(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
内部構造材料(1)を製作するにあたって、先ず内蔵空洞又は内蔵通路を有する中間層材料(22)を製作し、表面層材料(21)と内層材料(23)で中間層材料(22)を挟むことによって、半製品である内部構造材料(1)が得られるステップ1と、
外表面層材料(2)を前記内部構造材料(1)の外表面に貼り付け、前記内部構造材料(1)と外表面層材料(2)との間に隙間構造(24)が形成され、完成品が得られるステップ2とを含み、
ここで、前記内部構造材料(1)の製作方法は、クラフト紙又は支持力のある材料を使って、ロール方式により、予め設定された幅のストリップ状材料となるように裁断し、一定の間隔を以って糊を塗り、一定の同等な距離を糊を塗らない位置とし、お互いに接着させて、ストリップ状の中間層材料(22)を作ってから、中間層材料(22)を引っ張って、複数の立体空洞構造を形成させ、前記中間層構造の両外側のみに糊を塗り、前記表面層材料(21)と前記内層材料(23)で前記中間層材料(22)を挟んで前記内部構造材料(1)を製作し、制作された内部構造材料(1)をダイカットダイスでダイカットすることであり、
前記外表面層材料(2)を前記内部構造材料(1)の縁で裏側に折り畳み、その折り畳み位置のみに糊を塗り、糊が塗られていない外表面層材料(2)の部分と前記内部構造材料(1)の部分との間に隙間が形成されることを特徴とする包装材料の製作方法。
内部構造材料(1)と外表面層材料(2)からなり、前記内部構造材料(1)は中空材料で、前記外表面層材料(2)は前記内部構造材料(1)の外表面上に貼り付けられ、前記内部構造材料(1)は、中間層材料(22)と、中間層材料(22)の両側に設置される表面層材料(21)及び内層材料(23)からなり、前記中間層材料(22)は内蔵空洞又は内蔵通路を有する中間層材料(22)であり、前記外表面層材料(2)は、コート紙又は装飾性の非印刷性材料であり、前記外表面層材料(2)は前記内部構造材料(1)の縁で裏側に折り畳まれており、該折り畳み位置のみは糊により接着されており、糊により接着されていない外表面層材料(2)の部分と前記内部構造材料(1)の部分との間に隙間構造(24)が形成されていることを特徴とする包装材料。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一は
、包装材料を提供
することである。再生不能な材料の代わりに、原材料
として再生可能な材料
を使用して、ローコストの製造方法
により製造される。
生産工程における化学工業材料の使用およびロスを減らし、製品設計上、
従来の高価で構造が複雑な材料を減らし、他の環境に優しい
部材を多く使って、製品の重量を減らし、「カーボン」廃ガス排出減少の「環境保全」の原則に達成す
る。
【0005】
本発明の目的の二は
、環境に優しい包装材料
の製作
に使用される、生産工程を効果的に簡略化する
包装材料の製作方法を提供することである。
【0006】
本発明の目的の三は
、上記包装材料
で製作
される包装容器であって、製作方法
が簡単で、コスト
が低
く、輸送
に便利
で、「環境に優しい」原則を満たす
包装容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記発明の目的を実現するために、本発明は、内部構造材料と外表面層材料からなり、前記内部構造材料は中空材料で、前記外表面層材料は前記内部構造材料の外表面上に貼り付けられる、包装材料を提供する。
【0008】
好ましくは、前記外表面層材料は
コート紙又は印刷性材料であり、前記内部構造材料は、中間層材料や、中間層材料の両側に設置される表面層材料と内層材料からなり、前記中間層材料は内蔵空洞又は内蔵通路を有する中間層材料であり、その表面層材料と内層材料との間は糊によって接着される。
【0009】
好ましくは、前記内部構造材料と外表面層材料との間は隙間構造が形成されている。
【0010】
好ましくは、前記包装材料は、複数層が
交差して重なった内部構造材料であり、前記内部構造材料は機械力学的に設計された中空材料である。
【0011】
さらに、本発明は上記包装材料の製作方法を提供して、前記包装材料の製作に使用するが、次のステップが含まれる。
【0012】
