特許第6117934号(P6117934)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6117934ステープラ用コッキングアセンブリ及びステープラ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6117934
(24)【登録日】2017年3月31日
(45)【発行日】2017年4月19日
(54)【発明の名称】ステープラ用コッキングアセンブリ及びステープラ
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/072 20060101AFI20170410BHJP
【FI】
   A61B17/072
【請求項の数】14
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-545657(P2015-545657)
(86)(22)【出願日】2013年12月26日
(65)【公表番号】特表2016-504074(P2016-504074A)
(43)【公表日】2016年2月12日
(86)【国際出願番号】CN2013090561
(87)【国際公開番号】WO2014101794
(87)【国際公開日】20140703
【審査請求日】2015年6月3日
(31)【優先権主張番号】201210582075.6
(32)【優先日】2012年12月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515067000
【氏名又は名称】タッチストーン インターナショナル メディカル サイエンス カンパニーリミテッド
【氏名又は名称原語表記】TOUCHSTONE INTERNATIONAL MEDICAL SCIENCE CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】特許業務法人梶・須原特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チェン ワンドン
(72)【発明者】
【氏名】シュ ウェ
【審査官】 後藤 健志
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−130470(JP,A)
【文献】 特開平01−317429(JP,A)
【文献】 特表2010−504807(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/068−17/072
A61B 17/115
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステープルアンビルを備えるステープラのステープラ用コッキングアセンブリであって、
アセンブリハウジングと
前記アセンブリハウジング内に配置され、流体を収容可能な圧力室と、
前記アセンブリハウジングを挟んで前記ステープルアンビルと対向する位置に取り付けられ、パワーを提供し、前記圧力室内の流体を圧縮するように押し進めることができる押しロッドと、
前記圧力室と連通する複数のピストンボアと、
前記複数のピストンボア内にそれぞれ収容され、それぞれ前記押しロッドとの間に前記流体を挟み、前記押しロッドが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴ってそれぞれ前記ステープルアンビルに接近可能な複数のピストンと、
それぞれ前記複数のピストンと前記ステープルアンビルとの間に取り付けられ、相互に独立して前記複数のピストンのうち対応するピストンが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴って吻合針を押し出す複数のコッキング部とを備えたことを特徴とするステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項2】
前記ピストンボアの後端は、前記ピストンの前記ピストンボア内における運動を抑制するための遮断部材を有することを特徴とする請求項1に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項3】
前記遮断部材は、前記ピストンボアの底部に配置されたガスケットであり、
前記ガスケットにおいて、前記ピストンボアに対応する部分は、貫通孔を有することを特徴とする請求項2に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項4】
前記圧力室における流体は液体であることを特徴とする請求項1に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項5】
前記圧力室における流体は気体であることを特徴とする請求項1に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項6】
前記アセンブリハウジングの両側壁は、ガイド溝を有し、
前記ガイド溝内に配置され、前記押しロッドの作用によって前記圧力室における流体を圧縮するブースタをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項7】
