(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、同様な内容については繰り返しの煩雑を避けるために、適宜説明を省略する。
【0015】
[1.情報処理システム]
図1は、本発明に係る情報処理システムの構成図である。
図1を参照すると、本発明に係る情報処理システムは、スタイラスペン10と、タッチパネル20と、表示部30と、光検出部40と、制御部50(図示せず)と、を備えている。以下、
図1を参照しながら、本発明の構成要素について説明する。
【0016】
スタイラスペン10は、ペン先12と、スイッチ部14と、を有している。スタイラスペン10は、タッチパネル20の操作に使用する操作体であり、ペン先12でタッチパネル20をタッチすることによって、2次元方向の位置(座標)を指定することができる。
【0017】
ペン先12は、発光素子、および発光素子を制御する内部回路を備えている。発光素子としては、例えばLED(Light Emitting Diode),電球等を用いることができる。ペン先12は、単色の発光素子のみを備えていてもよいし、複数の色の光を発光できるように、複数の色の発光素子を備えていてもよい。内部回路は、例えば流れる電流の大きさに応じて発光素子の発光色、および発光量等を制御する機能を有している。また内部回路は、ペン先12ではなく、スタイラスペン10の胴体部が備えていてもよい。なお、ペン先12の発光色、および発光量等を変化させる方式は、内部回路に流れる電流に応じて変化させる方式に限定されない。ペン先12の発光色、および発光量を変化させることができれば、他の方式を用いてもよい。
【0018】
スタイラスペン10は、発光素子、および内部回路に電力を供給するために、例えば電池を搭載できる構造を有している。搭載する電池は、1次電池であってもよいし、2次電池であってもよい。スタイラスペン10に2次電池を搭載する場合、スタイラスペン10は、2次電池を充電する際に使用する入力端子、および充電回路をさらに備える。
【0019】
スイッチ部14は、スタイラスペン10の外観に設けられており、例えばペン先12が有する発光素子の発光色、および発光量等を制御できるスイッチである。スイッチ部14は、例えばアナログタイプのスイッチでもよいし、発光量を段階的に設定できるスイッチでもよい。スイッチ部14が段階的に発光量を設定できるスイッチの場合、スイッチ部14として、例えば発光量を大,中,小の3段階に設定できるスイッチが考えられる。
【0020】
また後述するが、本発明は、光検出部40が検出するペン先12の発光色、および発光量等に基づいて、表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とする第3の方向の位置を特定する。したがって、例えばスイッチ部14をペン先12の方向に移動させた時に発する光を第3の方向のマイナス方向に対応させ、スイッチ部14をペン先12とは逆の方向に移動させた時に発する光を第3の方向のプラス方向に対応させることができる。このようにスイッチ部14と、表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とする第3の方向の位置とを対応づけることによって、ユーザは3次元画像における第3の方向の位置を直感的に入力(指定)することが可能になる。
【0021】
またスタイラスペン10は、発光素子の点滅パターンを変化することができる機能を有していてもよい。この場合、例えばスタイラスペン10は、発光素子を2つの点滅パターンで発光させるスイッチを有し、ユーザの任意で2つの点滅パターンを切り替えることができる。そして、一方の点滅パターンを第3の方向のマイナス方向に対応させ、他方の点滅パターンを第3の方向のプラス方向に対応させてもよい。
【0022】
なお、操作体の一例としてスタイラスペン10について説明したが、本発明の操作体は、これに限定されない。本発明の操作体は、例えば指先に発光素子を備え、発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを制御できる手袋であってもよい。
【0023】
タッチパネル20は、例えば一般的な抵抗膜方式のタッチパネルである。タッチパネル20は、スタイラスペン10で入力操作が可能であれば、静電容量方式、電磁誘導方式、超音波方式、光学方式等のタッチパネルであってもよい。タッチパネル20は、スタイラスペン10のペン先12が接触した位置のX軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)の位置である2次元位置を検出することができる。
【0024】
表示部30は、画像、およびユーザからの操作を受け付けるアイコン等を表示するディスプレイである。表示部30としては、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることができる。本発明は、第3の方向の位置を検出することができるため、表示部30として3次元表示に対応したディスプレイを用いてもよい。一般的に表示部30と、タッチパネル20とは、組み合わせて使用される。タッチパネル20は、例えば表示部30上に重ねて設けられている。
【0025】
光検出部40は、非接触で物体が発する例えば光の発光色、発光量、および発光パターン等を検知できるセンサである。光検出部40としては、例えば輝度センサ、照度センサ等の光センサを用いることができる。また光検出部40として、輝度センサ、照度センサ等をそれぞれ単独で用いてもよいし、それぞれの光センサを組み合わせて用いてもよい。
【0026】
