(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施の形態における、施設検索システムの構成例の概要を示す図である。
【
図2】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された園児テーブルの構成例を示す図である。
【
図3】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された登降園履歴テーブルの構成例を示す図である。
【
図4】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された出欠予定テーブルの構成例を示す図である。
【
図5】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された出欠登録URLテーブルの構成例を示す図である。
【
図6】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された一時保育利用者テーブルの構成例を示す図である。
【
図7】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された一時保育申込み履歴テーブルの構成例を示す図である。
【
図8】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された保育施設マスタテーブルの構成例を示す図である。
【
図9】
図1の施設検索システムにおいて、記憶部に記憶された上限半径テーブルの構成例を示す図である。
【
図10】
図1の施設検索システムにおいて、登降園登録処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図11】
図10に続く登降園登録処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図12】
図1の施設検索システムにおいて、登園確認メール送信処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図13】
図1の施設検索システムにおいて、空き状況紹介処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図14】
図13に続く空き状況紹介処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図15】
図14に続く空き状況紹介処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図16】
図1の施設検索システムにおいて、半径加算処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図17】
図1の施設検索システムにおいて、該当件数表示画面表示処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図18】
図1の施設検索システムにおいて、一時保育申込み処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図19】
図1の施設検索システムにおいて、出欠予定記憶処理の処理フローの一例を示す図である。
【
図20】
図1の施設検索システムにおいて、登降園記録画面の例を示す図である。
【
図21】
図1の施設検索システムにおいて、登園状況登録画面の例を示す図である。
【
図22】
図1の施設検索システムにおいて、一時保育検索結果画面の例を示す図である。
【
図23】
図1の施設検索システムにおいて、該当件数表示画面の例を示す図である。
【
図24】
図1の施設検索システムにおいて、一時保育申込み受付画面の例を示す図である。
【
図25】
図1の施設検索システムにおいて、一時保育申込み失敗画面の例を示す図である。
【
図26】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアAに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図27】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアBに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図28】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアCに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図29】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアDに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図30】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアEに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図31】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアFに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図32】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアGに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図33】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアHに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図34】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアIに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図35】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアJに