(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
所定数の情報が時系列で表示されるタイムラインに表示すべき投稿情報および広告情報を出力するサーバであって、前記投稿情報と、前記広告情報と、を取得する情報取得手段と、
前記投稿情報を出力するとともに、前記タイムラインにおける前記広告情報が広告効果を有効に発揮する時間である広告効果発揮時間に基づいて、前記広告情報の前記タイムライン上における表示状態を制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の情報処理システム1の構成について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
【0012】
図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ10と、端末装置30と、ネットワーク50と、を備える。サーバ10および端末装置30は、ネットワーク50を介して互いに通信可能である。サーバ10の数は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。端末装置30の数は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。ネットワーク50は、有線ネットワークであってもよいし、無線ネットワークであってもよい。サーバ10と端末装置30との間の通信は、ネットワーク50以外の媒体(例えば、USB(Universal Serial Bus)等のデータバスケーブル、又はSD(Secuere Digital)カード等のリムーバルメディア)を介して行われてもよい。
【0013】
サーバ10は、サーバ制御部12と、サーバ記憶部14と、サーバ通信部16と、を備える。
【0014】
サーバ制御部12は、サーバ通信制御部120と、サーバ情報取得部121と、サーバ出力制御部122と、タイミング決定部124と、を備える。サーバ制御部12の各部については、後述する。
【0015】
サーバ記憶部14には、サーバ制御部12が取り扱うデータが記憶される。例えば、サーバ記憶部14には、道路ネットワークを示す道路ネットワーク情報(道路ネットワークDB(Data Base))と、駅を経由する交通機関の交通ネットワークおよび運行情報を示す交通ネットワーク情報(交通ネットワークDB)と、道路ネットワークおよび交通ネットワークの少なくとも1つに関連付けられた施設を示す施設情報(施設情報DB)と、投稿情報が格納された投稿情報DBと、広告情報が格納された広告情報DBと、サーバ制御部12が実行可能なアプリケーションと、が記憶される。
【0016】
サーバ通信部16は、サーバ10とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
【0017】
端末装置30は、端末制御部32と、端末記憶部34と、端末通信部36と、操作部38と、測位部40と、表示部42と、を備える。例えば、端末装置30は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はカーナビゲーション装置である。
【0018】
端末制御部32は、端末通信制御部320と、端末情報取得部321と、端末出力制御部322と、リクエスト発行部324と、を備える。端末制御部32の各部については、後述する。
【0019】
端末記憶部34には、端末制御部32が取り扱うデータが記憶される。例えば、端末記憶部34には、ユーザ情報と、端末制御部32が実行可能なアプリケーションと、が記憶される。
【0020】
端末通信部36は、端末装置30とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
【0021】
操作部38は、ユーザから、ユーザ指示を受け付ける。例えば、操作部38は、タッチパネルである。この場合には、ユーザは、タッチパネルを用いて所定の操作(例えば、タッチ又はスワイプ)を行うことにより、端末装置30にユーザ指示を与える。操作部38は、ユーザが行った操作に応じて、ユーザ指示を受け付ける。
【0022】
測位部40は、測位情報を取得する。測位情報は、端末装置30の測位位置を示す測位位置情報と、端末装置30の測位方位を示す測位方位情報と、を含む。例えば、測位部40は、GPS(Global Positioning System)レシーバである。
【0023】
