特許第6117910号(P6117910)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6117910空白手形発行および手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6117910
(24)【登録日】2017年3月31日
(45)【発行日】2017年4月19日
(54)【発明の名称】空白手形発行および手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/18 20120101AFI20170410BHJP
   G06Q 40/02 20120101ALI20170410BHJP
   G07D 13/00 20060101ALI20170410BHJP
   G07F 19/00 20060101ALI20170410BHJP
【FI】
   G06Q20/18
   G06Q40/02
   G07D9/00 321Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-507337(P2015-507337)
(86)(22)【出願日】2012年8月22日
(65)【公表番号】特表2015-515697(P2015-515697A)
(43)【公表日】2015年5月28日
(86)【国際出願番号】CN2012080456
(87)【国際公開番号】WO2013159475
(87)【国際公開日】20131031
【審査請求日】2015年8月19日
(31)【優先権主張番号】201210126597.5
(32)【優先日】2012年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514160607
【氏名又は名称】成都三泰控股集団股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】補建
(72)【発明者】
【氏名】羅安
(72)【発明者】
【氏名】馮少川
(72)【発明者】
【氏名】楊会芳
(72)【発明者】
【氏名】羅明元
(72)【発明者】
【氏名】王暁玲
(72)【発明者】
【氏名】李暁波
(72)【発明者】
【氏名】謝万彬
【審査官】 宮地 匡人
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−306141(JP,A)
【文献】 特開2001−022878(JP,A)
【文献】 米国特許第07840485(US,B1)
【文献】 特開平07−044750(JP,A)
【文献】 特開平10−222729(JP,A)
【文献】 特開平07−036979(JP,A)
【文献】 米国特許第06575362(US,B1)
【文献】 特開2006−202037(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
G07D 13/00
G07F 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステム、その特徴は、対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム、及び少なくとも1つの先端対公手形セルフサービス端末を含み、前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームが少なくとも1つの先端対公手形セルフサービス端末と接続する、
前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームはシステム基礎プラットフォーム構築情報の入力、データストレージ、設備の監視、OCR識別、外部システムとのインタフェースおよびシステムデータのサーチ統計管理に用いる、
前記の先端対公手形セルフサービス端末は対公手形保存、廃棄対公手形回収、ユーザーとの交互、および対公手形重要情報の収集と識別に用いる、
前記対公手形重要情報の収集と識別は対公手形映像採集、対公手形真偽識別および対公手形面要素の記入を含む、
前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームは対公手形業務管理モジュール、対公手形業務サービスモジュール、対公手形業務識別暗号モジュール、対公手形業務インタフェースモジュール、データベース、空白対公手形発売モジュール及び廃棄対公手形回収モジュールを含み、前記対公手形業務管理モジュールがデータベースと接続し、対公手形業務サービスモジュールがデータベースと接続し、対公手形業務識別暗号モジュールが対公手形業務サービスモジュールと接続し、空白対公手形発売モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュールはそれぞれのデータベースと接続する、
前記対公手形業務管理モジュールは、システム全体の基本情報、システムパラメータの設定および先端対公手形セルフサービス端末に対する管理、および先端対公手形セルフサービス端末実行状態のリアルタイム監視と業務受理統計に用いる、
前記対公手形業務サービスモジュールは、先端対公手形セルフサービス端末と対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム間のデータ交互に用いる、