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図36】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアKに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図37】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアLに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図38】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアMに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図39】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアNに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図40】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアOに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図41】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアPに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【
図42】
図1の施設検索システムにおいて、保育園運営支援サーバのワークエリアQに記憶するデータ項目の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0015】
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態における、施設検索システムの構成例の概要を示す図である。
図1において、施設検索システムは例えば、保育園端末101と、通園者端末108と、利用者端末109と、これら保育園端末101、通園者端末108、利用者端末109と、ネットワークを介して接続される保育園運営支援サーバ104とを有する。
【0016】
また、利用者端末109および保育園運営支援サーバ104は、所定のハードウェアおよびソフトウェアにより実装される。例えば、利用者端末109および保育園運営支援サーバ104は、プロセッサやメモリなどを有し、プロセッサによるメモリ上のプログラムの実行により、施設検索システムとして、利用者端末109および保育園運営支援サーバ104のコンピュータを機能させる。
【0017】
利用者端末109は、位置検出部180、通信部181、表示部182を有する。
【0018】
位置検出部180は、利用者端末109の利用者緯度と利用者経度から特定される利用者端末109の地図上の位置である現在位置を検出する。位置検出部180は、例えば、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサが該当する。
【0019】
通信部181は、利用者端末109の現在位置を保育園運営支援サーバ104に送信する。また、通信部181は保育園運営支援サーバ104が生成した表示情報を受信する。そして、通信部181は受信した表示情報を表示部182に送信する。
【0020】
表示部182は、受信した表示情報に基づいて地図と、地図の対応する位置に現在位置の目印と保育施設位置の目印を表示する。
【0021】
保育園運営支援サーバ104は、記憶部105、通園状況管理部106、一時保育管理部107を有する。
【0022】
記憶部105は、園児テーブル201、登降園履歴テーブル301、出欠予定テーブル401、出欠登録URLテーブル501、一時保育利用者テーブル601、一時保育申込み履歴テーブル701、保育施設マスタテーブル801、上限半径テーブル901、地図情報920を記憶する。
【0023】
一時保育管理部107は、地図情報920と、利用者端末109の現在位置と、抽出した保育施設の、保育施設位置(保育施設緯度と保育施設経度から特定される保育施設の地図上の位置)に基づき、地図と当該地図の対応する位置に利用者端末109の現在位置の目印と保育施設位置の目印を表示するための表示情報を生成する。
【0024】
また、一時保育管理部107は、生成した表示情報を利用者端末109に送信する。
【0025】
通園状況管理部106は、通園者端末108から受信した[園児ID]、[出欠予定日]、[遅刻・早退時刻]、[出欠種別]、[保育施設ID]を出欠予定テーブル401に記憶する。また、通園状況管理部106は、登園確認メール送信処理(後述、
図12)を行う。
【0026】
通園者端末108は、図示しない表示部に登園状況登録画面(後述、
図21)を表示する。通園端末は、図示しない表示部に表示した登園状況登録画面から[園児ID]、[出欠予定日]、[遅刻・早退時刻]、[出欠種別]、[保育施設ID]の入力を受け付ける。通園者端末108は、入力を受け付けた情報を通園状況管理部106に送信する。
【0027】
保育園端末101は、登園記録部103を有する。また、保育園端末101は、読取部102と接続する。
【0028】
読取部102は、ICカードなどの情報を読み取り、読み取った情報を登園記録部103に送信する。読取部102は、例えば、RFIDリーダが該当する。
【0029】
登園記録部103は、登降園登録処理(後述、
図10)を行う。
【0030】
<ワークエリア構成>
図26は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアAに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアAは、[ユニークID]などのデータ項目を記憶する。[ユニークID]は、読取部102が読み取った無線ICを識別するための記号である。
【0031】
図27は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアBに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアBは、[園児ID]、[園児名]、[性別]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。[園児ID]は、園児を識別するための記号である。[園児名]は、園児の氏名を示す。[性別]は、園児の性別を示す。[保育施設ID]は、保育施設を識別するための記号である。