前記アセンブリハウジングの両側壁は、ガイド溝を有し、
前記押しロッドの前端には、ブースタが取り付けられ、
前記ブースタは、前記ガイド溝内に配置され、前記圧力室における流体を圧縮することを特徴とする請求項1に記載のステープラ用コッキングアセンブリ。
【請求項8】
ステープルアンビル、ステープラ本体及びステープラ用コッキングアセンブリを備えるステープラであって、
前記ステープラ用コッキングアセンブリは、
アセンブリハウジングと、
前記アセンブリハウジング内に配置され、流体を収容可能な圧力室と、
前記アセンブリハウジングの下方に取り付けられ、パワーを提供し、前記圧力室内の流体を圧縮するように押し進めることができる押しロッドと、
前記圧力室と連通する複数のピストンボアと、
前記複数のピストンボア内にそれぞれ収容され、それぞれ前記押しロッドとの間に前記流体を挟み、前記押しロッドが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴ってそれぞれ前記ステープルアンビルに接近可能な複数のピストンと、
それぞれ前記複数のピストンと前記ステープルアンビルとの間に取り付けられ、相互に独立して前記複数のピストンのうち対応するピストンが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴って吻合針を押し出す複数のコッキング部とを備えたことを特徴とするステープラ。
【請求項9】
前記ピストンボアの後端は、前記ピストンの前記ピストンボア内における運動を抑制するための遮断部材を有することを特徴とする請求項8に記載のステープラ。
【請求項10】
前記遮断部材は、前記ピストンボアの底部に配置されたガスケットであり、
前記ガスケットにおいて、前記ピストンボアに対応する部分は、貫通孔を有することを特徴とする請求項9に記載のステープラ。
【請求項11】
前記圧力室における流体は液体であることを特徴とする請求項8に記載のステープラ。
【請求項12】
前記圧力室における流体は気体であることを特徴とする請求項8に記載のステープラ。
【請求項13】
前記アセンブリハウジングの両側壁は、ガイド溝を有し、
前記ガイド溝内に配置され、前記押しロッドの作用によって前記圧力室における流体を圧縮するブースタをさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のステープラ。
【請求項14】
前記アセンブリハウジングの両側壁は、ガイド溝を有し、
前記押しロッドの前端には、ブースタが取り付けられ、
前記ブースタは、前記ガイド溝内に配置され、前記圧力室における流体を圧縮することを特徴とする請求項8に記載のステープラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2012年12月28日付けの中国出願(出願番号201210582075.6、発明名称「ステープラ用コッキングアセンブリ及びステープラ」)の優先権を主張するものであり、当該中国出願の内容のすべてが引用により本願に含まれる。
【0002】
本発明は、医療機器技術分野に関し、特にステープラ用コッキングアセンブリ及び当該コッキングアセンブリを用いたステープラに関する。
【背景技術】
【0003】
ステープラが消化管の吻合に使用されるようになってから、既に1世紀近くなる。ステープラは、一般に、使い捨てタイプのステープラと数回使用可能なステープラとに分類され、又は、輸入ステープラと国産ステープラとに分類される。ステープラは、医学において、従来の手縫い作業の代わりに使用される器具である。先端技術の発展及び生産技術の改善が進んでいる中、現在、臨床用のステープラは、品質が高く且つ使いやすく、精密性及び締まり具合が適切である。とりわけ、ステープラの縫合スピードが速く、操作が簡単であり、また、副作用や手術による合併症などが少ないという利点がある。場合によっては、これまで切除できなかった腫瘍に対し病変箇所の切除が可能であり、国内外の臨床外科医に愛顧且つ推称されている。
【0004】
図1に示すように、通常のステープラは、本体10、ステープルカートリッジアセンブリ20、ステープルアンビルアセンブリ30、及び、コッキング手段を備えている。コッキング手段は、コッキングハンドル(押しボタン)41、コッキングハンドル41とステープルカートリッジアセンブリ20との間に接続されたコッキングアセンブリ42などを備えている。従来のコッキングアセンブリは、完全な機械的接続であるため、使用する際に、コッキング力は弾力性に欠け、コッキングは硬直という印象がある。また、設計の制約により、一回で行ったコッキング及び吻合において、吻合針の成型する高さはほぼ同じである。しかし実際は、人体の組織の厚さはそれほど均等ではなく、とりわけ吻合口が長い手術において、組織の厚さを精確に把握するのはいっそう困難である。従って、吻合針が成型する高さ厚い組織における血液の閉塞要件を満たす場合は、薄い部分の組織における血液の閉塞効果が低減し、出血が生じる。一方、吻合針の成型する高さ薄い組織における血液の閉塞要件を満たす場合は、厚い組織における閉合が強くなりすぎて、吻合箇所への供血及び吻合箇所の回復に影響を与えてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、従来のステープラの問題を回避することができる新しいコッキングアセンブリ及び新型のステープラを提供することが必要である。
