(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、衣類処理のために備えられる衣類処理装置(例えば、主洗濯装置)に着脱可能に設けられて衣類の洗濯や乾燥を行うことができる別途の衣類処理装置(例えば、補助洗濯装置)を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、キャビネットから引き出し可能に設けられて、洗濯物を収容する収容部に洗濯水を給水したり排水したりすることが容易な衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)を提供することを解決しようとする課題とする。
【0009】
また、本発明は、衣類処理装置の収容部内へ洗濯水を供給するための給水管に洗濯水が残留することを防止できる衣類処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、衣類処理装置の収容部内へ柔軟剤を供給するための柔軟剤供給管に柔軟剤が残留することを防止できる衣類処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上述した課題を解決するためのもので、洗濯水を収容するタブ、前記タブ内に回転可能に設けられるドラム、前記タブ内に洗濯水を供給するように形成された給水部、及び前記タブ内に柔軟剤を供給するように形成された柔軟剤供給部を含み、前記給水部及び前記柔軟剤供給部は互いに連通するように形成されたことを特徴とする衣類処理装置を提供する。
【0012】
このとき、前記給水部は、前記タブ内に洗濯水を供給するための供給管、前記タブの内側に向かって延びる給水管、及び前記供給管と前記給水管を連結する給水連結管を含み、前記給水連結管の一側が前記柔軟剤供給部と連通するように形成されてもよい。
【0013】
また、前記供給管は、前記タブ内に冷水を供給するための冷水管、及び前記タブ内に温水を供給するための温水管を含み、前記給水連結管は、前記冷水管と温水管を連結するように形成され、前記給水管は、前記給水連結管から前記タブの内側に向かって延びるように形成されてもよい。
【0014】
また、前記柔軟剤供給部は、前記タブに向かって配置された第1柔軟剤供給管、前記タブの内側に向かうように配置された第2柔軟剤供給管、及び前記第1柔軟剤供給管と前記第2柔軟剤供給管を連結する柔軟剤連結管を含み、前記給水連結管の一側が前記柔軟剤連結管の一側と連通するように形成されてもよい。
【0015】
このとき、前記柔軟剤連結管と連通する前記給水連結管の一側には、洗濯水が柔軟剤連結管に向かって流れることを防止するためのチェック弁が設置されてもよい。
【0016】
また、前記給水連結管と連通する前記柔軟剤連結管の一側には、柔軟剤が前記給水連結管に向かって流れることを防止するためのチェック弁が設置されてもよい。
【0017】
一方、前記給水連結管及び前記柔軟剤連結管は連通突出部をそれぞれ備え、前記給水連結管の連通突出部と前記柔軟剤連結管の連通突出部とは連通ホースを介して連通するように形成されてもよい。
【0018】
また、本発明の実施例によれば、洗濯物を処理するための主洗濯装置及び補助洗濯装置を備える衣類処理装置であって、前記補助洗濯装置は、外観を形成するキャビネット、洗濯水を収容するタブ、前記キャビネットの内部に引き込まれたり、キャビネットの外部に引き出されたりするように形成され、前記タブを収容するドロワーハウジング、前記タブ内に回転可能に設けられるドラム、前記タブ内に洗濯水を供給するように形成された給水部、及び前記タブ内に柔軟剤を供給するように形成された柔軟剤供給部を含み、前記給水部と前記柔軟剤供給部は互いに連通するように形成されることを特徴とする衣類処理装置が提供される。
【0019】
このとき、前記給水部は、前記タブ内に洗濯水を供給するための供給管、前記タブの内側に向かって延びる給水管、及び前記供給管と前記給水管とを連結する給水連結管を含み、前記柔軟剤供給部は、前記タブに向かって配置された第1柔軟剤供給管、前記タブの内側に向かうように配置された第2柔軟剤供給管、及び前記第1柔軟剤供給管と前記第2柔軟剤供給管を連結する柔軟剤連結管を含み、前記給水連結管の一側が前記柔軟剤連結管の一側と連通するように形成されてもよい。
【0020】
また、前記供給管は、前記タブ内に冷水を供給するための冷水管、及び前記タブ内に温水を供給するための温水管を含み、前記給水連結管は、前記冷水管と温水管を連結するように形成され、前記給水管は、前記給水連結管から前記タブの内側に向かって延びるように形成されてもよい。
【0021】
一方、前記給水連結管に連通された前記柔軟剤連結管の一側には、柔軟剤の逆流を防止するためのチェック弁が設置されてもよい。
【0022】
また、前記柔軟剤連結管と連通された前記給水連結管の一側には、洗濯水が柔軟剤連結管に向かって流れることを防止するためのチェック弁が設置されてもよい。
【0023】
また、前記給水連結管と連通された前記柔軟剤連結管の一側には、柔軟剤が前記給水連結管に向かって流れることを防止するためのチェック弁が設置されてもよい。
【発明の効果】
【0024】
