【0081】
したがって、本発明は、本発明の幾つかの部分の構造、特徴及び機能を記載した以下に列挙する例示的実施形態(Enumerated Example Embodiments:EEE)を含むがこれらに限定されない、本願明細書に記載された如何なる形式で実現されても良い。
(EEE1) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための符号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを基本レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの基本レイヤフレーム準拠表現を供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを拡張レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの拡張レイヤフレーム準拠表現を供給するステップ、
ii)少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
iii) 前記基本レイヤ又は異なる拡張レイヤへの少なくとも1つの従属関係を参照処理するステップ、
iv)動き又は視差補償を実行するステップ、
を含むステップ、
を有し、前記1又は複数の拡張レイヤの各々は、前記複数のデータカテゴリの全てを処理する、符号化方法。
(EEE2) 前記複数のデータカテゴリは、立体画像又はビデオの複数のビューを有する、EEE1に記載の符号化方法。
(EEE3) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの基本レイヤフレーム準拠表現を供給するステップは、
前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを基本レイヤサンプリングし単一フレームに基本レイヤ多重化するステップ、
を有する、EEE1又は2に記載の符号化方法。
(EEE4) 前記基本レイヤ処理するステップは、複数の既存のビデオコーデックのうちの1つに従う、EEE1〜3のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE5) 前記複数の既存のビデオコーデックは、H.264/AVC、VP8及びVC-1を有する、EEE4に記載の符号化方法。
(EEE6) 前記基本レイヤ処理のサンプリングは、前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの対称又は非対称フィルタリングを含む、EEE3〜5のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE7) 前記基本レイヤサンプリングするステップは、水平サンプリング、垂直サンプリング又は5点形サンプリングを有する、EEE3〜6のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE8) 前記基本レイヤ多重化するステップは、チェックボードインタリーブ配置、列インタリーブ配置、行インタリーブ配置、サイドバイサイドインタリーブ配置、及び上下インタリーブ配置のうちのいずれか1つのフレーム準拠パッキング配置を用いる、EEE3〜7のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE9) 前記基本レイヤ処理は、前記複数のビューの画像又はビデオフレームの等しい又は等しくない量のサンプルを処理するステップを更に含む、EEE2〜8のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE10) 前記拡張レイヤ処理するステップは、ハイブリッドビデオ符号化モデルを採用し、前記ハイブリッドビデオ符号化モデルは、複数の既存のコーデックのうちのいずれか1つに従う、EEE2〜9のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE11) 前記複数の既存のコーデックは、VC-1及びH.264/AVCを有する、EEE10に記載の符号化方法。
(EEE12) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
同一の画像若しくはフレーム内のサンプルから、又は同一の拡張レイヤの過去の復号化フレームからのサンプルから、少なくとも1つの予測画像を予測することにより、少なくとも1つの参照画像又はビデオフレームを生成するステップ、
前記少なくとも1つの予測画像又はビデオフレームを前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を含む、EEE2〜11のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE13) 前記少なくとも1つの参照画像又はビデオフレームの生成は、少なくとも1つの予測残差画像と前記少なくとも1つの予測画像との和を逆多重化し参照処理するステップを更に含む、EEE12に記載の符号化方法。
(EEE14) 前記逆多重化は、少なくとも1つの予測残差画像と前記少なくとも1つの予測画像との和をアップサンプリングし補間するステップを更に含む、EEE13に記載の符号化方法。
(EEE15) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファのうちの1つは、他の前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファと異なる解像度で画像又はビデオフレームを格納する、EEE2〜14のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE16) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記複数のデータカテゴリの各々に対し、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファから少なくとも1つの参照画像を選択するステップ、
前記の選択された少なくとも1つの参照画像を拡張レイヤサンプリングし、少なくとも1つのフレーム準拠画像に拡張レイヤ多重化するステップ、
前記少なくとも1つのフレーム準拠画像に基づき、視差補償又はインター予測を実行するステップ、
を更に含む、EEE1〜15のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE17) 前記選択された少なくとも1つの参照画像の拡張レイヤサンプリングは、水平サンプリング、垂直サンプリング又は5点形サンプリングのうちのいずれか1つを有し、