図3(a)〜(c)は、光検出部40の設置についての一例を示した設置図である。
図3(a)〜(c)は、光検出部40の光検出方向を矢印で示している。以下、
図3を参照しながら、光検出部40の設置方法、および設置場所について説明する。
【0027】
光検出部40は、タッチパネル20上の操作体から発せられる光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出する。このため、光検出部40は、例えばタッチパネル20と同一平面上に設置されている。また光が発せられる位置に依らずに、発光素子が発する光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出できる位置に光検出部40が設置される。
具体的に説明すると、光検出部40は、例えば、光検出部40が直線方向の光を検出する場合には、
図3(a)に示すようにタッチパネル20の長手方向に沿って複数の光検出部40をタッチパネル20と同一平面上に設置する。
図3(a)は、光検出部40をタッチパネル20の長手方向に設置しているが、タッチパネル20の短手方向に設置してもよい。このように光検出部40を設置することによって、光検出部40は、タッチパネル20上のどこに光が照射されても、照射された光を検出することができる。
また、
図3(b)に示すように、タッチパネル20の4辺に亘って光検出部40を設置してもよい。
図3(b)のように光検出部40を設置することによって、光検出部40は、タッチパネル20上に照射された光を4つの辺から検出するため、1つの辺に沿って設置した場合と比べて精度よく照射された光を検出することができる。
さらに、
図3(c)に示すように、光検出部40が広範囲で測定できるのであれば、例えばタッチパネルの長手方向の2つ辺に、それぞれ1個ずつ光検出部40を設置してもよい。
図3(c)は、設置する光検出部40が、
図3(a)、および
図3(b)の場合と比べて少数であるため、製造の観点で有利である。
また、タッチパネル20に光学方式のタッチパネルを用いる場合には、2次元方向の位置を検出するための発光素子と光検出部が必要になるため、それらの素子と干渉しないように光検出部40を設置する。なお、光検出部40の設置場所は、これに限定されない。光検出部40は、発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出できる位置であればユーザの任意の場所に設置することができる。
制御部50(図示せず)は、タッチパネル20、表示部30、及び光検出部40の動作の制御を行う。
【0028】
[2.実施形態]
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置100を示すブロック図である。情報処理装置100は、タッチパネル20と、表示部30と、光検出部40と、制御部50と、を備える。情報処理装置100は、例えばパソコン,POS(Point of Sales)端末,携帯電話,デジタルカメラ,ポータブルゲーム機等である。以下、
図2を適宜参照しながら、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100について説明する。
【0029】
制御部50は、タッチパネル20、表示部30、および光検出部40の動作を制御することができる。
【0030】
制御部50は、タッチパネル20にスタイラスペン10が接触すると、接触した位置のX軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)の位置である2次元位置を検出することができる。
【0031】
表示部30は、制御部50からの制御にしたがって、画像や、ユーザからの操作を受け付けるアイコン等を表示する。具体的に説明すると、制御部50は、例えばアプリケーションソフトより表示部30にタッチすることのできるアイコンを3次元的に表示させる。そして制御部50は、ユーザがアイコンをタッチすると、タッチされたアイコンに対応する機能を実行する。
【0032】
光検出部40は、制御部50からの制御にしたがって、発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出する。制御部50は、光検出部40が検出した発光素子の発光色等に基づいて3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置を特定する。この時、制御部50は、例えば
図4に示すような、発光素子の発光色、および発光量と、3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置関係を予め対応付けた対応表から3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置を特定する。
具体的に説明すると、
図4に示した対応表では、発光色が緑色の場合は3次元画像の原点を基準にZ軸方向(第3の方向)のプラス方向に対応し、発光素子が赤色の場合は3次元画像の原点を基準にZ軸方向(第3の方向)のマイナス方向に対応している。
また、
図4に示した対応表では発光素子の輝度が高いほど、Z軸方向(第3の方向)の位置は3次元画像の原点を基準にして離れていることが示されている。このように発光素子の発光色、および発光量と、3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置をあらかじめ対応付けることによって、制御部50は、Z軸方向(第3の方向)の位置を容易に特定することができる。なお、
