特許第6111927号(P6111927)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6111927
(24)【登録日】2017年3月24日
(45)【発行日】2017年4月12日
(54)【発明の名称】打撃用パッド
(51)【国際特許分類】
   G10H 1/00 20060101AFI20170403BHJP
   G10D 13/00 20060101ALI20170403BHJP
   G10D 13/06 20060101ALI20170403BHJP
   G10H 1/32 20060101ALI20170403BHJP
【FI】
   G10H1/00 A
   G10D13/00 260
   G10D13/06 110
   G10H1/32 Z
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-157513(P2013-157513)
(22)【出願日】2013年7月30日
(65)【公開番号】特開2015-28519(P2015-28519A)
(43)【公開日】2015年2月12日
【審査請求日】2016年5月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004075
【氏名又は名称】ヤマハ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100125254
【弁理士】
【氏名又は名称】別役 重尚
(74)【代理人】
【識別番号】100118278
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 聡
(72)【発明者】
【氏名】保田 善彦
(72)【発明者】
【氏名】飯塚 朗
(72)【発明者】
【氏名】田中 奏
(72)【発明者】
【氏名】西田 賢一
(72)【発明者】
【氏名】宮田 智矢
【審査官】 大野 弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−227535(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10H 1/00
G10D 13/00
G10D 13/06
G10H 1/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームと、
前記フレームよりも軟質であり、前記フレームを覆うように配設された防振層と、
前記防振層よりも硬質であり、前記防振層を覆うように配設されてスティックにより打撃される打撃面を提供する表面層とを有し、
前記表面層は、前記打撃面の面方向に複数に分割して配置される複数の区分片の集合でなることを特徴とする打撃用パッド。
【請求項2】
複数の前記区分片の各々は互いに接触することなく独立して配置されていることを特徴とする請求項1記載の打撃用パッド。
【請求項3】
複数の前記区分片は同一形状であることを特徴とする請求項1または2記載の打撃用パッド。
【請求項4】
前記区分片の各々は前記防振層に一部が埋まっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の打撃用パッド。
【請求項5】
前記区分片の各々は、隣接する少なくとも1つの区分片と、接続部により互いに繋がっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の打撃用パッド。
【請求項6】
平面視で直線上に並ぶ前記区分片のうち互いに隣接する少なくとも1組の区分片は、前記接続部で接続されることなく分離されていることを特徴とする請求項5記載の打撃用パッド。
【請求項7】
前記表面層を構成する区分片の配置は、前記接続部で複数の区分片が接続されて形成されるパターンを繰り返してなることを特徴とする請求項5または6記載の打撃用パッド。
【請求項8】
前記スティックが前記区分片のいずれにも当接せず且つ前記防振層に当接するということが生じないように、前記区分片が配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の打撃用パッド。
【請求項9】
平面視において、前記区分片が存在しない領域として生じている隙間の最大幅は、前記スティックの先端部における最小の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の打撃用パッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子打楽器や打撃練習用に利用される打撃用パッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電子打楽器や打撃練習用に利用されるシンバルパッド等の打撃用パッドにおいて、下記特許文献1に示されるように、スティックによる直接の打撃音を抑えるためにゴム等の軟質部材を打撃面に配した構成が知られている。