表示部42は、様々な情報を表示する。例えば、表示部42は、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。なお、操作部38および表示部42は、一体のモジュール(例えば、タッチパネル型ディスプレイ)であってもよい。
【0024】
なお、サーバ記憶部14および端末記憶部34は、それぞれ、サーバ10および端末装置30の外部に設けられ、ネットワーク50を介して、サーバ10および端末装置30と接続されてもよい。
【0025】
本実施形態の情報処理について説明する。
図2は、本実施形態の情報処理のシーケンス図である。
図2の情報処理は、端末制御部32が情報処理アプリケーションを起動したときに開始される。情報処理アプリケーションとは、コンピュータに情報処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0026】
<S1−30> サーバ10または端末装置30が、出力情報作成処理(S1−10)の実行を要求するための更新リクエスト発行処理を行う。
【0027】
図3は、本実施形態のS1−30の説明図である。
【0028】
端末装置30の表示部42には、
図3(A)の投稿情報表示画面が表示される。投稿情報表示画面は、タイムラインTLと、スクロールバー38aおよび更新アイコン38b(操作部38および表示部42により実現される指示受付手段)と、を含む。タイムラインTLには、端末装置30がサーバ10から一度に取得可能なn(n≧2)個の投稿情報のうち、タイムラインTLに表示可能なk(1≦k≦n)個の情報(投稿情報および広告情報)が時系列で表示される。nの値は、固定値、またはユーザが任意に決めた値である。kの値は、表示部42のサイズおよびタイムラインTLに表示される投稿情報の表示サイズの少なくとも1つによって決まる。
【0029】
例えば、タイムラインTLには、情報取得要求時刻(具体的には、更新リクエスト発行処理を行った時刻)に最も近い投稿時刻を有する投稿情報から、時系列順に沿って、k個の投稿情報が並んで表示される。本実施形態では、上記のようにk個の投稿情報が並んで表示されるタイムラインTLに、広告情報も表示される。
【0030】
ユーザが、例えばスクロールバー38aを操作するなどして、スクロール操作を行うと、
図3(B)に示すように、タイムラインTLに表示される情報が変わる。これにより、ユーザは、投稿されてからの経過時間が有効時間内である広告情報(すなわち、スクロールバー38aが最上部に位置するときのタイムラインTLには表示されていないものの、スクロールバー38aが下方に移動したときのタイムラインTLに表示される、広告情報)を見ることができる。スクロール操作は、スクロールバー38aの操作を介して認識されるものに限らず、マウス等の操作部38からのスクロール操作、または、表示部42がタッチパネルである場合のフリック操作などを介して認識されるものであっても良い。
【0031】
S1−30の第1例では、サーバ10が、所定時間ごとに更新リクエストを発行し、当該更新リクエストに応じてS1−10を実行するので、投稿情報表示画面の投稿情報表示欄(1)〜(k)に表示される投稿情報は、ユーザが端末装置30を操作しなくても、所定時間ごとに更新される。特に、所定時間が極めて短い場合には、投稿情報がリアルタイムに更新される。すなわち、S1−30の第1例は、プッシュ型送信の例である。
【0032】
S1−30の第2例では、端末装置30が、サーバ10に対する更新リクエストを発行し、サーバ10が、この更新リクエストに応じてS1−10を実行するので、投稿情報表示画面の投稿情報表示欄(1)〜(k)に表示される投稿情報は、端末装置30が更新リクエストを発行するタイミングに応じて更新される。すなわち、S1−30の第2例は、プル型送信の例である。
【0033】
より具体的には、ユーザが操作部38に対して所定の操作を行うと、リクエスト発行部324が、更新リクエストを発行する。これにより、ユーザは、投稿されてからの経過時間が有効時間以後である広告情報(すなわち、端末装置30が取得していない投稿情報)を、サーバ10からダウンロードすることができる。例えば、所定の操作は、更新アイコン38bのタッチまたはタイムラインTLの所定方向へのスワイプである。
【0034】
図4は、本実施形態の更新リクエストのデータ構造を示す図である。
【0035】