【0032】
図28は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアCに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアCは、[登降園モード]などのデータ項目を記憶する。[登降園モード]は「登園」か「降園」のいずれかを識別するための情報である。
【0033】
図29は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアDに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアDは、[メールアドレス]、[出欠登録URL]などのデータ項目を記憶する。[メールアドレス]は、園児の保護者のメールアドレスを示す。[出欠登録URL]は、出欠登録をするためのWebページのURLを示す。
【0034】
図30は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアEに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアEは、[一時保育利用者ID]、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[半径]、[利用者緯度]、[利用者経度]などのデータ項目を記憶する。[一時保育利用者ID]は、一時保育利用者を識別するための記号である。[利用日付]は、一時保育を利用する日付を示す。[利用開始時刻]は、一時保育の利用を開始する時刻を示す。[利用終了時刻]は、一時保育の利用を終了する時刻を示す。[利用者緯度]は、利用者(利用者端末109)の現在位置を特定するための緯度を示す。[利用者経度] は、利用者(利用者端末109)の現在位置を特定するための経度を示す。[半径]は、保育施設の検索をした結果、利用者に情報を提供する保育施設が存在する範囲を決定するものである。より詳細には、利用者緯度と利用者経度から特定される位置を中心に、円を描いた場合における[半径]の長さを示す。そして、一時保育管理部107は、円の範囲内に存在する保育施設を利用者に提供する。
【0035】
図31は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアFに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアFは、[保育施設ID]、[保育施設名]、[保育施設緯度]、[保育施設経度]、[距離]、[過去利用実績]、[該当可否]などのデータ項目を記憶する。[保育施設ID]は、保育施設を識別するための記号である。[保育施設名]は、保育施設の施設名を示す。[保育施設緯度]は、保育施設位置を特定するための緯度を示す。[保育施設経度]は、保育施設位置を特定するための経度を示す。[距離]は、利用者(利用者端末109)の現在位置から保育施設位置までの直線距離を示す。[過去利用実績]は、過去に保育施設を利用したか否かを示す情報を記憶する。より詳細には、「True」と「False」のいずれかの値を記憶する。「True」が記憶されている場合は、保育施設を利用したことがあることを示し、「False」が記憶されている場合は、保育施設を利用したことがないことを示す。[該当可否]は、保育施設位置が、現在位置から所定距離以内にあり、かつ利用可能か否かを示す。「True」が記憶されている場合には、保育施設位置が現在位置から所定距離以内にあり、かつ利用可能であることを示す。「False」が記憶されている場合は、保育施設が利用可能でないことを示す。
【0036】
図32は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアGに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアGは、[保育施設ID]、[距離]などのデータ項目を記憶する。
【0037】
図33は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアHに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアHは、[園児ID]、[出欠予定日]、[出欠種別]、[遅刻早退時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目からなる出欠予定情報を記憶する。[出欠予定日]は、園児の出席または欠席に関する情報を登録した日時を示す。[出欠種別]は、遅刻・早退・欠席などの出席または欠席に関する情報の内容を示す。[遅刻早退時刻]は、遅刻または早退をした時刻を示す。[保育施設ID]は、保育施設を識別するための記号である。
【0038】
図34は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアIに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアIは、[一時保育利用者ID]、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目からなる一時申込み履歴情報を記憶する。
【0039】
図35は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアJに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアJは、[一時保育利用者ID]、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。
【0040】
図36は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアKに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアKは、[半径]などのデータ項目を記憶する。
【0041】
図37は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアLに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアLは、[上限半径]などのデータ項目を記憶する。[上限半径]は、保育施設の検索を行う範囲を決定する半径の上限値を示す。