特に電子的に楽音を発生させる場合は、直接の打撃音は小さい方がよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−128802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、軟質部材を打撃する場合にスティックを通じて伝わる打撃感触は、アコースティックのシンバルと比べて柔らかく滑りも悪いため、違和感のあるものであった。従って、打撃時の静粛性とアコースティックシンバルのような硬い打感とを両立させることが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、静粛性と硬い打感とを両立させることができる打撃用パッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の打撃用パッドは、フレームと、前記フレームよりも軟質であり、前記フレームを覆うように配設された防振層と、前記防振層よりも硬質であり、前記防振層を覆うように配設されてスティックにより打撃される打撃面を提供する表面層とを有し、前記表面層は、前記打撃面の面方向に複数に分割して配置される複数の区分片の集合でなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の請求項1によれば、静粛性と硬い打感とを両立させることができる。
【0008】
請求項2によれば、静粛性を高めることができる。請求項3によれば、製造が容易である。請求項4によれば、防振層との接触面積を大きくして静粛性を向上させることができる。請求項5によれば、区分片群の配設作業が容易である。請求項6によれば、区分片群の配設作業が容易でありながら、静粛性を高めることができる。請求項7によれば、連続パターンでなる硬質材料の切り出しにより1単位の区分片の集合を容易に製造することができる。請求項8、9によれば、良好な打感を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の第1の実施の形態に係る打撃用パッドとしてのシンバルパッドが適用される電子ドラムセットの外観図(図(a))、シンバルパッドの裏面図(図(b))である。
図2】シンバルパッドの構成を示す模式的な平面図(図(a))、断面図(図(b))、スティックの側面図(図(c))、隣接する2つの区分片とチップとの関係を示した拡大断面図(図(d))である。
図3】変形例を示す図である。
図4】第2の実施の形態に係るシンバルパッドの構成を示す模式的な平面図(図(a))、断面図(図(b))、変形例を示す図(図(c)〜(e))である。
図5】変形例のシンバルパッドの構成を示す模式的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
(第1の実施の形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る打撃用パッドとしてのシンバルパッドが適用される電子ドラムセットの外観図である。この電子ドラムセットは、スタンド10と、スタンド10に支持されるシンバルパッドPDと、シンバルパッドPDに電気的に接続される楽音発生装置12とから構成される。
【0012】
このシンバルパッドPDは、一例としてライドシンバルとして利用されるが、これに限られず、ハイハット、クラッシュ等のシンバルに適用してもよい。あるいは、シンバルパッドPDは練習用として用いることもでき、その場合は、スタンド10を用いずにシンバルパッドPDを机等に載置して打撃することもでき、電子的に発音させるための機構も必要とされない。
【0013】
図1(b)は、シンバルパッドPDの裏面図である。シンバルパッドPDは、平面視で円盤状に形成され、半径方向における中心に支持穴17が形成される。支持穴17をスタンド10の上側支柱10aが貫通した状態で、不図示の弾性材が上下からシンバルパッドPDを挟むように配設されることで、シンバルパッドPDが上側支柱10aに対して例えば前後左右に揺動自在に支持される。
【0014】
図1(b)に示すように、シンバルパッドPDにはピエゾ素子等の打撃センサ18が設けられている。奏者13がスティック14でシンバルパッドPDを打撃すると、その打撃を打撃センサ18が検出し、その検出信号に応じた楽音が楽音発生装置12から発生する。
【0015】
図2(a)、(b)は、シンバルパッドPDの構成を示す模式的な平面図、断面図である。
【0016】
図2(b)に示すように、シンバルパッドPDは、裏面PDa側から順に、フレーム15、防振層16、表面層20が積層された3層構造でなる。表面層20の露出した表面が、スティック14により打撃される打撃面を提供する。打撃センサ18は、フレーム15の下面、または、フレーム15と防振層16との間に配設される。
【0017】
図2(a)をはじめとする以降の図では、支持穴17の図示が省略されている。また、図示においてはカップ、ボウ、エッジの区分けをしないが、3層構造は、少なくともボウ及びエッジに相当する部分に適用されるものとする。
【0018】