【0006】
本発明の目的は、従来技術におけるステープラのコッキングが硬直で且つ針の閉合が不均等であるという問題を解決することができる、ステープラ用コッキングアセンブリ及び当該コッキングアセンブリを有するステープラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を実現するために、本発明に係るステープルアンビルを備えるステープラのステープラ用コッキングアセンブリは、
アセンブリハウジングと、
前記アセンブリハウジング内に配置され、流体を収容可能な圧力室と、
前記アセンブリハウジングの下方に取り付けられ、パワーを提供し、前記圧力室内の流体を圧縮するように押し進めることができる押しロッドと、
前記圧力室と連通する複数のピストンボアと、
前記複数のピストンボア内にそれぞれ収容され、それぞれ前記押しロッドとの間に前記流体を挟み、前記押しロッドが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴ってそれぞれ前記ステープルアンビルに接近可能な複数のピストンと、
それぞれ前記複数のピストンと前記ステープルアンビルとの間に取り付けられ、相互に独立して前記複数のピストンのうち対応するピストンが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴って吻合針を押し出す複数のコッキング部とを備えている。
【0008】
本発明は、ステープルアンビル、ステープラ本体及びステープラ用コッキングアセンブリを備えるステープラをさらに提供し、前記ステープラ用コッキングアセンブリは、
アセンブリハウジングと、
前記アセンブリハウジング内に配置され、流体を収容可能な圧力室と、
前記アセンブリハウジングの下方に取り付けられ、パワーを提供し、前記圧力室内の流体を圧縮するように押し進めることができる押しロッドと、
前記圧力室と連通する複数のピストンボアと、
前記複数のピストンボア内にそれぞれ収容され、それぞれ前記押しロッドとの間に前記流体を挟み、前記押しロッドが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴ってそれぞれ前記ステープルアンビルに接近可能な複数の複数のピストンと、
それぞれ前記複数のピストンと前記ステープルアンビルとの間に取り付けられ、相互に独立して前記複数のピストンのうち対応するピストンが前記ステープルアンビルに向かって移動するのに伴って吻合針を押し出す複数のコッキング部とを備えている。
【発明の効果】
【0009】
従来技術と比較すると、本発明に係るステープラ用コッキングアセンブリの感触はソフトであり、吻合針の閉合が均等になり、術後の回復が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】従来技術におけるステープラの部分透視図である。
図2】本発明におけるステープラ用コッキングアセンブリの一つの実施形態に係る初期状態の構造概略図である。
図3】本発明におけるステープラ用コッキングアセンブリの一つの実施形態に係る部分斜視図である(図1の比率と同様)。
図4】本発明のステープラ用コッキングアセンブリがコッキングの初期状態における構造模式図である(矢印は当該箇所に作用する力を示す)。
図5】吻合針が成型する高さの相違を示すために、図4におけるエリアAの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図面に示された各実施形態と合わせて、本発明について詳細に説明する。なお、これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。当業者がこれらの実施形態に基づいて作り出した機能、方法、または構造上のいかなる同等置換または代替などのすべては、本発明による保護範囲内に含まれるべきである。
【0012】
当該実施形態における具体的な説明は、背景技術における図1と合わせて説明するほうがよりわかりやすいが、本発明を限定するものではない。また、本発明において、主な改造部分はコッキングアセンブリであり、その他の部分については、詳細に説明しない。
【0013】
図2図5に示すように、本発明におけるステープラ用コッキングアセンブリ100は、両側壁1011にガイド溝1012及びガイド溝1014が設けられたアセンブリハウジング101と、アセンブリハウジング101内に配置され、気体又は液体である流体を有する圧力室102とを備えている。圧力室102の下部には、圧力室102と密封接続可能なブースタ103が取り付けられている。ブースタ103の両側は、ガイド溝1012及びガイド溝1014内に収容され、且つガイド溝1012及びガイド溝1014内において、移動することができる。ブースタ103の下方には、押しロッド104が取り付けられている。押しロッド104は、ブースタ103を上方へ移動するように推し進めることが可能であり、これにより圧力室102における流体を圧縮する。もちろん、ブースタ103及び押しロッド104は、一体として本発明の目的を果たすことも可能であることを理解されたい。