前記選択された少なくとも1つの参照画像の拡張レイヤ多重化は、チェックボードインタリーブ配置、列インタリーブ配置、行インタリーブ配置、サイドバイサイドインタリーブ配置、及び上下インタリーブ配置のうちのいずれか1つのフレーム準拠パッキング配置を用いる、EEE16に記載の符号化方法。
(EEE18) 前記拡張レイヤ処理は、
前記基本レイヤの参照バッファからの少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)処理するステップ、
前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE16又は17に記載の符号化方法。
(EEE19) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を参照処理し、逆多重化し、アップサンプリングするステップを含む、EEE18に記載の符号化方法。
(EEE20) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像をフィルタリングし、アップスケーリングし、補間するステップを更に含む、EEE19に記載の符号化方法。
(EEE21) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記BL−to−EL処理に関する情報を対応するデコーダに供給するステップを更に含む、EEE18〜20のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE22) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、前記複数のデータカテゴリのうちの各々1つに対して、同一の又は異なる拡張解像度で、画像を格納する、EEE1〜21のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE23) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、元の入力画像と同じ解像度で、画像を格納する、EEE1〜22のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE24) 前記基本レイヤ多重化するステップ及び前記拡張レイヤ多重化するステップは、同一のフレーム準拠パッキング配置を用いる、EEE1〜23のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE25) 前記基本レイヤ処理するステップ及び前記拡張レイヤ処理するステップは、異なる空間解像度で画像を処理する、EEE18〜24のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE26) 前記BL−to−EL処理するステップは、
前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を逆多重化するステップ、
前記の逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を補間するステップ、
前記補完された逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップ、
を有する、EEE25に記載の符号化方法。
(EEE27) 前記BL−to−EL処理するステップは、
前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を逆多重化するステップ、
前記の逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を異なる空間解像度に再スケーリングするステップ、
前記の逆多重化された再スケーリングされた少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に補間するステップ、
を有する、EEE25に記載の符号化方法。
(EEE28) 逆多重化された再スケーリングされた少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度にフィルタリングするステップを更に含む、EEE27に記載の符号化方法。
(EEE29) 前記拡張レイヤ処理するステップは、メモリ管理制御動作(memory management control operation:MMCO)を通じて前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを制御するステップを更に含む、EEE1〜28のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE30) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、1又は複数のMMCOセットに従い同期化される、EEE1〜29のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE31) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記MMCOに関する情報を対応するデコーダに供給するステップを更に含む、EEE29又は30に記載の符号化方法。
(EEE32) 前記基本レイヤ処理するステップは、第1の周波数範囲の画像成分を符号化し、前記拡張レイヤ処理するステップは、第2の周波数範囲の画像成分を符号化する、EEE1〜31のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE33) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記複数のデータカテゴリの各々に対し、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファから少なくとも1つの参照画像を選択するステップ、
前記少なくとも1つの参照画像に基づき視差補償又はインター予測を実行することにより、前記複数のデータカテゴリの各々に対し、少なくとも1つの補償画像を得るステップ、
前記少なくとも1つの補償画像を拡張レイヤサンプリングし、少なくとも1つのフレーム準拠画像に拡張レイヤ多重化するステップ、