前記対公手形業務識別暗号モジュールは、OCRと暗号化アルゴリズム技術を利用し、対公手形重要要素の暗号化保存に用いる、
前記対公手形業務インタフェースモジュールは先端対公手形セルフサービス端末との接続に用いる、
前記の空白対公手形発売モジュールは先端対公手形セルフサービス端末の空白対公手形の発売およびその業務統計記録、対公手形発売の情報管理、印刷およびサーチ機能を制御する、かつそれと対応する顧客管理機能がある、
前記廃棄対公手形回収モジュールは人工二次審査過程で発見する廃棄対公手形に対する統計、記録に用いる、廃棄対公手形に対応した顧客口座、及び顧客アカウントに対応した先端対公手形セルフサービス端末に対応した回収ボックス番号を提供し、廃棄対公手形印刷およびサーチ機能を提供する、しかもそれと対応する顧客管理機能がある、
前記データベースは各種データ情報の保存に用いる、
前記の先端対公手形セルフサービス端末は以下を含む:端末ホスト、先端インタフェース、対公手形収納ボックス、対公手形交換ボックス、回収ボックス及び対公手形処理モジュール;前記対公手形処理モジュールが端末ホストと接続し、対公手形収納ボックスが対公手形交換ボックスと接続し、対公手形収納ボックスと対公手形交換ボックスはそれぞれ端末ホストに接続し、回収ボックスが端末ホストに接続し、端末ホストは先端インタフェースを介して銀行専用のネットに接続して、専用ネットワークを通じて対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームの対公手形業務インタフェースモジュールに接続する、
前記端末ホストはそれと接続するモジュールを制御し、かつ先端インタフェースを通じて対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームと交互する、
前記対公手形収納ボックスは空白対公手形の保存に用いる、
前記対公手形交換ボックスはユーザーに対公手形と/あるいはユーザーへの廃棄対公手形返却に用いる、
前記回収ボックスは、スタッフが前記回収ボックスに対応する顧客アカウントを入れる廃棄対公手形に用いる、
前記対公手形処理モジュールは、対公手形スキャン、OCR識別及び受領メモ印刷に用いる、対公手形収納ボックスから空白対公手形を抽出して対公手形交換ボックスに入れてさらにユーザーと取引する、発売及び処理された対公手形情報は端末ホストを通じて対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームに送付する、
前記回収ボックスは回収ボックス安全ドアおよび交互モジュールがあり、前記回収ボックス安全ドア及び交互モジュールはそれぞれ端末ホストに接続し、安全ドアは端末ホストが制御する、
交互モジュールは顧客パスワード入力または顧客カード挿入に用いる、
端末ホストは顧客の入力されたパスワード或は顧客カードの情報を対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームに送付して検証を実施する、検証された後に回収ボックス安全ドアが開く。
【請求項2】
請求項1に記載の前記空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムであって、前記対公手形重要要素は対公手形表面二次元コードと磁気コードを含む。
【請求項3】
請求項1に記載の前記空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムであって、前記対公手形処理モジュールは対公手形情報印刷モジュール、OCR識別モジュール、対公手形情報スキャンモジュールおよび受領メモ印刷モジュールを含み、前記対公手形情報印刷モジュールが端末ホストに接続し、OCR識別モジュールが端末ホストに接続し、対公手形情報スキャンモジュールが端末ホストに接続し、受領メモ印刷モジュールが端末ホストに接続する、
前記対公手形情報印刷モジュールは、対公手形必要額面情報の印刷に用いる、
前記対公手形情報スキャンモジュールは、対公手形の正反面画像とUV画像(ultraviolet画像、紫外画像)のスキャンに用いる、
前記OCR識別モジュールは対公手形のOCR識別に用いる、
前記受領メモ印刷モジュールはセルフ帳票回収印刷及び振込帳票印刷に用いる。
【請求項4】
請求項3に記載の前記空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムであって、前記対公手形交換ボックスに安全ドアがあり、安全ドアが端末ホストと接続し、端末ホストが制御する。
【請求項5】
請求項1に記載の前記空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムであって、前記対公手形は小切手と/あるいは受領メモと/あるいは手形をいう。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動化技術に関し、特に銀行手形対公手形自動化処理技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年来、中国人民銀行は映像技術に基づく、全国をカバーする対公手形交換システムを全国範囲内で徐々に設立、展開している。前記システムは対公手形の全国共通をサポートし、その上に、対公手形業務量は着実に成長している、対公手形業務量の増加に従って、銀行カウンターの圧力が増加している、セルフー設備を利用して、カウンターの圧力を軽減することは各商業銀行が関心する問題である。