【0014】
当該コッキングアセンブリは、圧力室102と連通する複数のピストンボア105と、ピストンボア105内に密封配置されたピストン106とをさらに備えている。ピストンボア105と圧力室102との間には、ガスケット107が挟まれている。ガスケット107において、ピストンボア105に対応する位置には、圧力室102とピストンボア105との連通を確保するための貫通孔1071が設けられている。もちろん、ガスケット107及び貫通孔1071の使用は、別の形態によって行ってもよい。例えば、ピストンボア105内に遮断部材を配置する。もちろん、理解しやすいのは、遮断部材が閉じられていない状態であり、これによって、圧力室102における流体圧力が、ピストン106の下表面まで伝達し、ピストン106に作用する。
【0015】
ピストン106の上部には、コッキング部108が取り付けられている。それぞれのピストン106に位置するコッキング部108が、当該ピストン106の軸方向において、単独で運動することが可能である。もちろん、コッキング部108の部分的な独立した配置又はグループによる配置は、独立した配置と同様な効果を奏する。具体的な使用情況によって設定すればよい。
【0016】
本発明では、初期状態において、圧力室102内の圧力が外部と同じであり、ピストン106が静止状態を保つ。コッキングを行う過程において、押しロッド104が押され、圧力室102内の流体がブースタ103の作用によって圧縮される。これによって、圧力室102内の圧力が強くなり、上向きの推力(図の矢印表示)が発生する。圧力室102とピストンボア105とは、貫通孔1071を介して連通している。従って、ピストンボア105内の圧力が大きくなると、ピストン106が当該圧力によって上方へ押し進められ、コッキング部108がこれに連動して上方へ移動する。その結果、コッキング部108における吻合針3が押し出され、組織2が吻合針3によって吻合、固定される。コッキング部108が上方へ移動する際には、吻合針3の爪がステープルアンビル4に押し付けられることによって、下方へ折れ曲がり、「B」の形に変形する。
【0017】
吻合針3が変形する初期段階において、吻合針3が成型する高さは同じである。しかしながら、吻合針3の爪がさらに折れ曲がるにつれて、吻合針3内における組織2が応力を受け、同様にコッキング部108に対して下向きの推力(図の矢印表示)が発生する。この場合、組織2の厚さが大きいエリアに位置するコッキング部108では、組織2による大きな反作用力が生じ、当該反作用力と、流体がピストン106・更にコッキング部108に付与した力とが釣り合う。従って、組織2の厚さが大きいエリアでは、吻合針3の変形が中止される。組織2の厚さが小さいエリアに位置するコッキング部108では、組織2による反作用力が小さいが、当該反作用力は、流体がピストン106・更にコッキング部108に付与した力よりは大きい。そのため、組織2の厚さが小さいエリアでは、吻合針3の変形が更に促進され、組織2による反作用力と流体の力とが釣り合うまで、組織2を圧迫し続ける。
【0018】
流体が圧力を伝達することができるという基本な理由に基づき、ピストン106の面積が同じであれば、コッキング部108に対する推力も同じであり、それによって、すべての組織2の閉合効果が同じである。但し、吻合針3の成型する高さは異なる(図面表示を参照)。
【0019】
本発明におけるコッキングアセンブリは、直線型、円形、円弧形を含む様々なタイプのステープラに用いることが可能である。本発明におけるコッキングアセンブリを使用すれば、本発明の目的のすべてが実現できる。本発明は、流体の圧力を用いて吻合針の成型する高さの相違を調節することによって、コッキングの動作がソフトになり、人間工学の原理に適合する。また、吻合針の成型する高さは、吻合される組織の厚さによって異なるが、最終的に、吻合針の閉合が均等になるという効果が得られる。
【0020】
当業者にとって、本発明が上述の詳細に例示した実施形態に限定されるものではないことは明らかである。また、本発明は、本発明の精神又は本質的な特徴から逸脱しない限り、他の具体的な形態によって実現することができる。従って、上述した実施形態すべてが例示的であり、本発明が上述した実施形態に限定されるものではないと見なされるべきである。本発明の範囲は、上述した説明によって限定されるものではなく、添付の請求項の範囲によって限定されるものである。従って、請求項の範囲に含まれるいかなる同等置換のすべては本発明における保護範囲内に含まれるべきである。添付の図面における符号は、請求項の範囲に関する限定ではないと見なされるべきである。
【0021】
また、本明細書では実施形態に基づいて本発明について説明したが、実施形態ごとに一つの独立した技術的手段だけを含むとは限らない。本明細書での本発明についての説明は、単なる明白のためである。当業者にとって、明細書は一つの全体であるべきであり、各実施形態における技術的解決手段は、適宜に組み合わせることによって、当業者に理解されるほかの実施形態を形成することが可能である。
図1
図2
図3
図4
図5