【0042】
図38は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアMに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアMは、[判定フラグ]などのデータ項目を記憶する。[判定フラグ]は、検索が完了したか否かを識別するためのフラグである。「判定フラグ」に「False」が記憶されているときは、検索が完了していないことを示し、「判定フラグ」に「True」が記憶されているときは、検索が完了していることを示す。「判定フラグ」は初期値として「False」が記憶されている。
【0043】
図39は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアNに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアNは、[一時保育利用者ID]、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。
【0044】
図40は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアOに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアOは、[園児ID]、[出欠予定日]、[出欠種別]、[遅刻早退時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。
【0045】
図41は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアPに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアPは、[一時保育利用者ID]、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。
【0046】
図42は、保育園運営支援サーバ104のワークエリアQに記憶するデータ項目の構成例を示している。ワークエリアQは、[園児ID]、[出欠予定日]、[出欠種別]、[遅刻早退時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を記憶する。
【0047】
<テーブル構成>
図2は、記憶部105に記憶された、園児テーブル201の構成例を示している。園児テーブル201は、[園児ID]、[ユニークID]、[園児名]、[性別]、[保護者名]、[メールアドレス]などのデータ項目を含む。[園児ID]は、園児を識別するための記号である。 [ユニークID]は、読取部102と通信する無線ICを識別するための記号である。[園児名]は、園児の氏名を示す。[性別]は、園児の性別を示す。[保護者名]は、園児の保護者の氏名を示す。 [メールアドレス]は、園児の保護者のメールアドレスを示す。
【0048】
図3は、記憶部105に記憶された、登降園履歴テーブル301の構成例を示している。登降園履歴テーブル301は、[園児ID]、[登園日時]、[降園日時]などのデータ項目を含む。[登園日時]は、園児の登園日時を示す。[降園日時]は、園児の降園日時を示す。
【0049】
図4は、記憶部105に記憶された、出欠予定テーブル401の構成例を示している。出欠予定テーブル401は、[園児ID]、[出欠予定日]、[出欠種別]、[遅刻早退時刻]、[保育施設ID]などのデータ項目を含む。[出欠予定日]は、園児の出席または欠席に関する情報を登録した日時を示す。[出欠種別]は、遅刻・早退・欠席などの出席または欠席に関する情報の内容を示す。[遅刻早退時刻]は、遅刻または早退をした時刻を示す。[保育施設ID]は、保育施設を識別するための記号である。
【0050】
図5は、記憶部105に記憶された、出欠登録URLテーブル501の構成例を示している。出欠登録URLテーブル501は、[出欠登録URL]などのデータ項目を含む。[出欠登録URL]は、出欠登録をするためのWebページのURLを示す。
【0051】
図6は、記憶部105に記憶された一時保育利用者テーブル601の構成例を示している。一時保育利用者テーブル601は、[一時保育利用者ID]、[利用園児名]、[利用者保護者名]などのデータ項目を含む。[一時保育利用者ID]は、一時保育利用者を識別するための記号である。[利用園児名]は、一時保育の対象となる園児の氏名を示す。[利用者保護者名]は、一時保育を利用する園児の保護者の氏名を示す。
【0052】
図7は、記憶部105に記憶された、一時保育申込み履歴テーブル701の構成例を示している。一時保育申込み履歴テーブル701は、[利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[一時保育利用者ID]、[保育施設ID]などのデータ項目を含む。[利用日付]は、一時保育を利用する日付を示す。[利用開始時刻]は、一時保育の利用を開始する時刻を示す。[利用終了時刻]は、一時保育の利用を終了する時刻を示す。
【0053】
図8は、記憶部105に記憶された、保育施設マスタテーブル801の構成例を示している。保育施設マスタテーブル801は、[保育施設ID]、[保育施設名]、[保育施設緯度]、[保育施設経度]などのデータ項目を含む。[保育施設名]は、保育施設の施設名を示す。[保育施設緯度]は、保育施設位置を特定するための緯度を示す。[保育施設経度]は、保育施設位置を特定するための経度を示す。
【0054】
図9は、記憶部105に記憶された、上限半径テーブル901の構成例を示している。上限半径テーブル901は、[上限半径]などのデータ項目を含む。[上限半径]は、保育施設の検索を行う範囲を決定する半径の上限値を示す。
【0055】
<応答画面例(1):登降園記録画面>
図20(a)(b)は、登降園記録画面の例を示す。
図20(a)(b)にて、通園者端末108は、図示しない表示部に、「花子さん 登園時刻を記録しました」や「花子さん 降園時刻を記録しました」などのメッセージを表示する。
【0056】
<応答画面例(2):登園状況登録画面>
図21は、登園状況登録画面の例を示す。
図21にて、通園者端末108は、図示しない表示部に、 [園児ID]、[出欠予定日]、[遅刻・早退時刻]を入力するためのテキストボックスや、[出欠種別]、[保育施設ID]を入力するためのリストボックスを表示する。
