特許第6113441号(P6113441)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6113441
(24)【登録日】2017年3月24日
(45)【発行日】2017年4月12日
(54)【発明の名称】スケジュール管理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20130101AFI20170403BHJP
   G06F 15/02 20060101ALI20170403BHJP
【FI】
   G06F3/0481 170
   G06F15/02 342A
【請求項の数】14
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-191210(P2012-191210)
(22)【出願日】2012年8月31日
(65)【公開番号】特開2013-54741(P2013-54741A)
(43)【公開日】2013年3月21日
【審査請求日】2015年8月28日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0088000
(32)【優先日】2011年8月31日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】朴 美 貞
(72)【発明者】
【氏名】安 由 美
(72)【発明者】
【氏名】金 泰 延
【審査官】 円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2011/0029870(US,A1)
【文献】 ttachi,Let's先送り♪どんどん先送りして緩く管理するToDoアプリ、"Put Things off"が良い感じ![iPhone],[online],2010年 2月18日,[検索日 2016.06.23],URL,http://www.ttcbn.net/no_second_life/2010/02/lets-todoput-things-off-iphone.html
【文献】 asyunin,Due〜リマインダー、タイマー、アラーム:生活リズムの乱れを正す!83,[online],2011年 1月 8日,[検索日 2016.06.23],URL,http://www.appbank.net/2011/01/08/iphone-application/208033.php
【文献】 塩澤 一洋,shioの三つ星ガイド,MacPeople,株式会社アスキー・メディアワークス,2009年 6月 1日,第15巻,第6号,p.80-81
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048−3/0489
G06F 15/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのスケジュールの期限を設定するための期限設定アイコンを表示するステップと、
前記期限設定アイコンの選択を検出するステップと、
前記選択に応答して前記スケジュールの期限を前記期限設定アイコンに対応する時点に設定するステップと、を有し、
前記期限設定アイコンを表示するステップは、
期限が互いに異なる第1スケジュールリスト及び第2スケジュールリストを表示するステップと、
前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンがユーザによって選択されると、前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンに該当するスケジュールを前記第1スケジュールリストから前記第2スケジュールリストに移動させて表示するステップと、を含むことを特徴とするスケジュール管理方法。
【請求項2】
前記期限設定アイコンを表示するステップは、
前記スケジュールの期限が設定されている場合に、前記期限を変更するためのアイコンを表示するステップと、
前記スケジュールの期限が設定されていない場合に、前記期限を確定するためのアイコンを表示するステップと、のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項3】
前記期限を変更するためのアイコンを表示するステップは、
前記スケジュールの期限が現在の時点と一致する場合に、前記期限を延長するためのアイコンを表示するステップと、
前記スケジュールの期限が現在の時点と差がある場合に、前記期限を繰り下げるか又は繰り上げるためのアイコンを表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール管理方法。
【請求項4】
前記スケジュールの期限が前記期限設定アイコンの選択によって予め設定された回数以上延長又は短縮される場合、それをユーザに案内するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項5】
前記期限設定アイコンの選択を検出するステップは、
タッチスクリーンから入力された前記期限設定アイコンに関連するタッチイベントに応答して、前記期限設定アイコンを選択することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項6】
前記スケジュールの期限を設定するステップは、
前記スケジュールの期限が設定されている場合に、前記期限を変更するステップと、
