業者は、本発明から逸脱することなく、多くの変形例、変化例、および代替例が思い浮かぶであろう。本発明を実践する場合に、本明細書に記載の態様の様々な代替物を採用することができることを理解されたい。以下の請求項は本発明の範囲を定め、請求項の範囲内の方法および構造がここに網羅されることを意図する。
【1130】
本明細書に述べる全ての刊行物および特許出願は、個別の刊行物または特許出願が参照により取り込まれることを明確に、独立して示されるかのように、参照により本明細書に取り込まれる。