【0057】
<応答画面例(3):一時保育検索結果画面>
図22は、一時保育検索結果画面の例を示す。
図22にて、利用者端末109の表示部182は、利用者緯度と利用者経度から特定される地図上の位置に「現在地」と表示するとともに目印を表示する。
【0058】
また、保育施設緯度と保育施設経度から特定される地図上の位置に「A保育園」、「B保育園」、「C保育園」と表示するとともに目印を表示する。
【0059】
さらに、現在位置からの距離が最も近い保育施設位置の目印を他の保育施設の目印とは、異なる態様で表示する。
【0060】
<応答画面例(4):該当件数表示画面>
図23は、該当件数表示画面の例を示す。
図23にて、利用者端末109の表示部182は、利用者緯度と利用者経度から特定される地図上の位置に「現在地」と表示するとともに「半径600m以内で検索該当件数0件」「半径700m以内であれば、該当する保育園が2園ありました。」などのメッセージを地図上に表示する。
【0061】
<応答画面例(5):一時保育申込み受付画面>
図24は、一時保育申込み受付画面の例を示す。
図24にて、利用者端末109の表示部182は、対応する地図上の位置に「現在地」と目印を表示し、「A保育園」、「B保育園」、「C保育園」と目印表示するとともに「一時保育の利用申し込みを受け付けました」などのメッセージを地図上に表示する。
【0062】
<応答画面例(6):一時保育申込み失敗画面>
図25は、一時保育申込み失敗画面の例を示す。
図25にて、利用者端末109の表示部182は、対応する地図上の位置に「現在地」と目印を表示し、「A保育園」、「B保育園」、「C保育園」と目印表示するとともに「その日時は予約ができません」「条件を変更して再度検索してください」などのメッセージを地図上に表示する。
【0063】
<登降園登録処理>
図10、
図11は、本システムにおける登降園登録処理の処理フローを示す。なお、
図11は
図10に続く図である。
【0064】
まず、S1001にて、登園記録部103は、ワークエリアAをクリアする。
【0065】
次に、S1002にて、登園記録部103は、ワークエリアBをクリアする。
【0066】
次に、S1003にて、登園記録部103は、ワークエリアCをクリアする。
【0067】
次に、S1004にて、登園記録部103は、読取部102が読み取った無線ICのユニークIDを取得し、ワークエリアAへ記憶する。
【0068】
次に、S1005にて、登園記録部103は、読取部102が設定した「登園」か「降園」いずれかの登降園モードを取得し、ワークエリアCに記憶する。
【0069】
次に、S1006にて、登園記録部103は、保育園端末101から保育施設IDを取得し、ワークエリアBに記憶する。
【0070】
次に、S1007にて、登園記録部103は、ワークエリアAに記憶した無線ICのユニークIDを取得する。そして、取得した無線ICのユニークIDをキーに園児テーブル201を検索し、対応する園児IDと園児名と性別を取得する。
【0071】
次に、S1008にて、登園記録部103は、S1007にて取得した園児IDと、園児名と、性別と、S1006で記憶した保育施設IDとを対応付けてワークエリアBに記憶する。
【0072】
次に、S1009にて、登園記録部103は、ワークエリアCに記憶した登降園モードを取得する。そして、取得した登降モードが「登園」であるか否かを判定する。ワークエリアCに記憶した登降園モードの値が「登園」である場合(S1009−YES)、S1010へ進む。
【0073】
次に、S1010にて、登園記録部103は、ワークエリアBから園児IDを取得する。そして、取得した園児IDと登園日時を対応付けて登降園履歴テーブル301に記憶する。
【0074】
次に、S1012にて、登園記録部103は、ワークエリアBに記憶した性別を取得する。そして、登園記録部103は、取得した性別が「男」であるか否かを判定する。性別が「男」である場合(S1012−YES)、S1013へ進む。一方、性別が「男」ではない場合(S1012−NO)、S1014へ進む。
【0075】
次に、S1013にて、登園記録部103は、保育園端末101の図示しない表示部に「○○くん登園時刻を記録しました。」と表示するための情報を生成し、生成した情報を保育園端末101へ送信し、処理を終了する。
【0076】
また、S1014にて、登園記録部103は、保育園端末101の図示しない表示部に「○○さん登園時刻を記録しました。」と表示するための情報を生成し、生成した情報を保育園端末101へ送信し、処理を終了する。
【0077】
ここで、S1009にて、ワークエリアCに記憶した登降園モードの値が「登園」ではない場合(S1009−NO)、S1011へ進む。
【0078】
次に、S1011にて、登園記録部103は、ワークエリアBから園児IDを取得する。そして、取得した園児IDと降園日時を登降園履歴テーブル301に記憶する。
【0079】
次に、S1015にて、登園記録部103は、ワークエリアBに記憶した性別を取得する。そして、登園記録部103は、取得した性別が「男」であるか否かを判定する。性別が「男」である場合(S1015−YES)、S1016へ進む。一方、性別が「男」ではない場合(S1015−NO)、S1017へ進む。
【0080】
次に、S1016にて、登園記録部103は、保育園端末101の図示しない表示部に「○○くん降園時刻を記録しました。」と表示するための情報を生成し、生成した情報を保育園端末101へ送信し、処理を終了する。
【0081】
また、S1017にて、登園記録部103は、保育園端末101の図示しない表示部に「○○さん降園時刻を記録しました。」と表示するための情報を生成し、生成した情報を保育園端末101へ送信し、処理を終了する。
【0082】
<登園確認メール送信処理>
図12は、本システムにおける登園確認メール送信処理の処理フローを示す。
【0083】
まず、S1101にて、通園状況管理部106は、ワークエリアDをクリアする。
【0084】