前記スケジュールの期限が設定されていない場合に、前記期限を現在の時点に確定するステップと、のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項7】
前記スケジュールの期限を設定するステップは、
タッチスクリーンから入力されたタップの回数分だけ前記スケジュールの期限を繰り下げるか又は繰り上げることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項8】
前記期限設定アイコンを表示するステップは、
スケジュールリストにアラームするスケジュールがあるか否かを確認するステップと、
前記確認結果、アラームするスケジュールがある場合、前記アラームするスケジュール、前記アラームするスケジュールの期限、及び前記アラームするスケジュールの期限を設定するためのアイコンを表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項9】
スケジュールリストにアラームするスケジュールがある場合、スピーカーを介してアラームし、前記アラームを終了するための第1アイコンと予め定められた時間後に再びアラームするための第2アイコンとを含むアラーム画面を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理方法。
【請求項10】
前記アラーム画面には、前記アラーム中であるスケジュールの期限を設定するための第3アイコンが含まれることを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理方法。
【請求項11】
少なくとも一つのスケジュールの期限を設定するための期限設定アイコンを表示する表示部と、
前記表示部によって表示される期限設定アイコンの選択に関連するタッチイベントを発生させるタッチスクリーンと、
前記タッチイベントに応答して前記スケジュールの期限を前記期限設定アイコンに対応する時点に設定する制御部と、を備え、
前記期限設定アイコンを表示する表示部は、
期限が互いに異なる第1スケジュールリスト及び第2スケジュールリストを表示し、
前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンがユーザによって選択されると、前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンに該当するスケジュールを前記第1スケジュールリストから前記第2スケジュールリストに移動させて表示する、
ことを特徴とするスケジュール管理装置。
【請求項12】
前記制御部は、
前記スケジュールの期限が設定されている場合に、前記期限を変更し、
前記スケジュールの期限が設定されていない場合に、前記期限を現在の時点に確定することを特徴とする請求項11に記載のスケジュール管理装置。
【請求項13】
前記制御部は、
前記設定されたスケジュールの期限が現在の時点と一致する場合に、前記期限を延長し、
前記設定されたスケジュールの期限が現在の時点と差がある場合に、前記期限を繰り下げるか又は繰り上げることを特徴とする請求項12に記載のスケジュール管理装置。
【請求項14】
前記制御部は、
前記タッチスクリーンから入力された期限設定アイコンの選択の回数分だけ前記スケジュールの期限を繰り下げるか又は繰り上げることを特徴とする請求項11に記載のスケジュール管理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スケジュール管理方法及び装置に関し、より詳しくは、スケジュールの期限を設定できるようにしたスケジュール管理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末機の市場は、購買を刺激する多様なデザインとアプリケーションによって急速に成長している。特に、スマートフォンは、与えられた機能のみを使用していた従来の携帯電話とは異なり、オンラインマーケットなどで写真や動画の撮影、オーディオ及びビデオの再生、オンラインゲーム、放送聴取、ソーシャルネットワークサービスなどのための多様なアプリケーションをダウンロードしてインストールすることができる。
【0003】
一方、携帯端末機は、最近タッチスクリーンを具備する傾向にあり、このようなタッチスクリーンを介してユーザのスケジュールを管理できるようにした方法を提供している。しかし、従来のスケジュール管理方法では、登録されたスケジュールを編集することが容易ではなかった。特に、登録されたスケジュールの期限を変更するためには、スケジュールを編集する画面に移動して、編集画面でユーザが日付を新しく入力する必要がある。これは、様々なスケジュールを管理し、期限が頻繁に変更される状況では、ユーザにとって非常に煩わしい作業であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、表示された期限設定アイコンを選択することにより、スケジュールの期限を容易に設定できるようにしたスケジュール管理方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるスケジュール管理方法は、少なくとも一つのスケジュールの期限を設定するための期限設定アイコンを表示するステップと、前記期限設定アイコンの選択を検出するステップと、前記選択に応答して前記スケジュールの期限を前記期限設定アイコンに対応する時点に設定するステップと、を有することを特徴とする。
【0006】