本発明は、衣類処理のために備えられる衣類処理装置(即ち、主洗濯装置)に着脱可能に設けられ、衣類の洗濯及び乾燥を行うことができる別途の衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)を提供する効果がある。
【0025】
また、本発明は、キャビネットから引き出し可能に設けられ、洗濯物を収容する収容部への洗濯水の給水及び排水が容易な衣類処理装置を提供する効果がある。
【0026】
また、本発明は、衣類処理装置の収容部内に洗濯水を供給するための給水管に洗濯水が残留することを防止できる衣類処理装置を提供する効果がある。
【0027】
また、本発明は、衣類処理装置の収容部内に柔軟剤を供給するための柔軟剤供給管に柔軟剤が残留することを防止できる衣類処理装置を提供する効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明を説明するにおいて、定義される各構成要素の名称は本発明での機能を考慮して定義されたものである。従って、本発明の技術的構成要素を限定する意味として理解されてはならない。また、各構成要素に定義されたそれぞれの名称は、当業界で異なる名称で呼ばれることもある。
【0030】
また、本明細書において言及する衣類、洗濯物には、服、衣服だけでなく、履物、靴下、手袋、帽子などのように人が着用できる対象を含み、洗濯を行うことができる全ての対象物を含むことができる。
【0031】
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る衣類処理装置について詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明の実施例に係る衣類処理装置を示す斜視図であり、
図2は、本発明の実施例に係る衣類処理装置を概略的に示す断面図である。
【0033】
図1及び
図2を参照すると、本発明に係る衣類処理装置100は、主洗濯装置200及び補助洗濯装置300を含むことができる。そして、補助洗濯装置300は、主洗濯装置200の一側又は下部に備えられてもよい。また、主洗濯装置200は、主洗濯装置200の外形を形成する第1キャビネット210を備え、補助洗濯装置300は、補助洗濯装置300の外形を形成する第2キャビネット310を備えることができる。このとき、第1キャビネット210及び第2キャビネット310は一体に形成されてもよい。一方、本発明に係る衣類処理装置100は、主洗濯装置200のみで構成されてもよく、または補助洗濯装置300のみで構成されることも可能である。
【0034】
主洗濯装置200は、フロントローディング形態の洗濯装置であることが好ましい。例えば、主洗濯装置200の前方にドア250が設置され、ドア250を介して洗濯物が主洗濯装置200内に収容されてもよい。
【0035】
具体的に、主洗濯装置200は、外観を形成する第1キャビネット210、第1キャビネット210内に設けられ、洗濯水が貯蔵される第1タブ220、及び第1タブ220内に回転可能に設けられて洗濯物が収容される第1ドラム230を備えることができる。第1ドラム230は、第1キャビネット210内で第1タブ220の外側に設けられた第1モータ240により回転できる。すなわち、第1モータ240の第1シャフト241が、第1タブ220の後面を貫通して第1ドラム230の後面に連結されている。したがって、第1モータ240の駆動力は、第1シャフト241を介して第1ドラム230に伝達され得る。
【0036】
また、第1ドラム230の内周面には、第1ドラム230の内部に収容され、洗濯物を持ち上げた後に落とすことができる1つ以上のリフター231が設置されてもよい。また、第1タブ220及び後述する補助洗濯装置300の第2タブ320に洗濯水を供給するための給水部110が設けられてもよく、洗濯が完了した後に第1タブ220及び第2タブ320から排出された洗濯水を排水するための排水部120などが設けられてもよい。
【0037】
給水部110は給水ポンプ及び供給ライン111を備えることができ、排水部120は排水ポンプ及び排水管を備えることができる。また、給水部110には、衣類処理装置の外部の水源から洗濯水の供給を受けるための供給ライン111が連結されている。給水部110に供給された洗濯水は、第1ライン112に沿って洗剤入れ260を経由して第1タブ220内に供給されたり、第2ライン113に沿って第2タブ320に選択的に供給され得る。洗濯水を第1タブ220または第2タブ320に選択的に供給するために、第1ライン112には第1弁114を設けることができ、第2ライン113には第2弁115を設けることができる。すなわち、第1弁114は第1ライン112を開閉し、第2弁115は第2ライン113を開閉することができる。
【0038】
一方、第1ドラム230の回転により第1タブ220に伝達される振動を吸収するための1つ以上のダンパー270が、第1キャビネット210と第1タブ220との間に設置されてもよい。また、第1タブ220と後述する補助洗濯装置300のキャビネットとの間にもダンパー(例えば、シリンダーダンパー)が設置されてもよい。このとき、ダンパー270は、スプリングダンパーまたはシリンダーダンパーであってもよい。また、主洗濯装置200を操作するためのコントロールパネル280が第1キャビネット210の前方上側に設けられてもよい。