を更に含む、EEE1〜15のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE34) 前記拡張レイヤ処理するステップは、メモリ管理制御動作(memory management control operation:MMCO)を通じて前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを制御するステップを更に含む、EEE33に記載の符号化方法。
(EEE35) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記MMCOに関する情報を対応するデコーダに供給するステップを更に含む、EEE34に記載の符号化方法。
(EEE36) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、前記複数のデータカテゴリの各々に対して、同一の又は異なる拡張解像度で、画像を格納する、EEE33〜35のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE37) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、元の入力画像と同じ解像度で、画像を格納する、EEE33〜36のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE38) 前記基本レイヤ処理するステップは、第1の周波数範囲の画像成分を符号化し、前記拡張レイヤ処理するステップは、第2の周波数範囲の画像成分を符号化する、EEE33〜37のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE39) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための符号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを基本レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの基本レイヤフレーム準拠表現を供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを拡張レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のデータカテゴリのうちの1つの画像又はビデオフレームの拡張レイヤ表現を供給するステップ、
ii)各拡張レイヤに拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
iii) 前記基本レイヤ又は異なる拡張レイヤへの少なくとも1つの従属関係を参照処理するステップ、
iv)動き又は視差補償を実行するステップ、
を含むステップ、
を有する、符号化方法。
(EEE40) 前記複数のデータカテゴリは、立体画像又はビデオの複数のビューを有する、EEE39に記載の符号化方法。
(EEE41) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの基本レイヤフレーム準拠表現を供給するステップは、前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームを基本レイヤサンプリングし単一フレームに基本レイヤ多重化するステップ、
を有する、EEE39又は40に記載の符号化方法。
(EEE42) 前記基本レイヤ処理するステップは、複数の既存のビデオコーデックのうちの1つに従う、EEE39〜41のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE43) 前記複数の既存のビデオコーデックは、H.264/AVC、VP8及びVC-1を有する、EEE42に記載の符号化方法。
(EEE44) 前記基本レイヤ処理のサンプリングは、前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの対称又は非対称フィルタリングを含む、EEE41〜43のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE45) 前記基本レイヤサンプリングするステップは、水平サンプリング、垂直サンプリング又は5点形サンプリングを有する、EEE41〜44のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE46) 前記基本レイヤ多重化するステップは、チェックボードインタリーブ配置、列インタリーブ配置、行インタリーブ配置、サイドバイサイドインタリーブ配置、及び上下インタリーブ配置のうちのいずれか1つのフレームに準拠したパッキング配置を用いる、EEE41〜45のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE47) 前記基本レイヤ処理は、前記複数のビューの画像又はビデオフレームの等しい又は等しくない量のサンプルを処理するステップを更に含む、EEE40〜46のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE48) 前記符号化レイヤ処理するステップは、ハイブリッドビデオ符号化モデルを採用し、前記ハイブリッドビデオ符号化モデルは、複数の既存のコーデックのうちのいずれか1つに従う、EEE40〜47のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE49) 前記複数の既存のコーデックは、VC-1及びH.264/AVCを有する、EEE48に記載の符号化方法。
(EEE50) 前記動き又は視差補償を実行するステップは、前記拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つの画像に基づく、EEE39〜49のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE51) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記基本レイヤの参照バッファからの少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)処理するステップ、
前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE39〜49のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE52) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を参照処理し、逆多重化しアップサンプリングするステップを含む、EEE51に記載の符号化方法。