前記期限設定アイコンを表示するステップは、前記スケジュールの期限が設定されている場合に、前記期限を変更するためのアイコンを表示するステップと、前記スケジュールの期限が設定されていない場合に、前記期限を確定するためのアイコンを表示するステップと、のうちの少なくとも一つを含むことができる。
前記期限を変更するためのアイコンを表示するステップは、前記スケジュールの期限が現在の時点と一致する場合に、前記期限を延長するためのアイコンを表示するステップと、前記スケジュールの期限が現在の時点と差がある場合に、前記期限を繰り下げるか又は繰り上げるためのアイコンを表示するステップと、を含むことができる。
前記スケジュール管理方法は、前記スケジュールの期限が前記期限設定アイコンの選択によって予め設定された回数以上延長又は短縮される場合、それをユーザに案内するステップを更に含むことができる。
前記期限設定アイコンの選択を検出するステップは、タッチスクリーンから入力された前記期限設定アイコンに関連するタッチイベントに応答して、前記期限設定アイコンを選択することができる。
前記スケジュールの期限を設定するステップは、前記スケジュールの期限が設定されている場合に、前記期限を変更するステップと、前記スケジュールの期限が設定されていない場合に、前記期限を現在の時点に確定するステップと、のうちの少なくとも一つを含むことができる。
前記スケジュールの期限を設定するステップは、タッチスクリーンから入力されたタップの回数分だけ前記スケジュールの期限を繰り下げるか又は繰り上げることができる。
前記期限設定アイコンを表示するステップは、スケジュールリストにアラームするスケジュールがあるか否かを確認するステップと、前記確認結果、アラームするスケジュールがある場合、前記アラームするスケジュール、前記アラームするスケジュールの期限、及び前記アラームするスケジュールの期限を設定するためのアイコンを表示するステップと、を含むことができる。
前記期限設定アイコンを表示するステップは、期限が互いに異なる第1スケジュールリスト及び第2スケジュールリストを表示するステップと、前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンがユーザによって選択されると、前記第1スケジュールリストに含まれる期限設定アイコンに該当するスケジュールを前記第1スケジュールリストから前記第2スケジュールリストに移動させて表示するステップと、を含むことができる。
前記スケジュール管理方法は、スケジュールリストにアラームするスケジュールがある場合、スピーカーを介してアラームし、前記アラームを終了するための第1アイコンと予め定められた時間後に再びアラームするための第2アイコンとを含むアラーム画面を表示するステップを更に含むことができる。
前記アラーム画面には、前記アラーム中であるスケジュールの期限を設定するための第3アイコンを含むことができる。
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるスケジュール管理装置は、少なくとも一つのスケジュールの期限を設定するための期限設定アイコンを表示する表示部と、前記表示部によって表示される期限設定アイコンの選択に関連するタッチイベントを発生させるタッチスクリーンと、前記タッチイベントに応答して前記スケジュールの期限を前記期限設定アイコンに対応する時点に設定する制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明のスケジュール管理方法及び装置によれば、スケジュールを表示する際に、期限情報と、期限を設定できるようにしたアイコンとを共に提供することで、ユーザが容易にスケジュールの期限を設定できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態によるスケジュール管理装置の構成を示す図である。
図2】本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。
図3】本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。
図4】本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。
図5】本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。
図6】本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。
図7】本発明の一実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。
図8】本発明の他の実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。
図9】本発明の更に他の実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のスケジュール管理方法及び装置を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明の実施形態を説明するに当たり、関連する公知の機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
【0011】