1.中空材料の製作:先ず内蔵空洞又は内蔵通路を有する中間層材料を製作し、表面層材料と内層材料で中間層材料を
挟むことによって、中空材料の半製品が得られる。
【0013】
2.外表面層材料を中空材料の外表面に貼り付けることによって、完成品が得られる。
【0014】
好ましくは、前記内蔵空洞又は内蔵通路を有する
中空材料の製作方法としては、クラフト紙又は支持力のある材料を使って、予め設定された幅のストリップ状材料
となるように裁断し、一定の間隔を以って糊を塗り、一定の同等な距離を糊を塗らない位置とし、お互いに接着させて、ストリップ状の中間層材料を作ってから、中間層材料を引っ張って、複数の立体空洞構造を形成させ、当該中間層構造の両外側に糊を塗り、表面層
材料と内層
材料で中間層
材料を挟んで
中空材料
の半製品を製作する。
【0015】
好ましくは、前記内蔵通路を有する中空材料の製作方法はクラフト紙又は支持力のある材料を使って、
ロール方式に
より加工し、2つのローラーで、長い溝に圧延する方法によって、平坦な原料を波型の長い溝に加工し、波型の長い溝の上下の起伏位置に糊を塗ってから、表面層材料および内層材料で中間層を挟んで中間層材料の半製品を製作する。
【0016】
また、本発明は
包装容器を提供し、当該装置は上記包装材料で作られるが、内部構造材料を折り畳んで形成される内部構造や、前記内部構造の外表面上に形成される外表面層からなる。
【0017】
好ましくは、前記
包装容器は包装ケースや、書籍ケース、開口蓋ケース、ルーズリーフ用バインダの外装、美装本の表紙、写真枠、保温ケース、アイスクリームケース、断熱保温ガスケット、円錐形アイスクリーム入れ、又は断熱保温カップ入れからなる。
【0018】
好ましくは、前記
包装容器の内部構造と外表面層の折り畳んだ位置には接着構造が設置され、前記内部構造には、中間層や、中間層の両側に設置される表面層および内層が含まれ、
包装容器の外表面に加工処理層が形成されており、その内部には
負荷を受けとめる力を増やす中空材料が設置されている。また、前記
包装容器の内部構造と外表面層との間には隙間が形成されており、前記隙間の中には機械
部材や電子機能
部材、又は保温
部材などが取り付けられる。
【0019】
好ましくは、前記
包装容器の内部構造と外表面層は円柱又は円錐体をお互いに被せて一体にさせる。
【発明の効果】
【0020】
1.本発明の内部構造材料は、本発明の調製方法によって作られる環境に優しい材料を使って、その環境保全、再生利用可能で、安価で、製造コストが低く、利益が高い特徴を生かして、伝統的な重くて値段が高い
中実板材材料を代替することができる。
【0021】
2.本発明の包装材料は独特な設計となっており、「内部構造」は中空材料を使って、簡単な折り畳み式方法によって作られ、「外表面層」は多元化材料を使って、「内部構造」の外表面にカバーされて、
包装容器に作られ、全てのカバー面に糊を塗る必要がなくなり、人的資源を低減し、製作費用を節減し、化学工業材料である糊の使用を減らし、「内部構造」
が軽質
であり、環境保全
に役立つ中空材料の使用によって、輸送積載量を減らすことができ、「カーボン」排出量を効果的に低減することができる。
【0022】
3.「外表面層」と「内部構造」との間の隙間構造も本発明の特徴であり、両者の間の設置に必要とする付加設備は
包装容器の製品をさらに多元化させる。
【0023】
次は添付図および実施例に合わせて、本発明について、さらに説明するものとする。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明によって提供される包装材料は、内部構造と外表面層からなり、その中、前記内部構造は再生可能な環境に優しい中空材料を使い、折り畳み式で「内部構造」部分を作ってから、既存の高品質
コート紙や、装飾用の非印刷性材料を「外表面層」として、包む、締める、巻くなどの方式で「内部構造」の外表面上に付着させて、包装材料の完成品が得られる。
【0026】
具体的に言って、前記「内部構造」は、中間層材料や、中間層材料の両側に設置される表面層材料および内層材料から構成される。前記中間層材料は内蔵空洞又は内蔵通路を有する中間層材料であり、その表面層材料と内層材料との間は糊で接着される。
【0027】
「内部構造」の中間層材料の製作: 本発明のキーポイントは、中間層材料を包装材料のベースとして「内部構造」を製作することであるが、「内部構造」は表面層材料および内層材料にはさまれて中間層材料が構成される。物理学の機械力学