図4に示すように、更新リクエストは、ユーザID(Identification)と、最終更新日時と、が含まれる。ユーザIDとは、端末装置30のユーザを識別する情報である。最終更新日時とは、端末装置30が直近の更新リクエストを発行した日時、または、端末装置30が当該直近の更新リクエストに対応する出力情報を取得した日時である。
【0036】
<S1−10> サーバ10が、出力情報作成処理を実行する。
【0037】
本実施形態の出力情報処理について説明する。
図5は、本実施形態の出力情報作成処理のフローチャートである。
【0038】
<S1−100> サーバ情報取得部121が、更新リクエストに基づいて、出力対象情報を取得する。例えば、サーバ情報取得部121は、サーバ記憶部14の投稿情報DBから、更新用の投稿情報(すなわち、端末装置30に送信されていない投稿情報)を取得し、かつ、サーバ記憶部14の広告情報DBから、投稿情報と共に表示すべき広告情報を取得する。
【0039】
図6は、本実施形態の投稿情報DBのデータ構造を示す図である。
【0040】
図6に示すように、投稿情報DBには、複数の投稿情報と、投稿情報管理テーブルと、が格納されている。
【0041】
各投稿情報は、投稿IDと、投稿IDに関連付けられた情報(投稿内容、投稿日時、および投稿位置情報)と、を含む。投稿IDとは、投稿情報を識別する情報である。投稿内容とは、文字、画像、動画、およびURL(Uniform Resource Locator)の少なくとも1つを含む情報である。投稿日時とは、投稿情報が投稿された日時(例えば、端末装置30が投稿情報を取得した日時、または、投稿情報が投稿情報DBに格納された日時)を示す情報である。投稿位置情報とは、投稿情報が投稿された位置(以下「投稿位置」という)(例えば、端末装置30が投稿情報を取得したときの測位位置)を示す情報である。
【0042】
投稿情報管理テーブルは、端末装置30に提供すべき投稿情報を管理する情報である。投稿情報管理テーブルは、ユーザIDと、ユーザIDに関連付けられた情報(送信リスト)と、を含む。送信リストは、更新用の投稿情報の投稿IDの集合を示す情報である。
【0043】
更新用の投稿情報とは、投稿情報DBに格納された全ての投稿情報のうち、更新リクエストに含まれるユーザIDに関連付けられた送信リストに含まれており、かつ、更新リクエストに含まれる最終更新日時以降の投稿日時を有するn個の投稿情報である。
【0044】
また、例えば、サーバ情報取得部121は、投稿情報の投稿内容(例えば、文字列(すなわち、キーワード))および投稿位置情報の少なくとも1つに基づいて、投稿情報に関連する広告情報(例えば、キーワードに該当する広告情報、または投稿位置情報が示す位置に該当する施設の広告情報)を取得する。
【0045】
<S1−101> S1−100で取得した出力対象情報が広告情報である場合には(S1−101:Y)、S1−102に進む。一方、S1−100で取得した出力対象情報が投稿情報である場合には(S1−101:N)、S1−106に進む。
【0046】
<S1−102> タイミング決定部124が、タイムラインの有効時間を計算する。有効時間とは、将来の時点において広告情報が広告効果を有効に発揮し得る時間(以下「広告効果発揮時間」という)に相当する。
【0047】
図7は、本実施形態の有効時間の第1例の説明図である。
【0048】
時刻t0では、
図7(A)に示すように、タイムラインTLの先頭の投稿表示欄(1)から終端の投稿表示欄(k)に、それぞれ、投稿情報または広告情報が表示されている。時刻t0において、
図7(A)の投稿表示欄(1)に表示されていた広告情報が、時刻t1(t1>t0)では、
図7(B)に示すように、タイムラインTLから消える。
図7の例では、有効時間とは、広告情報が、タイムラインTLの先頭に表示されてから、タイムラインTLから消えるまでの時間(t1−t0)である。この有効時間(t1−t0)は、広告情報がタイムラインTLに継続して存在する時間であり、投稿情報の投稿頻度が高いほど短くなる。
【0049】
図8は、本実施形態の有効時間の第2例の説明図である。
【0050】
時刻t0では、
図8(A)に示すように、投稿情報の取得単位(すなわち、サーバ10から端末装置30に一度に送信される投稿情報の集合)である取得グループGには、投稿情報および広告情報が含まれている。時刻t0において、
図8(A)の取得グループGの先頭に位置していた広告情報が、時刻t2(t2>t0)では、
図8(B)に示すように、取得グループGから消える。