(EEE53) 前記1又は複数の拡張レイヤの各々の前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像の参照処理、逆多重化、アップサンプリングを一緒に実行し最適化する単一の処理ユニットにより処理される、EEE52に記載の符号化方法。
(EEE54) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
異なる拡張レイヤの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つの参照画像を拡張レイヤ−拡張レイヤ(EL−to−EL)処理するステップ、
前記のEL−to−EL処理された少なくとも1つの拡張レイヤの参照画像を該拡張レイヤの前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE39〜53に記載の符号化方法。
(EEE55) 前記BL−to−EL処理するステップは、前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップを更に含む、EEE51〜54に記載の符号化方法。
(EEE56) 前記EL−to−EL処理するステップは、前記のEL−to−EL処理された少なくとも1つの拡張レイヤ参照画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップを更に含む、EEE54又は55に記載の符号化方法。
(EEE57) 前記複数のデータカテゴリの画像又はビデオフレームの拡張レイヤフレーム準拠表現を供給するステップは、
前記複数のデータカテゴリの元のフル解像度画像と少なくとも1つの基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)予測との差分画像をフィルタリングし、サンプリングし、多重化するステップ、
を有する、EEE1に記載の符号化方法。
(EEE58) 前記少なくとも1つのBL−to−EL予測は、前記基本レイヤからの少なくとも1つのフレーム準拠復号化ピクチャを逆多重化し参照処理することにより得られる、EEE57に記載の符号化方法。
(EEE59) 前記逆多重化及び参照処理は、フィルタリング、補間又は再スケーリングを更に有する、EEE58に記載の符号化方法。
(EEE60) 前記動き又は視差補償は、前記複数のデータカテゴリの各々に対して実行される、EEE57に記載の符号化方法。
(EEE61) 前記複数のデータカテゴリのうちの1つの画像又はビデオの拡張レイヤ表現を供給するステップは、
前記複数のデータカテゴリのうちの1つの少なくとも1つの元のフル解像度画像と少なくとも1つの基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)予測との少なくとも1つの差分画像を得るステップ、
を有する、EEE39に記載の符号化方法。
(EEE62) 前記少なくとも1つのBL−to−EL予測は、前記基本レイヤからの少なくとも1つのフレーム準拠復号化ピクチャを逆多重化し参照処理することにより得られる、EEE61に記載の符号化方法。
(EEE63) 前記逆多重化及び参照処理は、フィルタリング、補間又は再スケーリングを更に有する、EEE62に記載の符号化方法。
(EEE64) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための復号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて複数の基本レイヤビットストリーム信号を基本レイヤ処理するステップであって、
i)少なくとも1つのフレーム準拠基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数の拡張ビットストリーム信号を拡張レイヤ処理するステップであって、
i)複数のデータカテゴリの少なくとも1つの拡張レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップ、
ii)少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
iii) 前記基本レイヤ又は異なる拡張レイヤへの少なくとも1つの従属関係を参照処理するステップ、
iv)視差補償を実行するステップ、
を含むステップ、
を有し、
前記複数のデータカテゴリの全ては、同一の拡張レイヤで復号化され処理される、復号化方法。
(EEE65) 前記複数のデータカテゴリは、立体画像又はビデオの複数のビューを有する、EEE64に記載の復号化方法。
(EEE66) 前記基本レイヤ処理するステップは、複数の既存のビデオコーデックのうちの1つに従う、EEE64又は65に記載の符号化方法。
(EEE67) 前記複数の既存のビデオコーデックは、H.264/AVC、VP8及びVC-1を有する、EEE66に記載の符号化方法。
(EEE68) 前記拡張レイヤ処理するステップは、ハイブリッドビデオ符号化モデルを採用し、前記ハイブリッドビデオ符号化モデルは、複数の既存のコーデックのうちのいずれか1つに従う、EEE64〜67のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE69) 前記複数の既存のコーデックは、VC-1及びH.264/AVCを有する、EEE68に記載の復号化方法。
(EEE70) 前記拡張レイヤ処理するステップは、同一の画像若しくはフレーム内のサンプルから、又は同一の拡張レイヤの過去の復号化フレームからのサンプルから、少なくとも1つの予測画像を予測することにより、少なくとも1つの参照画像又はビデオフレームを生成するステップ、前記少なくとも1つの予測画像又はビデオフレームを前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、を含む、EEE64〜69のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE71) 前記少なくとも1つの参照画像又はビデオフレームの生成は、前記複数の拡張レイヤビットストリーム信号から復号化された少なくとも1つの画像と前記少なくとも1つの予測残差画像との和を逆多重化し参照処理するステップを更に含む、EEE70に記載の復号化方法。
(EEE72) 前記逆多重化は、少なくとも1つの予測残差画像と前記少なくとも1つの予測画像との和をアップサンプリングし補間するステップを更に含む、EEE71に記載の復号化方法。