【0039】
そして、補助洗濯装置300は、主洗濯装置200に隣接して備えられてもよい。例えば、主洗濯装置200を使用する使用者の便宜のため、補助洗濯装置300は主洗濯装置200の下部に備えることができる。すなわち、補助洗濯装置300は、主洗濯装置200の設置位置を上昇させて、主洗濯装置200を使用する使用者に便利さを与えることができる。
【0040】
一方、洗濯物を洗濯する主洗濯装置200と共に補助洗濯装置300を備える場合に、主洗濯装置200と補助洗濯装置300は互いに同じ洗濯容量を有するように備えることができる。しかし、衣類処理装置100の設置空間の制約及び衣類処理装置100の製造コストを考慮して、主洗濯装置200及び補助洗濯装置300のいずれか一方が他方に比べてさらに小さい容量を有するように備えられてもよい。
【0041】
本実施例では、
図1及び
図2に示されたように、補助洗濯装置300が、主洗濯装置200に比べて洗濯容量、体積、高さのうちの少なくとも1つが小さいように構成されて備えられてもよい。これによって、使用者は、洗濯物の量に応じて適切に主洗濯装置200及び補助洗濯装置300のいずれか一方を選択して使用することができる。
【0042】
使用者は、洗濯物の種類に応じて、主洗濯装置200及び補助洗濯装置300のうちの1つを選択して洗濯することができる。例えば、ベビー服、下着などのように別々に区分して洗濯する必要がある場合及び洗濯物が少量である場合に補助洗濯装置300を用いて洗濯し、その他の洗濯物は主洗濯装置200を用いて洗濯することがきる。
【0043】
具体的に、補助洗濯装置300は、トップローディング形態で形成された洗濯装置であってもよい。また、補助洗濯装置300は、第2キャビネット310に引き込み/引き出し可能なドロワー形態で形成されてもよい。例えば、補助洗濯装置300は、外観を形成する第2キャビネット310、第2キャビネット310内に引き込まれたり、第2キャビネット310から引き出されたりすることができるドロワーハウジング360、ドロワーハウジング360内に設けられ、洗濯水が貯蔵される第2タブ320、及び第2タブ320内に回転可能に設けられ、洗濯物が収容される第2ドラム330を備えることができる。また、第2タブ320の一側には、第2タブ320内に収容された洗濯水を補助洗濯装置300の外側に排水するための排水部400が備えられてもよい。
【0044】
ドロワーハウジング360は、衣類処理装置100の前方向に向かって第2キャビネット310に形成された開口部350を介して第2キャビネット310に引き込まれたり、第2キャビネット310から引き出されたりすることができる。
【0045】
第2ドラム330は、ドロワーハウジング360内で第2タブ320の外側に設けられた第2モータ340により回転できる。すなわち、第2モータ340の第2シャフト341が、第2タブ320の下面を貫通して第2ドラム330の下面に連結されている。したがって、第2モータ340の駆動力は、第2シャフト341を介して第2ドラム330に伝達され得る。
【0046】
一方、ドロワーハウジング360の前方にはカバーパネル361を設置することができる。このようなカバーパネル361はドロワーハウジング360と一体に形成されてもよい。また、カバーパネル361には、ドロワーハウジング360の引き込み及び引き出しのための取っ手362が形成されてもよく、カバーパネル361の上面には、補助洗濯装置300を操作するためのコントロールパネル380が備えられてもよい。また、ドロワーハウジング360の上部には、第2タブ320内に洗濯水を供給するための洗濯水供給孔365が設置され、第2ドラム330内に洗濯物を投入したり、取り出したりするためのドア363が設置されてもよい。ドア363の一側には、ドア363を引いて開けるためのカバー取っ手364が備えられてもよい。以下、
図3を参照して、本発明に係る補助洗濯装置をより具体的に説明する。
【0047】
図3は、本発明に係る衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)の分解図である。
【0048】
図3を参照すると、本発明に係る補助洗濯装置300は、上部面が開放されたドロワーハウジング360、及びドロワーハウジング360の開放された上部面に備えられるドロワーカバー366を含むことができる。
【0049】
ドロワーハウジング360は、内部が空いている空間を形成する六面体形状に形成することができ、ドロワーカバー366は、ドロワーハウジング360の上部面を形成するようにドロワーハウジング360に固定され得る。
【0050】
ドロワーハウジング360の前方面にはカバーパネル361を設置することができる。カバーパネル361の前方面には取っ手362を備えることができる。使用者は、取っ手362を用いて、第2キャビネット310内に挿入されたドロワーハウジング360を第2キャビネット310の外側に引き出すことができる。
【0051】