図8の例の有効時間とは、広告情報が、取得グループGの先頭に位置してから、取得グループGから消えるまでの時間(t2−t0)である。この有効時間(t2−t0)は、投稿情報が取得グループGに継続して存在する時間であり、投稿情報の投稿頻度が高いほど短くなる。
【0051】
次に、本実施形態の有効時間の第3例について説明する。有効時間の第3例では、タイミング決定部124は、過去の投稿情報の更新頻度に基づいて、有効時間を計算する。
【0052】
例えば、タイミング決定部124は、サーバ記憶部14の投稿情報DBにアクセスして、過去の投稿情報の更新頻度を示す更新履歴情報を取得する。次いで、タイミング決定部124は、更新履歴情報に基づいて、過去の一定期間内に送信された投稿情報の平均値を計算する。次いで、タイミング決定部124は、計算した平均値に基づいて、後述するS1−106において出力する広告情報がタイムラインTLに存在し得る時間の予測値を、有効時間として計算する。この有効時間は、過去の一定期間内に送信された投稿情報の数が多いほど、短くなる。
【0053】
なお、有効時間の第1例〜第3例は、互いに組合せ可能である。
【0054】
<S1−104> タイミング決定部124が、S1−102で計算した有効時間に基づいて、広告情報の出力タイミングを決定する。
【0055】
<S1−106> サーバ出力制御部122が、出力情報を出力する。出力情報は、S1−100で取得された、少なくとも1つの投稿情報または少なくとも1つの広告情報である。すなわち、投稿情報は、S1−102およびS1−104が実行されることなく出力されるのに対して、広告情報は、S1−102およびS1−104が実行されることにより、S1−104で決定された出力タイミングに基づいて出力される。
【0056】
図9は、本実施形態の有効時間の第1例(
図7)に対応するS1−106の説明図である。
【0057】
図9(A)は、
図7(A)と同様である。時刻t1では、
図9(B)に示すように、時刻t0においてタイムラインTLの先頭の投稿表示欄(1)に表示されていた広告情報がタイムラインTLから消え、投稿表示欄(1)に広告情報が新たに表示される。すなわち、広告情報は、時刻t1において、タイムラインTLの終端の投稿表示欄(k)から先頭の投稿表示欄(1)へ移動する。広告情報は、有効時間(t1−t0)間隔で出力されるので、時刻t1からさらに有効時間が経過したときも、
図9(B)と同様に、広告情報が、タイムラインTLの投稿表示欄(k)から先頭の投稿表示欄(1)へ移動する。
図9の例によれば、広告情報がタイムラインTLに表示されている状態を維持することができる。
【0058】
図10は、本実施形態の有効時間の第2例(
図8)に対応するS1−106の説明図である。
【0059】
図10(A)は、
図8(A)と同様である。時刻t2では、
図10(B)に示すように、時刻t0において取得グループGの先頭に位置していた広告情報が取得グループGから消え、取得グループGの先頭に広告情報が新たに配置される。すなわち、広告情報は、時刻t2において、取得グループGの終端から先頭へ移動する。広告情報は、有効時間(t2−t0)間隔で出力されるので、時刻t2からさらに有効時間が経過したときも、
図10(B)と同様に、広告情報が、取得グループG終端から先頭へ移動する。
図10の例によれば、広告情報が取得グループGに配置されている状態を維持することができる。これにより、広告効果発揮時間が持続され、結果として、広告効果を改善することができる。
【0060】
また、有効時間の第3例に対応するS1−106では、投稿情報は、投稿時刻順に順次出力されるのに対して、広告情報は、S1−104で決定した出力タイミングで出力される。これにより、端末装置30は、有効時間に応じて広告情報を取得することができる。
【0061】
次いで、サーバ通信制御部120が、サーバ通信部16およびネットワーク50を介して、作成した出力情報を端末装置30に送信する。
【0062】
<S1−32> サーバ10から出力情報が送信されると、端末装置30が、表示部42に出力情報を表示する。
【0063】
本実施形態の有効時間の第1例(
図7および9)または第3例では、
図9の投稿情報表示画面が表示部42に表示される。これにより、ユーザがスクロールバー38aを操作しなかったとしても、広告効果発揮時間が持続され、結果として、広告効果を改善することができる。
【0064】
図11は、本実施形態の有効時間の第2例(
図8および10)に対応するS1−32の説明図である。
【0065】
本実施形態の有効時間の第2例(
図8および10)の例では、