(EEE73) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファのうちの1つは、他の前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファと異なる解像度で画像又はビデオフレームを格納する、EEE65〜72のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE74) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記複数のデータカテゴリの各々に対し、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファから少なくとも1つの参照画像を選択するステップ、
前記の選択された少なくとも1つの参照画像を拡張レイヤサンプリングし、少なくとも1つのフレーム準拠画像に拡張レイヤ多重化するステップ、
前記少なくとも1つのフレーム準拠画像に基づき、視差補償又はインター予測を実行するステップ、
を更に含む、EEE64〜73のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE75) 前記拡張レイヤ処理は、
前記基本レイヤの参照バッファからの少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)処理するステップ、
前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE73又は74に記載の復号化方法。
(EEE76) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を参照処理し、逆多重化し、アップサンプリングするステップを含む、EEE75に記載の復号化方法。
(EEE77) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像をフィルタリングし、アップスケーリングし、補間するステップを更に含む、EEE76に記載の復号化方法。
(EEE78) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記BL−to−EL処理に関する情報を対応するエンコーダから受信するステップを更に含む、EEE75〜77のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE79) 前記基本レイヤ処理するステップ及び前記拡張レイヤ処理するステップは、異なる空間解像度で画像を処理する、EEE75〜78のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE80) 前記BL−to−EL処理するステップは、
前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を逆多重化するステップ、
前記の逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を補間するステップ、
前記補完された逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップ、
を有する、EEE79に記載の復号化方法。
(EEE81) 前記BL−to−EL処理するステップは、
前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を逆多重化するステップ、
前記の逆多重化された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を異なる空間解像度に再スケーリングするステップ、
前記の逆多重化された再スケーリングされた少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に補間するステップ、
を有する、EEE79に記載の復号化方法。
(EEE82) 逆多重化された再スケーリングされた少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度にフィルタリングするステップを更に含む、EEE81に記載の復号化方法。
(EEE83) 前記拡張レイヤ処理するステップは、メモリ管理制御動作(memory management control operation:MMCO)を通じて前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを制御するステップを更に含む、EEE64〜82のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE84) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、1又は複数のMMCOセットに従い同期化される、EEE83に記載の復号化方法。
(EEE85) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記MMCOに関する情報を対応するエンコーダから受信するステップを更に含む、EEE83又は84に記載の復号化方法。
(EEE86) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記複数のデータカテゴリの各々に対し、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファから少なくとも1つの参照画像を選択するステップ、
前記少なくとも1つの参照画像に基づき視差補償又はインター予測を実行することにより、前記複数のデータカテゴリの各々に対し、少なくとも1つの補償画像を得るステップ、
前記少なくとも1つの補償画像を拡張レイヤサンプリングし、少なくとも1つのフレーム準拠画像に拡張レイヤ多重化するステップ、
を更に含む、EEE64〜67のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE87) 前記拡張レイヤ処理するステップは、メモリ管理制御動作(memory management control operation:MMCO)を通じて前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを制御するステップを更に含む、EEE86に記載の復号化方法。
(EEE88) 前記拡張レイヤ処理するステップは、前記MMCOに関する情報を対応するエンコーダから受信するステップを更に含む、EEE87に記載の復号化方法。
(EEE89) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための復号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて基本レイヤを通じて複数の基本レイヤビットストリーム信号を基本レイヤ処理するステップであって、