フレーム15は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)やPP(ポリプロピレン)等の硬質プラスチック、あるいは金属板でなり、打撃に対する十分な剛性を有する硬質のベース部である。フレーム15を覆うように設けられる防振層16は、フレーム15の素材よりも軟らかい素材でなり、例えば、ゴムや発砲スポンジ等の軟質材でなる。防振層16は、打撃による振動を速やかに減衰させると共に、打撃による衝撃音を緩和する機能を有する。防振層16を覆うように設けられる表面層20は、防振層16の素材よりも硬い素材でなり、例えば、プラスチック、金属材等の硬質材でなる。
【0019】
フレーム15に対する防振層16の固定、及び防振層16に対する表面層20の固定は接着等でなされるが、インサート成形等でもよく、手法は問わない。
【0020】
打撃面は硬質の表面層20であるので、滑りがよく、アコースティックシンバルのように打撃感触がよい。また、いずれも硬質の表面層20とフレーム15との間に、軟質の防振層16が介在するので、打撃時の衝撃音が小さい。
【0021】
図2(a)、(b)に示すように、表面層20は、切れ目なく全面に広がる1枚の層ではなく、打撃面の面方向に分割されて散在する複数の区分片21の集合として構成される。区分片21は、平面視で同一形状のものが多数存在し、互いに重なることなく、接触することもなく、打撃面の全面に均一の密度で配置される。従って、隣接する区分片21間には隙間が生じる。
【0022】
なお、後に説明するが、図2(a)、(b)では模式的に示しているため区分片21の数が少ないが、実際には区分片21は小片であってその数は非常に多く、隙間も小さい。この例では区分片21は円形であり、区分片21の直径は数mm〜数10mm程度である。区分片21は、例えば、防振層16の表面に接着等で固着する。あるいはインサート成形を用いてもよい。
【0023】
図2(c)は、スティック14の側面図である。スティック14は、先端部に概略球状のチップ14aを有し、打撃時にはチップ14aが打撃面に当接する。
【0024】
図2(d)は、隣接する2つの区分片21とチップ14aとの関係を示した拡大断面図である。隣接する2つの区分片21が形成する間隔の最大の値(最大幅)を隙間CLとする。チップ14aは完全な球体とは限らないため、一般のスティック14のチップ14aにおいて想定される最小の曲率半径をRとする。曲率半径Rはおよそ4mmである。隙間CLが、曲率半径Rよりも小さくなるように、各区分片21は配設される。
【0025】
区分片21の高さと隙間CLとを併せて考慮し、打撃時にチップ14aが防振層16に当接しないようにする。区分片21の高さを1mmとし、打撃時にはチップ14aが当接した区分片21が防振層16の弾性によって沈むことを考慮すると、隙間CLが5mm以下であればチップ14aが防振層16に当接しない。ただし、「チップ14aが区分片21のいずれにも当接せず且つ防振層16には当接する」、という事態が生じないようにすればよい。従って、チップ14aが区分片21を打撃してその区分片21が沈んだ結果、チップ14aが防振層16にも当接する、ということは問題ない。
【0026】
打撃すると、スティック14は必ずいずれかの区分片21に当接し、防振層16の弾性によって、打撃を受けた領域だけが局所的に沈むので、感触としてはほどよい硬さとなる。従って、奏者に感じられる打感としては、第1の実施の形態のような1枚の連続した表面層20を打撃したときと同様に滑りがよく硬くて良好な感触が確保される。
【0027】
また、1枚の連続した表面層20では、打撃振動が全体に伝搬して大きな表面層20の全体から大きな音が発生する。しかし、第2の実施の形態では、区分片21は独立して存在するので、打撃振動は打撃を受けた区分片21でほぼ完結する。しかも区分片21は打撃面と比較して十分に小さい。従って、打撃を受けたときにその区分片21から発生する音は小さくなる。
【0028】
本実施の形態によれば、表面層20は、打撃面の面方向に複数に分割して配置される複数の区分片の集合でなるので、静粛性と硬い打感とを両立させることができ、特に静粛性を高めることができる。また、区分片21の形状が統一されているので、製造が容易である。
【0029】
図3で、第1の実施の形態の変形例を説明する。
【0030】
例えば、表面層20を構成する区分片21を防振層16の表面に固着するのではなく、図3(a)に示すように、区分片21の一部、例えば下部を防振層16に埋め込んでもよい。区分片21は、打撃面の面方向においても下部が防振層16で囲まれることになるので、打撃音がダンプされサスティンが短くなり、静音効果が高まる。
【0031】
区分片21が防振層16に埋まっていることで、表面層20と防振層16との接触面積を大きく確保できる結果、制振効果を高めることができる。また、防振層16と表面層20との固着強度を高め、耐久性を向上させることができる。
【0032】
また、区分片21の形状は円形に限られず、図3(b)に示すように、あらゆる形状を混在させてもよい。四角形、六角形、八角形等の多角形や星形であってもよい。隙間CLに関しては最も大きい箇所に着目して値を設定するのがよい。
【0033】
また、区分片21の上端の縁部は、エッジにするのではなく、図3(c)に示すようなR形状としたり、面取り形状としたりするのが好ましい。あるいは、図3(d)に示すように、防振層16から突出している部分の全体を凸曲面としてもよい。