カバーパネル361の上面には、補助洗濯装置300を操作するためのコントロールパネル380を設置することができる。コントロールパネル380は、補助洗濯装置300の内側の衣類収容部に洗濯水を給/排水するための手段、衣類を回転させる手段、及び衣類にスチームや熱風を供給する手段などを制御するために使用者が制御命令を入力するための手段である。また、コントロールパネル380は、使用者によって入力された制御命令の確認、及び使用者が入力した制御命令の実行過程を使用者に通知するための手段としても使用することができる。
【0052】
ドロワーカバー366には、ドロワーカバー366を貫通するように設けられ、ドロワーハウジング360の内部をドロワーハウジング360の外部と連通させる投入口367、及びドロワーカバー366を貫通するように設けられ、補助洗濯装置300(即ち、第2タブ)の内側に洗濯水を案内する洗濯水供給孔365を備えることができる。
【0053】
ドロワーハウジング360内には、洗濯水が貯蔵される空間を提供する第2タブ320、及び第2タブ320の内部に回転可能に設けられて洗濯物が収容される第2ドラム330を備えることができる。
【0054】
第2タブ320は、洗濯水が貯蔵される空間を提供し、上部面が開放された形状のタブボディー321、及びタブボディー321の上部面に設置されるタブカバー322で構成することができる。
【0055】
また、第2ドラム330は、タブボディー321の外部に備えられた駆動部によってタブボディー321の内部で回転できる。駆動部は、タブボディー321の外側に設置された第2モータ340、及び第2モータ340の駆動力を第2ドラム330に伝達する第2シャフト341で構成することができる(
図2参照)。このとき、第2モータ340は、タブボディー321に固定されて回転磁場を形成するステータ、及び回転磁場により回転するローターで構成され得る。
【0056】
一方、タブボディー321は、タブ支持部Dを介してドロワーハウジング360の内部に設置され得る。タブ支持部Dは、第2ドラム330の回転による振動が第2タブ320を通して第2キャビネット310に伝達されることを防止する。具体的に、タブ支持部Dは、第2タブ320を第2キャビネット310の底面から浮遊状態となるように支持しつつ、第2タブ320の振動を緩衝する役割を果たす。
【0057】
この場合、ドロワーハウジング360には、タブ支持部Dの一端部を支持するように形成された第1ブラケット368が設けられ、タブボディー321の外周面には、タブ支持部Dの他端部を支持するように形成された第2ブラケット328が設けられてもよい。
【0058】
第1ブラケット368は、ドロワーハウジング360の内周面からドロワーハウジング360の中心に向かって突出するように形成することができ、第2ブラケット328は、タブボディー321の外周面からドロワーハウジング360の内周面に向かって突出するように形成することができる。
【0059】
タブカバー322には、タブカバー322を貫通するように設けられて投入口367と第2ドラム330とを連通させるタブ投入口323が設けられてもよい。また、タブカバー322には、洗濯水供給孔365の下部に位置し、洗濯水供給孔365に流入する洗濯水をドラム330に案内する貫通孔324がさらに設けられてもよい。
【0060】
タブ投入口323にはドア363を設置することができる。また、ドア363は、タブカバー322に回転可能に設けられてもよい。ドア363は、ヒンジ(図示せず)を介してタブカバー322に結合されてもよい。このとき、投入口367はタブ投入口323の上部に位置し、ドア363及びタブ投入口323の大きさは投入口367の大きさよりも小さく形成することができる。したがって、タブ投入口323がドロワーカバー366の下部に位置しているにもかかわらず、ドア363を介してタブ投入口323を開閉することができる。
【0061】
特に、ドア363の外周面は、投入口367の内周面と所定距離離隔して備えられることが好ましい。これは、幾何公差(geometric tolerance)や位置公差(positional tolerance)によってドア363が投入口367に干渉してタブ投入口323を開放できなくなる問題を防止するためである。
【0062】
ドア363には、ドア363をドロワーカバー366又はタブカバー322に着脱可能に固定させる取っ手364が備えられてもよい。
【0063】
一方、ドア363には、タブ投入口323を通して洗濯水が漏出することを防止するためのシーリング部(図示せず)が備えられてもよい。このようなシーリング部は、ドア363がタブ投入口323を閉鎖する時にタブ投入口323をシーリングできる限りいかなる材質で形成されても関係ないが、ゴムのような弾性体が一例となり得る。
【0064】
以下、
図4及び
図5を参照して、本発明に係る衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)の排水部について説明する。
【0065】
図4は、本発明に係る補助洗濯装置のドロワーハウジング360の背面に設けられる排水部400を示す背面図であり、
図5は、
図4の排水部400を概略的に示す斜視図である。
【0066】
図4及び
図5には、給水部を除外した排水部400のみが示されており、給水部については、