次に、S1102にて、通園状況管理部106は、園児テーブル201に登録がある園児IDであって、かつ登降園履歴テーブル301に今日の日付で登園日時のない園児IDであって、かつ出欠予定テーブル401に今日の日付で出欠種別に「欠席」が登録されていない園児IDを検索する。より詳細には、通園状況管理部106は、園児テーブル201に登録がある園児IDを取得する。そして、園児テーブル201から取得した園児IDをキーに登降園履歴テーブル301を検索し、今日の日付で登園日時の登録がない園児IDを取得する。そして、登降園履歴テーブル301から取得した園児IDをキーに出欠予定テーブル401を検索し、今日の日付で出欠種別に「欠席」が登録されていない園児IDすべてを取得する。
【0085】
次に、S1103にて、通園状況管理部106は、条件を満たす園児IDが1件以上あるか否かを判定する。条件を満たす園児IDが1件以上ある場合(S1103−YES)、S1104へ進む。一方、通園状況管理部106が、条件を満たす園児IDが1件もないと判定する場合(S1103−NO)、処理を終了する。
【0086】
次に、S1104にて、通園状況管理部106は、取得した園児IDをキーに園児テーブル201を検索することで対応するメールアドレスを取得する。そして、通園状況管理部106は、取得したメールアドレスをワークエリアDに記憶する。
【0087】
次に、S1105にて、通園状況管理部106は、出欠登録URLテーブル501から出欠登録URLを取得する。そして、通園状況管理部106は、取得した出欠登録URLを、S1104で記憶したメールアドレスと対応付けてワークエリアDに記憶する。
【0088】
次に、S1106にて、通園状況管理部106は、ワークエリアDから、メールアドレスと、出欠登録URLを取得する。そして、通園状況管理部106は、取得したメールアドレスに「まだ登園されていませんが、登園状況を下記の出欠登録URLより登録して下さい。」というメッセージとともに、出欠登録URL記載したメールを送信し、S1107へ進む。
【0089】
次に、S1107にて、通園状況管理部106は、S1102で取得した園児IDのうち、メールを送信していないものがあるか否かを判定する。メールを送信していない園児IDがある場合(S1107−Yes)、S1104に進む。一方、メールを送信していない園児IDがない場合(S1107−NO)、処理を終了する。
【0091】
まず、S1201にて、一時保育管理部107は、ワークエリアEをクリアする。
【0092】
次に、S1202にて、一時保育管理部107は、ワークエリアFをクリアする。
【0093】
次に、S1203にて、一時保育管理部107は、ワークエリアGをクリアする。
【0094】
次に、S1204にて、一時保育管理部107は、ワークエリアHをクリアする。
【0095】
次に、S1205にて、一時保育管理部107は、ワークエリアIをクリアする。
【0096】
次に、S1206にて、一時保育管理部107は、ワークエリアJをクリアする。
【0097】
次に、S1207にて、一時保育管理部107は、ワークエリアKをクリアする。
【0098】
次に、S1208にて、一時保育管理部107は、ワークエリアLをクリアする。
【0099】
次に、S1209にて、一時保育管理部107は、ワークエリアMに「False」を記憶する。
【0100】
次に、S1210にて、一時保育管理部107は、保育園運営支援サーバ104が受信した一時保育利用者ID、利用日付、利用開始時刻、利用終了時刻、半径、利用者緯度、利用者経度をワークエリアEに記憶する。なお、利用者緯度、利用者経度は利用者端末109の位置検出部180は、利用者端末109の現在位置を検出したものである。また、一時保育利用者ID、利用日付、利用開始時刻、利用終了時刻、半径は、利用者端末109が、表示部182から入力を受け付けたものである。
【0101】
次に、S1211にて、一時保育管理部107は、保育施設マスタテーブル801から、保育施設マスタテーブル801に記憶されているすべての保育施設IDに対応する保育施設名、保育施設位置を特定するための保育施設緯度と保育施設経度を取得する。
【0102】
次に、S1212にて、一時保育管理部107は、S1211にて取得した保育施設IDに対応する情報が1件以上あるか否かを判定する。S1211にて取得した情報が1件以上ある場合(S1212−YES)、S1213に進む。一方、S1211にて取得した情報が1件以上ない場合(S1212−NO)、処理を終了する。
【0103】
次に、S1213にて、一時保育管理部107は、S1211にて取得したすべての保育施設ID、保育施設名、保育施設緯度と保育施設経度をワークエリアFに記憶する。
【0104】
次に、S1214にて、一時保育管理部107は、ワークエリアEから利用者緯度と利用者経度を取得する。また、一時保育管理部107は、ワークエリアFから各保育施設の保育施設緯度と保育施設経度を取得する。そして、取得した情報に基づき現在位置から各保育施設位置までの距離を算出し、保育施設IDと、距離とを対応付けてワークエリアGに記憶する。
【0105】
次に、S1215にて、一時保育管理部107は、ワークエリアGに記憶されている保育施設IDと保育施設IDに対応する距離と、ワークエリアEに記憶されている半径を取得する。そして、一時保育管理部107は、ワークエリアGから取得した各保育施設IDに対応する距離と、ワークエリアEから取得した半径とを比較する。さらに、ワークエリアGから取得した各保育施設IDに対応する距離が、ワークエリアEから取得した半径以下である保育施設IDをすべて抽出する。そして、抽出した保育施設IDが1件以上ある場合(S1215−YES)、S1216へ進む。一方、抽出した保育施設IDが1件もない場合(S1215−NO)、S1224に進む。
【0106】
次に、S1216にて、一時保育管理部107は、ワークエリアFから、S1215で抽出した保育施設IDを含まないレコードを削除する。そして、ワークエリアFの各レコードに、ワークエリアGから取得した距離を記憶する。
【0107】
次に、S1217にて、一時保育管理部107は、出欠予定テーブル401からワークエリアFに記憶する各保育施設IDと同じ保育施設IDであり、かつ出欠種別が「欠席」であり、かつワークエリアEに記憶する利用日付と同じ出欠予定日であるレコードを検索し、出欠予定テーブル401を検索することによって抽出したレコードである出欠予定情報をワークエリアHに記憶する。
【0108】
次に、S1218にて、一時保育管理部107は、一時保育申込み履歴テーブル701からワークエリアFに記憶する各保育施設IDと同じ保育施設IDであり、かつワークエリアEに記憶する利用日付と同じ利用日付であるレコードを検索し、一時保育申込み履歴テーブル701を検索することによって抽出したレコードである一時申込み履歴情報をワークエリアIに記憶する。