の原理を利用して、複数の特別な軽質材料から直立式に構成される複数の立体中空構造又は波型の長い溝を作ることによって、全体的な負荷
を受けとめる機能がある、中間層構造を形成させてから、当該中間層構造の外側に糊を塗り、表面層材料と内層材料で中間層材料を
挟むことによって、軽質で、材料の使用量が少なく、強度が強く、硬い「内部構造」
の半製品を形成させて、後続の加工・使用に提供される。
【0028】
中間層材料の構造形式およびその製作方法は次のとおりである。
1)内蔵空洞式:環境に優しいクラフト紙又は任意の
強力な支持力のある材料を使って、
ロール方式により「内部構造」幅の長いストリップ状の材料
となるように事前に裁断し、一定の間隔を以って糊を塗り、つまり、自分で間隔を選択し、3cm、4cmの長さを糊を塗る位置とし、また、一定の同等な距離を糊を塗らない位置とし、お互いに重なるように接着させて、連続のストリップ状の中間層材料を作ってから、特別な設備で中間層材料を引っ張って定型させ、複数の立体空洞構造を形成させて、当該中間層構造の両外側に糊を塗り、表面層と内層で中間層
の製作方法で得られた中間材料
の半製品を挟んで、後続の加工に使用する。
【0029】
2)内蔵通路式:環境に優しいクラフト紙又は任意の
強力な支持力のある材料を使って、
ロール方式に
より加工し、2つのローラー(上下歯車に類似)で、長い溝に圧延する方法によって、平坦な原料を波型の長い溝に加工し、波型の長い溝の上下の起伏位置に糊を塗ってから、表面層材料および内層材料で中間層
の製作方法で作られた中間層材料の半製品を挟んで、後続の加工に使用する。
【0030】
必要に応じては、複数層の中間層材料および内層材料を重ねて、支持力および保護効果を強化する。また、中空材料は発泡材料でソリッド式の中間層、表面層、内層複合材料を代替することもでき、発泡材料の保温および軽質
化の効果を発揮させることもできる。
【0031】
前記「内部構造」と「外表面層」との間には「隙間構造」があり、必要とする付加設備の取り付けに使用することができ、その形成方式は次のとおりである。
【0032】
「隙間構造」:製品の形状とサイズによって、「内部構造」と「外表面層」のコンポーネントを設計し、
ダイカットプロセスで半製品を生産してから、「外表面層」は「内部構造」を包む、縛る、巻くなどの方法によって、全面的に糊で固定する方法を使わず、「外表面層」と「内部構造」との間に隙間を形成させるが、隙間の構造も本発明の発明構想の一つで、その隙間の特徴を利用して、保温機能を発揮させることもでき、装飾製品の多元化を実現することができる。
【0033】
ダイカットプロセスとは、包装生産に汎用のプロセスで、製品の必要に応じて、「内部構造」および「外表面層」形状の大きさによって、半製品に
ダイカットを行い、組立プロセスを通じて完成品に作られる。
ダイカットダイスは
ダイカットの設備であり、
ダイカット製品の形状によって、木の板上に
ダイカット位置を描き、鋸で絵の位置に隙間を加工して、ポジショニング取り付け
ダイカットラインとシャーリングダイスを使用し、
ダイカットダイスに組み立てる。それから、生産の必要に応じて、適切な
ダイカット機械を使って、そして、適切な大きさと適当な速度で、
ダイカットダイスを固定して
ダイカット生産を行う。生産中、圧力の作用を利用して、製品に必要とする形状に
ダイカットをする。
インデントプロセスは
ダイカットダイスを利用して、圧力を加えることによって、材料を切断成形させ、分離に使用する。通常の
ダイカットおよびインデントプロセスは、いずれもシャーリングカッターと
ダイカットラインカッターを同一の
ダイカットダイス内に組み合わせ、
ダイカット機械上で、
ダイカットライン加工とシャーリングプロセスが同時に行われるが、これを
ダイカットと略称する。
【0034】
注意しておきたいことは、本発明の包装材料は環境に優しい効果があり、材料や、設計および応用方法などの面が含まれる。
【0035】
1.本発明の内部構造材料は、本発明の調製方法によって得られる環境に優しい中空材料を利用して、その環境保全、再生利用可能な長所、および安価、製造コストが低く、利益が高いなどの特徴を生かして、伝統的な重くて高価な
中実板材料を代替することができる。