図6及び
図7を参照して別に説明する。
【0067】
図4及び
図5を参照すると、衣類処理装置の排水部400は、第2タブ320の内側の洗濯水を排出するための動力を提供する排水ポンプ410、及び排水ポンプ410に連結されて第2タブ320の内側の洗濯水を第2タブ320の外側に案内する排水ライン420を含む。具体的に、排水部400は、ドロワーハウジング360の背面に設置することができる。例えば、第2タブ320内の洗濯水を第2キャビネット310の外側に排水するために、排水ポンプ410はドロワーハウジング360の背面下側に備えることができる。具体的に、排水ポンプ410は、ドロワーハウジング360の背面において、左側下部または右側下部に配置してもよい。また、排水ライン420の一端部は、排水ポンプ410の一側に連通し得、排水ライン420の他端部は、第2キャビネット310の外側で下水溝などに連通するように配置され得る。
【0068】
排水ライン420は、
【数1】
の形状に形成することができる。例えば、排水ライン420は、排水ポンプ410の一側からドロワーハウジング360の幅方向に延びる第1ライン421、第1ライン421と連通し、第1ライン421の端部からドロワーハウジング360の高さ方向に延びる第2ライン422、及び第2ライン422と連通し、第2ライン422の端部からドロワーハウジング360の幅方向に延びる第3ライン423を含むことができる。また、第1ライン421、第2ライン422及び第3ライン423は一体に形成されてもよい。
【0069】
また、第3ライン423の端部は、排水ブラケット424によってドロワーハウジング360の背面に固定され得る。例えば、排水ブラケット424は、ドロワーハウジング360の背面において、右側上部または左側上部に配置されてもよく、第3ライン423の端部は排水ブラケット424に連結され得る。排水ブラケット424には排水孔425が形成されているので、第3ライン423の端部から出た洗濯水は、排水ブラケット424の排水孔425を通して第2キャビネット310の外部に排出され得る。
【0070】
図示していないが、排水孔425には、第2キャビネット310の外部にある下水溝まで案内する排水案内管が連結されてもよい。
【0071】
したがって、洗い又はすすぎ過程が完了して第2タブ320内の洗濯水を排出するとき、洗濯水は、排水ポンプ410、第1ライン421、第2ライン422、第3ライン423、排水ブラケット424の排水孔425及び排水案内管を順次通過して、第2キャビネット310の外側に排出され得る。
【0072】
一方、
図5は、衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)において、排水部400を中心に示した斜視図である。
図5を参照すると、排水部400は、残水排出ライン430をさらに含むことができる。
【0073】
例えば、第2タブ320内の洗濯水を排出するための排水ポンプ410の作動が中断されると、排水ライン420には洗濯水が残留し得る。具体的に、第2ライン422及び第3ライン423のうちの1つは第2タブ320の内側と連通し得る。そして、排水ポンプ410の作動が中断されるとき、第2ライン422及び第3ライン423のうちの1つに第2タブ320の内部の空気が流入するとサイフォン現象が遮断されるので、第2ライン422及び第3ライン423よりも低い位置に配置された第1ライン421に洗濯水が残留するようになる可能性が高い。
【0074】
第1ライン421に洗濯水が残留する場合、排水ライン420を通して下水溝の悪臭が第2タブ320内に流入することを防止できるという効果がある。しかし、冬には、残留している洗濯水により第1ライン421が凍破するおそれがある。したがって、必要に応じて、第1ライン421の内部の洗濯水も排水する必要がある。そのために、本発明は残水排出ライン430を備えることができる。
【0075】
図5に示したように、残水排出ライン430の一端部431は排水ポンプ410に連結され、残水排出ライン430の他端部432は、自由端としてドロワーハウジング360の側面の前方部に分離可能に設置されてもよい。例えば、残水排出ライン430は、ドロワーハウジング360の背面に設置された排水ポンプ410からドロワーハウジング360の側面に沿ってドロワーハウジング360の前方に向かって延びるように配置することができる。
【0076】
このとき、通常時には第1ライン421内の残水を維持するために、残水排出ライン430の他端部432は、第1ライン421よりも高い位置に配置しなければならない。
図5を参照すると、残水排出ライン430の他端部432は、第1ライン421よりも高い位置で上側に向かうように配置されている。
【0077】
このように、残水排出ライン430の他端部432は、ドロワーハウジング360が第2キャビネット310から引き出されるときに第2キャビネット310の外部に露出するように配置され得る。
【0078】
そして、ドロワーハウジング360の側面には、残水排出ライン430を案内するための案内ブラケット433を設置することができる。また、ドロワーハウジング360の側面の前方部には、残水排出ライン430の自由端である他端部432を分離可能に固定するための固定ブラケット434を設置することができる。