図11(A)に示すように、時刻t2において、タイムラインTLに広告情報が表示されていなかったとしても、ユーザがスクロールバー38aを操作することにより、更新アイコン38bを操作することなく投稿表示欄(k−1)に広告情報が表示される。これにより、ユーザが更新アイコン38bを操作しなかったとしても、広告効果発揮時間が持続され、結果として、広告効果を改善することができる。
【0066】
図12は、本実施形態の変形例のS1−32の説明図である。
【0067】
図12に示すように、端末装置30は、鉄道の駅ごとに投稿情報が配置されるようなユーザインタフェースを有する投稿情報表示画面であって、少なくとも1つの駅に対応する位置に、本実施形態のタイムラインTLが配置された投稿情報表示画面を、表示部42に表示してもよい。
図12の例では、B駅およびD駅のタイムライン上に、B駅およびD駅に共通する広告情報1が配置され、E駅のタイムライン上にE駅に関する広告情報2が配置されている。
【0068】
本実施形態によれば、投稿情報の投稿頻度に応じて広告情報を効果的に提供することができる。その結果、広告情報が、タイムラインTL(すなわち、ユーザがスクロールバー38aを操作せずに閲覧できる位置)や取得グループG(すなわち、ユーザが更新ボタン38bを操作せずに閲覧できる位置)に存在し続ける状態を維持することができる。これにより、広告効果発揮時間が持続され、結果として、広告効果を改善することができる。
【0069】
なお、本実施形態では、S1−104において、タイミング決定部124が、有効時間に加えて、広告情報に対して広告主が支払う広告料に基づいて、出力タイミングを決定してもよい。より具体的には、タイミング決定部124は、
図7または
図8の例に従って有効時間の平均値である平均有効時間に応じた出力間隔を計算した後に、広告料が高い広告情報については出力間隔が短くなるように出力タイミングを決定し、広告料が安い広告情報については出力間隔が長くなるように出力タイミングを決定する。これにより、広告料が高い広告情報ほど、広告効果を向上させることができる。
【0070】
また、本実施形態では、S1−100において、サーバ情報取得部121が、投稿情報の投稿内容に基づいて交通機関の遅延時間を取得し、取得した遅延時間に応じた広告情報を取得してもよい。
【0071】
また、本実施形態では、S1−106において、サーバ出力制御部122が、
図9、11または12に示すような投稿情報表示画面の画像データを、出力情報として出力してもよい。具体的には、サーバ出力制御部122は、投稿時刻に応じた位置に投稿情報を配置し、出力タイミングに応じた位置に広告情報を配置することにより、投稿情報表示画面の画像データを生成し、生成した画像データを端末装置30に送信してもよい。この場合には、S1−32において、端末装置30は、サーバ10から出力された画像データを表示部42に表示する。
【0072】
また、本実施形態では、S1−106において、サーバ出力制御部122が、
図9、11または12に示すような投稿情報表示画面のように、投稿時刻に応じた投稿情報配置と、出力タイミングに応じた広告情報配置とを示す配置情報と、投稿情報と、配置情報と、を出力情報として出力してもよい。具体的には、サーバ出力制御部122は、投稿時刻に基づいて投稿情報配置を示す第1配置情報を生成し、出力タイミングに基づいて広告情報配置を示す第2配置情報を生成し、そして、第1配置情報と、第2配置情報と、投稿情報と、広告情報と、を端末装置30に送信してもよい。この場合には、S1−32において、端末装置30は、サーバ10から出力された投稿情報および広告情報を、それぞれ、第1配置情報および第2配置情報に基づいて配置することによって、
図9、11、または12に示すような投稿情報表示画面を生成し、そして、生成した投稿情報表示画面を表示部42に表示する。
【0073】
本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
【0074】
また、本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
【0075】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化される。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明が形成可能である。例えば、上述した実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。