図4の対応表は本発明を限定するものではない。本発明は、発光素子の種々の状態と、Z軸方向(第3の方向)の位置とをユーザの任意で対応付けることができる。例えば、発光素子が2種類の発光パターンを有する場合、一方の発光パターンを3次元画像の原点を基準にZ軸方向(第3の方向)のプラス方向に対応させ、他方の発光パターンを3次元画像の原点を基準にマイナス方向に対応させてもよい。この場合、いずれかの発光パターンが継続している間、その発光パターンに対応する方向の座標の絶対値を大きくすることが考えられる。
【0033】
制御部50が対応表に基づいて3次元画像の原点を基準にZ軸方向(第3の方向)の位置を特定する場合、対応表を保持する記憶部をさらに備えている。なお、制御部50が記憶部を備えずに、発光素子の発光状態を検知した後に、対応表を保持する外部に設置された記憶装置と通信して3次元方向の位置を算出してもよい。
【0034】
またZ軸方向(第3の方向)の位置を特定する方法として、制御部50は、光検出部40が光を検知している間は3次元画像の原点を基準にZ軸方向(第3の方向)のプラス方向に座標値を大きくするように制御してもよい。この場合、スタイラスペン10が備えるボタンを再度押下することで値をキャンセルして座標を0に戻すようにすることが考えられる。
【0035】
[3.位置の検出手段]
図5は、本発明に係る情報処理システムが位置を検出する流れの一例を示すフローチャートである。
以下、
図1、及び
図5を参照しながら本発明に係る情報処理システムが、スタイラスペン10によってタッチパネル20上に入力されたX軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)の位置である2次元位置、およびZ軸方向(第3の方向)の位置を検出する流れについて説明する。
【0036】
まずユーザが、スタイラスペン10で表示部30が表示する3次元画像に基づいてタッチパネル20のX軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)、即ち、2次元方向の任意の位置をタッチする(ステップS101)。
【0037】
次に制御部50は、スタイラスペン10がタッチした位置の2次元方向の位置を検出する(ステップS102)。
【0038】
次にユーザは、例えばタッチパネル20にスタイラスペン10が備える発光素子を発光させると共に、光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを変化させることで表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置を指定する(ステップS103)。この時、ユーザは、最初のタッチパネルへのタッチとスタイラスペン10のスイッチ操作を同時に行ってもよい。
【0039】
次に制御部50は、タッチされた2次元方向の位置を認識し、その位置に照射された光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出するために光検出部40を動作させる。そして光検出部40は、光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出する(ステップS104)。
【0040】
制御部50は、光検出部40が検出した光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを
図4に示す対応表に基づいて表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)の位置を特定する(ステップS105)。即ち、制御部50は、光検出部40が対応表で定義された特定の光を検出することで、表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とするZ軸方向(第3の方向)方向の位置を特定することができる。
【0041】
表示部30が表示する3次元画像の原点を基準とするX軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)、即ち、2次元方向の位置、およびZ軸方向(第3の方向の位置を検出した後は、制御部50は、その位置に位置するアイコンに対応した機能を実行する(ステップS106)。
なお、X軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第2の方向)の位置の検出と、Z軸方向(第3の方向)の位置の検出は、逆の順序で行ってもよいし、同時に行ってもよい。
【0042】
[4.その他の実施例]
本発明の情報処理システムを利用したその他の実施例は、例えばデジタルカメラである。本発明をデジタルカメラに利用する場合、例えばシャッターの半押し(ピント合せ)、および全押し(シャッターを切る)等のボタンの押し方を2段階に分けて制御する方法等が考えられる。
【0043】
以上、実施形態(および実施例)を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態(および実施例)に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0044】
また上記の実施形態の一部、または全部は、以下のようにも記載されうる。なお、以下の付記は本発明を何等限定するものではない。
【0045】
[付記1]
光を発する操作体と、
前記操作体による指定位置であり、第1の方向及び第2の方向の位置である2次元位置を検出するタッチパネルと、
前記操作体から発せられる光を検出する光検出部と、
前記操作体から発せられる光に基づいて、前記2次元位置の第3の方向の位置を特定する制御部と、
を含む、