i)少なくとも1つのフレーム準拠基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて複数のデータカテゴリの1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数の拡張ビットストリーム信号を拡張レイヤ処理するステップであって、前記複数のデータカテゴリの各々は、別個の拡張レイヤで別個に処理され、前記1又は複数の拡張レイヤの各々は、
i) 前記複数のデータカテゴリのうちの1つの少なくとも1つの拡張レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップ、
ii)少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
iii) 前記基本レイヤ又は異なる拡張レイヤへの少なくとも1つの従属関係を参照処理するステップ、
iv)視差補償を実行するステップ、
を含むステップ、
を有し、
前記複数のデータカテゴリの全ては、同一の拡張レイヤで復号化され処理される、復号化方法。
(EEE90) 前記複数のデータカテゴリは、立体画像又はビデオの複数のビューを有する、EEE89に記載の復号化方法。
(EEE91) 前記基本レイヤ処理するステップは、複数の既存のビデオコーデックのうちの1つに従う、EEE89又は90に記載の復号化方法。
(EEE92) 前記複数の既存のビデオコーデックは、H.264/AVC、VP8及びVC-1を有する、EEE91に記載の復号化方法。
(EEE93) 前記符号化レイヤ処理するステップは、ハイブリッドビデオ符号化モデルを採用し、前記ハイブリッドビデオ符号化モデルは、複数の既存のコーデックのうちのいずれか1つに従う、EEE89〜92のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE94) 前記複数の既存のコーデックは、VC-1及びH.264/AVCを有する、EEE93に記載の復号化方法。
(EEE95) 前記動き又は視差補償を実行するステップは、前記拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つの画像に基づく、EEE89〜94のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE96) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
前記基本レイヤの参照バッファからの少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)処理するステップ、
前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE89〜95のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE97) 前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を参照処理し、逆多重化し、アップサンプリングするステップを含む、EEE96に記載の復号化方法。
(EEE98) 前記1又は複数の拡張レイヤの各々の前記BL−to−EL処理は、前記少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像の参照処理、逆多重化、アップサンプリングを一緒に実行し最適化する単一の処理ユニットにより処理される、EEE97に記載の復号化方法。
(EEE99) 前記拡張レイヤ処理するステップは、
異なる拡張レイヤの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つの参照画像を拡張レイヤ−拡張レイヤ(EL−to−EL)処理するステップ、
前記のEL−to−EL処理された少なくとも1つの拡張レイヤの参照画像を該拡張レイヤの前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
を更に含む、EEE89〜98に記載の復号化方法。
(EEE100) 前記BL−to−EL処理するステップは、前記のBL−to−EL処理された少なくとも1つの基本レイヤ復号化されたフレーム準拠画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップを更に含む、EEE89〜99に記載の復号化方法。
(EEE101) 前記EL−to−EL処理するステップは、前記のEL−to−EL処理された少なくとも1つの拡張レイヤ参照画像を目標空間解像度に再スケーリングするステップを更に含む、EEE99又は100に記載の復号化方法。
(EEE102) 前記複数のデータカテゴリの前記少なくとも1つの拡張レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップは、
前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された参照画像を少なくとも1つの基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)予測に加算するステップ、
を有する、EEE89に記載の復号化方法。
(EEE103) 前記少なくとも1つのBL−to−EL予測は、前記基本レイヤの参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つのフレーム準拠復号化ピクチャを逆多重化し参照処理することにより得られる、EEE102に記載の復号化方法。
(EEE104) 前記視差補償は、前記複数のデータカテゴリの各々に対して実行される、EEE102に記載の復号化方法。
(EEE105) 前記複数のデータカテゴリのうちの1つの前記少なくとも1つの拡張レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップは、
前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された参照画像を少なくとも1つの基本レイヤ−拡張レイヤ(BL−to−EL)予測に加算するステップ、
を有する、EEE89に記載の復号化方法。
(EEE106) 前記少なくとも1つのBL−to−EL予測は、前記基本レイヤの参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つのフレーム準拠復号化ピクチャを逆多重化し参照処理することにより得られる、EEE105に記載の復号化方法。