今現在銀行企業は対公手形処理業務プロセスにおいて以下の五つの問題がある。1.銀行企業対公手形発行方式は一般的に顧客会計担当者が定期的に銀行に行って受領するので、柔軟性と利便性は足りない;2.銀行企業対公手形の処理は半分手作業の状態に滯在し、対公手形映像、データ確認、データ処理、データストレージなどは段階別の手作業が必要で、能率が低下している;3.廃棄対公手形に対する処理の柔軟性はよくない;4.データ管理は統一のプラットフォームがなく、システム対する基本情報管理、システムパラメータの設定、拠点設備器具の管理と拠点設備運行状態のリアルタイム監視、および業務受入統計などを実現することができない;5.全国範囲内の対公手形決済業務を自動的に実現することができない。ここでの対公手形は小切手、受領メモおよび手形などを言う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決する技術問題は、今現在対公手形業務処理時の柔軟性と利便性不足かつ効率低下の欠点を解決する、空白手形発行および手形一時保管機能付き対公手形セルフサービスシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明が前記問題を解決するには、採用する技術方案は、空白手形発行および手形一時保管機能付き対公手形セルフサービスシステムで、その特徴は以下を含む。対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム、少なくとも1つの先端対公手形セルフ端末、前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームと少なくとも1つの先端対公手形セルフ端末が接続する。
【0005】
前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームはシステム基礎プラットフォーム構築情報の入力、データストレージ、設備の監視、OCR識別、外部システムとのインターフェースおよびシステムデータのサーチ統計管理を提供する。
【0006】
前記の対公手形セルフサービス端末は対公手形保存、廃棄対公手形回収、ユーザーとのインタラクティブ実現、および対公手形重要情報の収集と識別に用いる。
【0007】
具体的には、前記対公手形重要情報の収集と識別は対公手形映像採集、対公手形真偽識別、対公手形面要素入力を含む。
【0008】
さらに、前記対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームは以下を含む:対公手形業務管理モジュール、対公手形業務サービスモジュール、対公手形業務識別暗号モジュール、対公手形業務インタフェースモジュール、データベース、空白対公手形発行モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュール、前記対公手形業務管理モジュールとデータベースの接続、対公手形業務サービスモジュールとデータベースの接続、対公手形業務インタフェースモジュールとの接続、対公手形業務識別暗号モジュールと対公手形業務サービスモジュールの接続、空白インボイス発行モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュールとそれぞれのデータベースとの接続
前記対公手形業務管理モジュールは、システム全体の基本情報、システムパラメータの設定および先端対公手形セルフサービス端末に対する管理、および先端対公手形セルフ端末に対するリアルタイム監視と業務受理統計に用いる。
【0009】
前記対公手形業務サービスモジュールは、先端対公手形セルフ端末と対公手形業務セルフサービスセンターのプラットフォーム間データ交換に用いる。
【0010】
前記対公手形業務識別暗号モジュールは、OCR技術と暗号化アルゴリズム技術を利用し、対公手形の重要要素を暗号化保管することに用いる。
【0011】
前記対公手形業務インタフェースモジュールは、先端と対公手形セルフ端末の接続に用いる。
【0012】
前記空白対公手形発行モジュールは先端対公手形セルフ端末の空白公手形の発行および業務統計記録、対公手形発行の情報管理、印刷およびサーチ機能に用いる、かつそれと対応する顧客管理機能もある、
前記廃棄対公手形回収モジュールは人工二次審査過程で発見する廃棄対公手形を統計、記録することに用いる。廃棄対公手形と対応した顧客口座、および顧客アカウントに対応した先端対公手形セルフサービスに対応する回収ボックス番号を提供し、廃棄対公手形印刷およびサーチ機能を提供する。それと対応する顧客管理機能もある。
【0013】
前記データベースは各種データ、情報の保存に用いる。
【0014】
具体的には、前記重要要素は対公手形表面の二次元コードと磁気コードを含む。
【0015】
さらに、前記の先端対公手形セルフ端末は以下を含む:端末ホスト、先端インタフェース、対公手形ストレージボックス、対公手形交換ボックス、回収ボックスおよび対公手形処理モジュール。前記対公手形処理モジュールが端末本体と接続し、対公手形ストレージボックスが対公手形交換ボックスと接続し、対公手形収納ボックスがそれぞれ端末本体と接続し、回収ボックスが端末本体と接続し、端末ホストは先端インタフェースを介して銀行専用ネットと接続し、専用ネットワークを介して対公手形業務セルフサービスセンターのプラットフォームの対公手形業務インタフェースモジュールと接続する。