【0036】
1)本発明の具体的な方法として、「内部構造」に使われる中空材料は、100%の再生・循環利用可能な方式で作られ、「環境に優しい」概念に適合し、重くて、高価な
中実板を代替することによって、材料のコストを低減することができる。
【0037】
2)本発明の具体的な方法として、中空材料の機械式力学設計および
負荷を受けとめる力は、必要に応じては
耐スポーリング性をさらに強化することによって、輸送の要求を満たすようにすれば、複数層の中空材料
を交差して重ねることによって、強化の効果を達成するが、既存の厚い板材料の構造効果に比べて、もっと軽く、もっと丈夫で、もっと安い。
【0038】
3)本発明の具体的な方法として、所用の軽質中空材料は既存の
中実木板に比べて20〜30%ほど軽いが、堅固な機械特性を達成することができ、輸送の積載量を大きく低減させることができ、「カーボン」排出を効果的に低減することができる。
【0039】
2.本発明の包装材料は独特な構造となっており、「内部構造」は中空材料を使って、簡単な折り畳み式方法で作られるが、「外表面層」は多元化材料を使って、「内部構造」の外表面上にカバーさせて
包装容器を製作し、全ての表面上に糊を塗る必要がなくなり、人的資源を低減し、製作費用を節減し、化学工業材料である糊の使用を低減し、「内部構造」の軽質
な環境保全
に役立つ中空材料と共に、輸送の積載量を低減させることができ、「カーボン」排出を効果的に低減することができる。
【0040】
1)本発明の具体的な方法として、中空材料を簡単に折り畳んで「内部構造」とし、それから、「内部構造」の外側に「外表面層」を被せるが、異なるのは、既存の糊塗り材料法は薄い紙上に全体カバー式で「外表面層」と「内部構造」の全体カバー面上に糊を塗らなければならないが、本発明の方法は外表面層と内部構造の折り畳み位置に少量の糊を塗って、補強機能を実現すれば良い。例えば、角の位置、縁の折り畳み、内部紙層および特別な付加設計を以って、製品の装飾に使っており、設計の難しさによって、必要とする糊の使用量を算出する。そのため、製作費用を節減し、化学品である糊の使用量を減らすことができ、汚染物排出を効果的に低減することができる。
【0041】
2)本発明の具体的な方法として、「外表面層」の厚い
コート紙は強化された中空材料に全体的な硬度を提供することができる。所用の厚い
コート紙は既存の表面接着紙の数倍の厚さであり、ナイロンネットや、補強用紙、補強用布などの補強補助材料を使用する必要がなく、構造は依然として
負荷を受けとめる力の要求を満たすことができる。そして、「外表面層」に使われる高品質の
コート紙は一種の高品質の理想的な印刷材料で、その印刷効果は既存の包装にケースに使われる薄い
コート紙又は装飾済みグレーの
コート紙に比べて優れている。
【0042】
3)本発明の具体的な方法として、「外表面層」に使われる
コート紙の厚さは加工条件を具備しており、そのため、
コート紙の全体の表面上に糊を塗る必要がないので、
特殊な表面処理に使用することができる。例えば、縞模様の押入れ、シャーリング、ブランチング、ペインティング、膜の表装、外付け
部材の付着および品物入れ袋などの設計
である。
【0043】
4)本発明の具体的な方法として、「外表面層」材料
を中空材料
の縁
に裏側に折り畳
み、しかも、白膠、動物質膠、熱溶融膠などはいずれも全体構造を強化することができ、建物建造上、コンクリートが鉄筋「内部構造」に付着される建物補強機能と同じように、保護および強化の作用があり、既存のカラーケースの糊貼り付け作業に比べて、生産プロセスが簡単になり、人手を節減することができる。
【0044】
5)本発明の具体的な方法は、半製品を平たく敷く方式で包装材料を輸送・保存することができ、倉庫の容積を減らし、輸送空間を減らすことによって、コストを低減することができ、製品を必要とする場合、使用者は自分で折り畳んで製品を完成することができる。
【0045】
3.「外表面層」と「内部構造」との間の隙間構造も本発明の特徴であり、両者の間の隙間を利用して、必要とする付加設備を設計して、装飾製品の多元化を実現することができる。
【0046】
1)本発明の具体的な方法として、「外表面層」と「内部構造」との間の隙間には
部材を設置することができ、これらの付加機能
部材は包装材料と共に包装ケース構造の一部分となる。前記機能
部材は可動機械式