本発明の詳細な説明に先立ち、以下で使用する用語や単語は、通常的又は辞書的な意味に限定して解釈してはならず、本発明の技術的思想に符合する意味及び概念として解釈しなければならない。従って、本明細書及び図面は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないため、本出願時点においてこれらを代替することができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。また、図面において一部の構成要素は誇張又は省略し、或いは、概略的に示しており、各構成要素の大きさは実際の大きさを全面的に反映するものではない。従って、本発明は、図面に示した相対的な大きさや間隔によって制限されない。
【0012】
本発明のスケジュール管理装置は、ポインティング装置を具備した装置であって、携帯電話、スマートフォン、タブレット型パソコン(tablet PC)、ハンドヘルドパソコン(hand−held PC)、PMP(Portable Multimedia Player)、PDA(Personal Digital Assistant)、音楽再生機(例:MP3プレーヤー)、携帯型ゲーム端末機、及びデジタル放送プレーヤーなど、全ての情報通信機器とマルチメディア機器及びそれに対する応用機器に適用できることは自明である。ここで、ポインティング装置としては、周知されているように、ライトペン、マウス、タッチパッド、トラックボール、及びタッチスクリーンなどがある。以下の説明では、スケジュール管理装置をスマートフォンに仮定し、ポインティング装置をタッチスクリーンに仮定して説明する。
【0013】
また、本発明のスケジュール管理装置は、ユーザのスケジュールを管理できるアプリケーション又はウィジェット(widget)を含む。ここで、ウィジェットとは、アプリケーションを介さずにコンテンツや機能をすぐに利用できるようにするミニアプリケーションである。例えば、天気、カレンダー、計算機、ニュースなどのアプリケーションがウィジェットに該当する。本発明においてアプリケーションとは、ウィジェットを含む概念であることを明らかにしておく。また、本発明のスケジュール管理装置は、このようなスケジュール管理アプリケーションをオンラインマーケットでダウンロードしてインストールすることができる。本発明のスケジュール管理アプリケーションは、ユーザが容易にスケジュールに設定されている期限、即ち、D−デイ(D−day)を繰り上げるか又は繰り下げることができるようにするユーザインターフェース機能を提供する。また、本発明のスケジュール管理アプリケーションは、スケジュールの再アラーム機能を提供する。即ち、本発明のスケジュール管理アプリケーションは、スケジュールに設定されているアラーム時刻にスケジュールの期限をアラームし、ユーザの要請によって後ほど再びアラームするか又はスケジュールの期限を他の日付に変更することができるようにする機能を提供する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態によるスケジュール管理装置の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明のスケジュール管理装置は、タッチスクリーン110、キー入力部120、表示部130、格納部140、オーディオ処理部150、スピーカー(SPK)、マイク(MIC)、及び制御部160を含んで構成される。
【0015】
このような構成を有するスケジュール管理装置は、多様なアプリケーションをそれぞれ示すアイコンを含むホーム画面を表示する。表示されるホーム画面でスケジュール管理アプリケーションのアイコンがタッチされると、スケジュール管理装置は、該当アプリケーションを実行してスケジュールリストを表示する。そして、スケジュール管理装置は、それぞれのスケジュールに対して詳細情報及び期限情報を表示する。また、スケジュール管理装置は、それぞれのスケジュールに対する期限設定アイコンを表示する。期限設定アイコンがユーザによってタッチされると、スケジュール管理装置は、タッチされたアイコンの該当スケジュールの期限を一日繰り下げるか又は繰り上げる。例えば、スケジュールの期限が今日に設定されている場合、ユーザは、該当スケジュールの期限設定アイコンをタッチすることにより、期限を明日に繰り下げることができる。スケジュールの期限が明日又は明日以降の場合、ユーザは、該当スケジュールの期限設定アイコンをタッチすることにより、期限を一日繰り下げるか又は繰り上げることができる。このとき、期限設定アイコンは、期限を一日繰り上げるようにするアイコンと、一日繰り下げるようにするアイコンとを含む。スケジュールの期限が設定されていないか又は期限が過ぎた場合、ユーザは、該当スケジュールの期限設定アイコンをタッチすることにより、期限を今日に確定することができる。また、スケジュール管理装置は、アラーム時刻に該当スケジュールの期限をアラームし、スケジュール管理アプリケーションを実行して、期限情報及び期限設定アイコンなどを含む該当スケジュールの詳細情報を表示する。以下、このようなスケジュール管理装置の各構成について具体的に説明する。
【0016】