【0034】
(第2の実施の形態)
図4(a)、(b)は、本発明の第2の実施の形態に係るシンバルパッドPDの構成を示す模式的な平面図、断面図である。
【0035】
第1の実施の形態では、区分片21は分離独立していたが、本発明の第2の実施の形態では、複数の区分片21を接続して表面層20を一体的に構成する。
【0036】
図4(a)、(b)に示すように、区分片21を接続部22で接続し、各区分片21は、隣接する少なくとも1つの区分片21と、接続部22により互いに繋がっている。これにより、全体として一体の表面層20が構成される。接続部22の防振層16からの突出高さは、区分片21と同じかそれ以下とする。上述した隙間CLについては、区分片21間だけでなく、区分片21と接続部22との間に生じるものも含めて考え、最大値を設定するのが望ましい。
【0037】
この構成においては、表面層20を予め一体的に構成しておき、それを防振層16に固着するという作業手順に好適である。表面層20をひとかたまりのものとして扱えるので、取り回しが容易となり、区分片21を個々に配設するのと比べて配設工程が簡単となる。
【0038】
本実施の形態によれば、静粛性と硬い打感とを両立させることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏するだけでなく、区分片21の配設作業を簡単にすることができる。
【0039】
図4(c)〜(e)で、第2の実施の形態の変形例を説明する。
【0040】
例えば、図4(c)に示すように、接続部22で複数の区分片21が接続されて形成されるパターンPを繰り返すことで、表面層20を構成するようにしてもよい。1単位のパターンPは図4(d)に示すものであり、このパターンPを打撃面の面方向に並べて1つの表面層20を構成する。
【0041】
このようにすれば、例えば、パンチングメタルのように、パターンPが多数連続する硬質材料を作製しておき、それを必要な面積(表面層20の分)だけ切り出すことで、表面層20に必要な1単位の区分片の集合を容易に製造することができる。従って、表面層20の製造を容易にすることができる。
【0042】
なお、図4(c)の例では、一部の区分片21に着目すると、一直線上に並ぶ区分片21の全てが接続部22で接続されるものが存在する。接続部22で接続されていると、打撃を受けた区分片21の振動が接続部22を介して隣の区分片21に伝達され、静音効果を弱める方向に作用する。特に、振動伝達は直線的に繋がる経路ほど効率よく伝搬される。しかも、打撃により区分片21が沈む際、その区分片21に接続されている接続部22には引っ張り力が働き、振動が伝達されやすい。
【0043】
そこで、図4(e)に示すように、平面視で直線的に並ぶ複数の区分片21については、互いに隣接する少なくとも1組の区分片21が、接続部22で接続されることなく分離されるように構成する。このようにすることで、直線的な振動伝達経路が途中で分断されるので、振動や音の伝達の効率を抑制し、衝撃音を小さく抑えることができる。従って、区分片21の配設作業が容易でありながら、静粛性を高めることができる。
【0044】
なお、本実施の形態において、表面層20は一体のものとして構成したが、表面層20を2つ以上に分けてもよい。すなわち、複数の区分片21を接続部22で接続して一体としたものをいくつか(数個)、平面的に並べたものを表面層20として扱ってもよい。
【0045】
なお、本実施の形態においても、第1の実施の形態で例示した区分片21の形状のバリエーションを採用可能である。また、区分片21や接続部22を防振層16に埋め込むこと、区分片21の縁部にR形状や面取りを設ける構成も、採用可能である。
【0046】
なお、第1、第2の実施の形態では、表面層20を区分片21の集合として把握したが、概念的には、1枚の表面層20に平面視における隙間が形成されたものとして把握される構成であってもよい。すなわち、表面層20に、隙間がひび割れのように形成され、その隙間の最大幅を、上記した隙間CLと同様に考えればよい。また、区分片21は小片に限られず、図5に例示するように、ある程度の大きさを有していてもよい。
【0047】
図5は、変形例のシンバルパッドPDの構成を示す模式的な平面図である。
【0048】
図5に示すように、中央に六角形の区分片21を配置し、その外側に、隙間CLを保って、六角形を基本とした他の区分片21を配置する。区分片21の形状は、六角形を基本とすることは必須でなく、隙間CLを保って区分片21同士が隣接するようにすればよいので、他の多角形や平面視で曲面部を有する形状でもよい。
【0049】
なお、シンバルパッドPDは、いわゆる「シンバルパッド」と呼ばれるものに適用が限定されるものではなく、打楽器用ないし打撃用のパッドとして用いられるものであればよく、名称としての範疇は限定されない。
【0050】
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0051】
PD シンバルパッド、 14 スティック、 14a チップ、 15 フレーム、 16 防振層、 20 表面層、 21 区分片、 22 接続部
図1
図2
図3
図4
図5