【0109】
次に、S1219にて、一時保育管理部107は、ワークエリアHに記憶したレコードのレコード数がワークエリアIに記憶したレコードのレコード数より多いか否かを判定する。ワークエリアHに記憶したレコードのレコード数がワークエリアIに記憶したレコードのレコード数より多い場合(S1219−YES)、S1220に進む。一方、ワークエリアHに記憶したレコードのレコード数がワークエリアIに記憶したレコードのレコード数より少ない場合(S1219−NO)、S1224に進む。
【0110】
次に、S1220にて、一時保育管理部107は、ワークエリアHに記憶された出欠予定情報を構成する各レコードの保育施設IDと、ワークエリアIに記憶した一時保育申込み履歴情報を構成する各レコードの保育施設IDとを対比する。そして、一時保育管理部107は、出欠予定情報を構成するレコードの保育施設IDであって、一時保育申込み履歴情報を構成するレコードの保育施設IDとは異なる保育施設IDを抽出する。さらに、一時保育管理部107は、抽出した保育施設IDと同一の保育施設IDを含むワークエリアFのレコードの該当可否の値に「True」を記憶する。また、一時保育管理部107は、抽出した保育施設IDを含まないワークエリアFのレコードの該当可否の値に「False」を記憶する。また、一時保育管理部107は、ワークエリアFに記憶する各保育施設IDと同じであり、かつワークエリアEに記憶する一時保育利用者IDと同じであり、かつ利用日付は本日よりも日前であるレコードを一時保育申込み履歴テーブル701から検索し、検索によって抽出したレコードをワークエリアJに記憶する。
【0111】
次に、S1221にて、一時保育管理部107は、ワークエリアJに記憶したレコードのレコード数が1以上あるか否かを判定する。ワークエリアJに記憶したレコードのレコード数が1以上ある場合(S1221−YES)、S1223に進む。一方、ワークエリアJに記憶したレコードのレコード数が1以上ない場合(S1221−NO)、S1222にてワークエリアFの各保育施設IDに対応するすべての過去利用実績に「False」を記憶する。その後、S1224に進む。
【0112】
次に、S1223にて、一時保育管理部107は、ワークエリアJに記憶された保育施設IDと同一の保育施設IDを含むワークエリアFのレコードの過去利用実績の値に「True」を記憶する。また、一時保育管理部107は、ワークエリアJに記憶された保育施設IDと異なる保育施設IDを含むワークエリアFのレコードの過去利用実績の値に「False」を記憶する。
【0113】
次に、S1224にて、一時保育管理部107は、ワークエリアFに記憶されている該当可否の値が「True」であるレコードのレコード数が1以上あるか否かを判定する。ワークエリアFの該当可否の値が「True」であるレコードのレコード数が1以上ある場合(S1224−YES)、S1225へ進む。一方、ワークエリアFの当該可否の値が「True」であるレコードのレコード数が1以上ない場合(S1224−NO)、S1301へ進む。
【0114】
次に、S1225にて、一時保育管理部107は、ワークエリアMに記憶されている判定フラグが「False」であるか否かを判定する。ワークエリアMに記憶されている判定フラグが「False」である場合(S1225−YES)、S1226へ進む。一方、ワークエリアMに記憶されている判定フラグが「False」でない場合(S1225−NO)、S1401に進む。
【0115】
次に、S1226にて、一時保育管理部107は、ワークエリアEに記憶された利用者緯度と利用者経度を取得する。
【0116】
次に、S1227にて、一時保育管理部107は、ワークエリアFから該当可否の値が「True」である保育施設IDの各保育施設緯度と各保育施設経度をすべて取得する。また、一時保育管理部107は、記憶部105から地図情報920を取得する。
【0117】
次に、S1228にて、一時保育管理部107は、S1227で取得した保育施設IDの過去利用実績の値を取得する。
【0118】
次に、S1229にて、一時保育管理部107は、地図情報920と、現在位置と、取得した保育施設位置に基づき、地図と地図の対応する位置に現在位置の目印と保育施設位置の目印を表示するための表示情報を生成する。なお、一時保育管理部107は、ワークエリアGに記憶した距離を取得することで、現在位置に最も近い保育施設IDに対応する保育施設位置の目印を赤色で表示するための表示情報を生成するようにしても良い。また、一時保育管理部107は、過去利用実績の値が「True」である保育施設位置の目印を、点滅表示するための表示情報を生成するようにしてもよい。一時保育管理部107は、生成した表示情報を利用者端末109に送信する。利用者端末109は、受信した表示情報に基づいて表示部182に、一時保育検索結果画面を表示し、処理を終了する。
【0119】
<半径加算処理>
図16は、S1224にて、一時保育管理部107がワークエリアFの当該可否の値が「True」であるレコードのレコード数が1以上ないと判定する場合(S1224−NO)、の処理である半径加算処理の処理フローについて示す。
【0120】
S1301では、一時保育管理部107は、ワークエリアEに記憶されている半径を取得する。そして、一時保育管理部107は取得した半径を、ワークエリアKに記憶する。
【0121】
次に、S1302にて、一時保育管理部107は、ワークエリアEに記憶している半径に「100m」増加した値を、ワークエリアEに記憶する。
【0122】
次に、S1303にて、一時保育管理部107は、上限半径テーブル901から上限半径を取得する。そして、一時保育管理部107は取得した上限半径をワークエリアLに記憶する。
【0123】
次に、S1304にて、一時保育管理部107は、ワークエリアEに記憶されている半径と、ワークエリアLに記憶されている上限半径とを比較する。そして、ワークエリアEに記憶されている半径が、ワークエリアLに記憶されている上限半径以下か否かについて判定する。ワークエリアEに記憶されている半径が、ワークエリアLに記憶されている上限半径以上である場合(S1304−NO)、処理を終了する。一方、ワークエリアEに記憶されている半径が、ワークエリアLに記憶されている上限半径以下である場合(S1304−YES)、S1305に進む。
【0124】
次に、S1305にて、一時保育管理部107は、ワークエリアMに「True」を記憶し、S1215に進む。