タッチスクリーン110は、画面の特定地点に対するユーザのタッチに応答してタッチイベントを発生させ、制御部160に伝達する。このようなタッチイベントは、その動作により、タッチ(Touch)、タップ(Tap)、ダブルタップ(Double Tap)、プレス(Press)、ドラッグ(Drag)、ドラッグ&ドロップ(Drag&Drop)、フリック(Flick)、及びドラッグ&フリックなどに区分される。ここで、タッチは、ユーザが画面のいずれか一つの地点を押す動作であり、タップは、いずれか一つの地点をタッチした後、指の移動なしに該当地点から指を離す、即ちドロップする動作であり、ダブルタップは、いずれか一つの地点を連続的に2回タップする動作であり、プレスは、タップより相対的に長くタッチした後、指の移動なしに該当地点から指を離す動作であり、ドラッグは、いずれか一つの地点をタッチした状態で指を所定方向に移動する動作であり、ドラッグ&ドロップは、ドラッグした後に指を離す動作であり、フリックは、はねるように指を素早く移動した後、離す動作を意味する。ここで、ドラッグは、スクロールともいう。また、ドラッグ&フリックは、ドラッグをしながらある時点にフリックをする動作(即ち、指がタッチスクリーン110に接触した状態でドラッグとフリックが連続的に行われる動作)を意味する。制御部160は、移動速度によってフリックとドラッグを区分する。制御部160は、このようなタッチイベントに応答して表示部130などを制御する。
【0017】
キー入力部120は、スケジュール管理装置の操作のために複数のキーで構成され、キー信号を制御部160に伝達する。制御部160は、このようなキー信号に応答して表示部130などを制御する。キー信号は、電源オン/オフ信号、ボリューム調節信号、画面オン/オフ信号などに区分される。
【0018】
表示部130は、制御部160から入力を受けた画像データをアナログ信号に変換して表示する。即ち、表示部130は、スケジュール管理装置の利用による多様な画面、例えば、ロック画面、ホーム画面、及びアプリケーション実行画面などを表示する。ここで、ロック画面は、一般的に表示部130に対する電源オン信号が発生する場合に表示される画像である。例えば、ドラッグの軌跡が予め定められた軌跡と一致すると、制御部160は、画面に表示される画像をロック画面からホーム画面又はアプリケーション実行画面に切り替える。ホーム画面は、アプリケーション実行のための多数のアイコンを含む画像である。ユーザがアイコンをタッチすると、制御部160は、該当アプリケーションを実行して、表示される画像をホーム画面からアプリケーション実行画面に切り替える。
【0019】
また、表示部130は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light Emitted Diode)などの平板表示パネルの形態で形成される。そして、表示部130は、左眼イメージと右眼イメージを表示することができ、表示される左/右眼イメージに対してユーザが深さを感じられるようにする3D実現部を含む。3D実現方式は、周知されているように、メガネ方式と無メガネ方式に区分される。メガネ方式としては、色フィルタ方式、偏光フィルタ方式、シャッターグラス方式などがあり、無メガネ方式としては、レンチキュラーレンズ(Lenticular Lens)方式、パララックスバリア(Parallax Barrier)方式などがある。
【0020】
格納部140は、本発明の実施形態による機能動作に必要なアプリケーションをはじめとして、表示部130に出力される画面、特にスケジュール管理アプリケーションの実行画面を格納する。そして、格納部140は、タッチスクリーン110の運用のためのキーマップやメニューマップなどを格納する。ここで、キーマップ及びメニューマップは、それぞれ多様な形態であり得る。即ち、キーマップは、キーボードマップや、3×4キーマップ、Qwertyキーマップなどであり、現在実行中であるアプリケーションの制御のための制御キーマップであってもよい。また、メニューマップは、現在実行中であるアプリケーションの制御のためのメニューマップであってもよい。
【0021】
また、格納部140は、大きくプログラム領域とデータ領域とを含む。プログラム領域は、スケジュール管理装置の起動及び上述した各構成の運用のためのオペレーティングシステム(OS:Operating System)、多様なユーザ機能、例えば、通話機能を支援するためのユーザ機能、インターネットサーバに接続するためのWebブラウザ、その他に音源を再生するためのMP3ユーザ機能、写真などを再生するためのイメージ出力機能、動画再生機能などをそれぞれ支援するアプリケーションなどを格納する。特に、本発明のプログラム領域は、上記したスケジュール管理アプリケーションを格納する。データ領域は、スケジュール管理装置の使用により制御部160によって発生するデータ、特にスケジュールが格納される領域であり、スケジュールに関連するイメージ(例えば、地図)、期限情報、アラーム時刻、再アラームの使用有無を示す設定値、再アラームが予め設定されたスケジュールのアラーム回数、詳細情報などを格納する。
【0022】
オーディオ処理部150は、制御部160から入力を受けたオーディオ信号、特に、アラーム信号をスピーカーに送信し、マイクから入力を受けた音声などのオーディオ信号を制御部160に送信する機能を行う。即ち、オーディオ処理部150は、音声/音響データを制御部160の制御により、スピーカーを介して可聴音に変換して出力し、マイクから受信した音声などのオーディオ信号をデジタル信号に変換して制御部160に伝達する。
【0023】
制御部160は、スケジュール管理装置の全般的な動作及びスケジュール管理装置の内部ブロック間の信号の流れを制御する。特に、制御部160は、スケジュール、期限、及び期限設定アイコンを表示する機能と、期限設定アイコンの選択に応答してスケジュールの期限を設定する機能と、アラーム時刻に該当スケジュールの期限をアラームする機能と、アラームのうちからユーザの要請に応答して後で再びアラームする機能とを行う。このような制御部160の機能について、以下の図面を参照して具体的に説明する。
【0024】