【0079】
第1ライン421は、排水ポンプ410から遠い端部から排水ポンプ410に近い端部に向かって下向きに傾斜するように配置することができる。また、第1ライン421と残水排出ライン430とは排水ポンプ410を介して互いに連通するように形成できる。
【0080】
したがって、使用者が第1ライン421に残留する洗濯水を排出しようとするとき、まず、使用者は、ドロワーハウジング360を第2キャビネット310から引き出し、ドロワーハウジング360の側面に設置された残水排出ライン430の自由端である他端部432を分離する。そして、使用者が、分離された他端部432を下向きに傾斜させると、第1ライン421に残留する洗濯水は、排水ポンプ410を経由して残水排出ライン430を通して第2キャビネット310の外部に排出され得る。
【0081】
より具体的に、残水排出ライン430の他端部432には開閉部435を備えることができる。したがって、使用者が第1ライン421及び排水ポンプ410内に残留する洗濯水を残水排出ライン430を介して第2キャビネット310の外部に排出するためには、開閉部435を開ける過程が先行しなければならない。
【0082】
一方、
図4には、第2タブ320内に洗濯水(冷水及び温水のうちの少なくとも1つ)を供給するための洗濯水供給部501,502を備えることができる。洗濯水は、外部の水源から第2タブ320内に供給され得、外部の水源と洗濯水供給部501,502とは、図示していない供給ホースなどによって連結されてもよい。このような洗濯水供給構造については、以下、
図6及び
図7を参照して具体的に説明する。
【0083】
図6は、本発明に係る補助洗濯装置の給水部を示す図である。
図6には、給水部のみが示されているが、
図4及び
図5で説明した排水部が、
図6に示された補助洗濯装置に適用されてもよい。
【0084】
図6を参照すると、本発明に係る衣類処理装置(補助洗濯装置)は、給水部500及び柔軟剤供給部600をさらに含むことができる。
【0085】
給水部500は、第2タブ320内に洗濯水を供給するための供給管511,512、第2タブ320の内側に向かって延びる給水管530、及び供給管511,512と給水管530とを連結する給水連結管520を含むことができる。
【0086】
より具体的に、給水部500の供給管511,512は、第2タブ320内に温水を供給するための温水管511と、第2タブ320内に冷水を供給するための冷水管512とで構成され得る。また、給水連結管520は、温水管511と冷水管512を連結するように形成され得る。
【0087】
また、給水管530は、給水連結管520から第2タブ320の内側に向かって延びるように形成することができる。
【0088】
したがって、温水管511及び冷水管512のうちの少なくとも1つを介して給水連結管520に向かって供給された温水及び冷水のうちの少なくとも1つは、給水管530を通して第2タブ320の内側に供給され得る。
【0089】
このとき、温水及び冷水は、第2キャビネット310の内部または外部の水源(図示せず)から供給されてもよい。
【0090】
また、給水管530は、ドロワーハウジング360の上側に配置することができる。そして、給水管530は、給水連結管520から第2タブ320の内側に向かって下方に傾斜するように配置することができる。
【0091】
また、給水連結管520から第2タブ320の内側に向かって延びた給水管530の端部は、第2タブ320内に洗濯水を供給するためにドロワーハウジング360の上部に設けられた洗濯水供給孔365に連結され得る。このとき、給水管530は、給水連結管520からドロワーハウジング360の上側の洗濯水供給孔365に向かって下方に傾斜するように配置され得る。
【0092】
柔軟剤供給部600は、第2タブ320に向かって配置された第1柔軟剤供給管610、第2タブ320の内側に向かうように配置された第2柔軟剤供給管630、及び第1柔軟剤供給管610と第2柔軟剤供給管630を連結する柔軟剤連結管620を含むことができる。
【0093】
したがって、第1柔軟剤供給管610を介して柔軟剤連結管620に向かって供給された柔軟剤は、第2柔軟剤供給管630を通して第2タブ320の内側に供給され得る。
【0094】
このとき、柔軟剤は、第2キャビネット310の内部または外部の柔軟剤供給源(図示せず)から供給されてもよい。また、第2柔軟剤供給管630は、ドロワーハウジング360の上側に配置され、柔軟剤連結管620から第2タブ320の内側に向かって下方に傾斜するように配置され得る。
【0095】
また、柔軟剤連結管620から第2タブ320の内側に向かって延びた第2柔軟剤供給管630の端部は、第2タブ320内に柔軟剤を供給するためにドロワーハウジング360の上部に設けられた柔軟剤供給孔369に連結され得る。このとき、第2柔軟剤供給管630は、柔軟剤連結管620から柔軟剤供給孔369に向かって下方に傾斜するように配置され得る。
【0096】