ことを特徴とする情報処理システム。
【0046】
[付記2]
前記制御部は、前記光と、前記第3の方向の位置を対応付けた対応表を予め保持する記憶部を有し、前記第3の方向の位置を前記対応表に基づいて特定する、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0047】
[付記3]
前記光検出部は、前記光の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを検出する、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0048】
[付記4]
前記光検出部は、前記タッチパネルの外縁に設けられている、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0049】
[付記5]
前記操作体は、発光素子をペン先に備えるスタイラスペンであって、
前記スタイラスペンは、前記発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを制御できる、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0050】
[付記6]
前記スタイラスペンは、スイッチを備え、
前記スイッチは、前記発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを制御できる、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0051】
[付記7]
前記タッチパネルは、3次元画像を表示できる表示部に重ねて設けられている、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0052】
[付記8]
前記発光素子は、LEDである、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0053】
[付記9]
前記光検出部は、輝度センサ、および照度センサの少なくとも1つである、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理システム。
【0054】
[付記10]
操作体による指定位置であり、第1の方向及び第2の方向の位置である2次元位置を検出するタッチパネルと、
前記操作体から発せられる光を検出する光検出部と、
前記操作体から発せられる光に基づいて、前記2次元位置の第3の方向の位置を特定する制御部と、
を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【0055】
[付記11]
前記制御部は、前記光と、前記第3の方向の位置を対応付けた対応表を予め保持する記憶部を有し、記第3の方向の位置を前記対応表に基づいて特定する、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理装置。
【0056】
[付記12]
前記光検出部は、前記タッチパネルの外縁に設けられている、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理装置。
【0057】
[付記13]
前記光検出部は、輝度センサ、および照度センサの少なくとも1つである、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理装置。
【0058】
[付記14]
操作体による指定位置であり、第1の方向及び第2の方向の位置である2次元位置をタッチパネルによって検出し、前記操作体から発せられる光に基づいて、前記2次元位置の第3の方向の位置を特定する、
ことを特徴とする情報処理方法。
【0059】
[付記15]
前記光と前記第3の方向の位置を対応付けた対応表に基づいて前記第3の方向の位置を特定する、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理方法。
【0060】
[付記16]
前記光の輝度、および照度の少なくとも1つを検出する、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理方法。
【0061】
[付記17]
コンピュータを、
操作体によるタッチパネル上の指定位置であり、第1の方向及び第2の方向の位置である2次元位置を検出し、前記操作体から発せられる光に基づいて、前記2次元位置の第3の方向の位置を特定する手段、
として動作させる、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
【0062】
[付記18]
前記コンピュータを、
前記光と前記第3の方向の位置を対応付けた対応表に基づいて前記第3の方向の位置を特定する手段、として動作させる、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理プログラム。
【0063】
[付記19]
前記コンピュータを、
前記光の輝度を検出する手段、および照度を検出する手段の少なくとも1つとして動作させる、
ことを特徴とする上記付記に記載の情報処理プログラム。
【0064】
[付記20]
ペン先に発光素子を備え、
前記発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを制御できる、
ことを特徴とするスタイラスペン。
【0065】
[付記21]
スイッチをさらに備え、
前記スイッチは、前記発光素子の発光色、発光量、および発光パターンの少なくとも1つを制御できる、
ことを特徴とするスタイラスペン。