部材の立体像、電子製品、内蔵式物入れ袋、スポンジおよび機械式バルブなどの装置からなる。そして、「外表面層」と「内部構造」との間に形成されるスペース、つまり、空気層は、保温機能を提供することができる。また、中空材料の基本構造も中空構造であるので、保温効果を強化することができる。
【0047】
2)本発明の具体的な方法として、
包装容器は余分
な中空間隔を設けて、熱量を保存できるお湯袋を設置することができ、
包装容器とお湯袋を電子レンジで一緒に加熱し、水袋中のお湯は保温食品の輸送に使用することができる。例えば、
包装容器を旅行の際
に弁当を入れる場合、中空間隔にお湯袋を内蔵することができる。
【0048】
3)本発明の具体的な方法として、
包装容器には余分の中空間隔を設けて、内蔵氷袋とすることができ、アイスクリームや、アイスクリームケーキ、アイスクリーム月餅など冷凍食物の保存を必要とする旅行包装用途に使用することができる。
【0049】
4)本発明の具体的な方法として、
包装容器の「内部構造」と「外表面層」は円錐形にして、お互いに組み合わせて、円錐形アイスクリーム入れとして、冷凍状態を維持する用途に使え、携帯距離と食用時間を延ばすことができる。
【0050】
5)本発明の具体的な方法として、
包装容器の「内部構造」と「外表面層」は円筒形にして、お互いに組み合わせて、熱い又は冷たい飲み物カップの携帯用途に使え、「外表面層」は
多様な高品質印刷をして、広告の用途に使用することができる。
【0051】
上記包装材料で作られた包装品は、書籍のケース、ボトムカバーケース、トップカバーケース、開口カバーケース、カタログの外装、ルーズリーフ用バインダの外装、美装本の表紙、写真枠、ゲームのトレイ、保温ケース、アイスクリームケース、断熱保温ガスケット、円錐形アイスクリーム入れ、断熱保温カップ入れなどに適用する。必要に応じて内部構造中空材料を折り畳んで、外表面層材料で内部構造中空材料をカバーさえすれば、製品の製作が完了され、軽くて、化学品の使用量を減らす
ことができ、環境に優しい効果を達成できる。
【0052】
次は実施例1−8に合わせて、本発明の包装材料で作られた包装品を如何に使用するかについて説明するものとする。
【0053】
実施例1−8および添付
図1−8は、本発明によって提供される包装材料で作られた
包装容器の説明に使われる。
包装容器の設計基礎としては、製品の必要に応じて、「外表面層」材料および必要とする後続加工スペシャル表面処理機能と付加
的な部材を選択し、包む、縛る、巻くなどの方式で内層構造を固定することによって製品が作られる。
図1−8の
包装容器から見れば、中空材料1を折り畳み方式で「内部構造」に作り、「外表面層」材料2を包む、縛る、巻くなどの方式で中空材料で作られた「内部構造」に固定することによって完成品が得られる。
図1に示されているとおり、「外表面層」材料2上に縞模様入れ、シャーリング、ブランチング、ペインティング、膜の表装、外付け
部材および物入れ袋などを設けて、「外表面層」の加工処理層3を形成させることができる。中空材料1と「外表面層」材料2との固定を必要とする折り畳み位置において、少量の適切な糊で固定して補強機能とし、例えば、角の位置や、縁の折り畳み、「内部構造」の固定およびスペシャル
部材を設けることによって、製品装飾の用途に使用し、設計の難しさによって糊の所要量を決め、接着構造4を形成させる。
【0054】
ここで、
図1に示されている通り、本発明の実施例1の包装パーツは、中空材料を
包装容器の基礎として「内部構造」を形成するが、「内部構造」1は、表面層21と内層23で、両側に糊を塗った中間層22を挟んでからなる、中空
包装容器の原材料であり、後続の多元化加工に提供される。24に示されている隙間構造には各種
部材を取り付けるか、或いは保温機能を持たせることができる。
【0055】
その中、
図2に示されている通り、本発明の実施例2の
包装容器は包装ケースであり、開口が設けられており、その外表面に膜を表装して、加工処理層3が形成されており、その中には
負荷をとめる力を増やす中空材料5が設置されており、必要に応じて、
耐スポーリング性を強化することによって、輸送の要求を満たせるが、複数層の中空材料
を交差して重ねた構造を使用することができる。
【0056】
その加工方法:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)