図2図6は、本発明の一実施形態による期限設定のためのユーザインターフェースを説明する図である。先ず、制御部160は、期限を昨日から今日に容易に変更できるようにする機能を行う。具体的に、図2(a)を参照すると、制御部160は、ホーム画面に表示されるアイコンのうちから期限が一日過ぎたスケジュールを表示するアイコンがユーザによってタッチされると、表示部130を制御して期限が一日過ぎたスケジュールリスト201を表示するようにする。ここで、表示されるスケジュールリスト201には、それぞれのスケジュールに該当するチェックボックス202と、今日に期限を変更するためのアイコン203とが含まれる。ユーザがチェックボックス202をタップすると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、表示部130を制御して該当期限設定アイコン203が消えるようにする。その一方で、チェックされているチェックボックス204をユーザがタップすると、制御部160は、チェックを解除し、表示部130を制御して期限設定アイコンを表示するようにする。即ち、ユーザは、チェックされていないスケジュールに対して期限を今日に変更することができる。ユーザの立場から見ると、チェックされているスケジュールは、ユーザが既に行ったか又はこれ以上確認する必要がないスケジュールである。一方、ユーザが期限設定アイコン203をタップすると、制御部160は、表示部130を制御して該当スケジュールがスケジュールリスト201から消えるようにする。そして、制御部160は、図2(b)に示したように、今日が期限のスケジュールリスト205に該当スケジュールが含まれて表示されるように表示部130を制御する。また、期限が一日過ぎたスケジュールリスト201が表示された領域でドラッグが発生すると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、表示部130を制御して既に表示されたスケジュールが消えるようにする。そして、新しいスケジュールを表示するようにする。例えば、ユーザが上側にドラッグすると、最上側にあるスケジュールから消え、最下側に新しいスケジュールが表示される。また、ユーザが右側又は左側にドラッグすると、既に表示されたスケジュールは全部消えて、新しいスケジュールが表示される。
【0025】
次に、制御部160は、期限を今日から明日に容易に変更できるようにする機能を行う。具体的に、図3(a)を参照すると、制御部160は、表示部130を制御して、今日が期限のスケジュールリスト301を表示するようにする。ユーザが期限設定アイコン302をタップすると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、表示部130を制御して、該当スケジュールがスケジュールリスト301から消えるようにする。そして、制御部160は、図3(b)に示したように、明日が期限のスケジュールリスト303に該当スケジュールが含まれて表示されるように表示部130を制御する。一方、図4(a)を参照すると、制御部160は、スケジュール管理アプリケーションが実行されると、表示部130を制御して、スケジュールリスト410を含む実行画面を表示するようにする。ここで、スケジュールリスト410には、今日が期限のスケジュールリスト401が優先的に含まれる。そして、表示空間が許される場合、期限が設定されていないスケジュールリスト402と、期限が過ぎたスケジュールリスト403とが表示される。そして、表示空間が更に許される場合、期限が明日以降のスケジュールリストも表示される。また、期限別に区分されるスケジュールリストには、それぞれ、期限がいつであるかをユーザが認知できるようにするインジケーターが含まれる。即ち、図面符号401aは、期限が今日であることを示すインジケーターであり、402aは、期限が設定されていないことを示すインジケーターであり、403aは、期限が過ぎたことを示すインジケーターである。一方、ユーザが明日に期限を変更するためのアイコン420をタップすると、今日が期限のスケジュールリスト401から該当スケジュールが消えるように表示部130を制御する。そして、制御部160は、図4(b)に示したように、明日が期限のスケジュールリスト430に該当スケジュールが含まれて表示されるように表示部130を制御する。
【0026】
次に、制御部160は、期限が設定されていないか又は期限が過ぎたスケジュールに対して、期限を今日に容易に設定できるようにする機能を行う。更に図4(a)を参照すると、制御部160は、表示部130を制御して、期限が設定されていないか又は期限が過ぎたスケジュールに対して、期限を今日に確定するためのアイコン440を表示するようにする。そして、このようなアイコン440がタップされると、制御部160は、該当スケジュールリストから該当スケジュールが消えるように表示部130を制御する。そして、制御部160は、今日が期限のスケジュールリスト401に該当スケジュールが含まれて表示されるように表示部130を制御する。
【0027】