(EEE107) 前記逆多重化及び参照処理は、フィルタリング、補間又は再スケーリングを更に有する、EEE106に記載の復号化方法。
(EEE108)EEE1〜63、117の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを符号化するエンコーダ。
(EEE109)EEE1〜63、117の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを符号化する装置。
(EEE110)EEE1〜63、117の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを符号化するシステム。
(EEE111)EEE64〜107、118の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを復号化するデコーダ。
(EEE112)EEE64〜107、118の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを復号化する装置。
(EEE113)EEE64〜107、118の1又は複数項に記載された方法に従って、少なくとも1つの画像又はビデオフレームを復号化するシステム。
(EEE114)命令セットを有するコンピュータ可読媒体であって、前記命令セットは、コンピュータにEEE1〜107、117、118の1又は複数項に記載された方法を実行させる、コンピュータ可読媒体。
(EEE115)少なくとも1つの画像又はビデオフレームを符号化するための、EEE1〜63、117の1又は複数項に記載された方法の使用。
(EEE116)少なくとも1つの画像又はビデオフレームを復号化するための、EEE64〜107、118の1又は複数項に記載された方法の使用。
(EEE117) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、少なくとも2つの拡張レイヤ参照バッファを有する、EEE1〜38のいずれか一項に記載の符号化方法。
(EEE118) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファは、少なくとも2つの拡張レイヤ参照バッファを有する、EEE64〜68のいずれか一項に記載の復号化方法。
(EEE119) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための符号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて複数のビューの画像又はビデオフレームを基本レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のビューの画像又はビデオフレームの基本レイヤフレーム準拠表現を供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数のビューの画像又はビデオフレームを拡張レイヤ処理するステップであって、
i) 前記複数のビューの画像又はビデオフレームの少なくとも1つの拡張レイヤフレーム準拠表現を供給するステップ、
ii)前記基本レイヤから少なくとも1つのフレーム準拠表現を参照処理し逆多重化するステップ、
iii)前記複数のビューの画像又はビデオフレームの前記少なくとも1つの拡張レイヤ表現を前記基本レイヤから参照処理され逆多重化された表現と比較することにより、少なくとも1つの拡張レイヤ残差を生成するステップ、
iv)前記生成された少なくとも1つの拡張レイヤ残差を処理するステップであって、第1の処理された拡張レイヤ残差を生成する、ステップ、
v)少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
vi) 前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納された少なくとも1つの拡張レイヤ参照残差を処理するステップであって、第2の処理された拡張レイヤ残差を生成する、ステップ、
vii)前記第2の処理された拡張レイヤ残差を用いて動き又は視差補償を実行するステップであって、動き又は視差補償された第2の処理された拡張レイヤ残差を生成する、ステップ、
viii)前記第1の処理された拡張レイヤ残差を前記動き又は視差補償された第2の処理された拡張レイヤ残差と比較することにより、更なる第2の処理された拡張レイヤ残差を生成するステップ、
を含むステップ、
を有する符号化方法。
(EEE120) マルチレイヤフレーム準拠ビデオ配信のための復号化方法であって、
a)基本レイヤを通じて複数の基本レイヤビットストリーム信号を基本レイヤ処理するステップであって、
i)少なくとも1つのフレーム準拠基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを供給するステップ、
を含むステップ、
b)1又は複数の拡張レイヤを通じて前記複数の拡張ビットストリーム信号を拡張レイヤ処理するステップであって、
i)複数のビューの少なくとも1つの第1の拡張レイヤ復号化残差を供給するステップ、
ii)少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファを保持するステップ、
iii)前記基本レイヤからの少なくとも1つのフレーム準拠基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを参照処理するステップであって、少なくとも1つの参照処理された基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを生成する、ステップ、
iv)前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファからの少なくとも1つの第2の拡張レイヤ残差を用いて視差補償を実行するステップであって、動き又は視差補償された第2の拡張レイヤ残差を生成する、ステップ、
v)前記少なくとも1つの第1の拡張レイヤ復号化残差を前記動き又は視差補償された第2の拡張レイヤ残差に加算し、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファに格納するステップ、
vi)前記少なくとも1つの参照処理された基本レイヤ復号化画像又はビデオフレームを、前記少なくとも1つの拡張レイヤ参照ピクチャバッファからの前記少なくとも1つの第2の拡張レイヤ残差に加算するステップであって、少なくとも1つの拡張レイヤ出力画像を生成する、ステップ、
を含むステップ、
を有する復号化方法。