そして、ドロワーハウジング360の外側には連結ブラケット513を設置することができる。例えば、連結ブラケット513は、ドロワーハウジング360の後方の上側に配置され得る。このとき、給水連結管520及び柔軟剤連結管620は連結ブラケット513に設置され得る。
【0097】
一方、ドロワーハウジング360が第2キャビネット360に引き込まれたり、第2キャビネット360から引き出されたりするとき、給水管530及び第2柔軟剤供給管630が捩れたり破損したりするおそれがある。
【0098】
これを防止するために、本発明に係る衣類処理装置(補助洗濯装置)は、給水管530及び第2柔軟剤供給管630のうちの少なくとも1つを案内するガイダー540、及びガイダー540の端部を案内するガイドレール550をさらに含むことができる。
【0099】
図6を参照すると、ガイダー540は、ドロワーハウジング360の上側においてドロワーハウジング360の幅方向に沿って延びるように配置することができる。例えば、ガイダー540は、ドロワーハウジング360の後方の上面においてドロワーハウジング360の幅方向に沿って延びるように配置することができる。
【0100】
また、ガイダー540は、給水管530及び第2柔軟剤供給管630の少なくとも一部を囲む形態で形成することができ、給水管530及び第2柔軟剤供給管630を固定するための1つ以上の固定突起541を設けることができる。固定突起541は、給水管530及び第2柔軟剤供給管630が上側へ離脱することを防止するように形成され得る。
【0101】
また、ガイドレール550は、ドロワーハウジング360の上側において連結ブラケット513の対向側面に設置することができる。例えば、ドロワーハウジング360の幅方向において、ガイドレール550は連結ブラケット513の対向側面に設置され得る。ドロワーハウジング360が第2キャビネット310から引き出されるとき、ガイドレール550は、ガイダー540の端部をドロワーハウジング360が引き出される方向に案内する役割を果たす。
【0102】
具体的に、ガイダー540の一端部は、ドロワーハウジング360の上側に設けられた連結ブラケット513に旋回可能に連結される。したがって、ドロワーハウジング360が第2キャビネット310の内側に引き込まれた状態で、ガイダー540の他端部はガイドレール550の一端部に配置され得る。そして、ドロワーハウジング360が第2キャビネット310の外側に引き出されるとき、ガイダー540の他端部は、ガイドレール550に沿ってガイドレール550の他端部に移動する。もちろん、第2キャビネット310から引き出された状態のドロワーハウジング360が再び第2キャビネット310の内部に引き込まれるとき、ガイダー540の他端部は、ガイドレール550に沿ってガイドレール550の一端部に移動し得る。
【0103】
ガイダー540の他端部にはガイダーブラケット542を備えることができる。給水管530及び第2柔軟剤供給管630は、ガイダーブラケット542で湾曲して洗濯水供給孔365及び柔軟剤供給孔369に向かってそれぞれ延びることができる。また、ガイダー540とガイドレール550との連結はガイダーブラケット542を通じて行われる。このとき、ガイダー540とガイダーブラケット542は一体に形成されてもよい。
【0104】
したがって、ドロワーハウジング360が第2キャビネット310の外側に引き出されるとき、ガイダー540の他端部に備えられたガイダーブラケット542は、ガイドレール550に沿ってガイドレール550の一端部から他端部に移動できる。また、ドロワーハウジング360が第2キャビネット310の内側に引き込まれるとき、ガイダーブラケット542は、ガイドレール550に沿ってガイドレール550の他端部から一端部に移動できる。
【0105】
上記のようにガイダー540を案内するために、ガイドレール550は、所定の曲率を有する曲線形態で形成することができる。そして、ガイドレール550の一端部及び他端部は、それぞれドロワーハウジング360の上側に固定され得る。
【0106】
例えば、ガイドレール550の一端部は、ドロワーハウジング360の後方の上側に配置され、ガイドレール550の他端部は、ドロワーハウジング360の前方の上側に配置され得る。
【0107】
具体的に、ガイドレール550の一端部は、ドロワーハウジング360の幅方向の一側面に配置され、ガイドレール550の他端部は、ドロワーハウジング360の幅方向の中央部に配置され得る。
【0108】
一方、給水管530に洗濯水が残留したり、第2柔軟剤供給管630に柔軟剤が残留したりする場合、気温の低い冬場には、給水管530及び第2柔軟剤供給管630が凍破するおそれがある。したがって、このような問題点を克服するための構造について、下記の
図7を参照して具体的に説明する。
【0109】
図7は、
図6の給水部を示す拡大図である。
図6及び
図7を共に参照すると、本発明に係る衣類処理装置(即ち、補助洗濯装置)は、給水部500と柔軟剤供給部600が互いに連通するように形成され得る。
【0110】
したがって、給水部500を介して第2タブ320内に洗濯水が供給されるとき、柔軟剤供給部600を通じて給水部500は大気圧を維持できるので、給水部500に洗濯水が残留することを防止することができる。逆に、柔軟剤供給部600を介して柔軟剤の供給が完了した場合に、給水部500を通じて柔軟剤供給部600は大気圧を維持できるので、柔軟剤供給部600に柔軟剤が残留することを防止することができる。