制御部160は、画面に示すスケジュールリストを多様な方法で変更する。例えば、更に図4(a)を参照すると、インジケーター401aが表示される領域から出発して下側へ向かうドラッグが発生すると、制御部160は、期限が明日以降のスケジュールリストを最上側に表示するように表示部130を制御する。そして、期限が過ぎたスケジュールリスト403が消えるように表示部130を制御する。また、図4(a)に示したように、今日が期限のスケジュールを表示する領域401b内で上側401cへドラッグが発生すると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、領域401b内から最上側にあるスケジュールが消えるようにし、その代わりに新しいスケジュールを最下側に表示するようにする。他の例として、図5(a)を参照すると、表示部130は、今月を表示する。例えば、カレンダーを表示するためのインジケーター450(図4(a)参照)がタップされると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、カレンダー510を表示するように表示部130を制御する。そして、制御部160は、表示された日付のうちからスケジュールが存在する日付に、スケジュールがあることをユーザが認知できるようにするインジケーター530を表示するようにする。また、制御部160は、スケジュールが存在する日付がタップされる(520)と、カレンダー510の下に該当日付のスケジュールを表示するように表示部130を制御する。一方、図面符号540は、今日を示すインジケーターである。
【0028】
次に、制御部160は、期限を一日又はそれ以上容易に繰り上げるか又は繰り下げる機能を行う。具体的に、更に図5(a)を参照すると、制御部160は、期限を一日繰り下げるためのアイコン550、又は、一日繰り上げるためのアイコン560がタップされると、表示部130を制御して該当スケジュールがリストから消えるようにする。そして、制御部160は、該当する日付にスケジュールの期限を変更する。また、制御部160は、スケジュールのタイトルがタップ(図5(a)参照)される(570)と、図5(b)に示したように、該当スケジュールの詳細情報を表示するように表示部130を制御する。更に図5(b)を参照すると、制御部160は、期限を繰り下げるためのアイコン580、又は期限を繰り上げるためのアイコン590がタップされると、タップされた回数分に該当する日付にスケジュールの期限を変更する。
【0029】
また、制御部160は、期限が予め設定された回数以上延長される場合、ユーザにこれを案内する機能を行う。具体的に図5(b)を参照すると、ユーザが期限延長アイコン580を予め定められた回数以上タップすると、制御部160は、詳細情報画面の上にポップアップをオーバーラップするように表示部130を制御する。ここで、ポップアップは、期限が予め設定された回数以上延長されたことを案内するための画面であり、回数設定は、ユーザが調節可能な値である。即ち、制御部160は、デフォルト(default)に指定された回数をユーザが調節可能にするオプションをユーザに提供する。そして、制御部160は、ポップアップを表示することとは別途に、スピーカーを制御して案内音を出力させることも可能である。
【0030】
また、制御部160は、予め設定された回数以上期限が延長される場合、該当スケジュールを他のスケジュールと差別化して表示するように表示部130を制御する。例えば、ポップアップは、「期限が3日延長されました。更に延長しますか」という内容、及び、「はい/いいえ」ボタンを含むものと仮定する。ユーザが「はい」ボタンをタップすると、制御部160は、ポップアップが消えるように表示部130を制御する。そして、制御部160は、期限が設定された時点よりも更に延長された該当スケジュールのタイトルを、他のスケジュールのタイトルと区別されるように、太く表示するか色を別にして表示するように表示部130を制御する。
【0031】
また、制御部160は、期限が予め設定された回数以上短縮される場合にも、ユーザにこれを案内する機能を行う。そして、制御部160は、予め設定された回数以上短縮されたスケジュールのタイトルを、他のスケジュールと区別して表示するように表示部130を制御する。
【0032】
また、制御部160は、期限の延長及び短縮を制限する機能を行う。具体的に、図5(b)を参照すると、ユーザが期限延長アイコン580を予め定められた回数以上タップすると、制御部160は、これ以上期限を延長できないように期限延長アイコン580が消えるようにする。期限短縮も、これと同様である。
【0033】
制御部160は、スケジュールの期限をアラームする機能及び再アラームする機能を行う。具体的に、図6を参照すると、制御部160は、スケジュールのアラーム時刻になると、該当スケジュールのアラーム画面を表示するように表示部130を制御する。図6に示したように、このようなアラーム画面には、アラームを終了するためのアイコン610と、設定された時間、例えば10分後に再びアラームするためのアイコン620と、該当スケジュールの期限を一日延長するためのアイコン630とが含まれる。制御部160は、このようなアラーム画面で再アラームアイコン620がタップ又はドラッグされると、設定された時間後に再びアラームする。また、制御部160は、スケジュールに対するアラーム中に該当スケジュールの期限を延長する機能を行う。更に図6を参照すると、制御部160は、期限を一日延長するためのアイコン630がタップされると、該当する日付にスケジュールの期限を変更する。
【0034】