負荷を受けとめる力を増やす中空材料:製品の必要に応じて、
ダイカットダイス
を製作し、必要とする大きさに
ダイカットをする。
4)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。
負荷を受けとめる力を増やす中空材料は適当量の糊で最後に固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0057】
図3に示されている通り、本発明の実施例3の
包装容器は包装ケースであり、その中には、ボトムケースとトップカバーが含まれ、ボトムケースの中には
負荷を受けとめる力を増やす中空材料5があり、また、余分の中空スペースに置かれる付加
部材の保温カプセル、氷袋12がある。トップカバーの「外表面層」と「内部構造」との間には隙間が形成されており、前記隙間の中には付加
部材のノブ8があり、トップカバーの「外表面層」と「内部構造」との隙間中には機械
部材を入れて、包装ケースに特別な機能を持たせ、トップカバーを便利に取り外せるようにする。
【0058】
その加工方法: ボトムケース:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)
負荷を受けとめる力を増やす中空材料:製品の必要に応じて、
ダイカットダイス
を製作し、必要とする大きさに
ダイカットをする。
4)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。
負荷を受けとめる力を増やす中空材料は適当量の糊で最後に固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0059】
トップカバー:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」の開口位置に付加
部材(機械
部材)を入れて、包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0060】
図4に示されているとおり、本発明の実施例4の
包装容器は包装ケースであり、一体成型のボトムケースとトップカバーが含ま
れ、前記トップカバーは前記ボトムケースの上端に一体に湾曲に成型され、ボトムケースの側面には付加
部材9のボタン装置が設けられ、ボトムケースを固定する装置となる。ケースの中には
負荷を受けとめる力を増やす中空材料5があり、また、余分の中空スペースに設置される付加
部材の保温カプセル、氷袋12がある。
【0061】
加工方法: トップカバー:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産してから、「外部構造」と結合させることによって、製品製作が
完了する。
【0062】
ボトムケース:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、開口位置などの
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)
負荷を受けとめる力を増やす中空材料:製品の必要に応じて、
ダイカットダイス
を製作し、必要とする大きさに
ダイカットをする。
4)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」の開口位置に付加
部材(ボタン装置)を入れて、包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適当量の糊を所要の位置に入れて最後に固定することによって製品の製作が
完了する。ケースの中には
負荷を受けとめる力を増やす中空材料があり、また、余分の中空スペースの中に置かれる付加
部材が設置される。
【0063】
図5に示されているとおり、本発明の実施例5の
包装容器はアルバムの外装であり、その「外表面層」材料には、包む形式で中空材料の「内部構造」を固定し、縁の所に少量の適当な糊を塗って形成される糊構造4は「外表面層」と「内部構造」を接着固定することに使われ、その中には「はさみスペース」が形成され、その片側には開口があって、本を入れるか、或いは写真を入れるなどの用途に使われる。
【0064】