【0125】
<該当件数表示画面表示処理>
図17は、S1225にて、一時保育管理部107がワークエリアMに記憶されている判定フラグが「False」でないと判定する場合(S1225−NO)、の処理である該当件数表示画面表示処理の処理フローについて示す。
【0126】
S1401では、一時保育管理部107は、利用者端末109の表示部182に該当件数表示画面を表示するための表示情報を生成する。一時保育管理部107は、生成した表示情報を利用者端末109に送信する。利用者端末109は、受信した表示情報に基づいて表示部182に、該当件数表示画面を表示し処理を終了する。より詳細には、表示部182は、「半径 ワークエリアKの値 m以内で検索該当件数:0件」「半径ワークエリアEの値 m以内であれば、該当する保育園が該当可否の値がTrueの ワークエリアFの値 のレコード数園ありました。」などのメッセージを地図上に表示する。
【0127】
<一時保育申込み処理>
図18は、一時保育申込み処理の処理フローについて示す。
【0128】
S1501にて、一時保育管理部107は、ワークエリアNをクリアする。
【0129】
次に、S1502にて、一時保育管理部107は、ワークエリアOをクリアする。
【0130】
次に、S1503にて、一時保育管理部107は、ワークエリアPをクリアする。
【0131】
次に、S1504にて、利用者端末109は、保育施設ID、一時保育利用者ID、利用日付、利用開始時刻、利用終了時刻を保育園運営支援サーバ104へ送信する。そして、一時保育管理部107は、保育園運営支援サーバ104が受信した保育施設ID、一時保育利用者ID、利用日付、利用開始時刻、利用終了時刻をワークエリアNに記憶する。
【0132】
次に、S1505にて、一時保育管理部107は、出欠種別が「欠席」であり、かつワークエリアNが記憶する利用日付と同一の出欠予定日のレコードを出欠予定テーブル401から検索し、検索にすることによって [園児ID]、[出欠予定日]、[出欠種別]、[遅刻早退時刻]、[保育施設ID]のデータ項目からなるレコードをすべて抽出し、抽出したレコードをワークエリアOに記憶する。
【0133】
次に、S1506にて、一時保育管理部107は、利用日付がワークエリアNに記憶する利用日付と同一の日付のレコードを一時保育申込み履歴テーブル701から検索し、検索することによって [利用日付]、[利用開始時刻]、[利用終了時刻]、[一時保育利用者ID]、[保育施設ID]のデータ項目からなるレコードをすべて抽出し、抽出したレコードをワークエリアPに記憶する。
【0134】
次に、S1507にて、一時保育管理部107は、ワークエリアOに記憶したレコードのレコード数が、ワークエリアPに記憶したレコードのレコード数より多いか否かを判定する。ワークエリアOに記憶したレコードのレコード数が、ワークエリアPに記憶したレコードのレコード数より多い場合(S1507−YES)、S1508に進む。
【0135】
次に、S1508にて、一時保育管理部107は、ワークエリアNが記憶する保育施設ID、一時保育利用者ID、利用日付、利用開始時刻、利用終了時刻を、一時保育申込み履歴テーブル701に記憶する。
【0136】
次に、S1510にて、一時保育管理部107は、利用者端末109の表示部182に一時保育申込み受付画面を表示するための表示情報を生成する。一時保育管理部107は、生成した表示情報を利用者端末109に送信する。利用者端末109は、受信した表示情報に基づいて表示部182に、一時保育申込み受付画面を表示し処理を終了する。
【0137】
一方、ワークエリアOに記憶したレコードのレコード数が、ワークエリアPに記憶したレコードのレコード数より少ない場合(S1507−NO)、S1509に進む。
【0138】
そして、S1509では、一時保育管理部107は、利用者端末109の表示部182に一時保育申込み失敗画面を表示するための表示情報を生成する。一時保育管理部107は、生成した表示情報を利用者端末109に送信する。利用者端末109は、受信した表示情報に基づいて表示部182に、一時保育申込み失敗画面を表示し処理を終了する。
【0139】
<出欠予定記憶処理>
図19は、出欠予定記憶処理の処理フローについて示す。
【0140】
まず、S1601にて、通園状況管理部106は、ワークエリアQをクリアする。
【0141】
次に、S1602にて、利用者端末109は、園児ID、出欠予定日、出欠種別、遅刻早退時間、保育施設IDを保育園運営支援サーバ104に送信する。そして、通園状況管理部106は、保育園運営支援サーバ104が受信した園児ID、出欠予定日、出欠種別、遅刻早退時間、保育施設IDをワークエリアエリアQに記憶する。
【0142】
次に、S1603にて、通園状況管理部106は、出欠予定テーブル401に、ワークエリアQに記憶されている値を記憶し、処理を終了する。
【0143】
ここで、本発明の施設検索方法およびプログラムは、S1210が第1ステップに相当し、S1211、S1212、S1213、S1214、S1215、S1216、S1217、S1218、S1219、S1220、S1224、S1227、S1301、S1302、S1303が第2ステップに相当し、S1229が第3ステップに相当する。
【0144】
<本実施の形態の効果>
以上説明した本実施の形態における施設検索システムによれば、利用者端末109の表示部182に、現在位置の目印と保育施設位置の目印とを表示することができるので、現在位置から所定距離以内に存在し、かつ利用可能な保育施設を視覚的に把握するための技術を提供できるようになる。
【0145】
また、希望する距離(半径)内に利用可能な保育施設がなかった場合でも、利用可能な保育施設を視覚的に把握するための技術を提供できるようになる。
【0146】
また、現在位置に最も近い保育施設の目印を他の保育施設の目印と異なる態様で表示することで、現在位置に最も近い保育施設を視覚的に把握するための技術を提供できるようになる。
【0147】
また、過去に利用実績のある保育施設の目印を他の保育施設の目印と異なる態様で表示することで、過去に利用実績のある保育施設を視覚的に把握するための技術を提供できるようになる。
【0148】
また、出欠予定状況の入力を保育施設の職員の手を介さずに行うことができるようになる。
【0149】
以上、本発明によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。