【0016】
前記端末ホストは各それと接続するモジュールを制御することに用いる、そして先端インタフェースを介して対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームとデータ交換を実施する。
【0017】
前記対公手形収納ボックスは空白対公手形空白を収納する。
【0018】
前記対公手形交換ボックスはユーザーに対公手形提供と/あるいはユーザーへの廃棄対公手形返済に用いる。
【0019】
前記回収ボックスは、スタッフが回収箱に対応する顧客アカウントを入れる廃棄対公手形に用いる。
【0020】
前記対公手形処理モジュールは、対公手形スキャン、OCR識別、および受領メモ印刷に用いる。対公手形収納ボックスから空白対公手形を抽出して対公手形交換ボックスに入れて取引で更にユーザーに与えれることを制御し、発行及び処理した対公手形情報は端末ホストを介して対公手形業務セルフセンタープラットフォームに送付する。
【0021】
具体的には、前記回収ボックスは回収ボックスドアおよび交互モジュールがあり、前記回収ボックスドアおよび交互モジュールはそれぞれ端末本体と接続し、安全ドアは端末ホストが制御する。
【0022】
交互ブモジュールは顧客のパスワード入力或は顧客カード挿入に用いる。
【0023】
さらに、前記対公手形処理モジュールは以下を含む:対公手形情報印刷モジュール、OCR識別モジュール、対公手形情報スキャンモジュールおよび受領メモ印刷モジュール。前記対公手形情報印刷モジュールが端末ホストと接続し、OCR識別モジュールが端末ホストと接続し、対公手形情報スキャンモジュールが端末ホストと接続し、受領メモ印刷モジュールが端末ホストと接続する。
【0024】
前記対公手形情報印刷モジュールは、対公手形の必要額面情報の印刷に用いる。
【0025】
前記対公手形情報スキャンモジュールは、対公手形正反面画像およびUV画像(ultraviolet画像、紫外画像)のスキャンに用いる。
【0026】
前記OCR識別モジュールは対公手形に対するOCR識別に用いる、
前記受領メモ印刷モジュールはセルフ回収メモの印刷及び収入メモの印刷に用いる。
【0027】
具体的には、前記対公手形交換ボックスに安全ドアがあり、安全ドアが端末ホストと接続し、端末ホストが制御する。
【0028】
さらに、前記対公手形は小切手と/あるいは受領メモと/あるいは手形を言う。
【発明の効果】
【0029】
本発明の効果は、前記の空白手形発行および手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムを通じて、ユーザはもう銀行カウンターに行って対公手形を購入する必要がなくなる上に、即時にユーザーに廃棄対公手形を返却することができる、しかも自動に対公手形に対してスキャンなどのデータ化処理、廃棄対公手形に対する管理統計によって、銀行企業の作業効率を全面的に向上することができる、また、顧客も即時に対応する回収ボックスから前記廃棄対公手形を受領することができるため、便利である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1図1は実施例のシステム枠図。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下は付録図面及び実施例に合わせて、本発明の技術方案を詳しく説明する。
【0032】
本発明は、空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムが対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム、および少なくとも1つの先端対公手形セルフ末端から接続して構成する、その中、対公手形業務セルフサービスセンターは、システム基礎プラットフォーム構築情報の入力、データストレージ、設備の監視、OCR識別、外部システムとのインターフェースおよびシステムデータのサーチ統計管理に用いる;先端対公手形セルフ端末は対公手形の収納、廃棄対公手形の回収、ユーザーとの交互、および対公手形重要情報の収集と識別に用いる。対公手形業務が可能な限り自動化して、ユーザーに便利を図って、銀行企業の仕事効率をアップする。
【0033】
実施例
本例の対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームは以下を含む:対公手形業務管理モジュール、対公手形業務サービスモジュール、対公手形業務識別暗号モジュール、対公手形業務インタフェースモジュール、空白対公手形発売モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュール。先端対公手形セルフ端末は以下を含む:端末ホスト、先端インターフェイス、対公手形ストレージ箱、対公手形交換箱、回収ボックスおよび対公手形処理モジュール。そのシステム枠図は図1による。
【0034】