外装:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適当量の糊を所要の位置に入れて最後に固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0065】
図6に示されている通り、本発明の実施例6の
包装容器は美装本の外装であり、その「外表面層」材料は、包む形式で「内部構造」を固定し、縁の所に少量の適切な糊を塗って糊構造4を形成して、「外表面層」と「内部構造」を接着固定することに使われ、その中には「はさみスペース」が形成され、その片側には開口があって、本6を当該「はさみスペース」に入れて、美装本を構成する。
【0066】
美装本外装:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適当量の糊を所要の位置に入れて最後に固定することによって、外装の製作が
完了する。
【0067】
図7に示されている通り、本発明の実施例7の
包装容器はルーズリーフ用バインダであり、その「外表面層」材料は、包む形式で中空材料の「内部構造」を固定し、接続の所は機械
部材10およびリベット11で接続する。
【0068】
ルーズリーフ用バインダ:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適切な位置において、付加
部材(リベット)と安定化
部材(機械
部材)を利用することによって、製品の製作が
完了する。
【0069】
図8に示されている通り、本発明の実施例8の
包装容器は写真枠であり、その中には、ボトム写真枠とトップカバーが含まれるが、前記ボトムケース上には開口があり、前記ボトムケースの中に写真が入り、開口から見えるようになる。
【0070】
加工方法: ボトム写真枠:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」で包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適当量の糊を所要の位置に入れて最後に固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0071】
トップカバー:1)「内部構造」:製品の設計サイズによって、開口位置などの
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットによって半製品を生産する。
2)「外表面層」:製品の設計サイズによって、開口位置などの
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットダイス
を製作し、
ダイカットに備える。所用の材料は伝統的な高品質
コート紙の加工印刷および表面処理又は純装飾非印刷材料に分けられ、
ダイカットによって半製品を生産する。
3)加工完了:「外表面層」および「内部構造」は折り畳むことができ、「外表面層」には開口の位置があり、中に入る写真など製品が見えるようにし、それから、包む、縛る、巻くなどの方式で「内部構造」を固定する。適当量の糊を所要の位置に入れて最後に固定することによって、製品の製作が
完了する。
【0072】
上記実施例2−8から見れば、本発明によって提供される包装材料は、数多くの
包装容器を製作することができる。
【0073】
以上を纏めると、本発明の包装材料およびそれによって製作された
包装容器は次の有益な効果を有する。
【0074】
1.本発明の内部構造材料は、本発明の調製方法によって作られる環境に優しい材料を使って、その環境保全、再生利用可能で、安価で、製造コストが低く、利益が高い特徴を生かして、伝統的な重くて値段が高いソリッド板材材料を代替することができる。
【0075】
2.本発明の包装材料は独特な設計となっており、「内部構造」は中空材料を使って、簡単な折り畳み式方法によって作られ、「外表面層」は
多様な材料を使って、「内部構造」の外表面にカバーされて、
包装容器に作られ、全てのカバー面に糊を塗る必要がなくなり、人的資源を低減し、製作費用を節減し、化学工業材料である糊の使用を減らし、「内部構造」軽質・環境保全中空材料の使用によって、輸送積載量を減らすことができ、「カーボン」排出量を効果的に低減することができる。
【0076】
3.「外表面層」と「内部構造」との間の隙間構造も本発明の特徴であり、両者の間の設置に必要とする付加設備は
包装容器の製品をさらに
多様にする。