図7は、本発明の一実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。図7を参照すると、ステップ701で、制御部160は、ホーム画面に表示されるアイコンのうちからスケジュール管理アプリケーションの実行のためのアイコンがユーザによってタッチされると、該当アプリケーションを実行する。次に、ステップ702で、制御部160は、スケジュール、期限、及び期限設定アイコンを含むアプリケーション実行画面を表示するように表示部130を制御する。ここで、アプリケーション実行画面は、図2図5に示したような実行画面であってもよい。また、期限設定アイコンには、該当スケジュールの期限が設定されていないか又は過ぎた場合、期限を今日に確定するためのアイコンが含まれる。また、期限設定アイコンには、該当スケジュールの期限が今日の場合、明日に変更するためのアイコンが含まれる。また、期限設定アイコンには、該当スケジュールの期限が明日以降の場合、今日に繰り上げるためのアイコンと、明後日に繰り下げるためのアイコンとが含まれる。
【0035】
ステップ703で、表示される期限設定アイコンがユーザによって選択されると、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、ステップ704で、制御部160は、期限設定アイコンの選択を検出し、スケジュールの期限を選択された期限設定アイコンに対応する日付に設定して、設定された期限情報を格納部140に格納する。そして、ステップ705で、制御部160は、設定された期限日付を表示するように表示部130を制御する。
【0036】
図8は、本発明の他の実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。図8を参照すると、ステップ801で、制御部160は、格納されているスケジュールリストを確認する。ステップ802で、スケジュールリストに現在知らせなければならないスケジュールがある場合、制御部160は、ステップ803に進んで、ユーザに該当スケジュールを、スピーカーを介して知らせる。
【0037】
そして、ステップ804で、制御部160は、表示部130を制御して該当スケジュールを表示するようにする。例えば、ステップ804で、制御部160は、図5(b)に示したように、期限情報及び期限設定アイコンを含む該当スケジュールの詳細情報を表示するように表示部130を制御する。また、ステップ804で、制御部160は、図6に示したように、スケジュールのタイトル、アラーム時刻、及び期限設定アイコンを含むアラーム画面を表示させることも可能である。ステップ805で、ユーザによって期限設定アイコンが選択された場合、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、ステップ806に進んで該当スケジュールの期限を他の日付に変更し、変更された期限情報を格納部140に格納する。
【0038】
図9は、本発明の更に他の実施形態によるスケジュール管理方法を説明するフローチャートである。図9を参照すると、ステップ901で、制御部160は、現在の時刻がアラーム時刻であるか否かを判断する。即ち、現在知らせなければならないスケジュールがあるか否かを判断する。ステップ901における判断結果、現在の時刻がアラーム時刻になると、ステップ902で、制御部160は、スピーカーを制御してアラームする。そして、ステップ903で、制御部160は、図6に示したように、再アラームアイコン620及び終了アイコン610を含むアラーム画面を表示するように表示部130を制御する。ステップ904で、ユーザがアラームに対する応答として、再アラームアイコン620をタップした場合、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、ステップ905で、制御部160は、アラームをしばらく止めるようにスピーカーを制御する。そして、制御部160は、アラーム画面が消えるように表示部130を制御する。また、ステップ905で、制御部160は、予め定められた時間が経過すると、再びアラームするようにスピーカーを制御した後、ステップ903に復帰する。その一方、ステップ904で、ユーザがアラームに対する応答として、終了アイコン610をタップした場合、タッチスクリーン110は、これと関連するタッチイベントを制御部160に伝達する。これにより、制御部160は、アラームを終了し、表示部130を制御してアラーム画面が消えるようにする。
【0039】
一方、スケジュールのアラーム回数は、予め設定されていてもよい。このようなスケジュールの場合、制御部160は、スケジュールのアラーム回数をカウントし、カウントされたアラーム回数が予め設定された回数に到達すると、アラームを自動で終了する。このような設定値は、ユーザが調節可能である。
【0040】
また、スケジュールは、再アラームが予め設定されていてもよい。このようなスケジュールの場合、制御部160は、ユーザがアラームに対して一定時間の間何の応答もしない場合、アラームを一時的に止めるようにスピーカーを制御する。そして、制御部160は、アラーム画面が消えるように表示部130を制御する。また、制御部160は、予め定められた時間が経過すると、再びアラームするようにスピーカーを制御する。
【0041】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0042】
110 タッチスクリーン
120 キー入力部
130 表示部
140 格納部
150 オーディオ処理部
160 制御部
201、205、301、303、401、402、403、410、430 スケジュールリスト
202、204 チェックボックス
203、302、420、440、550、560、580、590、610、620、630 アイコン
450、530、540 インジケーター
510 カレンダー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9