まず、対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム、および少なくとも1つの先端対公手形セルフ末端が接続して、空白手形発売と手形一時保存機能付き対公手形セルフサービスシステムに構成する。その内、対公手形業務セルフセンタープラットフォームはシステム基礎プラットフォーム構築情報の入力、データストレージ、設備の監視、OCR識別、外部システムとのインターフェースおよびシステムデータのサーチ統計管理に用いる;先端対公手形セルフ端末は対公手形収納、廃棄対公手形回収、ユーザーとの交互、および対公手形重要情報の収集と識別に用いる;対公手形重要情報の収集と識別は以下を含む:対公手形映像採集、対公手形真偽識別、対公手形面要素入力など;対公手形は、小切手と/あるいは受領メモと/あるいは手形などをいう。
【0035】
対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームは、対公手形業務サービスモジュール、対公手形業務識別暗号モジュール、対公手形業務インタフェースモジュール、データベース、空白対公手形発売モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュールから構成する、前記対公手形業務管理モジュールがデータベースと接続し、対公手形業務サービスモジュールがデータベースと接続し、対公手形業務インタフェースモジュールと接続し、対公手形業務識別暗号モジュールが対公手形業務サービスモジュールと接続し、空白手形発売モジュールおよび廃棄対公手形回収モジュールはそれぞれのデータベースと接続する。そのうち、対公手形業務管理モジュールはシステム全体の基本情報、システムパラメータの設定および先端対公手形セルフサービス端末の管理、および先端対公手形セルフ端末に対するリアルタイム監視と業務受理統計に用いる;対公手形業務サービスモジュールは先端対公手形セルフ端末と対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォーム間のデータ交互に用いる;対公手形業務識別暗号モジュールはOCR技術と暗号化アルゴリズム技術を利用して、対公手形重要要素の暗号化ストレージに用いる;重要要素は対公手形表面二次元コードと磁気コードなどを含む。対公手形業務インタフェースモジュールは先端対公手形セルフ端末と接続する、空白対公手形発売モジュールは先端対公手形セルフ端末の空白対公手形の発売およびその業務統計記録、対公手形発売の情報管理、印刷およびサーチ機能に用いる、かつそれと対応する顧客管理機能がある;廃棄対公手形回収モジュールは人工二次審査過程で発見した廃棄対公手形の統計、記録に用いる、廃棄対公手形に対応した顧客口座、および同顧客アカウントに対応した先端対公手形セルフサービス端末に対応する回収ボックス番号を提供し、廃棄対公手形印刷およびサーチ機能を提供する、それと対応する顧客管理機能もある;データベースは各種データ情報の収納に用いる。
【0036】
先端対公手形セルフ端末は対公手形処理モジュールと端末本体が接続し、対公手形ストレージボックスが対公手形交換ボックスと接続し、対公手形ストレージボックスと対公手形交換ボックスはそれぞれ端末本体と接続し、回収ボックスが端末ホストと接続して構成する、その内、端末ホストは先端インタフェースを介して銀行専用ネットと接続して、専用ネットを介して専用対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームの対公手形業務インタフェースモジュールと接続する;端末ホストはそれと接続するモジュールを制御し、そして先端インタフェースを介して対公手形業務セルフセンターのプラットフォームと交互する;対公手形ストレージボックスは空白対公手形の保存に用いる、対公手形交換ボックスはユーザーに対公手形の提供と/あるいはユーザーへの廃棄対公手形回収に用いる、ここでの廃棄対公手形は、ユーザが間違って記入した、先端対公手形セルフ端末に廃棄と判定した手形を言う。対公手形交換ボックスに安全ドアがあり、安全ドアが端末本体に接続し、端末本体が制御する;回収ボックスは、スタッフが本回収ボックスの対応する顧客アカウントの廃棄対公手形に用いる、回収ボックスに回収ボックス安全ドアおよび交互モジュールがあり、回収ボックス安全ドアおよび交互モジュールはそれぞれ端末本体に接続し、回収ボックス安全ドアは端末ホストが制御し、交互モジュールは顧客のパスワード入力または顧客カード挿入に用いる;端末ホストは顧客の入力されたパスワード或は顧客カードの情報を対公手形業務セルフサービスセンタープラットフォームに送付して検証を実施する、検証された後に回収ボックス安全ドアが開ける、対公手形処理モジュールは対公手形、OCR識別対公手形及び受領メモの印刷に用いる、対公手形ストレージボックスから空白対公手形を抽出して対公手形交換ボックスに入れてさらにユーザーに与えることを制御する、そして販売及び処理された対公手形情報を端末ホストを介して対公手形業務セルフサービスセンターのプラットフォームに送付する、対公手形処理モジュールは、対公手形情報印刷モジュール、OCR識別モジュール、対公手形情報スキャンモジュールおよび受領メモ印刷モジュールから構成し、対公手形情報印刷モジュールが端末本体に接続し、OCR識別モジュールが端末本体に接続し、受領メモ印刷モジュールが端末本体に接続する;ここに、対公手形情報印刷モジュールは対公手形必要額面情報の印刷に用いる;対公手形情報スキャンモジュールは対公手形正反面画像とUV画像(ultraviolet画像、紫外画像)のスキャンに用いる;OCR識別モジュールは対公手形のOCR識別に用いる;受領メモ印刷モジュールは回収帳票印刷及び収入帳票の印刷に用いる。
図1