【0111】
すなわち、(図示していない)外部モータまたはポンプなどによる給水作動が止まっても、給水部500内の洗濯水は、柔軟剤供給部600を通じて加わった大気圧によって洗濯水供給孔365を通して第2タブ320内に供給され得る。また、外部モータまたはポンプなどによる柔軟剤供給作動が止まっても、柔軟剤供給部600内の柔軟剤は、給水部500を通じて大気圧を維持できるので、柔軟剤供給孔369を通して第2タブ320内に供給され得る。
【0112】
したがって、気温の低い冬に、洗濯水が給水部500及び柔軟剤供給部600に残留して給水部500及び柔軟剤供給部600が凍破することを防止することができる。
【0113】
この場合、給水部500を介した洗濯水の供給時間は、柔軟剤供給部600を介した柔軟剤の供給時間と少なくとも所定時間の間重ならないように制御されなければならない。
【0114】
具体的に、給水連結管520の一側は柔軟剤供給部600と連通するように形成することができる。このとき、給水連結管520は、連通ホース700を介して柔軟剤供給部600と連通するように形成することができる。より具体的に、給水連結管520の一側が柔軟剤連結管620の一側と連通するように形成することができる。このとき、給水連結管520は、連通ホース700を介して柔軟剤連結管620の一側と連通するように形成することができる。
【0115】
このとき、給水連結管520及び柔軟剤連結管620は連通突出部521,621をそれぞれ備えることができ、給水連結管520の連通突出部521と柔軟剤連結管620の連通突出部621は連通ホース700を介して連通することができる。
【0116】
したがって、給水管530に洗濯水が残留する場合に、第2タブ320の内側と連通する第2柔軟剤供給管630及び連通ホース700を通じて給水管530に大気圧が加わって、給水管530内の洗濯水が給水管530内に残留せずに第2タブ320内へ流れ込み得る。
【0117】
同様に、第2柔軟剤供給管630に柔軟剤が残留する場合に、第2タブ320の内側と連通する給水管530及び連通ホース700を通じて第2柔軟剤供給管630に大気圧が加わって、第2柔軟剤供給管630内の柔軟剤が第2柔軟剤供給管630内に残留せずに第2タブ320内へ流れ込み得る。
【0118】
このとき、給水管530が給水連結管520から第2タブ320の内側に向かって下方に傾斜するように配置され、第2柔軟剤供給管630が柔軟剤連結管620から第2タブ320の内側に向かって下方に傾斜するように配置された構造は、給水管530内の洗濯水及び柔軟剤連結管620内の柔軟剤が第2タブ320の内側に向かって流れ込むことを助ける。
【0119】
上記のように、給水部と柔軟剤供給部を連通させることによって(即ち、給水連結管520と柔軟剤連結管620を連通させることによって)、気温の低い冬場に、給水管530と第2柔軟剤供給管630内に洗濯水及び柔軟剤が残って給水管530及び第2柔軟剤供給管630が凍破することを防止することができる。
【0120】
また、図示していないが、柔軟剤供給部600が備えられていない場合、給水連結管520を排水ライン420に連結する方法を考慮し得る。すなわち、柔軟剤供給部600が提供されない衣類処理装置において、給水管530に残留する洗濯水を第2タブ320内に流すために、給水連結管520が、
図4に示された排水ライン420のうち第3ライン423に連通するように構成することができる。このような構造により、上述した給水連結管520と柔軟剤連結管620を連通させることと同様の効果を奏することができる。
【0121】
一方、柔軟剤連結管620と連通する給水連結管520の一側には、洗濯水(即ち、冷水及び温水)が柔軟剤連結管620に向かって流れることを防止するためのチェック弁(図示せず)が設置されてもよい。すなわち、連通ホース700が連結される給水連結管520の一側には、洗濯水が柔軟剤連結管620に向かって流れることを防止するためのチェック弁(図示せず)が設置され得る。
【0122】
また、給水連結管520と連通する柔軟剤連結管620の一側にも、柔軟剤が給水連結管520に向かって流れることを防止するためのチェック弁(図示せず)が設置されてもよい。すなわち、連通ホース700が連結される柔軟剤連結管620の一側には、柔軟剤が給水連結管520に向かって流れることを防止するためのチェック弁(図示せず)が設置され得る。
【0123】
また、給水連結管520に連結された温水管511の端部及び冷水管512の端部には、温水及び冷水の逆流を防止するためのチェック弁(図示せず)がそれぞれ設置されてもよい。
【0124】
また、給水連結管520に連通された柔軟剤連結管620の一側には、柔軟剤の逆流を防止するためのチェック弁(図示せず)が設置されてもよい。
【0125】
本発明は様々な形態に変形して実施可能であり、上述した実施例にその権利範囲が限定されない。したがって、変形した実施例が本発明の特許請求の範囲の構成要素を含んでいる場合、本発明の権利範囲に属するものと解さねばならない。